JPH06237021A - トンネル接合 - Google Patents
トンネル接合Info
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- JPH06237021A JPH06237021A JP50A JP4322293A JPH06237021A JP H06237021 A JPH06237021 A JP H06237021A JP 50 A JP50 A JP 50A JP 4322293 A JP4322293 A JP 4322293A JP H06237021 A JPH06237021 A JP H06237021A
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- thin film
- cuo
- ybco
- superconductor
- insulator
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 超伝導体/絶縁体/超伝導体のSISトンネ
ル接合を実現する。 【構成】 酸化物超伝導体1/絶縁体2/酸化物超伝導
体3構造のトンネル接合において、前記絶縁体2はペロ
ウスカイト構造ABX3(A,Bは陽イオン、Xは酸素
に代表される陰イオン)であって、Aをアルカリ土類元
素Ba、あるいはその一部をSrとしたBX6八面体ペ
ロウスカイト構造をもつことを特徴とする。 【効果】 薄膜最表面であるCu−O終端をBaOの存
在でCuOチェーン構造にすることからSIS構造での
界面であるS/IとI/S界面に非超伝導相を形成せ
ず、理想的なトンネル接合が実現できる利点がある。
ル接合を実現する。 【構成】 酸化物超伝導体1/絶縁体2/酸化物超伝導
体3構造のトンネル接合において、前記絶縁体2はペロ
ウスカイト構造ABX3(A,Bは陽イオン、Xは酸素
に代表される陰イオン)であって、Aをアルカリ土類元
素Ba、あるいはその一部をSrとしたBX6八面体ペ
ロウスカイト構造をもつことを特徴とする。 【効果】 薄膜最表面であるCu−O終端をBaOの存
在でCuOチェーン構造にすることからSIS構造での
界面であるS/IとI/S界面に非超伝導相を形成せ
ず、理想的なトンネル接合が実現できる利点がある。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、酸化物超伝導体、
いわゆる高温超伝導体を用いた超伝導体/絶縁体/超伝
導体のSIS(Superconductor/Insulator/Superconduc
tor)トンネル接合、さらに詳細には上述のトンネル接
合を実現する上で不可欠な絶縁体材料を提示するもの
で、特に上部超伝導体と下部超伝導体には超伝導転移温
度が〜90KのYBa2Cu3Ox(以下、YBCOと称
す)に代表されるREBa2Cu3Ox(RE:ランタノ
イド希土類元素)としたときのSIS構造に適した中間
層絶縁体材料を提供するものである。
いわゆる高温超伝導体を用いた超伝導体/絶縁体/超伝
導体のSIS(Superconductor/Insulator/Superconduc
tor)トンネル接合、さらに詳細には上述のトンネル接
合を実現する上で不可欠な絶縁体材料を提示するもの
で、特に上部超伝導体と下部超伝導体には超伝導転移温
度が〜90KのYBa2Cu3Ox(以下、YBCOと称
す)に代表されるREBa2Cu3Ox(RE:ランタノ
イド希土類元素)としたときのSIS構造に適した中間
層絶縁体材料を提供するものである。
【0002】
【従来の技術】1986年以来酸化物超伝導材料の探索
が活発になり、液体窒素温度77Kを越す超伝導転移温
度Tcをもつ物質であるYBa2Cu3Ox族(REBa2
Cu3Ox)が発見され、この物質をジョセフソントンネ
ル接合で構成された電子デバイスに適用することが数多
くなされてきている。
が活発になり、液体窒素温度77Kを越す超伝導転移温
度Tcをもつ物質であるYBa2Cu3Ox族(REBa2
Cu3Ox)が発見され、この物質をジョセフソントンネ
ル接合で構成された電子デバイスに適用することが数多
くなされてきている。
【0003】図1に、YBCOを超伝導体としたSIS
トンネル接合構造の模式図を示すが、単結晶基板4上に
YBCO薄膜(下部超伝導体薄膜)1を種々の物理蒸着
法、例えばスパッタ法、レーザ蒸着法、反応性共蒸着法
により所望の厚さにエピタキシャル成長させる。さらに
この上にSrTiO3、NdGaO3、Y2O3などのトン
ネルバリア層とする絶縁体材料を同様の物理蒸着法によ
り例えば0.5〜5nm厚の絶縁体極薄膜2を積層し、
そしてこの上に下部超伝導体薄膜1と同じ超伝導体薄膜
3を所望の厚みに薄膜成長させる。
トンネル接合構造の模式図を示すが、単結晶基板4上に
YBCO薄膜(下部超伝導体薄膜)1を種々の物理蒸着
法、例えばスパッタ法、レーザ蒸着法、反応性共蒸着法
