JPH06237774A - プラスミド - Google Patents
プラスミドInfo
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- JPH06237774A JPH06237774A JP5067261A JP6726193A JPH06237774A JP H06237774 A JPH06237774 A JP H06237774A JP 5067261 A JP5067261 A JP 5067261A JP 6726193 A JP6726193 A JP 6726193A JP H06237774 A JPH06237774 A JP H06237774A
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- JP
- Japan
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- plasmid
- pste33
- host
- pstk3
- pstk1
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-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C12—BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
- C12N—MICROORGANISMS OR ENZYMES; COMPOSITIONS THEREOF; PROPAGATING, PRESERVING, OR MAINTAINING MICROORGANISMS; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING; CULTURE MEDIA
- C12N15/00—Mutation or genetic engineering; DNA or RNA concerning genetic engineering, vectors, e.g. plasmids, or their isolation, preparation or purification; Use of hosts therefor
- C12N15/09—Recombinant DNA-technology
- C12N15/63—Introduction of foreign genetic material using vectors; Vectors; Use of hosts therefor; Regulation of expression
- C12N15/74—Vectors or expression systems specially adapted for prokaryotic hosts other than E. coli, e.g. Lactobacillus, Micromonospora
- C12N15/75—Vectors or expression systems specially adapted for prokaryotic hosts other than E. coli, e.g. Lactobacillus, Micromonospora for Bacillus
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C12—BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
- C12N—MICROORGANISMS OR ENZYMES; COMPOSITIONS THEREOF; PROPAGATING, PRESERVING, OR MAINTAINING MICROORGANISMS; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING; CULTURE MEDIA
- C12N15/00—Mutation or genetic engineering; DNA or RNA concerning genetic engineering, vectors, e.g. plasmids, or their isolation, preparation or purification; Use of hosts therefor
- C12N15/09—Recombinant DNA-technology
- C12N15/63—Introduction of foreign genetic material using vectors; Vectors; Use of hosts therefor; Regulation of expression
