JPH06245286A - スピーカ - Google Patents

スピーカ

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Publication number
JPH06245286A
JPH06245286A JP5053249A JP5324993A JPH06245286A JP H06245286 A JPH06245286 A JP H06245286A JP 5053249 A JP5053249 A JP 5053249A JP 5324993 A JP5324993 A JP 5324993A JP H06245286 A JPH06245286 A JP H06245286A
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JP
Japan
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duct
bass reflex
opening
ducts
speaker
Prior art date
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Pending
Application number
JP5053249A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Sato
浩 佐藤
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
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Priority to US08/190,900 priority patent/US5436977A/en
Priority to EP94300837A priority patent/EP0612194A1/en
Priority to MYPI94000364A priority patent/MY110489A/en
Publication of JPH06245286A publication Critical patent/JPH06245286A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04RLOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; ELECTRIC HEARING AIDS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
    • H04R1/00Details of transducers, loudspeakers or microphones
    • H04R1/20Arrangements for obtaining desired frequency or directional characteristics
    • H04R1/22Arrangements for obtaining desired frequency or directional characteristics for obtaining desired frequency characteristic only 
    • H04R1/28Transducer mountings or enclosures modified by provision of mechanical or acoustic impedances, e.g. resonator, damping means
    • H04R1/2807Enclosures comprising vibrating or resonating arrangements
    • H04R1/2815Enclosures comprising vibrating or resonating arrangements of the bass reflex type
    • H04R1/2823Vents, i.e. ports, e.g. shape thereof or tuning thereof with damping material
    • H04R1/2826Vents, i.e. ports, e.g. shape thereof or tuning thereof with damping material for loudspeaker transducers

