JPH06260274A - マイクロ波センサー - Google Patents
マイクロ波センサーInfo
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- JPH06260274A JPH06260274A JP4123791A JP4123791A JPH06260274A JP H06260274 A JPH06260274 A JP H06260274A JP 4123791 A JP4123791 A JP 4123791A JP 4123791 A JP4123791 A JP 4123791A JP H06260274 A JPH06260274 A JP H06260274A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- microwave
- airtight container
- discharge
- discharge gas
- microwave sensor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Circuit Arrangements For Discharge Lamps (AREA)
- Constitution Of High-Frequency Heating (AREA)
- Electric Ovens (AREA)
- Discharge Lamps And Accessories Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 マイクロ波の輻射によって放電することによ
り、マイクロ波のセンサーとして用いることを可能とす
る。 【構成】 マイクロ波の輻射により放電を生成する放電
ガスを、ガラス等の透光性を有する気密容器2内に封入
する。また、マイクロ波の輻射により放電を生成する放
電ガスを封入したガラス等の透光性を有する気密容器2
に、導電物質からなるアンテナ部材3を固設する。
り、マイクロ波のセンサーとして用いることを可能とす
る。 【構成】 マイクロ波の輻射により放電を生成する放電
ガスを、ガラス等の透光性を有する気密容器2内に封入
する。また、マイクロ波の輻射により放電を生成する放
電ガスを封入したガラス等の透光性を有する気密容器2
に、導電物質からなるアンテナ部材3を固設する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、マイクロ波による誘電
加熱を利用するマイクロ波調理器等においてマイクロ波
が輻射されていることを容易に視認することができるマ
イクロ波センサーに関する。
加熱を利用するマイクロ波調理器等においてマイクロ波
が輻射されていることを容易に視認することができるマ
イクロ波センサーに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、マイクロ波による誘電加熱を利用
するマイクロ波調理器が、業務用及び家庭用を問わず広
く普及している。このマイクロ波調理器の動作原理は、
水やその他の誘電体からなる食品に対して、マグネトロ
ン等を作動させて2.45ギガヘルツのマイクロ波を輻
射すると、電気的双極子となっている誘電体の分子がマ
イクロ波による強力な高周波電界により一種の回転運動
を行い、この際摩擦熱が発生して誘電体の温度が上昇す
るものである。このような誘電加熱は、そのエネルギー
が強大で且つ効率がよいことから、従来の加熱法と比較
して極めて短時間で加熱調理を行うことができるもので
ある。
するマイクロ波調理器が、業務用及び家庭用を問わず広
く普及している。このマイクロ波調理器の動作原理は、
水やその他の誘電体からなる食品に対して、マグネトロ
ン等を作動させて2.45ギガヘルツのマイクロ波を輻
射すると、電気的双極子となっている誘電体の分子がマ
イクロ波による強力な高周波電界により一種の回転運動
を行い、この際摩擦熱が発生して誘電体の温度が上昇す
るものである。このような誘電加熱は、そのエネルギー
が強大で且つ効率がよいことから、従来の加熱法と比較
して極めて短時間で加熱調理を行うことができるもので
ある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した如く優れた加
熱性能を有するマイクロ波調理器にあっては、従来の如
き高温の熱源からの輻射熱が被調理物を加熱するのでは
なく、マグネトロン等のマイクロ波輻射手段から輻射さ
れる電波であるマイクロ波が被調理物を直接加熱するこ
とから、加熱源であるマイクロ波の輻射状態を直接視認
