JPH06257204A - 集水構造 - Google Patents
集水構造Info
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- JPH06257204A JPH06257204A JP7292293A JP7292293A JPH06257204A JP H06257204 A JPH06257204 A JP H06257204A JP 7292293 A JP7292293 A JP 7292293A JP 7292293 A JP7292293 A JP 7292293A JP H06257204 A JPH06257204 A JP H06257204A
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Landscapes
- Sewage (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】地表、砕石層間の水の浸透速度を向上させ、地
表水の集水及び、農薬除去を効率よく行い、地表に水溜
りを形成しない。 【構成】地中に吸着剤層30を埋設し、その上に砕石層
5を敷設し、その上に芝土層6を敷設する。竪管15
を、吸着剤層30によって包囲される形で、地中に埋設
し、竪管15の内部に集水空間14を形成する。竪管1
5に、水を吸着剤層30から集水空間14に透過させ得
る浸透管19を設け、竪管15に、横枝管17及び、地
中本管20を、集水空間14の内外を連通する形で接続
する。竪管15の周囲の芝土層6に、該芝土層6を上下
方向に貫通する形で第一通水溝33及び、第二通水溝3
5を設け、両通水溝33、35に、通水部材39を充填
して集水構造を構成した。
表水の集水及び、農薬除去を効率よく行い、地表に水溜
りを形成しない。 【構成】地中に吸着剤層30を埋設し、その上に砕石層
5を敷設し、その上に芝土層6を敷設する。竪管15
を、吸着剤層30によって包囲される形で、地中に埋設
し、竪管15の内部に集水空間14を形成する。竪管1
5に、水を吸着剤層30から集水空間14に透過させ得
る浸透管19を設け、竪管15に、横枝管17及び、地
中本管20を、集水空間14の内外を連通する形で接続
する。竪管15の周囲の芝土層6に、該芝土層6を上下
方向に貫通する形で第一通水溝33及び、第二通水溝3
5を設け、両通水溝33、35に、通水部材39を充填
して集水構造を構成した。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、地表の雨水等を効果的
に集水するのに好適な集水構造に関する。
に集水するのに好適な集水構造に関する。
【0002】
【従来の技術】ゴルフ場の芝地等には、プレーに支障が
生じ、かつ景観を損ねるという理由から、開渠式の溝等
を地面に構築しにくい。従って、従来、ゴルフ場等の芝
地では、降雨や散水による地表水を集水するために、芝
が植えられた芝土層の下に砕石を埋設する形で集水構造
を構成していた。即ち、前記芝地等では、地表水は、ま
ず芝土層を下方に浸透通過し、次いで砕石等に浸透浸入
し、該砕石等を介して、集水用の竪管等に集水され、該
竪管等より地中の横枝管等を介して、河川に通じる調整
池等に導水されていた。なお、ゴルフ場等においては、
地表水は芝地等に散布された農薬を吸収しているが、該
地表水の農薬を集水過程において吸着除去するため、前
記砕石と前記竪管等との間に吸着剤層等を設けて構成す
る集水構造が提案されている。
生じ、かつ景観を損ねるという理由から、開渠式の溝等
を地面に構築しにくい。従って、従来、ゴルフ場等の芝
地では、降雨や散水による地表水を集水するために、芝
が植えられた芝土層の下に砕石を埋設する形で集水構造
を構成していた。即ち、前記芝地等では、地表水は、ま
ず芝土層を下方に浸透通過し、次いで砕石等に浸透浸入
し、該砕石等を介して、集水用の竪管等に集水され、該
竪管等より地中の横枝管等を介して、河川に通じる調整
池等に導水されていた。なお、ゴルフ場等においては、
地表水は芝地等に散布された農薬を吸収しているが、該
地表水の農薬を集水過程において吸着除去するため、前
記砕石と前記竪管等との間に吸着剤層等を設けて構成す
る集水構造が提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、芝土層は、
砕石に比べて水の浸透速度が小さいので、単位時間当た
りの降雨量或いは、散水量が増加すると、まず最初に芝
土層において水の閉塞が生じる。つまり、従来の集水構
造では、地表水の集水効率は、芝土層における水の浸透
速度に依存しており、該浸透速度を向上させて、地表水
の集水効率を向上させることは困難であった。また、水
が芝土層において閉塞し、浸透しきれない水が地表に溜
って、水溜りが形成される。この水溜りは、プレー等の
支障及び、芝等の育成における支障になっていた。ま
た、地表と砕石との間の水の浸透速度を向上させること
が困難であるため、砕石と竪管等との間に吸着剤層等を
設けたゴルフ場等における集水構造においては、地表と
吸着剤層等との間の水の浸透速度を向上させることが困
難である。つまり、砕石と竪管等との間に吸着剤層等を
設けた前記集水構造においては、地表水の集水効率の向
上が困難であるばかりでなく、地表水の農薬除去効率の
向上も困難である。
砕石に比べて水の浸透速度が小さいので、単位時間当た
りの降雨量或いは、散水量が増加すると、まず最初に芝
土層において水の閉塞が生じる。つまり、従来の集水構
造では、地表水の集水効率は、芝土層における水の浸透
速度に依存しており、該浸透速度を向上させて、地表水
の集水効率を向上させることは困難であった。また、水
が芝土層において閉塞し、浸透しきれない水が地表に溜
って、水溜りが形成される。この水溜りは、プレー等の
支障及び、芝等の育成における支障になっていた。ま
た、地表と砕石との間の水の浸透速度を向上させること
が困難であるため、砕石と竪管等との間に吸着剤層等を
設けたゴルフ場等における集水構造においては、地表と
吸着剤層等との間の水の浸透速度を向上させることが困
難である。つまり、砕石と竪管等との間に吸着剤層等を
設けた前記集水構造においては、地表水の集水効率の向
上が困難であるばかりでなく、地表水の農薬除去効率の
向上も困難である。
【0004】本発明は、上記事情に鑑み、ゴルフ場の芝
地等において、地表と砕石との間の水の浸透速度を向上
させることにより、地表水の集水及び、農薬除去を効率
よく行うと共に、水を地表と砕石の間において極力閉塞
させず、従って、地表に、プレーや芝の育成等に支障を
与える水溜りを極力形成しない集水構造を提供すること
を目的としている。
地等において、地表と砕石との間の水の浸透速度を向上
させることにより、地表水の集水及び、農薬除去を効率
よく行うと共に、水を地表と砕石の間において極力閉塞
させず、従って、地表に、プレーや芝の育成等に支障を
与える水溜りを極力形成しない集水構造を提供すること
を目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のうち第一の発明
は、地中に埋設された吸着剤層(30)を有し、前記吸
着剤層(30)の上に、透水部材層(5)を敷設し、前
記透水部材層(5)の上に、土層(6)を敷設し、竪管
(15)を、該竪管(15)が前記吸着剤層(30)に
よって包囲される形で、前記地中に埋設し、前記竪管
(15)の内部に集水空間(14)を形成し、前記竪管
(15)に、水(69)を前記吸着剤層(30)から前
記集水空間(14)に透過させ得る透過手段(19、或
いは、46、47、49、50)を設け、前記竪管(1
5)に、排水手段(17、20、或いは、51)を、前
記集水空間(14)の内外を連通する形で接続し、前記
竪管(15)の周囲の土層(6)に、該土層(6)を上
下方向に貫通する形で通水溝(33、35)を設け、前
記通水溝(33、35)に、通水部材(39、39’)
を充填して構成される。また、本発明のうち第二の発明
は、地中に埋設された透水部材層(5、30’)を有
し、前記透水部材層(5、30’)の上に、土層
(6’)を敷設し、竪管(15)を、該竪管(15)が
前記透水部材層(5、30’)によって包囲される形
で、前記地中に埋設し、前記竪管(15)の内部に集水
空間(14)を形成し、前記竪管(15)に、水(6
9)を前記透水部材層(5、30’)から前記集水空間
(14)に透過させ得る透過手段(19、46)を設
け、前記竪管(15)に、排水手段(17、20、或い
は、51)を、前記集水空間(14)の内外を連通する
形で接続し、前記竪管(15)の周囲の土層(6’)
に、該土層(6’)を上下方向に貫通する形で通水溝
(33、35)を設け、前記通水溝(33、35)に、
通水部材(39、39’)を充填して構成される。な
お、( )内の番号等は、図面における対応する要素を
示す、便宜的なものであり、従って、本記述は図面上の
記載に限定拘束されるものではない。以下の作用の欄に
ついても同様である。
は、地中に埋設された吸着剤層(30)を有し、前記吸
着剤層(30)の上に、透水部材層(5)を敷設し、前
記透水部材層(5)の上に、土層(6)を敷設し、竪管
(15)を、該竪管(15)が前記吸着剤層(30)に
よって包囲される形で、前記地中に埋設し、前記竪管
(15)の内部に集水空間(14)を形成し、前記竪管
(15)に、水(69)を前記吸着剤層(30)から前
記集水空間(14)に透過させ得る透過手段(19、或
いは、46、47、49、50)を設け、前記竪管(1
5)に、排水手段(17、20、或いは、51)を、前
記集水空間(14)の内外を連通する形で接続し、前記
竪管(15)の周囲の土層(6)に、該土層(6)を上
下方向に貫通する形で通水溝(33、35)を設け、前
記通水溝(33、35)に、通水部材(39、39’)
を充填して構成される。また、本発明のうち第二の発明
は、地中に埋設された透水部材層(5、30’)を有
し、前記透水部材層(5、30’)の上に、土層
(6’)を敷設し、竪管(15)を、該竪管(15)が
前記透水部材層(5、30’)によって包囲される形
で、前記地中に埋設し、前記竪管(15)の内部に集水
空間(14)を形成し、前記竪管(15)に、水(6
9)を前記透水部材層(5、30’)から前記集水空間
(14)に透過させ得る透過手段(19、46)を設
け、前記竪管(15)に、排水手段(17、20、或い
は、51)を、前記集水空間(14)の内外を連通する
形で接続し、前記竪管(15)の周囲の土層(6’)
に、該土層(6’)を上下方向に貫通する形で通水溝
(33、35)を設け、前記通水溝(33、35)に、
通水部材(39、39’)を充填して構成される。な
お、( )内の番号等は、図面における対応する要素を
示す、便宜的なものであり、従って、本記述は図面上の
記載に限定拘束されるものではない。以下の作用の欄に
ついても同様である。
【0006】
【作用】上記した構成により、本発明のうち第一の発明
では、降雨による地表(6a)の水(69)は、単位時
間当たりの降雨量が、土層(6)を透過し得る単位時間
当たりの水の量より小さい場合は、土層(6)及び、通
水溝(33、35)中の通水部材(39、39’)を閉
塞することなく透過して、透水部材層(5)及び、吸着
剤層(30)に速やかに到達し、単位時間当たりの降雨
量が、土層(6)を透過し得る単位時間当たりの水の量
より大きい場合は、土層(6)において閉塞して地表
(6a)に停滞した水(69)は、地表(6a)に沿っ
て移動して通水溝(33、35)に到達し、通水溝(3
3、35)中の通水部材(39、39’)を閉塞するこ
となく透過して、透水部材層(5)及び、吸着剤層(3
0)に速やかに到達するように作用する。また、本発明
のうち第二の発明では、降雨による地表(6a)の水
(69)は、単位時間当たりの降雨量が、土層(6)を
透過し得る単位時間当たりの水の量より小さい場合は、
土層(6)及び、通水溝(33、35)中の通水部材
(39、39’)を閉塞することなく透過して、透水部
材層(5、30’)に速やかに到達し、単位時間当たり
の降雨量が、土層(6)を透過し得る単位時間当たりの
水の量より大きい場合は、土層(6)において閉塞して
地表(6a)に停滞した水(69)は、地表(6a)に
沿って移動して通水溝(33、35)に到達し、通水溝
(33、35)中の通水部材(39、39’)を閉塞す
ることなく透過して、透水部材層(5、30’)に速や
かに到達するように作用する。
では、降雨による地表(6a)の水(69)は、単位時
間当たりの降雨量が、土層(6)を透過し得る単位時間
当たりの水の量より小さい場合は、土層(6)及び、通
水溝(33、35)中の通水部材(39、39’)を閉
塞することなく透過して、透水部材層(5)及び、吸着
剤層(30)に速やかに到達し、単位時間当たりの降雨
量が、土層(6)を透過し得る単位時間当たりの水の量
より大きい場合は、土層(6)において閉塞して地表
(6a)に停滞した水(69)は、地表(6a)に沿っ
て移動して通水溝(33、35)に到達し、通水溝(3
3、35)中の通水部材(39、39’)を閉塞するこ
となく透過して、透水部材層(5)及び、吸着剤層(3
0)に速やかに到達するように作用する。また、本発明
のうち第二の発明では、降雨による地表(6a)の水
(69)は、単位時間当たりの降雨量が、土層(6)を
透過し得る単位時間当たりの水の量より小さい場合は、
土層(6)及び、通水溝(33、35)中の通水部材
(39、39’)を閉塞することなく透過して、透水部
材層(5、30’)に速やかに到達し、単位時間当たり
の降雨量が、土層(6)を透過し得る単位時間当たりの
水の量より大きい場合は、土層(6)において閉塞して
地表(6a)に停滞した水(69)は、地表(6a)に
沿って移動して通水溝(33、35)に到達し、通水溝
(33、35)中の通水部材(39、39’)を閉塞す
ることなく透過して、透水部材層(5、30’)に速や
かに到達するように作用する。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づき説明す
る。図1は、本発明のうち第一の発明による集水構造が
適用された芝地排水ユニットの一例を示した断面図、図
2は、図1に示す芝地排水ユニットを示した平面図、図
3は、本発明のうち第二の発明による集水構造が適用さ
れた運動場排水ユニットの一例を示した断面図、図4
は、本発明のうち第一の発明による集水構造が適用され
た芝地排水ユニットのうち、透過手段に流入孔等を用い
た形の芝地排水ユニットの一例を示した断面図、図5
は、図4に示す集水桝の透水篭付近を示した斜視図、図
6は、図4のX1−Y1線断面図、図7は、竪管の排水
手段に排水孔を用いた形の芝地排水ユニットの一例を示
した断面図である。
る。図1は、本発明のうち第一の発明による集水構造が
適用された芝地排水ユニットの一例を示した断面図、図
2は、図1に示す芝地排水ユニットを示した平面図、図
3は、本発明のうち第二の発明による集水構造が適用さ
れた運動場排水ユニットの一例を示した断面図、図4
は、本発明のうち第一の発明による集水構造が適用され
た芝地排水ユニットのうち、透過手段に流入孔等を用い
た形の芝地排水ユニットの一例を示した断面図、図5
は、図4に示す集水桝の透水篭付近を示した斜視図、図
6は、図4のX1−Y1線断面図、図7は、竪管の排水
手段に排水孔を用いた形の芝地排水ユニットの一例を示
した断面図である。
【0008】芝地1は、図1及び、図2に示すように、
上面2aが略水平な地盤2を有しており、地盤2には本
発明のうち第一の発明による集水構造が適用された芝地
排水ユニット100が形成されている。芝地排水ユニッ
ト100は、地盤2において掘削形成された集水桝収納
坑10を有しており、集水桝収納坑10は、円錐台を倒
立させた形状に掘削形成されている。つまり、集水桝収
納坑10は、地盤2の上面2aに円形の開口部10aを
形成すると共に、該開口部10aの下側に、該開口部1
0aよりも小さな径の、水平な、地盤2による円形の底
面10bを形成する形で掘削形成されている。また、集
水桝収納坑10は、開口部10aと底面10bとの間
に、両者を滑らかに連絡する形の地盤2による傾斜坑壁
29を形成する形で掘削形成されている。
上面2aが略水平な地盤2を有しており、地盤2には本
発明のうち第一の発明による集水構造が適用された芝地
排水ユニット100が形成されている。芝地排水ユニッ
ト100は、地盤2において掘削形成された集水桝収納
坑10を有しており、集水桝収納坑10は、円錐台を倒
立させた形状に掘削形成されている。つまり、集水桝収
納坑10は、地盤2の上面2aに円形の開口部10aを
形成すると共に、該開口部10aの下側に、該開口部1
0aよりも小さな径の、水平な、地盤2による円形の底
面10bを形成する形で掘削形成されている。また、集
水桝収納坑10は、開口部10aと底面10bとの間
に、両者を滑らかに連絡する形の地盤2による傾斜坑壁
29を形成する形で掘削形成されている。
【0009】集水桝収納坑10には、図1及び、図2に
示すように、集水桝11が設けられている。集水桝11
は、集水桝収納坑10の底面10bにおいて地盤2に敷
設された、水平な層状の割栗石層12を有しており、該
