JPH06251799A - 密閉形アルカリ蓄電池の製造方法及び該方法に用いる電極群捲回装置 - Google Patents
密閉形アルカリ蓄電池の製造方法及び該方法に用いる電極群捲回装置Info
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- JPH06251799A JPH06251799A JP5037064A JP3706493A JPH06251799A JP H06251799 A JPH06251799 A JP H06251799A JP 5037064 A JP5037064 A JP 5037064A JP 3706493 A JP3706493 A JP 3706493A JP H06251799 A JPH06251799 A JP H06251799A
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- Y02P70/50—Manufacturing or production processes characterised by the final manufactured product
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 渦巻状電極群の中心の空間に電解液保持体を
配置する。 【構成】 捲回芯として親水性多孔質固体からなる棒状
の芯体1を用いて、セパレータ2と正極3と負極4とを
重合した電極重合体5を作る。電極重合体5をベッド1
0の上に載せ、電極重合体5の芯体1が位置する部分を
加圧治具11によりベッド10に向かって加圧した状態
でベッドの表面に沿って転がして渦巻状電極群を形成す
る。渦巻状電極群中に芯体1を残したまま渦巻状電極群
を電池缶に収納し、芯体1に電解液を含浸させて電解液
保持体とする。
配置する。 【構成】 捲回芯として親水性多孔質固体からなる棒状
の芯体1を用いて、セパレータ2と正極3と負極4とを
重合した電極重合体5を作る。電極重合体5をベッド1
0の上に載せ、電極重合体5の芯体1が位置する部分を
加圧治具11によりベッド10に向かって加圧した状態
でベッドの表面に沿って転がして渦巻状電極群を形成す
る。渦巻状電極群中に芯体1を残したまま渦巻状電極群
を電池缶に収納し、芯体1に電解液を含浸させて電解液
保持体とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、渦巻状電極群を備えた
密閉形アルカリ蓄電池の製造方法及び電極群捲回装置に
関するものである。
密閉形アルカリ蓄電池の製造方法及び電極群捲回装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の渦巻状電極群を備えた密閉形アル
カリ蓄電池の製造方法では、捲回軸芯を中心にして二つ
折りにされたセパレータを介して配置された正負の電極
を捲回軸芯のまわりに渦巻状に巻いて渦巻状電極群を構
成し、渦巻状電極群を捲回軸芯から抜いた後、渦巻状電
極群を電池缶に挿入し、電解液を入れた後に電池缶に蓋
をして密封化することにより蓄電池を製造していた。従
来の方法で製造した渦巻状電極群の中心部分には、図3
に示すように捲回軸芯の大きさに相当する無駄な空間S
が存在していた。一方、ニッケル極を正極として用いる
密閉形アルカリ蓄電池においては、充放電を繰り返すう
ちにニッケル極が膨張してセパレータから電解液を吸収
し、セパレータが液涸れを起こすという問題が生じる。
この問題の解決方法としては、電解液量を増加させるこ
とが最も簡便な方法であるが、この場合、過充電時の内
圧上昇が大きくなるとともに、安全弁が作動するような
場合には、液漏れが生じるという問題が生じる。そこで
余分な電解液を保持体に吸収させて液漏れを防止すると
いう方法が提案された。具体的には、渦巻状電極群の中
心部分に存在する空間Sに電解液の保持体を挿入すると
いう方法が提案されている。
カリ蓄電池の製造方法では、捲回軸芯を中心にして二つ
折りにされたセパレータを介して配置された正負の電極
を捲回軸芯のまわりに渦巻状に巻いて渦巻状電極群を構
成し、渦巻状電極群を捲回軸芯から抜いた後、渦巻状電
極群を電池缶に挿入し、電解液を入れた後に電池缶に蓋
をして密封化することにより蓄電池を製造していた。従
来の方法で製造した渦巻状電極群の中心部分には、図3
に示すように捲回軸芯の大きさに相当する無駄な空間S
が存在していた。一方、ニッケル極を正極として用いる
