JPH0624232A - 自動車のサスペンション装置 - Google Patents
自動車のサスペンション装置Info
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- JPH0624232A JPH0624232A JP20759492A JP20759492A JPH0624232A JP H0624232 A JPH0624232 A JP H0624232A JP 20759492 A JP20759492 A JP 20759492A JP 20759492 A JP20759492 A JP 20759492A JP H0624232 A JPH0624232 A JP H0624232A
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- wheel
- vehicle
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- suspension
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60G—VEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
- B60G2200/00—Indexing codes relating to suspension types
- B60G2200/40—Indexing codes relating to the wheels in the suspensions
- B60G2200/462—Toe-in/out
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60G—VEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
- B60G2202/00—Indexing codes relating to the type of spring, damper or actuator
- B60G2202/40—Type of actuator
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60G—VEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
- B60G2204/00—Indexing codes related to suspensions per se or to auxiliary parts
- B60G2204/62—Adjustable continuously, e.g. during driving
Landscapes
- Vehicle Body Suspensions (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 自動車のサスペンション装置において、旋回
走行時の操舵輪の車体側面視の瞬間中心の上下変動を抑
制して、操縦性及び乗り心地性を高める。 【構成】 サスペンション機構1は、アッパトレーリン
グリンク6、アッパラテラルリンク7、1対のロアラテ
ラルリンク8,9等からなり、前輪2の車体側面視の瞬
間中心Pcは、アッパトレーリングリンク6の軸線と、
ロアラテラルリンク8,9の車体側連結点を結ぶ線との
交点として決定される。旋回バンプ時に、前記瞬間中心
Pcが下降するのを抑制する為、アッパトレーリングリ
ンク6の車体側連結点Aを、自動車の旋回度合に応じて
位置調整する調整手段5を設け、この調整手段5をベル
クランク10と、アクチュエータ11とコントローラ1
2とで構成し、旋回走行時、旋回外輪については連結点
Aを下げ、また旋回内輪については連結点Aを上げるこ
とで、瞬間中心Pcの地上高を略一定に維持する。
走行時の操舵輪の車体側面視の瞬間中心の上下変動を抑
制して、操縦性及び乗り心地性を高める。 【構成】 サスペンション機構1は、アッパトレーリン
グリンク6、アッパラテラルリンク7、1対のロアラテ
ラルリンク8,9等からなり、前輪2の車体側面視の瞬
間中心Pcは、アッパトレーリングリンク6の軸線と、
ロアラテラルリンク8,9の車体側連結点を結ぶ線との
交点として決定される。旋回バンプ時に、前記瞬間中心
Pcが下降するのを抑制する為、アッパトレーリングリ
ンク6の車体側連結点Aを、自動車の旋回度合に応じて
位置調整する調整手段5を設け、この調整手段5をベル
クランク10と、アクチュエータ11とコントローラ1
2とで構成し、旋回走行時、旋回外輪については連結点
Aを下げ、また旋回内輪については連結点Aを上げるこ
とで、瞬間中心Pcの地上高を略一定に維持する。
Description
【0001】本発明は、自動車のサスペンション装置に
関し、特に、自動車の旋回度合に応じて、転舵される車
輪の車体側面視の瞬間中間中心の地上高を変化させる調
整手段を設けたものに関する。
関し、特に、自動車の旋回度合に応じて、転舵される車
輪の車体側面視の瞬間中間中心の地上高を変化させる調
整手段を設けたものに関する。
【0002】
【従来の技術】自動車が旋回すると、車体には遠心力が
作用するが、ロールセンタは一般にこの遠心力が作用す
る車体重心よりも下方に位置するため、前記遠心力は車
体重心とロールセンタとの間の距離をレバー長とするロ
ールモーメントとして車体に作用する。その結果、旋回
外輪を支持するホイールサポートと車体との間に介設さ
れたサスペンション機構は、自動車の旋回外輪側をバン
プ(外側バンプ)させるように、つまり旋回外輪に車体
が接近するように運動する。一方、自動車の加速時や制
動時や旋回時には、車体重心に前後力が作用するが、車
輪の車体側面視の瞬間中心は、一般にこの前後力が作用
する車体重心よりも下方に位置するため、前記前後力は
車体重心と、前記瞬間中心との間の距離に比例するピッ
チングモーメントが作用する。その結果、前記ピッチン
グモーメントにより、加速時にはスクァットが生じ、ま
た制動時にはノーズダイブが生じ、旋回時にはダイアゴ
ナルロールが生じる。
作用するが、ロールセンタは一般にこの遠心力が作用す
る車体重心よりも下方に位置するため、前記遠心力は車
体重心とロールセンタとの間の距離をレバー長とするロ
ールモーメントとして車体に作用する。その結果、旋回
外輪を支持するホイールサポートと車体との間に介設さ
れたサスペンション機構は、自動車の旋回外輪側をバン
プ(外側バンプ)させるように、つまり旋回外輪に車体
が接近するように運動する。一方、自動車の加速時や制
動時や旋回時には、車体重心に前後力が作用するが、車
輪の車体側面視の瞬間中心は、一般にこの前後力が作用
する車体重心よりも下方に位置するため、前記前後力は
車体重心と、前記瞬間中心との間の距離に比例するピッ
チングモーメントが作用する。その結果、前記ピッチン
グモーメントにより、加速時にはスクァットが生じ、ま
た制動時にはノーズダイブが生じ、旋回時にはダイアゴ
ナルロールが生じる。
【0003】即ち、図15に示すように、前輪100の
サスペンション機構のアッパトレーリングリンク101
とロアトレーリングリンク102の軸心の交点が、前輪
100の車体側面視の瞬間中心P1であり、また、後輪
103のサスペンション機構のアッパトレーリングリン
ク104とロアトレーリングリンク105の軸心の交点
が、後輪103の車体側面視の瞬間中心P2であり、前
輪100のサスペンション機構に関して、H1/L1が
アンチダイブ性能を左右し、また、H2/L2がアンチ
スクワァット性能を左右することから、瞬間中心P1の
地上高を大きくすれば、アンチダイブ性能が向上し、ま
た、瞬間中心P2の地上高を大きくすれば、アンチスク
ワァット性能することになる。
サスペンション機構のアッパトレーリングリンク101
とロアトレーリングリンク102の軸心の交点が、前輪
100の車体側面視の瞬間中心P1であり、また、後輪
103のサスペンション機構のアッパトレーリングリン
ク104とロアトレーリングリンク105の軸心の交点
が、後輪103の車体側面視の瞬間中心P2であり、前
輪100のサスペンション機構に関して、H1/L1が
アンチダイブ性能を左右し、また、H2/L2がアンチ
スクワァット性能を左右することから、瞬間中心P1の
地上高を大きくすれば、アンチダイブ性能が向上し、ま
た、瞬間中心P2の地上高を大きくすれば、アンチスク
ワァット性能することになる。
【0004】ここで、旋回時、旋回外輪の対地キャンバ
を極力零に近づけて旋回性能を高めるようにするため、
前記外側バンプに伴って生じる旋回外輪の対車体キャン
バの変化をネガティブキャンバ方向の変化とするような
サスペンションジオメトリが採用される。一方、前記外
側バンプの度合に応じて、キャスタトレールを増加させ
てセルフアライニングトルクの増大を図り、且つキャス
タ角を増加させて操舵力を増加させ、アンダステアが助
長されるようなサスペンションジオメトリが採用され
る。
を極力零に近づけて旋回性能を高めるようにするため、
前記外側バンプに伴って生じる旋回外輪の対車体キャン
バの変化をネガティブキャンバ方向の変化とするような
サスペンションジオメトリが採用される。一方、前記外
側バンプの度合に応じて、キャスタトレールを増加させ
てセルフアライニングトルクの増大を図り、且つキャス
タ角を増加させて操舵力を増加させ、アンダステアが助
長されるようなサスペンションジオメトリが採用され
る。
【0005】即ち、図16に示すように、前輪100の
サスペンション機構において、前輪100が鎖線で図示
のようにバンプすると、キングピン軸の傾きつまりキャ
スタ角及びキャスタトレールCtが増加し、同時に、前
輪100の車体側面視の瞬間中心P1は、初期の瞬間中
心P1からバンプ時の瞬間中心P1Aへ下降することに
なる。そして、前記瞬間中心P1の下降により、アンチ
ダイアゴナルロール性能及びアンチダイブ性能が低下す
ることになる。以上説明したように、自動車の旋回性能
向上の為には、ローリング時のキャンバ特性とピッチン
グ時のキャスタ特性とを両立させるようなサスペンショ
ンジオメトリに設定することが必要である。
サスペンション機構において、前輪100が鎖線で図示
のようにバンプすると、キングピン軸の傾きつまりキャ
スタ角及びキャスタトレールCtが増加し、同時に、前
輪100の車体側面視の瞬間中心P1は、初期の瞬間中
心P1からバンプ時の瞬間中心P1Aへ下降することに
