JPH06237631A - コンバインの下部搬送ガイドレール - Google Patents
コンバインの下部搬送ガイドレールInfo
- Publication number
- JPH06237631A JPH06237631A JP5024613A JP2461393A JPH06237631A JP H06237631 A JPH06237631 A JP H06237631A JP 5024613 A JP5024613 A JP 5024613A JP 2461393 A JP2461393 A JP 2461393A JP H06237631 A JPH06237631 A JP H06237631A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- chain
- guide rail
- conveyance
- transport
- guide
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Outside Dividers And Delivering Mechanisms For Harvesters (AREA)
- Harvester Elements (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 コンバインの刈取部における下部搬送装置の
導入部において、挟扼ガイドにより湾曲する下部搬送チ
ェーンとガイドレールとの隙間が大きいために該下部搬
送チェーンのブレが大きく、穀稈の根元部の搬送量が一
定せず、該チェーン自体の耐久性も劣化するので、この
ような問題点を解消し、良好な下部搬送装置を得ること
を目的とする。 【構成】 下部搬送装置1の搬送導入部Xにおけるガイ
ドレール3の形状を下部搬送チェーン2の湾曲部分に沿
うようにし、搬送背後側にスクレーパー5を取付可能と
し、ガイドレール3の該下部搬送チェーン2との接点以
前の部分に直線部を構成するものである。
導入部において、挟扼ガイドにより湾曲する下部搬送チ
ェーンとガイドレールとの隙間が大きいために該下部搬
送チェーンのブレが大きく、穀稈の根元部の搬送量が一
定せず、該チェーン自体の耐久性も劣化するので、この
ような問題点を解消し、良好な下部搬送装置を得ること
を目的とする。 【構成】 下部搬送装置1の搬送導入部Xにおけるガイ
ドレール3の形状を下部搬送チェーン2の湾曲部分に沿
うようにし、搬送背後側にスクレーパー5を取付可能と
し、ガイドレール3の該下部搬送チェーン2との接点以
前の部分に直線部を構成するものである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンバインの刈取部に
おいて穀稈の根元部を挟持して搬送する下部搬送装置の
改良に関する。
おいて穀稈の根元部を挟持して搬送する下部搬送装置の
改良に関する。
【0002】
【従来の技術】図12は、従来の下部搬送装置の搬送導
入部を示す部分平面図である。従来、コンバインの刈取
部において、穀稈の根元部を挟持するための下部搬送チ
ェーン2における穀稈搬送部分を、両側から下部搬送ガ
イドレール3及び挟扼ガイド4にて案内して搬送駆動す
る構造の下部搬送装置1は公知となっており、その下部
搬送ガイドレール3の形状は、図12に示す如く、直線
的で、搬送導入部Xにおける下部搬送チェーン2との隙
間は、比較的大きく空いていた。
入部を示す部分平面図である。従来、コンバインの刈取
部において、穀稈の根元部を挟持するための下部搬送チ
ェーン2における穀稈搬送部分を、両側から下部搬送ガ
イドレール3及び挟扼ガイド4にて案内して搬送駆動す
る構造の下部搬送装置1は公知となっており、その下部
搬送ガイドレール3の形状は、図12に示す如く、直線
的で、搬送導入部Xにおける下部搬送チェーン2との隙
間は、比較的大きく空いていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の下部搬送ガイド
レールの形状では、該搬送導入部における下部搬送チェ
ーンとの間の隙間が大きいので、穀稈の根元部の形状に
よって該下部搬送チェーンの軌跡が大きく変化し、下部
搬送装置における根元部の揃いが悪くなり、その後の搬
送や脱穀等に悪影響を及ぼす。また、該下部搬送チェー
ンの振幅が大きいので、チェーン自体のガタツキや磨耗
が早くなり、耐久性に欠ける。
