JPH06243362A - 熱感知器 - Google Patents
熱感知器Info
- Publication number
- JPH06243362A JPH06243362A JP2382293A JP2382293A JPH06243362A JP H06243362 A JPH06243362 A JP H06243362A JP 2382293 A JP2382293 A JP 2382293A JP 2382293 A JP2382293 A JP 2382293A JP H06243362 A JPH06243362 A JP H06243362A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- circuit
- disconnection
- thermistor
- detection
- fire
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Fire Alarms (AREA)
- Fire-Detection Mechanisms (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】感熱素子として温度上昇に応じて抵抗値が低下
するサーミスタを用いた熱感知器に関し、サーミスタの
抵抗値が極めて大きくなる低温時にも断線検出の誤動作
を起こさないようにして信頼性を高める。 【構成】周囲温度の増加に対し抵抗値が減少する特性を
備えたサーミスタ4の特性変化に基づいて定温検出回路
1で火災を検出して火災検出信号を送出し、また断線検
出用の比較回路5でサーミスタ4の断線を検出して火災
検出信号を送出させ、更に、低温時にサーミスタ4の抵
抗値が断線状態と同等に極めて大きくなった際に、断線
検出用比較回路5の検出動作を禁止するようにトランジ
スタ6、サーミスタ7、抵抗R1を備えた誤動作防止回
路を設ける。
するサーミスタを用いた熱感知器に関し、サーミスタの
抵抗値が極めて大きくなる低温時にも断線検出の誤動作
を起こさないようにして信頼性を高める。 【構成】周囲温度の増加に対し抵抗値が減少する特性を
備えたサーミスタ4の特性変化に基づいて定温検出回路
1で火災を検出して火災検出信号を送出し、また断線検
出用の比較回路5でサーミスタ4の断線を検出して火災
検出信号を送出させ、更に、低温時にサーミスタ4の抵
抗値が断線状態と同等に極めて大きくなった際に、断線
検出用比較回路5の検出動作を禁止するようにトランジ
スタ6、サーミスタ7、抵抗R1を備えた誤動作防止回
路を設ける。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、感熱素子として温度上
昇に応じて抵抗値が低下するサーミスタを用いた熱感知
器に関する。
昇に応じて抵抗値が低下するサーミスタを用いた熱感知
器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の熱感知器に用いられるサ
ーミスタの断線検出回路としては、例えば図4に示す特
開平1−166289号のものが知られている。図4の
熱感知器において、サーミスタThは周囲温度の上昇に
伴って抵抗値が減少する特性をもち、サーミスタThに
直列接続した抵抗Raとの間に生ずる検出電圧をアナロ
グ電圧変換回路で例えば電流信号に変換して受信機に送
っている。サーミスタThの断線検出はオペアンプOP
1で行われる。サーミスタThが断線すると、オペアン
プOP1のプラス入力端子に与えられる検出電圧はOV
となり、マイナス入力端子の抵抗R1、R2の分圧で決
まる基準電圧以下に下がると、オペアンプOP1の出力
がHレベルからLレベルに反転し、断線を示す検出電流
を受信機からの線路に流し、断線検出信号を送出する。
ーミスタの断線検出回路としては、例えば図4に示す特
開平1−166289号のものが知られている。図4の
熱感知器において、サーミスタThは周囲温度の上昇に
伴って抵抗値が減少する特性をもち、サーミスタThに
直列接続した抵抗Raとの間に生ずる検出電圧をアナロ
グ電圧変換回路で例えば電流信号に変換して受信機に送
っている。サーミスタThの断線検出はオペアンプOP
1で行われる。サーミスタThが断線すると、オペアン
プOP1のプラス入力端子に与えられる検出電圧はOV
となり、マイナス入力端子の抵抗R1、R2の分圧で決
まる基準電圧以下に下がると、オペアンプOP1の出力
がHレベルからLレベルに反転し、断線を示す検出電流
を受信機からの線路に流し、断線検出信号を送出する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の断線検出回路にあっては、サーミスタに直列
接続した抵抗により発生する検出電圧を比較器で一定の
基準電圧と比較して断線を検出していたため、冬場など
に熱感知器の設置場所の温度が−30℃というように低
温に下がると、サーミスタの抵抗値は極めて大きくな
る。このためサーミスタの断線時とほぼ同じ状態とな
り、断線検出信号が送出され、断線警報が出される問題
があった。
うな従来の断線検出回路にあっては、サーミスタに直列
接続した抵抗により発生する検出電圧を比較器で一定の
基準電圧と比較して断線を検出していたため、冬場など
に熱感知器の設置場所の温度が−30℃というように低
温に下がると、サーミスタの抵抗値は極めて大きくな
る。このためサーミスタの断線時とほぼ同じ状態とな
り、断線検出信号が送出され、断線警報が出される問題
があった。
【0004】また火災検出時にサイリスタなどのスイッ
チング回路を作動して受信機に発報電流を流すオン、オ
フ型の熱感知器にあっては、サーミスタの断線検出時に
も同様にスイッチング回路を作動して受信機に発報電流
を流すことから、低温時の断線検出の誤動作で非火災報
が出される問題があった。本発明は、このような従来の
