JPH06243295A - 文字の特徴データ発生方法および発生装置 - Google Patents

文字の特徴データ発生方法および発生装置

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JPH06243295A
JPH06243295A JP5027728A JP2772893A JPH06243295A JP H06243295 A JPH06243295 A JP H06243295A JP 5027728 A JP5027728 A JP 5027728A JP 2772893 A JP2772893 A JP 2772893A JP H06243295 A JPH06243295 A JP H06243295A
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JP
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JP5027728A
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Inventor
Misako Suwa
美佐子 諏訪
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 文字認識辞書等を作成するための学習用文字
の特徴データの発生方法および装置に関し,簡単な方法
で多数の学習用文字の特徴データを収集することを目的
とする。 【構成】 データ処理手段3は入力された変形文字の特
徴抽出部11と,同種の文字の異なる二つの手書き文字
を一組として, 一組の文字パターンの特徴データに基づ
いて変形文字パターンの特徴データを発生する変形文字
の特徴データ算出部12を備え,変形文字の特徴抽出部1
1は上記一組の同種の文字を基本文字として,基本文字
の特徴データのベクトルVaとベクトルVbとパラメー
タtとにより,基本文字を変形した変形文字の特徴ベク
トルVxを,ベクトルVx−ベクトルVa=t(ベクト
ルVb−ベクトルVa)により算出する構成を持つ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,手書き文字認識装置の
文字認識辞書等を作成するための学習用文字の特徴デー
タの発生方法および装置に関する。
【0002】文字認識精度のすぐれた手書き文字認識辞
書を作成するためには,辞書作成のための学習用文字
(カテゴリのわかっている手書き文字)を同一文字種
(カテゴリの共通する文字)につきできるだけ多く収集
し,多数の学習用文字に基づいて辞書を作成する必要が
ある。
【0003】従来,このような文字認識辞書を作成する
ための学習用文字は,一文字ずつ人手作業により作成し
ていた。通常,その数は1文字について数千〜数万個程
度であり,しかも,文字認識を必要とする全文字につい
て収集する必要がある。そのため,学習用文字の収集に
は膨大な時間を要するものであった。そのため,少ない
時間で,能率的に学習用文字を収集する方法が望まれ
る。
【0004】本発明は,簡単な方法で能率的に学習用文
字を収集する学習用文字の特徴データ発生方法および装
置を提供する。
【0005】
【従来の技術】従来は,イメージリーダ等の手書き文字
入力装置とコンピュータによるデータ処理装置を備えた
システムにより人手作業により上記のように作成した学
習用文字を一つずつ手書き文字入力装置により入力し,
特徴パターンを抽出して学習用文字の特徴データを収集
していた。そして,そのように収集された学習用文字に
基づいて文字認識辞書を作成していた。
【0006】図7は従来の学習用文字の特徴データを収
集するための装置構成および文字認識辞書の作成のため
の装置構成を示す。図において,180は手書き文字で
あって,学習用文字である。181は手書き文字入力装
置であって,イメージリーダ等の手書き文字を光学的に
読み取ってイメージデータとするものである。182は
データ処理装置であって,コンピュータである。183
は磁気ディスク装置である。
【0007】データ処理装置182において,190は
特徴抽出手段であって,手書き文字入力装置181から
入力された手書き文字(学習用文字)の特徴データを抽
出するものである。191は辞書作成手段であって,学
習用文字の特徴データに基づいて,文字認識辞書を作成
するものである。
【0008】磁気ディスク装置183において,192
は学習用文字の特徴データ保存手段であって,特徴抽出
手段190の抽出した学習用文字の特徴データを保存す
るものである。193は文字認識辞書であって,辞書作
成手段191の作成した文字認識辞書である。
【0009】図8は従来の学習用文字の収集方法と文字
