JPH06257194A - 浄水装置への送水タンク - Google Patents
浄水装置への送水タンクInfo
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- JPH06257194A JPH06257194A JP7538793A JP7538793A JPH06257194A JP H06257194 A JPH06257194 A JP H06257194A JP 7538793 A JP7538793 A JP 7538793A JP 7538793 A JP7538793 A JP 7538793A JP H06257194 A JPH06257194 A JP H06257194A
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Landscapes
- Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 逆浸透膜装置などの浄水装置へ未浄化水を循
環供給し、未浄化水の循環によって高濃度化する不純水
をタンク内に保有して加圧ポンプの停止後に系外へ排出
する。 【構成】 タンク下方壁において下方へ突出する水溜め
部を2個所定間隔おいて形成し、一方の水溜め部の中へ
未浄化水の戻り管の管口が入るように配置し、且つ他方
の水溜め部の下端に水送出管を接続するとともに、水送
出側の水溜め部内の水が一定量以下になるとフロートが
作動して水戻り側の水溜め部内の未浄化水を系外へ排出
する
環供給し、未浄化水の循環によって高濃度化する不純水
をタンク内に保有して加圧ポンプの停止後に系外へ排出
する。 【構成】 タンク下方壁において下方へ突出する水溜め
部を2個所定間隔おいて形成し、一方の水溜め部の中へ
未浄化水の戻り管の管口が入るように配置し、且つ他方
の水溜め部の下端に水送出管を接続するとともに、水送
出側の水溜め部内の水が一定量以下になるとフロートが
作動して水戻り側の水溜め部内の未浄化水を系外へ排出
する
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、逆浸透膜装置などの浄
水装置へ未浄化水を循環供給する送水タンクに関し、未
浄化水の循環によって高濃度化する不純水をタンク内に
保有して加圧ポンプの停止後に系外へ排出する送水タン
クに関する。
水装置へ未浄化水を循環供給する送水タンクに関し、未
浄化水の循環によって高濃度化する不純水をタンク内に
保有して加圧ポンプの停止後に系外へ排出する送水タン
クに関する。
【0002】
【従来の技術】水道水は、一見無色透明であっても、取
水する河川や湖沼の汚染化によって水質の低下が進行
し、実際には目に見えない種々の有害な物質が残存する
可能性がある。このため、飲料水としての水道水をさら
に浄化することが健康のために必須であり、現在では各
種の家庭用浄水器が販売されている。
水する河川や湖沼の汚染化によって水質の低下が進行
し、実際には目に見えない種々の有害な物質が残存する
可能性がある。このため、飲料水としての水道水をさら
に浄化することが健康のために必須であり、現在では各
種の家庭用浄水器が販売されている。
【0003】 市販の家庭用浄水器は、水道の蛇口に取
付けられるので簡便であるが、単に多孔質のフィルタを
取付けたカートリッジ式のものが大部分である。この浄
水器では、水中のアメーバー類から大腸菌,ブドウ球
菌,サルモネラ菌程度までは除去可能であっても、現代
病の病原体として重要視されているエイズウィルス,A
型肝炎ウィルス,,日本脳炎ウィルスのように細菌より
小さい濾過性のものは除去することができない。
付けられるので簡便であるが、単に多孔質のフィルタを
取付けたカートリッジ式のものが大部分である。この浄
水器では、水中のアメーバー類から大腸菌,ブドウ球
菌,サルモネラ菌程度までは除去可能であっても、現代
病の病原体として重要視されているエイズウィルス,A
型肝炎ウィルス,,日本脳炎ウィルスのように細菌より
小さい濾過性のものは除去することができない。
【0004】 濾過性のウィルス類を飲料水から除去す
るには、コロイド分子領域まで除去可能な逆浸透法又は
限外濾過法が有効であることが確認されている。海水淡
水化の方法として知られた逆浸透法は、通常の浸透とは
逆方向に進む物質分離の現象であり、溶媒は通すが溶質
