JPH06237993A - 流体供給装置 - Google Patents
流体供給装置Info
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- JPH06237993A JPH06237993A JP5053057A JP5305793A JPH06237993A JP H06237993 A JPH06237993 A JP H06237993A JP 5053057 A JP5053057 A JP 5053057A JP 5305793 A JP5305793 A JP 5305793A JP H06237993 A JPH06237993 A JP H06237993A
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Landscapes
- External Artificial Organs (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 流体供給装置1は、熱交換用の液体が貯留さ
れた容器2を有し、容器2内の液体は、温調手段3によ
り所望の温度に保たれている。容器2内の液体は、送液
手段5により合流部7へ供給され、またガス交換用の気
体は、気体供給手段6により合流部7へ供給される。合
流部7では、例えば液体中に気体が気泡として混入さ
れ、この気泡を含む液体は、管体71を経て人工肺10
の流入部141へ供給される。人工肺10の内部では、
作動流体と血液流入口134より供給される血液との間
で熱交換及びガス交換がなされる。流出部151から排
出された作動流体は、管体81を経て気液分離槽82内
に導入されて気泡が除去され、さらに槽82内の液体
は、管体85を介して容器2に回収される。 【効果】 1つの交換器で熱交換及び/又はガス交換を
行うことができる。
れた容器2を有し、容器2内の液体は、温調手段3によ
り所望の温度に保たれている。容器2内の液体は、送液
手段5により合流部7へ供給され、またガス交換用の気
体は、気体供給手段6により合流部7へ供給される。合
流部7では、例えば液体中に気体が気泡として混入さ
れ、この気泡を含む液体は、管体71を経て人工肺10
の流入部141へ供給される。人工肺10の内部では、
作動流体と血液流入口134より供給される血液との間
で熱交換及びガス交換がなされる。流出部151から排
出された作動流体は、管体81を経て気液分離槽82内
に導入されて気泡が除去され、さらに槽82内の液体
は、管体85を介して容器2に回収される。 【効果】 1つの交換器で熱交換及び/又はガス交換を
行うことができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、熱およびガス交換器に
作動流体を供給する流体供給装置に関する。
作動流体を供給する流体供給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、心臓手術等の際に血液の体外循
環を行なう場合の血液体外循環回路には、血液を酸素
化、脱炭酸ガスする人工肺(ガス交換器)と、血液の温
度を調節する熱交換器とが設置されており、体外に導か
れた血液を熱交換器により冷却または加温した後、酸素
加、脱炭酸ガスすることが行われる。
環を行なう場合の血液体外循環回路には、血液を酸素
化、脱炭酸ガスする人工肺(ガス交換器)と、血液の温
度を調節する熱交換器とが設置されており、体外に導か
れた血液を熱交換器により冷却または加温した後、酸素
加、脱炭酸ガスすることが行われる。
【0003】しかしながら、このような血液体外循環回
路では、熱交換器と人工肺とがそれぞれ別個に設置され
ているため、回路構成が複雑となり、また、回路中の血
液のプライミング量も増大するという問題がある。
路では、熱交換器と人工肺とがそれぞれ別個に設置され
ているため、回路構成が複雑となり、また、回路中の血
液のプライミング量も増大するという問題がある。
【0004】このような問題を解決するものとして、本
願出願人は、平成5年2月15日付で、熱交換機能とガ
ス交換機能とを兼ね備える熱およびガス交換器の発明を
特許出願している。
願出願人は、平成5年2月15日付で、熱交換機能とガ
ス交換機能とを兼ね備える熱およびガス交換器の発明を
特許出願している。
【0005】また、例えば、緊急患者に対しては、救急
車内に備えられた簡易な装置で可能であり、かつ優先度
の高い治療として、人工肺を有し、熱交換器を有さない
血液体外循環回路により、患者の血液にガス交換のみを
行うこともあるが、その後、病院内において開心術等の
ためにガス交換および熱交換を行う際には、前記血液体
外循環回路に熱交換器を付加して使用することができな
いので、新たに人工肺と熱交換器の双方を有する血液体
外循環回路と交換する必要がある。
車内に備えられた簡易な装置で可能であり、かつ優先度
の高い治療として、人工肺を有し、熱交換器を有さない
血液体外循環回路により、患者の血液にガス交換のみを
行うこともあるが、その後、病院内において開心術等の
ためにガス交換および熱交換を行う際には、前記血液体
外循環回路に熱交換器を付加して使用することができな
いので、新たに人工肺と熱交換器の双方を有する血液体
外循環回路と交換する必要がある。
【0006】しかしながら、この場合には、血液体外循
環回路を交換する際に血液体外循環を中断しなければな
らず、また交換のために手間と時間がかかり、特に、迅
速な対応が優先される緊急患者にとっては不利であり、
しかも、新たな回路に対し再度患者の血液によりプライ
ミングを行わねばならず、プライミング量が増大すると
いう欠点がある。
環回路を交換する際に血液体外循環を中断しなければな
らず、また交換のために手間と時間がかかり、特に、迅
速な対応が優先される緊急患者にとっては不利であり、
しかも、新たな回路に対し再度患者の血液によりプライ
ミングを行わねばならず、プライミング量が増大すると
いう欠点がある。
【0007】また、開心術中においても、血液の処理の
パターンを変更すること、例えば、初期はガス交換およ
び熱交換(冷却)を行うが、途中で熱交換を中断し、ガ
ス交換のみを行い、その後、再度熱交換(加温)を行う
ように切り替えることもある。
パターンを変更すること、例えば、初期はガス交換およ
び熱交換(冷却)を行うが、途中で熱交換を中断し、ガ
ス交換のみを行い、その後、再度熱交換(加温)を行う
ように切り替えることもある。
【0008】このように、従来より、血液体外循環回路
において、簡易な装置で、ガス交換と熱交換とを選択的
に行うこと、すなわちガス交換および熱交換のいずれか
一方または双方を場合に応じて行うことが可能なシステ
ムの開発が望まれていた。
において、簡易な装置で、ガス交換と熱交換とを選択的
に行うこと、すなわちガス交換および熱交換のいずれか
一方または双方を場合に応じて行うことが可能なシステ
ムの開発が望まれていた。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、1つ
の交換器で熱交換とガス交換とを行うことができる熱お
よびガス交換器に、作動流体を供給することができる流
体供給装置を提供することにある。
の交換器で熱交換とガス交換とを行うことができる熱お
よびガス交換器に、作動流体を供給することができる流
体供給装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】このような目的は、以下
の本発明(1)により達成される。また、(2)〜
(8)であるのが好ましい。
の本発明(1)により達成される。また、(2)〜
(8)であるのが好ましい。
【0011】(1) 熱交換機能とガス交換機能とを兼
ね備える熱およびガス交換器に作動流体を供給する流体
供給装置であって、熱交換を行うための液体を貯留する
容器と、前記液体の温度を調節する温調手段と、前記液
体を送液する送液手段と、ガス交換を行うための気体を
供給する気体供給手段と、前記液体と前記気体とが合流
する合流部とを有し、前記液体および前記気体の少なく
とも一方を前記熱およびガス交換器に供給することを特
徴とする流体供給装置。