レールの形状では、該搬送導入部における下部搬送チェ
ーンとの間の隙間が大きいので、穀稈の根元部の形状に
よって該下部搬送チェーンの軌跡が大きく変化し、下部
搬送装置における根元部の揃いが悪くなり、その後の搬
送や脱穀等に悪影響を及ぼす。また、該下部搬送チェー
ンの振幅が大きいので、チェーン自体のガタツキや磨耗
が早くなり、耐久性に欠ける。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、以上の如き課
題を解決するために、次のような構成とする。即ち、刈
取部の下部搬送チェーンの下部搬送ガイドレールと挟扼
ガイドで両側から案内しながら穀稈の根元部を搬送する
下部搬送装置の穀稈搬送通路において、該搬送通路の導
入部における下部搬送ガイドレールの前端部を下部搬送
チェーンの軌跡に沿って湾曲形状とし、該下部搬送ガイ
ドレールの下部搬送チェーンとの接点近傍より前方部分
に直線形状部を設け、その前端部の搬送背面側にスクレ
ーパーを取付可能とした下部搬送ガイドレールを構成す
る。
題を解決するために、次のような構成とする。即ち、刈
取部の下部搬送チェーンの下部搬送ガイドレールと挟扼
ガイドで両側から案内しながら穀稈の根元部を搬送する
下部搬送装置の穀稈搬送通路において、該搬送通路の導
入部における下部搬送ガイドレールの前端部を下部搬送
チェーンの軌跡に沿って湾曲形状とし、該下部搬送ガイ
ドレールの下部搬送チェーンとの接点近傍より前方部分
に直線形状部を設け、その前端部の搬送背面側にスクレ
ーパーを取付可能とした下部搬送ガイドレールを構成す
る。
【0005】
【作用】下部搬送装置1の搬送導入部において、下部搬
送チェーン2に下部搬送ガイドレール3が沿っており、
また、挟扼ガイド4にて該下部搬送チェーン2の湾曲部
が直線状に是正されるので、穀稈導入時における該下部
搬送チェーン2の軌跡変化が少なくなり、更にスクレー
パー5を取付けることによりスターホイル11による搬
送背後側への穀稈巻き込みを防止し、穀稈導入が円滑と
なる。
送チェーン2に下部搬送ガイドレール3が沿っており、
また、挟扼ガイド4にて該下部搬送チェーン2の湾曲部
が直線状に是正されるので、穀稈導入時における該下部
搬送チェーン2の軌跡変化が少なくなり、更にスクレー
パー5を取付けることによりスターホイル11による搬
送背後側への穀稈巻き込みを防止し、穀稈導入が円滑と
なる。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面にて説明する。
図1はコンバインの全体斜視図、図2は本発明の下部搬
送ガイドの形状を示す下部搬送装置の搬送導入部の平面
図、図3は同じく別の実施例を示す平面図、図4は刈取
部の搬送構造を示す平面図図5は同じく側面図、図6は
刈取部の上部搬送装置における穂部ガイド板の構成を示
す斜視図、図7は脱穀部の扱胴の負荷検出による自動扱
深さ調節の構造図、図8は扱深さ検出センサーを示す部
分正面図、図9は選別部の送風装置における送風乾燥機
構を示す部分平面図、図10は送風装置の配置を示すコ
ンバインの全体平面図、図11は同じく全体側面図であ
る。
図1はコンバインの全体斜視図、図2は本発明の下部搬
送ガイドの形状を示す下部搬送装置の搬送導入部の平面
図、図3は同じく別の実施例を示す平面図、図4は刈取
部の搬送構造を示す平面図図5は同じく側面図、図6は
刈取部の上部搬送装置における穂部ガイド板の構成を示
す斜視図、図7は脱穀部の扱胴の負荷検出による自動扱
深さ調節の構造図、図8は扱深さ検出センサーを示す部
分正面図、図9は選別部の送風装置における送風乾燥機
構を示す部分平面図、図10は送風装置の配置を示すコ
ンバインの全体平面図、図11は同じく全体側面図であ
る。
【0007】まず、本発明を採用したコンバインの全体
構成について図1より説明する。クローラー走行装置F
の上部において、左側の上下に脱穀部B及び選別部C
を、また、その前方に刈取部Aを配設しており、右側に
は前後に操向部D及びグレンタンクEを搭載している。
刈取部Aより脱穀部Bには各種の搬送装置が配設されて
おり、図1に示されている引起しケース9は、タイン8
aを具備した引起しチェーン8にて穀稈を立状にしなが
ら搬送装置へと導入するものであり、上部搬送装置16
は穀稈の穂部を挟持搬送するものであり、縦搬送装置1
8は、穀稈の根元部を穂部に対して水平に引き起こすた
め回動可能となっているもので、その上方には、扱深さ
