JPH06243130A - 表情報処理装置 - Google Patents
表情報処理装置Info
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- JPH06243130A JPH06243130A JP5052937A JP5293793A JPH06243130A JP H06243130 A JPH06243130 A JP H06243130A JP 5052937 A JP5052937 A JP 5052937A JP 5293793 A JP5293793 A JP 5293793A JP H06243130 A JPH06243130 A JP H06243130A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 表の自動的な論理編集、生成を容易に行なう
ことができ、効率のよい表の表現の記述を行なうことの
できる表情報処理装置を提供する。 【構成】 編集手段2は、入力手段1から送られてくる
入力見出し情報及び表データ等を受け取り、必要な場合
にはデータの編集を行なって、記憶手段3に見出し情報
及び表データを記憶させる。利用手段4は、記憶手段3
に記憶されている見出し情報、表データを用いて、例え
ば実際に表を生成する手段により構成することができ
る。見出し情報および表データは、見出し項目列と表デ
ータの対応、見出し項目のグループの定義、グループの
属性、グループ間の関係などにより構成することができ
る。
ことができ、効率のよい表の表現の記述を行なうことの
できる表情報処理装置を提供する。 【構成】 編集手段2は、入力手段1から送られてくる
入力見出し情報及び表データ等を受け取り、必要な場合
にはデータの編集を行なって、記憶手段3に見出し情報
及び表データを記憶させる。利用手段4は、記憶手段3
に記憶されている見出し情報、表データを用いて、例え
ば実際に表を生成する手段により構成することができ
る。見出し情報および表データは、見出し項目列と表デ
ータの対応、見出し項目のグループの定義、グループの
属性、グループ間の関係などにより構成することができ
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、表を作成するためのデ
ータを処理する表情報処理装置に関するものである。
ータを処理する表情報処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】DTP(Desk Top Publi
shing)やワードプロセッサなどの文書処理装置
は、文書をそれぞれの表現方法を用いて表現する。これ
らの文書処理装置では、例えば、文書を内部表現の形式
で、装置に附属する記憶媒体に保持しておき、この内部
表現を参照することによって、文書に関するすべての性
質を得ている。文書の編集操作の結果は、すべて内部表
現の形式で保持される。また、ディスク等の外部記憶媒
体に保持することにより、装置間で情報の交換を行なう
ことができる。
shing)やワードプロセッサなどの文書処理装置
は、文書をそれぞれの表現方法を用いて表現する。これ
らの文書処理装置では、例えば、文書を内部表現の形式
で、装置に附属する記憶媒体に保持しておき、この内部
表現を参照することによって、文書に関するすべての性
質を得ている。文書の編集操作の結果は、すべて内部表
現の形式で保持される。また、ディスク等の外部記憶媒
体に保持することにより、装置間で情報の交換を行なう
ことができる。
【0003】表は、文書、特に、技術文書における重要
な構成要素であり、ほとんどすべての文書処理装置が表
を扱うことができる。従来の文書処理装置において、表
の表現方式には、大別して、WYSIWYG(What
You See Is What You Get)
方式とコマンド埋め込み方式の2つがある。
な構成要素であり、ほとんどすべての文書処理装置が表
を扱うことができる。従来の文書処理装置において、表
の表現方式には、大別して、WYSIWYG(What
You See Is What You Get)
方式とコマンド埋め込み方式の2つがある。
【0004】WYSIWYG方式は、DTPやワードプ
ロッセサの多くで用いられており、紙面上における表の
罫線の絶対的な位置情報を、表の表現情報の中で明示的
に記述することにより表を作成する方式である。WYS
IWYG方式にも、すべての罫線についてその位置が記
述される方式と、一部の罫線についてのみ、その位置が
記述される方式の2つがある。後者の方式においては、
指定されていない残りの罫線の位置は、装置によって一
意に計算される。たとえば、XEROXのSTARで
は、表の表現情報中に垂直方向の罫線をすべて記述し、
水平方向の罫線の位置は各項目欄に割り付けられる項目
内容の割り付け結果、すなわち、割り付け領域の高さか
ら計算する方式がとられている。
ロッセサの多くで用いられており、紙面上における表の
罫線の絶対的な位置情報を、表の表現情報の中で明示的
に記述することにより表を作成する方式である。WYS
IWYG方式にも、すべての罫線についてその位置が記
述される方式と、一部の罫線についてのみ、その位置が
記述される方式の2つがある。後者の方式においては、
指定されていない残りの罫線の位置は、装置によって一
意に計算される。たとえば、XEROXのSTARで
は、表の表現情報中に垂直方向の罫線をすべて記述し、
水平方向の罫線の位置は各項目欄に割り付けられる項目
内容の割り付け結果、すなわち、割り付け領域の高さか
ら計算する方式がとられている。
【0005】コマンド埋め込み方式は、LaTeXのt
abular環境やroffなどで用いられており、項
目内容の文字列、項目間の境界を表す制御記号、罫線の
描画を指示するコマンドが混在するテキストとして表を
表現する方式である。図8は、LaTeXによる表の表
現の一例の説明図である。制御記号「&」は、行内の項
目間の境界を表す。LaTeXのプログラムは、制御記
号「&」を垂直罫線の描画を指示するコマンドと解釈し
て、「&」を挟む両側の項目内容の間に垂直な罫線を引
く。制御記号「\\」は行の終わりを表し、コマンド
「\hline」および「\cline」は水平線の描
画を指示する。罫線の位置をユーザが指定することも可
能であるが、指定されない場合は装置が自動的に計算す
る。
abular環境やroffなどで用いられており、項
目内容の文字列、項目間の境界を表す制御記号、罫線の
描画を指示するコマンドが混在するテキストとして表を
表現する方式である。図8は、LaTeXによる表の表
現の一例の説明図である。制御記号「&」は、行内の項
目間の境界を表す。LaTeXのプログラムは、制御記
号「&」を垂直罫線の描画を指示するコマンドと解釈し
て、「&」を挟む両側の項目内容の間に垂直な罫線を引
く。制御記号「\\」は行の終わりを表し、コマンド
「\hline」および「\cline」は水平線の描
画を指示する。罫線の位置をユーザが指定することも可
能であるが、指定されない場合は装置が自動的に計算す
る。
【0006】上述の従来の方式のいずれも、表の表現中
に罫線のなす枠の形状と枠内での項目の配置が記述され
ている点、より端的にいえば、表のレイアウトそのもの
が記述されている点で共通している。すなわち、表のレ
イアウトをユーザが考え、表の表現中に表のデータとと
もに記述して行かなければならない。そのため、同じ表
のデータを用いて別の形式の表を作成する場合にも、表
の表現を記述し直さなければ新たな表を作成することは
できない。
に罫線のなす枠の形状と枠内での項目の配置が記述され
ている点、より端的にいえば、表のレイアウトそのもの
が記述されている点で共通している。すなわち、表のレ
イアウトをユーザが考え、表の表現中に表のデータとと
もに記述して行かなければならない。そのため、同じ表
のデータを用いて別の形式の表を作成する場合にも、表
の表現を記述し直さなければ新たな表を作成することは
できない。
【0007】一方、近来、文書の論理構造を扱う文書処
理方式が普及しつつある。LATEXなどのフォーマッ
タ、ODA、SGML等の構造化文書規格がそれに当た
る。論理構造とは、文書のレイアウトによらない文書の
構成単位、たとえば、章、節、段落、図、表等から構造
を表現するものである。文書の論理構造を扱う文書処理
方式においては、たとえば、章単位の追加、削除、並べ
替え等の論理的な編集が可能となる。また、このような
文書処理方式では、実装者・管理者等が予め文書のスタ
イルを用意しておき、ユーザがスタイルを指定するだけ
で、煩わしいレイアウトの指定を行なうことなしに、高
品質のレイアウトを自動的に生成することができる。こ
れは、システムが文書の論理的な構成単位を識別し、そ
れぞれに適したレイアウトの形態を、スタイルを参照し
ながら生成することができるからである。このように、
文書のレイアウトから独立した論理構造を扱うことによ
って、数々のメリットを得ることができる。しかし、表
に関しては、上述したように、その論理構造は十分に考
慮されてはいない。また、ODA、SGML等の構造化
文書規格においては、表はまだ規格化されていない。
理方式が普及しつつある。LATEXなどのフォーマッ
タ、ODA、SGML等の構造化文書規格がそれに当た
る。論理構造とは、文書のレイアウトによらない文書の
構成単位、たとえば、章、節、段落、図、表等から構造
を表現するものである。文書の論理構造を扱う文書処理
方式においては、たとえば、章単位の追加、削除、並べ
替え等の論理的な編集が可能となる。また、このような
