JPH06251684A - 電磁式リレー - Google Patents
電磁式リレーInfo
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- JPH06251684A JPH06251684A JP3577893A JP3577893A JPH06251684A JP H06251684 A JPH06251684 A JP H06251684A JP 3577893 A JP3577893 A JP 3577893A JP 3577893 A JP3577893 A JP 3577893A JP H06251684 A JPH06251684 A JP H06251684A
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- contact layers
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- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01F—MAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
- H01F17/00—Fixed inductances of the signal type
- H01F17/0006—Printed inductances
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01H—ELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
- H01H50/00—Details of electromagnetic relays
- H01H50/005—Details of electromagnetic relays using micromechanics
- H01H2050/007—Relays of the polarised type, e.g. the MEMS relay beam having a preferential magnetisation direction
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01H—ELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
- H01H50/00—Details of electromagnetic relays
- H01H50/005—Details of electromagnetic relays using micromechanics
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 固定接点層間を閉成状態に移行させた後は、
閉成状態を維持するために直流電圧を印加する必要のな
い自己保持方式の電磁式リレーを提供する。 【構成】 電磁式マイクロリレーは、固定部基体20と
可動部基体40とスペーサ50とを含んでいる。固定部
基体20の両端部には固定接点層5a、5bと7a、7
bとが各々形成されており、その略中間位置に永久磁石
1が取付けられている。可動部基体40は、可動片21
aと枢支部21bと枠体部21cとにより一体的に形成
されている。可動片21aには、フェライト基板3と対
向する表面上にパーマロイ吸着層29が形成されてお
り、その両端部に可動接点層33aと33bとが各々形
成されている。また固定部基体20にはコイル9a、9
bも取付けられている。
閉成状態を維持するために直流電圧を印加する必要のな
い自己保持方式の電磁式リレーを提供する。 【構成】 電磁式マイクロリレーは、固定部基体20と
可動部基体40とスペーサ50とを含んでいる。固定部
基体20の両端部には固定接点層5a、5bと7a、7
bとが各々形成されており、その略中間位置に永久磁石
1が取付けられている。可動部基体40は、可動片21
aと枢支部21bと枠体部21cとにより一体的に形成
されている。可動片21aには、フェライト基板3と対
向する表面上にパーマロイ吸着層29が形成されてお
り、その両端部に可動接点層33aと33bとが各々形
成されている。また固定部基体20にはコイル9a、9
bも取付けられている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電磁式リレーに関し、特
に微小な機械的動作により接点間の開閉動作が行なわれ
る電磁式リレーに関するものである。
に微小な機械的動作により接点間の開閉動作が行なわれ
る電磁式リレーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】プレーナ技術により作製され、微小な機
械要素を構成するもの(マイクロマシン)の電磁式リレ
ーの1つが特願平3−273800号公報に提案されて
いる。以下、この電磁式リレーを従来例として図を用い
て説明する。
械要素を構成するもの(マイクロマシン)の電磁式リレ
ーの1つが特願平3−273800号公報に提案されて
いる。以下、この電磁式リレーを従来例として図を用い
て説明する。
【0003】図19は、従来の電磁式リレーの構成を概
略的に示す分解斜視図である。また図20は、図19の
B−B線に沿う概略断面図である。図19および図20
を参照して、従来の電磁式リレーは、固定部基体120
と、可動部基体140と、スペーサ150とを有してい
る。
略的に示す分解斜視図である。また図20は、図19の
B−B線に沿う概略断面図である。図19および図20
を参照して、従来の電磁式リレーは、固定部基体120
と、可動部基体140と、スペーサ150とを有してい
る。
【0004】固定部基体120は、セラミック基板10
3と、固定接点層105a、105b、107a、10
7bと、電磁式マグネット109a、109bとを有し
ている。セラミック基板103の一方端部の表面上には
固定接点層102a、102bが、またセラミック基板
103の他方端部の表面上には固定接点層107a、1