により所望の厚さにエピタキシャル成長させる。さらに
この上にSrTiO3、NdGaO3、Y2O3などのトン
ネルバリア層とする絶縁体材料を同様の物理蒸着法によ
り例えば0.5〜5nm厚の絶縁体極薄膜2を積層し、
そしてこの上に下部超伝導体薄膜1と同じ超伝導体薄膜
3を所望の厚みに薄膜成長させる。
【0004】このようなトンネル接合においては、トン
ネルバリア層(絶縁体極薄膜)2が下部超伝導薄膜1と
上部超伝導薄膜3と結晶学的に連続して接合していなく
てはならない。しかるに、これまでの報告では、例えば
Y2O3をトンネルバリア層としたときには、下部超伝導
薄膜1をきれいに覆わずに島状に堆積して、下部超伝導
体薄膜1と上部超伝導体薄膜3とが短絡することが知ら
れている。これは、該超伝導体の格子定数とバリア材料
であるY2O3の格子定数が一致していないために、Y2
O3の絶縁体極薄膜2が下部超伝導体薄膜1と結晶学的
に連続したいわゆるエピタキシャル成長していないこと
による、と解釈されている。この格子定数の不一致の観
点から、該超伝導体の格子定数と略々一致する、いわゆ
る格子整合材料をトンネルバリア材(I層)として用い
ることが検討されている。しかしながら、SIS構造を
連続的に形成してもジョセフソン接合特有の超伝導電流
や超伝導ギャップなど電流−電圧特性の非線形性の明確
な検出には至っていない。
ネルバリア層(絶縁体極薄膜)2が下部超伝導薄膜1と
上部超伝導薄膜3と結晶学的に連続して接合していなく
てはならない。しかるに、これまでの報告では、例えば
Y2O3をトンネルバリア層としたときには、下部超伝導
薄膜1をきれいに覆わずに島状に堆積して、下部超伝導
体薄膜1と上部超伝導体薄膜3とが短絡することが知ら
れている。これは、該超伝導体の格子定数とバリア材料
であるY2O3の格子定数が一致していないために、Y2
O3の絶縁体極薄膜2が下部超伝導体薄膜1と結晶学的
に連続したいわゆるエピタキシャル成長していないこと
による、と解釈されている。この格子定数の不一致の観
点から、該超伝導体の格子定数と略々一致する、いわゆ
る格子整合材料をトンネルバリア材(I層)として用い
ることが検討されている。しかしながら、SIS構造を
連続的に形成してもジョセフソン接合特有の超伝導電流
や超伝導ギャップなど電流−電圧特性の非線形性の明確
な検出には至っていない。
【0005】酸化物超伝導SIS接合が実現されていな
いもう一つの理由は、YBCOに代表される酸化物超伝
導体のコヒーレント長ξ(超伝導粒子の染みだしの長
さ)が数Åから数十Åと極めて小さいことである。トン
ネル接合をさせるに適した絶縁体層の厚みがこのオーダ
である必要がある。しかるに、接合のS/IおよびI/
S界面が結晶学的に連続していても電気的に欠陥をもつ
層が各界面にできていれば超伝導粒子の絶縁層側への染
みだしを阻害することになり、良好な接合特性が得られ
ない重大な欠点となる。このことはSIS接合において
結晶学的に連続させる格子整合性のよい絶縁体材料の選
定のみでは解決できず、結晶化学的、電気化学的要因を
理解したうえでの材料選択の必要性を強く示唆してい
る。
いもう一つの理由は、YBCOに代表される酸化物超伝
導体のコヒーレント長ξ(超伝導粒子の染みだしの長
さ)が数Åから数十Åと極めて小さいことである。トン
ネル接合をさせるに適した絶縁体層の厚みがこのオーダ
である必要がある。しかるに、接合のS/IおよびI/
S界面が結晶学的に連続していても電気的に欠陥をもつ
層が各界面にできていれば超伝導粒子の絶縁層側への染
みだしを阻害することになり、良好な接合特性が得られ
ない重大な欠点となる。このことはSIS接合において
結晶学的に連続させる格子整合性のよい絶縁体材料の選
定のみでは解決できず、結晶化学的、電気化学的要因を
理解したうえでの材料選択の必要性を強く示唆してい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記した界面における
電気的に重大な欠点について、SIS接合の二つの界面
である下部超伝導体薄膜1とトンネルバリア層(絶縁体
極薄膜)2との界面、およびトンネルバリア層(絶縁体
極薄膜)2と上部超伝導体薄膜3との界面を結晶化学的
に考察してみる。この考察は本発明に関わる重要な視点
であり、材料選定の概念を提示するものである。
電気的に重大な欠点について、SIS接合の二つの界面
である下部超伝導体薄膜1とトンネルバリア層(絶縁体
極薄膜)2との界面、およびトンネルバリア層(絶縁体
極薄膜)2と上部超伝導体薄膜3との界面を結晶化学的
に考察してみる。この考察は本発明に関わる重要な視点
であり、材料選定の概念を提示するものである。
【0007】超伝導体REBa2Cu3Oxの代表的化合
物YBa2Cu3Ox(YBCO)の結晶構造を図2、図
3に示す。図2の斜方晶のb軸方向から見た図で、図3
はa軸方向から見た図である。図中、○は酸素、●は
銅、◎はBa、大きな○はYを示す。