文書処理方式では、実装者・管理者等が予め文書のスタ
イルを用意しておき、ユーザがスタイルを指定するだけ
で、煩わしいレイアウトの指定を行なうことなしに、高
品質のレイアウトを自動的に生成することができる。こ
れは、システムが文書の論理的な構成単位を識別し、そ
れぞれに適したレイアウトの形態を、スタイルを参照し
ながら生成することができるからである。このように、
文書のレイアウトから独立した論理構造を扱うことによ
って、数々のメリットを得ることができる。しかし、表
に関しては、上述したように、その論理構造は十分に考
慮されてはいない。また、ODA、SGML等の構造化
文書規格においては、表はまだ規格化されていない。
【0008】以下に、従来技術による表の作成における
問題点を具体例を用いて説明する。図9は、表の一例の
説明図、図10は、項目の追加を行なった場合の表の説
明図である。図9では、エネルギーの消費先を大分類と
し、消費されるエネルギー源の種別を小分類として、年
別に消費量を示している。図9の表において、例えば、
消費されるエネルギー源の種別に属する見出し項目とし
て、「石油」、「ガス」、「電力」、「石炭」に続い
て、新たな項目「太陽エネルギー」を追加し、図10に
示す表を得る場合を考える。論理的に見れば1項目の追
加であるが、表のレイアウトを考えると、エネルギーの
消費先の3項目、すなわち、「家庭における消費」、
「工業における消費」、「農業における消費」の各項目
の右側のエネルギー源の種別として一行ずつ、計3行を
追加するという操作を行なう必要がある。従来の文書処
理装置では、表の形状等が記述されているので、1行の
追加ごとに記述を変更し、見出し欄に見出し項目「太陽
エネルギー」を挿入し、これを3回繰り返して行なうこ
とになる。
問題点を具体例を用いて説明する。図9は、表の一例の
説明図、図10は、項目の追加を行なった場合の表の説
明図である。図9では、エネルギーの消費先を大分類と
し、消費されるエネルギー源の種別を小分類として、年
別に消費量を示している。図9の表において、例えば、
消費されるエネルギー源の種別に属する見出し項目とし
て、「石油」、「ガス」、「電力」、「石炭」に続い
て、新たな項目「太陽エネルギー」を追加し、図10に
示す表を得る場合を考える。論理的に見れば1項目の追
加であるが、表のレイアウトを考えると、エネルギーの
消費先の3項目、すなわち、「家庭における消費」、
「工業における消費」、「農業における消費」の各項目
の右側のエネルギー源の種別として一行ずつ、計3行を
追加するという操作を行なう必要がある。従来の文書処
理装置では、表の形状等が記述されているので、1行の
追加ごとに記述を変更し、見出し欄に見出し項目「太陽
エネルギー」を挿入し、これを3回繰り返して行なうこ
とになる。
【0009】文書処理システムが新たな項目の追加を論
理的に行なう、すなわち、独立した1行追加を単に3回
繰り返すのではなく、新たな項目の追加という1つの編
集操作により3行の追加と同等の編集を行なうために
は、エネルギー源の種別に関する見出し項目「石油」、
「ガス」、「電力」、「石炭」がグループをなしている
こと、このグループが、「家庭における消費」、「工業
における消費」、「農業における消費」のなすグループ
に従属されていることが認識されていなければならな
い。文書処理システムは、編集しつつある文書のすべて
の性質を、文書表現を通じて認識するので、表を表現す
るためのこれらの情報が記述されていなければならな
い。しかし、従来の表現方式ではこれらの情報を記述す
ることはできず、結局、文書処理システムは、このよう
な論理操作を1つの操作として扱うことができない。
理的に行なう、すなわち、独立した1行追加を単に3回
繰り返すのではなく、新たな項目の追加という1つの編
集操作により3行の追加と同等の編集を行なうために
は、エネルギー源の種別に関する見出し項目「石油」、
「ガス」、「電力」、「石炭」がグループをなしている
こと、このグループが、「家庭における消費」、「工業
における消費」、「農業における消費」のなすグループ
に従属されていることが認識されていなければならな
い。文書処理システムは、編集しつつある文書のすべて
の性質を、文書表現を通じて認識するので、表を表現す
るためのこれらの情報が記述されていなければならな
い。しかし、従来の表現方式ではこれらの情報を記述す
ることはできず、結局、文書処理システムは、このよう
な論理操作を1つの操作として扱うことができない。
【0010】このように、従来の文書処理システムで
は、項目の追加という論理的な編集を行なうためのイン
ターフェースをユーザに提供できないので、ユーザは多
大な労力を要することとなる。また、このような論理編
集を含んだ処理を自動化しようとしても、従来の文書処
理システムでは、表の論理構造を有していないため、例
えば項目「太陽エネルギー」の追加によって、表のどの
位置に行または列を追加しなければならないかを知るこ
とはできない。したがって、見出しの追加という論理編
集を含んだ処理を自動化することが困難である。自動化
した場合でも、表の仕様に依存するプログラムを作成し
なければならない。つまり、汎用のプログラムによって
処理することができない。
は、項目の追加という論理的な編集を行なうためのイン
ターフェースをユーザに提供できないので、ユーザは多
大な労力を要することとなる。また、このような論理編
集を含んだ処理を自動化しようとしても、従来の文書処
理システムでは、表の論理構造を有していないため、例
えば項目「太陽エネルギー」の追加によって、表のどの
位置に行または列を追加しなければならないかを知るこ
とはできない。したがって、見出しの追加という論理編
集を含んだ処理を自動化することが困難である。自動化
した場合でも、表の仕様に依存するプログラムを作成し
なければならない。つまり、汎用のプログラムによって
処理することができない。
【0011】さらに、操作ミス等によって、表の論理構
造の一貫性を損なう恐れがある。たとえば、3行追加す
るべきところ、なんらかの事情で2行しか追加しなかっ
たとすると、「石油」、「電力」、「石炭」、「太陽エ
ネルギー」のなすグループが、「家庭における消費」、
「工業における消費」、「農業における消費」のなすグ
ループに従属しているという論理関係が損なわれてしま
う。したがって、別の処理によってこの論理関係を用い
る場合、たとえば、「家庭における消費」、「工業にお
ける消費」、「農業における消費」の各行見出し項目の
右に、同じ行見出し項目の列が来ることを予想して設計
された処理の場合には、以後の処理に支障を来すことに
なる。従来の文書処理システムでは、表の論理構造の情
報を有していないので、このような論理関係の不整合を
検出することもできない。
造の一貫性を損なう恐れがある。たとえば、3行追加す
るべきところ、なんらかの事情で2行しか追加しなかっ
たとすると、「石油」、「電力」、「石炭」、「太陽エ
ネルギー」のなすグループが、「家庭における消費」、
「工業における消費」、「農業における消費」のなすグ
ループに従属しているという論理関係が損なわれてしま
う。したがって、別の処理によってこの論理関係を用い
る場合、たとえば、「家庭における消費」、「工業にお
ける消費」、「農業における消費」の各行見出し項目の
右に、同じ行見出し項目の列が来ることを予想して設計
された処理の場合には、以後の処理に支障を来すことに
なる。従来の文書処理システムでは、表の論理構造の情
報を有していないので、このような論理関係の不整合を
検出することもできない。
【0012】上述のような論理編集によりレイアウトの
変更を行なわなければならなくなる場合がある。たとえ
ば、行見出しを追加することによって、表の高さが増加
し、ページの高さを越えてしまった場合、表を分割して
複数のページにわたって割り付けなければならず、レイ
アウトを変更する必要が生じる。このようなとき、従来
の方式では、その度ごとに表現中の罫線枠の形状を変更
しなければならない。例えば、表の表現中に、新しいペ
ージの新たな罫線枠を記述するのみならず、多くの場
合、列見出し項目を繰り返し配置しなければならない。
新しいページの記述を行なっても、別の行見出しの削除
が行なわれて、結局、表のレイアウトが1ページに収ま
ってしまうと、表の分割による罫線枠の変更は無駄にな
ってしまう。このように、編集のたびにレイアウトの変
更を行なっていたのでは、効率が悪く、また、手間もか
かる。項目の追加や削除などの論理編集を行なった結果
を得てから、レイアウトへの反映はまとめて行なった方
が効率がよい。しかし、従来の文書処理システムでは、
予め表のレイアウトを設定してからデータを入力する方
式のため、効率のよい入力編集を行なうことができなか
った。
変更を行なわなければならなくなる場合がある。たとえ
ば、行見出しを追加することによって、表の高さが増加
し、ページの高さを越えてしまった場合、表を分割して
複数のページにわたって割り付けなければならず、レイ
アウトを変更する必要が生じる。このようなとき、従来
の方式では、その度ごとに表現中の罫線枠の形状を変更
しなければならない。例えば、表の表現中に、新しいペ
ージの新たな罫線枠を記述するのみならず、多くの場
合、列見出し項目を繰り返し配置しなければならない。
新しいページの記述を行なっても、別の行見出しの削除
が行なわれて、結局、表のレイアウトが1ページに収ま
ってしまうと、表の分割による罫線枠の変更は無駄にな
ってしまう。このように、編集のたびにレイアウトの変
更を行なっていたのでは、効率が悪く、また、手間もか
かる。項目の追加や削除などの論理編集を行なった結果
