JPH0625401A - プリント回路用フイルム - Google Patents
プリント回路用フイルムInfo
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- JPH0625401A JPH0625401A JP18083192A JP18083192A JPH0625401A JP H0625401 A JPH0625401 A JP H0625401A JP 18083192 A JP18083192 A JP 18083192A JP 18083192 A JP18083192 A JP 18083192A JP H0625401 A JPH0625401 A JP H0625401A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- group
- bis
- film
- hydroxyphenyl
- polycarbonate resin
- Prior art date
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- Pending
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- Manufacture Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)
- Polyesters Or Polycarbonates (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 優れた機械的特性、電気的特性、寸法安定性
等を損なわずに耐熱性を改善したポリカーボネート樹脂
製フレキシブルプリント回路用フイルムを提供する。 【構成】 9,9−ビス(4−オキシフェニレン)フル
オレン構造単位を、70〜95モル%含有し、且つ比粘
度が0.19以上である芳香族ポリカーボネート樹脂よ
りなるプリント回路用フイルム。
等を損なわずに耐熱性を改善したポリカーボネート樹脂
製フレキシブルプリント回路用フイルムを提供する。 【構成】 9,9−ビス(4−オキシフェニレン)フル
オレン構造単位を、70〜95モル%含有し、且つ比粘
度が0.19以上である芳香族ポリカーボネート樹脂よ
りなるプリント回路用フイルム。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ポリカーボネート樹脂
製プリント回路用フイルムに関する。更に詳しくは機械
的強度、電気的特性、寸法安定性に優れ、特に耐熱性に
優れるポリカーボネート樹脂製フレキシブルプリント回
路用フイルムに関する。
製プリント回路用フイルムに関する。更に詳しくは機械
的強度、電気的特性、寸法安定性に優れ、特に耐熱性に
優れるポリカーボネート樹脂製フレキシブルプリント回
路用フイルムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、フレキシブルプリント回路用フイ
ルムには耐熱性に優れた特性を示すポリイミドフイルム
が多く使用されている。しかしながら、ポリイミドフイ
ルムは極めて高価である。一方、2,2−ビス(4−ヒ
ドロキシフェニル)プロパンにカーボネート前駆体物質
を反応させて得られるポリカーボネート樹脂は機械的特
性、電気的特性、寸法安定性が優れているがゆえにエン
ジニアリングプラスチックとして多くの分野に広く使用
されている。しかしながら、かかるポリカーボネート樹
脂はハンダ付に適する耐熱性を有していない。他方、
9,9−ビス(4−ヒドロキシフェニル)フルオレンに
カーボネート前駆体を反応させて得られるポリカーボネ
ート樹脂は公知であり、このポリマーは耐熱性が良好な
ことも知られている。例えば特開昭63−182336
号公報には9,9−ビス(4−ヒドロキシフェニル)フ
ルオレン類からホモポリカーボネート樹脂を製造する方
法が記載されている。しかしながら、このホモポリマー
を合成する際、溶剤に不溶化する成分が多量に生成し、
溶剤可溶成分の収率は高々60〜70%で実用性に乏し
いものであった。
ルムには耐熱性に優れた特性を示すポリイミドフイルム
が多く使用されている。しかしながら、ポリイミドフイ
