JPH0624016U - 副制水扉を具えた制水扉の開閉機構 - Google Patents
副制水扉を具えた制水扉の開閉機構Info
- Publication number
- JPH0624016U JPH0624016U JP6712592U JP6712592U JPH0624016U JP H0624016 U JPH0624016 U JP H0624016U JP 6712592 U JP6712592 U JP 6712592U JP 6712592 U JP6712592 U JP 6712592U JP H0624016 U JPH0624016 U JP H0624016U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 副制水扉の作動を故障から守る。
【構成】 主ねじ軸46は上方では駆動装置4と係合
し、下方では主扉体2と連結している。主ねじ軸の下方
には一体的に副軸47が設けられ、副軸と副扉体3とが
固定する。主ねじ軸と主扉体との連結において副扉体の
開閉ストロークにほぼ等しい長さの遊びSを設けてい
る。 【効果】 駆動用の副軸と副扉体とは螺合関係で繋がら
ず、構造簡単で汚濁水などの水質による故障も発生し難
い。
し、下方では主扉体2と連結している。主ねじ軸の下方
には一体的に副軸47が設けられ、副軸と副扉体3とが
固定する。主ねじ軸と主扉体との連結において副扉体の
開閉ストロークにほぼ等しい長さの遊びSを設けてい
る。 【効果】 駆動用の副軸と副扉体とは螺合関係で繋がら
ず、構造簡単で汚濁水などの水質による故障も発生し難
い。
Description
【0001】
本考案は1本の軸作動によって主制水扉と副制水扉とを開閉して水路の流量を 調整する制水扉の開閉機構に係る。
【0002】
水門に取り付けた本体へ昇降自在に嵌合して開閉することによって流量を調整 する扉体のうち、主制水扉の扉体(以下、主扉体という)に開口部を設け、この 開口部を開閉する副制水扉の扉体(以下、副扉体という)を具えた複合制水扉は 、いわゆる親子ゲートとも呼ばれて水門開閉時の微調整に広く適用されている。 しかし、主副の扉体を昇降するためには単体の扉体の場合に比べると、それぞれ の開閉量や開閉のタイミングを制御するために駆動機構で複雑となり、この点が 課題の一つとされてきた。
【0003】 この課題を解決するために提案された従来技術の一つに実公昭57−4642 3号公報がある。これは図6に示すように駆動軸101によって回動する駆動歯 車102に作動歯車103が噛合し、作動歯車103に主ねじ軸46aを螺合し 、主ねじ軸46aに軸方向へ溝104を刻設し、該溝104へ嵌合する突部10 5を有するクラッチ106を、クラッチ切り換え装置107によって作動歯車1 03または固定座108のいずれかへ選択的に着脱自在に設け、主扉体2aへ主 ねじ軸46aを回動自在に連結するとともに、主扉体2aに副扉体3aを昇降自 在に垂設し、主ねじ軸46aの下端部へ副ねじ軸47aを一体的に設け、副ねじ 軸に副扉体3aが螺合する構成を採っている。
【0004】 この従来技術において主扉体の開閉によって水路の流量を調整するには、クラ ッチ切り換え装置107を作動してクラッチ106を上方へ移動し固定座108 へ固定した後、駆動軸101を回動して駆動歯車102を介し作動歯車103を 回動させる。このときには、主ねじ軸46aの溝104に嵌合する突部105は 固定されているので主ねじ軸46aは回動せず、作動歯車103に螺合した主ね じ軸46aが昇降して主扉体2aを昇降させる。つぎに副扉体3aを開閉して流 量の微調整を行なうにはクラッチ切り換え装置107を作動させてクラッチ10 6を下方へ移動し作動歯車103に係合した後,駆動軸101を回動すると駆動 歯車102を介して作動歯車103が回動するが、このときには主ねじ軸46a の溝104に嵌合したクラッチ106が作動歯車と一体になっているから、主ね じ軸46aは作動歯車103とともにその位置で回動し、主ねじ軸46aと一体 の副ねじ軸47aも同時に回動する。副ねじ軸47aには副扉体3aが螺合して いるから、この回動に伴って昇降し、主扉体の開口部を開閉して流量の微調整を 果すことができる。
【0005】
この従来技術は主扉体、副扉体の開閉のために必要な駆動機構を、簡単な構成 に改善することが目的であると謳っている。しかしながら、この構成では副扉体 の昇降に当り水路内の浸漬状態において副ねじ軸と螺合する副扉体とが螺進して 昇降するのであるから、通水中に汚泥などの固形異物が含まれる下水や農業用水 などの水路においては、この螺合部分へ固形分が噛み込み副扉体の昇降が不可能 となる懸念がきわめて大きい。また、従来に比べると簡単な構成であるとはいえ 、なお、クラッチやその切り換え装置などが必要だから必ずしも簡単であるとは 言い切れず、操作もメンテナンスもさらに簡素化した構成が望まれる。
