JPH0625849U - 電子写真装置用帯電装置 - Google Patents
電子写真装置用帯電装置Info
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- JPH0625849U JPH0625849U JP6185592U JP6185592U JPH0625849U JP H0625849 U JPH0625849 U JP H0625849U JP 6185592 U JP6185592 U JP 6185592U JP 6185592 U JP6185592 U JP 6185592U JP H0625849 U JPH0625849 U JP H0625849U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 帯電ワイヤ及びグリッドワイヤの自動清掃を
可能にすると共にサービスマンによる帯電ワイヤ等の清
掃、交換作業を容易に行うことができる電子写真装置用
帯電装置を得ることが目的である。 【構成】 スコロトロン10は帯電ワイヤ106、グリ
ッドワイヤ114が張設された放電器本体80と送り螺
子122、移動ピース126等を備えた清掃器本体82
とから成り、両者は螺子148で分離可能に組み付けら
れている。また、帯電ワイヤ106等を清掃するクリー
ナ128も上部クリーナ130と下部クリーナ132と
に分離可能に組み付けられている。従って、作業時に両
者を容易に分離することができ、帯電ワイヤ106等の
清掃、交換作業を容易に行うことができる。
可能にすると共にサービスマンによる帯電ワイヤ等の清
掃、交換作業を容易に行うことができる電子写真装置用
帯電装置を得ることが目的である。 【構成】 スコロトロン10は帯電ワイヤ106、グリ
ッドワイヤ114が張設された放電器本体80と送り螺
子122、移動ピース126等を備えた清掃器本体82
とから成り、両者は螺子148で分離可能に組み付けら
れている。また、帯電ワイヤ106等を清掃するクリー
ナ128も上部クリーナ130と下部クリーナ132と
に分離可能に組み付けられている。従って、作業時に両
者を容易に分離することができ、帯電ワイヤ106等の
清掃、交換作業を容易に行うことができる。
Description
【0001】
本考案は、光導電性感光体表面に静電潜像を形成してこの静電潜像を現像する ことによりトナー画像を形成する電子写真装置に用いられ、帯電ワイヤ等の自動 清掃機能を有する電子写真装置用帯電装置に関する。
【0002】
一般に、複写機、レーザービームプリンタ等の電子写真装置には、感光ドラム の表面に近接した位置に帯電装置が配設されている。この帯電装置によって感光 ドラムの表面が帯電された後、露光装置によって露光されることにより静電潜像 が形成され、これを現像することによりトナー画像が得られるように構成されて いる。
【0003】 この種の帯電装置では絶縁ブロックが配設されたシールドケースを備えており 、このシールドケースに感光ドラムの表面をコロナ放電によって帯電させるため の帯電ワイヤが張設されている。また、帯電ワイヤによるコロナ放電を均一に分 散させて画質を向上させるための複数のグリッドワイヤが張設されたものもある (以下、帯電ワイヤ及びグリッドワイヤを備えた帯電装置を「スコロトロン」と いう)。
【0004】 図8には、この種のスコロトロンの一例が幅方向中間部で切断した状態で示さ れている。このスコロトロン150では、矩形平板の両端部を同方向に屈曲させ てコ字形とした導電性のシールドケース152を備えており、このシールドケー ス152の長手方向両端部内側に絶縁ブロック154、156が配設されている 。これらの絶縁ブロック154、156間には、その底面側に帯電ワイヤ158 が張設されていると共に上部開放側の面に複数本のグリッドワイヤ160が張設 されている。
【0005】 ところで、電子写真装置を継続使用していくと、帯電ワイヤ158、グリッド ワイヤ160がそれ自身劣化すると共にNOX (窒素酸化物)や使用済のトナー が表面に付着して表面が汚れる。また、劣化等のため場合によっては帯電ワイヤ 159、グリッドワイヤ160が、断線することもあり得る。このため、従来で は、サービスマンによって定期的な保守点検が行われる際に、帯電ワイヤ158 、グリッドワイヤ160等をアルコール等で払拭清掃すると共に必要に応じてこ れらの部品の交換が行われていた。