割栗石層12には、該割栗石層12の上側より該割栗石
層12に載置された形の、水平な層状の基礎コンクリー
ト層13が設けられている。基礎コンクリート層13に
は、竪管15が立設されており、竪管15は、円筒状
で、かつ、長手方向が上下方向に平行な竪管本体16を
有している。つまり、竪管15は、該竪管本体16と前
記基礎コンクリート層13とが、竪管本体16の下端1
6a側と基礎コンクリート層13の上側とにおいて、互
いに接合固定され、従って、竪管本体16が基礎コンク
リート層13によって支持される形で、基礎コンクリー
ト層13に立設されている。なお、竪管本体16は、水
密な鉄筋コンクリートによって形成されている。また、
竪管本体16の内部16bは、基礎コンクリート層13
の上面13aによって閉塞されており、竪管本体16と
基礎コンクリート層13との接合箇所は水密である。
示すように、集水桝11が設けられている。集水桝11
は、集水桝収納坑10の底面10bにおいて地盤2に敷
設された、水平な層状の割栗石層12を有しており、該
割栗石層12には、該割栗石層12の上側より該割栗石
層12に載置された形の、水平な層状の基礎コンクリー
ト層13が設けられている。基礎コンクリート層13に
は、竪管15が立設されており、竪管15は、円筒状
で、かつ、長手方向が上下方向に平行な竪管本体16を
有している。つまり、竪管15は、該竪管本体16と前
記基礎コンクリート層13とが、竪管本体16の下端1
6a側と基礎コンクリート層13の上側とにおいて、互
いに接合固定され、従って、竪管本体16が基礎コンク
リート層13によって支持される形で、基礎コンクリー
ト層13に立設されている。なお、竪管本体16は、水
密な鉄筋コンクリートによって形成されている。また、
竪管本体16の内部16bは、基礎コンクリート層13
の上面13aによって閉塞されており、竪管本体16と
基礎コンクリート層13との接合箇所は水密である。
【0010】竪管本体16には、図1及び、図2に示す
ように、横方向即ち、図1及び、図2の矢印A、B方向
に略平行な方向に伸延した形の1本の横枝管17が接続
されており、横枝管17は、該横枝管17の図1中右側
(即ち、矢印B側)の端部17c側が該竪管本体16に
接合され、従って、横枝管17の内部17bと竪管本体
16の内部16bとが、該横枝管17の図1中右側の端
部17cを通して互いに連通する形で接続されている。
なお、横枝管17には、図1中左方向即ち、矢印A方向
に向かって下りの動水勾配が設けられている。また、横
枝管17は、該竪管本体16の内周面16dに、開口部
17aを形成するする形で接続されており、開口部17
aの底端17dは、前記基礎コンクリート層13の上面
13aの位置より上方に設けられている。従って、竪管
本体16の内部16bのうち、基礎コンクリート層13
の上面13aのレベルから、竪管本体16の開口部17
aの底端17dのレベルまでの範囲は、水等が溜り得る
水溜り部16cになっている。また、横枝管17は、竪
管本体16と反対側即ち、竪管本体16の図1中左側
(即ち、矢印A側)においては、地盤2を水平方向に貫
通している。そして、横枝管17の図1中左側(即ち、
矢印A側)の端部17c側は、地盤2中に埋設された、
長手方向が図1の奥手前方向に略平行な地中本管20に
到達しており、横枝管17は、該端部17c側において
該地中本管20に接続されている。つまり、横枝管17
を介して、集水桝11の竪管本体16の内部16bと地
中本管20の内部20aは互いに連通している。なお、
地中本管20は図示しない調整池に達しており、地中本
管20には、該地中本管20の内部20aの水が該調整
池に導水される形で、動水勾配が設けられている。ま
た、調整池の水は、随時河川等に放出されている。
ように、横方向即ち、図1及び、図2の矢印A、B方向
に略平行な方向に伸延した形の1本の横枝管17が接続
されており、横枝管17は、該横枝管17の図1中右側
(即ち、矢印B側)の端部17c側が該竪管本体16に
接合され、従って、横枝管17の内部17bと竪管本体
16の内部16bとが、該横枝管17の図1中右側の端
部17cを通して互いに連通する形で接続されている。
なお、横枝管17には、図1中左方向即ち、矢印A方向
に向かって下りの動水勾配が設けられている。また、横
枝管17は、該竪管本体16の内周面16dに、開口部
17aを形成するする形で接続されており、開口部17
aの底端17dは、前記基礎コンクリート層13の上面
13aの位置より上方に設けられている。従って、竪管
本体16の内部16bのうち、基礎コンクリート層13
の上面13aのレベルから、竪管本体16の開口部17
aの底端17dのレベルまでの範囲は、水等が溜り得る
水溜り部16cになっている。また、横枝管17は、竪
管本体16と反対側即ち、竪管本体16の図1中左側
(即ち、矢印A側)においては、地盤2を水平方向に貫
通している。そして、横枝管17の図1中左側(即ち、
矢印A側)の端部17c側は、地盤2中に埋設された、
長手方向が図1の奥手前方向に略平行な地中本管20に
到達しており、横枝管17は、該端部17c側において
該地中本管20に接続されている。つまり、横枝管17
を介して、集水桝11の竪管本体16の内部16bと地
中本管20の内部20aは互いに連通している。なお、
地中本管20は図示しない調整池に達しており、地中本
管20には、該地中本管20の内部20aの水が該調整
池に導水される形で、動水勾配が設けられている。ま
た、調整池の水は、随時河川等に放出されている。
【0011】竪管本体16は、図1に示すように、前記
横枝管17の開口部17aの天端17eのレベルよりも
上方に伸延しており、該天端17eのレベルよりも上方
に、水平な上端16eを形成している。竪管本体16に
は、該上端16eにおいて、長手方向が上下方向に平行
な浸透管19が接合されており、浸透管19は、多孔質
の鉄筋コンクリートにより、前記竪管本体16の内外径
に等しい内外径をもつ円筒状に形成されている。浸透管
19は、該浸透管19の下端19aと、前記竪管本体1
6の上端16eとが互いに整合する形で接合されてお
り、従って、浸透管19の内部19bと竪管本体16の
内部16bとは、互いに上下方向に連通している。な
お、水等は、該浸透管19の内外を貫通する形で、該浸
透管19を透過することができる。更に、浸透管19に
は、地盤2の上面2aのレベルQ1と略同じレベルまで
伸延しており、レベルQ1と略同じレベルに、水平な上
端19cを形成している。浸透管19には、該上端19
cにおいて、鉄筋コンクリートからなる蓋受け部材21
が接合されている。蓋受け部材21は蓋受け部材本体2
1aを有しており、蓋受け部材本体21aは、テーパ部
22と円柱部23の2つの部分によって形成されてい
る。即ち、テーパ部22は、円錐台を倒立させた形(従
って、外径が下方向に向かって収斂する形)に形成され
ており、テーパ部22の水平な下端22aにおける外径
は、前記浸透管19の外径に等しく設けられている。テ
ーパ部22の上側には、該テーパ部22と一体的に連続
した形で、上下方向に伸延した形の円柱部23が形成さ
れている。なお、テーパ部22と円柱部23とが接する
箇所では、テーパ部22の外径と円柱部23の外径とが
等しく設けられている。また、蓋受け部材21には、テ
ーパ部22の下端22aから上方向に、前記浸透管19
の内径と等しい径の下孔22bが、テーパ部22を上下
方向に貫通する形で設けられており、従って、テーパ部
22の下端22aには下孔22bによる開口部22cが
形成されている。つまり、テーパ部22の下端22a
は、前記浸透管19の内外径と等しい内外径のリング状
に形成されており、蓋受け部材21は、内外径が互いに
等しいテーパ部22の下端22aと浸透管19の上端1
9cとが互いに整合される形で浸透管19に接合されて
いる。また一方、蓋受け部材21には、円柱部23の上
端23aから前記下孔22bの上端22dの位置までの
範囲で、前記下孔22bの径よりも大きな径の上孔23
bが上下方向に平行に設けられており、従って、円柱部
23の上端23aには上孔23bによる開口部23cが
形成されている。上孔23bの下端23dは、上述のよ
うに、下孔22bの上端22dに接しており、従って、
上孔23bと下孔22bは、上下方向に連通している。
しかし、上孔23bの径は下孔22bの径より大きいの
で、これら両者の径の差によって形成されるリング状の
範囲において、上孔23bの下端23dは、蓋受け部材
本体21aによって形成された水平なリング状の蓋受け
面21bに接している。蓋受け部材21には、エキスパ
ンドメタルからなり、前記上孔23bの径と略等しい径
の円板状の蓋25が、該蓋25が蓋受け部材21の開口
部23cより、前記上孔23bに挿嵌され、かつ、該蓋
25の下面を前記蓋受け面21bにおいて蓋受け部材本
体21aに載置する形で設けられている。なお、該蓋2
5は、着脱自在に設けられている。
横枝管17の開口部17aの天端17eのレベルよりも
上方に伸延しており、該天端17eのレベルよりも上方
に、水平な上端16eを形成している。竪管本体16に
は、該上端16eにおいて、長手方向が上下方向に平行
な浸透管19が接合されており、浸透管19は、多孔質
の鉄筋コンクリートにより、前記竪管本体16の内外径
に等しい内外径をもつ円筒状に形成されている。浸透管
19は、該浸透管19の下端19aと、前記竪管本体1
6の上端16eとが互いに整合する形で接合されてお
り、従って、浸透管19の内部19bと竪管本体16の
内部16bとは、互いに上下方向に連通している。な
お、水等は、該浸透管19の内外を貫通する形で、該浸
透管19を透過することができる。更に、浸透管19に
は、地盤2の上面2aのレベルQ1と略同じレベルまで
伸延しており、レベルQ1と略同じレベルに、水平な上
端19cを形成している。浸透管19には、該上端19
cにおいて、鉄筋コンクリートからなる蓋受け部材21
が接合されている。蓋受け部材21は蓋受け部材本体2
1aを有しており、蓋受け部材本体21aは、テーパ部
22と円柱部23の2つの部分によって形成されてい
る。即ち、テーパ部22は、円錐台を倒立させた形(従
って、外径が下方向に向かって収斂する形)に形成され
ており、テーパ部22の水平な下端22aにおける外径
は、前記浸透管19の外径に等しく設けられている。テ
ーパ部22の上側には、該テーパ部22と一体的に連続
した形で、上下方向に伸延した形の円柱部23が形成さ
れている。なお、テーパ部22と円柱部23とが接する
箇所では、テーパ部22の外径と円柱部23の外径とが
等しく設けられている。また、蓋受け部材21には、テ
ーパ部22の下端22aから上方向に、前記浸透管19
の内径と等しい径の下孔22bが、テーパ部22を上下
方向に貫通する形で設けられており、従って、テーパ部
22の下端22aには下孔22bによる開口部22cが
形成されている。つまり、テーパ部22の下端22a
は、前記浸透管19の内外径と等しい内外径のリング状
に形成されており、蓋受け部材21は、内外径が互いに
等しいテーパ部22の下端22aと浸透管19の上端1
9cとが互いに整合される形で浸透管19に接合されて
いる。また一方、蓋受け部材21には、円柱部23の上
端23aから前記下孔22bの上端22dの位置までの
範囲で、前記下孔22bの径よりも大きな径の上孔23
bが上下方向に平行に設けられており、従って、円柱部
23の上端23aには上孔23bによる開口部23cが
形成されている。上孔23bの下端23dは、上述のよ
うに、下孔22bの上端22dに接しており、従って、
上孔23bと下孔22bは、上下方向に連通している。
しかし、上孔23bの径は下孔22bの径より大きいの
で、これら両者の径の差によって形成されるリング状の
範囲において、上孔23bの下端23dは、蓋受け部材
本体21aによって形成された水平なリング状の蓋受け
面21bに接している。蓋受け部材21には、エキスパ
ンドメタルからなり、前記上孔23bの径と略等しい径
の円板状の蓋25が、該蓋25が蓋受け部材21の開口
部23cより、前記上孔23bに挿嵌され、かつ、該蓋
25の下面を前記蓋受け面21bにおいて蓋受け部材本
体21aに載置する形で設けられている。なお、該蓋2
5は、着脱自在に設けられている。
【0012】竪管15は、竪管本体16、浸透管19、
蓋受け部材21等によって、以上のよう構成されてい
る。なお、竪管15の上即ち、蓋受け部材21の上を車
両等が通行した際、蓋受け部材21には下方向或いは、
水平方向の応力が加わる。蓋受け部材21に加わる下方
向の応力は、該蓋受け部材21の下側の浸透管19或い
は、竪管本体16に伝達されるが、浸透管19或いは、
竪管本体16は構造上、下方向の該応力に耐え得る。ま
た、蓋受け部材21には、水平方向の応力が加わる。し
かし、蓋受け部材21の蓋受け部材本体21aの肉厚
は、上述したように、浸透管19或いは、竪管本体16
の肉厚等に比べて厚く形成されており、従って蓋受け部
材21は、特に水平方向の応力に対して耐え得る形で補
強されている(また、蓋受け部材21に加わる水平方向
の応力は、蓋受け部材21の下側の浸透管19或いは、
竪管本体16には殆ど伝達されない。)。つまり、竪管
15は、竪管15の上即ち、蓋受け部材21の上を通行
する車両等により与えられる応力に対して、十分に耐え
得る形で設けられている。また、前記前記竪管本体16
の内部16b及び、前記浸透管19の内部19b及び、
前記蓋受け部材21の下孔22bを合わせた空間は、集
水空間14となっている。
蓋受け部材21等によって、以上のよう構成されてい
る。なお、竪管15の上即ち、蓋受け部材21の上を車
両等が通行した際、蓋受け部材21には下方向或いは、
水平方向の応力が加わる。蓋受け部材21に加わる下方
向の応力は、該蓋受け部材21の下側の浸透管19或い
は、竪管本体16に伝達されるが、浸透管19或いは、
竪管本体16は構造上、下方向の該応力に耐え得る。ま
た、蓋受け部材21には、水平方向の応力が加わる。し
かし、蓋受け部材21の蓋受け部材本体21aの肉厚
は、上述したように、浸透管19或いは、竪管本体16
の肉厚等に比べて厚く形成されており、従って蓋受け部
材21は、特に水平方向の応力に対して耐え得る形で補
強されている(また、蓋受け部材21に加わる水平方向
の応力は、蓋受け部材21の下側の浸透管19或いは、
竪管本体16には殆ど伝達されない。)。つまり、竪管
15は、竪管15の上即ち、蓋受け部材21の上を通行
する車両等により与えられる応力に対して、十分に耐え
得る形で設けられている。また、前記前記竪管本体16
の内部16b及び、前記浸透管19の内部19b及び、
前記蓋受け部材21の下孔22bを合わせた空間は、集
水空間14となっている。
【0013】一方、集水桝収納坑10には、図1に示す
ように、割栗石層12、基礎コンクリート層13、竪管
15、横枝間17と、地盤2との間に、隙間空間26が
形成されている。この隙間空間26のうち、該隙間空間
26の最も低い位置(即ち、集水桝収納坑10の底面1
0bの位置或いは、割栗石層12の位置)から前記竪管
本体16の上端16eの位置までの範囲は、地盤2と同
様の土砂27によって充填されている。集水桝収納坑1
0の前記傾斜坑壁29には、土砂27の上端面27aよ
り上方、地盤2の上面2aのレベルQ1より下方の範囲
に亙って、該傾斜坑壁29の壁面29aに沿って、非透
水性の遮水シート3が敷設されており、該遮水シート3
は、土砂27の上端面27aにも、該上端面27a全面
に亙つて敷設されている。なお、遮水シート3は、傾斜
坑壁29に敷設された部分と、土砂27の上端面27a
に敷設された部分とが、互いに連続しており、両者の繋
ぎ目等が水密になる形で接合されている(或いは、両者
が一体となっている。)。また、土砂27の上端面27
aに敷設された遮水シート3と竪管15とが接する箇所
では、遮水シート3と竪管本体16の上端16e付近或
いは、遮水シート3と浸透管19の下端19a付近と
が、遮水シート3と竪管本体16の上端16e付近との
間或いは、遮水シート3と浸透管19の下端19a付近
との間にモルタル等を介して隙間等が生じず水密になる
形で接合されている。更に、土砂27の上側に敷設され
た遮水シート3の上には、図1に示すように、集水桝収
納坑10内の前記隙間空間26を、地盤2の上面2aの
レベルQ1まで充填する形で活性炭等の吸着剤70を含
んだ吸着剤層30が敷設されている。吸着剤層30に
は、該吸着剤層30の上端面30aの全面(即ち、傾斜
坑壁29に敷設された遮水シートと浸透管19の間の円
環状の範囲)に亙って、透水性で、かつ多数の孔31b
が貫通形成された第二シート31が敷設されている。
ように、割栗石層12、基礎コンクリート層13、竪管
15、横枝間17と、地盤2との間に、隙間空間26が
形成されている。この隙間空間26のうち、該隙間空間
26の最も低い位置(即ち、集水桝収納坑10の底面1
0bの位置或いは、割栗石層12の位置)から前記竪管
本体16の上端16eの位置までの範囲は、地盤2と同
様の土砂27によって充填されている。集水桝収納坑1
0の前記傾斜坑壁29には、土砂27の上端面27aよ
り上方、地盤2の上面2aのレベルQ1より下方の範囲
に亙って、該傾斜坑壁29の壁面29aに沿って、非透
水性の遮水シート3が敷設されており、該遮水シート3
