JPH06240883A - メッシュシート - Google Patents

メッシュシート

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JPH06240883A
JPH06240883A JP2708093A JP2708093A JPH06240883A JP H06240883 A JPH06240883 A JP H06240883A JP 2708093 A JP2708093 A JP 2708093A JP 2708093 A JP2708093 A JP 2708093A JP H06240883 A JPH06240883 A JP H06240883A
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JP
Japan
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mesh sheet
weight
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polyester
yarn
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JP2708093A
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English (en)
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Yasuo Masuda
泰男 増田
Kunihiro Ishikawa
州洋 石川
Takahiko Koga
孝彦 古賀
Shuichi Kitaoka
修一 北岡
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NISHIYORI KK
Unitika Ltd
Original Assignee
NISHIYORI KK
Unitika Ltd
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  • Treatments For Attaching Organic Compounds To Fibrous Goods (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】汚れにくく、比較的軽量で、目ずれせず、耐候
性を有する難燃性のメッシュシートを提供する。 【構成】ポリエステル樹脂と難燃性化合物の混合樹脂に
より原着ポリエステル繊維マルチフィラメント糸条を被
覆しており、可塑剤を含まないために、可塑剤の表面移
行による汚れが発生しない。また、前記混合樹脂の樹脂
付着量を繊維重量に対して10〜50重量%としてあ
り、比較的軽量なメッシュシートとなる。また、被覆樹
脂によって織物の経緯の糸条交点が融着されているため
に、目ずれが起きにくいメッシュシートとなる。また、
メッシュシートは難燃性化合物を含有するので難燃性を
備えたものとなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、建築工事などの工事現
場における落下物による危害を防止するための建築工事
用メッシュシートに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、建築工事の工事現場において、建
築物の材料および工具類の落下による危害を防止するた
めに、モノフィラメントのメッシュシートや塩化ビニル
で被覆したメッシュシートを建築物の外周の足場枠組に
張って建築物を覆っている。前者のメッシュシートはポ
リアミドやポリエステルのモノフィラメントで構成され
る。後者のメッシュシートは、ポリアミドやポリエステ
ルの糸条を芯糸としてポリ塩化ビニル樹脂で被覆し、織
編成後熱処理して織編物の糸条交点を融着させたもの
と、ポリアミドやポリエステルの糸条を織編成後、ポリ
塩化ビニル樹脂で被覆したものとがある。
