JPH0626077B2 - 円盤状回転記録担体に対する安定板装置 - Google Patents

円盤状回転記録担体に対する安定板装置

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JPH0626077B2
JPH0626077B2 JP59087372A JP8737284A JPH0626077B2 JP H0626077 B2 JPH0626077 B2 JP H0626077B2 JP 59087372 A JP59087372 A JP 59087372A JP 8737284 A JP8737284 A JP 8737284A JP H0626077 B2 JPH0626077 B2 JP H0626077B2
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cassette
stabilizer
record carrier
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信夫 手塚
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Description

【発明の詳細な説明】 (技術分野) この出願の発明は、磁気シート等の円盤状回転記録担体
に対する安定板装置に関し、とくに簡単な構成で安定板
の位置決めを行なう手段に関する。
(背景技術) 可撓性の磁気シートを回転させ、この磁気シートに磁気
ヘッドを摺接させて情報の記録又は再生(一般的には情
報の書きこみ又は読み出し)を行なう装置はコンピュー
タの記憶装置又は電子カメラ等に種々利用されている。
この種の装置では、高密度記録又は画質の向上等の目的
で記録波長を短く設定する方向に進んでいるが、記録波
長が短くなるに従って磁気シートの磁性層と磁気ヘッド
のギャップ部との摺接状態が重要であって、これが正確
でないとスペーシング・ロスが発生しやすくなり記録又
は再生特性を劣化させるので、磁気シートの振動あるい
は変形が生じないようにするための種々の工夫がなされ
ている。さらにこの種の装置では、可撓性磁気シートを
保護し、あるいはその取り扱いを容易にするためにこれ
を容器(通常カセット、ジャケットまたはパックと呼ば
れているが、以下背景技術及び実施例の説明ではカセッ
トという)に入れた状態で装置本体に装填するものが多
い。このカセットは、一般的に磁気ヘッドが挿入される
近傍及び磁気シートと回転駆動軸の結合部のみに開口部
が設けられている。
ところで、上述のように磁気シートをカセットに挿入し
て使用する装置では、シートの回転時にその安定化をは
かり、その変形を防止するために、シートとヘッドとの
対向部にシートを挾む状態で安定板を配置することによ
り、シートとヘッドとの摺動状態の向上をはかってい
る。この安定板の役割は、シートと安定板との間に空気
流を生じさせることにより、それによる圧力とシートの
物性との釣り合い状態を利用して上記の摺動の安定化を
はかるものであるが、さらに安定板の表面に不織等の弾
圧部材を設け、その弾圧効果により上記の摺接の安定化
をはかることが提案されている。
前記のどちらの場合でも、磁気シート又は磁気ヘッドに
対する安定板の位置(平面的相対位置及び高さ)がきわ
めて重要な要素であり、この位置が正確でないと磁気シ
ートと磁気ヘッドとの安定な摺接を実現することができ
ない。
一方、本出願人は、記録担体受け入れ部を開放した第1
の位置からこれを閉鎖した所定の第2の位置を超えてさ
らに第3の位置へ移動させることが可能な可動部材(例
えば外カバー部)が第2の位置から第3の位置へ移動さ
せられる際に、記録担体をその結合部(例えば回転駆動
部)に結合させ、この可動部材を第3の位置への移動後
第2の位置に位置決めする手段を具え、これにより記録
担体と上記結合部との結合を確実に行なうとともに記録
担体の回転時にその回転精度を保つことができる装置に
ついて提案し(特願昭58−72429号)、また上記の機構
を一部利用して、記録担体が前記受け入れ部に挿入され
た状態で外部へ排出されるのを阻止する係合手段の係合
を上記可動部材の第3の位置への移動に伴って解除する
手段を具える装置について提案した(特願昭59−45196
号)。
前述のように、安定板を、記録担体の回転時に記録担体
(例えば磁気シート)又は記録もしくは再生ヘッドに対
して正確に位置決めするとともに、記録担体の回転駆動
部等の結合部への結合、並びに記録担体の係止及びその
解除等、装置を動作させるのに必要な他の機構と上記の
位置決め機構との間に有機的な関連をもたせ、装置全体
