JPH0624929U - 超音波加工用工具ホ−ン - Google Patents
超音波加工用工具ホ−ンInfo
- Publication number
- JPH0624929U JPH0624929U JP6844592U JP6844592U JPH0624929U JP H0624929 U JPH0624929 U JP H0624929U JP 6844592 U JP6844592 U JP 6844592U JP 6844592 U JP6844592 U JP 6844592U JP H0624929 U JPH0624929 U JP H0624929U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- resonance
- vibration
- flexural
- flexural vibration
- tool horn
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 工具ホ−ンを、失敗することなく作れるよう
にする。 【構成】 駆動点4に縦振動Fを加え、撓み振動部2に
撓み振動を発生させる。撓み振動部2に、共振部3の上
端部を固定する。共振部3に、複数の開口部6を設け、
共振部3と撓み振動部2とが、駆動点4と同相で振動す
る部分のみで連結されるようにする。これにより、撓み
振動の縦振動成分のみが共振部3に伝えられ、放射面5
が縦振動する。撓み振動を用いて、共振部3を駆動して
いるので、開口部6の位置決めが容易で、工具ホ−ン1
を簡単に作ることができる。
にする。 【構成】 駆動点4に縦振動Fを加え、撓み振動部2に
撓み振動を発生させる。撓み振動部2に、共振部3の上
端部を固定する。共振部3に、複数の開口部6を設け、
共振部3と撓み振動部2とが、駆動点4と同相で振動す
る部分のみで連結されるようにする。これにより、撓み
振動の縦振動成分のみが共振部3に伝えられ、放射面5
が縦振動する。撓み振動を用いて、共振部3を駆動して
いるので、開口部6の位置決めが容易で、工具ホ−ン1
を簡単に作ることができる。
Description
【0001】
本考案は、超音波加工に用いられる横長板状の工具ホ−ンに係り、特に製作が 容易な超音波加工用工具ホ−ンに関する。
【0002】 一般に、プラスチック溶着等に用いられる超音波加工用工具ホ−ンは、入力面 に対向する放射面を被溶着材に接触させ、被溶着材に振動エネルギを供給して溶 着を行なう構造になっている。
【0003】 ところで、この種の超音波加工用工具ホ−ンは、例えば特開昭61−8422 6号公報に示されているように、使用振動周波数に対し約1/10〜1/4 波長程度の 板厚を有する板状に形成されるのが通例であるが、ホ−ンの横幅寸法が、使用振 動周波数に対し1/4 波長を超える場合には、放射面での変位が均一にならないと いう問題がある。
【0004】 そこで従来は、例えば特開昭62−273833号公報に示されているように 、入力面と放射面との間の板面に、横幅方向に1/4 波長以下の間隔で複数本のス ロットを設け、放射面の変位の均一化を図っている。
【0005】
前記従来の超音波加工用ホ−ンにおいて、ホ−ンの横幅寸法とスロットとの関 係は、計算式で一律に求められるのではなく、永年の経験と勘のみを頼りに、ス ロットの形状,寸法およびスロット間隔を決定しなければならない。
【0006】 このため、ホ−ンの横幅寸法が変更になる都度、何回も失敗を重ねなければ所 期の効果を有する製品を得ることができず、ホ−ンの製作が容易でないとともに 、コスト高となるという問題がある。
【0007】 本考案は、かかる現況に鑑みなされたもので、ホ−ンの横幅寸法が変更になっ た場合でも、放射面での変位が均一なホ−ンを極めて容易に製作することができ る超音波加工用工具ホ−ンを提供することを目的とする。
【0008】 本考案の他の目的は、放射面での変位をより均一にすることができる超音波加 工用工具ホ−ンを提供するにある。
【0009】 本考案のさらに他の目的は、放射面での変位を拡大することができる超音波加 工用工具ホ−ンを提供するにある。
【0010】
本考案は、前記目的を達成する手段として、横長の角棒状をなし、長手方向中 央部の駆動点に縦振動が加えられて撓み振動を発生させる撓み振動部と;この撓 み振動部に上端部が連結され、下端部が放射面をなす板状の共振部と;横幅方向 に所定間隔で任意数設けられ、共振部と撓み振動部との連結部を、前記駆動点と 同相で振動する部分のみまたは逆相で振動する部分のみに限定するための開口部 と;をそれぞれ設けるようにしたことを特徴とする。
