JPH06257061A - 印捺布帛の発色装置 - Google Patents
印捺布帛の発色装置Info
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- JPH06257061A JPH06257061A JP3700593A JP3700593A JPH06257061A JP H06257061 A JPH06257061 A JP H06257061A JP 3700593 A JP3700593 A JP 3700593A JP 3700593 A JP3700593 A JP 3700593A JP H06257061 A JPH06257061 A JP H06257061A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 印捺された布帛に対し、良好な発色を行うこ
とができる発色装置を提供する。 【構成】 処理室1に気体の処理媒体を循環させる送風
機7と、蒸気吹き込み用の多孔状パイプ11が水槽10
中に収納されており、循環する処理媒体に蒸気を供給す
る蒸気供給装置8と、ガス燃焼バーナーまたは熱交換機
により処理媒体に熱エネルギーを供給する加熱装置9
と、水をミスト状にして処理媒体に水分を供給する水分
供給装置12とを具備し、前記送風機、蒸気供給装置、
加熱装置および水分供給装置を処理媒体の循環流路とす
る。
とができる発色装置を提供する。 【構成】 処理室1に気体の処理媒体を循環させる送風
機7と、蒸気吹き込み用の多孔状パイプ11が水槽10
中に収納されており、循環する処理媒体に蒸気を供給す
る蒸気供給装置8と、ガス燃焼バーナーまたは熱交換機
により処理媒体に熱エネルギーを供給する加熱装置9
と、水をミスト状にして処理媒体に水分を供給する水分
供給装置12とを具備し、前記送風機、蒸気供給装置、
加熱装置および水分供給装置を処理媒体の循環流路とす
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、印捺後の布帛を発色す
るための装置に関する。
るための装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ナイロン、レーヨン、アクリル、綿、羊
毛等を染色する酸性染料、反応染料、カチオン染料等の
水溶性染料を含む捺染糊により印捺された布帛の発色に
おいては、蒸気より供給される水分および熱により染料
が繊維中に拡散して結合し、良好に染着し、発色する。
また、ポリエステル、ナイロン等を染色する分散染料、
スレン染料等の不溶性染料を含む捺染糊により印捺され
た布帛の発色では、水分に関係なく、熱エネルギーによ
って染料が繊維中に拡散し、良好に染着し、発色する。
そのため高温ほど発色性は良くなるが、高温では風合い
が固くなるため、低温で熱エネルギーが大きい過熱蒸気
を用いて発色を行っている。
毛等を染色する酸性染料、反応染料、カチオン染料等の
水溶性染料を含む捺染糊により印捺された布帛の発色に
おいては、蒸気より供給される水分および熱により染料
が繊維中に拡散して結合し、良好に染着し、発色する。
また、ポリエステル、ナイロン等を染色する分散染料、
スレン染料等の不溶性染料を含む捺染糊により印捺され
た布帛の発色では、水分に関係なく、熱エネルギーによ
って染料が繊維中に拡散し、良好に染着し、発色する。
そのため高温ほど発色性は良くなるが、高温では風合い
が固くなるため、低温で熱エネルギーが大きい過熱蒸気
を用いて発色を行っている。
【0003】従来の発色機では、水溶性染料により印捺
された布帛の発色の場合には、水分を染料に供給するた
め、水を高圧蒸気で沸騰させ、発生した乾き蒸気を処理
室に供給していた。しかし、この蒸気中の水分は布帛に
吸収され、処理室の蒸気は過熱蒸気になるため、水分が
全体的に少なくなり、発色性が悪くなるという問題点が
あった。
された布帛の発色の場合には、水分を染料に供給するた
め、水を高圧蒸気で沸騰させ、発生した乾き蒸気を処理
室に供給していた。しかし、この蒸気中の水分は布帛に
吸収され、処理室の蒸気は過熱蒸気になるため、水分が
全体的に少なくなり、発色性が悪くなるという問題点が
