JPH06246584A - 送り機構における摺動面の潤滑油漏れ防止装置 - Google Patents
送り機構における摺動面の潤滑油漏れ防止装置Info
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- JPH06246584A JPH06246584A JP3888293A JP3888293A JPH06246584A JP H06246584 A JPH06246584 A JP H06246584A JP 3888293 A JP3888293 A JP 3888293A JP 3888293 A JP3888293 A JP 3888293A JP H06246584 A JPH06246584 A JP H06246584A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 潤滑油が摺動体の摺動面からスライドベース
の案内面の外へ漏れ出して切削油に混入するのを防ぎ、
切削油の使用寿命を延ばすとともに、潤滑油の再利用を
可能にする。 【構成】 スライドベース1の案内面2aに沿って摺動
体としてのサドル3を摺動可能に支持する。サドル3の
端面にワイパー13を取り付け、このワイパー13が案
内面2aに摺接することにより、案内面2aに付着した
切粉や塵埃を掻き取る。ワイパー13とサドル3の端面
との間にシール17を設け、サドル3の摺動面3aから
スライドベース1の案内面2aの外へ潤滑油が漏れるの
を防ぐ。サドル3に油回収孔10を貫通形成し、油溝5
内の潤滑油をこの油回収孔10を介して回収して、繰り
返し使用する。
の案内面の外へ漏れ出して切削油に混入するのを防ぎ、
切削油の使用寿命を延ばすとともに、潤滑油の再利用を
可能にする。 【構成】 スライドベース1の案内面2aに沿って摺動
体としてのサドル3を摺動可能に支持する。サドル3の
端面にワイパー13を取り付け、このワイパー13が案
内面2aに摺接することにより、案内面2aに付着した
切粉や塵埃を掻き取る。ワイパー13とサドル3の端面
との間にシール17を設け、サドル3の摺動面3aから
スライドベース1の案内面2aの外へ潤滑油が漏れるの
を防ぐ。サドル3に油回収孔10を貫通形成し、油溝5
内の潤滑油をこの油回収孔10を介して回収して、繰り
返し使用する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、工作機械等の送り機
構における摺動面の潤滑油漏れ防止装置に関するもので
ある。
構における摺動面の潤滑油漏れ防止装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、スライドベースの案内面に沿って
摺動体を摺動させるようにした送り機構においては、摺
動体にワイパーが取り付けられている。そして、摺動体
の摺動時に、このワイパーが案内面上を摺接してスクレ
ープし、案内面に付着している切粉や塵埃をスクレープ
するようになっている。
摺動体を摺動させるようにした送り機構においては、摺
動体にワイパーが取り付けられている。そして、摺動体
の摺動時に、このワイパーが案内面上を摺接してスクレ
ープし、案内面に付着している切粉や塵埃をスクレープ
するようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このワイパ
ーには、摺動体の摺動面に供給される潤滑油の漏れ防止
機能がないため、潤滑油が摺動体の摺動面とスライドベ
ースの案内面との間から外へ漏れ出して、切削油に混入
してしまうおそれがあった。このため、切削油が劣化し
やすくて使用寿命が短くなるとともに、潤滑油の消費量
が多くなってしまうという問題があった。
ーには、摺動体の摺動面に供給される潤滑油の漏れ防止
機能がないため、潤滑油が摺動体の摺動面とスライドベ
ースの案内面との間から外へ漏れ出して、切削油に混入
してしまうおそれがあった。このため、切削油が劣化し
やすくて使用寿命が短くなるとともに、潤滑油の消費量
が多くなってしまうという問題があった。
【0004】この発明は、このような従来の技術に存在
する問題点に着目してなされたものであって、その目的
とするところは、潤滑油が摺動体の摺動面とスライドベ
ースの案内面との間から外へ漏れ出すのを極力防止する
