JPH06257404A - 翼/軸筒一体型三次元繊維構造体と、その製造方法 - Google Patents

翼/軸筒一体型三次元繊維構造体と、その製造方法

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JPH06257404A
JPH06257404A JP1124893A JP1124893A JPH06257404A JP H06257404 A JPH06257404 A JP H06257404A JP 1124893 A JP1124893 A JP 1124893A JP 1124893 A JP1124893 A JP 1124893A JP H06257404 A JPH06257404 A JP H06257404A
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哲也 山本
Shigeru Nishiyama
西山  茂
Tetsuro Hirokawa
哲朗 広川
Masayasu Ishibashi
正康 石橋
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Shikibo Ltd
Shikishima Boseki KK
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Shikibo Ltd
Shikishima Boseki KK
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    • F05INDEXING SCHEMES RELATING TO ENGINES OR PUMPS IN VARIOUS SUBCLASSES OF CLASSES F01-F04
    • F05BINDEXING SCHEME RELATING TO WIND, SPRING, WEIGHT, INERTIA OR LIKE MOTORS, TO MACHINES OR ENGINES FOR LIQUIDS COVERED BY SUBCLASSES F03B, F03D AND F03G
    • F05B2250/00Geometry
    • F05B2250/20Geometry three-dimensional

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  • Turbine Rotor Nozzle Sealing (AREA)
  • Nonwoven Fabrics (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 翼部に糸条の切断端を生じさせず、翼部と軸
筒部とを一体で賦形することにより、その接合部の強度
を向上させた翼/軸筒一体型三次元繊維構造体と、その
製造方法を提供する。 【構成】 軸筒部(6)又は翼部(7)のいずれか又は
両方が三次元方向に配向された糸条(1)〜(4)で織
成され、翼部の糸条の一部又は全部が軸筒部と連続して
織成されており、翼部(7)に糸条(1)〜(4)の切
断端がない連続糸により賦形されている。軸筒部の織成
部(8)を軸筒部を展開した状態として形成し、かつ、
翼部の織成部(9)を軸筒部の一側に所定のピッチ及び
角度で一連に形成し、これら軸筒部織成部及び翼部織成
部のZ方向に沿って複数本の糸条案内管(13)(14)を
所定ピッチで平行に配列させ、その間をX方向の糸条及
びY方向の糸条を連続状態で積層配置して上記両織成部
内を充足させ、その後、Z方向の糸条を上記両織成部内
に糸条案内管と置換配置して充足させ、最後に、軸筒部
の展開両端部を糸条で接合して環状の軸筒部を形成させ
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、航空機タービンその他
の軸流圧縮機等における翼型構造体を、三次元織物繊維
構造体で補強したFRP、FRM、カーボン/カーボン
またはセラミック/セラミック複合材料によって構成す
るための翼/軸筒一体型三次元繊維構造体と、その製造
方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、航空機タービン等の翼型構造体
は、チタン製あるいはその他の金属材料によって製作さ
れていたが、重量が大きくなることや、加工工数が大と
なり、コスト高となる等の問題があった。
【0003】そこで、航空機タービン等の翼型構造体
を、チタン製あるいはその他の金属材料から炭素/エポ
キシ樹脂などの複合材料に置き換え、軽量化しようとす