することはできなかった。但し、上記マイクロ被調理器
を作動させると、内部照明器具が点灯し更にマグネトロ
ン等のマイクロ波輻射手段を冷却させるための冷却ファ
ンの回転音がするが、これらの現象は調理開始のスイッ
チに連動して自動的に起きるものであって、マイクロ波
輻射そのものには全く関係ないものであった。したがっ
て、従来のマイクロ波調理器にあっては、マイクロ波に
よる誘電加熱中に扉を開放した場合に、安全面を考慮し
て自動的にマイクロ波輻射が中断するように構成されて
いるものの、扉を開放したことでマイクロ波輻射が確か
に中断したかどうかを使用者自身が確認できるものは存
在せず、単にマイクロ波調理器がマイクロ波輻射を中断
したと使用者が信用するだけであり、これでは安全性に
不安があった。そこで、本発明にあっては、マイクロ波
調理器の動作原理を全く知らなくとも、誰でもが容易に
マイクロ波調理器の作動中にマイクロ波が輻射されてい
ることを視認することができ、マイクロ波調理器を使用
する際の安全性を向上させたマイクロ波センサーの実現
を目的とする。
熱性能を有するマイクロ波調理器にあっては、従来の如
き高温の熱源からの輻射熱が被調理物を加熱するのでは
なく、マグネトロン等のマイクロ波輻射手段から輻射さ
れる電波であるマイクロ波が被調理物を直接加熱するこ
とから、加熱源であるマイクロ波の輻射状態を直接視認
することはできなかった。但し、上記マイクロ被調理器
を作動させると、内部照明器具が点灯し更にマグネトロ
ン等のマイクロ波輻射手段を冷却させるための冷却ファ
ンの回転音がするが、これらの現象は調理開始のスイッ
チに連動して自動的に起きるものであって、マイクロ波
輻射そのものには全く関係ないものであった。したがっ
て、従来のマイクロ波調理器にあっては、マイクロ波に
よる誘電加熱中に扉を開放した場合に、安全面を考慮し
て自動的にマイクロ波輻射が中断するように構成されて
いるものの、扉を開放したことでマイクロ波輻射が確か
に中断したかどうかを使用者自身が確認できるものは存
在せず、単にマイクロ波調理器がマイクロ波輻射を中断
したと使用者が信用するだけであり、これでは安全性に
不安があった。そこで、本発明にあっては、マイクロ波
調理器の動作原理を全く知らなくとも、誰でもが容易に
マイクロ波調理器の作動中にマイクロ波が輻射されてい
ることを視認することができ、マイクロ波調理器を使用
する際の安全性を向上させたマイクロ波センサーの実現
を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成すべ
く、本発明のマイクロ波センサーはガラス等の透光性を
有する気密容器内にマイクロ波の輻射により放電を生成
する放電ガスを封入したことを特徴とするものである。
く、本発明のマイクロ波センサーはガラス等の透光性を
有する気密容器内にマイクロ波の輻射により放電を生成
する放電ガスを封入したことを特徴とするものである。
【0005】
【作用】ガラス等の透光性を有する気密容器内に放電ガ
スを封入し、これにマイクロ波(波長が1m以下の電
波)を輻射すると、放電ガスの分子が電離して気密容器
内に存在している電子を上記マイクロ波が加速、振動さ
せる。そして、加速、振動された電子の一部は放電ガス
の分子に衝突して分子を電離させて再び電子を生成す
る。一方、上記マイクロ波の電界が強いときは、電子が
励起状態となって発光し、そして瞬時に消滅する。また
電子の一部は放電ガス分子のイオンと再結合したり、気
密容器の管壁に衝突して消滅したりする。上述した電子
の生成と消滅とのバランスが保たれる状態となることに
より、上記発光が持続して放電が生成される。つまり、
このような構成の気密容器内の放電ガスが放電を生成し
た場合には、気密容器の周囲に強いマイクロ波の電界が
存在することを使用者が視認することとなる。
スを封入し、これにマイクロ波(波長が1m以下の電
波)を輻射すると、放電ガスの分子が電離して気密容器
内に存在している電子を上記マイクロ波が加速、振動さ
せる。そして、加速、振動された電子の一部は放電ガス
の分子に衝突して分子を電離させて再び電子を生成す
る。一方、上記マイクロ波の電界が強いときは、電子が
励起状態となって発光し、そして瞬時に消滅する。また
電子の一部は放電ガス分子のイオンと再結合したり、気
密容器の管壁に衝突して消滅したりする。上述した電子
の生成と消滅とのバランスが保たれる状態となることに
より、上記発光が持続して放電が生成される。つまり、
このような構成の気密容器内の放電ガスが放電を生成し
た場合には、気密容器の周囲に強いマイクロ波の電界が