認識辞書の作成方法を示す。図8に従って,図7の構成
の動作を説明する。 S1 手書き文字180(学習用文字)を収集する処理
であって,手作業により文字認識対象の全文字種に対し
て手書き文字180を作成する。
【0010】S2 手書き文字180を手書き文字入力
装置181によりデータ処理装置182に入力する。 S3 特徴抽出手段190により,手書き文字(学習用
文字)の特徴データを抽出する。
【0011】S4 磁気ディスク装置183の学習用文
字の特徴データ保存手段192に学習用文字の特徴デー
タを保存する。 S5 辞書作成手段191は特徴抽出手段190の抽出
した学習用文字の特徴データもしくは学習用文字の特徴
データ保存手段192に保存されている学習用文字の特
徴データに基づいて文字認識辞書を作成する。
【0012】S6 磁気ディスク装置183の文字認識
辞書193に作成した文字認識辞書を保存する。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】文字認識精度の良い文
字認識辞書を作成するためには,文字のカテゴリ毎にで
きる限り多くの手書き文字(学習用文字)を用意する必
要がある。そのため,前述したように文字認識精度の高
い辞書を作成するためには文字種毎に手書き文字(学習
用文字)を一文字につき数千〜数万個程度は必要とし,
それを文字認識対象の全文字について用意する必要があ
った。そのため,従来の学習用文字の収集および文字認
識辞書の作成は膨大な時間と人手を必要としていた。
【0014】本発明は,簡単に多くの学習用文字の特徴
データを収集できる文字の特徴データ発生方法および発
生装置を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明は,同種の文字の
異なる二つの学習用文字(基本文字)の特徴ベクトル
(特徴データの成分を成分とするベクトル)を基にベク
トル演算により基本文字を変形した学習用文字(変形文
字)の特徴ベクトルを算出し,基本文字を変形したパタ
ーンを持つ学習用文字の特徴データとするようにした。
【0016】図9は特徴ベクトルの説明図である。図に
おいて,200は文字領域であって,一文字の画像領域
である。201,201’は分割領域であって,文字領
域を分割したものである(図は文字領域を16分割した
場合を示す)。説明の都合上,文字領域200の左上の
分割領域を分割領域(1) ,分割領域(1) の右隣の分割領
域を分割領域(2) ,第2行の先頭の分割領域を分割領域
(5) とするように分割領域番号を定める。201’は分
割領域(4) である。202は文字パターンであって,図
は文字「9」の手書き文字(学習用文字)を示す。画像
の1ドットを○印で表し,入力された手書き文字パター
ン「9」をドットで表したものである。203は輪郭線
(文字パターン202の黒丸のドット)であって,文字
パターン202の分割領域(4) 201’の輪郭線であ
る。210は着目画素であって,輪郭線の方向指数特徴
(後述)により特徴データを求める場合の基準となる画
素を表す。
【0017】特徴データの例として,文字パターンの輪
郭線の方向指数特徴について説明する。方向指数特徴は
輪郭線の着目画素に対して隣接する黒画素の方向を求め
る方法である。図は方向指数特徴により特徴データを求
める場合を示す。
【0018】図において, (a)は水平成分であって,着
目画素に対して,右もしくは左に黒画素がある状態を示
す。図の例においては,水平成分の数は7である。 (b)
は斜め成分Aであって,着目画素の左上もしくは右下に
黒画素がある場合を示す。図の例の斜め方向成分の数は
9である。 (c)は斜め成分Bであって,着目画素の左下
もしくは右上に黒画素がある場合である。図の例では,
斜め成分Bの数は0である。 (d)は垂直成分であって,
着目画素の上もしくは下に黒画素がある場合である。図
の例では垂直成分の数は6である。
【0019】図の場合,分割領域201’の方向指数特
徴の成分は(7,9,0,6)である。同様に,各分割
領域(201)の方向指数特徴の成分を求めることによ
り,各成分による配列(分割領域(1) の成分),(分割
領域(2) の成分),・・・・,(分割領域(4) の成分
(7,9,0,6)),・・・・,(分割領域(16)の成
分)が得られる。そこで,配列の各成分を成分とするベ
クトルを特徴ベクトルとして,文字パターンの特徴ベク
トルとする(図の場合,64(16×4=64)次元空
間のベクトルである)。
【0020】従って,図のように文字領域を16分割し
た場合,任意の学習用文字に対する方向指数特徴の特徴
データは64次元のベクトル空間の一点で表すことがで
きる。
【0021】本発明は,同一文字種の比較的近い文字パ