【0003】メッシュシートの芯糸として、ポリエチレ
ンやポリプロピレンの糸条が用いられるのは、JIS
A−8952建築工事用メッシュシートに規定される引
張強さ、はとめの強さを満足させるために、また、昭和
39年建設省告示第91号に定める落下試験を満足する
ために用いられる。
【0004】メッシュシートの被覆樹脂として一般にポ
リ塩化ビニル樹脂が使用されるのは、加工性が良くコス
トが安いこと、JIS A−8952建築工事用メッシ
ュシートに要求される防炎性能を添加物によって容易に
得られること、耐候性があること、また顔料の添加によ
って任意の色に着色できることなどが挙げられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のモノフィラメン
トのメッシュシートは、モノフィラメント糸の持つ硬さ
によって目ずれを防止しているので、メッシュシート自
身が非常に硬く、作業性を著しく悪くしている。
【0006】また、上記のポリ塩化ビニル樹脂で被覆さ
れた建築工事用メッシュシートは、長期に亘り屋外に暴
露すると、ポリ塩化ビニル樹脂に含まれるジオクチルフ
タレート(DOP)やジオクチルアジペート(DOA)
などの可塑剤がメッシュシート表面に移行して、表面が
粘着性を持ち、汚れ成分を付着させることによって汚れ
易い欠点を持っている。このため、建築工事終了後、洗
濯を行ない、再使用しているが、洗濯によって、建築工
事用メッシュシートの要求される引張強さ、はとめの強
さなどを著しく低下させている。
【0007】また、建築工事用メッシュシートに要求さ
れる防炎性能を満足させるために、通常、繊維重量の1
00〜200重量%のポリ塩化ビニル樹脂で被覆するの
で、メッシュシートの重量が重くなり、作業性を大きく
阻害している。
【0008】さらに、使用不能になって廃棄するときに
焼却すると、ポリ塩化ビニル樹脂を使用しているため
に、有害な塩化水素ガスが発生して、焼却炉を傷めると
ともに環境問題を引き起こすという問題がある。
【0009】本発明はこのような課題を解決するもの
で、汚れにくく、比較的軽量で、目ずれせず、耐候性を
有する難燃性のメッシュシートを提供することを目的と
するものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明は、繊維重量に対して10〜50重量%の、ポ
リエステル樹脂と難燃性化合物の混合樹脂によって被覆
された原着ポリエステル繊維マルチフィラメント糸条よ
りなり、糸条の交点が前記混合樹脂によって融着してい
ることを特徴とするメッシュシートを要旨とするもので
ある。
【0011】以下に、本発明を詳細に説明する。本発明
に使用する前記ポリエステル樹脂は、可塑剤の表面移行
による汚れが発生しないような、可塑剤を含まない熱可
塑性のポリエステル樹脂が好ましく、基本的には前記ポ
リエステル繊維マルチフィラメント糸条より低融点であ
れば良く、糸条の物性に影響を及ぼさないように、ポリ
エステル繊維マルチフィラメント糸条の融点より30℃
以上低い融点を持つものが好ましく、加工性や物性など
の面から80〜200℃の範囲の融点を持つものが好ま
しい。このようなものとして、水系ポリエステル樹脂お
よび溶剤系ポリエステル樹脂を用いることができる。水
系ポリエステル樹脂とはポリエチレンテレフタレートま
たはこれを主体とするものであり、水溶性を付与するた
めに共重合成分としてイソフタル酸、アジピン酸、5−
ナトリウムスルホイソフタル酸などを少量含んでいても
良く、また紫外線安定剤、酸化防止剤、艶消剤、顔料な
どを含んでいても良い。さらに原糸との接着性が重要で
あり、少量の付着量でも原糸の集束性に優れ、風合がソ
フトで表面タックのないものが好適である。このような
ものとして、ファイテックスESシリーズ(大日本イン
キ化学(株))、プラスコートシリーズ(互応化学
(株))などより市販されている。これらの内、ポリエ
ステル樹脂の流動開始温度が80〜120℃程度のもの
が好ましい。また、本発明にかかわる樹脂としてはその