を得てから、レイアウトへの反映はまとめて行なった方
が効率がよい。しかし、従来の文書処理システムでは、
予め表のレイアウトを設定してからデータを入力する方
式のため、効率のよい入力編集を行なうことができなか
った。
【0013】別の例として、複数の表をマージして新し
い表を作成する場合を考える。図11、図12は、マー
ジされる表の一例の説明図である。たとえば、図11と
図12に示された2つの表をマージして、図9に示す表
をマージの結果として得るとする。従来の方式に従っ
て、人手でマージを行なおうとすると、以下の手順で行
なわれなければならない。すなわち、 (a)両方の表を観察して重複して現れるデータを見つ
け出す。この例では、「電力」の消費のデータが重複し
ている。 (b)マージした結果の表のスタイルに合わせて、罫線
枠の形状を決定する。この例では、図9に示すような表
の罫線枠の形状を決定する。 (c)決定した罫線枠の各項目欄に、対応する内容を埋
めて行く。 以上の手順は、非常に手間のかかる作業である。
い表を作成する場合を考える。図11、図12は、マー
ジされる表の一例の説明図である。たとえば、図11と
図12に示された2つの表をマージして、図9に示す表
をマージの結果として得るとする。従来の方式に従っ
て、人手でマージを行なおうとすると、以下の手順で行
なわれなければならない。すなわち、 (a)両方の表を観察して重複して現れるデータを見つ
け出す。この例では、「電力」の消費のデータが重複し
ている。 (b)マージした結果の表のスタイルに合わせて、罫線
枠の形状を決定する。この例では、図9に示すような表
の罫線枠の形状を決定する。 (c)決定した罫線枠の各項目欄に、対応する内容を埋
めて行く。 以上の手順は、非常に手間のかかる作業である。
【0014】自動的にマージを行なおうとすると、ま
ず、この2つの表はまったく異なるスタイルで割り付け
られているので、スタイルを一致させなければならな
い。次に重複しているデータを探索して、マージした表
で重複して表示されないように、新しい表の罫線の位置
を計算しなければならない。このためには、2つの表の
スタイルに依存した固有のプログラムを作成しなければ
ならない。つまり、汎用のマージプログラムを作成する
ことはできない。
ず、この2つの表はまったく異なるスタイルで割り付け
られているので、スタイルを一致させなければならな
い。次に重複しているデータを探索して、マージした表
で重複して表示されないように、新しい表の罫線の位置
を計算しなければならない。このためには、2つの表の
スタイルに依存した固有のプログラムを作成しなければ
ならない。つまり、汎用のマージプログラムを作成する
ことはできない。
【0015】このように、従来の文書処理システムで
は、表の枠の形状と枠内での項目の配置を記述している
のみであり、項目間の関係など、構造に関する情報を有
していないので、十分な論理編集機能を提供し得ず、さ
らに、編集を行なうに従って頻雑にレイアウトの変更を
行なわなければならず、効率が悪いという問題があっ
た。
は、表の枠の形状と枠内での項目の配置を記述している
のみであり、項目間の関係など、構造に関する情報を有
していないので、十分な論理編集機能を提供し得ず、さ
らに、編集を行なうに従って頻雑にレイアウトの変更を
行なわなければならず、効率が悪いという問題があっ
た。
【0016】例えば、特開平4−169964号公報に
は、表のデータをLISP的なリスト形式で保持するこ
とが記載されている。この技術によれば、表のデータを
ある程度は論理的に表すことができる。しかし、この技
術のように単に木構造的に表のデータを表すだけでは、
論理編集を簡単に行なうことはできない。例えば図10
のように、見出し項目として「太陽エネルギー」を加え
る操作は各消費先の枝の下にそれぞれ追加する処理を行
なわなければならない。また、表のマージに際しても、
図11、図12に示すように、木構造の違う表の場合に
は、構造の変換が必要となり、編集処理は困難である。
さらに、いくつかの見出し項目で表のデータを共有する
データ構造は、LISP的なリスト形式では表現が難し
い。
は、表のデータをLISP的なリスト形式で保持するこ
とが記載されている。この技術によれば、表のデータを
ある程度は論理的に表すことができる。しかし、この技
術のように単に木構造的に表のデータを表すだけでは、
論理編集を簡単に行なうことはできない。例えば図10
のように、見出し項目として「太陽エネルギー」を加え
る操作は各消費先の枝の下にそれぞれ追加する処理を行
なわなければならない。また、表のマージに際しても、
図11、図12に示すように、木構造の違う表の場合に
は、構造の変換が必要となり、編集処理は困難である。
さらに、いくつかの見出し項目で表のデータを共有する
データ構造は、LISP的なリスト形式では表現が難し
い。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、表の自動的
な論理編集、生成を容易に行なうことができ、効率のよ
い表の表現の記述を行なうことのできる表情報処理装置
を提供することを目的とするものである。
な論理編集、生成を容易に行なうことができ、効率のよ
い表の表現の記述を行なうことのできる表情報処理装置
を提供することを目的とするものである。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明は、表情報処理装
置において、表の見出しに関する見出し情報と表の内容
を表す表データとを対応させて記憶する記憶手段と、入
力手段と、該入力手段からの入力データに基づき前記記
憶手段が記憶する見出し情報および表データに対して編
集を行ない前記記憶手段に記憶させる編集手段を有する
ことを特徴とするものである。
置において、表の見出しに関する見出し情報と表の内容
を表す表データとを対応させて記憶する記憶手段と、入
力手段と、該入力手段からの入力データに基づき前記記
憶手段が記憶する見出し情報および表データに対して編
集を行ない前記記憶手段に記憶させる編集手段を有する
ことを特徴とするものである。
【0019】記憶手段に記憶される見出し情報は、見出
し項目列と表データを指し示すポインタを有し、該ポイ
ンタにより見出し項目列と表データを対応させて記憶さ
せることができる。
し項目列と表データを指し示すポインタを有し、該ポイ
ンタにより見出し項目列と表データを対応させて記憶さ
せることができる。
【0020】また、見出し情報は、階層的な関係を有す
る見出し項目と、該見出し項目間の関係を示す関係情報
を含むことができる。関係情報としては、見出し項目間
の階層関係を示す情報のほか、同じ階層間の見出し項目
に成り立つ関係や、上下の階層間の見出し項目間に存在
する階層関係以外の関係などがあり、必要に応じて記憶
手段に記憶させておくことができる。
る見出し項目と、該見出し項目間の関係を示す関係情報
を含むことができる。関係情報としては、見出し項目間
の階層関係を示す情報のほか、同じ階層間の見出し項目
に成り立つ関係や、上下の階層間の見出し項目間に存在
する階層関係以外の関係などがあり、必要に応じて記憶
手段に記憶させておくことができる。
【0021】見出し情報は、見出し項目に対応した属性
を含むこともできる。さらに、見出し情報は、見出し情
報中の見出し項目間の2項関係情報を含むことができ
る。
を含むこともできる。さらに、見出し情報は、見出し情
報中の見出し項目間の2項関係情報を含むことができ
る。
【0022】
【作用】本発明によれば、表情報処理装置において、記
憶手段に、表の見出しに関する見出し情報と表の内容を
表す表データとを対応させて記憶するので、表の表現が
構造化され、例えば論理編集や、表の自動生成などに耐
え得る構成とすることができる。また、入力手段からの
入力データに基づき、編集手段において記憶手段が記憶
する見出し情報および表データに対して編集を行なうの
でユーザの操作ミスによって論理構造の一貫性が損なわ
れることはない。
憶手段に、表の見出しに関する見出し情報と表の内容を
表す表データとを対応させて記憶するので、表の表現が
構造化され、例えば論理編集や、表の自動生成などに耐
え得る構成とすることができる。また、入力手段からの
入力データに基づき、編集手段において記憶手段が記憶
する見出し情報および表データに対して編集を行なうの
でユーザの操作ミスによって論理構造の一貫性が損なわ
れることはない。
【0023】記憶手段に記憶される見出し情報が、見出
し項目列と表データを指し示すポインタを有し、該ポイ
ンタにより見出し項目列と表データを対応させて記憶す
ることにより、共通のデータを共有する見出し情報に対
して、共通の表データの内容を対応付けることが可能に
なり、例えば表の生成時に複数の欄にまたがった表デー
タの割り付けが可能になる。
し項目列と表データを指し示すポインタを有し、該ポイ
ンタにより見出し項目列と表データを対応させて記憶す
ることにより、共通のデータを共有する見出し情報に対
して、共通の表データの内容を対応付けることが可能に
なり、例えば表の生成時に複数の欄にまたがった表デー
タの割り付けが可能になる。
【0024】また、見出し情報が階層的な関係を有する
見出し項目と、該見出し項目間の関係を示す関係情報を
含むことにより、複雑な表の構造をも表現することが可
能となり、そのような複雑な表の論理構造を記憶してお
くことができる。また、見出し情報として、見出し項目
に対応した属性を含むことにより、見出し項目の共通の
性質や順列などを規定することができる。さらに、見出
