JPH06241661A - 連続式加熱炉 - Google Patents
連続式加熱炉Info
- Publication number
- JPH06241661A JPH06241661A JP4441793A JP4441793A JPH06241661A JP H06241661 A JPH06241661 A JP H06241661A JP 4441793 A JP4441793 A JP 4441793A JP 4441793 A JP4441793 A JP 4441793A JP H06241661 A JPH06241661 A JP H06241661A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- zone
- temperature
- work
- heating furnace
- heat insulating
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Landscapes
- Heat Treatments In General, Especially Conveying And Cooling (AREA)
- Tunnel Furnaces (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 連続式加熱炉の提供。
【構成】 炉本体1の両端部の装入口2と抽出口3との
間に、昇温ゾーンA、断熱ゾーンB及び降温ゾーンCを
順次に有するワーク通過空間7を設け、ワーク5を該装
入口2から該ワーク通過空間7に搬入させて加熱及び冷
却を与え、該抽出口3から搬出させる連続式加熱炉であ
つて、該断熱ゾーンBに対応させて形成され、一端部が
該降温ゾーンC側の該ワーク通過空間7に連通し、他端
部が該昇温ゾーンA側の該ワーク通過空間7に連通する
バイパス流路13を設けると共に、該降温ゾーンC側の
雰囲気ガスを該昇温ゾーンA側に強制供給するファン装
置15を該バイパス流路13に介在させる。 【効果】 昇温ゾーンと降温ゾーンとの間に配設される
断熱ゾーンにおいて、昇温ゾーンに隣接する箇所の温度
制御が可能になり、間欠式加熱炉と類似する適当な温度
降下が得られるため、所望の品質をワークに与えること
ができる。
間に、昇温ゾーンA、断熱ゾーンB及び降温ゾーンCを
順次に有するワーク通過空間7を設け、ワーク5を該装
入口2から該ワーク通過空間7に搬入させて加熱及び冷
却を与え、該抽出口3から搬出させる連続式加熱炉であ
つて、該断熱ゾーンBに対応させて形成され、一端部が
該降温ゾーンC側の該ワーク通過空間7に連通し、他端
部が該昇温ゾーンA側の該ワーク通過空間7に連通する
バイパス流路13を設けると共に、該降温ゾーンC側の
雰囲気ガスを該昇温ゾーンA側に強制供給するファン装
置15を該バイパス流路13に介在させる。 【効果】 昇温ゾーンと降温ゾーンとの間に配設される
断熱ゾーンにおいて、昇温ゾーンに隣接する箇所の温度
制御が可能になり、間欠式加熱炉と類似する適当な温度
降下が得られるため、所望の品質をワークに与えること
ができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、連続式加熱炉に関する
ものである。
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来の連続式加熱炉として、例えばトレ
イプッシャ炉が知られている。トレイプッシャ炉は、装
入口からトレイ上に乗せたワークを次々にプッシャにて
押し込み、昇温ゾーン及び降温ゾーンを連続的に通過さ
せ、焼結等の加熱加工を施したワークを抽出口から搬出
させる。しかして、多数のワークに均一な処理が高い熱
効率にて連続的に施される。
イプッシャ炉が知られている。トレイプッシャ炉は、装
入口からトレイ上に乗せたワークを次々にプッシャにて
