JPH06258817A - 位相シフトマスクおよびそれに用いるブランクならびにそれらの製造方法 - Google Patents

位相シフトマスクおよびそれに用いるブランクならびにそれらの製造方法

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JPH06258817A
JPH06258817A JP4517393A JP4517393A JPH06258817A JP H06258817 A JPH06258817 A JP H06258817A JP 4517393 A JP4517393 A JP 4517393A JP 4517393 A JP4517393 A JP 4517393A JP H06258817 A JPH06258817 A JP H06258817A
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JP
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phase shift
layer
shift mask
luminescence
film
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JP4517393A
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English (en)
Inventor
Kenta Hayashi
健太 林
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Toppan Inc
Original Assignee
Toppan Printing Co Ltd
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Publication date
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  • Preparing Plates And Mask In Photomechanical Process (AREA)
  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】酸化珪素膜を位相シフト層として有する位相シ
フトマスクを使用する際に、i線並びにKrFエキシマ
レーザを光源とする露光装置用として、信頼性が高く、
且つKrFエキシマレーザの場合に露光エネルギーを有
効に利用することが可能であること、以上を満たす位相
シフトマスクおよびそれに用いるブランクならびにそれ
らの製造方法を提供する。 【構成】透明基板1と、シリコンの酸化物からなる位相
シフト層3とを少なくとも備えた位相シフトマスクにお
いて、該位相シフト層3が、該位相シフト層3の形成後
に、減圧下で、より好ましくは減圧下で且つ不活性ガス
雰囲気下で、加熱処理されていることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばLSI、VLS
I等々の半導体集積回路に代表されるような極めて微細
なパターンを、フォトファブリケーションを応用して形
成する際に、投影露光装置に装填され原画として使用さ
れるいわゆるフォトマスクとその製造に用いるブランク
そしてそれらの製造方法に係り、特にはいわゆる位相シ
フト技術を応用したものに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のフォトマスクは、単に投影露光光
に対する透過部と遮光部とからなりパターンを有してい
るだけであり、これでは、極めて接近し隣接したパター
ンを解像しようとする際には、マスクの透過部から漏れ
た光が互いに干渉し合い、解像不良を起こすという問題
が生じていた。そこで、隣接しているパターンを透過す
る投影露光光の位相を180度反転し、微細パターンの
解像性を向上させる位相シフト技術を用いた位相シフト
マスクが開発され注目されている。すなわち、位相シフ
トマスクでは、隣接する開口部の片側に位相シフト部を
設けることにより、透過光が回折し干渉し合う際、位相
が反転しているために境界部の光強度は逆に弱め合い、
強度ゼロになり、その結果転写パターンは分離解像す
る。この関係は焦点位置の前後でも成り立っているた
め、たとえ焦点が多少ずれていても従来法よりは解像度
は向上し、焦点深度の余裕が改善される。
【0003】従来の位相シフトマスクとしては、透明ガ
ラス基板上に、エッチングストッパー層、位相シフト層
および遮光層を設けたものが知られているが、このエッ
チングストッパー層にはアルミナ、酸化スズ等、位相シ
フト層には酸化珪素等、遮光層にはクロム等の材質がそ
れぞれ使用されていた。一方、このような位相シフトマ
スクを用いてシリコンウェハー等に縮小投影露光を行な
うための露光装置(ステッパ)の光源として、従来はg
線(波長436nm)およびi線(波長365nm)が
使用されていたが、近年の半導体素子の著しい高密度化
に伴なって、より一層のパターンの微細化が要求される
ようになり、露光装置の光源も従来のものから、より短