07bが各々形成されている。またセラミック基板10
3の中央付近には2つの貫通孔103a、103bが形
成されている。この貫通孔103a、103bの各々に
は電磁式マグネット109a、109bが取付けられて
いる。
3と、固定接点層105a、105b、107a、10
7bと、電磁式マグネット109a、109bとを有し
ている。セラミック基板103の一方端部の表面上には
固定接点層102a、102bが、またセラミック基板
103の他方端部の表面上には固定接点層107a、1
07bが各々形成されている。またセラミック基板10
3の中央付近には2つの貫通孔103a、103bが形
成されている。この貫通孔103a、103bの各々に
は電磁式マグネット109a、109bが取付けられて
いる。
【0005】電磁式マグネット109a(109b)
は、図21に示すようにコイル111a(111b)
と、コア113a(113b)とを有している。このコ
イル111a(111b)はコア113a(113b)
の中の芯の周りに、たとえば周りを絶縁物で被覆された
銅線により約30ターンずつ巻いて作成されている。
は、図21に示すようにコイル111a(111b)
と、コア113a(113b)とを有している。このコ
イル111a(111b)はコア113a(113b)
の中の芯の周りに、たとえば周りを絶縁物で被覆された
銅線により約30ターンずつ巻いて作成されている。
【0006】可動部基体140は、可動片121aと、
枢支部121bと、枠体部121cと、可動接点層13
3a、133bと、吸着部135a、135bとを含ん
でいる。可動片121aは、その側面中央部の枢支部1
21bを介在して枠体部121cに一体的に結合されて
いる。またこの可動片121aと枢支部121bと枠体
部121cとは、シリコンよりなっている。可動片12
1aは前片部122aと後片部122bとからなる。可
動片121aの表面および枠体部121cの表面上、裏
面上には、シリコン酸化層123が形成されている。こ
のシリコン酸化層123とクロム(Cr)層125とを
介在して、可動片121aの端部表面上には一対の可動
接点層133a、133bが形成されている。また可動
片121aの中央部付近には、一対の吸着部135a、
135bが形成されている。
枢支部121bと、枠体部121cと、可動接点層13
3a、133bと、吸着部135a、135bとを含ん
でいる。可動片121aは、その側面中央部の枢支部1
21bを介在して枠体部121cに一体的に結合されて
いる。またこの可動片121aと枢支部121bと枠体
部121cとは、シリコンよりなっている。可動片12
1aは前片部122aと後片部122bとからなる。可
動片121aの表面および枠体部121cの表面上、裏
面上には、シリコン酸化層123が形成されている。こ
のシリコン酸化層123とクロム(Cr)層125とを
介在して、可動片121aの端部表面上には一対の可動
接点層133a、133bが形成されている。また可動
片121aの中央部付近には、一対の吸着部135a、
135bが形成されている。
【0007】固定部基体120と可動部基体140と
は、固定接点層と可動接点層133a、133bとが対
向するようにスペーサ150を介在して配置されてい
る。
は、固定接点層と可動接点層133a、133bとが対
向するようにスペーサ150を介在して配置されてい
る。
【0008】次に、従来の電磁式リレーの動作について
説明する。図20を参照して、まず電磁式マグネット1
09aのコイル111aに直流電圧が印加される。これ
により、電磁式マグネット109aに起磁力が生起し、
可動片121aの前片部122aは枢支部121bを支
点として電磁式マグネット109a側へ撓んで変位す
る。この変位により可動接点層133aが固定接点層1
05a、105bに接触し、両固定接点層105aと1
05bとの間が閉成される。
説明する。図20を参照して、まず電磁式マグネット1
09aのコイル111aに直流電圧が印加される。これ
により、電磁式マグネット109aに起磁力が生起し、
可動片121aの前片部122aは枢支部121bを支
点として電磁式マグネット109a側へ撓んで変位す
る。この変位により可動接点層133aが固定接点層1
05a、105bに接触し、両固定接点層105aと1
05bとの間が閉成される。
【0009】上記直流電圧の印加を断つと、可動片12
1aは枢支部121bの捩じれ復元力で現状に復帰し両
固定接点層105aと105bとの間が解放される。ま
た電磁式マグネット109bのコイル111bに直流電
圧を印加することにより可動片121aの後片部122
bも上記と同様の動作を行なう。
1aは枢支部121bの捩じれ復元力で現状に復帰し両
固定接点層105aと105bとの間が解放される。ま
た電磁式マグネット109bのコイル111bに直流電
圧を印加することにより可動片121aの後片部122
bも上記と同様の動作を行なう。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】以上のように従来の電
磁式リレーは構成されている。
磁式リレーは構成されている。
【0011】しかしながら、従来の電磁式リレーでは、
たとえば固定接点層105aと105bとの間を閉成さ
せるためには、コイル111aに直流電圧を印加しなけ
ればならない。また直流電圧の印加を断つと可動片12
1aは現状に復帰するため、固定接点層105aと10
5bとの間の閉成状態を維持させるには直流電圧を印加
し続ける必要がある。
たとえば固定接点層105aと105bとの間を閉成さ
せるためには、コイル111aに直流電圧を印加しなけ
ればならない。また直流電圧の印加を断つと可動片12
1aは現状に復帰するため、固定接点層105aと10
5bとの間の閉成状態を維持させるには直流電圧を印加
し続ける必要がある。
【0012】このように、従来の電磁式リレーでは、閉
成状態への移行時のみならず閉成状態を維持するにも直
流電圧を印加する必要があり、電力消費および温度上昇
の点から好ましくない。
成状態への移行時のみならず閉成状態を維持するにも直