ね備える熱およびガス交換器に作動流体を供給する流体
供給装置であって、熱交換を行うための液体を貯留する
容器と、前記液体の温度を調節する温調手段と、前記液
体を送液する送液手段と、ガス交換を行うための気体を
供給する気体供給手段と、前記液体と前記気体とが合流
する合流部とを有し、前記液体および前記気体の少なく
とも一方を前記熱およびガス交換器に供給することを特
徴とする流体供給装置。
【0012】(2) 前記合流部は、前記液体と前記気
体とを混合する混合手段で構成されている上記(1)に
記載の流体供給装置。
体とを混合する混合手段で構成されている上記(1)に
記載の流体供給装置。
【0013】(3) 前記混合手段は、前記気体を気泡
の状態で前記液体中に混入せしめるものである上記
(2)に記載の流体供給装置。
の状態で前記液体中に混入せしめるものである上記
(2)に記載の流体供給装置。
【0014】(4) 前記合流部は、前記液体と前記気
体とを選択的に供給し得る流路変更手段で構成されてい
る上記(1)に記載の流体供給装置。
体とを選択的に供給し得る流路変更手段で構成されてい
る上記(1)に記載の流体供給装置。
【0015】(5) 前記流路変更手段は、前記液体と
前記気体とを熱およびガス交換器に交互に供給するよう
構成されている上記(4)に記載の流体供給装置。
前記気体とを熱およびガス交換器に交互に供給するよう
構成されている上記(4)に記載の流体供給装置。
【0016】(6) 熱およびガス交換器に供給する液
体と気体の比を1:0〜0:1の範囲で設定し得る上記
(1)〜(5)のいずれかに記載の流体供給装置。
体と気体の比を1:0〜0:1の範囲で設定し得る上記
(1)〜(5)のいずれかに記載の流体供給装置。
【0017】(7) 熱およびガス交換器から作動流体
を回収する作動流体回収ラインを有する上記(1)〜
(6)のいずれかに記載の流体供給装置。
を回収する作動流体回収ラインを有する上記(1)〜
(6)のいずれかに記載の流体供給装置。
【0018】(8) 前記作動流体回収ラインは、回収
した作動流体のうちの少なくとも液体を前記容器へ戻す
よう構成されている上記(7)に記載の流体供給装置。
した作動流体のうちの少なくとも液体を前記容器へ戻す
よう構成されている上記(7)に記載の流体供給装置。
【0019】
【実施例】以下、本発明の流体供給装置を添付図面に示
す好適実施例に基づいて詳細に説明する。
す好適実施例に基づいて詳細に説明する。
【0020】図1は、本発明の流体供給装置の構成例を
模式的に示す回路構成図である。同図に示す本発明の流
体供給装置1は、熱交換機能とガス交換機能とを兼ね備
える熱およびガス交換器として、後に詳述する熱交換器
付人工肺(以下単に「人工肺」という)10に作動流体
を供給する装置である。この流体供給装置1は、人工肺
10において熱交換を行うための液体を貯留する容器2
を有している。この容器2内には、例えば水、水溶液等
の液体が貯留されている。
模式的に示す回路構成図である。同図に示す本発明の流
体供給装置1は、熱交換機能とガス交換機能とを兼ね備
える熱およびガス交換器として、後に詳述する熱交換器
付人工肺(以下単に「人工肺」という)10に作動流体
を供給する装置である。この流体供給装置1は、人工肺
10において熱交換を行うための液体を貯留する容器2
を有している。この容器2内には、例えば水、水溶液等
の液体が貯留されている。
【0021】また、容器2には、液体の温度を調節する
温調手段3が設置されている。この温調手段3は、容器
2の底部に設置された加温装置(ヒーター)31と、容
器2の側部に設置された冷却装置(クーラー)32と、
容器2内の液中に浸漬された温度センサー35と、マイ
クロコンピュータよりなる制御手段36とで構成されて
いる。
温調手段3が設置されている。この温調手段3は、容器
2の底部に設置された加温装置(ヒーター)31と、容
器2の側部に設置された冷却装置(クーラー)32と、
容器2内の液中に浸漬された温度センサー35と、マイ
クロコンピュータよりなる制御手段36とで構成されて
いる。
【0022】加温装置31の伝熱管33は、容器2の底
部を貫通して容器2内の液中に設置されており、この伝
熱管33内を流れる加温媒体との熱交換により、容器2
内の液体が加温される。また、冷却装置32の伝熱管3
4は、容器2の側壁を貫通して容器2内の液中に設置さ
れており、この伝熱管34内を流れる冷却媒体との熱交
換により、容器2内の液体が冷却される。
部を貫通して容器2内の液中に設置されており、この伝
熱管33内を流れる加温媒体との熱交換により、容器2
内の液体が加温される。また、冷却装置32の伝熱管3
4は、容器2の側壁を貫通して容器2内の液中に設置さ
れており、この伝熱管34内を流れる冷却媒体との熱交
換により、容器2内の液体が冷却される。
【0023】温度センサー35は、容器2内の液体の温
度を検出し得るものであり、この温度センサー35によ
り検出された液温は、適時制御手段36に入力される。
制御手段36においては、この入力された液温情報に基
づいて、容器2内の液体の温度が所望の温度(設定温
度)となるように、加温装置31または冷却装置32の
作動を制御する。なお、この液体の設定温度は、人工肺
10に流入する血液の温度より高い温度かまたは低い温
度である。
度を検出し得るものであり、この温度センサー35によ
り検出された液温は、適時制御手段36に入力される。
制御手段36においては、この入力された液温情報に基
づいて、容器2内の液体の温度が所望の温度(設定温
度)となるように、加温装置31または冷却装置32の
作動を制御する。なお、この液体の設定温度は、人工肺
10に流入する血液の温度より高い温度かまたは低い温
度である。
【0024】また、流体供給装置1は、作動流体を人工
肺10へ供給する作動流体供給ライン4を有している。
この作動流体供給ライン4は、容器2内の液体を送液す
る送液手段5と、人工肺10においてガス交換を行うた
めの気体を供給する気体供給手段6と、液体および気体
が合流する合流部7と、合流部7と人工肺10の作動流
体流入口142とを接続する管体71とで構成されてい
る。
肺10へ供給する作動流体供給ライン4を有している。
この作動流体供給ライン4は、容器2内の液体を送液す
る送液手段5と、人工肺10においてガス交換を行うた
めの気体を供給する気体供給手段6と、液体および気体
が合流する合流部7と、合流部7と人工肺10の作動流
体流入口142とを接続する管体71とで構成されてい
る。
【0025】送液手段5は、一端が容器2内の底部付近
に連通し、他端が合流部7に位置する管体51と、この
管体51の途中に設置されたポンプ52とで構成されて
いる。ポンプ52を作動すると、所望の温度に温調され
た容器2内の液体が管体51内を通って後述する合流部
7へ供給される。
に連通し、他端が合流部7に位置する管体51と、この
管体51の途中に設置されたポンプ52とで構成されて
いる。ポンプ52を作動すると、所望の温度に温調され
た容器2内の液体が管体51内を通って後述する合流部
7へ供給される。
【0026】なお、ポンプ52としては、例えば、遠心
ポンプ、ローラポンプ、ベローズポンプ等、いかなる種
類のポンプでもよい。
ポンプ、ローラポンプ、ベローズポンプ等、いかなる種
類のポンプでもよい。
【0027】また、気体供給手段6は、例えば、気体を
充填したボンベやコンプレッサーで構成される気体供給
源61と、一端が気体供給源61に接続され、他端が合
流部7に位置する送気管62と、送気管62の途中に設
置され、送気管62の流路を開閉するバルブ63とで構
成されている。バルブ63を開いた状態で、気体供給源
61から送り出された気体は、送気管62を経て後述す
る合流部7へ供給される。
充填したボンベやコンプレッサーで構成される気体供給
源61と、一端が気体供給源61に接続され、他端が合
流部7に位置する送気管62と、送気管62の途中に設
置され、送気管62の流路を開閉するバルブ63とで構
成されている。バルブ63を開いた状態で、気体供給源
61から送り出された気体は、送気管62を経て後述す
る合流部7へ供給される。
【0028】本実施例において、気体供給源61から供