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Acoustics & Sound (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Details Of Audible-Bandwidth Transducers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 バスレフレクス方式のスピーカにおいてダク
ト形状、取り付け状態、又はバッフル板形状により、輸
送性の向上及び音質向上を実現する。 【構成】 ダクト141 ,142 の本体部14cを略円
錐周面形状又は略角錐周面形状とし、また内部開口14
1 ,14a2 は、ダクトの長手方向の軸に対する非垂
直面とする。また、各ダクトのテーパー状の内部開口1
4a1 ,14a2の開口面が互いに同一角度状態で向き
合うようにする。さらに、内部開口14a1 ,14a2
の開口面がスピーカユニットの方向に向くようにする。
ダクトの外周面に積層されるダクトの内筒面の端部14
1 ,14e2 と当接する当接段部14d1 ,14d2
を設ける。又、バッフル板の外側平面の当接部12a,
12cと当接して積層時の位置決めを行なう被当接部1
2b,12dを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はバスレフレクス方式のス
ピーカに関するものである。
【0002】
【従来の技術】スピーカユニットの背面から放射される
音波に適当な位相変化を与え、スピーカユニット前面か
らの音波と位相を合わせて放出するバスレフダクトを有
するバスレフレクス方式のスピーカが広く知られてい
る。
【0003】このバスレフレクス方式のスピーカとして
は概略図16のような構造となる。図16(a)はスピ
ーカ正面図、図16(b)はX−X断面図であり、1は
エンクロージャ、2はエンクロージャの前面を形成する
バッフル板、3はスピーカユニット、4は一対に設けら
れたバスレフダクト(以下、ダクトという)であり、ス
ピーカユニット3はバッフル板2に取り付けられてい
る。また、ダクト4は円筒形状とされ、バッフル板2に
一体に形成されるか、或は別体に形成されて取り付けら
れる。
【0004】この場合、スピーカユニット3から背面に
放射される音波A2 は、スピーカユニット3の前面に放
射される音波A1 と逆位相となっているが、エンクロー
ジャ1の内部空間5に放出された音波A2 は内部開口4
aからダクト4に導入され、外部開口4bからスピーカ
前面に放射される。このとき音波A2 は音波A1 と同位
相となっているように内部空間5の容積、ダクト4の長
さ、開口面積等が選定されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
従来のバスレフレクス方式のスピーカでは次のような問
題が生じている。
【0006】まず製造上での問題として、ダクトは通
常、円筒状(もしくは角柱状)で形成されているが、こ
のため部品状態の際の梱包状態においてスペースが広く
必要で、輸送性が非常に悪く、輸送コストも高くなると
いう問題がある。つまり、ダクトが円筒状であるため、
複数のダクトを積層状態に重ねあわせることはできな
い。また、ダクトをバッフル板に取り付けた状態におい
ては、複数のバッフル板を重ねて梱包することもでき
ず、ダクトの長さ分だけ奥行が必要となり梱包状態で広
いデッドスペースが生じている。
【0007】次に音質的な面では、平行筒状のダクトで
は、図17に矢印Mとして示すようにダクト4内で気柱
共振が発生することがある。これはダクト長の4倍の波
長を持つ周波数で共振が発生し、矢印Mの振動により音
質に影響を与える。また、ダクト4の内部開口4aの開
口面積が小さいと、内部開口4aからダクト4内に流入
する空気によりいわゆる風切音が発生し、これも音質劣
化の原因となる。または、このために或る程度内部開口
4aの開口面積を十分にとらなければならず、ダクト4
の形状の設計の上の自由度が阻害されることになる。
【0008】さらに、上記図16のように複数(例えば
一対)のダクト4を備えたスピーカの場合、各ダクトか
ら放射される音波に微妙な位相ずれが生じやすく、これ
も音質劣化を招く原因となる。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明はこのような問題
点に鑑みてなされたもので、バスレフレクス方式のスピ
ーカにおいてダクト形状、取り付け状態、又はバッフル
板を次のように構成して、輸送性の向上及び音質向上を
実現する。
【0010】即ち請求項1にかかる本発明として、バッ
フル板に取り付けられるダクトの本体部を略円錐周面形
状又は略角錐周面形状となるようにするとともに、この
ダクトにおけるエンクロージャ内部側となる開口部(内
部開口)は、その内部開口端面の全部又は一部がこのダ
クトの長手方向の軸線に対する非垂直面とされて形成さ