ことができ、切削油への混入を防止して切削油の劣化を
防いで使用寿命を延ばすことができるとともに、潤滑油
の消費量を少なくできる送り機構における摺動面の潤滑
油漏れ防止装置を提供することにある。
する問題点に着目してなされたものであって、その目的
とするところは、潤滑油が摺動体の摺動面とスライドベ
ースの案内面との間から外へ漏れ出すのを極力防止する
ことができ、切削油への混入を防止して切削油の劣化を
防いで使用寿命を延ばすことができるとともに、潤滑油
の消費量を少なくできる送り機構における摺動面の潤滑
油漏れ防止装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、第1の発明では、スライドベースの案内面に沿っ
て摺動体を摺動させるようにした送り機構において、前
記摺動体には、前記案内面上を摺接してその案内面をス
クレープするワイパーに加えて、そのワイパーと摺動体
との間に、摺動体の摺動面からの潤滑油漏れを防ぐため
のシールを設け、かつ前記摺動体にはその摺動面に連通
する油回収孔を形成したものである。
めに、第1の発明では、スライドベースの案内面に沿っ
て摺動体を摺動させるようにした送り機構において、前
記摺動体には、前記案内面上を摺接してその案内面をス
クレープするワイパーに加えて、そのワイパーと摺動体
との間に、摺動体の摺動面からの潤滑油漏れを防ぐため
のシールを設け、かつ前記摺動体にはその摺動面に連通
する油回収孔を形成したものである。
【0006】又、第2の発明では、前記スライドベース
の案内面を少なくとも2つ以上の面より構成し、前記シ
ールを各案内面に対応してそれぞれ設けたものである。
の案内面を少なくとも2つ以上の面より構成し、前記シ
ールを各案内面に対応してそれぞれ設けたものである。
【0007】
【作用】上記のように構成された送り機構における摺動
面の潤滑油漏れ防止装置において、摺動体がスライドベ
ースの案内面に沿って摺動されると、ワイパーが案内面
に摺接して、案内面に付着している切粉や塵埃がスクレ
ープされる。また、この摺動体の摺動時には、スライド
ベースの案内面に対する摺動体の摺動面に潤滑油が供給
されるが、ワイパーと摺動体の側面との間にシールが設
けられているため、潤滑油が摺動体の摺動面とスライド
ベースの案内面との間から外部に漏れ出すことはない。
面の潤滑油漏れ防止装置において、摺動体がスライドベ
ースの案内面に沿って摺動されると、ワイパーが案内面
に摺接して、案内面に付着している切粉や塵埃がスクレ
ープされる。また、この摺動体の摺動時には、スライド
ベースの案内面に対する摺動体の摺動面に潤滑油が供給
されるが、ワイパーと摺動体の側面との間にシールが設
けられているため、潤滑油が摺動体の摺動面とスライド
ベースの案内面との間から外部に漏れ出すことはない。
【0008】このように、遮蔽された潤滑油は油回収孔
からタンクへ回収され、再利用される。従って、潤滑油
が切削油に混入するのを防止することができ、切削油の
劣化を防いで使用寿命を延ばすことができるとともに、
潤滑油の消費量をかなり節減できる。
からタンクへ回収され、再利用される。従って、潤滑油
が切削油に混入するのを防止することができ、切削油の
劣化を防いで使用寿命を延ばすことができるとともに、
潤滑油の消費量をかなり節減できる。
【0009】
【実施例】以下、この発明を具体化した送り機構におけ
る摺動面の潤滑油漏れ防止装置の第1実施例を、図1〜
図5に基づいて詳細に説明する。
る摺動面の潤滑油漏れ防止装置の第1実施例を、図1〜
図5に基づいて詳細に説明する。
【0010】図2〜図4に示すように、スライドベース
1はその上面に一対の案内レール2を突設してなり、各
案内レール2の上面、内面及び下面には案内面2a,2
b,2cが形成されている。摺動体としてのサドル3は
スライドベース1の案内レール2上に摺動可能に支持さ
れ、その下面には案内面2a,2bに摺接する摺動面3
a,3bが形成されている。一対の当板4はサドル3の
両側部の下面に固定され、それらの上面には案内面2c
に摺接する摺動面4aが形成されている。
1はその上面に一対の案内レール2を突設してなり、各
案内レール2の上面、内面及び下面には案内面2a,2
b,2cが形成されている。摺動体としてのサドル3は
スライドベース1の案内レール2上に摺動可能に支持さ
れ、その下面には案内面2a,2bに摺接する摺動面3
a,3bが形成されている。一対の当板4はサドル3の
両側部の下面に固定され、それらの上面には案内面2c
に摺接する摺動面4aが形成されている。
【0011】図1及び図5に示すように、油溝5は前記
サドル3及び当板4の摺動面3a,3b,4aに形成さ
れ、その外端には油溜り部6がサドル3及び当板4の外
側面に延長して形成されている。油供給孔7はサドル3
に貫通形成され、タンク8内の潤滑油がポンプ9によ
り、この油供給孔7を介して油溝5に供給される。油回
収孔10はサドル3に貫通形成され、油溝5内の潤滑油
がこの油回収孔10を介して回収された後、フィルタ1
1を通してタンク9内に戻される。
サドル3及び当板4の摺動面3a,3b,4aに形成さ
れ、その外端には油溜り部6がサドル3及び当板4の外
側面に延長して形成されている。油供給孔7はサドル3
に貫通形成され、タンク8内の潤滑油がポンプ9によ
り、この油供給孔7を介して油溝5に供給される。油回
収孔10はサドル3に貫通形成され、油溝5内の潤滑油
がこの油回収孔10を介して回収された後、フィルタ1
1を通してタンク9内に戻される。
【0012】潤滑油漏れ防止装置12は前記サドル3の
両端面に設けられている。そして、この漏れ防止装置1
2により、スライドベース1の案内面2a〜2cに付着
している切粉や塵埃が掻き取られるとともに、サドル3
及び当板4の摺動面3a,3b,4aからスライドベー
ス1の案内面2a〜2c上に、潤滑油が漏れ出すのが極
力防止されている。
両端面に設けられている。そして、この漏れ防止装置1
2により、スライドベース1の案内面2a〜2cに付着
している切粉や塵埃が掻き取られるとともに、サドル3
及び当板4の摺動面3a,3b,4aからスライドベー
ス1の案内面2a〜2c上に、潤滑油が漏れ出すのが極
力防止されている。
【0013】そこで、前記潤滑油漏れ防止装置12につ
いて詳述する。合成ゴム等の弾性材よりなるワイパー1
3は複数のボルト14によりサドル3の両端面に取り付
けられ、それらの内周縁にはスライドベース1の案内面
2a〜2cに摺接するワイパ片13aが形成されてい
る。鉄板等の金属板よりなる複数の掻き取り板15はワ
イパー13の外面に貼り付けられ、それらの先端が案内
面2a〜2cに摺接している。
いて詳述する。合成ゴム等の弾性材よりなるワイパー1
3は複数のボルト14によりサドル3の両端面に取り付
けられ、それらの内周縁にはスライドベース1の案内面
2a〜2cに摺接するワイパ片13aが形成されてい
る。鉄板等の金属板よりなる複数の掻き取り板15はワ
イパー13の外面に貼り付けられ、それらの先端が案内
面2a〜2cに摺接している。
【0014】金属製のシールホルダ16は前記ワイパー
13とサドル3の両端面との間に介装固定され、特に潤
滑油が大量に供給される案内面2aと対向する縁部には
収容溝16aが形成されている。ゴム等の弾性材よりな
るシール17及び押圧体18はシールホルダ16の収容
溝16a内に収容され、押圧体18の弾性作用により、
シール17の端縁がスライドベース1の案内面2aに押
圧接触されている。
13とサドル3の両端面との間に介装固定され、特に潤
滑油が大量に供給される案内面2aと対向する縁部には
収容溝16aが形成されている。ゴム等の弾性材よりな
るシール17及び押圧体18はシールホルダ16の収容
溝16a内に収容され、押圧体18の弾性作用により、
シール17の端縁がスライドベース1の案内面2aに押
圧接触されている。
【0015】次に、前記のように構成された送り機構に
おける摺動面の潤滑油漏れ防止装置について作用を説明
する。さて、この第1実施例の潤滑油漏れ防止装置にお
いて、サドル3がスライドベース1の案内レール2に沿
って摺動されると、ワイパー13のワイパ片13a及び
掻き取り板15が案内レール2の案内面2a〜2cに摺
接して、その案内面2a〜2cに付着している切粉や塵
埃が掻き取られる。また、このサドル3の摺動時には、
ポンプ9が所定時間おきに作動されて、スライドベース
1の案内面2a〜2cに対するサドル3及び当板4の摺
動面3a,3b,4aに、潤滑油が定期的に圧送供給さ
れる。
おける摺動面の潤滑油漏れ防止装置について作用を説明
する。さて、この第1実施例の潤滑油漏れ防止装置にお
いて、サドル3がスライドベース1の案内レール2に沿
って摺動されると、ワイパー13のワイパ片13a及び
掻き取り板15が案内レール2の案内面2a〜2cに摺
接して、その案内面2a〜2cに付着している切粉や塵
埃が掻き取られる。また、このサドル3の摺動時には、
ポンプ9が所定時間おきに作動されて、スライドベース
1の案内面2a〜2cに対するサドル3及び当板4の摺
動面3a,3b,4aに、潤滑油が定期的に圧送供給さ
れる。
【0016】このとき、ワイパー13とサドル3の端面
との間にはシール17が設けられて、案内面2aに圧接
されているため、案内面2aに供給された潤滑油がスラ
イドベース1の案内面2aの外へ漏れ出すことはない。
従って、潤滑油が切削油に混入するおそれを確実に防止
することができ、切削油の劣化を防いで長期に亘り繰り
返し使用することができて、切削油の使用寿命を延ばす
ことができる。しかも、油回収孔10から潤滑油を回収
して、繰り返し使用することができるため、潤滑油の消
費量を少なくすることができる。
との間にはシール17が設けられて、案内面2aに圧接
されているため、案内面2aに供給された潤滑油がスラ
イドベース1の案内面2aの外へ漏れ出すことはない。
従って、潤滑油が切削油に混入するおそれを確実に防止
することができ、切削油の劣化を防いで長期に亘り繰り
返し使用することができて、切削油の使用寿命を延ばす
ことができる。しかも、油回収孔10から潤滑油を回収
して、繰り返し使用することができるため、潤滑油の消
費量を少なくすることができる。
【0017】
【別の実施例】次に、この発明の第2実施例を図6〜図
12に従って説明する。さて、図6、図10及び図11
に示すように、この第2実施例においては、前記第1実
施例と比較して、シール17が、スライドベース1の上
面に形成された案内面2aの他の案内面2b,2cにも
押圧接触するように配置されている。即ち、各案内面2
a,2b,2cと対向するシールホルダ16の3つの縁
部には、収容溝16aがそれぞれ形成されている。そし
て、それら各収容溝16a内に、シール17及び押圧体
18がそれぞれ収容され、押圧体18の弾性作用によ
り、各シール17の端縁がスライドベース1の各案内面
2a,2b,2cにそれぞれ押圧接触されている。
12に従って説明する。さて、図6、図10及び図11
に示すように、この第2実施例においては、前記第1実
施例と比較して、シール17が、スライドベース1の上
面に形成された案内面2aの他の案内面2b,2cにも
押圧接触するように配置されている。即ち、各案内面2
a,2b,2cと対向するシールホルダ16の3つの縁
部には、収容溝16aがそれぞれ形成されている。そし
て、それら各収容溝16a内に、シール17及び押圧体
18がそれぞれ収容され、押圧体18の弾性作用によ
り、各シール17の端縁がスライドベース1の各案内面
2a,2b,2cにそれぞれ押圧接触されている。
【0018】又、この第2実施例においては、図7〜図
9及び図12に示すように、一方の案内レール2側にお
いて、同案内レール2の外側面に形成された案内面2b
とサドル3との間に、平面楔形状をなすジブ21がサド
ル3の長手方向に沿って配置されている。図8に示すよ
うに、ジブ21は、同図の上方へ向かうに従って幅狭に
なるように、サドル3との接触面が斜状に形成されてい
る。尚、サドル3のジブ21との接触面も、ジブ21の
斜状面に沿うように斜状に形成されている。又、ジブ2
1の案内レール2の案内面2bとの対向面には、同案内
面2bに摺接する摺動面21aが形成されている。
9及び図12に示すように、一方の案内レール2側にお
いて、同案内レール2の外側面に形成された案内面2b
とサドル3との間に、平面楔形状をなすジブ21がサド
ル3の長手方向に沿って配置されている。図8に示すよ
うに、ジブ21は、同図の上方へ向かうに従って幅狭に
なるように、サドル3との接触面が斜状に形成されてい
る。尚、サドル3のジブ21との接触面も、ジブ21の
斜状面に沿うように斜状に形成されている。又、ジブ2
1の案内レール2の案内面2bとの対向面には、同案内
面2bに摺接する摺動面21aが形成されている。
【0019】ジブ21と隣接する位置において、サドル
3の一端面側には挿入溝22が形成され、その挿入溝2
2内には所定長さを有する筒状体23が配置される。固
定板24はジブ21と筒状体23との各端面に対向配置
され、同固定板24はボルト25によりジブ21の端面
に固定される。そして、この固定板24及び筒状体23
にボルト26が挿通された状態で、同ボルト26がサド
ル3に螺着されることにより、ジブ21がサドル3に対
して一体移動可能に固定される。
3の一端面側には挿入溝22が形成され、その挿入溝2
2内には所定長さを有する筒状体23が配置される。固
定板24はジブ21と筒状体23との各端面に対向配置
され、同固定板24はボルト25によりジブ21の端面
に固定される。そして、この固定板24及び筒状体23
にボルト26が挿通された状態で、同ボルト26がサド
ル3に螺着されることにより、ジブ21がサドル3に対
して一体移動可能に固定される。
【0020】この場合、筒状体23を長さの異なるもの
に変更することにより、サドル3に対するジブ21の長
手方向(図8の上下方向)位置が変更される。これに伴
い、図7に示すように、左右の案内レール2の案内面2
b間の幅H1に対して、サドル3の内側面に形成された
摺動面3bとジブ21の摺動面21aとの間の幅H2が
変更される。従って、筒状体23を長さの異なるものに
変更して、その幅H2を最適幅に調節することにより、
サドル3を案内レール2に沿ってガタつくことなくスム
ーズに摺動させることができる。
に変更することにより、サドル3に対するジブ21の長
手方向(図8の上下方向)位置が変更される。これに伴
い、図7に示すように、左右の案内レール2の案内面2
b間の幅H1に対して、サドル3の内側面に形成された
摺動面3bとジブ21の摺動面21aとの間の幅H2が
変更される。従って、筒状体23を長さの異なるものに
変更して、その幅H2を最適幅に調節することにより、
サドル3を案内レール2に沿ってガタつくことなくスム
ーズに摺動させることができる。
【0021】図8、図9及び図11に示すように、前記
ジブ21が設けられている側において、シールホルダ1
6とサドル3の端面との間には、押さえ板27が介装固
定されている。つまり、ジブ21を設けたことにより、
特に案内レール2の案内面2bと対向配置されたシール
17及び押圧体18は、サドル3の端面側に開放された
状態となる。そのため、この押さえ板27によりシール
17及び押圧体18をサドル3の端面側から押さえて、
それらがシールホルダ16の収容溝16a内から外れな
いようにしている。
ジブ21が設けられている側において、シールホルダ1
6とサドル3の端面との間には、押さえ板27が介装固
定されている。つまり、ジブ21を設けたことにより、
特に案内レール2の案内面2bと対向配置されたシール
17及び押圧体18は、サドル3の端面側に開放された
状態となる。そのため、この押さえ板27によりシール
17及び押圧体18をサドル3の端面側から押さえて、
それらがシールホルダ16の収容溝16a内から外れな
いようにしている。
【0022】図7、図8及び図12に示すように、前記
ジブ21の摺動面21aには油溝5が形成されている。
又、この摺動面21aと反対側の面すなわちサドル3と
の接触面には、ジブ21の長手方向に延びる長溝21b
が形成され、この長溝21bと油溝5とは、ジブ21に
貫通形成された連通孔21cを介して連通されている。
そして、サドル3に形成された油供給孔7が、これら長
溝21b及び連通孔21cを介して油溝5に連通されて
いる。
ジブ21の摺動面21aには油溝5が形成されている。
又、この摺動面21aと反対側の面すなわちサドル3と
の接触面には、ジブ21の長手方向に延びる長溝21b
が形成され、この長溝21bと油溝5とは、ジブ21に
貫通形成された連通孔21cを介して連通されている。
そして、サドル3に形成された油供給孔7が、これら長
溝21b及び連通孔21cを介して油溝5に連通されて
いる。
【0023】尚、図7、図10及び図12に示すよう
に、この第2実施例においても、前記第1実施例と同じ
く、油溝5がサドル3及び当板4の各摺動面3a,3
b,4aに形成されている。そして、サドル3及び当板
4に形成された油供給孔7が、各油溝5にそれぞれ連通
されている。そして、特に図示しないが、この第2実施
例においても、前記第1実施例と同じく、タンク内の潤
滑油がポンプにより、油供給孔7を介して各油溝5にそ
れぞれ供給される。尚、同じく図示しないが、この第2
実施例においても、油回収孔が前記油供給孔7と同様に
してサドル3及び当板4に形成され、各油溝5内の潤滑
油がこの油回収孔を介して回収された後、フィルタを通
してタンクに戻される。
に、この第2実施例においても、前記第1実施例と同じ
く、油溝5がサドル3及び当板4の各摺動面3a,3
b,4aに形成されている。そして、サドル3及び当板
4に形成された油供給孔7が、各油溝5にそれぞれ連通
されている。そして、特に図示しないが、この第2実施
例においても、前記第1実施例と同じく、タンク内の潤
滑油がポンプにより、油供給孔7を介して各油溝5にそ
れぞれ供給される。尚、同じく図示しないが、この第2
実施例においても、油回収孔が前記油供給孔7と同様に
してサドル3及び当板4に形成され、各油溝5内の潤滑
油がこの油回収孔を介して回収された後、フィルタを通
してタンクに戻される。
【0024】尚、図10〜図12において、28は、当
板4をサドル3に固定するためのボルトである。又、2
9は、油供給孔7及び図示しない油回収孔の周囲に位置
するように、当板4とサドル3との間に介装固定された
シールリングである。そして、このシールリング29に
より、油供給孔7及び図示しない油回収孔を流れる潤滑
油が、当板4とサドル3との間から洩れるのが防止され
ている。
板4をサドル3に固定するためのボルトである。又、2
9は、油供給孔7及び図示しない油回収孔の周囲に位置
するように、当板4とサドル3との間に介装固定された
シールリングである。そして、このシールリング29に
より、油供給孔7及び図示しない油回収孔を流れる潤滑
油が、当板4とサドル3との間から洩れるのが防止され
ている。
【0025】さて、この第2実施例の潤滑油漏れ防止装
置において、サドル3がスライドベース1の案内レール
2に沿って摺動されると、ワイパー13のワイパ片13
a及び掻き取り板15が案内レール2の案内面2a〜2
cに摺接して、その案内面2a〜2cに付着している切
粉や塵埃が掻き取られる。また、このサドル3の摺動時
には、図示しないポンプが所定時間おきに作動されて、
スライドベース1の案内面2a〜2cに対するサドル3
及び当板4の摺動面3a,3b,4aに、潤滑油が定期
的に圧送供給される。
置において、サドル3がスライドベース1の案内レール
2に沿って摺動されると、ワイパー13のワイパ片13
a及び掻き取り板15が案内レール2の案内面2a〜2
cに摺接して、その案内面2a〜2cに付着している切
粉や塵埃が掻き取られる。また、このサドル3の摺動時
には、図示しないポンプが所定時間おきに作動されて、
スライドベース1の案内面2a〜2cに対するサドル3
及び当板4の摺動面3a,3b,4aに、潤滑油が定期
的に圧送供給される。
【0026】このとき、ワイパー13とサドル3の端面
との間にはシール17が設けられて、各案内面2a〜2
cに圧接されているため、各案内面2a〜2cに供給さ
れた潤滑油がスライドベース1の案内面2a〜2cの外
へ漏れ出すことはない。従って、前記第1実施例と同じ
く、潤滑油が切削油に混入するおそれを確実に防止する
ことができ、切削油の劣化を防いで長期に亘り繰り返し
使用することができて、切削油の使用寿命を延ばすこと
ができる。又、図示しない油回収孔から潤滑油を回収し
て、繰り返し使用することができるため、潤滑油の消費
量を少なくすることができる効果も、前記第1実施例と
同様である。
との間にはシール17が設けられて、各案内面2a〜2
cに圧接されているため、各案内面2a〜2cに供給さ
れた潤滑油がスライドベース1の案内面2a〜2cの外
へ漏れ出すことはない。従って、前記第1実施例と同じ
く、潤滑油が切削油に混入するおそれを確実に防止する
ことができ、切削油の劣化を防いで長期に亘り繰り返し
使用することができて、切削油の使用寿命を延ばすこと
ができる。又、図示しない油回収孔から潤滑油を回収し
て、繰り返し使用することができるため、潤滑油の消費
量を少なくすることができる効果も、前記第1実施例と
同様である。
【0027】しかも、この第2実施例では、シール17
がスライドベース1の全ての案内面2a〜2cにそれぞ
れ圧接配置されているため、前記第1実施例と比較して
案内面2a〜2cから潤滑油が漏れ出すのを更に確実に
防止することができる。従って、切削油の使用寿命を更
に延ばすことができるとともに、潤滑油の消費量を更に
少なくすることができる。
がスライドベース1の全ての案内面2a〜2cにそれぞ
れ圧接配置されているため、前記第1実施例と比較して
案内面2a〜2cから潤滑油が漏れ出すのを更に確実に
防止することができる。従って、切削油の使用寿命を更
に延ばすことができるとともに、潤滑油の消費量を更に
少なくすることができる。
【0028】加えて、この第2実施例では、筒状体23
を長さの異なるものに変更して、サドル3に対するジブ
21の長手方向位置を変更することにより、サドル3の
内側面の摺動面3bとジブ21の摺動面21aとの間の
幅H2を変更調節することができる。従って、サドル3
の摺動に際して同サドル3と案内レール2との間にガタ
ツキが生じるような場合でも、前記幅H2を最適幅に調
節することにより、サドル3を案内レール2に沿ってガ
タつくことなくスムーズに摺動させることができる。
を長さの異なるものに変更して、サドル3に対するジブ
21の長手方向位置を変更することにより、サドル3の
内側面の摺動面3bとジブ21の摺動面21aとの間の
幅H2を変更調節することができる。従って、サドル3
の摺動に際して同サドル3と案内レール2との間にガタ
ツキが生じるような場合でも、前記幅H2を最適幅に調
節することにより、サドル3を案内レール2に沿ってガ
タつくことなくスムーズに摺動させることができる。
【0029】なお、この発明は前記実施例の構成に限定
されるものではなく、例えば、ワイパー13の形状構成
や、シール17の取付構成を適宜に変更する等、この発
明の趣旨から逸脱しない範囲で、各部の構成を任意に変
更して具体化することも可能である。
されるものではなく、例えば、ワイパー13の形状構成
や、シール17の取付構成を適宜に変更する等、この発
明の趣旨から逸脱しない範囲で、各部の構成を任意に変
更して具体化することも可能である。
【0030】
【発明の効果】この発明は、以上説明したように構成さ
れているため、潤滑油が摺動体の摺動面から外へ漏れ出
して切削油に混入するおそれを防止することができ、切
削油の劣化を防いで使用寿命を延ばすことができるとと
もに、潤滑油の消費量を少なくして再利用を可能にする
ことができるという優れた効果を奏する。
れているため、潤滑油が摺動体の摺動面から外へ漏れ出
して切削油に混入するおそれを防止することができ、切
削油の劣化を防いで使用寿命を延ばすことができるとと
もに、潤滑油の消費量を少なくして再利用を可能にする
ことができるという優れた効果を奏する。
【図1】この発明を具体化した送り機構における摺動面
の潤滑油漏れ防止装置の第1実施例を示すもので、図4
のB−B線における部分断面図である。
の潤滑油漏れ防止装置の第1実施例を示すもので、図4
のB−B線における部分断面図である。
【図2】送り機構の全体構成を示す正面図である。
【図3】図2のA−A線における断面図である。
【図4】図3の一部を拡大して示す部分断面図である。
【図5】図4に示す潤滑油漏れ防止装置の諸部品を分解
して上下逆にした状態で示す斜視図である。
して上下逆にした状態で示す斜視図である。
【図6】この発明の送り機構における摺動面の潤滑油漏
れ防止装置の第2実施例を示すもので、図9のC−C線
における断面図である。
れ防止装置の第2実施例を示すもので、図9のC−C線
における断面図である。
【図7】図9のほぼD−D線における断面図である。
【図8】送り機構の一部を破断して示す部分平面図であ
る。
る。
【図9】図7のほぼE−E線における部分断面図であ
る。
る。
【図10】潤滑油漏れ防止装置の諸部品を分解して上下
逆にした状態で示す斜視図である。
逆にした状態で示す斜視図である。
【図11】ジブが設けられている側において、潤滑油漏
れ防止装置の諸部品を分解して上下逆にした状態で示す
斜視図である。
れ防止装置の諸部品を分解して上下逆にした状態で示す
斜視図である。
【図12】ジブを分解して上下逆にした状態で示す斜視
図である。
図である。
1…スライドベース、2…案内レール、2a〜2c…案
内面、3…摺動体としてのサドル、3a,3b…摺動
面、4…当板、4a…摺動面、5…油溝、10…油回収
孔、12…潤滑油漏れ防止装置、13…ワイパー、16
…シールホルダ、17…シール、21a…摺動面。
内面、3…摺動体としてのサドル、3a,3b…摺動
面、4…当板、4a…摺動面、5…油溝、10…油回収
孔、12…潤滑油漏れ防止装置、13…ワイパー、16
…シールホルダ、17…シール、21a…摺動面。
Claims (2)
- 【請求項1】 スライドベースの案内面に沿って摺動体
を摺動させるようにした送り機構において、 前記摺動体には、前記案内面上を摺接してその案内面を
スクレープするワイパーに加えて、そのワイパーと摺動
体との間に、摺動体の摺動面からの潤滑油漏れを防ぐた
めのシールを設け、かつ前記摺動体にはその摺動面に連
通する油回収孔を形成したことを特徴とする送り機構に
おける摺動面の潤滑油漏れ防止装置。 - 【請求項2】 前記スライドベースの案内面を少なくと
も2つ以上の面より構成し、前記シールを各案内面に対
応してそれぞれ設けたことを特徴とする請求項1に記載
の送り機構における摺動面の潤滑油漏れ防止装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3888293A JPH06246584A (ja) | 1992-12-28 | 1993-02-26 | 送り機構における摺動面の潤滑油漏れ防止装置 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4-347839 | 1992-12-28 | ||
| JP34783992 | 1992-12-28 | ||
| JP3888293A JPH06246584A (ja) | 1992-12-28 | 1993-02-26 | 送り機構における摺動面の潤滑油漏れ防止装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06246584A true JPH06246584A (ja) | 1994-09-06 |
Family
ID=26378175
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3888293A Pending JPH06246584A (ja) | 1992-12-28 | 1993-02-26 | 送り機構における摺動面の潤滑油漏れ防止装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06246584A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH09112553A (ja) * | 1995-10-13 | 1997-05-02 | Thk Kk | 直線運動案内装置 |
| KR100849406B1 (ko) * | 2006-12-04 | 2008-07-31 | 임화용 | 퀼 스핀들 유니트 |
| US10022831B2 (en) | 2014-07-11 | 2018-07-17 | Toshiba Kikai Kabushiki Kaisha | Industrial machine provided with foreign matter expulsion mechanism |
-
1993
- 1993-02-26 JP JP3888293A patent/JPH06246584A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH09112553A (ja) * | 1995-10-13 | 1997-05-02 | Thk Kk | 直線運動案内装置 |
| KR100849406B1 (ko) * | 2006-12-04 | 2008-07-31 | 임화용 | 퀼 스핀들 유니트 |
| US10022831B2 (en) | 2014-07-11 | 2018-07-17 | Toshiba Kikai Kabushiki Kaisha | Industrial machine provided with foreign matter expulsion mechanism |
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