を通さない半透膜を隔てて溶液と純溶媒をおき、溶液側
に浸透圧より高い圧力を加え、溶液中の溶媒分子を半透
膜を通して純溶媒中へ移行させる。
るには、コロイド分子領域まで除去可能な逆浸透法又は
限外濾過法が有効であることが確認されている。海水淡
水化の方法として知られた逆浸透法は、通常の浸透とは
逆方向に進む物質分離の現象であり、溶媒は通すが溶質
を通さない半透膜を隔てて溶液と純溶媒をおき、溶液側
に浸透圧より高い圧力を加え、溶液中の溶媒分子を半透
膜を通して純溶媒中へ移行させる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この逆浸透法を浄水生
成に利用するには、半透膜を隔てて水道水と純水をお
き、水道水側に浸透圧より高い圧力を加えて、水道水を
浄化して高純度の浄水を得ればよいはずである。しかし
ながら、逆浸透法で水道水を浄化できるのに、現実には
逆浸透法による浄水は一般に殆ど利用されておらず、そ
の事実の認識だけでは浄水を一般家庭,団地やマンショ
ンなどの集合住宅,ホテル,病院などで利用できない。
一般での利用を可能にするには、設備全体を浄水システ
ムとして有機的に構成することが必要である。
成に利用するには、半透膜を隔てて水道水と純水をお
き、水道水側に浸透圧より高い圧力を加えて、水道水を
浄化して高純度の浄水を得ればよいはずである。しかし
ながら、逆浸透法で水道水を浄化できるのに、現実には
逆浸透法による浄水は一般に殆ど利用されておらず、そ
の事実の認識だけでは浄水を一般家庭,団地やマンショ
ンなどの集合住宅,ホテル,病院などで利用できない。
一般での利用を可能にするには、設備全体を浄水システ
ムとして有機的に構成することが必要である。
【0006】 逆浸透法は、コロイド領域やイオン領域
の不純物まで除去できる反面、1回の半透膜浸透では2
0%程度の浄水を得るにすぎない。このような逆浸透法
において、残りの未浄化水を全て廃棄していたのでは水
コストが高くなりすぎ、家庭用などとして一般的に使用
することは不可能である。
の不純物まで除去できる反面、1回の半透膜浸透では2
0%程度の浄水を得るにすぎない。このような逆浸透法
において、残りの未浄化水を全て廃棄していたのでは水
コストが高くなりすぎ、家庭用などとして一般的に使用
することは不可能である。
【0007】 本発明者は、未浄化水の処理について種
々研究を重ねた結果、多量に生じる未浄化水を逆浸透膜
装置などの浄水装置へ戻して再使用し、該装置において
複数回浸透処理することで水コストを軽減させている。
本発明は、未浄化水を循環・再使用するのに際してタン
クを単に複数個並置するのではなく、タンク1個で浄水
装置へ未浄化水を連続的に供給することにより、設置面
積及び製造経費をいっそう低減化して一般的な使用を可
能とする送水タンクを提供することを目的としている。
々研究を重ねた結果、多量に生じる未浄化水を逆浸透膜
装置などの浄水装置へ戻して再使用し、該装置において
複数回浸透処理することで水コストを軽減させている。
本発明は、未浄化水を循環・再使用するのに際してタン
クを単に複数個並置するのではなく、タンク1個で浄水
装置へ未浄化水を連続的に供給することにより、設置面
積及び製造経費をいっそう低減化して一般的な使用を可
能とする送水タンクを提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る送水タンク1には、図1に示すよう
に、タンク下方壁2において下方へ突出する水溜め部
3,4を2個所定間隔おいて形成する。水溜め部3,4
は、タンク下方壁2において左右に分離させて配置す
る。送水タンク1の形状は、図1ではほぼ直方体である
けれども、この形状は図4のように円筒形でもよく、円
筒形の場合には2個の水溜め部をタンク下方壁の中心と
円周に分離配置する。
に、本発明に係る送水タンク1には、図1に示すよう
に、タンク下方壁2において下方へ突出する水溜め部
3,4を2個所定間隔おいて形成する。水溜め部3,4
は、タンク下方壁2において左右に分離させて配置す
る。送水タンク1の形状は、図1ではほぼ直方体である
けれども、この形状は図4のように円筒形でもよく、円
筒形の場合には2個の水溜め部をタンク下方壁の中心と
円周に分離配置する。
【0009】 送水タンク1において、一方の水溜め部
3の中へ未浄化水の戻り管5の管口6が入るように配置