問題点に鑑みてなされたもので、サーミスタの抵抗値が
極めて大きくなる低温的にも断線検出の誤動作を起こさ
ないようにした信頼性の高い熱感知器を提供することを
目的とする。
チング回路を作動して受信機に発報電流を流すオン、オ
フ型の熱感知器にあっては、サーミスタの断線検出時に
も同様にスイッチング回路を作動して受信機に発報電流
を流すことから、低温時の断線検出の誤動作で非火災報
が出される問題があった。本発明は、このような従来の
問題点に鑑みてなされたもので、サーミスタの抵抗値が
極めて大きくなる低温的にも断線検出の誤動作を起こさ
ないようにした信頼性の高い熱感知器を提供することを
目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
本発明は次のように構成する。尚、実施例図面中の符号
を併せて示す。本発明は、温度上昇に対し抵抗値が減少
する特性を備えた感熱素子と、感熱素子の特性変化に基
づいて火災を検出して火災検出信号を送出する火災検出
回路と、感熱素子の断線を検出して火災検出回路を動作
させて火災検出信号を送出させる断線検出回路とを備え
た熱感知器であって、低温時に前記感熱素子の抵抗値が
断線状態と同等に極めて大きくなった際に、断線検出回
路の検出動作を禁止する誤動作防止回路を設けたことを
特徴とする。
本発明は次のように構成する。尚、実施例図面中の符号
を併せて示す。本発明は、温度上昇に対し抵抗値が減少
する特性を備えた感熱素子と、感熱素子の特性変化に基
づいて火災を検出して火災検出信号を送出する火災検出
回路と、感熱素子の断線を検出して火災検出回路を動作
させて火災検出信号を送出させる断線検出回路とを備え
た熱感知器であって、低温時に前記感熱素子の抵抗値が
断線状態と同等に極めて大きくなった際に、断線検出回
路の検出動作を禁止する誤動作防止回路を設けたことを
特徴とする。
【0006】ここで誤動作防止回路は、低温時に感熱素
子が断線して断線検出回路の動作を禁止した状態にあっ
ても、火災等による周囲温度の上昇により禁止状態を解
除して断線検出信号を火災検出信号として送出させるこ
とを特徴とする。例えば定温式熱感知器では、感熱素子
としてサーミスタ4を使用し、火災検出回路は周囲温度
の上昇によるサーミスタ4の抵抗値が所定火災温度に対
応した一定値以下となったときにスイッチング回路3を
作動して火災検出信号を送出する定温検出回路1であ
り、断線検出回路はサーミスタ4の断線を検出して断線
検出信号を出力する比較回路5であり、さらに、誤動作
防止回路は、断線検出用比較回路5の出力で動作して断
線検出時にスイッチング回路3を作動するトランジスタ
6と、周囲温度の低温時にトランジスタ6を動作禁止状
態とする低温検出用のサーミスタ7を備えたバイアス回
路とで構成する。
子が断線して断線検出回路の動作を禁止した状態にあっ
ても、火災等による周囲温度の上昇により禁止状態を解
除して断線検出信号を火災検出信号として送出させるこ
とを特徴とする。例えば定温式熱感知器では、感熱素子
としてサーミスタ4を使用し、火災検出回路は周囲温度
の上昇によるサーミスタ4の抵抗値が所定火災温度に対
応した一定値以下となったときにスイッチング回路3を
作動して火災検出信号を送出する定温検出回路1であ
り、断線検出回路はサーミスタ4の断線を検出して断線
検出信号を出力する比較回路5であり、さらに、誤動作
防止回路は、断線検出用比較回路5の出力で動作して断
線検出時にスイッチング回路3を作動するトランジスタ
6と、周囲温度の低温時にトランジスタ6を動作禁止状
態とする低温検出用のサーミスタ7を備えたバイアス回
路とで構成する。
【0007】また差動式の熱感知器にあっては、感熱素
子として熱応答性の異なる2つのサーミスタ10,11
を有し、火災検出回路は、周囲温度の上昇による一方の
サーミスタ10と他方のサーミスタ11との抵抗値の差
が所定値以上となったときにスイッチング回路3を作動
して火災検出信号を送出する差動検出回路であり、断線
検出回路は例えば一方のサーミスタ11の断線を検出し
て断線検出信号を出力する回路14であり、さらに、誤
動作防止回路は、温度の低下により断線検出が行われて
いない方のサーミスタ11の抵抗値が極めて大きくなっ
た際に、断線検出回路14に対する電源供給を遮断する
回路(12,13)とする。
子として熱応答性の異なる2つのサーミスタ10,11
を有し、火災検出回路は、周囲温度の上昇による一方の
サーミスタ10と他方のサーミスタ11との抵抗値の差
が所定値以上となったときにスイッチング回路3を作動
して火災検出信号を送出する差動検出回路であり、断線
検出回路は例えば一方のサーミスタ11の断線を検出し
て断線検出信号を出力する回路14であり、さらに、誤
動作防止回路は、温度の低下により断線検出が行われて
いない方のサーミスタ11の抵抗値が極めて大きくなっ
た際に、断線検出回路14に対する電源供給を遮断する
回路(12,13)とする。
【0008】更に、差動式熱感知器に設けている一方の
サーミスタ10を感熱素子として使用した定温検出回路
1を併せて設けることで、差動検出機能と定温検出機能
の両方を備えた所謂補償式の熱感知器としてもよい。
サーミスタ10を感熱素子として使用した定温検出回路
1を併せて設けることで、差動検出機能と定温検出機能
の両方を備えた所謂補償式の熱感知器としてもよい。
【0009】
【作用】このような構成を備えた本発明の熱感知器によ
れば、周囲温度が−30℃というように低温に下がり、
サーミスタの抵抗値が断線状態と見做せる程度に極めて
大きくなっても、サーミスタの低温検出に基づき断線検
出動作を禁止状態とするため、誤った断線検出が行われ
ず、冬場の夜間における非火災を確実に防止できる。
れば、周囲温度が−30℃というように低温に下がり、
サーミスタの抵抗値が断線状態と見做せる程度に極めて