押し込み、昇温ゾーン及び降温ゾーンを連続的に通過さ
せ、焼結等の加熱加工を施したワークを抽出口から搬出
させる。しかして、多数のワークに均一な処理が高い熱
効率にて連続的に施される。
【0003】しかしながら、このような従来の連続式加
熱炉にあつては、昇温ゾーンの温度制御は加熱機構によ
つて容易になされるが、昇温ゾーンに接続する箇所の温
度制御が難しく、昇温ゾーンにて加熱を受けた高温のワ
ークが降温ゾーン側に移行した際、速やかな温度降下が
得られず、所望の品質をワークに与えることができない
という技術的課題があつた。
熱炉にあつては、昇温ゾーンの温度制御は加熱機構によ
つて容易になされるが、昇温ゾーンに接続する箇所の温
度制御が難しく、昇温ゾーンにて加熱を受けた高温のワ
ークが降温ゾーン側に移行した際、速やかな温度降下が
得られず、所望の品質をワークに与えることができない
という技術的課題があつた。
【0004】これは、昇温ゾーンに近接させて水冷によ
る冷却機構を採用することは、冷却機構が過熱を受ける
ので実質的に不可能であることに起因する。このため、
昇温ゾーンと降温ゾーンとの間に断熱ゾーンを介在させ
ざるを得ないが、従来の断熱ゾーンは、単に昇温ゾーン
と降温ゾーンとの間を離隔させる機能しか有していない
結果、昇温ゾーンに接続する箇所の温度制御が実質的に
なされていない。
る冷却機構を採用することは、冷却機構が過熱を受ける
ので実質的に不可能であることに起因する。このため、
昇温ゾーンと降温ゾーンとの間に断熱ゾーンを介在させ
ざるを得ないが、従来の断熱ゾーンは、単に昇温ゾーン
と降温ゾーンとの間を離隔させる機能しか有していない
結果、昇温ゾーンに接続する箇所の温度制御が実質的に
なされていない。
【0005】例えば、タングステン合金、超硬合金等を
材料とする焼結品の製造において、昇温ゾーンにてバイ
ンダが溶融する温度(例えば1500℃)にて焼結し、
その後急冷を与えれば、粒成長が抑制されて強度及び延
性が高まることが知られている。しかして、従来の連続
式加熱炉にあつては、昇温ゾーンに隣接する箇所の断熱
ゾーンの温度(1000℃程度)が高くなつてしまう。
材料とする焼結品の製造において、昇温ゾーンにてバイ
ンダが溶融する温度(例えば1500℃)にて焼結し、
その後急冷を与えれば、粒成長が抑制されて強度及び延
性が高まることが知られている。しかして、従来の連続
式加熱炉にあつては、昇温ゾーンに隣接する箇所の断熱
ゾーンの温度(1000℃程度)が高くなつてしまう。
【0006】ところで、バッチ処理する間欠炉によれ
ば、ワークに所望の温度特性を与えることができるの
で、加熱後に充分な温度降下を与えることが可能である
が、多数のワークに均一な処理を高い熱効率にて次々に
施すことができない。
ば、ワークに所望の温度特性を与えることができるの
で、加熱後に充分な温度降下を与えることが可能である
が、多数のワークに均一な処理を高い熱効率にて次々に
施すことができない。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、このような従
来の技術的課題に鑑みてなされたものであり、その構成
は、炉本体1の両端部の装入口2と抽出口3との間に、
昇温ゾーンA、断熱ゾーンB及び降温ゾーンCを順次に
有するワーク通過空間7を設け、ワーク5を該装入口2
から該ワーク通過空間7に搬入させて加熱及び冷却を与
え、該抽出口3から搬出させる連続式加熱炉であつて、
該断熱ゾーンBに対応させて形成され、一端部が該降温
ゾーンC側の該ワーク通過空間7に連通し、他端部が該
昇温ゾーンA側の該ワーク通過空間7に連通するバイパ
ス流路13を設けると共に、該降温ゾーンC側の雰囲気
ガスを該昇温ゾーンA側に強制供給するファン装置15
を該バイパス流路13に介在させることを特徴とする連
続式加熱炉である。そして、バイパス流路13の開度を