【0011】 そして、本考案においては、撓み振動部を、その両端部が駆動点と同相または 逆相で振動するような長さに寸法設定することが好ましい。
【0012】 また、共振部の放射面側の板厚を薄くすることがより好ましい。
【0013】
本考案に係る超音波加工用工具ホ−ンにおいては、駆動点に縦振動を加えると 、撓み振動部に撓み振動が発生する。そして、この振動は共振部に伝えられるが 、共振部と撓み振動部との連結部は、駆動点と同相で振動する部分のみまたは逆 相で振動する部分のみに限定されているため、共振部には、縦振動成分のみが伝 えられ、放射面では純粋な縦振動が得られる。すなわち、撓み振動が縦振動に変 換される。しかも、撓み振動を用いて共振部を駆動しているので、共振部の横幅 寸法が長くなっても、その両端部まで充分に駆動力が伝えられ、放射面での変位 を、容易に均一にすることが可能となる。
【0014】 そして、本考案において、撓み振動部を、その両端部が駆動点と同相または逆 相で振動するような長さに寸法設定することにより、安定した均一な撓み振動が 得られ、結果として、放射面での変位を、より均一にすることが可能となる。
【0015】 また、共振部の放射面側の板厚を薄くすることにより、従来のホ−ンと同様、 放射面での変位を拡大することが可能となる。
【0016】
以下、本考案の第1実施例を図面を参照して説明する。 図1ないし図3は、本考案に係る超音波加工用工具ホ−ンの一例を示すもので 、この工具ホ−ン1は、撓み振動を発生させるための撓み振動部2と、撓み振動 を縦振動に変換するための共振部3とを備えている。
【0017】 前記撓み振動部2は、図1ないし図3に示すように、長手方向中央部の駆動点 4に超音波の縦振動Fが加えられる横長の角棒状に形成されており、その長さ寸 法W1 は、両端部が駆動点4と同相または逆相(図の場合は逆相)で振動するよ うな長さに設定されている。そしてこれにより、撓み振動部2を、その両端部ま でほぼ均一に撓み振動させることができるようになっている。
【0018】 一方、前記共振部3は、図1および図2に示すように、下端面が放射面5をな す横長の方形板状に形成されており、その上端部は、前記撓み振動部2の下面に 一体に連結固定されている。そして、この共振部3の板面には、共振部3と撓み 振動部2との連結部を駆動点4と同相で撓み振動する部分のみに限定するための 開口部6が複数設けられている。
【0019】 これら各開口部6は、図1に示すように、共振部3と撓み振動部2との連結部 を駆動点4と同相で撓み振動する部分のみに限定する上端切欠き部6aと、この 上端切欠き部6aの横幅方向中央部から放射面5に向かって切れ込むスロット部 6bとから構成されており、スロット部6bの幅寸法W2 は、前記縦振動Fの周 波数λに対し、λ/24 以下に設定されている。そして、前記共振部3の幅寸法W 3 は、前記開口部6の配列パタ−ンに符合する寸法に設定され、したがって、前 記撓み振動部2の長さ寸法W1 と同一寸法となっている。
【0020】 また、前記共振部3の縦寸法Lは、前記周波数λのほぼ半分の長さの約λ/2に 設定され、半波長共振するようになっている。また、共振部3の板厚Tは、前記 周波数λに対しほぼλ/4以下に設定されている。
【0021】 次に、本実施例の作用について説明する。 駆動点4に縦振動Fを加えると、撓み振動部2には、図1に示すような撓み振 動が発生し、この振動が共振部3に伝えられる。
【0022】 ところで、共振部3には、図1に示すように、複数の開口部6が設けられ、共 振部3と撓み振動部2との連結部が駆動点4と同相で撓み振動する部分のみに限 定されている。このため、共振部3には、撓み振動のうちの縦振動成分のみが伝 えられ、放射面5においては、縦振動Fと同相の縦振動が得られる。
【0023】 しかして、共振部3を、撓み振動部2の撓み振動により駆動するようにしてい るので、共振部2の幅寸法W3 が長くなっても、その両端部まで充分に駆動力が 伝えられ、放射面5での変位を、容易に均一にすることができる。
【0024】 すなわち、共振部3と撓み振動部2との連結部を、駆動点4と同相で振動する 部分のみに限定できれば、共振部3の幅寸法W3 が変更になっても、放射面5で の変位をほぼ均一にすることができる。そして、駆動点4と同相で振動する部分 の位置は、縦振動Fの周波数λに基づき、比較的容易に求めることができるので 、従来の工具ホ−ンと異なり、永年の経験と勘のみを頼りにして製作する必要が なく、失敗せずに所期の効果を有する製品を容易に得ることができる。