物YBa2Cu3Ox(YBCO)の結晶構造を図2、図
3に示す。図2の斜方晶のb軸方向から見た図で、図3
はa軸方向から見た図である。図中、○は酸素、●は
銅、◎はBa、大きな○はYを示す。
【0008】図2および図3に示すように、YBCOは
室温で斜方晶に属し、その結晶学的主軸であるc軸方向
に沿って−CuO2(いわゆるCuOチェーン)−Ba
O−CuO4(いわゆるCuO2プレーン)−Y−CuO
4(CuO2プレーン)−BaO−CuO2(CuOチェ
ーン)−の層順に並んでいる構造をもっている。基板結
晶上に堆積した下部超伝導体YBCO薄膜の最上面の原
子種はこれまでの研究によればCu−Oであることが種
々の観測手段からほぼ確定している。YBCOが超伝導
を示すのは、結晶構造から見て、CuO2層(CuOチ
ェーン)からキャリアであるホールがCuO4層(Cu
O2プレーン)に注入されることによることが受け入れ
られている。したがって、最上面であるCu−Oの終端
原子構造がCuOチェーンになっていないとキャリアが
発生せずに超伝導にならないことに本発明者は着想し
た。これまでのトンネルバリア材料ではこの終端構造で
あるCu−OをCuOチェーンにはしていないことが強
く推定できる。このことは、下部および上部YBCOで
挟んだ絶縁層界面では直下のYBCO薄膜表面と直上の
YBCO薄膜最下部層はキャリアの出ない常伝導層
(N:Normal)あるいは絶縁層(I’:Insulator)に
なっていることになり、結果的にはSIS接合はSNI
NSあるいはSI’II’Sの5層構造とみなせる。し
たがって、トンネルバリア層の厚みはNINあるいは
I’II’分となって見かけ上厚くなり、かつ超伝導体
層からの超伝導粒子のトンネルバリア層への染みだし効
果がNまたはI’層の存在により極端に妨げられること
になり、良好なSISトンネル接合特性が生じないこと
になる。
室温で斜方晶に属し、その結晶学的主軸であるc軸方向
に沿って−CuO2(いわゆるCuOチェーン)−Ba
O−CuO4(いわゆるCuO2プレーン)−Y−CuO
4(CuO2プレーン)−BaO−CuO2(CuOチェ
ーン)−の層順に並んでいる構造をもっている。基板結
晶上に堆積した下部超伝導体YBCO薄膜の最上面の原
子種はこれまでの研究によればCu−Oであることが種
々の観測手段からほぼ確定している。YBCOが超伝導
を示すのは、結晶構造から見て、CuO2層(CuOチ
ェーン)からキャリアであるホールがCuO4層(Cu
O2プレーン)に注入されることによることが受け入れ
られている。したがって、最上面であるCu−Oの終端
原子構造がCuOチェーンになっていないとキャリアが
発生せずに超伝導にならないことに本発明者は着想し
た。これまでのトンネルバリア材料ではこの終端構造で
あるCu−OをCuOチェーンにはしていないことが強
く推定できる。このことは、下部および上部YBCOで
挟んだ絶縁層界面では直下のYBCO薄膜表面と直上の
YBCO薄膜最下部層はキャリアの出ない常伝導層
(N:Normal)あるいは絶縁層(I’:Insulator)に
なっていることになり、結果的にはSIS接合はSNI
NSあるいはSI’II’Sの5層構造とみなせる。し
たがって、トンネルバリア層の厚みはNINあるいは
I’II’分となって見かけ上厚くなり、かつ超伝導体
層からの超伝導粒子のトンネルバリア層への染みだし効
果がNまたはI’層の存在により極端に妨げられること
になり、良好なSISトンネル接合特性が生じないこと
になる。
【0009】本発明者はYBCOに代表されるREBa
2Cu3Ox薄膜の終端であるCu−Oを、キャリアを発
生させるに足るCuOチェーン構造にすれば解決する、
との結論に帰着したもので、YBCO薄膜の終端面をC
uOチェーンにする絶縁体材料を探索した。
2Cu3Ox薄膜の終端であるCu−Oを、キャリアを発
生させるに足るCuOチェーン構造にすれば解決する、
との結論に帰着したもので、YBCO薄膜の終端面をC
uOチェーンにする絶縁体材料を探索した。
【0010】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
め、本発明によるトンネル結合は、酸化物超伝導体/絶
縁体/酸化物超伝導体構造のトンエル接合において、前
記絶縁体はペロウスカイト構造ABX3(A,Bは陽イ
オン、Xは酸素に代表される陰イオン)であって、Aを
アルカリ土類元素Ba、あるいはその一部をSrとした
BX6八面体ペロウスカイト構造をもつことを特徴とす
るものである。
め、本発明によるトンネル結合は、酸化物超伝導体/絶
縁体/酸化物超伝導体構造のトンエル接合において、前
記絶縁体はペロウスカイト構造ABX3(A,Bは陽イ
オン、Xは酸素に代表される陰イオン)であって、Aを
アルカリ土類元素Ba、あるいはその一部をSrとした
BX6八面体ペロウスカイト構造をもつことを特徴とす
るものである。