存在することを使用者が視認することとなる。
【0006】電界中に導電物質からなるアンテナ部材を
置くと、このアンテナ部材の周りに電界が集中する。こ
のアンテナ部材を、マイクロ波の輻射により放電を生成
する放電ガスを封入した気密容器に固設することによ
り、気密容器内に電界が集中して放電が生成し易くな
る。また、気密容器を強い電界内に位置させることなく
アンテナ部材の一端を電界内に位置させることで放電を
生成させることも可能となる。
置くと、このアンテナ部材の周りに電界が集中する。こ
のアンテナ部材を、マイクロ波の輻射により放電を生成
する放電ガスを封入した気密容器に固設することによ
り、気密容器内に電界が集中して放電が生成し易くな
る。また、気密容器を強い電界内に位置させることなく
アンテナ部材の一端を電界内に位置させることで放電を
生成させることも可能となる。
【0007】
【実施例】図1は、本発明のマイクロ波センサーの一実
施例を示し、図2は本発明のマイクロ波センサーを備え
たマイクロ波調理器を示し、そして図3乃至図8は本発
明のマイクロ波センサーの他の実施例を示すものであ
る。
施例を示し、図2は本発明のマイクロ波センサーを備え
たマイクロ波調理器を示し、そして図3乃至図8は本発
明のマイクロ波センサーの他の実施例を示すものであ
る。
【0008】図中1は本発明に係るマイクロ波センサー
であり、ガラス等の透光性を有する気密容器2内に、
2.45ギガヘルツのマイクロ波の輻射により放電を生
成させるべく、ネオン、アルゴン等の希ガスの単体もし
くは混合物からなる放電ガスを封入している。このよう
な放電ガスを気密容器2内に封入してなるマイクロ波セ
ンサー1を、マイクロ波調理器の内部に置いてマイクロ
波の輻射により放電させるためには、気密容器2の外径
寸法を一定程度の大きさ以上にするとともに、放電ガス
圧を数10Torr以上としなければならないことが各
種実験により確認されている。そして、上記放電ガス圧
を高くすればマイクロ波による放電が生成し易くなる
が、同時に放電による気密容器2の管壁の温度も高くな
る。管壁の温度があまり高くなると、気密容器2自体が
溶融する危険性があるため、気密容器2の溶融の危険性
を回避すべく放電ガス圧を考慮すると10Torrもし
くはそれ以下にすることが望ましい。そこで、図1に示
す如く、10Torrもしくはそれ以下の圧力の放電ガ
スを封入した気密容器2の外周に導線等からなる導電物
質の一端を螺旋状に巻回するとともに、他端を直線状に
延出してアンテナ部材3とし、更にこのアンテナ部材3
と気密容器2とを保護しつつ、アンテナ部材3と気密容
器2の固設すべく全体をフッ素樹脂等の誘電率の小さい
耐熱性樹脂4で被覆している。この耐熱性樹脂4は、ア
ンテナ部材3を保護するためだけでなく、マイクロ波に
よってアンテナ部材3がスパークすることを防ぐために
も用いられるものである。このような構成のマイクロ波
センサー1全体を、マイクロ波による電界中に位置させ
るか、もしくは上記アンテナ部材3の端部のみをマイク
ロ波による電界中に位置させることで、放電ガスを封入
した気密容器2内に電界が集中し、これにより放電の生
成が容易となる。したがって、気密容器2の管壁が溶融
する虞れがないように、上記放電ガス圧を10Torr
もしくはそれ以下としても、確実に放電させることがで
きる。
であり、ガラス等の透光性を有する気密容器2内に、
2.45ギガヘルツのマイクロ波の輻射により放電を生
成させるべく、ネオン、アルゴン等の希ガスの単体もし
くは混合物からなる放電ガスを封入している。このよう
な放電ガスを気密容器2内に封入してなるマイクロ波セ
ンサー1を、マイクロ波調理器の内部に置いてマイクロ
波の輻射により放電させるためには、気密容器2の外径
寸法を一定程度の大きさ以上にするとともに、放電ガス
圧を数10Torr以上としなければならないことが各
種実験により確認されている。そして、上記放電ガス圧
を高くすればマイクロ波による放電が生成し易くなる
が、同時に放電による気密容器2の管壁の温度も高くな
る。管壁の温度があまり高くなると、気密容器2自体が
溶融する危険性があるため、気密容器2の溶融の危険性
を回避すべく放電ガス圧を考慮すると10Torrもし
くはそれ以下にすることが望ましい。そこで、図1に示
す如く、10Torrもしくはそれ以下の圧力の放電ガ
スを封入した気密容器2の外周に導線等からなる導電物
質の一端を螺旋状に巻回するとともに、他端を直線状に
延出してアンテナ部材3とし、更にこのアンテナ部材3
と気密容器2とを保護しつつ、アンテナ部材3と気密容