波長の光であるKrFエキシマレーザー(波長248n
m)の使用が検討されてきている。
【0004】ところで、従来の位相シフトマスクの位相
シフト層は、単にスパッタリング法を用いて酸化珪素膜
を形成することにより作製していた。しかしながら、こ
の酸化珪素膜は前記KrFエキシマレーザーを照射した
場合には、波長650nm付近にピークを有するルミネ
センスを発していた。
【0005】これは、理論的に述べると、光を前記酸化
珪素膜に照射することによりルミネセンスが発生すると
いうことは、前記酸化珪素膜自体に構造欠陥があるため
に光のエネルギが吸収されて、電子が価電子帯から禁制
帯をぬけて伝導帯まで励起され、しかる後に自然放出に
よりルミネセンスを発しながら価電子帯まで落ちてくる
事によるものであり、これは露光のために費やそうとし
た光のエネルギはルミネセンスの発生のために損失して
しまう事になる。ちなみに、波長650nm付近にピー
クを有する前記ルミネセンスの原因は、平成3年電気学
会全国大会予稿集S,4−5(大木、長沢 著)にも記
載の如く、
【0006】≡Si−O・
【0007】なるSiO2 構造欠陥にあり、NBOHC
(Non Bridging Oxigen Hole
Center)といわれている。
【0008】つまり、単なる酸化珪素膜を位相シフト層
として有する従来の位相シフトマスクは、KrFエキシ
マレーザーに対しルミネセンスを発してしまうが、この
ことはとりもなおさず、その結果として投影露光光のエ
ネルギが損失され露光に寄与すべきエネルギーが減少さ
せられていたことになる。したがって、前記従来の位相
シフトマスクではKrFエキシマレーザーを投影露光用
光源とするステッパに対しては、位相シフトマスクとし
ての本来の露光性能が発揮できないという問題につなが
っていた。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は前記従来の問
題点に鑑みなされたものであり、その目的とするところ
は、酸化珪素膜を位相シフト層として有する位相シフト
マスクをフォトファブリケーションに使用する際に、i
線を光源とするステッパ等の露光装置用の位相シフトマ
スクおよびそのブランクとして信頼性の高いものをえる
ことが出来、さらには投影露光光源がKrFエキシマレ
ーザーであっても、露光エネルギーを有効に利用するこ
とが出来ること、以上を満たす位相シフトマスクおよび
それに用いるブランクならびにそれらの製造方法を提供
することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に本発明が提供する手段とは、すなわち、透明基板と、
シリコンの酸化物からなる位相シフト層とを少なくとも
備えた位相シフトマスクにおいて、前記位相シフト層
が、前記位相シフト層の形成後に減圧下で加熱処理され
ていることを特徴とする位相シフトマスクである。
【0011】そして好ましくは、前記加熱処理が、減圧
下で且つ不活性ガス雰囲気下で行なわれたことを特徴と
する前記の位相シフトマスクである。
【0012】または、透明基板と、シリコンの酸化物か
らなる位相シフト層とを、少なくとも備えた位相シフト
マスクに用いるブランクにおいて、前記位相シフト層
が、前記位相シフト層の形成後に減圧下で加熱処理され
ていることを特徴とする位相シフトマスクに用いるブラ
ンクである。
【0013】そして好ましくは、前記加熱処理が、減圧
下で且つ不活性ガス雰囲気下で行なわれたことを特徴と
する前記の位相シフトマスクに用いるブランクである。
【0014】あるいは、透明基板上に、少なくともシリ
コンの酸化物からなる位相シフト層を設け、前記位相シ
フト層をパターン化することを特徴とする位相シフトマ
スクの製造方法において、前記位相シフト層の形成後
に、減圧下で加熱を行なうことを特徴とする位相シフト
マスクの製造方法である。
【0015】そして好ましくは、前記加熱処理を、減圧
下で且つ不活性ガス雰囲気下で行なうことを特徴とする
前記の位相シフトマスクの製造方法である。
【0016】そして、透明基板上に、少なくともシリコ
ンの酸化物からなる位相シフト層を設け、前記位相シフ
ト層をパターン化することを特徴とする位相シフトマス
クに用いるブランクの製造方法において、前記位相シフ
ト層の形成後に、減圧下で加熱を行なうことを特徴とす
る位相シフトマスクに用いるブランクの製造方法であ
る。
【0017】そして好ましくは、前記加熱処理を、減圧
下で且つ不活性ガス雰囲気下で行なうことを特徴とする
前記の位相シフトマスクに用いるブランクの製造方法で
ある。
【0018】尚、いわゆる位相シフトマスクもしくはそ
れに用いるブランクとしては、各様の層構成が公知であ
るが、本発明は前記の如く、シリコンの酸化物からなる
位相シフト層を有するものであれば、いずれの層構成で
あっても好ましい適応ができる。
【0019】つまり、透明基板上にエッチングストッパ
ー層、シリコンの酸化物からなる位相シフト層そして遮
光層をこの順に有する位相シフトマスクもしくはそれに
用いるブランクもその一例である。尚、これらシリコン
の酸化物からなる位相シフト層や遮光層をパターン化す
る工程は、減圧下(あるいは同時に不活性ガス雰囲気
下)で加熱処理する工程の前後いずれでも構わない。