の機構を簡潔に、かつ合理的に構成することが望まし
い。
(目的) この発明は、前述の事情にかんがみ、円盤状回転記録担
体を用いる装置において、簡単な構成で安定板と記録担
体又は記録もしくは再生ヘッドとの相対的な位置決めを
正確に行なうことができる安定板装置を提供することを
目的とする。
さらに、記録担体受け入れ部の厚み、換言すれば安定板
が受け入れ部内部に進入する深さに関係なく、機構部を
構成することができる安定板装置を提供することを目的
とする。
さらに、記録担体のその受け入れ部に対する挿脱時に安
定板と記録担体とがせることがなく、記録担体を傷める
ことがない安定板装置を提供することを目的とする。
記録担体の回転時における安定板の記録担体等に対する
位置決めをする機構と記録担体をその回転駆動部等の結
合部に結合する機構又は記録担体を係止しもしくはその
係止を解除する機構とが有機的な関連を有する安定板装
置を提供することを目的とする。
(実施例による説明) 以下図面を参照して上記の目的を達成するためこの出願
の発明において講じた手段について例示説明する。下記
の説明は、記録担体が磁気シートであり、記録又は再生
ヘッドが磁気ヘッドである記録又は再生装置に適用した
例について、この出願の発明の円盤状回転記録担体に対
する安定板装置の一実施例の構成、その安定板位置決め
作用及び関連動作の順序で行なう。なおこの明細書にお
いて、記録又は再生とは、映像信号や音声信号の記録又
は再生のみならず、デジタル信号の書きこみ又は読み出
しをいい、またこの出願の発明は磁気的記録又は再生方
式のみならず、記録又は再生方式の種類あるいは記録担
体の材質を問わず円盤状回転記録担体を使用する装置に
適用されるものである。
(この出願の発明の円盤状回転記録担体に対する安定板
装置の一実施例の構成)(第1図,第2図) 第1図は、この出願の発明の実施例に適用される磁気シ
ート収納カセットの一例を示し、図において、1は可撓
性磁気シートであり、その中心部には後述の回転スピン
ドルと結合するセンターハブ2が一体的に形成されてい
る。センターハブ2には、その中心部に多角形の穴が開
けられており、そのうち3つの面2a,2b及び2cで
スピンドルと接触する。またセンターハブ2には、後述
のスピンドル部に設けられた吸引マグネットに対向して
磁性材よりなる吸引片2dと、この吸引片2dの一部等
を利用して同じく磁性材よりなる位相検出片2eとが形
成されている。3はカセット本体であって、磁気シート
1はその内部に回動可能な状態で保持されている。カセ
ット3には、後述の磁気ヘッドを挿入するための開口部
3aと後述の上側安定板が入りこむための開口部3bと
が設けられており、また磁気シート1を装置本体に対し
て位置決めするための穴3c,3dが設けられる。
第2図はこの出願の発明の円盤状回転記録担体に対する
安定板装置の一実施例を示し、同図(A),(B)及び(C)
は、それぞれ、外カバー、記録担体受け入れ部の一例で
ある内カバー及び装置本体の要部を示すが、以下説明の
便宜上同図(C),(B)及び(A)の順序で説明する。第2図
の実施例では、安定板として上側安定板32と下側安定
板17とが設けられ、これらのうち上側安定板32が、
後述の手段により移動可能になっている。
第2図(C)において、11は記録又は再生装置本体であ
り、不図示のモータにより磁気シート1を回転するため
のスピンドル部12が突出している。このスピンドル部
12には、第1図において説明したセンターハブ2の3
つの面2a,2b,2cに嵌合される回転部12aと、
その吸引片2dを吸引、吸着するためのマグネット13
とが設けられ、これらはスピンドル12と一体的に回転
する。14は本体11に対して固定的に設けられた回転
中心軸であり、例えば前記のモータの中空回転軸を貫通
して設けられ、この軸14自体は回転しない。
15は磁気ヘッドであって磁気シート1と摺接し、情報
の記録又は再生を行なう。16は、磁気ヘッド15を塔
載するキャリッジであってヘッド15を回転中心軸14
に対して半径方向に移動させる。この機構は周知である
ので詳細な説明を省略する。17は下側安定板であって
本体11に固定され、第1図のカセット開口部3aにヘ
ッド15とともに挿入されている。下側安定板17は、
後述の上側安定板32(第2図(B))と協働して磁気シ
ート1と磁気ヘッド15との摺接の安定化をはかるもの
である。ピン18及び19は、第1図のカセット3の穴
3c,3dと嵌合し、カセット3の本体11に対する位
置を決める。さらにこれらのピンの段部18a,19a
及びピン20の上面によってカセット3の本体11に対