【0025】 また、撓み振動部2の長さ寸法W1 は、その両端部が駆動点4と同相または逆 相で振動する長さに設定されているので、不適切な位置で切断する場合に比較し て、撓み振動部2の両端部まで、より均一に撓み振動させることができる。この ことは、本考案者等の実験により確認されている。そして、この撓み振動の均一 化により、放射面5での変位をよより均一化することができる。
【0026】 図4ないし図6は、本考案の第2実施例を示すもので、撓み振動部2と共振部 3とを一体構造とし、かつ共振部3の放射面5側の板厚を薄くしたものである。
【0027】 すなわち、本実施例における撓み振動部2および共振部3は、所定寸法の方形 板材に開口部6を設けることにより、一体に形成されており、共振部3の放射面 5側の端部は、放射面5から縦寸法L1 の範囲に亘り、板厚方向両側からカット され、その板厚T1 が共振部3の上端部の板厚Tよりも薄肉となるように設定さ れている。また、この薄肉部分の上端部は、半径Rの円弧面となっている。すな わち、共振部3は、ステップ状をなしている。 なお、その他の点については、前記第1実施例と同一構成となっており、作用 も同一である。
【0028】 しかして、撓み振動部2と共振部3とが一体構造となっているので、撓み振動 部2の振動を効率よく共振部3に伝えることができる。また、共振部3がステッ プ状をなしているので、放射面5での変位(振幅)を、縦振動Fの変位を拡大す ることができる。このことは、本考案者等が有限要素法により解析を試みた結果 からも明らかである。また、この変位の拡大度は、板厚Tと板厚T1 との比率, 縦寸法L1 あるいは半径Rの値を調節することにより変化させることができ、し たがって必要な変位の拡大度を容易に得ることができる。なお、ステップ状とす る以外に、コニカル状,カテノイダル状あるいはエキスポネンシャル状としても 、同様の効果が得られる。
【0029】 図7ないし図9は、本考案の第3実施例を示すもので、撓み振動部2と共振部 3との連結部を、駆動点4と逆相で振動する部分のみに限定するようにしたもの である。
【0030】 すなわち、本実施例における撓み振動部2と共振部3とは、図7に示すように 、駆動点4と逆相で振動する部分のみで相互に連結されており、したがって、放 射面5からは、縦振動Fと逆相の縦振動が出力されるようになっている。
【0031】 また、前記撓み振動部2の長さ寸法W1 は、前記両実施例とは逆に、両端部が 駆動点4と同相で振動するような長さに設定され、したがって、本実施例におい ても、前記長さ寸法W1 と共振部3の幅寸法W3 とは同一寸法となっている。 なお、その他の点については、前記第1実施例と同一構成となっており、作用 も同一である。
【0032】 しかして、撓み振動部2と共振部3との連結部を、駆動部4と逆相で振動する 部分のみに限定するようにしても、前記第1実施例と同様の効果が期待できる。
【0033】
以上説明したように本考案は、撓み振動部の撓み振動を用いて共振部を駆動す るようにしているので、共振部の横幅寸法が長くなっても、その両端部まで充分 に駆動力が伝えられ、放射面での変位を容易に均一にすることができる。このた め、必要な機能を有するホ−ンを、失敗することなく容易に製作することができ る。
【0034】 そして、本考案において、撓み振動部を、その両端部が駆動点と同相または逆 相で振動するような長さに寸法設定することにより、撓み振動部が長くなっても 、安定した均一な撓み振動が得られ、結果として、放射面での変位を、より均一 にすることができる。
【0035】 また、共振部の放射面側の板厚を薄くすることにより、従来のホ−ンと同様、 放射面での変位を拡大することができる。
【図1】本考案の第1実施例に係る超音波加工用工具ホ
−ンを示す正面図である。
−ンを示す正面図である。
【図2】図1の側面図である。
【図3】図1の平面図である。
【図4】本考案の第2実施例に係る超音波加工用工具ホ
−ンを示す正面図である。
−ンを示す正面図である。
【図5】図4の側面図である。
【図6】図4の平面図である。
【図7】本考案の第3実施例に係る超音波加工用工具ホ
−ンを示す正面図である。
−ンを示す正面図である。
【図8】図7の側面図である。
【図9】図7の平面図である。
1 工具ホ−ン 2 撓み振動部 3 共振部 4 駆動点 5 放射面 6 開口部 6a 上端切欠き部 6b スロット部 F 縦振動 λ 周波数 W1 長さ寸法 W2 ,W3 幅寸法 L,L1 縦寸法 T,T1 板厚 R 半径
Claims (3)
