JPH0623629B2 - 金属水素化物を利用した冷暖房装置の制御方法 - Google Patents
金属水素化物を利用した冷暖房装置の制御方法Info
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- JPH0623629B2 JPH0623629B2 JP17093986A JP17093986A JPH0623629B2 JP H0623629 B2 JPH0623629 B2 JP H0623629B2 JP 17093986 A JP17093986 A JP 17093986A JP 17093986 A JP17093986 A JP 17093986A JP H0623629 B2 JPH0623629 B2 JP H0623629B2
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Description
【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は、金属水素化物を利用した冷暖房装置の制御方
法に関するものである。
法に関するものである。
(ロ)従来の技術 従来の金属水素化物を利用した冷暖房装置の制御方法と
しては、例えば特公昭58−19954号公報に示され
るものがある。すなわち、異なる量の金属水素化物を内
蔵させた2つの熱交換型金属容器間にコンプレッサを設
け、このコンプレッサによって水素ガスの流れを繰り返
し反転させ、水素が放出過程にある金属容器を介して冷
房し、また水素が吸蔵過程にある金属容器を介して暖房
する。
しては、例えば特公昭58−19954号公報に示され
るものがある。すなわち、異なる量の金属水素化物を内
蔵させた2つの熱交換型金属容器間にコンプレッサを設
け、このコンプレッサによって水素ガスの流れを繰り返
し反転させ、水素が放出過程にある金属容器を介して冷
房し、また水素が吸蔵過程にある金属容器を介して暖房
する。
(ハ)発明が解決しようとする問題点 しかし、上記のような従来の金属水素化物を利用した冷
暖房装置の制御方法には、常にコンプレッサを作動させ
て水素ガスをいずれか一方の側の金属容器から他方の側
の金属容器へ移動させているので、コンプレッサで消費
されるエネルギーが大きいという問題点がある。すなわ
ち、コンプレッサに投入するエネルギーに対して取得熱
量が少なく、熱効率が良くないという問題点がある。本
発明は、このような問題点を解決することを目的として
いる。
暖房装置の制御方法には、常にコンプレッサを作動させ
て水素ガスをいずれか一方の側の金属容器から他方の側
の金属容器へ移動させているので、コンプレッサで消費
されるエネルギーが大きいという問題点がある。すなわ
ち、コンプレッサに投入するエネルギーに対して取得熱
量が少なく、熱効率が良くないという問題点がある。本
発明は、このような問題点を解決することを目的として
いる。
(ニ)問題点を解決するための手段 本発明は、一方の金属水素化物用熱交換器の水素平衡圧
力と他方の金属水素化物用熱交換器の水素平衡圧力との
差を利用して、コンプレッサによることなく水素ガスを
移動させる過程を設けることにより、上記問題点を解決
する。すなわち、本発明による金属水素化物を利用した
冷暖房装置の制御方法は、一方の組の金属水素化物用熱
交換器(10)には水素飽和度の低い金属水素化物を充
てんし、他方の組の金属水素化物用熱交換器(12)に
は水素飽和度の高い金属水素化物を充てんし、他方の組
の金属水素化物用熱交換器から一方の組の金属水素化物
用熱交換器に水素ガスを移動させるときには、他方の組
の金属水素化物用熱交換器の水素平衡圧力が一方の組の
金属水素化物用熱交換器の水素平衡圧力よりも高い間は
コンプレッサを無負荷運転にすると共にコンプレッサを