- C12N15/64—General methods for preparing the vector, for introducing it into the cell or for selecting the vector-containing host
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- Health & Medical Sciences (AREA)
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- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Zoology (AREA)
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- Biomedical Technology (AREA)
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- Biophysics (AREA)
- Cell Biology (AREA)
- Micro-Organisms Or Cultivation Processes Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 好熱性バチルス属細菌を宿主として、60℃
以上の温度で宿主を培養しても宿主から脱落することな
く、安定に宿主中で自律増殖し得るプラスミドを提供す
る。 【構成】 バチルス・ステアロサーモフィルス(Bac
illus stearothermophilus)
TK105からプラスミドpSTK1を得る。直鎖化し
たプラスミドpSTK1を含むプラスミドpSTE33
およびpSTK3を合成する。
以上の温度で宿主を培養しても宿主から脱落することな
く、安定に宿主中で自律増殖し得るプラスミドを提供す
る。 【構成】 バチルス・ステアロサーモフィルス(Bac
illus stearothermophilus)
TK105からプラスミドpSTK1を得る。直鎖化し
たプラスミドpSTK1を含むプラスミドpSTE33
およびpSTK3を合成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は好熱性細菌プラスミドに
関し、高温で生育するグラム陽性好熱性細菌内で安定に
複製させることの可能なプラスミドに関する。
関し、高温で生育するグラム陽性好熱性細菌内で安定に
複製させることの可能なプラスミドに関する。
【0002】
【従来の技術】これまでに、好熱性細菌、特に好熱性バ
チルス属の細菌内で複製可能なプラスミドとして、pU
B110、pIH41など幾つか報告されている。これ
らのプラスミドは抗生物質添加などによる選択圧をかけ
ずに60℃以上で培養すると、宿主から高頻度で脱落し
てしまう(例えば、遺伝子工学、134〜167頁、共
立出版株式会社1987年)。
チルス属の細菌内で複製可能なプラスミドとして、pU
B110、pIH41など幾つか報告されている。これ
らのプラスミドは抗生物質添加などによる選択圧をかけ
ずに60℃以上で培養すると、宿主から高頻度で脱落し
てしまう(例えば、遺伝子工学、134〜167頁、共
立出版株式会社1987年)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】これらのプラスミドに
はカナマイシン等の抗生物質に対する耐性因子がコード
されているため、対応する抗生物質を培養液に添加して
プラスミド保持菌を培養することにより、プラスミドが
脱落してしまった宿主を選択的に殺し、プラスミドを保
持している宿主のみを生育させることにより、上記のよ
うなプラスミドの脱落を見かけ上防止することは可能で
あるが、抗生物質自体の費用に加え、培養後の培養液に
残留した抗生物質の処理に多大な費用がかかるため、プ
ラスミド保持菌の大量培養には多大の費用を要する。
はカナマイシン等の抗生物質に対する耐性因子がコード
されているため、対応する抗生物質を培養液に添加して
プラスミド保持菌を培養することにより、プラスミドが
脱落してしまった宿主を選択的に殺し、プラスミドを保
持している宿主のみを生育させることにより、上記のよ
うなプラスミドの脱落を見かけ上防止することは可能で
あるが、抗生物質自体の費用に加え、培養後の培養液に
残留した抗生物質の処理に多大な費用がかかるため、プ
ラスミド保持菌の大量培養には多大の費用を要する。
【0004】本発明の目的は、上記問題点を解消し、宿
主中に安定に保持されるプラスミドを提供することにあ
る。
主中に安定に保持されるプラスミドを提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、約188
2bpであって下記に示す通りの制限酵素切断点を有す
ることを特徴とするプラスミドpSTK1である。
2bpであって下記に示す通りの制限酵素切断点を有す