- 【請求項1】 横長の角棒状をなし、長手方向中央部の
駆動点に縦振動が加えられて撓み振動を発生させる撓み
振動部と;この撓み振動部に上端部が連結され、下端部
が放射面をなす板状の共振部と;横幅方向に所定間隔で
任意数設けられ、共振部と撓み振動部との連結部を、前
記駆動点と同相で振動する部分のみまたは逆相で振動す
る部分のみに限定するための開口部と;を具備すること
を特徴とする超音波加工用工具ホ−ン。 - 【請求項2】 撓み振動部は、その両端部が駆動点と同
相または逆相で振動するように寸法設定されていること
を特徴とする請求項1記載の超音波加工用工具ホ−ン。 - 【請求項3】 共振部は、その放射面側の板厚が薄くな
っていることを特徴とする請求項1または2記載の超音
波加工工具ホ−ン。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6844592U JPH0624929U (ja) | 1992-09-05 | 1992-09-05 | 超音波加工用工具ホ−ン |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6844592U JPH0624929U (ja) | 1992-09-05 | 1992-09-05 | 超音波加工用工具ホ−ン |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0624929U true JPH0624929U (ja) | 1994-04-05 |
Family
ID=13373912
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6844592U Pending JPH0624929U (ja) | 1992-09-05 | 1992-09-05 | 超音波加工用工具ホ−ン |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0624929U (ja) |
-
1992
- 1992-09-05 JP JP6844592U patent/JPH0624929U/ja active Pending
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| CA1156342A (en) | Resonator exhibiting uniform motional output | |
| US4651043A (en) | Resonator exhibiting uniform motional output | |
| EP0800900B1 (en) | Ultrasonic vibration cutter | |
| JP2000052101A (ja) | 楕円振動切削方法及び装置 | |
| JP3205391B2 (ja) | 複合振動用工具ホ−ン | |
| JPH0624929U (ja) | 超音波加工用工具ホ−ン | |
| JP2002282788A (ja) | 超音波発生装置 | |
| JPH04201236A (ja) | プラスチックの伝達溶着法 | |
| JP2006205140A (ja) | 超音波加工装置 | |
| JPH0422421B2 (ja) | ||
| JPS6227657B2 (ja) | ||
| JPH0634955Y2 (ja) | 超音波カッター | |
| JPH03234498A (ja) | 複合振動超音波カッタ | |
| JPH09216195A (ja) | 超音波カッター用ナイフホルダー | |
| JP3124787B2 (ja) | 一波長共振型捩り振動用工具ホ−ン | |
| JPH0737783Y2 (ja) | 超音波切断装置 | |
| JPH0694081B2 (ja) | たわみ振動子 | |
| SU1569044A2 (ru) | Устройство дл волочени металла | |
| JPH03232575A (ja) | 超音波振動子の複合振動駆動方法 | |
| JP2002282787A (ja) | 振動方向変換ホーン | |
| JPS6224256B2 (ja) | ||
| JPH0422422B2 (ja) | ||
| JPH0642610Y2 (ja) | 超音波はさみ | |
| JPH01316249A (ja) | 超音波溶着機用工具ホーン | |
| KR20030070478A (ko) | 란쥬 반형 진동자의 복합 진동체 |