る試みは、いくらか提案されてきている。例えば、特開
昭63−295741号公報、米国特許第3,632,
460号明細書、特開平2−144297号公報等が提
案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】特開昭63−2957
41号公報の提案は、複合材料によって円筒状構造体を
製造することができるが、翼部分を一体に賦形すること
ができない。従って、この提案の場合では、翼部分と軸
筒部分とを、後に何等かの手段で接合しなければならな
い。
【0005】また、米国特許第3,632,460号明
細書の提案は、翼部分と軸筒部分とを複合材料によって
一体に賦形可能としているが、繊維の配向に関しては一
次元構造が提案されているだけであって、繊維相互の絡
み合いがない。
【0006】特開平2−144297号公報の提案は、
翼部分と軸筒部分とを複合材料によって相互に別体とし
て製作し、接合ピンによって組み立てるようにしたもの
であって、翼部分と軸筒部分とを複合材料によって一体
に賦形可能としたものではない。
【0007】上記特開昭63−295741号公報の提
案及び特開平2−144297号公報の提案は、翼部分
と軸筒部分とを後で接合することになるため、これらの
接合部の強度向上が難しく、仮に強度が満足できたとし
ても、重量的に大きくなり、所定回転数までの立ち上が
り性能(加速性能)及び変速応答性も悪くなる等の問題
がある。
【0008】また、上記米国特許第3,632,460
号明細書の提案は、繊維の配向が一次元構造であり、各
部における繊維相互の絡み合いがないため、翼部に作用
する推力、遠心力、捩れ力などの各方向の外力、衝撃や
振動に対する強度の向上が図り難い。
【0009】なお、従来、複合材料製の三次元繊維構造
体から航空機タービン等の翼型構造体を製作することも
提案されているが、この提案は、ブロック状の三次元繊
維構造体を先ず製作しておき、これを切削加工して翼型
構造体を製作するものであるため、複雑な形状の翼型構
造体の場合、切削加工自体が困難であったり、仮に、切
削加工ができたとしても、繊維の切断が随所で発生して
おり、衝撃や振動等の外力に対して、三次元繊維構造体
としての強度を十分に発揮させられない等の問題があっ
た。
【0010】本発明は、翼部に糸条の切断端を生じさせ
ず、翼部と軸筒部とを一体で賦形することにより、その
接合部の強度を向上させた翼/軸筒一体型三次元繊維構
造体と、その製造方法を提供することを目的としてい
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の翼/軸筒一体型三次元繊維構造体は、少な
くとも軸筒部又は翼部のいずれか又は両方が三次元方向
に配向された糸条で織成され、翼部の糸条の一部又は全
部が軸筒部と連続して織成されており、翼部に切断端が
ない連続糸により賦形されていることを特徴としてい
る。
【0012】また、本発明の翼/軸筒一体型三次元繊維
構造体は、上記翼部の面内における糸条の配列方向が二
軸以上であることを特徴としている。
【0013】そしてまた、本発明の翼/軸筒一体型三次
元繊維構造体は、軸筒部又は翼部のいずれか又は両方に
配向されている糸条には、X方向の糸条及びY方向の糸
条の配列面内に、両方向と交差して配置された斜向糸条
を包含していることを特徴としている。
【0014】さらに、本発明の翼/軸筒一体型三次元繊
維構造体の製造方法は、軸筒部の織成部を軸筒部を展開
した状態として形成し、かつ、翼部の織成部を軸筒部の
一側に所定のピッチ及び角度で一連に形成し、これら軸
筒部織成部及び翼部織成部のZ方向に沿って複数本の糸
条案内管を所定ピッチで平行に配列させ、その間をX方
向の糸条及びY方向の糸条或いは3軸以上の方向の糸条
を連続状態で積層配置して上記両織成部内を充足させ、
その後、Z方向の糸条を上記両織成部内に糸条案内管と
置換配置して充足させ、最後に、軸筒部の展開両端部を
糸条で接合して環状の軸筒部を形成させたことを特徴と
している。
【0015】また、本発明の翼/軸筒一体型三次元繊維
構造体の製造方法は、X方向の糸条及びY方向の糸条の
配列面内に、両方向と交差する斜向糸条を配置して織成
したことを特徴としている。
【0016】さらに、本発明の翼/軸筒一体型三次元繊
維構造体の製造方法は、軸筒部の展開両端部の織成部内
に、複数本の接合糸条用案内管を配置し、一方の接合糸
条用案内管の一端を小径端とし、軸筒部の接合時に、軸
筒部の展開両端部の接合糸条用案内管同士を上記小径端
で接合させて接合用糸条と置換配置させるようになした
ことを特徴としている。
