JPH06256149A - セラミック美容シート - Google Patents

セラミック美容シート

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JPH06256149A
JPH06256149A JP12316791A JP12316791A JPH06256149A JP H06256149 A JPH06256149 A JP H06256149A JP 12316791 A JP12316791 A JP 12316791A JP 12316791 A JP12316791 A JP 12316791A JP H06256149 A JPH06256149 A JP H06256149A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 シリコンゴムシートに混入・坦持させた酸化
鉄セラミックス粉末の特性を利用して、衛生的で、か
つ、経済的な美顔、美容用のパック材を提供する。 【構成】 酸化第二鉄、酸化けい素を粘度に混合、練成
して成形後、焼成し、これを粉砕して形成した酸化鉄セ
ラミックス粉末を、シリコンゴム溶液中に分散・混合
し、得られた液体を布地に塗布して浸透・固定し、熱処
理を加えて硬化させ、または、その表面に接着用シリコ
ンゴムを塗着、ゲル化することよりなるセラミック美容
シート。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、人体の被美容部位肌に
接着させることにより、皮膚に発汗作用を与え血行の促
進を図ると共に、酸素の供給、脱色性および除(殺)菌
作用に基づく皮膚障害の防止等によって、肌の健康を改
善し、整え、美肌とする効用を連続的に維持し、かつ、
比較的に安価で、衛生的な酸化鉄セラミック美容シート
に関する。
【0002】
【従来の技術】人の肌は年令と共に老化するが、肌への
障害となる要因は、直射日光による障害、空気汚染に基
づく障害、化粧品等による薬害、内臓疾患に起因する障
害等々、数多くの原因によるものがある。それらの障害
による肌の劣化現象を取り除くために、化学成分を含ん
だ化粧品を使用して肌を蘇生させる方法や、物理的にパ
ック材料を顔部位に貼付する美顔方法がある。美容行為
としてのパック材の使用の場合には、処理後固形化した
パック材は、局部から剥離し廃棄物として捨てられる。
【0003】また、粘土、鉱物質の泥化した処置材を顔
部、肌等に塗り付ける美肌方法でも、処理後は同処置材
を局部から洗い流さねばならない。上記の措置の中で
は、特別な場所と他人の手を必要とする不便さもあり、
いづれにしても使用後の処置材は使い捨てにしなければ
ならない不経済性をもっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】酸化鉄セラミックスの
物理的・化学的性質としては、両極イオン性、滅菌性、
腐敗防止性、脱色性、脱臭性、酸素供給性または、水素
イオンの中性化等々の気液両体に対する作用およびセラ
ミックス特有の遠赤外線効果をも有することが知られて
いる。本発明は、これらの性質を備えた酸化鉄セラミッ
クスを美顔・美容のために利用しようとするものであっ
て、前記セラミックスを粉体にしてシリコンゴム溶液中
に分散・混合し均質な液体として、これを加工・処理し
シート状に成形することによって人体の肌の使用箇所に
適応した形状に切断・使用できるようにし、かつ、再使
用も可能なセラミック美容シートを開発することを目的
とする。
【0005】本出願人が、さきに提出した特開昭64−69
339 号(特願昭62−226529号)発明においては、もっぱ
ら、使用する半導体けい酸ゲルマニウムが人体障害部位
に対し改善効果をもたらす作用に着目しているが、上記
発明にあっては前記素材を肌に接着させる際に起り得る
皮膚障害の発生予防のため、けい酸酸化鉄のセラミック
スを少量添加している。本発明は、上記特開昭64−6933
9 号発明に使用されている、けい酸酸化鉄セラミックス
を、他のセラミックスと混合することなく単体として用
い、その美容・美肌に関する緩かな作用・効果を利用す
ると共に、セラミックスの類としては経済的であり、セ
ラミックスゲルマニウムよりも極めて安価な物質であ
る、両極イオン性の酸化鉄セラミックスを主として使用
することによって、日常手軽に利用する美容シートの美
肌効果は勿論のこと、加えて経済性を保持しようとする
ものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述の目的を
達成するため、以下に述べるとおりの各構成要件を具備
している。 (1)酸化第二鉄、酸化けい素を粘度に混合、練成して
成形後、焼成し、これを粉砕して形成した酸化鉄セラミ
ックス粉末を、シリコンゴム溶液中に分散・混合し、得
られた液体を布地に塗布して浸透・固定し、熱処理を加
えて硬化させ、または、その表面に接着用シリコンゴム
を塗着、ゲル化することよりなるセラミック美容シー
ト。
【0007】
【作用】