給される気体は、人工肺10に流入する血液より酸素分
圧が高く、二酸化炭素分圧が低い気体であり、例えば、
空気、純酸素、または酸素リッチな気体等が挙げられ
る。これにより、人工肺10において血液に酸素加、脱
炭酸ガスが行われる。
給される気体は、人工肺10に流入する血液より酸素分
圧が高く、二酸化炭素分圧が低い気体であり、例えば、
空気、純酸素、または酸素リッチな気体等が挙げられ
る。これにより、人工肺10において血液に酸素加、脱
炭酸ガスが行われる。
【0029】合流部7は、作動流体(液体および気体)
の供給パターンに応じて、種々の構成のものが挙げられ
る。図2〜図5は、それぞれ、合流部7の構成例を示す
断面図である。以下、これらについて順次説明する。
の供給パターンに応じて、種々の構成のものが挙げられ
る。図2〜図5は、それぞれ、合流部7の構成例を示す
断面図である。以下、これらについて順次説明する。
【0030】図2は、合流部7を液体および気体を混合
する混合手段で構成した場合の構成例を示す。同図に示
す混合手段は、管体51および71間に形成されたチャ
ンバー(拡径部)72と、このチャンバー72の壁部を
貫通し、先端がチャンバー72内に連通するノズル73
とで構成されている。ノズル73の基端は、送気管62
に接続されている。
する混合手段で構成した場合の構成例を示す。同図に示
す混合手段は、管体51および71間に形成されたチャ
ンバー(拡径部)72と、このチャンバー72の壁部を
貫通し、先端がチャンバー72内に連通するノズル73
とで構成されている。ノズル73の基端は、送気管62
に接続されている。
【0031】このような混合手段においては、管体51
内を通って送られてくる液体は、チャンバー72内に流
入し、一方、送気管62内を通って送られてくる気体
は、ノズル73の先端からチャンバー72内に噴出さ
れ、微細な気泡となる。この気泡はチャンバー72内の
液体中に混入し、気泡を含む液体は、管体71を経て人
工肺10に供給される。
内を通って送られてくる液体は、チャンバー72内に流
入し、一方、送気管62内を通って送られてくる気体
は、ノズル73の先端からチャンバー72内に噴出さ
れ、微細な気泡となる。この気泡はチャンバー72内の
液体中に混入し、気泡を含む液体は、管体71を経て人
工肺10に供給される。
【0032】図3は、合流部7を液体および気体を混合
する混合手段で構成した場合の他の構成例を示す。同図
に示す混合手段は、管体51および71間に形成された
チャンバー(拡径部)74と、このチャンバー74の壁
部を貫通する送気管62と、チャンバー74の底部付近
に位置し、送気管62の先端に取り付けられた多孔質体
(気泡発生部材)75とで構成されている。
する混合手段で構成した場合の他の構成例を示す。同図
に示す混合手段は、管体51および71間に形成された
チャンバー(拡径部)74と、このチャンバー74の壁
部を貫通する送気管62と、チャンバー74の底部付近
に位置し、送気管62の先端に取り付けられた多孔質体
(気泡発生部材)75とで構成されている。
【0033】多孔質体75としては、各種燒結体や発泡
体を用いることができ、例えば、発泡ポリウレタン、発
泡ポリエチレン、マイクロポーラスポリプロピレン、ガ
ラス、素焼き等のセラミックス等で構成されるものが挙
げられる。
体を用いることができ、例えば、発泡ポリウレタン、発
泡ポリエチレン、マイクロポーラスポリプロピレン、ガ
ラス、素焼き等のセラミックス等で構成されるものが挙
げられる。
【0034】このような混合手段においては、管体51
内を通って送られてくる液体は、チャンバー72内に流
入し、一方、送気管62内を通って送られてくる気体
は、多孔質体75内に供給され、多孔質体75に形成さ
れた無数の細孔を通過して微細な気泡となる。この気泡
はチャンバー74内の液体中に混入し、気泡を含む液体
は、管体71を経て人工肺10に供給される。
内を通って送られてくる液体は、チャンバー72内に流
入し、一方、送気管62内を通って送られてくる気体
は、多孔質体75内に供給され、多孔質体75に形成さ
れた無数の細孔を通過して微細な気泡となる。この気泡
はチャンバー74内の液体中に混入し、気泡を含む液体
は、管体71を経て人工肺10に供給される。
【0035】図4および5は、合流部7の他の構成例を
示す。これらの図に示す合流部7は、液体と気体とを択
一的にまたは交互に供給し得る流路変更手段で構成され
ている。この流路変更手段は、円筒状の本体76と、こ
の本体76の外周に90°の角度を隔てて突出形成され
た3つの分岐管77a、77bおよび77cと、本体7
6の内腔に気密的にかつ回転可能に嵌合されている円柱
状のコック78とで構成されている。
示す。これらの図に示す合流部7は、液体と気体とを択
一的にまたは交互に供給し得る流路変更手段で構成され
ている。この流路変更手段は、円筒状の本体76と、こ
の本体76の外周に90°の角度を隔てて突出形成され
た3つの分岐管77a、77bおよび77cと、本体7
6の内腔に気密的にかつ回転可能に嵌合されている円柱
状のコック78とで構成されている。
【0036】分岐管77a、77bおよび77cには、
それぞれ、管体51、送気管62および管体71の端部
が接続されている。また、コック78の内部には、各分
岐管77a〜77cの内腔と連通し得るT字状の流路7
9が形成されている。
それぞれ、管体51、送気管62および管体71の端部
が接続されている。また、コック78の内部には、各分
岐管77a〜77cの内腔と連通し得るT字状の流路7
9が形成されている。
【0037】このような流路変更手段において、本体7
6内のコック78を図4に示す状態とすれば、分岐管7
7aおよび77cが流路79を介して連通し、分岐管7
7bは遮断される。これにより、管体51内を通って送
られてくる液体のみが、分岐管77a、流路79、分岐
管77cおよび管体71を順次経て人工肺10に供給さ
れる。
6内のコック78を図4に示す状態とすれば、分岐管7
7aおよび77cが流路79を介して連通し、分岐管7
7bは遮断される。これにより、管体51内を通って送
られてくる液体のみが、分岐管77a、流路79、分岐
管77cおよび管体71を順次経て人工肺10に供給さ
れる。
【0038】また、本体76内のコック78を図4に示
す状態から時計回りに90°回転して、図5に示す状態
とすれば、分岐管77bおよび77cが流路79を介し
て連通し、分岐管77aは遮断される。これにより、送
気管62内を通って送られてくる気体のみが、分岐管7
7b、流路79、分岐管77cおよび管体71を順次経
て人工肺10に供給される。
す状態から時計回りに90°回転して、図5に示す状態
とすれば、分岐管77bおよび77cが流路79を介し
て連通し、分岐管77aは遮断される。これにより、送
気管62内を通って送られてくる気体のみが、分岐管7
7b、流路79、分岐管77cおよび管体71を順次経
て人工肺10に供給される。
【0039】コック78の姿勢を図4に示す状態かまた
は図5に示す状態のいずれかに固定することにより、人
工肺10に供給する作動流体として液体または気体のい
ずれか一方を選択すること、すなわち人工肺10におい
て、熱交換とガス交換のいずれを行うかを選択すること
ができる。
は図5に示す状態のいずれかに固定することにより、人
工肺10に供給する作動流体として液体または気体のい
ずれか一方を選択すること、すなわち人工肺10におい
て、熱交換とガス交換のいずれを行うかを選択すること
ができる。
【0040】また、例えば、コック78を同方向に連続
的に回転するか、コック78の正転・反転を繰り返し行
う等して、図4に示す状態と図5に示す状態とが周期的
に交互に生じるようにすれば、人工肺10に液体と気体
とを交互に供給することができ、熱交換およびガス交換
を行うことができる。この場合、コック78の状態変化
の周期(図4に示す状態から図5に示す状態となり、再
び図4に示す状態となるまでの時間)は、特に限定され
ず、例えば、0.1〜5秒程度の比較的短い時間であっ
ても、60〜120分程度の比較的長い時間であっても
よい。
的に回転するか、コック78の正転・反転を繰り返し行
う等して、図4に示す状態と図5に示す状態とが周期的
