JPH062395A - 横葺き屋根板の接続構造及び横葺き屋根面の施工方法 - Google Patents
横葺き屋根板の接続構造及び横葺き屋根面の施工方法Info
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- JPH062395A JPH062395A JP18289592A JP18289592A JPH062395A JP H062395 A JPH062395 A JP H062395A JP 18289592 A JP18289592 A JP 18289592A JP 18289592 A JP18289592 A JP 18289592A JP H062395 A JPH062395 A JP H062395A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 一般的な屋根面は勿論、急勾配屋根や外壁
(垂直壁)にも適用することができる横葺き屋根板の接
続(カバーを用いない接続)構造を提案する。 【構成】 横葺き屋根板1は面板部11とその棟端縁に
被掛合部12をその軒端縁に開口部分134を有する掛
合部13をその左右側端縁に折り返し係合部14を備
え、接続部材2は平面部21とその左右側端縁に被係合
部22をその軒端縁に面戸部23を備え、排水板3の上
方に左右に隣接する横葺き屋根板1の側端縁を対向させ
て固定し、折り返し係合部14と被係合部22とが係合
するように接続部材2の平面部21を開口部分134に
挿入させて面戸部23で被覆した。
(垂直壁)にも適用することができる横葺き屋根板の接
続(カバーを用いない接続)構造を提案する。 【構成】 横葺き屋根板1は面板部11とその棟端縁に
被掛合部12をその軒端縁に開口部分134を有する掛
合部13をその左右側端縁に折り返し係合部14を備
え、接続部材2は平面部21とその左右側端縁に被係合
部22をその軒端縁に面戸部23を備え、排水板3の上
方に左右に隣接する横葺き屋根板1の側端縁を対向させ
て固定し、折り返し係合部14と被係合部22とが係合
するように接続部材2の平面部21を開口部分134に
挿入させて面戸部23で被覆した。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、建築物における横葺き
屋根板の接続(カバーを用いない接続)構造に関するも
のであり、一般的な屋根面は勿論、特に急勾配屋根或い
は高所作業に適する横葺き屋根板の接続構造及び横葺き
屋根面の施工方法に関するものである。
屋根板の接続(カバーを用いない接続)構造に関するも
のであり、一般的な屋根面は勿論、特に急勾配屋根或い
は高所作業に適する横葺き屋根板の接続構造及び横葺き
屋根面の施工方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、建築物における横葺き屋根板
の施工は、「定尺(工法)」と呼ばれる横方向の長さが
一定(一般に4m前後)に成形された面板を用いる方法
が主流である。この「定尺工法」は、横方向の長さが定
められているため、建築物の横幅に応じた長さに屋根板
を横方向に接続しながら施工する必要がある。
の施工は、「定尺(工法)」と呼ばれる横方向の長さが
一定(一般に4m前後)に成形された面板を用いる方法
が主流である。この「定尺工法」は、横方向の長さが定
められているため、建築物の横幅に応じた長さに屋根板
を横方向に接続しながら施工する必要がある。
【0003】そして、上記横葺き屋根板の接続には、左
右に隣り合う一方の面板の側縁部に略袋状、或いは溝状
の係合部を設け、その係合部に他方の面板の側縁部を挿
入して接続する方法、若しくは左右に対向する側縁部を
別部材からなる接続部材(継手部材)によって接続する
方法が採られている。
右に隣り合う一方の面板の側縁部に略袋状、或いは溝状
の係合部を設け、その係合部に他方の面板の側縁部を挿
入して接続する方法、若しくは左右に対向する側縁部を
別部材からなる接続部材(継手部材)によって接続する
方法が採られている。
【0004】上記接続部材(継手部材)を用いて接続す
る場合、接続部表面にカバー部材を用いるものと、屋根
面を平坦に形成するもの(実開昭60−157824
号)があるが、前者にあっては屋根面上にカバー部材の
凹凸が表れるため、意匠的に好まれない場合が多かっ
た。
る場合、接続部表面にカバー部材を用いるものと、屋根
面を平坦に形成するもの(実開昭60−157824
号)があるが、前者にあっては屋根面上にカバー部材の