【0006】 しかしながら、この構造のスコロトロン150において、サービスマンがスコ ロトロン150全体を電子写真装置から抜き出して帯電ワイヤ158の清掃作業 もしくは交換作業をする場合、グリッドワイヤ160が邪魔になり、作業に手間 がかかるという不具合がある。さらには、帯電ワイヤ158の清掃、交換作業中 にグリッドワイヤ160を引っ掛けて断線させてしまったり、弛ませてしまうこ ともあるので、サービスマンにある程度の熟練性が要求される。この結果、メン テナンスに要するコストが高くなるという不具合も生じる。
【0007】 このような不具合を解消することを目的とした構造のスコロトロンが、実開昭 58−11753号公報に開示されている。図7(A)、(B)に示されるよう に、このスコロトロン162では、電子写真装置に設けられたガイドレール16 4(図7(B)参照)にケーシング166が挿嵌されるようになっている。また 、このケーシング166の長手方向の一方の端部には、帯電ワイヤ168が張設 される帯電ワイヤ用エンドブロック170Aと、スプリング172(図7(A) 参照)で所定のテンションが付与された複数本のグリッドワイヤ174が張設さ れるグリッドワイヤ用エンドブロック170Bと、に分離可能とされた絶縁ブロ ック170が配設されている。なお、ケーシング166の長手方向の他方の端部 にも同様に絶縁ブロック(図示省略)が配設されている。この内、帯電ワイヤ用 エンドブロック170Aはケーシング166に固着されている。また、ケーシン グ166の内側にグリッドワイヤ用エンドブロック170Bをスライドさせるた めの溝176が形成されている。
【0008】 このスコロトロン162によれば、帯電ワイヤ用エンドブロック170A(帯 電ワイヤ168)を電子写真装置内に残したままグリッドワイヤ用エンドブロッ ク170B(グリッドワイヤ174)のみを単独で抜き出すことが可能となり、 これによりグリッドワイヤ174の清掃の容易化を図っている。
【0009】
しかしながら、前述した図8に示されるスコロトロン150についてもいえる ことであるが、このスコロトロン162によってもすべての保守点検作業がサー ビスマンの手作業によって行われるので、依然として作業が煩雑であり、メンテ ナンスに要するコストが高くなるという問題点は解消されない。また、この構造 によれば、帯電ワイヤ用エンドブロック170Aを装置内に残したままグリッド ワイヤ用エンドブロック170Bのみを単独で抜き出す構成、即ちスコロトロン 162をワイヤ単位で分割するという構成であるため、抜き出し後に再度装置内 にグリッドワイヤ用エンドブロック170Bを挿入する際に、これを帯電ワイヤ 用エンドブロック170A等にぶつけるおそれがある。この場合、グリッドワイ ヤ174に損傷、弛み等が生じて、画像劣化の原因になる。
【0010】 なお、この種のスコロトロンにおいて、電子写真装置内への装着時に帯電ワイ ヤ等を自動清掃するように構成したものもあるが、一般にはこのような自動清掃 機能付のスコロトロンではそれ自体分離できない構造にはなっている。また、こ の自動清掃機能を前記スコロトロン162に付加することも考えられるが、自動 清掃するためのクリーナをスコロトロン162の内部に装着する必要があるため 、グリッドワイヤ用エンドブロック170Bを抜き出す際にこれとクリーナとが 干渉して抜き出しできなくなり、構成上成立しない。
【0011】 本考案は上記事実を考慮し、帯電ワイヤ及びグリッドワイヤの自動清掃を可能 にすると共にサービスマンによる帯電ワイヤ等の清掃、交換作業を容易に行うこ とができる電子写真装置用帯電装置を得ることが目的である。
【0012】
請求項1記載の本考案は、光導電性感光体表面に静電潜像を形成してこの静電 潜像を現像することによりトナー画像を形成する電子写真装置に用いられ、前記 光導電性感光体表面をコロナ放電によって帯電させる帯電ワイヤと、この帯電ワ イヤと前記光導電性感光体表面との間に複数本配置され、前記帯電ワイヤからの コロナ放電を前記光導電性感光体表面に対して均一に帯電させるグリッドワイヤ と、を備えた放電器本体と、少なくとも前記帯電ワイヤ及びグリッドワイヤと部 分的に接触した状態に配置されたクリーナを前記帯電ワイヤ及びグリッドワイヤ に沿って移動させる駆動手段を備えた清掃器本体と、を有する電子写真装置用帯 電装置であって、前記清掃器本体を前記放電器本体における前記帯電ワイヤ側に 分離可能に取り付けたことを特徴としている。
【0013】 請求項2記載の本考案は、請求項1記載の本考案において、前記クリーナは前 記帯電ワイヤに対して放電器本体側と清掃器本体側とに分離可能とされているこ とを特徴としている。
【0014】
