JPH0624103Y2 - 開閉機器の遠方制御ロツク機構 - Google Patents

開閉機器の遠方制御ロツク機構

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JPH0624103Y2
JPH0624103Y2 JP15377288U JP15377288U JPH0624103Y2 JP H0624103 Y2 JPH0624103 Y2 JP H0624103Y2 JP 15377288 U JP15377288 U JP 15377288U JP 15377288 U JP15377288 U JP 15377288U JP H0624103 Y2 JPH0624103 Y2 JP H0624103Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、特にガス絶縁開閉装置の断路器や接地開閉
器など、装置の点検時に開閉操作されその誤操作が人身
事故などの重大災害に結びつくおそれのある開閉機器
を、開閉機器が設置された電気所の配電盤室からの正規
の操作以外には他のいかなる操作によっても現在の開閉
状態を変えることができないようにロツクするロツク機
構の構成に係り、詳しくは、電源側にヒユーズを備えた
駆動電動機を駆動源とし、この駆動源から供給される動
力により駆動軸を介して該軸線まわりに回動駆動される
駆動レバーにより該レバー先端部と固定点との間に介装
されあるいは張架された圧縮開閉ばねあるいは引張り開
閉ばねが付勢され駆動レバーが駆動軸の中心と前記固定
点とを結ぶ死線近傍に到達したとき、開閉機器主接点の
開路または閉路位置対応位置に回動不能状態にロツクさ
れていた,開閉機器主接点を開閉駆動する出力軸のロツ
クが解放されるとともに死線を越えた時点で出力軸に前
記付勢された開閉ばねの放勢力が伝達される構成の遠方
制御スツク機構に関する。
〔従来の技術〕
第4図に従来のこの種遠方制御ロツク機構構成の一例を
示す。図は配電盤室からの正規の操作によって投入操作
を行った場合のこのロツク機構の動作途中の状態を示
す。この投入操作により、図示されない駆動電動機から
供給された動力により駆動軸2を介して駆動軸2の軸線
まわりに図示の位置まで時計方向に回動駆動されたきた
駆動レバー3は、この図示の位置にくるまでに、駆動レ
バー3の先端部のピン13とピン9で示す固定点との間に
介装された圧縮開閉ばね10を圧縮して放勢時に必要な駆
動力を蓄勢しつつ固定点9と駆動軸2の中心とを結ぶ死
線をわずかに過ぎ、ピン5を介して圧縮開閉ばね10の放
勢力を出力軸1に伝達しようとしている。一方、配電盤
室からの操作により、図示の位置よりわずかに以前の時
点で制御信号が与えられる遠方制御ロツク装置8は、、
駆動レバー3が図示の位置にくるまでに制御軸7を図示
の位置から90°回動させ、出力軸1に固設されたロツク
レバー6の係合部6aが、制御軸端部の溝7aを自由に
通過できるように制御軸7を操作する。これにより、ピ
ン5を介して圧縮開閉ばね10の放勢力を伝達された出力
軸1は自由に時計方向に回動して開閉機器の種接点を投
入させる。なお、出力軸のロツクは、出力軸が駆動軸と
の摩擦により不必要に動きはじめるのを防止するために
行うものである。
〔考案が解決しようとする課題〕
開閉機器の遠方制御ロツク機構をこのように構成し、か
つ遠方制御ロツク装置8による制御軸7の回動操作が、
配電盤室からの正規の操作時にのみ駆動レバー3の出力
軸ロツク位置直前の位置で行われるように信号系を形成
することにより、他のいかなるそうさによっても制御軸
7の操作が駆動レバー3の出力軸ロツク位置直前の位置
で行われることはなくなるから、誤操作により駆動電動
機のみが始動して駆動レバー3を回動させても、圧縮開
閉ばね10の放勢力を伝達された出力軸1は制御軸7によ
り回動を阻止され、開閉機器の主接点を開閉駆動するこ