【0006】 本考案は以上に述べた課題を解決するために、副扉体の作動に水質の悪影響が 及ばず構造も簡単で、常に支障なく作動できる制水扉の開閉機構の提供を目的と する。
【0007】
本考案に係る副制水扉を具えた制水扉の開閉機構は、主ねじ軸46を上方の駆 動装置4と昇降自在に係合し、該主ねじ軸46の下端部へ副扉体3を固定する副 軸47を一体的に設け、該主ねじ軸46と主扉体2とを、副扉体3の開閉ストロ ークとほぼ同じ長さの遊びSをもたせて連結したことによって前記の課題を解決 した。
【0008】
流量調整のうち、小流量から大流量へ増量する場合には、主副扉体が閉状態か ら駆動装置を開方向へ作動させると主ねじ軸46が上昇を始める。ところが主ね じ軸46と主扉体2とは、副扉体3の開閉ストロークとほぼ等しい長さの遊びS をもたせて連結しているから、主ねじ軸46が上昇を始めても最初に上昇を始め るのは主ねじ軸46へ一体的に固定している副扉体3だけであり、副扉体3が開 口部Oを全開状態とするまで上昇し終ってからはじめて主扉体2が上昇し出して 水路を開き、小流量から大流量に移る。逆に大流量から小流量へ変えるときには 、駆動装置4を閉方向へ作動して主ねじ軸46を降下すると、まず最初に主扉体 2が閉まり始め、主扉体2が全閉状態となってから副扉体3も閉まり始めて開口 部Oを塞ぎ主副の扉体がともに全閉し、大流量から小流量へ減量する。
【0009】
図1は本考案実施例の側面断面図、図2は正面図、図3は図1のうち、考案要 部の拡大図である。開閉装置の本体1は水門Gに適合して取り付けられ、主扉体 2は本体1の両側に立設したガイド11に沿って昇降して水路Wを開閉する。一 方、副扉体3は主扉体に設けたガイド21に沿って昇降して開口部Oを開閉して 微調整の役割を果す。主副の両扉体を昇降するのは駆動装置4であり、本体1の 上方に構築された床Fの上に駆動本体41がスタンド42によって支持されてい る。駆動本体41は内部に雌ねじ駒43を具え、側面のハンドル44を回動する と雌ねじ駒43が回動する。雌ねじ駒43に螺合する雄ねじ45を上方に刻設し た主ねじ軸46が下方へ垂設され、その下方で主扉体2と連結している。図3は その連結の態様を詳しく示す拡大図であり、図において主扉体2に取り付けられ たブロックケース22内に上下方向へ副扉体3の開閉ストロークとほぼ同じ長さ の遊びSを保って収容されたブロック23と、主扉体2とをピン24で固定する 手段を採っているので、実質的に主扉体2は主ねじ軸46と副扉体3の開閉スト ロークの遊びをもって連結した状態にある。主ねじ軸46の下端には副軸47が 一体的に連接して下方へ延び、ブロックケース31内でブロック32とピン33 を介して副扉体3と固定されている。その他、図2において主制水扉が閉鎖して いるときの水封のために、主扉体2を本体1に密着させるクサビ金具25、副制 水扉が閉鎖しているときの水封のために副扉体3を主扉体2に密着させるクサビ 金具34があり、同図上に主扉体2の上限ストッパ12、下限ストッパ13も示 されている。
【0010】 図1の全閉状態から駆動装置のハンドル44を開方向へ回動すると、駆動本体 内の雌ねじ駒43が回動し,該雌ねじ駒と雄ねじ45が螺合している主ねじ軸4 6が上昇する。しかし、主ねじ軸46と主扉体2とは副扉体3の開閉ストローク にほぼ等しい長さの遊びSをもたせて連結しているから、最初に主ねじ軸46と 一体の副軸47に固定された副扉体3が上昇し始めて開口部Oを開き出し、図4 (A)(B)のように副扉体だけが全開した状態となる。この状態からさらに主 ねじ軸46が上昇すると、すでに遊びSは使い切っているから、主扉体2が上昇 を始め、図5(A)(B)のように主扉体が全開した状態となり、水路の流量は 大幅に増加する。
【0011】 逆に図5の大流量から減量するには、駆動装置のハンドル44を閉の方向へ回 動すると、雌ねじ駒43が閉方向へ回動し主ねじ軸46は下降して、まず主扉体 2が閉り始め図4の状態に達し、さらに閉方向への回動が続くと副扉体3も下降 して開口部Oを閉じ、大流量は小流量となる。
【0012】
