JPH0624138U - 剥離装置 - Google Patents

剥離装置

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JPH0624138U
JPH0624138U JP3784792U JP3784792U JPH0624138U JP H0624138 U JPH0624138 U JP H0624138U JP 3784792 U JP3784792 U JP 3784792U JP 3784792 U JP3784792 U JP 3784792U JP H0624138 U JPH0624138 U JP H0624138U
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茂 田重田
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 桟木を釘打ちして用いていたベニヤ板から、
桟木のみを極めて容易に剥離させる。 【構成】 桟木11が釘12打ちされたベニヤ板10を
載置する基台20と、この基台20上を移動装置30に
よって移動自在な楔材とによって形成し、この楔材をベ
ニヤ板10と桟木11との間に位置させる。基台20
を、その上面に桟木11が釘12打ちされたベニヤ板1
0を載置させる載置部21と、この載置部21の一方側
にベニヤ板10を押し当てる当て部22と、当て部22
の反載置部21側に設けた楔材の後移動部23から形成
する。楔材を、後移動部23方向から徐々に載置部21
方向に厚さを増し、かつ底面がベニヤ板10に接してい
るように形成したものを、一定の間隙を有するように2
組対向させて設けた。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は剥離装置、更に詳しくはベニヤ板を型枠用パネル合板として使用する 際に、このベニヤ板に桟木を釘打ちして使用するが、このようにして一旦使用し た後の型枠用パネル合板のベニヤ板から再利用のために桟木を剥離するために用 いる剥離装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から、型枠用パネル合板としてベニヤ板を使用する際には、強度を担保す るために、ベニヤ板に複数の桟木を釘打ちして用いていた。 また従来ではこのように桟木を釘打ちして用いていたベニヤ板は、型枠用パネ ル合板として使用した後、再利用するためには、ベニヤ板から桟木を剥離し、ベ ニヤ板と桟木とに分けておいてから再使用することとしていた。
【0003】 ただ、手作業でベニヤ板から桟木を1本づつ剥離する作業において、作業自体 が行いにくいだけでなく、時として桟木を折ってしまったりして、再利用できな いような事態をも引き起こすことともなっていた。 そこで通常は、手作業でベニヤ板から桟木を1本づつ剥離する作業に手間がか かるので、通常再使用しないこととなっていた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
そこで本考案は、桟木を釘打ちして用いていたベニヤ板から、桟木のみを極め て容易に剥離させることができるような剥離装置を提供することを目的とするも のである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前述した目的を達成するために、本考案は、桟木が釘打ちされたベニヤ板を載 置する基台と、この基台上を移動装置によって移動自在な楔材とによって形成し 、この楔材をベニヤ板と桟木との間に位置させることによってベニヤ板から桟木 を剥離する剥離装置であって、基台を、その上面に桟木が釘打ちされたベニヤ板 を桟木が上方に位置するように載置させる載置部を設けると共に、この載置部の 一方側にベニヤ板を押し当てる当て部を設け、更に当て部の反載置部側に楔材の 後移動部を設けて形成し、楔材を、後移動部方向から徐々に載置部方向に厚さを 増し、かつ底面がベニヤ板に接しているように形成したものを、一定の間隙を有 するように2組対向させて設けたことを特徴とする。
【0006】
【実施例】
以下本考案の実施例を図示例に従って説明する。 図1は本考案を説明するための斜視図であり、図2は同部分拡大斜視図、図3 は楔材部分を示すための平面図、図4は同中央断面図である。 各図において、本考案に係る剥離装置は、桟木11が釘12打ちされたベニヤ 板10を載置する基台20と、この基台20上を移動装置30によって移動自在 な楔材40とによって形成し、この楔材40をベニヤ板10と桟木11との間に 位置させることによってベニヤ板10から桟木11を剥離するものである。
【0007】 更に詳しくは、基台20は、地面等の上に載置して使用されるものであって、 その上面に桟木11が釘12打ちされたベニヤ板10を桟木11が上方に位置す るように載置させる載置部21を設けると共に、この載置部21の一方側全長に わたってベニヤ板10を押し当てる当て部22を設け、更に当て部22の反載置 部21側に楔材40の後移動部23を設けて形成したものである。
