JPH06260700A - レーザ発振器の冷却装置 - Google Patents

レーザ発振器の冷却装置

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JPH06260700A
JPH06260700A JP4104493A JP4104493A JPH06260700A JP H06260700 A JPH06260700 A JP H06260700A JP 4104493 A JP4104493 A JP 4104493A JP 4104493 A JP4104493 A JP 4104493A JP H06260700 A JPH06260700 A JP H06260700A
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JP
Japan
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cooling
cooling water
cavity
heat exchanger
flash lamp
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Application number
JP4104493A
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English (en)
Inventor
Takashi Nakayama
隆司 中山
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 レーザの冷却水に混入された気泡を除し、レ
ーザ出力の低下を防止できるレーザ発振器の冷却装置を
得る。 【構成】 レーザ発振器のキャビティ出口6と接続され
る冷却水タンク8の下部にオリフィス31とノズル30
を配置することによって、冷却水20に混入された気泡
32を冷却水タンク8の中に分離する。冷却板27の両
面に蛇行する水路28と接する、コルゲート状のフィン
33を有する放熱フィン14に冷却空気25でキャビテ
ィの発熱を外部に放出する。 【効果】 冷却水に混入された気泡の循環により生ずる
レーザ出力の低下を防止できる。冷却水温度上昇をおさ
えることによりフラッシュランプからの気泡発生による
レーザ出力低下を防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、レーザ発振器におけ
る液体を用いた冷却装置の構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図8、図9は、従来の構造を示す図であ
り、図8は従来装置の全体図、図9(a)は従来装置の
姿勢90゜変化時の冷却液タンク内の冷却水状態を示す
図、図9(b)は従来装置の姿勢45゜変化時の冷却水
タンク内の冷却水状態を示す図であり、図において、1
は高圧回路に電極2を介して接続されたフラッシュラン
プ、3は上記フラッシュランプ1に近接して平行に配さ
れたYAGロッド3の周囲を包むように配された反射
筒、5は上記フラッシュランプ1、YAGロッド3、反
射筒4をその内部にアセンブリすると共にキャビティ冷
却液出口6とキャビティ冷却液入口7を有するキャビテ
ィ、8は上記キャビティ冷却液入口7側の第1の配管9
に接続され、その下部にタンク冷却液出口10、その上
部にタンク冷却液入口11を有する円筒状の冷却水タン
ク、12は上記冷却水タンク8の上面カバー13に配置
された冷却水充填口、15は冷却水タンク8の側方に配
された冷却ファン、16は上記冷却ファン15と板状放
熱フィン14を包むエアーダクト、17は上記キャビテ
ィ液出口6とタンク冷却液入口11の間に配されたポン
プ、18は上記冷却水タンク8と上記ポンプ17を接続
する第2の配管、19は上記キャビティ5と上記ポンプ
17を接続する第3の配管、20は冷却系全体に充填さ
れ上記タンク冷却液出口11と上記上面カバー13の中
ほどに水位を持つ冷却水、21は上記冷却水タンク8内
の空気層である。
【0003】従来のレーザ発振器の冷却装置は上記のよ
うに構成されており、まず高電圧回路に接続された上記
フラッシュランプ1が発光しする。フラッシュランプ1
とYAGロッド3を包む反射筒4を介して上記YAGロ
ッド3に集光される。上記YAGロッド3においては集
光されたエネルギーがある一定状態に達するとYAGロ
ッド3の端面からパルス状にレーザ光が発振される。以
上がレーザ発振の基本動作であり、レーザ発振が繰り返
されると上記キャビティ5の内部では集中的に大量の熱
が発生し、その発熱密度から直接液冷にて放熱するシス
