JPH0624415Y2 - ソイル山止め壁の形成に使うオーガー - Google Patents
ソイル山止め壁の形成に使うオーガーInfo
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- JPH0624415Y2 JPH0624415Y2 JP1987138177U JP13817787U JPH0624415Y2 JP H0624415 Y2 JPH0624415 Y2 JP H0624415Y2 JP 1987138177 U JP1987138177 U JP 1987138177U JP 13817787 U JP13817787 U JP 13817787U JP H0624415 Y2 JPH0624415 Y2 JP H0624415Y2
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Landscapes
- Consolidation Of Soil By Introduction Of Solidifying Substances Into Soil (AREA)
- Bulkheads Adapted To Foundation Construction (AREA)
- Earth Drilling (AREA)
Description
この考案は、ソイル山止め壁の形成に使うオーガー、特
に、撹拌翼の撹拌面に撹拌羽根を結合して撹拌性能を向
上させたソイル山止め壁の形成に使うオーガーに関す
る。
に、撹拌翼の撹拌面に撹拌羽根を結合して撹拌性能を向
上させたソイル山止め壁の形成に使うオーガーに関す
る。
従来のソイル山止め壁を形成するための掘削機には、
(イ)オーガーとして周囲にスクリューを設けた回転軸
を用いたもの、(ロ)オーガーとして傾き(すくい)角
度一定の撹拌翼を長さ方向に複数配設した回転軸を用い
たものがある。また、(ハ)地盤中に挿入する中空回転
軸の外周部に粉体輸送ガスの排ガス路を形成するための
突条部を設け、中空回転軸の下部に、横断面が円弧状の
部材を径方向に二つ設けて撹拌翼を構成し、かつ各撹拌
翼の円弧状部の内側に粉体噴出ノズルを配し、各粉体噴
出ノズルを中空回転軸の下部に固設し、撹拌翼の上側の
円弧状面に平面爪状の2次撹拌翼を外向き及び内向きに
二つ設けた地盤改良装置が提案(特開昭57−6841
8号公報参照)されている。
(イ)オーガーとして周囲にスクリューを設けた回転軸
を用いたもの、(ロ)オーガーとして傾き(すくい)角
度一定の撹拌翼を長さ方向に複数配設した回転軸を用い
たものがある。また、(ハ)地盤中に挿入する中空回転
軸の外周部に粉体輸送ガスの排ガス路を形成するための
突条部を設け、中空回転軸の下部に、横断面が円弧状の
部材を径方向に二つ設けて撹拌翼を構成し、かつ各撹拌
翼の円弧状部の内側に粉体噴出ノズルを配し、各粉体噴
出ノズルを中空回転軸の下部に固設し、撹拌翼の上側の
円弧状面に平面爪状の2次撹拌翼を外向き及び内向きに
二つ設けた地盤改良装置が提案(特開昭57−6841
8号公報参照)されている。
(イ)の掘削機は、掘削土砂を運搬することはできて
も、撹拌作用が不十分であり、しかも、略掘削長さに等
しい回転軸全長に亘つてスクリユーを配設する必要があ
つた。また、(ロ)の掘削機も、掘削土砂を運搬するこ
とはできても、撹拌作用が不十分である。傾き角度一定
の撹拌翼では上下方向(撹拌翼の長手方向に対して直角
な方向)にしか撹拌てきず十分な撹拌はできなかつた。
そのため、多数の撹拌翼を必要とし、撹拌翼が配設され
る回転軸の部分の長さを大きくする必要があつた。 また、(ハ)の地盤改良装置は、その撹拌翼の上側の円
弧状部に平面爪状の2次撹拌翼を外向き及び内向きに二
つ固設したため、中空回転軸の回転により、2次撹拌翼
の撹拌作用と中空回転軸に設けた突条部の撹拌作用によ
り、粉体噴出ノズルから粉体と共に噴出した輸送ガスの
排ガス通路を回転軸のまわり形成する働きがあるが、二
つの爪状の2次撹拌翼はその上側が円弧状になっている
ため、撹拌時に土砂等を上方又は下方に移動させる働き