し情報として、見出し情報中の見出し項目間の2項関係
情報を含むことにより、各見出し項目間の関係を高速に
得ることができる。
見出し項目と、該見出し項目間の関係を示す関係情報を
含むことにより、複雑な表の構造をも表現することが可
能となり、そのような複雑な表の論理構造を記憶してお
くことができる。また、見出し情報として、見出し項目
に対応した属性を含むことにより、見出し項目の共通の
性質や順列などを規定することができる。さらに、見出
し情報として、見出し情報中の見出し項目間の2項関係
情報を含むことにより、各見出し項目間の関係を高速に
得ることができる。
【0025】
【実施例】図1は、本発明の表情報処理装置の一実施例
を示すブロック図である。図中、1は入力手段、2は編
集手段、3は記憶手段、4は利用手段である。入力手段
1は、表の見出し情報となり得る入力見出し情報および
表データ等の入力データを編集手段2へ入力する。入力
データは、例えばキーボード等の入力機器や、ワークス
テーションなどで構成されてもよいし、通信回線を通じ
て入力されてもよい。さらに、例えばディスクやメモリ
などに記憶されているデータを読み出す構成としてもよ
い。入力データの形式は、例えば後述する見出し情報及
び表データの形式でもよいし、別の形式でもよい。ま
た、編集指示データなども入力され、そのデータは編集
手段2に送られる。
を示すブロック図である。図中、1は入力手段、2は編
集手段、3は記憶手段、4は利用手段である。入力手段
1は、表の見出し情報となり得る入力見出し情報および
表データ等の入力データを編集手段2へ入力する。入力
データは、例えばキーボード等の入力機器や、ワークス
テーションなどで構成されてもよいし、通信回線を通じ
て入力されてもよい。さらに、例えばディスクやメモリ
などに記憶されているデータを読み出す構成としてもよ
い。入力データの形式は、例えば後述する見出し情報及
び表データの形式でもよいし、別の形式でもよい。ま
た、編集指示データなども入力され、そのデータは編集
手段2に送られる。
【0026】編集手段2は、入力手段1から送られてく
る入力データ等を受け取り、必要な場合には記憶手段3
に記憶させるデータ形式に変換し、また、既に記憶され
ている見出し情報及び表データに対して編集を行ない、
結果を記憶手段3に記憶させる。このとき行なわれる編
集処理は、見出し情報または表データの追加や修正、削
除、既に記憶手段3に記憶されている見出し情報または
表データの修正、いくつかの表のマージなど、論理編集
を含む。
る入力データ等を受け取り、必要な場合には記憶手段3
に記憶させるデータ形式に変換し、また、既に記憶され
ている見出し情報及び表データに対して編集を行ない、
結果を記憶手段3に記憶させる。このとき行なわれる編
集処理は、見出し情報または表データの追加や修正、削
除、既に記憶手段3に記憶されている見出し情報または
表データの修正、いくつかの表のマージなど、論理編集
を含む。
【0027】記憶手段3は、見出し情報及び表データを
記憶することにより、構造化された表の情報を保持す
る。
記憶することにより、構造化された表の情報を保持す
る。
【0028】利用手段4は、記憶手段3に記憶されてい
る見出し情報、表データを用いて、あるいは、編集手段
2で編集されたデータを用いて、処理を行なう任意の処
理手段により構成することができる。例えば、見出し情
報及び表データから実際に表を生成する手段により構成
することができる。この場合、見出し情報及び表データ
を入力とし、適当なパラメータを指定することによっ
て、レイアウトを自動的に生成することができる。指定
するべきパラメータを、適当な手段であらかじめ与えて
おくことにより、完全に自動化されたレイアウトの生成
も可能である。
る見出し情報、表データを用いて、あるいは、編集手段
2で編集されたデータを用いて、処理を行なう任意の処
理手段により構成することができる。例えば、見出し情
報及び表データから実際に表を生成する手段により構成
することができる。この場合、見出し情報及び表データ
を入力とし、適当なパラメータを指定することによっ
て、レイアウトを自動的に生成することができる。指定
するべきパラメータを、適当な手段であらかじめ与えて
おくことにより、完全に自動化されたレイアウトの生成
も可能である。
【0029】記憶手段3に記憶される見出し情報及び表
データについて説明する。図2は、一般的な表の説明図
である。表は、見出し欄とデータ欄から構成される。見
出し欄に現れる項目を見出し項目という。文書中に現れ
る多くの表は、見出し項目の組合せとデータとの対応関
係を表現するものである。見出し項目の組み合わせを見
出し項目列と呼ぶ。ある特定の行と特定の列が交差する
データ欄に記載された表データは、該行中に現れる見出
し項目列と該列中に現れる見出し項目列を併せた見出し
項目列に対応する。単一行および単一列に複数の見出し
項目が現れることもありうる。例えば、図2に破線で示
した行及び列では、行見出し項目B,Fおよび列見出し
項目b,iを併せた見出し項目列(B,F,b,i)
と、表データ「12」が対応する。
データについて説明する。図2は、一般的な表の説明図
である。表は、見出し欄とデータ欄から構成される。見
出し欄に現れる項目を見出し項目という。文書中に現れ
る多くの表は、見出し項目の組合せとデータとの対応関
係を表現するものである。見出し項目の組み合わせを見
出し項目列と呼ぶ。ある特定の行と特定の列が交差する
データ欄に記載された表データは、該行中に現れる見出
し項目列と該列中に現れる見出し項目列を併せた見出し
項目列に対応する。単一行および単一列に複数の見出し
項目が現れることもありうる。例えば、図2に破線で示
した行及び列では、行見出し項目B,Fおよび列見出し
項目b,iを併せた見出し項目列(B,F,b,i)
と、表データ「12」が対応する。
【0030】図3は表の論理構造の一例の説明図であ
る。表の論理構造を記憶するために、見出し情報として
は、少なくとも見出し項目列を有し、上述のような見出
し項目列と表データの対応を記憶しておく必要がある。
図3(D)は、見出し項目列と表データの対応の一例を
示している。図3(D)では、「→」の左辺が見出し項
目列、右辺が対応するデータを示している。例えば、見
出し項目「家庭における消費」、「石油」、「198
2」からなる見出し項目列と、表データ「14395
0」が対応付けられる。
る。表の論理構造を記憶するために、見出し情報として
は、少なくとも見出し項目列を有し、上述のような見出
し項目列と表データの対応を記憶しておく必要がある。
図3(D)は、見出し項目列と表データの対応の一例を
示している。図3(D)では、「→」の左辺が見出し項
目列、右辺が対応するデータを示している。例えば、見
出し項目「家庭における消費」、「石油」、「198
2」からなる見出し項目列と、表データ「14395
0」が対応付けられる。
【0031】1つあるいは複数の見出し項目でグループ
を構成することができる。このグループは、表の見出し
欄に現れる見出し項目とは別に、属する見出し項目の上
位の見出し項目と考えることができる。このグループに
より、見出し項目は階層的な関係を有することになる。
図3(D)で示した見出し項目列と表データの対応にお
いて、見出し項目列を構成した各見出し項目は、グルー
プのメンバになりうる。図3(A)は、見出し項目のグ
ループの定義の一例を示している。例えば、グループ<
エネルギー源>は、見出し項目「ガス」、「石炭」、
「石油」、「電力」の4つのメンバから構成される。す
なわち、上位の見出し項目であるグループ<エネルギー
源>の下位に4つの見出し項目が階層的に関係付けられ
たことになる。グループ<化石燃料>、<消費先>、<
年度>についても同様である。グループとしては、論理
編集のために必要なもの、列見出し欄、行見出し欄に配
置されるべき見出し項目を集めたグループのように割り
付けに必要なもの等を定義することができる。これらの
グループは、必要なだけ記述すればよい。もちろんメン
バとしてグループ名を指定することも可能である。
を構成することができる。このグループは、表の見出し
欄に現れる見出し項目とは別に、属する見出し項目の上
位の見出し項目と考えることができる。このグループに
より、見出し項目は階層的な関係を有することになる。
図3(D)で示した見出し項目列と表データの対応にお
いて、見出し項目列を構成した各見出し項目は、グルー
プのメンバになりうる。図3(A)は、見出し項目のグ
ループの定義の一例を示している。例えば、グループ<
エネルギー源>は、見出し項目「ガス」、「石炭」、
「石油」、「電力」の4つのメンバから構成される。す
なわち、上位の見出し項目であるグループ<エネルギー
源>の下位に4つの見出し項目が階層的に関係付けられ
たことになる。グループ<化石燃料>、<消費先>、<
年度>についても同様である。グループとしては、論理
編集のために必要なもの、列見出し欄、行見出し欄に配
置されるべき見出し項目を集めたグループのように割り
付けに必要なもの等を定義することができる。これらの
グループは、必要なだけ記述すればよい。もちろんメン
バとしてグループ名を指定することも可能である。
【0032】また、見出し項目からなる各グループに
は、属性を付与することができる。属性は、どのグルー
プに付与されたものであるかが識別可能な形で、見出し
情報として記憶される。属性としては、種々の情報を与
えることができる。例えば、図3(A)で示したグルー
プに付与したグループ名<エネルギー源>、<化石燃料
>、<消費先>、<年度>等は属性として表現上に保持