する装着高さを決めるように構成されている。
21は、後述の内カバー31及び外カバー51を回動可
能に支持するヒンジであり、22及び23はそれぞれそ
れらの軸を示す。24は、外カバー51を軸23を中心
として反時計方向へ付勢するばねである。
第2図(B)において、31は記録担体受け入れ部の一例
である内カバーであり、その下面両端に折り曲げ部31
fがそれぞれ形成され、ここにカセット3が装着され
る。内カバー31には、カセット3の開口部3bに対応
する位置に開口部31aが設けられ、その周辺に立ち曲
げ部31b(図では6個所)が設けられている。
上側安定板32の突出部32aの下面を、シートの回転
時に、磁気シート1の上面と対向させることにより、前
述の空気流等の作用によってシート1の振動、変形を防
止し、その磁気ヘッド15との摺接を安定させる機能を
有する。なお図には示していないが、突出部32aの下
面の磁気シート1との対向面に、例えばレーヨン等の材
質よりなる弾圧部材を固着し、弾圧的にシート1の振動
等を防止するよう構成することもできる。
内カバー31の開口部31aの周辺には、安定板32の
支持部として設けられた立ち曲げ部31bが形成されて
いる。そして、この立ち曲げ部31bは、安定板32の
突出部32aの外周部を支持することにより、安定板3
2を磁気シート1の面とほぼ直交するへ移動可能にして
いる。また内カバー31に植設されたピン35及び36
は、安定板32の穴32c及び長穴32dに嵌合し、安
定板32のカセット3に対する位置、換言すれば、記録
又は再生状態において磁気シート1の面で形成される平
面方向における安定板32の位置を最終的に決めるもの
である。さらに、ばね37(図では4個)は、安定板3
2の突出部32a以外の面を押圧することにより、安定
板32を磁気シート1あるいはカセット3から遠ざける
方向の付勢力を与えている。
38はストッパ(図では2個)であり、安定板32が内
カバー31に組みこまれた状態では、安定板32に設け
られたおう部32bにその先端部を入りこませ、ばね3
7の付勢力に抗して安定板32をある決められた位置に
保持するように作用する。安定板32に設けられたねじ
穴32e(図では3個所)には、バイアスばね34を介
して高さ調整ビス33a,33b及び33cが螺入さ
れ、調整ビス33aの先端は回転中心軸14の上端面
に、調整ビス33b及び33cの先端は下側安定板17
の面に、それぞれ当接するようになっているので、これ
ら3個所の当接部で安定板32の磁気シート1に対する
間隔を調整することができる。
39は、内カバー31に固着された位相検出コイル取り
付け板であり、ヨークピン41が取り付けられる穴39
aを有している。ヨークピン41は磁性材で形成され、
その先端部41aにコイル40が取り付けられ、第1図
で説明したセンターハブ2の位相検出片2eと対向し、
磁気シート1の回転時に、マグネツト13の磁界の一部
を検出し、コイル40から磁気シート1の回転位相を表
わす信号を発生する。ヨークピン41の先端部41a
は、取り付け穴39aに対して偏心されており、磁気シ
ート1の回転中心又は磁気ヘッド15に対する位置が微
調整可能になっている。42は、カセット押し出しレバ
ーであって、ばね43により軸42aを中心に時計方向
に付勢され、カセット3が内カバー31に挿入される
と、その端面とレバー42の下面に植設されたピン42
bとの当接によりカセット3を矢印Aと反対方向に押し
出そうとする力が作用する。
44はカセットロックレバーであって軸部44aを中心に
板ばね45によって時計方向へ付勢されており、その後
端部44bは、図示の状態ではレバー46の立ち曲げ部
46bに覆われている。レバー46は軸48に摺動可能
に案内され、ばね47により矢印Aと反対方向に付勢さ
れている。カセット3が内カバー31に装着完了する直
前にレバー46の後端立ち上がり部46aとカセット3
の端面とが当接し、レバー46を矢印A方向に移動さ
せ、その立ち曲げ部46bのレバー44の後端部44b
に対する覆いがはずれると、カセットロックレバー44
は、板ばね45により時計方向へ回動し、そのフック部
44cがカセット3の前端面と係合し、カセット押し出
しレバー42の押し出し動作に抗してカセット3を装着
位置に保持する。なおばね49は、内カバー31と後述
の外カバー51との間に働らき、それぞれのカバーを互
いに離反させる作用をする。また内カバー31の長穴3
1cには、本体11に設けられたカセット位置決めピン
18の上端部に設けられた突出位置決めピン18bが嵌
合し、これにより本体11に対する内カバー31の位置
を決める。
第2図(A)において、51は外カバーであって軸23に