密閉形アルカリ蓄電池においては、充放電を繰り返すう
ちにニッケル極が膨張してセパレータから電解液を吸収
し、セパレータが液涸れを起こすという問題が生じる。
この問題の解決方法としては、電解液量を増加させるこ
とが最も簡便な方法であるが、この場合、過充電時の内
圧上昇が大きくなるとともに、安全弁が作動するような
場合には、液漏れが生じるという問題が生じる。そこで
余分な電解液を保持体に吸収させて液漏れを防止すると
いう方法が提案された。具体的には、渦巻状電極群の中
心部分に存在する空間Sに電解液の保持体を挿入すると
いう方法が提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら図3に示
すように、渦巻状電極群の中心部分に存在する空間Sを
囲むようにして、セパレータの巻き始め部100がはみ
出している。この空間部分に後から電解液保持体を挿入
することは、セパレータの巻き始め部100が損傷して
電極間のショートを発生させたり、渦巻状電極群そのも
のを破壊する等の問題を生じさせることが多い。
すように、渦巻状電極群の中心部分に存在する空間Sを
囲むようにして、セパレータの巻き始め部100がはみ
出している。この空間部分に後から電解液保持体を挿入
することは、セパレータの巻き始め部100が損傷して
電極間のショートを発生させたり、渦巻状電極群そのも
のを破壊する等の問題を生じさせることが多い。
【0004】本発明の目的は、セパレータに損傷を与え
ずに渦巻状電極群の中心部に電解液保持体を備えた密閉
形アルカリ蓄電池を製造できる方法を提供することにあ
る。本発明の他の目的は、中心部に電解液保持体を備え
た渦巻状電極群を簡単に作ることができる電極群捲回装
置を提供することにある。
ずに渦巻状電極群の中心部に電解液保持体を備えた密閉
形アルカリ蓄電池を製造できる方法を提供することにあ
る。本発明の他の目的は、中心部に電解液保持体を備え
た渦巻状電極群を簡単に作ることができる電極群捲回装
置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1及び2の発明
は、捲回芯を中心にして二つ折りにしたセパレータの対
向する一対のセパレータ半部間に正および負の電極の一
方を挟み、一対のセパレータ半部の一方のセパレータ半
部の外側面上に正および負の電極の他方を重ねて電極重
合体を作る重合工程と、電極重合体を前記捲回芯の回り
に捲回して渦巻状電極群を作る捲回工程と、渦巻状電極
群を電池缶に収納する収納工程と、セパレータに電解液
を含浸させる含浸工程と、電池缶を密封する密封工程と
から密閉形アルカリ蓄電池を製造する方法を対象とす
る。
は、捲回芯を中心にして二つ折りにしたセパレータの対
向する一対のセパレータ半部間に正および負の電極の一
方を挟み、一対のセパレータ半部の一方のセパレータ半
部の外側面上に正および負の電極の他方を重ねて電極重
合体を作る重合工程と、電極重合体を前記捲回芯の回り
に捲回して渦巻状電極群を作る捲回工程と、渦巻状電極
群を電池缶に収納する収納工程と、セパレータに電解液
を含浸させる含浸工程と、電池缶を密封する密封工程と
から密閉形アルカリ蓄電池を製造する方法を対象とす
る。
【0006】請求項1の発明では、捲回芯として親水性
多孔質固体からなる棒状の芯体を用いる。そして渦巻状
電極群中に芯体を残したまま渦巻状電極群を電池缶に収
納し、芯体に電解液を含浸させて電解液保持体とする。
多孔質固体からなる棒状の芯体を用いる。そして渦巻状
電極群中に芯体を残したまま渦巻状電極群を電池缶に収
納し、芯体に電解液を含浸させて電解液保持体とする。
【0007】捲回芯として親水性多孔質固体からなる棒
状の芯体を用いる場合に、どの様にして電極重合体を芯
体のまわりに捲回するのか任意である。例えば、芯体の
強度をある程度高くしてその長さをある程度長くしてお
けば、芯体を中心軸として即ち芯体の両端を回転自在に
支持した状態で渦巻状電極群を形成することも可能であ
る。なおこの場合には、特別な芯体を用いる必要があ
り、また捲回後に芯体の両端部を切断する工程が必要に
なる。
状の芯体を用いる場合に、どの様にして電極重合体を芯
体のまわりに捲回するのか任意である。例えば、芯体の
強度をある程度高くしてその長さをある程度長くしてお
けば、芯体を中心軸として即ち芯体の両端を回転自在に
支持した状態で渦巻状電極群を形成することも可能であ
る。なおこの場合には、特別な芯体を用いる必要があ
り、また捲回後に芯体の両端部を切断する工程が必要に
なる。
【0008】請求項2の発明は、電極重合体の捲回の一
態様を特定するものであり、まず芯体として電池缶に収
納可能な長さを有するものを用いる。そして捲回工程で
は、電極重合体を平坦なベッド上に載置し、電極重合体
の芯体が位置する部分をベッドに向かって加圧した状態
でベッドの表面に沿って転がして芯体のまわりに電極重
合体を捲回し渦巻状電極群を形成する。
態様を特定するものであり、まず芯体として電池缶に収
納可能な長さを有するものを用いる。そして捲回工程で
は、電極重合体を平坦なベッド上に載置し、電極重合体
の芯体が位置する部分をベッドに向かって加圧した状態
でベッドの表面に沿って転がして芯体のまわりに電極重
合体を捲回し渦巻状電極群を形成する。
【0009】請求項3の発明は、捲回工程で用いる電極
群捲回装置を対象とする。この電極群捲回装置は、表面
上に電極重合体が載置されるベッドと、ベッドの表面と
対向し表面に沿って延びる当接面を有する第1の加圧治
具と、第1の加圧治具をベッドの表面に向かって付勢し
且つ表面と直交する垂直方向に移動自在に保持する第1
の垂直移動機構と、電極重合体の電極とセパレータ半部
との重合部分をベッドに向かって加圧する第2の加圧治
具と、第2の加圧治具をベッドの表面に向かって付勢し
且つ表面と直交する垂直方向に移動自在に保持する第2
の垂直移動機構と、第1及び第2の垂直移動機構を支持
してこれらをベッドの表面に沿って水平方向に移動させ
る水平移動機構とを具備する。
群捲回装置を対象とする。この電極群捲回装置は、表面
上に電極重合体が載置されるベッドと、ベッドの表面と
対向し表面に沿って延びる当接面を有する第1の加圧治
具と、第1の加圧治具をベッドの表面に向かって付勢し
且つ表面と直交する垂直方向に移動自在に保持する第1
の垂直移動機構と、電極重合体の電極とセパレータ半部
との重合部分をベッドに向かって加圧する第2の加圧治
具と、第2の加圧治具をベッドの表面に向かって付勢し
且つ表面と直交する垂直方向に移動自在に保持する第2
の垂直移動機構と、第1及び第2の垂直移動機構を支持
してこれらをベッドの表面に沿って水平方向に移動させ
る水平移動機構とを具備する。
【0010】
【作用】請求項1の発明のように、捲回芯として親水性
多孔質固体からなる棒状の芯体を用いれば、従来のよう
に渦巻状電極群を形成した後に、電解液保持体を電極群
中に挿入する必要がない。これにより、セパレータの損
傷によるショートの発生や、渦巻状電極群そのものの破
損を伴うことなく渦巻状電極群の中心部分に電解液保持
体を配置することができ、電池の長寿命化が可能となる
ものである。
多孔質固体からなる棒状の芯体を用いれば、従来のよう
に渦巻状電極群を形成した後に、電解液保持体を電極群
中に挿入する必要がない。これにより、セパレータの損
傷によるショートの発生や、渦巻状電極群そのものの破
損を伴うことなく渦巻状電極群の中心部分に電解液保持
体を配置することができ、電池の長寿命化が可能となる
ものである。
【0011】請求項2の発明では、芯体を回転自在に支
持して中心軸として電極重合体を捲回することなく、渦
巻状電極群を形成する。ベッドの上に電極重合体を置
き、電極重合体の芯体が位置する部分をベッドに向かっ
て加圧した状態でベッドの表面に沿って転がせば、芯体
のまわりに電極重合体を捲回できる。このようにする
と、芯体の強度を高くしたり、芯体の長さを長くした
り、捲回後に芯体の両端部を切断する必要が無く、簡単
に電極群を捲回できる。
持して中心軸として電極重合体を捲回することなく、渦
巻状電極群を形成する。ベッドの上に電極重合体を置
き、電極重合体の芯体が位置する部分をベッドに向かっ
て加圧した状態でベッドの表面に沿って転がせば、芯体
のまわりに電極重合体を捲回できる。このようにする
と、芯体の強度を高くしたり、芯体の長さを長くした
り、捲回後に芯体の両端部を切断する必要が無く、簡単
に電極群を捲回できる。
【0012】請求項3の電極群捲回装置によれば、簡単
に電極重合体を捲回することができる。
に電極重合体を捲回することができる。
【0013】
【実施例】以下図面を参照して本発明の方法の実施例を
詳細に説明する。
詳細に説明する。
【0014】図1は、重合工程で製造した電極重合体5
の一例の側面図である。この電極重合体5では、捲回芯
として親水性多孔質固体からなる棒状の芯体1を用いて
いる。芯体1は、厚さ0.15mmのポリアミド不織布を
直径0.5mmの芯のまわりに巻き付けて直径3mmの円柱
を作り、この円柱から芯を除去して形成した。端部はセ
ルロース系の水溶性ポリマによって接着した。芯体1は
電池缶に収納可能な長さを有している。この芯体1を中
心にしてセパレータ2を二つ折りにし、対向する一対の
セパレータ半部2a,2b間に正極を挟み、一方のセパ
レータ半部2aの外側面上に負極4を重合して電極合体
体5を形成した。本実施例では、正極3として焼結式N
i極を用い、負極4としてペースト式Cd極を用いた。
の一例の側面図である。この電極重合体5では、捲回芯
として親水性多孔質固体からなる棒状の芯体1を用いて
いる。芯体1は、厚さ0.15mmのポリアミド不織布を
直径0.5mmの芯のまわりに巻き付けて直径3mmの円柱
を作り、この円柱から芯を除去して形成した。端部はセ
ルロース系の水溶性ポリマによって接着した。芯体1は
電池缶に収納可能な長さを有している。この芯体1を中
心にしてセパレータ2を二つ折りにし、対向する一対の
セパレータ半部2a,2b間に正極を挟み、一方のセパ
レータ半部2aの外側面上に負極4を重合して電極合体
体5を形成した。本実施例では、正極3として焼結式N
i極を用い、負極4としてペースト式Cd極を用いた。
【0015】次に電極重合体5を捲回芯の回りに捲回し
て渦巻状電極群を作る。本実施例では、電極重合体5を
平坦なベッド上に載置し、電極重合体5の芯体が位置す
る部分をベッドに向かって加圧した状態でベッドの表面
に沿って転がして芯体1のまわりに電極重合体を捲回す
ることにより渦巻状電極群を形成する。
て渦巻状電極群を作る。本実施例では、電極重合体5を
平坦なベッド上に載置し、電極重合体5の芯体が位置す
る部分をベッドに向かって加圧した状態でベッドの表面
に沿って転がして芯体1のまわりに電極重合体を捲回す
ることにより渦巻状電極群を形成する。
【0016】図2は渦巻状電極群を形成する場合に用い
ることができる電極群捲回装置の要部の構成を示してい
る。図2において、10は表面10a上に電極重合体5
が載置されるベッドである。そして11はベッド10の
表面10aと対向し表面10aに沿って延びる当接面1
1aを有する第1の加圧治具である。この当接面11a
には滑り止めの目的でゴムライニングが施されている。
第一の加圧治具11は、第1の加圧治具をベッド10の
表面10aに向かって付勢し且つ第1の加圧治具を表面
10aと直交する垂直方向に移動自在に保持する垂直移
動機構としての加圧・ストローク調整器13を介して水
平移動機構としての当て板12に取付けられている。具
体的に加圧・ストローク調整器13は、バネを内蔵した
構造になっている。当て板12を図の右側から左側に移
動させるにつれて、捲回が進んで捲回体の直径が大きく
なるため、加圧・ストローク調整器13は第1の加圧治
具11をベッド10から徐々に離すように第1の加圧治
具10の位置を変位させる。
ることができる電極群捲回装置の要部の構成を示してい
る。図2において、10は表面10a上に電極重合体5
が載置されるベッドである。そして11はベッド10の
表面10aと対向し表面10aに沿って延びる当接面1
1aを有する第1の加圧治具である。この当接面11a
には滑り止めの目的でゴムライニングが施されている。
第一の加圧治具11は、第1の加圧治具をベッド10の
表面10aに向かって付勢し且つ第1の加圧治具を表面
10aと直交する垂直方向に移動自在に保持する垂直移
動機構としての加圧・ストローク調整器13を介して水
平移動機構としての当て板12に取付けられている。具
体的に加圧・ストローク調整器13は、バネを内蔵した
構造になっている。当て板12を図の右側から左側に移
動させるにつれて、捲回が進んで捲回体の直径が大きく
なるため、加圧・ストローク調整器13は第1の加圧治
具11をベッド10から徐々に離すように第1の加圧治
具10の位置を変位させる。
【0017】当て板12には、電極重合体5の電極とセ
パレータ半部との重合部分をベッド10に向かって加圧
する第2の加圧治具14が、第2の垂直移動機構を構成
する加圧・ストローク調整器15を介して当て板12に
取付けられている。この加圧・ストローク調整器15
は、第2の加圧治具14をベッド10の表面10aに向
かって加圧して、しかも第2の加圧治具14を垂直方向
に移動自在に保持する。第2の加圧治具14は、第1の
加圧治具11の水平方向への移動に同期して水平方向に
移動することになる。加圧・ストローク調整器15の端
部は、当て板12の側面に設けられたガイド溝16に位
置調整可能に嵌合されている。第2の加圧機構14は、
できるだけ芯体1に近い位置に配置するのが好ましい。
第2の加圧治具14には、電極重合体5の負極4と接触
する部分に、フリーローラ17が回転自在に配置されて
いる。このフリーローラ17があるために、第2の加圧
治具14を水平方向に移動させても、負極4に水平方向
の張力を加えることなく、電極重合体5を垂直方向に加
圧することができる。
パレータ半部との重合部分をベッド10に向かって加圧
する第2の加圧治具14が、第2の垂直移動機構を構成
する加圧・ストローク調整器15を介して当て板12に
取付けられている。この加圧・ストローク調整器15
は、第2の加圧治具14をベッド10の表面10aに向
かって加圧して、しかも第2の加圧治具14を垂直方向
に移動自在に保持する。第2の加圧治具14は、第1の
加圧治具11の水平方向への移動に同期して水平方向に
移動することになる。加圧・ストローク調整器15の端
部は、当て板12の側面に設けられたガイド溝16に位
置調整可能に嵌合されている。第2の加圧機構14は、
できるだけ芯体1に近い位置に配置するのが好ましい。
第2の加圧治具14には、電極重合体5の負極4と接触
する部分に、フリーローラ17が回転自在に配置されて
いる。このフリーローラ17があるために、第2の加圧
治具14を水平方向に移動させても、負極4に水平方向
の張力を加えることなく、電極重合体5を垂直方向に加
圧することができる。
【0018】この装置を用いて渦巻状電極群を形成する
場合には、ベッド10の上に電極重合体をセットした
後、第1の加圧治具11で電極重合体1の芯体1が位置
する部分に加圧力を加えながら、当て板12を水平方向
に移動させれば、芯体1が位置する部分が転がって、渦
巻状電極群が形成できる。
場合には、ベッド10の上に電極重合体をセットした
後、第1の加圧治具11で電極重合体1の芯体1が位置
する部分に加圧力を加えながら、当て板12を水平方向
に移動させれば、芯体1が位置する部分が転がって、渦
巻状電極群が形成できる。
【0019】このようにして得られた渦巻状電極群を電
池缶に挿入し、これに過剰の電解液(31%KOH水溶
液)を注入し、上記芯体1およびセパレータ2に電解液
を十分にしみこませた後、倒立させた状態で浸透して、
渦巻状電極群に保持されていない余分の電解液を排出し
た。このときの渦巻状電極群に保持された電解液量は、
従来の、中心に空間を有する渦巻状電極群に保持される
量の約1.3倍であった。これに上蓋を装着して密閉電
池を構成した。
池缶に挿入し、これに過剰の電解液(31%KOH水溶
液)を注入し、上記芯体1およびセパレータ2に電解液
を十分にしみこませた後、倒立させた状態で浸透して、
渦巻状電極群に保持されていない余分の電解液を排出し
た。このときの渦巻状電極群に保持された電解液量は、
従来の、中心に空間を有する渦巻状電極群に保持される
量の約1.3倍であった。これに上蓋を装着して密閉電
池を構成した。
【0020】このようにして製造した電池と下記の比較
例の電池とを比較した。
例の電池とを比較した。
【0021】比較例1:従来の、中心に空間を有する渦
巻状電極群に、通常この渦巻状電極群に保持される量の
電解液を注入した密閉電池。
巻状電極群に、通常この渦巻状電極群に保持される量の
電解液を注入した密閉電池。
【0022】比較例2:従来の、中心に空間を有する渦
巻状電極群に、該渦巻状電極群に保持される量の1.3
倍の電解液を注入した密閉電池。
巻状電極群に、該渦巻状電極群に保持される量の1.3
倍の電解液を注入した密閉電池。
【0023】比較例3:従来の、中心に空間を有する渦
巻状電極群に、上記ポリアミド不織布からなる直径3mm
の円柱形の芯体を挿入し、比較例1と等量の電解液を注
入した密閉電池。
巻状電極群に、上記ポリアミド不織布からなる直径3mm
の円柱形の芯体を挿入し、比較例1と等量の電解液を注
入した密閉電池。
【0024】比較例4:従来の、中心に空間を有する渦
巻状電極群に、上記ポリアミド不織布からなる直径3mm
の円柱形の芯体を挿入し、比較例2と等量の電解液を注
入した密閉電池。
巻状電極群に、上記ポリアミド不織布からなる直径3mm
の円柱形の芯体を挿入し、比較例2と等量の電解液を注
入した密閉電池。
【0025】これらの電池を短絡試験,漏液試験および
充放電寿命試験に供し、結果を比較した。結果を表1に
示す。表1の結果より、比較例1は寿命が短く、比較例
2は液漏れが発生し、比較例3,4は短絡が発生するの
に対し、本発明の実施例では、短絡や液漏れが発生する
ことなく長寿命が得られているのがわかる。
充放電寿命試験に供し、結果を比較した。結果を表1に
示す。表1の結果より、比較例1は寿命が短く、比較例
2は液漏れが発生し、比較例3,4は短絡が発生するの
に対し、本発明の実施例では、短絡や液漏れが発生する
ことなく長寿命が得られているのがわかる。
【0026】
【表1】 表1に示した如く、本発明の方法により製造によれば、
短絡や液漏れを発生させることなく長寿命の密閉電池を
得ることができる。
短絡や液漏れを発生させることなく長寿命の密閉電池を
得ることができる。
【0027】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、捲回芯として
親水性多孔質固体からなる棒状の芯体を用いるため、従
来のように渦巻状電極群を形成した後に、電解液保持体
を電極群中に挿入する必要がない。したがってセパレー
タの損傷によるショートの発生や、渦巻状電極群そのも
のの破損を伴うことなく渦巻状電極群の中心部分に電解
液保持体を配置することができて、長寿命の蓄電池を製
造することができる。
親水性多孔質固体からなる棒状の芯体を用いるため、従
来のように渦巻状電極群を形成した後に、電解液保持体
を電極群中に挿入する必要がない。したがってセパレー
タの損傷によるショートの発生や、渦巻状電極群そのも
のの破損を伴うことなく渦巻状電極群の中心部分に電解
液保持体を配置することができて、長寿命の蓄電池を製
造することができる。
【0028】請求項2の発明によれば、芯体の強度を高
くしたり、芯体の長さを長くしたり、捲回後に芯体の両
端部を切断する必要が無く、簡単に電極群を捲回できる
利点がある。
くしたり、芯体の長さを長くしたり、捲回後に芯体の両
端部を切断する必要が無く、簡単に電極群を捲回できる
利点がある。
【0029】請求項3の電極群捲回装置によれば、簡単
に電極重合体を捲回することができる。
に電極重合体を捲回することができる。
【図1】本発明の実施例で用いる電極重合体の一例を示
す図である。
す図である。
【図2】本発明の実施例において用いる電極郡捲回装置
の構成の概略を示す図である。
の構成の概略を示す図である。
【図3】従来の渦巻状電極群の断面を示した図である。
1 芯体 2 セパレータ 3 正極 4 負極 5 電極重合体 10 ベッド 11 第1の加圧治具A 12 当て板(水平移動機構) 13 バネを内蔵した加圧・ストローク調整器(第1の
垂直移動機構) 14 第2の加圧治具 15 バネを内蔵した加圧・ストローク調整器(第2の
垂直移動機構) 16 ガイド溝 17 フリーローラ
垂直移動機構) 14 第2の加圧治具 15 バネを内蔵した加圧・ストローク調整器(第2の
垂直移動機構) 16 ガイド溝 17 フリーローラ
Claims (3)
- 【請求項1】 捲回芯を中心にして二つ折りにしたセパ
レータの対向する一対のセパレータ半部間に正および負
の電極の一方を挟み、前記一対のセパレータ半部の一方
のセパレータ半部の外側面上に前記正および負の電極の
他方を重ねて電極重合体を作る重合工程と、前記電極重
合体を前記捲回芯の回りに捲回して渦巻状電極群を作る
捲回工程と、前記渦巻状電極群を電池缶に収納する収納
工程と、前記セパレータに電解液を含浸させる含浸工程
と、前記電池缶を密封する密封工程とから密閉形アルカ
リ蓄電池を製造する方法であって、 前記捲回芯として親水性多孔質固体からなる棒状の芯体
を用い、前記渦巻状電極群中に前記芯体を残したまま前
記渦巻状電極群を前記電池缶に収納し、前記芯体に電解
液を含浸させて電解液保持体とすることを特徴とする密
閉形アルカリ蓄電池の製造方法。 - 【請求項2】 前記芯体として前記電池缶に収納可能な
長さを有するものを用い、 前記捲回工程では、前記電極重合体を平坦なベッド上に
載置し、前記電極重合体の前記芯体が位置する部分を前
記ベッドに向かって加圧した状態で前記ベッドの表面に
沿って転がして前記芯体のまわりに前記電極重合体を捲
回して前記渦巻状電極群を形成することを特徴とする請
求項1に記載の密閉形アルカリ蓄電池の製造方法。 - 【請求項3】 請求項2の前記捲回工程で用いる電極群
捲回装置であって、 表面上に前記電極重合体が載置されるベッドと、 前記ベッドの前記表面と対向し前記表面に沿って延びる
当接面を有する第1の加圧治具と、 前記第1の加圧治具を前記ベッドの前記表面に向かって
付勢し且つ前記表面と直交する垂直方向に移動自在に保
持する第1の垂直移動機構と、 前記電極重合体の前記電極と前記セパレータ半部との重