される。また、各グループ内の見出し項目に順序を定義
する場合、それが、一通りであれば、見出し項目の出現
順序と一致させてもよい。しかし、複数の順序を定義し
たい場合は、それらの順序の定義を属性として定義する
ことができる。例えば、図3(B)に示すように、グル
ープ<エネルギー源>に属する4つの見出し項目「ガ
ス」、「石炭」、「石油」、「電力」の順序を2,4,
1,3の順にしたい場合には、その旨を定義する。図3
(B)において、〈表示上の順序〉の右辺に現れる数字
の順序は、グループを定義したときに現れる見出し項目
の順序である。数字の大きさが見出し項目の順序を示
す。これらの順序を参照するために順序自体に名前を付
けることもできる。この場合に付けられた名前も属性と
して保持される。
は、属性を付与することができる。属性は、どのグルー
プに付与されたものであるかが識別可能な形で、見出し
情報として記憶される。属性としては、種々の情報を与
えることができる。例えば、図3(A)で示したグルー
プに付与したグループ名<エネルギー源>、<化石燃料
>、<消費先>、<年度>等は属性として表現上に保持
される。また、各グループ内の見出し項目に順序を定義
する場合、それが、一通りであれば、見出し項目の出現
順序と一致させてもよい。しかし、複数の順序を定義し
たい場合は、それらの順序の定義を属性として定義する
ことができる。例えば、図3(B)に示すように、グル
ープ<エネルギー源>に属する4つの見出し項目「ガ
ス」、「石炭」、「石油」、「電力」の順序を2,4,
1,3の順にしたい場合には、その旨を定義する。図3
(B)において、〈表示上の順序〉の右辺に現れる数字
の順序は、グループを定義したときに現れる見出し項目
の順序である。数字の大きさが見出し項目の順序を示
す。これらの順序を参照するために順序自体に名前を付
けることもできる。この場合に付けられた名前も属性と
して保持される。
【0033】さらに、記述されたグループや見出し項目
の間に成り立つ関係を記述することができる。記述でき
る関係としては、グループ間、グループと見出し項目
間、見出し項目間の関係がある。例えば、2つのグルー
プ間において、一方が他方に包含されるという関係、あ
るいは、一方が他方に従属するという関係が記述でき
る。図3(C)の2行目に示すように、グループ<エネ
ルギー源>はグループ<化石燃料>を包含するといった
関係を記述することができる。また、見出し項目にグル
ープが従属するという関係も記述できる。例えば、見出
し項目「ほ乳類」に、「牛」、「羊」、「豚」からなる
グループ〈偶蹄目〉が従属していることを指定すること
ができる。
の間に成り立つ関係を記述することができる。記述でき
る関係としては、グループ間、グループと見出し項目
間、見出し項目間の関係がある。例えば、2つのグルー
プ間において、一方が他方に包含されるという関係、あ
るいは、一方が他方に従属するという関係が記述でき
る。図3(C)の2行目に示すように、グループ<エネ
ルギー源>はグループ<化石燃料>を包含するといった
関係を記述することができる。また、見出し項目にグル
ープが従属するという関係も記述できる。例えば、見出
し項目「ほ乳類」に、「牛」、「羊」、「豚」からなる
グループ〈偶蹄目〉が従属していることを指定すること
ができる。
【0034】さらに、複数のグループにおいて、互いに
直交的であるという関係を定義することができる。直交
的とは、グループ群の各グループより任意に1つずつ要
素をとったとき、それらの要素全てを含む見出し項目列
が、見出し項目列と表データの対応中に1つは存在して
いる場合をいう。例えば、図3(C)の1行目に示した
関係では、グループ<エネルギー源>、<消費先>、<
年度>の3つは、互いに直交であることを定義してい
る。すなわち、グループ<エネルギー源>、<消費先
>、<年度>の各グループに属する見出し項目は、図3
(D)の見出し項目列中に現れており、各グループに属
する見出し項目を1つずつ取ってきて組を作る、例え
ば、グループ<エネルギー源>から見出し項目「ガス」
を取り、グループ<消費先>から見出し項目「家庭にお
ける消費」を取り、グループ<年度>から「1982」
を取ると、この3つの見出し項目を含む項目列が存在
し、表データ「4620」が対応しており、直交関係を
満足することが分かる。
直交的であるという関係を定義することができる。直交
的とは、グループ群の各グループより任意に1つずつ要
素をとったとき、それらの要素全てを含む見出し項目列
が、見出し項目列と表データの対応中に1つは存在して
いる場合をいう。例えば、図3(C)の1行目に示した
関係では、グループ<エネルギー源>、<消費先>、<
年度>の3つは、互いに直交であることを定義してい
る。すなわち、グループ<エネルギー源>、<消費先
>、<年度>の各グループに属する見出し項目は、図3
(D)の見出し項目列中に現れており、各グループに属
する見出し項目を1つずつ取ってきて組を作る、例え
ば、グループ<エネルギー源>から見出し項目「ガス」
を取り、グループ<消費先>から見出し項目「家庭にお
ける消費」を取り、グループ<年度>から「1982」
を取ると、この3つの見出し項目を含む項目列が存在
し、表データ「4620」が対応しており、直交関係を
満足することが分かる。
【0035】さらに、見出し項目間の2項関係を保持す
るように構成することができる。見出し項目間の2項関
係とは、「見出し1」、「見出し2」を相異なる見出し
項目としたとき、見出し項目列と表データの対応の情報
中に、「見出し1」と「見出し2」を含むような見出し
項目列からデータへの対応が存在するとき、「見出し
1」と「見出し2」の間には2項関係が成り立つと定義
する。この2項関係の情報により、見出し項目間に成り
立つ局所的な関係を記述することができる。図3(D)
の1行目の例では、見出し項目列(「家庭における消
費」「石油」「1982」)と表データ「14396
0」が対応しているので、「家庭における消費」と「石
油」、「石油」と「1982」、「1982」と「家庭
における消費」の間にはそれぞれ2項関係が成り立つ。
図3(D)のような見出し項目列と表データの対応から
生成した2項関係を図4に示す。図4では、「→」の右
辺が、左辺と2項関係にある見出し項目のリストを示し
ている。このような2項関係の情報は、ある特定の2つ
の見出し項目を含むような見出し項目列と表データの対
応が存在するか否かを調べるときに用いることができ
る。このとき、2項関係の情報がない場合には、見出し
項目列と表データの対応の記述をすべて検索する必要が
あるが、2項関係の情報があれば、この情報を調べるの
みでよい。このことにより、関係している見出し項目の
検索を高速に行なうことができ、処理の効率化を図るこ
とができる。
るように構成することができる。見出し項目間の2項関
係とは、「見出し1」、「見出し2」を相異なる見出し
項目としたとき、見出し項目列と表データの対応の情報
中に、「見出し1」と「見出し2」を含むような見出し
項目列からデータへの対応が存在するとき、「見出し
1」と「見出し2」の間には2項関係が成り立つと定義
する。この2項関係の情報により、見出し項目間に成り
立つ局所的な関係を記述することができる。図3(D)
の1行目の例では、見出し項目列(「家庭における消
費」「石油」「1982」)と表データ「14396
0」が対応しているので、「家庭における消費」と「石
油」、「石油」と「1982」、「1982」と「家庭
における消費」の間にはそれぞれ2項関係が成り立つ。
図3(D)のような見出し項目列と表データの対応から
生成した2項関係を図4に示す。図4では、「→」の右
辺が、左辺と2項関係にある見出し項目のリストを示し
ている。このような2項関係の情報は、ある特定の2つ
の見出し項目を含むような見出し項目列と表データの対
応が存在するか否かを調べるときに用いることができ
る。このとき、2項関係の情報がない場合には、見出し
項目列と表データの対応の記述をすべて検索する必要が
あるが、2項関係の情報があれば、この情報を調べるの
みでよい。このことにより、関係している見出し項目の
検索を高速に行なうことができ、処理の効率化を図るこ
とができる。
【0036】上述のように、見出し情報および表データ
として、見出し項目列と表データの対応、見出し項目の
グループの定義、グループの属性、グループ間の関係な
どにより、表を記述することができる。例えば、図3、
図4に示した情報により、図9に示した表を記述するこ
とができる。すなわち、図9のデータ欄に記入されてい
る表データは、それぞれ見出し項目列とともに、図3
(D)に示すように対応付けられている。見出し項目
は、エネルギーの消費先とエネルギー源と年度というグ
ループに分類されている。グループ<エネルギー源>の
属性の情報として、グループに属する見出し項目の表示
上での出現順序を定義している。すなわち、「石油」が
1、「ガス」が2、「電力」が3、「石炭」が4に対応
するように、見出し項目が現れる順序が定義されてい
る。さらに、グループ間の関係では、グループ<エネル
ギー源>、<消費先>、<年度>の3つのグループが互
いに直交的であることが記述されている。さらに、必要
な場合には、図4に示すような2項関係の情報が作成さ
れる。
として、見出し項目列と表データの対応、見出し項目の
グループの定義、グループの属性、グループ間の関係な
どにより、表を記述することができる。例えば、図3、
図4に示した情報により、図9に示した表を記述するこ
とができる。すなわち、図9のデータ欄に記入されてい
る表データは、それぞれ見出し項目列とともに、図3