バイパスする通路を形成して両金属水素化物用熱交換器
の圧力差によって水素ガスを移動させ、他方の組の金属
水素化物用熱交換器の水素平衡圧力が一方の組の金属水
素化物用熱交換器の水素平衡圧力に等しくなった後は上
記バイパス用の通路を閉鎖すると共にコンプレッサによ
って水素ガスの移動を行わせ、一方の組の金属水素化物
が所定の飽和度に達すると水素の流れを反転させ同様の
操作を繰り返す。なお、かっこ内の符号は後述の実施例
の対応する部材を示す。
力と他方の金属水素化物用熱交換器の水素平衡圧力との
差を利用して、コンプレッサによることなく水素ガスを
移動させる過程を設けることにより、上記問題点を解決
する。すなわち、本発明による金属水素化物を利用した
冷暖房装置の制御方法は、一方の組の金属水素化物用熱
交換器(10)には水素飽和度の低い金属水素化物を充
てんし、他方の組の金属水素化物用熱交換器(12)に
は水素飽和度の高い金属水素化物を充てんし、他方の組
の金属水素化物用熱交換器から一方の組の金属水素化物
用熱交換器に水素ガスを移動させるときには、他方の組
の金属水素化物用熱交換器の水素平衡圧力が一方の組の
金属水素化物用熱交換器の水素平衡圧力よりも高い間は
コンプレッサを無負荷運転にすると共にコンプレッサを
バイパスする通路を形成して両金属水素化物用熱交換器
の圧力差によって水素ガスを移動させ、他方の組の金属
水素化物用熱交換器の水素平衡圧力が一方の組の金属水
素化物用熱交換器の水素平衡圧力に等しくなった後は上
記バイパス用の通路を閉鎖すると共にコンプレッサによ
って水素ガスの移動を行わせ、一方の組の金属水素化物
が所定の飽和度に達すると水素の流れを反転させ同様の
操作を繰り返す。なお、かっこ内の符号は後述の実施例
の対応する部材を示す。
(ホ)作用 例えば、暖房装置して使用している場合、まずコンプレ
ッサを無負荷運転状態とすると同時にバイパス用の通路
が一方の組の金属水素化物用熱交換器と他方の組の金属
水素化物用熱交換器とを接続する。他方の組の水素化物
用熱交換器の金属水素化物の水素平衡圧力は一方の組の
金属水素化物用熱交換器の金属水素化物の水素平衡圧力
よりも高いため、この差圧により水素ガスは自動的に移
動を開始する。これにより他方の組の金属水素化物用熱
交換器では発熱が行われ、金属水素化物用熱交換器の熱
媒体用通路は室内用熱交換ユニットの熱媒体用通路に接
続される。また一方の組の金属水素化物用熱交換器では
吸熱が行われ、この金属水素化物用熱交換器の熱媒体用
通路は熱源用熱交換ユニットの熱媒体用通路と接続され
る。こうして所定量の水素ガスが移動し、他方の組の金
属水素化物用熱交換器の水素平衡圧力と一方の組の金属
水素化物用熱交換器の水素平衡圧力とが等しくなると水
素ガスの流れが止まるため、バイパス用の通路を閉じる
と共にコンプレッサによって他方の組の金属水素化物用
熱交換器から一方の組の金属水素化物用熱交換器へ水素
ガスを移動させる。他方の組の金属水素化物用熱交換器
から一方の組の金属水素化物用熱交換器へ所定量の水素
ガスの移動が完了すると水素の流れを反転させると同時
に両熱交換器と両熱交換ユニットの接続の組合せを逆に
して同様の操作を行う。これにより、室内用熱交換ユニ
ットでは継続的に暖房が行われ、また熱源用熱交換ユニ
ットでは吸熱が行われる。上記のようにバイパス用の通
路を通つて水素ガスが流れる間はコンプレッサは無負荷
運転状態となるので、従来のように常時コンプレッサを
負荷状態で運転させていたものと比較すると、投入エネ
ルギーに対する取得熱量の効率が大幅に上昇する。
ッサを無負荷運転状態とすると同時にバイパス用の通路
が一方の組の金属水素化物用熱交換器と他方の組の金属
水素化物用熱交換器とを接続する。他方の組の水素化物
用熱交換器の金属水素化物の水素平衡圧力は一方の組の
金属水素化物用熱交換器の金属水素化物の水素平衡圧力
よりも高いため、この差圧により水素ガスは自動的に移