なる。そして、前記瞬間中心P1の下降により、アンチ
ダイアゴナルロール性能及びアンチダイブ性能が低下す
ることになる。以上説明したように、自動車の旋回性能
向上の為には、ローリング時のキャンバ特性とピッチン
グ時のキャスタ特性とを両立させるようなサスペンショ
ンジオメトリに設定することが必要である。
【0006】ここで、西独特許公開公報DE37302
12には、サスペンション機構の一部を構成する上下1
対のラテラルリンクのうち、下側のラテラルリンクの車
体側連結点をバンプ時に上昇させる調整機構を備えたサ
スペンション装置が開示されている。このサスペンショ
ン装置によれば、旋回時に発生する外側バンプによって
ラテラルリンクの車体側連結点が上昇するため、旋回時
のロールセンタの低下を抑制し、旋回性能を向上させる
ことが出来る。
12には、サスペンション機構の一部を構成する上下1
対のラテラルリンクのうち、下側のラテラルリンクの車
体側連結点をバンプ時に上昇させる調整機構を備えたサ
スペンション装置が開示されている。このサスペンショ
ン装置によれば、旋回時に発生する外側バンプによって
ラテラルリンクの車体側連結点が上昇するため、旋回時
のロールセンタの低下を抑制し、旋回性能を向上させる
ことが出来る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来のサスペンション
装置では、前述のように、旋回時の外側バンプの度合に
応じて、キャスタトレール及びキャスタ角を増加させる
ように設定される関係上、必然的に、旋回の度合に応じ
て、旋回外輪の車体側面視の瞬間中心が下降してピッチ
ングモーメントが増大し、ダイアゴナルロールが助長さ
れることになる。そこで、サスペンション機構のトレー
リングリンクの傾斜角を大きくし、車輪の車体側面視の
瞬間中心を高く設定することも不可能ではないが、この
場合、路面からの入力がトレーリングリンクを介して車
体に作用しやすくなるため乗り心地が低下すること、バ
ンプ時のキャスタ特性を適切に設定しにくくなること、
等の問題が残る。
装置では、前述のように、旋回時の外側バンプの度合に
応じて、キャスタトレール及びキャスタ角を増加させる
ように設定される関係上、必然的に、旋回の度合に応じ
て、旋回外輪の車体側面視の瞬間中心が下降してピッチ
ングモーメントが増大し、ダイアゴナルロールが助長さ
れることになる。そこで、サスペンション機構のトレー
リングリンクの傾斜角を大きくし、車輪の車体側面視の
瞬間中心を高く設定することも不可能ではないが、この
場合、路面からの入力がトレーリングリンクを介して車
体に作用しやすくなるため乗り心地が低下すること、バ
ンプ時のキャスタ特性を適切に設定しにくくなること、
等の問題が残る。
【0008】前記公報のサスペンション装置は、バンプ
時のロールセンタの上昇を図るようにしたもので、バン
プ時のピッチング抑制機能を実現するものではない。特
に、このサスペンション装置は、旋回によるバンプ時に
も、直進時路面の凸部によるバンプ時にも、同様に一律
に作用するように構成してあるため、路面の凸部による
バンプ時に、急激な対地キャンバの変化によって直進安
定性が損なわれるという欠点がある。本発明の目的は、
旋回時のピッチング抑制機能を達成し得るような自動車
のサスペンション装置を提供することである。
時のロールセンタの上昇を図るようにしたもので、バン
プ時のピッチング抑制機能を実現するものではない。特
に、このサスペンション装置は、旋回によるバンプ時に
も、直進時路面の凸部によるバンプ時にも、同様に一律
に作用するように構成してあるため、路面の凸部による
バンプ時に、急激な対地キャンバの変化によって直進安
定性が損なわれるという欠点がある。本発明の目的は、
旋回時のピッチング抑制機能を達成し得るような自動車
のサスペンション装置を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に係る自動車のサ
スペンション装置は、単に車輪のバンプ度合に応じて、
車輪の車体側面視の瞬間中心の地上高を変化させるので
はなく、自動車の旋回度合に応じて車輪の車体側面視の
瞬間中心の地上高を変化させるように構成することによ
り、前記目的を達成するものである。請求項1の自動車
のサスペンション装置は、自動車の転舵可能な車輪のサ
スペンション装置であって、前記車輪を支持するホイー
ルサポートと車体との間に架設されたサスペンション機
構と、自動車の旋回度合に応じて、前記車輪の車体側面
視の瞬間中心の地上高を変化させるよう、前記サスペン
ション機構を調整する調整手段を備えたものである。
スペンション装置は、単に車輪のバンプ度合に応じて、
車輪の車体側面視の瞬間中心の地上高を変化させるので
はなく、自動車の旋回度合に応じて車輪の車体側面視の
瞬間中心の地上高を変化させるように構成することによ
り、前記目的を達成するものである。請求項1の自動車
のサスペンション装置は、自動車の転舵可能な車輪のサ
スペンション装置であって、前記車輪を支持するホイー
ルサポートと車体との間に架設されたサスペンション機
構と、自動車の旋回度合に応じて、前記車輪の車体側面
視の瞬間中心の地上高を変化させるよう、前記サスペン
ション機構を調整する調整手段を備えたものである。
【0010】前記「自動車の旋回度合」を具体的に判断
する手段としては、例えば、舵角(請求項2)、車体に
作用する横加速度(請求項3)、舵角と車速(請求項
4)等が採用可能である。尚、前記舵角は、前記車輪自
体の舵角、又はステアリングホイールの回転角度とする
ことができる。前記「調整手段」の具体例としては、ト
レーリングリンクの車体側連結点またはホイールサポー
ト側連結点を上下動させるアクチュエータと、このアク
チュエータを自動車の旋回度合に応じて作動させる制御
手段とからなる、いわば電気的な構成(請求項5)とし
てもよいし、ステアリングリンクによる車輪の転舵動作
に連動してトレーリングリンクまたはラテラルリンクの
車体側連結点またはホイールサポート側連結点を上下動
させる調整機構からなる、いわば機械的な構成(請求項
6、請求項9)としてもよい。
する手段としては、例えば、舵角(請求項2)、車体に
作用する横加速度(請求項3)、舵角と車速(請求項
4)等が採用可能である。尚、前記舵角は、前記車輪自
体の舵角、又はステアリングホイールの回転角度とする
ことができる。前記「調整手段」の具体例としては、ト
レーリングリンクの車体側連結点またはホイールサポー
ト側連結点を上下動させるアクチュエータと、このアク
チュエータを自動車の旋回度合に応じて作動させる制御
手段とからなる、いわば電気的な構成(請求項5)とし
てもよいし、ステアリングリンクによる車輪の転舵動作
に連動してトレーリングリンクまたはラテラルリンクの
車体側連結点またはホイールサポート側連結点を上下動
させる調整機構からなる、いわば機械的な構成(請求項
6、請求項9)としてもよい。
【0011】機械的な構成とする場合、前記調整機構と
して、トレーリングリンクを車体に連結する補助リンク
を含む構成(請求項7)、トレーリングリンクと車体と
の間に介設された補助リンクと、この補助リンクとホイ
ールサポートとに連結されたアシストリンクとからなる
構成(請求項8)等が採用可能である。更に、前記ラテ
ラルリンクがダブルピボットを介してホイールサポート
に連結される1対のアッパラテラルリンク又は1対のロ
アラテラルリンクである場合(請求項10)には、前記
調整機構として、1対のラテラルリンクのうちの一方と
車体間に介設さた補助リンクと、この補助リンクと1対
のラテラルリンクのうちの他方とに連結されたコントロ
ールリンクとからなる構成(請求項11)も採用可能で
あり、また、前記サスペンション機構がストラット式サ
スペンションである場合には、前記調整機構として、ス
トラットとホイールサポート間に介設されたネジ機構か
らなる構成(請求項12)も採用可能である。
して、トレーリングリンクを車体に連結する補助リンク
を含む構成(請求項7)、トレーリングリンクと車体と
の間に介設された補助リンクと、この補助リンクとホイ
ールサポートとに連結されたアシストリンクとからなる
構成(請求項8)等が採用可能である。更に、前記ラテ
ラルリンクがダブルピボットを介してホイールサポート
に連結される1対のアッパラテラルリンク又は1対のロ
アラテラルリンクである場合(請求項10)には、前記
調整機構として、1対のラテラルリンクのうちの一方と
車体間に介設さた補助リンクと、この補助リンクと1対
のラテラルリンクのうちの他方とに連結されたコントロ
ールリンクとからなる構成(請求項11)も採用可能で
あり、また、前記サスペンション機構がストラット式サ
スペンションである場合には、前記調整機構として、ス
トラットとホイールサポート間に介設されたネジ機構か
らなる構成(請求項12)も採用可能である。
【0012】前記「自動車の旋回度合に応じて、前記車
輪の車体側面視の瞬間中心の地上高を変化させる」の構
成の具体例として、例えば、自動車の旋回度合が大きく
なるのに応じて、外舵側の車輪の車体側面視の瞬間中心
を上昇させる構成(請求項13)、旋回度合が大きくな
るのに応じて、外舵側の車輪の車体側面視の瞬間中心の
上昇率を大きくする構成(請求項14)、旋回度合が更
に大きくなったときには、外舵側の車輪の車体側面視の
瞬間中心の上昇率を小さくする構成(請求項15)、舵
角が大きくなるのに応じて外舵側の車輪の車体側面視の
瞬間中心を上昇させる構成(請求項16)等が採用可能
であり、この場合、前記調整手段としてはステアリング
リンクを介して舵角に応答する構成(請求項17)を採
用可能である。
輪の車体側面視の瞬間中心の地上高を変化させる」の構
成の具体例として、例えば、自動車の旋回度合が大きく
なるのに応じて、外舵側の車輪の車体側面視の瞬間中心
を上昇させる構成(請求項13)、旋回度合が大きくな
るのに応じて、外舵側の車輪の車体側面視の瞬間中心の
上昇率を大きくする構成(請求項14)、旋回度合が更
に大きくなったときには、外舵側の車輪の車体側面視の
瞬間中心の上昇率を小さくする構成(請求項15)、舵
角が大きくなるのに応じて外舵側の車輪の車体側面視の
瞬間中心を上昇させる構成(請求項16)等が採用可能
であり、この場合、前記調整手段としてはステアリング
リンクを介して舵角に応答する構成(請求項17)を採
用可能である。
【0013】尚、前記「自動車の旋回度合が大きくなる
のに応じて、外舵側の車輪の車体側面視の瞬間中心を上
昇させる」とは、スタティック状態(バンプ零の状態)
を比較の基準として考えた場合の変化を意味する表現で
ある。即ち、実際には、旋回に伴って車体のロールが発
生し、外舵側の車輪の車体側面視の瞬間中心は低下する
こととなるが、スタティック状態での比較(例えば、静
止した自動車のステアリングホイールを回転させたとき
の比較)において、「自動車の旋回度合が大きくなるの
に応じて、外舵側の車輪の車体側面視の瞬間中心を上昇
させる」ことにより、実際には、自動車の旋回度合が大
きくなるのに応じて、外舵側の車輪の車体側面視の瞬間
中心の低下が抑制されることとなる。
のに応じて、外舵側の車輪の車体側面視の瞬間中心を上
昇させる」とは、スタティック状態(バンプ零の状態)
を比較の基準として考えた場合の変化を意味する表現で
ある。即ち、実際には、旋回に伴って車体のロールが発
生し、外舵側の車輪の車体側面視の瞬間中心は低下する
こととなるが、スタティック状態での比較(例えば、静
止した自動車のステアリングホイールを回転させたとき
の比較)において、「自動車の旋回度合が大きくなるの
に応じて、外舵側の車輪の車体側面視の瞬間中心を上昇
させる」ことにより、実際には、自動車の旋回度合が大
きくなるのに応じて、外舵側の車輪の車体側面視の瞬間
中心の低下が抑制されることとなる。
【0014】
【発明の作用および効果】請求項1に記載したように、
調整手段によるサスペンション機構の調整により、自動
車の旋回度合に応じて、前記車輪の車体側面視の瞬間中
心の地上高を変化させるようになっているので、自動車
の走行状態に応じた最適なサスペンションジオメトリを
得ることが出来る。即ち、高速時の直進安定性を図りつ
つ、旋回時のハイキャスタ化を図るように、サスペンシ
ョンジオメトリを設定すると、旋回時に外舵側車輪の車
体側面視の瞬間中心が低下し、ピッチングモーメントが
増大してダイアゴナルロールが著しくなり、アンチダイ
ブ性能やアンチスクァット性能が低下することになる。
調整手段によるサスペンション機構の調整により、自動
車の旋回度合に応じて、前記車輪の車体側面視の瞬間中
心の地上高を変化させるようになっているので、自動車
の走行状態に応じた最適なサスペンションジオメトリを
得ることが出来る。即ち、高速時の直進安定性を図りつ
つ、旋回時のハイキャスタ化を図るように、サスペンシ
ョンジオメトリを設定すると、旋回時に外舵側車輪の車
体側面視の瞬間中心が低下し、ピッチングモーメントが
増大してダイアゴナルロールが著しくなり、アンチダイ
ブ性能やアンチスクァット性能が低下することになる。
【0015】そこで、請求項13、16に記載のよう
に、自動車の旋回度合または舵角が大きくなるのに応じ
て、外舵側の車輪の車体側面視の瞬間中心を上昇させる
ようにサスペンション機構を調整することにより、旋回
時の外舵側車輪の車体側面視の瞬間中心の低下が抑制さ
れるため、遠心力に起因するノーズダイブ方向へのピッ
チングモーメントの増大が抑制され、ダイアゴナルロー
ルが改善され、アンチダイブ性能やアンチスクァット性
能が向上する。これにより、ダイアゴナルロールによる
視界の変動を抑制し、乗り心地を向上させ、旋回時、特
に限界旋回領域での操縦安定性を十分確保することがで
きる。
に、自動車の旋回度合または舵角が大きくなるのに応じ
て、外舵側の車輪の車体側面視の瞬間中心を上昇させる
ようにサスペンション機構を調整することにより、旋回
時の外舵側車輪の車体側面視の瞬間中心の低下が抑制さ
れるため、遠心力に起因するノーズダイブ方向へのピッ
チングモーメントの増大が抑制され、ダイアゴナルロー
ルが改善され、アンチダイブ性能やアンチスクァット性
能が向上する。これにより、ダイアゴナルロールによる
視界の変動を抑制し、乗り心地を向上させ、旋回時、特
に限界旋回領域での操縦安定性を十分確保することがで
きる。
【0016】特に、直進走行時には、路面の凸部等でバ
ンプ状態となっても、車輪の車体側面視の瞬間中心が変
動することがないため、キャスタ角やキャスタトレール
の変動がなく、直進走行の安定性を確保することも出来
る。ここで、請求項14、15に関して、旋回度合が大
きくなるのに応じて、外舵側の車輪の車体側面視の瞬間
中心の上昇率を大きくすることで、小旋回度合の領域に
おけるサスペンションジオメトリの変動幅を極力小さく
し、中旋回度合及び大旋回度合の領域におけるダイアゴ
ナルロールを確実に抑制し、且つアンチダイブ性能、ア
ンチスクァット性能を高めることが出来、また、旋回度
合が更に大きくなったときには、前記上昇率を緩和させ
ることで、大旋回度合の領域におけるキャスタ角及びキ
ャスタトレールを確保し、アンダステア化を図ることが
出来る。
ンプ状態となっても、車輪の車体側面視の瞬間中心が変
動することがないため、キャスタ角やキャスタトレール
の変動がなく、直進走行の安定性を確保することも出来
る。ここで、請求項14、15に関して、旋回度合が大
きくなるのに応じて、外舵側の車輪の車体側面視の瞬間
中心の上昇率を大きくすることで、小旋回度合の領域に
おけるサスペンションジオメトリの変動幅を極力小さく
し、中旋回度合及び大旋回度合の領域におけるダイアゴ
ナルロールを確実に抑制し、且つアンチダイブ性能、ア
ンチスクァット性能を高めることが出来、また、旋回度
合が更に大きくなったときには、前記上昇率を緩和させ
ることで、大旋回度合の領域におけるキャスタ角及びキ
ャスタトレールを確保し、アンダステア化を図ることが
出来る。
【0017】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面を参照
しつつ説明する。図1、図2に示すように、このサスペ
ンション装置は、自動車の左側前輪である車輪2を車体
3に連結するサスペンション装置であり、車輪2を支持
するホイールサポート4と車体3との間に架設されたサ
スペンション機構1と、舵角に応じて車輪2の車体側面
視の瞬間中心Pcを変化させるようサスペンション機構
1を調整する調整手段5とを備えた構成である。尚、右
側前輪部分のサスペンション装置についても同様の構成
が採用されている。
しつつ説明する。図1、図2に示すように、このサスペ
ンション装置は、自動車の左側前輪である車輪2を車体
3に連結するサスペンション装置であり、車輪2を支持
するホイールサポート4と車体3との間に架設されたサ
スペンション機構1と、舵角に応じて車輪2の車体側面
視の瞬間中心Pcを変化させるようサスペンション機構
1を調整する調整手段5とを備えた構成である。尚、右
側前輪部分のサスペンション装置についても同様の構成
が採用されている。
【0018】前記サスペンション機構1は、ホイールサ
ポート4の上端部に連結されて前方および車幅方向内方
へ夫々延びるアッパトレーリングリンク6およびアッパ
ラテラルリンク7と、ホイールサポート4の下端部に前
後所定間隔をおいて連結されて略車幅方向内方へ延びる
1対のロアラテラルリンク8,9等で構成されている。
前記アッパラテラルリンク7とロアラテラルリンク8,
9は直接車体3に連結されているが、アッパトレーリン
グリンク6の前端部は、折曲部において車体3に回転自
在に支持されたL字状のベルクランク10の一端部に連
結されている。前記ホイールサポート4には、タイロッ
ド13を介してステアリングリンク14が連結され、こ
のステアリングリンク14は、運転者のステアリング操
作に応じたパワーシリンダ15の助勢作用により車幅方
向に移動するように構成されている。
ポート4の上端部に連結されて前方および車幅方向内方
へ夫々延びるアッパトレーリングリンク6およびアッパ
ラテラルリンク7と、ホイールサポート4の下端部に前
後所定間隔をおいて連結されて略車幅方向内方へ延びる
1対のロアラテラルリンク8,9等で構成されている。
前記アッパラテラルリンク7とロアラテラルリンク8,
9は直接車体3に連結されているが、アッパトレーリン
グリンク6の前端部は、折曲部において車体3に回転自
在に支持されたL字状のベルクランク10の一端部に連
結されている。前記ホイールサポート4には、タイロッ
ド13を介してステアリングリンク14が連結され、こ
のステアリングリンク14は、運転者のステアリング操
作に応じたパワーシリンダ15の助勢作用により車幅方
向に移動するように構成されている。
【0019】前記調整手段5は、前記ベルクランク10
と、出力軸16がベルクランク10の他端部に連結さ
れ、、このベルクランク10を介してアッパトレーリン
グリンク6の車体側連結点Aを上下動させるように作動
するアクチュエータ11(例えば、電動モータ)と、こ
のアクチュエータ11を舵角(ここでは、ステアリング
ホイールの回転角度)に応じて作動させる制御手段12
(例えば、マイクロコンピュータを備えたコントロー
ラ)等で構成されている。前記サスペンション機構1
は、自動車の走行中の対地キャンバが零になるように設
定され、また、自動車の走行中に発生する通常のバンプ
に対する対車体キャンバ変化を最小限に抑えるように予
めロールセンタ高が設定されており、且つ、直進走行時
の安定性と乗り心地性を確保し且つ旋回バンプ時のハイ
キャスタ化を図る為に、車輪2の車体側面視の瞬間中心
Pcの地上高が余り高くない通常の値に設定されてい
る。
と、出力軸16がベルクランク10の他端部に連結さ
れ、、このベルクランク10を介してアッパトレーリン
グリンク6の車体側連結点Aを上下動させるように作動
するアクチュエータ11(例えば、電動モータ)と、こ
のアクチュエータ11を舵角(ここでは、ステアリング
ホイールの回転角度)に応じて作動させる制御手段12
(例えば、マイクロコンピュータを備えたコントロー
ラ)等で構成されている。前記サスペンション機構1
は、自動車の走行中の対地キャンバが零になるように設
定され、また、自動車の走行中に発生する通常のバンプ
に対する対車体キャンバ変化を最小限に抑えるように予
めロールセンタ高が設定されており、且つ、直進走行時
の安定性と乗り心地性を確保し且つ旋回バンプ時のハイ
キャスタ化を図る為に、車輪2の車体側面視の瞬間中心
Pcの地上高が余り高くない通常の値に設定されてい
る。
【0020】次に、図3に基いて制御手段12によるア
クチュエータ11の作動制御の内容について説明する
が、図中Si(i=1、2、・・)は、各ステップを示
すものである。先ず、S1において、車速センサ(図示
略)からの出力信号として得られる車速Vと、ステアリ
ングシャフトに付設された舵角センサ(図示略)からの
出力信号として得られる舵角ΘH と、この舵角ΘH から
演算される舵角変化率ΔΘH (舵角ΘH の時間微分値)
とが読み込まれる。
クチュエータ11の作動制御の内容について説明する
が、図中Si(i=1、2、・・)は、各ステップを示
すものである。先ず、S1において、車速センサ(図示
略)からの出力信号として得られる車速Vと、ステアリ
ングシャフトに付設された舵角センサ(図示略)からの
出力信号として得られる舵角ΘH と、この舵角ΘH から
演算される舵角変化率ΔΘH (舵角ΘH の時間微分値)
とが読み込まれる。
【0021】次に、S2において、舵角ΘH に応じたア
ッパトレーリングリンク6の車体側連結点Aの上下変位
量設定値Ptoがマップ検索される。このマップは、車
速Vをパラメータとして設定されており、車輪2が旋回
外輪(外舵側の車輪)となる場合と、旋回内輪(内舵側
の車輪)となる場合とで異なるマップが設定されてい
る。即ち、旋回内輪となる場合には、舵角ΘH が大きく
なるに従って、また車速Vが大きくなるに従って、上下
変位量設定値Ptoが正の方向に大きくなる(つまり、
連結点Aを上げる)マップが設定されている。また、旋
回外輪となる場合には、舵角ΘH が大きくなるに従っ
て、また車速Vが大きくなるに従って、上下変位量Pt
oが負の方向に大きくなる(つまり、連結点Aを下げ
る)マップが設定されている。
ッパトレーリングリンク6の車体側連結点Aの上下変位
量設定値Ptoがマップ検索される。このマップは、車
速Vをパラメータとして設定されており、車輪2が旋回
外輪(外舵側の車輪)となる場合と、旋回内輪(内舵側
の車輪)となる場合とで異なるマップが設定されてい
る。即ち、旋回内輪となる場合には、舵角ΘH が大きく
なるに従って、また車速Vが大きくなるに従って、上下
変位量設定値Ptoが正の方向に大きくなる(つまり、
連結点Aを上げる)マップが設定されている。また、旋
回外輪となる場合には、舵角ΘH が大きくなるに従っ
て、また車速Vが大きくなるに従って、上下変位量Pt
oが負の方向に大きくなる(つまり、連結点Aを下げ
る)マップが設定されている。
【0023】前記のようなマップを設定するのは、次の
理由による。図2に示すように、前記サスペンション機
構1において、車輪2の車体側面視の瞬間中心Pcは、
アッパトレーリングリンク6の軸線と、1対のロアラテ
ラルリンク8,9の車体側連結点を結ぶ線との交点とし
て決定される。そして、従来技術の欄において図15に
基いて説明したように、直進走行状態の時、車輪2がバ
ンプしていない時の車輪2の車体側面視の瞬間中心Pc
対して、旋回時外舵側の車輪2(旋回外輪)がバンプす
ると、前記瞬間中心Pcが下降する。この瞬間中心Pc
の下降により、旋回遠心力等に起因するロールモーメン
トとピッチングモーメントが増加し、ダイアゴナルロー
ルが発生する。
理由による。図2に示すように、前記サスペンション機
構1において、車輪2の車体側面視の瞬間中心Pcは、
アッパトレーリングリンク6の軸線と、1対のロアラテ
ラルリンク8,9の車体側連結点を結ぶ線との交点とし
て決定される。そして、従来技術の欄において図15に
基いて説明したように、直進走行状態の時、車輪2がバ
ンプしていない時の車輪2の車体側面視の瞬間中心Pc
対して、旋回時外舵側の車輪2(旋回外輪)がバンプす
ると、前記瞬間中心Pcが下降する。この瞬間中心Pc
の下降により、旋回遠心力等に起因するロールモーメン
トとピッチングモーメントが増加し、ダイアゴナルロー
ルが発生する。
【0024】そこで、図2に示すように、旋回外輪につ
いては、アッパトレーリングリンク6の車体側連結点A
を下げると、前記瞬間中心Pcを点Pcaへ上昇させる
作用が働く。これにより、前記瞬間中心Pcの下降を抑
制して、旋回遠心力等に起因するピッチングモーメント
の増加を抑制し、アンチダイアゴナルロール性能、アン
チダイブ性能、アンチスクワァット性能を向上させるこ
とが出来る。尚、内舵側の車輪2(旋回内輪)について
は、旋回外輪と反対の挙動を示すことから、アッパトレ
ーリングリンク6の車体側連結点Aを上げることによ
り、前記瞬間中心Pcの上昇を抑制することになる。但
し、従来技術の欄で説明したように、旋回時に旋回外輪
がバンプすると、前記瞬間中心Pcが下降する方向へ変
位するため、前記瞬間中心Pcの上昇は、スタティック
状態(静止状態の自動車のステアリングホイールを回転
させたとき)での比較であり、実際の旋回走行時には前
記瞬間中心Pcの上昇により、瞬間中心Pcの下降が抑
制されることになる。
いては、アッパトレーリングリンク6の車体側連結点A
を下げると、前記瞬間中心Pcを点Pcaへ上昇させる
作用が働く。これにより、前記瞬間中心Pcの下降を抑
制して、旋回遠心力等に起因するピッチングモーメント
の増加を抑制し、アンチダイアゴナルロール性能、アン
チダイブ性能、アンチスクワァット性能を向上させるこ
とが出来る。尚、内舵側の車輪2(旋回内輪)について
は、旋回外輪と反対の挙動を示すことから、アッパトレ
ーリングリンク6の車体側連結点Aを上げることによ
り、前記瞬間中心Pcの上昇を抑制することになる。但
し、従来技術の欄で説明したように、旋回時に旋回外輪
がバンプすると、前記瞬間中心Pcが下降する方向へ変
位するため、前記瞬間中心Pcの上昇は、スタティック
状態(静止状態の自動車のステアリングホイールを回転
させたとき)での比較であり、実際の旋回走行時には前
記瞬間中心Pcの上昇により、瞬間中心Pcの下降が抑
制されることになる。
【0025】更に、このサスペンション機構1では、前
記調整手段5による調整によっても、アッパトレーリン
グリンク6の車体側連結点Aの前後方向位置に変動が生
じないため、バンプ時のキャスタ特性が変動することが
なく、旋回バンプ時のキャスタ特性を予め設定された所
期の特性(バンプの程度に応じて、キャスタ角およびキ
ャスタトレールを増大させて、アンダステア傾向とす
る)に維持することが出来る。
記調整手段5による調整によっても、アッパトレーリン
グリンク6の車体側連結点Aの前後方向位置に変動が生
じないため、バンプ時のキャスタ特性が変動することが
なく、旋回バンプ時のキャスタ特性を予め設定された所
期の特性(バンプの程度に応じて、キャスタ角およびキ
ャスタトレールを増大させて、アンダステア傾向とす
る)に維持することが出来る。
【0026】更に、旋回時に車体3に作用する外力は、
舵角ΘH が大きくなるのに応じて舵角ΘH に比例して大
きくなり、また、車速Vが大きくなるのに応じて車速V
の二乗に比例して大きくなることから、前記マップは前
記のような特性に設定されている。そして、前記調整手
段5によって、前記舵角ΘH と車速Vとをパラメータと
して、旋回外輪についてはアッパトレーリングリンク6
の車体側連結点Aを下げ、また、旋回内輪については、
アッパトレーリングリンク6の車体側連結点Aを上げる
ことにより、旋回内外輪とも、前記瞬間中心Pcの上下
変動を抑制して瞬間中心Pcの地上高を略一定に調整す
るようになっている。
舵角ΘH が大きくなるのに応じて舵角ΘH に比例して大
きくなり、また、車速Vが大きくなるのに応じて車速V
の二乗に比例して大きくなることから、前記マップは前
記のような特性に設定されている。そして、前記調整手
段5によって、前記舵角ΘH と車速Vとをパラメータと
して、旋回外輪についてはアッパトレーリングリンク6
の車体側連結点Aを下げ、また、旋回内輪については、
アッパトレーリングリンク6の車体側連結点Aを上げる
ことにより、旋回内外輪とも、前記瞬間中心Pcの上下
変動を抑制して瞬間中心Pcの地上高を略一定に調整す
るようになっている。
【0027】前記S2において、上下変位量設定値Pt
oのマップ検索後、S3において舵角変化率ΔΘH が所
定の舵角変化率ΔΘHoよりも大きいか否かの判定がなさ
れ、Noの場合にはS5において前記上下変位量設定値
Ptoを上下変位量信号Ptとし、S6において上下変
位量信号Ptをアクチュエータ11へ出力する。一方、
舵角変化率ΔΘH が所定の舵角変化率ΔΘHoよりも大き
い場合には、そうでない場合に比較して遠心力が大きく
なることに鑑み、S4において、上下変位量設定値Pt
oに所定の係数α(但し、例えば、α=1.1)を乗じ
た値を上下変位量信号Ptとし、S6において上下変位
量信号Ptをアクチュエータ11へ出力する。但し、係
数αは、舵角変化率ΔΘH の関数で決定してもよい。
oのマップ検索後、S3において舵角変化率ΔΘH が所
定の舵角変化率ΔΘHoよりも大きいか否かの判定がなさ
れ、Noの場合にはS5において前記上下変位量設定値
Ptoを上下変位量信号Ptとし、S6において上下変
位量信号Ptをアクチュエータ11へ出力する。一方、
舵角変化率ΔΘH が所定の舵角変化率ΔΘHoよりも大き
い場合には、そうでない場合に比較して遠心力が大きく
なることに鑑み、S4において、上下変位量設定値Pt
oに所定の係数α(但し、例えば、α=1.1)を乗じ
た値を上下変位量信号Ptとし、S6において上下変位
量信号Ptをアクチュエータ11へ出力する。但し、係
数αは、舵角変化率ΔΘH の関数で決定してもよい。
【0028】以上説明したように、本実施例によれば、
旋回度合が大きくなるのに応じて、旋回外輪の車体側面
視の瞬間中心Pcを上昇させるように構成してあるた
め、旋回度合が大きくなるときの前記瞬間中心Pcの地
上高の減少が抑制されて、ピッチングモーメントの増大
が抑制される。その結果、ダイアゴナルロールが抑制さ
れ、アンチダイブ性能、アンチスクワァット性能が向上
し、旋回走行時の操縦性と乗り心地が改善され、特に、
限界旋回領域での操縦性を向上できる。しかも、前記調
整手段5は、旋回度合に応じて作動するように構成さ
れ、直進走行時の通常のバンプやリバウンドに対しては
作動しないため、直進走行時に路面の凹凸部等でバン
プ、リバウンドする際には全く影響がなく、直進走行
時、特に高速直進走行時の安定性は、サスペンションジ
オメトリで設定される所期の特性に維持されることな
る。このように、本実施例によれば、自動車の直進安定
性を低下させることなく、また、旋回時のキャスタ特性
を低下させることなく、自動車の旋回時の操縦性、乗り
心地等を著しく向上させることが出来る。
旋回度合が大きくなるのに応じて、旋回外輪の車体側面
視の瞬間中心Pcを上昇させるように構成してあるた
め、旋回度合が大きくなるときの前記瞬間中心Pcの地
上高の減少が抑制されて、ピッチングモーメントの増大
が抑制される。その結果、ダイアゴナルロールが抑制さ
れ、アンチダイブ性能、アンチスクワァット性能が向上
し、旋回走行時の操縦性と乗り心地が改善され、特に、
限界旋回領域での操縦性を向上できる。しかも、前記調
整手段5は、旋回度合に応じて作動するように構成さ
れ、直進走行時の通常のバンプやリバウンドに対しては
作動しないため、直進走行時に路面の凹凸部等でバン
プ、リバウンドする際には全く影響がなく、直進走行
時、特に高速直進走行時の安定性は、サスペンションジ
オメトリで設定される所期の特性に維持されることな
る。このように、本実施例によれば、自動車の直進安定
性を低下させることなく、また、旋回時のキャスタ特性
を低下させることなく、自動車の旋回時の操縦性、乗り
心地等を著しく向上させることが出来る。
【0029】尚、前記実施例の調整手段5の構成に関し
て、図4に示すように、アッパトレーリングリンク6の
前端部をアクチュエータ11で直接上下動させる構成と
してもよいことは勿論であり、また、前記調整手段5と
しては、ベルクランク10に代わる種々の連結部材を介
してアッパトレーリングリンク6の前端部を車体3に連
結した構成にしてもよい。更に、前記実施例では、舵角
ΘH を用いて自動車の旋回度合を検出するように構成し
たが、この舵角ΘH に代えて、または舵角ΘH に加え
て、車体に作用する横加速度、舵角ΘH と車速V、車体
のヨーレート(車体のヨー方向の回転速度)を用いるよ
うにしてもよい。
て、図4に示すように、アッパトレーリングリンク6の
前端部をアクチュエータ11で直接上下動させる構成と
してもよいことは勿論であり、また、前記調整手段5と
しては、ベルクランク10に代わる種々の連結部材を介
してアッパトレーリングリンク6の前端部を車体3に連
結した構成にしてもよい。更に、前記実施例では、舵角
ΘH を用いて自動車の旋回度合を検出するように構成し
たが、この舵角ΘH に代えて、または舵角ΘH に加え
て、車体に作用する横加速度、舵角ΘH と車速V、車体
のヨーレート(車体のヨー方向の回転速度)を用いるよ
うにしてもよい。
【0030】次に、本発明の第2実施例について説明す
る。図5に示すように、このサスペンション機構1A
は、車輪2を支持するホイールサポート4の上下両端か
ら夫々前方へ延びるアッパトレーリングリンク6びロア
トレーリングリンク20と、ホイールサポート4の上下
両端から夫々車幅方向内方へ延びて車体3に連結される
アッパラテラルリンク7及びロアラテラルリンク21等
で構成され、ホイールサポート4は、タイロッド13を
介して、パワーシリンダ15で助勢されるステアリング
リンク14に連結されている。前記アッパトレーリング
リンク6の前端部を車体3に連結する車体側連結点A
は、車体3に固定された縦向き状のアクチュエータ11
の上下方向に駆動される出力軸に連結され、また、ロア
トレーリングリンク20の前端部を車体3に連結する車
体側連結点Bは、車体3に固定された縦向き状のアクチ
ュエータ11Aの上下方向に駆動される出力軸に連結さ
れている。
る。図5に示すように、このサスペンション機構1A
は、車輪2を支持するホイールサポート4の上下両端か
ら夫々前方へ延びるアッパトレーリングリンク6びロア
トレーリングリンク20と、ホイールサポート4の上下
両端から夫々車幅方向内方へ延びて車体3に連結される
アッパラテラルリンク7及びロアラテラルリンク21等
で構成され、ホイールサポート4は、タイロッド13を
介して、パワーシリンダ15で助勢されるステアリング
リンク14に連結されている。前記アッパトレーリング
リンク6の前端部を車体3に連結する車体側連結点A
は、車体3に固定された縦向き状のアクチュエータ11
の上下方向に駆動される出力軸に連結され、また、ロア
トレーリングリンク20の前端部を車体3に連結する車
体側連結点Bは、車体3に固定された縦向き状のアクチ
ュエータ11Aの上下方向に駆動される出力軸に連結さ
れている。
【0031】前記車体側連結点Aの上下方向位置を調整
する調整手段5Aは、アクチュエータ11とコントロー
ラ12Aとで構成され、この調整手段5Aの調整内容
は、前記実施例と同様で、旋回度合に応じて、旋回外輪
については車体側連結点Aを下げ、旋回内輪については
車体側連結点Aを上げるように調整する。また、前記車
体側連結点Bの上下方向位置を調整する調整手段5B
は、アクチュエータ11Aとコントローラ12Aとで構
成され、この調整手段5Bの調整内容も前記実施例と略
同様で、旋回度合に応じて、旋回外輪については車体側
連結点Bを下げ、旋回内輪については車体側連結点Bを
上げるように調整する。
する調整手段5Aは、アクチュエータ11とコントロー
ラ12Aとで構成され、この調整手段5Aの調整内容
は、前記実施例と同様で、旋回度合に応じて、旋回外輪
については車体側連結点Aを下げ、旋回内輪については
車体側連結点Aを上げるように調整する。また、前記車
体側連結点Bの上下方向位置を調整する調整手段5B
は、アクチュエータ11Aとコントローラ12Aとで構
成され、この調整手段5Bの調整内容も前記実施例と略
同様で、旋回度合に応じて、旋回外輪については車体側
連結点Bを下げ、旋回内輪については車体側連結点Bを
上げるように調整する。
【0032】このように、旋回外輪に関しては両方の車
体側連結点A,Bを、旋回度合に応じて下げ、また、旋
回内輪に関しては両方の車体側連結点A,Bを、旋回度
合に応じて上げることにより、前記車体側面視の瞬間中
心Pcの下降を抑制して、瞬間中心Pcの地上高を略一
定に維持でき、同時に車輪から車体側面視の瞬間中心P
cまでのレバー長(図15のL1に相当する)の増大を
抑制して略一定に維持できる。
体側連結点A,Bを、旋回度合に応じて下げ、また、旋
回内輪に関しては両方の車体側連結点A,Bを、旋回度
合に応じて上げることにより、前記車体側面視の瞬間中
心Pcの下降を抑制して、瞬間中心Pcの地上高を略一
定に維持でき、同時に車輪から車体側面視の瞬間中心P
cまでのレバー長(図15のL1に相当する)の増大を
抑制して略一定に維持できる。
【0033】次に、第3実施例について説明する。図6
〜図8に示すように、このサスペンション機構1Bは、
前端部において車輪2を支持するホイールサポート4に
連結されたアッパトレーリングリンク6と、このアッパ
トレーリングリンク6の後端部を車体3に連結する上下
方向に傾斜状の補助リンク24と、ホイールサポート4
の中段部の後方へ突出した腕部に連結されて車幅方向内
方へ延びるアッパラテラルリンク7と、ホイールサポー
ト4の下端部に連結されて車幅方向内方へ延びる1対の
ロアラテラルリンク8,9と、後端部が補助リンク24
に連結され且つ前端部がホイールサポート4から車幅方
向内方へ突出した腕部4aに連結されたアシストリンク
25等で構成され、ホイールサポート4に連結されたタ
イロッド13は、パワーシリンダ15で助勢されるステ
アリングリンク14に連結されている。
〜図8に示すように、このサスペンション機構1Bは、
前端部において車輪2を支持するホイールサポート4に
連結されたアッパトレーリングリンク6と、このアッパ
トレーリングリンク6の後端部を車体3に連結する上下
方向に傾斜状の補助リンク24と、ホイールサポート4
の中段部の後方へ突出した腕部に連結されて車幅方向内
方へ延びるアッパラテラルリンク7と、ホイールサポー
ト4の下端部に連結されて車幅方向内方へ延びる1対の
ロアラテラルリンク8,9と、後端部が補助リンク24
に連結され且つ前端部がホイールサポート4から車幅方
向内方へ突出した腕部4aに連結されたアシストリンク
25等で構成され、ホイールサポート4に連結されたタ
イロッド13は、パワーシリンダ15で助勢されるステ
アリングリンク14に連結されている。
【0034】前記アッパトレーリングリンク6の後端部
を車体3に連結する車体側連結点Cを、舵角に応じて上
下方向に変位させる為の調整機構26は、前記補助リン
ク24とアシストリンク25とで構成されている。この
調整機構26の作用について説明すると、旋回外輪につ
いては、車輪2が矢印27方向へ転舵されると、腕部4
aを介してアシストリンク25が後方へ変位し、アシス
トリンク25の後方への変位に連動して補助リンク24
が後方へ揺動し、アシストリンク25の下端部つまり車
体側連結点Cが上方へ変位する。その結果、この旋回外
輪の車体側面視の瞬間中心Pcが上方へ移動する。尚、
旋回内輪の車体側連結点Pcは、前記とは逆方向へ移動
する。但し、前記調整機構26の特性は、あくまでスタ
ティック状態(走行状態でない静止状態においてステア
リングハンドルを操作した場合)における特性であっ
て、実際の走行時には、旋回に応じて、旋回外輪がバン
プし、その外側バンプにより車体側面視の瞬間中心Pc
が下降することになるが、前記調整機構26の調整作用
により、前記瞬間中心26の下降が抑制され、前記瞬間
中心Pcの実際の地上高は、略一定状態に維持されるこ
とになる。
を車体3に連結する車体側連結点Cを、舵角に応じて上
下方向に変位させる為の調整機構26は、前記補助リン
ク24とアシストリンク25とで構成されている。この
調整機構26の作用について説明すると、旋回外輪につ
いては、車輪2が矢印27方向へ転舵されると、腕部4
aを介してアシストリンク25が後方へ変位し、アシス
トリンク25の後方への変位に連動して補助リンク24
が後方へ揺動し、アシストリンク25の下端部つまり車
体側連結点Cが上方へ変位する。その結果、この旋回外
輪の車体側面視の瞬間中心Pcが上方へ移動する。尚、
旋回内輪の車体側連結点Pcは、前記とは逆方向へ移動
する。但し、前記調整機構26の特性は、あくまでスタ
ティック状態(走行状態でない静止状態においてステア
リングハンドルを操作した場合)における特性であっ
て、実際の走行時には、旋回に応じて、旋回外輪がバン
プし、その外側バンプにより車体側面視の瞬間中心Pc
が下降することになるが、前記調整機構26の調整作用
により、前記瞬間中心26の下降が抑制され、前記瞬間
中心Pcの実際の地上高は、略一定状態に維持されるこ
とになる。
【0035】次に、第4実施例について説明する。図9
に示すように、このサスペンション機構1Cは、ダブル
ピボット30によりホイールサポート4に連結された前
後1対のアッパラテラルリンク31,32と、後側のア
ッパラテラルリンク32の後端部である車体側連結点D
を車体3に連結する補助リンク33と、ホイールサポー
ト4の下端部に連結されて車幅方向内方へ延びかつ内側
端部において車体3に連結された1対のロアラテラルリ
ンク8,9と、前側のラテラルリンク31の途中部と補
助リンク33間を連結するコントロールリンク34等で
構成されている。前記後側のアッパラテラルリンク32
の後端部の車体側連結点Dを、舵角に応じて上下方向に
変位させる為の調整機構35は、前記補助リンク33と
コントロールリンク34とで構成されている。
に示すように、このサスペンション機構1Cは、ダブル
ピボット30によりホイールサポート4に連結された前
後1対のアッパラテラルリンク31,32と、後側のア
ッパラテラルリンク32の後端部である車体側連結点D
を車体3に連結する補助リンク33と、ホイールサポー
ト4の下端部に連結されて車幅方向内方へ延びかつ内側
端部において車体3に連結された1対のロアラテラルリ
ンク8,9と、前側のラテラルリンク31の途中部と補
助リンク33間を連結するコントロールリンク34等で
構成されている。前記後側のアッパラテラルリンク32
の後端部の車体側連結点Dを、舵角に応じて上下方向に
変位させる為の調整機構35は、前記補助リンク33と
コントロールリンク34とで構成されている。
【0036】この調整機構35の作用について説明する
と、車輪2が外舵方向(矢印36方向)へ転舵される
と、ダブルピボット30の瞬間中心30C回りに回動す
るため、アッパラテラルリンク31からコントロールリ
ンク34へ矢印方向の変位が伝達されて、補助リンク3
3が揺動し、車体側連結点Dが矢印方向へ、つまり斜め
上方へ変位することになる。その結果、この旋回外輪の
車体側面視の瞬間中心Pcは上昇方向へ変位することに
なる。尚、旋回内輪については、前記と逆方向への挙動
となる。但し、前記の作用は、あくまで、スタティック
状態における挙動であり、前記実施例と同様に、実際の
走行時には、旋回に応じて、旋回外輪がバンプし、その
外側バンプにより車体側面視の瞬間中心Pcが下降する
ことになるが、前記調整機構35の調整作用により、前
記瞬間中心Pcの下降が抑制され、前記瞬間中心Pcの
実際の地上高は、略一定状態に維持されることになる。
と、車輪2が外舵方向(矢印36方向)へ転舵される
と、ダブルピボット30の瞬間中心30C回りに回動す
るため、アッパラテラルリンク31からコントロールリ
ンク34へ矢印方向の変位が伝達されて、補助リンク3
3が揺動し、車体側連結点Dが矢印方向へ、つまり斜め
上方へ変位することになる。その結果、この旋回外輪の
車体側面視の瞬間中心Pcは上昇方向へ変位することに
なる。尚、旋回内輪については、前記と逆方向への挙動
となる。但し、前記の作用は、あくまで、スタティック
状態における挙動であり、前記実施例と同様に、実際の
走行時には、旋回に応じて、旋回外輪がバンプし、その
外側バンプにより車体側面視の瞬間中心Pcが下降する
ことになるが、前記調整機構35の調整作用により、前
記瞬間中心Pcの下降が抑制され、前記瞬間中心Pcの
実際の地上高は、略一定状態に維持されることになる。
【0037】次に、第5実施例について説明する。図1
0に示すように、このダブルウィッシュボン型のサスペ
ンション機構1Dは、ホイールサポート4の上端部に連
結されて車幅方向内方へ延び且つ内端部において車体3
に連結された前後1対のアッパラテラルリンク38,3
9と、ホイールサポート4の下端部に連結されて車幅方
向内方へ延びる1対のロアラテラルリンク8,9とで構
成され、ロアラテラルリンク8の内端部は車体3に連結
され、またロアラテラルリンク9の内端部は調整機構4
0を介して車体3に連結され、タイロッド13は、パワ
ーシリンダ15で助勢されるステアリングリンク14に
連結されている。
0に示すように、このダブルウィッシュボン型のサスペ
ンション機構1Dは、ホイールサポート4の上端部に連
結されて車幅方向内方へ延び且つ内端部において車体3
に連結された前後1対のアッパラテラルリンク38,3
9と、ホイールサポート4の下端部に連結されて車幅方
向内方へ延びる1対のロアラテラルリンク8,9とで構
成され、ロアラテラルリンク8の内端部は車体3に連結
され、またロアラテラルリンク9の内端部は調整機構4
0を介して車体3に連結され、タイロッド13は、パワ
ーシリンダ15で助勢されるステアリングリンク14に
連結されている。
【0038】前記ロアラテラルリンク9の内端部の車体
側連結点Eを、舵角に応じて上下方向に変位させる為の
調整機構40は、両端部において車体3に固定された縦
向きのガイド軸41と、このガイド軸41に沿って昇降
方向にのみ移動自在であって一端部においてロアラテラ
ルリンク9の内端の車体側連結点Eに連結された昇降リ
ンク42と、昇降リンク42の他端部を車体3に連結す
る補助リンク43等で構成されている。
側連結点Eを、舵角に応じて上下方向に変位させる為の
調整機構40は、両端部において車体3に固定された縦
向きのガイド軸41と、このガイド軸41に沿って昇降
方向にのみ移動自在であって一端部においてロアラテラ
ルリンク9の内端の車体側連結点Eに連結された昇降リ
ンク42と、昇降リンク42の他端部を車体3に連結す
る補助リンク43等で構成されている。
【0039】前記調整機構40の作用について説明する
と、車輪2が外舵方向(矢印44方向)へ転舵される
と、ロアラテラルリンク9が矢印方向へ変位するため、
昇降リンク42は回動しつつ上昇し、車体側連結点Eが
上昇する。その結果、この車輪2に関する車体側面視の
瞬間中心Pcが上昇することになる。尚、旋回内輪のサ
スペンション機構1Dでは、前記とは逆の挙動となる。
これにより、実際の走行時、旋回外輪の車体側面視の瞬
間中心Pcの下降が抑制され、また、旋回内輪の車体側
面視の瞬間中心Pcの上昇が抑制され、両瞬間中心Pc
の地上高は略一定高さ位置に維持されることになる。
と、車輪2が外舵方向(矢印44方向)へ転舵される
と、ロアラテラルリンク9が矢印方向へ変位するため、
昇降リンク42は回動しつつ上昇し、車体側連結点Eが
上昇する。その結果、この車輪2に関する車体側面視の
瞬間中心Pcが上昇することになる。尚、旋回内輪のサ
スペンション機構1Dでは、前記とは逆の挙動となる。
これにより、実際の走行時、旋回外輪の車体側面視の瞬
間中心Pcの下降が抑制され、また、旋回内輪の車体側
面視の瞬間中心Pcの上昇が抑制され、両瞬間中心Pc
の地上高は略一定高さ位置に維持されることになる。
【0040】次に、第6実施例について説明する。図1
1に示すように、このダブルウィッシュボン型のサスペ
ンション機構1Eは、ホイールサポート4の上端部に連
結された1対のアッパラテラルリンク38,39と、ホ
イールサポート4の下端部に連結された1対のロアラテ
ラルリンク8,9とで構成され、後側のロアラテラルリ
ンク9の車体側連結点Eは、調整機構46を介してステ
アリングリンク14に連結され且つ車体3に支持されて
いる。ホイールサポート4に連結されたタイロッド13
は、パワーシリンダ15で助勢されるステアリングリン
ク14に連結されている。
1に示すように、このダブルウィッシュボン型のサスペ
ンション機構1Eは、ホイールサポート4の上端部に連
結された1対のアッパラテラルリンク38,39と、ホ
イールサポート4の下端部に連結された1対のロアラテ
ラルリンク8,9とで構成され、後側のロアラテラルリ
ンク9の車体側連結点Eは、調整機構46を介してステ
アリングリンク14に連結され且つ車体3に支持されて
いる。ホイールサポート4に連結されたタイロッド13
は、パワーシリンダ15で助勢されるステアリングリン
ク14に連結されている。
【0041】前記調整機構46は、舵角に応じて車体側
連結点Eを上下方向に変位させる為のもので、この調整
機構46は、内端部において車体側連結点Eに連結され
たクランクリンク47と、クランクリンク47の外端部
をステアリングリンク14に連結する補助リンク48等
で構成されている。前記クランクリンク47は、車体3
に回動自在に支持された前後方向向きの枢支部47a
と、枢支部47aの後端から上方へ延びて補助リンク4
8の後端部に連結された入力腕部47bと、枢支部47
aの前端部から車幅方向内方へ延びて車体側連結点Eに
連結される出力腕部47cとからなる。
連結点Eを上下方向に変位させる為のもので、この調整
機構46は、内端部において車体側連結点Eに連結され
たクランクリンク47と、クランクリンク47の外端部
をステアリングリンク14に連結する補助リンク48等
で構成されている。前記クランクリンク47は、車体3
に回動自在に支持された前後方向向きの枢支部47a
と、枢支部47aの後端から上方へ延びて補助リンク4
8の後端部に連結された入力腕部47bと、枢支部47
aの前端部から車幅方向内方へ延びて車体側連結点Eに
連結される出力腕部47cとからなる。
【0042】前記調整機構46の作用について説明する
と、車輪2が外舵方向(矢印49方向)へ転舵されると
き、ステアリングリンク14が矢印方向へ移動するた
め、クランクリンク47の入力腕部47bが矢印方向へ
回動し、車体側連結点Eが上昇方向へ変位することにな
る。尚、内舵側車輪2のサスペンション機構1Eの挙動
は前記とは逆方向になる。その結果、外舵側の車輪2に
ついては、舵角に応じて車体側面視の瞬間中心Pcの下
降が抑制され、また、内舵側車輪2については、舵角に
応じて車体側面視の瞬間中心Pcの上昇が抑制されるた
め、両瞬間中心Pcの地上高は、略一定に維持されるこ
とになる。
と、車輪2が外舵方向(矢印49方向)へ転舵されると
き、ステアリングリンク14が矢印方向へ移動するた
め、クランクリンク47の入力腕部47bが矢印方向へ
回動し、車体側連結点Eが上昇方向へ変位することにな
る。尚、内舵側車輪2のサスペンション機構1Eの挙動
は前記とは逆方向になる。その結果、外舵側の車輪2に
ついては、舵角に応じて車体側面視の瞬間中心Pcの下
降が抑制され、また、内舵側車輪2については、舵角に
応じて車体側面視の瞬間中心Pcの上昇が抑制されるた
め、両瞬間中心Pcの地上高は、略一定に維持されるこ
とになる。
【0043】次に、第7実施例について説明する。図1
2に示すように、このストラット式のサスペンション機
構1Fは、上端部においてサスペンションスプリング5
1を介して車体3に連結され且つ下端部においてネジ機
構からなる調整機構52を介してホイールサポート4に
連結されたストラット50と、ホイールサポート4の下
端部に連結されて車幅方向内方へ延び且つ内端部が車体
3に連結された1対のロアラテラルリンク8,9等で構
成され、ホイールサポート4に連結されたタイロッド1
3は、パワーシリンダ15で助勢されるステアリングリ
ンク14に連結されている。前記調整機構52は、舵角
に応じて、ストラット50の有効高さ(上端の車体側連
結点と下端のホイールサポート側連結点間の長さ)を調
整することで、車輪2の車体側面視の瞬間中心Pcを上
下方向に変位させるものであり、この調整機構52は、
ストラット50をホイールサポート4に連結する連結部
に介設されたネジ機構からなり、外舵方向への転舵に応
じて、前記ストラット50の有効高さが増加するように
構成されている。
2に示すように、このストラット式のサスペンション機
構1Fは、上端部においてサスペンションスプリング5
1を介して車体3に連結され且つ下端部においてネジ機
構からなる調整機構52を介してホイールサポート4に
連結されたストラット50と、ホイールサポート4の下
端部に連結されて車幅方向内方へ延び且つ内端部が車体
3に連結された1対のロアラテラルリンク8,9等で構
成され、ホイールサポート4に連結されたタイロッド1
3は、パワーシリンダ15で助勢されるステアリングリ
ンク14に連結されている。前記調整機構52は、舵角
に応じて、ストラット50の有効高さ(上端の車体側連
結点と下端のホイールサポート側連結点間の長さ)を調
整することで、車輪2の車体側面視の瞬間中心Pcを上
下方向に変位させるものであり、この調整機構52は、
ストラット50をホイールサポート4に連結する連結部
に介設されたネジ機構からなり、外舵方向への転舵に応
じて、前記ストラット50の有効高さが増加するように
構成されている。
【0044】前記調整機構52の作用について説明する
と、車輪2の車体側面視の瞬間中心Pcは、1対のロア
ラテラル8,9の内端の車体側連結点を結ぶ線53と、
ストラット50の上端においてストラット50の軸線か
ら直角に延ばした線54との交点として決定される。外
舵側の車輪2については、舵角に応じてストラット50
の有効高さを増加させ、前記線54を線54Aの方へ変
化させて瞬間中心Pcを上昇させ、また、内舵側の車輪
2については舵角に応じてストラット50の有効高さを
減少させて瞬間中心Pcを下降させる。その結果、旋回
外輪については、舵角に応じて瞬間中心Pcの下降が抑
制され、また、旋回外輪については、舵角に応じて瞬間
中心Pcの上昇が抑制され、これにより旋回走行時の両
瞬間中心Pcの地上高は、略一定に維持されることにな
る。
と、車輪2の車体側面視の瞬間中心Pcは、1対のロア
ラテラル8,9の内端の車体側連結点を結ぶ線53と、
ストラット50の上端においてストラット50の軸線か
ら直角に延ばした線54との交点として決定される。外
舵側の車輪2については、舵角に応じてストラット50
の有効高さを増加させ、前記線54を線54Aの方へ変
化させて瞬間中心Pcを上昇させ、また、内舵側の車輪
2については舵角に応じてストラット50の有効高さを
減少させて瞬間中心Pcを下降させる。その結果、旋回
外輪については、舵角に応じて瞬間中心Pcの下降が抑
制され、また、旋回外輪については、舵角に応じて瞬間
中心Pcの上昇が抑制され、これにより旋回走行時の両
瞬間中心Pcの地上高は、略一定に維持されることにな
る。
【0045】次に、以上説明した8つの実施例に関し
て、前輪の車体側面視の瞬間中心Pcを、旋回度合に応
じて変化させる特性について包括的に説明する。一般
に、直進走行時、特に直進高速走行時の安定性と乗り心
地性を確保する為、また、旋回走行時のバンプハイキャ
スタ化を図る観点から、前輪の車体側面視の瞬間中心P
cをあまり高く設定ぜずに比較的低く設定するが、この
ような特性のサスペンションジオメトリを採用した場合
に、前輪のバンプ時にその車輪2の車体側面視の瞬間中
心Pcがバンプに応じて略リニアに下降する特性とな
る。本発明の前記種々のサスペンション機構1〜1Fで
は、調整手段5,5A,5Bや調整機構26,35,4
0,46,52を介して、旋回度合や舵角の増大に応じ
て、旋回外輪の車体側面視の瞬間中心Pcの下降を抑制
し、また、旋回内輪の車体側面視の瞬間中心Pcの上昇
を抑制するように構成し、旋回走行時における前記瞬間
中心Pcの地上高を略一定化する。
て、前輪の車体側面視の瞬間中心Pcを、旋回度合に応
じて変化させる特性について包括的に説明する。一般
に、直進走行時、特に直進高速走行時の安定性と乗り心
地性を確保する為、また、旋回走行時のバンプハイキャ
スタ化を図る観点から、前輪の車体側面視の瞬間中心P
cをあまり高く設定ぜずに比較的低く設定するが、この
ような特性のサスペンションジオメトリを採用した場合
に、前輪のバンプ時にその車輪2の車体側面視の瞬間中
心Pcがバンプに応じて略リニアに下降する特性とな
る。本発明の前記種々のサスペンション機構1〜1Fで
は、調整手段5,5A,5Bや調整機構26,35,4
0,46,52を介して、旋回度合や舵角の増大に応じ
て、旋回外輪の車体側面視の瞬間中心Pcの下降を抑制
し、また、旋回内輪の車体側面視の瞬間中心Pcの上昇
を抑制するように構成し、旋回走行時における前記瞬間
中心Pcの地上高を略一定化する。
【0046】その結果、既述のように、旋回走行時のピ
ッチングモーメントの増大を抑制し、アンチダイアゴナ
ルロール特性、アンチダイブ性能、アンチスクワァット
特性を向上させて、旋回走行時の操縦安定性と乗り心地
を高め、特に限界旋回領域における諸性能の向上を図る
ことができる。ここで、前記旋回走行時における、旋回
外輪の瞬間中心Pcの下降を抑制する為のスタティック
状態を比較の基準とする瞬間中心Pcの変化特性として
は、次のように設定するものとする。尚、旋回内輪の瞬
間中心Pcの変化特性は、旋回外輪の特性と逆になるの
で、以下は、旋回外輪を対象として説明する。
ッチングモーメントの増大を抑制し、アンチダイアゴナ
ルロール特性、アンチダイブ性能、アンチスクワァット
特性を向上させて、旋回走行時の操縦安定性と乗り心地
を高め、特に限界旋回領域における諸性能の向上を図る
ことができる。ここで、前記旋回走行時における、旋回
外輪の瞬間中心Pcの下降を抑制する為のスタティック
状態を比較の基準とする瞬間中心Pcの変化特性として
は、次のように設定するものとする。尚、旋回内輪の瞬
間中心Pcの変化特性は、旋回外輪の特性と逆になるの
で、以下は、旋回外輪を対象として説明する。
【0047】第1番目の特性としては、図13に示すよ
うに、旋回度合として舵角を採用した場合、舵角の増加
に応じて、旋回外輪の車体側面視の瞬間中心Pcの上昇
方向への変化量ΔHが、リニアに増加するように設定す
る。このような特性に設定した場合にも、略目的とする
機能が達成される。
うに、旋回度合として舵角を採用した場合、舵角の増加
に応じて、旋回外輪の車体側面視の瞬間中心Pcの上昇
方向への変化量ΔHが、リニアに増加するように設定す
る。このような特性に設定した場合にも、略目的とする
機能が達成される。
【0048】第2番目の特性としては、前記第1番目の
特性に代えて、図14に示すように、先ず基本的に、舵
角の増大に応じて旋回外輪の車体側面視の瞬間中心Pc
が上昇方向へ変化する特性とし、且つ小舵角領域におい
ては変化量ΔHの変化率を比較的小さくし、また中舵角
領域においては変化量ΔHの変化率を大きくし、また大
舵角領域においては変化量ΔHの変化率を中舵角領域に
おける変化率よりも小さくなるように設定する。
特性に代えて、図14に示すように、先ず基本的に、舵
角の増大に応じて旋回外輪の車体側面視の瞬間中心Pc
が上昇方向へ変化する特性とし、且つ小舵角領域におい
ては変化量ΔHの変化率を比較的小さくし、また中舵角
領域においては変化量ΔHの変化率を大きくし、また大
舵角領域においては変化量ΔHの変化率を中舵角領域に
おける変化率よりも小さくなるように設定する。
【0049】小舵角領域においては、旋回遠心力も小さ
いためロールモーメント及びピッチングモーメントも小
さいことに鑑みたものである。中舵角領域においては、
旋回遠心力も相当大きくなってロールモーメント及びピ
ッチングモーメントが大きくなることから、バンプ量が
大きくなり、前記瞬間中心Pcの下降が急速に進行する
ことに鑑み、アンチダイアゴナルロール性能、アンチダ
イブ性能、等の姿勢安定性を確保する為に、前記のよう
に設定するものとする。大舵角領域においては、中舵角
領域と同様に前記瞬間中心Pcの下降傾向が著しくなる
が、予め設定されたキャスタ特性の変動を多少抑制し、
バンプハイキャスタ化を図り、セルフアライニングトル
クを確保し、且つ操舵力を増してアンダステア化を図る
為に、つまり、旋回操縦性を確保する観点からこのよう
に設定する。尚、前記実施例では、実際の旋回走行状態
における前記瞬間中心Pcの地上高を略一定化するよう
に調整することとしたが、積極的に前記瞬間中心Pcの
地上高を増加させるように構成することも可能で、この
場合ピッチングモーメントを減少させて姿勢安定性を一
層向上させることが可能になる。
いためロールモーメント及びピッチングモーメントも小
さいことに鑑みたものである。中舵角領域においては、
旋回遠心力も相当大きくなってロールモーメント及びピ
ッチングモーメントが大きくなることから、バンプ量が
大きくなり、前記瞬間中心Pcの下降が急速に進行する
ことに鑑み、アンチダイアゴナルロール性能、アンチダ
イブ性能、等の姿勢安定性を確保する為に、前記のよう
に設定するものとする。大舵角領域においては、中舵角
領域と同様に前記瞬間中心Pcの下降傾向が著しくなる
が、予め設定されたキャスタ特性の変動を多少抑制し、
バンプハイキャスタ化を図り、セルフアライニングトル
クを確保し、且つ操舵力を増してアンダステア化を図る
為に、つまり、旋回操縦性を確保する観点からこのよう
に設定する。尚、前記実施例では、実際の旋回走行状態
における前記瞬間中心Pcの地上高を略一定化するよう
に調整することとしたが、積極的に前記瞬間中心Pcの
地上高を増加させるように構成することも可能で、この
場合ピッチングモーメントを減少させて姿勢安定性を一
層向上させることが可能になる。
【図1】実施例に係るサスペンション装置のサスペンシ
ョン機構の斜視図である。
ョン機構の斜視図である。
【図2】図1の装置の車輪の車体側面視の瞬間中心の説
明図である。
明図である。
【図3】図1の装置の車体側連結点の高さ位置調節制御
のフローチャートである。
のフローチャートである。
【図4】変形例に係る調節手段の斜視図である。
【図5】第2実施例に係るサスペンション装置のサスペ
ンション機構の斜視図である。
ンション機構の斜視図である。
【図6】第3実施例に係るサスペンション装置のサスペ
ンション機構の斜視図である。
ンション機構の斜視図である。
【図7】図6のサスペンション機構の側面図である。
【図8】図6のサスペンション機構の平面図である。
【図9】第4実施例に係るサスペンション装置のサスペ
ンション機構の斜視図である。
ンション機構の斜視図である。
【図10】第5実施例に係るサスペンション装置のサス
ペンション機構の斜視図である。
ペンション機構の斜視図である。
【図11】第6実施例に係るサスペンション装置のサス
ペンション機構の斜視図である。
ペンション機構の斜視図である。
【図12】第7実施例に係るサスペンション装置のサス
ペンション機構の側面図である。
ペンション機構の側面図である。
【図13】前記第1〜第7実施例に係る車輪の瞬間中心
の変化量の特性図である。
の変化量の特性図である。
【図14】前記第1〜第7実施例に係る車輪の瞬間中心
の変化量の特性図である。
の変化量の特性図である。
【図15】従来技術に係る車輪の瞬間中心の説明図であ
る。
る。
【図16】図15の前輪の瞬間中心の挙動説明図であ
る。
る。
1〜1F サスペンション機構 2 車輪 3 車体 4 ホイールサポート 5,5A,5B 調整手段 6 アッパトレーリングリンク 8,9 ロアラテラルリンク 11,11A アクチュエータ 12,12A コントローラ 13 タイロッド 14 ステアリングリンク 20 ロアトレーリングリンク 24,33 補助リンク 25 アシストリンク 26,35,40,46,52 調整機構 A〜E 車体側連結点 30 ダブルピボット 31,32 ラテラルリンク 34 コントロールリンク 50 ストラット
Claims (17)
- 【請求項1】 自動車の転舵可能な車輪のサスペンショ
ン装置であって、 前記車輪を支持するホイールサポートと車体との間に架
設されたサスペンション機構と、 自動車の旋回度合に応じて、前記車輪の車体側面視の瞬
間中心の地上高を変化させるよう、前記サスペンション
機構を調整する調整手段を備えたことを特徴とする自動
車のサスペンション装置。 - 【請求項2】 自動車の転舵可能な車輪のサスペンショ
ン装置であって、前記車輪を支持するホイールサポート
と車体との間に架設されたサスペンション機構と、 舵角に応じて、前記車輪の車体側面視の瞬間中心の地上
高を変化させるよう、前記サスペンション機構を調整す
る調整手段を備えたことを特徴とする自動車のサスペン
ション装置。 - 【請求項3】 自動車の転舵可能な車輪のサスペンショ
ン装置であって、 前記車輪を支持するホイールサポートと車体との間に架
設されたサスペンション機構と、 車体に作用する横加速度に応じて、前記車輪の車体側面
視の瞬間中心の地上高を変化させるよう、前記サスペン
ション機構を調整する調整手段を備えたことを特徴とす
る自動車のサスペンション装置。 - 【請求項4】 自動車の転舵可能な車輪のサスペンショ
ン装置であって、 前記車輪を支持するホイールサポートと車体との間に架
設されたサスペンション機構と、 舵角と車速に応じて、前記車輪の車体側面視の瞬間中心
の地上高を変化させるよう、前記サスペンション機構を
調整する調整手段を備えたことを特徴とする自動車のサ
スペンション装置。 - 【請求項5】 前記サスペンション機構が、前後方向に
延びるトレーリングリンクを備えており、 前記調整手段が、前記トレーリングリンクの車体側連結
点またはホイールサポート側連結点を上下動させるアク
チュエータと、このアクチュエータを自動車の旋回度合
に応じて作動させる制御手段とからなることを特徴とす
る請求項1に記載の自動車のサスペンション装置。 - 【請求項6】 前記ホイールサポートに、前記車輪を転
舵するステアリングリンクが連結されており、 前記サスペンション機構が、前後方向に延びるトレーリ
ングリンクを備え、 前記調整手段が、前記ステアリングリンクによる前記車
輪の転舵動作に連動して前記トレーリングリンクの車体
側連結点またはホイールサポート側連結点を上下動させ
るように構成された調整機構からなることを特徴とする
請求項1に記載の自動車のサスペンション装置。 - 【請求項7】 前記調整機構は、トレーリングリンクを
車体に連結する補助リンクを含むことを特徴とする請求
項6に記載の自動車のサスペンション装置。 - 【請求項8】 前記調整機構が、前記トレーリングリン
クと車体との間に介設された補助リンクと、この補助リ
ンクと前記ホイールサポートとに連結されたアシストリ
ンクとからなることを特徴とする請求項6に記載の自動
車のサスペンション装置。 - 【請求項9】 前記ホイールサポートに、前記車輪を転
舵するステアリングリンクが連結されており、 前記サスペンション機構が、車幅方向に延びるラテラル
リンクを備えており、 前記調整手段が、前記ステアリングリンクによる前記車
輪の転舵動作に連動して前記ラテラルリンクの車体側連
結点またはホイールサポート側連結点を上下動させるよ
うに構成された調整機構からなることを特徴とする請求
項1に記載の自動車のサスペンション装置。 - 【請求項10】 前記ラテラルリンクが、前記ホイール
サポートにダブルピボットを介して連結される1対のア
ッパラテラルリンクまたはロアラテラルリンクであるこ
とを特徴とする請求項9に記載の自動車のサスペンショ
ン装置。 - 【請求項11】 前記調整機構が、前記1対のラテラル
リンクのうちの一方と車体間に介設された補助リンク
と、この補助リンクと前記1対のラテラルリンクのうち
の他方とに連結されたコントロールリンクとからなるこ
とを特徴とする請求項10に記載の自動車のサスペンシ
ョン装置。 - 【請求項12】 前記サスペンション機構が、前記ホイ
ールサポートと車体とに連結されたストラットと、車幅
方向に延びるラテラルリンクとを備え、 前記調整機構が、前記ストラットとホイールサポートと
の間に介設されたネジ機構からなることを特徴とする請
求項9に記載の自動車のサスペンション装置。 - 【請求項13】 前記調整手段は、前記自動車の旋回度
合が大きくなるのに応じて、外舵側の車輪の車体側面視
の瞬間中心を上昇させるように構成されたことを特徴と
する請求項1に記載の自動車のサスペンション装置。 - 【請求項14】 前記調整手段は、前記旋回度合が大き
くなるに従って、前記車輪の車体側面視の瞬間中心の上
昇率を大きくするように構成されたことを特徴とする請
求項13に記載の自動車のサスペンション装置。 - 【請求項15】 前記調整手段は、前記旋回度合が更に
大きくなったときには旋回度合が大きくなるに従って、
前記車輪の車体側面視の瞬間中心の上昇率を小さくする
ように構成されたことを特徴とする請求項14に記載の
自動車のサスペンション装置。 - 【請求項16】 前記調整手段は、前記舵角が大きくな
るのに応じて、外舵側の車輪の車体側面視の瞬間中心を
上昇させるように構成されたことを特徴とする請求項2
に記載の自動車のサスペンション装置。 - 【請求項17】 前記調整手段は、ステアリングリンク
を介して前記舵角に応答するように構成されたことを特
徴とする請求項16に記載の自動車のサスペンション装
置。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20759492A JPH0624232A (ja) | 1992-07-09 | 1992-07-09 | 自動車のサスペンション装置 |
| DE4323024A DE4323024A1 (de) | 1992-07-09 | 1993-07-09 | Aufhängungssystem für Kraftfahrzeuge |
| US08/088,638 US5351985A (en) | 1992-07-09 | 1993-07-09 | Suspension system for automotive vehicles |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20759492A JPH0624232A (ja) | 1992-07-09 | 1992-07-09 | 自動車のサスペンション装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0624232A true JPH0624232A (ja) | 1994-02-01 |
Family
ID=16542361
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20759492A Pending JPH0624232A (ja) | 1992-07-09 | 1992-07-09 | 自動車のサスペンション装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0624232A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN100363193C (zh) * | 2005-09-29 | 2008-01-23 | 上海交通大学 | 前轮定位参数可调的独立前悬架系统 |
| JP2011156891A (ja) * | 2010-01-29 | 2011-08-18 | Equos Research Co Ltd | 車両用制御装置 |
| WO2018230425A1 (ja) * | 2017-06-16 | 2018-12-20 | Ntn株式会社 | サスペンション制御装置 |
-
1992
- 1992-07-09 JP JP20759492A patent/JPH0624232A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN100363193C (zh) * | 2005-09-29 | 2008-01-23 | 上海交通大学 | 前轮定位参数可调的独立前悬架系统 |
| JP2011156891A (ja) * | 2010-01-29 | 2011-08-18 | Equos Research Co Ltd | 車両用制御装置 |
| WO2018230425A1 (ja) * | 2017-06-16 | 2018-12-20 | Ntn株式会社 | サスペンション制御装置 |
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