センサー25を配設して、搬送される穀稈の扱深さを検
出して扱深さ調節用モーターM1を駆動して該縦搬送装
置18を回動し、脱穀部Bにおける扱深さを最適にする
ように構成されている。更に穀稈は脱穀部Bのフィード
チェーン20に搬送され、扱胴にて脱穀し、穀粒等を下
方にふるい落として選別部Cにて籾と藁屑等に分別され
るのである。
構成について図1より説明する。クローラー走行装置F
の上部において、左側の上下に脱穀部B及び選別部C
を、また、その前方に刈取部Aを配設しており、右側に
は前後に操向部D及びグレンタンクEを搭載している。
刈取部Aより脱穀部Bには各種の搬送装置が配設されて
おり、図1に示されている引起しケース9は、タイン8
aを具備した引起しチェーン8にて穀稈を立状にしなが
ら搬送装置へと導入するものであり、上部搬送装置16
は穀稈の穂部を挟持搬送するものであり、縦搬送装置1
8は、穀稈の根元部を穂部に対して水平に引き起こすた
め回動可能となっているもので、その上方には、扱深さ
センサー25を配設して、搬送される穀稈の扱深さを検
出して扱深さ調節用モーターM1を駆動して該縦搬送装
置18を回動し、脱穀部Bにおける扱深さを最適にする
ように構成されている。更に穀稈は脱穀部Bのフィード
チェーン20に搬送され、扱胴にて脱穀し、穀粒等を下
方にふるい落として選別部Cにて籾と藁屑等に分別され
るのである。
【0008】図4及び図5にて、刈取部Aの穀稈搬送機
構について説明する。刈取フレーム6の前端に分草板7
を固設し、該分草板7の後部には、タイン8aを具備し
た引起しチェーン8を駆動して穀稈を立状に引き起こす
引起しケース9を立設している。該引起しケース9の後
方には、穀稈搬送機構を構成しており、該下方の前方
で、該刈取フレーム6の基部に、刈刃10が横設されて
おり、該刈刃10の上方に、スターホイル11・11・
・が配設され、その中の数個のスターホイル11にスプ
ロケット12を同一軸にて枢支し、下部搬送チェーン2
を後方の別のスプロケットに巻回して下部搬送装置1を
構成している。該下部搬送装置1は、刈取条数に応じて
複数個設けられるもので、図4においては二個の下部搬
送装置1がY型に配設されている。また、該スターホイ
ル11と同軸で、該スプロケット12の上方に枢支した
掻込プーリー13より掻込ベルト14を前方に配設し、
該掻込ベルト14及び掻込プーリー13を、上部より掻
込カバー15にて被覆している。そして、更にその上方
位置で、各下部搬送装置1の略上方に、タイン17aを
具備する上部搬送チェーン17を巻回した上部搬送装置
16・16を構成している。以上のように構成すること
により、穀稈は分草板7及び刈取フレーム6にて数条に
分草され、穂先部は引起しチェーン8にて引起こされ、
根元部は、掻込ベルト14により掻込まれ、刈刃10に
て切断され、更に下部搬送装置1に転送され、挟持搬送
される。また、穂先部は、引起しチェーン8より上部搬
送装置16に転送され、挟持搬送される。
構について説明する。刈取フレーム6の前端に分草板7
を固設し、該分草板7の後部には、タイン8aを具備し
た引起しチェーン8を駆動して穀稈を立状に引き起こす
引起しケース9を立設している。該引起しケース9の後
方には、穀稈搬送機構を構成しており、該下方の前方
で、該刈取フレーム6の基部に、刈刃10が横設されて
おり、該刈刃10の上方に、スターホイル11・11・
・が配設され、その中の数個のスターホイル11にスプ
ロケット12を同一軸にて枢支し、下部搬送チェーン2
を後方の別のスプロケットに巻回して下部搬送装置1を
構成している。該下部搬送装置1は、刈取条数に応じて
複数個設けられるもので、図4においては二個の下部搬
送装置1がY型に配設されている。また、該スターホイ
ル11と同軸で、該スプロケット12の上方に枢支した
掻込プーリー13より掻込ベルト14を前方に配設し、
該掻込ベルト14及び掻込プーリー13を、上部より掻
込カバー15にて被覆している。そして、更にその上方
位置で、各下部搬送装置1の略上方に、タイン17aを
具備する上部搬送チェーン17を巻回した上部搬送装置
16・16を構成している。以上のように構成すること
により、穀稈は分草板7及び刈取フレーム6にて数条に
分草され、穂先部は引起しチェーン8にて引起こされ、
根元部は、掻込ベルト14により掻込まれ、刈刃10に
て切断され、更に下部搬送装置1に転送され、挟持搬送
される。また、穂先部は、引起しチェーン8より上部搬