I.セラミック美容シート 本発明に使用される酸化鉄セラミックスを原料とするシ
リコンゴムシートの物理的・化学的性質は、次のような
ものである。 (A)通気性 酸化鉄セラミックス粉末を含む美容シートを水中に投じ
ると起泡性を示し、前記シート中の空気が水中に放出さ
れるが、これは酸化鉄セラミックスが通気性を備えてい
ることを示している。 (B)酸素供給性 200 ccの水道水をフラスコに入れ、本発明シートを長さ
4cm、幅6cmに切り取り、これを前記フラスコの水中に
浮上しないよう浸漬し、封止した。そのときの水道水の
溶存酸素量は7.5 PPMであった。浸漬開始24時間後、
フラスコ中の水道水の酸素溶存量を測定した結果、溶存
酸素量は8.5 PPMを示した。これによって本発明セラ
ミックスシートは酸素供給性を有することを確認した。
【0008】(C)脱色性 メチレンブルー着色性の水200 ccの中に前述(B)項に
説明したものと同じ寸法の美容シートを入れ、50時間放
置した。水中の色は完全ではないが、略、80%近く脱色
した。 (D)水素イオンの中性化作用 pH4.5を示す水200 ccの中に前述(B)と同じ寸法
の美容シートを入れ、48時間後 pH測定をした結果、 p
H6.7を示し、また、 pH9.2の水200 ccの中に前
記(B)と同じ寸法の美容シートを入れ、48時間後 pH
を測定した結果、 pH7.8を示した。作用の面におい
て、酸、アルカリ、それぞれに時間差はあり、また、 p
H7.00に近づくのに時間的問題はあるが、中性化作用
を有することを確認した。その他、防菌効果および、遠
赤外線効果等は、既に確認済みのものであり、これらの
物理・化学的作用が肌の改善と共に美容効果をもたらし
得るものである。
【0009】酸化第二鉄セラミツクス自体の物理・化学
的作用は、上述のように研究者によって解明された点が
多々あり、それらの作用を有する材質をシリコンゴム中
に封じ込めてもなお、当該ゴムシートが、酸化鉄セラミ
ックス自体と同じ反応を示すか否かが不明瞭であった。
さきに提出した特開昭64−69339 号発明に使用した材質
の中で、けい酸ゲルマニウムセラミックス粉体に、酸化
鉄セラミックス粉体を5重量%加え、シリコンゴムと撹
拌して形成した接着性シリコンゴムシートにおいて、シ
ートの接着によつて起り得る皮膚への障害を酸化鉄セラ
ミツクスにより防止し得た知見に基づき、 本発明にお
いては酸化鉄セラミックスのみを材質として用い、これ
を美容・美肌に関して使用したものである。勿論、医療
用具としてのテストも同時に行ったが、医療用としての
効果は極めて少なかった。
【0010】II.セラミック美容シートの使用形態 本発明セラミック美容シートには接着用シートと非接着
用シートがある。肌の部位の中で過激な運動を行う箇所
は、接着用シートでは肌から離脱することがあり、また
肌の広い範囲の部位ではシートの貼り付けに困難性があ
る。そこで本発明セラミック美容シートは、顔部、およ
び比較的小規模の部位と、胴体部、脚体部の使用範囲の
広い部位の使用とに区分し、前者には接着用、後者は非
接着用シートを使用することが好ましい。
【0011】(A)接着用シートは、シートを肌に押し
付ける際、密着する操作が難かしい部分、すなわち、
顔、頸、手の甲などである。顔部位においては、それぞ
れ個人差があり、確定的にシートの形状を定めることは
出来ないが、部分的に必要な顔の部分の形態に即して成
型すれば良い。接着用シートを使用することでシートは
肌に固定され、ずれ落ちないように薄地の布下地に加工
し、顔部等に対し立体的に接着効果をもたらし、使用
中、動く作業をしても構わない。また、接着用シリコン
ゴムは、肌を清潔にすることで接着効果を充分に発揮す
るが、肌より浸出する汗や脂肪によって接着面は汚染さ
れるので、使用後は石鹸等で脂肪分を除去し水洗後水分
を拭きとり、プラスチッツク等の板上にシートの接着面
を貼付けるようにすることによって 100回以上の使用を
可能とする。ただし、脂肪分を含む汚れた顔面等に対し
ては、接着効果の耐用期間は短期間にて終了する。
【0012】(B)非接着用シートは、人体の胴体部
位、および運動の烈しい部位に対して使用することが良
い。その理由は、接着用シートを使用すると、その接着
用シリコンゴムが肌との摩擦によって汗と脂肪とを混合
し、シートが備える接着効果の寿命は短時間で終るから
である。そのような理由で、肌に密着する効果を持続す
るためには、美容シートを外部より押え得る用具を用い
ることが好ましく、それによって肌の改善、発汗作用を
促進すると共に脂肪肥満の減量をもたらすことができ
る。汗や汚水によって汚染されたシートは、水洗し、再
利用し得る。この非接着用シートの形状として確定的な
ものはないが、使用する目的に応じて、対象となる寸法
より広目にシートを切断することが目的を達成するのに
効果的である。
【0013】
【実施例】
I.原材料 本発明における原材料として、酸化鉄セラミックス粉体
と、シリコンゴム溶液の非接着用と接着用の二種類を用
意した。 (A)酸化鉄のセラミックスは、原材料として純度99.