【0020】あるいは、透明基板上に、パターン化され
た遮光層とシリコンの酸化物からなる位相シフト層とを
この順に有する位相シフトマスクもしくはそれに用いる
ブランクも好ましい一例である。やはり、シリコンの酸
化物からなる位相シフト層をパターン化する工程は、減
圧下(あるいは同時に不活性ガス雰囲気下)で加熱する
工程の前後いずれでも構わない。
【0021】あるいは、透明基板上に、エッチングスト
ッパー層とシリコンの酸化物からなる位相シフト層とを
この順に有する位相シフトマスクもしくはそれに用いる
ブランクも好ましい一例である。尚、このシリコンの酸
化物からなる位相シフト層をパターン化する工程は、や
はり減圧下(あるいは同時に不活性ガス雰囲気下)で加
熱処理する工程の前後いずれでも構わない。
【0022】それから、透明基板上に、投影露光光に対
して半透明な層とシリコンの酸化物からなる位相シフト
層とをこの順に有する位相シフトマスクもしくはそれに
用いるブランクも好ましい一例である。やはり、これら
半透明な層や位相シフト層をパターン化する工程は、減
圧下(あるいは同時に不活性ガス雰囲気下)で加熱処理
する工程の前後いずれでも構わない。
【0023】そして、透明基板上に、エッチングストッ
パー層、シリコンの酸化物からなる位相シフト層、投影
露光光に対し半透明な層をこの順に有する位相シフトマ
スクもしくはそれに用いるブランクも好ましい一例であ
る。やはり、これら位相シフト層や半透明な層をパター
ン化する工程は、減圧下(あるいは同時に不活性ガス雰
囲気下)で加熱処理する工程の前後いずれでも構わな
い。
【0024】以下、図面を参照しまた補足を加えなが
ら、本発明をさらに詳細に説明する。
【0025】(図1)は本発明に係わる一実施例を断面
図を用いて示したものである。この構成は、透明基板1
上に、エッチングストッパー層2、そして位相シフト層
3、をこの順に成膜し、その後にルミネセンス低減のた
めの加熱処理を行ない、しかる後に遮光層4を成膜す
る。尚、位相シフト層3、遮光層4はそれぞれ選択的に
除去され、所定のパターンに形成されている。ここで、
(図1(d))に示す加熱処理は、遮光層4の成膜後に
遮光パターン4’を形成した後か、または遮光層4の成
膜後に遮光パターン4’および位相シフトパターン3’
を形成した後のいずれで行なってもよい。
【0026】また、(図2)は本発明に係わる別の一実
施例を断面図を用いて示したものである。この構成は、
透明基板1上に、遮光層4を選択的に除去したパターン
すなわち遮光パターン4’を形成してから位相シフト層
3を成膜し、しかる後にルミネセンス低減のための加熱
処理を行ない、その後に位相シフトパターン3’を形成
するものである。ここで(図2(e))に示す加熱処理
は、位相シフト層3を成膜し位相シフトパターン3’を
形成した後に行なってもよい。
【0027】(図3)は本発明に係わる別の一実施例を
断面図を用いて示したものである。透明基板1上に、エ
ッチングストッパー層2、位相シフト層3を順に成膜
し、しかる後にルミネセンス低減のための加熱処理を行
ない、その後に遮光層4を成膜して位相シフトマスクに
用いるブランクを製造している。
【0028】(図4)は本発明の位相シフトマスクおよ
びその製造法の一実施例の構成を示す断面図である。
(図4)より明らかなように、本実施例の構成は、透明
基板1上に、エッチングストッパー層2、位相シフト層
3、を順に成膜し、その後ルミネセンス低減のための加
熱処理を行なう。その後、位相シフト層3は部分的に除
去され所定のパターン状に形成される。ここで(図4
(d))に示す加熱処理は、位相シフトパターン3’を
形成した後に行なってもよい。
【0029】(図5)は本発明の位相シフトマスクおよ
びその製造法の別の実施例の構成を示す断面図である。
本実施例の構成は、透明基板1上に投影露光光に対し半
透明な層6が形成され、位相シフト層3を成膜した後に
ルミネセンス低減のための加熱処理を行ない、その後位
相シフトパターン3’およびパターン化された投影露光
光に対し半透明な層6’を形成するというものである。
ここで(図5(d))に示す加熱処理は、位相シフト層
3成膜後に位相シフトパターン3’を形成した後あるい
は位相シフト層3成膜後に位相シフトパターン3’およ
びパターン化された投影露光光に対し半透明な層6’の
形成後に行なってもよい。
【0030】(図6)は本発明の位相シフトマスクの製
造法の別の一実施例の構成を示す断面図であるが、透明
基板1上に、エッチングストッパー層2、位相シフト層
3を順に成膜し、ルミネセンス低減のための加熱処理を
行なった後、投影露光光に対し半透明な層6を成膜し、
パターン化された投影露光光に対し半透明な層6’、位
相シフトパターン3’を形成するというものである。
【0031】(図7)は本発明の位相シフトマスクブラ
ンクの製造法の一実施例の構成を示す断面図であるが透
明基板1上に、エッチングストッパー層2、位相シフト
層3、を順に成膜し、その後ルミネセンス低減のための
加熱処理を行なうというものである。
【0032】(図8)は本発明の位相シフトマスクブラ
ンクの製造法の別の一実施例の構成を示す断面図である
が本実施例の構成は、透明基板1上に投影露光光に対し