【0011】幾つかの実験によれば、単位胞(c軸長
1.18nm)厚のYBCO薄膜上にBaOを堆積する
と超伝導になり、これ以外の物質を堆積しても超伝導を
示さないことがわかっている。このことは上記の結晶化
学的考察を支持するもので、YBCO薄膜の直上にBa
Oがくる材料が最適であることに至り、本発明に記載す
る材料を提示するものである。
1.18nm)厚のYBCO薄膜上にBaOを堆積する
と超伝導になり、これ以外の物質を堆積しても超伝導を
示さないことがわかっている。このことは上記の結晶化
学的考察を支持するもので、YBCO薄膜の直上にBa
Oがくる材料が最適であることに至り、本発明に記載す
る材料を提示するものである。
【0012】図4はYBCO最上面にある終端構造を示
すb軸方向から見た図であり、YBCO表面に異元素◆
がきた場合でCuOチェーンは構成されないことを示
し、図5はYBCO最上面にある終端構造を示すb軸方
向から見た図であり、YBCO表面にBa元素◎を含む
ペロウスカイト構造ができた場合のCuOチェーンが形
成されている場合を示す。ここで点線で示した結晶格子
はペロウスカイト構造の酸素八面体BX6を示す。
すb軸方向から見た図であり、YBCO表面に異元素◆
がきた場合でCuOチェーンは構成されないことを示
し、図5はYBCO最上面にある終端構造を示すb軸方
向から見た図であり、YBCO表面にBa元素◎を含む
ペロウスカイト構造ができた場合のCuOチェーンが形
成されている場合を示す。ここで点線で示した結晶格子
はペロウスカイト構造の酸素八面体BX6を示す。
【0013】具体的には、SIS構造とすべきYBCO
に代表される下部超伝導体は三層構造ペロウスカイト構
造(現在1−2−3構造とも称されている)をもつこと
から、絶縁体となる材料がBaをカチオンとするペロウ
スカイト構造をもてば、図5に示すように、YBCO薄
膜の終端Cu−Oに結晶学的に連続してBaO層が配列
し、その存在によりCuOチェーンとすることになる。
したがって、本発明における絶縁体材料は化学式ABX
3で表され、Aをアルカリ土類元素のBaとし、Xは酸
素を主とするがこれには限定されないペロウスカイト構
造をもつものであればよいことになる。ここでAおよび
Bはカチオン元素であるが、AのBaの一部を他のアル
カリ土類元素特にSrで置換してもよい。Bは特定する
ものではなく、また他のカチオン元素で一部置換されて
いてもよい。
に代表される下部超伝導体は三層構造ペロウスカイト構
造(現在1−2−3構造とも称されている)をもつこと
から、絶縁体となる材料がBaをカチオンとするペロウ
スカイト構造をもてば、図5に示すように、YBCO薄
膜の終端Cu−Oに結晶学的に連続してBaO層が配列
し、その存在によりCuOチェーンとすることになる。
したがって、本発明における絶縁体材料は化学式ABX
3で表され、Aをアルカリ土類元素のBaとし、Xは酸
素を主とするがこれには限定されないペロウスカイト構
造をもつものであればよいことになる。ここでAおよび
Bはカチオン元素であるが、AのBaの一部を他のアル
カリ土類元素特にSrで置換してもよい。Bは特定する
ものではなく、また他のカチオン元素で一部置換されて
いてもよい。
【0014】このような材料には多くの化合物がある
が、上記に述べた選定理由から、表1に示す材料を実
施、検討した。
が、上記に述べた選定理由から、表1に示す材料を実
施、検討した。
【0015】 表1 Baを含むぺロウスカイト構造化合物とその格子定数 ───────────────────── 材料名 格子定数 ───────────────────── BaTiO3 4.0118Å(201℃) 4.0078Å(120℃) BaMoO3 4.0404Å BaFeO3 4.012 BaSnO3 4.1168 (Ba0.4Sr0.6)SnO3 4.07 BaZrO3 4.1929 BaPbO3 4.273 BaPuO3 4.39 BaUO3 4.40 BaPrO3 4.354 BaCeO3 4.397 BaThO3 4.480 BaMo0.5Co0.5O3 4.0429 BaMo0.5Ni0.5O3 4.0225 BaW0.5Co0.5O3 4.050 BaW0.5Ni0.5O3 4.0326 BaIn0.5Nb0.5O3 4.1454
【0016】が挙げられる。これ以外にも多くのBaO
を構成元素とするペロウスカイト化合物があり、表1に
限定するものではなく、材料選定概念を逸脱しない限り
本発明に含まれるものである。
を構成元素とするペロウスカイト化合物があり、表1に
限定するものではなく、材料選定概念を逸脱しない限り
本発明に含まれるものである。
【0017】
【実施例1】基板結晶として一般的なSrTiO3(1
00)上にレーザ蒸着法により700℃でc軸配向YB
CO薄膜を約25Å厚成長させた後に、BaSnO3薄
膜を同じくレーザ蒸着法で連続して堆積した。この時の
YBCO薄膜の超伝導転移温度は〜30Kであった。一