器2の固設すべく全体をフッ素樹脂等の誘電率の小さい
耐熱性樹脂4で被覆している。この耐熱性樹脂4は、ア
ンテナ部材3を保護するためだけでなく、マイクロ波に
よってアンテナ部材3がスパークすることを防ぐために
も用いられるものである。このような構成のマイクロ波
センサー1全体を、マイクロ波による電界中に位置させ
るか、もしくは上記アンテナ部材3の端部のみをマイク
ロ波による電界中に位置させることで、放電ガスを封入
した気密容器2内に電界が集中し、これにより放電の生
成が容易となる。したがって、気密容器2の管壁が溶融
する虞れがないように、上記放電ガス圧を10Torr
もしくはそれ以下としても、確実に放電させることがで
きる。
【0009】図2は、上記マイクロ波センサー1を備え
たマイクロ波調理器5を示し、マイクロ波センサー1に
おける放電により発光する気密容器2部分をマイクロ波
調理器5の操作パネル面に配設するとともに、アンテナ
部材3の端部を図示しないマグネトロンの出力アンテナ
の近傍に配設したものである。このマイクロ波センサー
1は、マイクロ波調理器5における起動スイッチと連動
した従来のパイロットランプとは異なり、マイクロ波の
輻射そのものを検出するため、マイクロ波調理器5の弱
運転モードにあっては、例えば間欠的にマイクロ波が輻
射される状態等を直接視認することができる。
たマイクロ波調理器5を示し、マイクロ波センサー1に
おける放電により発光する気密容器2部分をマイクロ波
調理器5の操作パネル面に配設するとともに、アンテナ
部材3の端部を図示しないマグネトロンの出力アンテナ
の近傍に配設したものである。このマイクロ波センサー
1は、マイクロ波調理器5における起動スイッチと連動
した従来のパイロットランプとは異なり、マイクロ波の
輻射そのものを検出するため、マイクロ波調理器5の弱
運転モードにあっては、例えば間欠的にマイクロ波が輻
射される状態等を直接視認することができる。
【0010】図3は、本発明のマイクロ波センサー1の
他の実施例を示し、上述した如き放電ガスを封入した気
密容器2内にアンテナ部材3の一端を挿入し、気密容器
2の外に露出するアンテナ部材3を耐熱性樹脂4にて被
覆している。
他の実施例を示し、上述した如き放電ガスを封入した気
密容器2内にアンテナ部材3の一端を挿入し、気密容器
2の外に露出するアンテナ部材3を耐熱性樹脂4にて被
覆している。
【0011】図4は、本発明のマイクロ波センサー1の
他の実施例を示し、放電ガスを封入した気密容器2内に
2個のアンテナ部材3,3のそれぞれの一端を挿入して
設けるとともに、気密容器2とアンテナ部材3,3とを
誘電率の小さいガラス容器6内に収容固定したものであ
る。
他の実施例を示し、放電ガスを封入した気密容器2内に
2個のアンテナ部材3,3のそれぞれの一端を挿入して
設けるとともに、気密容器2とアンテナ部材3,3とを
誘電率の小さいガラス容器6内に収容固定したものであ
る。
【0012】図5は、本発明のマイクロ波センサー1の
他の実施例を示し、放電ガスを封入した気密容器2内に
アンテナ部材3,3のそれぞれの一端を挿入して設ける
とともに、気密容器2とアンテナ部材3,3の外周に導
電性を有する綱部材7を被覆した上でガラス容器6内に
収容したものである。この綱部材7は、気密容器2及び
アンテナ部材3,3に対するマイクロ波による電界強度
を減衰させることにより放電による温度上昇を抑えるた
めのものである。
他の実施例を示し、放電ガスを封入した気密容器2内に
アンテナ部材3,3のそれぞれの一端を挿入して設ける
とともに、気密容器2とアンテナ部材3,3の外周に導
電性を有する綱部材7を被覆した上でガラス容器6内に
収容したものである。この綱部材7は、気密容器2及び
アンテナ部材3,3に対するマイクロ波による電界強度
を減衰させることにより放電による温度上昇を抑えるた
めのものである。
【0013】図6は、本発明のマイクロ波センサー1の
他の実施例を示し、放電ガスを封入した気密容器2内に
アンテナ部材3の一端を挿入して設けるとともに、これ
を誘電率の小さいガラスやフッ素樹脂等の耐熱性樹脂か
らなる魚型をしてなる容器8内に収容したもので、この
マイクロ波センサー1をマイクロ波調理器5内部の壁
面、もしくは底面等に対して、容器8に固設された磁石
体9を用いて磁着するものである。上記容器8を透明も
しくは半透明とすることで、マイクロ波の輻射により気
密容器2内に生成した放電が容器8全体を発光させる作
用を発揮する。
他の実施例を示し、放電ガスを封入した気密容器2内に
アンテナ部材3の一端を挿入して設けるとともに、これ
を誘電率の小さいガラスやフッ素樹脂等の耐熱性樹脂か