大きくなっても、サーミスタの低温検出に基づき断線検
出動作を禁止状態とするため、誤った断線検出が行われ
ず、冬場の夜間における非火災を確実に防止できる。
【0010】また低温状態でサーミスタが断線している
場合には、断線検出動作を禁止状態としているが、この
状態で火災により周囲温度が上昇すると、火災検出回路
はサーミスタの断線で火災検出を行うことはできない
が、温度上昇に伴って断線検出回路の禁止状態が解除さ
れ、断線検出信号を火災検出信号として送出することが
できる。
場合には、断線検出動作を禁止状態としているが、この
状態で火災により周囲温度が上昇すると、火災検出回路
はサーミスタの断線で火災検出を行うことはできない
が、温度上昇に伴って断線検出回路の禁止状態が解除さ
れ、断線検出信号を火災検出信号として送出することが
できる。
【0011】このことは、断線検出機能が禁止状態に置
かれるような冬場の低温時に、もし本発明の熱感知器が
発報した場合には、これは火災によるものとして受信機
側で処理することを意味する。
かれるような冬場の低温時に、もし本発明の熱感知器が
発報した場合には、これは火災によるものとして受信機
側で処理することを意味する。
【0012】
【実施例】図1は低温式の熱感知器を例にとって本発明
の一実施例を示した実施例回路図である。図1におい
て、受信機からの電源兼用信号線が接続される端子L,
Cに続いては定電圧回路2が設けられ、定電圧回路2の
出力段側に火災検出用サーミスタ4を設け、火災検出用
サーミスタ4と直列に抵抗R4を接続している。火災検
出用サーミスタ4は図2に示す温度に対する抵抗値の特
性をもつ。即ち、温度上昇に伴って抵抗値が減少し、一
方、温度が低下すると抵抗値が増加し、例えば−30℃
の低温時にあってはメグオーム・オーダまで抵抗値が増
加する。
の一実施例を示した実施例回路図である。図1におい
て、受信機からの電源兼用信号線が接続される端子L,
Cに続いては定電圧回路2が設けられ、定電圧回路2の
出力段側に火災検出用サーミスタ4を設け、火災検出用
サーミスタ4と直列に抵抗R4を接続している。火災検
出用サーミスタ4は図2に示す温度に対する抵抗値の特
性をもつ。即ち、温度上昇に伴って抵抗値が減少し、一
方、温度が低下すると抵抗値が増加し、例えば−30℃
の低温時にあってはメグオーム・オーダまで抵抗値が増
加する。
【0013】火災検出用サーミスタ4と直列接続した抵
抗R4との間の電圧は検出電圧V1として定温検出回路
1に与えられている。検出電圧V1 は火災による温度上
昇で火災検出用サーミスタ4の抵抗値が減少すると増加
する。定温検出回路1は検出電圧V1 が予め定めた火災
検出温度に対応した指定電圧に達したときに作動し、サ
イリスタ等を用いたスイッチング回路3をトリガし、受
信機からの電源兼用信号線が接続された端子L,C間で
低インピーダンスに短絡して発報電流を流す。
抗R4との間の電圧は検出電圧V1として定温検出回路
1に与えられている。検出電圧V1 は火災による温度上
昇で火災検出用サーミスタ4の抵抗値が減少すると増加
する。定温検出回路1は検出電圧V1 が予め定めた火災
検出温度に対応した指定電圧に達したときに作動し、サ
イリスタ等を用いたスイッチング回路3をトリガし、受
信機からの電源兼用信号線が接続された端子L,C間で
低インピーダンスに短絡して発報電流を流す。
【0014】この定温検出回路1としては、検出電圧V
1 をベースバイアス電圧として入力したトランジスタを
用いた簡単な比較器や、あるいはオペアンプを用いた比
較回路等が用いられる。火災検出用サーミスタ4の断線
を検出する断線検出回路として比較回路5が設けられ
る。比較回路5のマイナス入力端子には火災検出用サー
ミスタ4と抵抗R4の直列接続による検出電圧V1 が入
力され、プラス入力端子に対する抵抗R2,R3の分圧
による基準電圧Vrefと比較される。火災検出用サー
ミスタ4に断線がなければ検出電圧V1 は基準電圧Vr
efを越えており、このため比較回路5の出力はLレベ
ルとなっている。
1 をベースバイアス電圧として入力したトランジスタを
用いた簡単な比較器や、あるいはオペアンプを用いた比
較回路等が用いられる。火災検出用サーミスタ4の断線
を検出する断線検出回路として比較回路5が設けられ
る。比較回路5のマイナス入力端子には火災検出用サー
ミスタ4と抵抗R4の直列接続による検出電圧V1 が入
力され、プラス入力端子に対する抵抗R2,R3の分圧
による基準電圧Vrefと比較される。火災検出用サー
ミスタ4に断線がなければ検出電圧V1 は基準電圧Vr
efを越えており、このため比較回路5の出力はLレベ
ルとなっている。
【0015】火災検出用サーミスタ4が断線すると検出
電圧V1 は0Vとなり、基準電圧Vrefより小さくな
って、比較回路5の出力はHレベルに立ち上がる。比較
回路5に続いてはトランジスタ6,抵抗R1及び周囲温
度検出用サーミスタ7を備えた誤動作防止回路が設けら
れる。比較回路5の出力はNPNのトランジスタのエミ
ッタに接続され、コレクタをスイッチング回路3に接続
している。
電圧V1 は0Vとなり、基準電圧Vrefより小さくな
って、比較回路5の出力はHレベルに立ち上がる。比較
回路5に続いてはトランジスタ6,抵抗R1及び周囲温
度検出用サーミスタ7を備えた誤動作防止回路が設けら
れる。比較回路5の出力はNPNのトランジスタのエミ
ッタに接続され、コレクタをスイッチング回路3に接続
している。
【0016】トランジスタ6のベースには抵抗R1に直
列接続した周囲温度検出用サーミスタ7との分圧電圧が
周囲温度検出電圧V2 として入力している。冬場以外の
通常の季節の常温範囲にあっては、図2の特性図から明
らかなように周囲温度検出用サーミスタ7の抵抗値はそ
れほど大きくならないため、トランジスタ6のベースに
対する周囲温度検出電圧V2 は比較回路5の出力がHレ