凹凸が表れるため、意匠的に好まれない場合が多かっ
た。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た従来の接続方法によって横葺き屋根板を接続する場合
には、接続部や継手部材等に前方、斜方、側方等から係
合させなければならないという問題があった。したがっ
て、横葺き屋根板をスライドさせたり、引っ張ったりし
て位置決めを行い、または横葺き屋根板を挿入するため
に横葺き屋根板自体を一度持ち上げたり立てたりする必
要があって極めて面倒であり、特に外壁や垂直に近いよ
うな面の作業においては高所作業となるので、非常に危
険を伴う作業であった。
た従来の接続方法によって横葺き屋根板を接続する場合
には、接続部や継手部材等に前方、斜方、側方等から係
合させなければならないという問題があった。したがっ
て、横葺き屋根板をスライドさせたり、引っ張ったりし
て位置決めを行い、または横葺き屋根板を挿入するため
に横葺き屋根板自体を一度持ち上げたり立てたりする必
要があって極めて面倒であり、特に外壁や垂直に近いよ
うな面の作業においては高所作業となるので、非常に危
険を伴う作業であった。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記に鑑み提案
されたもので、左右に隣接する横葺き屋根板と接続部材
と排水板とからなる接続構造において、前記横葺き屋根
板は、面板部と、面板部の棟端縁に形成した被掛合部
と、面板部の軒端縁に形成した掛合部と、面板部の左右
側端縁を裏面側へ折曲させた折り返し係合部とを備える
と共に、前記掛合部の側端には軒側へ向く開口部分を形
成し、前記接続部材は、平面部と、平面部の左右側端縁
を表面側へ折曲させた被係合部と、平面部の軒端縁に形
成した面戸部とを備え、前記排水板は、排水面部と、排
水面部の棟端縁に形成した水返し部と、排水面部の軒端
縁に形成した固定部とを備え、排水板の上方に左右に隣
接する横葺き屋根板の側端縁を一定間隔で対向させて固
定し、折り返し係合部と被係合部とが係合するように接
続部材の平面部を軒側から開口部分に挿入させて面戸部
で開口部分を軒側から被覆したことを特徴とする横葺き
屋根板の接続構造に関するものである。
されたもので、左右に隣接する横葺き屋根板と接続部材
と排水板とからなる接続構造において、前記横葺き屋根
板は、面板部と、面板部の棟端縁に形成した被掛合部
と、面板部の軒端縁に形成した掛合部と、面板部の左右
側端縁を裏面側へ折曲させた折り返し係合部とを備える
と共に、前記掛合部の側端には軒側へ向く開口部分を形
成し、前記接続部材は、平面部と、平面部の左右側端縁
を表面側へ折曲させた被係合部と、平面部の軒端縁に形
成した面戸部とを備え、前記排水板は、排水面部と、排
水面部の棟端縁に形成した水返し部と、排水面部の軒端
縁に形成した固定部とを備え、排水板の上方に左右に隣
接する横葺き屋根板の側端縁を一定間隔で対向させて固
定し、折り返し係合部と被係合部とが係合するように接
続部材の平面部を軒側から開口部分に挿入させて面戸部
で開口部分を軒側から被覆したことを特徴とする横葺き
屋根板の接続構造に関するものである。
【0007】また、本発明は、上記横葺き屋根板と接続
部材と排水板とを用いた横葺き屋根面の施工方法をも提
案するものである。
部材と排水板とを用いた横葺き屋根面の施工方法をも提
案するものである。
【0008】
【実施例】以下に、本発明を図面の実施例に基づいて説
明する。
明する。
【0009】本発明は、横方向に隣接する横葺き屋根板
1,1’に接続部材2及び排水板3を配して接続する横
葺き屋根板の接続構造に関する。
1,1’に接続部材2及び排水板3を配して接続する横
葺き屋根板の接続構造に関する。
【0010】本発明に使用する横葺き屋根板1は、長尺
広幅の面板部11と、面板部11の棟端縁に形成した被
掛合部12と、面板部11の軒端縁に形成した掛合部1
3と、面板部11の左右側端縁を裏面側へ折曲させた折
り返し係合部14とを備える構成である。
広幅の面板部11と、面板部11の棟端縁に形成した被
掛合部12と、面板部11の軒端縁に形成した掛合部1
3と、面板部11の左右側端縁を裏面側へ折曲させた折
り返し係合部14とを備える構成である。
【0011】上記被掛合部12は、図1〜4に示す第1
実施例では面板部11の棟端縁を表面側へ折曲成形して
(二段の)階段状の段部分121を形成し、その先端を
屈曲成形して軒側へ向かって開放する窪部分122を形
成し、さらにその先端を屈曲成形して断面略へ字状の立
上り片123を設けた構成の起立片である。