ることを特徴とするプラスミドpSTK1である。
【0006】
【化4】
【0007】第2の発明は、約5650bpであって、
下記に示す通りの制限酵素切断点を有することを特徴と
するプラスミドpSTE33である。
下記に示す通りの制限酵素切断点を有することを特徴と
するプラスミドpSTE33である。
【0008】
【化5】
【0009】第3の発明は、約3020bpであって、
下記に示す通りの制限酵素切断点を有することを特徴と
するプラスミドpSTK3である。
下記に示す通りの制限酵素切断点を有することを特徴と
するプラスミドpSTK3である。
【0010】
【化6】
【0011】
【実施例】次に本発明の実施例について説明する。 1.プラスミドpSTK1の取得 土壌から採取した試料を5mlのMG培地(グルコース
0.5%、ニトリル3酢酸0.02%、リン酸2カリウ
ム0.052%、リン酸1カリウム0.015%、硫酸
マグネシウム7水和物0.015%、塩化カルシウム2
水和物0.013%、硝酸ナトリウム0.05%)に入
れ、70℃で1晩培養する。この培養液100μlをM
G寒天培地(MG培地に2.0%寒天を加える)上に拡
げ1日培養する。生じたコロニーより釣菌し、その細菌
を純粋分離した後、5ml L培地(トリプトン1%、
酵母エキス0.5%、NaCl0.5%、pH7.2に
調整)中で70℃で1晩振盪培養し、アルカリーSDS
法でDNAを抽出する。抽出液をエタノール沈殿し、遠
心による回収後、アガロース電気泳動にかけ、プラスミ
ドの有無を確認する。このような操作を多数の分離株に
ついて行ない、プラスミド保有株を選択した。バチルス
・ステアアロサーモフィルス(Bacillus st
earothermophilus)TKO15株に見
いだされた3種のプラスミドのうち最も分子量が小さい
ものをpSTK1と命名した。これを図1に示す。
0.5%、ニトリル3酢酸0.02%、リン酸2カリウ
ム0.052%、リン酸1カリウム0.015%、硫酸
マグネシウム7水和物0.015%、塩化カルシウム2
水和物0.013%、硝酸ナトリウム0.05%)に入
れ、70℃で1晩培養する。この培養液100μlをM
G寒天培地(MG培地に2.0%寒天を加える)上に拡
げ1日培養する。生じたコロニーより釣菌し、その細菌
を純粋分離した後、5ml L培地(トリプトン1%、
酵母エキス0.5%、NaCl0.5%、pH7.2に
調整)中で70℃で1晩振盪培養し、アルカリーSDS
法でDNAを抽出する。抽出液をエタノール沈殿し、遠
心による回収後、アガロース電気泳動にかけ、プラスミ
ドの有無を確認する。このような操作を多数の分離株に
ついて行ない、プラスミド保有株を選択した。バチルス
・ステアアロサーモフィルス(Bacillus st
earothermophilus)TKO15株に見
いだされた3種のプラスミドのうち最も分子量が小さい
ものをpSTK1と命名した。これを図1に示す。
【0012】なお、プラスミドpSTK1を保有するバ
チルス・ステアロサーモフィルスTKO15株はFER
M−13526として寄託されている。 2.プラスミドpSTE33、pSTK3の合成 プラスミドpSTE33、pSTK3の合成経路を図2
を参照して説明する。 (1)プラスミドpUC19を制限酵素SmaIで完全
消化した後、フェノール抽出によりこれを精製した。こ
れにアルカリ性フォスファターゼを作用させ、5’末端
のリン酸基を除去した。これに制限酵素NruIで切断
して直鎖化したプラスミドpSTK1を加え、T4DN
Aリガーゼにより両者を連結、環状化した。
チルス・ステアロサーモフィルスTKO15株はFER
M−13526として寄託されている。 2.プラスミドpSTE33、pSTK3の合成 プラスミドpSTE33、pSTK3の合成経路を図2
を参照して説明する。 (1)プラスミドpUC19を制限酵素SmaIで完全
消化した後、フェノール抽出によりこれを精製した。こ
れにアルカリ性フォスファターゼを作用させ、5’末端
のリン酸基を除去した。これに制限酵素NruIで切断
して直鎖化したプラスミドpSTK1を加え、T4DN
Aリガーゼにより両者を連結、環状化した。
【0013】この反応物を用い大腸菌JM109株を形
質転換し、アンピシリン耐性形質転換体を得た。形質転
換体からプラスミドを抽出し、制限酵素による切断パタ
ーンからpSTK1断片の挿入向きが異なる2通りのプ
ラスミド(大きさ約4.6kbp)pSTE31とpS
TE32が得られたことを確認した。 (2)プラスミドpKM14(自治医科大学看護短期大
学木原裕研究所所有)を制限酵素EcoRIと制限酵素
HindIIIで完全消化し、カナマイシン耐性遺伝子
を含む約1.1kbpのDNA断片を得た。この断片の
両端をT4 DNAポリメラーゼで平滑化した後、プラ
スミドpUC19の制限酵素HincII部位に挿入・
連結した。これを用いて大腸菌JM109株を形質転換