請求項1記載の本考案によれば、電子写真装置は放電器本体と清掃器本体とを 有しており、この内、清掃器本体が放電器本体における帯電ワイヤ側に分離可能 に取り付けられているので、必要に応じて清掃器本体と放電器本体とを分離する ことができる。このため、例えば、サービスマンによって帯電ワイヤ、グリッド ワイヤ等のアルコール等を用いた清掃作業やこれらの交換作業を行う場合、帯電 装置を抜き出した後、両本体を分離することにより放電器本体のみを対象として 作業を行うことができるので、容易に作業を行うことができる。なお、清掃器本 体は放電器本体における帯電ワイヤ側に分離可能に取り付けられているので、後 述する光導電性感光体表面の帯電時における放電を阻害することもない。
【0015】 また、帯電装置が電子写真装置に装着されている場合には、清掃器本体の駆動 手段によって、少なくとも帯電ワイヤ及びグリッドワイヤと部分的に接触した状 態に配置されたクリーナが帯電ワイヤ及びグリッドワイヤに沿って移動するので 、少なくとも帯電ワイヤ及びグリッドワイヤの自動清掃が可能となる。
【0016】 なお、上述した帯電装置はその放電器本体の帯電ワイヤによってコロナ放電が 生じ、これによって光導電性感光体表面が帯電される。この際、帯電ワイヤと光 導電性感光体表面との間に複数本配置されたグリッドワイヤによって、光導電性 感光体表面が均一に帯電される。その後、光導電性感光体表面に静電潜像が形成 されて、この静電潜像が現像されることによりトナー画像が形成されることにな る。
【0017】 請求項2記載の本考案によれば、請求項1記載の本考案において、クリーナが 帯電ワイヤに対して放電器本体側と清掃器本体側とに分離可能とされているため 、放電器本体と清掃器本体とを分離する際にクリーナをも分離することができる ので、前述した帯電ワイヤ等の清掃及び交換作業がより一層容易になる。
【0018】
以下、図1〜図6を用いて、本考案の一実施例に係る帯電装置としてのスコロ トロン10について説明する。
【0019】 図6には、スコロトロン10を備えた電子写真装置としての複写機12の概略 構成が示されている。複写機12は、光源14、複数のミラー16、17及びレ ンズユニット18等で構成される露光装置20を備えている。また、複写機12 にはその露光装置20の上方側に原稿載置板22が設けられており、複写する原 稿がセットできるようになっている。上述した光源14及びミラー17は原稿載 置板22に沿って移動可能とされており、原稿載置板22にセットされた原稿の 画像を複写機12の略中央に配置された光導電性感光体としての感光ドラム24 の周面の所定位置へ走査露光するように構成されている。
【0020】 感光ドラム24はアルミニウム等の導電性材料で形成されており、その周面に は有機(もしくは無機)光導電体が塗布されている。この感光ドラム24の周面 には、回転方向(図6の矢印A方向)に沿ってスコロトロン10(これについて は後に詳述する)、現像ローラ26、搬送ローラ28、転写チャージャ29、剥 離爪30、クリーニングブラシローラ32、クリーニングブレード34、除電器 36が順次配置されている。以下、この順に簡単に説明する。
【0021】 現像ローラ26と感光ドラム24との間へは、複写機12の内部に装填された トナーカートリッジ38から補給されるトナー40がトナー補給ローラ42、ブ ラシローラ44によって供給されている。また、搬送ローラ28は、複写機12 の側面下部に配置されたストッカー46と搬送経路48によって接続されている 。ストッカー46には、複数枚の用紙50及びこれを一枚づつ挟持し複写機12 内へ送り込む一対の給紙ローラ52が配設されている。また、搬送経路48は、 複数のガイド板54、搬送ローラ56、ガイドローラ58によって構成されてお り、給紙ローラ52によって搬送されてきた用紙50を搬送ローラ28間へ挟持 搬送している。
【0022】 搬送ローラ28は搬送経路48を通って搬送されてきた用紙50を感光ドラム 24の周面下部に密着させており、この搬送ローラ28によって感光ドラム24 の周面に密着された用紙50に、搬送ローラ28に隣接して配置された転写チャ ージャ29がトナー画像を転写している。この搬送ローラ28に隣接する位置に は剥離爪30が配設されており、この剥離爪30によって転写後の用紙50が剥 離されてこれを搬送経路60へ送り込むようになっている。剥離爪30に対して 感光ドラム24の回転方向下流側には、クリーニングブラシローラ32及びクリ ーニングブレード34が配置されており、用紙50の剥離後において感光ドラム 24の周面に付着しているトナー40の除去等を行っている。さらに、クリーニ ングブレード34に対して感光ドラム24の回転方向下流側には除電器36が配 置されており、スコロトロン10による感光ドラム24の帯電前に予め除電して いる。