流電圧を印加する必要があり、電力消費および温度上昇
の点から好ましくない。
【0013】本発明は、上記のような問題点を解決する
ためになされたもので、固定接点層間を閉成状態に移行
させた後は閉成状態を維持するために直流電圧を印加す
る必要のない自己保持方式の電磁式リレーを提供するこ
とを目的とする。
ためになされたもので、固定接点層間を閉成状態に移行
させた後は閉成状態を維持するために直流電圧を印加す
る必要のない自己保持方式の電磁式リレーを提供するこ
とを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明の電磁式リレー
は、微小な機械的動作により接点間の開閉動作が行なわ
れる電磁式リレーであって、磁性材料から形成された基
板と、基板に取付けられた電磁石用コイルと、基板の主
表面に互いに離れて配置された一対の固定接点層と、基
板の主表面と所定の距離を隔てて対面する磁性材料層を
有し、かつ変位可能に保持された可動片と、一対の固定
接点層の各々と所定の距離を隔てて対向するように磁性
材料層上に配置された一対の可動接点層とを備え、電磁
石用コイルに通電することにより、可動片が変位し、そ
れにより可動接点層の一方と固定接点層の一方とが接触
し、かつ可動接点層の他方と固定接点層の他方とが接触
しない動作状態となり、さらに、一対の固定接点層に挟
まれる基板の主表面の領域に可動片と間隙をもって配置
された永久磁石部材とを備え、それによって、動作状態
にするための電磁石用コイルへの通電を停止させても、
永久磁石部材が動作状態を保持する。
は、微小な機械的動作により接点間の開閉動作が行なわ
れる電磁式リレーであって、磁性材料から形成された基
板と、基板に取付けられた電磁石用コイルと、基板の主
表面に互いに離れて配置された一対の固定接点層と、基
板の主表面と所定の距離を隔てて対面する磁性材料層を
有し、かつ変位可能に保持された可動片と、一対の固定
接点層の各々と所定の距離を隔てて対向するように磁性
材料層上に配置された一対の可動接点層とを備え、電磁
石用コイルに通電することにより、可動片が変位し、そ
れにより可動接点層の一方と固定接点層の一方とが接触
し、かつ可動接点層の他方と固定接点層の他方とが接触
しない動作状態となり、さらに、一対の固定接点層に挟
まれる基板の主表面の領域に可動片と間隙をもって配置
された永久磁石部材とを備え、それによって、動作状態
にするための電磁石用コイルへの通電を停止させても、
永久磁石部材が動作状態を保持する。
【0015】
【作用】本発明の電磁式リレーにおいては、基板が磁性
材料よりなり、可動片は磁性材料層を有している。また
基板の所定位置には、永久磁石材料が配置されている。
このため、基板と可動片と永久磁石部材とにより磁気回
路が形成される。すなわち、永久磁石部材が起磁力を生
起し、これにより生じる磁束は上記の磁性体により形成
される通路に沿って形成されることになる。
材料よりなり、可動片は磁性材料層を有している。また
基板の所定位置には、永久磁石材料が配置されている。
このため、基板と可動片と永久磁石部材とにより磁気回
路が形成される。すなわち、永久磁石部材が起磁力を生
起し、これにより生じる磁束は上記の磁性体により形成
される通路に沿って形成されることになる。
【0016】この磁気回路は、一方の固定接点層と可動
接点層とを含む1の回路側と、他方の固定接点層と可動
接点層とを含む他の回路側とにわけることができる。こ
の磁気回路において電磁石用コイルに未通電の状態では
1の回路側と他の回路側とは等価となるように設定され
ている。それゆえ、固定接点層と可動接点層との間に磁
束密度の大きさに比例して生じる吸引力は、1の回路側
と他の回路側とで等しい。しかし、一旦、電磁石用コイ
ルに通電し動作状態にすると、接触状態となる固定接点
層と可動接点層間の方が非接触状態の固定接点層と可動
接点層間に比較して磁束が通りやすくなる。すなわち、
1の回路側では他の回路側に比較して磁気抵抗が小さく
なる。このため、1の回路側で接触状態にある固定接点
層と可動接点層との間で生じる吸引力は、他の回路側で
非接触状態にある固定接点層と可動接点層との間に生じ
る吸引力よりも大きくなる。よって、電磁石用コイルの
通電を断っても、上記の動作状態が保持される。したが
って、動作状態に一旦移行させた後、その状態を保持す
るために電磁石用コイルに電圧を印加する必要がなく、
電力消費、温度上昇の点から好ましい。
接点層とを含む1の回路側と、他方の固定接点層と可動
接点層とを含む他の回路側とにわけることができる。こ
の磁気回路において電磁石用コイルに未通電の状態では
1の回路側と他の回路側とは等価となるように設定され
ている。それゆえ、固定接点層と可動接点層との間に磁
束密度の大きさに比例して生じる吸引力は、1の回路側
と他の回路側とで等しい。しかし、一旦、電磁石用コイ
ルに通電し動作状態にすると、接触状態となる固定接点
層と可動接点層間の方が非接触状態の固定接点層と可動
接点層間に比較して磁束が通りやすくなる。すなわち、
1の回路側では他の回路側に比較して磁気抵抗が小さく
なる。このため、1の回路側で接触状態にある固定接点
層と可動接点層との間で生じる吸引力は、他の回路側で
非接触状態にある固定接点層と可動接点層との間に生じ
る吸引力よりも大きくなる。よって、電磁石用コイルの
通電を断っても、上記の動作状態が保持される。したが
って、動作状態に一旦移行させた後、その状態を保持す
るために電磁石用コイルに電圧を印加する必要がなく、
電力消費、温度上昇の点から好ましい。
【0017】
【実施例】以下、本発明の一実施例における電磁式マイ
クロリレーについて図を用いて説明する。
クロリレーについて図を用いて説明する。
【0018】図1は、本発明の一実施例における電磁式
マイクロリレーの構成を概略的に示す分解斜視図であ
る。また図2は、図1のA−A線に沿う概略断面図であ
る。図1と図2を参照して、電磁式マイクロリレーは、
固定部基体20と、可動部基体40と、スペーサ50と
を有している。
マイクロリレーの構成を概略的に示す分解斜視図であ
る。また図2は、図1のA−A線に沿う概略断面図であ