し、且つ他方の水溜め部4の下端に水送出管7を接続す
る。送水タンク1の内部において、水溜め部3,4の間
は、水溜め部3の内部下方に溜まっていく未浄化水中の
不純物が対流によって水溜め部4の内部へ移動しないよ
うに隔壁8を設置し、タンク1内の下方で水がスムース
に流れるように水溜め部4へ向かって下降する傾斜壁9
にすると好ましい。
3の中へ未浄化水の戻り管5の管口6が入るように配置
し、且つ他方の水溜め部4の下端に水送出管7を接続す
る。送水タンク1の内部において、水溜め部3,4の間
は、水溜め部3の内部下方に溜まっていく未浄化水中の
不純物が対流によって水溜め部4の内部へ移動しないよ
うに隔壁8を設置し、タンク1内の下方で水がスムース
に流れるように水溜め部4へ向かって下降する傾斜壁9
にすると好ましい。
【0010】 水溜め部内4の水が一定量以下になると
作動するセンサは、光電管やソレノイドなどを用いて電
気的に作動させる機構が一般的であるが、このセンサと
して水溜め部4内にフロート10を設置してもよい。フ
ロート10が下降すると、レバー11,プレート12な
どを介してドレンコック13を開き、水溜め部3内の未
浄化水を排出する。
作動するセンサは、光電管やソレノイドなどを用いて電
気的に作動させる機構が一般的であるが、このセンサと
して水溜め部4内にフロート10を設置してもよい。フ
ロート10が下降すると、レバー11,プレート12な
どを介してドレンコック13を開き、水溜め部3内の未
浄化水を排出する。
【0011】
【作用】送水タンク1中には、給水源からの水を送入管
14を介して所定量収容し、ついで水送出管7から公知
の加圧ポンプ15(図2)へ送り込む。ポンプ15で加
圧された水は、一部が逆浸透膜装置などの浄水装置16
において高純度に浄化され、一方、残りの未浄化水は管
路17及び戻り管5を経てタンク1へ戻す。この水循環
を続けると、水溜め部3の内部下方に未浄化水中の不純
物が溜まっていく。水溜め部内4の水が一定量以下にな
ってフロート10が下降すると、レバー11,プレート
12などを介してドレンコック13を開き、水溜め部3
内の残りの未浄化水を不純物とともに排出する。
14を介して所定量収容し、ついで水送出管7から公知
の加圧ポンプ15(図2)へ送り込む。ポンプ15で加
圧された水は、一部が逆浸透膜装置などの浄水装置16
において高純度に浄化され、一方、残りの未浄化水は管
路17及び戻り管5を経てタンク1へ戻す。この水循環
を続けると、水溜め部3の内部下方に未浄化水中の不純
物が溜まっていく。水溜め部内4の水が一定量以下にな
ってフロート10が下降すると、レバー11,プレート
12などを介してドレンコック13を開き、水溜め部3
内の残りの未浄化水を不純物とともに排出する。
【0012】 送水タンク1を組み込む浄水システム2
0では、図2に例示するように、給水源からの水の管路
を2方向に分岐し、一方の管路21の水を逆浸透膜装置
16などの浄水装置において高純度に浄化し、管路25
を経て浄水用の貯水タンク26へ流入させる。また、他
方の管路23の水は、浄化することなく一般水用の貯水
タンク24に貯蔵し、風呂水,洗濯水,トイレ用水など
として使用すればよい。
0では、図2に例示するように、給水源からの水の管路
を2方向に分岐し、一方の管路21の水を逆浸透膜装置
16などの浄水装置において高純度に浄化し、管路25
を経て浄水用の貯水タンク26へ流入させる。また、他
方の管路23の水は、浄化することなく一般水用の貯水
タンク24に貯蔵し、風呂水,洗濯水,トイレ用水など
として使用すればよい。
【0013】
【実施例】次に、本発明を実施例に基づいて説明する
と、図1に本発明の送水タンク1を示す。ステンレス鋼
製などの送水タンク1は、例えば内容量10リットルの
ほぼ直方体の中空形状である。送水タンク1では、タン
ク下方壁2において下方へ突出する湾曲状側面の水溜め
部3,4を図1の左右両側に分離して形成し、両水溜め
部3,4は一方のタンク内側壁から他方の内側壁まで延
びている。
と、図1に本発明の送水タンク1を示す。ステンレス鋼
製などの送水タンク1は、例えば内容量10リットルの
ほぼ直方体の中空形状である。送水タンク1では、タン
ク下方壁2において下方へ突出する湾曲状側面の水溜め
部3,4を図1の左右両側に分離して形成し、両水溜め
部3,4は一方のタンク内側壁から他方の内側壁まで延