れるようにする。
【0011】図3に概略的にこの構成に該当する例を示
す。図3(a)は本発明のスピーカの正面図、図3
(b)はY−Y断面図である。図中11はエンクロージ
ャ、12はバッフル板、13はスピーカユニット、14
はダクトを示している。なお、この場合ダクト14は、
ダクト141 ,142 として一対設けられている例をあ
げているが、もちろん単一のダクトによるスピーカであ
っても本発明は該当する。
【0012】本発明では、ダクト14(141 ,14
2 )は図3(b)からわかるように例えば本体部14c
(14c1 ,14c2 )が外部開口14b(14b1
14b2 )から内部開口14a(14a1 ,14a2
に向かって狭くなる略円錐周面形状となるように内面及
び外面が傾斜される。又は、この逆に内部開口14aか
ら外部開口14bに向かって狭くなるように傾斜されて
もよい。さらに、傾斜は曲面形状とされてもよい。そし
て、内部開口14a(14a1 ,14a2 )は、このダ
クトの長手方向の軸線Jに対する垂直面Vとはならない
ように、斜めにテーパー状に切り落されたように形成さ
れる。
【0013】ダクトを例えばこのような、本体部が略錐
周面形状とされ内部開口がテーパ状の切り落とし形状と
する。
【0014】次に請求項2にかかる本発明として、上記
のように本体部が略錐周面形状とされ内部開口がテーパ
状の切り落とし形状のダクトを、上記図3のように少な
くとも一対備え、一のダクトに対する他のダクトの方向
を0°としたときに、各ダクトの非垂直面となる内部開
口端面は、互いに他方のダクトに対して−90°〜90
°の範囲の方向内において同一角度状態に表われるよう
にする。
【0015】この構成を図7で説明する。例えば図7
(a)のように一対のダクト141 ,142 を設けたと
する。なお、図7(a)はスピーカをエンクロージャ1
1の内部空間から見た斜視図であり、またダクト14
1 ,142 は、内部開口14a1,14a2 においてテ
ーパ状の切り落としがなされていない状態で示されてい
る。
【0016】今、ダクト141 ,142 の本体部14c
1 ,14c2 の長手方向の軸線Jに対して垂直となる上
記図3(b)に示した垂直面V上に、図7(a)のよう
に角度座標を設けるとする。このとき、各ダクト14
1 ,142 に対応する角度座標は、図示するようにそれ
ぞれ他方のダクト142 ,141 に向かう方向を0°と
して考える。
【0017】このとき、上方からの矢視U、スピーカ右
側からの矢視Rとして、テーパー状の内部開口端面14
1 ,14a2 は、各種角度状態において互いに、以
下、図7(b)〜(e)のようになる。
【0018】図7(b)は各ダクト141 ,142 の非
垂直面となる内部開口14a1 ,14a2 の開口端面
は、互いに他方のダクトに対して90°の方向に表われ
ている状態である。図7(c)は各ダクト141 ,14
2 の非垂直面となる内部開口14a1 ,14a2 の開口
端面は、互いに他方のダクトに対して−90°の方向に
表われている状態である。図7(d)は各ダクト14
1 ,142 の非垂直面となる内部開口14a1 ,14a
2 の開口端面は、互いに他方のダクトに対して0°の方
向に表われている状態である。図7(e)は各ダクト1
1 ,142 の非垂直面となる内部開口14a1 ,14
2 の開口端面は、互いに他方のダクトに対して45°
の方向に表われている状態である。
【0019】請求項2にかかる本発明としては、各ダク
ト141 ,142 の非垂直面となる内部開口14a1
14a2 の開口端面は、互いに他方のダクトに対して、
図7(a)の90°〜図7(d)の0°〜図7(c)の
−90°の範囲内において同一の角度状態(この場合の
角度とは互いに他方のダクト方向を0°としたときに同
一という意味であり、例えば図7(b)〜(e)に示す
ような状態をいう)となるようにし、即ち、内部開口端
面が互いに対向する方向に表われるように構成するもの
である。
【0020】また請求項3にかかる本発明として、上記
のように本体部が略錐周面形状とされ内部開口がテーパ
状の切り落とし形状の1又は複数のダクトの非垂直面と
なる開口端面は、ほぼバッフル板に取り付けられたスピ
ーカユニットの方向に向かって表われるようにする。つ
まり、図7(a)の例でいえば、この場合スピーカユニ
ット13は各ダクト141 ,142 に対して略45°の
上方位置となるため、図7(e)のように、ダクト14
の内部開口端面が45°の方向に向くように構成するも
のである。
【0021】また請求項4にかかる本発明として、上記
形状のダクトの外周面に、ダクトが複数個積層される
際、積層されるダクトの本体部の端部と当接する当接段
部を設ける。例えば図9(a)のようにダクト14に、