テムを形成する必要性が生じる。本装置においては、上
記フラッシュランプ1で光のエネルギーを高電圧回路か
らのエネルギーにより発生し、反射筒4で反射しYAG
ロッド3に集光させる。この時、フラッシュランプ1か
らは約100Wの熱エネルギーが放出され、YAGロッ
ド3ばかりでなく反射筒4の内面の温度も上昇させるこ
ととなっている。これによりフラッシュランプ1の表面
は高温となり、強性冷却をし200℃以下としないと、
フラッシュランプが電極との熱歪で破損を生ずることと
なっていた。この為、この冷却には使用環境温度でも凍
結しない混合比のエチレングリコール溶液を冷却水とし
て1L /分の割合で循環させ冷却を行っていた。本構造
において、上記フラッシュランプ1、YAGロッド3、
反射筒4からの熱は、上記ポンプ17によって循環され
ている冷却水20により、上記キャビティ冷却液出口6
を通過して運び出され、上記第3の配管19、ポンプ1
7、第2の配管18、タンク冷却液入口11を通って上
記冷却水タンク8内に達する。図中の矢印は冷却水の流
れる方向を示す。上記冷却水タンク8の円筒面周囲には
多くの放熱面積を有する板状の放熱フィン33が配置さ
れており上記冷却水20からの熱は上記冷却水タンク8
の壁面を通って上記放熱フィン14に伝導され、上記冷
却ファン15を通過する冷却風25により冷却装置の外
部に放熱される。ここでエアーダクト16は冷却ファン
15により押し込まれた冷却風25を上記板状放熱フィ
ン14に当てるガイドをしている。図中矢印は冷却風の
方向を示す。熱を放出し温度が低くなった上記冷却水2
0は上記タンク冷却液出口10より上記第1の配管9を
通って上記キャビティ冷却液入口より再び上記キャビテ
ィ5内に送り込まれることで冷却システムを形成してい
る。このようにして冷却水20の温度は、フラッシュラ
ンプ1の表面から沸騰の気泡が発生しない66℃以下に
保たれている。また上記冷却水20の液体膨張により冷
却系内の圧力が上昇しフラッシュランプ1が破損しない
ような容積のベローズ22を冷却水タンクの上面カバー
13にベローズホルダー23で配置していた。ところ
で、レーザ発振器のレーザ出力低下の一因としては、上
記キャビティ5内に気泡が残留したり、冷却水20の中
に気泡が残留し、上記反射筒4内を通過し上記フラッシ
ュランプ1のレーザ光の通過が気泡の混入によって低下
することとなっていた。この為、レーザ発振器のレーザ
出力を安定させる冷却システムは、キャビティへの気泡
混入を防止することが重要であり、さらには冷却液中に
混入した気泡をすばやく分離し冷却系に再混入させない
ことが必要であった。本装置においても上記冷却水20
の水位は上記タンク冷却液出口11の先端部より上方に
位置するようになっており、例えば図9(a),(b)
に示すようにレーザ測距装置全体姿勢が変化し、冷却水
タンクの角度が変化した際も上記空気層21は上記タン
ク冷却液出口11の先端部分より上方に位置するように
なっており姿勢変化があっても気泡が上記キャビティ5
内に戻っていかない構造となっていた。尚、上記冷却水
タンク8の上方には、上面カバー13がありここに冷却
液注入口12を上部に有するベローズ22が取付けられ
冷却水20を注入する構造となっていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のレーザ発振器の
冷却装置は以上のように構成されているので、レーザ測
距装置全体の姿勢が急激に変化した場合や、車軸、艦船
等に搭載し振動外力が加わった場合に冷却水タンク内の
空気層が攪拌され、冷却水内に混入する状態が生じてい
た。その為、ポンプにより循環されている冷却水に気泡
が混入したままキャビティ内に冷却水が送り込まれフラ
ッシュランプからのYAGロッドへ送られる光エネルギ
ーを拡散し、レーザ出力の低下を引き起こすという問題
があった。また冷却水タンク内は、第2の配管内径より
著しく断面積を大きくすることで冷却液の流速を0.1
m/s以下に遅くし、気泡の分離をしているため、冷却
フィンの周辺の冷却水はほとんど流動せず冷却水タンク
から放熱ファンへの熱伝達を大きく阻害して、35℃以
上の周囲温度の環境下では使用できないというなどの問
題点があった。
【0005】この発明はかかる課題を解決するためにな
されたもので、使用中に気泡の発生によりレーザ出力の
著しい低下を招くことのないレーザ発振器の冷却装置を
得ることを目的としており、さらにこの装置に適した脱
泡方法を提供することを目的とする。また、気泡の分離
と外部への熱放出を別々に行えるようにしたため、周囲
温度の高い環境下での使用を可能とする冷却装置を得る