動を開始する。これにより他方の組の金属水素化物用熱
交換器では発熱が行われ、金属水素化物用熱交換器の熱
媒体用通路は室内用熱交換ユニットの熱媒体用通路に接
続される。また一方の組の金属水素化物用熱交換器では
吸熱が行われ、この金属水素化物用熱交換器の熱媒体用
通路は熱源用熱交換ユニットの熱媒体用通路と接続され
る。こうして所定量の水素ガスが移動し、他方の組の金
属水素化物用熱交換器の水素平衡圧力と一方の組の金属
水素化物用熱交換器の水素平衡圧力とが等しくなると水
素ガスの流れが止まるため、バイパス用の通路を閉じる
と共にコンプレッサによって他方の組の金属水素化物用
熱交換器から一方の組の金属水素化物用熱交換器へ水素
ガスを移動させる。他方の組の金属水素化物用熱交換器
から一方の組の金属水素化物用熱交換器へ所定量の水素
ガスの移動が完了すると水素の流れを反転させると同時
に両熱交換器と両熱交換ユニットの接続の組合せを逆に
して同様の操作を行う。これにより、室内用熱交換ユニ
ットでは継続的に暖房が行われ、また熱源用熱交換ユニ
ットでは吸熱が行われる。上記のようにバイパス用の通
路を通つて水素ガスが流れる間はコンプレッサは無負荷
運転状態となるので、従来のように常時コンプレッサを
負荷状態で運転させていたものと比較すると、投入エネ
ルギーに対する取得熱量の効率が大幅に上昇する。
(ヘ)実施例 第1〜7図に本発明の実施例を示す。金属水素化物用熱
交換器10及び金属水素化物用熱交換器12が、水素ガ
スを移動させるコンプレッサ14及び水素ガス用のバル
ブ41、42、43、44、45、46、47及び48
によって第1図に示すように連結されており、バルブ4
1、42、43、44、45、46、47及び48の開
閉を制御することにより金属水素化物用熱交換器10及
び金属水素化物用熱交換器12間で水素ガスを移動可能
としてある。金属水素化物用熱交換器10及び金属水素
化物用熱交換器12内には金属水素化物が充てんされて
いるが、金属水素化物用熱交換器10には第6図に示す
ように水素飽和度(B0点)の低い金属水素化物(平衡
温度T1)が充てんされており、金属水素化物用熱交換
器12には第6図に示すように水素飽和度(A0点)の
高い金属水素化物(平衡温度T2)が充てんされてい
る。金属水素化物用熱交換器10及び金属水素化物用熱
交換器12にはそれぞれ水素ガス圧力を検出する圧力検
出器15及び17が設けられている。金属水素化物用熱
交換器10内の熱媒体用通路16及び金属水素化物用熱
交換器12内の熱媒体用通路18は熱源用熱交換ユニッ
ト20の熱媒体用通路22及び室内用熱交換ユニット2
4の熱媒体用通路26と第1図に示すように接続されて
いる。なお、配管の途中には図示のように熱媒体用のバ
ルブ31、32、33、34、35、36、37及び3
8、及びポンプ27及び29が設けられている。コンプ
レッサ14の作動、バルブ41、42、43、44、4
5、46、47及び48の開閉、及びバルブ31、3
2、33、34、35、36、37及び38の開閉は図
示していない制御装置からの指令によって行われる。
交換器10及び金属水素化物用熱交換器12が、水素ガ
スを移動させるコンプレッサ14及び水素ガス用のバル
ブ41、42、43、44、45、46、47及び48
によって第1図に示すように連結されており、バルブ4
1、42、43、44、45、46、47及び48の開
閉を制御することにより金属水素化物用熱交換器10及
び金属水素化物用熱交換器12間で水素ガスを移動可能
としてある。金属水素化物用熱交換器10及び金属水素
化物用熱交換器12内には金属水素化物が充てんされて
いるが、金属水素化物用熱交換器10には第6図に示す
ように水素飽和度(B0点)の低い金属水素化物(平衡
温度T1)が充てんされており、金属水素化物用熱交換
器12には第6図に示すように水素飽和度(A0点)の