る。図1と図2を参照して、電磁式マイクロリレーは、
固定部基体20と、可動部基体40と、スペーサ50と
を有している。
【0019】固定部基体20は、永久磁石1と、フェラ
イト基板3と、固定接点層5a、5b、7a、7bと、
コイル9a、9bとを含んでいる。フェライト基板3の
一方端部の表面上には固定接点層5a、5bが、また他
方端部の表面上には固定接点層7a、7bが各々形成さ
れている。この固定接点層5a、5bと7a、7bとの
略中間位置には、永久磁石1がフェライト基板3に取付
けられている。永久磁石1と固定接点層5a、5bとの
間にはコイル9aが、永久磁石1と固定接点層7a、7
bとの間にはコイル9bが各々フェライト基板3に約3
0ターン巻かれて形成されている。
イト基板3と、固定接点層5a、5b、7a、7bと、
コイル9a、9bとを含んでいる。フェライト基板3の
一方端部の表面上には固定接点層5a、5bが、また他
方端部の表面上には固定接点層7a、7bが各々形成さ
れている。この固定接点層5a、5bと7a、7bとの
略中間位置には、永久磁石1がフェライト基板3に取付
けられている。永久磁石1と固定接点層5a、5bとの
間にはコイル9aが、永久磁石1と固定接点層7a、7
bとの間にはコイル9bが各々フェライト基板3に約3
0ターン巻かれて形成されている。
【0020】可動部基体40は、可動片21aと、枢支
部21bと、枠体部21cと、パーマロイ吸着層29
と、パーマロイスペーサ層31a、31bと、可動接点
層33a、33bとを含んでいる。可動片21aは、そ
の側面中央において枢支部21bを介在して枠体部21
cと一体的に結合されている。可動片21aの表面全面
には、シリコン酸化層23aとクロム(Cr)層25と
を介在してパーマロイ吸着層29が形成されている。こ
のパーマロイ吸着層29の表面上であって、可動片21
aの両端部には各々可動接点層33a、33bが形成さ
れている。また枠体部21cの表面および裏面全面には
各々シリコン酸化層23a、23bが形成されている。
シリコン酸化層23aの表面上であって枠体部21cの
両端部には、クロム層25を介在してパーマロイスペー
サ層31a、31bが形成されている。
部21bと、枠体部21cと、パーマロイ吸着層29
と、パーマロイスペーサ層31a、31bと、可動接点
層33a、33bとを含んでいる。可動片21aは、そ
の側面中央において枢支部21bを介在して枠体部21
cと一体的に結合されている。可動片21aの表面全面
には、シリコン酸化層23aとクロム(Cr)層25と
を介在してパーマロイ吸着層29が形成されている。こ
のパーマロイ吸着層29の表面上であって、可動片21
aの両端部には各々可動接点層33a、33bが形成さ
れている。また枠体部21cの表面および裏面全面には
各々シリコン酸化層23a、23bが形成されている。
シリコン酸化層23aの表面上であって枠体部21cの
両端部には、クロム層25を介在してパーマロイスペー
サ層31a、31bが形成されている。
【0021】この固定部基体20と可動部基体40と
は、スペーサ50を介在して、固定接点層5a、5bと
可動接点層33aとが、また固定接点層7a、7bと可
動接点層33bとが各々対向するように配置される。ま
た、この配置に際して、永久磁石1は、可動片21aと
所定の間隙を有している。
は、スペーサ50を介在して、固定接点層5a、5bと
可動接点層33aとが、また固定接点層7a、7bと可
動接点層33bとが各々対向するように配置される。ま
た、この配置に際して、永久磁石1は、可動片21aと
所定の間隙を有している。
【0022】なお、図1においては、説明の便宜上、可
動部基体40を表裏逆転させて示してある。
動部基体40を表裏逆転させて示してある。
【0023】また、図1における永久磁石1の先端(S
部)の形状は、図3の斜視図に示すように凸形状であっ
てもよい。このような形状にした場合、可動片21aが
変位しても永久磁石1aに接触しがたく、可動片21a
の変位量を大きく設定することが可能となる。
部)の形状は、図3の斜視図に示すように凸形状であっ
てもよい。このような形状にした場合、可動片21aが
変位しても永久磁石1aに接触しがたく、可動片21a
の変位量を大きく設定することが可能となる。
【0024】次に、電磁式マイクロリレーの各部の製造
方法について説明する。図4〜図7は、本発明の一実施
例における電磁式マイクロリレーの固定部基体の製造方
法を工程順に示す概略断面図である。図4を参照して、
電磁式のマグネットとなるフェライト基板3上に、絶縁
用のシリコン酸化層11がCVD(Chemical
Vapour Deposition)法により1μm
の厚みで堆積される。この後、固定接点となる金(A
u)層がEB(ElectronBeam)蒸着法によ
り1μmの厚みで堆積される。
方法について説明する。図4〜図7は、本発明の一実施
例における電磁式マイクロリレーの固定部基体の製造方
法を工程順に示す概略断面図である。図4を参照して、
電磁式のマグネットとなるフェライト基板3上に、絶縁
用のシリコン酸化層11がCVD(Chemical
Vapour Deposition)法により1μm
の厚みで堆積される。この後、固定接点となる金(A
u)層がEB(ElectronBeam)蒸着法によ
り1μmの厚みで堆積される。
【0025】図5を参照して、金層4の表面全面にフォ
トレジスト41が塗布された後、パターニングが行なわ
れ、レジストパターン41が形成される。このレジスト
パターン41をマスクとしてイオンミリング法で金層4
のパターニングが行なわれ、これにより固定接点層5
a、5b、7a、7bが形成される。
トレジスト41が塗布された後、パターニングが行なわ
れ、レジストパターン41が形成される。このレジスト
パターン41をマスクとしてイオンミリング法で金層4
のパターニングが行なわれ、これにより固定接点層5
a、5b、7a、7bが形成される。
【0026】図6を参照して、ダイシング法または放電
加工法により、フェライト基板3にコイル巻線用および
永久磁石設置用の溝加工が施され、固定接点層5a、5
