JPH06239249A - 電動パワーステアリング装置 - Google Patents

電動パワーステアリング装置

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Publication number
JPH06239249A
JPH06239249A JP2943193A JP2943193A JPH06239249A JP H06239249 A JPH06239249 A JP H06239249A JP 2943193 A JP2943193 A JP 2943193A JP 2943193 A JP2943193 A JP 2943193A JP H06239249 A JPH06239249 A JP H06239249A
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JP
Japan
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motor
steering
value
torque
current
Prior art date
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Application number
JP2943193A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Matsuoka
浩史 松岡
Mitsuhiko Nishimoto
光彦 西本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Koyo Seiko Co Ltd
Original Assignee
Koyo Seiko Co Ltd
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH06239249A publication Critical patent/JPH06239249A/ja
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D5/00Power-assisted or power-driven steering
    • B62D5/04Power-assisted or power-driven steering electrical, e.g. using an electric servo-motor connected to, or forming part of, the steering gear
    • B62D5/0457Power-assisted or power-driven steering electrical, e.g. using an electric servo-motor connected to, or forming part of, the steering gear characterised by control features of the drive means as such
    • B62D5/046Controlling the motor
    • B62D5/0463Controlling the motor calculating assisting torque from the motor based on driver input

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Power Steering Mechanism (AREA)
  • Steering Control In Accordance With Driving Conditions (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】ステアリングホイールに加えられた操舵トルク
がトルクセンサ31によって検出される。トルクセンサ
31および車速センサ34の出力に基づいてモータ32
が駆動され、その発生トルクがステアリングシャフトに
伝達される。操舵トルクと車速に基づいて目標電流値I
O が求められる。目標電流値IO とモータ32に実際に
流れている電流の大きさに対応したモータ電流検出値I
M とに基づき、モータ32に印加すべき電圧値Vが定め
られる。極性付与部47は、直前にモータ32に印加さ