半透明な層6が形成され、位相シフト層3を成膜した後
にルミネセンス低減のための加熱処理を行なうというも
のである。
【0033】(図9)は本発明の位相シフトマスクブラ
ンクの製造法の別の一実施例の構成を示す断面図である
が、透明基板1上に、エッチングストッパー層2、位相
シフト層3を順に成膜し、ルミネセンス低減のための加
熱処理を行なった後、投影露光光に対し半透明な層6を
成膜するというものである。
【0034】投影露光光に対し半透明な層6は、主にク
ロム、窒化シリコンなどを成分とする金属化合物からな
る(これは当業者間では一般的でもある)。また、投影
露光光であるKrFエキシマレーザーの波長248nm
およびi線の波長365nmでの前記半透明な層6の透
過率な関しては、透明な領域の投影露光光の透過率を1
00%とした場合に、半透明な層6の透過率は1乃至5
0%の範囲である。
【0035】そして前記条件で投影露光光に対し半透明
な層6は位相シフトマスク中に少なくとも1層はあり、
さらに他にも透明な層を含む複合された層構成であって
もよい。そしてこの層全体として半透明であり、その膜
厚は次式、すなわち、 を満たすことが要件である。
【0036】ここで、dk 、nk は前記投影露光光に対
し半透明な層6を構成するk番目の膜についてのそれぞ
れ厚さと屈折率である。また、mは前記投影露光光に対
し半透明な層6を構成する膜の数、λは投影露光光の波
長(nm)である。そしてφに関しては、3/4≧φ≧
1/4である。特には、透過する投影露光光に対して、
透明な領域との間で相対的に前記の位相差を生じればよ
い。また透過する投影露光光に対して半透明な層6は、
パターンニングが施しやすいものであることが好まし
い。
【0037】ここで、透明基板1の材料としては、光学
的透明性と支持体としてとしての剛性とを有し且つ熱膨
張係数も低い材料であれば任意に選択して良く、例えば
石英ガラス、水晶等が一般に多用されている。その厚み
は、0.09インチ(約2.3mm)乃至0.25イン
チ(約6.35mm)程度のものが等業者の間で広く用
いられるが、本発明に関してはこの厚みは勿論のこと、
これら以外の厚みであっても好ましく適応できる。
【0038】エッチングストッパー層2は、位相シフト
層3をエッチングする際に下地である透明基板1までも
がエッチングされてしまうことを防止する役割を持つ。
尚、その厚さについては、特に厳密に数値限定する理由
は無く、本発明の構成上からも特に限定はしない。但
し、あまりに薄すぎると下地である透明基板1へのエッ
チングの進行を防止しにくくなるが、同時に一方では、
出来るだけ薄い方が成膜時間が短くて済み且つ得られる
透明性も高くなる(厚いと透明性は低下する)という事
情がある。従って、一般には50乃至200nm程度の
厚さが望ましい。
【0039】さて、位相シフト層3としては、通常はシ
リコンの酸化物からなる透明材料等が用いられる。位相
シフト層3は、前述の如く、透過する投影露光光の位相
を180度反転させるためのものであり、そのためには
位相シフト層3の膜厚を透過光が180度の位相差を持
つようにするべく設定する必要がある。
【0040】このときの条件は以下の式、すなわち、 d=λ/{2(n−1)} で与えられる。尚、ここでnは位相シフト層3の屈折
率、λは投影露光光源の波長(nm)、dは位相シフト
層3の膜厚(nm)である。例えば、nを1.47(材
質:SiO2 )、λを248nm( KrFエキシマレー
ザーの波長)とすると、位相シフト層の膜厚は約250
nmと与えられる。
【0041】それから、遮光層4は、公知技術と同様に
一般に主にクロム、シリコンなどを成分とする金属化合
物からなり、KrFエキシマレーザーの波長248nm
およびi線の波長365nmに対して十分な遮光性が得
られることと、またパターンニングを施すことが出来る
ことが要件であり、さらにはなるべくパターンニングを
施し易いほうが好ましい。また遮光層4の上方、または
下方、あるいは上下方に反射防止のための層を設けて良
く、これによりさらに好ましいフォトファブリケーショ
ンが実施できることは公知技術と同様である。
【0042】また、透明基板1上に、エッチングストッ
パー層2、遮光層4そして反射防止層5のそれぞれの薄
膜を形成する方法としては、スパッタリング法、イオン
プレーティング法、真空蒸着法、あるいはCVD法等を
始めとする従来公知の技術を適宜採用することが出来
る。
【0043】それから、位相シフト層3はスパッタリン
グ法を用いて成膜する。より具体的に述べると、酸素ガ
スかあるいは酸素ガスとアルゴンガスとを混合させて、
ターゲットにはSiかあるいはSiO2 を使用して、ス
パッタリングチャンバ内でプラズマを発生させて成膜を
行なう。
【0044】位相シフト層の成膜後の加熱処理は減圧が
可能なチャンバ内で行なう。この際、本発明の効果をよ
り高めるためには化学的に不活性なガスを導入させるこ
とが好ましく、このため化学的に不活性なガスを導入出
来るチャンバが望ましい。そして、前記化学的に不活性
なガスとしては、アルゴンガス、ヘリウムガス、クリプ
トンガス等が挙げられる。
【0045】チャンバ内の真空度については、例えば化
学的に活性な酸素等の残留ガスが前記位相シフト層と反