(D)に示すように対応付けられている。見出し項目
は、エネルギーの消費先とエネルギー源と年度というグ
ループに分類されている。グループ<エネルギー源>の
属性の情報として、グループに属する見出し項目の表示
上での出現順序を定義している。すなわち、「石油」が
1、「ガス」が2、「電力」が3、「石炭」が4に対応
するように、見出し項目が現れる順序が定義されてい
る。さらに、グループ間の関係では、グループ<エネル
ギー源>、<消費先>、<年度>の3つのグループが互
いに直交的であることが記述されている。さらに、必要
な場合には、図4に示すような2項関係の情報が作成さ
れる。
【0037】これらの見出し情報及び表データによっ
て、図9に示したような表を記述することができる。こ
の見出し情報及び表データは、表を表現するための情報
であるので、例えば図1の利用手段4として表生成機能
を有する手段を用い、この表生成手段により、実際の表
を生成することになる。この表生成手段は、例えばどの
見出し項目を用いて表を生成するかなど、いくつかのユ
ーザによる指定が必要な場合もあるが、上述のように表
を表現するための情報が構造を有しているので、その構
造を用いることにより、自動的に行見出し、列見出しを
割り付け、表データを挿入して行くことができる。その
結果として、図9のような表を得ることができる。
て、図9に示したような表を記述することができる。こ
の見出し情報及び表データは、表を表現するための情報
であるので、例えば図1の利用手段4として表生成機能
を有する手段を用い、この表生成手段により、実際の表
を生成することになる。この表生成手段は、例えばどの
見出し項目を用いて表を生成するかなど、いくつかのユ
ーザによる指定が必要な場合もあるが、上述のように表
を表現するための情報が構造を有しているので、その構
造を用いることにより、自動的に行見出し、列見出しを
割り付け、表データを挿入して行くことができる。その
結果として、図9のような表を得ることができる。
【0038】逆に、本発明において、上述の見出し情報
及び表データで表を表現することにより、表の表現情報
はレイアウトから完全に独立に記述され、表の表現中に
レイアウトに関する記述は含まれない。したがって、論
理編集の結果は表の表現中において、必要最小限の変更
として実現される。論理編集によって惹記されるレイア
ウトの変更は、その都度ではなく、まとめて行なえばよ
く、処理の効率化を図ることができる。
及び表データで表を表現することにより、表の表現情報
はレイアウトから完全に独立に記述され、表の表現中に
レイアウトに関する記述は含まれない。したがって、論
理編集の結果は表の表現中において、必要最小限の変更
として実現される。論理編集によって惹記されるレイア
ウトの変更は、その都度ではなく、まとめて行なえばよ
く、処理の効率化を図ることができる。
【0039】いくつかの論理編集について説明する。従
来の技術のところで述べた見出し項目の追加は非常に簡
単である。すなわち、対応する見出し項目グループへの
見出し項目の追加のみで実行することが可能である。先
の例では、エネルギー源として「太陽エネルギー」を追
加した。この場合には、例えば、図3(A)のグループ
<エネルギー源>の定義を、 <エネルギー源>:={「ガス」「石炭」「石油」「電
力」「太陽エネルギー」} 等のように、見出し項目「太陽エネルギー」を追加すれ
ばよい。図3(B)のグループの属性についてもグルー
プ<エネルギー源>のメンバが増加したことに伴い変更
する必要があるが、この変更はユーザが行なってもよい
し、または図1の編集手段2によって自動的に行なって
もよい。新たな属性は、 <エネルギー源>::<表示上の順序>:={2,4,
1,3,5} とすればよい。
来の技術のところで述べた見出し項目の追加は非常に簡
単である。すなわち、対応する見出し項目グループへの
見出し項目の追加のみで実行することが可能である。先
の例では、エネルギー源として「太陽エネルギー」を追
加した。この場合には、例えば、図3(A)のグループ
<エネルギー源>の定義を、 <エネルギー源>:={「ガス」「石炭」「石油」「電
力」「太陽エネルギー」} 等のように、見出し項目「太陽エネルギー」を追加すれ
ばよい。図3(B)のグループの属性についてもグルー
プ<エネルギー源>のメンバが増加したことに伴い変更
する必要があるが、この変更はユーザが行なってもよい
し、または図1の編集手段2によって自動的に行なって
もよい。新たな属性は、 <エネルギー源>::<表示上の順序>:={2,4,
1,3,5} とすればよい。
【0040】このような見出し項目の追加が行なわれた
グループの関係として、直交関係が記述されている場合
を考える。利用手段4が、記憶手段3に保持された表論
理構造を参照しながら、表罫線枠を表示し、更に枠内の
項目欄に見出し項目及びデータを表示するものとする。
上述の例のように、新しい見出し項目「太陽エネルギ
ー」がグループ〈エネルギー源〉に追加されると、図3
(C)に示したグループ間の関係の記述が参照され、グ
ループ〈エネルギー源〉、〈消費先〉、〈年度〉が互い
に直交的であることが識別される。すなわち、見出し項
目「太陽エネルギー」は、必ず、グループ〈年度〉およ
び〈消費先〉に属する見出し項目との組合せでデータと
対応することが分かる。したがって、例えば図9の表に
おいて、グループ〈消費先〉の各見出し項目「家庭にお
ける消費」、「工業における消費」、「農業における消
費」の右側に、「太陽エネルギー」のための行を1行ず
つ自動的に挿入して、「太陽エネルギー」と〈年度〉お
よび〈消費先〉に属する見出し項目とのすべての組合せ
が与えられるように罫線枠の形状を変更し、図10のよ
うな表を生成することができる。このように、互いに直
交関係にある複数のグループのいずれかに見出し項目を
追加すると、グループ間の関係中の直交関係の記述を参
照し、必要なだけの行または、列を適切な位置に自動的
に挿入するように構成することが可能となる。
グループの関係として、直交関係が記述されている場合
を考える。利用手段4が、記憶手段3に保持された表論
理構造を参照しながら、表罫線枠を表示し、更に枠内の
項目欄に見出し項目及びデータを表示するものとする。
上述の例のように、新しい見出し項目「太陽エネルギ
ー」がグループ〈エネルギー源〉に追加されると、図3
(C)に示したグループ間の関係の記述が参照され、グ
ループ〈エネルギー源〉、〈消費先〉、〈年度〉が互い
に直交的であることが識別される。すなわち、見出し項
目「太陽エネルギー」は、必ず、グループ〈年度〉およ
び〈消費先〉に属する見出し項目との組合せでデータと
対応することが分かる。したがって、例えば図9の表に
おいて、グループ〈消費先〉の各見出し項目「家庭にお
ける消費」、「工業における消費」、「農業における消
費」の右側に、「太陽エネルギー」のための行を1行ず
つ自動的に挿入して、「太陽エネルギー」と〈年度〉お
よび〈消費先〉に属する見出し項目とのすべての組合せ
が与えられるように罫線枠の形状を変更し、図10のよ
うな表を生成することができる。このように、互いに直
交関係にある複数のグループのいずれかに見出し項目を
追加すると、グループ間の関係中の直交関係の記述を参
照し、必要なだけの行または、列を適切な位置に自動的
に挿入するように構成することが可能となる。
【0041】図3(C)のように、グループ間の関係と
して包含関係が記述されている場合もある。この場合に
は、包含されているグループへの見出し項目の追加を、
包含しているグループに自動的に反映させることができ
る。たとえば、図3(A)のように見出し項目「石
油」、「石炭」からなるグループに〈化石燃料〉という
グループ名が付いているとする。グループ〈化石燃料〉
がグループ〈エネルギー源〉に包含されていることが表
現中に記述されているならば、グループ〈化石燃料〉に
新しい見出し項目、例えば「天然ガス」を追加すること
により、グループ〈エネルギー源〉に「天然ガス」を自
動的に含ませることができる。
して包含関係が記述されている場合もある。この場合に
は、包含されているグループへの見出し項目の追加を、
包含しているグループに自動的に反映させることができ
る。たとえば、図3(A)のように見出し項目「石
油」、「石炭」からなるグループに〈化石燃料〉という
グループ名が付いているとする。グループ〈化石燃料〉
がグループ〈エネルギー源〉に包含されていることが表
現中に記述されているならば、グループ〈化石燃料〉に
新しい見出し項目、例えば「天然ガス」を追加すること
により、グループ〈エネルギー源〉に「天然ガス」を自
動的に含ませることができる。
【0042】この包含関係の指定方法として、たとえ
ば、2つの方法が考えられる。その1つは、図3(A)
のように、グループ〈化石燃料〉、〈エネルギー源〉の
それぞれに対して、その要素となる見出し項目のすべて
をメンバとして列挙しておく方法である。すなわち、グ
ループの定義として、 〈エネルギー源〉={「石油」「ガス」「電力」「石
炭」} 〈化石燃料〉={「石油」「石炭」} と記述しておき、グループ間の関係として、図3(C)
のように、 〈化石燃料〉⊂〈エネルギー源〉 と記述しておけばよい。グループ〈化石燃料〉に見出し
項目「天然ガス」が追加されると、グループ間の関係及
びグループの定義の記述を参照して、グループ〈エネル
ギー源〉に見出し項目「天然ガス」を自動的に追加すれ
ばよい。
ば、2つの方法が考えられる。その1つは、図3(A)
のように、グループ〈化石燃料〉、〈エネルギー源〉の
それぞれに対して、その要素となる見出し項目のすべて
