JPH06249965A - 天井取付形熱線感知式自動スイッチ - Google Patents

天井取付形熱線感知式自動スイッチ

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JPH06249965A
JPH06249965A JP3375293A JP3375293A JPH06249965A JP H06249965 A JPH06249965 A JP H06249965A JP 3375293 A JP3375293 A JP 3375293A JP 3375293 A JP3375293 A JP 3375293A JP H06249965 A JPH06249965 A JP H06249965A
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heat ray
pressing body
spring piece
ceiling
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Tatsuya Abe
達也 阿部
Hayao Takeuchi
速雄 竹内
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Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】熱線センサが収納された可動体をケースに対し
て回転させる際に節動を与える。 【構成】天井に取着されるケース1の下面中央部に露出
窓16を設け、ケース1の中には中央部に保持用開口4
5aを備えた板状の押さえ体45を固定する。押さえ体
45には保持用開口45aの周縁の1箇所でばね片45
bを連続一体に形成する。熱線センサを収納した球状の
可動体40を露出窓16と保持用開口45aとの間に配
置する。可動体40の上面には位置規制用凹所41bを
形成し、ばね片45bの下面側に設けた接触子47を位
置規制用凹所41bの底面に押し付ける。位置規制用凹
所41bの底面には接触子47の下面が係止される多数
の窪み41cが形成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、人体等から放射される
熱線を検知することによって、負荷を自動的にオン・オ
フする天井取付形熱線感知式自動スイッチに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】この種の天井取付形熱線感知式自動スイ
ッチとして、図13に示すように、人体等から放射され
る熱線を検知する焦電素子などの熱線センサ2と、熱線
センサ2によって熱線が検知された時点から所定時間が
経過するまで制御信号を出力する制御部3と、制御部3
からの制御信号に応答してオン・オフされるリレー等の
スイッチ要素4とを備えたものが提供されている。
【0003】天井取付形熱線感知式自動スイッチは室内
の人の出入りに応じて照明を点滅させるなどの目的で使
用されるから、熱線センサ2の検知領域を調節すること
が必要である。このような調節を可能とするために、天
井に取着されるケースに対して回転可能な可動体の中に
熱線センサ2を収納することによって、熱線センサ2の
検知面の向きを調節することが考えられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の天井
取付形熱線感知式自動スイッチでは、可動体をケースに
対して滑らかに移動するように取り付けていたものであ
るから、可動体に軽く触れたり可動体に外部からの振動
が作用したりするだけで、検知エリアが変化してしまう
という問題があった。
【0005】本発明は上記問題点の解決を目的とするも
のであり、可動体の移動に節動を付与することによっ
て、可動体に軽く触れたり外部からの振動が作用したり
する程度では検知領域が変化しないようにした天井取付
形熱線感知式自動スイッチを提供しようとするものであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、天井に取着されるケースと、人体から放
射される熱線を検知する熱線センサと、熱線センサの出