高い金属水素化物(平衡温度T2)が充てんされてい
る。金属水素化物用熱交換器10及び金属水素化物用熱
交換器12にはそれぞれ水素ガス圧力を検出する圧力検
出器15及び17が設けられている。金属水素化物用熱
交換器10内の熱媒体用通路16及び金属水素化物用熱
交換器12内の熱媒体用通路18は熱源用熱交換ユニッ
ト20の熱媒体用通路22及び室内用熱交換ユニット2
4の熱媒体用通路26と第1図に示すように接続されて
いる。なお、配管の途中には図示のように熱媒体用のバ
ルブ31、32、33、34、35、36、37及び3
8、及びポンプ27及び29が設けられている。コンプ
レッサ14の作動、バルブ41、42、43、44、4
5、46、47及び48の開閉、及びバルブ31、3
2、33、34、35、36、37及び38の開閉は図
示していない制御装置からの指令によって行われる。
次に暖房装置として作動させる場合のこの実施例の作用
について説明する。
について説明する。
まず第1段階として金属水素化物用熱交換器12の水素
ガス圧力がA0の点に達し、金属水素化物用熱交換器1
0の水素ガス圧力がB0の状態になったことが圧力検出
器15及び17によって検知されると、第7図に示すス
テップAが開始され、コンプレッサ14が無負荷運転状
態となり、バルブ43、46、48及び44が開とな
り、バルブ41、42、45及び47が閉となる。同時
にバルブ35、36、37及び38が開とされ、バルブ
31、32、33及び34が閉とされる。この状態を第
2図に示す。この状態では熱源用熱交換ユニット20と
金属水素化物用熱交換器12との間で熱媒体が流れ、ま
た室内用熱交換ユニット24と金属水素化物用熱交換器
10との間で熱媒体が流れることになる。この時点では
金属水素化物用熱交換器12の水素ガス平衡圧力はA0
であり、金属水素化物用熱交換器10の水素ガス平衡圧
力はB0であるので、両者間に比較的大きな差圧が発生
しており、コンプレッサ14とは無関係にバルブ42、
バルブ48、バルブ46及びバルブ41によって構成さ
れるコンプレッサ14をバイパスした通路を通って金属
水素化物用熱交換器12の水素ガスが金属水素化物用熱
交換器10側へ移動する。これにより金属水素化物用熱
交換器12の水素ガス圧力はA0→B1に沿って低下し
ていき、また金属水素化物用熱交換器10の水素ガス圧
力はB0→A1に沿って上昇していく。金属水素化物用
熱交換器12の水素ガス圧力がB1点のPeとなり、金
属水素化物用熱交換器10の水素ガス圧力がA1のPe
となったとき、金属水素化物用熱交換器12と金属水素
化物用熱交換器10との差圧がなくなり、水素ガスの移
動が停止する。この状態に達したことは金属水素化物用
熱交換器10及び12にそれぞれ設けた圧力検出器15
及び17により検知される(なお、バイパス用の通路に
設けた流量計によって水素ガスの流量が0となることを
検出してこの状態に達したことを検知することもでき
る)。上記のように金属水素化物用熱交換器10と金属
水素化物用熱交換器12との水素ガス圧力が等しい状態
になると、ステップBが開始され、コンプレッサ14を
再び負荷運転状態にすると共にバルブ43、45、47
及び44を開とし、バルブ41、42、46及び48を
閉とする。一方バルブ31〜38についてはそれまでの
状態を保持する。すなわち、バルブ35、36、37及
び38を開とし、バルブ31、32、33及び34を閉
とする。この状態を第3図に示す。これにより、金属水
素化物用熱交換器12の水素ガス平衡圧力はB1→B0
に沿つて変化し、金属水素化物用熱交換器10の水素ガ
ス平衡圧力はA1→A0に沿って変化する。この間、金
属水素化物用熱交換器10では発熱が行われ、金属水素
化物用熱交換器12では吸熱が行われ、これにより室内
用熱交換ユニット24で放熱が行われ、熱源用熱交換ユ