びている。
【0014】 水溜め部3,4の間は、水溜め部3内の
未浄化水中の不純物が水溜め部4の内部へ移動しないよ
うに隔壁8を設置し、該隔壁のやや下方から水溜め部4
へ向かってなだらかに下降する傾斜壁9を定める。隔壁
8の頂点はタンク1の高さの半分よりも低く、傾斜壁9
はタンク下方壁2よりもかなり高く位置するように設計
する。隔壁8及び傾斜壁9は、通常、一方のタンク内側
壁から他方の内側壁まで延びている。
未浄化水中の不純物が水溜め部4の内部へ移動しないよ
うに隔壁8を設置し、該隔壁のやや下方から水溜め部4
へ向かってなだらかに下降する傾斜壁9を定める。隔壁
8の頂点はタンク1の高さの半分よりも低く、傾斜壁9
はタンク下方壁2よりもかなり高く位置するように設計
する。隔壁8及び傾斜壁9は、通常、一方のタンク内側
壁から他方の内側壁まで延びている。
【0015】 未浄化水の戻り管5は、タンク側壁を貫
通してタンク内部に入り、さらに垂直に下降して管口6
が水溜め部3の中において下方壁2と近接させる。水溜
め部3の下端には不純水の排出管30を接続し、一方、
水送出管7を水溜め部4の下端に接続し、該送出管は下
方へ延びている。図示しないけれども、タンク内部にお
いて水送出管7に筒状フィルタを取付け、該フィルタ内
に活性炭や麦飯石などを収納してもよい。
通してタンク内部に入り、さらに垂直に下降して管口6
が水溜め部3の中において下方壁2と近接させる。水溜
め部3の下端には不純水の排出管30を接続し、一方、
水送出管7を水溜め部4の下端に接続し、該送出管は下
方へ延びている。図示しないけれども、タンク内部にお
いて水送出管7に筒状フィルタを取付け、該フィルタ内
に活性炭や麦飯石などを収納してもよい。
【0016】 水溜め部4内には、公知のフロート10
を垂直方向に摺動自在に設置し、該フロートの後端部か
らタンク内のピン付きレバー11,レバー31さらにタ
ンク外の細長いプレート12まで順次連結する。レバー
11と一体のピン32は、タンク側壁に回転可能に水平
に取付け、レバー11と31はピン32の回りに回動可
能である。プレート12は、レバー31と枢着して斜め
下方へ摺動可能であり、且つ排出管30のドレンコック
13と連結させる。
を垂直方向に摺動自在に設置し、該フロートの後端部か
らタンク内のピン付きレバー11,レバー31さらにタ
ンク外の細長いプレート12まで順次連結する。レバー
11と一体のピン32は、タンク側壁に回転可能に水平
に取付け、レバー11と31はピン32の回りに回動可
能である。プレート12は、レバー31と枢着して斜め
下方へ摺動可能であり、且つ排出管30のドレンコック
13と連結させる。
【0017】 送入管14を接続した矩形平面の蓋33
は、送水タンク1の上面に脱離可能に被せると好まし
い。所望に応じて、送水タンク1の中央にオーバーフロ
ー及び空気抜き用の管34を垂直に設置し、且つ水位計
35をタンク側壁に取付けてもよい。
は、送水タンク1の上面に脱離可能に被せると好まし
い。所望に応じて、送水タンク1の中央にオーバーフロ
ー及び空気抜き用の管34を垂直に設置し、且つ水位計
35をタンク側壁に取付けてもよい。
【0018】 送水タンク1中へは水道水を10リット
ル収容し、一定量が入ると水の送入を停止する。ついで
公知のプランジャポンプ15を作動して水を吸引し、加
圧した水を送出管7から逆浸透膜装置16へ送り込む。
この結果、逆浸透膜装置16において、約20%の一部
の水を高純度に浄化して管路25を経て貯水タンク26
へ送り、一方、残りの80%前後の未浄化水は管路17
及び戻り管5を経てタンク1へ戻す。
ル収容し、一定量が入ると水の送入を停止する。ついで
公知のプランジャポンプ15を作動して水を吸引し、加
圧した水を送出管7から逆浸透膜装置16へ送り込む。
この結果、逆浸透膜装置16において、約20%の一部
の水を高純度に浄化して管路25を経て貯水タンク26
へ送り、一方、残りの80%前後の未浄化水は管路17
及び戻り管5を経てタンク1へ戻す。
【0019】 タンク1に戻った未浄化水は、戻り管3
の管口6から水溜め部3の中へ入り、帰還した未浄化水
中の不純物は水溜め部3の内部下方に溜まる。タンク1
内における水は、水溜め部4下端の送出管7から常に流
出することにより、水溜め部3から隔壁8を越えて傾斜
壁9に沿って水溜め部4へ向かって流れ、タンク1内で
対流することは殆どない。