実施例では面板部11の棟端縁を表面側へ折曲成形して
(二段の)階段状の段部分121を形成し、その先端を
屈曲成形して軒側へ向かって開放する窪部分122を形
成し、さらにその先端を屈曲成形して断面略へ字状の立
上り片123を設けた構成の起立片である。
【0012】また、掛合部13は、面板部11の軒端縁
を裏面側へ折り下げた略垂直状の縦片131と、その先
端を棟側へ略平行に折り返した横片132と、その先端
を屈曲成形した断面が略つ字状の突起部分133とから
なる。尚、上記縦片131には、側端縁を切り欠いて形
成された開口部分134を設けている。
を裏面側へ折り下げた略垂直状の縦片131と、その先
端を棟側へ略平行に折り返した横片132と、その先端
を屈曲成形した断面が略つ字状の突起部分133とから
なる。尚、上記縦片131には、側端縁を切り欠いて形
成された開口部分134を設けている。
【0013】一方、接続部材2は、縦長の平面部21
と、平面部21の左右側端縁を表面側へ折曲させた被係
合部22と、平面部21の軒端縁に形成した面戸部23
とを備える構成である。尚、図示実施例では平面部21
の縦幅は前記した縦葺き屋根板1の面板部11の縦幅と
略同一であり、その棟端縁には幅狭ではあるが断面形状
が前記した縦葺き屋根板1の段部分121及び窪部分1
22と略同様である規制片24が設けられている。
と、平面部21の左右側端縁を表面側へ折曲させた被係
合部22と、平面部21の軒端縁に形成した面戸部23
とを備える構成である。尚、図示実施例では平面部21
の縦幅は前記した縦葺き屋根板1の面板部11の縦幅と
略同一であり、その棟端縁には幅狭ではあるが断面形状
が前記した縦葺き屋根板1の段部分121及び窪部分1
22と略同様である規制片24が設けられている。
【0014】上記面戸部23は、図示実施例では平面部
21の軒端縁を表面側へ折曲した折り上げ部分231
と、その先端を裏面側へ折り返した化粧部分232と、
その先端を軒側へ折曲した略水平状の折曲部分233
と、その先端を折曲して裏面側の軒側へ向かう吹き上げ
防止部分234とからなり、この吹き上げ防止部分23
4にはその先端を折り返した当接部分235を設けてあ
る。そして、この当接部分235の先端から平面部21
までの高さは、縦葺き屋根板1の面板部11からその下
段に配設する縦葺き屋根板1”’の面板部11”’まで
の高さよりも僅かに高く形成されている。
21の軒端縁を表面側へ折曲した折り上げ部分231
と、その先端を裏面側へ折り返した化粧部分232と、
その先端を軒側へ折曲した略水平状の折曲部分233
と、その先端を折曲して裏面側の軒側へ向かう吹き上げ
防止部分234とからなり、この吹き上げ防止部分23
4にはその先端を折り返した当接部分235を設けてあ
る。そして、この当接部分235の先端から平面部21
までの高さは、縦葺き屋根板1の面板部11からその下
段に配設する縦葺き屋根板1”’の面板部11”’まで
の高さよりも僅かに高く形成されている。
【0015】また、排水板3は、排水面部31と、排水
面部31の棟端縁に設けた水返し部32と、排水面部3
1の軒端縁に設けた固定部33とを備える構成である。
図示実施例では上記排水面部31の左右側端縁を表面側
へ折り返した水返し片34,34が設けられ、排水面部
31の軒端縁を裏面側へ折曲して形成した固定部33の
略中央には幅狭で裏面側の軒側へ向かうズレ防止片33
1が設けられている。
面部31の棟端縁に設けた水返し部32と、排水面部3
1の軒端縁に設けた固定部33とを備える構成である。
図示実施例では上記排水面部31の左右側端縁を表面側
へ折り返した水返し片34,34が設けられ、排水面部
31の軒端縁を裏面側へ折曲して形成した固定部33の
略中央には幅狭で裏面側の軒側へ向かうズレ防止片33
1が設けられている。
【0016】上記水返し部32は、図示実施例では排水
面部31の棟端縁を3箇所、およそ45度ずつ段階的に
表面側へ折曲して形成した起立片であり、その内面中央
には止水ゴムである弾性部材35を取り付ける。この弾
性部材35の内面は前記縦葺き屋根板1の段部分121
及び窪部分122と略同様の凹凸形状が形成されてい
る。
面部31の棟端縁を3箇所、およそ45度ずつ段階的に
表面側へ折曲して形成した起立片であり、その内面中央
には止水ゴムである弾性部材35を取り付ける。この弾
性部材35の内面は前記縦葺き屋根板1の段部分121
及び窪部分122と略同様の凹凸形状が形成されてい
る。
【0017】次に、前述したような構成の横葺き屋根板
1と接続部材2と排水板3とを用いて横葺き屋根面等の