調節する制御弁21を設けることができる。
来の技術的課題に鑑みてなされたものであり、その構成
は、炉本体1の両端部の装入口2と抽出口3との間に、
昇温ゾーンA、断熱ゾーンB及び降温ゾーンCを順次に
有するワーク通過空間7を設け、ワーク5を該装入口2
から該ワーク通過空間7に搬入させて加熱及び冷却を与
え、該抽出口3から搬出させる連続式加熱炉であつて、
該断熱ゾーンBに対応させて形成され、一端部が該降温
ゾーンC側の該ワーク通過空間7に連通し、他端部が該
昇温ゾーンA側の該ワーク通過空間7に連通するバイパ
ス流路13を設けると共に、該降温ゾーンC側の雰囲気
ガスを該昇温ゾーンA側に強制供給するファン装置15
を該バイパス流路13に介在させることを特徴とする連
続式加熱炉である。そして、バイパス流路13の開度を
調節する制御弁21を設けることができる。
【0008】
【作用】このような連続式加熱炉によれば、昇温ゾーン
Aを所定温度に昇温させ、降温ゾーンCを所定温度に降
温させた状態で、ワーク5を次々に搬入してワーク通過
空間7を移送させる。これにより、ワーク5は、昇温ゾ
ーンA、断熱ゾーンB及び降温ゾーンCを連続的に通過
して抽出口3から搬出される。かくして、昇温ゾーンA
を通過する際にワーク5に焼結その他の加熱加工が施さ
れ、降温ゾーンCを通過してワーク5が冷却される。
Aを所定温度に昇温させ、降温ゾーンCを所定温度に降
温させた状態で、ワーク5を次々に搬入してワーク通過
空間7を移送させる。これにより、ワーク5は、昇温ゾ
ーンA、断熱ゾーンB及び降温ゾーンCを連続的に通過
して抽出口3から搬出される。かくして、昇温ゾーンA
を通過する際にワーク5に焼結その他の加熱加工が施さ
れ、降温ゾーンCを通過してワーク5が冷却される。
【0009】このようなワーク5への加熱加工に際し
て、ファン装置15を駆動させ、断熱ゾーンBの降温ゾ
ーンC側の比較的低温の雰囲気ガスをバイパス流路13
に流入させ、断熱ゾーンBの昇温ゾーンA側から強制的
に吹き出させる。これにより、断熱ゾーンBの昇温ゾー
ンA側の温度が低下する。バイパス流路13に流入する
雰囲気ガスの量は、ファン装置15の回転数によつて調
節できる。そして、バイパス流路13の開度を調節する
制御弁21を設ける場合には、流入する雰囲気ガスの量
を制御弁21の開度によつても調節することができる。
て、ファン装置15を駆動させ、断熱ゾーンBの降温ゾ
ーンC側の比較的低温の雰囲気ガスをバイパス流路13
に流入させ、断熱ゾーンBの昇温ゾーンA側から強制的
に吹き出させる。これにより、断熱ゾーンBの昇温ゾー
ンA側の温度が低下する。バイパス流路13に流入する
雰囲気ガスの量は、ファン装置15の回転数によつて調
節できる。そして、バイパス流路13の開度を調節する
制御弁21を設ける場合には、流入する雰囲気ガスの量
を制御弁21の開度によつても調節することができる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。図1,図2は、本発明に係る連続式加熱炉
をトレイプッシャ炉に適用した1実施例を示す。図中に
おいて符号1は炉本体を示し、炉本体1は耐火レンガ、
高アルミナ質繊維状炉材等の炉壁耐火物を主体として形
成されている。この炉本体1の両端部には、装入口2と
抽出口3とが形成され、装入口2と抽出口3との間にワ
ーク5が移送されるワーク通過空間7が形成され、この
ワーク通過空間7が、装入口2側から順次に昇温ゾーン
A、断熱ゾーンB及び降温ゾーンCに区分されている。
て説明する。図1,図2は、本発明に係る連続式加熱炉
をトレイプッシャ炉に適用した1実施例を示す。図中に
おいて符号1は炉本体を示し、炉本体1は耐火レンガ、
高アルミナ質繊維状炉材等の炉壁耐火物を主体として形
成されている。この炉本体1の両端部には、装入口2と
抽出口3とが形成され、装入口2と抽出口3との間にワ
ーク5が移送されるワーク通過空間7が形成され、この