ルムは極めて高価である。一方、2,2−ビス(4−ヒ
ドロキシフェニル)プロパンにカーボネート前駆体物質
を反応させて得られるポリカーボネート樹脂は機械的特
性、電気的特性、寸法安定性が優れているがゆえにエン
ジニアリングプラスチックとして多くの分野に広く使用
されている。しかしながら、かかるポリカーボネート樹
脂はハンダ付に適する耐熱性を有していない。他方、
9,9−ビス(4−ヒドロキシフェニル)フルオレンに
カーボネート前駆体を反応させて得られるポリカーボネ
ート樹脂は公知であり、このポリマーは耐熱性が良好な
ことも知られている。例えば特開昭63−182336
号公報には9,9−ビス(4−ヒドロキシフェニル)フ
ルオレン類からホモポリカーボネート樹脂を製造する方
法が記載されている。しかしながら、このホモポリマー
を合成する際、溶剤に不溶化する成分が多量に生成し、
溶剤可溶成分の収率は高々60〜70%で実用性に乏し
いものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明者は、芳香族ポ
リカーボネート樹脂の優れた機械的特性、電気的特性、
寸法安定性等を損なわず耐熱性を改善したポリカーボネ
ート樹脂製フレキシブルプリント回路用フイルムを提供
することを目的とする。
リカーボネート樹脂の優れた機械的特性、電気的特性、
寸法安定性等を損なわず耐熱性を改善したポリカーボネ
ート樹脂製フレキシブルプリント回路用フイルムを提供
することを目的とする。
【0004】本発明者は、この目的を達成せんとして鋭
意検討を重ねた結果、9,9−ビス(4−オキシフェニ
レン)フルオレン構造単位を特定割合導入したポリカー
ボネート共重合体がフレキシブルプリント回路用フイル
ムとして極めて有効であることを見出し、本発明を完成
するに到った。
意検討を重ねた結果、9,9−ビス(4−オキシフェニ
レン)フルオレン構造単位を特定割合導入したポリカー
ボネート共重合体がフレキシブルプリント回路用フイル
ムとして極めて有効であることを見出し、本発明を完成
するに到った。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、下記一般式
[1]
[1]
【0006】
【化3】
【0007】[式中R1 〜R4 は水素原子、ハロゲン原
子、フェニル基、炭素数1〜3のアルキル基であって、
同一又は異なっていてもよい。]で表される構成単位及
び下記一般式[2]
子、フェニル基、炭素数1〜3のアルキル基であって、
同一又は異なっていてもよい。]で表される構成単位及
び下記一般式[2]
【0008】
【化4】
【0009】[式中Wは単結合、アルキリデン基、シク
ロアルキリデン基、フェニル基置換アルキリデン基、ス
ルホン基、スルフィド基又はオキシド基であり、R5 及
びR6は水素原子、ハロゲン原子、フェニル基、炭素数
1〜3のアルキル基であって、同一又は異なっていても
よく、m及びnは夫々1〜4の整数である。]で表され
る構成単位からなり、一般式[1]で表される構造単位
を70〜95モル%含有し、且つ0.7g を100mlの
塩化メチレンに溶解し20℃で測定した比粘度が0.1
9以上であるポリカーボネート樹脂よりなるプリント回
路用フイルムに係るものである。
ロアルキリデン基、フェニル基置換アルキリデン基、ス
ルホン基、スルフィド基又はオキシド基であり、R5 及
びR6は水素原子、ハロゲン原子、フェニル基、炭素数
1〜3のアルキル基であって、同一又は異なっていても
よく、m及びnは夫々1〜4の整数である。]で表され
る構成単位からなり、一般式[1]で表される構造単位
を70〜95モル%含有し、且つ0.7g を100mlの
塩化メチレンに溶解し20℃で測定した比粘度が0.1
9以上であるポリカーボネート樹脂よりなるプリント回
路用フイルムに係るものである。
【0010】本発明で対象とするのポリカーボネート樹
脂は、9,9−ビス(4−ヒドロキシフェニル)フルオ
レン類と一種以上の他の二価フェノール化合物類と末端
停止剤及びカーボネート前駆体物質の反応によって製造
される。通常ホスゲンを使用する界面重縮合法、又は炭
酸ジエステルを使用するエステル交換反応によって製造
される。
脂は、9,9−ビス(4−ヒドロキシフェニル)フルオ