送装置16に転送され、挟持搬送される。
【0009】更に下部搬送装置1・1は後部において合
流し、その後方には縦搬送装置18が配設されていて、
該下部搬送装置1より転送された穀稈の根元部を、穂先
部に対して水平となるように引き起こしながら搬送する
構成となっている。一方、上部搬送装置16・16も同
様に後部で合流して、該縦搬送装置18とともに、穀稈
を後方の補助搬送装置19に受け継ぎ水平状となって、
次工程の脱穀部Bのフィードチェーン20に受け継が
れ、回転する扱胴21にて脱穀される。そして、該扱胴
21にて脱穀された後の藁は、更にフィードチェーン2
0にて搬送されて排藁処理されて外部に放出され、藁屑
等の混合する穀粒は、選別部Cに落下し、送風装置28
の送風と、チャフ26の揺動によって籾と藁屑等に分別
されるのである。
流し、その後方には縦搬送装置18が配設されていて、
該下部搬送装置1より転送された穀稈の根元部を、穂先
部に対して水平となるように引き起こしながら搬送する
構成となっている。一方、上部搬送装置16・16も同
様に後部で合流して、該縦搬送装置18とともに、穀稈
を後方の補助搬送装置19に受け継ぎ水平状となって、
次工程の脱穀部Bのフィードチェーン20に受け継が
れ、回転する扱胴21にて脱穀される。そして、該扱胴
21にて脱穀された後の藁は、更にフィードチェーン2
0にて搬送されて排藁処理されて外部に放出され、藁屑
等の混合する穀粒は、選別部Cに落下し、送風装置28
の送風と、チャフ26の揺動によって籾と藁屑等に分別
されるのである。
【0010】以上のような構成の刈取部Aにおいて、下
部搬送装置1の構成について図2、図4及び図5より説
明する。下部搬送装置1は、前記の如くスプロケット1
2より後方のスプロケットに下部搬送チェーン2を巻回
しており、該下部搬送チェーン2の穀稈搬送の通路部分
においては、前記掻込ケース15の下方よりガイドアー
ム3bを突設して搬送内側に下部搬送ガイドレール3を
延設し、該下部搬送チェーン2を前部で湾曲状に案内し
ている。そして、該下部搬送チェーン2の外側より挟扼
ガイドアーム4b、ガイド調節板4aを介して挟扼ガイ
ド4を配設しており、該挟扼ガイド4と該下部搬送チェ
ーン2の保持部2aにて穀稈を挟扼するように構成して
いる。また、該挟扼ガイド4は、該ガイド調節板4aに
対して伸縮自在となっており、該下部搬送チェーン2と
の隙間を調節して、穀稈の挟扼強度を調節できるように
している。
部搬送装置1の構成について図2、図4及び図5より説
明する。下部搬送装置1は、前記の如くスプロケット1
2より後方のスプロケットに下部搬送チェーン2を巻回
しており、該下部搬送チェーン2の穀稈搬送の通路部分
においては、前記掻込ケース15の下方よりガイドアー
ム3bを突設して搬送内側に下部搬送ガイドレール3を
延設し、該下部搬送チェーン2を前部で湾曲状に案内し
ている。そして、該下部搬送チェーン2の外側より挟扼
ガイドアーム4b、ガイド調節板4aを介して挟扼ガイ
ド4を配設しており、該挟扼ガイド4と該下部搬送チェ
ーン2の保持部2aにて穀稈を挟扼するように構成して
いる。また、該挟扼ガイド4は、該ガイド調節板4aに
対して伸縮自在となっており、該下部搬送チェーン2と
の隙間を調節して、穀稈の挟扼強度を調節できるように
している。
【0011】以上のような構成の下部搬送装置1の搬送
導入部分Xにおいて、下部搬送チェーン2は下部搬送ガ
イドレール3に当接して湾曲している。従来は、下部搬
送ガイドレール3が直線状であるために、隙間が大きく
空いていたが、本実施例においては、図2及び図3の如
く、該挟扼ガイド4と下部搬送ガイドレール3の湾曲軌
跡に沿って折曲しており、更に最前端部は、穀稈の導入
を促進するために搬送内側に開いて折曲している。ま
た、該挟扼ガイド4と該下部搬送チェーン2との接点よ
りも前方部分の下部搬送ガイドレール3に直線形状部3
aを設けて、搬送導入部Xにおける下部搬送チェーン2
の湾曲部分を直線状に是正し、穀稈の導入を円滑にして
いる。更に、該下部搬送ガイドレール3の前端部におい
て、搬送背後側(内側)にスクレーパー5を取付け可能
としており、スターホイル11による穀稈の搬送背後側
への巻き込みを防止できるようにしている。従来、スク
レーパー5を掻込カバー15の上部に取付ける構造は公
知となっているが、下部搬送ガイドレールに取付けられ
るように構成することで、部品構成を容易にし、また、
該スクレーパー5にて押し戻された穀稈が位置ずれを生