bと7a、7bとに挟まれる領域に溝が形成される。こ
の溝内であって、固定接点層5a、5bと7a、7bと
の略中間位置にたとえばサマリウム・コバルト(Sm−
Co)系永久磁石1が貼付けられる。
加工法により、フェライト基板3にコイル巻線用および
永久磁石設置用の溝加工が施され、固定接点層5a、5
bと7a、7bとに挟まれる領域に溝が形成される。こ
の溝内であって、固定接点層5a、5bと7a、7bと
の略中間位置にたとえばサマリウム・コバルト(Sm−
Co)系永久磁石1が貼付けられる。
【0027】図7を参照して、フェライト基板3と永久
磁石1とで構成された溝内に、たとえばまわりを絶縁物
で被覆された0.1mmの銅線がフェライト基板3に3
0ターン巻かれる。これにより、溝内であって永久磁石
1と固定接点層5a、5bとの間にはコイル9aが、永
久磁石1と固定接点層7a、7bとの間にはコイル9b
が各々作成される。これにより、固定部基体20が完成
する。
磁石1とで構成された溝内に、たとえばまわりを絶縁物
で被覆された0.1mmの銅線がフェライト基板3に3
0ターン巻かれる。これにより、溝内であって永久磁石
1と固定接点層5a、5bとの間にはコイル9aが、永
久磁石1と固定接点層7a、7bとの間にはコイル9b
が各々作成される。これにより、固定部基体20が完成
する。
【0028】図8〜図15は、本発明の一実施例におけ
る電磁式マイクロリレーの可動部基体の製造方法を工程
順に示す概略断面図である。まず図8を参照して、シリ
コン単結晶ウェハ21の表裏両面にたとえば熱酸化法に
よってシリコン酸化層23a、23bが各々形成され
る。なお、説明の便宜上シリコン酸化層23aが形成さ
れる面を表面とし、またシリコン酸化層23bが形成さ
れる面を裏面とする。
る電磁式マイクロリレーの可動部基体の製造方法を工程
順に示す概略断面図である。まず図8を参照して、シリ
コン単結晶ウェハ21の表裏両面にたとえば熱酸化法に
よってシリコン酸化層23a、23bが各々形成され
る。なお、説明の便宜上シリコン酸化層23aが形成さ
れる面を表面とし、またシリコン酸化層23bが形成さ
れる面を裏面とする。
【0029】図9を参照して、裏面のシリコン酸化層2
3bが、エッチングによりその周囲枠を残して除去加工
される。
3bが、エッチングによりその周囲枠を残して除去加工
される。
【0030】図10を参照して、パターニングされたシ
リコン酸化層23bをマスクとしてシリコン(Si)基
板21にKOH(水酸化カリウム)による異方性エッチ
ングが施され、これにより周囲枠内において露出するシ
リコン基板21が所定量除去加工される。
リコン酸化層23bをマスクとしてシリコン(Si)基
板21にKOH(水酸化カリウム)による異方性エッチ
ングが施され、これにより周囲枠内において露出するシ
リコン基板21が所定量除去加工される。
【0031】図11を参照して、シリコン基板21表面
上のシリコン酸化層23aに、フォトリソグラフィおよ
びエッチングにより、平面的に見てコ字が対向した形の
パターン孔が形成される。
上のシリコン酸化層23aに、フォトリソグラフィおよ
びエッチングにより、平面的に見てコ字が対向した形の
パターン孔が形成される。
【0032】図12を参照して、シリコン基板21の表
面全面に、クロム層25とめっき下地用のパーマロイ層
27が各々真空蒸着により積層して形成される。この
後、電気めっき法にて以下の表1に示す条件でパーマロ
イ層28が形成され、このパーマロイ層27と28とに
よりパーマロイ厚膜めっき層30が厚み250〜400
μmで構成される。
面全面に、クロム層25とめっき下地用のパーマロイ層
27が各々真空蒸着により積層して形成される。この
後、電気めっき法にて以下の表1に示す条件でパーマロ
イ層28が形成され、このパーマロイ層27と28とに
よりパーマロイ厚膜めっき層30が厚み250〜400
μmで構成される。
【0033】
【表1】
【0034】なお、クロム層25はシリコン酸化層23
aとパーマロイ層27との密着性を向上させるもので、
それゆえクロム層25がパーマロイ層27より先に成膜
される。
aとパーマロイ層27との密着性を向上させるもので、
それゆえクロム層25がパーマロイ層27より先に成膜
される。
【0035】図13を参照して、パーマロイ厚膜めっき
層30上に可動接点となる金(Au)層が真空蒸着によ
り厚み1μmで形成される。この金層にフォトリソグラ
フィおよびたとえばイオンミリング法などのエッチング
を施してパターニングすることにより可動接点層33
a、33bが形成される。この後、硝酸:過酸化水素:
純水=26:9:65の容積比のエッチャントを用いて
パーマロイ厚膜めっき層30とクロム層25とが順次エ
ッチングされる。なお、エッチャント組成中の過酸化水
素水はエッチング中のパーマロイの酸化を防止するため
に添加されている。
層30上に可動接点となる金(Au)層が真空蒸着によ
り厚み1μmで形成される。この金層にフォトリソグラ
フィおよびたとえばイオンミリング法などのエッチング
を施してパターニングすることにより可動接点層33
a、33bが形成される。この後、硝酸:過酸化水素:
純水=26:9:65の容積比のエッチャントを用いて
パーマロイ厚膜めっき層30とクロム層25とが順次エ
ッチングされる。なお、エッチャント組成中の過酸化水
素水はエッチング中のパーマロイの酸化を防止するため
に添加されている。
【0036】図14を参照して、このエッチングによ
り、パーマロイ厚膜めっき層からパーマロイ吸着層29
とパーマロイスペーサ層31a、31bとが形成され
る。この後、シリコン基板21の表裏両面に所定量のエ
ッチングが施される。なお、このエッチングに際して、
シリコン基板21の表面においては、シリコン酸化層2
3をマスクとしてシリコン基板21にエッチングがほど
こされる。
り、パーマロイ厚膜めっき層からパーマロイ吸着層29
とパーマロイスペーサ層31a、31bとが形成され
る。この後、シリコン基板21の表裏両面に所定量のエ
ッチングが施される。なお、このエッチングに際して、
シリコン基板21の表面においては、シリコン酸化層2
3をマスクとしてシリコン基板21にエッチングがほど