に交互に生じるようにすれば、人工肺10に液体と気体
とを交互に供給することができ、熱交換およびガス交換
を行うことができる。この場合、コック78の状態変化
の周期(図4に示す状態から図5に示す状態となり、再
び図4に示す状態となるまでの時間)は、特に限定され
ず、例えば、0.1〜5秒程度の比較的短い時間であっ
ても、60〜120分程度の比較的長い時間であっても
よい。
【0041】次に、人工肺の構成について説明する。図
6は、本発明の流体供給装置により作動流体を供給する
人工肺の構成例を示す縦断面図である。同図に示すよう
に、人工肺10は、筒状本体13と、この筒状本体13
の両端にそれぞれ液密に接合されたカバー部材(筐体)
14および15とで構成されるハウジング12を有して
いる。
6は、本発明の流体供給装置により作動流体を供給する
人工肺の構成例を示す縦断面図である。同図に示すよう
に、人工肺10は、筒状本体13と、この筒状本体13
の両端にそれぞれ液密に接合されたカバー部材(筐体)
14および15とで構成されるハウジング12を有して
いる。
【0042】ハウジング12の主要部材である筒状本体
13は、軸方向の中央部130においてその内径が最小
となり、中央部130から両端部までそれぞれ内径が徐
々に拡径するテーパー状をなしている。この筒状本体1
3内には、ガス透過性の膜である多数の中空糸膜16の
束が収納されており、この中空糸膜16の束の両端は、
隔壁17および18に埋設されて筒状本体13の両端部
付近にそれぞれ固定されている。
13は、軸方向の中央部130においてその内径が最小
となり、中央部130から両端部までそれぞれ内径が徐
々に拡径するテーパー状をなしている。この筒状本体1
3内には、ガス透過性の膜である多数の中空糸膜16の
束が収納されており、この中空糸膜16の束の両端は、
隔壁17および18に埋設されて筒状本体13の両端部
付近にそれぞれ固定されている。
【0043】隔壁17および18は、例えばポリウレタ
ン、シリコーン、エポキシのような高分子ポッティング
材を筒状本体13の両端部付近に注入、硬化させて形成
したものであり、隔壁17は、後述する流入部131と
流出部151とを液密に遮蔽し、隔壁18は、後述する
流出部132と流入部141とを液密に遮蔽する。
ン、シリコーン、エポキシのような高分子ポッティング
材を筒状本体13の両端部付近に注入、硬化させて形成
したものであり、隔壁17は、後述する流入部131と
流出部151とを液密に遮蔽し、隔壁18は、後述する
流出部132と流入部141とを液密に遮蔽する。
【0044】なお、前述したように、筒状本体13が中
央部130から両端に向けて内径が拡径するテーパー状
をなしているため、収納される中空糸膜16の束は、中
央部130付近に置いて絞り込まれた状態となり、よっ
て、中空糸膜16とその外側を流れる血液との接触率が
高くなり、ガス交換および熱交換の効率が高められる。
央部130から両端に向けて内径が拡径するテーパー状
をなしているため、収納される中空糸膜16の束は、中
央部130付近に置いて絞り込まれた状態となり、よっ
て、中空糸膜16とその外側を流れる血液との接触率が
高くなり、ガス交換および熱交換の効率が高められる。
【0045】筒状本体13の図6中上部および下部に
は、それぞれ、血液の流入部131および流出部132
が形成されている。この流入部131および流出部13
2は、筒状本体13の前記テーパー状をなす部分よりさ
らに内径が拡径している。また、流入部131および流
出部132には、それぞれ、それらの内部空間に連通す
る管状の血液流入口134および血液流出口135が突
出形成されている。
は、それぞれ、血液の流入部131および流出部132
が形成されている。この流入部131および流出部13
2は、筒状本体13の前記テーパー状をなす部分よりさ
らに内径が拡径している。また、流入部131および流
出部132には、それぞれ、それらの内部空間に連通す
る管状の血液流入口134および血液流出口135が突
出形成されている。
【0046】また、このようなハウジング12では、筒
状本体13の図6中下端に接合されたカバー部材14に
より作動流体の流入部141が形成され、図6中上端に
接合されたカバー部材15により作動流体の流出部15
1が形成される。
状本体13の図6中下端に接合されたカバー部材14に
より作動流体の流入部141が形成され、図6中上端に
接合されたカバー部材15により作動流体の流出部15
1が形成される。
【0047】カバー部材14の側部には、カバー部材1
4の内部に連通する管状の作動流体流入口142が突出
形成されており、カバー部材15の側部には、カバー部
材15の内部に連通する管状の作動流体流出口152が
突出形成されている。
4の内部に連通する管状の作動流体流入口142が突出
形成されており、カバー部材15の側部には、カバー部
材15の内部に連通する管状の作動流体流出口152が
突出形成されている。
【0048】各中空糸膜16同士の間隙および中空糸膜
16と筒状本体13の内面との間の間隙で構成される空
間は、血液流入部131から血液流出部132へ至る血
液の流路133を形成している。
16と筒状本体13の内面との間の間隙で構成される空
間は、血液流入部131から血液流出部132へ至る血
液の流路133を形成している。
【0049】また、各中空糸膜16の両端は、それぞ
れ、カバー部材14および15の内部に連通するよう開
口し、各中空糸膜16の内腔は、作動流体の流入部14
1から流出部151へ至る流路を形成している。
れ、カバー部材14および15の内部に連通するよう開
口し、各中空糸膜16の内腔は、作動流体の流入部14
1から流出部151へ至る流路を形成している。
【0050】このような人工肺10において、中空糸膜
16は、血液および作動流体間でのガス交換を行う媒体
であるとともに、熱交換を行う媒体でもある。使用し得
る中空糸膜16としては、多孔質膜および緻密膜のいず
れでもよい。多孔質膜としては、例えば、ポリプロピレ
ン、ポリエチレンのような多孔質ポリオレフィン系や、
セルロース−ジ−アセテート等のセルロース系材料によ
るものが挙げられ、緻密膜としては、例えば、シリコー
ンゴムによるものが挙げられる。
16は、血液および作動流体間でのガス交換を行う媒体
であるとともに、熱交換を行う媒体でもある。使用し得
る中空糸膜16としては、多孔質膜および緻密膜のいず
れでもよい。多孔質膜としては、例えば、ポリプロピレ
ン、ポリエチレンのような多孔質ポリオレフィン系や、
セルロース−ジ−アセテート等のセルロース系材料によ
るものが挙げられ、緻密膜としては、例えば、シリコー
ンゴムによるものが挙げられる。
【0051】なお、人工肺10において、血液流入部
(流入口)と血液流出部(流出口)とを図6中上下逆に
設け、血液が流路133内を図6中上方に向けて流れる
ような構成としてもよい。
(流入口)と血液流出部(流出口)とを図6中上下逆に
設け、血液が流路133内を図6中上方に向けて流れる
ような構成としてもよい。
【0052】次に、人工肺10の作用について説明す
る。作動流体供給ライン4により送られてきた作動流体
である気泡を含む液体は、作動流体流入口142からカ
バー部材14内に流入し、その圧力が所定値以上となる
と、各中空糸膜16の一端からその内腔に入り、この内
腔を流れ、中空糸膜16の他端から流出部151内に流
入し、作動流体流出口152から作動流体回収ライン8
へと送り出される。
る。作動流体供給ライン4により送られてきた作動流体
である気泡を含む液体は、作動流体流入口142からカ
バー部材14内に流入し、その圧力が所定値以上となる
と、各中空糸膜16の一端からその内腔に入り、この内
腔を流れ、中空糸膜16の他端から流出部151内に流
入し、作動流体流出口152から作動流体回収ライン8
へと送り出される。
【0053】なお、各中空糸膜16の内腔における液体
および気体の流動形態は、いかなるものでもよく、例え
ば、各中空糸膜16を垂直状態に保持した場合、気泡
流、スラグ流、環状流、環状噴霧流(1981年,養賢
堂発行の「気液二相流」,第7〜9頁参照)のいずれで
もよいが、特に、スラグ流を形成するのが好ましい。