は、土砂27の上端面27aにも、該上端面27a全面
に亙つて敷設されている。なお、遮水シート3は、傾斜
坑壁29に敷設された部分と、土砂27の上端面27a
に敷設された部分とが、互いに連続しており、両者の繋
ぎ目等が水密になる形で接合されている(或いは、両者
が一体となっている。)。また、土砂27の上端面27
aに敷設された遮水シート3と竪管15とが接する箇所
では、遮水シート3と竪管本体16の上端16e付近或
いは、遮水シート3と浸透管19の下端19a付近と
が、遮水シート3と竪管本体16の上端16e付近との
間或いは、遮水シート3と浸透管19の下端19a付近
との間にモルタル等を介して隙間等が生じず水密になる
形で接合されている。更に、土砂27の上側に敷設され
た遮水シート3の上には、図1に示すように、集水桝収
納坑10内の前記隙間空間26を、地盤2の上面2aの
レベルQ1まで充填する形で活性炭等の吸着剤70を含
んだ吸着剤層30が敷設されている。吸着剤層30に
は、該吸着剤層30の上端面30aの全面(即ち、傾斜
坑壁29に敷設された遮水シートと浸透管19の間の円
環状の範囲)に亙って、透水性で、かつ多数の孔31b
が貫通形成された第二シート31が敷設されている。
【0014】一方、前記地盤2には、図1及び、図2に
示すように、該地盤2の上面2a側において、適宜分岐
し屈曲する形で横方向に伸延し、断面がU字状の排水溝
40が複数本掘削形成されている。これら排水溝40の
上側は地盤2の外上側に開口しており、各排水溝40は
集水桝収納坑10に連通接続されている。つまり、排水
溝40は、集水桝収納坑10の傾斜坑壁29に開口部4
0aを形成する形で集水桝収納坑10に横方向に連通接
続されている。また、前記地盤2には、図1に示すよう
に、該地盤2の上側に沿って、前記遮水シート3と同様
の非透水性の遮水シート300が敷設されている。つま
り、遮水シート300は、地盤2の上側のうち、前記排
水溝40が形成されていない部分では、地盤2の上面2
aに沿って敷設されており、前記排水溝40が形成され
ている部分では、排水溝40の形成された地盤2の表面
に沿って、従って、断面がU字状になる形で敷設されて
いる。更に、該遮水シート300と前記遮水シート3と
は、集水桝収納坑10の開口部10aにおいて、或い
は、排水溝40による開口部40aにおいて、互いに連
続しており、両者の繋ぎ目等が水密になる形で接合され
ている(或いは、両者が一体となっている。)。なお、
地盤2の上面2aは略水平であるが、動水し得る程度の
動水勾配が設けられており、この勾配は、集水桝収納坑
10或いは、排水溝40に向かって下り勾配になる形で
設けられている。また、排水溝40にも、集水桝収納坑
10に向かって下り勾配になる形の動水勾配が設けられ
ている。従って、地盤2に敷設された前記遮水シート3
00のうち、地盤2の上面2aに敷設された遮水シート
300の上面には、集水桝収納坑10或いは、排水溝4
0に向かって下り勾配になる形の動水勾配が設けられて
おり、排水溝40内に敷設された遮水シート300の表
面には、集水桝収納坑10に向かって下り勾配になる形
の動水勾配が設けられている。
示すように、該地盤2の上面2a側において、適宜分岐
し屈曲する形で横方向に伸延し、断面がU字状の排水溝
40が複数本掘削形成されている。これら排水溝40の
上側は地盤2の外上側に開口しており、各排水溝40は
集水桝収納坑10に連通接続されている。つまり、排水
溝40は、集水桝収納坑10の傾斜坑壁29に開口部4
0aを形成する形で集水桝収納坑10に横方向に連通接
続されている。また、前記地盤2には、図1に示すよう
に、該地盤2の上側に沿って、前記遮水シート3と同様
の非透水性の遮水シート300が敷設されている。つま
り、遮水シート300は、地盤2の上側のうち、前記排
水溝40が形成されていない部分では、地盤2の上面2
aに沿って敷設されており、前記排水溝40が形成され
ている部分では、排水溝40の形成された地盤2の表面
に沿って、従って、断面がU字状になる形で敷設されて
いる。更に、該遮水シート300と前記遮水シート3と
は、集水桝収納坑10の開口部10aにおいて、或い
は、排水溝40による開口部40aにおいて、互いに連
続しており、両者の繋ぎ目等が水密になる形で接合され
ている(或いは、両者が一体となっている。)。なお、
地盤2の上面2aは略水平であるが、動水し得る程度の
動水勾配が設けられており、この勾配は、集水桝収納坑
10或いは、排水溝40に向かって下り勾配になる形で
設けられている。また、排水溝40にも、集水桝収納坑
10に向かって下り勾配になる形の動水勾配が設けられ
ている。従って、地盤2に敷設された前記遮水シート3
00のうち、地盤2の上面2aに敷設された遮水シート
300の上面には、集水桝収納坑10或いは、排水溝4
0に向かって下り勾配になる形の動水勾配が設けられて
おり、排水溝40内に敷設された遮水シート300の表
面には、集水桝収納坑10に向かって下り勾配になる形
の動水勾配が設けられている。
【0015】遮水シート300に囲まれた形の各排水溝
40には、多孔質の盲排水管9がそれぞれ設けられてい
る。盲排水管9は、各排水溝40に沿って分岐し屈曲す
る形で横方向に伸延した形で設けられており、各盲排水
管9は、各排水溝40の開口部40aを通って、集水桝
収納坑10の内部に到っている。つまり、各盲排水管9
は、開口部40aより、各盲排水管9の集水桝収納坑1
0側の端部9aを、集水桝収納坑10の内部の前記吸着
剤層30の中に突出させる形で設けられている。また、
これら盲排水管9は、各排水溝40の動水勾配に対応し
た形で、動水勾配を有しており、従って、これら盲排水
管9は、各盲排水管9の集水桝収納坑10側の端部9a
に向かって下り勾配に設けられている。各排水溝40に
おける盲排水管9と遮水シート300との間の隙間に
は、砕石5bが充填されており、各排水溝40は、この
砕石5bで地盤2の上面2aのレベルQ1まで充填され
ている。更に、砕石5bは、地盤2の上面2aの上側に
敷設された遮水シート300の上側及び、吸着剤層30
の上端面30aに敷設された第二シート31の上側に
も、レベルQ1から該レベルQ1の上方に高さL1を隔
てたレベルまで敷設されており、敷設された砕石5b
は、竪管15の蓋受け部材21の周囲を囲む形で敷設さ
れている。つまり、敷これら砕石5bによって、地盤2
の上面2aのレベルQ1からレベルQ1の上方に高さL
1を隔てたレベルに亙った、少なくとも上下幅L1の砕
石層5が、竪管15を囲む形で形成されている。砕石層
5の上側には、図1に示すように、砕石層5の上端面5
aにおいて、透水性の第一シート32が敷設されてお
り、第一シート32は、竪管15の蓋受け部材21の周
囲を囲む形で、砕石層5の上端面5a全面において敷設
されている。第一シート32の上側には、該第一シート
32を埋める形で略水平な芝土層6が敷設されており、
芝土層6は、地盤2の上面2aのレベルQ1の上方に高
さL3を隔てたレベルに該上面即ち、地表6aをもつ形
で、かつ竪管15の周囲を囲む形で敷設されている。な
お、芝土層6には、地表6a側に芝7が植えられてお
り、地表6aには、水等が流れ得る程度の動水勾配が、
竪管15に向かって下り勾配になる形で形成されてい
る。また、地表6aのレベルは、前記蓋受け部材21の
上端23aのレベルよりやや低くなっている。
40には、多孔質の盲排水管9がそれぞれ設けられてい
る。盲排水管9は、各排水溝40に沿って分岐し屈曲す
る形で横方向に伸延した形で設けられており、各盲排水
管9は、各排水溝40の開口部40aを通って、集水桝
収納坑10の内部に到っている。つまり、各盲排水管9
は、開口部40aより、各盲排水管9の集水桝収納坑1
0側の端部9aを、集水桝収納坑10の内部の前記吸着
剤層30の中に突出させる形で設けられている。また、
これら盲排水管9は、各排水溝40の動水勾配に対応し
た形で、動水勾配を有しており、従って、これら盲排水
管9は、各盲排水管9の集水桝収納坑10側の端部9a
に向かって下り勾配に設けられている。各排水溝40に
おける盲排水管9と遮水シート300との間の隙間に
は、砕石5bが充填されており、各排水溝40は、この
砕石5bで地盤2の上面2aのレベルQ1まで充填され
ている。更に、砕石5bは、地盤2の上面2aの上側に
敷設された遮水シート300の上側及び、吸着剤層30
の上端面30aに敷設された第二シート31の上側に
も、レベルQ1から該レベルQ1の上方に高さL1を隔
てたレベルまで敷設されており、敷設された砕石5b
は、竪管15の蓋受け部材21の周囲を囲む形で敷設さ
れている。つまり、敷これら砕石5bによって、地盤2
の上面2aのレベルQ1からレベルQ1の上方に高さL
1を隔てたレベルに亙った、少なくとも上下幅L1の砕
石層5が、竪管15を囲む形で形成されている。砕石層
5の上側には、図1に示すように、砕石層5の上端面5
aにおいて、透水性の第一シート32が敷設されてお
り、第一シート32は、竪管15の蓋受け部材21の周
囲を囲む形で、砕石層5の上端面5a全面において敷設
されている。第一シート32の上側には、該第一シート
32を埋める形で略水平な芝土層6が敷設されており、
芝土層6は、地盤2の上面2aのレベルQ1の上方に高
さL3を隔てたレベルに該上面即ち、地表6aをもつ形
で、かつ竪管15の周囲を囲む形で敷設されている。な
お、芝土層6には、地表6a側に芝7が植えられてお
り、地表6aには、水等が流れ得る程度の動水勾配が、
竪管15に向かって下り勾配になる形で形成されてい
る。また、地表6aのレベルは、前記蓋受け部材21の
上端23aのレベルよりやや低くなっている。
【0016】芝土層6には、図1及び、図2に示すよう
に、該芝土層6を上下方向に貫通する形の第一通水溝3
3と第二通水溝35が設けられている(従って、第一通
水溝33と第二通水溝35は共に、前記第一シート32
の上面側に到達し、前記第一シート32の上面側に接し
ている。)。第一通水溝33及び、第二通水溝35の水
平断面は共に、竪管15(即ち、竪管本体16、浸透管
19、蓋受け部材21)の軸心Rを中心としたリング状
に形成されている。また、第一通水溝33は、竪管15
の蓋受け部材21の円柱部23の外周に沿った形で、か
つ、該円柱部23に略接した形で設けられており、第二
通水溝35は、第一通水溝33に比べて、竪管15から
より遠い位置に設けられている。なお、第二通水孔35
は、集水桝収納坑10の開口部10aの位置と上下方向
に略対応した位置に設けられている。また、第一通水溝
33は、図1及び、図2に示すように、水平方向におい
ては芝土層6と蓋受け部材21の円柱部23に挟まれて
おり、該第−通水溝33の下端においては第一シート3
2の上面32aに接している。第一通水溝33には、該
第一通水溝35に面した、これら芝土層6による側面6
b及び、蓋受け部材21の円柱部23の外周面23e及
び、第一シート32の上面32aに沿った形の第一通水
溝シート36が敷設されている。また、第二通水溝35
は、水平方向においては芝土層6と芝土層6に挾まれて
おり、該第二通水溝35の下端においては第一シート3
2の上面32aに接している。第二通水溝35には、該
第二通水溝に面した、これら芝土層6、6による側面6
c、6c及び、第一シート32の上面32aに沿った形
の第二通水溝シート37が敷設されている。更に、第一
通水溝33の内部及び、第二通水溝35の内部、従っ
て、前記第一通水溝シート36及び、前記第二通水溝シ
ート37によって囲まれた空間には、樹脂等からなる多
孔質の通水部材39が充填されており、通水部材39
は、前記芝土層6の地表6aのレベルと略同レベルまで
充填されている。なお、通水部材39を浸透する水の速
度は、芝土層6を浸透する水の速度よりも充分に大きく
設けられている。また、通水部材39のうち地上側に露
出した部分は、芝7等と同系色である緑色等に染色され
ており、芝地1の景観に影響を極力及ぼさないように配
慮されている。
に、該芝土層6を上下方向に貫通する形の第一通水溝3
3と第二通水溝35が設けられている(従って、第一通
水溝33と第二通水溝35は共に、前記第一シート32
の上面側に到達し、前記第一シート32の上面側に接し
ている。)。第一通水溝33及び、第二通水溝35の水
平断面は共に、竪管15(即ち、竪管本体16、浸透管
19、蓋受け部材21)の軸心Rを中心としたリング状
に形成されている。また、第一通水溝33は、竪管15
の蓋受け部材21の円柱部23の外周に沿った形で、か
つ、該円柱部23に略接した形で設けられており、第二
通水溝35は、第一通水溝33に比べて、竪管15から
より遠い位置に設けられている。なお、第二通水孔35
は、集水桝収納坑10の開口部10aの位置と上下方向
に略対応した位置に設けられている。また、第一通水溝
33は、図1及び、図2に示すように、水平方向におい
ては芝土層6と蓋受け部材21の円柱部23に挟まれて
おり、該第−通水溝33の下端においては第一シート3
2の上面32aに接している。第一通水溝33には、該
第一通水溝35に面した、これら芝土層6による側面6
b及び、蓋受け部材21の円柱部23の外周面23e及
び、第一シート32の上面32aに沿った形の第一通水
溝シート36が敷設されている。また、第二通水溝35
は、水平方向においては芝土層6と芝土層6に挾まれて
おり、該第二通水溝35の下端においては第一シート3
2の上面32aに接している。第二通水溝35には、該
第二通水溝に面した、これら芝土層6、6による側面6
c、6c及び、第一シート32の上面32aに沿った形
の第二通水溝シート37が敷設されている。更に、第一
通水溝33の内部及び、第二通水溝35の内部、従っ
て、前記第一通水溝シート36及び、前記第二通水溝シ
ート37によって囲まれた空間には、樹脂等からなる多
孔質の通水部材39が充填されており、通水部材39
は、前記芝土層6の地表6aのレベルと略同レベルまで
充填されている。なお、通水部材39を浸透する水の速
度は、芝土層6を浸透する水の速度よりも充分に大きく
設けられている。また、通水部材39のうち地上側に露
出した部分は、芝7等と同系色である緑色等に染色され
ており、芝地1の景観に影響を極力及ぼさないように配
慮されている。
【0017】なお、集水桝11には4本の通気管41が
設けられている。通気管41は、上端41aを地上の大
気中に、下端41bを吸着剤層30の中に、該吸着剤層
30のうち比較的上方部分において、存在させる形で設
けられていると共に、前記第一通水溝33を上下方向に
貫通し、砕石層5、第二シート31を上下方向に貫通
し、下端41b側を吸着剤層30中に、該吸着剤層30
の上端面30a側より突入させる形で設けられている。
また、通気管41は、各通気管41の上端41aの位置
が、前記蓋受け部材21の上端23aのレベルに存在す
る形で設けられている。また、4本の通気管41は、前
記竪管15の軸心Rを中心にして、通気管41どうしが
互いに90°ピッチの間隔で配置され設けられている。
設けられている。通気管41は、上端41aを地上の大
気中に、下端41bを吸着剤層30の中に、該吸着剤層
30のうち比較的上方部分において、存在させる形で設
けられていると共に、前記第一通水溝33を上下方向に
貫通し、砕石層5、第二シート31を上下方向に貫通
し、下端41b側を吸着剤層30中に、該吸着剤層30
の上端面30a側より突入させる形で設けられている。
また、通気管41は、各通気管41の上端41aの位置
が、前記蓋受け部材21の上端23aのレベルに存在す
る形で設けられている。また、4本の通気管41は、前
記竪管15の軸心Rを中心にして、通気管41どうしが
互いに90°ピッチの間隔で配置され設けられている。
【0018】芝地1、芝地排水ユニット100及び、芝
地排水ユニット100における集水構造は、以上のよう
に構成されているので、芝地1での集水は、以下のよう
に行なわれる。まず、芝地1では、芝7等の育成のた
め、除草剤或いは、殺虫剤等の農薬が散布されており、
従って、芝7及び、芝土層6及び、第一通水溝33の内
部と第二通水溝35の内部に充填された通水部材39に
は、該農薬が既に付着或いは、浸透している。今、該芝
地1の全域において雨が降っている。ここで、単位時間
当たりの降雨量が、芝土層6を単位時間当たり透過可能
な水量よりも小さい場合について説明する。この雨は、
図1及び、図2に示すように、芝7及び、芝土層6の地
表6a及び、第一通水溝33の開口部33a及び、第二
通水溝35の開口部35aに落下する。芝7に落下した
水69は自重によって地表6aに落下し、地表6a及
び、開口部33a、35aに落下した水69は自重によ
って、芝土層6を、或いは、第一通水溝33または第二
通水溝35中の通水部材39中を、図の下方に拡散する
方向を示す矢印c方向に浸透する。なお、単位時間当た
りの降雨量が、芝土層6を単位時間当たり透過可能な水
量よりも小さいので(また、芝土層6を単位時間当たり
透過可能な水量よりも、通水部材39を単位時間当たり
透過可能な水量が大きいので)、芝土層6及び、通水部
材39中では、水69の閉塞が起こらずスムーズに透過
する。つまり、地表6aには、水溜り等が形成されな
い。また、上述したように、芝7及び、芝土層6及び、
通水部材39には、農薬が既に付着し或いは、浸透して