の管口6から水溜め部3の中へ入り、帰還した未浄化水
中の不純物は水溜め部3の内部下方に溜まる。タンク1
内における水は、水溜め部4下端の送出管7から常に流
出することにより、水溜め部3から隔壁8を越えて傾斜
壁9に沿って水溜め部4へ向かって流れ、タンク1内で
対流することは殆どない。
【0020】 ポンプ15の作動による水循環を続ける
と、浄水が分離されることで未浄化水の戻り量が減少し
ていき、タンク1内の水位が徐々に下がっていく。この
水の循環の間に、未浄化水中の含まれる不純物が、水溜
め部3の内部下方に次第に溜まっていく。
と、浄水が分離されることで未浄化水の戻り量が減少し
ていき、タンク1内の水位が徐々に下がっていく。この
水の循環の間に、未浄化水中の含まれる不純物が、水溜
め部3の内部下方に次第に溜まっていく。
【0021】 タンク1内の水位が隔壁8の高さよりも
低くなると、水溜め部3内の水は隔壁8を越えて傾斜壁
9に沿って流れ、逆流することは全くなくなる。さらに
タンク1内の水量が減少し、水溜め部内4の水が一定量
以下になるとフロート10が下降する。フロート10の
下降により、レバー11及びプレート31がピン中心に
下方へ回動し、プレート12を斜め下方へ摺動させてド
レンコック13を開く。この結果、水溜め部3内の残り
の未浄化水を不純物とともに排出管30から排出する。
低くなると、水溜め部3内の水は隔壁8を越えて傾斜壁
9に沿って流れ、逆流することは全くなくなる。さらに
タンク1内の水量が減少し、水溜め部内4の水が一定量
以下になるとフロート10が下降する。フロート10の
下降により、レバー11及びプレート31がピン中心に
下方へ回動し、プレート12を斜め下方へ摺動させてド
レンコック13を開く。この結果、水溜め部3内の残り
の未浄化水を不純物とともに排出管30から排出する。
【0022】 フロート10の下降とともに、ポンプ1
5が停止するけれども、水溜め部4内には少量の水が保
留されているので、送出管7を経てポンプ15内に空気
が入らず、これによってポンプ15の再駆動が容易であ
る。水溜め部3内の残りの未浄化水が完全に排出されて
コック13が閉じられると、送入管14を介して水道水
を再び送水タンク1中へ10リットル送り込む。
5が停止するけれども、水溜め部4内には少量の水が保
留されているので、送出管7を経てポンプ15内に空気
が入らず、これによってポンプ15の再駆動が容易であ
る。水溜め部3内の残りの未浄化水が完全に排出されて
コック13が閉じられると、送入管14を介して水道水
を再び送水タンク1中へ10リットル送り込む。
【0023】 図2は、送水タンク1を組み込む浄水シ
ステム20を例示する。浄水システム20は、一般家
庭,団地やマンションなどの集合住宅,ホテル,病院,
飲食店,老人ホーム,学校,工場,スポーツ娯楽施設な
どの各種施設に設置し、得た浄水を飲料水や調理用水な
どとして利用できる。浄水システム20では、逆浸透膜
装置16において水道水中に残存するバクテリア,細
菌,コロイド物質のほぼ全量を除去し、イオン,有機物
質の90%以上を分離する。
ステム20を例示する。浄水システム20は、一般家
庭,団地やマンションなどの集合住宅,ホテル,病院,
飲食店,老人ホーム,学校,工場,スポーツ娯楽施設な
どの各種施設に設置し、得た浄水を飲料水や調理用水な
どとして利用できる。浄水システム20では、逆浸透膜
装置16において水道水中に残存するバクテリア,細
菌,コロイド物質のほぼ全量を除去し、イオン,有機物
質の90%以上を分離する。
【0024】 浄水システム20では、一般の水道水の
管路を2方向に分岐し、一方の管路21の水は逆浸透膜
装置16において高純度に浄化され、管路25を経て貯
水タンク26へ流入する。また、他方の管路23の水
は、浄化することなく一般水用の貯水タンク24に貯蔵
し、そのまま風呂水,洗濯水,トイレ用水などとして使
用する。逆浸透膜装置16は、通常、ポリアミド系繊維
(例えば東洋紡績製)を用いる中空繊維型であり、又は
酢酸セルロース膜を用いるスパイラル型やチューブ型な
ども存在する。
管路を2方向に分岐し、一方の管路21の水は逆浸透膜
装置16において高純度に浄化され、管路25を経て貯
水タンク26へ流入する。また、他方の管路23の水
は、浄化することなく一般水用の貯水タンク24に貯蔵
し、そのまま風呂水,洗濯水,トイレ用水などとして使
用する。逆浸透膜装置16は、通常、ポリアミド系繊維
(例えば東洋紡績製)を用いる中空繊維型であり、又は
酢酸セルロース膜を用いるスパイラル型やチューブ型な
ども存在する。
【0025】 浄水システム20で用いる貯水タンク2
6は、図3に示すように、下方部47の内径が下方に向
かって逆円錐形状に漸減する中空の円筒形である。貯水
タンク26の上方において、管路25と連通する水送入
管42を貫通・接続し、一方、タンク下端部に水送出管
46を接続する。水送入管42は、タンク中心に向かっ
て水平に延び、その管口は下向きに開口している。
6は、図3に示すように、下方部47の内径が下方に向
かって逆円錐形状に漸減する中空の円筒形である。貯水
タンク26の上方において、管路25と連通する水送入
管42を貫通・接続し、一方、タンク下端部に水送出管
46を接続する。水送入管42は、タンク中心に向かっ
て水平に延び、その管口は下向きに開口している。
【0026】 貯水タンク26の側壁には、水送入管4
2の管口直下において拡散プレート43をオーバーフロ
ー線44より上方で水平に設置する。金網製の拡散プレ
ート43は、水送入管42の管口直下では孔径を小さ
く、その管口から遠ざかるにつれて次第に孔径を大きく
して、該プレートにおいて貯水タンク26に流入した浄
水を貯蔵水面全体に分散させる。また、タンク内壁上方
に取付ける殺菌ランプ45は、一般に、エネルギーが大
きくて殺菌効果の高い低圧水銀放電ランプであり、拡散
プレート43で水面全体に分散した浄水へ紫外線を満遍
なく照射する。
2の管口直下において拡散プレート43をオーバーフロ
ー線44より上方で水平に設置する。金網製の拡散プレ
ート43は、水送入管42の管口直下では孔径を小さ
く、その管口から遠ざかるにつれて次第に孔径を大きく
して、該プレートにおいて貯水タンク26に流入した浄
水を貯蔵水面全体に分散させる。また、タンク内壁上方
に取付ける殺菌ランプ45は、一般に、エネルギーが大
きくて殺菌効果の高い低圧水銀放電ランプであり、拡散
プレート43で水面全体に分散した浄水へ紫外線を満遍
なく照射する。
【0027】 貯水タンク26の側壁には、オーバーフ
ロー線44を定めるためにオーバーフロー管51を接続
し、該オーバーフロー管は中継管路36(図2)を経て
貯水タンク24へ接続する。浄水を蓄えるタンク下方部
47は、その内径が水送出管46に向かって逆円錐形状
に漸減し、その内壁面には、螺旋状に下方へ延びる幅約
7〜10cmの水旋回発生板48を固着する。
ロー線44を定めるためにオーバーフロー管51を接続
し、該オーバーフロー管は中継管路36(図2)を経て
貯水タンク24へ接続する。浄水を蓄えるタンク下方部
47は、その内径が水送出管46に向かって逆円錐形状
に漸減し、その内壁面には、螺旋状に下方へ延びる幅約
7〜10cmの水旋回発生板48を固着する。
【0028】 一方、細長い固定筒49をタンク下方部
47の内部中心に支持片で垂直に設置し、該固定筒の外
周面にも螺旋状に下方へ延びる幅約7〜10cmの水旋
回発生板50を固着する。水旋回発生板48,50は、
垂直方向において食い違い状に配置し、且つ水平方向に
おいて両側縁間に間隙を設けることにより、水送出管4
6から浄水を緩やかに旋回しながら流出させる。
47の内部中心に支持片で垂直に設置し、該固定筒の外
周面にも螺旋状に下方へ延びる幅約7〜10cmの水旋
回発生板50を固着する。水旋回発生板48,50は、
垂直方向において食い違い状に配置し、且つ水平方向に
おいて両側縁間に間隙を設けることにより、水送出管4
6から浄水を緩やかに旋回しながら流出させる。
【0029】 貯水タンク26内の浄水は、水送出管4
6から緩やかに旋回しながら各使用個所へ送り出し、そ
こで飲料水,調理用水,植物栽培などとして利用する。
貯蔵浄水は、貯水タンク26内で一部だけが長期間滞留
することがなく、滞留個所で細菌が繁殖するようなこと
が発生しない。
6から緩やかに旋回しながら各使用個所へ送り出し、そ
こで飲料水,調理用水,植物栽培などとして利用する。
貯蔵浄水は、貯水タンク26内で一部だけが長期間滞留
することがなく、滞留個所で細菌が繁殖するようなこと
が発生しない。
【0030】 図4で要部を示す送水タンク55は、ほ
ぼ円筒形の中空形状である。送水タンク55の下方壁5
6において、下方へ突出するほぼ半球形の水溜め部57
を中心にして、半円形横断面で環状平面の水溜め部58
を円周方向に配置して形成する。水溜め部57,58の
間は、水溜め部58内の未浄化水中の不純物が水溜め部
57の内部へ移動しないように円形の隔壁59を設置
し、該隔壁のやや下方から中心の水溜め部57へ向かっ
てなだらかに下降する傾斜壁60を定める。隔壁59の
頂点はタンク55の高さの半分よりも低く、傾斜壁60
はタンク下方壁56よりもかなり高くなるように設計す
る。
ぼ円筒形の中空形状である。送水タンク55の下方壁5
6において、下方へ突出するほぼ半球形の水溜め部57
を中心にして、半円形横断面で環状平面の水溜め部58
を円周方向に配置して形成する。水溜め部57,58の
間は、水溜め部58内の未浄化水中の不純物が水溜め部
57の内部へ移動しないように円形の隔壁59を設置
し、該隔壁のやや下方から中心の水溜め部57へ向かっ
てなだらかに下降する傾斜壁60を定める。隔壁59の
頂点はタンク55の高さの半分よりも低く、傾斜壁60
はタンク下方壁56よりもかなり高くなるように設計す
る。
【0031】 送水タンク55において、未浄化水の戻
り管(図示しない)は、タンク側壁を貫通してタンク内
部に入り、その管口が水溜め部58の中に位置する。水
溜め部58の下端には不純水の排出管61を接続し、一
方、水送出管62を水溜め部57の下端に接続する。水
溜め部57内には、水位検知センサ(図示しない)を設
置し、水溜め部57内に水位が一定の水位以下になると
作動して排出管61のドレンコック(図示しない)を開
く。
り管(図示しない)は、タンク側壁を貫通してタンク内
部に入り、その管口が水溜め部58の中に位置する。水
溜め部58の下端には不純水の排出管61を接続し、一
方、水送出管62を水溜め部57の下端に接続する。水
溜め部57内には、水位検知センサ(図示しない)を設
置し、水溜め部57内に水位が一定の水位以下になると
作動して排出管61のドレンコック(図示しない)を開
く。
【0032】
【発明の効果】本発明に係る送水タンクは、逆浸透膜装
置などの浄水装置と組み合わせて用い、該装置へ未浄化
水を循環供給するとともに、給水源からの水に含まれる
不純物をタンク内に溜め、最終的に全不純物を残りの未
浄化水とともに系外へ排出する。本発明の送水タンクに
より、1回の半透膜浸透で20%程度の浄水しか得られ
ない逆浸透法などが適用でき、家庭用などの浄水装置に
おいてその設置面積及び製造経費をいっそう低減化する
ことが可能になる。
置などの浄水装置と組み合わせて用い、該装置へ未浄化
水を循環供給するとともに、給水源からの水に含まれる
不純物をタンク内に溜め、最終的に全不純物を残りの未
浄化水とともに系外へ排出する。本発明の送水タンクに
より、1回の半透膜浸透で20%程度の浄水しか得られ
ない逆浸透法などが適用でき、家庭用などの浄水装置に
おいてその設置面積及び製造経費をいっそう低減化する
ことが可能になる。
【0033】 本発明の送水タンクにより、逆浸透法な
どによって飲料水から細菌より小さい濾過性のウィルス
類さらにコロイド分子領域まで除去でき、浄水を一般家
庭,団地やマンションなどの集合住宅,ホテル,病院な
どで利用可能となる。現在の水道水は、一見無色透明で
あっても水質の低下が進行し、実際には目に見えない種
々の有害な物質が残存する可能性があるため、飲料水と
してはさらに浄化することが健康のために必要になって
いる。
どによって飲料水から細菌より小さい濾過性のウィルス
類さらにコロイド分子領域まで除去でき、浄水を一般家
庭,団地やマンションなどの集合住宅,ホテル,病院な
どで利用可能となる。現在の水道水は、一見無色透明で
あっても水質の低下が進行し、実際には目に見えない種
々の有害な物質が残存する可能性があるため、飲料水と
してはさらに浄化することが健康のために必要になって
いる。
【0034】 本発明の送水タンクを組み込む浄水シス
テムにおいて、給水源からの水の管路を2方向に分岐
し、一方の管路の水を浄水装置において高純度に浄化し
てから貯水タンクへ流入させる。また、他方の管路にお
ける水は、浄化することなく一般水用の貯水タンクに貯
蔵し、風呂水,洗濯水,トイレ用水などとして使用す
る。この浄水システムにより、一般家庭などにおいて高
純度の浄水を飲料水や調理用水などとして容易且つ安価
に利用できる。この浄水システムでは、水道水中に残存
するバクテリア,細菌,コロイド物質のほぼ全量を除去