ずることなく該下部搬送ガイドレールにて円滑に導入さ
れるようになる。
導入部分Xにおいて、下部搬送チェーン2は下部搬送ガ
イドレール3に当接して湾曲している。従来は、下部搬
送ガイドレール3が直線状であるために、隙間が大きく
空いていたが、本実施例においては、図2及び図3の如
く、該挟扼ガイド4と下部搬送ガイドレール3の湾曲軌
跡に沿って折曲しており、更に最前端部は、穀稈の導入
を促進するために搬送内側に開いて折曲している。ま
た、該挟扼ガイド4と該下部搬送チェーン2との接点よ
りも前方部分の下部搬送ガイドレール3に直線形状部3
aを設けて、搬送導入部Xにおける下部搬送チェーン2
の湾曲部分を直線状に是正し、穀稈の導入を円滑にして
いる。更に、該下部搬送ガイドレール3の前端部におい
て、搬送背後側(内側)にスクレーパー5を取付け可能
としており、スターホイル11による穀稈の搬送背後側
への巻き込みを防止できるようにしている。従来、スク
レーパー5を掻込カバー15の上部に取付ける構造は公
知となっているが、下部搬送ガイドレールに取付けられ
るように構成することで、部品構成を容易にし、また、
該スクレーパー5にて押し戻された穀稈が位置ずれを生
ずることなく該下部搬送ガイドレールにて円滑に導入さ
れるようになる。
【0012】次に、刈取部Aにおける上部搬送装置16
の側部に配設する穂部ガイド板22について説明する。
穂部ガイド板22は、上部搬送装置16の搬送通路側に
配設して、該上部搬送チェーン17のタイン17aによ
り挟持搬送される穀稈の穂先部を倒伏しないように側方
より支持するものである。この穂部ガイド板22は、従
来、上部搬送装置16のカバーに搬送通路側よりボルト
締めして立設していたが、該ボルトに搬送される穀稈が
当接して搬送に支障をきたすとともに外見上も見苦し
い。そこで、図6の如く、上部搬送装置16のカバー1
6aにガイド板ステー23・23を立設し、該穂部ガイ
ド板22の、上部搬送装置16のカバー16a上となる
搬送背後側において、上方にL型補強板22aを、下方
に挟持金具22b・22bを付設して、該ガイド板ステ
ー23・23を該挟持金具22b・22bにて挟持し、
該ガイド板ステー23・23の上部を該L型補強板22
aに接面して、上方よりボルト24・24にて螺止す
る。このように構成することにより、該穂部ガイド板2
2の搬送通路側にはボルトが突出しておらず、穀稈に当
接することもなく、外見上もすっきりした形状となるの
である。
の側部に配設する穂部ガイド板22について説明する。
穂部ガイド板22は、上部搬送装置16の搬送通路側に
配設して、該上部搬送チェーン17のタイン17aによ
り挟持搬送される穀稈の穂先部を倒伏しないように側方
より支持するものである。この穂部ガイド板22は、従
来、上部搬送装置16のカバーに搬送通路側よりボルト
締めして立設していたが、該ボルトに搬送される穀稈が
当接して搬送に支障をきたすとともに外見上も見苦し
い。そこで、図6の如く、上部搬送装置16のカバー1
6aにガイド板ステー23・23を立設し、該穂部ガイ
ド板22の、上部搬送装置16のカバー16a上となる
搬送背後側において、上方にL型補強板22aを、下方
に挟持金具22b・22bを付設して、該ガイド板ステ
ー23・23を該挟持金具22b・22bにて挟持し、
該ガイド板ステー23・23の上部を該L型補強板22
aに接面して、上方よりボルト24・24にて螺止す
る。このように構成することにより、該穂部ガイド板2
2の搬送通路側にはボルトが突出しておらず、穀稈に当
接することもなく、外見上もすっきりした形状となるの
である。
【0013】次に、脱穀部Bにおける扱胴21の負荷検
出による扱深さ自動調節の構造について、図1、図7及
び図8より説明する。従来、扱深さ調節のため、縦搬送
装置18の前方及び後方に扱深さ検出センサー25を配
設しており、前方は図示されぬLセンサーで、該Lセン
サーがONした時は浅扱であるため、自動的に該縦搬送
装置18が深扱側に回動され、図1及び図8図示のHセ
ンサー25hがONすると、深扱であるため、該縦搬送
装置18が浅扱側に回動され、Mセンサー25mがON
すると、最適の扱深さであるとして、該縦搬送装置18
の回動は停止する。このように自動的に扱深さを調節で
きる構造であっても、倒伏穀稈等が搬送された場合、脱
穀部Bにおいて扱胴21が過負荷となって回転に支障を
きたす。この場合には、該脱穀部Bにて生ずるゴトゴト