横葺き屋根面を形成する施工方法の一例を示す。尚、こ
の横葺き屋根板1と接続部材2と排水板3を使用した施
工方法は、前述したような従来の方法と同様に行うよう
にしても良いが、以下に示す方法を採用する方がより容
易に横葺き屋根面を施工することができる。また、複数
枚の横葺き屋根板1を使用しているので、説明及び図面
において便宜的に『’』或いは『”』、『”’』を付与
して区別した(各部材、部所についても同様に『’』或
いは『”』、『”’』を付与した)。
1と接続部材2と排水板3とを用いて横葺き屋根面等の
横葺き屋根面を形成する施工方法の一例を示す。尚、こ
の横葺き屋根板1と接続部材2と排水板3を使用した施
工方法は、前述したような従来の方法と同様に行うよう
にしても良いが、以下に示す方法を採用する方がより容
易に横葺き屋根面を施工することができる。また、複数
枚の横葺き屋根板1を使用しているので、説明及び図面
において便宜的に『’』或いは『”』、『”’』を付与
して区別した(各部材、部所についても同様に『’』或
いは『”』、『”’』を付与した)。
【0018】まず、固定した下段の横葺き屋根板1”’
の被掛合部12”’に排水板3の固定部33を受け止め
させて配置する。次に、下段の横葺き屋根板1”’の被
掛合部12”’に掛合部13を掛合(この掛合状態の詳
細については後述する。)させると共に、排水板3の弾
性部材35の軒側の面に被掛合部12の側端の外面(棟
側の面)を当接させて横葺き屋根板1を下地上に固定す
る。この横葺き屋根板1の固定は吊子(図示せず)等に
より行っても良いし、或いは直止めしても良い。
の被掛合部12”’に排水板3の固定部33を受け止め
させて配置する。次に、下段の横葺き屋根板1”’の被
掛合部12”’に掛合部13を掛合(この掛合状態の詳
細については後述する。)させると共に、排水板3の弾
性部材35の軒側の面に被掛合部12の側端の外面(棟
側の面)を当接させて横葺き屋根板1を下地上に固定す
る。この横葺き屋根板1の固定は吊子(図示せず)等に
より行っても良いし、或いは直止めしても良い。
【0019】そして、その右方(若しくは左方)に横葺
き屋根板1’を配置し、側縁が対向するように一定の間
隔を設けて下地上に固定する。尚、上記間隔は少なくと
も前述した接続部材2の規制片24の横幅よりも広く形
成されている。
き屋根板1’を配置し、側縁が対向するように一定の間
隔を設けて下地上に固定する。尚、上記間隔は少なくと
も前述した接続部材2の規制片24の横幅よりも広く形
成されている。
【0020】この状態において、左右の横葺き屋根板
1,1’の掛合部13,13’の開口部分134,13
4’は、上記一定の間隔を介して連続し、横長の挿入口
を形成する。そして、この挿入口に軒側から接続部材2
を挿入する。説明するまでもなく、上記挿入口の横幅と
接続部材2の平面部21の横幅とを予め略同一に成型し
てある方が好ましい。
1,1’の掛合部13,13’の開口部分134,13
4’は、上記一定の間隔を介して連続し、横長の挿入口
を形成する。そして、この挿入口に軒側から接続部材2
を挿入する。説明するまでもなく、上記挿入口の横幅と
接続部材2の平面部21の横幅とを予め略同一に成型し
てある方が好ましい。
【0021】そして、その際、接続部材2の規制片24
を横葺き屋根板1,1’の対向間隔に臨ませ、被係合部
23,23’が折り返し係合部14,14’に係合する
ように平面部21を上記挿入口(開口部分134,13
4’)に挿入する。そして、前述のように平面部21の
縦幅は縦葺き屋根板1,1’の面板部11,11’の縦
幅と略同一であるから、規制片24の棟側の面を排水板
3の弾性部材35の軒側の面に当接させると、面戸部2
3が挿入口(開口部分134,134’)を被覆する。
また、この時、吹き上げ防止部分234は押し潰されな
がら下段の横葺き屋根板1”’の面板部11”’に沿
い、当接部分235は弾性的に面板部11”’に当接さ
れる。
を横葺き屋根板1,1’の対向間隔に臨ませ、被係合部
23,23’が折り返し係合部14,14’に係合する
ように平面部21を上記挿入口(開口部分134,13
4’)に挿入する。そして、前述のように平面部21の
縦幅は縦葺き屋根板1,1’の面板部11,11’の縦
幅と略同一であるから、規制片24の棟側の面を排水板
3の弾性部材35の軒側の面に当接させると、面戸部2
3が挿入口(開口部分134,134’)を被覆する。
また、この時、吹き上げ防止部分234は押し潰されな
がら下段の横葺き屋根板1”’の面板部11”’に沿
い、当接部分235は弾性的に面板部11”’に当接さ