とはできない。これにより開閉機器は正常な操作による
以外には常に現状を維持し、誤操作による災害の発生を
防止することができる。そして、また、出力軸1のロツ
クにより駆動電動機には過電流が流れ、電動機の電源側
ヒユーズが動作するから、このような誤操作が繰り返さ
れることもなくなる。
しかし、一方、駆動レバー3の回動が阻止される図示の
位置では、駆動レバー3はすでに固定点9と駆動軸2の
中心とを結ぶ死線を越えているから、万一、たとえば手
動により、第6図および第5図のように制御軸7が回動
操作されると出力軸1のロツクが解放され、出力軸が時
計方向に回動して開閉機器を開閉駆動するという問題が
あった。
この考案の目的は、万一、制御軸が誤操作により回動し
たような場合にも開閉機器は現在の開閉状態を維持する
ことのできる遠方制御ロツク機構の構成を提供すること
である。
〔課題を解決するための手段〕
上記課題を解決するために、この考案によれば、電源側
にヒユーズを備えた駆動電動機を駆動源とし、この駆動
源から供給される動力により駆動軸を介して該軸線まわ
りに回動駆動される駆動レバーにより該レバー先端部と
固定点との間に介装されあるいは張架された圧縮開閉ば
ねあるいは引張り開閉ばねが付勢され、駆動レバーが駆
動軸の中心と前記固定点とを結ぶ死線近傍に到達したと
き、開閉機器主接点の開路または閉路位置対応位置に回
動不能状態にロツクされていた,開閉機器主接点を開閉
駆動する出力軸のロツクが解放されるとともに死線を越
えた時点で出力軸に前記付勢された開閉ばねの放勢力が
伝達される構成の遠方制御ロツク機構を、前記出力軸の
ロツク位置が前記駆動レバーの死線より手前側に設定さ
れるとともに、出力軸のロツクが該軸もしくは該軸と一
体の部材に軸方向に形成された溝と、この溝と係合する
突起が形成されたラツチレバーと,このラツチレバーの
前記係合が解除される方向の回動を阻止する阻止板を先
端に備えた制御軸を備え遠方からの指令によりこの制御
軸を回動駆動してラツチレバーの係合解除方向の回動を
可能にする遠方制御ロツク装置とにより行われ、前記出
力軸のロツク解放が前記遠方制御ロツク装置をロツク解
放可能に制御するとともに前記駆動レバーの回動により
前記ラツチレバーを係合解除方向に回動させることによ
り行われる構成とするものとする。
〔作用〕
遠方制御ロツク機構をこのように構成することにより、
出力軸のロツク位置では駆動レバーはまだ死線を越えて
おらず、かつ駆動電動機にはロツクによる過負荷のため
に過大電流が流れて電動機の電源側ヒユーズが動作し、
駆動電動機からの動力供給が停止するから、万一誤って
遠方制御ロツク装置の制御軸がロツク解放方向へ回動操
作されても、出力軸が回動することはなく、開閉機器は
現在の開閉状態を維持する。なお、駆動電動機から駆動
軸への動力伝達は、通常ウオーム・ギアもしくはねじ棒
・ナツトによる減速機構を介して行われ、駆動軸側から
電動機を回転させることは不可能であるから、駆動レバ
ーが開閉ばねの力によりその始動位置方向へ戻るような
ことはなく、このロツク位置に停止したままとなる。ま
た、本考案では、出力軸のロツクを行う突起をラツチレ
バーに形成する構成としているから、この突起をラツチ
レバーの支点近傍に形成し、ラツチレバーのロツク解除
方向の回動を阻止する阻止板を備えた制御軸の位置をラ
ツチレバーの遠方端とすることにより、誤操作時に出力
軸を介して制御軸にかかる力を小さくすることができ、
制御軸,従って遠方制御ロツク装置を小形に形成するこ
とが可能になる。
〔実施例〕
第1図に本考案による遠方ロツク機構構成の一実施例を
示す。図中、第4図と同一の部材には同一符号を付し説
明を省略する。圧縮開閉ばね10の固定支持点を形成する
ピン9は、駆動レバー3が出力軸1と一体の出力レバー
14に植設されたピン5を押し始める位置すなわち出力軸
1のロツク位置で駆動レバー3が死線の手前側に位置す