あった。
【0004】そのため、水分の不足を補い、処理室の温
度を下げる目的で、処理室内に水をミスト状にして供給
する装置を有するものがある。この場合、処理室におけ
る処理媒体(過熱蒸気)と水ミストの混合が不十分で、
処理室内で部分的に湿り蒸気、乾き蒸気もしくは過熱蒸
気となって存在し、水分や温度分布のバラツキが生じる
ため、発色不良を生じる。さらに、供給する水ミストの
水量の調節が難しいため、水分量が多くなると、布帛に
水滴となって付着し、染料が柄域を越えて滲み出す、染
料の泣きという問題が多発していた。
度を下げる目的で、処理室内に水をミスト状にして供給
する装置を有するものがある。この場合、処理室におけ
る処理媒体(過熱蒸気)と水ミストの混合が不十分で、
処理室内で部分的に湿り蒸気、乾き蒸気もしくは過熱蒸
気となって存在し、水分や温度分布のバラツキが生じる
ため、発色不良を生じる。さらに、供給する水ミストの
水量の調節が難しいため、水分量が多くなると、布帛に
水滴となって付着し、染料が柄域を越えて滲み出す、染
料の泣きという問題が多発していた。
【0005】また、不溶性染料により印捺された布帛の
発色では、所定温度の過熱蒸気を処理室に供給するが、
蒸気の供給方法が押し出しによる自然降下のため、上下
方向における温度差を生じ、布帛の場所により発色が異
なり、色違いとなるという問題を生じる。また、他の発
色装置では、水溶性染料の発色において、循環ファンを
有する循環流路において、高圧蒸気を処理室に供給する
ことにより発生した過熱蒸気にミスト状の水を供給して
冷却した蒸気を処理室に供給することにより、処理室の
温度の上昇を防ごうとするものもあるが、この場合も蒸
気中の水分は布帛に吸収され、処理室の蒸気は過熱蒸気
になり、水分が全体的に少なくなると言う欠点がある。
また、処理室に供給する蒸気は、過熱蒸気にミスト状の
水を供給して冷却した蒸気であるため、部分的に湿り蒸
気、乾き蒸気もしくは過熱蒸気となっている。このよう
な蒸気を処理室に供給するため、処理室における処理媒
体と供給蒸気との混合が不十分となり、処理室の水分お
よび温度分布のバラツキを生じて部分的に乾き蒸気また
は過熱蒸気となり、印捺布帛の発色が不良となるという
問題がある。
発色では、所定温度の過熱蒸気を処理室に供給するが、
蒸気の供給方法が押し出しによる自然降下のため、上下
方向における温度差を生じ、布帛の場所により発色が異
なり、色違いとなるという問題を生じる。また、他の発
色装置では、水溶性染料の発色において、循環ファンを
有する循環流路において、高圧蒸気を処理室に供給する
ことにより発生した過熱蒸気にミスト状の水を供給して
冷却した蒸気を処理室に供給することにより、処理室の
温度の上昇を防ごうとするものもあるが、この場合も蒸
気中の水分は布帛に吸収され、処理室の蒸気は過熱蒸気
になり、水分が全体的に少なくなると言う欠点がある。
また、処理室に供給する蒸気は、過熱蒸気にミスト状の
水を供給して冷却した蒸気であるため、部分的に湿り蒸
気、乾き蒸気もしくは過熱蒸気となっている。このよう
な蒸気を処理室に供給するため、処理室における処理媒
体と供給蒸気との混合が不十分となり、処理室の水分お
よび温度分布のバラツキを生じて部分的に乾き蒸気また
は過熱蒸気となり、印捺布帛の発色が不良となるという
問題がある。
【0006】また、供給する水ミストの調節が難しく、
水量が多いと布帛に水滴となって付着して染料の泣きと
いう問題が生じ、少ないと乾き蒸気となって発色不良と
なるという問題が生じる。さらに、不溶性染料の発色に
おいては、処理室に蒸気を直接供給しても所定の過熱蒸
気温度にならないため、循環ファンにより吸い込まれた
過熱蒸気に循環通流路内で熱エネルギーを供給するが、
過熱蒸気との混合が悪く、処理室において温度のバラツ
キを生じ、布帛の場所により発色が異なり、色違いとな
るという問題がある。
水量が多いと布帛に水滴となって付着して染料の泣きと
いう問題が生じ、少ないと乾き蒸気となって発色不良と
なるという問題が生じる。さらに、不溶性染料の発色に
おいては、処理室に蒸気を直接供給しても所定の過熱蒸
気温度にならないため、循環ファンにより吸い込まれた
過熱蒸気に循環通流路内で熱エネルギーを供給するが、