をメンバとして列挙しておく方法である。すなわち、グ
ループの定義として、 〈エネルギー源〉={「石油」「ガス」「電力」「石
炭」} 〈化石燃料〉={「石油」「石炭」} と記述しておき、グループ間の関係として、図3(C)
のように、 〈化石燃料〉⊂〈エネルギー源〉 と記述しておけばよい。グループ〈化石燃料〉に見出し
項目「天然ガス」が追加されると、グループ間の関係及
びグループの定義の記述を参照して、グループ〈エネル
ギー源〉に見出し項目「天然ガス」を自動的に追加すれ
ばよい。
【0043】別の方法としては、グループ〈化石燃料〉
に対しては、その要素となる見出し項目すべてを記述し
ておき、グループ〈エネルギー源〉の定義を、 〈エネルギー源〉={「ガス」「太陽エネルギー」〈化
石燃料〉} と記述しておく方法が考えられる。この場合には、グル
ープ〈エネルギー源〉に含まれる見出し項目を参照する
ときは、グループ〈化石燃料〉の定義の記述をさらに参
照することになる。この方法では、グループ〈化石燃
料〉に見出し項目「天然ガス」が追加されても、〈エネ
ルギー源〉の記述を変更する必要がない。
に対しては、その要素となる見出し項目すべてを記述し
ておき、グループ〈エネルギー源〉の定義を、 〈エネルギー源〉={「ガス」「太陽エネルギー」〈化
石燃料〉} と記述しておく方法が考えられる。この場合には、グル
ープ〈エネルギー源〉に含まれる見出し項目を参照する
ときは、グループ〈化石燃料〉の定義の記述をさらに参
照することになる。この方法では、グループ〈化石燃
料〉に見出し項目「天然ガス」が追加されても、〈エネ
ルギー源〉の記述を変更する必要がない。
【0044】次に、複数の表をマージする場合を考え
る。例えば、第1の表と第2の表の2つの表をマージす
る場合、第1の表の表現中に記述されている見出し項目
列と表データの対応のリストと、第2の表の表現中に記
述されている見出し項目列と表データの対応のリストを
つなぎ合わせる。そして、得られた新しいリストが、マ
ージされた表の見出し項目列と表データの対応のリスト
である。このとき、両方の表の表現中に、同じ「見出し
項目列からデータへの対応」が記述されているときは、
マージされた表における表現中で重複しないようにす
る。それぞれの見出し項目列中における見出し項目の出
現順序の違いは無視する。例えば図11に示した表と、
図12に示した表をマージすることを考えると、それぞ
れの表における見出し項目列と表データの対応のリスト
をつなぎ合わせ、「電力」に関するデータの重複を排除
することにより、図3(D)のようなリストを生成する
ことができる。このとき、図4のような2項関係を作成
している場合には、このデータも自動的に修正すること
ができる。また、グループの定義なども変更する必要が
生じるが、この変更も自動的に行なうことが可能であ
る。例えば図11の表におけるグループ<エネルギー源
>のメンバが「石油」、「電力」、「石炭」であり、図
12の表におけるグループ<エネルギー源>のメンバが
「電力」、「ガス」であるとき、マージの指示に従って
これらを一緒にして重複を排除することにより、図3
(A)のように、グループ<エネルギー源>のメンバを
「ガス」、「石炭」、「石油」、「電力」の4つにする
ことができる。このように、論理編集によりマージを実
行し、表を生成することにより、例えば図11と図12
に示した表がマージされ、簡単に図9のような表を得る
ことができる。上述のようなマージの操作は、図1の編
集手段2で実現することも可能であるし、利用手段4に
より行なうこともできる。利用手段4で行なう場合で
も、汎用のプログラムによって自動的に行なうことが可
能である。
る。例えば、第1の表と第2の表の2つの表をマージす
る場合、第1の表の表現中に記述されている見出し項目
列と表データの対応のリストと、第2の表の表現中に記
述されている見出し項目列と表データの対応のリストを
つなぎ合わせる。そして、得られた新しいリストが、マ
ージされた表の見出し項目列と表データの対応のリスト
である。このとき、両方の表の表現中に、同じ「見出し
項目列からデータへの対応」が記述されているときは、
マージされた表における表現中で重複しないようにす
る。それぞれの見出し項目列中における見出し項目の出
現順序の違いは無視する。例えば図11に示した表と、
図12に示した表をマージすることを考えると、それぞ
れの表における見出し項目列と表データの対応のリスト
をつなぎ合わせ、「電力」に関するデータの重複を排除
することにより、図3(D)のようなリストを生成する
ことができる。このとき、図4のような2項関係を作成
している場合には、このデータも自動的に修正すること
ができる。また、グループの定義なども変更する必要が
生じるが、この変更も自動的に行なうことが可能であ
る。例えば図11の表におけるグループ<エネルギー源
>のメンバが「石油」、「電力」、「石炭」であり、図
12の表におけるグループ<エネルギー源>のメンバが
「電力」、「ガス」であるとき、マージの指示に従って
これらを一緒にして重複を排除することにより、図3
(A)のように、グループ<エネルギー源>のメンバを
「ガス」、「石炭」、「石油」、「電力」の4つにする
ことができる。このように、論理編集によりマージを実
行し、表を生成することにより、例えば図11と図12
に示した表がマージされ、簡単に図9のような表を得る
ことができる。上述のようなマージの操作は、図1の編
集手段2で実現することも可能であるし、利用手段4に
より行なうこともできる。利用手段4で行なう場合で
も、汎用のプログラムによって自動的に行なうことが可
能である。
【0045】このほか、種々の編集を行なうことが可能
である。例えば、表の分離や部分表の作成など、表全体
に対する編集や、見出し項目列と表データの対応、見出
し項目グループの定義、グループの属性、グループ間の
関係等のデータの追加、削除、修正などを行なうことが
できる。
である。例えば、表の分離や部分表の作成など、表全体
に対する編集や、見出し項目列と表データの対応、見出
し項目グループの定義、グループの属性、グループ間の
関係等のデータの追加、削除、修正などを行なうことが
できる。
【0046】図5は、別の表の一例を示す説明図であ
る。ある場合には、複数の見出し項目列に対して共通の
表データを割り当てたい場合がある。例えば、図5に示
すように、データ欄に融合された項目枠が存在する場合
である。この例では、「A」,「B」,「C」,「D」
からなる見出し項目列と、「E」,「F」,「C」,
「D」からなる見出し項目列は、共通する表データ「g
nat」を有している。従来から行なわれている作表の
方法では、このように共有されるデータが表のレイアウ
トの上で、となり合う項目欄に配置される場合には、そ
の項目欄を融合する、すなわち、境界となる罫線を引か
ずに複数の行または列にまたがる一つの項目欄として扱
うことで表現している。
る。ある場合には、複数の見出し項目列に対して共通の
表データを割り当てたい場合がある。例えば、図5に示
すように、データ欄に融合された項目枠が存在する場合
である。この例では、「A」,「B」,「C」,「D」
からなる見出し項目列と、「E」,「F」,「C」,
「D」からなる見出し項目列は、共通する表データ「g
nat」を有している。従来から行なわれている作表の
方法では、このように共有されるデータが表のレイアウ
トの上で、となり合う項目欄に配置される場合には、そ
の項目欄を融合する、すなわち、境界となる罫線を引か
ずに複数の行または列にまたがる一つの項目欄として扱
うことで表現している。
【0047】しかし、上述の実施例においては、図3
(D)に示すように、見出し項目列と表データを一対一
に対応させているため、図5に示されている表のよう
な、共有関係を有する表を生成することは困難である。
図6は、本発明の表情報処理装置の一実施例における図
5に対応した表の論理構造の一例の説明図である。図6
に示すように、各見出し項目列「A」,「B」,
「C」,「D」と、「E」,「F」,「C」,「D」
は、それぞれ表データ「gnat」を有している。その
ため、同じ表データ「gnat」であっても、別のデー
タとして保持されるので、共有データと認識することは
できない。同じ値を有する項目欄を融合させるように構
成することもできるが、偶然に同じ値を有するデータが
隣接した場合にも融合されることとなり、意図しない表
が生成されることになる。
(D)に示すように、見出し項目列と表データを一対一
に対応させているため、図5に示されている表のよう
な、共有関係を有する表を生成することは困難である。
図6は、本発明の表情報処理装置の一実施例における図
5に対応した表の論理構造の一例の説明図である。図6
に示すように、各見出し項目列「A」,「B」,
「C」,「D」と、「E」,「F」,「C」,「D」
は、それぞれ表データ「gnat」を有している。その
ため、同じ表データ「gnat」であっても、別のデー
タとして保持されるので、共有データと認識することは
できない。同じ値を有する項目欄を融合させるように構
成することもできるが、偶然に同じ値を有するデータが
隣接した場合にも融合されることとなり、意図しない表
が生成されることになる。
【0048】図7は、表データを共有する場合の表の論
理構造の一例の説明図である。図7に示すように、見出
し情報として見出し項目列から表データを指し示すポイ
ンタを有する構成とすることにより、表データを共有さ
せることが可能となる。すなわち、各見出し項目列は、
表データを指し示すポインタにより、対応する表データ
との対応関係を表す。すると、図7のように、共有する