るような位置に設定されている。出力レバー14には出力
軸1の軸方向に溝14aが形成され、この溝14aと係合する
突起15aが板状のラツチレバー15の板面に形成されると
ともに、このラツチレバー15は常時、制御軸17の先端部
に固設された阻止板16により時計方向の回動不能に下面
側で押さえられている。配電盤室からの正規の操作時に
は、駆動電動機により駆動レバー3がその始動位置から
図示の位置の方向へ時計方向に回動駆動されるとともに
駆動レバー3の出力軸ロツク位置到達直前の時点でロツ
ク解除の制御信号が遠方制御ロツク装置18に伝達され、
制御軸17を介して該軸先端の阻止板16を第3図に示す位
置から第2図に示す位置に回動させる。これにより駆動
レバー3はラツチレバー15に形成された別の突起15bを
介してラツチレバー15をばね19に抗して下方へ押し下
げ、出力レバー14の溝14aとラツチレバー15の突起15aと
の係合を解除する。これにより、駆動レバー3は出力レ
バー14のピン5に当った後もピン5を押しつづけて回動
し、死線を越えた時点で圧縮開閉ばね10が放勢され、出
力レバー14はこの放勢力により一気に回動して出力軸1
を回動させ、開閉機器の主接点を高速に開閉駆動する。
しかし、開閉機器の操作が配電盤室からの正規の操作に
よらず、誤操作により駆動電動機回路のみが活かされた
ような場合には、遠方制御ロツク装置18には制御軸17を
ロツク開放可能に回動させるための信号が送られないか
ら、駆動レバー3は図示の位置から回動することができ
ず、同時に駆動電動機の電源側ヒユーズが動作するから
駆動電動機からの動力は停止し、駆動レバー3は図示の
位置に停止する。そして、この状態で、さらに誤って制
御軸17が回動操作されても、この位置では回動レバー3
は死線より手前側にあり、圧縮開閉ばね10により反時計
方向に付勢されているから、出力軸1が時計方向に回動
することはなく、開閉機器は現在の開閉状態を維持す
る。
〔考案の効果〕
以上述べたように、本考案によれば、電源側にヒユーズ
を備えた駆動電動機を駆動源とし、この駆動源から供給
される動力により駆動軸を介して該軸線まわりに回動駆
動される駆動レバーにより該レバー先端部と固定点との
間に介装されあるいは張架された圧縮開閉ばねあるいは
引張り開閉ばねが付勢され駆動レバーが駆動軸の中心と
前記固定点とを結ぶ死線近傍に到達したとき、開閉機器
主接点の開路または閉路位置対応位置に回動不能状態に
ロツクされていた,開閉機器主接点を開閉駆動する出力
軸のロツクが解放されるとともに死線を越えた時点で出
力軸に前記付勢された開閉ばねの放勢力が伝達される構
成の遠方制御ロツク機構を、前記出力軸のロツク位置が
前記駆動レバーの死線より手前側に設定されるととも
に、出力軸のロツクが該軸もしくは該軸と一体の部材に
軸方向に形成された溝と,この溝と係合する突起が形成
されたラツチレバーと,このラツチレバーの前記係合が
解除される方向の回動を阻止する阻止板を先端に備えた
制御軸を備え遠方からの指令によりこの制御軸を回動駆
動してラツチレバーの係合解除方向の回動を可能にする
遠方制御ロツク装置とにより行われ、前記出力軸のロツ
ク解放が前記遠方制御ロツク装置をロツク解放可能に制
御するとともに前記駆動レバーの回動により前記ラツチ
レバーを係合解除方向に回動させることにより行われる
構成としたので、配電盤室からの正規の操作により、駆
動レバーと遠方制御ロツク装置とが正規の動作に入る場
合のほかは、いかなる操作によっても開閉機器は開閉動
作を行うことができず、また、誤操作により駆動電動機
が動作して駆動レバーが出力軸のロツク位置で停止した
後は、さらに制御軸を操作して出力軸を回動させようと
しても、この時点ではすでに駆動電動機の電源側ヒユー
ズが動作して駆動電動機は回転力を失っており、かつ開
閉ばねは駆動レバーをその始動位置方向へ付勢している
から、出力軸は回動することはできない。従って、誤操