力に基づいて人体の存否に対応するようにオン・オフさ
れるスイッチ要素と、熱線センサが収納されるとともに
熱線センサの検知面に対向する部位に熱線が透過する透
過部を備えケースの下面に穿孔された露出窓を通して透
過部が露出するようにケースに対して回転可能に取着さ
れた球状の可動体と、露出窓に対向する保持用開口を有
し可動体を露出窓の周縁と保持用開口の周縁との間に配
置するようにケースに対して固定された押さえ体とを備
え、可動体の外周面において保持用開口の内側となる部
位には位置規制用凹所が形成され、位置規制用凹所の底
面には複数個の窪みが形成され、可動体の回転に伴って
いずれかの窪みに先端部が弾接することによって可動体
の回転に節動を与える接触子が押さえ体に結合されて成
ることを特徴とする。
【0007】請求項2ないし請求項7の発明は望ましい
実施態様である。請求項2の発明では、押さえ体は板状
であって、接触子は押さえ体における保持用開口の周縁
の1箇所から連続一体に突設されたばね片の先端部に取
着され、ばね片により可動体に向かって付勢されること
を特徴とする。請求項3の発明では、押さえ体は板状で
あって、接触子は押さえ体における保持用開口の周部の
1箇所に固定された押さえ体とは別体のばね片の先端部
に取着され、ばね片により可動体に向かって付勢される
ことを特徴とする。
【0008】請求項4の発明では、押さえ体は可動体の
上面の略全面を覆う覆い板を備え、接触子は覆い板に挿
通される軸部を一体に備え、軸部には覆い板の表裏両面
にそれぞれ当接して軸部の軸方向にばね力を付与する一
組の弾性片が一体に形成され、弾性片により可動体に向
かって付勢されることを特徴とする。請求項5の発明で
は、押さえ体は板状であって、接触子は押さえ体におけ
る保持用開口の周部の2箇所に跨がる形で押さえ板に一
体に連続するばね片の中間部に一体に固着され、ばね片
により可動体に向かって付勢されることを特徴とする。
【0009】請求項6の発明では、押さえ体は板状であ
って、接触子は押さえ体における保持用開口のの周部の
2箇所に跨がる形で押さえ板に固定された押さえ体とは
別体のばね片の中間部に一体に固着され、ばね片により
可動体に向かって付勢されることを特徴とする。請求項
7の発明では、押さえ体は上下方向の中心線を有する円
筒状であって、接触子は押さえ体における保持用開口の
周部の1箇所に固定された押さえ体とは別体のばね片の
先端部に取着され、ばね片により可動体に向かって付勢
されることを特徴とする。
【0010】
【作用】上記構成によれば、球状の可動体の中に熱線セ
ンサを設け、熱線センサに熱線を導入する可動体の透過
部を露出させるようにケースに設けた露出窓の周縁と、
ケースに固定された押さえ体に設けた保持用開口の周縁
との間に可動体を配置しているのであり、可動体の外周
面において保持用開口の内側となる部位に位置規制用凹
所を形成して位置規制用凹所の底面に複数個の窪みを形
成し、可動体の回転に伴っていずれかの窪みに先端部が
弾接する接触子をケースの定位置に設けているので、接
触子が窪みに弾接することによって可動体の回転時に節
動が付与されることになる。すなわち、接触子と窪みと
が係合することによって、可動体に軽く触れたり可動体
に外部からの振動が作用する程度では、可動体の向きは
変化せず、かつ、可動体の向きを変更する際には、クリ
ック感があるから確実な操作感を与えることになって信
頼感の向上につながる。
【0011】
【実施例】
(実施例1)図13は内部回路の概略構成であって、従
来構成と同様に、人体等からの熱線を検知する焦電素子
よりなる熱線センサ2と、熱線センサ2によって熱線が
検知された時点から所定時間が経過するまで制御信号を
出力する制御部3と、制御部3からの制御信号に応答し
てオン・オフされるリレーよりなるスイッチ要素4とを
備える。また、制御部3への給電路の一端とスイッチ要
素4の一端とに共通接続した電源端子Taと、制御部3
の給電路の他端に接続した共通端子Tbと、スイッチ要
素4の他端に接続した負荷端子Tcとを備えている。こ
こに、電源端子Ta、共通端子Tb、負荷端子Tcは、
それぞれ一対の接続部5a,5bを備えている。制御部
3とスイッチ要素4との接続点と、電源端子Taとの間
