JPH0624453A - 可燃性液体貯留タンク - Google Patents

可燃性液体貯留タンク

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Publication number
JPH0624453A
JPH0624453A JP17134892A JP17134892A JPH0624453A JP H0624453 A JPH0624453 A JP H0624453A JP 17134892 A JP17134892 A JP 17134892A JP 17134892 A JP17134892 A JP 17134892A JP H0624453 A JPH0624453 A JP H0624453A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tank
flammable liquid
storage tank
liquid storage
graphite
Prior art date
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Pending
Application number
JP17134892A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Furuichi
健二 古市
Moritaka Goto
守孝 後藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujikura Ltd
Original Assignee
Fujikura Ltd
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Publication date
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Priority to JP17134892A priority Critical patent/JPH0624453A/ja
Publication of JPH0624453A publication Critical patent/JPH0624453A/ja
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  • Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
  • Rigid Containers With Two Or More Constituent Elements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 衝撃等によってタンクに生じた亀裂等を即座
にシールすることと、タンクを火災から保護することを
目的とする。 【構成】 内部に可燃性液体を収容する可燃性液体貯留
タンク1の外表面を、熱膨張性グラファイトを加熱膨張
させて得られる膨張グラファイト製の外容器2で覆って
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ガソリン等の可燃性液
体を収容するタンクが衝撃等で破損や亀裂が生じた場合
において、可燃性液体をゲル化してタンクの外部に漏れ
ることを防止する可燃性液体貯留タンクに関する。
【0002】
【従来の技術】自動車のガソリンタンクやボイラのオイ
ルタンク等の可燃性液体貯留タンクにおいては、事故等
の際にタンクから可燃性液体が漏れると、これに引火し
て大事故に進展するため、タンクの外側底部に断熱層を
設けて、タンクが溶融するのを防止して、可燃性液体の
漏れを未然に防止することが考えられている。このよう
な断熱層としては、例えば特開昭59−81221号に
示される発泡プラスチック層が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな発泡プラスチック層は、事故等の衝撃によって、タ
ンクに破損や亀裂が生じた場合、可燃性液体の漏れを完
全には防止することはできなかった。また、発泡プラス
チック層は、断熱性は優れてはいるものの、本来可燃性
のものであるので、漏れた可燃性液体に引火して火炎が
発泡プラスチック層に当ると、その火災の強さによって
は発泡プラスチック層が燃えてしまい、大火災に進展す
る恐れを有するものであった。
【0004】本発明における課題は、衝撃等によってタ
ンクに生じた亀裂等を即座にシールすることが可能であ
り、タンクを火災から保護することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の可燃性液
体貯留タンクは、内部に可燃性液体を収容する可燃性液