ニット20で吸熱が行われる。水素ガス平衡圧力がそれ
ぞれB0及びA0の状態に達する。
ガス圧力がA0の点に達し、金属水素化物用熱交換器1
0の水素ガス圧力がB0の状態になったことが圧力検出
器15及び17によって検知されると、第7図に示すス
テップAが開始され、コンプレッサ14が無負荷運転状
態となり、バルブ43、46、48及び44が開とな
り、バルブ41、42、45及び47が閉となる。同時
にバルブ35、36、37及び38が開とされ、バルブ
31、32、33及び34が閉とされる。この状態を第
2図に示す。この状態では熱源用熱交換ユニット20と
金属水素化物用熱交換器12との間で熱媒体が流れ、ま
た室内用熱交換ユニット24と金属水素化物用熱交換器
10との間で熱媒体が流れることになる。この時点では
金属水素化物用熱交換器12の水素ガス平衡圧力はA0
であり、金属水素化物用熱交換器10の水素ガス平衡圧
力はB0であるので、両者間に比較的大きな差圧が発生
しており、コンプレッサ14とは無関係にバルブ42、
バルブ48、バルブ46及びバルブ41によって構成さ
れるコンプレッサ14をバイパスした通路を通って金属
水素化物用熱交換器12の水素ガスが金属水素化物用熱
交換器10側へ移動する。これにより金属水素化物用熱
交換器12の水素ガス圧力はA0→B1に沿って低下し
ていき、また金属水素化物用熱交換器10の水素ガス圧
力はB0→A1に沿って上昇していく。金属水素化物用
熱交換器12の水素ガス圧力がB1点のPeとなり、金
属水素化物用熱交換器10の水素ガス圧力がA1のPe
となったとき、金属水素化物用熱交換器12と金属水素
化物用熱交換器10との差圧がなくなり、水素ガスの移
動が停止する。この状態に達したことは金属水素化物用
熱交換器10及び12にそれぞれ設けた圧力検出器15
及び17により検知される(なお、バイパス用の通路に
設けた流量計によって水素ガスの流量が0となることを
検出してこの状態に達したことを検知することもでき
る)。上記のように金属水素化物用熱交換器10と金属
水素化物用熱交換器12との水素ガス圧力が等しい状態
になると、ステップBが開始され、コンプレッサ14を
再び負荷運転状態にすると共にバルブ43、45、47
及び44を開とし、バルブ41、42、46及び48を
閉とする。一方バルブ31〜38についてはそれまでの
状態を保持する。すなわち、バルブ35、36、37及
び38を開とし、バルブ31、32、33及び34を閉
とする。この状態を第3図に示す。これにより、金属水
素化物用熱交換器12の水素ガス平衡圧力はB1→B0
に沿つて変化し、金属水素化物用熱交換器10の水素ガ
ス平衡圧力はA1→A0に沿って変化する。この間、金
属水素化物用熱交換器10では発熱が行われ、金属水素
化物用熱交換器12では吸熱が行われ、これにより室内
用熱交換ユニット24で放熱が行われ、熱源用熱交換ユ
ニット20で吸熱が行われる。水素ガス平衡圧力がそれ
ぞれB0及びA0の状態に達する。
第2段階として金属水素化物用熱交換器10の水素ガス
圧力がA0の点に達し、金属水素化物用熱交換器12の
水素ガス圧力がB0の状態になったことが圧力検出器1
5及び17によって検知されると、ステップAが開始さ
れたコンプレッサ14が無負荷運転状態となり、バルブ
41、46、48及び42が開となり、バルブ43、4
4、45及び47が閉となる。同時にバルブ35、3
6、37及び38が開とされ、バルブ31、32、33
及び34が閉とされる。この状態を第4図に示す。この
状態では熱源用熱交換ユニット20と金属水素化物用熱
交換器10との間で熱媒体が流れ、また室内用熱交換ユ
ニット24と金属水素化物用熱交換器12との間で熱媒
体が流れることになる。この時点では金属水素化物用熱
交換器12の水素ガス平衡圧力はA0であり、金属水素
化物用熱交換器10の水素ガス平衡圧力はB0であるの