応しないように、出来るだけ高真空であることが望まし
い。また、前記化学的に不活性なガスを導入する際に
も、同様の理由から、導入前にチャンバ内を予め十分な
高真空に設定しておいてから導入する方が望ましい。好
ましくは、前記位相シフト層を成膜する際に排気操作を
行なう際の背圧程度の真空度である。
【0046】本発明に係わる加熱処理は、前記位相シフ
ト層中の余分な酸素を位相シフト層からチャンバ内へと
遊離させる目的で行なうものであり、加熱処理のために
基板の平面度が悪くなったり遮光膜が変質したりするほ
ど高温でなければ良い。より好ましい温度範囲として
は、おおよそ200乃至400℃である。
【0047】位相シフトパターン3’および遮光パター
ン4’を形成する方法についても、特には限定する理由
は無く、電子線描画と現像によりレジストパターンを形
成した後にウエットエッチングあるいはドライエッチン
グなどを施すことにより達成できるが、これ以外でも差
し支えは無い。公知のフォトリソグラフィの手法は勿論
任意に採用することが出来る。
【0048】
【作用】本発明は、発明者が実験を踏まえつつ鋭意研究
を重ねた結果に基づくものであり、位相シフト層を成膜
した後に減圧下で(あるいは同時に不活性ガス雰囲気下
で)加熱処理を行なうことにより、KrFエキシマレー
ザーを照射しても波長650nmにピークを有するルミ
ネセンスが発生しなくなることが確認されている。
【0049】これの正確で詳細な原因やメカニズムは、
今のところ判明してはいないが、次のように推測され
る。すなわち、このことはつまり、本発明による処理を
行なうことによって、位相シフト層内に存在していた構
造欠陥が解消されると考えられる。結局は、本発明によ
ると、KrFエキシマレーザーの露光のためのエネルギ
が、ルミネセンス発生を抑止(もしくは低減)すること
が出来るために、無駄に損失していた露光のためのエネ
ルギを有効に利用出来ることになる。
【0050】
【実施例】 <実施例1>洗浄済みの6インチ角、0.25インチ厚
のフォトマスク用石英基板1上にRFマグネトロンスパ
ッタリング法でエッチングストッパー層2としてアルミ
ナ膜を約20nmの厚さに成膜した。(図1参照)
【0051】次に、RFマグネトロンスパッタリング法
を用いて、ターゲットをSiO2 、アルゴンと酸素の流
量比30/70、そしてパワー100Wの下で成膜を行
なった。位相シフト層3として、酸化珪素膜を約250
nmの厚さに成膜した。成膜時の背圧は約2.0×10
-4Pa、そしてスパッタリング圧は約2.0×10-1
aであった。
【0052】この後、(図12)に示すように、前記基
板の酸化珪素膜の部分にKrFエキシマレーザーを80
Hz、約30mJ/cm2 で照射したところ、(図1
0)に示すように波長650nmにピークを持つルミネ
センスが観察された。
【0053】次に、前記基板を真空チャンバ5内に入れ
て内部を約2.0×10-4Paの真空度にし、その後チ
ャンバ中に化学的に不活性なアルゴンガスを約20SC
CM流しながら300℃で1時間の加熱を行なった。こ
の時の真空度は約2.0×10-1Paであった。
【0054】この後、前記基板をチャンバから取りだ
し、再度(図12)に示すようにKrFエキシマレーザ
ーを80Hz、約30mJ/cm2 で照射したところ、
(図11)に示すように、波長650nmにピークを持
つルミネセンスはほぼ完全に消滅し、しかも新たに他の
波長でピークを持つルミネセンスは発生しなかった。
【0055】この後、この位相シフター層3上に遮光膜
4としてクロム膜をDCスパッタリング法で約100n
m成膜し、遮光パターン4’、位相シフトパターン3’
を形成し(図1(e))に示すようなルミネセンスの発
生しない位相シフトマスクが完成した。
【0056】<実施例2>洗浄済みの6インチ角、0.
25インチ厚のフォトマスク用石英基板1上にDCスパ
ッタリング法で遮光層4としてクロム膜を約100nm
成膜し、その後遮光パターン4’を形成した。(図2参
照)
【0057】次に、前記同様の処理により、位相シフト
層3として酸化珪素膜を約250nm成膜した。
【0058】この後、(図12)に示すように、この膜
にKrFエキシマレーザーを80Hz、約30mJ/c
2 で照射したところ、(図10)に示すものと同様に
波長650nmにピークを持つルミネセンスが観察され
た。
【0059】次にこの膜を真空チャンバ5に入れ、チャ
ンバ内を約2.0×10-4Paの真空度にし、その後チ
ャンバ中に化学的に不活性なアルゴンガスを約20SC
CM流しながら300℃で1時間ほど加熱を行なった。
この時の真空度は約2.0×10-1Paであった。
【0060】この後、この膜をチャンバから取りだし、
再度(図12)に示すように、KrFエキシマレーザー
を80Hz、約30mJ/cm2 で照射したところ、
(図11)に示すものと同様に波長650nmにピーク
を持つルミネセンスはほぼ完全に消滅し、しかも新たに
他の波長でピークを持つルミネセンスは発生しなかっ
た。
【0061】この後、位相シフトパターン3’を形成し
(図2(f))に示すようなルミネセンスの発生しない
位相シフトマスクが完成した。
【0062】<実施例3>洗浄済みの6インチ角、0.
