JPH06258241A - ペリクル膜の異物検査装置 - Google Patents

ペリクル膜の異物検査装置

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JPH06258241A
JPH06258241A JP4884393A JP4884393A JPH06258241A JP H06258241 A JPH06258241 A JP H06258241A JP 4884393 A JP4884393 A JP 4884393A JP 4884393 A JP4884393 A JP 4884393A JP H06258241 A JPH06258241 A JP H06258241A
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light
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incident angle
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JP4884393A
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Inventor
Takashi Yasui
孝史 安井
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Matsushita Electronics Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】ペリクル膜に存在する異物がペリクル膜の表面
および裏面のどちらにあるかを判別することができるペ
リクル膜の異物検査装置を提供する。 【構成】入射する検査光がペリクル膜10を透過する第
1の入射角θ1およびペリクル膜10で反射する第2の
入射角に入射角度を変化可能な光源1と、第1の入射角
θ1の検査光13および第2の入射角の検査光を入射し
てペリクル膜10の面上の異物による散乱光を受ける散
乱光受光系2と、この散乱光受光系2の出力信号の有無
に基づいてペリクル膜10の表面および裏面のいずれに
異物が存在するかを判別する判別手段(4)とを備えて
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、半導体製造における
リソグラフィ分野のレチクルに装着するペリクル膜の異
物検査装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】 近年、ペリクル膜の異物
の検査として、検査光をペリクル膜に入射する光源と、
検査光の異物による散乱光を拾う散乱光受光系とを備
え、この構成によりペリクル膜の異物を検出するペリク
ル膜の異物検査装置が利用されるようになった。図18
ないし図22により従来例のペリクル膜の異物検査装置
を説明する。図18は従来例のペリクル膜の異物検査装
置の機能系統図を示すものである。図18において、3
6は光源、37はペリクル膜の異物からの散乱光を受け
る散乱光受光系、38は光源36と散乱光受光系37を
もつ検出系、39は検出系38からの信号によりペリク
ル膜上の異物を判別する信号処理系、5は検査しようと
するペリクル膜付レチクルをのせるステージ制御系、6
は検査状況を確認する表示装置である。
【0003】図19はペリクル膜のペリクル透過スペク
トルを示すものである。符号40は光源36から得られ
る光のうちペリクル膜を高い透過率で透過するものとし
て採用可能な波長λ 1の検査光を示す。図20ないし図
22は、ペリクル膜10の異物を検査している状態であ
る。これらの図において、37は異物からの散乱光を受
光する前記した散乱光受光系、9は基板、11はペリク
ル膜表面、12はペリクル膜裏面、15はペリクル膜表
面の異物、18はペリクル膜裏面の異物、13,16,
19は光源36から得られるペリクル膜10を透過する
波長λ1をもつ検査光、14は検査光13がペリクル膜
10を透過した透過光を示す。17,20は各々の検査
光16、19がペリクル膜10の異物15,18にあた
ったときの散乱光を示す。