ベルとなったときのエミッタ電圧に対し低い電圧となっ
ており、このためトランジスタ6を動作可能状態として
いる。
列接続した周囲温度検出用サーミスタ7との分圧電圧が
周囲温度検出電圧V2 として入力している。冬場以外の
通常の季節の常温範囲にあっては、図2の特性図から明
らかなように周囲温度検出用サーミスタ7の抵抗値はそ
れほど大きくならないため、トランジスタ6のベースに
対する周囲温度検出電圧V2 は比較回路5の出力がHレ
ベルとなったときのエミッタ電圧に対し低い電圧となっ
ており、このためトランジスタ6を動作可能状態として
いる。
【0017】一方、寒冷地の冬場のように周囲温度が−
30℃と低くなった場合には、図2の特性図から明らか
なように周囲温度検出用サーミスタ7の抵抗値は極めて
大きくなり、抵抗R1の値は変わらないことから、周囲
温度検出電圧V2 はほぼ電源電圧に近い値まで増加す
る。このため、比較回路5の出力がHレベルとなったと
きのトランジスタ6のエミッタ電位に対し、周囲検出電
圧V2 によるベース電位の方が高くなってトランジスタ
6を逆バイアスとし、断線検出信号の送出を禁止状態と
する。
30℃と低くなった場合には、図2の特性図から明らか
なように周囲温度検出用サーミスタ7の抵抗値は極めて
大きくなり、抵抗R1の値は変わらないことから、周囲
温度検出電圧V2 はほぼ電源電圧に近い値まで増加す
る。このため、比較回路5の出力がHレベルとなったと
きのトランジスタ6のエミッタ電位に対し、周囲検出電
圧V2 によるベース電位の方が高くなってトランジスタ
6を逆バイアスとし、断線検出信号の送出を禁止状態と
する。
【0018】次に図1の実施例の動作を説明する。まず
冬場以外の季節における通常の監視状態では、火災検出
用サーミスタ4及び周囲温度検出用サーミスタ7の抵抗
値はそれほど大きくなく、検出電圧V1 を入力した定温
検出回路1も非動作状態にあり、また断線検出回路とし
て機能する比較回路5の検出電圧V1 は基準電圧Vre
fより小さいことから、出力をLレベルとしている。ま
たトランジスタ6は周囲温度検出電圧V2 がそれほど高
くないことから、トランジスタ6を動作可能状態にバイ
アスしている。
冬場以外の季節における通常の監視状態では、火災検出
用サーミスタ4及び周囲温度検出用サーミスタ7の抵抗
値はそれほど大きくなく、検出電圧V1 を入力した定温
検出回路1も非動作状態にあり、また断線検出回路とし
て機能する比較回路5の検出電圧V1 は基準電圧Vre
fより小さいことから、出力をLレベルとしている。ま
たトランジスタ6は周囲温度検出電圧V2 がそれほど高
くないことから、トランジスタ6を動作可能状態にバイ
アスしている。
【0019】次に火災検出時にあっては、火災による温
度上昇に伴って火災検出用サーミスタ4の抵抗値が減少
して、検出電圧V1 が上昇する。検出電圧V1 が規定の
火災検出温度に対応した値に増加すると、定温検出回路
1が作動してスイッチング回路3をトリガし、火災感知
器に対し発報電流を送出する。次に、冬場の定常監視状
態で周囲温度が−30℃というように低下した場合に
は、火災検出用サーミスタ4及び周囲温度検出用サーミ
スタ7の抵抗値は図2に示すようにメグオーム・オーダ
の極めて大きな値に変化する。このため、火災検出用サ
ーミスタ4による検出電圧V1 は比較回路5の基準電圧
Vrefを下回り、Hレベルとなる断線検出信号を出力
する。
度上昇に伴って火災検出用サーミスタ4の抵抗値が減少
して、検出電圧V1 が上昇する。検出電圧V1 が規定の
火災検出温度に対応した値に増加すると、定温検出回路
1が作動してスイッチング回路3をトリガし、火災感知
器に対し発報電流を送出する。次に、冬場の定常監視状
態で周囲温度が−30℃というように低下した場合に
は、火災検出用サーミスタ4及び周囲温度検出用サーミ
スタ7の抵抗値は図2に示すようにメグオーム・オーダ
の極めて大きな値に変化する。このため、火災検出用サ
ーミスタ4による検出電圧V1 は比較回路5の基準電圧
Vrefを下回り、Hレベルとなる断線検出信号を出力
する。
【0020】しかしながら、周囲温度検出用サーミスタ
7の抵抗値が極めて大きくなることでトランジスタ6の
ベースに印加されている周囲温度検出電圧V2 はほぼ電
源電圧と十分高く、比較回路5のHレベル出力によるエ
ミッタ電圧を越えてトランジスタ6を逆バイアスしてお
り、このため比較回路5が断線検出によりHレベル出力
を生じてもトランジスタ6はオフ状態に置かれる。従っ
て、低温時に比較回路5による誤った断線検出が行われ
てもスイッチング回路3は作動せず、受信機に対する発
報電流の送出は行われない。
7の抵抗値が極めて大きくなることでトランジスタ6の
ベースに印加されている周囲温度検出電圧V2 はほぼ電
源電圧と十分高く、比較回路5のHレベル出力によるエ
ミッタ電圧を越えてトランジスタ6を逆バイアスしてお
り、このため比較回路5が断線検出によりHレベル出力
を生じてもトランジスタ6はオフ状態に置かれる。従っ
て、低温時に比較回路5による誤った断線検出が行われ
てもスイッチング回路3は作動せず、受信機に対する発
報電流の送出は行われない。
【0021】次に−30℃というような低温状態で火災
検出用サーミスタ4が実際に断線したとすると、定温検
出回路1による火災検出はできなくなる。しかしなが
ら、火災により周囲温度が上昇すると、断線した火災検
出用サーミスタ4による検出電圧V0 は0Vのままであ
るが、周囲温度検出用サーミスタ7の抵抗値が火災によ
る温度上昇に伴って減少する。
検出用サーミスタ4が実際に断線したとすると、定温検
出回路1による火災検出はできなくなる。しかしなが
ら、火災により周囲温度が上昇すると、断線した火災検
出用サーミスタ4による検出電圧V0 は0Vのままであ
るが、周囲温度検出用サーミスタ7の抵抗値が火災によ
る温度上昇に伴って減少する。