他にアクリル樹脂、ウレタン樹脂との併用も可能である
が、いずれも繊維素材との密着性に優れたものが好まし
い。さらに溶剤系ポリエステル樹脂も使用可能であり、
これは特公昭53−35599号公報に記載の発明に関
わる共重合樹脂およびそれらの誘導体を用いることが可
能である。これについても樹脂がソフトで、繊維との密
着性に優れたものが好適である。また、融点は適宜共重
合比率を変化させて所望のものを得ることができるが、
100〜160℃程度のものが好ましい。このようなも
のとしてはユニチカ(株)製の「エリーテル(登録商
標)」や東洋紡績(株)製の「バイロナール(登録商
標)」などを用いることができる。
【0012】前記ポリエステル樹脂と難燃性化合物の混
合樹脂の付着量は、10重量%未満では織物の経緯の糸
条交点が融着せず、また、耐磨耗性が悪いメッシュシー
トとなる。一方、50重量%を超える付着量では、メッ
シュシートの重量が重くなり、且つ硬くなって作業性を
阻害するために、10〜50重量%が好ましい。
【0013】ポリエステル樹脂と混合する難燃性化合物
としては、三酸化アンチモンや燐酸エステル系化合物な
どがあり、要求される防炎性に応じて、添加量を調整で
きる。
【0014】本発明に使用するポリエステル繊維マルチ
フィラメント糸条は、建築工事用メッシュシートとし
て、引張強力、はとめ強力、落下物に対する強力が要求
されることから、原糸強力として6.5g/d以上の原
糸を使用することが好ましい。
【0015】本発明に使用するポリエステル繊維マルチ
フィラメント糸条は、メッシュシートに要求される防炎
性をより安定に満足させるために、難燃機能を有した原
着糸を用いるのが好ましい。難燃機能は、重合工程で難
燃剤を添加する合成繊維の練り込み製造法を採用すれば
良い。難燃剤としては、リン化合物、ハロゲン化合物、
リンハロゲン化合物、三酸化アンチモンとハロゲン化合
物、有機イオウ窒素化合物などが挙げられる。これら
は、繊維の強度、伸度を低下させるため、着色剤の添加
量とともに好適な範囲の添加量を選択する必要がある。
難燃剤が少ないと効果が十分ではなく、多くなるとメッ
シュシートの強力、伸度を低下させるので、難燃剤の添
加量は0.2重量部から1.0重量部の範囲が好まし
い。
【0016】本発明に使用するポリエステル繊維マルチ
フィラメント糸条は、メッシュシートに要求される耐候
性、退色性を満足するために、着色剤を含有した原着糸
を用いるのが好ましい。着色剤としては、一般的に用い
られているシアニン系、スチレン系、フタロシアニン
系、アンスラキノン系、ペリノン系、イソインドリノン
系、キノフタロン系、テオインディゴ系などの有機顔料
および無機顔料の内、1種または2種以上を混合して着
色チップを得て、ベースポリマーと該着色チップとを適
宜混合し、溶融紡糸して得る。
【0017】本発明のメッシュシートは、織物として
は、糸条の間隔が約0.5から5mmの比較的粗目のも
のであって、織り方としては、平織りや模紗織り、もじ
り織りなどが好ましい。
【0018】具体的には、ポリエステル繊維の表面をポ
リエステル樹脂で被覆された糸条および防炎剤を主成分
とする樹脂で被覆された糸条を経糸および緯糸に用いて
平織り、からみ織り、模紗織りなどの粗目織物を得る。
得られた織物は工事現場などで使用された場合、目ず
れ、目曲がり、組織の変形などが起こりやすく、作業
性、商品性、物性の変化、外観が悪い。これらの問題が
発生しないようにするために、作製した粗目織物の組織
を固定する必要がある。しかしながら組織を固定すると
風合が硬くなり、使用時に皺およびチョークマークが発
生して外観を著しく悪くする。従って、繊維の表面を被
覆する樹脂はソフトであることが必要条件である。固定
する方法としては繊維に付着させたポリエステル樹脂を
軟化・溶融させ、経糸と緯糸の交点を接着させる方法が
ある。この場合、経糸と緯糸の交点を接着させることに
より、糸が扁平となり、繊維を被覆している樹脂が接着
部と非接着部で異なり、接着性を上げるために接着面を
大きくすると扁平率が上がり、耐久性が問題となる。ま