体貯留タンクの外表面を、熱膨張性グラファイトを加熱
膨張させて得られる膨張グラファイト製の外容器で覆っ
たことを特徴とするものである。
【0006】請求項2記載の可燃性液体貯留タンクは、
内部に可燃性液体を収容する可燃性液体貯留タンクの外
表面を、熱膨張性グラファイトを加熱膨張させて得られ
る膨張グラファイトでコーティングしたことを特徴とす
るものである。
【0007】請求項3記載の可燃性液体貯留タンクは、
内部に可燃性液体を収容する可燃性液体貯留タンクの壁
を多層構造とするとともに、これら層の間に熱膨張性グ
ラファイトを加熱膨張させて得られる膨張グラファイト
を充填したことを特徴とするものである。
【0008】
【作用】本発明の可燃性液体貯留タンクは、可燃性液体
を吸収した後、塊状に凝集する性状を有する膨張性グラ
ファイトでタンクを包囲する構成となっているので、タ
ンクに亀裂等が生じた場合、ここから漏れる可燃性液体
を瞬時にゲル化するので、亀裂等を素早くシールするこ
とができる。また、膨張グラファイトは、不燃性のもの
であるので、火炎によって燃えることがなく、タンクを
火炎から保護することができる。
【0009】
【実施例】以下に実施例をあげて本発明を具体的に説明
する。図1に請求項1記載の可燃性液体貯留タンクの実
施例を示す。この可燃性液体貯留タンクは、タンク1
と、このタンク1の外表面を覆う外容器2とからなるも
のである。上記タンク1は、内部にガソリンなどの可燃
性液体を収容するものであって、ポリエチレンなどの樹
脂から構成されている。このタンク1の厚さは3〜8m
m程度とされる。上記外容器2は、可燃性液体の漏れを
防止するとともにタンク1を火炎から守るためのもので
あって、膨張グラファイトをポリオール(芳香族ポリエ
ステルポリオール)に添加して、ポリイソシアネート化
合物と反応させて得られる難燃性ポリウレタンフォーム
から構成されている。
【0010】膨張グラファイトは、熱膨張性グラファイ
トを急熱して得られるものである。ここで用いる熱膨張
性グラファイトは、例えば、98%濃硫酸と60%過酸
化水素水の混合物中に、約20〜150メッシュに粉砕
された天然黒鉛、熱分解黒鉛、キッシュ黒鉛などの原料
黒鉛を45℃以下で10〜30分接触させ、水洗、乾燥
を行なうことにより製造されるものである。この熱膨張
性グラファイトは、約500℃以上に急激に加熱するこ
とによりC軸方向に数10〜数100倍に膨張する性質
を有し、特に、その特性として1000℃で10秒間急
激に加熱するときの膨張度が50〜250cc/gであ
ることが望ましい。特に好ましい熱膨張性グラファイト
としては、アルカリ金属を含有し、濃度1重量%の水分
散液のpHが4.5以上、好ましくは4.5〜8のもの
が用いられる。このように熱膨張性グラファイトを急熱
して得られる膨張グラファイトは、黒鉛の層状結晶がC
軸方向に膨張し、黒鉛結晶層間の空隙が極めて大きく、
可燃性液体を極めて良く吸収することができ、さらにこ
の吸収後、塊状に凝集する性状がある。このような膨張
グラファイトは、上記難燃性ポリウレタンフォーム中に
占める割合が、5〜30重量%程度となるように添加さ
れる。
【0011】また、上記ポリオールには、さらに水酸化
アルミニウムまたは含窒素化合物などの難燃剤を添加し
てもよい。この水酸化アルミニウムとしては、BET比
表面積0.5〜7m2/g、嵩密度0.5〜1.5g/
ml、平均粒子径10〜200μmのものが用いられ、
含窒素化合物としては、メラミン、メラミン誘導体、尿
素、チオ尿素及びイソシアヌール酸のうちの1種以上が
用いられる。外容器2の厚さは、2〜5mm程度とされ
る。
【0012】この実施例の可燃性燃料貯留タンクを製造
するには、まず、押出機において溶融状態にされた20
0℃程度のポリエチレンなどの成形材料をアキュムレー
タに一度に貯えた後、パリソンと呼ばれるチューブ状の
形に射出し、これを金型に挟み込んで内部に空気を吹き
込み、その圧力でパリソンを膨らませて金型に押し付け
るブロー成形法を用いてタンク1を形成する。一方、ス
クリュ式射出成形機を使用し、スクリュウシリンダ中で
加熱可塑化させた上述の難燃性ポリウレタンフォームを
高圧で金型内に射出し、硬化後成形品を取り出す射出成
形法などを用いてタンク1の外形状とほぼ同様の内面形
状を有する外容器2を形成する。この後、図2に示すよ
うに外容器2の口部2aを外側へ広げた後、この外容器
2の内側にタンク1を収納して、タンク1の外表面を外
容器2で覆うようにすると図1に示すような可燃性液体
貯留タンクが得られる。
【0013】つぎに、請求項2記載の可燃性液体貯留タ
ンクの実施例を図3に示す。尚、図1の可燃性液体貯留
タンクと同一構成部分には同一符号を付して説明を簡略
化する。この可燃性液体貯留タンクは、タンク1と、こ
のタンク1の外表面をコートしている被覆層12とから
なるものである。上記タンク1の厚さは、この実施例に
おいては3〜8mm程度とされる。
【0014】上記被覆層12は、可燃性液体の漏れを防
止するとともにタンク1を火炎から守るためのものであ
って、上述の膨張グラファイトを含有させた塗料をタン
ク1の外表面に塗布してなるものである。塗料中に占め
る膨張グラファイトの割合は、30〜80重量%程度と
され、また、被覆層2の厚さは、1〜3mm程度とされ
る。
【0015】この実施例の可燃性燃料貯留タンクを製造
するには、まず、上述のブロー成形法を用いてタンク1
を形成する。この後、タンク1の外表面に膨張グラファ
イトを含有させた塗料を塗布して、乾燥させる。
【0016】つぎに、請求項3記載の可燃性液体貯留タ
ンクの実施例を図4を用いて説明する。この可燃性液体
貯留タンクは、タンクの内壁となる内側ポリエチレン層
23と、タンクの外壁となる外側ポリエチレン24層
と、これら層23と層24との間の漏れ防止層25とか
らなるものである。内側ポリエチレン層23の厚さは、
2〜3mm程度とされ、また、外側ポリエチレン24層
の厚さは、2〜3mm程度とされる。漏れ防止層25
は、上述の膨張グラファイトを充填してなるものであ
る。このような漏れ防止層25の厚さは、1〜3mm程
度とされる。
【0017】この実施例の可燃性燃料貯留タンクの製造
には多層ブロー成形法が好適に用いられる。この方法を
用いて可燃性燃料貯留タンクを得るには、まず、多層ブ
ロー成形用の成形機を使用し、内側ポリエチレン層23
と外側ポリエチレン層24を形成するためのポリエチレ
ンなどの成形材料を主アキュムレータヘッドに貯える。
一方、漏れ防止層25を形成するための膨張グラファイ
トを上記主アキュムレータヘッドの外側に設置されてい
る副アキュムレータヘッドに貯える。そして、この副ア
キュムレータヘッドから漏れ防止層25を形成するため
膨張グラファイトを出射すると、この膨張グラファイト
はヘッド内に配置された多層リング内で円周方向に展開
され、多層リング出口で内側ポリエチレン層23と外側
ポリエチレン層24を形成するため成形材料と合流し、
2種3層のパリソンが形成される。この後、これを金型
に挟み込んで内部に空気を吹き込み、その圧力でパリソ
ンを膨らませて金型に押し付けた後、硬化後成形品を金
型から取り出すと目的とする可燃性液体貯留タンクが得
られる。
【0018】また、外側ポリエチレン層24を後述する
熱可塑性樹脂組成物(A)または熱可塑性樹脂物(B)
により構成してもよい。熱可塑性樹脂組成物(A)は、
上述の膨張グラファイトを被膜組成物で被覆したものを
ポリエチレンなどの熱可塑性樹脂に含有させたものであ
る。この被膜組成物は、0.1〜50重量%の炭酸カル
シウムなどのアルカリ土類金属化合物または水酸化アル
ミニウム金属水酸化化合物と0.01〜5重量%のアク
リロニトリル−ブタジエン共重合体などの被膜形成樹脂
状物質とからなるものである。
【0019】熱可塑性樹脂物(B)は、上述の膨張グラ
ファイトと、含水性金属化合物またはアルカリ土類金属
化合物とをポリエチレンなどの熱可塑性樹脂に含有させ
たものである。この含水性金属化合物しては、例えば、
水酸化アルミニウム、水酸化マグネシウム、水酸化カル
シウム、水酸化バリウム、含水ケイ酸アルミニウムのな
かから選ばれる一種以上が用いられる。アルカリ土類金
属化合物としては、例えば、Ca,Baの炭酸塩,酸化
物およびケイ酸塩から選ばれる一種以上が用いられる。
このような熱可塑性樹脂物(B)においては、含水性金
属化合物またはアルカリ土類金属化合物と、膨張グラフ
ァイトとの重量比が1:4〜10:1となり、含水性金
属化合物またはアルカリ土類金属化合物の含有量が5〜
50重量%であることが望ましい。
【0020】このように構成すれば、外側ポリエチレン
層24の難燃性が高められ、火炎からタンクをより有効
に保護することができる。
【0021】実施例の可燃性液体貯留タンクは、可燃性
液体を吸収した後、塊状に凝集する性状を有する膨張グ
ラファイトでタンクを包囲する構成したものであるの
で、タンクが衝撃等により破損や亀裂が生じたり横転し
た場合に、瞬時に可燃性液体がゲル化されるとともに亀
裂等が素早くシールされる。従って、可燃性液体がタン
クの外部に流出するのを防止でき、この可燃性液体に引
火するのが抑制され、これにより火災による二次災害の
発生を回避することができる。
【0022】特に、可燃性液体貯留タンクの外表面を膨
張グラファイト製の外容器2で覆ったものは、タンク1
が衝撃等を受けてもこの外容器2によって衝撃等を緩衝
するので、タンク1に亀裂等が生じにくいという利点が
ある。また、膨張グラファイトは、不燃性のものである
ので、火炎によって燃えることがなく、タンクを火炎か
ら保護することができる。また、ゲルオールDなどのゲ
ル化剤を事故時にタンク内に供給する方法では衝撃を感
知して信号を発するセンサや、ゲル化剤をタンク内に供
給する装置等が必要であるが、前記各実施例の場合には
かかるセンサ等は不要で、小さいスペースにタンクを収
容することができるとともに製品のコストダウンが可能
となる。なお、本発明はタンクに限らず配管系統にも応
用することができる。
【0023】
【発明の効果】本発明の可燃性液体貯留タンクは、可燃
性液体を吸収した後、塊状に凝集する性状を有する膨張
グラファイトでタンクを包囲する構成としたものである
ので、タンクが衝撃等により破損や亀裂が生じたり横転
した場合に、瞬時に可燃性液体がゲル化されるとともに
亀裂等が素早くシールされる。従って、可燃性液体がタ
ンクの外部に流出するのを防止でき、この可燃性液体に
引火するのが抑制され、これにより火災による二次災害
の発生を回避することができる。
【0024】特に、可燃性液体貯留タンクの外表面を膨
張グラファイト製の外容器で覆ったものは、タンクが衝
撃等を受けてもこの外容器によって衝撃等を緩衝するの
で、タンクに亀裂等が生じにくいという利点がある。ま
た、膨張グラファイトは、不燃性のものであるので、火
炎によって燃えることがなく、タンクを火炎から保護す
ることができる。また、ゲル化剤をタンク内に投入する
方法に比べて衝撃を感知して信号を発するセンサや、ゲ
ル化剤をタンク内に供給する装置をタンクに取り付ける
必要もないので、小さいスペースにタンクを収容するこ
とができるとともに製品のコストダウンが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の可燃性液体貯留タンクの例を示す図
である。
【図2】 図1の可燃性液体貯留タンクの製法を説明す
るための図である。
【図3】 本発明の可燃性液体貯留タンクの他の例を示
した縦断面図である。
【図4】 本発明の可燃性液体貯留タンクの他の例の壁
構造を示した図である。
【符号の説明】
1・・・タンク、2・・・外容器、12・・・被覆層、23・・・内
側ポリエチレン層、24・・・外側ポリエチレン層、25・
・・漏れ防止層
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B65D 8/16 6540−3E C02F 1/40 7824−4D

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部に可燃性液体を収容する可燃性液体
    貯留タンクの外表面を、熱膨張性グラファイトを加熱膨
    張させて得られる膨張グラファイト製の外容器で覆って
    なる可燃性液体貯留タンク。
  2. 【請求項2】 内部に可燃性液体を収容する可燃性液体
    貯留タンクの外表面を、熱膨張性グラファイトを加熱膨
    張させて得られる膨張グラファイトでコーティングした
    ことを特徴とする可燃性液体貯留タンク。
  3. 【請求項3】 内部に可燃性液体を収容する可燃性液体
    貯留タンクの壁を多層構造とするとともに、これら層の
    間に熱膨張性グラファイトを加熱膨張させて得られる膨
    張グラファイトを充填したことを特徴とする可燃性液体
    貯留タンク。
JP17134892A 1992-06-29 1992-06-29 可燃性液体貯留タンク Pending JPH0624453A (ja)

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JP17134892A JPH0624453A (ja) 1992-06-29 1992-06-29 可燃性液体貯留タンク

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6112824A (en) * 1996-07-03 2000-09-05 Ab Volvo Arrangement for extinguishing of fires in motor rooms, vehicles or similar spaces
JP2015101394A (ja) * 2013-11-27 2015-06-04 矢作建設工業株式会社 タンク及びタンクの補強方法
CN110711464A (zh) * 2019-10-25 2020-01-21 徐州盛安化工科技有限公司 一种遇湿易燃物品的防潮保护箱
DE10352569B4 (de) * 2003-11-11 2021-07-01 Bayerische Motoren Werke Aktiengesellschaft Kraftstoffbehälter für ein Kraftfahrzeug

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