過熱蒸気との混合が悪く、処理室において温度のバラツ
キを生じ、布帛の場所により発色が異なり、色違いとな
るという問題がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の如き
従来技術の問題点を解決し、印捺された布帛に対し、良
好な発色を行うことができる発色装置を提供することを
目的とする。
従来技術の問題点を解決し、印捺された布帛に対し、良
好な発色を行うことができる発色装置を提供することを
目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するため、処理室(1)に気体の処理媒体を循環させ
る送風機(循環ファン)(7)と、蒸気吹き込み用の多
孔状パイプ(11)が水槽(10)中に収納されてお
り、循環する処理媒体に蒸気を供給する蒸気供給装置
(8)と、ガス燃焼バーナーまたは熱交換機により処理
媒体に熱エネルギーを供給する加熱装置(9)と、水を
ミスト状にして処理媒体に水分を供給する水分供給装置
(12)とを具備し、前記送風機(7)、蒸気供給装置
(8)、加熱装置(9)および水分供給装置(12)を
処理媒体の循環流路とする発色装置を提供する。
決するため、処理室(1)に気体の処理媒体を循環させ
る送風機(循環ファン)(7)と、蒸気吹き込み用の多
孔状パイプ(11)が水槽(10)中に収納されてお
り、循環する処理媒体に蒸気を供給する蒸気供給装置
(8)と、ガス燃焼バーナーまたは熱交換機により処理
媒体に熱エネルギーを供給する加熱装置(9)と、水を
ミスト状にして処理媒体に水分を供給する水分供給装置
(12)とを具備し、前記送風機(7)、蒸気供給装置
(8)、加熱装置(9)および水分供給装置(12)を
処理媒体の循環流路とする発色装置を提供する。
【0009】以下、本発明を図面に従って説明する。図
1〜4は、本発明に係る印捺布帛の発色装置を示す図で
ある。印捺布(2)は布引き上げロール(3)により引
き上げられ、処理室(1)に入る。そして、ハンギング
ロール(4)によってループを形成し、拡布の状態で処
理室内を移動し、所定の場所で出口側の布引き上げロー
ル(3)により引き上げられ、処理室外へ引き出され
る。印捺布は、連続的に処理室に入り、発色されて処理
室外へ出ていく。
1〜4は、本発明に係る印捺布帛の発色装置を示す図で
ある。印捺布(2)は布引き上げロール(3)により引
き上げられ、処理室(1)に入る。そして、ハンギング
ロール(4)によってループを形成し、拡布の状態で処
理室内を移動し、所定の場所で出口側の布引き上げロー
ル(3)により引き上げられ、処理室外へ引き出され
る。印捺布は、連続的に処理室に入り、発色されて処理
室外へ出ていく。
【0010】水溶性染料の発色の場合には、蒸気供給装
置のダンパ(5)を開き、加熱装置のダンパ(6)を閉
じた状態で循環ファン(7)を稼動する。処理媒体は蒸
気供給装置(8)を流れる。蒸気供給装置(8)では、
水槽(10)中に収納されている蒸気吹き込み用の多孔
状パイプ(11)より高圧蒸気(16)を吹き込み、水
を沸騰させて乾き蒸気を発生させる。発生した乾き蒸気
と蒸気供給装置(8)を流れる処理媒体が混合して循環
ファン(7)に吸い込まれ、循環ファン(7)において
攪拌され、混合される。循環ファン(7)より出た蒸気
は、水分供給装置(12)により水分を与えられ、湿り
蒸気となって処理室(1)に放出される。水分供給装置
(12)は、循環ファン出口側ダクト(13)に1個ま
たは2個以上の複数個取り付け、循環ファン(7)より
出た乾き蒸気と水分との接触機会を増やす。
置のダンパ(5)を開き、加熱装置のダンパ(6)を閉
じた状態で循環ファン(7)を稼動する。処理媒体は蒸
気供給装置(8)を流れる。蒸気供給装置(8)では、
水槽(10)中に収納されている蒸気吹き込み用の多孔
状パイプ(11)より高圧蒸気(16)を吹き込み、水
を沸騰させて乾き蒸気を発生させる。発生した乾き蒸気
と蒸気供給装置(8)を流れる処理媒体が混合して循環
ファン(7)に吸い込まれ、循環ファン(7)において
攪拌され、混合される。循環ファン(7)より出た蒸気
は、水分供給装置(12)により水分を与えられ、湿り