より本体11に対して回動可能に軸支されている。52
は外カバー51に植設された軸であり、ばね53が付勢
された状態で設けられている。54は、軸52の先端部
に軸方向に移動可能に挿入された押圧部材であって、ば
ね53の付勢力を受けている。55は規制部材であっ
て、外カバー51がばね24により本体11に対して反
時計方向、すなわち開く方向へ回動するとき、本体11
の一壁部11aに当接し、外カバー51の開き角度を規
制する。
56は板ばねであり、記録又は再生状態で、その先端部
56aが内カバー31に開けられた穴31eを通ってカ
セット3を本体11側へ押圧する作用をする。57は板
ばねであり、その先端部57aでカセットロックレバー
44の後端部44bを押圧し、そのフック部44cとカセ
ット3の前端面との係合を解くものである。
58はT字状板ばねであって第1図のセンターハブ2を
スピンドル12に対して押しこむためのものであり、そ
の先端部58aは下方へ突出するように形成され、その
尾端58bは外カバー51の天井部にねじ等により固着
されている。59はT字状板ばね58に対する位置規制
部材であって、同じく外カバー51の天井部にねじ等に
より固着され、その左右に突出部59a(2個)が形成
されており、これらの突出部59aに対しT字状板ばね
58の左右両端の折り曲げ部58c(2個)がそれぞれ
上方から衝合し、これにより板ばね58は、自己の弾力
により第2図(A)においてさらに下方へたわもうとする
のに対して位置規制部材59により位置規制されてい
る。60a,60bは、外カバー51の正面に植設され
たロックピンであり、外カバー51が閉じられたとき本
体11の側板25に設けられた不図示のロックレバーと
協働して外カバー51を本体11に対してロックするた
めのものである。
(この出願の発明の一実施例における安定板位置決め作
用)(第1図〜第4図) 第3図及び第4図は、それぞれ、第2図に示す実施例に
おいて、カセット装着前の状態及びカセットが装着さ
れ、記録又は再生状態に設定された状態における主とし
て上側安定板32の位置を説明する図である。
第2図に示す構成において、カセット3を装着するに
は、第3図に示すように、外カバー51を、ばね24の
付勢力により本体11に対してヒンジ軸23を中心にし
て反時計方向へ回動させてこれを開放位置に移動させ
る。この状態において、内カバー31は、ばね49の作
用及びその曲げ部31dと外カバー51の穴51aとの
作用により、ある決められた角度を形成するように開か
れている。この状態では、安定板32は、ばね37の付
勢力により上方へ押し上げられるが、そのおう部32b
とストッパ38との係接により第3図に示すようにカセ
ット3の進入軌跡Bから退避している。なお、この場
合、外カバー51に設けられた押圧部材54も安定板3
2の押圧面32fに当接しないようになされている。ま
た安定板32の退避のための移動量が大きいとき、換言
すれば内カバー31に植設された位置決めピン35,3
6が、その長さ(高さ)を大きくすることができないと
きは内カバー31の立ち曲げ部31bで突出部32aを
案内することによって安定板32の退避移動量を大きく
することが可能である。
第3図の状態においてカセット3を内カバー31に挿入
し(通過軌跡B)、外カバー51をばね24の付勢力に
抗してヒンジ軸23を中心に時計方向へ回動させると、
内カバー31もその曲げ部31dと外カバー51の穴5
1aとの作用により軸22を中心に同方向へ回動する。
そして第4図に示す装着完了位置に相当する位置では、
スピンドル12が磁気シート1のハブ2の中心部の穴
に、下側安定板17がカセット3の開口部3aに、また
上側安定板32が下記の態様で開口部3bにそれぞれ進
入する。この状態で、カセット3は本体11に設けられ
たピン18,19及び20によってその位置及び高さが
決められ、内カバー31もその長穴31c及びピン18
の先端部18bによって本体11に対して位置が決めら
れる。一方、このとき、安定板32の押圧面32fが、
外カバー51に設けられた押圧部材54により押圧さ
れ、ばね53の付勢力が安定板32に加えられる。ここ
で、ばね53による押圧力37による押し上げ力よりも
大きくしておくことにより、安定板32は磁気シート1
の方向へ移動するが、安定板32に螺入された高さ調整
ビス33a〜33cにより安定板32の磁気シート1に
対する位置(高さ)が規制される。したがって、磁気シ
ート1が回転している記録又は再生状態において安定板
32の磁気シート1又は磁気ヘッド15に対する平面的
相対位置及び高さが所望の状態に維持される。なお外カ