方、BaSnO3を堆積しなかった場合には超伝導転移
温度は示さなかった。また、膜厚約40Åのc軸配向Y
BCO薄膜はBaSnO3を堆積しなくても超伝導転移
温度〜63Kを示した。このことは次のように考えるこ
とができる。すなわち、約25Å厚のc軸配向YBCO
薄膜は、YBCOの単位胞c軸長が11.8Åであるか
ら、−CuO2−BaO−CuO4−Y−CuO4−Ba
O−(これが1ユニットの原子構成単位)の層が2回積
み重なっている、いわゆる2ユニット膜である。薄膜の
終端がCu−Oであるとすれば、膜最上層から順にCu
−O(終端)−BaO−CuO4−Y−CuO4−BaO
−CuO2−BaO−CuO4−Y−CuO4−BaO−
SrTiO3(基板)になっている。基板SrTiO3直
上には超伝導発現のキャリア発生源であるCuOチェー
ンがないことから、薄膜の基板側1ユニットは超伝導に
ならないことになる。一方、薄膜表面はCu−Oで終端
されているが、BaSnO3をつけない場合にはこのC
u−O終端はCuOチェーンにならないから、薄膜の上
部1ユニットは超伝導を示さないことになる。すなわ
ち、BaSnO3がない場合には2ユニット膜でキャリ
ア発生源CuOチェーン一つしかもたないために膜全体
として超伝導にならない。
00)上にレーザ蒸着法により700℃でc軸配向YB
CO薄膜を約25Å厚成長させた後に、BaSnO3薄
膜を同じくレーザ蒸着法で連続して堆積した。この時の
YBCO薄膜の超伝導転移温度は〜30Kであった。一
方、BaSnO3を堆積しなかった場合には超伝導転移
温度は示さなかった。また、膜厚約40Åのc軸配向Y
BCO薄膜はBaSnO3を堆積しなくても超伝導転移
温度〜63Kを示した。このことは次のように考えるこ
とができる。すなわち、約25Å厚のc軸配向YBCO
薄膜は、YBCOの単位胞c軸長が11.8Åであるか
ら、−CuO2−BaO−CuO4−Y−CuO4−Ba
O−(これが1ユニットの原子構成単位)の層が2回積
み重なっている、いわゆる2ユニット膜である。薄膜の
終端がCu−Oであるとすれば、膜最上層から順にCu
−O(終端)−BaO−CuO4−Y−CuO4−BaO
−CuO2−BaO−CuO4−Y−CuO4−BaO−
SrTiO3(基板)になっている。基板SrTiO3直
上には超伝導発現のキャリア発生源であるCuOチェー
ンがないことから、薄膜の基板側1ユニットは超伝導に
ならないことになる。一方、薄膜表面はCu−Oで終端
されているが、BaSnO3をつけない場合にはこのC
u−O終端はCuOチェーンにならないから、薄膜の上
部1ユニットは超伝導を示さないことになる。すなわ
ち、BaSnO3がない場合には2ユニット膜でキャリ
ア発生源CuOチェーン一つしかもたないために膜全体
として超伝導にならない。
【0018】本発明の材料の一つであるBaSnO3は
立方晶ペロウスカイト構造をもっており、Snは酸素6
つで囲まれた酸素八面体となっていて、Baは酸素八面
体の間隙を埋める形で立方晶構造をなす。YBCO薄膜
の上につけると、図5に示すように、このBaOの存在
でYBCO上層ユニットの終端Cu−OをCuOチェー
ンになる、すなわちCu−O−BaO−CuO4−Y−
CuO4−BaO−をCuO2−BaO−CuO4−Y−
CuO4−BaO−とすることからBaSnO3とYBC
O薄膜の界面にはCuOチェーンが形成され、二つのチ
ェーンをもってキャリアが導入され超伝導層となる薄膜
となる。すなわち、前述した界面でのNまたはI’層が
なくなる。一方、約40Å厚の薄膜はいわゆる3ユニッ
ト厚であるから、膜表面から順にCu−O(終端)−B
aO−CuO4−Y−CuO4−BaO−CuO2−Ba
O−CuO4−Y−CuO4−BaO−CuO2−BaO
−CuO4−Y−CuO4−BaO−SrTiO3(基
板)の原子層構造となっているので、終端がCuOチェ
ーンでなくても膜内部にキャリア発生源のCuOチェー
ンが二つ存在することから超伝導を示すことになる。
立方晶ペロウスカイト構造をもっており、Snは酸素6
つで囲まれた酸素八面体となっていて、Baは酸素八面
体の間隙を埋める形で立方晶構造をなす。YBCO薄膜
の上につけると、図5に示すように、このBaOの存在
でYBCO上層ユニットの終端Cu−OをCuOチェー
ンになる、すなわちCu−O−BaO−CuO4−Y−
CuO4−BaO−をCuO2−BaO−CuO4−Y−
CuO4−BaO−とすることからBaSnO3とYBC
O薄膜の界面にはCuOチェーンが形成され、二つのチ
ェーンをもってキャリアが導入され超伝導層となる薄膜
となる。すなわち、前述した界面でのNまたはI’層が
なくなる。一方、約40Å厚の薄膜はいわゆる3ユニッ
ト厚であるから、膜表面から順にCu−O(終端)−B
aO−CuO4−Y−CuO4−BaO−CuO2−Ba
O−CuO4−Y−CuO4−BaO−CuO2−BaO
−CuO4−Y−CuO4−BaO−SrTiO3(基