いるので、これら芝7及び、芝土層6及び、通水部材3
9に接触した水69は、該農薬を溶解して吸収してい
る。また、雨による水69は、竪管15の蓋25にも落
下する(なお、蓋25に落下した水69は、空中より直
接落下したため前記農薬等を含んでいない。)。蓋25
はエキスパンドメタルにより形成されているので、蓋2
5に落下した水69は、該蓋25に形成されている網目
を通して、該蓋25を下方向に貫通通過する。貫通通過
した水69は、蓋受け部材21の下孔22b即ち、集水
空間14に到達し、該集水空間14を下方向に落下す
る。なお、蓋25の上に落下した芝7の葉等のゴミの多
くは、該蓋25に形成されている網目を貫通せず、従っ
て、集水空間14に進入しない。
地排水ユニット100における集水構造は、以上のよう
に構成されているので、芝地1での集水は、以下のよう
に行なわれる。まず、芝地1では、芝7等の育成のた
め、除草剤或いは、殺虫剤等の農薬が散布されており、
従って、芝7及び、芝土層6及び、第一通水溝33の内
部と第二通水溝35の内部に充填された通水部材39に
は、該農薬が既に付着或いは、浸透している。今、該芝
地1の全域において雨が降っている。ここで、単位時間
当たりの降雨量が、芝土層6を単位時間当たり透過可能
な水量よりも小さい場合について説明する。この雨は、
図1及び、図2に示すように、芝7及び、芝土層6の地
表6a及び、第一通水溝33の開口部33a及び、第二
通水溝35の開口部35aに落下する。芝7に落下した
水69は自重によって地表6aに落下し、地表6a及
び、開口部33a、35aに落下した水69は自重によ
って、芝土層6を、或いは、第一通水溝33または第二
通水溝35中の通水部材39中を、図の下方に拡散する
方向を示す矢印c方向に浸透する。なお、単位時間当た
りの降雨量が、芝土層6を単位時間当たり透過可能な水
量よりも小さいので(また、芝土層6を単位時間当たり
透過可能な水量よりも、通水部材39を単位時間当たり
透過可能な水量が大きいので)、芝土層6及び、通水部
材39中では、水69の閉塞が起こらずスムーズに透過
する。つまり、地表6aには、水溜り等が形成されな
い。また、上述したように、芝7及び、芝土層6及び、
通水部材39には、農薬が既に付着し或いは、浸透して
いるので、これら芝7及び、芝土層6及び、通水部材3
9に接触した水69は、該農薬を溶解して吸収してい
る。また、雨による水69は、竪管15の蓋25にも落
下する(なお、蓋25に落下した水69は、空中より直
接落下したため前記農薬等を含んでいない。)。蓋25
はエキスパンドメタルにより形成されているので、蓋2
5に落下した水69は、該蓋25に形成されている網目
を通して、該蓋25を下方向に貫通通過する。貫通通過
した水69は、蓋受け部材21の下孔22b即ち、集水
空間14に到達し、該集水空間14を下方向に落下す
る。なお、蓋25の上に落下した芝7の葉等のゴミの多
くは、該蓋25に形成されている網目を貫通せず、従っ
て、集水空間14に進入しない。
【0019】ところで、芝土層6と通水部材39とは、
透水性の第一通水溝シート36或いは、第二通水溝シー
ト37によって隔てられている。従って、芝土層6或い
は、通水部材39に浸透浸入した水69は、芝土層6、
通水部材39の相互間で、第一通水溝シート36或い
は、第二通水溝シート37を介して流通する。芝土層6
から通水部材39へと水69が流通する際、該水69に
伴って、芝土層6中の土の粒子等が、芝土層6から通水
部材39へと移動しようとする。しかし、水の粒子等に
比べて非常に大きい土の粒子等は第一通水溝シート36
及び、第二通水溝シート37を貫通通過できない。よっ
て、芝土層6の土の粒子等は、通水部材39に進入せ
ず、通水部材39の目づまりが防止される。次いで、芝
土層6或いは、通水部材39に浸透浸入した水69は、
図1に示すように、更に該芝土層6或いは、該通水部材
39を、図の矢印c方向に浸透移動して、該芝土層6或
いは、該通水部材39の下側に敷設されている第一シー
ト32に到達する。第一シート32は水透性であるの
で、水69は該第一シート32を下方向に貫通通過す
る。なお、第一シート32は、水の粒子等の大きさの粒
子は貫通通過させるが、水の粒子等に比べて非常に大き
い土の粒子等は貫通通過させない。よって、水69が芝
土層6中を浸透移動する際に、水69が浸透移動する経
路を、水69が浸透移動する方向に一緒に移動しようと
する土の粒子等は、該第一シート32を下方向に貫通通
過せずに、該第一シート32の上側に留まる。つまり、
土の粒子等が、該第一シート32の下側の砕石層5に進
入せず、砕石層5の目づまりが防止される。第一シート
32を貫通通過した水69は、図1に示すように、該第
一シート32の下側に敷設されている砕石層5の上端面
5aに到達する。そして、水69は、砕石層5の上端面
5aより該砕石層5中に、図の矢印C方向に浸透浸入す
る。ところで、砕石層5は、2つの部分即ち、砕石層5
Aと砕石層5Bとに分割し区別することができる。つま
り、砕石層5Aは、砕石層5のうち、前記吸着剤層30
の上側に対応した部分であり、砕石層5Bは、砕石層5
のうち、前記地盤2の上側及び、前記排水溝40の上側
に対応した部分である(なお、砕石層5A、5Bを区別
なしに示す場合には、単に「砕石層5」と表記し、砕石
層5A、5Bを区別して示す場合には、「砕石層5
A」、「砕石層5B」と表記する。また、砕石層5A及
び、砕石層5Bは、砕石層5全体を仮想的に分割し区別
したものであり、従って、砕石層5A、5Bは一体的に
敷設されている。)。砕石層5B中に浸透浸入した水6
9は、図1に示すように、砕石層5B中を図の矢印C方
向に浸透移動して、該砕石層5Bの底端5cの位置即
ち、地盤2の上面2aのレベルQ1の位置に到達する。
ところで、上述したように、砕石層5Bの底端5cの位
置は、排水溝40を充填している砕石5bと砕石層5B
とが接する位置、或いは、砕石層5Bと遮水シート30
0とが接する位置になっている。従って、砕石層5Bの
底端5cの位置のうち、排水溝40を充填している砕石
5bと砕石層5Bとが接する位置に到達した水69は、
そのまま続けて矢印A方向に排水溝40中を砕石5b、
5bの間を通って浸透移動して、排水溝40中に設けら
れた盲排水管9(或いは、排水溝40中に敷設された遮
水シート300)に到達する。盲排水管9に到達した水
69は、盲排水管9に形成された多くの孔を通して、盲
排水管9の内部に浸透浸入する。盲排水管9の内部に浸
透浸入した水69は、盲排水管9がもつ動水勾配によっ
て、盲排水管9の集水桝収納坑10側の端部9aに向か
って流動する(或いは、排水溝40中に敷設された遮水
シート300に到達した水69は、該遮水シート300
の動水勾配に従って、集水桝収納坑10に向かって流動
する。)。盲排水管9の端部9aは、集水桝収納坑10
における吸着剤層33中に位置しており、盲排水管9の
内部に浸透浸入した水69は、該盲排水管9を流動し
て、盲排水管9の端部9aより吸着剤層30中に到達す
る(或いは、水69は、排水溝40中を、遮水シート3
00の動水勾配に従って、集水桝収納坑10に向かって
流動して、排水溝40による開口部40aを介して、集
水桝収納坑10における吸着剤層30中に到達す
る。)。なお、盲排水管9の内部では、砕石5b、5b
の隙間等に比較して、水が流動する際の抵抗が小さく、
従って、排水溝40中に盲排水管9が設けられることに
より、排水溝40中の水69は、スムーズに流動して、
集水桝収納坑10に導水される。また、砕石層5Bの底
端5cの位置のうち、砕石層5Bと遮水シート300と
が接する位置に到達した水69は、遮水シート300に
設けられた動水勾配により、砕石層5B中を該遮水シー
ト300に沿って流動して、集水桝収納坑10或いは、
排水溝40に流入する(なお、遮水シート300は非透
水性なので、水69は、該遮水シート300を貫通通過
して、地盤2に到達することはない。つまり、農薬を溶
解し吸収した水69の地盤2への浸透浸入が防止されて
いる。)。遮水シート300に沿って流動して、集水桝
収納坑10に流入する水69は、集水桝収納坑10の開
口部10aから集水桝収納坑10に流入する。集水桝収
納坑10の開口部10a(即ち、地盤2の上面2aのレ
ベルQ1の位置)には、吸着剤層30の上端面30aが
位置していると共に、吸着剤層30に、該上端面30a
において敷設された第二シート31が位置している。従
って、水69は、第二シート31に到達して該第二シー
ト31を下方向に貫通通過して、該第二シート31の下
側に敷設されている吸着剤層30の上端面30aに到達
する。
透水性の第一通水溝シート36或いは、第二通水溝シー
ト37によって隔てられている。従って、芝土層6或い
は、通水部材39に浸透浸入した水69は、芝土層6、
通水部材39の相互間で、第一通水溝シート36或い
は、第二通水溝シート37を介して流通する。芝土層6
から通水部材39へと水69が流通する際、該水69に
伴って、芝土層6中の土の粒子等が、芝土層6から通水
部材39へと移動しようとする。しかし、水の粒子等に
比べて非常に大きい土の粒子等は第一通水溝シート36
及び、第二通水溝シート37を貫通通過できない。よっ
て、芝土層6の土の粒子等は、通水部材39に進入せ
ず、通水部材39の目づまりが防止される。次いで、芝
土層6或いは、通水部材39に浸透浸入した水69は、
図1に示すように、更に該芝土層6或いは、該通水部材
39を、図の矢印c方向に浸透移動して、該芝土層6或
いは、該通水部材39の下側に敷設されている第一シー
ト32に到達する。第一シート32は水透性であるの
で、水69は該第一シート32を下方向に貫通通過す
る。なお、第一シート32は、水の粒子等の大きさの粒
子は貫通通過させるが、水の粒子等に比べて非常に大き
い土の粒子等は貫通通過させない。よって、水69が芝
土層6中を浸透移動する際に、水69が浸透移動する経
路を、水69が浸透移動する方向に一緒に移動しようと
する土の粒子等は、該第一シート32を下方向に貫通通
過せずに、該第一シート32の上側に留まる。つまり、
土の粒子等が、該第一シート32の下側の砕石層5に進
入せず、砕石層5の目づまりが防止される。第一シート
32を貫通通過した水69は、図1に示すように、該第
一シート32の下側に敷設されている砕石層5の上端面
5aに到達する。そして、水69は、砕石層5の上端面
5aより該砕石層5中に、図の矢印C方向に浸透浸入す
る。ところで、砕石層5は、2つの部分即ち、砕石層5
Aと砕石層5Bとに分割し区別することができる。つま
り、砕石層5Aは、砕石層5のうち、前記吸着剤層30
の上側に対応した部分であり、砕石層5Bは、砕石層5
のうち、前記地盤2の上側及び、前記排水溝40の上側
に対応した部分である(なお、砕石層5A、5Bを区別
なしに示す場合には、単に「砕石層5」と表記し、砕石
層5A、5Bを区別して示す場合には、「砕石層5
A」、「砕石層5B」と表記する。また、砕石層5A及
び、砕石層5Bは、砕石層5全体を仮想的に分割し区別
したものであり、従って、砕石層5A、5Bは一体的に
敷設されている。)。砕石層5B中に浸透浸入した水6
9は、図1に示すように、砕石層5B中を図の矢印C方
向に浸透移動して、該砕石層5Bの底端5cの位置即
ち、地盤2の上面2aのレベルQ1の位置に到達する。
ところで、上述したように、砕石層5Bの底端5cの位
置は、排水溝40を充填している砕石5bと砕石層5B
とが接する位置、或いは、砕石層5Bと遮水シート30
0とが接する位置になっている。従って、砕石層5Bの
底端5cの位置のうち、排水溝40を充填している砕石
5bと砕石層5Bとが接する位置に到達した水69は、
そのまま続けて矢印A方向に排水溝40中を砕石5b、
5bの間を通って浸透移動して、排水溝40中に設けら
れた盲排水管9(或いは、排水溝40中に敷設された遮
水シート300)に到達する。盲排水管9に到達した水
69は、盲排水管9に形成された多くの孔を通して、盲
排水管9の内部に浸透浸入する。盲排水管9の内部に浸
透浸入した水69は、盲排水管9がもつ動水勾配によっ
て、盲排水管9の集水桝収納坑10側の端部9aに向か
って流動する(或いは、排水溝40中に敷設された遮水
シート300に到達した水69は、該遮水シート300
の動水勾配に従って、集水桝収納坑10に向かって流動
する。)。盲排水管9の端部9aは、集水桝収納坑10
における吸着剤層33中に位置しており、盲排水管9の
内部に浸透浸入した水69は、該盲排水管9を流動し
て、盲排水管9の端部9aより吸着剤層30中に到達す
る(或いは、水69は、排水溝40中を、遮水シート3
00の動水勾配に従って、集水桝収納坑10に向かって
流動して、排水溝40による開口部40aを介して、集
水桝収納坑10における吸着剤層30中に到達す
る。)。なお、盲排水管9の内部では、砕石5b、5b
の隙間等に比較して、水が流動する際の抵抗が小さく、
従って、排水溝40中に盲排水管9が設けられることに
より、排水溝40中の水69は、スムーズに流動して、
集水桝収納坑10に導水される。また、砕石層5Bの底
端5cの位置のうち、砕石層5Bと遮水シート300と
が接する位置に到達した水69は、遮水シート300に
設けられた動水勾配により、砕石層5B中を該遮水シー
ト300に沿って流動して、集水桝収納坑10或いは、
排水溝40に流入する(なお、遮水シート300は非透
水性なので、水69は、該遮水シート300を貫通通過
して、地盤2に到達することはない。つまり、農薬を溶
解し吸収した水69の地盤2への浸透浸入が防止されて
いる。)。遮水シート300に沿って流動して、集水桝
収納坑10に流入する水69は、集水桝収納坑10の開
口部10aから集水桝収納坑10に流入する。集水桝収
納坑10の開口部10a(即ち、地盤2の上面2aのレ
ベルQ1の位置)には、吸着剤層30の上端面30aが
位置していると共に、吸着剤層30に、該上端面30a
において敷設された第二シート31が位置している。従
って、水69は、第二シート31に到達して該第二シー
ト31を下方向に貫通通過して、該第二シート31の下
側に敷設されている吸着剤層30の上端面30aに到達
する。
【0020】なお、第二シート31は透水性であり、か
つ、多数の孔31bを有しているので、水69は該第二
シート31を下方向に貫通通過し得る。また、第二シー
ト31の孔31bは、砕石5bよりも小さく形成されて
いる。よって、水69が砕石層5中を浸透移動する際
に、水69が浸透移動する経路を、水69が浸透移動す
る方向に一緒に移動しようとする砕石5bは、該第二シ
ート31を下方向に貫通通過せずに、該第二シート31
の上側に留まる。また、第二シート31が多数の孔31
bを有しているため、第二シート31を貫通通過する水
69は、これら孔31bがないシート等を貫通通過する
場合に比べて、よりスムーズに貫通通過しやすい。遮水
シート300に沿って流動して、排水溝40に流入した
水69は、そのまま続けて矢印A方向に排水溝40中を
砕石5b、5bの間を通って浸透移動して、排水溝40
中に設けられた盲排水管9(或いは、排水溝40中に敷
設された遮水シート300)に到達する。盲排水管9に
到達した水69は、盲排水管9を介して集水桝収納坑1
0の方向に向かって流動し(或いは、排水溝40中に敷
設された遮水シート300に到達した水69は、該遮水
シート300を介して集水桝収納坑10に向かって流動
し)、吸着剤層30に到達する。一方、砕石層5Aに浸
透浸入した水69は、図1に示すように、砕石層5A中
を図の矢印C方向に浸透移動して、該砕石層5Aの底端
5cの位置即ち、地盤2の上面2aのレベルQ1の位置
に到達する。レベルQ1の位置において、砕石層5Aは
第二シート31に接しており、従って、水69は、砕石
層5Aの底端5cの位置に到達すると共に、第二シート
31に到達する。水69は、該第二シート31を下方向
に貫通通過して、該第二シート31の下側に敷設されて
いる吸着剤層30の上端面30aに到達する。
つ、多数の孔31bを有しているので、水69は該第二
シート31を下方向に貫通通過し得る。また、第二シー
ト31の孔31bは、砕石5bよりも小さく形成されて
いる。よって、水69が砕石層5中を浸透移動する際
に、水69が浸透移動する経路を、水69が浸透移動す
る方向に一緒に移動しようとする砕石5bは、該第二シ
ート31を下方向に貫通通過せずに、該第二シート31
の上側に留まる。また、第二シート31が多数の孔31
bを有しているため、第二シート31を貫通通過する水
69は、これら孔31bがないシート等を貫通通過する
場合に比べて、よりスムーズに貫通通過しやすい。遮水
シート300に沿って流動して、排水溝40に流入した
水69は、そのまま続けて矢印A方向に排水溝40中を
砕石5b、5bの間を通って浸透移動して、排水溝40
中に設けられた盲排水管9(或いは、排水溝40中に敷
設された遮水シート300)に到達する。盲排水管9に
到達した水69は、盲排水管9を介して集水桝収納坑1
0の方向に向かって流動し(或いは、排水溝40中に敷
設された遮水シート300に到達した水69は、該遮水
シート300を介して集水桝収納坑10に向かって流動
し)、吸着剤層30に到達する。一方、砕石層5Aに浸
透浸入した水69は、図1に示すように、砕石層5A中
を図の矢印C方向に浸透移動して、該砕石層5Aの底端