バー51が第3図の開いた状態から第4図の閉じた状態
へ移動する過程において、先に本出願人の先願を引用し
て説明し、また第2図に示す実施例に関して後に詳細に
説明するように、外カバー51が第4図に示す状態を超
えて同図F方向へ押しこまれるが、この場合押圧部材5
4が安定板32の押圧面32fで受けられているので、
ばね53がたわむだけで安定板32と磁気シート1又は
磁気ヘッド15との相対位置は第4図に示すままであ
る。なお外カバー51が開かれると、安定板32は再び
第3図に示す位置に戻る。
(この出願の発明の一実施例における関連動作)(第1
図〜第4図) 次に、第2図に示す実施例における、磁気シート1のそ
の回転駆動部への結合動作、並びに、カセット3の係止
及びその解除動作について、先に引用した本願人の先願
特願昭58−72429号及び特願昭59−45196
号の明細書で説明したところに準じてその概要を説明す
る。
外カバー51が、第3図に示す開放した前記第1の位置
から第4図に示す閉鎖した前記第2の位置を超えて第4
図F方向にさらに前記第3の位置まで移動させられる
と、外カバー51に設けられたT字状板ばね58の先端
部58aが磁気シート1のセンターハブ2をスピンドル
12に押しこみ、磁気シート1をその回転駆動部である
スピンドル12に確実に結合させる。このとき、外カバ
ー51の押しこみストロークとハブ2の必要押しこみ量
との量的な差は、板ばね58のたわみとして吸引され
る。
一方、外カバー51の押しこみを解除すると、外カバー
51は、ばね24の付勢により反時計方向へ回動しよう
とするが、外カバーに設けられたロックピン60a,6
0bと本体11の側板25に設けられた不図示のレバー
との作用によりその回動が規制され、さらにこれらのロ
ックピンと側板25に設けられた不図示の他のレバーと
の作用により、外カバー51は本体11に対して固定さ
れ、第4図に示す記録又は再生位置(第2の位置)に保
持される。そしてT字板ばね58の先端部58aがハブ
2との接触を断ち、磁気シート1は、スピンドル12と
確実に結合された状態になる。
次に、前述の外カバー51の移動に伴うカセット3の係
止動作及び係止解除動作について説明する。第3図にお
いて、前述のように、カセット3を内カバー31に挿入
するときは軌跡Bを通過させるが、この時点では、カセ
ットロックレバー44は、その後端部44bがレバー4
6の立ち曲げ部46bで覆われているので、そのフック
部44cがカセット3の通過軌跡Bの外側に位置してい
るため、カセット3の出し入れには影響しない。次にカ
セット3の挿入完了時点では、その後端部でレバー46
の他端立ち下がり部46aを押しこむため、その立ち曲
げ部46bは第2図(B)中左方へ移動し、カセットロッ
クレバー44の後端部44bの覆いを解く。したがっ
て、カセットロックレバー44は、板ばね45により軸
部44aを中心にして時計方向へ回動し、その先端フッ
ク部44cによりカセット3を係合保持する。なおレバ
ー46は、ばね47により右方へ戻ろうとするが、第2
図(B)においてカセットロックレバー44の後端部44
bとレバー46の立ち曲げ部46bとが係接し、右方へ
の移動を阻止された状態にある。
次に、外カバー51を閉じ、第4図の矢印F方向にさら
に押しこむと、外カバー51に固定された板ばね57の
先端部57aがカセットロックレバー44の後端部44
bを押し、その結果レバー44は軸部44aを中心に反
時計方向へ回動させられるので、レバー44の先端フッ
ク部44cとカセット3との係合が解除されるが、カセ
ット3は本体11に設けられている位置決ピン18及び
19により規定位置に設定される。一方、カセットロッ
クレバー44が反時計方向へ回動したため、レバー46
は、ばね47により右方へ移動させられ、その立ち曲げ
部46bでカセットロックレバー44の後端部44bを
覆い、レバー44とカセット3との係合が解除された状
態に保持される。なおカセット3のイジェクト時の動作
は、原則的に前述の逆動作であるので、その説明を省略
する。
(効果) 以上の説明から明らかなように、本発明によれば、安定
板を受け入れ部に支持させ、カセットの受け入れ部への
挿脱軌跡に対してほぼ直行する方向にのみ移動可能とさ
せ、また、安定板の移動範囲を、カセットの受け入れ部
への挿脱軌跡から離間した近接位置と、記録担体に対し
近接した位置との間の極めて小さいものとしたので、簡
単な構成で、安定板と記録担体又は記録もしくは再生ヘ
ッドとの相対的な位置を正確に定めることができ、外装
部材による影響を排除してつねにこれらの間の安定した
摺接状態を得ることができる。さらに、記録担体受け入
れ部の厚み、換言すれば安定板が受け入れ部内部に進入