という音が発生するので、そのような音が聞こえた時
に、作業者が、手動にて図8の扱深さセンサー25の調
節ツマミ25aを深扱側にスライドさせることによっ
て、該縦搬送装置18を浅扱側に回動させ、扱胴21に
おける負荷を除去していた。また、更に脱穀部B及び選
別部Cにおける不良穀稈等を強制的に送塵口より放出除
去するため、選別部Cにおいて送風装置の送風量をアッ
プし、チャフシーブの目を閉じる操作をしなければなら
ない。これらの操作を手動にて一連に行うことは、非常
に煩わしく、また、該操作は走行速度を落としてからで
なければ危険であるので、作業速度を低下させる原因に
もなるのである。
出による扱深さ自動調節の構造について、図1、図7及
び図8より説明する。従来、扱深さ調節のため、縦搬送
装置18の前方及び後方に扱深さ検出センサー25を配
設しており、前方は図示されぬLセンサーで、該Lセン
サーがONした時は浅扱であるため、自動的に該縦搬送
装置18が深扱側に回動され、図1及び図8図示のHセ
ンサー25hがONすると、深扱であるため、該縦搬送
装置18が浅扱側に回動され、Mセンサー25mがON
すると、最適の扱深さであるとして、該縦搬送装置18
の回動は停止する。このように自動的に扱深さを調節で
きる構造であっても、倒伏穀稈等が搬送された場合、脱
穀部Bにおいて扱胴21が過負荷となって回転に支障を
きたす。この場合には、該脱穀部Bにて生ずるゴトゴト
という音が発生するので、そのような音が聞こえた時
に、作業者が、手動にて図8の扱深さセンサー25の調
節ツマミ25aを深扱側にスライドさせることによっ
て、該縦搬送装置18を浅扱側に回動させ、扱胴21に
おける負荷を除去していた。また、更に脱穀部B及び選
別部Cにおける不良穀稈等を強制的に送塵口より放出除
去するため、選別部Cにおいて送風装置の送風量をアッ
プし、チャフシーブの目を閉じる操作をしなければなら
ない。これらの操作を手動にて一連に行うことは、非常
に煩わしく、また、該操作は走行速度を落としてからで
なければ危険であるので、作業速度を低下させる原因に
もなるのである。
【0014】そこで、図7のように、扱胴の回転負荷を
検出して、縦搬送装置の回動調節、選別部の送風装置の
送風量調節及びチャフシーブの回動調節を自動的に行う
ように構成したのである。即ち、扱胴21の回転軸21
aの端部に負荷検出装置26を付設し、該回転軸21a
のトルクを検出する。検出信号はコントローラー27に
送信し、該回転軸21aの回転数が一定以下であること
を検出した場合、扱深さ調節用モーターM1を駆動して
該縦搬送装置18を浅扱側に回動する一方、選別部Cに
おいての送風装置28の吸風口を大きくして送風量を多
くし、チャフ29のシーブ29aを回動してシーブの目
を閉じ、該選別部C内の未脱穀穀稈を強制的に機体後部
の送塵口より放出除去するように構成し、脱穀部B及び
選別部Cにおける詰まりや扱深さの過負荷を解消できる
ようにしたのである。
検出して、縦搬送装置の回動調節、選別部の送風装置の
送風量調節及びチャフシーブの回動調節を自動的に行う
ように構成したのである。即ち、扱胴21の回転軸21
aの端部に負荷検出装置26を付設し、該回転軸21a
のトルクを検出する。検出信号はコントローラー27に
送信し、該回転軸21aの回転数が一定以下であること
を検出した場合、扱深さ調節用モーターM1を駆動して
該縦搬送装置18を浅扱側に回動する一方、選別部Cに
おいての送風装置28の吸風口を大きくして送風量を多
くし、チャフ29のシーブ29aを回動してシーブの目
を閉じ、該選別部C内の未脱穀穀稈を強制的に機体後部
の送塵口より放出除去するように構成し、脱穀部B及び
選別部Cにおける詰まりや扱深さの過負荷を解消できる
ようにしたのである。
【0015】最後に、選別部Cにおける送風装置を利用
した籾の乾燥機構について図9乃至図11より説明す
る。選別部Cは、上部の脱穀部Bより降下する、藁屑等
の混じる籾に対して、送風装置28より風を吹きつけ、
チャフ29にてふるって選別するのであるが、雨天後の
作業等で穀稈が湿っている場合、籾と藁屑等との分別能
力が低下する。そこで、該送風装置28と吸風口30と
の間に図8の如くエバポレーター31及びコンデンサー
32を直列し、該エバポレーター31とコンデンサー3
2との間には風の通過する空間を設けて複数のフィン3
3を回動可能に配設し、該空間より操向部Dにエバポレ
ーター31を通過した空気を送ることができるように配