蒸気となって処理室(1)に放出される。水分供給装置
(12)は、循環ファン出口側ダクト(13)に1個ま
たは2個以上の複数個取り付け、循環ファン(7)より
出た乾き蒸気と水分との接触機会を増やす。
【0011】なお、水分供給装置(12)は、循環ファ
ン吸い込み側ダクト(14)に設けてもよい。処理室
(1)に放出された湿り蒸気の水分を捺染布(2)が吸
収し、発色する。湿り蒸気の処理媒体が処理室(1)で
結露するのを防止するために、天井に蒸気配管(17)
を露出させて蒸気圧力により表面温度を調節する。結露
は100℃以上では起こらないため、これにより天井に
おける結露が防止できる。また、蒸気配管の漏れについ
ても、これが露出していることによりその発見や修理が
容易である。
ン吸い込み側ダクト(14)に設けてもよい。処理室
(1)に放出された湿り蒸気の水分を捺染布(2)が吸
収し、発色する。湿り蒸気の処理媒体が処理室(1)で
結露するのを防止するために、天井に蒸気配管(17)
を露出させて蒸気圧力により表面温度を調節する。結露
は100℃以上では起こらないため、これにより天井に
おける結露が防止できる。また、蒸気配管の漏れについ
ても、これが露出していることによりその発見や修理が
容易である。
【0012】不溶性染料の発色を所定温度の過熱蒸気で
行う場合には、蒸気供給装置のダンパ(5)および加熱
装置のダンパ(6)を開いた状態で循環ファン(7)を
稼動させる。処理媒体は、蒸気供給装置(8)および加
熱装置(9)を流れる。蒸気供給装置(8)では、水槽
(10)の水(18)を抜き、蒸気吹き込み用多孔状パ
イプ(11)より蒸気(16)を吹き込み、蒸気供給装
置(8)を流れる処理媒体と混合し、循環ファン(7)
に吸い込ませる。
行う場合には、蒸気供給装置のダンパ(5)および加熱
装置のダンパ(6)を開いた状態で循環ファン(7)を
稼動させる。処理媒体は、蒸気供給装置(8)および加
熱装置(9)を流れる。蒸気供給装置(8)では、水槽
(10)の水(18)を抜き、蒸気吹き込み用多孔状パ
イプ(11)より蒸気(16)を吹き込み、蒸気供給装
置(8)を流れる処理媒体と混合し、循環ファン(7)
に吸い込ませる。
【0013】加熱装置(9)はガス燃焼バーナー(1
5)または熱交換機を有し、加熱装置(9)を流れる処
理媒体が加熱され、循環ファン(9)に吸い込まれてい
く。蒸気供給装置(8)および加熱装置(9)を流れ、
循環ファン(7)により攪拌され、混合された過熱蒸気
が、処理室(1)に放出される。こうして、処理室
(1)に放出された過熱蒸気の熱エネルギーにより、印
捺布が発色する。
5)または熱交換機を有し、加熱装置(9)を流れる処
理媒体が加熱され、循環ファン(9)に吸い込まれてい
く。蒸気供給装置(8)および加熱装置(9)を流れ、
循環ファン(7)により攪拌され、混合された過熱蒸気
が、処理室(1)に放出される。こうして、処理室
(1)に放出された過熱蒸気の熱エネルギーにより、印
捺布が発色する。
【0014】不溶性染料の発色を所定温度の高温空気で
行う場合には、蒸気供給装置のダンパ(5)を閉じ、加
熱装置のダンパ(6)を開いた状態で循環ファン(7)
を稼動させる。処理媒体は、加熱装置(9)を流れる。
加熱装置(9)は、ガス燃焼バーナー(15)または熱
交換機を有し、加熱装置を流れる処理媒体が加熱され、
循環ファン(7)に吸い込まれていく。加熱装置(9)
を流れ、循環ファンにより攪拌され、混合された高温空
気が処理室(1)に放出される。こうして、処理室
(1)に放出された高温空気の熱エネルギーにより、捺
染布(2)が発色する。
行う場合には、蒸気供給装置のダンパ(5)を閉じ、加
熱装置のダンパ(6)を開いた状態で循環ファン(7)
を稼動させる。処理媒体は、加熱装置(9)を流れる。
加熱装置(9)は、ガス燃焼バーナー(15)または熱
交換機を有し、加熱装置を流れる処理媒体が加熱され、
循環ファン(7)に吸い込まれていく。加熱装置(9)
を流れ、循環ファンにより攪拌され、混合された高温空
気が処理室(1)に放出される。こうして、処理室
(1)に放出された高温空気の熱エネルギーにより、捺
染布(2)が発色する。
【0015】
【作用および効果】従来は、水溶性染料の発色の場合、
乾き蒸気が飽和温度以上になって過熱蒸気になるのを防
止するために、水をミスト状に供給して処理媒体を冷却
し、処理室の水分および温度分布のバラツキによる発色
不良を防止していた。これに対し、本発明では、湿り蒸
気の処理媒体を処理室に供給するものであり、また湿り
度の状態を水供給量により調節することができる。これ
により、布帛が吸収する水分を補うことができ、布帛に
よる水分吸収量の違いに適切に対応できる。かつ、循環
ファンおよび循環ファンに連なるダクト中において混合
され、攪拌された湿り蒸気を処理室に供給するため、処
理室における水分および温度分布バラツキがない。従っ
て、本発明に係る発色装置によれば、従来より安定した
良好な発色を得ることができる。
乾き蒸気が飽和温度以上になって過熱蒸気になるのを防
止するために、水をミスト状に供給して処理媒体を冷却
し、処理室の水分および温度分布のバラツキによる発色
不良を防止していた。これに対し、本発明では、湿り蒸
気の処理媒体を処理室に供給するものであり、また湿り
度の状態を水供給量により調節することができる。これ
により、布帛が吸収する水分を補うことができ、布帛に
よる水分吸収量の違いに適切に対応できる。かつ、循環
ファンおよび循環ファンに連なるダクト中において混合
され、攪拌された湿り蒸気を処理室に供給するため、処
理室における水分および温度分布バラツキがない。従っ
て、本発明に係る発色装置によれば、従来より安定した
良好な発色を得ることができる。
【0016】例えば、本発明に係る発色装置により、水
溶性染料による印捺布帛の発色を行った場合、表1に示
す通り、処理室へ放出する蒸気温度は常時98〜99℃
を示した。また、処理室における処理媒体の温度は蒸気
供給装置ダンパ前(処理室下部)で99〜100℃であ
った。大気圧では水の沸点は99℃であるから、処理室
へ放出される蒸気は湿り蒸気である。また、通常、処理
室温度が99〜100℃では結露するものであるが、天
井における結露防止装置により処理室において結露する
ことなく、安定して加工することができた。
溶性染料による印捺布帛の発色を行った場合、表1に示
す通り、処理室へ放出する蒸気温度は常時98〜99℃
を示した。また、処理室における処理媒体の温度は蒸気
供給装置ダンパ前(処理室下部)で99〜100℃であ
った。大気圧では水の沸点は99℃であるから、処理室
へ放出される蒸気は湿り蒸気である。また、通常、処理
室温度が99〜100℃では結露するものであるが、天
井における結露防止装置により処理室において結露する
ことなく、安定して加工することができた。
【0017】不溶性染料の発色においても、従来の装置
では、処理室の温度バラツキによる発色不良が生じてい
たが、本発明の装置では、循環ファンおよび循環ファン
に連なるダクト中において混合され、攪拌された過熱蒸
気または高温空気が処理室に供給されるため、処理室に
おける温度分布のバラツキがなく、良好な発色が得られ
る。
では、処理室の温度バラツキによる発色不良が生じてい
たが、本発明の装置では、循環ファンおよび循環ファン
に連なるダクト中において混合され、攪拌された過熱蒸
気または高温空気が処理室に供給されるため、処理室に
おける温度分布のバラツキがなく、良好な発色が得られ
る。
【0018】即ち、本発明に係る発色装置により不溶性
染料による印捺布帛の発色を行った場合にも、表1に示
す通り、処理室に170℃の過熱蒸気を供給したときの
温度分布を測定したところ、処理室上部と下部の温度差
は5℃以内であった。また、処理室に180℃の高温空
気を供給したときの温度分布を測定したところ、温度差
は7℃以内であった。
染料による印捺布帛の発色を行った場合にも、表1に示
す通り、処理室に170℃の過熱蒸気を供給したときの
温度分布を測定したところ、処理室上部と下部の温度差
は5℃以内であった。また、処理室に180℃の高温空
気を供給したときの温度分布を測定したところ、温度差
は7℃以内であった。
【0019】
【表1】
【図1】本発明に係る発色装置の正面図
【図2】図1の装置のA−A破断右側面図
【図3】図1の装置のB−B破断左側面図
【図4】図1の装置のC−C破断平面図
1…処理室 2…捺染布 3…布引き上げロール 4…ハンギングロール 5…蒸気供給装置のダンパ 6…加熱装置のダンパ 7…送風機(循環ファン) 8…蒸気供給装置 9…加熱装置 10…水槽 11…蒸気吹き込み用の多孔状パイプ 12…水分供給装置 13…循環ファン出口側ダクト 14…循環ファン吸い込み側ダクト 15…ガス燃焼バーナー 16…蒸気 17…蒸気配管 18…水
フロントページの続き (72)発明者 北出 嘉秀 石川県能美郡根上町浜町ヌ167番地 小松 精練株式会社内
Claims (1)
- 【請求項1】 処理室に気体の処理媒体を循環させる送
風機と、蒸気吹き込み用の多孔状パイプが水槽中に収納
されており、循環する処理媒体に蒸気を供給する蒸気供
給装置と、ガス燃焼バーナーまたは熱交換機により処理
媒体に熱エネルギーを供給する加熱装置と、水をミスト
状にして処理媒体に水分を供給する水分供給装置とを具
備し、前記送風機、蒸気供給装置、加熱装置および水分
供給装置を処理媒体の循環流路とする発色装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3700593A JPH06257061A (ja) | 1993-02-25 | 1993-02-25 | 印捺布帛の発色装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3700593A JPH06257061A (ja) | 1993-02-25 | 1993-02-25 | 印捺布帛の発色装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06257061A true JPH06257061A (ja) | 1994-09-13 |
Family
ID=12485589
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3700593A Pending JPH06257061A (ja) | 1993-02-25 | 1993-02-25 | 印捺布帛の発色装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06257061A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20000040828A (ko) * | 1998-12-19 | 2000-07-05 | 송인택 | 폴리에스테르 염색가공포류의 심색화 장치 |
| US8046934B2 (en) * | 2006-01-25 | 2011-11-01 | Nv Bekaert Sa | Convective system for a dryer installation |
| KR20170008707A (ko) * | 2016-07-20 | 2017-01-24 | 신승환 | 원단 증열장치 |
| KR20170008481A (ko) * | 2015-07-14 | 2017-01-24 | 신승환 | 원단 증열장치 |
-
1993
- 1993-02-25 JP JP3700593A patent/JPH06257061A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20000040828A (ko) * | 1998-12-19 | 2000-07-05 | 송인택 | 폴리에스테르 염색가공포류의 심색화 장치 |
| US8046934B2 (en) * | 2006-01-25 | 2011-11-01 | Nv Bekaert Sa | Convective system for a dryer installation |
| KR20170008481A (ko) * | 2015-07-14 | 2017-01-24 | 신승환 | 원단 증열장치 |
| KR20170008707A (ko) * | 2016-07-20 | 2017-01-24 | 신승환 | 원단 증열장치 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20020108 |