し、アンピシリン耐性形質転換体を得た。形質転換体か
らプラスミドを抽出し、制限酵素による切断パターンか
らカナマイシン耐性遺伝子をふくむDNA断片の挿入向
きが異なる2通りのプラスミド(大きさ約3.8kb
p)pKM141とpKM142が得られたことを確認
した。 (3)プラスミドpKM141を制限酵素XbaIと制
限酵素PstIで完全消化して、カナマイシン耐性遺伝
子を含む約1.1kbpのDNA断片を調整した。この
断片を、pSTE31をXbaIとPstIで完全消化
して得た約4.6kbpのDNA断片とT4DNAリガ
ーゼで結合した。この反応物を用いて大腸菌JM109
株を形質転換し、アンピシリン耐性形質転換体を得た。
形質転換体からプラスミドを抽出し、約5650bpの
大きさのpSTE33を得た。
質転換し、アンピシリン耐性形質転換体を得た。形質転
換体からプラスミドを抽出し、制限酵素による切断パタ
ーンからpSTK1断片の挿入向きが異なる2通りのプ
ラスミド(大きさ約4.6kbp)pSTE31とpS
TE32が得られたことを確認した。 (2)プラスミドpKM14(自治医科大学看護短期大
学木原裕研究所所有)を制限酵素EcoRIと制限酵素
HindIIIで完全消化し、カナマイシン耐性遺伝子
を含む約1.1kbpのDNA断片を得た。この断片の
両端をT4 DNAポリメラーゼで平滑化した後、プラ
スミドpUC19の制限酵素HincII部位に挿入・
連結した。これを用いて大腸菌JM109株を形質転換
し、アンピシリン耐性形質転換体を得た。形質転換体か
らプラスミドを抽出し、制限酵素による切断パターンか
らカナマイシン耐性遺伝子をふくむDNA断片の挿入向
きが異なる2通りのプラスミド(大きさ約3.8kb
p)pKM141とpKM142が得られたことを確認
した。 (3)プラスミドpKM141を制限酵素XbaIと制
限酵素PstIで完全消化して、カナマイシン耐性遺伝
子を含む約1.1kbpのDNA断片を調整した。この
断片を、pSTE31をXbaIとPstIで完全消化
して得た約4.6kbpのDNA断片とT4DNAリガ
ーゼで結合した。この反応物を用いて大腸菌JM109
株を形質転換し、アンピシリン耐性形質転換体を得た。
形質転換体からプラスミドを抽出し、約5650bpの
大きさのpSTE33を得た。
【0014】なお、pSTE33を含む大腸菌JM10
9株はFERM−13528として寄託されている。
9株はFERM−13528として寄託されている。
【0015】(4)pSTE33をEcoRI、Hin
dIIIで完全消化し、約3020bpのDNA断片を
得た。この断片を両端をT4 DNAポリメラーゼで平
滑化した後、T4 DNAリガーゼで環状化した。この
反応物でバチルス・ステアロサーモフィルスK1041
株を形質転換した。形質転換は、バイオテクノロジー・
テクニクス(Biotechnology Techn
iques)誌、第6巻、83〜86頁、1992年に
示された電気穿孔法により行なった。電気穿孔法処理後
の菌体を10μg/mlのカナマイシンを含むL寒天培
地(L培地に2.0%の寒天を添加し、固化したもの)
上に広げ48℃で24時間培養して、カナマイシン耐性
形質転換体を得た。形質転換体からプラスミドを抽出
し、約3020bpのpSTK3を得た。
dIIIで完全消化し、約3020bpのDNA断片を
得た。この断片を両端をT4 DNAポリメラーゼで平
滑化した後、T4 DNAリガーゼで環状化した。この
反応物でバチルス・ステアロサーモフィルスK1041
株を形質転換した。形質転換は、バイオテクノロジー・
テクニクス(Biotechnology Techn
iques)誌、第6巻、83〜86頁、1992年に
示された電気穿孔法により行なった。電気穿孔法処理後
の菌体を10μg/mlのカナマイシンを含むL寒天培
地(L培地に2.0%の寒天を添加し、固化したもの)
上に広げ48℃で24時間培養して、カナマイシン耐性
形質転換体を得た。形質転換体からプラスミドを抽出
し、約3020bpのpSTK3を得た。
【0016】なお、pSTK3を含むバチルス・ステア
ロサーモフィルスK1041株はFERM−13527
として寄託されている。 3.プラスミドpSTE33、pSTK3の安定性 プラスミドpSTE33およびpSTK3を用いて前述
し方法と同様にしてバチルス・ステアロサーモフィルス
K1041株を形質転換した。形質転換体をL培地で6
0℃、約20世代振盪培養後、培養液を適宜希釈してL
寒天培地上および10μg/mlのカナマイシンを含む
L寒天培地上に広げ、48℃で24時間培養後、両寒天
培地に形成されたコロニー数を比較した。同様な操作を
形質転換体のL培地による振盪培養温度を47、57、
67℃に設定して行なった。
ロサーモフィルスK1041株はFERM−13527
として寄託されている。 3.プラスミドpSTE33、pSTK3の安定性 プラスミドpSTE33およびpSTK3を用いて前述