作によって開閉機器を動作させることは不可能であり、
開閉機器は操作が誤操作であるかぎり、この操作には関
係なく現在の開閉状態を維持することができ、誤操作に
よる災害の発生を確実に防止することが出来る。また、
本考案では、出力軸のロツクを行う突起をラツチレバー
に形成する構成としたので、この突起をラツチレバーの
支点近傍に形成し、ラツチレバーのロツク解除方向の回
動を阻止する阻止板を備えた制御軸の位置をラツチレバ
ーの遠方端とすることにより、誤操作時に出力軸を介し
て制御軸にかかる力を小さくすることができ、制御軸,
従って遠方制御ロツク装置を小形に形成することが可能
になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例による遠方制御ロツク機構の
構成を示す斜視図、第2図および第3図は第1図の構成
におけるロツク解除の原理を示す説明図、第4図は従来
の遠方制御ロツク機構の構成例を示す斜視図、第5図お
よび第6図は第4図の構成におけるロツク解除の原理を
示す説明図である。 1……出力軸、2……駆動軸、3……駆動レバー、6…
…ロツクレバー、7,17……制御軸、8,18……遠方制
御ロツク装置、9……ピン(固定点)、14a……溝、15
……ラツチレバー、15a,15b……突起、16……阻止板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】電源側にヒユーズを備えた駆動電動機を駆
    動源とし、この駆動源から供給される動力により駆動軸
    を介して該軸線まわりに回動駆動される駆動レバーによ
    り該レバー先端部とこのレバーの外部に設けられた固定
    点との間に介装されあるいは張架された圧縮開閉ばねあ
    るいは引張開閉ばねが付勢され、前記駆動レバーが駆動
    軸の中心と前記固定点とを結ぶ死線近傍に到達したと
    き、開閉機器主接点の開路または閉路位置対応位置に回
    動不能状態にロツクされていた開閉機器主接点を開閉駆
    動する前記駆動軸と同軸に配された出力軸のロツク機構
    が解放されるとともに、死線を越えた時点で出力軸に前
    記付勢された開閉ばねの放勢力が伝達される構成の遠方
    制御ロツク機構において、前記出力軸1のロツク位置が
    前記駆動レバー2の死線より手前側に設定されるととも
    に、出力軸1のロツクが該出力軸1もしくは該出力軸1
    と一体に結合されてなる出力レバー14に設けられ軸方
    向に形成された溝14aと,この溝14aと係合する突
    起15aと、この突起15aと同一軸方向に駆動レバー
    3の先端に係合し回動を阻止する突起部15bが形成さ
    れたラツチレバー15と,このラツチレバー15の回動
    により前記突起15bと駆動レバー3および突起15a
    と溝14aとの係合が解除される方向の回動を阻止する
    阻止板16を先端に備えた制御軸17を備え、遠方から
    の指令によりこの制御軸17を回動駆動し前記阻止板を
    回動してラツチレバー15に設けられたばね19に抗し
    てラツチレバー15との係合解除方向の回動を可能にす
    る遠方制御ロツク装置18とにより行われ、前記出力軸
    1のロツク解放が前記遠方制御ロツク装置18をロツク
    解放可能に制御するとともに前記駆動レバー3の回動に
    より前記ラツチレバー15を係合解除方向に回動させる
    ことにより行われる構成としたことを特徴とする開閉機
    器の遠方制御ロツク機構。
JP15377288U 1988-11-26 1988-11-26 開閉機器の遠方制御ロツク機構 Expired - Fee Related JPH0624103Y2 (ja)

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