で、両者間に比較的大きな差圧が発生しており、コンプ
レッサ14とは無関係にバルブ42、バルブ48、バル
ブ46及びバルブ41によって構成されるコンプレッサ
14をバイパスした通路を通って金属水素化物用熱交換
器10の水素ガスが金属水素化物用熱交換器12側へ移
動する。これにより金属水素化物用熱交換器10の水素
ガス圧力はA0→B1に沿って低下していき、また金属
水素化物用熱交換器12の水素ガス圧力はB0→A1に
沿つて上昇していく。金属水素化物用熱交換器10の水
素ガス圧力がB1点のPeとなり、金属水素化物用熱交
換器12の水素ガス圧力がA1のPeとなったとき、金
属水素化物用熱交換器10と金属水素化物用熱交換器1
2との差圧がなくなり、水素ガスの移動が停止する。こ
の状態に達したことは金属水素化物用熱交換器10及び
12にそれぞれ設けた圧力検出器15及び17により検
知される(なお、バイパス用の通路に設けた流量計によ
って水素ガスの流量が0となることを検出してこの状態
に達したことを検知することもできる)。上記のように
金属水素化物用熱交換器10と金属水素化物用熱交換器
12との水素ガス圧力が等しい状態になると、ステップ
Bが開始され、コンプレッサ14を再び負荷運転状態に
すると共にバルブ41、42、45及び47を開とし、
バルブ43、44、46及び48を閉とする。一方バル
ブ31〜38についてはそれまでの状態を保持する。す
なわち、バルブ35、36、37及び38を開とし、バ
ルブ31、32、33及び34を閉とする。この状態を
第5図に示す。これにより、金属水素化物用熱交換器1
0の水素ガス平衡圧力はB1→B0に沿つて変化し、金
属水素化物用熱交換器12の水素ガス平衡圧力はA1→
A0に沿つて変化する。この間、金属水素化物用熱交換
器12では発熱が行われ、金属水素化物用熱交換器10
では吸熱が行われ、これにより室内用熱交換ユニット2
4で放熱が行われ、熱源用熱交換ユニット20で吸熱が
行われる。水素ガス平衡圧力がそれぞれB0及びA0の
状態に達すると、再び最初の第1段階に復帰する。以
下、同様に第1段階→第2段階を繰り返す。上記ステッ
プA及びステップBにおける水素移動量の変化と、コン
プレッサ14の軸動力の変化とを第7図に示す。ステッ
プAではコンプレッサ14が全く駆動されていないにも
かかわらず、所定量の水素ガスの移動が行われる。この
間はコンプレッサ14にエネルギーを投入することなく
熱量を取得することができ、コンプレッサ14の仕事量
に対する1サイクルの取得熱量の比率、すなわち成績係
数は従来方式と比較して大幅に向上する。
圧力がA0の点に達し、金属水素化物用熱交換器12の
水素ガス圧力がB0の状態になったことが圧力検出器1
5及び17によって検知されると、ステップAが開始さ
れたコンプレッサ14が無負荷運転状態となり、バルブ
41、46、48及び42が開となり、バルブ43、4
4、45及び47が閉となる。同時にバルブ35、3
6、37及び38が開とされ、バルブ31、32、33
及び34が閉とされる。この状態を第4図に示す。この
状態では熱源用熱交換ユニット20と金属水素化物用熱
交換器10との間で熱媒体が流れ、また室内用熱交換ユ
ニット24と金属水素化物用熱交換器12との間で熱媒
体が流れることになる。この時点では金属水素化物用熱
交換器12の水素ガス平衡圧力はA0であり、金属水素
化物用熱交換器10の水素ガス平衡圧力はB0であるの
で、両者間に比較的大きな差圧が発生しており、コンプ
レッサ14とは無関係にバルブ42、バルブ48、バル
ブ46及びバルブ41によって構成されるコンプレッサ
14をバイパスした通路を通って金属水素化物用熱交換
器10の水素ガスが金属水素化物用熱交換器12側へ移
動する。これにより金属水素化物用熱交換器10の水素
ガス圧力はA0→B1に沿って低下していき、また金属
水素化物用熱交換器12の水素ガス圧力はB0→A1に