らなる魚型をしてなる容器8内に収容したもので、この
マイクロ波センサー1をマイクロ波調理器5内部の壁
面、もしくは底面等に対して、容器8に固設された磁石
体9を用いて磁着するものである。上記容器8を透明も
しくは半透明とすることで、マイクロ波の輻射により気
密容器2内に生成した放電が容器8全体を発光させる作
用を発揮する。
【0014】図7は、本発明のマイクロ波センサー1の
他の実施例を示し、キセノン等を含む紫外線放射ガスを
封入した気密容器2内にアンテナ部材3の一端を挿入し
て設け、これを螢光物質10を混入もしくは内周面に塗
着してなる果物型をした透明もしくは半透明の容器8内
に収容したものである。このマイクロ波センサー1をマ
イクロ波の強い電界中に置くと、気密容器2内部で放電
が生成して紫外線を放射し、そしてこの紫外線が螢光物
質10に当たることで可視光として発光するものであ
る。
他の実施例を示し、キセノン等を含む紫外線放射ガスを
封入した気密容器2内にアンテナ部材3の一端を挿入し
て設け、これを螢光物質10を混入もしくは内周面に塗
着してなる果物型をした透明もしくは半透明の容器8内
に収容したものである。このマイクロ波センサー1をマ
イクロ波の強い電界中に置くと、気密容器2内部で放電
が生成して紫外線を放射し、そしてこの紫外線が螢光物
質10に当たることで可視光として発光するものであ
る。
【0015】図8は、本発明のマイクロ波センサー1の
他の実施例を示し、放電ガスを封入した気密容器2内に
アンテナ部材3の一端を挿入して設けるとともに、これ
を上述した如き耐熱性樹脂等からなる容器8内に収容し
たものであるが、この容器8は、上述した他の実施例の
如く、マイクロ波の輻射による放電で発光するだけでは
なく、その表面に例えば「ただいま調理中」の如き文字
11を形成し、発光によりこの文字11を浮き上がらせ
て使用者にマイクロ波が輻射されていることを言葉にて
より確実に知らしめる作用を発揮するものである。
他の実施例を示し、放電ガスを封入した気密容器2内に
アンテナ部材3の一端を挿入して設けるとともに、これ
を上述した如き耐熱性樹脂等からなる容器8内に収容し
たものであるが、この容器8は、上述した他の実施例の
如く、マイクロ波の輻射による放電で発光するだけでは
なく、その表面に例えば「ただいま調理中」の如き文字
11を形成し、発光によりこの文字11を浮き上がらせ
て使用者にマイクロ波が輻射されていることを言葉にて
より確実に知らしめる作用を発揮するものである。
【0016】
【発明の効果】以上詳述した如く、本発明のマイクロ波
センサーによれば、ガラス等の透光性を有する気密容器
内にマイクロ波の輻射により放電を生成する放電ガスを
封入したことで、この気密容器をマイクロ波の電界中に
位置させることにより放電が生成してマイクロ波の輻射
状態を容易に視認することができる。したがって、マイ
クロ波調理器の誘電加熱中に扉を開放した場合であって
も、マイクロ波輻射が中断したか否かを確実に使用者が
確認することができるので、マイクロ波調理器を使用す
る際の安全性が向上するものである。そして、このマイ
クロ波センサーはマイクロ波の輻射によって放電するこ
とから、センサーを駆動するための電源が不要となるの
に加え電源供給用の配線等が不要となることにより、マ
イクロ波センサーをマイクロ波輻射装置等における所望
の好適な位置に配設すること、もしくはマイクロ波輻射
装置等に対するマイクロ波センサーの取付け取外しが自
在に行えることとなる。また、導電物質からなるアンテ
ナ部材を気密容器に固設することで、アンテナ部材にマ
イクロ波の電界が集中して気密容器内の放電ガスによる
放電の生成を容易なものとする。したがって、気密容器
内の放電ガス圧を低下させることで放電による気密容器
の温度上昇を低下させ、より安全なマイクロ波センサー
を実現することができる。
センサーによれば、ガラス等の透光性を有する気密容器
内にマイクロ波の輻射により放電を生成する放電ガスを
封入したことで、この気密容器をマイクロ波の電界中に
位置させることにより放電が生成してマイクロ波の輻射
状態を容易に視認することができる。したがって、マイ
クロ波調理器の誘電加熱中に扉を開放した場合であって
も、マイクロ波輻射が中断したか否かを確実に使用者が
確認することができるので、マイクロ波調理器を使用す
る際の安全性が向上するものである。そして、このマイ
クロ波センサーはマイクロ波の輻射によって放電するこ
とから、センサーを駆動するための電源が不要となるの
に加え電源供給用の配線等が不要となることにより、マ
イクロ波センサーをマイクロ波輻射装置等における所望