【0023】 一方、搬送経路60は、複数のガイド板62、搬送ローラ64、ガイドローラ 66によって構成されており、剥離爪30で剥離された用紙50を搬送経路60 の下流側に配置された加圧定着ローラ68へ案内している。加圧定着ローラ68 で加圧定着された用紙50は、剥離爪70で剥離された後、一対の排紙ローラ7 2で挟持され複写機12の側面に設けられたトレー74に排紙されるように構成 されている。
【0024】 さて、図1及び図2に示されるように、上述したスコロトロン10は、放電器 本体80と清掃器本体82とによって構成されている。なお、図1は、図2を反 転した状態で一部を分解して示す斜視図である。放電器本体80は矩形板材とさ れた一対のシールドケース84を備えており、これらは導電性材料で形成されて いる。これらの一対のシールドケース84間には、その長手方向両端部に直方体 形状の絶縁ブロック86、88が配置されている。これらの一対の絶縁ブロック 86、88と一対のシールドケース84とは複数の螺子90によって相互に組み 付けられている。なお、絶縁ブロック86、88の高さ寸法はシールドケース8 4の高さ寸法よりも若干大とされており、従ってこれらを相互に組み付けた状態 では、絶縁ブロック86、88が若干シールドケース84よりも突出した状態と なる。
【0025】 図1及び図3(C)に示されるように、上述した絶縁ブロック86にはその清 掃器本体82側の面に凹部92が形成されており、更にこの凹部92の中央には 一対の係止螺子94が一部のみ螺合された状態で立設している。同様に、絶縁ブ ロック88にはその清掃器本体82側の面に凹部96が形成されている。これら の絶縁ブロック86、88の互いに対向する端面には、各々一対の切欠き98、 100が形成されている。また、絶縁ブロック88には一対の端子102、10 4が設けられており、その内の一方の端子102の先端部102Aが凹部96内 に挿入配置されている。さらに、端子102の先端部102Aには一対の突起1 02Bが形成されており、その各々に帯電ワイヤ106の一端が係止されている 。これらの帯電ワイヤ106の中間部は絶縁ブロック86、88の切欠き98、 100内に配置されており、また他端は引張コイルばね108を介して前記係止 螺子94に係止されている。このため、各帯電ワイヤ106には、引張コイルば ね108によって所定のテンションが付与されている。
【0026】 また、絶縁ブロック86、88における清掃器本体82と反対側の面は、前述 した感光ドラム24の半径よりも若干長い半径の円弧面とされている。図2及び 図3(A)に示されるように、この絶縁ブロック86、88の円弧面側には所定 間隔で形成された係止突起110、112が形成されている。そして、一端及び 他端が螺子90によってシールドケース84に接触状態で固定されたグリッドワ イヤ114が、順次これらの係止突起110、112に掛け渡されて張設されて いる。このため、グリッドワイヤ114は絶縁ブロック86、88の円弧面に沿 って張設されることになり、前述した感光ドラム24の周面に近接状態でかつ等 距離に配置することが可能になる。なお、帯電ワイヤ106とグリッドワイヤ1 14とは、絶縁ブロック86、88によって相互に絶縁されている。
【0027】 一方、図1及び図2に示されるように、清掃器本体82も、放電器本体80の シールドケース84に対応して長手直角断面が略コ字形のケーシング116を備 えており、その両側壁116Aが放電器本体80のシールドケース84に当接配 置されている。また、このケーシング116の幅方向中間部には、その長手方向 に沿って案内溝118が形成されている。この案内溝118の長手方向の一方の 端部には切り起こしによる軸受け120が形成されており、送り螺子122の軸 方向の一方の端部が軸支されている。また、送り螺子122の軸方向の他方の端 部は、ケーシング116の端部(放電器本体80の絶縁ブロック86側の端部) に配設されたブロック124の内の図示しないモータへ連結されている。なお、 モータは図示しない制御装置によってその作動(正転、逆転、作動タイミング等 )が制御されている。また、送り螺子122の軸方向中間部には、移動ピース1 26が螺合されており、前記案内溝118内へ嵌入保持されている。移動ピース 126は略十字形とされており、送り螺子122が螺合する基部126A、直方 体形状の嵌入部126B及びこれらの接続位置に突出形成されガイド板として機 能するフランジ126Cから成る(図4にも示される)。従って、モータが駆動 (正転又は逆転)することにより、移動ピース126は案内溝118に沿って所 定のタイミングで往復運動する。なお、モータの回転数を予め設定しておき、こ の回転数を制御することによって移動ピース126を往復運動させてもよいし、 移動ピース126の移動区間の起点及び終点にリミットスイッチを配設すること によって移動ピース126を往復運動させるようにしてもよい。また、モータの ロック電流を検知して往復運動させる方法もある。上述した送り螺子122、移 動ピース126及びモータが、本考案における駆動手段に相当する。
【0028】 図1、図4及び図5に示されるように、移動ピース126と一体的に移動する クリーナ128は、上部クリーナ130及び下部クリーナ132から構成されて いる。
【0029】 上部クリーナ130は略コ字形とされており、その中間部には移動ピース12 6の嵌入部126Bが分離可能に嵌入される矩形状の開口134が形成されてい る。また、上部クリーナ130の両側部内側には各々一対のクリーナ片136が 形成されている。クリーナ片136の互いに対向する内側面には帯電ワイヤ10 6のクリーニング用のパッド138が接着されており、一対のパッド138間に 帯電ワイヤ106が部分的に接触した状態で位置されている。また、両側のクリ ーナ片136間には、一対の円柱形状の嵌入突起140が形成されている。
【0030】 下部クリーナ132は上部クリーナ130よりも一回り大きい略コ字形とされ ており、その長手方向中間部には前記一対の嵌入突起140が分離可能に嵌入さ れる一対の支持突起142が形成されている。この下部クリーナ132の長手方 向両端部(立ち上がり部)には、その外側面にシールドケース84のクリーニン グ用のパッド144が接着されており、前述した放電器本体80のシールドケー ス84の内側面に部分的に接触している。また、下部クリーナ132にはその円 弧面(感光ドラム24側の面)にグリッドワイヤ114のクリーニング用のパッ ド146が接着されており、グリッドワイヤ114と部分的に接触している。
【0031】 上述した放電器本体80と清掃器本体82とは螺子148で組み付けられるこ とにより一体構成品とされており、この状態ではクリーナ128がその内部空間 に配置されるようになっている。
【0032】 以下に、本実施例の作用を説明する。 最初に、簡単に複写機12全体の作動について説明する。まず、スコロトロン 10が、複写機12における感光ドラム24の周面の所定位置に予めセットされ る。このセット状態では、グリッドワイヤ114が感光ドラム24の周面に近接 して配置されることになる。この状態で複写機12が使用されると、スコロトロ ン10の端子102を介して帯電ワイヤ106に所定の電圧が印加されてコロナ 放電が起きる。この帯電ワイヤ106からのコロナ放電は、複数本のグリッドワ イヤ114に一定の制御電圧が加えられているため、感光ドラム24の周面は、 その周方向に所定の電荷(正または負)で均一に帯電される。すなわち、スコロ トロン10における帯電ワイヤ106はコロナ放電させる為に存在し、複数本の グリッドワイヤ114は光導電性感光体表面電位がある一定以上の電圧にならな いようにして画質を向上させる為に存在する。
【0033】 次に、露光装置20による走査露光によって、原稿の画像に応じた静電潜像が 形成される。すなわち、感光ドラム24の周面の光導電体に均一に蓄えられた電 荷の一部が、露光されたことによりアースされる。これにより、静電潜像が感光 ドラム24の周面に形成される。その後、現像ローラ26によってトナーカート リッジ38及びトナー補給ローラ42、ブラシローラ44で供給されたトナー4 0が電荷に応じて付着して現像される。これとほぼ同時にストッカー46から搬 送経路48を通って用紙50が搬送されてきて、感光ドラム24の周面に密着し 転写チャージャ29によって画像が転写される。画像が転写された用紙50は剥 離爪30によって感光ドラム24から剥離された後、搬送経路60によって加圧 定着ローラ68へ搬送される。その後、加圧定着ローラ68によって加圧定着さ れた後、剥離爪70によって加圧定着ローラ68から用紙50が剥離され、一対 の排紙ローラ72で挟持されながらトレー74上に排紙される。
【0034】 なお、剥離爪30によって用紙50が剥離された後、感光ドラム24の周面に 残留しているトナー40がクリーニングブラシローラ32、クリーニングブレー ド34によって除去されて清掃される。その後、除電器36によって除電されて 再びスコロトロン10による帯電が開始されることになる。
【0035】 ここで、上述した作動を繰り返す内に、帯電ワイヤ106及びグリッドワイヤ 114の表面にNOX 等が付着して、画像を劣化させることがある。このため、 本実施例におけるスコロトロン10では、帯電ワイヤ106、グリッドワイヤ1 14及びシールドケース84の内側面が自動クリーニングされるようになってい る。すなわち、図示しないモータが駆動(正転、反転)することにより、移動ピ ース126が送り螺子122に沿って所定のタイミングで往復運動する。これに より、移動ピース126と連結された上部クリーナ130、下部クリーナ132 が一体的に帯電ワイヤ106、グリッドワイヤ114に沿って移動する。このた め、上部クリーナ130のパッド138によって帯電ワイヤ106の表面が、下 部クリーナ132のパッド146によってグリッドワイヤ114の表面が、更に 下部クリーナ132のパッド144によってシールドケース84の内側面が、各 々クリーニングされる。
【0036】 一方、クリーナ128による自動クリーニングのみならず、汚れが激しいとき や定期的なメンテナンス時にサービスマンがアルコール等によって払拭清掃する 場合、あるいは帯電ワイヤ106、グリッドワイヤ114がそれ自身の劣化等に より断線し、もしくはそのおそれがある場合、帯電ワイヤ106、グリッドワイ ヤ114の払拭清掃または交換する必要がある。この場合の手順について、以下 に説明する。
【0037】 まず、スコロトロン10を複写機12から抜き出し、螺子148が外される。 これにより、放電器本体80と清掃器本体82とが分離される。これと同時に、 移動ピース126と残りの上部クリーナ130、下部クリーナ132とが離脱さ れる。その後、上部クリーナ130が下部クリーナ132から離脱される。この 状態が図1に示される状態である。これにより、帯電ワイヤ106を払拭清掃す る場合には図3(C)に示される状態で行うことができ、またグリッドワイヤ1 14を払拭清掃する場合には図3(A)に示される状態で行うことができる。こ のため、帯電ワイヤ106、グリッドワイヤ114が相互に干渉することなく、 清掃作業が行える。
【0038】 次に、帯電ワイヤ106の交換作業を行う場合には、この分離状態において、 引張コイルばね108を係止螺子94から離脱させればよい。また、グリッドワ イヤ114の交換作業を行う場合には、この分離状態において、グリッドワイヤ 114の両端部を係止している螺子90を緩めることにより、順次110から離 脱させることができる。
【0039】 このように本実施例では、スコロトロン10を放電器本体80と清掃器本体8 2とで分離可能に構成し、しかもクリーナ128においても帯電ワイヤ106を 中心として分離可能に構成したので、使用時における自動クリーニングを行うこ とができるのみならず、サービスマンによる帯電ワイヤ106、グリッドワイヤ 114の清掃作業及び交換作業を相互に干渉することなく容易に行うことができ る。また、作業終了後のスコロトロン10の組付作業も容易に行うことができる 。従って、サービスコストの削減を図ることができる。
【0040】 また、移動ピース126によって移動するクリーナ128を上部クリーナ13 0と下部クリーナ132とに分割したことにより、個々の部品を必要に応じて交 換することができ、互換性に優れている。すなわち、劣化し易い帯電ワイヤ10 6のクリーニングを行う上部クリーナ130が、これに応じてパッド138が早 めに磨耗等した場合に、上部クリーナ130のみを交換することが可能となる等 のメリットがある。
【0041】 さらに、清掃器本体82が放電器本体80の帯電ワイヤ106側に分離可能に 取り付けられているので、感光ドラム24の帯電時に帯電ワイヤ106からのコ ロナ放電が阻害されることもない。
【0042】 また、帯電ワイヤ106、グリッドワイヤ114は放電器本体80に張設され た後は一体構成品となるので、即ち図7に示される従来技術のようにワイヤ単位 で分離されることはないので、帯電ワイヤ106、グリッドワイヤ114の安定 した張設状態を維持することができる。
【0043】 さらに、本実施例では、絶縁ブロック86、88をシールドケース84のみで 挟持し、相互に螺子90で組付ける構成にしたので、グリッドワイヤ114の組 付作業性を向上させることができるというメリットもある。
【0044】 なお、本実施例では、スコロトロン10を複写機12に適用したが、これに限 らず、電子写真装置であれば本考案はすべて適用することができる。例えば、レ ーザービームプリンタやプロッタ等の電子写真装置に本考案を適用してもよい。
【0045】 また、本実施例では、クリーナ128を移動ピース126、上部クリーナ13 0、下部クリーナ132に分割し、帯電ワイヤ106をクリーニングするための クリーナ片136、パッド138を上部クリーナ130側に設けているが、これ に限らず、下部クリーナ132側に設けてもよい。この場合、クリーナ128の 分割時にパッド138が帯電ワイヤ106と引っ掛かることを防止することがで きるというメリットがある。
【0046】 さらに、本実施例では、下部クリーナ132が一体成形品とされているが、こ れに限らず、更にパッド144が接着される両側部を分離可能にしてもよい。例 えば、図4に示される移動ピース126の嵌入部126Bと上部クリーナ130 の開口134との嵌合構造を適用する等により分離可能となる。この場合、放電 器本体80と清掃器本体82との分離時に上部クリーナ130と下部クリーナ1 32とを分離することができるのに加えて、下部クリーナ132自体もまずパッ ド144部分を下部クリーナ132から離脱させた後、支持突起142を把持し て略90度回転させることにより下部クリーナ132自体も難なく放電器本体8 0から分離することができるというメリットがある。
【0047】 また、本実施例では、放電器本体80と清掃器本体82とを螺子148で相互 に組み付けているが、組付の構成はこれに限らず、例えば絶縁ブロック80、8 2に樹脂製の爪を一体形成しておき、ワンタッチで放電器本体80と清掃器本体 82とを組付けるようにしてもよい(この場合、放電器本体80及び清掃器本体 82の長手方向、長手直角方向の組付微調整用の手段を併せ持つのが好ましい) 。
【0048】
以上説明したように請求項1記載の本考案に係る電子写真装置用帯電装置は、 清掃器本体を放電器本体における帯電ワイヤ側に分離可能に取り付けたので、帯 電ワイヤ及びグリッドワイヤの自動清掃を可能にすると共にサービスマンによる 帯電ワイヤ等の清掃、交換作業を容易に行うことができるという優れた効果を有 する。
【0049】 また、請求項2記載の本考案に係る電子写真装置用帯電装置は、請求項1記載 の本考案において、クリーナを帯電ワイヤに対して放電器本体側と清掃器本体側 とに分離可能としたので、放電器本体と清掃器本体とを分離する際にクリーナを も分離することができ、前述した帯電ワイヤ等の清掃及び交換作業をより一層容 易にすることができるという優れた効果を有する。
【図1】本考案の一実施例に係る帯電装置を示す分解斜
視図である。
視図である。
【図2】図1の帯電装置が組み付けられた状態を示す斜
視図である。
視図である。
【図3】図1の放電器本体を示しており、図3(A)は
その平面図、図3(B)はその側面図、図3(C)はそ
の底面図である。
その平面図、図3(B)はその側面図、図3(C)はそ
の底面図である。
【図4】図1のクリーナを示す分解斜視図である。
【図5】図4のクリーナが組み付けられた状態を帯電装
置の長手直角方向の面に沿って切断した状態で示す断面
図である。
置の長手直角方向の面に沿って切断した状態で示す断面
図である。
【図6】図1の帯電装置を備えた複写機の概略構成を示
す構成図である。
す構成図である。
【図7】従来例に係る帯電装置を示し、図7(A)はそ
の側面図、図7(B)は図7(A)の(B)−(B)線
断面図である。
の側面図、図7(B)は図7(A)の(B)−(B)線
断面図である。
【図8】他の従来例に係る帯電装置を示す斜視図であ
る。
る。
10 スコロトロン(帯電装置) 12 複写機(電子写真装置) 24 感光ドラム(光導電性感光体) 80 放電器本体 82 清掃器本体 106 帯電ワイヤ 114 グリッドワイヤ 122 送り螺子(駆動手段) 126 移動ピース(駆動手段) 128 クリーナ 130 上部クリーナ 132 下部クリーナ 138 パッド 146 パッド 148 螺子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 松井 道則 東京都港区赤坂三丁目3番5号 富士ゼロ ックス株式会社内
Claims (2)
- 【請求項1】 光導電性感光体表面に静電潜像を形成し
てこの静電潜像を現像することによりトナー画像を形成
する電子写真装置に用いられ、 前記光導電性感光体表面をコロナ放電によって帯電させ
る帯電ワイヤと、 この帯電ワイヤと前記光導電性感光体表面との間に複数
本配置され、前記帯電ワイヤからのコロナ放電を前記光
導電性感光体表面に対して均一に帯電させるグリッドワ
イヤと、 を備えた放電器本体と、 少なくとも前記帯電ワイヤ及びグリッドワイヤと部分的
に接触した状態に配置されたクリーナを前記帯電ワイヤ
及びグリッドワイヤに沿って移動させる駆動手段を備え
た清掃器本体と、 を有する電子写真装置用帯電装置であって、 前記清掃器本体を前記放電器本体における前記帯電ワイ
ヤ側に分離可能に取り付けたことを特徴とする電子写真