【0022】周囲温度検出電圧V2 が減少すると、断線
検出により比較回路5からのHレベル出力によるトラン
ジスタ6のエミッタ電位を下回ったときにトランジスタ
6がオンし、スイッチング回路3をトリガして、動作と
しては断線検出の発報であるが、結果としては火災検出
による発報を行うことができる。図3は本発明の第2実
施例を示した実施例回路図であり、この実施例にあって
は定温式火災検出機能と差動式火災検出機能の両方を備
えた補償式熱感知器を例にとっている。図3において、
差動式熱感知器とするため、感知器外部に設置される外
部サーミスタ10と感知器内部に設置される内部サーミ
スタ11が設けられる。
検出により比較回路5からのHレベル出力によるトラン
ジスタ6のエミッタ電位を下回ったときにトランジスタ
6がオンし、スイッチング回路3をトリガして、動作と
しては断線検出の発報であるが、結果としては火災検出
による発報を行うことができる。図3は本発明の第2実
施例を示した実施例回路図であり、この実施例にあって
は定温式火災検出機能と差動式火災検出機能の両方を備
えた補償式熱感知器を例にとっている。図3において、
差動式熱感知器とするため、感知器外部に設置される外
部サーミスタ10と感知器内部に設置される内部サーミ
スタ11が設けられる。
【0023】外部サーミスタ10には抵抗R14,R1
5が直列接続され、分圧電圧を検出電圧V10として差動
検出回路9に入力している。また、内部サーミスタ11
と直列に抵抗R16,R17を接続し、この分圧電圧を
検出電圧V11として差動検出回路9に入力している。火
災検出時にあっては、外部サーミスタ10の温度上昇が
速く、内部サーミスタ11の温度上昇が遅れることとな
る。
5が直列接続され、分圧電圧を検出電圧V10として差動
検出回路9に入力している。また、内部サーミスタ11
と直列に抵抗R16,R17を接続し、この分圧電圧を
検出電圧V11として差動検出回路9に入力している。火
災検出時にあっては、外部サーミスタ10の温度上昇が
速く、内部サーミスタ11の温度上昇が遅れることとな
る。
【0024】即ち、火災検出時には外部サーミスタ10
による検出電圧V10が速く増加し、内部サーミスタ11
による検出電圧V11がゆっくり増加する。差動検出回路
9は外部サーミスタ10による検出電圧V10から内部サ
ーミスタ11による検出電圧V11を差し引いた差電圧Δ
Vが所定値に達したときにスイッチング回路3をトリガ
して、受信機からの電源兼用信号線を接続したL,C間
を短絡して発報電流を流す。
による検出電圧V10が速く増加し、内部サーミスタ11
による検出電圧V11がゆっくり増加する。差動検出回路
9は外部サーミスタ10による検出電圧V10から内部サ
ーミスタ11による検出電圧V11を差し引いた差電圧Δ
Vが所定値に達したときにスイッチング回路3をトリガ
して、受信機からの電源兼用信号線を接続したL,C間
を短絡して発報電流を流す。
【0025】更に、差動検出機能に使用している外部サ
ーミスタ10を火災検出用サーミスタとして定温検出回
路1を設けている。定温検出回路1には外部サーミスタ
10による検出電圧V10と抵抗R1,R2,R3の直列
回路の抵抗R11とR12の接続間から得た基準電圧V
ref1 を入力し、検出電圧V10が基準電圧Vref 1
に達したときにスイッチング回路3をトリガし、L,C
間を短絡して受信機に発報電流を流す。
ーミスタ10を火災検出用サーミスタとして定温検出回
路1を設けている。定温検出回路1には外部サーミスタ
10による検出電圧V10と抵抗R1,R2,R3の直列
回路の抵抗R11とR12の接続間から得た基準電圧V
ref1 を入力し、検出電圧V10が基準電圧Vref 1
に達したときにスイッチング回路3をトリガし、L,C
間を短絡して受信機に発報電流を流す。
【0026】更に、この実施例にあっては外部サーミス
タ10の断線を検出する断線検出回路14を設けてい
る。断線検出回路14には外部サーミスタ10に直列接
続した抵抗R14とR15の間の電圧が検出電圧V12と
して入力され、また抵抗R11,R12,R13の直列
回路における抵抗R12とR13の間の電圧が基準電圧
Vref2 として入力している。
タ10の断線を検出する断線検出回路14を設けてい
る。断線検出回路14には外部サーミスタ10に直列接
続した抵抗R14とR15の間の電圧が検出電圧V12と
して入力され、また抵抗R11,R12,R13の直列
回路における抵抗R12とR13の間の電圧が基準電圧
Vref2 として入力している。
【0027】外部サーミスタ10が断線すると、断線検
出回路14に対する検出電圧V12は0Vとなり、基準電
圧Vref2 を下回ることで断線検出信号をスイッチン
グ回路3に出力してトリガし、端子L,C間を短絡して
受信機に対し断線検出を示す発報電流を流す。この断線
検出回路14に対しては、内部サーミスタ11を周囲温
度検出用サーミスタとし、NPNのトランジスタ12と
PNPのトランジスタ13を備えた誤動作防止回路が設
けられる。
出回路14に対する検出電圧V12は0Vとなり、基準電
圧Vref2 を下回ることで断線検出信号をスイッチン
グ回路3に出力してトリガし、端子L,C間を短絡して
受信機に対し断線検出を示す発報電流を流す。この断線
検出回路14に対しては、内部サーミスタ11を周囲温
度検出用サーミスタとし、NPNのトランジスタ12と
PNPのトランジスタ13を備えた誤動作防止回路が設
けられる。
【0028】即ち、内部サーミスタ11と直列に抵抗R
16,R17を接続し、抵抗R16とR17の間の分圧
電圧を周囲温度検出電圧V13としてトランジスタ12の
ベースに加えている。トランジスタ12はコレクタをト
ランジスタ13のベースに接続しており、トランジスタ
12のオンによりトランジスタ13をオンするようにし
ている。トランジスタ13はバイアス抵抗R18を備え