板)の原子層構造となっているので、終端がCuOチェ
ーンでなくても膜内部にキャリア発生源のCuOチェー
ンが二つ存在することから超伝導を示すことになる。
【0019】この実験結果は発明が解決する課題で述べ
た、BaOの有無でSNINS構造ができる結晶化学的
推察と一致するものであり、逆に前記結晶化学的推論を
証明するものでもある。
た、BaOの有無でSNINS構造ができる結晶化学的
推察と一致するものであり、逆に前記結晶化学的推論を
証明するものでもある。
【0020】
【実施例2】前記実施例1において、BaSnO3に替
わってBaTiO3をYBCO薄膜上に堆積させた。そ
の時の超伝導転移温度は30K以下であったが、超伝導
薄膜となった。このことは次のように考えられる。すな
わち、BaTiO3は室温以下で強誘電体であること、
および700℃以下で二つの構造変態(相転移)をもっ
ていることが知られている。したがって、YBCO薄膜
上に700℃で堆積したBaTiO3薄膜は複数回の相
転移を経ることから構造的に原子位置の変化が生じて、
YBCO薄膜終端上にBaOが規則的に配列しないため
と考えることができる。
わってBaTiO3をYBCO薄膜上に堆積させた。そ
の時の超伝導転移温度は30K以下であったが、超伝導
薄膜となった。このことは次のように考えられる。すな
わち、BaTiO3は室温以下で強誘電体であること、
および700℃以下で二つの構造変態(相転移)をもっ
ていることが知られている。したがって、YBCO薄膜
上に700℃で堆積したBaTiO3薄膜は複数回の相
転移を経ることから構造的に原子位置の変化が生じて、
YBCO薄膜終端上にBaOが規則的に配列しないため
と考えることができる。
【0021】しかしながら、超伝導を示したことは、前
述した超伝導発現に関する結晶化学的考察からもわかる
ように、BaOを含むペロウスカイト化合物の効果が発
揮されていることは十分理解できる。
述した超伝導発現に関する結晶化学的考察からもわかる
ように、BaOを含むペロウスカイト化合物の効果が発
揮されていることは十分理解できる。
【0022】
【実施例3】実施例1と同様に、YBCO薄膜上に(B
a1-xSrx)SnO3の混晶薄膜を堆積させた。この
時、混晶比(置換比)xを順次増加していったが、増加
にしたがって電気抵抗の温度変化は金属的変化から半導
体的変化に移行すると共に超伝導転移温度は低下し、
0.7を越すと超伝導転移しなくなった。このことは、
次のように解釈できる。混晶比xを増やしていくと、Y
BCO薄膜終端上にくるBaの数が減り、したがって超
伝導キャリアの発生源となるCuOチェーンの形成数が
減じたことになり、超伝導転移はするものの、転移温度
は低下していく。そして、SrSnO3はペロウスカイ
ト構造をもたないことが知られているから、xが0.7
を越すと、(Ba1-ySry)SnO3(y≧0.7)は
ペロウスカイト構造でなくなって、かつYBCO膜終端
上には数少ないBaOがこなくなり、CuOチェーンが
形成されなく、超伝導にならない。この解釈もYBCO
の結晶化学的考察から逸脱するものではない。すなわ
ち、ペロウスカイト構造でBaOをもつ必要性がここで
も実証されたものである。
a1-xSrx)SnO3の混晶薄膜を堆積させた。この
時、混晶比(置換比)xを順次増加していったが、増加
にしたがって電気抵抗の温度変化は金属的変化から半導
体的変化に移行すると共に超伝導転移温度は低下し、
0.7を越すと超伝導転移しなくなった。このことは、
次のように解釈できる。混晶比xを増やしていくと、Y
BCO薄膜終端上にくるBaの数が減り、したがって超
伝導キャリアの発生源となるCuOチェーンの形成数が
減じたことになり、超伝導転移はするものの、転移温度
は低下していく。そして、SrSnO3はペロウスカイ
ト構造をもたないことが知られているから、xが0.7
を越すと、(Ba1-ySry)SnO3(y≧0.7)は
ペロウスカイト構造でなくなって、かつYBCO膜終端
上には数少ないBaOがこなくなり、CuOチェーンが
形成されなく、超伝導にならない。この解釈もYBCO
の結晶化学的考察から逸脱するものではない。すなわ
ち、ペロウスカイト構造でBaOをもつ必要性がここで
も実証されたものである。
【0023】
【実施例4】実施例1と同様にYBCO薄膜上にBaM
oO3あるいはBaFeO3薄膜を堆積した。その結果、
BaSnO3と同様に、YBCO薄膜は超伝導転移を示
したが、その再現性は必ずしも良くなかった。BaMo
O3あるいはBaFeO3をレーザ蒸着する際に用いたタ
ーゲットを調べた結果、MoあるいはFeが4価ではな
く、各々6価、3価になっていたことが判明した。すな
わち立方晶ペロウスカイト構造ではなかった。
oO3あるいはBaFeO3薄膜を堆積した。その結果、
BaSnO3と同様に、YBCO薄膜は超伝導転移を示
したが、その再現性は必ずしも良くなかった。BaMo