こされる。
【0037】図15を参照して、このエッチングによ
り、シリコン基板21から可動片21aと枢支部21b
と枠体部21cとが一体的形状を有するように形成され
る。
り、シリコン基板21から可動片21aと枢支部21b
と枠体部21cとが一体的形状を有するように形成され
る。
【0038】このように本発明の一実施例における電磁
式マイクロリレーの可動部基体40が完成される。
式マイクロリレーの可動部基体40が完成される。
【0039】上記のように完成された固定部基体20と
可動部基体40とが、たとえばガラスで形成されたスペ
ーサ50を介在して接着される。これにより、図2に示
す電磁式マイクロリレーが完成される。
可動部基体40とが、たとえばガラスで形成されたスペ
ーサ50を介在して接着される。これにより、図2に示
す電磁式マイクロリレーが完成される。
【0040】なお、本発明の一実施例における電磁式マ
イクロリレーの主要各部の諸寸法について以下に説明す
る。
イクロリレーの主要各部の諸寸法について以下に説明す
る。
【0041】図1と図2を参照して、パーマロイ吸着層
29の厚みは磁気吸引力の関係より250〜400μm
であり、可動部分の復元力とシリコンの降伏応力との関
係から可動片21aの幅Wは0.15〜0.25mm、
長さL0 は0.5〜1.5mm、厚みTは20〜30μ
mであり、パーマロイ吸着層29と電磁マグネット3と
のギャップL1 は150〜200μmであり、パーマロ
イ吸着層29と永久磁石1とのギャップL2 は10〜3
0μmである。
29の厚みは磁気吸引力の関係より250〜400μm
であり、可動部分の復元力とシリコンの降伏応力との関
係から可動片21aの幅Wは0.15〜0.25mm、
長さL0 は0.5〜1.5mm、厚みTは20〜30μ
mであり、パーマロイ吸着層29と電磁マグネット3と
のギャップL1 は150〜200μmであり、パーマロ
イ吸着層29と永久磁石1とのギャップL2 は10〜3
0μmである。
【0042】次に、本発明の一実施例における電磁式マ
イクロリレーの動作について説明する。
イクロリレーの動作について説明する。
【0043】図16(a)は、本発明の一実施例におけ
る電磁式マイクロリレーの磁性体各部におけるパーミア
ンスを示す概略的な斜視図である。また図16(b)
は、本発明の一実施例における電磁式マイクロリレーの
構成に対応した磁気回路図である。図16を参照して、
図中に用いられている符号Eは、永久磁石の起磁力であ
り、符号PとΦは下記の各部のパーミアンスと磁束を表
わす。
る電磁式マイクロリレーの磁性体各部におけるパーミア
ンスを示す概略的な斜視図である。また図16(b)
は、本発明の一実施例における電磁式マイクロリレーの
構成に対応した磁気回路図である。図16を参照して、
図中に用いられている符号Eは、永久磁石の起磁力であ
り、符号PとΦは下記の各部のパーミアンスと磁束を表
わす。
【0044】PM :永久磁石1内部のパーミアンス PG :永久磁石1とパーマロイ吸着層29間のギャップ
パーミアンス PF :永久磁石1とパーマロイ吸着層29間のもれパー
ミアンス PP a :図中左側のパーマロイ吸着層29内部のパーミ
アンス PP b :図中右側のパーマロイ吸着層29内部のパーミ
アンス Pg a :図中左側のギャップパーミアンス Pf a :図中左側の漏れパーミアンス Pg b :図中右側のギャップパーミアンス Pf b :図中右側の漏れパーミアンス Py a :図中左側のフェライトヨーク3内部のパーミア
ンス Py b :図中右側のフェライトヨーク3内部のパーミア
ンス Φa :図中左側のパーマロイ吸着層29内部の磁束 Φb :図中右側のパーマロイ吸着層29内部の磁束 Φg a :図中左側のギャップ磁束 Φf a :図中左側の漏れ磁束 Φg b :図中右側のギャップ磁束 Φf b :図中右側の漏れ磁束 図16(b)に示す矢印aに沿う磁気回路における全パ
ーミアンスをPa とし、矢印Bに沿う磁気回路の全パー
ミアンスをPb とすると、Pa とPb は以下の式で表わ
すことができる。
パーミアンス PF :永久磁石1とパーマロイ吸着層29間のもれパー
ミアンス PP a :図中左側のパーマロイ吸着層29内部のパーミ
アンス PP b :図中右側のパーマロイ吸着層29内部のパーミ
アンス Pg a :図中左側のギャップパーミアンス Pf a :図中左側の漏れパーミアンス Pg b :図中右側のギャップパーミアンス Pf b :図中右側の漏れパーミアンス Py a :図中左側のフェライトヨーク3内部のパーミア
ンス Py b :図中右側のフェライトヨーク3内部のパーミア
ンス Φa :図中左側のパーマロイ吸着層29内部の磁束 Φb :図中右側のパーマロイ吸着層29内部の磁束 Φg a :図中左側のギャップ磁束 Φf a :図中左側の漏れ磁束 Φg b :図中右側のギャップ磁束 Φf b :図中右側の漏れ磁束 図16(b)に示す矢印aに沿う磁気回路における全パ
ーミアンスをPa とし、矢印Bに沿う磁気回路の全パー
ミアンスをPb とすると、Pa とPb は以下の式で表わ
すことができる。
【0045】
【数1】
【0046】
【数2】
【0047】またオームの法則と同様、V=IRより、
E=Φ・1/Pが成立し、この式よりΦ=PE…とな
る。
E=Φ・1/Pが成立し、この式よりΦ=PE…とな
る。
【0048】ここで、図17に示すごとく本発明の一実
施例における電磁式マイクロリレーにおいて可動接点層
33aが固定接点層5a、5bを閉成している状態にあ
ると仮定する。この場合、PP a =PP b 、Py a =P
y b 、Pg a >Pg b 、Pf a >Pf b となり、、
式よりPa >Pb となる。これと上記の式より矢印A
に沿う磁気回路の方が矢印Bに沿う磁気回路に比較して
磁束が通りやすくなる。さらにフェライト基板3がパー
マロイ吸着層29の端部を引きつける吸引力は以下の式
で表わされる。
施例における電磁式マイクロリレーにおいて可動接点層
33aが固定接点層5a、5bを閉成している状態にあ
ると仮定する。この場合、PP a =PP b 、Py a =P
y b 、Pg a >Pg b 、Pf a >Pf b となり、、
式よりPa >Pb となる。これと上記の式より矢印A
に沿う磁気回路の方が矢印Bに沿う磁気回路に比較して
磁束が通りやすくなる。さらにフェライト基板3がパー
マロイ吸着層29の端部を引きつける吸引力は以下の式
で表わされる。
【0049】
【数3】
【0050】Bg :ギャップ磁束密度 S:ギャップ断面積 μ:空気の透磁率 この式より磁束の通りやすい矢印aに沿う磁気回路に
おいては、矢印bに沿う磁気回路に比較して吸引力が大
きくなり、Fa >Fb となる。これにより、コイル9
a、9bの通電を断っても、可動接点層33aは固定接
点層5a、5bを閉成する状態に保たれる。またこの場
合の接点荷重は、Fa −Fb −(枢支部の捩じれ復元
力)である。
おいては、矢印bに沿う磁気回路に比較して吸引力が大
きくなり、Fa >Fb となる。これにより、コイル9
a、9bの通電を断っても、可動接点層33aは固定接
点層5a、5bを閉成する状態に保たれる。またこの場
合の接点荷重は、Fa −Fb −(枢支部の捩じれ復元
力)である。
【0051】次に、自己保持用の永久磁石1の起磁力を
打ち消すようにコイルに直流電圧を印加すると、可動片
は枢支部の捩じれ復元力により元の状態へと復帰して、
固定接点層5a、5bの間が開放される。さらにコイル
に同方向の直流電圧を印加し続けると、図18に示す状
態へと移行する。すなわち、可動片は枢支部を支点とし
て固定接点7a、7b側へ撓んで変位する。このため、
可動接点層33aと固定接点層5a、5bとの接触状態
が開放され、可動接点層33bが固定接点層7a、7b
に接触して、両固定接点層7a、7bが閉成される。
打ち消すようにコイルに直流電圧を印加すると、可動片
は枢支部の捩じれ復元力により元の状態へと復帰して、
固定接点層5a、5bの間が開放される。さらにコイル
に同方向の直流電圧を印加し続けると、図18に示す状
態へと移行する。すなわち、可動片は枢支部を支点とし
て固定接点7a、7b側へ撓んで変位する。このため、
可動接点層33aと固定接点層5a、5bとの接触状態
が開放され、可動接点層33bが固定接点層7a、7b
に接触して、両固定接点層7a、7bが閉成される。
【0052】この場合、PP a =PP b 、Py a =P
y b 、Pg a <Pg b 、Pf a <Pf b となり、、
式よりPa <Pb となる。したがって、式より吸引力
Fa <Fb となる。、式より、固有の直流電圧の印
加が断たれても、可動接点層33bが固定接点層7a、
7b間を閉成する状態が保たれる。この場合の接点荷重
は、Fb −Fa −(枢支部の捩じれ復元力)である。
y b 、Pg a <Pg b 、Pf a <Pf b となり、、
式よりPa <Pb となる。したがって、式より吸引力
Fa <Fb となる。、式より、固有の直流電圧の印
加が断たれても、可動接点層33bが固定接点層7a、
7b間を閉成する状態が保たれる。この場合の接点荷重
は、Fb −Fa −(枢支部の捩じれ復元力)である。
【0053】このように、本発明の一実施例における電
磁式マイクロリレーにおいては、一旦いずれか一方の可
動接点層33aもしくは33bが固定接点層5a、5b
もしくは7a、7b間と閉成状態となった後は、コイル
の直流電圧の印加を断っても自己保持的にその状態が保
持されることとなる。よって、可動接点層が固定接点層
間を閉成する状態を維持させるためにコイルに直流電圧
を印加する必要がなく、電力消費、温度上昇の点から好
ましい。
磁式マイクロリレーにおいては、一旦いずれか一方の可
動接点層33aもしくは33bが固定接点層5a、5b
もしくは7a、7b間と閉成状態となった後は、コイル
の直流電圧の印加を断っても自己保持的にその状態が保
持されることとなる。よって、可動接点層が固定接点層
間を閉成する状態を維持させるためにコイルに直流電圧
を印加する必要がなく、電力消費、温度上昇の点から好
ましい。
【0054】なお、上記の実施例においては2つのコイ
ル9a、9bを備えた電磁式マイクロリレーについて説
明したが、コイルはいずれか1つだけであってもよい。
図2を参照して、コイル9aのみ作成した場合、固定接
点層5a、5bを可動接点層33aにより閉成状態とす
るには、コイル9aに吸引電圧を印加し、また固定接点
層7a、7bを可動接点層33bにより閉成状態とする
には、コイル9aに反発電圧を印加するように設定すれ
ば足りる。
ル9a、9bを備えた電磁式マイクロリレーについて説
明したが、コイルはいずれか1つだけであってもよい。
図2を参照して、コイル9aのみ作成した場合、固定接
点層5a、5bを可動接点層33aにより閉成状態とす
るには、コイル9aに吸引電圧を印加し、また固定接点
層7a、7bを可動接点層33bにより閉成状態とする
には、コイル9aに反発電圧を印加するように設定すれ
ば足りる。
【0055】
【発明の効果】本発明の電磁式リレーにおいては、基板
が磁性材料よりなり、可動片が磁性材料層を有してい
る。また基板の所定の位置には永久磁石材料が配置され
ている。この基板と可動片と永久磁石部材とにより形成
される磁気回路の磁束の働きにより、固定接点層と可動
接点層間が接触状態とされた後は、電磁石用コイルの通
電を断ってもその状態は自己保持的に保持される。した
がって、その状態を保持するために電磁石用コイルに電
圧を印加する必要がなく、電力消費、温度上昇の点から
好ましい。
が磁性材料よりなり、可動片が磁性材料層を有してい
る。また基板の所定の位置には永久磁石材料が配置され
ている。この基板と可動片と永久磁石部材とにより形成
される磁気回路の磁束の働きにより、固定接点層と可動
接点層間が接触状態とされた後は、電磁石用コイルの通
電を断ってもその状態は自己保持的に保持される。した
がって、その状態を保持するために電磁石用コイルに電
圧を印加する必要がなく、電力消費、温度上昇の点から
好ましい。
【図1】本発明の一実施例における電磁式マイクロリレ
ーの構成を概略的に示す分解斜視図である。
ーの構成を概略的に示す分解斜視図である。