ことを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係るレーザ発
振器の冷却装置は、冷却系の内に、両面に蛇行する水路
を有する冷却板と、これと接する放熱フィンにより構成
される熱交換器を備えたものである。さらに、この冷却
系の中にオリフィスと同軸上にノズルを配置し、冷却水
の流速エネルギーによって冷却水中の気泡を冷却水タン
クの中に分離するものである。
【0007】
【作用】この発明における冷却装置は、キャビティの発
熱による冷却水温度上昇を熱伝導率の高いアルミ材でつ
くられた冷却板に冷却風と直交する水路をもうけると共
に同じ材質のコルゲート状の複数のフィンから構成され
る放熱フィンで防止する。また、この発明の脱泡方法
は、冷却水タンク下部にオリフィスとノズルと直角配管
で構成することにより、ノズル中央部の流速の早い所を
通ってくる気泡を水路と同軸のオリフィスに衝突させ
て、気泡の液体中を上昇するエネルギーと水の衝突エネ
ルギーでオリフィス内に押し込むことにより、主水路か
ら分離できレーザの気泡による出力低下を防止できる。
【0008】
【実施例】実施例1.以下、この発明の一実施例を図に
ついて説明する。図1は装置の全体構成図、図2は熱交
換器の斜視図、図3は熱交換器の冷却板を示す斜視図、
図4は図3の冷却板のAA断面図、図5は冷却水タンク
の構成図、図6はオリフィス部分の形状を示す斜視図、
図7はオリフィス部分の冷却液と気泡の流れを示す図で
ある。図において、1〜9,15〜21は上記従来装置
と同一のものである。24はポンプ17と冷却水タンク
8を接続する第4の配管、26は冷却水の熱を冷却ファ
ン15で送られる冷却風に伝達する熱交換器、27は上
記熱交換器の冷却水が蛇行する水路を両面に有する冷却
板、28は冷却水が通過する水路、29は放熱フィン1
4と冷却板27をシールするゴムパッキン、30は第3
の配管19の上端部にもうけられたノズル、31は上記
ノズルと同軸上にもうけられた上記ノズルより少し小さ
な穴径を有するオリフィス、32は冷却水20の中を流
れる気泡である。
【0009】上記のように構成されたレーザ発振器の冷
却装置においては、図5に示す冷却水充填口12から冷
却水20を装置内に注入した後、上記冷却水充填口12
のキャップを閉じた状態で上記ポンプ17を作動させ
る。すると、図1に示す本装置内の上記キャビティ5の
内部や上記ポンプ17や上記第1の配管9等に残留して
いた気泡は、冷却水20の中に混入し、細い気泡となっ
て第1の配管19を通って冷却水タンク8のノズル30
へ送られることとなる。ノズル30の先には、同軸上に
もうけられたオリフィス31が配置されている。オリフ
ィス31は冷却水タンク8の下端にもうけられており、
冷却水タンク8の冷却水充填口12を閉じることにより
冷却水タンク8は密封され、冷却水20はオリフィス3
1に衝突しオリフィスの中心を軸として放射状の流れが
発生することとなる。第3の配管19内を冷却水20と
共に流れてきた気泡32は、冷却水20の中を流れなが
ら密度の差によって0.1m/sの速度で上側へ上昇し
ており、第3の配管19の中央部を流れる気泡32は、
冷却水20より速い流速となっている。このため、この
流れがオリフィス31に衝突することにより中心部の気
泡32は、冷却水20がもつ運動エネルギーにまわりよ
り押しつけられそのままオリフィス31を通過して冷却
水タンク8の中に押し入れられることとなる。冷却水タ
ンク8内は、冷却水20の循環経路となっていないため
中での冷却液の動きがなく、気泡32は、密度の差によ
ってゆっくり浮上し空気層21にたまっていくこととな
る。これと同時に循環する冷却水20へは冷却水タンク
8に冷却水20の運動エネルギーにより送り込まれた気
泡32の容積分の冷却液20がオリフィス31を通って
充填されることとなり、気泡32が冷却水20から分離
された分だけ冷却水タンク8の冷却水20が送り込ま
れ、冷却水タンク8の液面が低下し循環する冷却水20
の不足分をおぎなうことができる。
【0010】本装置の熱交換器26は、冷却液が通過す
る水路をアルミでできた冷却板27の両面にもうけ、か
つ水路28の入口と出口で水路を1本化としている。ま
たこの水路28の断面積は第4の配管の断面積と同じ寸
法となるよう構成されているため、0.3m/sの流速
となり熱伝達の良い乱流層となるため、冷却水20の熱
を放熱フィン14に効率よく伝達できることになってい
る。放熱フィンは複数のコルゲート状のフィン33で構
成されているため、十分なフィンの表面積を確保でき、
ファン15で送り込まれる5m/s以上の冷却風25へ
効率よく熱を伝達できる。また放熱フィン14を冷却板