表データに対しては、複数の見出し項目列からポインタ
が指し示されることになる。このポインタの値を比較す
ることにより、同じ表データを指し示している、すなわ
ち、表データを共有していることが認識可能となる。表
データを共有している複数の項目欄が隣接して配置され
る場合、これを融合させ、一つの項目欄とすることがで
きる。これにより、図5に示すような、データ欄に融合
された項目枠が存在する表をも生成することが可能とな
る。また、偶然に同じ値を持つ表データが存在しても、
ポインタは別の値を有することになるので、値が一致し
たデータが隣接した場合でも、それぞれの項目欄を独立
して扱うことができる。
理構造の一例の説明図である。図7に示すように、見出
し情報として見出し項目列から表データを指し示すポイ
ンタを有する構成とすることにより、表データを共有さ
せることが可能となる。すなわち、各見出し項目列は、
表データを指し示すポインタにより、対応する表データ
との対応関係を表す。すると、図7のように、共有する
表データに対しては、複数の見出し項目列からポインタ
が指し示されることになる。このポインタの値を比較す
ることにより、同じ表データを指し示している、すなわ
ち、表データを共有していることが認識可能となる。表
データを共有している複数の項目欄が隣接して配置され
る場合、これを融合させ、一つの項目欄とすることがで
きる。これにより、図5に示すような、データ欄に融合
された項目枠が存在する表をも生成することが可能とな
る。また、偶然に同じ値を持つ表データが存在しても、
ポインタは別の値を有することになるので、値が一致し
たデータが隣接した場合でも、それぞれの項目欄を独立
して扱うことができる。
【0049】さらに、共有されている表データを変更す
ると、変更された表データを共有している複数の見出し
項目列に対して編集結果が自動的に波及し、複数の見出
し項目列に対応する表データの複数の変更がなされたこ
とになる。
ると、変更された表データを共有している複数の見出し
項目列に対して編集結果が自動的に波及し、複数の見出
し項目列に対応する表データの複数の変更がなされたこ
とになる。
【0050】このように、見出し情報として、見出し項
目列とポインタを有することにより、表データの共有を
実現し、図5のようにデータ欄に融合された項目枠が存
在する表を生成することができる。この場合でも、図3
(A)乃至図3(C)に示したような階層構造や、関係
情報、属性等や、図4に示したような2項関係等、他の
情報を見出し情報として有するようにしてももちろんよ
い。
目列とポインタを有することにより、表データの共有を
実現し、図5のようにデータ欄に融合された項目枠が存
在する表を生成することができる。この場合でも、図3
(A)乃至図3(C)に示したような階層構造や、関係
情報、属性等や、図4に示したような2項関係等、他の
情報を見出し情報として有するようにしてももちろんよ
い。
【0051】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、記憶手段に記憶される表の表現が見出し情報
と表データによって表わされる論理構造を有しており、
表のレイアウトから完全に独立して表現されるので、強
力な論理編集機能を提供し得るとともに、論理編集の結
果をその都度レイアウトに反映させる必要はなく、効率
のよい処理を実現することができるという効果がある。
さらに、このような表の表現を利用することにより、高
度なレイアウトを自動的に生成することを可能とするこ
とができる。
によれば、記憶手段に記憶される表の表現が見出し情報
と表データによって表わされる論理構造を有しており、
表のレイアウトから完全に独立して表現されるので、強
力な論理編集機能を提供し得るとともに、論理編集の結
果をその都度レイアウトに反映させる必要はなく、効率
のよい処理を実現することができるという効果がある。
さらに、このような表の表現を利用することにより、高
度なレイアウトを自動的に生成することを可能とするこ
とができる。
【図1】 本発明の表情報処理装置の一実施例を示すブ
ロック図である。
ロック図である。
【図2】 一般的な表の説明図である。
【図3】 本発明の表情報処理装置の一実施例における
表の論理構造の一例の説明図である。
表の論理構造の一例の説明図である。
【図4】 見出し項目列と表データの対応から生成した
2項関係の説明図である。
2項関係の説明図である。
【図5】 別の表の一例を示す説明図である。
【図6】 本発明の表情報処理装置の一実施例における
図5に対応した表の論理構造の一例の説明図である。
図5に対応した表の論理構造の一例の説明図である。
【図7】 表データを共有する場合の表の論理構造の一
例の説明図である。
例の説明図である。
【図8】 LATEXによる表の表現の一例の説明図で
ある。
ある。
【図9】 表の一例の説明図である。
【図10】 項目の追加を行なった場合の表の説明図で
ある。
ある。
【図11】、
【図12】 マージされる表の一例の説明図である。
1 入力手段、2 編集手段、3 記憶手段、4 利用
手段。
手段。
Claims (5)
- 【請求項1】 表の見出しに関する見出し情報と表の内
容を表す表データとを対応させて記憶する記憶手段と、
入力手段と、該入力手段からの入力データに基づき前記
記憶手段が記憶する見出し情報および表データに対して
編集を行ない前記記憶手段に記憶させる編集手段を有す
ることを特徴とする表情報処理装置。 - 【請求項2】 前記見出し情報は、見出し項目列と表デ
ータを指し示すポインタを有し、該ポインタにより見出
し項目列と表データを対応させることにより表データの
共有を可能としたことを特徴とする請求項1に記載の表
情報処理装置。 - 【請求項3】 前記見出し情報は、階層的な関係を有す
る見出し項目と、該見出し項目間の関係を示す関係情報
を含むことを特徴とする請求項1または2に記載の表情
報処理装置。 - 【請求項4】 前記見出し情報は、前記見出し項目に対
応した属性を含むことを特徴とする請求項3に記載の表
情報処理装置。 - 【請求項5】 前記見出し情報は、該見出し情報中の見
出し項目間の2項関係情報を含むことを特徴とする請求
項1または2または3または4に記載の表情報処理装
置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5052937A JPH06243130A (ja) | 1993-02-18 | 1993-02-18 | 表情報処理装置 |
| US08/197,709 US5557787A (en) | 1993-02-18 | 1994-02-17 | Table generating apparatus employing heading, layout, and table script data |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5052937A JPH06243130A (ja) | 1993-02-18 | 1993-02-18 | 表情報処理装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06243130A true JPH06243130A (ja) | 1994-09-02 |
Family
ID=12928788
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5052937A Pending JPH06243130A (ja) | 1993-02-18 | 1993-02-18 | 表情報処理装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06243130A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001290804A (ja) * | 2000-04-10 | 2001-10-19 | Just Syst Corp | 文書処理方法、文書処理装置、および記録媒体 |
| JP2006107444A (ja) * | 2004-09-30 | 2006-04-20 | Microsoft Corp | スプレッドシートの数式内の動的データを参照する方法および実装 |
| JP2010097263A (ja) * | 2008-10-14 | 2010-04-30 | Keyence Corp | データベース生成装置、データベース生成方法及びコンピュータプログラム |
-
1993
- 1993-02-18 JP JP5052937A patent/JPH06243130A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001290804A (ja) * | 2000-04-10 | 2001-10-19 | Just Syst Corp | 文書処理方法、文書処理装置、および記録媒体 |
| JP2006107444A (ja) * | 2004-09-30 | 2006-04-20 | Microsoft Corp | スプレッドシートの数式内の動的データを参照する方法および実装 |
| JP2010097263A (ja) * | 2008-10-14 | 2010-04-30 | Keyence Corp | データベース生成装置、データベース生成方法及びコンピュータプログラム |
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