れた電圧値の極性に基づき、電流の方向に対応した極性
をモータ電流検出値IM に付与し、極性付モータ電流検
出値IS を作成する。この電流検出値IS と目標電流値
O との差に基づいて電圧値Vが定められる。 【効果】操舵トルクに対応した操舵補助力を確実にステ
アリングシャフトに与えることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、操舵に応答してモータ
を駆動し、このモータの発生トルクを操舵機構に伝達し
て操舵力を補助する電動パワーステアリング装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来から、ステアリングホイールを回転
させて操舵を行ったときに、ステアリングシャフトに加
わる操舵トルクに応じた補助力をモータから操舵機構に
与え、操舵力を補助するようにした電動パワーステアリ
ング装置が用いられている。さらに詳細に説明すると、
ステアリングシャフトを保持するステアリングコラムに
はモータが取り付けられており、このモータの回転力は
ウォームギアを介してステアリングシャフトに伝達され
る。ステアリングシャフトの途中部にはトーションバー
が介装されており、ステアリングホイールを操作する
と、トーションバーがわずかにねじれて、トーションバ
ーにより連結された入力軸と出力軸とに相対変位が生じ
る。この相対変位がトルクセンサにより検出され、その
検出結果に基づいてモータへの入力電流が制御される。
これにより、ステアリングシャフトに加わる操舵トルク
に対応して、操舵力を補助することができる。
【0003】図6は上記の電動パワーステアリング装置
の電気的構成を示すブロック図である。車両に搭載され
たバッテリ1からの電力は、モータ駆動回路2に与えら
れている。モータ駆動回路2にはモータ3が接続されて
おり、このモータ3の発生トルクがステアリングシャフ
トに伝達されて操舵力が補助される。モータ駆動回路2
は、パワートランジスタ2A,2Bの直列回路と、パワ
ートランジスタ2C,2Dの直列回路とをバッテリ1に
対して並列に接続し、パワートランジスタ2A,2Bの
接続点8とパワートランジスタ2C,2Dの接続点9と
の間にモータ3を接続したものである。各パワートラン
ジスタ2A,2B,2C,2Dには、マイクロコンピュ
ータなどを含む制御回路4からのパルス幅制御信号が与
えられる。
【0004】制御回路4には、トルクセンサ5の出力が
与えられている。また、制御回路4には、モータ3に流
れる電流を検出するモータ電流検出回路6の出力が与え
られている。モータ電流検出回路6は、モータ駆動回路
2に直列に接続された電流検出用抵抗7の両端電圧を検
出することにより、モータ3に流れる電流の大きさを検
出する。
【0005】制御回路4は、トルクセンサ5およびモー
タ電流検出回路6の出力信号に基づいて、モータ駆動回
路2に与えるべき制御信号を作成する。すなわち、制御
回路4では、トルクセンサ5の出力信号に基づいて、モ
ータ3に与えるべき目標電流値を求める。トルクセンサ
5の出力信号は、操舵力の方向および大きさを表すもの
であり、これに対応して、目標電流値は、モータ3に発
生させるべきトルクの方向および大きさに対応した値と
なる。たとえば、ステアリングシャフトに右回転方向の
トルクを与えるべきとき(この方向のトルクを以下では
「右回転トルク」という。)の目標電流値は正の値をと
り、ステアリングシャフトに左回転方向のトルクを与え
るべきとき(この方向のトルクを以下では「左回転トル
ク」という。)の目標電流値は負の値をとる。
【0006】この目標電流値とモータ電流検出回路6の
出力とが比較され、その差に応じて、モータ3に印加す
べき電圧が決定される。この決定された電圧に対応した
デューティ比のパルス幅制御信号がモータ駆動回路2に
与えられる。このパルス幅制御信号がモータ駆動回路2
の各トランジスタに印加されることにより、モータ3は
トルクセンサ5が検出した操舵トルクに対応した方向お
よび大きさのトルクを発生する。なお、ステアリングホ
イールに右回転トルクが加えられたときには、一対のパ
ワートランジスタ2A,2Dがオン/オフされ、他の一
対のパワートランジスタ2B,2Cは遮断状態に保持さ
れる。ステアリングホイールに左回転トルクが加えられ
たときには、逆に、上記他の一対のパワートランジスタ
2B,2Cがオン/オフされ、パワートランジスタ2
A,2Dは遮断状態に保持される。これにより、モータ