ターン(基本文字)の特徴ベクトル(基本特徴ベクト
ル)を求め,基本特徴ベクトルを基に,ベクトル演算に
より基本文字を変形した変形文字の特徴ベクトルを算出
し,特徴データを求めるようにした。
【0022】図10は課題を解決するための手段の説明
図である。図において,○印は特徴ベクトルの空間の原
点,Aは基本文字aの特徴データを表すベクトル空間に
おける点,Bは基本文字bの特徴データを表わすベクト
ル空間における点である。lは点Aと点Bを結ぶ直線で
ある。220は基本文字パターンaの基本特徴ベクトル
Vaである。221は基本文字パターンbの基本特徴ベ
クトルVbである。223は特徴データのベクトルVx
0 である。224は特徴データのベクトルVxi であ
る。225は特徴データのベクトルVxN である。
【0023】基本特徴ベクトルVa(220)と基本特
徴ベクトルVb(221)に対して, ベクトルVx−ベクトルVb=t(ベクトルVa−ベク
トルVb)(tはパラメータ)・・・・・・(1) により変形文字の特徴ベクトルを求める。
【0024】パラメータtを変えることにより,基本文
字aと基本文字bを変形した変形文字の特徴データを要
素とする特徴ベクトルVxが多数得られる。223はベ
クトルVx0 であって,t=t0 のとき上式(1) により
求めた変形文字の特徴データのベクトルである。224
はベクトルVX i であって,t=ti のとき,上式(1)
により求めた変形文字の特徴データのベクトルである。
225はベクトルVX N であって,t=tN のとき上式
(1) により求めた変形文字の特徴データのベクトルであ
る。
【0025】図1は本発明の基本構成を示す。図におい
て,1は手書き文字(学習用文字)である(同種の文字
につき少なくとも2つの文字パターンを用意する)。2
は手書き文字入力装置であって,手書き文字を光学的に
読み取って手書き文字のイメージデータをデータ処理装
置3に入力するものである。
【0026】3はデータ処理装置であって,コンピュー
タにより構成されるものである。10は変形文字の特徴
データ発生装置であって,基本文字のパターンに基づい
て,変形文字の特徴データを発生するものである。
【0027】変形文字の特徴データ発生手段10におい
て,11は基本文字の特徴抽出部であって,手書き文字
入力装置2から入力された学習用文字の特徴を抽出する
ものである。12は変形文字の特徴データ算出部であっ
て,基本文字の特徴ベクトルVa,ベクトルVbとパラ
メータtにより変形文字の特徴ベクトルVxとして,ベ
クトルVx−ベクトルVa=t(ベクトルVb−ベクト
ルVa)により変形文字の特徴ベクトルを算出するもの
である。13は学習文字の特徴データ出力部であって,
算出された変形文字の特徴ベクトル(特徴データ)を出
力するものである。
【0028】14は辞書生成手段であって,学習用文字
の特徴データ(変形文字の特徴データおよび基本文字の
特徴データ)に基づいて,文字認識辞書を作成するもの
である。20は辞書生成手段14において生成された文
字認識辞書である。21は生成された学習用文字特徴デ
ータ保存手段である。
【0029】
【作用】図1の基本構成の動作を説明する。手書き文字
入力装置2により手書き文字を読み取って,変形文字の
特徴データ発生装置10に入力する。学習用文字は同種
の文字について少なくとも二つのパターンを用意する。
2パターン間の距離があらかじめ定めた閾値より小さい
(比較的に似ているパターンどうし)を一組の学習用文
字(基本文字)とする。特徴抽出部11は入力された学
習用文字の方向指数特徴等の特徴データを抽出する。変
形文字の特徴データ算出部12は,基本文字の特徴ベク
トルVa,ベクトルVb,パラメータtに対して,変形
文字の特徴ベクトルVxを,ベクトルVx−ベクトルV
a=t(ベクトルVb−ベクトルVa)により算出す
る。パラメータtを変えながら求めた同種の文字の異な
る特徴データを多数算出する。そして,変形文字の特徴
データ出力部13は,求められた変形文字の特徴データ
を学習用文字特徴データ保存手段21に出力する。学習
用文字特徴データ保存手段21は学習用文字の特徴デー
タ(変形文字の特徴データおよび入力された学習用文字
の特徴データ)を保存する。
【0030】さらに必要に応じて,辞書生成手段14は
求められた変形文字の特徴データと入力された学習用文
字の特徴データに基づいて,文字認識辞書20を作成す
る。本発明によれば,少ない手書き文字(学習用文字)
を基に文字パターンの異なる多数の学習用文字の特徴デ
ータを簡単に作成することができる。そのため,文字認
識辞書を作成する場合に,手書き文字(学習用文字)を
多数用意することなく簡単に正確な辞書を作成すること
ができるようになる。
【0031】