の好適な位置に配設すること、もしくはマイクロ波輻射
装置等に対するマイクロ波センサーの取付け取外しが自
在に行えることとなる。また、導電物質からなるアンテ
ナ部材を気密容器に固設することで、アンテナ部材にマ
イクロ波の電界が集中して気密容器内の放電ガスによる
放電の生成を容易なものとする。したがって、気密容器
内の放電ガス圧を低下させることで放電による気密容器
の温度上昇を低下させ、より安全なマイクロ波センサー
を実現することができる。
【図1】本発明のマイクロ波センサーの一実施例を示す
斜視図である。
斜視図である。
【図2】本発明のマイクロ波センサーを備えたマイクロ
波調理器を示す斜視図である。
波調理器を示す斜視図である。
【図3】本発明のマイクロ波センサーの他の実施例を示
す断面図である。
す断面図である。
【図4】本発明のマイクロ波センサーの更に他の実施例
を示す断面図である。
を示す断面図である。
【図5】本発明のマイクロ波センサーの更に他の実施例
を示す断面図である。
を示す断面図である。
【図6】本発明のマイクロ波センサーの更に他の実施例
を示す正面図である。
を示す正面図である。
【図7】本発明のマイクロ波センサーの更に他の実施例
を示す正面図である。
を示す正面図である。
【図8】本発明のマイクロ波センサーの更に他の実施例
を示す斜視図である。
を示す斜視図である。
1 マイクロ波センサー 2 気密容器 3 アンテナ部材
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成3年3月18日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】作用
【補正方法】変更
【補正内容】
【作用】 ガラス等の透光性を有する気密容器内に放電
ガスを封入し、これにマイクロ波(波長が1m以下の電
波)を輻射すると、放電ガスの分子が電離して気密容器
内に存在している電子を上記マイクロ波が加速、振動さ
せる。そして、加速、振動された電子の一部は放電ガス
の分子に衝突して分子を電離させて再び電子を生成す
る。一方、上記マイクロ波の電界が強いときは、電子が
励起状態となって発光する。また電子の一部は放電ガス
分子のイオンと再結合したり、気密容器の管壁に衝突し
て消滅したりする。上述した電子の生成と消滅とのバラ
ンスが保たれる状態となることにより、上記発光が持続
して放電が生成される。つまり、このような構成の気密
容器内の放電ガスが放電を生成した場合には、気密容器
の周囲に強いマイクロ波の電界が存在することを使用者
が視認することとなる。 ─────────────────────────────────────────────────────
ガスを封入し、これにマイクロ波(波長が1m以下の電
波)を輻射すると、放電ガスの分子が電離して気密容器
内に存在している電子を上記マイクロ波が加速、振動さ
せる。そして、加速、振動された電子の一部は放電ガス
の分子に衝突して分子を電離させて再び電子を生成す
る。一方、上記マイクロ波の電界が強いときは、電子が
励起状態となって発光する。また電子の一部は放電ガス
分子のイオンと再結合したり、気密容器の管壁に衝突し
て消滅したりする。上述した電子の生成と消滅とのバラ
ンスが保たれる状態となることにより、上記発光が持続
して放電が生成される。つまり、このような構成の気密
容器内の放電ガスが放電を生成した場合には、気密容器
の周囲に強いマイクロ波の電界が存在することを使用者
が視認することとなる。 ─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年2月17日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0005
【補正方法】変更
【補正内容】
【0005】
【作用】ガラス等の透光性を有する気密容器内に放電ガ
スを封入し、これにマイクロ波(波長が1m以下の電
波)を輻射すると、放電ガスの分子が電離して気密容器
内に存在している電子を上記マイクロ波が加速、振動さ
せる。そして、加速、振動された電子の一部は放電ガス
の分子に衝突して分子を電離させて再び電子を生成す
る。一方、上記マイクロ波の電界が強いときは、電子が
励起状態となって発光する。また電子の一部は放電ガス
分子のイオンと再結合したり、気密容器の管壁に衝突し
て消滅したりする。上述した電子の生成と消滅とのバラ
ンスが保たれる状態となることにより、上記発光が持続
して放電が生成される。つまり、このような構成の気密
容器内の放電ガスが放電を生成した場合には、気密容器