および気体の流動形態は、いかなるものでもよく、例え
ば、各中空糸膜16を垂直状態に保持した場合、気泡
流、スラグ流、環状流、環状噴霧流(1981年,養賢
堂発行の「気液二相流」,第7〜9頁参照)のいずれで
もよいが、特に、スラグ流を形成するのが好ましい。
【0054】一方、血液流入口134からは流入部13
1へ血液が流入し、さらにこの血液は、各中空糸膜16
同士の間隙および中空糸膜16と筒状本体13の内面と
の間の間隙、すなわち流路133内を中空糸膜16の長
手方向に沿って図6中下方に流れ、流出部132へ到達
し、さらに、血液流出口135からケーシング12外へ
排出される。
1へ血液が流入し、さらにこの血液は、各中空糸膜16
同士の間隙および中空糸膜16と筒状本体13の内面と
の間の間隙、すなわち流路133内を中空糸膜16の長
手方向に沿って図6中下方に流れ、流出部132へ到達
し、さらに、血液流出口135からケーシング12外へ
排出される。
【0055】血液は、流路133内を流れる間に、中空
糸膜16に形成された多数の細孔を介して、中空糸膜1
6の内腔を流れる気体と接触し、ガス交換が行われる。
これにより、血液は、酸素加、脱炭酸ガスがなされる。
また、これと同時に、血液は、流路133内を流れる間
に、中空糸膜16を介して、中空糸膜16の内腔を流れ
る液体との間で熱交換が行われる。これにより、血液
は、所望の温度に冷却または加温される。
糸膜16に形成された多数の細孔を介して、中空糸膜1
6の内腔を流れる気体と接触し、ガス交換が行われる。
これにより、血液は、酸素加、脱炭酸ガスがなされる。
また、これと同時に、血液は、流路133内を流れる間
に、中空糸膜16を介して、中空糸膜16の内腔を流れ
る液体との間で熱交換が行われる。これにより、血液
は、所望の温度に冷却または加温される。
【0056】図1に示すように、人工肺10の流出部1
51より排出された作動流体は、作動流体回収ライン8
により回収される。この作動流体回収ライン8は、気液
分離槽82と、一端が人工肺10の作動流体流出口15
2に接続され、他端が気液分離槽82の側壁を貫通して
気液分離槽82内に連通する管体81と、一端が気液分
離槽82の底部を貫通して気液分離槽82内に連通し、
他端が容器2の側壁を貫通して容器2内に連通する管体
85とで構成されている。
51より排出された作動流体は、作動流体回収ライン8
により回収される。この作動流体回収ライン8は、気液
分離槽82と、一端が人工肺10の作動流体流出口15
2に接続され、他端が気液分離槽82の側壁を貫通して
気液分離槽82内に連通する管体81と、一端が気液分
離槽82の底部を貫通して気液分離槽82内に連通し、
他端が容器2の側壁を貫通して容器2内に連通する管体
85とで構成されている。
【0057】気液分離槽82の上部は、蓋体83で覆わ
れている。この蓋体83には、脱気口84が形成されて
いる。
れている。この蓋体83には、脱気口84が形成されて
いる。
【0058】人工肺10の作動流体流出口152から流
出した気泡を含む液体は、管体81を通って気液分離槽
82内に流入し、そのうちの気泡は、浮上して気液分離
槽82の上部空間に集積され、さらに破泡して脱気口8
4から排気される。気液分離槽82内の底部付近には、
気泡が分離除去された液体が貯留されており、この液体
は、気液分離槽82と容器2との落差により、管体85
を介して容器2内に回収される。
出した気泡を含む液体は、管体81を通って気液分離槽
82内に流入し、そのうちの気泡は、浮上して気液分離
槽82の上部空間に集積され、さらに破泡して脱気口8
4から排気される。気液分離槽82内の底部付近には、
気泡が分離除去された液体が貯留されており、この液体
は、気液分離槽82と容器2との落差により、管体85
を介して容器2内に回収される。
【0059】なお、管体85の途中にポンプ(図示せ
ず)を設け、これを作動させて気泡が分離除去された液
体を容器2に送る構成としてもよい。
ず)を設け、これを作動させて気泡が分離除去された液
体を容器2に送る構成としてもよい。
【0060】また、作動流体回収ライン8は、気液分離
槽82を有さず、気泡を含む液体を容器2内に直接回収
し、容器2内で気泡を浮上させて液体中から除去する構
成であってもよい。
槽82を有さず、気泡を含む液体を容器2内に直接回収
し、容器2内で気泡を浮上させて液体中から除去する構
成であってもよい。
【0061】また、作動流体回収ラインは、作動流体を
容器2以外の容器等に回収したり、廃棄したりする構成
であってもよい。また、本発明では、このような作動流
体回収ラインを有さないものであってもよい。
容器2以外の容器等に回収したり、廃棄したりする構成
であってもよい。また、本発明では、このような作動流
体回収ラインを有さないものであってもよい。
【0062】さて、流体供給装置1は、人工肺10のご
とき熱およびガス交換器に供給する液体と気体の比を
1:0〜0:1の範囲で連続的または段階的に設定する
ことができるものであるのが好ましい。以下、その設定
方法を合流部7の構成との関係で説明する。
とき熱およびガス交換器に供給する液体と気体の比を
1:0〜0:1の範囲で連続的または段階的に設定する
ことができるものであるのが好ましい。以下、その設定
方法を合流部7の構成との関係で説明する。
【0063】合流部7が図2および図3に示すような液
体と気体との混合手段である場合、合流部7への液体の
供給量および気体の供給量の比率、すなわち混合比を適
宜調整する。具体的には、ポンプ52の吐出量や、管体
51の途中に設けられた流量調節バルブ(図示せず)の
開度を調節することにより、合流部7への液体の供給量
を調節し、バルブ63の開度を調節することにより、合
流部7への気体の供給量を調節する。
体と気体との混合手段である場合、合流部7への液体の
供給量および気体の供給量の比率、すなわち混合比を適
宜調整する。具体的には、ポンプ52の吐出量や、管体
51の途中に設けられた流量調節バルブ(図示せず)の
開度を調節することにより、合流部7への液体の供給量
を調節し、バルブ63の開度を調節することにより、合
流部7への気体の供給量を調節する。
【0064】この場合、ポンプ52を停止して液体の供
給を断てば、人工肺10へは作動流体として気体のみが
供給されるので、ガス交換のみが行われる。逆に、バル
ブ63を閉じて気体の供給を断てば、人工肺10へは作
動流体として液体のみが供給されるので、熱交換のみが
行われる。
給を断てば、人工肺10へは作動流体として気体のみが
供給されるので、ガス交換のみが行われる。逆に、バル
ブ63を閉じて気体の供給を断てば、人工肺10へは作
動流体として液体のみが供給されるので、熱交換のみが
行われる。
【0065】合流部7が図4および図5に示すような流
路変更手段である場合、コック78の姿勢を図4に示す
状態とすれば、人工肺10へは作動流体として液体のみ
が供給されるので、熱交換のみが行われ、コック78の
姿勢を図5に示す状態とすれば、人工肺10へは作動流
体として気体のみが供給されるので、ガス交換のみが行
われる。
路変更手段である場合、コック78の姿勢を図4に示す
状態とすれば、人工肺10へは作動流体として液体のみ
が供給されるので、熱交換のみが行われ、コック78の
姿勢を図5に示す状態とすれば、人工肺10へは作動流
体として気体のみが供給されるので、ガス交換のみが行
われる。
【0066】また、コック78を回転して図4に示す状
態と図5に示す状態とが周期的に交互に生じるようにす
れば、人工肺10へは液体と気体とが交互に供給され、
熱交換およびガス交換が行われる。この場合、人工肺1
0へ供給される液体と気体の比は、前述したような合流
部7への液体の供給量および気体の供給量の比率の調
整、コック78が図4に示す状態を保持する時間と図5
に示す状態を保持する時間の比率の調整、またはこれら
を組み合わせた調整により適宜設定することができる。
態と図5に示す状態とが周期的に交互に生じるようにす
れば、人工肺10へは液体と気体とが交互に供給され、
熱交換およびガス交換が行われる。この場合、人工肺1
0へ供給される液体と気体の比は、前述したような合流