【実施例】図2は本発明の実施例構成を示す。図におい
て,30,30’は手書き文字,31は手書き文字入力
装置,32はデータ処理装置であって,コンピュータで
ある。33は磁気ディスク装置であって,変形文字の特
徴データ発生手段50および辞書生成手段51を格納す
るものである。34は磁気ディスク装置であって,学習
用文字の特徴データ保存手段52および文字認識辞書5
3を格納するものである。
【0032】データ処理装置32において,40は主記
憶装置,41は入出力制御装置,42はCPUである。
磁気ディスク装置33において,50は変形文字の特徴
データ発生手段,51は辞書生成手段である。磁気ディ
スク装置34において,52は学習用文字の特徴データ
保存手段,53は文字認識辞書である。
【0033】主記憶装置40において,60は変形文字
の特徴データ発生手段であって,磁気ディスク装置33
の変形文字の特徴データ発生手段50が主記憶装置40
にロードされた状態を表す。61は辞書生成手段であっ
て,磁気ディスク装置33に格納されている辞書生成手
段51が主記憶装置60にロードされているものであ
る。
【0034】主記憶装置40の変形文字の特徴データ発
生手段60において,70は特徴抽出部,71は文字間
距離算出部であって,同種の2文字のパターン間の距離
を判定し,距離の近い似たパターンを基本文字とするも
のである。72は変形文字の特徴データ算出部である。
73は学習用文字の特徴データ出力部である。
【0035】図3は,本発明の実施例構成の各部の関係
を示す(図2の本発明の実施例構成の各部を動作との関
連で表したもの)。図において,30は手書き文字,3
1は手書き文字入力装置,52は学習用文字の特徴デー
タ保存手段,53は文字認識辞書,60は変形文字の特
徴データ発生手段,61は辞書生成手段である。
【0036】図4は本発明の実施例構成のフローを示
す。図4により,本発明の実施例構成の動作を説明する
(図3を参照する)。 S1 手書き文字入力装置31は学習用文字を読み込
む。
【0037】S2 特徴抽出部70は,読み込まれた学
習用文字の特徴データを抽出する。 S3 文字間距離算出部71は入力された学習用文字の
同種の文字の2つずつを一組として文字間距離を算出す
る。
【0038】S4 変形文字の特徴データ算出部72に
おいて一組(ペア)の文字間距離が予め定めた閾値より
大きいか判定する。閾値より小さければS5に進み,閾
値より大きければS6に進む。
【0039】S5 文字間距離が閾値より小さかった一
組の学習用文字を基本文字として,それぞれの特徴ベク
トルをもとに変形文字の特徴ベクトルを算出する(変形
文字の特徴データの算出処理)。変形文字の特徴データ
の算出処理の詳細は後述する(図5参照)。
【0040】S6 同一文字種において未判定の組があ
るか判定する。未判定のペアがあればS4以降の処理を
繰り返す。未判定のペアがなければS7に進む。 S7 学習用文字の特徴データ出力部73は変形文字の
特徴データおよび入力された学習用文字の特徴データを
出力する。上記のS2以降の処理を全文字種について繰
り返す。
【0041】S8 学習用文字の特徴データ保存手段5
2は学習用文字の特徴データ(変形文字の特徴データお
よび入力された学習用文字の特徴データ)を保存する。 S9 辞書生成手段61は学習用文字の特徴データ出力
部73から出力される学習用文字の特徴データにより文
字認識辞書を生成する。
【0042】S10 文字認識辞書53は辞書生成手段
61により作成された文字認識辞書を保存する。 図5は変形文字の特徴データの算出処理のフローである
(図4の変形文字の特徴データの算出処理(S5)の詳
細フロー)。基本文字(文字間距離が閾値より小さい学
習用文字)の特徴ベクトルをベクトルVa,ベクトルV
b,パラメータをt,変形文字の特徴ベクトルをベクト
ルVxとした時, ベクトルVx−ベクトルVb=t(ベクトルVb−ベク
トルVa) ・・(1) (前述の式(1) に同じ) により,tを変更しながら変形文字の特徴データを求め
るフローである。
【0043】これらのベクトルの成分はそれぞれ, ベクトルVa=(a1 ,a2 ,・・・・,am ) ベクトルVb=(b1 ,b2 ,・・・・,bm ) ベクトルVx=(x1 ,x2 ,・・・・,xm ) (1) 式を,成分で表すと, x1 −b1 =t(a1 −b1 ) x2 −b2 =t(a2 −b2 ) ・・・・・・・・・ xm −bm =t(am −bm ) ・・・・・・・・・・・・・ (2) 但しtはパラメータであり,t=0の時,ベクトルVx
=ベクトルVb,t=1の時, ベクトルVx=ベクトル
Vaとなる。またmは特徴の個数である。
【0044】パラメータtを適切な方法で変化させるこ
とにより新しいベクトルVxを得ることができる。パラ
