JPH0625840Y2 - 冷却用ノズル - Google Patents

冷却用ノズル

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JPH0625840Y2
JPH0625840Y2 JP2918888U JP2918888U JPH0625840Y2 JP H0625840 Y2 JPH0625840 Y2 JP H0625840Y2 JP 2918888 U JP2918888 U JP 2918888U JP 2918888 U JP2918888 U JP 2918888U JP H0625840 Y2 JPH0625840 Y2 JP H0625840Y2
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pressure equalizing
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equalizing chamber
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JP2918888U
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修 竹内
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石川島播磨重工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は冷却用ノズルに係り、特に熱処理工程等におい
て、加熱された金属やセラミックス等の材料を冷却する
ために、冷却流体を流出させるための冷却用ノズルに関
する。
[従来の技術] 一般に、加熱された材料に冷却流体を吐出する冷却装置
に備えられる冷却用ノズルとしては、スリットラミナ
型、バイプラミナ型、圧力噴射型等がある。
第4図および第5図に示すように、このうち例えばスリ
ットラミナ型の冷却用ノズルは、管状あるいは中空直方
体状の容器として形成されたヘッダ1と、ヘッダ1内か
らその下方に延出されたノズル部2とから成る。ノズル
部2は、所定の隙間Sを有して、機幅方向A且つ鉛直方
向に沿う偏平な流路をスリット状に形成しており、その
上端入口は、ヘッダ1の天端から所定の距離Lだけ離間
されて保持されている。即ち、圧送されてきた冷却流体
Qを、ヘッダ1内で一時貯留することで、機幅方向Aに
均圧化させた後、ノズル部2により鉛直方向に導いて、
下方に位置された加熱金属板等の被冷却物B上に落下さ
せることになる。
このほかパイプラミナ型は、第6図に示すように、起立
されたパイプ3を機幅方向に並設させて、ノズル部2を
構成したものである。
[考案が解決しようとする課題] ところで、上記従来の冷却用ノズルにおいては、限られ
た容量を有するヘッダ1内では冷却流体Qの充分な均圧
がなされ得ず、乱流状の速度を有してノズル部2まで到
達する傾向がある。このため、流出量が機幅方向で不均
一となり、被冷却物Bにおける冷却率が異なってしまう
という問題があった。
このことは、過度な不均一冷却が生じないようにする必
要性から、流出量の増減幅が、例えば最大流量に対し8
0〜100%と制限が生じることにもつながる。特にス
リットラミナ型においては、流出量が少ないと、第5図
中に示したように、表面張力により流体幅が落下途中で
縮小し、端部で流出量大、中央部で小になるという不均
一も生じる。また、パイプラミナ型においてはこのよう
な流体幅の縮小はないが、被冷却物B上でのパイプ直下
位置とパイプ間位置との流れの違いにより、冷却効率の
差が生じることになる。
このほか、流出停止時において、冷却流体Qの供給を中
断しても、実際に流体の落下が停止されるまでの時間が
長くかかるという問題があった。即ち、ヘッダ1の全容
量のうち、天端までの距離Lの分が残存して流出となる
ことが避けられなかった。
そこで本考案は、上記事情に鑑み、冷却流体の機幅方向
における不均一な流出を防止し、しかも流出停止を迅速
に行い得るスリットラミナ型の冷却用ノズルを提供すべ
く創案されたものである。
[課題を解決するための手段] 本考案は、圧送された冷却流体を貯留するヘッダと、こ
のヘッダ内の冷却流体を下方に流出させるための流路を
横幅方向に沿ってスリット状に形成するノズル部とを有
した冷却用ノズルを改良したものであり、隣設された上
記ヘッダおよびノズル部の上部間に掛け渡された均圧室