ワーク通過空間7が、装入口2側から順次に昇温ゾーン
A、断熱ゾーンB及び降温ゾーンCに区分されている。
【0011】昇温ゾーンAには、ラジアントチューブか
らなる加熱機構9が配設され、降温ゾーンCには、水冷
ジャケットからなる冷却機構11が配設され、内在する
雰囲気ガスを加熱又は冷却している。なお、断熱ゾーン
Bの降温ゾーンC側となる底部には、多数の通気孔を備
える境床20によつてワーク通過空間7と区画される空
間部19が形成され、比較的低温の多量の雰囲気ガスが
断熱ゾーンBに蓄積されるようになつている。
らなる加熱機構9が配設され、降温ゾーンCには、水冷
ジャケットからなる冷却機構11が配設され、内在する
雰囲気ガスを加熱又は冷却している。なお、断熱ゾーン
Bの降温ゾーンC側となる底部には、多数の通気孔を備
える境床20によつてワーク通過空間7と区画される空
間部19が形成され、比較的低温の多量の雰囲気ガスが
断熱ゾーンBに蓄積されるようになつている。
【0012】しかして、ワーク5は、トレイ5a上に載
せた状態で図外のプッシャによつて装入口2から搬入さ
れ、トレイ5aを次々に押し込んでワーク通過空間7を
移送させられ、昇温ゾーンA、断熱ゾーンB及び降温ゾ
ーンCを連続的に通過させられて抽出口3から押し出さ
れる。かくして、昇温ゾーンAを通過する際にワーク5
に焼結その他の加熱加工が施され、降温ゾーンCを通過
する際にワーク5が冷却される。
せた状態で図外のプッシャによつて装入口2から搬入さ
れ、トレイ5aを次々に押し込んでワーク通過空間7を
移送させられ、昇温ゾーンA、断熱ゾーンB及び降温ゾ
ーンCを連続的に通過させられて抽出口3から押し出さ
れる。かくして、昇温ゾーンAを通過する際にワーク5
に焼結その他の加熱加工が施され、降温ゾーンCを通過
する際にワーク5が冷却される。
【0013】このような連続式加熱炉において、断熱ゾ
ーンBに対応させた位置にバイパス流路13を設ける。
バイパス流路13は、ワーク通過空間7の上方に設けた
隔壁16と炉本体1とで区画され、一端部の流入口13
aが降温ゾーンC側のワーク通過空間7と連通し、他端
部の流出口13bが昇温ゾーンA側のワーク通過空間7
と連通する。流出口13bには、隔壁16の端部から適
当に離隔させて炉本体1に固着させた仕切り壁17が配
設され、仕切り壁17によつて昇温ゾーンAからの放射
熱を遮断すると共に、流出口13bから流出する雰囲気
ガスを下向きに案内するようになつている。また、バイ
パス流路13の降温ゾーンC側の端部と、ワーク通過空
間7の降温ゾーンC側の端部とを接続させて、バイパス
流路13よりも断面積が小さい分岐流路18を形成す
る。
ーンBに対応させた位置にバイパス流路13を設ける。
バイパス流路13は、ワーク通過空間7の上方に設けた
隔壁16と炉本体1とで区画され、一端部の流入口13
aが降温ゾーンC側のワーク通過空間7と連通し、他端
部の流出口13bが昇温ゾーンA側のワーク通過空間7
と連通する。流出口13bには、隔壁16の端部から適
当に離隔させて炉本体1に固着させた仕切り壁17が配
設され、仕切り壁17によつて昇温ゾーンAからの放射
熱を遮断すると共に、流出口13bから流出する雰囲気
ガスを下向きに案内するようになつている。また、バイ
パス流路13の降温ゾーンC側の端部と、ワーク通過空
間7の降温ゾーンC側の端部とを接続させて、バイパス
流路13よりも断面積が小さい分岐流路18を形成す
る。
【0014】そして、バイパス流路13には、断熱ゾー
ンBにおいて降温ゾーンC側の雰囲気ガスを昇温ゾーン
A側に強制供給するファン装置15を設ける。ファン装
置15は、炉本体1の外部に固設したモータ及び減速装
置からなり、回転速度を制御可能な駆動源15aと、駆
動源15aによつて回転駆動される回転軸15bに固着
され、流入口13aに配設されたファン15cとからな
る。しかして、駆動源15aによつてファン15cを回