ると共に、コレクタを断線検出回路14の電源に接続し
ている。従って、トランジスタ13は断線検出回路14
に対する電源電圧の供給をオンオフするようになる。
16,R17を接続し、抵抗R16とR17の間の分圧
電圧を周囲温度検出電圧V13としてトランジスタ12の
ベースに加えている。トランジスタ12はコレクタをト
ランジスタ13のベースに接続しており、トランジスタ
12のオンによりトランジスタ13をオンするようにし
ている。トランジスタ13はバイアス抵抗R18を備え
ると共に、コレクタを断線検出回路14の電源に接続し
ている。従って、トランジスタ13は断線検出回路14
に対する電源電圧の供給をオンオフするようになる。
【0029】図3の補償式熱感知器における差動検出側
の動作を説明する。まず、冬場以外の通常の季節におけ
る監視状態にあっては、外部サーミスタ10及び内部サ
ーミスタ11の周囲温度はほぼ同じであり、検出電圧V
10,V11にほとんど差がないことから、差動検出回路9
は非検出状態となっている。また外部サーミスタ10は
断線していないことから、検出電圧V12は基準電圧Vr
ef2 を上回り、断線検出回路14も非作動状態にあ
る。
の動作を説明する。まず、冬場以外の通常の季節におけ
る監視状態にあっては、外部サーミスタ10及び内部サ
ーミスタ11の周囲温度はほぼ同じであり、検出電圧V
10,V11にほとんど差がないことから、差動検出回路9
は非検出状態となっている。また外部サーミスタ10は
断線していないことから、検出電圧V12は基準電圧Vr
ef2 を上回り、断線検出回路14も非作動状態にあ
る。
【0030】更に内部サーミスタ11の抵抗値はそれほ
ど高くなく、トランジスタ12のベースに対する検出電
圧V13は十分高いことから、この検出電圧V13によるベ
ースバイアスを受けてトランジスタ12がオンし、トラ
ンジスタ12のオンに伴ってトランジスタ13もオン
し、断線検出回路14に対し電源供給を行っている。こ
のため、もし外部サーミスタ10に断線が起きると、検
出電圧V12が0Vとなり、基準電圧Vref2 を下回る
ことで断線検出信号をスイッチング回路3に出力し、端
子L,C間を低インピーダンスに短絡して断線検出を示
す発報電流を受信機に流す。
ど高くなく、トランジスタ12のベースに対する検出電
圧V13は十分高いことから、この検出電圧V13によるベ
ースバイアスを受けてトランジスタ12がオンし、トラ
ンジスタ12のオンに伴ってトランジスタ13もオン
し、断線検出回路14に対し電源供給を行っている。こ
のため、もし外部サーミスタ10に断線が起きると、検
出電圧V12が0Vとなり、基準電圧Vref2 を下回る
ことで断線検出信号をスイッチング回路3に出力し、端
子L,C間を低インピーダンスに短絡して断線検出を示
す発報電流を受信機に流す。
【0031】次に冬場において周囲温度が−30℃とい
うように低温となった場合には、外部サーミスタ10及
び内部サーミスタ11の抵抗値が図2に示したように極
めて大きな値に増加する。このため、外部サーミスタ1
0はほぼ断線と同じ状態となり、検出電圧V12が基準電
圧Vref2 を下回って断線検出回路14が断線検出状
態となる。
うように低温となった場合には、外部サーミスタ10及
び内部サーミスタ11の抵抗値が図2に示したように極
めて大きな値に増加する。このため、外部サーミスタ1
0はほぼ断線と同じ状態となり、検出電圧V12が基準電
圧Vref2 を下回って断線検出回路14が断線検出状
態となる。
【0032】しかしながら、同時に内部サーミスタ11
の抵抗値が極めて大きくなることでトランジスタ12の
ベースに印加している検出電圧V13がほぼ0Vに低下
し、トランジスタ12がオフし、トランジスタ12のオ
フに伴ってトランジスタ13もオフする。トランジスタ
13がオフすると断線検出回路14に対する電源供給が
遮断され、検出電圧V12が基準電圧Vref2 を下回っ
ても電源電圧が供給されないことから断線検出回路14
は動作できず、禁止状態に置かれる。そのため、−30
℃というように低温になっても外部サーミスタ10の断
線誤検出による発報は行われない。
の抵抗値が極めて大きくなることでトランジスタ12の
ベースに印加している検出電圧V13がほぼ0Vに低下
し、トランジスタ12がオフし、トランジスタ12のオ
フに伴ってトランジスタ13もオフする。トランジスタ
13がオフすると断線検出回路14に対する電源供給が
遮断され、検出電圧V12が基準電圧Vref2 を下回っ
ても電源電圧が供給されないことから断線検出回路14
は動作できず、禁止状態に置かれる。そのため、−30
℃というように低温になっても外部サーミスタ10の断
線誤検出による発報は行われない。
【0033】次に断線検出回路14が禁止状態にある低
温時に、実際に外部サーミスタ10に断線が起き、この
状態で火災が発生したとすると、火災により温度が上昇
しても差動検出回路9に対する検出電圧V10は0Vのま
まであり、正常な差動検出回路9の動作はできない。し
かしながら、火災による温度上昇で内部サーミスタ11
の抵抗値が低下して検出電圧V13が回復することでトラ
ンジスタ12,13がオンし、断線検出回路14に対す
る電源供給が復旧した時点で検出電圧V12は外部サーミ
スタ10の断線で0Vにあることから断線検出信号をス
イッチング回路3に出力し、火災検出として発報電流を
流すようになる。
温時に、実際に外部サーミスタ10に断線が起き、この
状態で火災が発生したとすると、火災により温度が上昇
しても差動検出回路9に対する検出電圧V10は0Vのま
まであり、正常な差動検出回路9の動作はできない。し
かしながら、火災による温度上昇で内部サーミスタ11
の抵抗値が低下して検出電圧V13が回復することでトラ
ンジスタ12,13がオンし、断線検出回路14に対す
る電源供給が復旧した時点で検出電圧V12は外部サーミ