5cの位置即ち、地盤2の上面2aのレベルQ1の位置
に到達する。レベルQ1の位置において、砕石層5Aは
第二シート31に接しており、従って、水69は、砕石
層5Aの底端5cの位置に到達すると共に、第二シート
31に到達する。水69は、該第二シート31を下方向
に貫通通過して、該第二シート31の下側に敷設されて
いる吸着剤層30の上端面30aに到達する。
【0021】上述のように、砕石層5に浸透浸入した水
69は、遮水シート300に沿って流動した後に第二シ
ート31を貫通通過して、或いは、盲排水管9(或い
は、排水溝40)を介して、或いは、砕石層5(砕石層
5A)から直接第二シート31を貫通通過して、吸着剤
層30に到達した。吸着剤層30に到達した水69は、
図1に示すように、到達した位置(すなわち、吸着剤層
30の上端面30a或いは、盲排水管9の端部9aと吸
着剤層30とが接する位置)より、吸着剤層30に浸透
侵入し、更に、吸着剤層30中を矢印C方向に浸透移動
する。また、吸着剤層30中を浸透移動する際に、水6
9は、吸着剤層30中の吸着剤70に接触する。吸着剤
70は、水69と吸着剤70との接触時に、水69中に
溶解され吸収されている農薬を吸着する。なお、吸着剤
層30が水69等を含んでいない状態では、該吸着剤層
30中の吸着剤70、70の隙間には空気が介在してい
る。従って、水69等を含まず乾燥している状態の吸着
剤層30に、水69が浸透浸入し始めると、吸着剤7
0、70の隙間の空気は、水69よりも比重が軽いた
め、該吸着剤層30内を上方に移動する。ところが、集
水桝11には、通気管41が、該通気管41の上端41
aを地上の大気中に、該通気管41の下端41bを該吸
着剤層30中、該吸着剤層30における比較的上部に形
成する形で設けられている。よって、吸着剤70、70
の隙間の空気は、該吸着剤層30内を上方に移動すると
共に、通気管41の下端41bより適宜通気管41内に
流入し、該通気管41の上端41aより大気中に流出す
る。つまり、吸着剤70、70の隙間の空気が、該吸着
剤層30内を上方に移動して、吸着剤層30と第二シー
ト31との間に溜り、溜った空気が、第二シート31を
介して、砕石層5、第一シート32、芝土層6等を上方
に押し上げたり、また、溜った空気の圧力によって、第
二シート31を下方向に通過する水69の速度を低下さ
せることはない。ところで、吸着剤層30は、該吸着剤
層30の下端面30bにおいて非透水性の遮水シート3
に接しており、該吸着剤層30の横側のうち集水桝収納
坑10の傾斜坑壁29側においては、非透水性の遮水シ
ート3に接しており、該吸着剤層30の横側のうち竪管
15側においては、多孔質の浸透管19に接している。
従って、吸着剤層30に浸透移動した水69は、遮水シ
ート3を貫通通過できないので、全て浸透管19に到達
し、該浸透管19を該浸透管19の内部19b側に透過
する。こうして、地表6aの水69は、農薬除去をされ
ると共に、集水空間14に集水された。
69は、遮水シート300に沿って流動した後に第二シ
ート31を貫通通過して、或いは、盲排水管9(或い
は、排水溝40)を介して、或いは、砕石層5(砕石層
5A)から直接第二シート31を貫通通過して、吸着剤
層30に到達した。吸着剤層30に到達した水69は、
図1に示すように、到達した位置(すなわち、吸着剤層
30の上端面30a或いは、盲排水管9の端部9aと吸
着剤層30とが接する位置)より、吸着剤層30に浸透
侵入し、更に、吸着剤層30中を矢印C方向に浸透移動
する。また、吸着剤層30中を浸透移動する際に、水6
9は、吸着剤層30中の吸着剤70に接触する。吸着剤
70は、水69と吸着剤70との接触時に、水69中に
溶解され吸収されている農薬を吸着する。なお、吸着剤
層30が水69等を含んでいない状態では、該吸着剤層
30中の吸着剤70、70の隙間には空気が介在してい
る。従って、水69等を含まず乾燥している状態の吸着
剤層30に、水69が浸透浸入し始めると、吸着剤7
0、70の隙間の空気は、水69よりも比重が軽いた
め、該吸着剤層30内を上方に移動する。ところが、集
水桝11には、通気管41が、該通気管41の上端41
aを地上の大気中に、該通気管41の下端41bを該吸
着剤層30中、該吸着剤層30における比較的上部に形
成する形で設けられている。よって、吸着剤70、70
の隙間の空気は、該吸着剤層30内を上方に移動すると
共に、通気管41の下端41bより適宜通気管41内に
流入し、該通気管41の上端41aより大気中に流出す
る。つまり、吸着剤70、70の隙間の空気が、該吸着
剤層30内を上方に移動して、吸着剤層30と第二シー
ト31との間に溜り、溜った空気が、第二シート31を
介して、砕石層5、第一シート32、芝土層6等を上方
に押し上げたり、また、溜った空気の圧力によって、第
二シート31を下方向に通過する水69の速度を低下さ
せることはない。ところで、吸着剤層30は、該吸着剤
層30の下端面30bにおいて非透水性の遮水シート3
に接しており、該吸着剤層30の横側のうち集水桝収納
坑10の傾斜坑壁29側においては、非透水性の遮水シ
ート3に接しており、該吸着剤層30の横側のうち竪管
15側においては、多孔質の浸透管19に接している。
従って、吸着剤層30に浸透移動した水69は、遮水シ
ート3を貫通通過できないので、全て浸透管19に到達
し、該浸透管19を該浸透管19の内部19b側に透過
する。こうして、地表6aの水69は、農薬除去をされ
ると共に、集水空間14に集水された。
【0022】次いで、集水空間14に到達し、集水され
た水69は、該集水空間14に到達した位置より、該集
水空間14を下方向に落下する。落下した水69は、該
集水空間14の底部近傍即ち、水溜まり部16cに流入
する。また、既に上述したように、竪管15の蓋25を
貫通通過して集水空間14に到達した水69も、該集水
空間14を下方向に落下して、水溜まり部16cに流入
する(なお、土や砂の粒等が、地上より蓋25を貫通通
過して集水空間14に進入する。しかし、土や砂の粒等
は、水溜まり部16cに溜った水69の底に沈むので、
水溜まり部16cの上に開口部17aをもつ横枝管17
等に進入することはない。また、竪管15の蓋25を取
り外して、該竪管15の開口部23c側より、該竪管1
5内を清掃する際、水溜まり部16cの底に沈んだ土や
砂の粒等は、容易に除去され得る。)。
た水69は、該集水空間14に到達した位置より、該集
水空間14を下方向に落下する。落下した水69は、該
集水空間14の底部近傍即ち、水溜まり部16cに流入
する。また、既に上述したように、竪管15の蓋25を
貫通通過して集水空間14に到達した水69も、該集水
空間14を下方向に落下して、水溜まり部16cに流入
する(なお、土や砂の粒等が、地上より蓋25を貫通通
過して集水空間14に進入する。しかし、土や砂の粒等
は、水溜まり部16cに溜った水69の底に沈むので、
水溜まり部16cの上に開口部17aをもつ横枝管17
等に進入することはない。また、竪管15の蓋25を取
り外して、該竪管15の開口部23c側より、該竪管1
5内を清掃する際、水溜まり部16cの底に沈んだ土や
砂の粒等は、容易に除去され得る。)。
【0023】浸透管19を透過して集水空間14に到達
した水69或いは、蓋25から集水空間14に落下した
水69が、続けて、水溜まり部16cに流入し、該水溜
まり部16cに溜った水69の水位Sが上昇し、該水位
Sが竪管15に設けられた横枝管17による開口部17
aの底端17dのレベルを越えることにより、水溜まり
部16cの水69が、開口部17aより、横枝管17の
内部17bに流入する。流入した水69は、横枝管17
の動水勾配に従って、地中本管20に向かって流動し
て、地中本管20の内部20aに到達し、該地中本管2
0を介して図示しない調整池に導水され、該調整池より
河川等に放出される。
した水69或いは、蓋25から集水空間14に落下した
水69が、続けて、水溜まり部16cに流入し、該水溜
まり部16cに溜った水69の水位Sが上昇し、該水位
Sが竪管15に設けられた横枝管17による開口部17
aの底端17dのレベルを越えることにより、水溜まり
部16cの水69が、開口部17aより、横枝管17の
内部17bに流入する。流入した水69は、横枝管17
の動水勾配に従って、地中本管20に向かって流動し
て、地中本管20の内部20aに到達し、該地中本管2
0を介して図示しない調整池に導水され、該調整池より
河川等に放出される。
【0024】次いで、芝地1に降る雨の単位時間当たり
の降雨量が、芝土層6を単位時間当たり透過可能な水量
よりも大きい場合について説明する。この雨は、上述し
たように、芝7及び、芝土層6の地表6a、或いは、第
一通水溝33の開口部33a、或いは、第二通水溝35
の開口部35a、或いは、竪管15の蓋25に落下す
る。芝7及び、芝土層6の地表6aに落下した水69
は、落下した箇所において芝土層6中に、水69の自重
によって、図の下方に拡散する方向を示す矢印C方向に
浸透浸入する。しかし、単位時間当たりの降雨量が、芝
土層6を単位時間当たり透過可能な水量よりも大きいた
め、地表6aに落下した水69の一部は、落下した箇所
において芝土層6中に浸透浸入し切れず地表6aに残
る。ところで、上述したように、地表6aには竪管15
に向かって下り勾配の動水勾配が設けられているので、
地表6aに残った水69は停滞することなく、該動水勾
配に従って、竪管15に向かって流動する。ところで、
水69が地表6aに落下した箇所が、前記第二通水溝3
5の位置よりも竪管15に遠い場合は、竪管15に向か
って流動した水69は、前記第二通水溝35の地表6a
における開口部35aに到達する。また、水69が地表
6aに落下した箇所が、前記第二通水溝35の位置より
も竪管15に近い場合は、竪管15に向かって流動した
水69は、前記第一通水溝33の地表6aにおける開口
部33aに到達する。こうして、地表6aを流動して、
これら開口部33a、35aに到達した水69及び、こ
れら開口部33a、35aに直接落下し到達した水69
は、これら開口部33a、35aより、前記第一通水溝
33内或いは、前記第二通水溝35内に浸透浸入し、該
第一通水溝33内或いは、該第二通水溝35内に充填さ
れている前記通水部材39に、図の矢印C方向に浸透浸
入する。なお、通水部材39を単位時間当たり透過可能
な水量は、上述したように、芝土層6を単位時間当たり
透過可能な水量に比べて十分に大きく設けられているた
め、開口部33a、35aに到達した水69及び、これ
ら開口部33a、35aに直接落下し到達した水69
は、該通水部材39中で閉塞を起こすことなくスムーズ
に透過する。つまり、芝地1に降る雨の単位時間当たり
の降雨量が、芝土層6を単位時間当たり透過可能な水量
よりも大きい場合、芝土層6に浸透し切れない水69が
地表6aに残るが、残った水69は殆ど停滞せず地表6
aに沿って流動し、速やかに第一通水溝33或いは、第
二通水溝35の通水部材39に浸透浸入し、通水部材3
9中を地表6aから砕石層5まで、閉塞することなくス
ムーズに透過する。よって、地表6aの水69は、地表
6aに水溜りを形成せず、プレー等の支障及び、芝等の
育成における支障が極力取り除かれる。また、竪管15
の蓋25に落下した水69は、該蓋25を下方向に貫通
通過して、集水空間14に到達し、該集水空間14を下
方向に落下する。なお、開口部33a、35a付近で
は、地表6aを流動してくる水69が集まるため水量が
特に多くなり、地表6aの上に流動する水69の層がで
きやすい。しかし、第一通水溝33の開口部33aに到
達する水の量と、第二通水溝35の開口部35aに到達
する水69の量を比較した場合、第二通水溝35の位置
よりも竪管15から遠い地表6aに落下した水69は全
て、第二通水溝35の開口部35aに到達し、第二通水
溝35の位置よりも竪管15に近い地表6aに落下した
水69のみが、第一通水溝33の開口部33aに到達す
ることから、第一通水溝33の開口部33aに到達する
水の量が、第二通水溝35の開口部35aに到達する水
の量よりも少ない。つまり、開口部33a付近の水の層
の厚さは、通水溝33、35間の地表6aに降った雨量
のみ依存するので、地表6a上を流動する開口部33a
付近の水の層の厚さは、不用意に増大するようなことは
殆どなく、推定された最大雨量に対応したものとするこ
とができる。また、第一通水溝33の開口部33aの近
傍に位置している通気管41の上端41aの位置及び、
竪管15の開口部23cの位置は、地表6aの位置より
もやや高く設けられている。よって、開口部33a付近
の水69の層の高さが、通気管41の上端41a或い
は、竪管15の開口部23cの高さに到達し、水69
が、これら上端41a或いは、開口部23cから、通気
管41の内部或いは、竪管15の集水空間14に進入す
ることは極力防止される(但し、予想外に激しい豪雨等
により推定された最大雨量を超え、地表6aの水69の
量が不用意に増大し、地表6aの水の層が蓋受け部材2
1の上端23aのレベルを越える場合は、水69が蓋受
け部材21の開口部23c等から直接集水空間14に流
入するが、水の層の水69に含まれる農薬の濃度は、地
表6aや芝7等に沿って流動する水69に比べて充分低
いので、直接、集水空間14に集水し、横枝管17、地
中本管20を介して図示しない調整池及び、河川等に排
水し得る。また、地表6aの水の層が、直接集水空間1
4に集水されることにより、地表6aの水69は、一定
の水量以上には増大しにくく、従って、芝地1の施設や
樹木を破壊する等の災害が極力防止されている。)。
の降雨量が、芝土層6を単位時間当たり透過可能な水量
よりも大きい場合について説明する。この雨は、上述し
たように、芝7及び、芝土層6の地表6a、或いは、第
一通水溝33の開口部33a、或いは、第二通水溝35
の開口部35a、或いは、竪管15の蓋25に落下す
る。芝7及び、芝土層6の地表6aに落下した水69
は、落下した箇所において芝土層6中に、水69の自重
によって、図の下方に拡散する方向を示す矢印C方向に
浸透浸入する。しかし、単位時間当たりの降雨量が、芝
土層6を単位時間当たり透過可能な水量よりも大きいた
め、地表6aに落下した水69の一部は、落下した箇所
において芝土層6中に浸透浸入し切れず地表6aに残
る。ところで、上述したように、地表6aには竪管15
に向かって下り勾配の動水勾配が設けられているので、
地表6aに残った水69は停滞することなく、該動水勾
配に従って、竪管15に向かって流動する。ところで、
水69が地表6aに落下した箇所が、前記第二通水溝3
5の位置よりも竪管15に遠い場合は、竪管15に向か
って流動した水69は、前記第二通水溝35の地表6a
における開口部35aに到達する。また、水69が地表
6aに落下した箇所が、前記第二通水溝35の位置より
も竪管15に近い場合は、竪管15に向かって流動した
水69は、前記第一通水溝33の地表6aにおける開口
部33aに到達する。こうして、地表6aを流動して、
これら開口部33a、35aに到達した水69及び、こ
れら開口部33a、35aに直接落下し到達した水69
は、これら開口部33a、35aより、前記第一通水溝
33内或いは、前記第二通水溝35内に浸透浸入し、該
第一通水溝33内或いは、該第二通水溝35内に充填さ
れている前記通水部材39に、図の矢印C方向に浸透浸
入する。なお、通水部材39を単位時間当たり透過可能
な水量は、上述したように、芝土層6を単位時間当たり
透過可能な水量に比べて十分に大きく設けられているた
め、開口部33a、35aに到達した水69及び、これ
ら開口部33a、35aに直接落下し到達した水69
は、該通水部材39中で閉塞を起こすことなくスムーズ
に透過する。つまり、芝地1に降る雨の単位時間当たり
の降雨量が、芝土層6を単位時間当たり透過可能な水量
よりも大きい場合、芝土層6に浸透し切れない水69が
地表6aに残るが、残った水69は殆ど停滞せず地表6
aに沿って流動し、速やかに第一通水溝33或いは、第
二通水溝35の通水部材39に浸透浸入し、通水部材3
9中を地表6aから砕石層5まで、閉塞することなくス
ムーズに透過する。よって、地表6aの水69は、地表
6aに水溜りを形成せず、プレー等の支障及び、芝等の
育成における支障が極力取り除かれる。また、竪管15
の蓋25に落下した水69は、該蓋25を下方向に貫通
通過して、集水空間14に到達し、該集水空間14を下
方向に落下する。なお、開口部33a、35a付近で
は、地表6aを流動してくる水69が集まるため水量が
特に多くなり、地表6aの上に流動する水69の層がで
きやすい。しかし、第一通水溝33の開口部33aに到
達する水の量と、第二通水溝35の開口部35aに到達
する水69の量を比較した場合、第二通水溝35の位置
よりも竪管15から遠い地表6aに落下した水69は全
て、第二通水溝35の開口部35aに到達し、第二通水
溝35の位置よりも竪管15に近い地表6aに落下した
水69のみが、第一通水溝33の開口部33aに到達す
ることから、第一通水溝33の開口部33aに到達する
水の量が、第二通水溝35の開口部35aに到達する水
の量よりも少ない。つまり、開口部33a付近の水の層
の厚さは、通水溝33、35間の地表6aに降った雨量
のみ依存するので、地表6a上を流動する開口部33a
付近の水の層の厚さは、不用意に増大するようなことは
殆どなく、推定された最大雨量に対応したものとするこ
とができる。また、第一通水溝33の開口部33aの近
傍に位置している通気管41の上端41aの位置及び、
竪管15の開口部23cの位置は、地表6aの位置より
もやや高く設けられている。よって、開口部33a付近
の水69の層の高さが、通気管41の上端41a或い
は、竪管15の開口部23cの高さに到達し、水69
が、これら上端41a或いは、開口部23cから、通気
管41の内部或いは、竪管15の集水空間14に進入す
ることは極力防止される(但し、予想外に激しい豪雨等
により推定された最大雨量を超え、地表6aの水69の
量が不用意に増大し、地表6aの水の層が蓋受け部材2
1の上端23aのレベルを越える場合は、水69が蓋受
け部材21の開口部23c等から直接集水空間14に流
入するが、水の層の水69に含まれる農薬の濃度は、地
表6aや芝7等に沿って流動する水69に比べて充分低
いので、直接、集水空間14に集水し、横枝管17、地
中本管20を介して図示しない調整池及び、河川等に排
水し得る。また、地表6aの水の層が、直接集水空間1
4に集水されることにより、地表6aの水69は、一定
の水量以上には増大しにくく、従って、芝地1の施設や
樹木を破壊する等の災害が極力防止されている。)。
【0025】次いで、芝土層6或いは、通水部材39に
浸透浸入した水69は、図1に示すように、更に該芝土
層6或いは、該通水部材39を、図の矢印C方向に浸透
移動して、第一シート32に到達し、該第一シート32
を下方向に貫通通過する。貫通通過した水69は、砕石
層5の上端面5aに到達し、該上端面5aより該砕石層
5中に、図の矢印C方向に浸透浸入する。砕石層5のう
ち砕石層5B中に浸透浸入した水69は、図1に示すよ
うに、砕石層5B中を図の矢印C方向に浸透移動して、
該砕石層5Bの底端5cに到達する。該底端5cより水
69は、排水溝40或いは、盲排水管9に浸入し、これ
ら排水溝40或いは、盲排水管9を通って吸着剤層30
中に到達する。或いは、該底端5cより水69は、遮水
シート300に沿って流動して第二シート31を貫通通
過して吸着剤層30に到達する。砕石層5のうち砕石層
5Aに浸透浸入した水69は、砕石層5A中を図の矢印
C方向に浸透移動して、第二シート31に到達し、該第
二シート31を貫通通過して、吸着剤層30に到達す
る。
浸透浸入した水69は、図1に示すように、更に該芝土
層6或いは、該通水部材39を、図の矢印C方向に浸透
移動して、第一シート32に到達し、該第一シート32
を下方向に貫通通過する。貫通通過した水69は、砕石
層5の上端面5aに到達し、該上端面5aより該砕石層
5中に、図の矢印C方向に浸透浸入する。砕石層5のう
ち砕石層5B中に浸透浸入した水69は、図1に示すよ
うに、砕石層5B中を図の矢印C方向に浸透移動して、
該砕石層5Bの底端5cに到達する。該底端5cより水
69は、排水溝40或いは、盲排水管9に浸入し、これ
ら排水溝40或いは、盲排水管9を通って吸着剤層30
中に到達する。或いは、該底端5cより水69は、遮水
シート300に沿って流動して第二シート31を貫通通
過して吸着剤層30に到達する。砕石層5のうち砕石層
5Aに浸透浸入した水69は、砕石層5A中を図の矢印
C方向に浸透移動して、第二シート31に到達し、該第
二シート31を貫通通過して、吸着剤層30に到達す
る。
【0026】吸着剤層30に浸透移動した水69は、遮
水シート3を貫通通過できないので、全て浸透管19に
到達し、該浸透管19を該浸透管19の内部19b側に
透過する。なお、水69が、該吸着剤層30中を浸透移
動する際、水69中に溶解され吸収されている農薬は吸
着除去される。浸透管19を透過して、集水空間14に
到達した水69は、該集水空間14を下方向に落下し、
該集水空間14の水溜まり部16cに流入する。また、
竪管15の蓋25を貫通通過して集水空間14に到達し
た水69も、該水溜まり部16cに流入する。更に続け
て、水溜まり部16cに水69が流入し、該永溜まり部
16cに溜った水69の水位Sが上昇して、横枝管17
による開口部17aの底端17dのレベルを越えること
により、水溜まり部16cの水69が横枝管17の内部
17bに流入する。流入した水69は、横枝管17を介
して、地中本管20に向かって流動し、該地中本管20
を介して図示しない調整池に導水され、該調整池から河
川等に排水される。
水シート3を貫通通過できないので、全て浸透管19に
到達し、該浸透管19を該浸透管19の内部19b側に
透過する。なお、水69が、該吸着剤層30中を浸透移
動する際、水69中に溶解され吸収されている農薬は吸
着除去される。浸透管19を透過して、集水空間14に
到達した水69は、該集水空間14を下方向に落下し、
該集水空間14の水溜まり部16cに流入する。また、
竪管15の蓋25を貫通通過して集水空間14に到達し
た水69も、該水溜まり部16cに流入する。更に続け
て、水溜まり部16cに水69が流入し、該永溜まり部
16cに溜った水69の水位Sが上昇して、横枝管17
による開口部17aの底端17dのレベルを越えること
により、水溜まり部16cの水69が横枝管17の内部
17bに流入する。流入した水69は、横枝管17を介
して、地中本管20に向かって流動し、該地中本管20
を介して図示しない調整池に導水され、該調整池から河
川等に排水される。
【0027】以上のように、本発明のうち第一の発明に
よる集水構造では、地中に吸着剤層30が埋設されてお
り、吸着剤層30の上に、砕石層5が敷設されており、
砕石層5の上に、芝土層6が敷設されている。また、竪
管15が、前記吸着剤層30によって包囲される形で、
地中に埋設されており、竪管15の内部に集水空間14
が形成されている。前記竪管15には、水を吸着剤層3
0から集水空間14に透過させ得る浸透管19と、集水
空間14の内外を連通する横枝管17が設けられてお
り、前記竪管15の周囲の芝土層6には、該芝土層6を
上下方向に貫通する形の第一通水溝33及び、第二通水
溝35が設けられている。また、第一通水溝33及び、
第二通水溝35には、通水部材39が充填されている。
よって、降雨による地表6aの水69は、単位時間当た
りの降雨量が、芝土層6を透過し得る単位時間当たりの
水の量より小さい場合は、芝土層6及び、第一通水溝3
3中の通水部材39及び、第二通水溝35中の通水部材
39を閉塞することなく透過して、砕石層5及び、吸着
剤層30に速やかに到達する。また、降雨による地表6
aの水69は、単位時間当たりの降雨量が、芝土層6を
透過し得る単位時間当たりの水の量より大きい場合は、
芝土層6において閉塞して地表6aに停滞するが、地表
6aに停滞した水69は、地表6aに沿って移動して第
一通水溝33及び、第二通水溝35に到達し、第一通水
溝33中の通水部材39及び、第二通水溝35中の通水
部材39を閉塞することなく透過して、砕石層5及び、
吸着剤層30に速やかに到達する。よって、通水部材3
9が充填された第一通水溝33及び、第二通水溝35を
介することによって、地表6aと砕石層5等との間で
は、芝土層6のみの場合(従来の場合)に比べて、水6
9の浸透速度が向上し、従って、地表6aの水69は、
第一通水溝33及び、第二通水溝35を介して、常に砕
石層5及び、吸着剤層30に効率よく到達できるので、
地表6aの水69の集水及び、農薬除去が効率よく行わ
れる。また、水69が地表6aに長時間に亙って停滞す
ることがないので、地表6aには水溜り等が形成され
ず、従って、プレー等の支障及び、芝等の育成における
支障を極力与えない。
よる集水構造では、地中に吸着剤層30が埋設されてお
り、吸着剤層30の上に、砕石層5が敷設されており、
砕石層5の上に、芝土層6が敷設されている。また、竪
管15が、前記吸着剤層30によって包囲される形で、
地中に埋設されており、竪管15の内部に集水空間14
が形成されている。前記竪管15には、水を吸着剤層3
0から集水空間14に透過させ得る浸透管19と、集水
空間14の内外を連通する横枝管17が設けられてお
り、前記竪管15の周囲の芝土層6には、該芝土層6を
上下方向に貫通する形の第一通水溝33及び、第二通水
溝35が設けられている。また、第一通水溝33及び、
第二通水溝35には、通水部材39が充填されている。
よって、降雨による地表6aの水69は、単位時間当た
りの降雨量が、芝土層6を透過し得る単位時間当たりの
水の量より小さい場合は、芝土層6及び、第一通水溝3
3中の通水部材39及び、第二通水溝35中の通水部材
39を閉塞することなく透過して、砕石層5及び、吸着
剤層30に速やかに到達する。また、降雨による地表6
aの水69は、単位時間当たりの降雨量が、芝土層6を
透過し得る単位時間当たりの水の量より大きい場合は、
芝土層6において閉塞して地表6aに停滞するが、地表
6aに停滞した水69は、地表6aに沿って移動して第
一通水溝33及び、第二通水溝35に到達し、第一通水
溝33中の通水部材39及び、第二通水溝35中の通水
部材39を閉塞することなく透過して、砕石層5及び、
吸着剤層30に速やかに到達する。よって、通水部材3
9が充填された第一通水溝33及び、第二通水溝35を
介することによって、地表6aと砕石層5等との間で
は、芝土層6のみの場合(従来の場合)に比べて、水6
9の浸透速度が向上し、従って、地表6aの水69は、
第一通水溝33及び、第二通水溝35を介して、常に砕
石層5及び、吸着剤層30に効率よく到達できるので、
地表6aの水69の集水及び、農薬除去が効率よく行わ
れる。また、水69が地表6aに長時間に亙って停滞す
ることがないので、地表6aには水溜り等が形成され
ず、従って、プレー等の支障及び、芝等の育成における
支障を極力与えない。
【0028】ところで、上述した本発明のうち第一の発
明による集水構造は、ゴルフ場の芝地1等即ち、農薬の
散布を行う敷地において、農薬が含まれた地表水の集水
を行う場合に適用される。従って、第一の発明による集
水構造では、農薬除去用の吸着剤層30を有した形で構
成されている。しかし、本発明による集水構造は、農薬
の散布を行わない敷地において、農薬等の有害物質を含
まない地表水の集水を行う場合にも適用され得る。農薬
の散布を行わない敷地において適用される本発明による
集水構造即ち、本発明のうち第二の発明による集水構造
は、次のように構成される。即ち、運動場1’には、図
3に示すように、本発明のうち第二の発明による集水構
造が適用された運動場排水ユニット100’が形成され
ており、運動場排水ユニット100’は、第一の発明に
よる集水構造が適用された前記芝地排水ユニット100
と同様に、地盤2に掘削形成された集水桝収納坑10を
有している。集水桝収納坑10には集水桝11が収納さ
れており、該集水桝11には、前記芝地排水ユニット1
00と同様に、割栗石層12及び、基礎コンクリート層
13と、該基礎コンクリート層13上に立設された竪管
15が設けられている。竪管15は、前記芝地排水ユニ
ット100の竪管15と同様に、竪管本体16、浸透管
19、蓋受け部材21等より構成されているが、蓋受け
部材21には、孔等が形成されていない蓋25’が載置
されている。竪管15には、該竪管15の内部の集水空
間14と、地盤2中に埋設された水平な下水本管20’
とを連通連絡する形の横枝管17が接続されている。な
お、下水本管20’は、下水処理場等に通じている。運
動場排水ユニット100’の集水桝収納坑10のうち、
竪管15と地盤2の間の隙間空間26には、前記芝地排
水ユニット100と同様に、土砂27が充填されてお
り、土砂27の上端面27a及び、集水桝収納坑10の
傾斜坑壁29には、遮水シート3が敷設されている。と
ころが、運動場排水ユニット100’の集水桝収納坑1
0の隙間空間26のうち遮水シート3及び、竪管15に
よって囲まれた空間(即ち、芝地排水ユニット100に
おいて吸着剤層30が充填されている空間)には、砕石
5bが、地盤2のレベルQ1よりも上方まで充填されて
おり、充填された砕石5bは、土砂27の上端面27a
のレベルから前記レベルQ1までの範囲に亙って下砕石
層30’を形成している。
明による集水構造は、ゴルフ場の芝地1等即ち、農薬の
散布を行う敷地において、農薬が含まれた地表水の集水
を行う場合に適用される。従って、第一の発明による集
水構造では、農薬除去用の吸着剤層30を有した形で構
成されている。しかし、本発明による集水構造は、農薬
の散布を行わない敷地において、農薬等の有害物質を含
まない地表水の集水を行う場合にも適用され得る。農薬
の散布を行わない敷地において適用される本発明による
集水構造即ち、本発明のうち第二の発明による集水構造
は、次のように構成される。即ち、運動場1’には、図
3に示すように、本発明のうち第二の発明による集水構
造が適用された運動場排水ユニット100’が形成され
ており、運動場排水ユニット100’は、第一の発明に
よる集水構造が適用された前記芝地排水ユニット100
と同様に、地盤2に掘削形成された集水桝収納坑10を
有している。集水桝収納坑10には集水桝11が収納さ
れており、該集水桝11には、前記芝地排水ユニット1
00と同様に、割栗石層12及び、基礎コンクリート層
13と、該基礎コンクリート層13上に立設された竪管
15が設けられている。竪管15は、前記芝地排水ユニ
ット100の竪管15と同様に、竪管本体16、浸透管
19、蓋受け部材21等より構成されているが、蓋受け
部材21には、孔等が形成されていない蓋25’が載置
されている。竪管15には、該竪管15の内部の集水空
間14と、地盤2中に埋設された水平な下水本管20’
とを連通連絡する形の横枝管17が接続されている。な
お、下水本管20’は、下水処理場等に通じている。運
動場排水ユニット100’の集水桝収納坑10のうち、
竪管15と地盤2の間の隙間空間26には、前記芝地排
水ユニット100と同様に、土砂27が充填されてお
り、土砂27の上端面27a及び、集水桝収納坑10の
傾斜坑壁29には、遮水シート3が敷設されている。と
ころが、運動場排水ユニット100’の集水桝収納坑1
0の隙間空間26のうち遮水シート3及び、竪管15に
よって囲まれた空間(即ち、芝地排水ユニット100に
おいて吸着剤層30が充填されている空間)には、砕石
5bが、地盤2のレベルQ1よりも上方まで充填されて
おり、充填された砕石5bは、土砂27の上端面27a
のレベルから前記レベルQ1までの範囲に亙って下砕石
層30’を形成している。
【0029】一方、運動場排水ユニット100’の地盤
2の上面2a側には、前記芝地排水ユニット100と同
様に、排水溝40が形成されており、地盤2の上面2a
及び、排水溝40の中には、遮水シート300が敷設さ
れている。遮水シート300が敷設された排水溝40に
は、前記下砕石層30’に到達する形で盲排水管9が配
管されており、盲排水管9と遮水シート300の間に
は、砕石5bが充填されている。また、地盤2の上面2
aのレベルQ1から、該レベルQ1の上方高さL1のレ
ベルまでの範囲には、前記芝地排水ユニット100と同
様に、砕石5bが充填されており、充填された砕石5b
によって少なくとも上下幅L1の砕石層5が形成されて
いる。従って、前記下砕石層30’と該砕石層5とは、
上下方向に、しかも一体的に接続している(なお、前記
芝地排水ユニット100における第二シート31は設け
られていない。)。砕石層5の上には、透水性の第一シ
ート32が敷設されており、第一シート32の上には、
運動場土層6’が敷設されている。なお、運動場土層
6’の地表6’a側には、芝等が植えられておらず、農
薬等の散布は行われていない。また、運動場土層6’の
地表6’aのレベルは、前記竪管15の蓋受け部材21
の上端23のレベルよりも高くなっており、従って、蓋
受け部材21及び、蓋25’は、運動場土層6’の中に
埋まっている。更に、運動場土層6’には、前記芝地排
水ユニット100と同様に、運動場土層6’を上下方向
に貫通し、かつ水平なリング状の形状をもった第一通水
溝33及び、第二通水溝35が設けられている。第一通
水溝33は、竪管15の蓋受け部材21の外周に隣接し
て設けられており、第二通水溝35は、第一通水溝33
よりも竪管15から遠い位置に、第一通水溝33と同心
状に設けられている。また、これら第一通水溝33及
び、第二通水溝35に面する運動場土層6’及び、第一
シート32には、第一通水溝シート36及び、第二通水
溝シート37が敷設されており、第一通水溝33内の空
間及び、第二通水溝35内の空間において、第一通水溝
シート36及び、第二通水溝シート37によって包囲さ
れた空間には、通水用砕石39’が充填されている。
2の上面2a側には、前記芝地排水ユニット100と同
様に、排水溝40が形成されており、地盤2の上面2a
及び、排水溝40の中には、遮水シート300が敷設さ
れている。遮水シート300が敷設された排水溝40に
は、前記下砕石層30’に到達する形で盲排水管9が配
管されており、盲排水管9と遮水シート300の間に
は、砕石5bが充填されている。また、地盤2の上面2
aのレベルQ1から、該レベルQ1の上方高さL1のレ
ベルまでの範囲には、前記芝地排水ユニット100と同
様に、砕石5bが充填されており、充填された砕石5b
によって少なくとも上下幅L1の砕石層5が形成されて
いる。従って、前記下砕石層30’と該砕石層5とは、
上下方向に、しかも一体的に接続している(なお、前記
芝地排水ユニット100における第二シート31は設け
られていない。)。砕石層5の上には、透水性の第一シ
ート32が敷設されており、第一シート32の上には、
運動場土層6’が敷設されている。なお、運動場土層
6’の地表6’a側には、芝等が植えられておらず、農
薬等の散布は行われていない。また、運動場土層6’の
地表6’aのレベルは、前記竪管15の蓋受け部材21
の上端23のレベルよりも高くなっており、従って、蓋
受け部材21及び、蓋25’は、運動場土層6’の中に
埋まっている。更に、運動場土層6’には、前記芝地排
水ユニット100と同様に、運動場土層6’を上下方向
に貫通し、かつ水平なリング状の形状をもった第一通水
溝33及び、第二通水溝35が設けられている。第一通
水溝33は、竪管15の蓋受け部材21の外周に隣接し
て設けられており、第二通水溝35は、第一通水溝33
よりも竪管15から遠い位置に、第一通水溝33と同心
状に設けられている。また、これら第一通水溝33及
び、第二通水溝35に面する運動場土層6’及び、第一
シート32には、第一通水溝シート36及び、第二通水
溝シート37が敷設されており、第一通水溝33内の空
間及び、第二通水溝35内の空間において、第一通水溝
シート36及び、第二通水溝シート37によって包囲さ
れた空間には、通水用砕石39’が充填されている。
【0030】第二の発明による集水構造が適用された運
動場1’及び、運動場1’排水ユニット100’は、以
上のように構成されているので、運動場1’における降
雨による地表6aの水69は以下のように集水される。
即ち、単位時間当たりの降雨量が、運動場土層6’を透
過し得る単位時間当たりの水の量より小さい場合は、降
雨による地表6’aの水69は、運動場土層6’及び、
第一通水溝33中の通水用砕石39’及び、第二通水溝
35中の通水用砕石39’を閉塞することなく透過し
て、砕石層5及び、下砕石層30’に速やかに到達す
る。また、降雨による地表6’aの水69は、単位時間
当たりの降雨量が、運動場土層6’を透過し得る単位時
間当たりの水の量より大きい場合は、運動場土層6’に
おいて閉塞して地表6’aに停滞するが、地表6’aに
停滞した水69は、地表6’aに沿って移動して第一通
水溝33及び、第二通水溝35に到達し、第一通水溝3
3中の通水用砕石39’及び、第二通水溝35中の通水
用砕石39’を閉塞することなく透過して、砕石層5及
び、下砕石層30’に速やかに到達する。下砕石層3
0’に到達した水69は、下砕石層30’を矢印C方向
に浸透通過して、竪管15の浸透管19に到達し、浸透
管19を透過して、竪管15内の集水空間14に到達す
る。その後、水69は、集水空間14を落下し、横枝管
17に流入し、横枝管17を介して下水本管20’に流
入し、下水本管20’を介して、下水処理場に導水され
る。よって、通水用砕石39’が充填された第一通水溝
33及び、第二通水溝35を介することによって、地表
6’aと砕石層5等との間では、運動場土層6’のみの
場合(従来の場合)に比べて、水69の浸透速度が向上
し、従って、地表6’aの水69は、第一通水溝33及
び、第二通水溝35を介して、常に砕石層5及び、下砕
石層30’に効率よく到達できるので、地表6’aの水
69の集水が効率よく行われる。また、水69が地表
6’aに長時間に亙って停滞することがないので、地表
6’aには水溜り等が形成されず、従って、後に運動場
土層6’が乾燥した際にも、運動場土層6’の地表6’
a側には凸凹が形成されにくく、運動場1’を整備する
際に必要とする手間と時間も極力省くことができる。
動場1’及び、運動場1’排水ユニット100’は、以
上のように構成されているので、運動場1’における降
雨による地表6aの水69は以下のように集水される。
即ち、単位時間当たりの降雨量が、運動場土層6’を透
過し得る単位時間当たりの水の量より小さい場合は、降
雨による地表6’aの水69は、運動場土層6’及び、
第一通水溝33中の通水用砕石39’及び、第二通水溝
35中の通水用砕石39’を閉塞することなく透過し
て、砕石層5及び、下砕石層30’に速やかに到達す
る。また、降雨による地表6’aの水69は、単位時間
当たりの降雨量が、運動場土層6’を透過し得る単位時
間当たりの水の量より大きい場合は、運動場土層6’に
おいて閉塞して地表6’aに停滞するが、地表6’aに
停滞した水69は、地表6’aに沿って移動して第一通
水溝33及び、第二通水溝35に到達し、第一通水溝3
3中の通水用砕石39’及び、第二通水溝35中の通水
用砕石39’を閉塞することなく透過して、砕石層5及
び、下砕石層30’に速やかに到達する。下砕石層3
0’に到達した水69は、下砕石層30’を矢印C方向
に浸透通過して、竪管15の浸透管19に到達し、浸透
管19を透過して、竪管15内の集水空間14に到達す
る。その後、水69は、集水空間14を落下し、横枝管
17に流入し、横枝管17を介して下水本管20’に流
入し、下水本管20’を介して、下水処理場に導水され
る。よって、通水用砕石39’が充填された第一通水溝
33及び、第二通水溝35を介することによって、地表
6’aと砕石層5等との間では、運動場土層6’のみの
場合(従来の場合)に比べて、水69の浸透速度が向上
し、従って、地表6’aの水69は、第一通水溝33及
び、第二通水溝35を介して、常に砕石層5及び、下砕
石層30’に効率よく到達できるので、地表6’aの水
69の集水が効率よく行われる。また、水69が地表
6’aに長時間に亙って停滞することがないので、地表
6’aには水溜り等が形成されず、従って、後に運動場
土層6’が乾燥した際にも、運動場土層6’の地表6’
a側には凸凹が形成されにくく、運動場1’を整備する
際に必要とする手間と時間も極力省くことができる。
【0031】なお、第一、第二の発明による集水構造に
ついての上述した2つの実施例においては、吸着剤層3
0から竪管15の集水空間14に水69を透過させる透
過手段として、或いは、下砕石層30’から竪管15の
集水空間14に水69を透過させる透過手段として、竪
管15に設けられた浸透管19が用いられた。ところ
が、吸着剤層30から竪管15の集水空間14に水69
を透過させる透過手段、或いは、下砕石層30’から竪
管15の集水空間14に水69を透過させる透過手段
は、浸透管19だけに限定されず、吸着剤層30中の吸
着剤70或いは、下砕石層30’中の砕石5bを透過さ
せず水69だけを透過させるものであれば、どのように
構成されていてもよい。例えば、第一の発明による集水
構造において、吸着剤層30から竪管15の集水空間1
4に水69を透過させる透過手段を次のように構成して
もよい。即ち、竪管15の浸透管19の代わりに水密な
竪管本体上部45を、図4に示すように、竪管本体16
と蓋受け部材21との間に設け(なお、竪管本体上部4
5と竪管本体16とは一体的に設けられている。)、竪
管本体上部45の下端付近即ち、土砂27の上端面27
aのレベルと略同じレベルに複数の流入孔46を、図4
乃至図6に示すように、竪管本体上部45の内外を貫通
する形で設ける。また、土砂27の上端面27aに敷設
された遮水シート3と吸着剤層30との間に、透過砕石
層49、透水篭47、第三シート50を設ける。つま
り、遮水シート3の上に、図4乃至図6に示すように、
金網により直方体の箱状に整形された複数の透水篭47
を、竪管本体上部45の複数の流入孔46をそれぞれ覆
う形で載置して設け、遮水シート3のレベルから透水篭
47の上端よりも上方のレベルまでを砕石5bで充填し
て形成した透過砕石層49を設け、透過砕石層49と吸
着剤層30との間に透水性の第三シート50を敷設して
設ける。吸着剤層30から竪管15の集水空間14に水
69を透過させる透過手段を以上のように構成したの
で、吸着剤層30に浸透浸入した水69は竪管本体上部
45を透過できない。また、水69は、吸着剤層30の
傾斜坑壁29側において、遮水シート3によって遮水さ
れているので、吸着剤層30の下端面30bまで必ず到
達し、第三シート50に到達し、更に、水69は、第三
シート50を通過して透過砕石層49に浸透浸入する
(なお、第三シート50は、吸着剤層30中の吸着剤7
0を透過させないので、透過砕石層49には吸着剤70
が進入せず、透過砕石層49では目ずまりが起こらな
い。)。透過砕石層49の下方等は、遮水シート3によ
って遮水されているので、透過砕石層49中の水69
は、透水篭47側に流動し、透水篭47を透過して、流
入孔46に流入して、竪管15の集水空間14に到達す
る(なお、透水篭47は、透過砕石層49中の砕石5b
を透過させないので、流入孔46には砕石5bが進入せ
ず、流入孔46では目ずまりが起こらない。)。なお、
水69の流動方向に垂直な断面積は、吸着剤層30、透
過砕石層49、流入孔46の順に減少するが、水69の
流動に対する抵抗(吸着剤70、70の間隔、砕石5
b、5bの間隔、流入孔46の径等により決定される)
も、吸着剤層30、透過砕石層49、流入孔46の順に
減少する。つまり、水69が、吸着剤層30、透過砕石
層49、流入孔46の順に流動する際には、閉塞等が起
こらずスムーズに流動する。集水空間14に到達した水
69は、該集水空間14、横枝管17、地中本管20を
介して、図示しない調整池にに導水され、該調整池より
河川等に放出される。従って、吸着剤層30から竪管1
5の集水空間14に水69を透過させる透過手段を、流
入孔46等を用いて構成した場合には、該透過手段を浸
透管19を用いて構成した場合と同様に、吸着剤層30
中の水69のみを集水空間14に透過させることができ
る。そればかりでなく、流入孔46等を用いて構成した
場合には、水69は、横方向を遮水シート3及び、水密
な竪管本体上部45によって水封された吸着剤層30を
浸透通過して、該吸着剤層30の下端まで必ず到達する
ので、該吸着剤層30中を浸透通過する水69の通過距
離は、該吸着剤層30の上下幅を充分に活用する形で、
極力長く設けられている。通過距離が極力長く設けられ
ているということは、通過時間即ち、水69と吸着剤7
0との接触時間が極力長く設けられているということで
あり、従って、水69における農薬除去の効率を極力高
くすることが可能となる。
ついての上述した2つの実施例においては、吸着剤層3
0から竪管15の集水空間14に水69を透過させる透
過手段として、或いは、下砕石層30’から竪管15の
集水空間14に水69を透過させる透過手段として、竪
管15に設けられた浸透管19が用いられた。ところ
が、吸着剤層30から竪管15の集水空間14に水69
を透過させる透過手段、或いは、下砕石層30’から竪
管15の集水空間14に水69を透過させる透過手段
は、浸透管19だけに限定されず、吸着剤層30中の吸
着剤70或いは、下砕石層30’中の砕石5bを透過さ
せず水69だけを透過させるものであれば、どのように
構成されていてもよい。例えば、第一の発明による集水
構造において、吸着剤層30から竪管15の集水空間1
4に水69を透過させる透過手段を次のように構成して
もよい。即ち、竪管15の浸透管19の代わりに水密な
竪管本体上部45を、図4に示すように、竪管本体16
と蓋受け部材21との間に設け(なお、竪管本体上部4
5と竪管本体16とは一体的に設けられている。)、竪
管本体上部45の下端付近即ち、土砂27の上端面27
aのレベルと略同じレベルに複数の流入孔46を、図4
乃至図6に示すように、竪管本体上部45の内外を貫通
する形で設ける。また、土砂27の上端面27aに敷設
された遮水シート3と吸着剤層30との間に、透過砕石
層49、透水篭47、第三シート50を設ける。つま
り、遮水シート3の上に、図4乃至図6に示すように、
金網により直方体の箱状に整形された複数の透水篭47
を、竪管本体上部45の複数の流入孔46をそれぞれ覆
う形で載置して設け、遮水シート3のレベルから透水篭
47の上端よりも上方のレベルまでを砕石5bで充填し
て形成した透過砕石層49を設け、透過砕石層49と吸
着剤層30との間に透水性の第三シート50を敷設して
設ける。吸着剤層30から竪管15の集水空間14に水
69を透過させる透過手段を以上のように構成したの
で、吸着剤層30に浸透浸入した水69は竪管本体上部
45を透過できない。また、水69は、吸着剤層30の
傾斜坑壁29側において、遮水シート3によって遮水さ
れているので、吸着剤層30の下端面30bまで必ず到
達し、第三シート50に到達し、更に、水69は、第三
シート50を通過して透過砕石層49に浸透浸入する
(なお、第三シート50は、吸着剤層30中の吸着剤7
0を透過させないので、透過砕石層49には吸着剤70
が進入せず、透過砕石層49では目ずまりが起こらな
い。)。透過砕石層49の下方等は、遮水シート3によ
って遮水されているので、透過砕石層49中の水69
は、透水篭47側に流動し、透水篭47を透過して、流
入孔46に流入して、竪管15の集水空間14に到達す
る(なお、透水篭47は、透過砕石層49中の砕石5b
を透過させないので、流入孔46には砕石5bが進入せ
ず、流入孔46では目ずまりが起こらない。)。なお、
水69の流動方向に垂直な断面積は、吸着剤層30、透
過砕石層49、流入孔46の順に減少するが、水69の
流動に対する抵抗(吸着剤70、70の間隔、砕石5
b、5bの間隔、流入孔46の径等により決定される)
も、吸着剤層30、透過砕石層49、流入孔46の順に
減少する。つまり、水69が、吸着剤層30、透過砕石
層49、流入孔46の順に流動する際には、閉塞等が起
こらずスムーズに流動する。集水空間14に到達した水
69は、該集水空間14、横枝管17、地中本管20を
介して、図示しない調整池にに導水され、該調整池より
河川等に放出される。従って、吸着剤層30から竪管1
5の集水空間14に水69を透過させる透過手段を、流
入孔46等を用いて構成した場合には、該透過手段を浸
透管19を用いて構成した場合と同様に、吸着剤層30
中の水69のみを集水空間14に透過させることができ
る。そればかりでなく、流入孔46等を用いて構成した
場合には、水69は、横方向を遮水シート3及び、水密
な竪管本体上部45によって水封された吸着剤層30を
浸透通過して、該吸着剤層30の下端まで必ず到達する
ので、該吸着剤層30中を浸透通過する水69の通過距
離は、該吸着剤層30の上下幅を充分に活用する形で、
極力長く設けられている。通過距離が極力長く設けられ
ているということは、通過時間即ち、水69と吸着剤7
0との接触時間が極力長く設けられているということで
あり、従って、水69における農薬除去の効率を極力高
くすることが可能となる。
【0032】なお、流入孔46等を用いて構成した透過
手段は、前述した第二の発明による集水構造にも適用で
きる。即ち、第二の発明による集水構造に適用した場合
には、土砂27の上端面27aに敷設された遮水シート
3と下砕石層30’との間に、透過砕石層49、透水篭
47を設ける(第三シート50は敷設しない。)。従っ
て、下砕石層30’と透過砕石層49とが上下方向に隣
接し、かつ、一体となった形で、前記透過手段が構成さ
れる。
手段は、前述した第二の発明による集水構造にも適用で
きる。即ち、第二の発明による集水構造に適用した場合
には、土砂27の上端面27aに敷設された遮水シート
3と下砕石層30’との間に、透過砕石層49、透水篭
47を設ける(第三シート50は敷設しない。)。従っ
て、下砕石層30’と透過砕石層49とが上下方向に隣
接し、かつ、一体となった形で、前記透過手段が構成さ
れる。
【0033】また、上述した実施例では何れも、竪管1
5の集水空間14に到達した水69を、集水空間14の
外に排水する排水手段として、横枝管17、地中本管2
0を用いた。しかし、単位時間毎に集水空間14に到達
が予想される水69の量が、竪管15の下側の地盤2が
単位時間毎に吸収可能な水の量よりも少ない場合には、
図7に示すように、基礎コンクリート層13を上下方向
に貫通して、集水空間14の内外を連通する形の複数の
排水孔51を設け、集水空間14の水69を排水孔51
を介して、割栗石層12に導水し、割栗石層12より竪
管15の下側の地盤2に排水することもできる。
5の集水空間14に到達した水69を、集水空間14の
外に排水する排水手段として、横枝管17、地中本管2
0を用いた。しかし、単位時間毎に集水空間14に到達
が予想される水69の量が、竪管15の下側の地盤2が
単位時間毎に吸収可能な水の量よりも少ない場合には、
図7に示すように、基礎コンクリート層13を上下方向
に貫通して、集水空間14の内外を連通する形の複数の
排水孔51を設け、集水空間14の水69を排水孔51
を介して、割栗石層12に導水し、割栗石層12より竪
管15の下側の地盤2に排水することもできる。
【0034】なお、上述した実施例では、地盤2の上面
2a及び、集水桝収納坑10の傾斜坑壁29及び、土砂
27の上端面27a等に非透水性の遮水シート3、30
0を敷設している。しかし、地盤2の上面2a及び、集
水桝収納坑10の傾斜坑壁29及び、土砂27の上端面
27a等に敷設する部材は、非透水性であれば、従っ
て、農薬等を含んだ水69等が地盤及び、土砂27中に
浸透するのを防ぐことができれば、如何なる部材でもよ
く、例えば、遮水シート3、300の代わりに非透水性
の粘土層を敷設してもよい。また、運動場1’等のよう
に、農薬を含まない水69を集水する場合には、水69
が地盤2に浸透しても無害であるので、遮水シート3、
300或いは、非透水性の粘土層等を敷設しない形で
(或いは、透水性のネットを敷設して、地盤2の土の下
砕石層30’への流入のみを防止して、)、運動場排水
ユニット100’を構成することもできる。
2a及び、集水桝収納坑10の傾斜坑壁29及び、土砂
27の上端面27a等に非透水性の遮水シート3、30
0を敷設している。しかし、地盤2の上面2a及び、集
水桝収納坑10の傾斜坑壁29及び、土砂27の上端面
27a等に敷設する部材は、非透水性であれば、従っ
て、農薬等を含んだ水69等が地盤及び、土砂27中に
浸透するのを防ぐことができれば、如何なる部材でもよ
く、例えば、遮水シート3、300の代わりに非透水性
の粘土層を敷設してもよい。また、運動場1’等のよう
に、農薬を含まない水69を集水する場合には、水69
が地盤2に浸透しても無害であるので、遮水シート3、
300或いは、非透水性の粘土層等を敷設しない形で
(或いは、透水性のネットを敷設して、地盤2の土の下
砕石層30’への流入のみを防止して、)、運動場排水
ユニット100’を構成することもできる。
【0035】また、上述した実施例では、砕石層5は、
地盤2の上面2aの全面に亙って敷設されているが、砕
石層5は、少なくとも吸着剤層30或いは、下砕石層3
0’の上方の砕石層5Aの部分が敷設されていればよ
く、その他の部分即ち、砕石層5Bの部分が省略されて
いてもよい。即ち、地盤2の上面2aには多岐に分岐し
た排水溝40が設けられており、排水溝40には、盲配
水管9或いは、砕石5bが充填されているので、砕石層
5Bの部分が省略されている場合にも、遮水シート30
0等に到達した水69は、適宜排水溝40に流入し、盲
配水管9或いは、砕石5bを介して、集水桝11に導水
される。
地盤2の上面2aの全面に亙って敷設されているが、砕
石層5は、少なくとも吸着剤層30或いは、下砕石層3
0’の上方の砕石層5Aの部分が敷設されていればよ
く、その他の部分即ち、砕石層5Bの部分が省略されて
いてもよい。即ち、地盤2の上面2aには多岐に分岐し
た排水溝40が設けられており、排水溝40には、盲配
水管9或いは、砕石5bが充填されているので、砕石層
5Bの部分が省略されている場合にも、遮水シート30
0等に到達した水69は、適宜排水溝40に流入し、盲
配水管9或いは、砕石5bを介して、集水桝11に導水
される。
【0036】また、上述した第一の発明の実施例では、
第一通水溝33及び、第二通水溝35にそれぞれ樹脂か
らなる通水部材39を充填し、第二の発明の実施例で
は、第一通水溝33及び、第二通水溝35にそれぞれ通
水用砕石39’を充填した。しかし、第一、第二の発明
においては共に、周囲の景観或いは、プレー等に与える
影響に問題がない限り、第一通水溝33及び、第二通水
溝35に充填する部材として、通水部材39、通水用砕
石39’等の、或いは、通水部材39、通水用砕石3
9’以外の、通水性の高い部材であれば、どのような部
材でも用いることができる。
第一通水溝33及び、第二通水溝35にそれぞれ樹脂か
らなる通水部材39を充填し、第二の発明の実施例で
は、第一通水溝33及び、第二通水溝35にそれぞれ通
水用砕石39’を充填した。しかし、第一、第二の発明
においては共に、周囲の景観或いは、プレー等に与える
影響に問題がない限り、第一通水溝33及び、第二通水
溝35に充填する部材として、通水部材39、通水用砕
石39’等の、或いは、通水部材39、通水用砕石3
9’以外の、通水性の高い部材であれば、どのような部
材でも用いることができる。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のうち第一
の発明は、地中に埋設された吸着剤層30等の吸着剤層
を有し、前記吸着剤層の上に、砕石層5等の透水部材層
を敷設し、前記透水部材層の上に、芝土層6等の土層を
敷設し、竪管15等の竪管を、該竪管が前記吸着剤層に
よって包囲される形で、前記地中に埋設し、前記竪管の
内部に集水空間14等の集水空間を形成し、前記竪管
に、水を前記吸着剤層から前記集水空間に透過させ得る
浸透管19等の、或いは、流入孔46、透水篭47、透
過砕石層49、第三シート50等の透過手段を設け、前
記竪管に、横枝管17及び、地中本管20、下水本管2
0’、排水孔51等の排水手段を、前記集水空間の内外
を連通する形で接続し、前記竪管の周囲の土層に、該土
層を上下方向に貫通する形で第一通水溝33及び、第二
通水溝35等の通水溝を設け、前記通水溝に、通水部材
39、39’等の通水部材を充填して構成した。よっ
て、降雨による地表6aの水69は、単位時間当たりの
降雨量が、土層を透過し得る単位時間当たりの水の量よ
り小さい場合は、土層及び、通水溝中の通水部材を閉塞
することなく透過して、透水部材層及び、吸着剤層に速
やかに到達し、単位時間当たりの降雨量が、土層を透過
し得る単位時間当たりの水の量より大きい場合は、土層
において閉塞して地表6aに停滞した水69は、地表6
aに沿って移動して通水溝に到達し、通水溝中の通水部
材を閉塞することなく透過して、透水部材層及び、吸着
剤層に速やかに到達する。よって、通水部材が充填され
た通水溝を介することによって、地表6aと透水部材層
等との間では、土層のみの場合に比べて、水69の浸透
速度が向上し、従って、地表6aの水69は、通水溝を
介して、常に透水部材層及び、吸着剤層に効率よく到達
できるので、地表6aの水69の集水及び、農薬除去が
効率よく行われる。また、水69が地表6aに長時間に
亙って停滞することがないので、地表6aには水溜り等
が形成されず、従って、プレー等の支障及び、芝等の育
成における支障を極力与えない。また、本発明のうち第
二の発明は、地中に埋設された砕石層5及び、下砕石層
30’等の透水部材層を有し、前記透水部材層の上に、
運動場土層6’等の土層を敷設し、竪管15等の竪管
を、該竪管が前記透水部材層によって包囲される形で、
前記地中に埋設し、前記竪管の内部に集水空間14等の
集水空間を形成し、前記竪管に、水を前記透水部材層か
ら前記集水空間に透過させ得る浸透管19、流入孔46
等の透過手段を設け、前記竪管に、横枝管17及び、地
中本管20、下水本管20’、排水孔51等の排水手段
を、前記集水空間の内外を連通する形で接続し、前記竪
管の周囲の土層に、該土層を上下方向に貫通する形で第
一通水溝33及び、第二通水溝35等の通水溝を設け、
前記通水溝に、通水部材39、通水用砕石39’等の通
水部材を充填して構成した。よって、降雨による地表6
aの水69は、単位時間当たりの降雨量が、土層を透過
し得る単位時間当たりの水の量より小さい場合は、土層
及び、通水溝中の通水部材を閉塞することなく透過し
て、透水部材層に速やかに到達し、単位時間当たりの降
雨量が、土層を透過し得る単位時間当たりの水の量より
大きい場合は、土層において閉塞して地表6aに停滞し
た水69は、地表6aに沿って移動して通水溝に到達
し、通水溝中の通水部材を閉塞することなく透過して、
透水部材層に速やかに到達する。よって、通水部材が充
填された通水溝を介することによって、地表6’aと透
水部材層等との間では、土層のみの場合に比べて、水6
9の浸透速度が向上し、従って、地表6’aの水69
は、通水溝を介して、常に透水部材層に効率よく到達で
きるので、地表6’aの水69の集水が効率よく行われ
る。また、水69が地表6’aに長時間に亙って停滞す
ることがないので、地表6’aには水溜り等が形成され
ず、従って、後に土層が乾燥した際にも、土層の地表
6’a側には凸凹が形成されにくく、運動場1’を整備
する際に必要とする手間と時間も極力省くことができ
る。
の発明は、地中に埋設された吸着剤層30等の吸着剤層
を有し、前記吸着剤層の上に、砕石層5等の透水部材層
を敷設し、前記透水部材層の上に、芝土層6等の土層を
敷設し、竪管15等の竪管を、該竪管が前記吸着剤層に
よって包囲される形で、前記地中に埋設し、前記竪管の
内部に集水空間14等の集水空間を形成し、前記竪管
に、水を前記吸着剤層から前記集水空間に透過させ得る
浸透管19等の、或いは、流入孔46、透水篭47、透
過砕石層49、第三シート50等の透過手段を設け、前
記竪管に、横枝管17及び、地中本管20、下水本管2
0’、排水孔51等の排水手段を、前記集水空間の内外
を連通する形で接続し、前記竪管の周囲の土層に、該土
層を上下方向に貫通する形で第一通水溝33及び、第二
通水溝35等の通水溝を設け、前記通水溝に、通水部材
39、39’等の通水部材を充填して構成した。よっ
て、降雨による地表6aの水69は、単位時間当たりの
降雨量が、土層を透過し得る単位時間当たりの水の量よ
り小さい場合は、土層及び、通水溝中の通水部材を閉塞
することなく透過して、透水部材層及び、吸着剤層に速
やかに到達し、単位時間当たりの降雨量が、土層を透過
し得る単位時間当たりの水の量より大きい場合は、土層
において閉塞して地表6aに停滞した水69は、地表6
aに沿って移動して通水溝に到達し、通水溝中の通水部
材を閉塞することなく透過して、透水部材層及び、吸着
剤層に速やかに到達する。よって、通水部材が充填され
た通水溝を介することによって、地表6aと透水部材層
等との間では、土層のみの場合に比べて、水69の浸透
速度が向上し、従って、地表6aの水69は、通水溝を
介して、常に透水部材層及び、吸着剤層に効率よく到達
できるので、地表6aの水69の集水及び、農薬除去が
効率よく行われる。また、水69が地表6aに長時間に
亙って停滞することがないので、地表6aには水溜り等
が形成されず、従って、プレー等の支障及び、芝等の育
成における支障を極力与えない。また、本発明のうち第
二の発明は、地中に埋設された砕石層5及び、下砕石層
30’等の透水部材層を有し、前記透水部材層の上に、
運動場土層6’等の土層を敷設し、竪管15等の竪管
を、該竪管が前記透水部材層によって包囲される形で、
前記地中に埋設し、前記竪管の内部に集水空間14等の
集水空間を形成し、前記竪管に、水を前記透水部材層か
ら前記集水空間に透過させ得る浸透管19、流入孔46
等の透過手段を設け、前記竪管に、横枝管17及び、地
中本管20、下水本管20’、排水孔51等の排水手段
を、前記集水空間の内外を連通する形で接続し、前記竪
管の周囲の土層に、該土層を上下方向に貫通する形で第
一通水溝33及び、第二通水溝35等の通水溝を設け、
前記通水溝に、通水部材39、通水用砕石39’等の通
水部材を充填して構成した。よって、降雨による地表6
aの水69は、単位時間当たりの降雨量が、土層を透過
し得る単位時間当たりの水の量より小さい場合は、土層
及び、通水溝中の通水部材を閉塞することなく透過し
て、透水部材層に速やかに到達し、単位時間当たりの降
雨量が、土層を透過し得る単位時間当たりの水の量より
大きい場合は、土層において閉塞して地表6aに停滞し
た水69は、地表6aに沿って移動して通水溝に到達
し、通水溝中の通水部材を閉塞することなく透過して、
透水部材層に速やかに到達する。よって、通水部材が充
填された通水溝を介することによって、地表6’aと透
水部材層等との間では、土層のみの場合に比べて、水6
9の浸透速度が向上し、従って、地表6’aの水69
は、通水溝を介して、常に透水部材層に効率よく到達で
きるので、地表6’aの水69の集水が効率よく行われ
る。また、水69が地表6’aに長時間に亙って停滞す
ることがないので、地表6’aには水溜り等が形成され
ず、従って、後に土層が乾燥した際にも、土層の地表
6’a側には凸凹が形成されにくく、運動場1’を整備
する際に必要とする手間と時間も極力省くことができ
る。
【図1】図1は、本発明のうち第一の発明による集水構
造が適用された芝地排水ユニットの一例を示した断面図
である。
造が適用された芝地排水ユニットの一例を示した断面図
である。
【図2】図2は、図1に示す芝地排水ユニットを示した
平面図である。
平面図である。
【図3】図3は、本発明のうち第二の発明による集水構
造が適用された運動場排水ユニットの一例を示した断面
図である。
造が適用された運動場排水ユニットの一例を示した断面
図である。
【図4】図4は、本発明のうち第一の発明による集水構
造が適用された芝地排水ユニットのうち、透過手段に流
入孔等を用いた形の芝地排水ユニットの一例を示した断
面図である。
造が適用された芝地排水ユニットのうち、透過手段に流
入孔等を用いた形の芝地排水ユニットの一例を示した断
面図である。
【図5】図5は、図4に示す集水桝の透水篭付近を示し
た斜視図である。
た斜視図である。
【図6】図6は、図4のX1−Y1線断面図である。
【図7】図7は、竪管の排水手段に排水孔を用いた形の
芝地排水ユニットの一例を示した断面図である。
芝地排水ユニットの一例を示した断面図である。
5……透水部材層(砕石層) 6……土層(芝土層) 14……集水空間 15……竪管 17……排水手段(横枝管) 19……透過手段(浸透管) 20……排水手段(地中本管) 30……吸着剤層 33……通水溝(第一通水溝) 35……通水溝(第二通水溝) 39……通水部材 46……透過手段(流入孔) 47……透過手段(透水篭) 49……透過手段(透過砕石層) 50……透過手段(第三シ−ト) 51……排水手段(排水孔) 6’……土層(運動場土層) 20’……排水手段(下水本管) 30’……透水部材層(下砕石層) 39’……通水部材(通水用砕石)
Claims (2)
- 【請求項1】地中に埋設された吸着剤層を有し、 前記吸着剤層の上に、透水部材層を敷設し、 前記透水部材層の上に、土層を敷設し、 竪管を、該竪管が前記吸着剤層によって包囲される形
で、前記地中に埋設し、 前記竪管の内部に集水空間を形成し、 前記竪管に、水を前記吸着剤層から前記集水空間に透過
させ得る透過手段を設け、 前記竪管に、排水手段を、前記集水空間の内外を連通す
る形で接続し、 前記竪管の周囲の土層に、該土層を上下方向に貫通する
形で通水溝を設け、 前記通水溝に、通水部材を充填して構成した集水構造。 - 【請求項2】地中に埋設された透水部材層を有し、 前記透水部材層の上に、土層を敷設し、 竪管を、該竪管が前記透水部材層によって包囲される形
で、前記地中に埋設し、 前記竪管の内部に集水空間を形成し、 前記竪管に、水を前記透水部材層から前記集水空間に透
過させ得る透過手段を設け、 前記竪管に、排水手段を、前記集水空間の内外を連通す
る形で接続し、 前記竪管の周囲の土層に、該土層を上下方向に貫通する
形で通水溝を設け、 前記通水溝に、通水部材を充填して構成した集水構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7292293A JPH06257204A (ja) | 1993-03-08 | 1993-03-08 | 集水構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7292293A JPH06257204A (ja) | 1993-03-08 | 1993-03-08 | 集水構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06257204A true JPH06257204A (ja) | 1994-09-13 |
Family
ID=13503335
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7292293A Pending JPH06257204A (ja) | 1993-03-08 | 1993-03-08 | 集水構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06257204A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101245865B1 (ko) * | 2012-02-10 | 2013-03-20 | 주식회사 유비이엔씨 | 교차로 비점오염처리를 위한 로터리형 생태복합형 바이오리텐션 시설 |
| KR101405837B1 (ko) * | 2013-03-14 | 2014-06-11 | 공주대학교 산학협력단 | 다단 월류수단을 갖는 광장형 비점오염처리시설 |
-
1993
- 1993-03-08 JP JP7292293A patent/JPH06257204A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101245865B1 (ko) * | 2012-02-10 | 2013-03-20 | 주식회사 유비이엔씨 | 교차로 비점오염처리를 위한 로터리형 생태복합형 바이오리텐션 시설 |
| KR101405837B1 (ko) * | 2013-03-14 | 2014-06-11 | 공주대학교 산학협력단 | 다단 월류수단을 갖는 광장형 비점오염처리시설 |
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