25インチ厚のフォトマスク用石英基板1上にRFマグ
ネトロンスパッタリング法でエッチングストッパー層2
としてアルミナ膜を約20nm成膜した。(図3参照)
【0063】次に、前記同様の処理により、位相シフト
層3として酸化珪素膜を約250nm成膜した。
【0064】この後、(図12)に示すように、この膜
にKrFエキシマレーザーを80Hz、約30mJ/c
2 で照射したところ、(図10)に示すものと同様に
波長650nmにピークを持つルミネセンスが観察され
た。
【0065】次にこの膜を真空チャンバ5に入れチャン
バ内を約2.0×10-4Paの真空度にし、その後チャ
ンバ中に化学的に不活性なアルゴンガスを約20SCC
M流しながら300℃で1時間ほど加熱を行なった。こ
の時の真空度は約2.0×10-1Paであった。
【0066】この後、この膜をチャンバから取りだし、
再度(図12)に示すように、KrFエキシマレーザー
を80Hz、約30mJ/cm2 で照射したところ、
(図11)に示すように波長650nmにピークを持つ
ルミネセンスはほぼ完全に消滅し、しかも新たに他の波
長でピークを持つルミネセンスは発生しなかった。
【0067】この後DCスパッタリング法で遮光膜4と
してクロム膜をこの位相シフト層3上に約100nm成
膜しルミネセンスの発生しない位相シフトマスクブラン
クが完成した。(図3(e))
【0068】<実施例4>洗浄済みの6インチ角で0.
25インチ厚のフォトマスク用石英基板1上に、従来か
ら用いられている方法でエッチングストッパー層2とし
てアルミナ膜を約20nm成膜した。(図4参照)
【0069】次に、前記同様の処理により、位相シフト
層3として酸化珪素膜を約250nm成膜した。
【0070】この後、(図12)に示すように、この膜
にKrFエキシマレーザーを80Hz、約30mJ/c
2 で照射したところ、(図10)に示すものと同様の
波長650nmにピークを持つルミネセンスが観察され
た。
【0071】次にこの膜を真空チャンバ5に入れチャン
バ内を約2.0×10-4Pa、の真空度にし、その後チ
ャンバ中に化学的に不活性なアルゴンガスを約20SC
CM流しながら300℃で1時間ほど加熱を行なった。
この時の真空度は約2.0×10-1Paであった。
【0072】この後、この膜をチャンバから取りだし、
再度(図12)に示すように、KrFエキシマレーザー
を80Hz、約30mJ/cm2 で照射したところ、
(図11)に示すものと同様な波長650nmにピーク
を持つルミネセンスはほぼ完全に消滅し、しかも新たに
他の波長でピークを持つルミネセンスは発生しなかっ
た。
【0073】この後、通常の方法で位相シフトパターン
3’を形成し(図4(e))に示すようなルミネセンス
の発生しない位相シフトマスクが完成した。
【0074】<実施例5>洗浄済みの6インチ角、0.
25インチ厚のフォトマスク用石英基板1上に、従来か
ら用いられている方法で投影露光光に対する半透明な層
6としてクロム膜を約35nm形成した。(図5参照)
【0075】次に、前記同様の処理により、位相シフト
層3として酸化珪素膜を約250nm成膜した。
【0076】この後、(図12)に示すように、この膜
にKrFエキシマレーザーを80Hz、約30mJ/c
2 で照射したところ、やはり(図10)に示すものと
同様の波長650nmにピークを持つルミネセンスが観
察された。
【0077】次にこの基板を真空チャンバ5に入れ、チ
ャンバ内を約2.0×10-4Paの真空度にし、その後
チャンバ中に化学的に不活性なアルゴンガスを約20S
CCM流しながら300℃で1時間ほど加熱を行なっ
た。この時の真空度は約2.0×10-1Paであった。
【0078】この後、この膜をチャンバから取りだし、
再度(図12)に示すように、KrFエキシマレーザー
を80Hz、約30mJ/cm2 で照射したところ、
(図11)に示すものと同様な波長650nmにピーク
を持つルミネセンスはほぼ完全に消滅し、しかも新たに
他の波長でピークを持つルミネセンスは発生しなかっ
た。
【0079】この後通常の方法で、位相シフトパターン
3’、投影露光光に対し半透明な層6としてクロム膜を
約35nm形成し、パターン化された投影露光光に対し
半透明な層6’を形成して(図5(e))に示すような
ルミネセンスの発生しない位相シフトマスクが完成し
た。
【0080】<実施例6>やはり、洗浄済みの6インチ
角、0.25インチ厚のフォトマスク用石英基板1上に
従来から用いられている方法でエッチングストッパー層
2としてアルミナ膜を約20nm成膜した。(図6参
照)
【0081】次に前記同様の処理を行い、位相シフト層
3として酸化珪素膜を約250nmで成膜した。
【0082】この後、(図12)に示すように、この膜
にKrFエキシマレーザーを80Hz、約30mJ/c
2 で照射したところ、やはり(図10)に示すものと
同様の波長650nmにピークを持つルミネセンスが観
察された。
【0083】次にこの基板を真空チャンバ5に入れ、チ
ャンバ内を約2.0×10-4Paの真空度にし、その後
チャンバ中に化学的に不活性なアルゴンガスを約20S
CCM流しながら300℃で1時間ほど加熱を行なっ
た。この時の真空度は約2.0×10-1Paであった。
【0084】この後、この膜をチャンバから取りだし、