が小さく、そのうえ、撹拌翼及び2次撹拌翼の形状が複
雑で、2次撹拌翼の撹拌翼の円弧状面への取付が難しい
欠点がある。 前記の従来の掘削機においては、スクリュー又は撹拌翼
の配設されている回転軸の部分が長いから、回転軸を引
き揚げたときに、スクリュー又は撹拌翼に掘削土砂が付
着していると、その土砂が落下して、作業員に掛つた
り、その土砂が道路や隣家に飛散して第三者に迷惑を掛
けたりすることになる。そのため、工事現場の仮囲いを
上方に延長したり、養生シートを高く張つたりして、第
三者に迷惑を掛けないようにする必要があつた。 また、スクリューや撹拌翼に付着した掘削土砂は、次ぎ
の掘削の施工能率に悪い影響を与えるから、作業員がジ
ェットワッシャー等を使つて洗浄する必要がある。とこ
ろが、前記の従来の掘削機は、スクリュー又は撹拌翼の
配設されている回転軸の部分が長く、その洗浄に手間と
時間を要する欠点があつた。 そして、ソイル山止め壁を形成する際に、掘削土砂と止
水液(すなわち、セメントミルク、ソイルミルク等)と
の混合物(以下土砂等と云う)を十分に撹拌する必要が
あるが、前記のような従来の掘削機においては、オーガ
ーの撹拌性能が不十分であるため、撹拌に長い時間を要
し、このことが撹拌不良によるソイル山止め壁の漏水の
原因にもなつていた。 この出願の考案の解決しようとする課題は、前記の従来
技術の欠点を有しないソイル山止め壁の形成に使うオー
ガーを提供すること、換言すると、撹拌翼の撹拌性能の
向上により撹拌翼の数を少なくし、撹拌翼を設ける回転
軸の部分の長さが短縮できるソイル山止め壁の形成に使
うオーガーを提供することにある。
も、撹拌作用が不十分であり、しかも、略掘削長さに等
しい回転軸全長に亘つてスクリユーを配設する必要があ
つた。また、(ロ)の掘削機も、掘削土砂を運搬するこ
とはできても、撹拌作用が不十分である。傾き角度一定
の撹拌翼では上下方向(撹拌翼の長手方向に対して直角
な方向)にしか撹拌てきず十分な撹拌はできなかつた。
そのため、多数の撹拌翼を必要とし、撹拌翼が配設され
る回転軸の部分の長さを大きくする必要があつた。 また、(ハ)の地盤改良装置は、その撹拌翼の上側の円
弧状部に平面爪状の2次撹拌翼を外向き及び内向きに二
つ固設したため、中空回転軸の回転により、2次撹拌翼
の撹拌作用と中空回転軸に設けた突条部の撹拌作用によ
り、粉体噴出ノズルから粉体と共に噴出した輸送ガスの
排ガス通路を回転軸のまわり形成する働きがあるが、二
つの爪状の2次撹拌翼はその上側が円弧状になっている
ため、撹拌時に土砂等を上方又は下方に移動させる働き
が小さく、そのうえ、撹拌翼及び2次撹拌翼の形状が複
雑で、2次撹拌翼の撹拌翼の円弧状面への取付が難しい
欠点がある。 前記の従来の掘削機においては、スクリュー又は撹拌翼
の配設されている回転軸の部分が長いから、回転軸を引
き揚げたときに、スクリュー又は撹拌翼に掘削土砂が付
着していると、その土砂が落下して、作業員に掛つた
り、その土砂が道路や隣家に飛散して第三者に迷惑を掛
けたりすることになる。そのため、工事現場の仮囲いを
上方に延長したり、養生シートを高く張つたりして、第
三者に迷惑を掛けないようにする必要があつた。 また、スクリューや撹拌翼に付着した掘削土砂は、次ぎ
の掘削の施工能率に悪い影響を与えるから、作業員がジ
ェットワッシャー等を使つて洗浄する必要がある。とこ
ろが、前記の従来の掘削機は、スクリュー又は撹拌翼の
配設されている回転軸の部分が長く、その洗浄に手間と
時間を要する欠点があつた。 そして、ソイル山止め壁を形成する際に、掘削土砂と止
水液(すなわち、セメントミルク、ソイルミルク等)と
の混合物(以下土砂等と云う)を十分に撹拌する必要が
あるが、前記のような従来の掘削機においては、オーガ
ーの撹拌性能が不十分であるため、撹拌に長い時間を要
し、このことが撹拌不良によるソイル山止め壁の漏水の
原因にもなつていた。 この出願の考案の解決しようとする課題は、前記の従来
技術の欠点を有しないソイル山止め壁の形成に使うオー
ガーを提供すること、換言すると、撹拌翼の撹拌性能の
向上により撹拌翼の数を少なくし、撹拌翼を設ける回転