た、逆に扁平率の少ないものにすると接着性が劣る傾向
にあり、好適な条件を選ぶことが重要である。このよう
な処理をする加工機としてはヒートセッターや熱ロール
プレスを用いることができる。加工条件は被覆樹脂の性
質によって異なるが、ポリエステル繊維を脆化させない
温度が必要である。即ち、加工温度が130℃〜180
℃の範囲および15秒〜10分の熱処理時間で、経糸と
緯糸のポリエステル樹脂被覆糸条の組織交点を融着固定
する。この場合、加工温度が130℃未満では組織交点
が融着固定せず、また180℃を超えるとポリエステル
樹脂が分解するため130℃〜180℃の温度範囲が好
ましい。また、熱処理時間についても15秒より短いと
組織交点の融着が不充分であり、10分より長くなると
樹脂の劣化が問題となる。以上の条件の温度、時間での
熱処理によって軟化、融着した樹脂が繊維−繊維の交点
を融着させ、目ずれ、目曲がり、組織の変化が起こりに
くく、外観においても均整となる効果が得られる。
【0019】また、本発明のメッシュシートにさらにフ
ッ素含有樹脂を被覆して高度の防汚性を得る場合には、
メッシュシート表面のポリエステル樹脂とフッ素含有樹
脂が強固に接着して耐磨耗性に優れ、且つ防汚性を有す
るメッシュシートとすることが可能である。この場合の
フッ素含有樹脂としては、フルオロアルキルアクリレー
トやフルオロアルキルメタクリレート、二フッ化ビニリ
デンなどの重合体または共重合体があり、スプレー法、
浸漬法、コーティング法などによって被覆を行なうこと
ができる。
【0020】
【作用】本発明のメッシュシートは、ポリエステル樹脂
と難燃性化合物の混合樹脂により原着ポリエステル繊維
マルチフィラメント糸条が被覆されており、可塑剤を含
まないために、可塑剤の表面移行による汚れが発生しな
い。樹脂付着量が10〜50重量%であるために、比較
的軽量なメッシュシートとなる。被覆樹脂によって織物
の経緯の糸条交点が融着されているために、目ずれが起
きにくいメッシュシートとなる。また、本発明のメッシ
ュシートは難燃性化合物を含有するので難燃性を有し、
難燃性のポリエステル繊維マルチフィラメント糸条を織
物に用いるとより安定した難燃性能を有するメッシュシ
ートとなる。
【0021】
【実施例】以下、本発明を実施例を挙げて詳細に説明す
る。実施例におけるメッシュシートの性能評価は次の方
法で行なった。
【0022】(1)目付(g/m2 ) ;JI
S L−1096 (2)厚さ(mm) ;JIS L−10
96 (3)引張強力(kg/3cm) ;JIS L−10
96 (4)伸度(%) ;JIS L−10
96 (5)タフネス(kg・mm) ;幅3cmのメッシ
ュシートをチャック間20cmでJIS L−1096
によって引張強力、伸度を測定し、引張強力と伸び長さ
の積で表す。 (6)樹脂付着量(%) ;(樹脂の重量/繊
維の重量)×100 (7)空隙率(%) ;メッシュシートの
拡大写真を取り、この写真の空間部を鋏で切り取り、元
の重量との重量比で示す。 (8)難燃性 ;JIS L−10
91 A−1法 (9)防汚性 ;メッシュシートを
汚れコンパウンド中に投入し、振盪機にて48時間攪拌
し、資料の汚れ状態をティッシュペーパーで拭き取り
後、表面観察し、非常に汚れの目立つものを1級、汚れ
の目立たないものを5級として1〜5級で表す。 〔汚れコンパウンド組成〕 ピートモス 38重量% セメント 17重量% カオリンクレー 17重量% シリカゲル 17重量% カーボンブラック 1.75重量% 酸化鉄 0.5重量% 鉱油 8.75重量% (10)品位 ;外観観察で、目ず
れあるいは目曲がりの状態を評価した。
【0023】実施例1 テレフタル酸とエチレングリコールをエステル化して得
た、ビスβ−ヒドロキシテレフタレートおよびその低重
合体を0.6mHgに減圧し280℃にて重合反応を行
ない、固有粘度0.78のベースポリマーのチップを得
た。このベースポリマーを溶融し、着色剤として、シア
ニン系ブルーとカーボンを2.0:0.1重量比の割合