の上下に配置し放熱効果を倍増している。一方、冷却水
20からの熱は、水路28の部分で伝達されるばかりで
なく冷却板27全体が放熱フィン14と密着するため、
冷却水20と放熱フィン14の接触面からの熱伝達ばか
りでなく、冷却板の水路以外の所と放熱フィンとの良好
な熱伝導が行えるようになった。これにより、冷却水か
ら冷却風まで温度差を実験で求められている6℃にする
ことができ50℃の周囲温での使用可能となった。
【0011】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、冷却
水タンク下部にオリフィスと、ノズルを配置し冷却水を
オリフィスと衝突させ横に屈曲させる水路を構成したの
で、冷却水中の気泡を容易に分離でき、レーザ出力の低
下を防止できるばかりでなく、冷却装置の姿勢がかわっ
ても冷却水タンクの内の空気を循環する冷却水中に混入
させることを防止できる効果がある。また、この発明
は、冷却水から冷却空気に熱を伝達する熱交換を、冷却
板両面に蛇行する水路を構成して、冷却水の流速低下に
よる熱伝達の低下を防止し、放熱フィンへ熱を効率よく
伝達させるとともに、冷却板と放熱フィンを密着させる
ことにより、冷却水から放熱フィンまでの熱抵抗を著し
く減少させるので高い環境温度での使用を可能にすると
いう効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による冷却装置を示す構成図である。
【図2】この発明による冷却装置の熱交換を示す斜視図
である。
【図3】この発明による冷却装置の熱交換器の冷却板を
示す斜視図である。
【図4】この発明による冷却装置の熱交換器の冷却板の
AA断面図である。
【図5】この発明による冷却装置の冷却水タンクを示す
断面図である。
【図6】この発明による冷却装置の冷却水タンクのオリ
フィス部を示す斜視図である。
【図7】この発明による冷却装置の冷却水タンクのオリ
フィス部の冷却水の流れを示す図である。
【図8】従来のレーザ冷却装置を示す構成図である。
【図9】従来のレーザ冷却装置の冷却水タンクの転倒に
よる空気溜の変化を示す図である。
【符号の説明】
1 フラッシュランプ 2 電極 3 YAGロッド 4 反射筒 5 キャビティ 6 キャビティ冷却液出口 7 キャビティ冷却液入口 8 冷却水タンク 9 第1の配管 12 冷却水充填口 14 放熱器 15 冷却ファン 16 エアーダクト 17 ポンプ 18 第2の配管 19 第3の配管 20 冷却水 21 空気層 24 第4の配管 25 冷却空気の流れ 26 熱交換器 27 冷却板 28 水路 29 ゴムパッキン 30 ノズル 31 オリフィス 32 気泡 33 コルゲート状のフィン

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高電圧回路に電極を介して接続された直
    線的なフラッシュランプと、上記フラッシュランプに近
    接して並行に配されたYAGロッドと、上記フラッシュ
    ランプとYAGロッドの周囲を包むように配された反射
    筒と、上記フラッシュランプ、YAGロッド、反射筒と
    をその内部にアセンブリすると共にキャビティ冷却液出
    口とキャビティ冷却液入口を有するキャビティと、上記
    キャビティ冷却液入口側の第1の配管に接続され、両表
    面に蛇行する水路を有する冷却板と、上記冷却板両表面
    に接して配置されたコルゲート状のフィンを有する放熱
    器とによって構成される熱交換器と、上記熱交換器の側
    方に配された冷却ファンと、上記冷却ファンと上記熱交
    換器を包むエアーダクトと、上記キャビティ冷却液出口
    と熱交換器の間に配されたポンプと、上記ポンプと上記
    熱交換器とを接続する第2の配管と、上記ポンプと上記
    キャビティ冷却液出口とを接続する第3の配管と、冷却
    系全体に充填された冷却水とにより構成されたことを特
    徴とするレーザ発振器の冷却装置。
  2. 【請求項2】 上記ポンプと、上記キャビティ冷却液出
    口の接続配管に接続する鉛直上に配置されたノズルと、
    上記ノズルに対して同芯上に配置され、上側に冷却液溜
    めを有するオリフィスと、上記ノズルと直交して配置さ
    れ上記ポンプと接続された第4の配管を備えた請求項1
    記載のレーザ発振器の冷却装置。
JP4104493A 1993-03-02 1993-03-02 レーザ発振器の冷却装置 Pending JPH06260700A (ja)

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