れる。
【0022】さらにその固定した横葺き屋根板1,1’
の被掛合部12,12’に掛合部13”を掛合させて上
段の横葺き屋根板1”を配置し、以下、順次同様な施工
作業を繰り返すことにより屋根面を葺き上げるのであ
る。尚、被掛合部12,12’への掛合部13”の掛合
状態は、図4に示すように被掛合部12の窪部分123
に掛合部13”の突起部分133”を遊嵌させて掛合す
るのである。また、この第1実施例では、接続部材2の
規制片24が横葺き屋根板1,1’の被掛合部12,1
2’と共に弾性部材35の内面(軒側の面)に当接して
いるので、上記のように上段側の横葺き屋根板1”を配
置させることにより、規制片24が弾性部材35の内面
(軒側の面)に強く押圧されて接続部材32は安定に排
水板3に固定される。
の被掛合部12,12’に掛合部13”を掛合させて上
段の横葺き屋根板1”を配置し、以下、順次同様な施工
作業を繰り返すことにより屋根面を葺き上げるのであ
る。尚、被掛合部12,12’への掛合部13”の掛合
状態は、図4に示すように被掛合部12の窪部分123
に掛合部13”の突起部分133”を遊嵌させて掛合す
るのである。また、この第1実施例では、接続部材2の
規制片24が横葺き屋根板1,1’の被掛合部12,1
2’と共に弾性部材35の内面(軒側の面)に当接して
いるので、上記のように上段側の横葺き屋根板1”を配
置させることにより、規制片24が弾性部材35の内面
(軒側の面)に強く押圧されて接続部材32は安定に排
水板3に固定される。
【0023】このように、本発明では横葺き屋根面を容
易に施工することができ、例えば急勾配の屋根等におい
ても作業が極めて容易であり、危険性も軽減する。
易に施工することができ、例えば急勾配の屋根等におい
ても作業が極めて容易であり、危険性も軽減する。
【0024】こうして形成された横葺き屋根面は、前記
したように横方向に隣り合う横葺き屋根板1,1’の対
向間隔を接続部材2の平面部21が裏面側から被覆し、
挿入口(開口部分134,134’)を接続部材2の面
戸部23が軒側から被覆するので、風雨が直接横葺き屋
根面の内部に吹き(降り)込むことがない。また、特に
この第1実施例では接続部材2の面戸部23に吹き上げ
防止部分234が設けられているので、この吹き上げ防
止部分234の先端である当接部分235が下段の横葺
き屋根板1”’の面板部11”’に弾性的に当接して軒
側から吹き上がる風等の侵入を防ぎ、風圧などにより屋
根面を持ち上げられることがない。
したように横方向に隣り合う横葺き屋根板1,1’の対
向間隔を接続部材2の平面部21が裏面側から被覆し、
挿入口(開口部分134,134’)を接続部材2の面
戸部23が軒側から被覆するので、風雨が直接横葺き屋
根面の内部に吹き(降り)込むことがない。また、特に
この第1実施例では接続部材2の面戸部23に吹き上げ
防止部分234が設けられているので、この吹き上げ防
止部分234の先端である当接部分235が下段の横葺
き屋根板1”’の面板部11”’に弾性的に当接して軒
側から吹き上がる風等の侵入を防ぎ、風圧などにより屋
根面を持ち上げられることがない。
【0025】また、この横葺き屋根面は、横葺き屋根板
1及び接続部材2及び排水板3だけで形成されているの
で、カバー部材を用いない意匠性の優れた屋根面を得る
ことができ、また、接続部材2と横葺き屋根板1を同一
色材料を用いることで横葺き屋根面を同一色にすること
ができ、美観上の化粧としても有効である。
1及び接続部材2及び排水板3だけで形成されているの
で、カバー部材を用いない意匠性の優れた屋根面を得る
ことができ、また、接続部材2と横葺き屋根板1を同一
色材料を用いることで横葺き屋根面を同一色にすること
ができ、美観上の化粧としても有効である。
【0026】さらに、この第1実施例における接続部材
2の平面部21には、規制片24が設けられて横葺き屋
根板1,1’の被掛合部12,12’と共に、上段の横
葺き屋根板1”の掛合部13”と排水板3の弾性部材3
5との間に挟まれて安定に固定されるので、接続部材2
が施工後における積雪等で重量増加することにより滑落
することがない。加えて、吹き上げ防止部分234の先
端である当接部分235が下段の横葺き屋根板1”’の
面板部11”’に弾性的に当接するので、接続部材2の
固定を一層安定化する。
2の平面部21には、規制片24が設けられて横葺き屋
根板1,1’の被掛合部12,12’と共に、上段の横
葺き屋根板1”の掛合部13”と排水板3の弾性部材3
5との間に挟まれて安定に固定されるので、接続部材2