沿つて上昇していく。金属水素化物用熱交換器10の水
素ガス圧力がB1点のPeとなり、金属水素化物用熱交
換器12の水素ガス圧力がA1のPeとなったとき、金
属水素化物用熱交換器10と金属水素化物用熱交換器1
2との差圧がなくなり、水素ガスの移動が停止する。こ
の状態に達したことは金属水素化物用熱交換器10及び
12にそれぞれ設けた圧力検出器15及び17により検
知される(なお、バイパス用の通路に設けた流量計によ
って水素ガスの流量が0となることを検出してこの状態
に達したことを検知することもできる)。上記のように
金属水素化物用熱交換器10と金属水素化物用熱交換器
12との水素ガス圧力が等しい状態になると、ステップ
Bが開始され、コンプレッサ14を再び負荷運転状態に
すると共にバルブ41、42、45及び47を開とし、
バルブ43、44、46及び48を閉とする。一方バル
ブ31〜38についてはそれまでの状態を保持する。す
なわち、バルブ35、36、37及び38を開とし、バ
ルブ31、32、33及び34を閉とする。この状態を
第5図に示す。これにより、金属水素化物用熱交換器1
0の水素ガス平衡圧力はB1→B0に沿つて変化し、金
属水素化物用熱交換器12の水素ガス平衡圧力はA1→
A0に沿つて変化する。この間、金属水素化物用熱交換
器12では発熱が行われ、金属水素化物用熱交換器10
では吸熱が行われ、これにより室内用熱交換ユニット2
4で放熱が行われ、熱源用熱交換ユニット20で吸熱が
行われる。水素ガス平衡圧力がそれぞれB0及びA0の
状態に達すると、再び最初の第1段階に復帰する。以
下、同様に第1段階→第2段階を繰り返す。上記ステッ
プA及びステップBにおける水素移動量の変化と、コン
プレッサ14の軸動力の変化とを第7図に示す。ステッ
プAではコンプレッサ14が全く駆動されていないにも
かかわらず、所定量の水素ガスの移動が行われる。この
間はコンプレッサ14にエネルギーを投入することなく
熱量を取得することができ、コンプレッサ14の仕事量
に対する1サイクルの取得熱量の比率、すなわち成績係
数は従来方式と比較して大幅に向上する。
(ト)発明の効果 以上説明してきたように、本発明によると、2つの金属
水素化物用熱交換器間に水素ガス平衡圧力の差圧がある
状態では、コンプレッサの作動を停止させ差圧によって
水素ガスの移動を行わせるようにしたので、コンプレッ
サに投入するエネルギーに対して取得熱量を増大させ、
熱効率を向上させることができる。
水素化物用熱交換器間に水素ガス平衡圧力の差圧がある
状態では、コンプレッサの作動を停止させ差圧によって
水素ガスの移動を行わせるようにしたので、コンプレッ
サに投入するエネルギーに対して取得熱量を増大させ、
熱効率を向上させることができる。
第1図は本発明方法を適用する冷暖房装置を示す図、第
2及び3図は第1図に示す冷暖房装置の第1段階を示す
図、第4及び5図は第1図に示す冷暖房装置の第2段階
を示す図、第6図は水素ガス平衡圧力の特性を示す図、
第7図は水素移動量及びコンプレッサの軸動力の変化を
示す図である。 10……金属水素化物用熱交換器、12……金属水素化
物用熱交換器、14……コンプレッサ、16……熱媒体
用通路、18……熱媒体用通路、20……熱源用熱交換
ユニット、24……室内用熱交換ユニット。
2及び3図は第1図に示す冷暖房装置の第1段階を示す
図、第4及び5図は第1図に示す冷暖房装置の第2段階
を示す図、第6図は水素ガス平衡圧力の特性を示す図、
第7図は水素移動量及びコンプレッサの軸動力の変化を
示す図である。 10……金属水素化物用熱交換器、12……金属水素化
物用熱交換器、14……コンプレッサ、16……熱媒体
用通路、18……熱媒体用通路、20……熱源用熱交換
ユニット、24……室内用熱交換ユニット。
Claims (1)
- 【請求項1】2組の金属水素化物用熱交換器と、一方の