本考案は以上に述べた構成よりなり、流量調整において副扉体と副軸とは螺合 状態で係合していないから、たとえ水門を通る水が汚濁した下水であっても、こ れによって副扉体の開閉に支障を来すような懸念がまったくない。したがって装 置のメンテナンスも容易であり、故障も発生し難く長い耐用期間が得られる。一 方、装置の構造は簡単であり、従来技術のようなクラッチやその切り換え装置も 不要である上、従来、副扉体の付いていなかった制水扉の駆動装置を、そのまま 流用できるという経済的な効果もある。
【図1】本考案実施例の側面断面図である。
【図2】同じ実施例の正面図である。
【図3】図1の要部の拡大図である。
【図4】実施例の副扉体だけ全開の状態を示す正面図
(A)と側面断面図(B)である。
(A)と側面断面図(B)である。
【図5】同じく主扉体も全開した状態を示す正面図
(A)と側面断面図(B)である。
(A)と側面断面図(B)である。
【図6】従来技術を示す縦断正面図である。
1 本体 2 主扉体 3 副扉体 4 駆動装置 46 主ねじ軸 47 副軸
Claims (1)
- 【請求項1】 水門Gを開閉する主制水扉の扉体に開口
部Oを形成し、該開口部Oを開閉する副制水扉を具えた
制水扉において、主ねじ軸46を上方の駆動装置4と昇
降自在に係合し、該主ねじ軸46の下端部へ副制水扉の
扉体3を固定する副軸47を一体的に設け、該主ねじ軸
46と主制水扉の扉体2とを、副制水扉扉体の開閉スト
ロークとほぼ同じ長さの遊びSをもたせて連結したこと
を特徴とする副制水扉を具えた制水扉の開閉機構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6712592U JPH0624016U (ja) | 1992-08-31 | 1992-08-31 | 副制水扉を具えた制水扉の開閉機構 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6712592U JPH0624016U (ja) | 1992-08-31 | 1992-08-31 | 副制水扉を具えた制水扉の開閉機構 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0624016U true JPH0624016U (ja) | 1994-03-29 |
Family
ID=13335879
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6712592U Pending JPH0624016U (ja) | 1992-08-31 | 1992-08-31 | 副制水扉を具えた制水扉の開閉機構 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0624016U (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002097620A (ja) * | 2000-09-25 | 2002-04-02 | Maezawa Ind Inc | 制水扉及びその不断水設置工法 |
| KR101044416B1 (ko) * | 2009-06-03 | 2011-06-27 | 주식회사 동인 | 담수용 차수문 |
| WO2016147369A1 (ja) * | 2015-03-19 | 2016-09-22 | 中国電力株式会社 | ゲート設備の巻上機軸の構造 |
| KR101968576B1 (ko) * | 2018-05-16 | 2019-04-12 | 김기원 | 농수로용 수문개폐장치 |
-
1992
- 1992-08-31 JP JP6712592U patent/JPH0624016U/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002097620A (ja) * | 2000-09-25 | 2002-04-02 | Maezawa Ind Inc | 制水扉及びその不断水設置工法 |
| KR101044416B1 (ko) * | 2009-06-03 | 2011-06-27 | 주식회사 동인 | 담수용 차수문 |
| WO2016147369A1 (ja) * | 2015-03-19 | 2016-09-22 | 中国電力株式会社 | ゲート設備の巻上機軸の構造 |
| JP6070904B1 (ja) * | 2015-03-19 | 2017-02-01 | 中国電力株式会社 | ゲート設備の巻上機軸の構造 |
| KR101968576B1 (ko) * | 2018-05-16 | 2019-04-12 | 김기원 | 농수로용 수문개폐장치 |
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