スタ10の断線で0Vにあることから断線検出信号をス
イッチング回路3に出力し、火災検出として発報電流を
流すようになる。
【0034】更に図3の実施例にあっては、差動検出回
路9に定温検出回路1を併せて設けた補償式熱感知器を
例にとるものであったが、定温検出回路1を除いた差動
検出回路9側のみを備えた差動式熱感知器としてもよい
ことは勿論である。更にまた、上記の実施例にあって
は、火災検出信号と断線検出信号を区別することなく、
共にスイッチング回路をトリガして同じ発報電流を受信
機に流すようにしているが、発報電流の値を変えて受信
機側で火災検出信号と断線検出信号を区別できるように
してもよいことは勿論である。
路9に定温検出回路1を併せて設けた補償式熱感知器を
例にとるものであったが、定温検出回路1を除いた差動
検出回路9側のみを備えた差動式熱感知器としてもよい
ことは勿論である。更にまた、上記の実施例にあって
は、火災検出信号と断線検出信号を区別することなく、
共にスイッチング回路をトリガして同じ発報電流を受信
機に流すようにしているが、発報電流の値を変えて受信
機側で火災検出信号と断線検出信号を区別できるように
してもよいことは勿論である。
【0035】更にまた、図4に示したサーミスタの検出
電圧を電流信号に変換して送出するアナログ熱感知器に
設けた従来のサーミスタの断線検出回路についても、オ
ペアンプOP1に続いて図1に示したトランジスタ6,
抵抗R1及び周囲温度検出用サーミスタ7でなる誤動作
防止回路を設けることで、低温時の断線検出信号の誤発
報を防止できる。
電圧を電流信号に変換して送出するアナログ熱感知器に
設けた従来のサーミスタの断線検出回路についても、オ
ペアンプOP1に続いて図1に示したトランジスタ6,
抵抗R1及び周囲温度検出用サーミスタ7でなる誤動作
防止回路を設けることで、低温時の断線検出信号の誤発
報を防止できる。
【0036】
【発明の効果】以上説明してきたように本発明によれ
ば、周囲温度が低くなってサーミスタの抵抗値が極めて
大きくなって、ほぼ断線と同じ状態になっても、断線検
出に基づく誤った断線検出信号あるいは発報信号を送出
することがなく、−30℃というように周囲温度が低下
する寒冷地等に設置しても火災監視を安定して行うこと
ができ、信頼性を向上できる。
ば、周囲温度が低くなってサーミスタの抵抗値が極めて
大きくなって、ほぼ断線と同じ状態になっても、断線検
出に基づく誤った断線検出信号あるいは発報信号を送出
することがなく、−30℃というように周囲温度が低下
する寒冷地等に設置しても火災監視を安定して行うこと
ができ、信頼性を向上できる。
【0037】また、周囲温度が低い状態でサーミスタに
断線が起きても、火災により周囲温度が上昇すれば断線
検出による発報が行われ、これを火災発報として受信機
側で処理することで、熱感知器の信頼性を大幅に向上で
きる。
断線が起きても、火災により周囲温度が上昇すれば断線
検出による発報が行われ、これを火災発報として受信機
側で処理することで、熱感知器の信頼性を大幅に向上で
きる。
【図1】定温式熱感知器を対象とした本発明の実施例回
路図
路図
【図2】本発明で用いるサーミスタの特性図
【図3】補償式熱感知器を対象とした本発明の実施例回
路図
路図
【図4】従来の熱感知器の説明図
1:定温検出回路 2:定電圧回路 3:スイッチング回路 4:サーミスタ 6:比較器 7:周囲温度検出用サーミスタ 9:差動検出回路 10:外部サーミスタ 11:内部サーミスタ 13,12:トランジスタ 14:断線検出回路
Claims (5)
- 【請求項1】周囲温度の増加に対し抵抗値が減少する特
性を備えた感熱素子と、該感熱素子の特性変化に基づい
て火災を検出して火災検出信号を送出する火災検出回路
と、前記感熱素子の断線を検出して前記火災検出回路を
動作させて火災検出信号を送出させる断線検出回路とを
備えた熱感知器に於いて、 低温時に前記前記感熱素子の抵抗値が断線状態と同等に
極めて大きくなった際に、前記断線検出回路の検出動作
を禁止する誤動作防止回路を設けたことを特徴とする熱
感知器。 - 【請求項2】請求項1記載の熱感知器に於いて、前記誤
動作防止回路は、低温時に前記感熱素子が断線して前記
断線検出回路の動作を禁止した状態にあっても、火災等
による周囲温度の上昇により該禁止状態を解除して断線
検出信号を火災検出信号として送出させることを特徴と
する熱感知器。 - 【請求項3】請求項1記載の熱感知器に於いて、前記感
熱素子としてサーミスタを使用し、前記火災検出回路は
周囲温度の上昇による前記サーミスタの抵抗値が所定火
災温度に対応した一定値以下となったときにスイッチン
グ回路を作動して火災検出信号を送出する定温検出回路
であり、 前記断線検出回路は前記サーミスタの断線を検出して断
線検出信号を出力する比較回路であり、 さらに、前記誤動作防止回路は、前記断線検出用比較回
路の出力で動作して断線検出時に前記スイッチング回路
を作動するトランジスタと、周囲温度の低温時に前記ト
ランジスタを動作禁止状態とする周囲温度検出用のサー
ミスタを備えたバイアス回路とで構成したことを特徴と
する熱感知器。 - 【請求項4】請求項1記載の熱感知器に於いて、前記感
熱素子として熱応答性の異なる2つのサーミスタを有
し、前記火災検出回路は、周囲温度の上昇による一方の
サーミスタと他方のサーミスタとの抵抗値の相違が所定
値以上となったときにスイッチング回路を作動して火災
検出信号を送出する差動検出回路であり、 前記断線検出回路は前記2つのサーミスタのいずれか一
方の断線を検出して断線検出信号を出力する回路であ
り、 さらに、前記誤動作防止回路は、温度の低下により断線
検出が行われていない方のサーミスタの抵抗値が極めて
大きくなった際に前記断線検出回路に対する電源供給を
遮断する回路としたことを特徴とする熱感知器。 - 【請求項5】請求項4記載の熱感知器に於いて、前記差