3は、ステアリングホイールに加えられた方向と同じ方
向のトルクを発生する。このようにして、操舵トルクに
対応した大きさおよび方向のトルクがモータ3から発生
し、操舵力の補助が行われる。
【0007】ところで、モータ電流検出回路6により検
出できるのは、モータ3に流れる電流の大きさのみであ
り、モータ3における電流の方向は検出できない。すな
わち、モータ3に右回転トルクを発生させるために一対
のパワートランジスタ2A,2Dを導通させた場合も、
左回転トルクを発生させるために他の一対のパワートラ
ンジスタ2B,2Cを導通させた場合も、電流検出用抵
抗7に流れる電流の方向は一定であるから、モータ電流
検出回路6の出力からモータ3の発生トルクの方向を知
ることはできない。
【0008】そこで、制御回路4は、モータ3には、ト
ルクセンサ5が検出したトルクの方向に対応した方向の
電流が流れているものと一応仮定し、モータ電流検出回
路6が検出した電流値を目標電流値の符号と同じ符号で
あるものとして処理している。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような処
理では、ステアリングホイールに加わる操舵トルクの方
向が切り換わるときにはモータ電流の方向が誤って認識
されることになる。そのため、モータ駆動回路2に必ず
しも適切な制御信号を与えることができない。これによ
り、特に、直進時などのように操舵トルクの方向が頻繁
に切り換わる場合には、振動が生じたり大きなモータ音
が発生したりするという問題が生じていた。
【0010】たとえば、操舵トルクが左回転方向から右
回転方向に切り換えられるときに、一対のトランジスタ
2A,2Dを或るデューティ比でオン/オフしてモータ
3に右回転トルクを発生させようとする場合を想定す
る。この場合に、その直前にモータ3に流れている電流
は左回転トルクに対応した負の値の電流である。したが
って、モータ電流検出回路6が検出した電流値を右回転
トルクに対応した正の値の電流であるものとして処理す
ると、適切な値よりも小さなデューティ比が設定される
ことになり、モータに充分なトルクを発生させることが
できない。そのため、ステアリングシャフトに必要な補
助力が与えられるまで或る遅延時間が生じることにな
り、振動や大きなモータ音が発生することになるのであ
る。
【0011】そこで、本発明の目的は、上述の技術的課
題を解決し、ステアリングホイールに加えられた操舵ト
ルクに対応した操舵補助力を操舵機構に確実に与えるこ
とができる電動パワーステアリング装置を提供すること
である。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明の電動パワーステアリング装置は、トルクセ
ンサによって検出した操舵トルクに基づいて目標電流値
を定め、この目標電流値に対応した電圧の印加によりモ
ータを駆動し、このモータの駆動力を操舵機構に伝達し
て操舵補助を行う電動パワーステアリング装置におい
て、上記モータに流れる電流を検出するモータ電流検出
手段と、上記モータに印加される電圧値に基づいて、上
記モータに流れる電流の方向に対応する極性を上記モー
タ電流検出手段が検出したモータ電流検出値に付与する
極性付与手段と、この極性付与手段により極性を付与さ
れたモータ電流検出値と上記目標電流値とに基づいて、
上記モータをフィードバック制御する制御手段とを含む
ことを特徴とする。
【0013】
【作用】上記の構成によれば、モータに印加される電圧
値に基づいて、モータ電流検出手段が検出したモータ電
流検出値に電流の方向に対応した極性が付与される。そ
して、この極性が付与されたモータ電流検出値と操舵ト
ルクに対応した目標電流値とに基づき、モータがフィー
ドバック制御される。すなわち、モータに流れる電流の
大きさだけでなく方向をも勘案してモータが制御され
る。そのため、操舵トルクの方向が切り換えられるとき
でも、即座に適切な電圧をモータに印加できる。
【0014】
【実施例】以下では、本発明の実施例を、添付図面を参
照して詳細に説明する。図1は本発明の一実施例の電動
パワーステアリング装置の電気的構成を示すブロック図
である。この電動パワーステアリング装置は、ステアリ
ングホイールに加えられた操舵トルクをトルクセンサ3
1で検出し、その検出結果に基づいてモータ32の発生
トルクを制御するものである。モータ32が発生するト
ルクは図外のステアリングシャフトに伝達され、これに
より、操舵力が補助される。