し方法と同様にしてバチルス・ステアロサーモフィルス
K1041株を形質転換した。形質転換体をL培地で6
0℃、約20世代振盪培養後、培養液を適宜希釈してL
寒天培地上および10μg/mlのカナマイシンを含む
L寒天培地上に広げ、48℃で24時間培養後、両寒天
培地に形成されたコロニー数を比較した。同様な操作を
形質転換体のL培地による振盪培養温度を47、57、
67℃に設定して行なった。
【0017】その結果、L培地による振盪培養温度によ
らず、いずれの形質転換体も両寒天培地上にほぼ同数の
コロニーを形成した。
らず、いずれの形質転換体も両寒天培地上にほぼ同数の
コロニーを形成した。
【0018】また、pSTE33に関して各温度での培
養菌体から全DNAを抽出し、電気泳動にかけ泳動上で
染色体DNAとプラスミドDNAとの量の比からプラス
ミドのコピー数を算出したところ、47〜67℃ではコ
ピー数の変化はなかった。 4.薬剤耐性遺伝子の融通性 pSTE33、pSTK3上のカナマイシン耐性遺伝子
を利用した大腸菌E.coli JM109の形質転換
を試みた。pSTE33に関しては、105 CFU/μ
g程度で、pSTK3は104 CFU/μg程度の形質
転換効率だった。この結果から、pSTE33はもちろ
んpSTK3も大腸菌−好熱菌間のシャトルベクターと
なることがわかった。
養菌体から全DNAを抽出し、電気泳動にかけ泳動上で
染色体DNAとプラスミドDNAとの量の比からプラス
ミドのコピー数を算出したところ、47〜67℃ではコ
ピー数の変化はなかった。 4.薬剤耐性遺伝子の融通性 pSTE33、pSTK3上のカナマイシン耐性遺伝子
を利用した大腸菌E.coli JM109の形質転換
を試みた。pSTE33に関しては、105 CFU/μ
g程度で、pSTK3は104 CFU/μg程度の形質
転換効率だった。この結果から、pSTE33はもちろ
んpSTK3も大腸菌−好熱菌間のシャトルベクターと
なることがわかった。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のプラスミ
ドpSTK1を制限酵素NruIで切断・直鎖化して得
られた断片を含む本発明のプラスミドpSTE33およ
びpSTK3は、好熱性バチルスであるパチルス・ステ
アロサーモフィルを形質転換し、形質転換体を70℃で
約20世代培養しても、宿主から全く脱落せず、安定に
複製する。したがって、形質転換体を高温で培養する場
合にも、培地中に抗生物質を添加する必要はなく、形質
転換体を利用する種々の工学的応用が容易となった。
ドpSTK1を制限酵素NruIで切断・直鎖化して得
られた断片を含む本発明のプラスミドpSTE33およ
びpSTK3は、好熱性バチルスであるパチルス・ステ
アロサーモフィルを形質転換し、形質転換体を70℃で
約20世代培養しても、宿主から全く脱落せず、安定に
複製する。したがって、形質転換体を高温で培養する場
合にも、培地中に抗生物質を添加する必要はなく、形質
転換体を利用する種々の工学的応用が容易となった。
【0020】プラスミドpSTE33、pSTK3のこ
のような安定性はブラスミドpSTK1にコードされて
いるプラスミド複製関与遺伝子の機能によることは明ら
かである。したがって、本発明で開示したブラスミドp
STE33およびpSTK3以外にもプラスミドpST
K1の全DNA断片もしくは一部のDNA断片を用い
て、プラスミドpSTE33、pSTK3と同様な安定
性をもつプラスミドを合成することができることは容易
に類推することができる。
のような安定性はブラスミドpSTK1にコードされて
いるプラスミド複製関与遺伝子の機能によることは明ら
かである。したがって、本発明で開示したブラスミドp
STE33およびpSTK3以外にもプラスミドpST
K1の全DNA断片もしくは一部のDNA断片を用い
て、プラスミドpSTE33、pSTK3と同様な安定
性をもつプラスミドを合成することができることは容易
に類推することができる。
【0021】プラスミドpSTK1はバチルス・ステア
ロサーモフィルスを宿主とした場合、マーカーとして利
用できるような形質を宿主に賊与することはないが、プ
ラスミドpSTE33およびpSTK3は宿主にカナマ
イシン耐性を賊与する。
ロサーモフィルスを宿主とした場合、マーカーとして利
用できるような形質を宿主に賊与することはないが、プ
ラスミドpSTE33およびpSTK3は宿主にカナマ
イシン耐性を賊与する。
【0022】プラスミドpSTE33はプラスミドpU
C19に由来するDNA断片を含むため、大腸菌を宿主
としても複製ができる。したがって、外来遺伝子のクロ
ーニング、サブクローニングなどを形質転換率が高く、
生物学的性質がよく知られている大腸菌で行なった後、
組換えプラスミドをバチルス・ステアロサーモフィルス
に導入して、種々の工学的応用を検討することが可能に