【0008】 またここで、載置部21は、ベニヤ板10が載った状態で、反後移動部23側 に位置させた楔材40を後移動部23側に移動させることによって剥離するため の部分であるので、少なくても、ベニヤ板10の全長よりも長く形成されている 。 また当て部22は、楔材40をベニヤ板10上で移動させる際に、ベニヤ板1 0の後移動部23側端縁を衝接させるためのものである。また楔材40は、ベニ ヤ板10から完全に桟木11を剥離するために、載置部21から後移動部23ま で移動させる必要がある。ただこの楔材40が載置部21から後移動部23まで の移動の途中でこの当て部22に接触しないようにするために、当て部22の高 さをベニヤ板10の厚さよりも低くする必要がある。
【0009】 更に後移動部23は、楔材40によってベニヤ板10から完全に桟木11を剥 離させるために、楔材40をベニヤ板10から完全に外れるまで移動させる際の 移動場所としての部分である。 なおこの基台20からは、載置部21の反後移動部23側と後移動部23とに 、門型の支持枠31が立設させてあり、この両支持枠31間に楔材40を案内す るためのガイドレール32が設けてある。更に後移動部23の反載置部21側に は、楔材40を引っ張るための移動装置30としての電動ウインチ33が設けて ある。
【0010】 また更にこのガイドレール32は、前記当て部22と直交するようにして設け てある。 また楔材40は、ガイドレール32によって案内されながら電動ウインチ33 によって引っ張られる移動部41に固定してある。この移動部41は、アングル 材状の移動片42,42を2本、各々の溝部43,43を外側に向けた状態で固 定したものであり、2つの楔材40,40が両移動片42,42の対向面各々に 一定の間隙44を有するように2組対向させて設けてある。またここで楔材40 は、移動部41の後移動部23方向から若干の傾斜部45を置いた部分から徐々 に載置部21方向に厚さを増し、かつ底面がベニヤ板10に接しているように移 動部41に固定されている。またこの楔材40のもっとも厚い部分での高さは、 ベニヤ板10に桟木11を止めるために打ち込まれた釘12の、桟木11への打 ち込み長さよりも高く形成してある。
【0011】 ここで傾斜部45は、楔材40の後移動部23側端部から、若干上方に向かっ て固定部の底面を削ったような状態に形成されている。また移動部41とガイド レール32との間は、連結杆34によって連結され、この連結杆34を介してガ イドレール32に案内されて移動部41が移動するようになっている。更に移動 部41と電動ウインチ33とは、移動部41の両移動片42,42の後移動部2 3側に設けた連結ねじ46に固定したチェーン35によって連結され、電動ウイ ンチ33の作動によって、ワイヤーロープ35が電動ウインチ33内部に引っ張 られるようになっている。
【0012】 なお図示は省略したものの、電動ウインチ33は、移動部41と共に移動する 手元制御部で制御されるものである。 次にこのような本考案に係る剥離装置の作動について説明する。 最初に、電動ウインチ33の電源を切って、2つの楔材40,40を固定した 移動部41を反後移動部23側に移動させる。
【0013】 次いで桟木11が釘12打ちされたベニヤ板10を、載置部21上に載置する 。このとき、楔材40を固定した移動部41が、ガイドレール32に沿って移動 する際に、移動部41が桟木11に沿って移動できるような載置部21上の位置 に、ベニヤ板10を載置するものである。 その後、まず移動部41の反後移動部23側を若干持ち上げて、移動部41の 傾斜部45がベニヤ板10表面に沿うようにして電動ウインチ33を作動させる 。すると電動ウインチ33の作動によって、移動部41が後移動部23方向に移 動して、やがて対向して配置した2つの移動片42,42がベニヤ板10の桟木 11に達し、両移動片42,42によって桟木11がはさまれるような状態とな る。
【0014】 その後更に移動体を移動させると、やがて2つの移動片42,42各々に固定 した2つの楔材40,40の先端がベニヤ板10と桟木11との間に入る。 この状態で移動部41を水平に戻し、更に電動ウインチ33を作動させる。 するとこの電動ウインチ33の作動に伴って、移動部41が更に後移動部23 方向へ移動することとなる。またこのような移動部41の移動の際、ベニヤ板1 0は、当て部22に圧接しているために、後移動部23方向に移動することがな い。
【0015】 この状態で更に移動部41を後移動部23方向に移動させると、楔材40が、 移動部41の後移動部23方向から徐々に載置部21方向に厚さを増すように形 成されているので、移動部41の移動に伴って、ベニヤ板10と桟木11との間 に位置する2つの楔材40,40も移動することとなり、その結果、ベニヤ板1 0に対して桟木11が2つの移動片42,42にはさまれた状態のまま徐々に剥 離されることとなる。またこの際、ベニヤ板10の反桟木11側から、桟木11 を止めるために打たれている釘12は、対向するように配置された楔材40の間 隙44に姿を現すこととなる。
【0016】 このような電動ウインチ33による移動部41の移動を行っていると、やがて 移動部41の先端が当て部22に達することとなる。ただここで、当て部22は 、その高さがベニヤ板10の厚さよりも低く形成されているために、移動部41 が当て部22に衝接することなく、後移動部23方向に移動するものである。 このような移動によって、移動部41が完全に後移動部23に達すると、楔材 40の反後移動部23方向であるもっとも高さの高い部分がベニヤ板10と桟木 11との間を完全に通り抜けることとなる。ただここで、楔材40のもっとも厚 い部分での高さは、ベニヤ板10に桟木11を止めるために打ち込まれた釘12 の、桟木11への打ち込み長さよりも高く形成してあるので、釘12のよってベ ニヤ板10に止められていた桟木11は、完全にベニヤ板10から剥離させられ ることとなる。