【0015】モータ32には、モータ駆動回路33から
電流が供給される。モータ駆動回路33は、マイクロコ
ンピュータなどで構成された制御回路35によって制御
される。制御回路35にはトルクセンサ31からトルク
信号が与えられており、さらに、車両の速さを検出する
車速センサ34が出力する車速信号も与えられている。
また、モータ駆動回路33に接続されたモータ電流検出
回路36からの信号も制御回路35に与えられている。
モータ電流検出回路36は、モータ32に流れる電流の
大きさを検出するものである。制御回路35は、トルク
信号および車速信号に基づいてモータ32に与えるべき
目標電流値を演算する。そして、目標電流値とモータ電
流検出回路36が検出したモータ電流検出値とに基づい
て、モータ32に印加すべき電圧値を求め、この電圧値
に基づいてモータ駆動回路33を制御する。これによ
り、モータ32に流れる電流が、ステアリングホイール
に加えられた操舵トルクに対応した上記目標電流値にフ
ィードバック制御される。
【0016】制御回路35には、トルクセンサ31が検
出した操舵トルクTの大きさおよび方向ならびに車速セ
ンサ34が検出した車速VCに基づいてモータ32に発
生させるべきトルクに対応したアシスト電流値IA を演
算するアシスト制御部41が備えられている。トルクセ
ンサ31が出力するトルク信号は位相補償部42におい
て位相補償された後にアシスト制御部41に与えられて
いる。この位相補償は系の自励振動を抑えてモータ32
の制御を安定に行うための処理である。
【0017】アシスト電流値IA は、たとえば、図2の
特性図に従って演算される。すなわち、操舵トルクTが
大きいほど大きな値とされ、車速VCが大きくなるほど
小さな値とされる。これは、高速走行中には大きな操舵
補助力は不要であるから、小さな操舵補助力をステアリ
ングシャフトに与えれば足りるからである。なお、V1
>V2>V3である。また、操舵トルクTは、ステアリ
ングホイールに対して右回りに加えられた右回転トルク
を正にとり、逆方向の左回転トルクを負にとっている。
すなわち、アシスト電流IA は、右回転トルクに対して
は正の値をとり、左回転トルクに対しては負の値をと
る。
【0018】一方、トルクセンサ31の出力信号は、ト
ルク信号の微分値ΔT(一定時間における操舵トルクT
の変化量)を検出するトルク偏差検出部43にも入力さ
れている。検出された微分値ΔTは、微分制御部44に
入力されている。この微分制御部44には車速センサ3
4からの車速信号も入力されている。微分制御部44
は、モータ32の慣性に起因する操舵フィーリングの悪
化を防止するための動的補償を行うためのもので、上記
の微分値ΔTおよび車速VCに基づき、アシスト電流値
A を補正するための微分制御電流値ID を作成する。
【0019】微分制御電流値ID は図3の特性図に従っ
て演算される。すなわち、微分制御電流値ID は操舵ト
ルクTの微分値ΔTに比例して単調に増加し、また、車
速VCの増大に伴って増大する。アシスト制御部41か
らのアシスト電流値IA と上記の微分制御電流値ID
は、加算部45で加算され、この加算結果が目標電流値
O となる。この目標電流値IO は、ステアリングシャ
フトに右回転方向のトルクが与えられる場合の右回転ト
ルクに対しては正の値となり、ステアリングシャフトに
左回転方向のトルクが与えられる場合の左回転トルクに
対しては負の値となる。
【0020】目標電流値IO は減算部46に与えられて
いる。減算部46には、モータ電流検出回路36が検出
したモータ電流検出値IM に対して極性を付与する極性
付与部47から、極性が付与されたモータ電流検出値I
S が与えられている。減算部46は、目標電流値I0
極性付モータ電流検出値IS との差を演算してPI(Pr
oportional-Integral)制御部48に与える。極性付与部
47は、右回転トルクに対応したモータ検出電流値IM
に対しては正の極性を付与し、左回転トルクに対応した
モータ電流検出値IM に対しては負の極性を付与する。
【0021】PI制御部48は減算部46の出力に基づ
いてモータ32に印加すべき目標電圧値Vを演算する。
この目標電圧値Vは、モータ32に右回転トルクを発生
させるべきときには正の値とされ、左回転トルクを発生
させるべきときには負の値とされる。PI制御部48が
演算した目標電圧値Vは、パルス幅制御部49に入力さ
れる。パルス幅制御部49は目標電圧値Vに対応したパ