風ダクト34を配設する。
した籾の乾燥機構について図9乃至図11より説明す
る。選別部Cは、上部の脱穀部Bより降下する、藁屑等
の混じる籾に対して、送風装置28より風を吹きつけ、
チャフ29にてふるって選別するのであるが、雨天後の
作業等で穀稈が湿っている場合、籾と藁屑等との分別能
力が低下する。そこで、該送風装置28と吸風口30と
の間に図8の如くエバポレーター31及びコンデンサー
32を直列し、該エバポレーター31とコンデンサー3
2との間には風の通過する空間を設けて複数のフィン3
3を回動可能に配設し、該空間より操向部Dにエバポレ
ーター31を通過した空気を送ることができるように配
風ダクト34を配設する。
【0016】このように構成することにより、該給風口
30より吸入された空気が該エバポレーター31にて冷
却乾燥され、更に該コンデンサー32にて温められて該
送風装置28に供給される。このように乾燥された温暖
風が該送風装置28より脱穀部B及び選別部C内に送風
されるので、籾や藁屑等が乾燥して、分別が容易とな
り、選別部Cの選別能力が向上するのである。また、晴
天時等で穀稈が湿っておらず、通常に作業ができる時
は、該フィン33を回動して、該エバポレーター31を
通過して冷却された空気が該配風ダクト34を通過して
操向部Dに給風されるようにすれば、該操向部Dにおけ
る冷却風として利用でき、作業者にとって快適な操向操
作ができるようになるのである。
30より吸入された空気が該エバポレーター31にて冷
却乾燥され、更に該コンデンサー32にて温められて該
送風装置28に供給される。このように乾燥された温暖
風が該送風装置28より脱穀部B及び選別部C内に送風
されるので、籾や藁屑等が乾燥して、分別が容易とな
り、選別部Cの選別能力が向上するのである。また、晴
天時等で穀稈が湿っておらず、通常に作業ができる時
は、該フィン33を回動して、該エバポレーター31を
通過して冷却された空気が該配風ダクト34を通過して
操向部Dに給風されるようにすれば、該操向部Dにおけ
る冷却風として利用でき、作業者にとって快適な操向操
作ができるようになるのである。
【0017】
【発明の効果】本発明は以上の如く構成したので、次の
如き効果を奏するものである。即ち、コンバインの下部
搬送装置の搬送導入部を請求項の如く構成したので、該
部分における下部搬送チェーンの軌跡変化が少なくな
り、搬送される穀稈の根元部の揃いがよくなるので、後
の搬送や脱穀作業も良好となり、また、下部搬送チェー
ン自体もガタツキや磨耗が低減して耐久性が向上する。
このように、良好なコンバインを獲得することができる
のである。
如き効果を奏するものである。即ち、コンバインの下部
搬送装置の搬送導入部を請求項の如く構成したので、該
部分における下部搬送チェーンの軌跡変化が少なくな
り、搬送される穀稈の根元部の揃いがよくなるので、後
の搬送や脱穀作業も良好となり、また、下部搬送チェー
ン自体もガタツキや磨耗が低減して耐久性が向上する。
このように、良好なコンバインを獲得することができる
のである。
【図1】コンバインの全体斜視図である。
【図2】本発明の下部搬送ガイドの形状を示す下部搬送
装置の搬送導入部の平面図である。
装置の搬送導入部の平面図である。
【図3】同じく別の実施例を示す平面図である。
【図4】刈取部の搬送構造を示す平面図である。
【図5】同じく側面図である。
【図6】刈取部の上部搬送装置における穂部ガイド板の
構成を示す斜視図である。
構成を示す斜視図である。
【図7】脱穀部の扱胴の負荷検出による自動扱深さ調節
の構造図である。
の構造図である。
【図8】扱深さ検出センサーを示す部分正面図である。
【図9】選別部の送風装置における送風乾燥機構を示す
部分平面図である。
部分平面図である。
【図10】図9の送風装置の配置を示すコンバインの全
体平面図である。
体平面図である。
【図11】同じく全体側面図である。
【図12】従来の下部搬送ガイドの形状を示す下部搬送
装置の導入部の平面図である。
装置の導入部の平面図である。
1 下部搬送装置 2 下部搬送チェーン 3 ガイドレール 4 挟扼ガイド 5 スクレーパー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中沢 光明 岡山市江並428番地 セイレイ工業株式会 社内
Claims (1)
- 【請求項1】 刈取部の下部搬送チェーンの下部搬送ガ