積層される他のダクト14の本体部の端部14eと当接
する当接段部14dを設ける。
【0022】さらに請求項5にかかる本発明として、上
記形状のダクトが取り付けられたバッフル板の内側平面
に、バッフル板が複数個積層される際、積層されるバッ
フル板の外側平面の当接部と当接して積層状態の位置決
めを行なうことができる被当接部を設ける。例えば図1
0(a)のように、バッフル板12に、積層される他の
バッフル板12の外側平面の当接部12a,12cと当
接して積層状態の位置決めを行なうことができる被当接
部12b,12dを設ける。
【0023】
【作用】上記した請求項1にかかる発明によれば、図3
のようにダクト14の本体部14cが略錐周面形状とさ
れていることにより、図4(a)に示す部品としてのダ
クト14を複数個まとめて、図5(b)のように積層状
態に重ねることができる。また、図5(a)のようにダ
クト14が取り付けられた状態での部品としてのバッフ
ル板12の場合も同様に、図5(b)のように複数個を
積層状態に重ねることができる。従って、梱包性、輸送
性は大幅に向上する。さらにこの場合、本体部14cの
内面には平行面が生じないため、音波の反射は例えば図
6の矢印MN として示すようになり、気柱共振が発生し
にくい。
【0024】また、内部開口14aがテーパ状の切り落
とし形状とされることにより、内部開口14aの開口面
積を広く取ることができる。このため、風切音が発生す
ることを防ぐことができる。特に、本発明のように本体
部が略錐周面状に傾斜され、しかもその傾斜が上記図1
のように外部開口14bから内部開口14aに向かって
狭くなるように傾斜される場合、内部開口面を軸線Jに
対して垂直面Vとなるようにが形成すると、内部開口面
積が小さくなることは避けられないが、テーパ状の切り
落とし形状とすれば、このような場合も、図6に一点鎖
線に示すように垂直面Vとした場合に比べて十分な内部
開口面積を得ることができる。
【0025】さらに、上記図7で説明したように複数の
ダクトにおいてテーパー状の内部開口面が互いに向き合
うように構成する請求項2にかかる発明によれば、音波
の各ダクトへの導入条件が略同一化され、各ダクトから
放射される音を同一にすることが容易である。さらに、
内部開口面の向きの角度を各種変化させることにより音
質を調整することができる。
【0026】また、ダクトのテーパー状の内部開口面が
スピーカユニット側に向くように構成する請求項3にか
かる発明によれば、スピーカユニット背面から放射され
る音波のうち、直接ダクトの内部開口に達する音波を効
率的にダクト内へ取り込むことができ、エンクロージャ
内の反射音による共振成分を相対的に減少させることが
できる。
【0027】図8は、上記図7の場合でダクトをテーパ
ー状の内部開口が45°の方向を向いた状態、即ちスピ
ーカユニット13に向いた状態に設定した場合と、それ
とは180°異なる225°に向いた状態、即ちスピー
カユニット13に背を向ける状態に設定した場合とで周
波数特性及び電気インピーダンスを計測したものである
(なお、実際の計測は後述する実施例のスピーカによ
る)。実線は45°状態の周波数特性、点線は225°
状態の周波数特性、一点鎖線は電気インピーダンスを示
す(電気インピーダンスはいづれの状態でもほぼ一致し
た値となっている)。
【0028】図から分かるように、45°状態の場合で
は、225°状態の場合よりも500〜3000KHz 程度の中
帯域において滑らかな特性を得ることができた。これ
は、ダクトのテーパー状の内部開口面をスピーカユニッ
ト側に向くようにすることが、エンクロージャ内の反射
による共振を低減し、音質向上に寄与することを示して
いる。
【0029】また、請求項4にかかる発明によれば、ダ
クト14の本体部14cが略錐周面形状とされ、図4
(b)のように積層状態に重ねることができるようにし
た際において取り扱いの容易化を実現できる。即ち、単
に略錐周面形状のダクトを積層していく場合、或るダク
トが他のダクトに強くはまり過ぎて抜けなくなったり、
或ははめこむ長さが不均一になって梱包作業に手間取る
ことが考えられるが、図9(a)のように、ダクト14
に積層される他のダクト14の本体部の端部14eと当
接する当接段部14dを設けることにより、図9(b)
のように、その端部14eと当接段部14dの当接状態
で均一に積層することができ、しかもはまりすぎて抜け
なくなることもない。
【0030】さらに請求項5にかかる本発明によれば、
ダクトが取り付けられたバッフル板を積層し梱包してい
く場合も便利となる。即ち図10(b)のように、積層
されるバッフル板12が互いに当接部12a,12c
と、被当接部12b,12dとが当接することにより、
積層状態においてバッフル板高さ方向、幅方向、及び積
層方向の位置決めが行なわれ、積層及び梱包作業は非常
に容易となる。
【0031】
【実施例】以下、上記発明としてのスピーカの実施例を
説明する図1は本発明の第1の実施例を示すものであ
り、特にスピーカにおけるダクトが取り付けられた状態
のバッフル板を示している。図1(a)はバッフル板の
正面図、図1(b)はバッフル板の側面図、図1(c)
はバッフル板の背面図、図1(d)はA−A断面図、図
1(e)はB−B断面図、図1(f)はC−C断面図、
図1(g)はD−D断面図、図1(h)はE−E断面
図、図1(i)はF矢視図、図1(j)はG矢視図、図
1(k)はH−H断面図である。
【0032】各図において12はバッフル板全体を示
し、このバッフル板12には一対のダクト141 ,14
2 が取り付けられている。バッフル板12において22
aは図示していないスピーカユニットの取付穴であり、
ダクト141 ,142 はこの取付穴22aに装着される
スピーカユニットの下方に並んで位置するように取り付
けられている。
【0033】22b,22cはスピーカ前面カバーを装
着するためのボス孔を示し、その形状は図1(f)
(g)の断面図に示される。また、ダクト141 ,14
2 の中間位置に突起22dが設けられ、図1(k)のよ
うな形状とされる。さらに、スピーカユニットのための
取付穴22aの周囲4か所に挿通孔22eが、図1
(h)の断面図に示すように設けられ、スピーカユニッ
トの装着のためのボルト孔として用いられる。
【0034】このバッフル板12に取り付けられるダク
ト141 ,142 は、図1(b)(d)(e)から明瞭
に分かるように、その本体部14c1 ,14c2 は略円
錐周面形状(つまり、円錐の先端が切りおとされたよう
な形状)とされ、外部開口14b1 ,14b2 から内部
開口14a1 ,14a2 にかけて断面積が小さくなるよ
うに形成されている。
【0035】さらに、内部開口14a1 ,14a2 は、
円錐周面の先端が斜めに切り落とされたようにして形成
され、図3(b)に示したようにダクト141 ,142
の本体部14c1 ,14c2 の中心軸軸とは垂直となら
ない面として形成されている。
【0036】しかも、図1(e)からわかるように、ダ
クト141 の内部開口14a1 は他方のダクトであるダ
クト142 の方向に向かって内部開口14a1 としての
開口面が表われるようになされ、一方ダクト142 の内
部開口14a2 は他方のダクトであるダクト141 の方
向に向かって内部開口14a2 としての開口面が表われ
るようになされている。
【0037】さらにこのとき、図1(c)における45
°傾斜方向である矢印F,Gからみた矢視図である図1
(i)(j)からわかるように、内部開口14a1 ,1
4a2 はそれぞれ45°上方、即ちスピーカユニットの
方向に向けられるようになされている。つまり、図7
(e)で説明した状態となっている。
【0038】以上のようにダクト141 ,142 が形成
されることにより、このダクト単体の部品又はダクト1
1 ,142 を取り付けた状態の部品としてのバッフル
板12は前記図4、図5のように複数個を積層状態に重
ねることができ、梱包性、輸送性は大幅に向上する。さ
らに、ダクト141 ,142 の本体部14c1 ,14c
2 の内面には平行面が生じないため、音波の反射は前記
図6に矢印MN として示したようになり、気柱共振が発
生しにくい。
【0039】そして内部開口14a1 ,14a2 がテー
パ状の切り落とし形状とされることで、このように本体
部14c1 ,14c2 が円錐周面形状の場合も、十分な
内部開口面積を得ることができ、風切音を解消できる。
【0040】また、複数のダクト141 ,142 におい
てテーパー状の内部開口14a1 ,14a2 の開口面が
互いに向き合うようにされるため音波の各ダクト14
1 ,142 への導入条件がほぼ同一化され、各ダクト1
1 ,142 から放射される音を同一にすることが容易
である。
【0041】また、さらにこの状態でダクト141 ,1
2 の各内部開口14a1 ,14a2 の開口面がスピー
カユニット側に向くようにされるため、スピーカユニッ
ト背面から放射される音波のうち、直接ダクトの内部開
口に達する音波を効率的にダクト内へ取り込むことがで
き、エンクロージャ内の反射音による共振成分を相対的
に減少させることができ、音質向上を実現することがで
きる。特に中域での特性を改善できる(図8参照)。
【0042】なお、例えば各ダクト141 ,142 の内
部開口14a1 ,14a2 の開口面をそれぞれ前記図7
で示した90°〜−90°の範囲で可変することによ
り、音質をコントロールできるという利点も生じ、設計
時の調整手段として用いることもできる。また、ダクト
141 ,142 をバッフル板12に回動可能に取り付け
てユーザーが音質調整できるようにしてもよい。
【0043】更に本実施例では、図1(b)(d)
(e)から分かるように、その本体部14c1 ,14c
2 の円周上において当接段部14d1 ,14d2 が形成
されている。この当接段部14d1 ,14d2 は、それ
ぞれ外部開口14b1 ,14b2の周面端部14e1
14e2 が当接するサイズとして形成されている。
【0044】この当接段部14d1 ,14d2 及び周面
端部14e1 ,14e2 により、部品としての略円錐周
面形状のダクト141 ,142 を積層していく場合、ま
たはダクト141 ,142 を取り付けた状態の部品とし
てのバッフル板12を積層していく場合、図9(b)の
ように、その端部14eと当接段部14dが当接した状
態以上には嵌込むことはできず、これによって均一に積
層することができ梱包が容易になるとともに、ダクトど
うしがはまりすぎて抜けなくなることも防止される。
【0045】また、本実施例ではバッフル板12におい
て図1(a)(c)(d)からわかるように、スピーカ
ユニットの取付穴22aの上方となる正面側に当接部1
2aが設けられ、これに対応して背面側に被当接部12
bが形成されている。さらに、スピーカユニットの取付
穴22aの下方となる正面側には当接部12cが設けら
れ、これに対応して背面側に被当接部12dが形成され
ている。
【0046】これにより、ダクト141 ,142 が取り
付けられたバッフル板12(又はダクト141 ,142
が取り付けられていない状態のバッフル板12)たを積
層し梱包していく場合には、上記図10(b)に模式的
に示したように、積層されるバッフル板12が互いに当
接部12a,12cと、被当接部12b,12dとが当
接することにより、積層状態においてバッフル板高さ方
向、幅方向、及び積層方向の位置決めが行なわれ、積層
及び梱包作業は非常に容易となる。
【0047】図2は本発明の第2の実施例を示すもので
あり、上記第1の実施例としての図1と同様に特にスピ
ーカにおける、ダクトが取り付けられた状態のバッフル
板を示している。
【0048】図2(a)はバッフル板の正面図、図2
(b)はバッフル板の側面図、図2(c)はバッフル板
の背面図、図2(d)はバッフル板の平面図、図2
(e)はA−A断面図、図2(f)はB−B断面図、図
2(g)はC−C断面図、図2(h)はD−D断面図、
図2(i)はE−E断面図、図2(j)はF−F断面
図、図2(k)はG矢視図、図2(l)はH矢視図であ
る。なお、上記実施例と同一部分(同一機能部分)につ
いては同一符合を付すとともに、本発明と直接関係ない
部分については図示するのみにとどめ、詳しい説明は省
略する。
【0049】この実施例でも、図2(b)(e)(d)
(f)からわかるようににダクト141 ,142 は本体
部14c1 ,14c2 が略円錐周面形状とされ、外部開
口14b1 ,14b2 から内部開口14a1 ,14a2
にかけて断面積が小さくなるように形成されており、ま
た内部開口14a1 ,14a2 は、円錐の先端が斜めに
切り落とされたようにして形成され、図3で説明したよ
うにダクト141 ,142 の本体部14c1 ,14c2
の中心軸とは垂直とならない面として形成されている。
【0050】そして、図2(d)(f)からわかるよう
に、ダクト141 の内部開口14a1 は他方のダクトで
あるダクト142 の方向に向かって内部開口14a1
しての開口面が表われるようになされ、一方ダクト14
2 の内部開口14a2 は他方のダクトであるダクト14
1 の方向に向かって内部開口14a2 としての開口面が
表われるようになされている。そして特に、図2(c)
における45°傾斜方向である矢印F,Gからみた矢視
図である図2(k)(l)からわかるように、内部開口
14a1 ,14a2 はそれぞれ45°上方であるスピー
カユニットの方向に向けられるようになされている。
【0051】また、図2(b)(d)(e)(f)
(k)(l)から分かるように、その本体部14c1
14c2 の円周上において当接段部14d1 ,14d2
が形成され、この当接段部14d1 ,14d2 は、それ
ぞれ外部開口14b1 ,14b2の周面端部14e1
14e2 が当接するサイズとして形成されている。
【0052】以上のようにダクト141 ,142 が形成
されることにより、第1の実施例と同様に複数個を積層
状態に重ね梱包性、輸送性は大幅に向上し、また取り扱
いは容易となるとともに、不要共振音の解消、風切音の
解消による音質向上効果も得ることができる。
【0053】また、この実施例でも、第1の実施例と同
様にバッフル板12には、図2(a)(c)(e)から
わかるように、スピーカユニットの取付穴22aの上方
となる正面側に当接部12aが設けられ、これに対応し
て背面側に被当接部12bが形成されている。さらに、
スピーカユニットの取付穴22aの下方となる正面側に
は当接部12cが設けられ、これに対応して背面側に被
当接部12dAが形成されている。ただし、この場合上
記第1の実施例とは異なり、被当接部12dAはテーパ
ー状に傾斜されて設けられる。
【0054】この実施例の場合も、バッフル板12を積
層し梱包していく場合に、積層状態においてバッフル板
高さ方向、幅方向、及び積層方向の位置決めが行なわ
れ、積層及び梱包作業は非常に容易となるが、さらに、
被当接部12dAはテーパー状とされていることによ
り、積層状態におけるガタつきが防止されるという利点
も有することになる。
【0055】なお、実施例としては一対のダクト14
1 ,142 を設けるスピーカをあげたが、もちろん単一
のダクト又は複数対のダクトを有するスピーカであって
も本発明は採用できる。さらに、ダクトにおける当接段
部14dと周面端部14eや、バッフル板における当接
部12a,12cと被当接部12b,12dの位置、
数、形状等は実施例のように限定されるものではない。
【0056】また、略円錐周面又は略角錐周面形状とさ
れ、しかも、内部開口がテーパー切り落とし状とされる
ダクトの形状としては他にも各種考えられる。
【0057】例えば図11に示すように、本体部14c
が、外部開口14bから内部開口14aに向かって断面
積が広くなるような錐周面形状とすることも考えられ
る。さらに、図12のように本体部14cが、外部開口
14bから内部開口14aに向かって断面積が広くなる
ような錐周面形状とされ、さらに内部開口14aが曲線
状に切り落とされた形状とされてもよい。ただし、これ
らの形状の場合は、ダクト14をバッフル板12に取り
付けた状態では積層していくことは不能となるが、バッ
フル板14のみの部品段階では積層可能である。なお、
この場合、図示していないが上記実施例のように本体部
周面に当接段部を設けて積層時の取り扱いを良好にする
場合、その当接段部は外部開口14b側ではなく、内部
開口14aの周面端部と当接するように形成されること
はいうまでもない。
【0058】また、図13のように本体部14cの内面
及び外面が曲線上にされ、略円錐周面形状とされてもよ
い。さらに、図14のように、内部開口14aが、その
全部がテーパ状に切り落とされた形状ではなく、一部が
切り落とされ、内部開口面としては本体部14cの中心
軸と垂直となる面14aV と、被垂直となる面14aT
の複数の面で形成されるようにしてもよい。つまり、内
部開口14aの一部がダクトの長手方向の軸に対する非
垂直面とされた状態である。このようにしても開口面積
を大きくすることができる。
【0059】もちろん、以上の変形例のみならず、ダク
ト14としては本発明の要旨の範囲でさらに多様の形状
が考えられる。
【0060】なお、図15には本体部14cは錐周面形
状とはされていないが、内部開口14aとしてはその一
部が(もちろん全部でもよいが)テーパー切り落としに
よる非垂直面が形成されている例を上げる。これは、積
層可能とする利点は表われないが、風切音を解消したい
という要望、及び音波の取り込み方向(テーパー状の開
口面の方向)を設定して音質調整を行ないたい場合には
有用である。
【0061】
【発明の効果】以上説明したように本発明のスピーカで
は、ダクトの本体部が略錐周面形状とされており、かつ
内部開口がテーパ状の切り落とし形状とされ十分な開口
面積が得られることにより、複数個の積層による梱包
性、輸送性の向上、及び気柱発振、風切音の防止による
音質向上という効果を得ることができる。
【0062】さらに、スピーカに複数のダクトを搭載す
る場合は、各ダクトのテーパー状の内部開口面が互いに
同一角度状態で向き合うように構成することにより、音
波の各ダクトへの導入条件が略同一化され、各ダクトか
ら放射される音を同一にし音質が向上されるという効果
がある。ここで内部開口面の方向設定により音質をコン
トロールできるという利点も生ずる。
【0063】また、ダクトのテーパー状の内部開口面が
スピーカユニット側に向くように構成することにより、
スピーカユニット背面から放射される音波のうち、直接
ダクトの内部開口に達する音波を効率的にダクト内へ取
り込むことができ、エンクロージャ内の反射音による共
振成分を相対的に減少させ、音質を向上させることがで
きるという効果がある。
【0064】また、ダクトの本体部の外周面に、ダクト
が複数個積層される際、積層されるダクトの内筒面の端
部と当接する当接段部を設けることにより、積層状態の
位置決め及び深く積層しすぎて抜けにくくなることの防
止がなされ、積層状態に重ねる際において取り扱いの容
易化を実現できる。
【0065】さらに、バッフル板の内側平面に、バッフ
ル板が複数個積層される際、積層されるバッフル板の外
側平面の当接部と当接して積層状態の位置決めを行なう
ことができる被当接部を設けることにより、積層される
バッフル板が互いに当接部と、被当接部が当接して、積
層状態における高さ方向、幅方向、及び積層方向の位置
決めがなされるため、積層及び梱包作業は非常に容易と
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のスピーカの第1の実施例におけるバッ
フル板の正面図、側面図、背面図、A−A断面図、B−
B断面図、C−C断面図、D−D断面図、E−E断面
図、F矢視図、G矢視図、及びH−H断面図である。
【図2】本発明のスピーカの第2の実施例におけるバッ
フル板の正面図、側面図、背面図、平面図、A−A断面
図、B−B断面図、C−C断面図、D−D断面図、E−
E断面図、F−F断面図、G矢視図、及びH矢視図であ
る。
【図3】本発明のダクトの略錐周面形状の説明図であ
る。
【図4】本発明の略錐周面形状のダクトによる積層状態
の説明図である。
【図5】本発明の略錐周面形状のダクトを有するバッフ
ル板の積層状態の説明図である。
【図6】本発明のダクトの略錐周面形状の本体部及び内
部開口の機能の説明図である。
【図7】本発明のダクトの内部開口の開口面方向の説明
図である。
【図8】本発明のダクトの内部開口の開口面方向に伴う
の音質特性の説明図である。
【図9】本発明の略錐周面形状のダクトによる積層状態
の説明図である。
【図10】本発明の略錐周面形状のダクトを有するバッ
フル板の積層状態の説明図である。
【図11】本発明のダクトの略錐周面形状の説明図であ
る。
【図12】本発明の略錐周面形状及びテーパー状内部開
口面を有するダクトの他の実施例の説明図である。
【図13】本発明の略錐周面形状及びテーパー状内部開
口面を有するダクトの他の実施例の説明図である。
【図14】本発明の略錐周面形状及びテーパー状内部開
口面を有するダクトの他の実施例の説明図である。
【図15】テーパー状内部開口面を有するダクトの他の
実施例の説明図である。
【図16】バスレフレクス方式のスピーカの説明図であ
る。
【図17】ダクトにおける気柱共振の説明図である。
【符号の説明】
11 エンクロージャ 12 バッフル板 12a,12c 当接部 12b,12d,12dA 被当接部 13 スピーカユニット 14,141 ,142 ダクト 14a,14a1 ,14a2 内部開口 14b,14b1 ,14b2 外部開口 14c,14c1 ,14c2 本体部 14d,14d1 ,14d2 当接段部 14e,14e1 ,14e2 周面端部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バスレフレクス方式のスピーカにおい
    て、バッフル板に取り付けられるバスレフダクトの本体
    部を略円錐周面形状又は略角錐周面形状とするととも
    に、該バスレフダクトにおけるエンクロージャ内部側と
    なる内部開口部は、その内部開口端面の全部又は一部が
    該バスレフダクトの長手方向の軸線に対する非垂直面と
    されて形成されていることを特徴とするスピーカ。
  2. 【請求項2】 前記バスレフダクトを少なくとも一対備
    え、一のバスレフダクトに対する他のバスレフダクトの
    方向を0°としたときに、各バスレフダクトの前記非垂
    直面となる内部開口端面は、互いに他方のバスレフダク
    トに対して−90°〜90°の範囲の方向内において同
    一角度状態に表われるように形成されることを特徴とす
    る請求項1に記載のスピーカ。
  3. 【請求項3】 1又は複数の前記バスレフダクトの前記
    非垂直面となる内部開口端面は、ほぼ前記バッフル板に
    取り付けられたスピーカユニットの方向に向かって表わ
    れるように形成されることを特徴とする請求項1又は請
    求項2に記載のスピーカ。
  4. 【請求項4】 前記バスレフダクトの外周面に、バスレ
    フダクトが複数個積層される際、積層されるバスレフダ
    クトの内筒面の端部と当接する当接段部を設けたことを
    特徴とする請求項1又は請求項2又は請求項3に記載の
    スピーカ。
  5. 【請求項5】 前記バスレフダクトが取り付けられた前
    記バッフル板の内側平面に、バッフル板が複数個積層さ
    れる際、積層されるバッフル板の外側平面の当接部と当
    接して積層状態の位置決めを行なうことができる被当接
    部を設けたことを特徴とする請求項1、請求項、請求項
    3、又は請求項4に記載のスピーカ。
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