メータの初期値をt0 ,最終値をtN として,t0 とt
N の間をN等分する。i番目のパラメータをti とする
と, ti =t0 +i(tN −t0 )/N ・・・・・・・・・・・・(3) となる。 (0≦k≦N) 0からNまでの連続する整数kに対して,ti を求め,
ti に対応する変形文字の特徴ベクトルVxk を式(2)
により算出する。
【0045】フローの番号に従って図のフローを説明す
る。 S1 パラメータの初期値t0 ,最終値tN ,分割数N
を読み込む。 S2 上記式(2) に従い,等分割の場合のパラメータt
i の算出式(3) に従いiを0からNまで変化させること
により,それぞれのiに対応するパラメータt k を求め
る。
【0046】S3 変形文字の特徴ベクトルを計算す
る。 第i番目のパラメータti のベクトルのj番目の成分を
xi j として,xi j =bj +ti (aj −bj )を求
める。そして,j=1からj=mまで繰り返して,各成
分を求める。さらに,i=0からNまで同様の処理を繰
り返して,各パラメータのベクトル成分xi j の全成分
を求める。
【0047】S4 xi の成分がひとつでも負であるか
判定する。一つでも負であればS5に進む。全部正であ
れば,次のiについて同様の判定をし,i=0からNま
で全て判定したら処理を終了する。
【0048】上記の処理において,0<t<1であれ
ば,二つのベクトルVaとベクトルVbの中間的な変形
ベクトルが得られる。また,t>1の領域では(べクト
ルVb−ベクトルVa)を拡大した特徴ベクトルが得ら
れる。また,t<0の領域では(ベクトルVa−ベクト
ルVb)を拡大したような特徴ベクトルが得られる。し
かし,tの絶対値が大きすぎると,実際には存在しない
ような変形文字の特徴ベクトルが発生するので,例え
ば,−0.5≦t≦1.5位が適当と考えられる。
【0049】また,t>1もしくはt<0の領域では,
発生した特徴ベクトルの成分の一部が負となる場合を生
じることがある。即ち,特徴ベクトルの第i成分に対し
て, ai >bi の場合, t<bi /(bi −ai ) ai <bi の場合, t>bi /(bi −ai ) (但し,bi ≠ai )の値で発生したベクトルの成分が
負となる。特徴ベクトルが負であることは意味がないの
で,このようなベクトルは上記の処理S4,S5で除外
する。
【0050】図6は,本発明を適用した文字認識装置の
構成を示す。図において,100は文字認識対象の原稿
であって,手書き文字が記入されているものである。1
01は文字認識装置であって,文字認識対象の原稿に記
入された手書き文字を読み取って文字認識するものであ
る。102は学習用文字である。103は変形文字の特
徴データ発生手段である。104は学習用文字の特徴デ
ータ保存手段である。105は辞書生成手段,106は
文字認識辞書である。
【0051】文字認識装置101において,110は観
測部であって,文字認識対象の原稿100の手書き文字
を光学的に読み取り,原稿に記入された文字をイメージ
データとして入力するものである。111は前処理部で
あって,観測部で光電変換されたイメージデータの正規
化,ノイズ除去等の前処理を行うものである。112は
特徴抽出部であって,一文字毎のイメージデータから特
徴を抽出するものである。113は照合部であって,文
字と特徴データを対応付けた辞書部114の辞書を参照
して類似する特徴パターンを検索し,その文字を文字認
識結果として出力するものである。114は辞書部であ
って,文字認識辞書を格納するものである。
【0052】図の構成の動作を説明する。学習用文字1
02に基づいて,変形文字の特徴データ発生手段103
は変形文字の特徴データを発生する。学習用文字の特徴
データ保存手段104は,変形文字の特徴データおよび
入力された学習用文字102の特徴データを保存する。
辞書生成手段105は,学習用文字の特徴データ保存手
段104の学習用文字の特徴データに基づいて,文字認
識辞書106を作成する。文字認識辞書106の内容は
辞書部114に格納される。
【0053】文字認識装置において,観測部110は文
字認識対象の原稿を読み取る。前処理部111は観測部
の読み取ったイメージデータの正規化,ノイズ除去等の
前処理を行う。特徴抽出部112は一文字ずつのイメー
ジデータにより特徴データを抽出する。照合部113は
特徴抽出部112の抽出した特徴により辞書部114を
参照し,特徴データの類似する文字を求め,文字認識結
果として出力する。
【0054】
【発明の効果】本発明によれば,少ない手書き文字から
多数の変形文字の特徴データを簡単に作成することがで
きる。そのため,本発明を文字認識辞書の作成に適用す