【0004】図20に示すように、光源36から得られ
るペリクル膜10で透過する波長λ1をもつ検査光を用
いて、ペリクル膜表面11を検査すると、検査光13は
表面に異物がないために透過光14となり、ペリクル膜
10を透過してしまうので異物からの散乱光を受ける散
乱光受光系37は光を受けない。図21に示すように、
光源36からの検査光16を用いて、ペリクル膜表面1
1を検査したとき、ペリクル表面に異物15があり、こ
の異物15に検査光16があたり散乱光受光系37に異
物からの散乱光17が入光し、検査系38から信号処理
系39に異物の信号が送られる。
【0005】図22に示すように、光源36からの検査
光19を用いて、ペリクル膜表面11側から検査光19
を入射することによりペリクル膜裏面12を検査したと
き、ペリクル膜裏面12に異物18があり、この異物1
8に検査光19があたり散乱光受光系37に異物からの
散乱光20が入光し、検査系38から信号処理系39に
異物の信号が送られる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな動作を行なう従来のこのペリクル膜の異物検査装置
は、ペリクル膜表面とペリクル膜裏面の異物を判別でき
ず、ペリクル膜裏面にある異物をペリクル膜表面にある
と誤認する可能性がある。ペリクルをレチクルに装着す
るメリットは、異物が直接レチクル上のパターンに付着
せずにペリクル表面に付着するため、リソグラフィ工程
においてシリコン基板に異物が転写されにくくなるので
歩留まりの向上が期待できることにある。ところが、ペ
リクル裏面に異物が付着している場合、ペリクル付レチ
クルの使用時の振動やペリクル膜の異物の除去のための
ブロー、さらに保管環境の変化により異物がパターン上
に落下することがある。この場合、パターン転写時に異
物がパターン欠陥として転写され、シリコンプロセスで
の極度の歩留まり低下の原因となるという問題があっ
た。
【0007】さらにこの従来例は、多量のステッパーの
露光量、あるいは環境の変化によるペリクル膜の変質に
起因する透過率の低下を発見することができず、それに
よって、リソグラフィプロセスでの欠陥が発生するとい
う問題があった。したがって、この発明の目的は、ペリ
クル膜に存在する異物がペリクル膜の表面および裏面の
どちらにあるかを判別することができるとともに、ペリ
クル膜の変質を発見することができるペリクル膜の異物
検査装置を提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1のペリクル膜の
異物検査装置は、ペリクル膜を透過する第1の入射角お
よび前記ペリクル膜で反射する第2の入射角に検査光を
入射させる光源と、前記第1の入射角の検査光および前
記第2の入射角の検査光を入射して前記ペリクル膜の面
上の異物による散乱光を受ける散乱光受光系と、この散
乱光受光系の出力信号の有無に基づいて前記ペリクル膜
の表面および裏面のいずれに異物が存在するかを判別す
る判別手段とを備えたものである。
【0009】請求項2のペリクル膜の異物検査装置は、
請求項1において、第2の入射角の検査光によるペリク
ル膜の表面の反射直接光を受ける反射直接光受光系を有
するものである。
【0010】
【作用】請求項1のペリクル膜の異物検査装置によれ
ば、第1の入射角で検査光をペリクル膜に入射すると異
物がない場合には透過光となるが、異物がペリクル膜の
表面または裏面にあるとき散乱光が散乱光受光系に入光
する。第2の入射角で検査光をペリクル膜に入射すると
異物がない場合には反射光となり、異物がペリクル膜の
表面側にあると異物の散乱光が散乱光受光系に入光し、
ペリクル膜の裏面側に異物があるとペリクル膜の表面で
反射光となるので散乱しない。この結果、第1の入射角
と第2の入射角で散乱光受光系に受光する光が異なるた
め、異物がペリクル膜の表面にあるか裏面にあるかが判
別手段により判別できる。
【0011】このように、ペリクル膜に存在する異物が
ペリクル膜の表面か裏面のどちらにあるかを判別するこ
とができ、ペリクル膜の裏面側に異物があった場合のリ
ソグラフィ工程でのシリコンプロセス時の実デバイスへ
の欠陥転写を防止することができ、歩留り向上が実現で
きる。請求項2のペリクル膜の異物検査装置によれば、
請求項1において、第2の入射角の検査光によるペリク
ル膜の表面の反射直接光を受ける反射直接光受光系を有
するため、請求項1の作用のほか、ペリクル膜が変質し
ている場合には、第1の入射角で入射する検査光の反射
光が強くなるのでこの反射光を直接光受光系で受光する
ことにより、ペリクル膜の変質の判別が可能となり、か
つリソグラフィ工程での欠陥転写を防止でき歩留りを向
上できる。
【0012】
【実施例】この発明の第1の実施例のペリクル膜の異物
検査装置について、図面を参照しながら説明する。図2
は第1の実施例のペリクル膜の異物検査装置の機能系統
図を示すものである。図1において、1は光源、2は被
検査物であるペリクル膜からの散乱光を受ける散乱光受
光系、3は光源1と散乱光受光系2をもつ検出系、4は
検出系3からの信号により異物の場所を判別する判別手
段を有する信号処理系、5は検査しようとするレチクル
およびペリクルをのせるステージ制御系、6は検査状況
を確認するための表示装置である。
【0013】図3は、同じ波長の検査光で、ペリクル膜
への入射角度が異なる場合の入射角度と透過率の関係を
示したグラフである。符号7は光源1の光のうち高い透
過率を示すものとして採用可能な第1の入射角θ1の検
査光、8はペリクル膜で最も低い透過率となりしたがっ
て高い反射率を示すものとして採用可能な第2の入射角
θ2の検査光である。
【0014】図1,図4および図5は、第1の入射角θ
1の検査光をペリクル膜に入射したときの検査状態を示
す。これらの図において、符号2は散乱光を受ける散乱
光受光系、9は基板、10はペリクル膜、11はペリク
ル膜表面、12はペリクル膜裏面、13,16,19は
光源1から得られるペリクル膜10で透過を示す第1の
入射角θ1の検査光、15はペリクル膜表面上の異物、
18はペリクル膜裏面上の異物、14は検査光13がペ
リクル膜10を透過した透過光を示す。17,20は検
査光16,19が各々異物15,18にあたったときの
散乱光を示す。
【0015】図1は、ペリクル膜10に異物がない場合
であり、検査光13はペリクル膜10を透過する光14
となり、散乱光受光系2は光を受けない。図4は、ペリ
クル膜表面11上に異物15があった場合であり、検査
光16は異物15にあたり、その散乱光17が散乱光受
光系2に入射し、異物検出信号を出力する。
【0016】図5は、ペリクル膜裏面12上に異物18
があった場合であり、検査光19はペリクル膜10を透
過して異物18にあたり、その散乱光20がペリクル膜
10を逆に透過して散乱光受光系2に入射し、異物検出
信号を出力する。図6ないし図8は、光源1の向きを変
えることによりペリクル膜10に入射する光の角度を変
化させ、第2の入射角θ2で検査光がペリクル膜10に
入射したときの検査状態である。これらの図において、
符号21,23,25は光源1から得られるペリクル膜
10で反射を示す第2の入射角θ2の検査光、22、2
6はペリクル膜表面11で反射され、その反射直接光は
散乱光受光系に設けた穴もしくはスリット41を通過
し、散乱光受光系2には入光しない光、24は検査光2
3が異物15にあたったときの散乱光を示す。
【0017】図6は、ペリクル膜10に異物がない場合
で、反射光22となってスリット41を通過し、散乱光
受光系2には入射しない。図7は、ペリクル膜表面11
に異物15がある場合で、検査光23の異物15による
散乱光が散乱光受光系2に入射し、検出信号を出力す
る。図8は、ペリクル膜裏面12に異物18がある場合
で、検査光25はペリクル膜10で反射され、反射直接
光は散乱光受光系に設けた穴またはスリット41を通過
し、散乱光受光系2は光を受けず、異物18がないと判
断する。
【0018】入射角の異なる検査光に対する散乱光受光
系2の受光信号の有無を、異物15,18の有無および
異物15,18の存在位置別に表1に示す。
【0019】
【表1】
【0020】この表1において、○は散乱光受光系2の
受光信号が有りを示し、×は無しを示す。この表1から
明らかなように、ペリクル膜10の異物15,18の有
無は、第1の入射角θ1と第2の入射角θ2の検査光に
対する散乱光受光系2の受光信号すなわち出力信号の有