し、イオン,有機物質の90%以上を分離できる。
テムにおいて、給水源からの水の管路を2方向に分岐
し、一方の管路の水を浄水装置において高純度に浄化し
てから貯水タンクへ流入させる。また、他方の管路にお
ける水は、浄化することなく一般水用の貯水タンクに貯
蔵し、風呂水,洗濯水,トイレ用水などとして使用す
る。この浄水システムにより、一般家庭などにおいて高
純度の浄水を飲料水や調理用水などとして容易且つ安価
に利用できる。この浄水システムでは、水道水中に残存
するバクテリア,細菌,コロイド物質のほぼ全量を除去
し、イオン,有機物質の90%以上を分離できる。
【図1】 本発明に係る送水タンクを一部切り欠いて示
す斜視図である。
す斜視図である。
【図2】 本発明の送水タンクを組み込む浄水システム
を示すフローチャートである。
を示すフローチャートである。
【図3】 図2の浄水システムで用いる浄水用の貯水タ
ンクを例示する概略断面図である。
ンクを例示する概略断面図である。
【図4】 本発明の変形例の要部を示す概略水平断面図
である。
である。
【符号の説明】 1 送水タンク 2 タンク下方壁 3 水送出側の水溜め部 4 水戻り側の水溜め部 5 水戻り管 7 水送出管 8 タンク内隔壁 10 フロート
Claims (2)
- 【請求項1】 給水源からの水を蓄えて浄水装置へ循環
供給させるためのタンクであって、タンク下方壁におい
て下方へ突出する水溜め部を2個所定間隔おいて形成
し、一方の水溜め部の中へ未浄化水の戻り管の管口が入
るように配置し、且つ他方の水溜め部の下端に水送出管
を接続するとともに、水送出側の水溜め部内の水が一定
量以下になるとセンサが作動して水戻り側の水溜め部内
の未浄化水を系外へ排出する送水タンク。 - 【請求項2】 センサが水送出側の水溜め部内に設置し
たフロートであり、該フロートが下降するとレバーを介
して水戻り側の水溜め部のドレンコックを開く請求項1
の送水タンク。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7538793A JPH06257194A (ja) | 1993-03-08 | 1993-03-08 | 浄水装置への送水タンク |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7538793A JPH06257194A (ja) | 1993-03-08 | 1993-03-08 | 浄水装置への送水タンク |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06257194A true JPH06257194A (ja) | 1994-09-13 |
Family
ID=13574737
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7538793A Pending JPH06257194A (ja) | 1993-03-08 | 1993-03-08 | 浄水装置への送水タンク |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06257194A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103967080A (zh) * | 2014-05-19 | 2014-08-06 | 苏州天脉导热科技有限公司 | 一种反渗透水箱 |
| CN113431132A (zh) * | 2021-07-13 | 2021-09-24 | 浙江融乐环境科技有限公司 | 一种环保防腐蚀型恒压供水设备 |
-
1993
- 1993-03-08 JP JP7538793A patent/JPH06257194A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103967080A (zh) * | 2014-05-19 | 2014-08-06 | 苏州天脉导热科技有限公司 | 一种反渗透水箱 |
| CN113431132A (zh) * | 2021-07-13 | 2021-09-24 | 浙江融乐环境科技有限公司 | 一种环保防腐蚀型恒压供水设备 |
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