O3あるいはBaFeO3をレーザ蒸着する際に用いたタ
ーゲットを調べた結果、MoあるいはFeが4価ではな
く、各々6価、3価になっていたことが判明した。すな
わち立方晶ペロウスカイト構造ではなかった。
【0024】しかしながら、超伝導転移を示したことか
ら、BaOを含む本発明の材料から逸脱するものではな
く、ターゲットをペロウスカイト構造に注意深く製造す
ることで本発明の効果を生じせしめることができる。
ら、BaOを含む本発明の材料から逸脱するものではな
く、ターゲットをペロウスカイト構造に注意深く製造す
ることで本発明の効果を生じせしめることができる。
【0025】
【実施例5】実施例1と同様にYBCO薄膜上に、Ba
を含む立方晶ペロウスカイトのBa(Mo0.5Ni0.5)
O3を堆積した。その結果、超伝導転移温度は〜30K
で、BaSnO3と同様の結果を得た。ただし、その電
気抵抗の温度変化は半導体的変化を示した。このこと
は、超伝導発現の妨げとなると考えられている遷移元素
MoあるいはNiがYBCO薄膜中に拡散したことが示
唆された。しかし、本発明の主旨であるBaOをもつ材
料であることから逸脱するものではないことは理解でき
る。
を含む立方晶ペロウスカイトのBa(Mo0.5Ni0.5)
O3を堆積した。その結果、超伝導転移温度は〜30K
で、BaSnO3と同様の結果を得た。ただし、その電
気抵抗の温度変化は半導体的変化を示した。このこと
は、超伝導発現の妨げとなると考えられている遷移元素
MoあるいはNiがYBCO薄膜中に拡散したことが示
唆された。しかし、本発明の主旨であるBaOをもつ材
料であることから逸脱するものではないことは理解でき
る。
【0026】他のBa混晶ペロウスカイト材料を用いて
も同様の超伝導発現が生ずることはこの実施例からも容
易に推測される。
も同様の超伝導発現が生ずることはこの実施例からも容
易に推測される。
【0027】
【実施例6】上記実施例ではYBCO薄膜上にBaOを
含むペロウスカイト複酸化物を用いたが、ここではBa
Oの単元素酸化物をYBCO上に実施例1と同様に堆積
した。その結果やはりYBCO薄膜は超伝導転移をし
た。しかし、BaOは大気中では次第に炭酸塩BaCO
3になること、および結晶構造がNaCl構造であるこ
と、等を考慮すると必ずしもSIS構造用絶縁材料には
適さないので、製造上の配慮を必要とすることは言うま
でもない。しかしながら、本発明の根幹であるBaO化
合物の重要性をここでは示したことになる。
含むペロウスカイト複酸化物を用いたが、ここではBa
Oの単元素酸化物をYBCO上に実施例1と同様に堆積
した。その結果やはりYBCO薄膜は超伝導転移をし
た。しかし、BaOは大気中では次第に炭酸塩BaCO
3になること、および結晶構造がNaCl構造であるこ
と、等を考慮すると必ずしもSIS構造用絶縁材料には
適さないので、製造上の配慮を必要とすることは言うま
でもない。しかしながら、本発明の根幹であるBaO化
合物の重要性をここでは示したことになる。
【0028】
【発明の効果】以上、課題に対する解決と手段、および
実施例で詳しく説明したように、本発明による絶縁体材
料は、結晶化学的見地からも矛盾せず、YBCOに代表
される超伝導体REBa2Cu3Oxの薄膜最表面である
Cu−O終端をBaOの存在でCuOチェーン構造にす
ることからSIS構造での界面であるS/IとI/S界
面に非超伝導相を形成せず、理想的なトンネル接合が実
現できる利点がある。さらには、実施例では下部YBC
O膜は基板表面に垂直右側にYBCOのc軸が配向し
た、いわゆるc軸配向膜の結果について述べたが、YB
COのa軸配向膜(基板表面に垂直右側がa軸)につい
ても、その膜終端はCu−Oで、あることから、a軸配
向SISを構成する場合においても、本発明による絶縁
体材料は全く同様に理想的なトンネル接合が実現できる
ことは、本発明で述べた結晶化学的観点からも、期待で
きることは明白である。なお、超伝導体薄膜にYBa2
Cu3Ox(YBCO)についての実施例を示したが、他
のランタニド系超伝導体1−2−3構造であっても、超
伝導発現機構が同じであることから、本発明による絶縁
体材料が活用できることは明白である。
実施例で詳しく説明したように、本発明による絶縁体材
料は、結晶化学的見地からも矛盾せず、YBCOに代表
される超伝導体REBa2Cu3Oxの薄膜最表面である
Cu−O終端をBaOの存在でCuOチェーン構造にす
ることからSIS構造での界面であるS/IとI/S界
面に非超伝導相を形成せず、理想的なトンネル接合が実
現できる利点がある。さらには、実施例では下部YBC
O膜は基板表面に垂直右側にYBCOのc軸が配向し
た、いわゆるc軸配向膜の結果について述べたが、YB
COのa軸配向膜(基板表面に垂直右側がa軸)につい
ても、その膜終端はCu−Oで、あることから、a軸配
向SISを構成する場合においても、本発明による絶縁
体材料は全く同様に理想的なトンネル接合が実現できる