【図2】図1のA−A線に沿う概略断面図である。
【図3】先端形状を変えた永久磁石の構成を概略的に示
す斜視図である。
す斜視図である。
【図4】本発明の一実施例における電磁式マイクロリレ
ーの固定部基体の製造方法の第1工程を示す概略断面図
である。
ーの固定部基体の製造方法の第1工程を示す概略断面図
である。
【図5】本発明の一実施例における電磁式マイクロリレ
ーの固定部基体の製造方法の第2工程を示す概略断面図
である。
ーの固定部基体の製造方法の第2工程を示す概略断面図
である。
【図6】本発明の一実施例における電磁式マイクロリレ
ーの固定部基体の製造方法の第3工程を示す概略断面図
である。
ーの固定部基体の製造方法の第3工程を示す概略断面図
である。
【図7】本発明の一実施例における電磁式マイクロリレ
ーの固定部基体の製造方法の第4工程を示す概略断面図
である。
ーの固定部基体の製造方法の第4工程を示す概略断面図
である。
【図8】本発明の一実施例における電磁式マイクロリレ
ーの可動部基体の製造方法の第1工程を示す概略断面図
である。
ーの可動部基体の製造方法の第1工程を示す概略断面図
である。
【図9】本発明の一実施例における電磁式マイクロリレ
ーの可動部基体の製造方法の第2工程を示す概略断面図
である。
ーの可動部基体の製造方法の第2工程を示す概略断面図
である。
【図10】本発明の一実施例における電磁式マイクロリ
レーの可動部基体の製造方法の第3工程を示す概略断面
図である。
レーの可動部基体の製造方法の第3工程を示す概略断面
図である。
【図11】本発明の一実施例における電磁式マイクロリ
レーの可動部基体の製造方法の第4工程を示す概略断面
図である。
レーの可動部基体の製造方法の第4工程を示す概略断面
図である。
【図12】本発明の一実施例における電磁式マイクロリ
レーの可動部基体の製造方法の第5工程を示す概略断面
図である。
レーの可動部基体の製造方法の第5工程を示す概略断面
図である。
【図13】本発明の一実施例における電磁式マイクロリ
レーの可動部基体の製造方法の第6工程を示す概略断面
図である。
レーの可動部基体の製造方法の第6工程を示す概略断面
図である。
【図14】本発明の一実施例における電磁式マイクロリ
レーの可動部基体の製造方法の第7工程を示す概略断面
図である。
レーの可動部基体の製造方法の第7工程を示す概略断面
図である。
【図15】本発明の一実施例における電磁式マイクロリ
レーの可動部基体の製造方法の第8工程を示す概略断面
図である。
レーの可動部基体の製造方法の第8工程を示す概略断面
図である。
【図16】本発明の一実施例における電磁式マイクロリ
レーの磁性体各部のパーミアンス、磁束を示す図であ
る。
レーの磁性体各部のパーミアンス、磁束を示す図であ
る。
【図17】本発明の一実施例における電磁式マイクロリ
レーの動作を説明するための概略断面図である。
レーの動作を説明するための概略断面図である。
【図18】本発明の一実施例における電磁式マイクロリ
レーの動作を説明するための概略断面図である。
レーの動作を説明するための概略断面図である。
【図19】従来の電磁式リレーの構成を概略的に示す分
解斜視図である。
解斜視図である。
【図20】図19のB−B線に沿う概略断面図である。
【図21】従来の電磁式リレーの電磁式マグネットの構
成を概略的に示す断面斜視図である。
成を概略的に示す断面斜視図である。
1 永久磁石 3 フェライト基板 5a、5b、7a、7b 固定接点層 9a、9b コイル 20 固定部基体 21a 可動片 21b 枢支部 21c 枠体部 29 パーマロイ吸着層 33a、33b 可動接点層 40 可動部基体 50 スペーサ
フロントページの続き (72)発明者 太田 賢司 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 (72)発明者 木村 和博 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内
Claims (1)
- 【請求項1】 微小な機械的動作により接点間の開閉動
作が行なわれる電磁式リレーであって、 磁性材料から形成された基板と、 前記基板に取付けられた電磁石用コイルと、 前記基板の主表面に互いに離れて配置された一対の固定
接点層と、 前記基板の主表面と所定の距離を隔てて対面する磁性材
料層を有し、かつ変位可能に保持された可動片と、 前記一対の固定接点層の各々と所定の距離を隔てて対向
するように前記磁性材料層上に配置された一対の可動接
点層とを備え、 前記電磁石用コイルに通電することにより、前記可動片
が変位し、それにより前記可動接点層の一方と前記固定
接点層の一方とが接触し、かつ前記可動接点層の他方と
前記固定接点層の他方とが接触しない動作状態となり、
さらに、 前記一対の固定接点層にはさまれる前記基板の主表面の
領域に前記可動片と間隙をもって配置された永久磁石部
材とを備え、 それによって、前記動作状態にするための前記電磁石用
コイルへの通電を停止させても、前記永久磁石部材が前
記動作状態を保持する、電磁式リレー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3577893A JPH06251684A (ja) | 1993-02-24 | 1993-02-24 | 電磁式リレー |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3577893A JPH06251684A (ja) | 1993-02-24 | 1993-02-24 | 電磁式リレー |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
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1993
- 1993-02-24 JP JP3577893A patent/JPH06251684A/ja not_active Withdrawn
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