する深さに関係なく、機構部を構成することができ、ま
た記録担体の受け入れ部に対する挿脱時に安定板と記録
担体とがせることがなく、記録担体を傷めることがな
い。
さらに前記外カバー部に安定板に対する押圧部材を設け
たので、第1の発明の効果を奏するとともに、記録担体
の回転時における安定板の記録担体等に対する位置決め
をする機構と、記録担体をその回転駆動部等の結合部に
結合する機構又は記録担体を係止しもしくはその係止を
解除する機構との間に有機的な関連をもたせ、装置全体
の機構を簡潔かつ合理的に構成することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの出願の発明に適用される記録担体収納容器
であるカセットの一例を示す斜視図、第2図(A),(B)及
び(C)は全体としてこの出願の発明の安定板装置を示す
分解的斜視図であって同図(A)は外カバー部、同図(B)は
記録担体受け入れ部、同図(C)は記録又は再生装置本体
の要部をそれぞれ示す斜視図であり、第3図及び第4図
は、それぞれ第2図の安定板装置のカセット装着前の状
態及びカセットが装着され、記録又は再生位置にした状
態の安定板付近の断面図である。 符号の説明 1:記録担体の一例である磁気シート、3:記録担体収
納容器であるカセット、11:記録又は再生装置本体、
12:スピンドル、15:記録又は再生ヘッド、17:
下側安定板、31:記録担体受け入れ部の一列である内
カバー、31a:その開口部、31b:その立ち曲げ
部、32:上側安定板、33a,33b,33c:高さ
調整ビス、34:バイアスばね、35,36:ピン、3
7:ばね、38:ストッパ、44:カセットロックレバ
ー、44c:そのフック部、51:カバー、53:ば
ね、54:押圧部材、58:T字状板ばね、58a:そ
の先端部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】装置本体と、 この装置本体に移動可能に設けられた外カバーと、 前記装置本体に設けられ、円盤状記録担体を装着可能と
    する装着部と、 前記装置本体と外カバーとの間に配され、前記記録担体
    が収納されたカセットを保持し、このカセットが挿脱可
    能な第1の位置と前記記録担体を前記装着部に装着させ
    る第2の位置とを前記外カバーの移動動作に連動して移
    動可能な受け入れ部と、 前記円盤状記録担体の回転を安定させるための安定板
    と、 この安定板を支持するべく、前記受け入れ部上であっ
    て、前記外カバー側に立設された支持部材と、 前記安定板を押圧すべく、前記外カバーに設けられた押
    圧部材と、 を備え、 前記安定板は、前記カセットの受け入れ部への挿脱軌跡
    に対してほぼ直行する方向にのみ移動可能に前記受け入
    れ部上において前記支持部材に支持され、 前記受け入れ部が前記第1の位置にあるときには、前記
    安定板は、前記カセットの受け入れ部への挿脱軌跡から
    離間した近接位置に保持され、 前記受け入れ部が前記第2の位置にあるときには、前記
    安定板は、前記押圧部材に押圧され、その一部が前記カ
    セットに形成された開口部から挿入し前記記録担体に対
    し近接した位置に保持されることを特徴とする円盤状回
    転記録担体に対する安定板装置。
JP59087372A 1984-04-28 1984-04-28 円盤状回転記録担体に対する安定板装置 Expired - Lifetime JPH0626077B2 (ja)

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JP59087372A JPH0626077B2 (ja) 1984-04-28 1984-04-28 円盤状回転記録担体に対する安定板装置

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JPS60231969A JPS60231969A (ja) 1985-11-18
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5877869U (ja) * 1981-11-24 1983-05-26 ソニー株式会社 回転磁気シ−ト装置

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JPS60231969A (ja) 1985-11-18

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