動検出回路に加えて、周囲温度の上昇による前記一方の
サーミスタの抵抗値が所定火災温度に対応した一定値以
下となったときにスイッチング回路を作動して火災検出
信号を送出する定温検出回路を併せて設けたことを特徴
とする熱感知器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2382293A JPH06243362A (ja) | 1993-02-12 | 1993-02-12 | 熱感知器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2382293A JPH06243362A (ja) | 1993-02-12 | 1993-02-12 | 熱感知器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06243362A true JPH06243362A (ja) | 1994-09-02 |
Family
ID=12121054
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2382293A Pending JPH06243362A (ja) | 1993-02-12 | 1993-02-12 | 熱感知器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06243362A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6582119B2 (en) | 2000-03-13 | 2003-06-24 | Toyoda Koki Kabushiki Kaisha | Wire breaking detection method for temperature sensor and temperature sensing apparatus for using the method |
| JP2022108787A (ja) * | 2021-01-14 | 2022-07-27 | 能美防災株式会社 | 熱感知器 |
-
1993
- 1993-02-12 JP JP2382293A patent/JPH06243362A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6582119B2 (en) | 2000-03-13 | 2003-06-24 | Toyoda Koki Kabushiki Kaisha | Wire breaking detection method for temperature sensor and temperature sensing apparatus for using the method |
| JP2022108787A (ja) * | 2021-01-14 | 2022-07-27 | 能美防災株式会社 | 熱感知器 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US5898557A (en) | Switching apparatus | |
| US4901060A (en) | Increasing temperature warning device | |
| US5748429A (en) | Self checking temperature sensing circuit | |
| EP0008508A1 (en) | Liquid level sensing apparatus | |
| US4768471A (en) | Alarm system for marine drive | |
| JPH04302095A (ja) | 補償式熱感知器 | |
| US6324040B1 (en) | Sensor supply open load detector circuit | |
| US4691669A (en) | Engine overheat protection system | |
| JP3210875B2 (ja) | 補償式火災感知器 | |
| US7889462B2 (en) | Protective circuit for protection of an appliance, in particular an electric motor, against thermal overloading | |
| JPH0649113Y2 (ja) | 車両用電源装置 | |
| EP0393814A1 (en) | Temperature sensor for an electrical load resistor | |
| KR950001129Y1 (ko) | 화재감지기 | |
| KR200205365Y1 (ko) | 가스 누설 경보기용 검출 센서의 감시 장치 | |
| JP3147808B2 (ja) | 異常検出回路 | |
| KR0145095B1 (ko) | 화재감지기 | |
| JPH0343574B2 (ja) | ||
| KR100360170B1 (ko) | 가스 누설 경보기용 검출 센서의 감시 방법 및 장치 | |
| JP3151494B2 (ja) | 動作試験機能を有した熱感知器 | |
| JP2522148Y2 (ja) | 熱感知器 | |
| KR200198310Y1 (ko) | 가스 누설 경보기용 검출 센서의 감시장치 | |
| JPH11173924A (ja) | 熱感知器 | |
| JPH04175439A (ja) | 水温センサ異常検出装置 | |
| JPH03118434A (ja) | サーミスタ温度検出回路 | |
| JP3015488B2 (ja) | 補償式熱感知器 |