と、上記機幅方向に並設されて均圧室と上記ヘッダとを
連通させる均圧孔と、上記ノズル部を機幅方向に分割す
るノズル仕切板と、上記流路に沿って形成されて均圧室
と分割された各ノズル部とを連通させるノズル孔と、上
記均圧室の下方部分をノズル孔毎に均圧孔側から仕切る
均圧室仕切板とを備えたものである。
[作用] 上記構成によって、均圧孔は、ヘッダ内の冷却流体を機
幅方向に均圧させて、均圧室内に導く。均圧室仕切板
は、その冷却流体を均圧室内で越流させて更に均圧し、
各ノズル孔に流入させる。ノズル孔は、分割されたノズ
ル部へと下方に導き、流出させる。
[実施例] 以下、本考案の実施例を添付図面に従って説明する。
第1図および第2図は、本考案に係る冷却用ノズルの一
実施例を示したものであり、従来と同様に、供給口11
を有して、圧送されてきた冷却流体Qを貯留するヘッダ
12と、機幅方向Aに沿うスリット状を呈し、その冷却
流体Qを下方に流出させるための流路を形成するノズル
部13とを有している。そしてこのノズル部13には、
機幅方向Aに分割するノズル仕切板14が設けられ、本
実施例にあっては、等間隔に成されて、等しい幅の流路
が形成されるようになっている。さらに、本考案の特長
となる均圧室15が、相隣りあうように設けられたヘッ
ダ12とノズル部13との上部間に掛け渡されるように
載置され、それぞれと適宜連通されて形成されている。
均圧室15は、ヘッダ12よりも小さい容積を有してい
ると共に、ヘッダ12の上板16を一部兼ねて底側を区
画する底板17には、これを貫通する均圧孔18が形成
されている。均圧孔18は、機幅方向Aに沿って等間隔
に並設されており、その横断面積は、ヘッダ12内の横
断面積よりも充分小さく成されている。
一方、ノズル部13と隔てられるノズル側底板19に
は、ノズル孔20が設けられている。このノズル孔20
は、分割されたノズル部13のそれぞれと、均圧室15
とを鉛直方向で連通させている。言い変えると、均圧室
15内の冷却流体Qを、ノズル部13の下向きの流路と
同一の方向に導くようになっている。本実施例にあって
は、ノズル孔20は、下方にゆくに従って順次拡径され
る漏斗状に区画されている。
そして均圧室15の中央付近には、均圧室15よりも低
い高さを有して、機幅方向Aに沿って底板17上に起立
された均圧室仕切板21が設けられている。即ちこの仕
切板21は、均圧室15の略下半分の空間を、ノズル孔
20側と均圧孔18側との仕切っていることになる。さ
らに仕切板21には、機幅方向Aに直交して櫛状に成さ
れた小区画部22が添設されており、各ノズル孔20の
上方に小室23を区画するようになっている。本実施例
にあっては、この小区画部22は、ノズル仕切板14の
上方への延出部分として形成されている。また、機幅方
向Aに沿う仕切板21の上端には、ノズル孔20と同軸
状にV形溝24が形成されている。
このほか、均圧室15には清掃用孔25と、オーバーフ
ロー管26とが、またノズル部13の出口にはノズル遮
断弁27が設けられている。清掃用孔25は、均圧室1
5の上板28に形成され、着脱自在の覆板29によって
閉鎖・開放されるようになっている。オーバーフロー管
26は、上板28に適宜屈曲されて接続され、その途中
に設けられるオーバーフロー弁30の開閉に従って、均
圧室15内の冷却流体Qあるいは空気を機外へ排出する
ようになっている。ノズル遮断弁27は、ノズル部13
の出口を覆う板部材として形成され、ヘッダ12の底板
31外壁に固設された駆動シリンダ32によって開閉駆
動されるためのリンク機構33を備えている。
次に本実施例の作用を説明する。
ヘッダ12へと圧送された冷却流体Qは、第1図中破線
矢印にて示すように、一次貯留されて減速された後、均
圧孔18を経由して均圧室15に入る。このとき、その
流路が適宜絞られることで圧力損失が生じると共に、機
幅方向Aの均等な流量となるように整流される。さらに
冷却流体Qは、ノズル孔20へと向かう途中で仕切板2
1によってさえぎられ、動圧成分をさらに減ぜられて分
割されたノズル部13に入る。そしてその下方に位置さ
れる被冷却物へと流出される。従って、冷却流体Qは、
均圧孔18によって一次的に均圧された後、均圧室仕切
板21を越流することで二次的に均圧されることにな
る。
このように、ヘッダ12からノズル部13へと導かれる
過程で充分均圧されるようにしたので、機幅方向Aの流
量を均一にできると共に、ノズル仕切板14によって落
下途中の表面張力の影響を抑える。また、小さい容量の
均圧室15と、さらにその容量を供給中断時に制限する
仕切板21とを経由させるようにしたので、流出停止時
の水切りが迅速になされる。そして、均圧室15とノズ
ル部13とは鉛直方向に連通されているので、流路方向
に円滑にノズル部へと流れ、均圧効果、水切れ向上が期
待できる。
さらに、ノズル遮断弁27とオーバーフロー管26とを
設けたので、ノズル部13の出口における開閉制御、空
気抜き、また開閉時に生ずる流量変化の抑制を可能にす
る。
また本考案における他の利点として、ノズル仕切板14
同士の間隔と、ノズル孔20の面積とを適宜組み合わせ
ることにより、機幅方向Aでの所望の流量分布か得られ
ることがあげられる。このことは、冷却流体Qが小室2
3に流入したときに、既に互いに流路干渉することのな
い均圧状態になされていることにより、実現できるもの
である。例えば第3図に示すように、ノズル部13の幅
(被冷却物の幅)に対して均一にする(図中直線C)
他、中央部に流量を増加させる(図中曲線D)こともで
きる。加えて、均圧室仕切板21にV形溝24を形成し
たので、流量制御範囲は、例えば100%〜10%にで
きるように拡張される。このV形溝24は、半円形で
も、また仕切板21の中間高さに設けた円形でも同様の
働きをする。
さらに、ヘッダ12とノズル部13とが互いに独立して
区画形成されているので、ノズル部13の清掃を容易に
行うことができる。例えば、ノズル部13の外側板34
を着脱自在に形成しておけば、ヘッダ12内に冷却流体
があっても清掃ができ、ノズルの耐久性向上等に寄与す
る。
なお、ノズル孔20は、空気溜りが発生しないように、
鉛直方向に対して10〜15度の傾斜を有する漏斗状に
区画されているものであるが、この形状は丸孔に限るも
のではなく、スリット孔でも、また複数孔で形成しても
構わない。
[考案の効果] 以上要するに本考案によれば、次のような優れた効果を
発揮する。
(1)ヘッダとノズル部との上部間を掛け渡して設けられ
た均圧室と、機幅方向に並設された均圧孔と、ノズル部
を機幅方向に分割するノズル仕切板と、均圧室とノズル
部とを連通させるノズル孔と、均圧室をノズル孔毎に均
圧孔側から仕切る均圧室仕切板とを備えたので、機幅方
向に均圧化された冷却流体を流出させることができ、所
望の流量分布を得ることができる。
(2)均圧室の下方部分を仕切るようにしたので、冷却流
体の流出停止を、均圧室の容量に応じた速さで迅速に行
い得る。
(3)ノズル孔を下方に形成された流路に沿って設けたの
で、円滑な水切り、均等流出が促進される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る冷却ノズルの一実施例を示した側
面図、第2図は第1図中のII−II線矢視断面図、第3図
は冷却流体の流量分布パターンを示した図、第4図は従
来の冷却ノズルを示した側面図、第5図はその正面図、
第6図は他の従来例を示した正面図である。 図中、12はヘッダ、13はノズル部、14はノズル仕
切板、15は均圧室、18は均圧孔、20はノズル孔、
21は均圧室仕切板である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】圧送された冷却流体を貯留するヘッダと、
    該ヘッダ内の冷却流体を下方に流出させるための流路を
    機幅方向に沿ってスリット状に形成するノズル部とを有
    した冷却用ノズルにおいて、隣設された上記ヘッダおよ
    びノズル部の上部間に掛け渡された均圧室と、上記機幅
    方向に並設されて該均圧室と上記ヘッダとを連通させる
    均圧孔と、上記ノズル部を上記機幅方向に分割するノズ
    ル仕切板と、上記流路に沿って形成されて上記均圧室と
    分割された各ノズル部とを連通させるノズル孔と、上記
    均圧室の下方部分を上記ノズル孔毎に上記均圧孔側から
    仕切る均圧室仕切板とを備えたことを特徴とする冷却用
    ノズル。
JP2918888U 1988-03-07 1988-03-07 冷却用ノズル Expired - Lifetime JPH0625840Y2 (ja)

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JPH01136155U JPH01136155U (ja) 1989-09-18
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