イドレールと挟扼ガイドで両側から案内しながら穀稈の
根元部を搬送する下部搬送装置の穀稈搬送通路におい
て、該搬送通路の導入部における下部搬送ガイドレール
の前端部を下部搬送チェーンの軌跡に沿って湾曲形状と
し、該下部搬送ガイドレールの下部搬送チェーンとの接
点近傍より前方部分に直線形状部を設け、その前端部の
搬送背面側にスクレーパーを取付可能としたことを特徴
とするコンバインの下部搬送ガイドレール。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP02461393A JP3418419B2 (ja) | 1993-02-15 | 1993-02-15 | コンバインの下部搬送ガイドレール |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP02461393A JP3418419B2 (ja) | 1993-02-15 | 1993-02-15 | コンバインの下部搬送ガイドレール |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06237631A true JPH06237631A (ja) | 1994-08-30 |
| JP3418419B2 JP3418419B2 (ja) | 2003-06-23 |
Family
ID=12143005
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP02461393A Expired - Fee Related JP3418419B2 (ja) | 1993-02-15 | 1993-02-15 | コンバインの下部搬送ガイドレール |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3418419B2 (ja) |
-
1993
- 1993-02-15 JP JP02461393A patent/JP3418419B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3418419B2 (ja) | 2003-06-23 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP2003174815A (ja) | 汎用コンバイン | |
| JPH06237631A (ja) | コンバインの下部搬送ガイドレール | |
| JP3118685B2 (ja) | コンバインの脱穀装置 | |
| JPH10127140A5 (ja) | ||
| JP2551302Y2 (ja) | 普通型コンバイン | |
| JPH0331133Y2 (ja) | ||
| JP3238470B2 (ja) | コンバインの上部補助搬送装置 | |
| JP4110975B2 (ja) | 汎用コンバイン | |
| JP2004105140A (ja) | 汎用コンバインのラグ付き搬送装置 | |
| JPH0346Y2 (ja) | ||
| JP3128847B2 (ja) | 普通型コンバインの刈取装置 | |
| JP6850439B2 (ja) | コンバイン | |
| JPH08827Y2 (ja) | コンバイン | |
| JP2000157033A (ja) | 農作業車の穀稈搬送供給装置 | |
| JP2892314B2 (ja) | 脱穀選別装置 | |
| JP3430525B2 (ja) | コンバイン | |
| JP2003111513A (ja) | 脱穀機の二番物選別装置 | |
| JPS599584Y2 (ja) | 脱穀機の二番還元装置 | |
| JP3686606B2 (ja) | 脱穀機の二番処理装置 | |
| JP2025129536A (ja) | 汎用コンバイン | |
| JP3145570B2 (ja) | コンバインにおける排藁搬送装置 | |
| JPS6040106Y2 (ja) | コンバインの上部搬送ガイド機構 | |
| JPH11178421A (ja) | コンバインの燃料タンク搭載装置 | |
| JP2004180599A (ja) | コンバインの補助移送装置 | |
| JP2002305937A (ja) | コンバインの穀稈移送装置 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |