JPH0624672Y2 - ガス管及びこのガス管を使用したガス自動遮断装置 - Google Patents

ガス管及びこのガス管を使用したガス自動遮断装置

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JPH0624672Y2
JPH0624672Y2 JP2849089U JP2849089U JPH0624672Y2 JP H0624672 Y2 JPH0624672 Y2 JP H0624672Y2 JP 2849089 U JP2849089 U JP 2849089U JP 2849089 U JP2849089 U JP 2849089U JP H0624672 Y2 JPH0624672 Y2 JP H0624672Y2
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恒男 見城
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Tokyo Gas Co Ltd
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Tokyo Gas Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、室外の遮断弁から室内の末端コックにガスを
供給するガス配管に適したガス管及びこのガス管を使用
したガス自動遮断装置に関する。
〔従来の技術〕
従来から、室外の遮断弁から室内の末端コックにガスを
供給するガス配管においては、鋼管又は金属製のフレキ
シブル管等が多く使用されており、上記金属管による配
管の接続、分岐部分には、種々の形状の管継手や分岐ヘ
ッダー等が使用され、これにより施工場所に応じた配管
を形成して室内の各所にガスを供給するようにしてい
る。
このような金属管による配管の場合、接続しようとする
管の端部にねじ切り加工等を施す専門技術が必要にな
り、また上記した種々の形状の管継手や分岐ヘッダーに
より配管中に継ぎ目が多くなるので、配管工事に時間が
かり配管コストが増加し、また室内の端末コックの数を
増やすといういわゆる多栓化を容易に行うことができな
いという問題があった。
このため、近年、上記したガス配管においては、合成樹
脂で形成したフレキシブル管が採用される傾向にあり、
これにより施工時間の短縮、配管コストの低減、多栓化
等を図るようにしている。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかし、上記従来の樹脂製ガス管においては、その材質
的特性から耐熱性が低く、外部から異常な高熱が加わる
と溶損する恐れがある。このため、例えば火災が発生す
ると、そのボヤの段階でガス管が溶損してしまい、ガス
が噴出して短時間で大火に至るという問題を有してい
る。
本考案は上記した点に鑑みてなされたもので、合成樹脂
で形成し、熱可溶性樹脂材料により互いに絶縁してなる
少なくとも2本の導体を外周部長手方向に沿って設けた
ガス管とすることにより、管そのもののコスト低減と、
管溶損前に火災等の異常な高熱を検知することを達成す
るものであり、さらに、このガス管を用いてガス自動遮
断装置を構成することにより、火災等の異常な高熱を検
知したら瞬時にガス元でガスを遮断することを達成する
ことを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために本考案に係るガス管は、合成
樹脂で形成したガス管であって、熱可溶性樹脂材料によ
り互いに絶縁してなる少なくとも2本の導体を、その外
周部長手方向に沿って設けたことを特徴とするものであ
る。
また、上記ガス管を使用したガス自動遮断装置は、室外
に遮断弁を設けると共に、ガス配管用ガス管に上記ガス
管を使用し、このガス管の外周部長手方向に沿って設け
られ、熱可溶性樹脂材料により互いに絶縁してなる少な
くとも2本の導体の短絡を検知する検知手段を設け、こ
の検知手段より出力する信号により室外の遮断弁を作動
するようにしたことを特徴とするものである。
〔作用〕
本考案によるガス管によれば、合成樹脂で形成し、熱可
溶性樹脂材料により互いに絶縁してなる少なくとも2本
の導体を外周部長手方向に沿って設けているので、外部
から火災等の異常な高熱が加わると、上記導体を互いに
絶縁してなる熱可溶性樹脂材料がガス管溶損前に溶融
し、上記導体が短絡状態になる。そして、この導体の短
絡状態により、火災等の異常な高熱すなわち火災発生を
検知することができるものである。また、合成樹脂で形
成することにより、管そのもののコストを低減すること
ができるものである。
また、上記ガス管を使用したガス自動遮断装置によれ
ば、室外に遮断弁を設けると共に、ガス配管用ガス管に
上記ガス管を使用し、このガス管の外周部長手方向に沿
って設けられ、熱可溶性樹脂材料により互いに絶縁して
なる少なくとも2本の導体の短絡を検知する検知手段を
設け、この検知手段より出力する信号により室外の遮断
弁を作動するようにしたので、火災等の異常な高熱によ
り、上記導体を互いに絶縁してなる熱可溶性樹脂材料が
ガス管溶損前に溶融し、上記導体が短絡状態になると、
上記検知手段によりその短絡状態すなわち火災発生が検
知され、この検知信号により瞬時にガス元である室外の
遮断弁を作動してガスを止めることができ、溶融したガ
ス管からのガス噴出に起因する大火を未然に防ぐことが
できるものである。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を第1図乃至第4図を参照して説
明する。
第1図は本考案の一実施例を示したもので、第2図に示
した室外から室内にガスを供給するガス配管において使
用されるガス管1及びこのガス管1を使用したガス自動
遮断装置2の要部を示したものである。
近年、室外から室内にガスを供給するガス配管において
は、施工時間の短縮、配管コストの低減、室内の末端コ
ックの数を増やすといういわゆる多栓化等の要請から、
第2図に示したように、合成樹脂で形成されたガス管1
が使用される傾向にあり、特に室内側の複雑なガス配管
に上記樹脂製ガス管1が採用されている。そして、都市
ガス本管又はLPガス容器から送給されるガスは、室外
に設置したガスメータ3を介して室内に供給され、室内
側のガス元となる分岐ヘッダー4から室内の各所に向か
って延びる複数本の樹脂製ガス管1を介して、室内の各
所に設置した末端コック5に送給されるようになされて
いる。
上記ガス管1は、第1図にその要部を示したように、合
成樹脂(例えばポリエチレン)で形成された二重管6内
に、やはり合成樹脂(例えばポリエチレン)で形成され
た蛇腹状の波付管7が収容されたもので、この波付管7
内をガスが流れるようになされている。上記二重管6の
内筒6a及び外筒6bは、二重管6自体が十分な可撓性
を有するように各筒の厚さが決められており、また上記
波付管7は、その蛇腹形状により曲げ易いように形成さ
れているので、上記ガス管1は、十分な可撓性を有して
おり、折曲部を多数備える室内の複雑な配管に極めて好
適である。
また、上記二重管6の内筒6aと外筒6bとの間には、
後述する熱検知線8がガス管1の長手方向に沿って内筒
6aに巻付いて設けられている。
上記熱検知線8は、第3図に示したように、少なくとも
2本の金属導体9,10に熱可溶性樹脂材料よりなる絶
縁体11をそれぞれ被覆し、これらを撚り合せて構成し
たもので、上記熱感知線8の周囲温度がある設定温度
(本実施例においてはガス管1の溶損温度より低い温
度)以上になると上記絶縁体11が溶融し、上記金属導
体9,10が接触するようになるものである。そして、
上記金属導体9,10間に予め所定の電圧をかけておく
ことにより、上記金属導体の接触により短絡状態が発生
し、この短絡状態を検知して上記周囲温度の異常を検知
するものである。
そして、上記ガス管1の外周部長手方向に沿って設けら
れた熱感知線8の一方の端部が室外に引出され、室外に
設置した上記ガスメータ3に接続されるようになされて
いる。
上記ガスメータ3は、第1図にその要部を示したよう
に、遮断弁12を内蔵した形式のもので、入口ポート1
3から導入されるガスが上記遮断弁12を通って図示し
ない出口ポートから室内側に送給されるものである。
上記遮断弁12は、平常時において、そのプランジャ1
4がソレノイド15に保持されてスプリング16のばね
力に抗して弁体17が図示した下降位置にあり、これに
より上記入口ポート13と連通するノズル18が開放し
てガス通路が形成されるもので、遮断信号が入力すると
上記ソレノイド15の保持が解除されて上記スプリング
16のばね力により弁体17がノズル18を閉鎖し、ガ
ス通路を遮断するものである。
また、上記ガスメータ3は、上記遮断弁12の他に上記
熱検知線8の短絡を検知する手段として、電池部19及
び制御部20を内蔵しており、上記電池部19に上記熱
感知線8の端部が接続されると共に、上記制御部20か
ら所定信号が上記ソレノイド15に送られるようになさ
れている。
従って、第4図に示したように、平常時は、整流回路2
1及びオン状態のスイッチング回路22を介して励磁電
流が上記ソレノイド15に供給され、このソレノイド1
5の保持力により上記遮断弁12が開放状態にある。
この状態において、室内側で火災等が発生して上記ガス
管1に設けた熱検知線8の周囲温度が異常に上昇する
と、上記ガス管1の溶損前にその異常な高熱により上記
熱検知線8の絶縁体11が溶融し、熱検知線8が短絡状
態になる。そして、この熱検知線8の短絡状態は、上記
制御部20内の短絡検知回路23により検知され、この
短絡検知回路23からの信号により上記スイッチング回
路22がオフ状態になる。これにより、上記ソレノイド
15への励磁電流の供給が停止され、上記スプリング1
6のばね力により弁体17がノズル18を閉鎖し、上記
遮断弁12のガス通路が遮断され、ガスの送給が瞬時に
して停止されるものである。
なお、上記実施例においては、遮断弁12がガスメータ
3に内蔵されているが、この遮断弁12の配設位置は上
記実施例に限定されるものではなく、上記ガスメータ3
の上流側のガス管内に配設してもよい。
〔考案の効果〕
以上述べたように本考案に係るガス管は、合成樹脂で形
成し、熱可溶性樹脂材料により互いに絶縁してなる少な
くとも2本の導体を外周部長手方向に沿って設けている
ので、管そのもののコストを低減することができ、また
管溶損前に火災等の異常な高熱を検知することができる
等の効果を奏する。
また、上記ガス管を使用したガス自動遮断装置は、室外
に遮断弁を設けると共に、ガス配管用ガス管に上記ガス
管を使用し、このガス管の外周部長手方向に沿って設け
られ、熱可溶性樹脂材料により互いに絶縁してなる少な
くとも2本の導体の短絡を検知する検知手段を設け、こ
の検知手段より出力する信号により室外の遮断弁を作動
するようにしたので、火災等の異常な高熱を検知したら
瞬時にガス元でガスを遮断することができ、溶融したガ
ス管からのガス噴出に起因する大火を未然に防ぐことが
できる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す要部断面図、第2図は
本考案によるガス配管全体を示す概略図、 第3図は熱検知線を示す概略図、 第4図は検知手段の回路図である。 1……ガス管、2……ガス自動遮断装置、3……ガスメ
ータ、5……末端コック、6……二重管、7……波付
管、8……熱検知線、9,10……導体、11……絶縁
体、12……遮断弁、15……ソレノイド、16……ス
プリング、17……弁体、19,20……検知手段(1
9……電池部,20……制御部)。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】合成樹脂で形成したガス管であって、熱可
    溶性樹脂材料により互いに絶縁してなる少なくとも2本
    の導体を、その外周部長手方向に沿って設けたことを特
    徴とするガス管。
  2. 【請求項2】室外から室内の末端コックにガスを供給す
    るガス配管において、 上記室外に遮断弁を設けると共に、上記ガス配管用ガス
    管に、合成樹脂で形成し、熱可溶性樹脂材料により互い
    に絶縁してなる少なくとも2本の導体を外周部長手方向
    に沿って設けたガス管を使用し、このガス管の導体の短
    絡を検知する検知手段を設け、この検知手段より出力す
    る信号により上記遮断弁を作動するようにしたことを特
    徴とするガス自動遮断装置。
JP2849089U 1989-03-15 1989-03-15 ガス管及びこのガス管を使用したガス自動遮断装置 Expired - Fee Related JPH0624672Y2 (ja)

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