には、動作モード切換スイッチ6が挿入されている。動
作モード切換スイッチ6は、電源端子Taと負荷端子T
cとの間に挿入された第1の接点部となる接点aと、ス
イッチ要素4に直列接続された第2の接点部となる接点
bと、制御部3、スイッチ要素4、負荷端子Tcのいず
れにも接続されていない接点cとを備える。接点aが選
択されると、電源端子Taと負荷端子Tcとがスイッチ
要素4を介さずに接続されるから常時オンである強制オ
ン状態となり、接点bが選択されると、制御部3および
スイッチ要素4が電源端子Taに接続されるから熱線セ
ンサ2による熱線の検知に呼応して負荷がオン・オフす
る自動制御状態となり、接点cが選択されると、制御部
3、スイッチ要素4、負荷端子Tcのいずれもが電源端
子Taから切り離されるから常時オフである強制オフ状
態となるのである。このように動作モード切換スイッチ
6を備えていることによって、熱線の検知による負荷を
自動的にオン・オフする状態を解除して、負荷を手動操
作でオン・オフできることになる。また、制御部3に
は、制御信号を送出する時間を可変するために可変抵抗
器7を備えている。
【0012】ところで、上記回路は、図1に示すよう
に、略円板状のフランジ13を有するベース12の中央
部の上面側に、下面開口したカバー11を結合して形成
されたケース1の中に収納される。カバー11はベース
12に螺合するタッピンねじよりなる組立ねじ18によ
ってベース12に結合される。カバー11の上部に突設
した端子台14には、電源端子Ta、共通端子Tb、負
荷端子Tcを構成する速結端子(図示せず)が収納さ
れ、カバー11の上面には各速結端子に電線を挿入する
ための複数個の電線挿入口15が開口している。速結端
子は、電線挿入口15から挿入された電線を端子板と板
ばねである鎖錠ばねとの間に挟持することによって、機
械的かつ電気的な結合を行う端子である。また、各端子
板に対して2本の電線を挟持できるように各端子板ごと
に鎖錠ばねを2個設け(または鎖錠ばねに独立した2個
のばね片を設け)、各端子板について電線挿入口15を
2個ずつ設けることによって、各端子に接続部5a,5
bを2個設けた構造になっている。
【0013】カバー11の上部に突設した端子台14に
は、端子カバー20が着脱自在に取着される。端子カバ
ー20は端子台14の上面を全面に亙って覆うのであっ
て、電線挿入口15を閉塞することによってカバー11
の内部に異物(とくに水)が入るのを防止しているので
ある。端子カバー20は端子台14に螺合するカバーね
じ21によって端子台14に結合される。電線挿入口1
5に挿入される電線は図1における右斜め上方から端子
台14と端子カバー20との間に導入されるのであっ
て、電線を伝わって端子カバー20内に水が入っても電
線挿入口15には到達しないようにしてある。
【0014】ベース12の中央部には円形の露出窓16
が形成され、露出窓16には球状に形成された可動体4
0がケース1に対して角度調節できるように装着されて
いる。可動体40には熱線センサ2などを実装した回路
基板(図示せず)が納装され、回路基板に接続されたリ
ード線が可動体40から引き出される。可動体40の下
半分には熱線センサ2への熱線を集光する透過部として
のフレネルレンズよりなる受光レンズ42が設けられ
る。すなわち、可動体40は、半球状の可動体本体41
と、可動体本体41の下面に結合された半球状の受光レ
ンズ42とを結合して構成される。受光レンズ42は多
数のレンズ領域の集合体であって、方向に応じて熱線セ
ンサ2の集光量に変化を持たせることによって、熱源の
微小移動を熱線の変化として検出できるように構成され
ている。可動体本体41の開口周縁の外周面には略直径
方向に離れた位置で一対の軸ピン41aが突設される。
さらに、可動体本体41の上面には位置規制用凹所41
bが形成され、位置規制用凹所41bの底面には多数の
窪み41cが形成されている。
【0015】ところで、ベース12における露出窓16
の周縁には可動体40に突設された軸ピン41aが係合
する水平断面略コ形の一対のガイドリブ17が形成され
ている。すなわち、ガイドリブ17に軸ピン41aが係
合することによって、可動体40は両ガイドリブ17を
含む面内で軸ピン41aを移動させるように移動規制が