レン類と一種以上の他の二価フェノール化合物類と末端
停止剤及びカーボネート前駆体物質の反応によって製造
される。通常ホスゲンを使用する界面重縮合法、又は炭
酸ジエステルを使用するエステル交換反応によって製造
される。
【0011】9,9−ビス(4−ヒドロキシフェニル)
フルオレン類としては、例えば9,9−ビス(4−ヒド
ロキシフェニル)フルオレン、9,9−ビス(3−メチ
ル−4−ヒドロキシフェニル)フルオレン、9,9−ビ
ス(3−エチル−4−ヒドロキシフェニル)フルオレン
等があげられ、特に9,9−ビス(4−ヒドロキシフェ
ニル)フルオレンが好ましい。
フルオレン類としては、例えば9,9−ビス(4−ヒド
ロキシフェニル)フルオレン、9,9−ビス(3−メチ
ル−4−ヒドロキシフェニル)フルオレン、9,9−ビ
ス(3−エチル−4−ヒドロキシフェニル)フルオレン
等があげられ、特に9,9−ビス(4−ヒドロキシフェ
ニル)フルオレンが好ましい。
【0012】他の二価フェノールとしては例えばビス
(4−ヒドロキシフェニル)メタン、2,2−ビス(4
−ヒドロキシフェニル)プロパン[通称ビスフェノール
A]、2,2−ビス(4−ヒドロキシ−3−メチルフェ
ニル)プロパン、4,4−ビス(4ーヒドロキシフェニ
ル)ヘプタン、2,2−ビス(4−ヒドロキシ−3,5
−ジクロロフェニル)プロパン、2,2−ビス(4−ヒ
ドロキシ−3,5−ジブロモフェニル)プロパン、ビス
(4−ヒドロキシフェニル)オキサイド、ビス(3,5
−ジクロロ−4−ヒドロキシフェニル)オキサイド、
4,4′−ジヒドロキシジフェニル、3,3′−ジクロ
ロ−4,4′−ジヒドロキシジフェニル、ビス(4−ヒ
ドロキシフェニル)スルホン、ビス(3,5−ジメチル
−4−ヒドロキシフェニル)スルホン、ビス(4−ヒド
ロキシフェニル)スルフィド、ビス(4−ヒドロキシフ
ェニル)スルホキシド等があげられ、特にビスフェノー
ルAが好ましい。末端停止剤としては例えばp-tert−ブ
チルフェノールのような一価フェノールが使用される。
使用量は使用する二価フェノールに対し、通常0.01
〜10モル%、好ましくは0.03〜8モル%である。
(4−ヒドロキシフェニル)メタン、2,2−ビス(4
−ヒドロキシフェニル)プロパン[通称ビスフェノール
A]、2,2−ビス(4−ヒドロキシ−3−メチルフェ
ニル)プロパン、4,4−ビス(4ーヒドロキシフェニ
ル)ヘプタン、2,2−ビス(4−ヒドロキシ−3,5
−ジクロロフェニル)プロパン、2,2−ビス(4−ヒ
ドロキシ−3,5−ジブロモフェニル)プロパン、ビス
(4−ヒドロキシフェニル)オキサイド、ビス(3,5
−ジクロロ−4−ヒドロキシフェニル)オキサイド、
4,4′−ジヒドロキシジフェニル、3,3′−ジクロ
ロ−4,4′−ジヒドロキシジフェニル、ビス(4−ヒ
ドロキシフェニル)スルホン、ビス(3,5−ジメチル
−4−ヒドロキシフェニル)スルホン、ビス(4−ヒド
ロキシフェニル)スルフィド、ビス(4−ヒドロキシフ
ェニル)スルホキシド等があげられ、特にビスフェノー
ルAが好ましい。末端停止剤としては例えばp-tert−ブ
チルフェノールのような一価フェノールが使用される。
使用量は使用する二価フェノールに対し、通常0.01
〜10モル%、好ましくは0.03〜8モル%である。
【0013】ホスゲンを使用する界面重縮合反応では、
通常酸結合剤の水溶液に9,9−ビス(4−ヒドロキシ
フェニル)フルオレン類と他の二価フェノールを溶解
し、有機溶媒の存在下に反応させる。酸結合剤としては
例えば水酸化ナトリウム、水酸化カリウム等のアルカリ
金属の水酸化物が使用され、有機溶媒としては例えば塩
化メチレン、クロロベンゼン等のハロゲン化炭化水素が
使用される。反応は通常0〜40℃、好ましくは20〜
30℃で10分〜10時間程度で終了する。反応の進行
に伴い反応系のpHを10以上に保持することが好まし
い。また、反応を促進させるために触媒を用いてもよ
く、触媒としては例えばトリエチルアミン、テトラ−n
−ブチルアンモニウムブロマイド、テトラ−n−ブチル
ホスホニウムブロマイドのような三級アミン、四級アン
モニウム化合物、四級ホスホニウム化合物等があげられ
る。更に、必要に応じて例えばハイドロサルファイトの
ような酸化防止剤を加えることもできる。