なった。
C19に由来するDNA断片を含むため、大腸菌を宿主
としても複製ができる。したがって、外来遺伝子のクロ
ーニング、サブクローニングなどを形質転換率が高く、
生物学的性質がよく知られている大腸菌で行なった後、
組換えプラスミドをバチルス・ステアロサーモフィルス
に導入して、種々の工学的応用を検討することが可能に
なった。
【0023】プラスミドpSTK3はpSTE33から
pUC19領域を除いて短鎖化して得られたプラスミド
であるにも関わらず、大腸菌を宿主とすることが可能で
あり、大きさが約3020bpと小型であるため、プラ
スミドpSTE33より大きな外来DNA断片をクロー
ニングすることが可能である。
pUC19領域を除いて短鎖化して得られたプラスミド
であるにも関わらず、大腸菌を宿主とすることが可能で
あり、大きさが約3020bpと小型であるため、プラ
スミドpSTE33より大きな外来DNA断片をクロー
ニングすることが可能である。
【図1】本発明のプラスミドpSTK1
【図2】本発明のプラスミドpSTE33、pSTK3
の合成経路の説明図である。
の合成経路の説明図である。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年3月9日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0005
【補正方法】変更
【補正内容】
【0005】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、約188
0bpであって下記に示す通りの制限酸素切断点を有す
ることを特徴とするプラスミドpSTK1である。
0bpであって下記に示す通りの制限酸素切断点を有す
ることを特徴とするプラスミドpSTK1である。
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C12R 1:07)
Claims (3)
- 【請求項1】 約1880bpであって、下記の制限酵
素切断点を有することを特徴とするプラスミドpSTK
1。 【化1】 - 【請求項2】 約5650bpであって、下記の制限酵
素切断点を有することを特徴とするプラスミドpSTE
33。 【化2】 - 【請求項3】 約3020bpであって、下記の制限酵
素切断点を有することを特徴とするプラスミドpSTK
3。 【化3】
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5067261A JPH0789933B2 (ja) | 1992-12-24 | 1993-03-26 | プラスミド |
| US08/148,988 US5384258A (en) | 1992-12-24 | 1993-11-08 | Bacillus stearothermophilus and E. coli plasmids |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34372192 | 1992-12-24 | ||
| JP4-343721 | 1992-12-24 | ||
| JP5067261A JPH0789933B2 (ja) | 1992-12-24 | 1993-03-26 | プラスミド |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06237774A true JPH06237774A (ja) | 1994-08-30 |
| JPH0789933B2 JPH0789933B2 (ja) | 1995-10-04 |
Family
ID=26408440
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5067261A Expired - Lifetime JPH0789933B2 (ja) | 1992-12-24 | 1993-03-26 | プラスミド |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5384258A (ja) |
| JP (1) | JPH0789933B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2017169751A1 (ja) * | 2016-03-29 | 2017-10-05 | イムラ・ジャパン株式会社 | 低温菌及び中温菌由来酵素の製造方法 |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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1993
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