なされるのであり、可動体40は、両ガイドリブ17を
含む面内での回転と、軸ピン41aを中心とする回転と
が行われる。
【0016】また、可動体40は、ベース12に設けた
露出窓16の開口周縁に可動体本体41の開口部付近を
当接させ、ベース12の上面側に固定された押さえ体4
5に形成された略円形の保持用開口45aに可動体本体
41の上部を挿通させた形で、ベース12と押さえ体4
5との間に配設される。押さえ体45は弾性を有する板
金により形成され、保持用開口45aの周部の1箇所か
ら一体に突設されたばね片45bを備え、ばね片45b
の先端部は保持用開口45aの中央部の上方に位置する
ように延長されている。このように、ばね片45bを押
さえ体45に連続一体に形成したことによって、構成部
品点数が少なくなるものである。ばね片45bの先端部
には、図2に示すように、接触子47が保持される。接
触子47は、ばね片45bに挿通される取付突起47a
を上部に備え、下面に滑らかな凸曲面を有するように潤
滑性に優れた合成樹脂によって形成されている。押さえ
体45の周部をタッピンねじである固定ねじ46でベー
ス12に固定した状態では、接触子47が位置規制用凹
所41bの中に挿入され、ばね片45bのばね力によっ
て位置規制用凹所41bの底面に弾接するようにしてあ
る。
【0017】したがって、ばね片45bのばね力によっ
て可動体40は下向きに押圧されることになり、ベース
12に設けた露出窓16の開口周縁と接触子47との間
に可動体40が挟持されることになる。すなわち、可動
体40がベース12に対して回転すると、接触子47の
下端部は位置規制用凹所41bの底面に形成されている
いずれかの窪み41cに挿入されることになり、その結
果として可動体40の回転に節動が付与されることにな
る。可動体40の回転に節動が付与されると、可動体4
0にわずかに触れたり外部振動が作用した程度では可動
体40の向きが変化せず、信頼性が向上するとともに、
可動体40の回転操作に際してクリック感を得ることが
できる。さらに、接触子47が位置規制用凹所41bに
挿入されることによって、位置規制用凹所41bの周壁
の中に接触子47が収まる範囲内で可動体40が回転す
ることになる。ここに、可動体40に対して上向きに外
力が作用したときは、可動体本体41の上部が保持用開
口45aの周縁に当接することによって、可動体40の
上方への移動規制がなされる。また、押さえ体45が可
動体40の回転に伴って変形することがないように、押
さえ体45の周縁には上方に折曲された補強片45cが
略全周に形成される。
【0018】フランジ13には一対の長孔31が形成さ
れ、各長孔31を通して固定用ねじ32が挿通されてい
る。固定用ねじ32の中間部には取付金具30が挿通さ
れ、固定用ねじ32の先端部には取付金具30に対して
回り止めがなされたナット33が螺合する。取付金具3
0の基端部はカバー11の上部に枢着され、先端部がフ
ランジ13との距離を変えることができるようになって
いる。すなわち、取付金具30の基端部には、両側に一
対の軸突起30aが突設され、軸突起30aはカバー1
1の上部であって端子台14の側部に設けられた一対の
軸受部37aに枢着される。また、取付金具30には復
帰ばね34が連結され、先端部がフランジ13から離れ
る向きに付勢されている。さらに、フランジ13には、
配線器具用のスイッチボックスのような埋込ボックスに
螺合するボックスねじが挿通可能な固定孔19が形成さ
れている。
【0019】しかるに、ケース1を天井パネルに穿孔し
た取付孔に取り付けるときには、固定用ねじ32を緩
め、復帰ばね34のばね力により取付金具30の先端部
をフランジ13から離した状態とする(すなわち、取付
金具30の先端部間の距離を小さくする)。この状態
で、取付孔にカバー11および固定用ねじ32を挿入
し、天井パネルの表面にフランジ13を当接させる。次
に、固定用ねじ32を締め付けると、取付金具30の先
端部がフランジ13に近付くことになり、フランジ13
と取付金具30との間で取付孔の周部を挟持することが
できるのである。以上のようにしてケース1を天井パネ
ルに固定した後、フランジ13の下面を覆うように、化