装置用帯電装置。 - 【請求項2】 前記クリーナは前記帯電ワイヤに対して
放電器本体側と清掃器本体側とに分離可能とされている
ことを特徴とする請求項1記載の電子写真装置用帯電装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6185592U JPH0625849U (ja) | 1992-09-02 | 1992-09-02 | 電子写真装置用帯電装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6185592U JPH0625849U (ja) | 1992-09-02 | 1992-09-02 | 電子写真装置用帯電装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0625849U true JPH0625849U (ja) | 1994-04-08 |
Family
ID=13183139
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6185592U Pending JPH0625849U (ja) | 1992-09-02 | 1992-09-02 | 電子写真装置用帯電装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0625849U (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007010746A (ja) * | 2005-06-28 | 2007-01-18 | Kyocera Mita Corp | 画像形成装置 |
| EP1980916A1 (en) * | 2007-04-13 | 2008-10-15 | Ricoh Company, Ltd. | Grid electrode, scorotron charger, and process cartridge, and image forming apparatus incorporating same |
| DE19530898B4 (de) * | 1994-08-31 | 2010-01-21 | Eastman Kodak Co. | Vorrichtung zum automatischen Reinigen einer Koronaladeeinrichtung für elektrostatographische Reproduktionsvorrichtungen |
| US8437656B2 (en) | 2009-05-19 | 2013-05-07 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Charger |
-
1992
- 1992-09-02 JP JP6185592U patent/JPH0625849U/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE19530898B4 (de) * | 1994-08-31 | 2010-01-21 | Eastman Kodak Co. | Vorrichtung zum automatischen Reinigen einer Koronaladeeinrichtung für elektrostatographische Reproduktionsvorrichtungen |
| JP2007010746A (ja) * | 2005-06-28 | 2007-01-18 | Kyocera Mita Corp | 画像形成装置 |
| EP1980916A1 (en) * | 2007-04-13 | 2008-10-15 | Ricoh Company, Ltd. | Grid electrode, scorotron charger, and process cartridge, and image forming apparatus incorporating same |
| JP2008262111A (ja) * | 2007-04-13 | 2008-10-30 | Ricoh Co Ltd | グリッド電極・スコロトロン帯電装置・プロセスカートリッジ・画像形成装置 |
| US8437656B2 (en) | 2009-05-19 | 2013-05-07 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Charger |
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