通常酸結合剤の水溶液に9,9−ビス(4−ヒドロキシ
フェニル)フルオレン類と他の二価フェノールを溶解
し、有機溶媒の存在下に反応させる。酸結合剤としては
例えば水酸化ナトリウム、水酸化カリウム等のアルカリ
金属の水酸化物が使用され、有機溶媒としては例えば塩
化メチレン、クロロベンゼン等のハロゲン化炭化水素が
使用される。反応は通常0〜40℃、好ましくは20〜
30℃で10分〜10時間程度で終了する。反応の進行
に伴い反応系のpHを10以上に保持することが好まし
い。また、反応を促進させるために触媒を用いてもよ
く、触媒としては例えばトリエチルアミン、テトラ−n
−ブチルアンモニウムブロマイド、テトラ−n−ブチル
ホスホニウムブロマイドのような三級アミン、四級アン
モニウム化合物、四級ホスホニウム化合物等があげられ
る。更に、必要に応じて例えばハイドロサルファイトの
ような酸化防止剤を加えることもできる。
【0014】炭酸ジエステルを使用するエステル交換反
応では、不活性ガス雰囲気下9,9−ビス(4−ヒドロ
キシフェニル)フルオレン類と他の二価フェノール化合
物を炭酸ジエステルと加熱しながら撹拌して生成するア
ルコール又はフェノールを留出させることで行われる。
反応温度は生成するアルコール又はフェノールの沸点等
により異なるが、通常120〜350℃の範囲である。
反応後期には系を減圧にして生成するアルコール又はフ
ェノールの留出を容易にさせて反応を完結させる。炭酸
ジエステルとしては例えばジフェニルカーボネート、ジ
ナフチルカーボネート、ビス(ジフェニル)カーボネー
ト、ジメチルカーボネート、ジエチルカーボネート、ジ
ブチルカーボネート等があげられる。これらのうち特に
ジフェニルカーボネートが好ましい。
応では、不活性ガス雰囲気下9,9−ビス(4−ヒドロ
キシフェニル)フルオレン類と他の二価フェノール化合
物を炭酸ジエステルと加熱しながら撹拌して生成するア
ルコール又はフェノールを留出させることで行われる。
反応温度は生成するアルコール又はフェノールの沸点等
により異なるが、通常120〜350℃の範囲である。
反応後期には系を減圧にして生成するアルコール又はフ
ェノールの留出を容易にさせて反応を完結させる。炭酸
ジエステルとしては例えばジフェニルカーボネート、ジ
ナフチルカーボネート、ビス(ジフェニル)カーボネー
ト、ジメチルカーボネート、ジエチルカーボネート、ジ
ブチルカーボネート等があげられる。これらのうち特に
ジフェニルカーボネートが好ましい。
【0015】重合速度を速めるために重合触媒を使用す
ることもでき、重合触媒としては水酸化ナトリウムや水
酸化カリウム等のアルカリ金属及びアルカリ土類金属の
水酸化物類、ホウ素やアルミニウムの水酸化物のアルカ
リ金属塩およびアルカリ土類金属塩、第4級アンモニウ
ム塩類、アルカリ金属及びアルカリ土類金属のアルコキ
シド類、アルカリ金属及びアルカリ土類金属の有機酸塩
類、亜鉛化合物類、ホウ素化合物類、ケイ素化合物類、
ゲルマニウム化合物類、有機スズ化合物、鉛化合物類、
アンチモン化合物類、マンガン化合物類、チタン化合物
類、ジルコニウム化合物類等の通常エステル化反応、エ
ステル交換反応に使用される触媒を使用することができ
る。触媒は一種だけを用いても、二種以上を組合わせて
用いてもよい。これらの触媒の使用量は原料の二価フェ
ノールに対し0.0001〜1重量%、好ましくは0.
0005〜0.5重量%の範囲で選ばれる。
ることもでき、重合触媒としては水酸化ナトリウムや水
酸化カリウム等のアルカリ金属及びアルカリ土類金属の
水酸化物類、ホウ素やアルミニウムの水酸化物のアルカ
リ金属塩およびアルカリ土類金属塩、第4級アンモニウ
ム塩類、アルカリ金属及びアルカリ土類金属のアルコキ
シド類、アルカリ金属及びアルカリ土類金属の有機酸塩
類、亜鉛化合物類、ホウ素化合物類、ケイ素化合物類、
ゲルマニウム化合物類、有機スズ化合物、鉛化合物類、
アンチモン化合物類、マンガン化合物類、チタン化合物
類、ジルコニウム化合物類等の通常エステル化反応、エ
ステル交換反応に使用される触媒を使用することができ
る。触媒は一種だけを用いても、二種以上を組合わせて
用いてもよい。これらの触媒の使用量は原料の二価フェ
ノールに対し0.0001〜1重量%、好ましくは0.
0005〜0.5重量%の範囲で選ばれる。
【0016】ポリカーボネート樹脂の分子量は、濃度
0.7g /dlの塩化メチレン溶液にして20℃で測定し
た比粘度で表して0.19以上、好ましくは0.26〜
0.45のものである。0.19未満のものでは得られ
るフイルムが脆くなるので適当でない。
0.7g /dlの塩化メチレン溶液にして20℃で測定し
た比粘度で表して0.19以上、好ましくは0.26〜
0.45のものである。0.19未満のものでは得られ
るフイルムが脆くなるので適当でない。
【0017】本発明におけるポリカーボネート樹脂は、
前記一般式[1]で表される構造単位と一般式[2]で
表される構造単位の含有率が前者70〜95モル%に対
し後者30〜5モル%である。一般式[1]で表される
構造単位の含有率が70モル%未満では、ハンダ付に必
要な耐熱性が認められず、95モル%を越えると樹脂の
収率が悪くなる。
前記一般式[1]で表される構造単位と一般式[2]で
表される構造単位の含有率が前者70〜95モル%に対
し後者30〜5モル%である。一般式[1]で表される
構造単位の含有率が70モル%未満では、ハンダ付に必
要な耐熱性が認められず、95モル%を越えると樹脂の
収率が悪くなる。
【0018】かくして得られるポリカーボネート樹脂を
フイルムに成形するには任意の方法が採用されるが、流
延法が最適である。また、フイルムに成形するに当って
必要に応じて例えばトリフェニルフォスファイト、トリ
ス(ノニルフェニル)フォスファイト、ジステアリルペ
ンタエリスリトールジフォスファイト、ジフェニルハイ
ドロジェンフォスファイト、イルガノックス1076
[ステアリル−β−(3,5−ジ−tert−ブチル−4−
ヒドロキシフェニル)プロピオネート]等のような安定
剤、着色剤、帯電防止剤、滑剤、離型剤等の添加剤を加
えてもよい。
フイルムに成形するには任意の方法が採用されるが、流
延法が最適である。また、フイルムに成形するに当って
必要に応じて例えばトリフェニルフォスファイト、トリ
ス(ノニルフェニル)フォスファイト、ジステアリルペ
ンタエリスリトールジフォスファイト、ジフェニルハイ
ドロジェンフォスファイト、イルガノックス1076
[ステアリル−β−(3,5−ジ−tert−ブチル−4−
ヒドロキシフェニル)プロピオネート]等のような安定
剤、着色剤、帯電防止剤、滑剤、離型剤等の添加剤を加
えてもよい。
【0019】以上のようにして得られる本発明のポリカ
ーボネート樹脂製フイルムは、芳香族ポリカーボネート
樹脂の優れた機械的特性、電気的特性、寸法安定性等を
損なわず耐熱性が著しく改善されており、フレキシブル
プリント回路用フイルムとして極めて有効である。
ーボネート樹脂製フイルムは、芳香族ポリカーボネート
樹脂の優れた機械的特性、電気的特性、寸法安定性等を
損なわず耐熱性が著しく改善されており、フレキシブル
プリント回路用フイルムとして極めて有効である。
【0020】
【実施例】以下に実施例をあげて本発明を更に説明す
る。なお、実施例中の部及び%は特に断らない限り重量
部及び重量%である。また比粘度及びガラス転移点(T
g)は下記の方法で測定した。
る。なお、実施例中の部及び%は特に断らない限り重量
部及び重量%である。また比粘度及びガラス転移点(T
g)は下記の方法で測定した。
【0021】比粘度:ポリマー0.7g を100mlの塩
化メチレンに溶解し、20℃で測定した。 ガラス転移点(Tg):デュポン社製910型 DSC によ
り測定した。
化メチレンに溶解し、20℃で測定した。 ガラス転移点(Tg):デュポン社製910型 DSC によ
り測定した。
【0022】
【実施例1】9,9−ビス(4−ヒドロキシフェニル)
フルオレン19.0部、ビスフェノールA4.1部、4
8.5%苛性ソーダ水溶液23.8部及び蒸留水360
部を撹拌器付き反応器に仕込み溶解した。これに塩化メ
チレン160部を加え、混合溶液が20℃になるように
冷却し、ホスゲン10部を40分で吹込んだ。その後反
応液にp-tert−ブチルフェノール0.11部を塩化メチ
レンに溶解した溶液で加え、48.5%苛性ソーダ水溶
液3.0部及びトリエチルアミン0.5部を加えて2時
間撹拌を続けて反応を終了した。反応終了後反応液から
下層のポリカーボネートの塩化メチレン溶液を分液し、
この溶液を塩酸水溶液、蒸留水によって洗浄した後、塩
化メチレンを蒸発除去させてポリカーボネートパウダー
を得た。得られたパウダーの比粘度は0.863、Tgは
256℃であった。
フルオレン19.0部、ビスフェノールA4.1部、4
8.5%苛性ソーダ水溶液23.8部及び蒸留水360
部を撹拌器付き反応器に仕込み溶解した。これに塩化メ
チレン160部を加え、混合溶液が20℃になるように
冷却し、ホスゲン10部を40分で吹込んだ。その後反
応液にp-tert−ブチルフェノール0.11部を塩化メチ
レンに溶解した溶液で加え、48.5%苛性ソーダ水溶
液3.0部及びトリエチルアミン0.5部を加えて2時
間撹拌を続けて反応を終了した。反応終了後反応液から
下層のポリカーボネートの塩化メチレン溶液を分液し、
この溶液を塩酸水溶液、蒸留水によって洗浄した後、塩
化メチレンを蒸発除去させてポリカーボネートパウダー
を得た。得られたパウダーの比粘度は0.863、Tgは