で混合し、ベースポリマーに対して10重量%添加し
て、ブルーのマスターチップを得た。このブルーマスタ
ーチップを前記固有粘度0.78のベースポリマーチッ
プと1:45の割合で混合し、円形の吐出孔から押し出
して300℃で溶融紡糸を行ない、熱延伸して、融点が
255℃の1500デニール140フィラメントの原着
ポリエステルフィラメント糸条を得た。
【0024】得られた原着ポリエステルフィラメント糸
条に、繊維重量に対して20重量%の、下記の処方のポ
リエステル樹脂と難燃性化合物よりなる混合物溶液を浸
漬法で付与し、乾燥後、この糸条を用いて生機密度、経
糸20本/2.54cm、緯糸20本/2.54cmで
平織物を製織した。この織物をヒートセッターで180
℃の温度で1分間熱処理を行なって、織物の経緯の糸条
交点を融着させて、メッシュシートを作成した。 (処方1) 熱可塑性芳香族ポリエステル樹脂 (ファインテックス ES−675;大日本インキ(株)製) 90重量% クロロポリホスホネート系難燃剤 (フレームガード 8115S;大日本インキ(株)製) 10重量%
【0025】実施例2 テレフタル酸とエチレングリコールをエステル化して得
た、ビスβ−ヒドロキシテレフタレートおよびその低重
合体100部に、難燃剤として、〔2−(β−ヒドロキ
シエトキシカルボニル)エチル〕メチルホスフィン酸
0.5部と三酸化アンチモン0.03部を添加して、
0.6mHgに減圧し280℃にて重合反応を行ない、
固有粘度0.78のベースポリマーのチップを得た。こ
のベースポリマーを溶融し、着色剤として、シアニン系
ブルーとカーボンを2.0:0.1重量比の割合で混合
し、ベースポリマーに対して10重量%添加して、ブル
ーのマスターチップを得た。このブルーマスターチップ
を前記固有粘度0.78のベースポリマーチップと1:
45の割合で混合し、円形の吐出孔から押し出して30
0℃で溶融紡糸を行ない、熱延伸して、融点が255℃
の1500デニール140フィラメントの難燃原着ポリ
エステルフィラメント糸条を得た。
【0026】得られた難燃原着ポリエステルフィラメン
ト糸条に、繊維重量に対して10重量%の、下記の処方
のポリエステル樹脂と難燃性化合物よりなる混合物溶液
を浸漬法で付与し、乾燥後、この糸条を用いて生機密
度、経糸20本/2.54cm、緯糸20本/2.54
cmで平織物を製織した。この織物をヒートセッターで
180℃の温度で1分間熱処理を行なって、織物の経緯
の糸条交点を融着させて、メッシュシートを作成した。 (処方2) 熱可塑性芳香族ポリエステル樹脂 (ファインテックス ES−675;大日本インキ(株)製) 90重量% クロロポリホスホネート系難燃剤 (フレームガード 8115S;大日本インキ(株)製) 10重量%
【0027】実施例3 実施例1において、ポリエステル樹脂と難燃性化合物よ
りなる混合物溶液の付着量を50%とした他は、実施例
1と同様にしてメッシュシートを作成し、実施例3とし
た。
【0028】比較例1 実施例1において、ポリエステル樹脂と難燃性化合物よ
りなる混合物溶液の付着量を5%とした他は、実施例1
と同様にしてメッシュシートを作成し、比較例1とし
た。
【0029】比較例2 実施例1において、ポリエステル樹脂と難燃性化合物よ
りなる混合物溶液の付着量を70%とした他は、実施例
1と同様にしてメッシュシートを作成し、比較例2とし
た。
【0030】比較例3 実施例1において、ポリエステル樹脂に代えて熱硬化性
ウレタン樹脂を用いた下記の処方3を付与した他は、実
施例1と同様にしてメッシュシートを作成し、比較例3
とした。 (処方3) 熱硬化性ウレタン樹脂 (エラストロン E−37;第一工業製薬(株)製) 90重量% クロロポリホスホネート系難燃剤 (フレームガード8115S;大日本インキ(株)製) 10重量%
【0031】比較例4 実施例1において、ポリエステル樹脂と難燃性化合物よ
りなる混合物溶液に代えて下記の処方のポリ塩化ビニル
樹脂ペーストを繊維重量に対して180重量%付与し、
180℃の温度で1分間熱処理を行なった他は、実施例