ことは、本発明で述べた結晶化学的観点からも、期待で
きることは明白である。なお、超伝導体薄膜にYBa2
Cu3Ox(YBCO)についての実施例を示したが、他
のランタニド系超伝導体1−2−3構造であっても、超
伝導発現機構が同じであることから、本発明による絶縁
体材料が活用できることは明白である。
【0029】また、実施例2および4以降ではペロウス
カイト構造ABX3のAをBaに限定した例であるが、
Baの一部を同じアルカリ土類元素で一部置換した場合
でも、実施例3に述べたように本発明の範囲を逃れるも
のではないこと、またBが種々の元素の混合でも本発明
の技術的範囲を制約するものではないことは、実施例お
よび材料選定の概念から明かである。
カイト構造ABX3のAをBaに限定した例であるが、
Baの一部を同じアルカリ土類元素で一部置換した場合
でも、実施例3に述べたように本発明の範囲を逃れるも
のではないこと、またBが種々の元素の混合でも本発明
の技術的範囲を制約するものではないことは、実施例お
よび材料選定の概念から明かである。
【図1】基板上に形成されたSIS構造示す図。
【図2】超伝導体Yba2Cu3Oxの結晶構造を斜方晶
のb軸方向から見た図。
のb軸方向から見た図。
【図3】超伝導体Yba2Cu3Oxの結晶構造を斜方晶
のa軸方向から見た図。
のa軸方向から見た図。
【図4】YBCOの最上面である終端構造を示すb軸方
向から見た図であって、YBCO表面に異元素◆がきた
場合でCuOチェーンは構成されないことを示す図。
向から見た図であって、YBCO表面に異元素◆がきた
場合でCuOチェーンは構成されないことを示す図。
【図5】YBCOの最上面である終端構造を示すb軸方
向から見た図であって、YBCO表面にBa元素◎を含
むペロウスカイト構造がきた場合でCuOチェーンが形
成されていることを示す図。
向から見た図であって、YBCO表面にBa元素◎を含
むペロウスカイト構造がきた場合でCuOチェーンが形
成されていることを示す図。
1 下部超伝導薄膜 2 絶縁体極薄膜 3 上部超伝導体薄膜 4 基板結晶
Claims (2)
- 【請求項1】 酸化物超伝導体/絶縁体/酸化物超伝導
体構造のトンネル接合において、前記絶縁体はペロウス
カイト構造ABX3(A,Bは陽イオン、Xは酸素に代
表される陰イオン)であって、Aをアルカリ土類元素B
a、あるいはその一部をSrとしたBX6八面体ペロウ
スカイト構造をもつことを特徴とするトンネル接合。 - 【請求項2】 前記トンネル接合用絶縁体が、REBa2
Cu3Ox(RE:ランタノイド希土類元素)超伝導体の
CuO2層直上に形成されていることを特徴とする請求
項1記載のトンネル接合。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP50A JPH06237021A (ja) | 1993-02-08 | 1993-02-08 | トンネル接合 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP50A JPH06237021A (ja) | 1993-02-08 | 1993-02-08 | トンネル接合 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06237021A true JPH06237021A (ja) | 1994-08-23 |
Family
ID=12657892
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP50A Pending JPH06237021A (ja) | 1993-02-08 | 1993-02-08 | トンネル接合 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06237021A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2014205907A1 (en) * | 2013-06-26 | 2014-12-31 | Tsinghua University | Field effect transistor and method for forming the same |
-
1993
- 1993-02-08 JP JP50A patent/JPH06237021A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2014205907A1 (en) * | 2013-06-26 | 2014-12-31 | Tsinghua University | Field effect transistor and method for forming the same |
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