【0017】 このようにして1本の桟木11をベニヤ板10から剥離させた後は、必要に応 じて順次ベニヤ板10を移動させながら他の桟木11……を剥離させるものであ る。 なお実際に実験してみたところ、楔材40の最高高さを50mm、移動部41 の全長を860mm、傾斜部45の長さを100mm、両移動片42の間の距離 を30mm、各々の楔材40の厚さを10mm、両楔材40の間隙44を10m mとすると、集成ベニヤの厚さ12〜15mm、桟木1124mm〜29mm× 50mm〜60mm程度の型枠用パネル合板からの桟木11の剥離に最適である ことがわかった。
【0018】 この実施例によると、電動ウインチ33の作動のみによって、桟木11を釘1 2打ちして用いていたベニヤ板10から、桟木11のみを極めて容易に剥離させ ることができるものである。 また更に、移動部41を、対向した2つの移動片42,42によって形成した ので、剥離後の桟木11がこの両移動片42,42中に位置することとなり、桟 木11の処理等が容易に行えるものである。
【0019】 また楔材40を、ある程度の長さの間で徐々に高くなるように形成すると、反 利する桟木11が途中で折れたりすることがないものである。 なお以上の実施例において、移動部41の移動を電動ウインチ33を用いて行 うとして説明したが、他の移動手段、例えば人力等を用いることもできる。 また載置部21の端部全長にわたって当て部22を設けるものとして説明した が、レールに沿った移動部41の移動部分だけ当て部22を設けず、移動部分以 外の両側部分に当て部22を設けるように形成することもできる。この場合にあ っては、両当て部22の間隔として移動部41が衝接しないだけのスペースを設 ければ、当て部22の高さの制限がなくなるものである。
【0020】 更に電動ウインチ33にはワイヤーロープ35を連結したとして説明したが、 チェーン等であっても足りる。更に電動ウインチ33は、ベニヤ板10から桟木 11をはずす際に移動部41を移動させるためのものとして説明したが、図示を 省略するものの、基台20の反後移動部23側にも電動ウインチを設け、移動部 41の反後移動部23側への移動に際してもこの電動ウインチを使用できるよう にすると、更に操作が省力化できる。
【0021】 なお4トン車1台分の型枠用パネル合板を剥離するのに、従来は7日〜10日 かかっていたところ、実際に図1に記載の剥離装置を用いて実験したところ、わ ずか1日〜1日半で剥離できることが確認できた。
【0022】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案は、桟木を釘打ちして用いていたベニヤ板から、 桟木のみを極めて容易に剥離させることができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案を説明するための斜視図である。
【図2】同部分拡大斜視図である。
【図3】楔材40部分を示すための平面図である。
【図4】同中央断面図である。
【符号の説明】
10 ベニヤ板 11 桟木 12 釘 20 基台 21 載置部 22 当て部 23 後移動部 30 移動装
置 31 支持枠 32 ガイド
レール 33 電動ウインチ 34 連結杆 35 ワイヤーロープ 40 楔材 41 移動部 42 移動片 43 溝部 44 間隙 45 傾斜部 46 連結ね

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】桟木が釘打ちされたベニヤ板を載置する基
    台と、この基台上を移動装置によって移動自在な楔材と
    によって形成し、この楔材をベニヤ板と桟木との間に位
    置させることによってベニヤ板から桟木を剥離する剥離
    装置であって、基台を、その上面に桟木が釘打ちされた
    ベニヤ板を桟木が上方に位置するように載置させる載置
    部を設けると共に、この載置部の一方側にベニヤ板を押
    し当てる当て部を設け、更に当て部の反載置部側に楔材
    の後移動部を設けて形成し、楔材を、後移動部方向から
    徐々に載置部方向に厚さを増し、かつ底面がベニヤ板に
    接しているように形成したものを、一定の間隙を有する
    ように2組対向させて設けたことを特徴とする剥離装
    置。
JP3784792U 1992-06-04 1992-06-04 剥離装置 Expired - Lifetime JP2555461Y2 (ja)

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JP3784792U JP2555461Y2 (ja) 1992-06-04 1992-06-04 剥離装置

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JPH0624138U true JPH0624138U (ja) 1994-03-29
JP2555461Y2 JP2555461Y2 (ja) 1997-11-26

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Effective date: 19970605