軸の部分の長さが短縮できるソイル山止め壁の形成に使
うオーガーを提供することにある。
【課題を解決するための手段】 この考案は、前記課題を解決するための手段として次の
構成を採用するものである。 この考案の構成は、回転軸と、回転軸の下端に設けた掘
削ヘッドと、掘削ヘッドの上側の回転軸にその軸方向に
間隔をおいて固設した複数の撹拌翼とを備えたオーガー
において、板状体で構成した撹拌翼が傾き角をもって回
転軸に固設され、各撹拌翼の平らな撹拌面に棒状体又は
板状体からなる撹拌羽根が少なくとも一つの配され、撹
拌羽根の長手方向の軸線と撹拌翼の長手方向の軸線とが
鋭角をなして交差するように、撹拌羽根が撹拌翼に結合
されていることを特徴とするソイル山止め壁の形成に使
うオーガーにある。 撹拌翼は板状体で構成し、傾き(すくい)角をもって回
転軸に固設する。好ましい実施例では、撹拌翼を横断面
が略矩形の板状体で構成し、傾き(すくい)角を一定に
して回転軸に固設するが、傾き角は一定でなくてもよ
い。 撹拌羽根としては、例えば、横断面が矩形状の棒状体又
は板状体を使う。撹拌羽根の土砂等の当る面を曲面にし
てこの面に当る土砂を反転し易くすることもできる。 撹拌羽根は、各撹拌翼に少なくとも一つ固設する。撹拌
羽根は、撹拌翼の平らな撹拌面に撹拌面から突出すうよ
うに設け、土砂等の移動方向を変え得るようにする。 撹拌羽根の長手方向の軸線が撹拌翼の長手方向の軸線に
対して鋭角をなして交差するように、撹拌羽根を撹拌翼
に固設する。この鋭角としては、撹拌時の撹拌羽根によ
りその撹拌面に当る土砂等(被撹拌物)を、地質条件に
対応して最も効率良く、撹拌翼の長手方向の軸線に対し
て直角な方向(すなわち、上下方向)以外の方向に方向
変換し得る角度を選べばよい。ただし、撹拌翼の回動抵
抗が大きくなりすぎるような角度は実用的でない。
構成を採用するものである。 この考案の構成は、回転軸と、回転軸の下端に設けた掘
削ヘッドと、掘削ヘッドの上側の回転軸にその軸方向に
間隔をおいて固設した複数の撹拌翼とを備えたオーガー
において、板状体で構成した撹拌翼が傾き角をもって回
転軸に固設され、各撹拌翼の平らな撹拌面に棒状体又は
板状体からなる撹拌羽根が少なくとも一つの配され、撹
拌羽根の長手方向の軸線と撹拌翼の長手方向の軸線とが
鋭角をなして交差するように、撹拌羽根が撹拌翼に結合
されていることを特徴とするソイル山止め壁の形成に使
うオーガーにある。 撹拌翼は板状体で構成し、傾き(すくい)角をもって回
転軸に固設する。好ましい実施例では、撹拌翼を横断面
が略矩形の板状体で構成し、傾き(すくい)角を一定に
して回転軸に固設するが、傾き角は一定でなくてもよ
い。 撹拌羽根としては、例えば、横断面が矩形状の棒状体又
は板状体を使う。撹拌羽根の土砂等の当る面を曲面にし
てこの面に当る土砂を反転し易くすることもできる。 撹拌羽根は、各撹拌翼に少なくとも一つ固設する。撹拌
羽根は、撹拌翼の平らな撹拌面に撹拌面から突出すうよ
うに設け、土砂等の移動方向を変え得るようにする。 撹拌羽根の長手方向の軸線が撹拌翼の長手方向の軸線に
対して鋭角をなして交差するように、撹拌羽根を撹拌翼
に固設する。この鋭角としては、撹拌時の撹拌羽根によ
りその撹拌面に当る土砂等(被撹拌物)を、地質条件に
対応して最も効率良く、撹拌翼の長手方向の軸線に対し
て直角な方向(すなわち、上下方向)以外の方向に方向
変換し得る角度を選べばよい。ただし、撹拌翼の回動抵
抗が大きくなりすぎるような角度は実用的でない。
この考案のソイル山止め壁の形成に使うオーガーは、回
転軸と、回転軸の下端に設けた掘削ヘッドと、掘削ヘッ
ドの上側の回転軸にその軸方向に間隔をおいて固設した
複数の撹拌翼とを備えたオーガーにおいて、板状体で構
成した撹拌翼を傾き角をもって回転軸に固設し、各撹拌
翼の平らな撹拌面に棒状体又は板状体からなる撹拌羽根
を少なくとも一つの配し、撹拌羽根の長手方向の軸線と
撹拌翼の長手方向の軸線とが鋭角をなして交差するよう
に、撹拌羽根を撹拌翼に結合したから、撹拌時におい
て、各撹拌翼の撹拌面が、土砂、止水液等を撹拌翼の軸
線に対して直角な方向(上下方向)に方向変換させ、各