粧プレート25を着脱自在に装着する。すなわち、化粧
プレート25の周壁内周面とフランジ13の外周面との
一部を凹凸係合させることによって、化粧プレート25
をベース12に着脱自在に結合するのである。
【0020】(実施例2)本実施例は、図3に示す構成
を有する。すなわち、実施例1では押さえ体45に対し
てばね片45bを連続一体に形成していたが、本実施例
では、図4に示すように、押さえ体45とばね片45b
とを別体に形成している。押さえ体45における保持用
開口45aの周部の1箇所には押さえ体45の一部を切
り起こして形成した互いに平行な一対の保持片45dを
設け、両保持片45dの間にばね片45bの基部を配置
してばね片45bの位置ずれを防止してある。また、ば
ね片45bは、押さえ体45をベース12に固定する固
定ねじ46によって、押さえ体45とともにベース12
に固定される。
【0021】この構成では、押さえ体45とばね片45
bとに異なる材料を用いることができ、たとえば、押さ
え体45には外力による変形の少ない厚肉の板金を用
い、ばね片45bには弾性に優れた板金を用いることが
できる。したがって、押さえ体45には補強片45cを
形成していない。他の構成は実施例1と同様である。ま
た、実施例1および実施例2では、押さえ体45および
ばね片45bを板金により形成しているから、上下方向
の寸法を比較的小さくすことが可能である。
【0022】(実施例3)本実施例は、図5に示す構成
を有する。すなわち、押さえ体45は合成樹脂の成形品
によって可動体40の上面の略全面を覆うドーム状の覆
い板45hを備える形状に形成され、開口周縁の外周面
の2箇所に固定片45eが突設されており、かつ合成樹
脂の成形品よりなる接触子47にばね力を有した弾性片
47d,47eを連続一体に形成し、この接触子47を
押さえ体45に結合した点が実施例1と相違する。
【0023】さらに詳しく説明すると、図6に示すよう
に、押さえ体45は、可動体40の上面を覆うドーム状
の覆い板45hを備え、かつ押さえ体45の下端内周縁
である保持用開口45aの中に可動体40の上部が挿入
されるように形成されている。覆い板45hの中央部に
は透孔45fが貫設されている。一方、接触子47は、
透孔45fに挿通される軸部47cを備え、軸部47c
の上端部には下方に向かって互いの距離を広げるように
斜め下方に突出した一対の弾性片47dが連続一体に形
成され、かつ軸部47cの下部には上方に向かって互い
の距離を広げるように斜め上方に突出した一対の弾性片
47eが連続一体に形成される。接触子47の下面が滑
らかな凸曲面に形成されていることはもちろんのことで
ある。
【0024】したがって、接触子47の軸部47cを押
さえ体45の透孔45fに挿通すると、弾性片47dと
弾性片47eとの間に透孔45fの周部が挟持され、接
触子47が押さえ体45に結合されるのである。また、
弾性片47eのばね力によって可動体40が下向きに付
勢される。上記構成では、押さえ体40については機械
的強度の大きな材料を用い、接触子47には潤滑性に優
れかつ弾性に優れた材料を選択することによって、目的
に応じた材料選択が可能になるのである。他の構成は実
施例1と同様である。
【0025】(実施例4)本実施例は、図7に示すよう
に構成したものであって、押さえ体45および接触子4
7を合成樹脂の成形品で連続一体に形成してある。すな
わち、押さえ体45は平板状に形成されており、図8に
示すように、保持用開口45aの周部の2箇所で固定ね
じ46が挿通される部位に連続一体に突台45iが突設
される。両突台45iの間にはばね片45gが連続一体
に架設される。ばね片45gは上下方向に蛇行する形状
に形成されて上下方向に可撓となっているのであり、ば
ね片45gの中央部の下面に接触子47が連続一体に突
設されるのである。他の構成は実施例1と同様であっ
て、本実施例の構成では、押さえ体45と接触子47と
が連続一体に形成され、かつ接触子47を下向きに付勢
するばね片45gも連続一体に形成されているから、構
成部品数が少なくなるという利点がある。
【0026】(実施例5)本実施例は、図9に示す構成
を有し、実施例4の構成に比較すると、突台45i、ば
ね片45g、接触子47を連続一体に形成した部材と、