組の金属水素化物用熱交換器と他方の組の金属水素化物
用熱交換器との間で水素ガスを移動させるコンプレッサ
と、水素ガスの移動方向を制御する水素ガス用のバルブ
と、2組の金属水素化物用熱交換器の熱媒体用通路と室
内用熱交換ユニット及び熱源用熱交換ユニットの熱媒体
用通路との接続を切換える熱媒体用のバルブと、を有す
る金属水素化物を利用した冷暖房装置の制御方法におい
て、 一方の組の金属水素化物用熱交換器には水素飽和度の低
い金属水素化物を充てんし、他方の組の金属水素化物用
熱交換器には水素飽和度の高い金属水素化物を充てん
し、他方の組の金属水素化物用熱交換器から一方の組の
金属水素化物用熱交換器に水素ガスを移動させるときに
は、他方の組の金属水素化物用熱交換器の水素平衡圧力
が一方の組の金属水素化物用熱交換器の水素平衡圧力よ
りも高い間はコンプレッサを無負荷運転にすると共にコ
ンプレッサをバイパスする通路を形成して両金属水素化
物用熱交換器の圧力差によって水素ガスを移動させ、他
方の組の金属水素化物用熱交換器の水素平衡圧力が一方
の組の金属水素化物用熱交換器の水素平衡圧力に等しく
なった後は上記バイパス用の通路を閉鎖すると共にコン
プレッサによって水素ガスの移動を行わせ、一方の組の
金属水素化物が所定の飽和度に達すると水素の流れを反
転させ同様の操作を繰り返して連続運転することを特徴
とする金属水素化物を利用した冷暖房装置の制御方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17093986A JPH0623629B2 (ja) | 1986-07-22 | 1986-07-22 | 金属水素化物を利用した冷暖房装置の制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17093986A JPH0623629B2 (ja) | 1986-07-22 | 1986-07-22 | 金属水素化物を利用した冷暖房装置の制御方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6329162A JPS6329162A (ja) | 1988-02-06 |
| JPH0623629B2 true JPH0623629B2 (ja) | 1994-03-30 |
Family
ID=15914170
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17093986A Expired - Fee Related JPH0623629B2 (ja) | 1986-07-22 | 1986-07-22 | 金属水素化物を利用した冷暖房装置の制御方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0623629B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH02130360A (ja) * | 1988-11-09 | 1990-05-18 | Toyota Autom Loom Works Ltd | 金属水素化物を利用した冷暖房装置 |
| CN118856505B (zh) * | 2023-04-27 | 2025-10-24 | 青岛海尔空调器有限总公司 | 用于电化学空调的过载保护方法、装置及电化学空调 |
-
1986
- 1986-07-22 JP JP17093986A patent/JPH0623629B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6329162A (ja) | 1988-02-06 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |