JPH06251905A - ガラス封入型サーミスタ - Google Patents

ガラス封入型サーミスタ

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Publication number
JPH06251905A
JPH06251905A JP3663393A JP3663393A JPH06251905A JP H06251905 A JPH06251905 A JP H06251905A JP 3663393 A JP3663393 A JP 3663393A JP 3663393 A JP3663393 A JP 3663393A JP H06251905 A JPH06251905 A JP H06251905A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
glass
thermistor element
thermistor
external lead
lead wire
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3663393A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsuaki Ebina
光昭 蛯名
Keisuke Okabe
圭佑 岡部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
OOIZUMI SEISAKUSHO KK
Original Assignee
OOIZUMI SEISAKUSHO KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by OOIZUMI SEISAKUSHO KK filed Critical OOIZUMI SEISAKUSHO KK
Priority to JP3663393A priority Critical patent/JPH06251905A/ja
Publication of JPH06251905A publication Critical patent/JPH06251905A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ガラスコート内の気泡の発生を防止する。 【構成】 サーミスタ素子1の両電極面2を対の外部リ
ード線3,3で挾み、これをガラスコート4に封入した
ガラス封入型サーミスタであって、外部リード線3は、
円形断面の一部を扁平形状に加工された平坦面5を先端
部から一定の長さの範囲にわたって有している。外部リ
ード線3の平坦面5にサーミスタ素子1の電極2を接続
し、外部リード線3の断面円形の部分と平坦面間の段差
に形成される段部6をサーミスタ素子1の内端縁より離
し、サーミスタ素子1と外部リード線3間及び外部リー
ド線3,3の対とサーミスタ素子1間に気泡を閉じ込め
る原因となる隙間形成の余地をなくした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高温の温度検知に用い
るガラス封入型サーミスタに関する。
【0002】
【従来の技術】ガラス封入型サーミスタは、耐熱導電性
ペーストを用いて両電極にリード線を仮止めしたサーミ
スタ素子を筒状ガラスに挿入して加熱し、リード線の焼
付けと同時にガラスを加熱溶融させ、溶融ガラスでサー
ミスタ素子全体を覆った後、冷却固化することにより製
造される。
【0003】ところが、溶融ガラスによるサーミスタ素
子の封止と同時に耐熱導電性ペーストの焼付けが行われ
ると、塗料から発生したガスがガラス内から十分に抜け
ず、固化したガラスに気泡や小孔が形成され、これがサ
ーミスタの特性を低下させる直接の原因となり、また、
気泡や小孔を通じて外気が侵入して経時的に特性が劣化
する原因となる。
【0004】この問題を解決するため、例えば、サーミ
スタ素子と、リード線との接着に導電性ペーストを用い
ず、外部リード線の対間にサーミスタ素子を外部リード
線間で圧接保持した状態でガラス管をサーミスタ素子に
外套し、これを加熱して溶融ガラス中にサーミスタ素子
を埋設する方法(特開昭63−69201号)や、同様
の方法でサーミスタ素子の電極と外部リード線との接続
に金属ろう材を用いる方法(特開昭63−69202
号)、さらに、スポット溶接でサーミスタ素子の電極に
リード線を接着してこれをガラスに熔封する方法(特開
昭63−78502号)などが開発された。
【0005】さらに、特開昭63−78503号では、
図3のように上向きに開口を有するカーボンヒータ11
の穴部内に筒状ガラス12を挿入し、このガラス12の
中にリード線13が接続されたサーミスタ素子14を挿
入し、カーボンヒータ11に通電してガラス12を加熱
するに際し、ガラス12の下端側から上端開口側に向け
て加熱し、ガラス12内に気泡が残らないように溶融す
るのが望ましい、と記載している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記従来例は、要する
に、ガス発生原因となる導電性ペーストを用いないとい
うものであり、また、図3の方法は、ガラス間の開口を
通して内部の空気を上方へ排除しようというものであ
り、いずれも、有効な方法であると思われるが、ガラス
中に気泡が閉じ込められる原因は、必ずしも導電ペース
トから発生するガスに限らず、また、ガラス管の開口を
上向けにして自然に内部の空気が抜けるとは限らない。
例えば、図4に示すように、外部リード線21に円形断
面のジュメット線が用いられたときに、外部リード線2
1の曲面と、サーミスタ素子22の電極23との間に形
成される微細な隙間を満たして溶融ガラスを充填するこ
とが難しく、したがって、ガラスコート24内に空気が
閉じ込められて気泡25が生じ易い。
【0007】また、先の特開昭63−69201号で
は、電極との接着性向上のため、円柱状のリード端子の
一部に切欠きを付し、この切欠き段部に支えてその平面
にサーミスタ素子の電極を接着する例が示されている
が、この方法によるときには、図5に示すように、サー
ミスタ素子31と外部リード線32の対の切欠きの段差
間に囲まれた隙間に気泡34が残り易く、特に、ガラス
35内で外部リード線32,32間に気泡34が形成さ
れることは電極36,36間の短絡の原因となり、製品
の品質上重大な問題である。
【0008】以上のような理由から、ガラス内の脱気処
理に種々の試みがされているものの、製品の歩留り向上
にはさほど効果を得られないのが実情である。
【0009】本発明の目的は、ガラス内に気泡を生じさ
せないガラス封入型サーミスタを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明によるガラス封入型サーミスタにおいては、
サーミスタ素子と、一対の外部リード端子とを有し、サ
ーミスタ素子の両電極にそれぞれ外部リード線を接続し
てガラスコートに封入したガラス封入型サーミスタであ
って、サーミスタ素子は、両面に平行平面の電極を有す
るチップであり、外部リード線は、サーミスタ素子の取
付面を含んで先端より一定の長さ範囲にわたり円形断面
が扁平形状に加工され、平坦面と段部とを有し、平坦面
の一部はサーミスタ素子の取付面であり、段部は、円形
断面と平坦面との境界の段差であり、サーミスタ素子
は、段差の位置から溶融ガラスの侵入が可能な距離をも
って平坦面に取付けられ、ガラスコートは、リード線を
含んでサーミスタ素子の全面を被覆するとともに、扁平
に加工された対の外部リード線の平面間に充填されたも
のである。
【0011】
【作用】サーミスタ素子の電極の平面に、リード線の平
面が接触し、また、リード線の平面は、サーミスタ素子
を取付ける基部よりさらに延長し、円形断面と平面部間
に形成される段部は、サーミスタ素子の端面から十分に
離されているため、リード線と電極間並びにリード線の
対間に微細な隙間が形成されず、ガラスコートに際し、
気泡が閉じ込められることはない。
【0012】
【実施例】以下に本発明の実施例を図によって説明す
る。図1において、サーミスタ素子1のチップの両面電
極2,2には、外部リード線3がそれぞれ取付けられ、
両電極2,2に取付けられた外部リード線3,3の一部
を含んでサーミスタ素子1がガラスコート4に封止され
ている点は従来のものと同じである。
【0013】本発明において、外部リード線3は、断面
円形のジュメット線であり、先端から一定の長さ範囲に
わたって周面一部の圧潰により扁平形状に加工され、周
上の2面に平坦面5,5を平行に有するものである。な
お、圧潰加工により円形断面部分と平坦面5との境界に
は形状変化の段差により生じた段部6が形成される。
【0014】一方の平坦面5は、電極2の取付面となる
ものであるが、平坦面5の加工長さは、電極取付面の範
囲を超えてさらに軸方向に延び、平坦面5と、外部リー
ド線3の円形断面との間に形成される段部6は、サーミ
スタ素子の内端縁より十分に離れた位置となる。
【0015】サーミスタ素子1の内端縁と、外部リード
線3の段部6との距離は、大きい程度好ましい。両者間
の距離が近づくほど、ガラスコート4内に気泡が閉じ込
められ易くなる。実用上、ガラスコート4に用いるガラ
ス管の寸長程度の長さを確保することが好ましい。
【0016】図2において、サーミスタ素子1の両面の
電極2,2にそれぞれ外部リード線3を取り付け、これ
にガラス管7を被せ、ガラス管7を加熱して塊状に変化
させ、その中にサーミスタ素子1を封じ込める。得られ
たサーミスタは、図1のように、外部リード線3の段部
6と平坦面5の一部は、ガラスコート4の端部付近に存
在してサーミスタ素子1の部分がガラスコート4に封入
される。
【0017】電極2に接触する外部リード線3の接触面
は、平面のため、両者間に隙間がなく、ガラスコート4
内に気泡が形成されない。また、外部リード線3の段部
6と、サーミスタ素子1の内端間には、気泡を閉じ込め
る微細な隙間は形成されない。通常の場合、段部6まで
がガラスコート4に封入されることはないが、仮りに段
部6までを含めてガラスコート4に封入されることがあ
っても、外部リード線3の段部6は、サーミスタ素子1
の内端より十分に離れているため、この間に気泡が閉じ
込められることはない。
【0018】また、扁平に加工された外部リード線3の
平坦面5は、外部リード線3側からその対間に廻り込む
溶融ガラスの障壁となり、四方からサーミスタ素子1の
内端面に溶融ガラスが廻り込む時間に、時間差が生じ、
この時間のずれによってサーミスタ素子1の内端面付近
の空気が順次排除されつつ溶融ガラスが流れ込んで封入
が行われ、気泡が生じにくい。実験によれば、従来構造
によるものの歩留りが30%であったのに対し、本発明
の構造によれば、歩留りを98%に向上できた。
【0019】
【発明の効果】以上のように本発明によるときには、断
面円形の外部リードの一部を扁平形状に加工し、対の外
部リード線の先端の平坦面間にサーミスタ素子を取付け
ると共に、サーミスタ素子の内端縁と、外部リード線の
扁平加工によって形成される段部間に十分な距離を保た
せてサーミスタ素子をガラスコートに封入したものであ
るため、サーミスタ素子と外部リード間並びに外部リー
ド線の対間に空気を滞留させることなく、ガラス封止を
行うことができ、ガラスコート内の気泡発生をなくして
製品品質,歩留りを向上できる効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明の一実施例を示す側面図、
(b)は同正面図である。
【図2】ガラスコート処理を示す図である。
【図3】従来のガラス封入型サーミスタの製造方法の一
例を示す図である。
【図4】(a)は、従来のガラス封入型サーミスタの構
造の一例を示す図、(b)は断面である。
【図5】従来のガラス封入型サーミスタの構造を示す図
である。
【符号の説明】
1 サーミスタ素子 2 電極 3 外部リード線 4 ガラスコート 5 平坦面 6 段部 7 ガラス管

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サーミスタ素子と、一対の外部リード端
    子とを有し、サーミスタ素子の両電極にそれぞれ外部リ
    ード線を接続してガラスコートに封入したガラス封入型
    サーミスタであって、 サーミスタ素子は、両面に平行平面の電極を有するチッ
    プであり、 外部リード線は、サーミスタ素子の取付面を含んで先端
    より一定の長さ範囲にわたり円形断面が扁平形状に加工
    され、平坦面と段部とを有し、 平坦面の一部はサーミスタ素子の取付面であり、 段部は、円形断面と平坦面との境界の段差であり、 サーミスタ素子は、段差の位置から溶融ガラスの侵入が
    可能な距離をもって平坦面に取付けられ、 ガラスコートは、リード線を含んでサーミスタ素子の全
    面を被覆するとともに、扁平に加工された対の外部リー
    ド線の平面間に充填されたものであることを特徴とする
    ガラス封入型サーミスタ。
JP3663393A 1993-02-25 1993-02-25 ガラス封入型サーミスタ Pending JPH06251905A (ja)

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JP3663393A JPH06251905A (ja) 1993-02-25 1993-02-25 ガラス封入型サーミスタ

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3663393A JPH06251905A (ja) 1993-02-25 1993-02-25 ガラス封入型サーミスタ

Publications (1)

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JPH06251905A true JPH06251905A (ja) 1994-09-09

Family

ID=12475247

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3663393A Pending JPH06251905A (ja) 1993-02-25 1993-02-25 ガラス封入型サーミスタ

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JP (1) JPH06251905A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6310758B1 (en) 1999-11-12 2001-10-30 Murata Manufacturing Co., Ltd. Lead terminal and electronic component including lead terminal

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6310758B1 (en) 1999-11-12 2001-10-30 Murata Manufacturing Co., Ltd. Lead terminal and electronic component including lead terminal

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