再度(図12)に示すように、KrFエキシマレーザー
を80Hz、約30mJ/cm2 で照射したところ、
(図11)に示すものと同様な波長650nmにピーク
を持つルミネセンスはほぼ完全に消滅し、しかも新たに
他の波長でピークを持つルミネセンスは発生しなかっ
た。
【0085】この後通常の方法で、投影露光光に対し半
透明な層6としてクロム膜を約35nm形成し、通常の
方法でパターン化された投影露光光に対し半透明な層
6’、位相シフトパターン3’を形成し(図6(f))
に示すようなルミネセンスの発生しない位相シフトマス
クが完成した。
【0086】<実施例7>やはり、洗浄済みの6インチ
角、0.25インチ厚のフォトマスク用石英基板1上に
従来から用いられている方法でエッチングストッパー層
2としてアルミナ膜を約20nm成膜した。(図7参
照)
【0087】次に前記同様の処理を行い、位相シフト層
3として酸化珪素膜を約250nmで成膜した。
【0088】この後、(図12)に示すように、この膜
にKrFエキシマレーザーを80Hz、約30mJ/c
2 で照射したところ、やはり(図10)に示すものと
同様の波長650nmにピークを持つルミネセンスが観
察された。
【0089】次にこの基板を真空チャンバ5に入れ、チ
ャンバ内を約2.0×10-4Paの真空度にし、その後
チャンバ中に化学的に不活性なアルゴンガスを約20S
CCM流しながら300℃で1時間ほど加熱を行なっ
た。この時の真空度は約2.0×10-1Paであった。
【0090】この後、この膜をチャンバから取りだし、
再度(図12)に示すように、KrFエキシマレーザー
を80Hz、約30mJ/cm2 で照射したところ、
(図11)に示すものと同様な波長650nmにピーク
を持つルミネセンスはほぼ完全に消滅し、しかも新たに
他の波長でピークを持つルミネセンスは発生しなかっ
た。その結果、(図7(e))に示すようなルミネセン
スの発生しない位相シフトマスクブランクが完成した。
【0091】<実施例8>やはり、洗浄済みの6インチ
角、0.25インチ厚のフォトマスク用石英基板1上に
従来から用いられている方法で投影露光光に対し半透明
な層6としてクロム膜をを約35nm形成した。
【0092】次に前記同様の処理を行い、位相シフト層
3として酸化珪素膜を約250nmで成膜した。
【0093】この後、(図12)に示すように、この膜
にKrFエキシマレーザーを80Hz、約30mJ/c
2 で照射したところ、やはり(図10)に示すものと
同様の波長650nmにピークを持つルミネセンスが観
察された。
【0094】次にこの基板を真空チャンバ5に入れ、チ
ャンバ内を約2.0×10-4Paの真空度にし、その後
チャンバ中に化学的に不活性なアルゴンガスを約20S
CCM流しながら300℃で1時間ほど加熱を行なっ
た。この時の真空度は約2.0×10-1Paであった。
【0095】この後、この膜をチャンバから取りだし、
再度(図12)に示すように、KrFエキシマレーザー
を80Hz、約30mJ/cm2 で照射したところ、
(図11)に示すものと同様な波長650nmにピーク
を持つルミネセンスはほぼ完全に消滅し、しかも新たに
他の波長でピークを持つルミネセンスは発生しなかっ
た。その結果、(図8(e))に示すようなルミネセン
スの発生しない位相シフトマスクブランクが完成した。
【0096】<実施例9>やはり、洗浄済みの6インチ
角、0.25インチ厚のフォトマスク用石英基板1上に
従来から用いられている方法でエッチングストッパー層
2としてアルミナ膜を約20nm成膜した。
【0097】次に前記同様の処理を行い、位相シフト層
3として酸化珪素膜を約250nmで成膜した。
【0098】この後、(図12)に示すように、この膜
にKrFエキシマレーザーを80Hz、約30mJ/c
2 で照射したところ、やはり(図10)に示すものと
同様の波長650nmにピークを持つルミネセンスが観
察された。
【0099】次にこの基板を真空チャンバ5に入れ、チ
ャンバ内を約2.0×10-4Paの真空度にし、その後
チャンバ中に化学的に不活性なアルゴンガスを約20S
CCM流しながら300℃で1時間ほど加熱を行なっ
た。この時の真空度は約2.0×10-1Paであった。
【0100】この後、この膜をチャンバから取りだし、
再度(図12)に示すように、KrFエキシマレーザー
を80Hz、約30mJ/cm2 で照射したところ、
(図11)に示すものと同様な波長650nmにピーク
を持つルミネセンスはほぼ完全に消滅し、しかも新たに
他の波長でピークを持つルミネセンスは発生しなかっ
た。
【0101】この後、通常の方法で、投影露光光に対し
半透明な層6としてクロム膜を約35nm形成し、(図
6(e))に示すようなルミネセンスの発生しない位相
シフトマスクブランクが完成した。
【0102】
【発明の効果】以上詳細に説明してきたように、従来の
技術によれば、波長248nmのKrFエキシマレーザ
ーを、基板上に形成された単に酸化珪素膜からなる位相
シフト層に対して照射することにより波長650nm付
近にピークを持つルミネセンスが発生していた。つま
り、KrFエキシマレーザーの露光エネルギーが全てが
露光の為に費やされておらず、ルミネセンスの発生とし
て損失が生じていた。
【0103】しかし、本発明の位相シフトマスクおよび