合部分を前記ベッドに向かって加圧する第2の加圧治具
と、 前記第2の加圧治具を前記ベッドの前記表面に向かって
付勢し且つ前記表面と直交する垂直方向に移動自在に保
持する第2の垂直移動機構と、 前記第1及び第2の垂直移動機構を支持してこれらを前
記ベッドの前記表面に沿って水平方向に移動させる水平
移動機構とを具備してなることを特徴とする電極群捲回
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5037064A JPH06251799A (ja) | 1993-02-25 | 1993-02-25 | 密閉形アルカリ蓄電池の製造方法及び該方法に用いる電極群捲回装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5037064A JPH06251799A (ja) | 1993-02-25 | 1993-02-25 | 密閉形アルカリ蓄電池の製造方法及び該方法に用いる電極群捲回装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06251799A true JPH06251799A (ja) | 1994-09-09 |
Family
ID=12487128
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5037064A Withdrawn JPH06251799A (ja) | 1993-02-25 | 1993-02-25 | 密閉形アルカリ蓄電池の製造方法及び該方法に用いる電極群捲回装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06251799A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002075434A (ja) * | 2000-08-24 | 2002-03-15 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 二次電池 |
| EP0641711B2 (en) † | 1993-09-08 | 2002-06-05 | Shimano Inc. | Display apparatus for a bicycle having a speed changer |
| CN102064358A (zh) * | 2010-12-24 | 2011-05-18 | 深圳市量能科技有限公司 | 二次电池及其制作方法 |
| JP2014123488A (ja) * | 2012-12-21 | 2014-07-03 | Sumitomo Metal Mining Co Ltd | 二次電池の発生ガス量の評価方法 |
| CN105390730A (zh) * | 2015-10-30 | 2016-03-09 | 芜湖凯尔电气科技有限公司 | 手机电池贴电芯装置 |
-
1993
- 1993-02-25 JP JP5037064A patent/JPH06251799A/ja not_active Withdrawn
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0641711B2 (en) † | 1993-09-08 | 2002-06-05 | Shimano Inc. | Display apparatus for a bicycle having a speed changer |
| JP2002075434A (ja) * | 2000-08-24 | 2002-03-15 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 二次電池 |
| CN102064358A (zh) * | 2010-12-24 | 2011-05-18 | 深圳市量能科技有限公司 | 二次电池及其制作方法 |
| JP2014123488A (ja) * | 2012-12-21 | 2014-07-03 | Sumitomo Metal Mining Co Ltd | 二次電池の発生ガス量の評価方法 |
| CN105390730A (zh) * | 2015-10-30 | 2016-03-09 | 芜湖凯尔电气科技有限公司 | 手机电池贴电芯装置 |
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