ルス幅制御信号を作成してモータ駆動回路33に印加す
る。
【0022】図4は、モータ駆動回路33に関連する具
体的な構成を示す電気回路図である。モータ駆動回路3
3には、車両に搭載されたバッテリ38からの電力が、
制御回路35によって開成/閉成されるフェイルセーフ
リレー39を介して与えられている。モータ駆動回路3
3には、直列に電流検出用抵抗40が接続されており、
モータ電流検出回路36は電流検出用抵抗40の両端電
圧を検出することで、モータ32に流れる電流値IM
検出する。
【0023】モータ駆動回路33は、パワートランジス
タTR1,TL2の直列回路と、パワートランジスタT
L1,TR2の直列回路とを並列に接続して構成されて
いる。そして、パワートランジスタTR1,TL2間の
接続点51と、パワートランジスタTL1,TR2間の
接続点52との間に、モータ32が接続されている。各
パワートランジスタTR1,TR2,TL1,TL2に
は、パルス幅制御部49からのパルス幅制御信号がライ
ン53を介して入力されている。PI制御部48が出力
する目標電圧値Vが正の値であり、したがって、モータ
32に右回転トルクを発生させるべきときには、一対の
トランジスタTR1,TR2が選択されて目標電圧値V
に対応したデューティ比でオン/オフされ、他の一対の
トランジスタTL1,TL2は遮断状態に保持される。
逆に、モータ32に左回転トルクを発生させるために目
標電圧値Vが負の値とされているときには、一対のトラ
ンジスタTL1,TL2が選択されて目標電圧値Vに対
応したデューティ比でオン/オフされ、他の一対のトラ
ンジスタTR1,TR2は遮断状態に保持される。これ
により、モータ32には、右回転トルク発生時と左回転
トルク発生時とで逆方向の電流が供給される。ただし、
いずれの場合でも、電流検出用抵抗40に流れる電流の
方向は変わらない。したがって、モータ電流検出回路3
6が出力するモータ電流検出値IM は、モータ32に流
れる電流の大きさのみを表している。
【0024】図5はモータ32の制御に関連する制御部
35の動作を説明するためのフローチャートであり、主
として減算部46、極性付与部47、PI制御部48お
よびパルス幅制御部49などにおいて繰り返し行われる
動作が示されている。ステップn1では目標電流値IO
が読み込まれ、ステップn2ではモータ電流検出値IM
が読み込まれる。ステップn3では、前回の目標電圧値
V′が、右回転トルクに対応した正の値かどうかが調べ
られる。もしも、電圧値V′が負の値であれば、ステッ
プn4で、符号付モータ電流検出値IS にモータ電流検
出値I M に負符号を付した値が代入される。また、電圧
値V′が正の値であれば、ステップn5で、符号付モー
タ電流検出値IS にモータ電流検出値IM がそのまま代
入される。このステップn3〜n5の処理が極性付与部
47における処理である。
【0025】ステップn6〜n11の処理は、減算部4
6およびPI制御部48で行われる処理である。PI制
御部48では、主として、いわゆるPI動作と制御を安
定化させるためのフィルタ処理とが行われる。PI動作
とは、前回の目標電圧値V′に対して、減算部46の出
力の変化分に比例するP要素と、この変化分の積分値に
相当するI要素とを、それぞれ重み付けして加算するこ
とにより、今回の目標電圧値Vを求める動作である。
【0026】具体的に説明すると、ステップn6では、
減算部46の出力ΔI(=IO −I S )に基づき、下記
第(1) 式に従ってI要素が求められる。KI はI要素に
対応した定数である。 I=ΔI×KI ・・・・ (1) ステップn7では、今回のΔIと前回のΔI(=Δ
I′)との差ΔP(=ΔI−ΔI′)が求められ、下記
第(2) 式に従ってP要素が求められる。ただし、K P
P要素に対応した定数である。
【0027】 P=ΔP×KP ・・・・ (2) ステップn8では、前回の目標電圧値V′に対して、ス
テップn6,n7で求められたI要素およびP要素が加
算されて今回の目標電圧値Vが求められる。ステップn
9でΔIをΔI′に代入した後に、ステップn10で
は、フィルタ処理が行われる。すなわち、ステップn8
で求められた目標電圧値Vと前回の目標電圧値V′との
平均値が、改めて今回の目標電圧値Vとされる。そし
て、ステップn11では、V′にVが代入される。
【0028】このようにして今回の目標電圧値Vが決定
すると、この目標電圧値Vに基づいてパルス幅制御部4