それに用いるブランクおよびそれらの製造方法によれ
ば、前記ルミネセンスが発生しないため、露光に要する
光エネルギのうちルミネセンスの発生の為に消費してし
まう事による損失を抑止できるようになった。
【0104】このため、短波長の投影露光光源であるK
rFエキシマレーザーを用いた露光装置対応の位相シフ
トマスクとして、フォトファブリケーションに使用する
に際し、本来の露光性能を発揮させることが可能になっ
た。さらには、構造欠陥のない位相シフト層を形成出来
ることから、i線を光源とするステッパ等の露光装置用
の位相シフトマスクおよびそのブランクとしても信頼性
の高いものを作製することが可能になった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の位相シフトマスクおよびその製造方法
に係わる一実施例に関して、工程の概要を断面図を用い
て順に示す説明図である。
【図2】本発明の位相シフトマスクおよびその製造方法
に係わる別の一実施例に関して、工程の概要を断面図を
用いて順に示す説明図である。
【図3】本発明の位相シフトマスクに用いるブランクお
よびその製造方法に係わる一実施例に関して、工程の概
要を断面図を用いて順に示す説明図である。
【図4】本発明の位相シフトマスクおよびその製造方法
に係わる他の一実施例に関して、工程の概要を断面図を
用いて順に示す説明図である。
【図5】本発明の位相シフトマスクおよびその製造方法
に係わるまた別の一実施例に関して、工程の概要を断面
図を用いて順に示す説明図である。
【図6】本発明の位相シフトマスクおよびその製造方法
に係わる別の他の一実施例に関して、工程の概要を断面
図を用いて順に示す説明図である。
【図7】本発明の位相シフトマスクに用いるブランクお
よびその製造方法に係わる他の一実施例に関して、工程
の概要を断面図を用いて順に示す説明図である。
【図8】本発明の位相シフトマスクに用いるブランクお
よびその製造方法に係わる別の一実施例に関して、工程
の概要を断面図を用いて順に示す説明図である。
【図9】本発明の位相シフトマスクに用いるブランクお
よびその製造方法に係わるまた別の一実施例に関して、
工程の概要を断面図を用いて順に示す説明図である。
【図10】従来の技術に係わる位相シフトマスクの一例
に対して、その位相シフト層にKrFエキシマレーザー
を照射したときに発生するルミネセンスの分光曲線であ
る。
【図11】本発明の位相シフトマスクおよびその製造方
法に係わる一実施例に関して、その位相シフト層にKr
Fエキシマレーザーを照射したときに発生するルミネセ
ンスの分光曲線である。
【図12】ルミネセンスの測定法の一例を模式的に示す
説明図である。
【符号の説明】
1・・・透明基板 2・・・エッチングストッパー層 3・・・位相シフト層 4・・・遮光層 5・・・真空チャンバ 6・・・投影露光光に対し半透明な層 3’・・・位相シフトパターン 4’・・・遮光パターン 6’・・・投影露光光に対し半透明な層(パターン化さ
れたもの)

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】透明基板と、シリコンの酸化物からなる位
    相シフト層とを少なくとも備えた位相シフトマスクにお
    いて、該位相シフト層が、該位相シフト層の形成後に減
    圧下で加熱処理されていることを特徴とする位相シフト
    マスク。
  2. 【請求項2】前記加熱処理が、減圧下で且つ不活性ガス
    雰囲気下で行なわれたことを特徴とする請求項1記載の
    位相シフトマスク。
  3. 【請求項3】透明基板と、シリコンの酸化物からなる位
    相シフト層とを、少なくとも備えた位相シフトマスクに
    用いるブランクにおいて、該位相シフト層が、該位相シ
    フト層の形成後に減圧下で加熱処理されていることを特
    徴とする位相シフトマスクに用いるブランク。
  4. 【請求項4】前記加熱処理が、減圧下で且つ不活性ガス
    雰囲気下で行なわれたことを特徴とする請求項3記載の
    位相シフトマスクに用いるブランク。
  5. 【請求項5】透明基板上に、少なくともシリコンの酸化
    物からなる位相シフト層を設け、該位相シフト層をパタ
    ーン化することを特徴とする位相シフトマスクの製造方
    法において、該位相シフト層の形成後に、減圧下で加熱
    を行なうことを特徴とする位相シフトマスクの製造方
    法。
  6. 【請求項6】前記加熱処理を、減圧下で且つ不活性ガス
    雰囲気下で行なうことを特徴とする請求項5記載の位相
    シフトマスクの製造方法。
  7. 【請求項7】透明基板上に、少なくともシリコンの酸化
    物からなる位相シフト層を設け、該位相シフト層をパタ
    ーン化することを特徴とする位相シフトマスクに用いる
    ブランクの製造方法において、該位相シフト層の形成後
    に、減圧下で加熱を行なうことを特徴とする位相シフト
    マスクに用いるブランクの製造方法。
  8. 【請求項8】前記加熱処理を、減圧下で且つ不活性ガス
    雰囲気下で行なうことを特徴とする請求項7記載の位相
    シフトマスクに用いるブランクの製造方法。
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