無の組み合わせを、判別手段を有する信号処理系4にお
いてたとえば論理回路などにより判定することにより、
検査している異物15,18がペリクル膜10の表面か
裏面のどちらにあるかがわかる。
【0021】この実施例によれば、第1の入射角θ1で
検査光13をペリクル膜10に入射すると異物がない場
合には透過光となるが、異物15,18がペリクル膜1
0の表面または裏面にあるとき散乱光が散乱光受光系2
に入光する。第2の入射角θ2で検査光21をペリクル
膜10に入射すると異物がない場合には反射光となり、
異物15がペリクル膜10の表面側にあると異物15の
散乱光が散乱光受光系2に入光し、ペリクル膜10の裏
面側に異物18があるとペリクル膜10の表面で反射光
となるので散乱しない。この結果、第1の入射角θ1と
第2の入射角θ2で散乱光受光系2に受光する光が異な
るため、異物15,18がペリクル膜10の表面にある
か裏面にあるかが判別手段により判別できる。
【0022】このように、ペリクル膜10に存在する異
物15,18がペリクル膜10の表面か裏面のどちらに
あるかを判別することができ、ペリクル膜10の裏面側
に異物18があった場合のリソグラフィ工程でのシリコ
ンプロセス時の実デバイスへの欠陥転写を防止すること
ができ、歩留り向上が実現できる。この発明の第2の実
施例について図9ないし図17を参照しながら説明す
る。
【0023】図9は第2の実施例のペリクル膜の異物検
査装置の機能系統図を示すものである。図9において、
1は光源、27は被検査体であるペリクル膜からの散乱
光を受ける散乱光受光系、28は光源1と散乱光受光系
27を含む検出系、29は検出系28からの信号により
異物場所を判別する判別手段を有する信号処理系、5は
検査しようとするペリクル膜付レチクルをのせるステー
ジ制御系、6は検査状況を確認する表示装置を示す。な
お、光源1の第1の入射角θ1の検査光7および第2の
入射角θ2の検査光8は図2に示すとおりである。
【0024】図10ないし図13において、27は散乱
光を受ける散乱光受光系、9は基板、10はペリクル
膜、11はペリクル膜表面、12はペリクル膜裏面、1
3,30,16,19は光源1から得られるペリクル膜
10で透過を示す第1の入射角θ1の検査光、15はペ
リクル膜表面11上の異物、18はペリクル膜裏面12
上の異物、14は検査光13がペリクル膜10を透過し
た透過光を示す。31は検査光30が、変質したペリク
ル膜33によって反射された反射光を示す。17,20
は検査光16,19が各々ペリクル膜10の異物15,
18にあたったときの散乱光を示す。
【0025】この図10ないし図13は、ペリクル膜1
0に対し高い透過率の性質を示す第1の入射角θ1の検
査光13が入射した状態である。図10は、ペリクル膜
10に異物がなかった場合であり、この場合検査光13
はペリクル膜10を透過する光14となり、散乱光受光
系27および反射直接光受光系32は光を受けない。
【0026】図11は、ステッパーの多量の露光量や保
管環境の変化で変質したペリクル膜33に検査光30を
入射した場合であり、ペリクル膜33の透過率が低くな
るため、検査光30は変質したペリクル膜33で反射さ
れ、反射直接光受光系32はその反射直接光31を受け
る。図12は、ペリクル膜表面11に異物15があった
場合であり、この場合検査光16は異物15によって散
乱し、その散乱光17が散乱光受光系27に入射し、散
乱光受光系27より検出信号を出力し、異物15のある
ことを知ることができる。
【0027】図13は、ペリクル膜裏面12に異物18
があった場合であり、この場合検査光19はペリクル膜
10を透過して異物18によって散乱し、その散乱光2
0がペタクル膜10を逆に透過して散乱光受光系27に
入射し、このため異物18のあることを知ることができ
る。したがって、散乱光受光系27はペリクル膜10の
異物15,18の場所がペリクル膜10の表裏に関わら
ず異物15,18を検知する。
【0028】図14ないし図17は、ペリクル膜10に
対して入射する検査光の角度を変化させ、ペリクル膜1
0に対し反射する性質を示す第2の入射角θ2で検査光
を入射した場合である。これらの図において、21,3
4,23,25は光源1から得られるペリクル膜10で
反射する入射角θ2の検査光、22,35,26はペリ
クル膜10で反射してスリット41を通り抜ける反射直
接光を示す。24は検査光23がペリクル膜10の異物
15にあたったときの散乱光を示す。32はスリット4
1の外側に配置された反射直接光受光系を示す。
【0029】図14は、ペリクル膜10に異物がない場
合であり、検査光21は反射直接光22となってスリッ
ト41を通して反射直接光受光系32に受光される。図
15は、変質したペリクル膜33の場合であり、異物が
ない場合と同様、反射直接光35となって反射直接光受
光系32に受光される。図16は、ペリクル膜表面11
に異物15があった場合であり、検査光23はペリクル
膜表面11上の異物15によって散乱光24となり、散
乱光受光系27が散乱光24を受ける。この場合、反射
直接光受光系32に入る散乱光24は、ペリクル膜表面
11の反射直接光よりも極めて弱い光であり、反射直接
光受光系32の受光光強度に明確な差異を生じる。
【0030】図17は、ペリクル膜裏面12に異物18
がある場合であり、検査光25はペリクル膜表面11で
反射する直接反射光26となり、反射直接光受光系32
に入り、散乱光受光系27に入射しないのでペリクル膜
表面11に異物がないと判断する。検査光に対する受光
系の受光信号の有無を、ペリクル膜10の膜質別、異物
の存在位置別に表2に示す。
【0031】
【表2】
【0032】表2において、○は散乱光受光系2が散乱
光を受けたことを表し、△は反射直光受光系32が反射
直接光を受けたことを表し、×は両方の受光系が反射光
を受けていないことを表す。この表2から明らかなよう
に、検査光に対する受光信号すなわち出力信号の組合せ
をたとえば論理回路などにより判定することにより、ペ
リクル膜10が変質していないか、または検査している
異物15,18がペリクル膜10の表面および裏面のど
ちらにあるかが、判別手段を有する信号処理系29によ
り判別できる。
【0033】この実施例によれば、第2の入射角θ2の
検査光によるペリクル膜10の表面の反射直接光を受け
る反射直接光受光系32を有するため、ペリクル膜33
が変質している場合には、第1の入射角θ1で入射する
検査光の反射光が強くなるのでこの反射光を直接光受光
系32で受光することにより、ペリクル膜10の変質の
判別が可能となり、かつリソグラフィ工程での欠陥転写
を防止でき歩留りを向上できる。その他、第1の実施例
と同じ作用効果がある。
【0034】
【発明の効果】請求項1のペリクル膜の異物検査装置に
よれば、第1の入射角で検査光をペリクル膜に入射する
と異物がない場合には透過光となるが、異物がペリクル
膜の表面または裏面にあるとき散乱光が散乱光受光系に
入光する。第2の入射角で検査光をペリクル膜に入射す
ると異物がない場合には反射光となり、異物がペリクル
膜の表面側にあると異物の散乱光が散乱光受光系に入光
し、ペリクル膜の裏面側に異物があるとペリクル膜の表
面で反射光となるので散乱しない。この結果、第1の入
射角と第2の入射角で散乱光受光系に受光する光が異な
るため、異物がペリクル膜の表面にあるか裏面にあるか
が判別手段により判別できる。
【0035】このように、ペリクル膜に存在する異物が
ペリクル膜の表面か裏面のどちらにあるかを判別するこ
とができ、ペリクル膜の裏面側に異物があった場合のリ
ソグラフィ工程でのシリコンプロセス時の実デバイスへ
の欠陥転写を防止することができ、歩留り向上が実現で
きるという効果がある。請求項2のペリクル膜の異物検
査装置によれば、請求項1において、第2の入射角の検
査光によるペリクル膜の表面の反射直接光を受ける反射
直接光受光系を有するため、請求項1の作用のほか、ペ
リクル膜が変質している場合には、第1の入射角で入射
する検査光の反射光が強くなるのでこの反射光を直接光
受光系で受光することにより、ペリクル膜の変質の判別
が可能となり、かつリソグラフィ工程での欠陥転写を防
止でき歩留りを向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施例の検査光が第1の入射
角で入射した場合でペリクル膜の異物がないときの検査
状態を示す説明図である。
【図2】第1の実施例のペリクル膜の異物検査装置の機
能系統図である。
【図3】ペリクル膜への検査光の入射角度に対する透過
率の透過スペクトル図である。
【図4】検査光が第1の入射角で入射した場合でペリク
ル膜表面に異物があるときの検査状態を示す説明図であ
る。
【図5】第1の入射角で入射した場合でペリクル膜裏面
に異物があるときの検査状態を示す説明図である。
【図6】検査光が第2の入射角で入射した場合でペリク
ル膜に異物がないときの検査状態を示す説明図である。
【図7】第2の入射角で入射した場合でペリクル膜表面
に異物があるときの検査状態を示す説明図である。
【図8】第2の入射角で入射した場合でペリクル膜裏面
に異物があるときの検査状態を示す説明図である。
【図9】第2の実施例のペリクル膜の異物検査装置の機
能系統図である。
【図10】検査光が第1の入射角で入射した場合でペリ
クル膜の異物がないときの検査状態を示す説明図であ
る。
【図11】第1の入射角で入射した場合でペリクル膜が
変質しているときの検査状態を示す説明図である。
【図12】第1の入射角で入射した場合でペリクル膜表
面に異物があるときの検査状態を示す説明図である。
【図13】第1の入射角で入射した場合でペリクル膜裏
面に異物があるときの検査状態を示す説明図である。
【図14】第2の入射角で入射した場合でペリクル膜に
異物がないときの検査状態を示す説明図である。
【図15】第2の入射角で入射した場合でペリクル膜が
変質しているときの検査状態を示す説明図である。
【図16】第2の入射角で入射した場合でペリクル膜表
面に異物があるときの検査状態を示す説明図である。
【図17】第2の入射角で入射した場合でペリクル膜裏
面に異物があるときの検査状態を示す説明図である。
【図18】従来例のペリクル膜の異物検査装置の機能系
統図である。
【図19】従来例のペリクル膜の検査光の波長に対する
透過率の透過スペクトル図である。
【図20】従来例のペリクル膜に異物がない場合の異物
の検査状態を説明する説明図である。
【図21】従来例のペリクル膜表面に異物がある場合の
異物の検査状態を説明する説明図である。
【図22】従来例のペリクル膜裏面に異物がある場合の
異物の検査状態を説明する説明図である。
【符号の説明】
1 光源 2 散乱光受光系 4 判別手段を有する信号処理系 10 ペリクル膜 θ1 第1の入射角
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 21/66 J 7630−4M

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ペリクル膜を透過する第1の入射角およ
    び前記ペリクル膜で反射する第2の入射角に検査光を入
    射させる光源と、前記第1の入射角の検査光および前記
    第2の入射角の検査光を入射して前記ペリクル膜の面上
    の異物による散乱光を受ける散乱光受光系と、この散乱
    光受光系の出力信号の有無に基づいて前記ペリクル膜の
    表面および裏面のいずれに異物が存在するかを判別する
    判別手段とを備えたペリクル膜の異物検査装置。
  2. 【請求項2】 第2の入射角の検査光によるペリクル膜
    の表面の反射直接光を受ける反射直接光受光系を有する
    請求項1記載のペリクル膜の異物検査装置。
JP4884393A 1993-03-10 1993-03-10 ペリクル膜の異物検査装置 Pending JPH06258241A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010038795A1 (ja) 2008-09-30 2010-04-08 富士フイルム株式会社 平版印刷版原版、平版印刷版の製版方法及び重合性モノマー
JP2016142572A (ja) * 2015-01-30 2016-08-08 信越化学工業株式会社 欠陥検査方法及び検査光の照射方法
KR20250118204A (ko) 2024-01-29 2025-08-05 레자 텍쿠 가부시키가이샤 검사 장치 및 검사 방법

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