転させることにより、断熱ゾーンB内の降温ゾーンC側
の雰囲気ガスを流入口13aから流入させ、その大部分
をバイパス流路13に導き、その一部分を分岐流路18
に導くことができる。
ンBにおいて降温ゾーンC側の雰囲気ガスを昇温ゾーン
A側に強制供給するファン装置15を設ける。ファン装
置15は、炉本体1の外部に固設したモータ及び減速装
置からなり、回転速度を制御可能な駆動源15aと、駆
動源15aによつて回転駆動される回転軸15bに固着
され、流入口13aに配設されたファン15cとからな
る。しかして、駆動源15aによつてファン15cを回
転させることにより、断熱ゾーンB内の降温ゾーンC側
の雰囲気ガスを流入口13aから流入させ、その大部分
をバイパス流路13に導き、その一部分を分岐流路18
に導くことができる。
【0015】更に、バイパス流路13の中間部には、バ
イパス流路13の開度を調節する制御弁21を設ける。
制御弁21は、バイパス流路13に回転自在に支持さ
れ、これに炉本体1の外部に突出する操作棒21aが連
結されている。しかして、炉本体1の外部から操作棒2
1aを回動させ、バイパス流路13の開度を調節するこ
とにより、ファン装置15の回転数を一定にした状態
で、流出口13bから流出する雰囲気ガス量と分岐流路
18から流出する雰囲気ガス量との比率を制御すること
ができる。
イパス流路13の開度を調節する制御弁21を設ける。
制御弁21は、バイパス流路13に回転自在に支持さ
れ、これに炉本体1の外部に突出する操作棒21aが連
結されている。しかして、炉本体1の外部から操作棒2
1aを回動させ、バイパス流路13の開度を調節するこ
とにより、ファン装置15の回転数を一定にした状態
で、流出口13bから流出する雰囲気ガス量と分岐流路
18から流出する雰囲気ガス量との比率を制御すること
ができる。
【0016】次に、上記実施例の作用について説明す
る。加熱機構9によつて昇温ゾーンAを所定温度に昇温
させ、冷却機構11によつて降温ゾーンCを所定温度に
降温させた状態で、装入口2からトレイ5a上に載せた
ワーク5を次々に押し込んでワーク通過空間7を移送さ
せる。これにより、ワーク5は、昇温ゾーンA、断熱ゾ
ーンB及び降温ゾーンCを連続的に通過して抽出口3か
ら押し出される。かくして、昇温ゾーンAを通過する際
にワーク5に焼結のための加熱加工が施され、降温ゾー
ンCを通過する際にワーク5が冷却される。なお、ワー
ク通過空間7には、抽出口3から吹き出し又は吸い込ん
で供給する水素ガス、不活性ガス等により、保護雰囲気
が与えられている。
る。加熱機構9によつて昇温ゾーンAを所定温度に昇温
させ、冷却機構11によつて降温ゾーンCを所定温度に
降温させた状態で、装入口2からトレイ5a上に載せた
ワーク5を次々に押し込んでワーク通過空間7を移送さ
せる。これにより、ワーク5は、昇温ゾーンA、断熱ゾ
ーンB及び降温ゾーンCを連続的に通過して抽出口3か
ら押し出される。かくして、昇温ゾーンAを通過する際
にワーク5に焼結のための加熱加工が施され、降温ゾー
ンCを通過する際にワーク5が冷却される。なお、ワー
ク通過空間7には、抽出口3から吹き出し又は吸い込ん
で供給する水素ガス、不活性ガス等により、保護雰囲気
が与えられている。
【0017】このようなワーク5への加熱加工に際し
て、制御弁21によつてバイパス流路13の開度を調節
すると共に、ファン装置15のファン15cを所定の回
転数にて回転させ、断熱ゾーンB内の降温ゾーンC側の
雰囲気ガスを流入口13aから流入させる。これによ
り、断熱ゾーンB内の降温ゾーンC側の比較的低温の雰
囲気ガスがファン15cによつてバイパス流路13にに
強制供給される。その際、断熱ゾーンBの下方の空間部
19に貯溜された低温の雰囲気ガスが適当に混合されて
バイパス流路13に強制供給される。
て、制御弁21によつてバイパス流路13の開度を調節