部7への液体の供給量および気体の供給量の比率の調
整、コック78が図4に示す状態を保持する時間と図5
に示す状態を保持する時間の比率の調整、またはこれら
を組み合わせた調整により適宜設定することができる。
【0067】また、流体供給装置1は、人工肺10に供
給する液体と気体の比を上述した調整方法により適宜変
更し得るような構成とするのが好ましい。これにより、
人工肺10において、ガス交換のみまたは熱交換のみを
行うほか、例えば、下記〜ようなパターンで切替を
行うことが可能となる。また、下記〜においてガス
交換および熱交換を行うに際しても、途中で人工肺10
に供給する液体と気体の比を変えることができるような
構成とするのが好ましい。これにより、人工肺10にお
ける熱交換とガス交換とのバランスを微妙に調整するこ
とが可能となる。
給する液体と気体の比を上述した調整方法により適宜変
更し得るような構成とするのが好ましい。これにより、
人工肺10において、ガス交換のみまたは熱交換のみを
行うほか、例えば、下記〜ようなパターンで切替を
行うことが可能となる。また、下記〜においてガス
交換および熱交換を行うに際しても、途中で人工肺10
に供給する液体と気体の比を変えることができるような
構成とするのが好ましい。これにより、人工肺10にお
ける熱交換とガス交換とのバランスを微妙に調整するこ
とが可能となる。
【0068】 ガス交換→熱交換 熱交換→ガス交換 ガス交換→ガス交換および熱交換 熱交換→ガス交換および熱交換 ガス交換および熱交換→ガス交換 ガス交換および熱交換→熱交換 上記〜の任意の2以上の組み合わせ
【0069】これらのうち、のケースとしては、例え
ば、緊急患者に対し、救急車内で可能な必要最小限の治
療として患者の血液に酸素加、脱炭酸ガスを行い、その
後、病院内において行われる開心術等の際には、血液の
冷却と酸素加、脱炭酸ガスとを行うことができる。
ば、緊急患者に対し、救急車内で可能な必要最小限の治
療として患者の血液に酸素加、脱炭酸ガスを行い、その
後、病院内において行われる開心術等の際には、血液の
冷却と酸素加、脱炭酸ガスとを行うことができる。
【0070】また、開心術中においても、症例や患者の
コンディション等に応じて、上記〜のように、途中
でパターンを1回または2回以上変更することもでき
る。
コンディション等に応じて、上記〜のように、途中
でパターンを1回または2回以上変更することもでき
る。
【0071】なお、本発明の流体供給装置1に接続され
る人工肺は、通常、上述した熱交換機能とガス交換機能
とを兼ね備える人工肺であるが、これに限らず、熱交換
機能を有さない人工肺を接続してもよい。また、ガス交
換機能を有さない熱交換器を接続してもよい。熱交換機
能を有さない人工肺を接続した場合には、上述した調整
方法により、人工肺に供給する作動流体を気体のみと
し、ガス交換機能を有さない熱交換器を接続した場合に
は、上述した調整方法により、人工肺に供給する作動流
体を液体のみとする。
る人工肺は、通常、上述した熱交換機能とガス交換機能
とを兼ね備える人工肺であるが、これに限らず、熱交換
機能を有さない人工肺を接続してもよい。また、ガス交
換機能を有さない熱交換器を接続してもよい。熱交換機
能を有さない人工肺を接続した場合には、上述した調整
方法により、人工肺に供給する作動流体を気体のみと
し、ガス交換機能を有さない熱交換器を接続した場合に
は、上述した調整方法により、人工肺に供給する作動流
体を液体のみとする。
【0072】次に、本発明の流体供給装置を、具体的実
施例を挙げてさらに詳細に説明する。
施例を挙げてさらに詳細に説明する。
【0073】(実施例1)図1に示す構成の流体供給装
置を製造した。この流体供給装置において、容器の容積
は、10000mlとし、この容器内に約5000mlの水
を入れ、温調手段により容器内の水温を20℃に保持し
た。
置を製造した。この流体供給装置において、容器の容積
は、10000mlとし、この容器内に約5000mlの水
を入れ、温調手段により容器内の水温を20℃に保持し
た。
【0074】送液手段におけるポンプには、遠心ポンプ
を用いた。気体供給源としては、純酸素が封入されたボ
ンベを用いた。合流部の構成は、図2に示す構造の混合
手段とした。この混合手段において、チャンバーの容積
は、2mlとし、チャンバー内への気体噴出用ノズルの先
端の口径は、1.5mmとした。
を用いた。気体供給源としては、純酸素が封入されたボ
ンベを用いた。合流部の構成は、図2に示す構造の混合
手段とした。この混合手段において、チャンバーの容積
は、2mlとし、チャンバー内への気体噴出用ノズルの先
端の口径は、1.5mmとした。
【0075】作動流体回収ラインにおける気液分離槽の
容積は、1000mlとした。流体供給装置に接続した熱
交換器付人工肺は、ケーシング内に有効長さ100mm、
内径約220μm のポリプロピレン製の多孔質中空糸膜
を多数本配設し、その有効膜面積を1.8m2としたもの
を用いた。
容積は、1000mlとした。流体供給装置に接続した熱
交換器付人工肺は、ケーシング内に有効長さ100mm、
内径約220μm のポリプロピレン製の多孔質中空糸膜
を多数本配設し、その有効膜面積を1.8m2としたもの
を用いた。
【0076】(実施例2)合流部の構成を図3に示す構
造の混合手段とした以外は実施例1と同様の流体供給装
置を製造した。この混合手段において、チャンバーの容
積は、60mlとし、チャンバー内に設置される気泡発生
用の多孔質体としては、平均孔径が500μm の発泡ポ
リエチレンを先端が閉塞された管状に成形したものを用
いた。
造の混合手段とした以外は実施例1と同様の流体供給装
置を製造した。この混合手段において、チャンバーの容
積は、60mlとし、チャンバー内に設置される気泡発生
用の多孔質体としては、平均孔径が500μm の発泡ポ
リエチレンを先端が閉塞された管状に成形したものを用
いた。
【0077】(実施例3)合流部の構成を図4および図
5に示す構造の流路変更手段とした以外は実施例1と同
様の流体供給装置を製造した。作動流体の供給時には、
コックを回転させ、水および酸素をそれぞれ0.5秒づ
つ交互に供給した。
5に示す構造の流路変更手段とした以外は実施例1と同
様の流体供給装置を製造した。作動流体の供給時には、
コックを回転させ、水および酸素をそれぞれ0.5秒づ
つ交互に供給した。
【0078】[実験1]実施例1、2および3の各流体
供給装置を用い、容器内の冷水(20℃)を5000ml
/minで供給するとともに、ボンベから酸素を3800ml
/minで供給して、人工肺の各中空糸膜の内腔に酸素の気
泡を含む冷水を流した。また、これと同時に、人工肺の
血液流入口に37℃の牛血を3800ml/minで供給し
て、各中空糸膜同士の間隙等に牛血を流し、牛血の冷却
および酸素加、脱炭酸ガスを約10分間継続して行っ
た。
供給装置を用い、容器内の冷水(20℃)を5000ml
/minで供給するとともに、ボンベから酸素を3800ml
/minで供給して、人工肺の各中空糸膜の内腔に酸素の気
泡を含む冷水を流した。また、これと同時に、人工肺の
血液流入口に37℃の牛血を3800ml/minで供給し
て、各中空糸膜同士の間隙等に牛血を流し、牛血の冷却
および酸素加、脱炭酸ガスを約10分間継続して行っ
た。
【0079】人工肺の血液流出口より回収された牛血の
温度および溶存酸素量を測定し、この測定データから人
工肺の熱交換能(熱交換係数)および酸素添加能を求め
た。その結果を下記表1に示す。
温度および溶存酸素量を測定し、この測定データから人
工肺の熱交換能(熱交換係数)および酸素添加能を求め
た。その結果を下記表1に示す。
【0080】[実験2]上記実験1の終了後、実施例
1、2および3の各流体供給装置に対し、容器内の冷水
(20℃)を5000ml/minで供給しつつ、ボンベから
の酸素の供給を停止して、人工肺の各中空糸膜の内腔に
冷水のみを流した。なお、実施例3の流体供給装置にお
いては、コックを図4に示す状態で固定した。また、こ
れと同時に、人工肺の血液流入口に実験1と同条件で牛
血を供給し、牛血の冷却を約10分間継続して行った。
1、2および3の各流体供給装置に対し、容器内の冷水
