JPH06243736A - 電力ケーブル - Google Patents
電力ケーブルInfo
- Publication number
- JPH06243736A JPH06243736A JP3148493A JP3148493A JPH06243736A JP H06243736 A JPH06243736 A JP H06243736A JP 3148493 A JP3148493 A JP 3148493A JP 3148493 A JP3148493 A JP 3148493A JP H06243736 A JPH06243736 A JP H06243736A
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- JP
- Japan
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- metal wire
- shielding layer
- wire shielding
- sheath
- power cable
- Prior art date
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- Pending
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Landscapes
- Insulated Conductors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】金属線遮蔽層の必要断面積を小さくすることを
可能とする。 【構成】架橋した押出型の外部半導電層5上に金属線遮
蔽層1が施され、この金属線遮蔽層1の外周に押えテー
プ7を介してシース8が施されている電力ケーブルが、
金属線遮蔽層1間にシース8よりも融点の低い熱可塑性
物質を主成分とする半導電性混和物9が充填されている
ことを特徴とする。 【効果】地絡電流により発生した熱の放散が従来よりよ
くなる。
可能とする。 【構成】架橋した押出型の外部半導電層5上に金属線遮
蔽層1が施され、この金属線遮蔽層1の外周に押えテー
プ7を介してシース8が施されている電力ケーブルが、
金属線遮蔽層1間にシース8よりも融点の低い熱可塑性
物質を主成分とする半導電性混和物9が充填されている
ことを特徴とする。 【効果】地絡電流により発生した熱の放散が従来よりよ
くなる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電力ケーブルに関するも
のである。
のである。
【0002】
【従来の技術】ケーブルが使用されている電力系統に地
絡事故が発生した時、その地絡電流はケーブルの金属遮
蔽層を流れる。この金属遮蔽層の必要断面積は地絡電流
通過時間内に外側のシースの温度がその材料固有の制限
値を越えないように設計されている。JCS規格第16
8号Dによればこの制限値は架橋ポリエチレン絶縁ポリ
エチレンシース(以下CEと称する)ケーブルの場合は
140℃であり、架橋ポリエチレン絶縁ビニルシース
(以下CVと称する)ケーブルの場合は150℃であ
る。
絡事故が発生した時、その地絡電流はケーブルの金属遮
蔽層を流れる。この金属遮蔽層の必要断面積は地絡電流
通過時間内に外側のシースの温度がその材料固有の制限
値を越えないように設計されている。JCS規格第16
8号Dによればこの制限値は架橋ポリエチレン絶縁ポリ
エチレンシース(以下CEと称する)ケーブルの場合は
140℃であり、架橋ポリエチレン絶縁ビニルシース
(以下CVと称する)ケーブルの場合は150℃であ
る。
【0003】このため、地絡電流が大きい系統に使用さ
れるケーブルの金属遮蔽層は図2に示されているよう
に、金属線を使用した金属線遮蔽層1を使用しなければ
ならず、銅線を横巻に施したいわゆるワイヤーシールド
とすることが一般に採用されている。なお同図において
2は導体、3は内部半導電層、4は絶縁体、5は外部半
導電層、6は空隙、7は押えテープ、8はシースであ
る。
れるケーブルの金属遮蔽層は図2に示されているよう
に、金属線を使用した金属線遮蔽層1を使用しなければ
ならず、銅線を横巻に施したいわゆるワイヤーシールド
とすることが一般に採用されている。なお同図において
2は導体、3は内部半導電層、4は絶縁体、5は外部半
導電層、6は空隙、7は押えテープ、8はシースであ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術は金属線
遮蔽層に隣接して空隙が存在するため、地絡電流により
発生した熱の放散が極めて悪く、金属線遮蔽層の温度が
上昇し易い。すなわち金属線遮蔽層の必要断面積を確保
するために金属線の太さを太くするか或いは本数を多く
しなければならない問題があった。
遮蔽層に隣接して空隙が存在するため、地絡電流により
発生した熱の放散が極めて悪く、金属線遮蔽層の温度が
上昇し易い。すなわち金属線遮蔽層の必要断面積を確保
するために金属線の太さを太くするか或いは本数を多く
しなければならない問題があった。
【0005】この欠点を解消するために単に押えテープ
を省略してシースを充実押出にして空隙をシース材料で
埋めることも考えられるが、この場合は絶縁材料である
シース材料が金属線遮蔽層と外部半導電層の間に押出時
に流れ込み、両者間の電気的接触が不完全になる新たな
欠点が生じ、金属線遮蔽層としての機能を消失させてし
まう。
を省略してシースを充実押出にして空隙をシース材料で
埋めることも考えられるが、この場合は絶縁材料である
シース材料が金属線遮蔽層と外部半導電層の間に押出時
に流れ込み、両者間の電気的接触が不完全になる新たな
欠点が生じ、金属線遮蔽層としての機能を消失させてし
まう。
【0006】本発明は以上の点に鑑みなされたものであ
り、金属線遮蔽層の必要断面積を小さくすることを可能
とした電力ケーブルを提供することを目的とするもので
ある。
り、金属線遮蔽層の必要断面積を小さくすることを可能
とした電力ケーブルを提供することを目的とするもので
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的は、金属線遮蔽
層間にシースよりも融点の低い熱可塑性物質を主成分と
する半導電性混和物を充填することにより、達成され
る。
層間にシースよりも融点の低い熱可塑性物質を主成分と
する半導電性混和物を充填することにより、達成され
る。
【0008】
【作用】上記手段を設けたので、地絡電流により発生し
た熱の放散が従来よりよくなる。
た熱の放散が従来よりよくなる。
【0009】
【実施例】次に本発明を実施例により具体的に説明す
る。
る。
【0010】〔実施例1〕図1には本発明の一実施例が
示されている。なお従来と同じ部品には同じ符号を付し
たので説明を省略する。本実施例では金属線遮蔽層1間
にシース8よりも融点の低い熱可塑性物質を主成分とす
る半導電性混和物9を充填した。このようにすることに
より、地絡電流により発生した熱の放散が従来よりよく
なって、地絡電流による金属線遮蔽層1の発熱が抑制さ
れるようになり、金属線遮蔽層1の必要断面積を小さく
することを可能とした電力ケーブルを得ることができ
る。
示されている。なお従来と同じ部品には同じ符号を付し
たので説明を省略する。本実施例では金属線遮蔽層1間
にシース8よりも融点の低い熱可塑性物質を主成分とす
る半導電性混和物9を充填した。このようにすることに
より、地絡電流により発生した熱の放散が従来よりよく
なって、地絡電流による金属線遮蔽層1の発熱が抑制さ
れるようになり、金属線遮蔽層1の必要断面積を小さく
することを可能とした電力ケーブルを得ることができ
る。
【0011】すなわち外部半導電層5の上に金属線を横
巻にした金属線遮蔽層1を形成し、しかる後に金属線遮
蔽層1間の空隙部に相当する空間に半導電性混和物9を
充填し、その上に必要に応じて押えテープ7を施し、シ
ース8を押しケーブルを完成させる。
巻にした金属線遮蔽層1を形成し、しかる後に金属線遮
蔽層1間の空隙部に相当する空間に半導電性混和物9を
充填し、その上に必要に応じて押えテープ7を施し、シ
ース8を押しケーブルを完成させる。
【0012】混和物9を半導電性としたのは、これが外
部半導電層5と金属線遮蔽層1との間に入り込んだ時に
両者の電気的接触を失わないようにするためである。ま
た半導電性混和物9の主成分を、シース8の融点よりも
低くしたのは、地絡電流による金属線遮蔽層1の発熱が
半導電性混和物9の溶融に消費される時の温度ではシー
ス8が健全であることをねらったものである。
部半導電層5と金属線遮蔽層1との間に入り込んだ時に
両者の電気的接触を失わないようにするためである。ま
た半導電性混和物9の主成分を、シース8の融点よりも
低くしたのは、地絡電流による金属線遮蔽層1の発熱が
半導電性混和物9の溶融に消費される時の温度ではシー
ス8が健全であることをねらったものである。
【0013】また、外部半導電層5を架橋タイプに限定
したのは、金属線遮蔽層1が外部半導電層5に直接接触
しているため、地絡発熱時に半導電性混和物9と同時に
溶融することを防ぐためである。
したのは、金属線遮蔽層1が外部半導電層5に直接接触
しているため、地絡発熱時に半導電性混和物9と同時に
溶融することを防ぐためである。
【0014】このように本実施例によれば地絡時に、金
属線遮蔽層の周囲に空気層がなく半導電性混和物が存在
するために、熱放散が著しく改善され、しかも半導電性
混和物が溶融することによってこの発熱を吸収するた
め、その従来に比較して金属線遮蔽層の必要断面積を小
さくできる。
属線遮蔽層の周囲に空気層がなく半導電性混和物が存在
するために、熱放散が著しく改善され、しかも半導電性
混和物が溶融することによってこの発熱を吸収するた
め、その従来に比較して金属線遮蔽層の必要断面積を小
さくできる。
【0015】このため安価なケーブルが供給できると同
時に、高価な銅、アルミ等の金属資源の節約を図ること
ができる。
時に、高価な銅、アルミ等の金属資源の節約を図ること
ができる。
【0016】なお効果は若干落ちるが、半導電性混和物
を施さずに押えテープの材質をシースよりも融点の低い
材料とすることによって、類似の効果が期待できる。但
し、この場合は一度地絡が起って押えテープが溶融する
と、金属線遮蔽層とシースが直接接触することになるの
で、2回目以降の地絡時はあまり効果がなくなると思わ
れる。
を施さずに押えテープの材質をシースよりも融点の低い
材料とすることによって、類似の効果が期待できる。但
し、この場合は一度地絡が起って押えテープが溶融する
と、金属線遮蔽層とシースが直接接触することになるの
で、2回目以降の地絡時はあまり効果がなくなると思わ
れる。
【0017】
【発明の効果】上述のように本発明は、金属線遮蔽層間
にシースよりも融点の低い熱可塑性物質を主成分とする
半導電性混和物を充填したので、地絡電流により発生し
た熱の放散が従来よりよくなって、地絡電流による金属
線遮蔽層の発熱が抑制されるようになり、金属線遮蔽層
の必要断面積を小さくすることを可能とした電力ケーブ
ルを得ることができる。
にシースよりも融点の低い熱可塑性物質を主成分とする
半導電性混和物を充填したので、地絡電流により発生し
た熱の放散が従来よりよくなって、地絡電流による金属
線遮蔽層の発熱が抑制されるようになり、金属線遮蔽層
の必要断面積を小さくすることを可能とした電力ケーブ
ルを得ることができる。
【図1】本発明の電力ケーブルの一実施例の縦断側面図
である。
である。
【図2】従来の電力ケーブルの縦断側面図である。
1 金属線遮蔽層 5 外部半導電層 7 押えテープ 8 シース 9 半導電性混和物
Claims (3)
- 【請求項1】架橋した押出型の外部半導電層上に金属線
遮蔽層が施され、この金属線遮蔽層の外周に押えテープ
を介してシースが施されている電力ケーブルにおいて、
前記金属線遮蔽層間に前記シースよりも融点の低い熱可
塑性物質を主成分とする半導電性混和物が充填されてい
ることを特徴とする電力ケーブル。 - 【請求項2】前記熱可塑性物質が、ポリエチレン、EV
Aである請求項1記載の電力ケーブル。 - 【請求項3】前記シースが、ビニル混和物が用いられた
ものである請求項1記載の電力ケーブル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3148493A JPH06243736A (ja) | 1993-02-22 | 1993-02-22 | 電力ケーブル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3148493A JPH06243736A (ja) | 1993-02-22 | 1993-02-22 | 電力ケーブル |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06243736A true JPH06243736A (ja) | 1994-09-02 |
Family
ID=12332548
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3148493A Pending JPH06243736A (ja) | 1993-02-22 | 1993-02-22 | 電力ケーブル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06243736A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010041765A (ja) * | 2008-08-01 | 2010-02-18 | Viscas Corp | 電力用直流同軸ケーブルの接続部 |
| JP2018181861A (ja) * | 2018-08-24 | 2018-11-15 | 日立金属株式会社 | 同軸ケーブル |
| US10217548B2 (en) | 2017-03-03 | 2019-02-26 | Hitachi Metals, Ltd. | Coaxial cable |
-
1993
- 1993-02-22 JP JP3148493A patent/JPH06243736A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010041765A (ja) * | 2008-08-01 | 2010-02-18 | Viscas Corp | 電力用直流同軸ケーブルの接続部 |
| US10217548B2 (en) | 2017-03-03 | 2019-02-26 | Hitachi Metals, Ltd. | Coaxial cable |
| JP2018181861A (ja) * | 2018-08-24 | 2018-11-15 | 日立金属株式会社 | 同軸ケーブル |
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