すると共に、ファン装置15のファン15cを所定の回
転数にて回転させ、断熱ゾーンB内の降温ゾーンC側の
雰囲気ガスを流入口13aから流入させる。これによ
り、断熱ゾーンB内の降温ゾーンC側の比較的低温の雰
囲気ガスがファン15cによつてバイパス流路13にに
強制供給される。その際、断熱ゾーンBの下方の空間部
19に貯溜された低温の雰囲気ガスが適当に混合されて
バイパス流路13に強制供給される。
【0018】バイパス流路13に供給された雰囲気ガス
は、その大部分がバイパス流路13の制御弁21に向け
て導かれ、その一部分が分岐流路18に導かれる。制御
弁21に向けて導かれた雰囲気ガスは、制御弁21を通
過して流出口13bから流出し、仕切り壁17に案内さ
れてワーク通過空間7に向けて吹き出される。これによ
り、断熱ゾーンBの降温ゾーンC側の比較的低温の雰囲
気ガスが昇温ゾーンA側から吹き出され、断熱ゾーンB
に温度低下が与えられる。流入口13aから流入する雰
囲気ガスの量は、ファン15cの回転数によつて調節で
き、また、流出口13bから流出する雰囲気ガス量と分
岐流路18から流出する雰囲気ガス量との比率は、制御
弁21の開度によつて調節することができる。
は、その大部分がバイパス流路13の制御弁21に向け
て導かれ、その一部分が分岐流路18に導かれる。制御
弁21に向けて導かれた雰囲気ガスは、制御弁21を通
過して流出口13bから流出し、仕切り壁17に案内さ
れてワーク通過空間7に向けて吹き出される。これによ
り、断熱ゾーンBの降温ゾーンC側の比較的低温の雰囲
気ガスが昇温ゾーンA側から吹き出され、断熱ゾーンB
に温度低下が与えられる。流入口13aから流入する雰
囲気ガスの量は、ファン15cの回転数によつて調節で
き、また、流出口13bから流出する雰囲気ガス量と分
岐流路18から流出する雰囲気ガス量との比率は、制御
弁21の開度によつて調節することができる。
【0019】一方、分岐流路18に導かれた少量の雰囲
気ガスは、断熱ゾーンBの降温ゾーンCに近接する箇所
に下向きに吹き出され、断熱ゾーンBを通過して空間部
19に貯溜された低温の雰囲気ガスをファン15cに向
けて流出させるように作用して、バイパス流路13に強
制供給される雰囲気ガスの温度を低下させる。
気ガスは、断熱ゾーンBの降温ゾーンCに近接する箇所
に下向きに吹き出され、断熱ゾーンBを通過して空間部
19に貯溜された低温の雰囲気ガスをファン15cに向
けて流出させるように作用して、バイパス流路13に強
制供給される雰囲気ガスの温度を低下させる。
【0020】このようにして、昇温ゾーンAの最高温度
を高温(例えば1500℃)に維持した状態で、断熱ゾ
ーンBの昇温ゾーンA側の温度を比較的低温(例えば5
00℃又はそれ以下)に抑制することができる。その結
果、トレイ5a上のワーク5に焼結は勿論その他の加熱
加工を所望の温度にて施すことができる。
を高温(例えば1500℃)に維持した状態で、断熱ゾ
ーンBの昇温ゾーンA側の温度を比較的低温(例えば5
00℃又はそれ以下)に抑制することができる。その結
果、トレイ5a上のワーク5に焼結は勿論その他の加熱
加工を所望の温度にて施すことができる。
【0021】なお、断熱ゾーンB(例えば底部の空間部
19)に、炉本体1の外部に連通する開口部を形成し、
外部の低温の雰囲気ガスを断熱ゾーンBに適宜流入させ
るようにすれば、断熱ゾーンBの温度低下を更に良好に
図ることができる。ところで、本発明は、連続式加熱炉
に広く適用することが可能であり、ベルトコンベア炉、
ローラハース炉等に適用することも可能である。
19)に、炉本体1の外部に連通する開口部を形成し、
外部の低温の雰囲気ガスを断熱ゾーンBに適宜流入させ
るようにすれば、断熱ゾーンBの温度低下を更に良好に
図ることができる。ところで、本発明は、連続式加熱炉
に広く適用することが可能であり、ベルトコンベア炉、
ローラハース炉等に適用することも可能である。