が施工後における積雪等で重量増加することにより滑落
することがない。加えて、吹き上げ防止部分234の先
端である当接部分235が下段の横葺き屋根板1”’の
面板部11”’に弾性的に当接するので、接続部材2の
固定を一層安定化する。
【0027】尚、この第1実施例では横葺き屋根板1の
被掛合部12を段部分121と窪部分122とからなる
形状とし、掛合部13を縦片131と横片132と突起
部分133とからなる形状としたが、掛合状態を確保で
きれば特にこの構成に限定するものではなく、適宜に形
状を設定することができる。また、接続部材2の面戸部
23は、横葺き屋根板1の継合部13の形状によって変
更されるものであり、前述の構成に限定されるものでは
ない。
被掛合部12を段部分121と窪部分122とからなる
形状とし、掛合部13を縦片131と横片132と突起
部分133とからなる形状としたが、掛合状態を確保で
きれば特にこの構成に限定するものではなく、適宜に形
状を設定することができる。また、接続部材2の面戸部
23は、横葺き屋根板1の継合部13の形状によって変
更されるものであり、前述の構成に限定されるものでは
ない。
【0028】次に、図5〜6に示した本発明の第2実施
例について説明する。
例について説明する。
【0029】この第2実施例における横葺き屋根板12
は、前述した第1実施例において使用したものと同様の
構成であるから同一の符号(但し、『2 』を付帯させ
て、第1実施例のものと区別した。その他の部材も同様
である。)を付して説明を省略する。また、接続部材2
2 も、平面部212 の縦幅が横葺き屋根板12 の面板部
112 より長尺である以外は、やはり前述した第1実施
例の接続部材2と同様の構成である。さらに、排水板3
2 も排水面部312 が長尺であり、また水返し部322
が略垂直状の短片である以外は前述した第1実施例のも
のと同様の構成である。
は、前述した第1実施例において使用したものと同様の
構成であるから同一の符号(但し、『2 』を付帯させ
て、第1実施例のものと区別した。その他の部材も同様
である。)を付して説明を省略する。また、接続部材2
2 も、平面部212 の縦幅が横葺き屋根板12 の面板部
112 より長尺である以外は、やはり前述した第1実施
例の接続部材2と同様の構成である。さらに、排水板3
2 も排水面部312 が長尺であり、また水返し部322
が略垂直状の短片である以外は前述した第1実施例のも
のと同様の構成である。
【0030】そして、上記構成の各部材を使用して屋根
面を施工する場合においても前述した第1実施例の通り
の手順で行うことができる。尤もこの場合、接続部材2
2 の面戸部232 が縦葺き屋根板12 ,12 ’の開口部
分1342 ,1342 ’を軒側から被覆するように十分
に挿入した状態において、平面部212 の棟側先端を図
6に示すように表面側へ折曲して縦葺き屋根板12 の被
掛合部222 に棟側から沿わせて掛止する。こうして、
第1実施例と同様にこの第2実施例の接続部材22 も自
重により、或いは施工後における積雪等で重量増加する
ことにより滑落することがない。
面を施工する場合においても前述した第1実施例の通り
の手順で行うことができる。尤もこの場合、接続部材2
2 の面戸部232 が縦葺き屋根板12 ,12 ’の開口部
分1342 ,1342 ’を軒側から被覆するように十分
に挿入した状態において、平面部212 の棟側先端を図
6に示すように表面側へ折曲して縦葺き屋根板12 の被
掛合部222 に棟側から沿わせて掛止する。こうして、
第1実施例と同様にこの第2実施例の接続部材22 も自
重により、或いは施工後における積雪等で重量増加する
ことにより滑落することがない。
【0031】また、この第2実施例の排水板32 の排水
面部312 は、前記したように横葺き屋根板12 の面板
部112 の縦幅よりも長尺であるので、接続部分から侵
入した雨水は、この排水板32 の排水面部312 表面に
落下して軒側へ流下する。
面部312 は、前記したように横葺き屋根板12 の面板
部112 の縦幅よりも長尺であるので、接続部分から侵
入した雨水は、この排水板32 の排水面部312 表面に
落下して軒側へ流下する。
【0032】尚、前述した第1実施例における規制片2
4の構成(これを上段の横葺き屋根板1”の掛合部1
3”に掛合させる構成)、第2実施例における長尺な平
面部212 の構成(これを折曲して横葺き屋根板12 の
被掛合部122 に掛止させる構成)は、接続部材2或い