1と同様にしてメッシュシートを作成し、比較例4とし
た。 (処方4) 塩化ビニル樹脂(平均重合度1600) 100部 DOP(可塑剤) 85部 安定剤(Ca−Zn系) 3部 三酸化アンチモン(難燃剤) 5部 炭酸カルシウム(充填剤) 10部 以上、実施例1〜3および比較例1〜4のメッシュシー
トの評価結果を表1および表2に示した。
【0032】
【表1】
【0033】
【表2】
【0034】表1および表2から明らかなように、本発
明の実施例1,2および3のメッシュシートは、難燃性
および防汚性が良く、比較的軽量で、織物の経緯の糸条
交点が融着しているために目ずれが無く、工事用メッシ
ュシートとしての特性を満足するものであった。
【0035】それに対して、ポリエステル樹脂と難燃性
化合物よりなる混合物溶液の付着量を10重量%より小
さくした比較例1のメッシュシートは、織物の経緯の糸
条交点を融着が弱いために目ずれしやすいものとなり、
付着量を50重量%より大きくした比較例2のメッシュ
シートは重量が大きく硬いメッシュシートとなった。ま
た、熱硬化性樹脂を使用した比較例3のメッシュシート
は、織物の経緯の糸条交点が融着していないために目ず
れしやすいものとなり、ポリ塩化ビニル樹脂を使用した
比較例4のメッシュシートは、工事用メッシュシートと
しての特性を満足するものであるが、防汚性に劣るもの
であった。
【0036】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、可塑剤を
含まない熱可塑性のポリエステル樹脂を使用するため
に、防汚効果が持続し、目ずれせず、耐久性のあるメッ
シュシートを提供することができる。また、焼却廃棄時
には、有害な成分が発生せず、特に、被覆樹脂としてポ
リエステル樹脂を使用し、且つ合成繊維マルチフィラメ
ント糸条としてポリエステル繊維を使用しているので、
メッシュシートとして使用して廃棄する場合に溶融して
再利用できる利点を有する。また、原着したポリエステ
ル繊維を使用することにより、耐候性に優れ、メッシュ
シートを任意の色、柄にできると言う意匠性を有し、難
燃性化合物を含む混合樹脂を被覆することにより難燃性
を発揮する。しかも10〜50重量%の含浸被覆樹脂の
付着によって要求される難燃性に達することから比較的
軽量なメッシュシートを提供することができる。また、
難燃機能を有する原着ポリエステル繊維を用いると、被
覆樹脂に含む難燃性化合物との相乗効果により、より安
定した難燃性能を有するメッシュシートを提供すること
ができる。
フロントページの続き (72)発明者 古賀 孝彦 福岡県八女郡広川町大字日吉1164−3 ニ シヨリ株式会社内 (72)発明者 北岡 修一 福岡県八女郡広川町大字日吉1164−3 ニ シヨリ株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 繊維重量に対して10〜50重量%の、
    ポリエステル樹脂と難燃性化合物の混合樹脂によって被
    覆された原着ポリエステル繊維マルチフィラメント糸条
    よりなり、糸条の交点が前記混合樹脂によって融着して
    いることを特徴とするメッシュシート。
JP2708093A 1993-02-17 1993-02-17 メッシュシート Pending JPH06240883A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0674753U (ja) * 1993-04-02 1994-10-21 萩原工業株式会社 粘着剤付き養生シ−ト
JP2010209505A (ja) * 2009-02-10 2010-09-24 Toray Textile Inc 織物およびそれを用いたロールカーテン
CN109138472A (zh) * 2018-10-09 2019-01-04 泰州市常沪线网有限公司 一种防人坠落阻燃安全平网结构及生产工艺

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