9はモータ駆動回路33を制御する。すなわち、目標電
圧値Vが正の値であれば、一対のトランジスタTR1,
TR2を選択して導通させる。この場合に、たとえば、
トランジスタTR1は終始導通状態としておき、トラン
ジスタTR2は目標電圧値Vに対応したデューティ比で
オン/オフ制御される。これにより、モータ32には目
標電圧値Vに相当する電圧を印加できる。目標電圧値V
が負の値であれば、他の一対のトランジスタTL1,T
L2が選択されて同様な動作が行われる(ステップn1
2)。
【0029】以上のように本実施例によれば、モータ電
流検出回路36が検出したモータ電流検出値IM に対し
て、前回の目標電圧値V′の極性と同じ極性が付与され
る。そして、この極性が付与されたモータ電流検出値I
S と目標電流値I0 との偏差に基づいて、今回の目標電
圧値Vが定められる。したがって、モータ32に流れて
いる電流の方向をも勘案してモータ32が正確にフィー
ドバック制御されることになる。
【0030】これにより、たとえば、ステアリングホイ
ールに加わる操舵トルクの方向が切り換わった場合で
も、実際にモータ32に流れている電流と目標電流値と
の差に正確に対応した目標電圧値Vが即座に設定される
から、速やかに充分な操舵補助力を発生させることがで
きる。その結果、振動や大きなモータ音が発生したりす
ることを防止できる。
【0031】本発明の実施例の説明は以上のとおりであ
るが、本発明は上記の実施例に限定されるものではな
い。たとえば、制御回路35内の各構成部分はハードウ
ェア構成としてもよく、また、同様な機能をマイクロコ
ンピュータが実行するソフトウェア処理により実現して
もよい。その他、本発明の要旨を変更しない範囲で種々
の設計変更を施すことができる。
【0032】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、モータに
流れる電流の大きさだけでなく方向をも勘案してモータ
がフィードバック制御されるので、操舵トルクの方向が
切り換えられるときでも、即座に適切な電圧をモータに
印加できる。これにより、振動や大きなモータ音を発生
させることなく、操舵トルクに対応した操舵補助力を操
舵機構に確実に与えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の電動パワーステアリング装
置の電気的構成を示すブロック図である。
【図2】操舵トルクおよび車速に対するアシスト電流値
の変化を示す特性図である。
【図3】操舵トルクの微分値および車速に対する微分制
御電流値の変化を示す特性図である。
【図4】モータ駆動回路に関連する具体的な構成を示す
電気回路図である。
【図5】モータを駆動制御するための処理を説明するた
めのフローチャートである。
【図6】従来の電動パワーステアリング装置の電気的構
成を示すブロック図である。
【符号の説明】
31 トルクセンサ 32 モータ 33 モータ駆動回路 34 車速センサ 35 制御回路 36 モータ電流検出回路 40 電流検出用抵抗 41 アシスト制御部 46 減算部 47 極性付与部 48 PI制御部 49 パルス幅制御部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】トルクセンサによって検出した操舵トルク
    に基づいて目標電流値を定め、この目標電流値に対応し
    た電圧の印加によりモータを駆動し、このモータの駆動
    力を操舵機構に伝達して操舵補助を行う電動パワーステ
    アリング装置において、 上記モータに流れる電流を検出するモータ電流検出手段
    と、 上記モータに印加される電圧値に基づいて、上記モータ
    に流れる電流の方向に対応する極性を上記モータ電流検
    出手段が検出したモータ電流検出値に付与する極性付与
    手段と、 この極性付与手段により極性を付与されたモータ電流検
    出値と上記目標電流値とに基づいて、上記モータをフィ
    ードバック制御する制御手段とを含むことを特徴とする
    電動パワーステアリング装置。
JP2943193A 1993-02-18 1993-02-18 電動パワーステアリング装置 Pending JPH06239249A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
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