の周囲に強いマイクロ波の電界が存在することを使用者
が視認することとなる。
スを封入し、これにマイクロ波(波長が1m以下の電
波)を輻射すると、放電ガスの分子が電離して気密容器
内に存在している電子を上記マイクロ波が加速、振動さ
せる。そして、加速、振動された電子の一部は放電ガス
の分子に衝突して分子を電離させて再び電子を生成す
る。一方、上記マイクロ波の電界が強いときは、電子が
励起状態となって発光する。また電子の一部は放電ガス
分子のイオンと再結合したり、気密容器の管壁に衝突し
て消滅したりする。上述した電子の生成と消滅とのバラ
ンスが保たれる状態となることにより、上記発光が持続
して放電が生成される。つまり、このような構成の気密
容器内の放電ガスが放電を生成した場合には、気密容器
の周囲に強いマイクロ波の電界が存在することを使用者
が視認することとなる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H05B 41/24 N 9249−3K
Claims (2)
- 【請求項1】 ガラス等の透光性を有する気密容器内に
マイクロ波の輻射により放電を生成する放電ガスを封入
したことを特徴とするマイクロ波センサー。 - 【請求項2】 マイクロ波の輻射により放電を生成する
放電ガスを封入したガラス等の透光性を有する気密容器
に、導電物質からなるアンテナ部材を固設したことを特
徴とするマイクロ波センサー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4123791A JPH06260274A (ja) | 1991-02-13 | 1991-02-13 | マイクロ波センサー |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4123791A JPH06260274A (ja) | 1991-02-13 | 1991-02-13 | マイクロ波センサー |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06260274A true JPH06260274A (ja) | 1994-09-16 |
Family
ID=12602818
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4123791A Pending JPH06260274A (ja) | 1991-02-13 | 1991-02-13 | マイクロ波センサー |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06260274A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006322869A (ja) * | 2005-05-20 | 2006-11-30 | Micro Denshi Kk | マイクロ波の検出装置 |
| US7253555B2 (en) | 2002-10-24 | 2007-08-07 | Lg Electronics Inc. | Electrodeless lamp system and bulb thereof |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5068243A (ja) * | 1973-10-16 | 1975-06-07 | ||
| JPS50117963A (ja) * | 1974-02-28 | 1975-09-16 | ||
| JPS62268085A (ja) * | 1986-05-14 | 1987-11-20 | 三菱電機株式会社 | 電子レンジ庫内照明用ランプ |
-
1991
- 1991-02-13 JP JP4123791A patent/JPH06260274A/ja active Pending
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5068243A (ja) * | 1973-10-16 | 1975-06-07 | ||
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| JP2006322869A (ja) * | 2005-05-20 | 2006-11-30 | Micro Denshi Kk | マイクロ波の検出装置 |
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