は接続部材22 が滑落することがないようにするもので
あるが、この構成も特に限定するものではない。例えば
上記と同様の作用効果を得るようにするには、図示しな
いが平面部の軒端を切り下ろした規制片を設け、この規
制片を弾性的に横葺き屋根板の掛合部に当接させるよう
にしても良い。
4の構成(これを上段の横葺き屋根板1”の掛合部1
3”に掛合させる構成)、第2実施例における長尺な平
面部212 の構成(これを折曲して横葺き屋根板12 の
被掛合部122 に掛止させる構成)は、接続部材2或い
は接続部材22 が滑落することがないようにするもので
あるが、この構成も特に限定するものではない。例えば
上記と同様の作用効果を得るようにするには、図示しな
いが平面部の軒端を切り下ろした規制片を設け、この規
制片を弾性的に横葺き屋根板の掛合部に当接させるよう
にしても良い。
【0033】以上本発明を実施例に基づいて説明した
が、本発明は前述した実施例に限定されるものではな
く、特許請求の範囲に記載した構成を変更しない限りど
のようにでも実施することができる。
が、本発明は前述した実施例に限定されるものではな
く、特許請求の範囲に記載した構成を変更しない限りど
のようにでも実施することができる。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の横葺き屋
根板の接続構造は、従来のものと同様に施工することも
できるが、接続部材を軒側から横葺き屋根板の開口部分
に挿入して容易に施工することができる構造であるた
め、例えば急勾配の屋根、外壁(垂直壁)等に適した接
続を容易に行うことができる。
根板の接続構造は、従来のものと同様に施工することも
できるが、接続部材を軒側から横葺き屋根板の開口部分
に挿入して容易に施工することができる構造であるた
め、例えば急勾配の屋根、外壁(垂直壁)等に適した接
続を容易に行うことができる。
【0035】そして、本発明の横葺き屋根板の接続構造
は、接続部材の裏面側に排水板が配置されるので、雨水
が内部に侵入することがなく排出されて雨仕舞の良い接
続構造を得ることができる。
は、接続部材の裏面側に排水板が配置されるので、雨水
が内部に侵入することがなく排出されて雨仕舞の良い接
続構造を得ることができる。
【0036】また、接続部材を軒側から挿入して施工す
る場合は、具体的には、個々に縦方向の掛合接続(ハゼ
組)を行い、横方向に隣り合う横葺き屋根板は横方向に
一定の間隔を保って下地上に固定した後、接続部材の水
切り部及び平面部を軒側から開口部分に挿入するもので
あり、従来のように横葺き屋根板を引っ張ったりして位
置決めを行う必要がなく、或いは横葺き屋根板を接続部
材に引っかけるために一部を持ち上げたりする必要もな
く、施工を容易に低労力で、且つ迅速に行うことができ
る。
る場合は、具体的には、個々に縦方向の掛合接続(ハゼ
組)を行い、横方向に隣り合う横葺き屋根板は横方向に
一定の間隔を保って下地上に固定した後、接続部材の水
切り部及び平面部を軒側から開口部分に挿入するもので
あり、従来のように横葺き屋根板を引っ張ったりして位
置決めを行う必要がなく、或いは横葺き屋根板を接続部
材に引っかけるために一部を持ち上げたりする必要もな
く、施工を容易に低労力で、且つ迅速に行うことができ
る。
【0037】したがって、特に上記施工方法を採用する
と、従来は他人数で行う必要があったのに対し、少人数
でも容易に行うことができる。また、施工を容易に且つ
迅速に行うことができるので、高所での危険性も軽減す
る。
と、従来は他人数で行う必要があったのに対し、少人数
でも容易に行うことができる。また、施工を容易に且つ
迅速に行うことができるので、高所での危険性も軽減す
る。
【0038】また、本発明の横葺き屋根板の接続にはリ
ベット等の固定具を全く必要としないので、例えば同一
板材より横葺き屋根板及び接続部材を切断、屈曲加工等
を施すことにより特に化粧板やカバー材等を設けること
なく、同一色の意匠性の良い横葺き屋根面を容易に得る
ことができる。
ベット等の固定具を全く必要としないので、例えば同一
板材より横葺き屋根板及び接続部材を切断、屈曲加工等
を施すことにより特に化粧板やカバー材等を設けること
なく、同一色の意匠性の良い横葺き屋根面を容易に得る
ことができる。
【0039】さらに、接続部材の平面部に規制片を設け
たり、或いは平面部を長尺にしたりすると、安定な固定
状態を確保することができ、施工後における積雪等によ
って接続部材が滑落するのを防止することができる。
たり、或いは平面部を長尺にしたりすると、安定な固定