6%の酸化第二鉄、けい酸成分含有率の高い、すなわ
ち、SiO2 原料として70%〜75%の含有率の火山灰(シ
ラス)、カオリナイトを35:25:40の比率(重量比)で
混合し、これを混練、成型、乾燥後、焼成温度1050℃に
設定して加熱した。なお、原材料の酸化第二鉄およびカ
オリナイトは市販品を使用し、火山灰(シラス)は鹿児
島県吉田町産のものを使用した。焼成温度としては、融
合、仕上り強度を考慮に入れるとき、1040℃〜1050℃に
て凡その目的は達成するが、焼成品硬度の面で1050℃前
後が最も良質である。
【0014】ただし、焼成温度は一般的に不均一であ
り、その意味において焼成温度を1050℃に保つことは難
かしく、高温側では1060℃を示すこともあり得るこのよ
うな焼成温度の不均衡は、焼成中に原材料中の酸化第二
鉄が、酸化第三鉄に移行する部分があるためで、しか
し、酸化第三鉄としての少量の含有によつては、酸化第
二鉄の目的とする効果は殆んど変化しない。このように
して得られた酸化鉄セラミツクスを粉砕し、粒度 200メ
ッシュ以上の微粒子の粉体とした。セラミックスを微粒
子にすることは、次の工程においてシリコンゴムに混合
するときに、素材の分散効果を大ならしめるためであ
る。 (B)シリコンゴム溶液は市販の商品中、硬化用、ゲル
化用の二種類を用意した。そこで本発明セラミック美容
シートは、非接着用、接着用のシリコンゴム溶液の利用
によって、次の工程に基づいて作られる。
【0015】II.製法 (A)非接着用セラミック美容シート(図1参照) 腹部胴体の部位に使用するセラミック美容シートとし
て、長さは胴囲りの寸法より、やや長い寸法とし、幅
は、腹部位の胸骨下部より腹部下部までの寸法とした。
下地の布は薄い布を用い、テフロン加工鉄板上に、シリ
コンゴム溶液に浸した布地を平面的に拡げ、120 ℃以下
100 ℃の温度を保つように赤外線照射を12分施し、シリ
コンゴム2を硬化させた。次に、酸化鉄セラミックス粉
体をシリコンゴム溶液 100重量%中に、30重量%投入、
撹拌し、前記セラミックスをシリコンゴム中に分散さ
せ、その混合された溶液を硬化させたシリコンゴム2上
に均一に塗布し、温度条件として100 ℃〜120 ℃の範囲
の中で赤外線を照射、所要時間12分にて酸化鉄セラミッ
クスの粉体を固定化した。
【0016】本発明における上述シリコンゴム加工工程
においては、セラミックスとシリコンゴム溶液の撹拌作
業によって起る起泡性とは全く関係なく加工が進行する
が、その理由は素地の布が薄いことに起因し、加工中に
脱気出来るからである。この起泡性については、さきに
提出された特開昭64−69339 号発明の実施例(4)の製
造工程(ii)に記載しているように、溶液からの脱気所
要時間として3時間を必要とし、また、脱気を早めるた
め真空操作を必要とするとされているが、本発明におい
ては溶液中に気泡があっても直ちに施工出来ると共に、
それによって製品面に欠陥は全く生じない。
【0017】(B)接着用セラミック美容シート(図2
参照) (顔部および頸部の接着用セラミックシート)まず、顔
部使用として顔部肌に相当する面積の下地布を、非接着
用シリコンゴム溶液に浸してテフロン板上に敷き拡げ、
これに100 ℃〜120 ℃の範囲の温度を保つよう赤外線を
10分間照射しシリコンゴムを硬化させ、シート2を形成
する。次に、加工された前記シリコンゴムシート2の片
方表面に、非接着用シリコンゴム溶液 100重量%に対し
酸化鉄セラミックスの粉体を30重量%投入・撹拌し、セ
ラミックスを混合・分散させた前記ゴム溶液を塗布す
る。直ちに赤外線照射を行い100 ℃〜120 ℃の熱を与え
ることにより約12分後、酸化鉄セラミックスは固定・硬
化する。次に、接着用シリコンゴム溶液を塗布し、120
℃の温度を保ちながら赤外線照射によって熱を与え、表
面接着用シリコンゴム3をゲル化する。
【0018】III .実験例 (その1)顔部の美容に関する効果についての実験結果
を示す。顔部の美容実験については、たとえば図3に示
すような部分接着シートを組合せて使用するものとす
る。 (A)対象人員 女性: 47名、 男性: 3名、 計 50名、 (B)年代別 10才代:3名、 20才代:12名、 30才代:10名、
40才代:12名、50才代:8名、 60才代:5名、 (C)肌の抵抗性の強弱 強い肌:11名、 普通の肌:24名、 弱い肌:15
名、 (D)肌の質 乾燥肌:28名、 普通肌:14名、 油性肌:8
名、 (E)肌の色 白い肌:24名、 普通肌:3名、 黒味肌:13
名、
【0019】以上の特徴・人数をもってテストを行った
結果は、次に示す。 (F)効果 (a)化粧のりが良い。 44
名、 (b)肌がしっとりとうるおいが出た。 46
名、 (c)発汗性があった。 44
名、 (d)日焼け後の効果。 8
名、 (e)小じわがうすくなった。 2
名、 (f)肌に異常がなかった。 50
名、 (G)異常現象 1晩中使用したところ、パックの外側にあせもができ
た。しかし、あせもが治ったあと使用したが異常はなか
った。
【0020】(H)セラミック美容シートの使用持続性
について。 (a)最高使用した人の期間 300日、 1
名、250日、 2名、 (b)最低使用した人の期間 20日、 1
名、 (c)平均使用期間 120日間、 セラミック美容シートの使用の持続性については、保管
上の手入れを充分に行うと共に、テスト対象としての人
体肌も接着する前に洗顔し、皮膚の脂肪や汚れを洗い落
すことで接着効果は延長、持続する。 (I)セラミック美容シートの保管 水洗い:28名、 石けん水洗い:18
名、水、石けん、交互洗い:3名、 ぬるま湯洗い:
1名、 以上の効果が認められ、特に、肌への障害が無く、しっ
とりとした艶のある基礎的素肌美と共に、化粧効果の良
い肌をつくる、セラミック美容シートであることを確認
した。
【0021】(その2)顔部肌が粗悪な状態、すなわ
ち、ニキビやニキビ等による肌荒れに対して、本発明の
セラミック美容シートが効果をもたらすか否かの実験
に、年令を15才より20才の間の若年層を対象として選ん
だ。 (A)対象人員 女性:30名、 男性:11名、 上記人員は、すべてニキビが10個以上有り、中、高校生
および有職青年男女を対象としたものである。 (B)使用期間中効果を現した日数 1日〜3日:18名、 4日〜6日:25名、 7日以
上:3名、 使用したセラミック美容シートは直径6cmの形状とし、
1回使用時間、10分〜15分、1日に2回〜3回のテスト
を繰り返した。
【0022】(C)ニキビの症状に対する効果 症 状 効 果 (a)ニキビの数が多い人、 ニキビの数が減った。 (b)炎症を起している人、 炎症が治まった。 (c)化膿している人、 化膿がなくなった。 (d)肌が荒れている人、 肌が滑らかになった。
【0023】(その3)肥満体質改善を目的とし、腹部
肥満者に対する非接着用セラミック美容シートによるテ
スト。(非接着用であるため、腹巻にてシートを押え
た) (A)対象人員は、男性1名、女性1名、計2名、セラ
ミック美容シート使用中は、発汗作用を起し、1日、1
時間使用を2回行った。その結果、2週間後、腹廻りの
長さが、男性は3cm、女性は2.2cm縮小した。これ
は、シートによる遠赤外線効果と共に、セラミックの作
用が発汗作用を促進させ、食生活も平常時と変ることな
く、テストを行った結果、縮小傾向の効果をもたらし
た。 (B)また、顔部位の接着用セラミツク美容シート使用
においても、肥満形態に変化を与え、かつ、細くなる事
に対し、シワの発生なく、引き締った肌となった。
【0024】(比較テスト)本発明における美容効果に
ついての比較テストとしてセラミックを対象にした製品
はないが、類似した素材を選び、本発明における製造工
程に従って、次の物質3種を用いてシートを作成して試
験した。 (A)けい酸アルミニウムセラミックス粉体を使用した
シート。 (B)カオリナイト粉体によるシート。 (C)シラス粉体を用いたよるシート。 (D)特開昭64−69339 号発明のけい酸ゲルマニウムセ
ラミックス粉体を使用したシート。
【0025】(E)本発明のセラミック美容シート。 以上5種類のシートを接着用シートとし、顔部の肌に対
しテストを、それぞれ行った。温度条件18℃〜20℃、 (a)発汗性 (A)、(D)および(E)では発汗作用を呈し、特
に、(D)、(E)が多かった。(B)、(C)では発
汗作用は認められなかった。 (b)肌の状況 (B)、(C)ではテスト開始時と殆んど変化がなかっ
たが、肌にかゆみを生じた。(D)では、血色の良い肌
となった。(E)では、肌はしっとりとし、艶のある色
白を感じさせる状態であった。
【0026】(c)化粧水の吸水性 (A)、(B)、(C)および(D)は、全く化粧水の
吸収増加は見受けられなかった。(E)では、化粧水の
吸収性が、平常の1.5倍となり、化粧水、乳液の使用
も多くなる。この現象は、肌の汚れを発汗と共に取り除
き、毛穴の拡大によって、化粧水等の肌への浸透力が早
く、かつ、多くなったものである。以上のテストは、21
日間、毎日1回、1日に15分間、接着シートを用いて行
った。このテスト結果により、本発明美容シートの優劣
がはっきり判別出来た。このような結果から判断すると
き、本発明のセラミック美容シートが有効であることが
明らかになった。以上、記述したように、本発明セラミ
ック美容シートは、新しい技術による美容効果を、安価
に、提供し得るものである。
【0027】
【発明の効果】以上のとおり、本発明は、人体の美容部
位肌に接着することにより、肌に発汗作用を与え、血行
を促進すると共に、酸素の供給、脱色性および除菌作用
に基づく皮膚障害の防止等によって人体肌を改善し、整
え、美肌とする連続使用可能なセラミック美容シートを
提供するものである。本発明美容シートにおける酸化鉄
セラミックスの表面配合は、1cm2 当り0.02g平均で
ある。酸化鉄セラミックスの比重は凡そ2.2であり、
特開昭64−69339 号発明におけるけい酸ゲルマニウムの
比重1.2に較べて2倍近い故に、製品化工程における
酸化鉄セラミックスの使用量は大きくなるが、原材料の
時点において金属ゲルマニウムの価格を 100とすると
き、酸化第二鉄の価額は0.2であり、それぞれをセラ
ミックに加工したときには価格の割合は 100:20の比率
となり、酸化鉄セラミツクスの方が5倍安価になる。し
たがって、本件発明の美容シートは、美容作用の有効
性、継続性から考えるとき、極めて経済的に社会へ提供
することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】接着効果の悪い身体部位に取り付ける本発明非
接着用セラミック美容シートの一実施例の断面。
【図2】同じく、接着効果の良い身体部位に取り付ける
接着用セラミック美容シートの一実施例の断面。
【図3】顔部位に取り付ける面体シートを、部分的に配
置した図。
【符号の説明】
1 酸化鉄セラミックス粉体を、シリコンゴム中に混合
し、塗布後硬化させた表面シート。 2 布地に、シリコンゴムを浸し、硬化させたシート。 3 接着用シリコンゴムを、シート1の上に塗布し、ゲ
ル化した接着帯。 4 面体、額部部分接着シート。 5 面体、頬部左右部分接着シート。 5’面体、頬部左右部分接着シート。 6 面体、鼻部部分接着シート。 7 面体、顎部部分接着シート。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 酸化第二鉄、酸化けい素を粘度に混合、
    練成して成形後、焼成し、これを粉砕して形成した酸化
    鉄セラミックス粉末を、シリコンゴム溶液中に分散・混
    合し、得られた液体を布地に塗布して浸透・固定し、熱
    処理を加えて硬化させ、または、その表面に接着用シリ
    コンゴムを塗着、ゲル化することよりなるセラミック美
    容シート。
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