【0022】
【発明の効果】以上の説明によつて理解されるように、
本発明に係る連続式加熱炉によれば、昇温ゾーンと降温
ゾーンとの間に配設される断熱ゾーンにおいて、昇温ゾ
ーンに隣接する箇所の温度制御が可能になり、間欠式加
熱炉に類似する適当な温度降下を得ることが可能になる
ため、所望の品質をワークに与えることができる。
本発明に係る連続式加熱炉によれば、昇温ゾーンと降温
ゾーンとの間に配設される断熱ゾーンにおいて、昇温ゾ
ーンに隣接する箇所の温度制御が可能になり、間欠式加
熱炉に類似する適当な温度降下を得ることが可能になる
ため、所望の品質をワークに与えることができる。
【図1】 本発明の1実施例に係る連続式加熱炉を示す
断面図。
断面図。
【図2】 同じく要部を示す断面図。
1:炉本体、2:装入口、3:抽出口、5:ワーク、
7:ワーク通過空間、9:加熱機構、11:冷却機構、
13:バイパス流路、13a:流入口、13b:流出
口、15:ファン装置、15a:駆動源、15b:回転
軸、15c:ファン、16:隔壁、17:仕切り壁、1
8:分岐流路、19:空間部、20:境床、21:制御
弁、21a:操作棒、A:昇温ゾーン、B:断熱ゾー
ン、C:降温ゾーン。
7:ワーク通過空間、9:加熱機構、11:冷却機構、
13:バイパス流路、13a:流入口、13b:流出
口、15:ファン装置、15a:駆動源、15b:回転
軸、15c:ファン、16:隔壁、17:仕切り壁、1
8:分岐流路、19:空間部、20:境床、21:制御
弁、21a:操作棒、A:昇温ゾーン、B:断熱ゾー
ン、C:降温ゾーン。
Claims (2)
- 【請求項1】 炉本体の両端部の装入口と抽出口との間
に、昇温ゾーン、断熱ゾーン及び降温ゾーンを順次に有
するワーク通過空間を設け、ワークを該装入口から該ワ
ーク通過空間に搬入させて加熱及び冷却を与え、該抽出
口から搬出させる連続式加熱炉であつて、該断熱ゾーン
に対応させて形成され、一端部が該降温ゾーン側の該ワ
ーク通過空間に連通し、他端部が該昇温ゾーン側の該ワ
ーク通過空間に連通するバイパス流路を設けると共に、
該降温ゾーン側の雰囲気ガスを該昇温ゾーン側に強制供
給するファン装置を該バイパス流路に介在させることを
特徴とする連続式加熱炉。 - 【請求項2】 バイパス流路の開度を調節する制御弁を
設けることを特徴とする請求項1の連続式加熱炉。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4441793A JPH06241661A (ja) | 1993-02-10 | 1993-02-10 | 連続式加熱炉 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4441793A JPH06241661A (ja) | 1993-02-10 | 1993-02-10 | 連続式加熱炉 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06241661A true JPH06241661A (ja) | 1994-09-02 |
Family
ID=12690926
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4441793A Pending JPH06241661A (ja) | 1993-02-10 | 1993-02-10 | 連続式加熱炉 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06241661A (ja) |
-
1993
- 1993-02-10 JP JP4441793A patent/JPH06241661A/ja active Pending
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