256℃であった。
【0023】
【実施例2】9,9−ビス(4−ヒドロキシフェニル)
フルオレンを22.8部及びビスフェノールAを1.6
部使用する以外は実施例1と同様にしてパウダーを得
た。このパウダーの比粘度は0.820、Tgは274℃
であった。
フルオレンを22.8部及びビスフェノールAを1.6
部使用する以外は実施例1と同様にしてパウダーを得
た。このパウダーの比粘度は0.820、Tgは274℃
であった。
【0024】
【比較例1】比粘度が0.451のビスフェノールAポ
リカーボネートパウダー[帝人化成(株)製パンライト
L−1250]のTgは150℃であった。
リカーボネートパウダー[帝人化成(株)製パンライト
L−1250]のTgは150℃であった。
【0025】
【発明の効果】本発明のポリカーボネート樹脂製フレキ
シブルプリント回路用フイルムは機械的特性、電気的特
性、寸法安定性等に優れ且つ極めて高い耐熱性を示す。
また、本発明で使用するポリカーボネート樹脂はポリイ
ミド樹脂に比べフイルム製膜も容易である。
シブルプリント回路用フイルムは機械的特性、電気的特
性、寸法安定性等に優れ且つ極めて高い耐熱性を示す。
また、本発明で使用するポリカーボネート樹脂はポリイ
ミド樹脂に比べフイルム製膜も容易である。
Claims (1)
- 【請求項1】 下記一般式[1] 【化1】 [式中R1 〜R4 は水素原子、ハロゲン原子、フェニル
基、炭素数1〜3のアルキル基であって、同一又は異な
っていてもよい。]で表される構成単位及び下記一般式
[2] 【化2】 [式中Wは単結合、アルキリデン基、シクロアルキリデ
ン基、フェニル基置換アルキリデン基、スルホン基、ス
ルフィド基又はオキシド基であり、R5 及びR6は水素
原子、ハロゲン原子、フェニル基、炭素数1〜3のアル
キル基であって、同一又は異なっていてもよく、m及び
nは夫々1〜4の整数である。]で表される構成単位か
らなり、一般式[1]で表される構造単位を70〜95
モル%含有し、且つ0.7g を100mlの塩化メチレン
に溶解し20℃で測定した比粘度が0.19以上である
ポリカーボネート樹脂よりなるプリント回路用フイル
ム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18083192A JPH0625401A (ja) | 1992-07-08 | 1992-07-08 | プリント回路用フイルム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18083192A JPH0625401A (ja) | 1992-07-08 | 1992-07-08 | プリント回路用フイルム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0625401A true JPH0625401A (ja) | 1994-02-01 |
Family
ID=16090125
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18083192A Pending JPH0625401A (ja) | 1992-07-08 | 1992-07-08 | プリント回路用フイルム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0625401A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5486577A (en) * | 1995-03-21 | 1996-01-23 | The Dow Chemical Company | Blends of diaryl fluorene carbonate polymers with bisphenol A carbonate polymers |
| US5516877A (en) * | 1994-08-16 | 1996-05-14 | The Dow Chemical Company | Crosslinkable carbonate polymers of dihydroxyaryl fluorene |
| WO2003082951A1 (en) | 2002-03-28 | 2003-10-09 | Teijin Chemicals, Ltd. | Copolycarbonate and heat-resistant part comprising the copolymer |
| US7244804B2 (en) | 2002-11-14 | 2007-07-17 | Teijin Chemicals, Ltd. | Polycarbonate copolymer, resin composition, and molded article |
| TWI394771B (zh) * | 2004-10-21 | 2013-05-01 | 大阪瓦斯股份有限公司 | 吸收紅外線之濾光片 |
-
1992
- 1992-07-08 JP JP18083192A patent/JPH0625401A/ja active Pending
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