(20℃)を5000ml/minで供給しつつ、ボンベから
の酸素の供給を停止して、人工肺の各中空糸膜の内腔に
冷水のみを流した。なお、実施例3の流体供給装置にお
いては、コックを図4に示す状態で固定した。また、こ
れと同時に、人工肺の血液流入口に実験1と同条件で牛
血を供給し、牛血の冷却を約10分間継続して行った。
【0081】人工肺の血液流出口より回収された牛血の
温度を測定し、この測定データから人工肺の熱交換能
(熱交換係数)を求めた。その結果を下記表1に示す。
温度を測定し、この測定データから人工肺の熱交換能
(熱交換係数)を求めた。その結果を下記表1に示す。
【0082】[実験3]上記実験2の終了後、実施例
1、2および3の各流体供給装置に対し、容器内の冷水
の供給を停止するとともに、ボンベから酸素を3800
ml/minで供給して、人工肺の各中空糸膜の内腔に酸素の
みを流した。なお、実施例3の流体供給装置において
は、コックを図5に示す状態で固定した。また、これと
同時に、人工肺の血液流入口に実験1と同条件で牛血を
供給し、牛血の酸素加、脱炭酸ガスを約10分間継続し
て行った。
1、2および3の各流体供給装置に対し、容器内の冷水
の供給を停止するとともに、ボンベから酸素を3800
ml/minで供給して、人工肺の各中空糸膜の内腔に酸素の
みを流した。なお、実施例3の流体供給装置において
は、コックを図5に示す状態で固定した。また、これと
同時に、人工肺の血液流入口に実験1と同条件で牛血を
供給し、牛血の酸素加、脱炭酸ガスを約10分間継続し
て行った。
【0083】人工肺の血液流出口より回収された牛血の
溶存酸素量を測定し、この測定データから人工肺の酸素
添加能を求めた。その結果を下記表1に示す。
溶存酸素量を測定し、この測定データから人工肺の酸素
添加能を求めた。その結果を下記表1に示す。
【0084】
【表1】
【0085】なお、表1中の酸素添加能は、1分間当り
の、人工肺の通過前後における血液中の溶存酸素量の差
を示すものである。また、表1中の熱交換係数Kは、下
記数1の式で示されるものである。
の、人工肺の通過前後における血液中の溶存酸素量の差
を示すものである。また、表1中の熱交換係数Kは、下
記数1の式で示されるものである。
【0086】
【数1】
【0087】上記表1の結果から明らかなように、実施
例1〜3の流体供給装置を用いた場合、いずれも、優れ
た熱交換能および酸素添加能が得られることが確認され
るとともに、冷水と酸素との供給パターンを変えた場合
でも、熱交換能および酸素添加能は、実用上問題を生じ
ない程度の範囲内の変化であることが確認された。
例1〜3の流体供給装置を用いた場合、いずれも、優れ
た熱交換能および酸素添加能が得られることが確認され
るとともに、冷水と酸素との供給パターンを変えた場合
でも、熱交換能および酸素添加能は、実用上問題を生じ
ない程度の範囲内の変化であることが確認された。
【0088】[実験4]実施例1〜3の流体供給装置を
用い、容器内で40℃に保持された温水を用いた以外は
上記実験1〜3と同様にして、牛血(23℃)の加温お
よび酸素加、脱炭酸ガスを行った。
用い、容器内で40℃に保持された温水を用いた以外は
上記実験1〜3と同様にして、牛血(23℃)の加温お
よび酸素加、脱炭酸ガスを行った。
【0089】これらの結果、実施例1〜3の流体供給装
置では、いずれも、上記表1と同様の熱交換能および酸
素添加能を示した。
置では、いずれも、上記表1と同様の熱交換能および酸
素添加能を示した。
【0090】なお、上記各実施例では、本発明の流体供
給装置を中空糸膜型人工肺に作動流体を供給する場合に
ついて説明したが、これに限らず、ガス透過性の膜とし
て平膜を用いた人工肺に適用したものでもよい。
給装置を中空糸膜型人工肺に作動流体を供給する場合に
ついて説明したが、これに限らず、ガス透過性の膜とし
て平膜を用いた人工肺に適用したものでもよい。
【0091】また、本発明の流体供給装置は、人工肺に
作動流体を供給するものに限らず、熱交換機能およびガ
ス交換機能を備える熱およびガス交換器に作動流体を供
給するものであれば、いかなるものでもよく、その用途
も、医療用に限らず、例えば工業用であってもよい。
作動流体を供給するものに限らず、熱交換機能およびガ
ス交換機能を備える熱およびガス交換器に作動流体を供
給するものであれば、いかなるものでもよく、その用途
も、医療用に限らず、例えば工業用であってもよい。
【0092】さらに、本発明において、作動流体と熱交
換およびガス交換を行う流体は、血液に限らず、血漿の
ようなその他の体液や体液以外の液体、気体等いかなる
ものでもよい。
換およびガス交換を行う流体は、血液に限らず、血漿の
ようなその他の体液や体液以外の液体、気体等いかなる
ものでもよい。
【0093】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の流体供給装
置によれば、1つの交換器で熱交換とガス交換とを行う
ことができ、熱交換能およびガス交換能も優れている。
従って、本発明の流体供給装置を熱交換器付人工肺への
作動流体の供給に用いた場合、人工肺を含む血液体外循
環回路の回路構成を簡素化することおよび回路中の血液
のプライミング量を減少させることができる。
置によれば、1つの交換器で熱交換とガス交換とを行う
ことができ、熱交換能およびガス交換能も優れている。
従って、本発明の流体供給装置を熱交換器付人工肺への
作動流体の供給に用いた場合、人工肺を含む血液体外循
環回路の回路構成を簡素化することおよび回路中の血液
のプライミング量を減少させることができる。
【0094】また、本発明の流体供給装置では、熱交換
とガス交換との比率を所望に設定すること、さらにはこ
の比率を変更することもできるので、状況に応じた最適
な条件を得ることができ、用途も拡大する。
とガス交換との比率を所望に設定すること、さらにはこ
の比率を変更することもできるので、状況に応じた最適
な条件を得ることができ、用途も拡大する。
【0095】従って、本発明の流体供給装置を熱交換器
付人工肺への作動流体の供給に用いた場合、血液体外循
環回路全体または血液体外循環回路中から人工肺を交換
することなく、血液処理のパターンを変更すること、例
えばガス交換のみ、熱交換のみ、熱交換およびガス交換
の併用のうちの1つのパターンから他のパターンに変更
することが可能となる。その結果、血液体外循環回路や
回路中の人工肺等の交換のための手間と時間が省略さ
れ、より迅速な対応が可能となるとともに、回路中の血
液のプライミングの回数も必要最小限でよく、プライミ
ング量を減少させることができる。
付人工肺への作動流体の供給に用いた場合、血液体外循
環回路全体または血液体外循環回路中から人工肺を交換
することなく、血液処理のパターンを変更すること、例
えばガス交換のみ、熱交換のみ、熱交換およびガス交換
の併用のうちの1つのパターンから他のパターンに変更
することが可能となる。その結果、血液体外循環回路や
回路中の人工肺等の交換のための手間と時間が省略さ
れ、より迅速な対応が可能となるとともに、回路中の血
液のプライミングの回数も必要最小限でよく、プライミ
ング量を減少させることができる。
【0096】また、本発明の流体供給装置は、構成が簡
易であり、気体および液体を効率よく供給することがで
きる。
易であり、気体および液体を効率よく供給することがで
きる。
【図1】本発明の流体供給装置の構成例を模式的に示す
回路構成図である。
回路構成図である。
【図2】本発明の流体供給装置における合流部の構成例
を示す断面図である。
を示す断面図である。
【図3】本発明の流体供給装置における合流部の他の構
成例を示す断面図である。
成例を示す断面図である。
【図4】本発明の流体供給装置における合流部の他の構
成例(液体供給時)を示す断面図である。
成例(液体供給時)を示す断面図である。
【図5】本発明の流体供給装置における合流部の他の構
成例(気体供給時)を示す断面図である。
成例(気体供給時)を示す断面図である。
【図6】人工肺の構成例を示す縦断面図である。