押さえ板45とを別部材とした点で相違する。すなわ
ち、実施例4の構成では押さえ体45が合成樹脂の成形
品であって可撓性が要求されるばね片45gと連続一体
に形成されているものであるから、保持用開口45aの
周部で可動体40の移動規制を行うために、押さえ体4
5を比較的厚肉に形成する必要があったが、本実施例で
は機械的強度が要求される押さえ体45と可撓性が要求
されるばね片45gとを分離したことによって、図10
に示すように、押さえ体45に機械的強度の大きな薄肉
の材料を用いることができるようにしているのである。
実際には、押さえ体45として板金を用いることによっ
て機械的強度を向上させ、接触子47とばね片45gと
の一体物を潤滑性および弾性に優れた合成樹脂の成形品
で形成している。ここに、ばね片45gのばね定数を小
さく設定できるように材料を選択すれば、多少の寸法誤
差があっても操作感触の変化を少なくすることができ
る。他の構成は実施例4と同様である。
【0027】(実施例6)本実施例は、図11に示す構
成を有するものであって、実施例2に対して押さえ体4
5の形状を変えたものである。すなわち、押さえ体45
は、上下方向の中心線を有する円筒状に形成され、外周
面の2箇所に固定片45eを有する形状に合成樹脂の成
形品によって形成されている。したがって、図12に示
すように、押さえ体45の下端縁が保持用開口45aに
なる。ここに、押さえ体45は上下方向に中心線を有し
た円筒状であるから、可動体40の上方への移動を規制
する機械的強度を大きく取ることができる。ばね片45
bは板金により形成され、押さえ体45をベース12に
固定する固定ねじ46によって一端部が押さえ体45と
ともにベース12に固定される。
【0028】本実施例の構成では、押さえ体45の機械
的強度を確保して可動体40の上方への移動を確実に規
制し、ばね片45bのばね定数を小さくして寸法誤差に
よる可動体40の操作感触の変化を少なくし、かつ接触
子47に潤滑性や耐摩耗性に優れた材料を用いることが
できるのである。他の構成は実施例1と同様であるから
説明を省略する。
【0029】
【発明の効果】本発明は、球状の可動体の中に熱線セン
サを設け、熱線センサに熱線を導入する可動体の透過部
を露出させるようにケースに設けた露出窓の周縁と、ケ
ースに固定された押さえ体に設けた保持用開口の周縁と
の間に可動体を配置しているのであり、可動体の外周面
において保持用開口の内側となる部位に位置規制用凹所
を形成して位置規制用凹所の底面に複数個の窪みを形成
し、可動体の回転に伴っていずれかの窪みに先端部が弾
接する接触子をケースの定位置に設けているので、接触
子が窪みに弾接することによって可動体の回転時に節動
が付与されることになる。すなわち、接触子と窪みとが
係合することによって、可動体に軽く触れたり可動体に
外部からの振動が作用する程度では、可動体の向きは変
化せず検知領域の安定性が高くなるという利点があり、
かつ、可動体の向きを変更する際には、クリック感があ
るから確実な操作感を与えることになって信頼感の向上
につながる利点もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1の全体構成を示す分解斜視図である。
【図2】実施例1の要部の断面図である。
【図3】実施例2の全体構成を示す分解斜視図である。
【図4】実施例2の要部の断面図である。
【図5】実施例3の全体構成を示す分解斜視図である。
【図6】実施例3の要部の断面図である。
【図7】実施例4の全体構成を示す分解斜視図である。
【図8】実施例4の要部の断面図である。
【図9】実施例5の全体構成を示す分解斜視図である。
【図10】実施例5の要部の断面図である。
【図11】実施例6の全体構成を示す分解斜視図であ
る。
【図12】実施例6の要部の断面図である。
【図13】実施例のブロック回路図である。
【符号の説明】
1 ケース 2 熱線センサ 3 制御部 4 スイッチ要素 16 露出窓 40 可動体 41b 位置規制用凹所 41c 窪み 42 受光レンズ 45 押さえ体 45a 保持用開口 45b ばね片 45g ばね片 45h 覆い板 47 接触子 47c 軸部 47d 弾性片 47e 弾性片