【0017】
【作用】本発明の翼/軸筒一体型三次元繊維構造体は、
繊維が切断されておらず、配向された糸条によって、予
定通りの強度が発揮される。しかも、翼部の糸条が軸筒
部の糸条と連続しているため、翼部と軸筒部との接合部
における強度が向上する。
【0018】また、本発明の翼/軸筒一体型三次元繊維
構造体の製造方法は、軸筒部を展開状態で織成すると共
に展開状態の軸筒部の両端を糸条で接合して環状とする
ことにより、翼部に作用する推力、遠心力、捩れ力など
の各方向の外力に対する強度を得るために必要なX方向
の糸条及びY方向の糸条の配列面内に、両方向と交差す
る斜向糸条を配置した複雑な形状で糸条切断端のない翼
部を軸筒部と一体に織成することを可能ならしめた。さ
らに、軸筒部の展開両端部の織成部内に、複数本の接合
糸条用案内管を配置し、一方の接合糸条用案内管の一端
を小径端とし、軸筒部の接合時に、軸筒部の展開両端部
の接合糸条用案内管同士を上記小径端で接合させて接合
用糸条と置換配置させるようになしたことによって、軸
筒部の接合が容易となる。
【0019】
【実施例】図1の(A)(B)は、本発明の実施例の翼
部の繊維配向を示し、(C)は、軸筒部の繊維配向を示
し、(D)は、本発明の翼/軸筒一体型三次元繊維構造
体の展開状態の一例を示す概略斜視図、(E)は、
(D)に示した本発明の翼/軸筒一体型三次元繊維構造
体の最終形状の概略斜視図を示している。これらの図に
おいて、(1)はX方向の糸条、(2)はY方向の糸
条、(3)はV方向の糸条、(4)はW方向の糸条、
(5)は糸条案内管を示している。V方向の糸条(3)
及びW方向の糸条(4)は、X方向の糸条(1)及びY
方向の糸条(2)の配列面内に、両方向と交差して配置
される斜向糸条であって、図1の(B)では両方向と4
5°の角度の場合を例示しているが、これに制約され
ず、他の交差角度としてもよい。
【0020】本発明の翼/軸筒一体型三次元繊維構造体
(10)は、図1の(E)に示すように、軸筒部(6)
と、この軸筒部(6)の外周囲に所定のピッチ及び角度
で一体に形成された翼部(7)とからなる。このような
本発明の翼/軸筒一体型三次元繊維構造体(10)は、図
1の(D)に示すように、軸筒部(6)を展開し、この
軸筒部(6)に翼部(7)を一体に形成させた状態で織
成し、織成後、この軸筒部(6)の両端部(6a)(6b)
を接合糸で接合して環状とする。この織成に当たって、
少なくとも軸筒部(6)又は翼部(7)のいずれか又は
両方が三次元方向に配向された糸条で織成され、翼部
(7)の糸条の一部又は全部が軸筒部(6)と連続して
織成されている。即ち、軸筒部(6)は、図1の(C)
に例示しているように、所定ピッチで配置された糸条案
内管(5)にX方向の糸条(1)及びY方向の糸条
(2)を連続状態で積層配置し、Z方向の糸条は図示し
ていないが、糸条案内管(5)と置換して配置される。
必要に応じ、斜向配置も行なわれる。また、翼部(7)
は、図1の(A)(B)に示すように、所定ピッチで配
置された糸条案内管(5)にX方向の糸条(1)、Y方
向の糸条(2)、V方向の糸条(3)及びW方向の糸条
(4)を所定の順番及び積層数で夫々連続した状態で積
層配置し、かつ、Z方向の糸条は図示していないが、糸
条案内管(5)と置換して配置される。
【0021】図1の(A)(B)(C)では、翼部
(7)の糸条の一部、即ち、X方向の糸条(1)及びY
方向の糸条(2)を軸筒部(6)と連続して織成させた
場合を例示しているが、V方向の糸条(3)及びW方向
の糸条(4)についても連続して織成させてもよい。ま
た、斜向糸条は、V方向の糸条(3)及びW方向の糸条
(4)に加えて更に別方向の糸条を組合せ配置してもよ
い。
【0022】上記翼/軸筒一体型三次元繊維構造体(1
0)の製造方法は、図2の(A)(B)にも示すよう
に、軸筒部(6)を展開状態とし、その一側に翼部
(7)を所定のピッチ及び角度で一体に織成し、織成
後、展開状態の軸筒部(6)の両端部(6a)(6b)を接
合して環状とする。この場合、展開状態の軸筒部(6)
の両端部(6a)(6b)は、相互に係合段部(6c)(6d)
を形成しておき、これらを係合させて、接合部の厚さと
強度の極端な変化を防止させている。翼部(7)の断面
形状は、図2の(C)(D)に示すように三日月形状や
航空機翼形状(Aero-foil)等とすることができる。
【0023】図3の(A)(B)は、上記翼/軸筒一体
型三次元繊維構造体(10)の製造方法の具体例を示す側
面図と正面図であって、その織成に当たっては、軸筒部
(6)の織成部(8)を軸筒部(6)を展開した状態と
して形成し、かつ、翼部(7)の織成部(9)を軸筒部
(6)の一側に所定のピッチ及び角度で一連に形成し、
これら両織成部(8)(9)にベースプレート(11)を
介して糸条案内管(5)をZ方向に沿って最終成形物形
状に要求される特性に応じたピッチで植立させ、翼部
(7)の織成部(9)の間の糸条案内管(5)の間に予
め決められた形状のスペーサ(12)を設置しつつ両織成
部(8)(9)にX方向の糸条(1)、Y方向の糸条
(2)、V方向の糸条(3)及びW方向の糸条(4)を
所定の順番及び積層数で夫々連続した状態で積層配置し
て両織成部(8)(9)内を充足させる。
【0024】糸条案内管(5)に対する各方向の糸条の
配置は、図1の(A)(B)(C)で例示した要領で配
置される。
【0025】積層開始の一部と積層終了の一部、即ち、
展開状態の軸筒部(6)の両端部(6a)(6b)には、係
合段部(6c)(6d)を形成させるために糸条の積層配置
を減少させ、また、この減少部分に接合糸条用案内管
(13)(14)を挿入しながら糸条を積層する。
【0026】図3では、糸条案内管(5)を垂直方向に
配置した場合を例示しているが、翼部(7)の形成形状
(湾曲面形状等)に適合させてベースプレート(11)に
所定の傾斜角(例えば、15°〜30°等)で傾斜させ
て植立させてもよい。
【0027】以上のようにして、X方向の糸条(1)、
Y方向の糸条(2)、V方向の糸条(3)及びW方向の
糸条(4)の積層を終了すると、Z方向の糸条(図示省
略)を糸条案内管(5)と置換配置する。この置換配置
は、例えば、糸条案内管(5)を抜き取りつつその後へ
Z方向の糸条を挿入していくことによって行なわれる。
このZ方向の糸条は、展開状態の軸筒部(6)の両端部
又は一端部で連続させて配置するのが好ましい。また、
翼部(7)ではZ方向の糸条を連続させ、切断端を生じ
させないように配置させる。
【0028】このようにして、Z方向の糸条の配置を終
了すると、軸筒部(6)を湾曲させて、両端部(6a)
(6b)の係合段部(6c)(6d)を係合させる。この場
合、接合糸条用案内管(13)(14)の一方の端部を図3
の(C)に示すように、小径端(14a)として、係合段
部(6c)(6d)の係合時、他方の接合糸条用案内管(1
3)の端部に嵌合させ、この状態で両方の接合糸条用案
内管(13)(14)を抜き取りつつ接合糸条(図示省略)
を挿入して翼部(7)が一体となった環状の軸筒部
(6)を形成する。
【0029】上記のようにして形成された翼/軸筒一体
型三次元繊維構造体(10)は、この後、樹脂マトリック
スまたは高温特性に優れる炭素、炭化珪素等の無機質マ
トリックスが公知の方法で付与され、複合材料製の翼体
が構成される。なお、本発明で使用される糸条の構成繊
維は、炭素繊維、ガラス繊維、セラミックス繊維、アラ
ミド繊維等耐熱性を有する各種の繊維が使用可能であ
り、繊維の形態は、連続繊維状、スパン糸状等いずれで
もよい。上記した実施例は、糸条案内管(5)を、軸筒
部(6)の展開方向に沿って配列した場合を例示してい
るが、これに制約されない。
【0030】
【発明の効果】本発明の翼/軸筒一体型三次元繊維構造
体は、繊維が切断されておらず、配向された糸条によっ
て、予定通りの強度が発揮される。しかも、翼部の糸条
が軸筒部の糸条と連続しているため、翼部と軸筒部との
接合部における強度が向上する。
【0031】また、本発明の翼/軸筒一体型三次元繊維
構造体の製造方法は、軸筒部を展開状態で織成すると共
に展開状態の軸筒部の両端を糸条で接合して環状とする
ことにより、翼部に作用する推力、遠心力、捩れ力など
の各方向の外力に対する強度を得るために必要なX方向
の糸条及びY方向の糸条の配列面内に、両方向と交差す
る斜向糸条を配置した複雑な形状で糸条切断端のない翼
部を軸筒部と一体に織成することを可能ならしめた。さ
らに、軸筒部の展開両端部の織成部内に、複数本の接合
糸条用案内管を配置し、一方の接合糸条用案内管の一端
を小径端とし、軸筒部の接合時に、軸筒部の展開両端部
の接合糸条用案内管同士を上記小径端で接合させて接合
用糸条と置換配置させるようになしたことによって、軸
筒部の接合が容易となる。
【0032】また、本発明の製造方法は、最終形状の翼
部及び軸筒部を連続糸で一体的に織成した三次元繊維構
造体を型の中でマトリックス樹脂と共に固化させること
によって製造するため、加工工数が少なく、低コストと
できる。
【0033】しかも、翼部の軸筒部に対する傾斜角度も
種々のものが製作でき、従って簡単な湾曲翼形状から複
雑な湾曲翼形状まで容易に製作できる。
【0034】さらに、本発明の翼/軸筒一体型三次元繊
維構造体は、従来のチタン製などの金属製と比べ、軽量
化され、所定回転数までの立ち上がりが速く、加速性能
及び変速応答性が向上する。また、比強度も大きく、回
転数の増大が可能となり、高出力が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)(B)は、本発明の実施例の翼部の繊維
配向を示し、(C)は、軸筒部の繊維配向を示し、
(D)は、本発明の翼/軸筒一体型三次元繊維構造体の
展開状態の一例を示す概略斜視図、(E)は、(D)に
示した本発明の翼/軸筒一体型三次元繊維構造体の最終
形状の概略斜視図を示している。
【図2】(A)は、本発明の翼/軸筒一体型三次元繊維
構造体の展開状態の他の一例を示す概略斜視図、(B)
は、(A)に示した本発明の翼/軸筒一体型三次元繊維
構造体の最終形状の概略斜視図、(C)(D)は、翼部
の断面形状例を示す概略断面図である。
【図3】(A)(B)は本発明の製造方法により積層さ
れた繊維構造体の側面図と正面図であり、(C)は接合
糸条用案内管の説明用斜視図である。
【符号の説明】
1 X方向の糸条 2 Y方向の糸条 3 V方向の糸条 4 W方向の糸条 5 糸条案内管 6 軸筒部 7 翼部 8 軸筒部の織成部 9 翼部の織成部 10 翼/軸筒一体型三次元繊維構造体 13 接合糸条用案内管 14 接合糸条用案内管
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年3月2日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
フロントページの続き (72)発明者 西山 茂 愛知県名古屋市港区大江町10番地 三菱重 工業株式会社名古屋航空機宇宙システム製 作所内 (72)発明者 広川 哲朗 滋賀県近江八幡市多賀町485−4 (72)発明者 石橋 正康 滋賀県八日市市建部北町297

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも軸筒部又は翼部のいずれか又
    は両方が三次元方向に配向された糸条で織成され、翼部
    の糸条の一部又は全部が軸筒部と連続して織成されてお
    り、翼部に糸条の切断端がない連続糸により賦形されて
    いることを特徴とする翼/軸筒一体型三次元繊維構造
    体。
  2. 【請求項2】 翼部の面内における糸条の配列方向が二
    軸以上であることを特徴とする請求項1に記載の翼/軸
    筒一体型三次元繊維構造体。
  3. 【請求項3】 軸筒部又は翼部のいずれか又は両方に配
    向されている糸条には、X方向の糸条及びY方向の糸条
    の配列面内に、両方向と交差して配置された斜向糸条を
    包含していることを特徴とする請求項1または2に記載
    の翼/軸筒一体型三次元繊維構造体。
  4. 【請求項4】 軸筒部の織成部を軸筒部を展開した状態
    として形成し、かつ、翼部の織成部を軸筒部の一側に所
    定のピッチ及び角度で一連に形成し、これら軸筒部織成
    部及び翼部織成部のZ方向に沿って複数本の糸条案内管
    を所定ピッチで平行に配列させ、その間をX方向の糸条
    及びY方向の糸条を連続状態で積層配置して上記両織成
    部内を充足させ、その後、Z方向の糸条を上記両織成部
    内に糸条案内管と置換配置して充足させ、最後に、軸筒
    部の展開両端部を糸条で接合して環状の軸筒部を形成さ
    せたことを特徴とする翼/軸筒一体型三次元繊維構造体
    の製造方法。
  5. 【請求項5】 X方向の糸条及びY方向の糸条の配列面
    内に、両方向と交差する斜向糸条を配置して織成したこ
    とを特徴とする請求項3に記載の翼/軸筒一体型三次元
    繊維構造体の製造方法。
  6. 【請求項6】 軸筒部の展開両端部の織成部内に、複数
    本の接合糸条用案内管を配置し、一方の接合糸条用案内
    管の一端を小径端とし、軸筒部の接合時に、軸筒部の展
    開両端部の接合糸条用案内管同士を上記小径端で接合さ
    せて接合用糸条と置換配置させるようになしたことを特
    徴とする請求項3または4に記載の翼/軸筒一体型三次
    元繊維構造体の製造方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US8038408B2 (en) 2004-11-05 2011-10-18 Rolls-Royce Plc Composite aerofoil

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