1 流体供給装置 2 容器 3 温調手段 31 加温装置 32 冷却装置 33、34 伝熱管 35 温度センサー 36 制御手段 4 作動流体供給ライン 5 送液手段 51 管体 52 ポンプ 6 気体供給手段 61 気体供給源 62 管体 63 バルブ 7 合流部 71 管体 72 チャンバー 73 ノズル 74 チャンバー 75 多孔質体 76 本体 77a、77b、77c 分岐管 78 コック 79 流路 8 作動流体回収ライン 81 管体 82 気液分離槽 83 蓋体 84 脱気口 85 管体 10 熱交換器付人工肺 12 ハウジング 13 筒状本体 130 中央部 131 流入部 132 流出部 133 流路 134 血液流入口 135 血液流出口 14 カバー部材 141 流入部 142 作動流体流入口 15 カバー部材 151 流出部 152 作動流体流出口 16 中空糸膜 17、18 隔壁
Claims (1)
- 【請求項1】 熱交換機能とガス交換機能とを兼ね備え
る熱およびガス交換器に作動流体を供給する流体供給装
置であって、 熱交換を行うための液体を貯留する容器と、前記液体の
温度を調節する温調手段と、前記液体を送液する送液手
段と、ガス交換を行うための気体を供給する気体供給手
段と、前記液体と前記気体とが合流する合流部とを有
し、 前記液体および前記気体の少なくとも一方を前記熱およ
びガス交換器に供給することを特徴とする流体供給装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5053057A JPH06237993A (ja) | 1993-02-17 | 1993-02-17 | 流体供給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5053057A JPH06237993A (ja) | 1993-02-17 | 1993-02-17 | 流体供給装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06237993A true JPH06237993A (ja) | 1994-08-30 |
Family
ID=12932228
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5053057A Pending JPH06237993A (ja) | 1993-02-17 | 1993-02-17 | 流体供給装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06237993A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2015046654A1 (ko) * | 2013-09-30 | 2015-04-02 | 알피니언메디칼시스템 주식회사 | 고강도 집속 초음파 치료기의 초음파 전달매질 순환시스템 및 순환방법 |
| WO2016052204A1 (ja) * | 2014-09-30 | 2016-04-07 | テルモ株式会社 | 人工肺および人工心肺回路装置 |
| WO2016052206A1 (ja) * | 2014-09-30 | 2016-04-07 | テルモ株式会社 | 人工肺および人工心肺回路装置 |
| JP2018503491A (ja) * | 2015-01-28 | 2018-02-08 | ヘムエアー リミテッド | 物質交換装置およびその使用方法 |
| JP2019519328A (ja) * | 2016-06-30 | 2019-07-11 | スペクトラム メディカル リミテッド | 熱交換方法及びシステム |
| CN111494741A (zh) * | 2020-05-25 | 2020-08-07 | 清华大学 | 一种用于体外循环的人工肺 |
| JP2020535944A (ja) * | 2017-10-06 | 2020-12-10 | リヴァノヴァ・ドイチュラント・ゲーエムベーハー | 使い捨て熱伝達流体回路を備えたモジュール式加熱器/冷却器 |
-
1993
- 1993-02-17 JP JP5053057A patent/JPH06237993A/ja active Pending
Cited By (16)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2015046654A1 (ko) * | 2013-09-30 | 2015-04-02 | 알피니언메디칼시스템 주식회사 | 고강도 집속 초음파 치료기의 초음파 전달매질 순환시스템 및 순환방법 |
| KR101533401B1 (ko) * | 2013-09-30 | 2015-07-06 | 알피니언메디칼시스템 주식회사 | 고강도 집속 초음파 치료기의 초음파 전달매질 순환시스템 및 순환방법 |
| WO2016052204A1 (ja) * | 2014-09-30 | 2016-04-07 | テルモ株式会社 | 人工肺および人工心肺回路装置 |
| WO2016052206A1 (ja) * | 2014-09-30 | 2016-04-07 | テルモ株式会社 | 人工肺および人工心肺回路装置 |
| CN106714866A (zh) * | 2014-09-30 | 2017-05-24 | 泰尔茂株式会社 | 人工肺及人工心肺回路装置 |
| JPWO2016052206A1 (ja) * | 2014-09-30 | 2017-07-20 | テルモ株式会社 | 人工肺および人工心肺回路装置 |
| AU2016211046B2 (en) * | 2015-01-28 | 2019-11-14 | Haemair Limited | Mass exchange apparatus and methods for the use thereof |
| JP2018503491A (ja) * | 2015-01-28 | 2018-02-08 | ヘムエアー リミテッド | 物質交換装置およびその使用方法 |
| AU2016211046B9 (en) * | 2015-01-28 | 2019-11-21 | Haemair Limited | Mass exchange apparatus and methods for the use thereof |
| EP3250253B1 (en) * | 2015-01-28 | 2020-07-22 | Haemair Limited | Mass exchange apparatus and methods for the use thereof |
| US10730018B2 (en) | 2015-01-28 | 2020-08-04 | Haemair Limited | Mass exchange apparatus and methods for the use thereof |
| JP2019519328A (ja) * | 2016-06-30 | 2019-07-11 | スペクトラム メディカル リミテッド | 熱交換方法及びシステム |
| US11839711B2 (en) | 2016-06-30 | 2023-12-12 | Spectrum Medical Ltd | Perfusion system with heat exchanger |
| JP2020535944A (ja) * | 2017-10-06 | 2020-12-10 | リヴァノヴァ・ドイチュラント・ゲーエムベーハー | 使い捨て熱伝達流体回路を備えたモジュール式加熱器/冷却器 |
| US11883574B2 (en) | 2017-10-06 | 2024-01-30 | Livanova Deutschland Gmbh | Modular heater cooler with disposable heat transfer fluid circuit |
| CN111494741A (zh) * | 2020-05-25 | 2020-08-07 | 清华大学 | 一种用于体外循环的人工肺 |
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