状態を確保することができ、施工後における積雪等によ
って接続部材が滑落するのを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例である横葺き屋根面の一部
の分解斜視図である。
の分解斜視図である。
【図2】図1の横葺き屋根面の施工状態を示す一部の斜
視図である。
視図である。
【図3】図2の横葺き屋根面を軒側から見た正面図であ
る。
る。
【図4】図3のA−A線における接合要部を示す側断面
図である。
図である。
【図5】本発明の第2実施例である横葺き屋根面の一部
の分解斜視図である。
の分解斜視図である。
【図6】図5の横葺き屋根面の接合要部を示す側断面図
である。
である。
1 横葺き屋根板 11 面板部 12 被掛合部 13 掛合部 134 開口部分 14 折り返し係合部 2 接続部材 21 平面部 22 被係合部 23 面戸部 3 排水板 31 排水板 32 水返し部 33 固定部
Claims (3)
- 【請求項1】 左右に隣接する横葺き屋根板と接続部材
と排水板とからなる接続構造において、 前記横葺き屋根板は、面板部と、面板部の棟端縁に形成
した被掛合部と、面板部の軒端縁に形成した掛合部と、
面板部の左右側端縁を裏面側へ折曲させた折り返し係合
部とを備えると共に、前記掛合部の側端には軒側へ向く
開口部分を形成し、 前記接続部材は、平面部と、平面部の左右側端縁を表面
側へ折曲させた被係合部と、平面部の軒端縁に形成した
面戸部とを備え、 前記排水板は、排水面部と、排水面部の棟端縁に形成し
た水返し部と、排水面部の軒端縁に形成した固定部とを
備え、 排水板の上方に左右に隣接する横葺き屋根板の側端縁を
一定間隔で対向させて固定し、折り返し係合部と被係合
部とが係合するように接続部材の平面部を軒側から開口
部分に挿入させて面戸部で開口部分を軒側から被覆した
ことを特徴とする横葺き屋根板の接続構造。 - 【請求項2】 接続部材に滑落を防止する規制片を設け
たことを特徴とする請求項1に記載の横葺き屋根板の接
続構造。 - 【請求項3】 請求項1に記載の横葺き屋根板と接続部
材と排水板とからなる屋根面の施工において、排水板の
固定部を下段の横葺き屋根板の被掛合部に受け止めさせ
て配置し、横葺き屋根板の掛合部を下段の横葺き屋根板
の被掛合部に掛合させて下地上に配置して固定し、同様
に左右に横葺き屋根板を隣接させて一定間隔を設けて固
定した後、折り返し係合部と被係合部とが係合するよう
に軒側から開口部分に接続部材の平面部を挿入し、この
横葺き屋根板の被掛合部に上段の横葺き屋根板の掛合部
を掛合させて順次葺き上げるようにしたことを特徴とす
る横葺き屋根面の施工方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18289592A JPH0739715B2 (ja) | 1992-06-18 | 1992-06-18 | 横葺き屋根板の接続構造及び横葺き屋根面の施工方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18289592A JPH0739715B2 (ja) | 1992-06-18 | 1992-06-18 | 横葺き屋根板の接続構造及び横葺き屋根面の施工方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH062395A true JPH062395A (ja) | 1994-01-11 |
| JPH0739715B2 JPH0739715B2 (ja) | 1995-05-01 |
Family
ID=16126272
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18289592A Expired - Fee Related JPH0739715B2 (ja) | 1992-06-18 | 1992-06-18 | 横葺き屋根板の接続構造及び横葺き屋根面の施工方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0739715B2 (ja) |
-
1992
- 1992-06-18 JP JP18289592A patent/JPH0739715B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0739715B2 (ja) | 1995-05-01 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |