JPH06242401A - 3ポート型光サーキュレータ - Google Patents
3ポート型光サーキュレータInfo
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- JPH06242401A JPH06242401A JP4995293A JP4995293A JPH06242401A JP H06242401 A JPH06242401 A JP H06242401A JP 4995293 A JP4995293 A JP 4995293A JP 4995293 A JP4995293 A JP 4995293A JP H06242401 A JPH06242401 A JP H06242401A
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- Japan
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- port
- light
- birefringent
- reciprocal
- fiber collimator
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 第3ポートへの出射光を一重のビームとする
ことで、光の結合効率を高くできる。 【構成】 非相反部10と、その両側の第2ポートP2
と第3ポートP3 の位置にそれぞれ配置した第2のファ
イバコリメータ32及び第3のファイバコリメータ34
と、前記第3ポートP3 に近接する第1ポートP1 の位
置に配置した第1のファイバコリメータ30とを具備す
る構造である。そして、非相反部10と第1ポートP1
の間に三角プリズム20を配置し、非相反部10と第3
ポートP3の間に第1の複屈折平行平板22と第2の複
屈折平行平板24を配置する。
ことで、光の結合効率を高くできる。 【構成】 非相反部10と、その両側の第2ポートP2
と第3ポートP3 の位置にそれぞれ配置した第2のファ
イバコリメータ32及び第3のファイバコリメータ34
と、前記第3ポートP3 に近接する第1ポートP1 の位
置に配置した第1のファイバコリメータ30とを具備す
る構造である。そして、非相反部10と第1ポートP1
の間に三角プリズム20を配置し、非相反部10と第3
ポートP3の間に第1の複屈折平行平板22と第2の複
屈折平行平板24を配置する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、45度ファラデー回転
子の両側に楔状複屈折プリズムを配置した非相反部を備
え、その片側に第2ポートを、反対側に第1及び第3ポ
ートを配置した3ポート型光サーキュレータに関するも
のである。更に詳しく述べると、非相反部と第3ポート
の間に2枚の複屈折平行平板、又は1/2波長板と複屈
折平行平板の組み合わせを挿入することにより、第3の
ポートへの出射光が一重のビームとなるようにした3ポ
ート型光サーキュレータに関するものである。この技術
は、例えば光通信システムや光計測等の分野で有用であ
る。
子の両側に楔状複屈折プリズムを配置した非相反部を備
え、その片側に第2ポートを、反対側に第1及び第3ポ
ートを配置した3ポート型光サーキュレータに関するも
のである。更に詳しく述べると、非相反部と第3ポート
の間に2枚の複屈折平行平板、又は1/2波長板と複屈
折平行平板の組み合わせを挿入することにより、第3の
ポートへの出射光が一重のビームとなるようにした3ポ
ート型光サーキュレータに関するものである。この技術
は、例えば光通信システムや光計測等の分野で有用であ
る。
【0002】
【従来の技術】複屈折プリズムなどを使用した4ポート
型光サーキュレータは以前から知られていたが、通常の
用途では、4ポートのうち3ポートしか使用されない。
そこで最近、小型の3ポート型光サーキュレータが、提
案された(例えば特開平1−287528号公報)。こ
れは光学軸が面に対して約45度の角度をなす複屈折板
を異常光が透過する際に光軸が横ずれすること、及びフ
ァラデー回転子の非相反性を利用したものである。ここ
では少なくとも4枚の複屈折板を使用し、それらの間に
少なくとも1個の45度ファラデー回転子を介装する。
そして、その結合体の一方の側に2本の光ファイバを並
置し、他方の側にレンズを介して1本の光ファイバを設
ける構成である。3本の各光ファイバがそれぞれポート
となる。
型光サーキュレータは以前から知られていたが、通常の
用途では、4ポートのうち3ポートしか使用されない。
そこで最近、小型の3ポート型光サーキュレータが、提
案された(例えば特開平1−287528号公報)。こ
れは光学軸が面に対して約45度の角度をなす複屈折板
を異常光が透過する際に光軸が横ずれすること、及びフ
ァラデー回転子の非相反性を利用したものである。ここ
では少なくとも4枚の複屈折板を使用し、それらの間に
少なくとも1個の45度ファラデー回転子を介装する。
そして、その結合体の一方の側に2本の光ファイバを並
置し、他方の側にレンズを介して1本の光ファイバを設
ける構成である。3本の各光ファイバがそれぞれポート
となる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の3ポー
ト型光サーキュレータは、偏光素子として平行平面の複
屈折板を用いており、そのためポート間隔が非常に狭く
なる問題がある。これは複屈折板による光線のシフト
量、すなわち常光と異常光の分離間隔が極めて少ないこ
とが原因である。そのためファイバ先端にコリメータレ
ンズを設けることができない。光線のシフト量を大きく
するためには、複屈折板を厚くすることが考えられる
が、そうすると装置が大型化するばかりでなく、高価な
ものとなる。
ト型光サーキュレータは、偏光素子として平行平面の複
屈折板を用いており、そのためポート間隔が非常に狭く
なる問題がある。これは複屈折板による光線のシフト
量、すなわち常光と異常光の分離間隔が極めて少ないこ
とが原因である。そのためファイバ先端にコリメータレ
ンズを設けることができない。光線のシフト量を大きく
するためには、複屈折板を厚くすることが考えられる
が、そうすると装置が大型化するばかりでなく、高価な
ものとなる。
【0004】そこで、楔状複屈折プリズムが45度ファ
ラデー回転子の両側に位置し、且つ互いの厚肉部と薄肉
部が相対向するように組み合わせて非相反部とし、その
片側に第2ポートを、反対側に第1及び第3ポートをそ
れぞれ配置する構成が考えられた。この構成は、楔状複
屈折プリズムを用いているため、第1ポートと第3ポー
トとが平行ではなく角度をなすから、ファイバコリメー
タを設置できる程度に間隔を設けることができる。しか
し、この構成では、第2のポートから第3のポートへの
出射光が二重のビームとなり、挿入損失は小さくなら
ず、アイソレーションも充分大きくとれない。また、楔
状複屈折プリズムの頂角を大きく(例えばルチル単結晶
を用いた場合は11〜31度程度)とることによって、
第1ポートと第3ポートとのなす角度を更に大きくと
り、ファイバコリメータの固定自由度を増し組立調整を
容易にすることもできるが、楔状複屈折プリズムが厚く
なり、コスト増大を招く。
ラデー回転子の両側に位置し、且つ互いの厚肉部と薄肉
部が相対向するように組み合わせて非相反部とし、その
片側に第2ポートを、反対側に第1及び第3ポートをそ
れぞれ配置する構成が考えられた。この構成は、楔状複
屈折プリズムを用いているため、第1ポートと第3ポー
トとが平行ではなく角度をなすから、ファイバコリメー
タを設置できる程度に間隔を設けることができる。しか
し、この構成では、第2のポートから第3のポートへの
出射光が二重のビームとなり、挿入損失は小さくなら
ず、アイソレーションも充分大きくとれない。また、楔
状複屈折プリズムの頂角を大きく(例えばルチル単結晶
を用いた場合は11〜31度程度)とることによって、
第1ポートと第3ポートとのなす角度を更に大きくと
り、ファイバコリメータの固定自由度を増し組立調整を
容易にすることもできるが、楔状複屈折プリズムが厚く
なり、コスト増大を招く。
【0005】また、この非相反部を二段縦続配置する構
成も考えられる。この構成は、第2ポートから第3ポー
トへの出射光がほぼ一重のビームとなり、アイソレーシ
ョンが充分大きくとれる。また、楔状複屈折プリズムの
頂角を極端に大きくしなくても、第1ポートと第3ポー
トとのなす角度を大きくでき、ファイバコリメータを容
易に配置できる。しかし、非相反部を二段に組み合わせ
るため、大型化するとともに、高価になってしまう。
成も考えられる。この構成は、第2ポートから第3ポー
トへの出射光がほぼ一重のビームとなり、アイソレーシ
ョンが充分大きくとれる。また、楔状複屈折プリズムの
頂角を極端に大きくしなくても、第1ポートと第3ポー
トとのなす角度を大きくでき、ファイバコリメータを容
易に配置できる。しかし、非相反部を二段に組み合わせ
るため、大型化するとともに、高価になってしまう。
【0006】本発明の目的は、第3ポートへの出射光を
一重のビームとすることで、光の結合効率を高くするこ
とができる3ポート型光サーキュレータを提供すること
である。
一重のビームとすることで、光の結合効率を高くするこ
とができる3ポート型光サーキュレータを提供すること
である。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、非相反部と、
その両側の第2ポートと第3ポートの位置にそれぞれ配
置した第2のファイバコリメータ及び第3のファイバコ
リメータと、前記第3ポートに近接する第1ポートの位
置に配置した第1のファイバコリメータとを具備した3
ポート型光サーキュレータを前提にする。ここで、前記
非相反部は45度ファラデー回転子の両側にそれぞれ楔
状複屈折プリズムを、それらの厚肉部と薄肉部とが相対
向して両光学軸が互いにほぼ45度をなすように組み合
わせた構造である。そして前記第1のファイバコリメー
タは偏波保存光ファイバを有し、第1ポートからの直線
偏光信号光は非相反部を通って第2ポートに結合し、第
2ポートからの信号光は非相反部を通って第3ポートに
結合する。特に本発明は、非相反部と第3のファイバコ
リメータの間に第1の複屈折平行平板と第2の複屈折平
行平板を挿入した構造であり、この点に特徴がある。こ
こで、第1の複屈折平行平板の光学軸はそれに隣接する
楔状複屈折プリズムの光学軸に対して直交又は平行し、
第1と第2の複屈折平行平板の光学軸は互いに直交する
関係としている。第1の複屈折平行平板は、非相反部か
ら第1の複屈折平行平板に達した2本の分離光のうち、
異常光が屈折して、常光の偏光方向の延長線上で出射す
る厚さとする。第2の複屈折平行平板は、第1の複屈折
平行平板から到達した両分離光のうち、異常光が屈折し
て、常光と一重になって出射する厚さとする。
その両側の第2ポートと第3ポートの位置にそれぞれ配
置した第2のファイバコリメータ及び第3のファイバコ
リメータと、前記第3ポートに近接する第1ポートの位
置に配置した第1のファイバコリメータとを具備した3
ポート型光サーキュレータを前提にする。ここで、前記
非相反部は45度ファラデー回転子の両側にそれぞれ楔
状複屈折プリズムを、それらの厚肉部と薄肉部とが相対
向して両光学軸が互いにほぼ45度をなすように組み合
わせた構造である。そして前記第1のファイバコリメー
タは偏波保存光ファイバを有し、第1ポートからの直線
偏光信号光は非相反部を通って第2ポートに結合し、第
2ポートからの信号光は非相反部を通って第3ポートに
結合する。特に本発明は、非相反部と第3のファイバコ
リメータの間に第1の複屈折平行平板と第2の複屈折平
行平板を挿入した構造であり、この点に特徴がある。こ
こで、第1の複屈折平行平板の光学軸はそれに隣接する
楔状複屈折プリズムの光学軸に対して直交又は平行し、
第1と第2の複屈折平行平板の光学軸は互いに直交する
関係としている。第1の複屈折平行平板は、非相反部か
ら第1の複屈折平行平板に達した2本の分離光のうち、
異常光が屈折して、常光の偏光方向の延長線上で出射す
る厚さとする。第2の複屈折平行平板は、第1の複屈折
平行平板から到達した両分離光のうち、異常光が屈折し
て、常光と一重になって出射する厚さとする。
【0008】また非相反部と第3のファイバコリメータ
の間に1/2波長板と複屈折平行平板を挿入した構造と
してもよい。ここで、1/2波長板の光学軸は非相反部
から1/2波長板に達した2本の分離光の入射点を結ぶ
方向と一方の分離光の偏光面とのなす角度の1/2に設
定し、複屈折平行平板の光学軸は両分離光の入射点を結
ぶ方向に設定する。複屈折平行平板は、1/2波長板か
ら到達した両分離光のうち、異常光が屈折して、常光と
一重となって出射する厚さとする。
の間に1/2波長板と複屈折平行平板を挿入した構造と
してもよい。ここで、1/2波長板の光学軸は非相反部
から1/2波長板に達した2本の分離光の入射点を結ぶ
方向と一方の分離光の偏光面とのなす角度の1/2に設
定し、複屈折平行平板の光学軸は両分離光の入射点を結
ぶ方向に設定する。複屈折平行平板は、1/2波長板か
ら到達した両分離光のうち、異常光が屈折して、常光と
一重となって出射する厚さとする。
【0009】更に、上記のサーキュレータの構造に加え
て非相反部と第1のファイバコリメータとの間に、断面
ほぼ三角形状のプリズムを、その頂部が第3ポート方向
を向くように配置するのが好ましい。
て非相反部と第1のファイバコリメータとの間に、断面
ほぼ三角形状のプリズムを、その頂部が第3ポート方向
を向くように配置するのが好ましい。
【0010】
【作用】偏波保存光ファイバを通って第1ポートから入
射した光線は、非相反部における各光学部品で、屈折あ
るいは偏光面が回転しながら第2ポートに出射する。第
2ポートから入射した光線は、非相反部で分離して、偏
光方向が互いに直交した2本の分離光となって、第1の
複屈折平行平板に達する。第1の複屈折平行平板の光学
軸は、隣接する楔状複屈折プリズムの光学軸に対して直
交又は平行であるから、両分離光のうち一方は常光、他
方は異常光となる。複屈折平行平板に入射した光線のう
ち、常光は直進し、異常光は偏光方向に屈折する。第1
の複屈折平行平板を通過すると、異常光が屈折して、そ
の出射点が常光の偏光方向の延長線上にずれる。第1と
第2の複屈折平行平板の偏光方向は直交しているので、
第2の複屈折平行平板では、常光は異常光に、異常光は
常光に変換する。第2の複屈折平行平板を通過すると、
異常光は屈折して常光と一重となって第3ポートに出射
する。また第3ポートから入射した光線は、非相反部で
開いて出射するため、第2ポートには結合しない。従っ
て、本発明では、第1ポート→第2ポート、第2ポート
→第3ポートの光サーキュレーション動作が行われるこ
とになる。
射した光線は、非相反部における各光学部品で、屈折あ
るいは偏光面が回転しながら第2ポートに出射する。第
2ポートから入射した光線は、非相反部で分離して、偏
光方向が互いに直交した2本の分離光となって、第1の
複屈折平行平板に達する。第1の複屈折平行平板の光学
軸は、隣接する楔状複屈折プリズムの光学軸に対して直
交又は平行であるから、両分離光のうち一方は常光、他
方は異常光となる。複屈折平行平板に入射した光線のう
ち、常光は直進し、異常光は偏光方向に屈折する。第1
の複屈折平行平板を通過すると、異常光が屈折して、そ
の出射点が常光の偏光方向の延長線上にずれる。第1と
第2の複屈折平行平板の偏光方向は直交しているので、
第2の複屈折平行平板では、常光は異常光に、異常光は
常光に変換する。第2の複屈折平行平板を通過すると、
異常光は屈折して常光と一重となって第3ポートに出射
する。また第3ポートから入射した光線は、非相反部で
開いて出射するため、第2ポートには結合しない。従っ
て、本発明では、第1ポート→第2ポート、第2ポート
→第3ポートの光サーキュレーション動作が行われるこ
とになる。
【0011】第1及び第2の複屈折平行平板の代わりに
1/2波長板及び複屈折平行平板を用いている場合、第
2ポートから入射した光線は、偏光方向が互いに直交す
る2本の分離光となって1/2波長板に達する。両分離
光の偏光方向は、1/2波長板の光学軸を中心に、対称
の位置に回転するから、両分離光の偏光方向は、入射点
を結ぶ方向に平行及び垂直となる。これが複屈折平行平
板に達する。複屈折平行平板の光学軸は両分離光の入射
点を結ぶ方向に設定するから、両分離光はそれぞれ常光
と異常光となる。複屈折平行平板を通過すると、異常光
は屈折して常光と一重となって、第3ポートに出射す
る。他のサーキュレーション動作については前述の動作
と同様である。
1/2波長板及び複屈折平行平板を用いている場合、第
2ポートから入射した光線は、偏光方向が互いに直交す
る2本の分離光となって1/2波長板に達する。両分離
光の偏光方向は、1/2波長板の光学軸を中心に、対称
の位置に回転するから、両分離光の偏光方向は、入射点
を結ぶ方向に平行及び垂直となる。これが複屈折平行平
板に達する。複屈折平行平板の光学軸は両分離光の入射
点を結ぶ方向に設定するから、両分離光はそれぞれ常光
と異常光となる。複屈折平行平板を通過すると、異常光
は屈折して常光と一重となって、第3ポートに出射す
る。他のサーキュレーション動作については前述の動作
と同様である。
【0012】非相反部と第1のファイバコリメータとの
間に断面ほぼ三角形状のプリズムを配置した場合、第1
ポートから光軸に対して斜めに入射した直線偏光信号光
は、このプリズムを通過することにより屈折する。この
プリズムはその頂部を第3ポート方向に向けて配置した
ので、信号光は光軸となす角度を小さくする方向に屈折
することになる。従って、第1ポートと第3ポートのな
す角度を大きくとれ、間隔を拡げることができる。
間に断面ほぼ三角形状のプリズムを配置した場合、第1
ポートから光軸に対して斜めに入射した直線偏光信号光
は、このプリズムを通過することにより屈折する。この
プリズムはその頂部を第3ポート方向に向けて配置した
ので、信号光は光軸となす角度を小さくする方向に屈折
することになる。従って、第1ポートと第3ポートのな
す角度を大きくとれ、間隔を拡げることができる。
【0013】
【実施例】図1は本発明に係る3ポート型光サーキュレ
ータの一実施例を示す説明図である。この光サーキュレ
ータは、非相反部10と、その両側の第2ポートP2 と
第3ポートP3 の位置にそれぞれ配置した第2のファイ
バコリメータ32及び第3のファイバコリメータ34
と、前記第3ポートP3 に近接する第1ポートP1 の位
置に配置した第1のファイバコリメータ30とを具備す
る構造である。そして非相反部10と第1ポートP1 の
間に三角プリズム20を配置し、非相反部10と第3ポ
ートP3 の間に第1の複屈折平行平板22と第2の複屈
折平行平板24を配置する。
ータの一実施例を示す説明図である。この光サーキュレ
ータは、非相反部10と、その両側の第2ポートP2 と
第3ポートP3 の位置にそれぞれ配置した第2のファイ
バコリメータ32及び第3のファイバコリメータ34
と、前記第3ポートP3 に近接する第1ポートP1 の位
置に配置した第1のファイバコリメータ30とを具備す
る構造である。そして非相反部10と第1ポートP1 の
間に三角プリズム20を配置し、非相反部10と第3ポ
ートP3 の間に第1の複屈折平行平板22と第2の複屈
折平行平板24を配置する。
【0014】非相反部10は、45度ファラデー回転子
15の両側に第1の楔状複屈折プリズム16と第2の楔
状複屈折プリズム18とを、それらの傾斜面が外向きで
且つそれらの厚肉部と薄肉部とが相対向するように配置
した構造である。45度ファラデー回転子15は、円筒
状の永久磁石12内に磁気光学素子14を収容したもの
である。磁気光学素子14は例えば基板に磁気光学結晶
のLPE(液相エピタキシャル成長)膜を形成したもの
である。また各楔状複屈折プリズム16,18は、例え
ばルチル単結晶からなる。本実施例で用いる各楔状複屈
折プリズム16,18の光学軸を図2に示す。両楔状複
屈折プリズム16,18は同一構造であり、光学軸はい
ずれも傾きの無い面内にある。図2に示すように、楔形
面に垂直な方向にy軸、傾きの無い面内で該y軸に垂直
な方向にx軸をとったときに、光学軸はx軸方向に対し
て−y軸方向に67.5度傾いている。第1及び第2の
楔状複屈折プリズム16,18をそれぞれの厚肉部と薄
肉部とが相対向するように配置すると、これらの光学軸
は互いに45度の角度をなす。
15の両側に第1の楔状複屈折プリズム16と第2の楔
状複屈折プリズム18とを、それらの傾斜面が外向きで
且つそれらの厚肉部と薄肉部とが相対向するように配置
した構造である。45度ファラデー回転子15は、円筒
状の永久磁石12内に磁気光学素子14を収容したもの
である。磁気光学素子14は例えば基板に磁気光学結晶
のLPE(液相エピタキシャル成長)膜を形成したもの
である。また各楔状複屈折プリズム16,18は、例え
ばルチル単結晶からなる。本実施例で用いる各楔状複屈
折プリズム16,18の光学軸を図2に示す。両楔状複
屈折プリズム16,18は同一構造であり、光学軸はい
ずれも傾きの無い面内にある。図2に示すように、楔形
面に垂直な方向にy軸、傾きの無い面内で該y軸に垂直
な方向にx軸をとったときに、光学軸はx軸方向に対し
て−y軸方向に67.5度傾いている。第1及び第2の
楔状複屈折プリズム16,18をそれぞれの厚肉部と薄
肉部とが相対向するように配置すると、これらの光学軸
は互いに45度の角度をなす。
【0015】三角プリズム20はガラス等からなる三角
柱状のプリズムで、その頂部が第3ポートP3 方向を向
くようにし、第1ポートP1 から出射した光が第2ポー
トP2 に入射するように設置する。光をある角度に屈折
させればよいから、断面は三角形に限らず、楔形でもよ
い。
柱状のプリズムで、その頂部が第3ポートP3 方向を向
くようにし、第1ポートP1 から出射した光が第2ポー
トP2 に入射するように設置する。光をある角度に屈折
させればよいから、断面は三角形に限らず、楔形でもよ
い。
【0016】第1及び第2の複屈折平行平板22,24
は、例えばルチル単結晶からなる。ここでは、第1の複
屈折平行平板22の光学軸は、隣接する第2の楔状複屈
折プリズム18の光学軸と直交している。第1の複屈折
平行平板22の光学軸22cと第2の複屈折平行平板2
4の光学軸24cは直交している。また、第1及び第2
の複屈折平行平板22,24の光学軸22c,24cは
光軸方向に対して45度傾いている。
は、例えばルチル単結晶からなる。ここでは、第1の複
屈折平行平板22の光学軸は、隣接する第2の楔状複屈
折プリズム18の光学軸と直交している。第1の複屈折
平行平板22の光学軸22cと第2の複屈折平行平板2
4の光学軸24cは直交している。また、第1及び第2
の複屈折平行平板22,24の光学軸22c,24cは
光軸方向に対して45度傾いている。
【0017】第1、第2及び第3のファイバコリメータ
30,32,34は、レンズとフェルール付き光ファイ
バとを金属製スリーブ内に収容した構造である。第2及
び第3ポートP2 ,P3 に配置した第2及び第3のファ
イバコリメータ32,34の光ファイバ33,35はと
もにシングルモードファイバ(SMF)である。第1ポ
ートP1 に配置した第1のファイバコリメータ30の光
ファイバ31には偏波保存ファイバ(PMF)を使用す
る。第2及び第3のファイバコリメータ32,34はと
もに光軸に平行であるのに対して、第1のファイバコリ
メータ30は光軸に対して斜めに配置する。
30,32,34は、レンズとフェルール付き光ファイ
バとを金属製スリーブ内に収容した構造である。第2及
び第3ポートP2 ,P3 に配置した第2及び第3のファ
イバコリメータ32,34の光ファイバ33,35はと
もにシングルモードファイバ(SMF)である。第1ポ
ートP1 に配置した第1のファイバコリメータ30の光
ファイバ31には偏波保存ファイバ(PMF)を使用す
る。第2及び第3のファイバコリメータ32,34はと
もに光軸に平行であるのに対して、第1のファイバコリ
メータ30は光軸に対して斜めに配置する。
【0018】図3は、第1ポートP1 から第2ポートP
2 へ出射する光線の光路図である。同図に示すように、
X,Y,Zの直交3軸を設定する。第1ポートP1 から
Z軸に対して斜めに入射した直線偏光信号光、例えば異
常光は、三角プリズム20を通過することにより屈折す
る。三角プリズム20は断面形状の三角形の頂部を第3
ポートP3 方向に向けて配置したので、信号光はZ軸と
なす角度を小さくする方向に屈折することになる。そし
て第2の楔状複屈折プリズム18では信号光が異常光と
して屈折し、45度ファラデー回転子15に達する。4
5度ファラデー回転子15によって偏光面が45度回転
(X軸からY軸方向へ回転)し、第1の楔状複屈折プリ
ズム16の光学軸は第2の楔状複屈折プリズム18の光
学軸に対して−45度回転(X軸から−Y軸方向へ回
転)しているので、光線の偏光方向は第1の楔状複屈折
プリズム16の光学軸に対して直交することになる。即
ち異常光は常光に変換される。こうして常光に変換され
た光線は第1の楔状複屈折プリズム16で屈折して第2
ポートP2 に出射する。逆に言うと、変換された光線が
丁度第2ポートP2 に出射するように、三角プリズムと
第1ポートP1 の位置が決められている。従って、第1
ポートP1 から第2ポートP2 に出射する場合は偏光依
存となる。
2 へ出射する光線の光路図である。同図に示すように、
X,Y,Zの直交3軸を設定する。第1ポートP1 から
Z軸に対して斜めに入射した直線偏光信号光、例えば異
常光は、三角プリズム20を通過することにより屈折す
る。三角プリズム20は断面形状の三角形の頂部を第3
ポートP3 方向に向けて配置したので、信号光はZ軸と
なす角度を小さくする方向に屈折することになる。そし
て第2の楔状複屈折プリズム18では信号光が異常光と
して屈折し、45度ファラデー回転子15に達する。4
5度ファラデー回転子15によって偏光面が45度回転
(X軸からY軸方向へ回転)し、第1の楔状複屈折プリ
ズム16の光学軸は第2の楔状複屈折プリズム18の光
学軸に対して−45度回転(X軸から−Y軸方向へ回
転)しているので、光線の偏光方向は第1の楔状複屈折
プリズム16の光学軸に対して直交することになる。即
ち異常光は常光に変換される。こうして常光に変換され
た光線は第1の楔状複屈折プリズム16で屈折して第2
ポートP2 に出射する。逆に言うと、変換された光線が
丁度第2ポートP2 に出射するように、三角プリズムと
第1ポートP1 の位置が決められている。従って、第1
ポートP1 から第2ポートP2 に出射する場合は偏光依
存となる。
【0019】図4は、第2ポートP2 から第3ポートP
3 へ出射する光線の光路図である。第2のファイバコリ
メータ32からの入射光は、第1の楔状複屈折プリズム
16によって偏光方向が互いに直交する常光と異常光に
分離される。この2本の分離光は、45度ファラデー回
転子15により偏光方向が45度回転(X軸からY軸方
向へ回転)し、第2の楔状複屈折プリズム18に達す
る。第2の楔状複屈折プリズム18は第1の楔状複屈折
プリズム16に対して光学軸が45度の角度をなしてい
るから、2本の分離光はそのまま常光と異常光として屈
折し、分離距離は更に拡がる。この両分離光40,42
は第1の複屈折平行平板22及び第2の複屈折平行平板
24を通過することにより、一重となって第3ポートP
3 に出射する。この第1及び第2の複屈折平行平板2
2,24の動作については以下に詳しく説明する。
3 へ出射する光線の光路図である。第2のファイバコリ
メータ32からの入射光は、第1の楔状複屈折プリズム
16によって偏光方向が互いに直交する常光と異常光に
分離される。この2本の分離光は、45度ファラデー回
転子15により偏光方向が45度回転(X軸からY軸方
向へ回転)し、第2の楔状複屈折プリズム18に達す
る。第2の楔状複屈折プリズム18は第1の楔状複屈折
プリズム16に対して光学軸が45度の角度をなしてい
るから、2本の分離光はそのまま常光と異常光として屈
折し、分離距離は更に拡がる。この両分離光40,42
は第1の複屈折平行平板22及び第2の複屈折平行平板
24を通過することにより、一重となって第3ポートP
3 に出射する。この第1及び第2の複屈折平行平板2
2,24の動作については以下に詳しく説明する。
【0020】図5は、第2ポートP2 側から見た各構成
部品の端面における信号光の説明図である。ここで、光
学軸及び偏光方向とX軸方向とのなす角度を、Y軸側の
場合は+とし、−Y軸側の場合は−とする。前述したよ
うに、非相反部10で光線は分離して第1の分離光40
と第2の分離光42となる。図5のAに、第2の楔状複
屈折プリズム18の出射側端面18aを示す。第2の楔
状複屈折プリズム18の光学軸18cのなす角度は6
7.5度である。第1の分離光40は第2の楔状複屈折
プリズム18において常光であり、その偏光方向がX軸
となす角度は−22.5度である。第2の分離光42は
異常光であり、その偏光方向がX軸となす角度は−2
2.5度である。分離光40,42は出射点40a,4
2aから平行光となって、第1の複屈折平行平板22に
達する。
部品の端面における信号光の説明図である。ここで、光
学軸及び偏光方向とX軸方向とのなす角度を、Y軸側の
場合は+とし、−Y軸側の場合は−とする。前述したよ
うに、非相反部10で光線は分離して第1の分離光40
と第2の分離光42となる。図5のAに、第2の楔状複
屈折プリズム18の出射側端面18aを示す。第2の楔
状複屈折プリズム18の光学軸18cのなす角度は6
7.5度である。第1の分離光40は第2の楔状複屈折
プリズム18において常光であり、その偏光方向がX軸
となす角度は−22.5度である。第2の分離光42は
異常光であり、その偏光方向がX軸となす角度は−2
2.5度である。分離光40,42は出射点40a,4
2aから平行光となって、第1の複屈折平行平板22に
達する。
【0021】図5のBに第1の複屈折平行平板22の入
射側端面22a、図5のCに第1の複屈折平行平板22
の入射側端面22bを示す。第1の複屈折平行平板22
の光学軸22cは、第2の楔状複屈折プリズム18と直
交しており、X軸方向となす角度は−22.5度であ
る。従って第1の分離光40は異常光となって屈折し、
第2の分離光42は常光となってそのまま直進する。さ
て、第1の複屈折平行平板22において異常光はその偏
光方向に屈折して、直進した常光と平行になって出射す
る。ここで、第1の複屈折平行平板22の光学軸22c
は、Z軸に対して45度傾いているから、第1の複屈折
平行平板22の厚さをtA とすると、ルチル単結晶の場
合、異常光の入射点と出射点が約0.1tB だけずれ
る。この性質を利用して、常光(第2の分離光42)の
偏光方向の延長線上まで、異常光(第1の分離光40)
の出射点40cを移動させる。このためには、常光と異
常光の分離距離(両光の入射点40b,42bの距離)
がLとすると、第1の複屈折平行平板22の厚さt
A は、 tA =10・L・cos22.5° だけ必要となる。こうして第1の複屈折平行平板22の
出射側端面22bでは、常光(第2の分離光42)は直
進して、入射点42bと出射点42cの位置は変わらな
い。また、異常光(第1の分離光40)は屈折して、常
光(第2の分離光42)の偏光方向の延長線上に異常光
(第1の分離光40)の出射点40cをシフトすること
になる。
射側端面22a、図5のCに第1の複屈折平行平板22
の入射側端面22bを示す。第1の複屈折平行平板22
の光学軸22cは、第2の楔状複屈折プリズム18と直
交しており、X軸方向となす角度は−22.5度であ
る。従って第1の分離光40は異常光となって屈折し、
第2の分離光42は常光となってそのまま直進する。さ
て、第1の複屈折平行平板22において異常光はその偏
光方向に屈折して、直進した常光と平行になって出射す
る。ここで、第1の複屈折平行平板22の光学軸22c
は、Z軸に対して45度傾いているから、第1の複屈折
平行平板22の厚さをtA とすると、ルチル単結晶の場
合、異常光の入射点と出射点が約0.1tB だけずれ
る。この性質を利用して、常光(第2の分離光42)の
偏光方向の延長線上まで、異常光(第1の分離光40)
の出射点40cを移動させる。このためには、常光と異
常光の分離距離(両光の入射点40b,42bの距離)
がLとすると、第1の複屈折平行平板22の厚さt
A は、 tA =10・L・cos22.5° だけ必要となる。こうして第1の複屈折平行平板22の
出射側端面22bでは、常光(第2の分離光42)は直
進して、入射点42bと出射点42cの位置は変わらな
い。また、異常光(第1の分離光40)は屈折して、常
光(第2の分離光42)の偏光方向の延長線上に異常光
(第1の分離光40)の出射点40cをシフトすること
になる。
【0022】図5のDに第2の複屈折平行平板24の入
射側端面24a、図5のEに第2の複屈折平行平板24
の入射側端面24bを示す。第2の複屈折平行平板24
の光学軸24cは、第1の複屈折平行平板22の光学軸
22cと直交しているから、第1の分離光40は異常光
に、第2の分離光42は常光になる。常光は直進し、異
常光はその偏光方向に屈折する。ここで、第1の複屈折
平行平板22の光学軸はZ軸に対して45度傾いている
から、第1の複屈折平行平板22の厚さをtAとする
と、ルチル単結晶の場合、異常光の入射点と出射点が約
0.1tB だけずれる。この性質を利用して、常光(第
2の分離光42)の出射点42eの位置まで、異常光
(第1の分離光40)の出射点40eをシフトする。こ
のためには、第2の複屈折平行平板24の厚さtB は、 tB =10・L・sin22.5° 必要となる。こうして、異常光(第1の分離光40)と
常光(第2の分離光42)の出射点40e,42eが一
つに重なる。従って第1の分離光40と第2の分離光4
2が一重のビームとなって、第3ポートP3 に出射す
る。
射側端面24a、図5のEに第2の複屈折平行平板24
の入射側端面24bを示す。第2の複屈折平行平板24
の光学軸24cは、第1の複屈折平行平板22の光学軸
22cと直交しているから、第1の分離光40は異常光
に、第2の分離光42は常光になる。常光は直進し、異
常光はその偏光方向に屈折する。ここで、第1の複屈折
平行平板22の光学軸はZ軸に対して45度傾いている
から、第1の複屈折平行平板22の厚さをtAとする
と、ルチル単結晶の場合、異常光の入射点と出射点が約
0.1tB だけずれる。この性質を利用して、常光(第
2の分離光42)の出射点42eの位置まで、異常光
(第1の分離光40)の出射点40eをシフトする。こ
のためには、第2の複屈折平行平板24の厚さtB は、 tB =10・L・sin22.5° 必要となる。こうして、異常光(第1の分離光40)と
常光(第2の分離光42)の出射点40e,42eが一
つに重なる。従って第1の分離光40と第2の分離光4
2が一重のビームとなって、第3ポートP3 に出射す
る。
【0023】図6は第3ポートP3 から第2ポートP2
へ向かう光線の光路図である。第3ポートP3 から入射
した光線は、第2の複屈折平行平板24及び第1の複屈
折平行平板22を通過して常光・異常光に分離され、平
行光となって第2の楔状複屈折プリズム18に達する。
第2の楔状複屈折プリズム18と第1の複屈折平行平板
22の光学軸は直交しているから、常光が異常光に、異
常光が常光に変換されて、45度ファラデー回転子15
に達する。光線は45度ファラデー回転子15で偏光方
向が45度回転(X軸からY軸方向へ回転)する。第1
の楔状複屈折プリズム16の光学軸は、第2の楔状複屈
折プリズム18の光学軸に対して−45度回転(X軸か
ら−Y軸方向へ回転)しているので、分離光の偏光方向
は第1の楔状複屈折プリズム16の光学軸に対して直交
している。従って、第1の楔状複屈折プリズム16にお
いて常光は異常光としての屈折を行い、異常光は常光と
しての屈折を行うため、第1の楔状複屈折プリズム16
を通過した後は更に分離光間の距離が拡がる。このため
光線は第2ポートP2 に結合しないから、第3ポートP
3 から入射した光線に対しては高アイソレーションが得
られる。
へ向かう光線の光路図である。第3ポートP3 から入射
した光線は、第2の複屈折平行平板24及び第1の複屈
折平行平板22を通過して常光・異常光に分離され、平
行光となって第2の楔状複屈折プリズム18に達する。
第2の楔状複屈折プリズム18と第1の複屈折平行平板
22の光学軸は直交しているから、常光が異常光に、異
常光が常光に変換されて、45度ファラデー回転子15
に達する。光線は45度ファラデー回転子15で偏光方
向が45度回転(X軸からY軸方向へ回転)する。第1
の楔状複屈折プリズム16の光学軸は、第2の楔状複屈
折プリズム18の光学軸に対して−45度回転(X軸か
ら−Y軸方向へ回転)しているので、分離光の偏光方向
は第1の楔状複屈折プリズム16の光学軸に対して直交
している。従って、第1の楔状複屈折プリズム16にお
いて常光は異常光としての屈折を行い、異常光は常光と
しての屈折を行うため、第1の楔状複屈折プリズム16
を通過した後は更に分離光間の距離が拡がる。このため
光線は第2ポートP2 に結合しないから、第3ポートP
3 から入射した光線に対しては高アイソレーションが得
られる。
【0024】なお上記の実施例において、非相反部10
と第3ポートP3 との間に位置する2個の複屈折平行平
板22,24は入れ換えてもよい。その場合は、第2の
楔状複屈折プリズム18に隣接する複屈折平行平板は、
その光学軸が該第2の楔状複屈折プリズム18の光学軸
に対して平行となり、両複屈折平行平板22,24はそ
れらの光学軸が互いに直交する。
と第3ポートP3 との間に位置する2個の複屈折平行平
板22,24は入れ換えてもよい。その場合は、第2の
楔状複屈折プリズム18に隣接する複屈折平行平板は、
その光学軸が該第2の楔状複屈折プリズム18の光学軸
に対して平行となり、両複屈折平行平板22,24はそ
れらの光学軸が互いに直交する。
【0025】図7は、本発明に係る3ポート型光サーキ
ュレータの他の実施例の説明図である。この3ポート型
光サーキュレータの非相反部10、第1ポートP1 、第
2ポートP2 、第3ポートP3 、第1のファイバコリメ
ータ30、第2のファイバコリメータ32、第3のファ
イバコリメータ34の配置・構成は前記実施例と同様で
ある。前記例と異なる点は、非相反部10と第1ポート
P1 の間に楔状プリズム21を配置し、非相反部10と
第3ポートP3 の間に1/2波長板26と複屈折平行平
板28を配置したことである。
ュレータの他の実施例の説明図である。この3ポート型
光サーキュレータの非相反部10、第1ポートP1 、第
2ポートP2 、第3ポートP3 、第1のファイバコリメ
ータ30、第2のファイバコリメータ32、第3のファ
イバコリメータ34の配置・構成は前記実施例と同様で
ある。前記例と異なる点は、非相反部10と第1ポート
P1 の間に楔状プリズム21を配置し、非相反部10と
第3ポートP3 の間に1/2波長板26と複屈折平行平
板28を配置したことである。
【0026】楔状プリズム21は前記例と同様にガラス
等からなり、三角プリズムの頂部を切り取った形状をし
ている。1/2波長板26は例えば水晶からなり、複屈
折平行平板28は前記実施例と同様ルチル単結晶からな
る。ここでX軸,Y軸,Z軸は図3と同じ方向に設定さ
れている。1/2波長板26の光学軸はX軸方向に対し
て−11.25度の角度をなす。複屈折平行平板28の
光学軸はX軸方向と同一の方向である。
等からなり、三角プリズムの頂部を切り取った形状をし
ている。1/2波長板26は例えば水晶からなり、複屈
折平行平板28は前記実施例と同様ルチル単結晶からな
る。ここでX軸,Y軸,Z軸は図3と同じ方向に設定さ
れている。1/2波長板26の光学軸はX軸方向に対し
て−11.25度の角度をなす。複屈折平行平板28の
光学軸はX軸方向と同一の方向である。
【0027】図8は、第2ポートP2 側から見た各構成
部品の端面における信号光の説明図である。ここで、光
学軸及び偏光方向とX軸方向とのなす角度を、Y軸側の
場合は+とし、−Y軸側の場合は−とする。前述したよ
うに、非相反部10で光線は分離して第1の分離光50
と第2の分離光52となる。図8のAに、第2の楔状複
屈折プリズム18の出射側端面18aを示す。第2の楔
状複屈折プリズム18の光学軸18cのなす角度は6
7.5度である。第1の分離光40は第2の楔状複屈折
プリズム18において常光であり、その偏光方向がX軸
となす角度は−22.5度である。第2の分離光42は
異常光であり、その偏光方向がX軸となす角度は−2
2.5度である。分離光50,52は出射点50a,5
2aから平行光となって、1/2波長板26に達する。
部品の端面における信号光の説明図である。ここで、光
学軸及び偏光方向とX軸方向とのなす角度を、Y軸側の
場合は+とし、−Y軸側の場合は−とする。前述したよ
うに、非相反部10で光線は分離して第1の分離光50
と第2の分離光52となる。図8のAに、第2の楔状複
屈折プリズム18の出射側端面18aを示す。第2の楔
状複屈折プリズム18の光学軸18cのなす角度は6
7.5度である。第1の分離光40は第2の楔状複屈折
プリズム18において常光であり、その偏光方向がX軸
となす角度は−22.5度である。第2の分離光42は
異常光であり、その偏光方向がX軸となす角度は−2
2.5度である。分離光50,52は出射点50a,5
2aから平行光となって、1/2波長板26に達する。
【0028】図5のBに1/2波長板26の入射側端面
26aを、図5のCに1/2波長板26の入射側端面2
6bを示す。第1の分離光50の入射点50bと第2の
分離光52の入射点52bを結ぶ方向はX軸に平行であ
る。1/2波長板26の光学軸26cはX軸方向に対し
て−11.25度をなすから、第1の分離光50の光学
軸がX軸方向に対してなす角度の1/2である。そのた
め1/2波長板26を通過すると、光学軸26cを中心
として第1及び第2の分離光50,52の偏光方向が対
称の位置に回転する。従って第1の分離光50の偏光方
向はX軸方向、第2の分離光52の偏光方向はY軸方向
に回転する。このとき両分離光は直進するから、1/2
波長板の出射側端面26bでは、出射点50c,52c
の位置は入射点50b,52bと変わらない。
26aを、図5のCに1/2波長板26の入射側端面2
6bを示す。第1の分離光50の入射点50bと第2の
分離光52の入射点52bを結ぶ方向はX軸に平行であ
る。1/2波長板26の光学軸26cはX軸方向に対し
て−11.25度をなすから、第1の分離光50の光学
軸がX軸方向に対してなす角度の1/2である。そのた
め1/2波長板26を通過すると、光学軸26cを中心
として第1及び第2の分離光50,52の偏光方向が対
称の位置に回転する。従って第1の分離光50の偏光方
向はX軸方向、第2の分離光52の偏光方向はY軸方向
に回転する。このとき両分離光は直進するから、1/2
波長板の出射側端面26bでは、出射点50c,52c
の位置は入射点50b,52bと変わらない。
【0029】次に両分離光50,52が複屈折平行平板
28に達すると、図8のDに示すように、入射側端面2
8aでは複屈折平行平板28の光学軸28cはX軸方向
である。従って第1の分離光50は異常光となって屈折
し、第2の分離光52は常光となって直進する。さて、
複屈折平行平板28において、異常光は偏光方向即ちX
軸方向に屈折して、直進した常光と平行になって出射す
る。ここで、複屈折平行平板28の光学軸28cはZ軸
に対して45度傾いているから、第1の複屈折平行平板
22の厚さをtC とすると、ルチル単結晶の場合、入射
点と出射点が約0.1tC だけずれる。この性質を利用
して、常光(第2の分離光52)の出射点52eまで、
異常光(第1の分離光50)の出射点50eをシフトさ
せる。このためには、常光と異常光の分離距離(両光の
入射点50d,52dの距離)がLとすると、複屈折平
行平板28の厚さtC は、 tc =10・L だけ必要となる。こうして、図8のEに示すように、複
屈折平行平板28の出射側端面28bでは、異常光(第
1の分離光50)と常光(第2の分離光52)の出射点
50e,52eは一つに重なる。従って第1の分離光5
0と第2の分離光52が一重のビームとなって、第3ポ
ートP3 に出射する。
28に達すると、図8のDに示すように、入射側端面2
8aでは複屈折平行平板28の光学軸28cはX軸方向
である。従って第1の分離光50は異常光となって屈折
し、第2の分離光52は常光となって直進する。さて、
複屈折平行平板28において、異常光は偏光方向即ちX
軸方向に屈折して、直進した常光と平行になって出射す
る。ここで、複屈折平行平板28の光学軸28cはZ軸
に対して45度傾いているから、第1の複屈折平行平板
22の厚さをtC とすると、ルチル単結晶の場合、入射
点と出射点が約0.1tC だけずれる。この性質を利用
して、常光(第2の分離光52)の出射点52eまで、
異常光(第1の分離光50)の出射点50eをシフトさ
せる。このためには、常光と異常光の分離距離(両光の
入射点50d,52dの距離)がLとすると、複屈折平
行平板28の厚さtC は、 tc =10・L だけ必要となる。こうして、図8のEに示すように、複
屈折平行平板28の出射側端面28bでは、異常光(第
1の分離光50)と常光(第2の分離光52)の出射点
50e,52eは一つに重なる。従って第1の分離光5
0と第2の分離光52が一重のビームとなって、第3ポ
ートP3 に出射する。
【0030】第1ポートP1 から入射する信号光は前記
実施例と同様に第2ポートP2 に出射する。また、第3
ポートP3 から入射する信号光は、複屈折平行平板28
及び1/2波長板26を通過し、非相反部10では前記
実施例と同様に更に分離光間の距離が拡がって、両光線
は第2ポートP2 に結合しないから、第3ポートP3か
ら入射した光線に対しては高アイソレーションが得られ
る。
実施例と同様に第2ポートP2 に出射する。また、第3
ポートP3 から入射する信号光は、複屈折平行平板28
及び1/2波長板26を通過し、非相反部10では前記
実施例と同様に更に分離光間の距離が拡がって、両光線
は第2ポートP2 に結合しないから、第3ポートP3か
ら入射した光線に対しては高アイソレーションが得られ
る。
【0031】
【発明の効果】本発明の3ポート型光サーキュレータ
は、非相反部と第3ポートの間に2個の複屈折平行平板
あるいは1/2波長板と複屈折平行平板を配置したか
ら、非相反部から到達した2本の分離光が一本に重な
り、レンズ収差の影響を低減できるため、光の結合効率
が高くできる。
は、非相反部と第3ポートの間に2個の複屈折平行平板
あるいは1/2波長板と複屈折平行平板を配置したか
ら、非相反部から到達した2本の分離光が一本に重な
り、レンズ収差の影響を低減できるため、光の結合効率
が高くできる。
【0032】また、非相反部と第1ポートの間に、断面
ほぼ三角形状のプリズムを配置すると、非相反部の同じ
側に配置される第1ポートと第3ポートの間隔を広げら
れるので、組立調整及び固定を容易に行うことができ
る。
ほぼ三角形状のプリズムを配置すると、非相反部の同じ
側に配置される第1ポートと第3ポートの間隔を広げら
れるので、組立調整及び固定を容易に行うことができ
る。
【図1】本発明に係る3ポート型光サーキュレータの一
実施例を示す説明図。
実施例を示す説明図。
【図2】それに用いる楔状複屈折プリズムの説明図。
【図3】第1ポートP1 から第2ポートP2 へ出射する
光線の光路図。
光線の光路図。
【図4】第2ポートP2 から第3ポートP3 へ出射する
光線の光路図。
光線の光路図。
【図5】第2ポートP2 側から見た各構成部品の端面に
おける信号光の説明図。
おける信号光の説明図。
【図6】第3ポートP3 から第2ポートP2 へ向かって
入射した光線の光路図。
入射した光線の光路図。
【図7】本発明に係る3ポート型光サーキュレータの他
の実施例を示す説明図。
の実施例を示す説明図。
【図8】第2ポートP2 側から見た各構成部品の端面に
おける信号光の説明図。
おける信号光の説明図。
10 非相反部 15 45度ファラデー回転子 16 楔状複屈折プリズム 18 楔状複屈折プリズム 20 三角プリズム 22 第1の複屈折平行平板 24 第2の複屈折平行平板 30 第1のファイバコリメータ 32 第2のファイバコリメータ 34 第3のファイバコリメータ P1 第1ポートP1 P2 第2ポートP2 P3 第3ポートP3
Claims (3)
- 【請求項1】 非相反部と、その両側の第2ポートと第
3ポートの位置にそれぞれ配置した第2のファイバコリ
メータ及び第3のファイバコリメータと、前記第3ポー
トに近接する第1ポートの位置に配置した第1のファイ
バコリメータとを具備し、前記非相反部はほぼ45度フ
ァラデー回転子の両側にそれぞれ楔状複屈折プリズム
を、それらの厚肉部と薄肉部とが相対向して両光学軸が
互いにほぼ45度をなすように組み合わせた構造であっ
て、前記第1のファイバコリメータは偏波保存光ファイ
バを有し、第1ポートからの直線偏光信号光は非相反部
を通って第2ポートに結合し、第2ポートからの信号光
は非相反部を通って第3ポートに結合する3ポート型光
サーキュレータにおいて、非相反部と第3のファイバコ
リメータの間に第1の複屈折平行平板と第2の複屈折平
行平板を挿入し、第1の複屈折平行平板の光学軸はそれ
に隣接する楔状複屈折プリズムの光学軸に対して直交又
は平行し、第1と第2の複屈折平行平板の光学軸は互い
に直交する関係とし、第1の複屈折平行平板は、非相反
部から到達した2本の分離光のうち、異常光が屈折して
常光の偏光方向の延長線上で出射する厚さとし、第2の
複屈折平行平板は、第1の複屈折平行平板から到達した
両分離光のうち、異常光が屈折して常光と一重になって
出射する厚さとしたことを特徴とする3ポート型光サー
キュレータ。 - 【請求項2】 非相反部と、その両側の第2ポートと第
3ポートの位置にそれぞれ配置した第2のファイバコリ
メータ及び第3のファイバコリメータと、前記第3ポー
トに近接する第1ポートの位置に配置した第1のファイ
バコリメータとを具備し、前記非相反部はほぼ45度フ
ァラデー回転子の両側にそれぞれ楔状複屈折プリズム
を、それらの厚肉部と薄肉部とが相対向して両光学軸が
互いにほぼ45度をなすように組み合わせた構造であっ
て、前記第1のファイバコリメータは偏波保存光ファイ
バを有し、第1ポートからの直線偏光信号光は非相反部
を通って第2ポートに結合し、第2ポートからの信号光
は非相反部を通って第3ポートに結合する3ポート型光
サーキュレータにおいて、非相反部と第3のファイバコ
リメータの間に1/2波長板と複屈折平行平板を挿入
し、1/2波長板の光学軸は非相反部から1/2波長板
に達した2本の分離光の入射点を結ぶ方向と一方の分離
光の偏光面とのなす角度の1/2に設定し、複屈折平行
平板の光学軸は両分離光の入射点を結ぶ方向に設定し、
複屈折平行平板は、1/2波長板から到達した両分離光
のうち、異常光が屈折して常光と一重となって出射する
厚さとしたことを特徴とする3ポート型光サーキュレー
タ。 - 【請求項3】 非相反部と第1のファイバコリメータと
の間に、断面ほぼ三角形状のプリズムを、その頂部が第
3ポート方向を向くように配置した請求項1又は2記載
の3ポート型光サーキュレータ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4995293A JPH06242401A (ja) | 1993-02-16 | 1993-02-16 | 3ポート型光サーキュレータ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4995293A JPH06242401A (ja) | 1993-02-16 | 1993-02-16 | 3ポート型光サーキュレータ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06242401A true JPH06242401A (ja) | 1994-09-02 |
Family
ID=12845379
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4995293A Pending JPH06242401A (ja) | 1993-02-16 | 1993-02-16 | 3ポート型光サーキュレータ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06242401A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2000049450A3 (en) * | 1999-02-22 | 2001-02-22 | Sigma Optics Inc | Optical circulator |
| US6331912B1 (en) * | 1997-12-08 | 2001-12-18 | U.S.A. Kaifa Technology, Inc. | Optical circulator |
| JP2003204118A (ja) * | 2000-12-15 | 2003-07-18 | Furukawa Electric Co Ltd:The | 光合成モジュール及びその製造方法、半導体レーザモジュール及びその製造方法並びに光増幅器 |
| CN116804797A (zh) * | 2022-03-24 | 2023-09-26 | 株式会社斯库林集团 | 光学装置、曝光装置以及曝光方法 |
-
1993
- 1993-02-16 JP JP4995293A patent/JPH06242401A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6331912B1 (en) * | 1997-12-08 | 2001-12-18 | U.S.A. Kaifa Technology, Inc. | Optical circulator |
| WO2000049450A3 (en) * | 1999-02-22 | 2001-02-22 | Sigma Optics Inc | Optical circulator |
| JP2003204118A (ja) * | 2000-12-15 | 2003-07-18 | Furukawa Electric Co Ltd:The | 光合成モジュール及びその製造方法、半導体レーザモジュール及びその製造方法並びに光増幅器 |
| CN116804797A (zh) * | 2022-03-24 | 2023-09-26 | 株式会社斯库林集团 | 光学装置、曝光装置以及曝光方法 |
| KR20230138871A (ko) * | 2022-03-24 | 2023-10-05 | 가부시키가이샤 스크린 홀딩스 | 광학 장치, 노광 장치 및 노광 방법 |
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