撹拌翼に結合した撹拌羽根が、土砂、止水液等を撹拌翼
の軸線に対して直角な方向以外の方向(斜め横方向)に
方向変換させるため、これらの方向変換が結合され、掘
削孔中の土砂、止水液等の撹拌状態が大幅に改善され、
回転軸に取付けた撹拌翼の撹拌性能を向上させることが
できる。 また、この考案のものは、板状体からなる撹拌翼の平ら
な撹拌面に、棒状体又は板状体からなる撹拌羽根を、撹
拌羽根の長手方向の軸線と撹拌翼の長手方向の軸線とが
鋭角をなして交差するように結合するから、撹拌翼及び
撹拌羽根の構成が簡単になり、撹拌羽根の撹拌翼への結
合等も容易になり、短くて使い易いソイル山止め壁形成
用のオーガーを容易に製作できる。
転軸と、回転軸の下端に設けた掘削ヘッドと、掘削ヘッ
ドの上側の回転軸にその軸方向に間隔をおいて固設した
複数の撹拌翼とを備えたオーガーにおいて、板状体で構
成した撹拌翼を傾き角をもって回転軸に固設し、各撹拌
翼の平らな撹拌面に棒状体又は板状体からなる撹拌羽根
を少なくとも一つの配し、撹拌羽根の長手方向の軸線と
撹拌翼の長手方向の軸線とが鋭角をなして交差するよう
に、撹拌羽根を撹拌翼に結合したから、撹拌時におい
て、各撹拌翼の撹拌面が、土砂、止水液等を撹拌翼の軸
線に対して直角な方向(上下方向)に方向変換させ、各
撹拌翼に結合した撹拌羽根が、土砂、止水液等を撹拌翼
の軸線に対して直角な方向以外の方向(斜め横方向)に
方向変換させるため、これらの方向変換が結合され、掘
削孔中の土砂、止水液等の撹拌状態が大幅に改善され、
回転軸に取付けた撹拌翼の撹拌性能を向上させることが
できる。 また、この考案のものは、板状体からなる撹拌翼の平ら
な撹拌面に、棒状体又は板状体からなる撹拌羽根を、撹
拌羽根の長手方向の軸線と撹拌翼の長手方向の軸線とが
鋭角をなして交差するように結合するから、撹拌翼及び
撹拌羽根の構成が簡単になり、撹拌羽根の撹拌翼への結
合等も容易になり、短くて使い易いソイル山止め壁形成
用のオーガーを容易に製作できる。
この考案の実施例を第1図ないし第5図を使って説明す
る。 第1図及び第2図において、1はオーガーの回転軸(オ
ーガーロッド)であり、2は回転軸1の下部であって、
この下部2の中心にヘッドカッタ3を設ける。回転軸1
の下方に支持部材4を左右に突出させて固設し、この支
持部材4に下向きにオーガービット(掘削爪)5を取付
ける。上記のヘッドカッタ3、支持部材4及びオーガー
ビット5により掘削ヘッドが構成される。 支持部材4の上側の回転軸1の下方部分に複数の撹拌翼
6を取付ける。各撹拌翼6は、横断面が略矩形の板状体
で構成し、一定の傾き角θをもって回転軸1に固設さ
れ、その撹拌する部分が横断面矩形になっている。回転
軸1は中空軸で造られているから、その先端の孔8から
掘削孔中に止水液等を注入しながら、撹拌することがで
きる。 各撹拌翼6の上側の一定の傾き角θを有する平らな撹拌
面に、高さのあまり大きくない撹拌羽根7を少なくとも
一つ配設する。この撹拌羽根7は、横断面が矩形の棒状
体で構成し、この棒状体の矩形の一辺を撹拌翼6の撹拌
面に溶接などにより結合する。各撹拌羽根7の各撹拌翼
6に対する取付位置は、撹拌翼の長手方向に少しずつず
らしてあり、掘削孔の中の土砂などか均一に撹拌できる
ように、それらの取付位置を決める。 撹拌羽根7は、第3図に示されているように、その長手
方向の軸線が撹拌翼6の長手方向の軸線に対して鋭角α
をなして交差するように撹拌翼の傾斜面上に配し、溶接
等により撹拌翼6に固着する。 第3図ないし第5図は、撹拌翼6に対する撹拌羽根7の
配設の仕方の幾つかを例示するものである。いずれのも
のも、撹拌翼の上面のみに撹拌羽根を配設しているが、
撹拌翼の下面(又は上下面)に撹拌羽根を配設するよう
にすることもできる。 次ぎに、この考案の実施例のオーガーの使い方等を説明
する。 このオーガーを使う時には、回転軸1の上端を掘削機の
回転軸の下端に固定し、回転軸1を垂直に支持しなが
ら、掘削機の回転軸を回転させ、回転軸1の下部に取付
けたヘッドカッタ3、オーガービット5等からなる掘削
ヘッドにより、ソイル山止め壁を形成しようとする個所
の土壌を掘削する。この掘削時には、回転軸1に設けた
撹拌翼6は掘削土砂を上方に送る働きをする。 掘削中又は掘削終了後に、回転軸1の先端の孔8から止
水液(すなわち、セメントミルク、ソイルミルク等)を
掘削孔中に注入し、回転軸1に取付けた撹拌翼6の回転
により、土砂と止水液との混合物を撹拌する。 この撹拌時の撹拌翼6自体によるの撹拌は、一定の傾き
角θを有する撹拌翼の撹拌面が、土砂等(被撹拌物)を
撹拌翼の長手方向に対して直角な方向(上下方向)に方
向変換させて行う撹拌である。この撹拌翼による撹拌だ
けでは土砂等を十分に混合することができない。 ところが、この考案のオーガーの撹拌翼6には撹拌羽根
7が設けられているから、この撹拌羽根により撹拌翼6
の撹拌性能が向上させることができる。 撹拌性能が向上する理由を撹拌羽根の配設の仕方に応じ
て説明する。 撹拌翼6の一方の翼部材61の一定の傾き角θを有す
る撹拌面の上面のみに撹拌羽根7を配設した場合(第3
図)は、回転軸1を矢印rの方向に回転させると、撹拌
羽根7により矢印aの方向から撹拌羽根7に当つた土砂
などは、矢印bの方向(内方、すなわち、横方向)に方
向転換するとともに、撹拌翼6の翼部材61の撹拌面に
より上方(及び下方)にも方向転換し、掘削孔の中の土
砂等の撹拌状態を良好にする。回転軸1の周囲の撹拌翼
6の回転半径の小さい部分の撹拌状態も改善される。撹
拌翼6の撹拌性能が向上する。撹拌性能が向上する理由
の一つは、撹拌羽根7の撹拌面と撹拌翼6の撹拌面とに
より土砂等を前記の二つの方向に方向転換させることに
より、鋤で土壌を鋤くと鋤かれた土壌が反転するよう
に、土砂等が反転することによるものと考えられる。 撹拌翼6の両方の翼部材61、62の一定の傾き角θ
を有する撹拌面の上面に、撹拌羽根71及び72を互い
に向きを逆にして一つずつ配設した場合(第4図)は、
回転軸1を矢印rの方向に回転させると、撹拌羽根71
は、前記(第3図)の撹拌羽根7と同じ作用をする
が、撹拌羽根72は違う作用をする。すなわち、矢印c
の方向から撹拌羽根72に当つた土砂などは、矢印dの
方向(外方)に方向転換するとともに、撹拌翼6の翼部
材62の撹拌面により上方(及び下方)にも方向転換
し、掘削孔の中の土砂等の撹拌状態を良好にする。撹拌
翼6の一回転中に、上下の方向に方向転換するだけでな
く、掘削孔の中で矢印bの方向(内方)と矢印dの方向
(外方)とに土砂等が方向転換するから、掘削孔中の撹
拌状態を非常に良くなる。撹拌翼6の撹拌性能が向上す
る。 撹拌翼6の一方の翼部材61の一定の傾き角θを有す
る撹拌面の上面に二つの撹拌羽根71、72を略平行に
配設し、他方の翼部材62の上面に二つの撹拌羽根7
3、74を略平行にかつ一方の翼部材61の二つの撹拌
羽根71、72と互いに向きを逆にして配設した場合
(第5図)は、撹拌羽根の数が倍になつただけ撹拌性能
が向上する。その作用は、の場合と同じである。この
撹拌羽根の配列は長い翼部材を採用する場合等に有効で
ある。
る。 第1図及び第2図において、1はオーガーの回転軸(オ
ーガーロッド)であり、2は回転軸1の下部であって、
この下部2の中心にヘッドカッタ3を設ける。回転軸1
の下方に支持部材4を左右に突出させて固設し、この支
持部材4に下向きにオーガービット(掘削爪)5を取付
ける。上記のヘッドカッタ3、支持部材4及びオーガー
ビット5により掘削ヘッドが構成される。 支持部材4の上側の回転軸1の下方部分に複数の撹拌翼
6を取付ける。各撹拌翼6は、横断面が略矩形の板状体
で構成し、一定の傾き角θをもって回転軸1に固設さ
れ、その撹拌する部分が横断面矩形になっている。回転
軸1は中空軸で造られているから、その先端の孔8から
掘削孔中に止水液等を注入しながら、撹拌することがで
きる。 各撹拌翼6の上側の一定の傾き角θを有する平らな撹拌
面に、高さのあまり大きくない撹拌羽根7を少なくとも
一つ配設する。この撹拌羽根7は、横断面が矩形の棒状
体で構成し、この棒状体の矩形の一辺を撹拌翼6の撹拌
面に溶接などにより結合する。各撹拌羽根7の各撹拌翼
6に対する取付位置は、撹拌翼の長手方向に少しずつず
らしてあり、掘削孔の中の土砂などか均一に撹拌できる
ように、それらの取付位置を決める。 撹拌羽根7は、第3図に示されているように、その長手
方向の軸線が撹拌翼6の長手方向の軸線に対して鋭角α
をなして交差するように撹拌翼の傾斜面上に配し、溶接
等により撹拌翼6に固着する。 第3図ないし第5図は、撹拌翼6に対する撹拌羽根7の
配設の仕方の幾つかを例示するものである。いずれのも
のも、撹拌翼の上面のみに撹拌羽根を配設しているが、
撹拌翼の下面(又は上下面)に撹拌羽根を配設するよう
にすることもできる。 次ぎに、この考案の実施例のオーガーの使い方等を説明
する。 このオーガーを使う時には、回転軸1の上端を掘削機の
回転軸の下端に固定し、回転軸1を垂直に支持しなが
ら、掘削機の回転軸を回転させ、回転軸1の下部に取付
けたヘッドカッタ3、オーガービット5等からなる掘削
ヘッドにより、ソイル山止め壁を形成しようとする個所
の土壌を掘削する。この掘削時には、回転軸1に設けた
撹拌翼6は掘削土砂を上方に送る働きをする。 掘削中又は掘削終了後に、回転軸1の先端の孔8から止
水液(すなわち、セメントミルク、ソイルミルク等)を
掘削孔中に注入し、回転軸1に取付けた撹拌翼6の回転
により、土砂と止水液との混合物を撹拌する。 この撹拌時の撹拌翼6自体によるの撹拌は、一定の傾き
角θを有する撹拌翼の撹拌面が、土砂等(被撹拌物)を
撹拌翼の長手方向に対して直角な方向(上下方向)に方
向変換させて行う撹拌である。この撹拌翼による撹拌だ
けでは土砂等を十分に混合することができない。 ところが、この考案のオーガーの撹拌翼6には撹拌羽根
7が設けられているから、この撹拌羽根により撹拌翼6
の撹拌性能が向上させることができる。 撹拌性能が向上する理由を撹拌羽根の配設の仕方に応じ
て説明する。 撹拌翼6の一方の翼部材61の一定の傾き角θを有す
る撹拌面の上面のみに撹拌羽根7を配設した場合(第3
図)は、回転軸1を矢印rの方向に回転させると、撹拌
羽根7により矢印aの方向から撹拌羽根7に当つた土砂
などは、矢印bの方向(内方、すなわち、横方向)に方
向転換するとともに、撹拌翼6の翼部材61の撹拌面に
より上方(及び下方)にも方向転換し、掘削孔の中の土
砂等の撹拌状態を良好にする。回転軸1の周囲の撹拌翼
6の回転半径の小さい部分の撹拌状態も改善される。撹
拌翼6の撹拌性能が向上する。撹拌性能が向上する理由
の一つは、撹拌羽根7の撹拌面と撹拌翼6の撹拌面とに
より土砂等を前記の二つの方向に方向転換させることに
より、鋤で土壌を鋤くと鋤かれた土壌が反転するよう
に、土砂等が反転することによるものと考えられる。 撹拌翼6の両方の翼部材61、62の一定の傾き角θ
を有する撹拌面の上面に、撹拌羽根71及び72を互い
に向きを逆にして一つずつ配設した場合(第4図)は、
回転軸1を矢印rの方向に回転させると、撹拌羽根71
は、前記(第3図)の撹拌羽根7と同じ作用をする
が、撹拌羽根72は違う作用をする。すなわち、矢印c
の方向から撹拌羽根72に当つた土砂などは、矢印dの
方向(外方)に方向転換するとともに、撹拌翼6の翼部
材62の撹拌面により上方(及び下方)にも方向転換
し、掘削孔の中の土砂等の撹拌状態を良好にする。撹拌
翼6の一回転中に、上下の方向に方向転換するだけでな
く、掘削孔の中で矢印bの方向(内方)と矢印dの方向
(外方)とに土砂等が方向転換するから、掘削孔中の撹
拌状態を非常に良くなる。撹拌翼6の撹拌性能が向上す
る。 撹拌翼6の一方の翼部材61の一定の傾き角θを有す
る撹拌面の上面に二つの撹拌羽根71、72を略平行に
配設し、他方の翼部材62の上面に二つの撹拌羽根7
3、74を略平行にかつ一方の翼部材61の二つの撹拌
羽根71、72と互いに向きを逆にして配設した場合
(第5図)は、撹拌羽根の数が倍になつただけ撹拌性能
が向上する。その作用は、の場合と同じである。この
撹拌羽根の配列は長い翼部材を採用する場合等に有効で
ある。
この考案のソイル山止め壁の形成に使うオーガーは、回
転軸と、回転軸の下端に設けた掘削ヘッドと、掘削ヘッ
ドの上側の回転軸にその軸方向に間隔をおいて固設した
複数の撹拌翼とを備えたオーガーにおいて、板状体で構
成した撹拌翼を傾き角をもって回転軸に固設し、各撹拌
翼の平らな撹拌面に棒状体又は板状体からなる撹拌羽根
を少なくとも一つの配し、撹拌羽根の長手方向の軸線と
撹拌翼の長手方向の軸線とが鋭角をなして交差するよう
に、撹拌羽根を撹拌翼に結合してあるから、撹拌時にお
いて、各撹拌翼の撹拌面が、土砂、止水液等を撹拌翼の
軸線に対して直角な方向(上下方向)に方向変換させ、
各撹拌翼に結合した撹拌羽根が、土砂、止水液等を撹拌
翼の軸線に対して直角な方向以外の方向(斜め横方向)
に方向変換させるため、これらの方向変換が総合され、
掘削孔中の土砂、止水液等の撹拌状態が大幅に改善さ
れ、回転軸に取付けた各撹拌翼の撹拌性能を向上させる
ことができ、かつ撹拌翼の数を少なくすることができ、
回転軸の撹拌翼を取付ける部分の長さを短縮することが
できる。 撹拌翼の数を少なくし撹拌翼を取付ける回転軸の部分の
長さを短縮できるため、回転軸を引き揚げたときに、撹
拌翼に付着した掘削土砂が落下して、作業員に掛つた
り、道路や隣家に飛散して第三者に迷惑を掛けたりする
ことが少なくなり、回転軸の洗浄も容易になる。 また、この考案のオーガーによると、高い撹拌性能を有
することにより、撹拌に要する時間を短縮することがで
き、撹拌不良によるソイル山止め壁の漏水を防止するこ
とができる。 さらに、この考案のオーガーは、板状体からなる撹拌翼
の平らな撹拌面に、棒状体又は板状体からなる撹拌羽根
を、撹拌羽根の長手方向の軸線と撹拌翼の長手方向の軸
線とが鋭角をなして交差するように結合して構成するか
ら、撹拌翼及び撹拌羽根は構成が簡単になるため、その
製作が容易になり、撹拌羽根の撹拌翼への結合等も容易
になり、短くて使い易いソイル山止め壁形成に使うオー
ガーを安価で提供できる効果がある。
転軸と、回転軸の下端に設けた掘削ヘッドと、掘削ヘッ
ドの上側の回転軸にその軸方向に間隔をおいて固設した
複数の撹拌翼とを備えたオーガーにおいて、板状体で構
成した撹拌翼を傾き角をもって回転軸に固設し、各撹拌
翼の平らな撹拌面に棒状体又は板状体からなる撹拌羽根
を少なくとも一つの配し、撹拌羽根の長手方向の軸線と
撹拌翼の長手方向の軸線とが鋭角をなして交差するよう
に、撹拌羽根を撹拌翼に結合してあるから、撹拌時にお
いて、各撹拌翼の撹拌面が、土砂、止水液等を撹拌翼の
軸線に対して直角な方向(上下方向)に方向変換させ、
各撹拌翼に結合した撹拌羽根が、土砂、止水液等を撹拌
翼の軸線に対して直角な方向以外の方向(斜め横方向)
に方向変換させるため、これらの方向変換が総合され、
掘削孔中の土砂、止水液等の撹拌状態が大幅に改善さ
れ、回転軸に取付けた各撹拌翼の撹拌性能を向上させる
ことができ、かつ撹拌翼の数を少なくすることができ、
回転軸の撹拌翼を取付ける部分の長さを短縮することが
できる。 撹拌翼の数を少なくし撹拌翼を取付ける回転軸の部分の
長さを短縮できるため、回転軸を引き揚げたときに、撹
拌翼に付着した掘削土砂が落下して、作業員に掛つた
り、道路や隣家に飛散して第三者に迷惑を掛けたりする
ことが少なくなり、回転軸の洗浄も容易になる。 また、この考案のオーガーによると、高い撹拌性能を有
することにより、撹拌に要する時間を短縮することがで
き、撹拌不良によるソイル山止め壁の漏水を防止するこ
とができる。 さらに、この考案のオーガーは、板状体からなる撹拌翼
の平らな撹拌面に、棒状体又は板状体からなる撹拌羽根
を、撹拌羽根の長手方向の軸線と撹拌翼の長手方向の軸
線とが鋭角をなして交差するように結合して構成するか
ら、撹拌翼及び撹拌羽根は構成が簡単になるため、その
製作が容易になり、撹拌羽根の撹拌翼への結合等も容易
になり、短くて使い易いソイル山止め壁形成に使うオー
ガーを安価で提供できる効果がある。
第1図ないし第5図はこの考案の実施例を説明するもの
であつて、第1図はオーガーロッドの撹拌翼等が取付け
られている部分の正面図、第2図は第1図の撹拌翼等の
一部を示す斜視図、第3図ないし第5図は撹拌翼への撹
拌羽根の配設の仕方の三つの形態を例示する概略的な平
面図である。 図中、1は回転軸(オーガーロッド)、3はヘッドカッ
タ、4は支持部材、5はオーガービット、6は撹拌翼、
61及び62は翼部材、7、71ないし74は撹拌羽
根、8は止水液等を噴出する孔、θは傾き角(すくい
角)である。
であつて、第1図はオーガーロッドの撹拌翼等が取付け
られている部分の正面図、第2図は第1図の撹拌翼等の
一部を示す斜視図、第3図ないし第5図は撹拌翼への撹
拌羽根の配設の仕方の三つの形態を例示する概略的な平
面図である。 図中、1は回転軸(オーガーロッド)、3はヘッドカッ
タ、4は支持部材、5はオーガービット、6は撹拌翼、
61及び62は翼部材、7、71ないし74は撹拌羽
根、8は止水液等を噴出する孔、θは傾き角(すくい
角)である。
Claims (1)
- 【請求項1】回転軸と、回転軸の下端に設けた掘削ヘッ
ドと、掘削ヘッドの上側の回転軸にその軸方向に間隔を
おいて固設した複数の撹拌翼とを備えたオーガーにおい
て、板状体で構成した撹拌翼が傾き角をもって回転軸に
固設され、各撹拌翼の平らな撹拌面に棒状体又は板状体
からなる撹拌羽根が少なくとも一つの配され、撹拌羽根
の長手方向の軸線と撹拌翼の長手方向の軸線とが鋭角を
なして交差するように、撹拌羽根が撹拌翼に結合されて
いることを特徴とするソイル山止め壁の形成に使うオー
ガー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987138177U JPH0624415Y2 (ja) | 1987-09-11 | 1987-09-11 | ソイル山止め壁の形成に使うオーガー |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987138177U JPH0624415Y2 (ja) | 1987-09-11 | 1987-09-11 | ソイル山止め壁の形成に使うオーガー |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6447836U JPS6447836U (ja) | 1989-03-24 |
| JPH0624415Y2 true JPH0624415Y2 (ja) | 1994-06-29 |
Family
ID=31400275
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1987138177U Expired - Lifetime JPH0624415Y2 (ja) | 1987-09-11 | 1987-09-11 | ソイル山止め壁の形成に使うオーガー |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0624415Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010270556A (ja) * | 2009-05-25 | 2010-12-02 | Takenaka Komuten Co Ltd | 地盤改良機及び連設地盤改良機 |
| JP6072950B1 (ja) * | 2016-02-08 | 2017-02-01 | あおみ建設株式会社 | 深層混合処理装置 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5520828Y2 (ja) * | 1975-02-21 | 1980-05-19 | ||
| JPS5768418A (en) * | 1980-10-16 | 1982-04-26 | Nitto Techno Group:Kk | Jet-stirring pipe device |
-
1987
- 1987-09-11 JP JP1987138177U patent/JPH0624415Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6447836U (ja) | 1989-03-24 |
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