れば,辞書作成に必要な多数の学習用文字を容易に収集
することができる。そして,多数の手書き文字(学習用
文字)に基づいて作成した文字認識辞書と同等の文字認
識精度を有する文字認識辞書を少ない手書き文字により
簡単に作成することできるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の基本構成を示す図である。
【図2】本発明の実施例構成を示す図である。
【図3】本発明の実施例構成の各部の関係を示す図であ
る。
【図4】本発明の実施例構成のフローを示す図である。
【図5】変形文字の特徴データの算出処理のフローを示
す図である。
【図6】本発明を適用した文字認識装置を示す図であ
る。
【図7】従来の学習用文字の特徴データを収集するため
の装置および文字認識辞書を作成するための装置構成を
示す図である。
【図8】従来の学習用文字の特徴データの収集方法と文
字認識辞書の作成方法を示す図である。
【図9】特徴ベクトルの説明図である。
【図10】課題を解決するための手段の説明図である。
【符号の説明】
1:手書き文字 2:手書き文字入力装置 3:データ処理手段 10:変形文字の特徴データ発生装置 11:特徴抽出部 12:変形文字の特徴データ算出部 13:学習用文字の特徴データ出力部 14:辞書生成手段 20:文字認識辞書 21:学習用文字特徴データ保存手段

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】手書き文字入力装置(2) と,手書き文字入
    力装置(2) からの入力データを処理するデータ処理手段
    (3) を備えたシステムにおける文字の特徴データ発生方
    法において,データ処理手段(3) は手書き文字入力装置
    (2) から入力されるカテゴリの判明している手書き文字
    である学習用文字の特徴データを抽出し,カテゴリの共
    通した異なる二つの学習用文字を一組とする基本文字の
    特徴データに基づいて基本文字を変形した学習用文字の
    特徴データを発生する変形文字の特徴データ発生装置(1
    0)とを備え,変形された特徴データ発生装置(10)は入力
    された学習用文字の特徴データを抽出し,上記基本文字
    の特徴データのベクトルVaとベクトルVbとパラメー
    タtにより,基本文字を変形した変形文字の特徴ベクト
    ルVxを,ベクトルVx−ベクトルVa=t(ベクトル
    Vb−ベクトルVa)により算出することを特徴とする
    文字の特徴データ発生方法。
  2. 【請求項2】手書き文字入力装置(2) と,手書き文字入
    力装置(2) からの入力データを処理するデータ処理手段
    (3) を備えたシステムにおける文字の特徴データ発生装
    置(10)において,データ処理手段(3) は変形文字の特徴
    データ発生装置(10)を備え,変形文字の特徴データ発生
    装置(10)は手書き文字入力装置(2) から入力される学習
    用文字の特徴データを抽出する特徴抽出部(11)と,カテ
    ゴリの共通した異なる二つの学習用文字を一組とする基
    本文字の特徴データのベクトルVaとベクトルVbとパ
    ラメータtにより基本文字を変形した変形文字の特徴ベ
    クトルVxをベクトルVx−ベクトルVa=t(ベクト
    ルVb−ベクトルVa)により算出する変形文字の特徴
    データ算出部(12)を備え,該基本文字の学習用文字に基
    づいて基本文字を変形した学習用文字の特徴データを発
    生することを特徴とする文字の特徴データ発生装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE4113224A1 (de) * 1990-05-03 1991-12-05 Rohde & Schwarz Verfahren und vorrichtung zum rechnergestuetzten fehlerbestimmen, pruefen oder messen bei videokomponentengeraeten

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE4113224A1 (de) * 1990-05-03 1991-12-05 Rohde & Schwarz Verfahren und vorrichtung zum rechnergestuetzten fehlerbestimmen, pruefen oder messen bei videokomponentengeraeten

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