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 天井に取着されるケースと、人体から放
    射される熱線を検知する熱線センサと、熱線センサの出
    力に基づいて人体の存否に対応するようにオン・オフさ
    れるスイッチ要素と、熱線センサが収納されるとともに
    熱線センサの検知面に対向する部位に熱線が透過する透
    過部を備えケースの下面に穿孔された露出窓を通して透
    過部が露出するようにケースに対して回転可能に取着さ
    れた球状の可動体と、露出窓に対向する保持用開口を有
    し可動体を露出窓の周縁と保持用開口の周縁との間に配
    置するようにケースに対して固定された押さえ体とを備
    え、可動体の外周面において保持用開口の内側となる部
    位には位置規制用凹所が形成され、位置規制用凹所の底
    面には複数個の窪みが形成され、可動体の回転に伴って
    いずれかの窪みに先端部が弾接することによって可動体
    の回転に節動を与える接触子が押さえ体に結合されて成
    ることを特徴とする天井取付形熱線感知式自動スイッ
    チ。
  2. 【請求項2】 押さえ体は板状であって、接触子は押さ
    え体における保持用開口の周縁の1箇所から連続一体に
    突設されたばね片の先端部に取着され、ばね片により可
    動体に向かって付勢されることを特徴とする請求項1記
    載の天井取付形熱線感知式自動スイッチ。
  3. 【請求項3】 押さえ体は板状であって、接触子は押さ
    え体における保持用開口の周部の1箇所に固定された押
    さえ体とは別体のばね片の先端部に取着され、ばね片に
    より可動体に向かって付勢されることを特徴とする請求
    項1記載の天井取付形熱線感知式自動スイッチ。
  4. 【請求項4】 押さえ体は可動体の上面の略全面を覆う
    覆い板を備え、接触子は覆い板に挿通される軸部を一体
    に備え、軸部には覆い板の表裏両面にそれぞれ当接して
    軸部の軸方向にばね力を付与する一組の弾性片が一体に
    形成され、弾性片により可動体に向かって付勢されるこ
    とを特徴とする請求項1記載の天井取付形熱線感知式自
    動スイッチ。
  5. 【請求項5】 押さえ体は板状であって、接触子は押さ
    え体における保持用開口の周部の2箇所に跨がる形で押
    さえ板に一体に連続するばね片の中間部に一体に固着さ
    れ、ばね片により可動体に向かって付勢されることを特
    徴とする請求項1記載の天井取付形熱線感知式自動スイ
    ッチ。
  6. 【請求項6】 押さえ体は板状であって、接触子は押さ
    え体における保持用開口のの周部の2箇所に跨がる形で
    押さえ板に固定された押さえ体とは別体のばね片の中間
    部に一体に固着され、ばね片により可動体に向かって付
    勢されることを特徴とする請求項1記載の天井取付形熱
    線感知式自動スイッチ。
  7. 【請求項7】 押さえ体は上下方向の中心線を有する円
    筒状であって、接触子は押さえ体における保持用開口の
    周部の1箇所に固定された押さえ体とは別体のばね片の
    先端部に取着され、ばね片により可動体に向かって付勢
    されることを特徴とする請求項1記載の天井取付形熱線
    感知式自動スイッチ。
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CN101630022A (zh) * 2008-07-18 2010-01-20 松下电工株式会社 具有热射线传感器的自动开关
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TWI471887B (zh) * 2008-07-18 2015-02-01 Panasonic Corp 具有熱射線感測器的自動開關
KR20190001903U (ko) * 2018-01-18 2019-07-26 모은영 결합분리형 소방용 경보장치의 발신기

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