JPH06261947A - 注射器用のハブ及び、該ハブの接続構造及び、該ハブを用いた注射器及び、該注射器の組立方法 - Google Patents
注射器用のハブ及び、該ハブの接続構造及び、該ハブを用いた注射器及び、該注射器の組立方法Info
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- JPH06261947A JPH06261947A JP5079184A JP7918493A JPH06261947A JP H06261947 A JPH06261947 A JP H06261947A JP 5079184 A JP5079184 A JP 5079184A JP 7918493 A JP7918493 A JP 7918493A JP H06261947 A JPH06261947 A JP H06261947A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】注射器の使用直後より廃棄処分までの作業を安
全で、かつ手間をかけない作業とする。 【構成】先端に孔8aを介して筒状に形成されたハブ挿
着孔4bを有するシリンジ本体2の該ハブ挿着孔4bに
着脱自在に挿着されるハブ9は、ハブ挿着孔4bに挿入
され、またハブ挿着孔4bからシリンジ本体2内に引き
抜き得る筒状のハブ本体90を有し、ハブ本体90の外
周部に、溝状のハブ止溝10eを、ハブ止リブ7dと係
合し得るように環状に形成し、ハブ本体90の外径L
1’を、ハブ挿着孔4bの内径L1よりも小さく形成
し、ハブ本体90の端面11aに、注射針26を挿入し
得る針挿入孔12を設け、ハブ本体90に、流通孔19
を、針挿入孔12とシリンジ本体2内とを連通する形で
設け、ハブ本体90の端面10bに、ピストン係合孔2
0を、ピストンと係合自在に設けて構成した。
全で、かつ手間をかけない作業とする。 【構成】先端に孔8aを介して筒状に形成されたハブ挿
着孔4bを有するシリンジ本体2の該ハブ挿着孔4bに
着脱自在に挿着されるハブ9は、ハブ挿着孔4bに挿入
され、またハブ挿着孔4bからシリンジ本体2内に引き
抜き得る筒状のハブ本体90を有し、ハブ本体90の外
周部に、溝状のハブ止溝10eを、ハブ止リブ7dと係
合し得るように環状に形成し、ハブ本体90の外径L
1’を、ハブ挿着孔4bの内径L1よりも小さく形成
し、ハブ本体90の端面11aに、注射針26を挿入し
得る針挿入孔12を設け、ハブ本体90に、流通孔19
を、針挿入孔12とシリンジ本体2内とを連通する形で
設け、ハブ本体90の端面10bに、ピストン係合孔2
0を、ピストンと係合自在に設けて構成した。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、使い捨て用の注射器に
適用するのに好適な注射器用のハブ及び、該ハブの接続
構造及び、該ハブを用いた注射器及び、該注射器の組立
方法に関する。
適用するのに好適な注射器用のハブ及び、該ハブの接続
構造及び、該ハブを用いた注射器及び、該注射器の組立
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】使用後の注射器の注射針には、病原菌等
を含んだ患者の血液等が付着しているので、二次感染を
防止するために、再使用しない使い捨て用の注射器が多
く使用されている。従来の使い捨て用の注射器は、使用
した後に廃棄処分するが、該注射器を取り扱う際に患者
の血液等が付着した注射針で手等を傷つけて、その傷口
を介して二次感染するといった危険を取り除く必要があ
るため、使用後にまず、該注射針をハサミ等で注射器か
ら切断して取り去り、次いで廃棄処分していた。
を含んだ患者の血液等が付着しているので、二次感染を
防止するために、再使用しない使い捨て用の注射器が多
く使用されている。従来の使い捨て用の注射器は、使用
した後に廃棄処分するが、該注射器を取り扱う際に患者
の血液等が付着した注射針で手等を傷つけて、その傷口
を介して二次感染するといった危険を取り除く必要があ
るため、使用後にまず、該注射針をハサミ等で注射器か
ら切断して取り去り、次いで廃棄処分していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の使い捨
て用の注射器では、使用直後より注射針の切断までの間
は、注射針で手等を傷つけないように細心の注意を傾け
て該注射器を取り扱う必要があったため、この取り扱い
の作業は手間がかかるものであった。また、従来の使い
捨て用の注射器では、廃棄処分前に行う注射針の切断作
業が、手間がかかる作業であった。また、使用直後に注
射針を該注射器のシリンジ内に挿入させることにより、
使用直後より安全性を維持し、かつ注射針の切断作業を
省くことのできる使い捨て用の注射器が提案されてい
る。しかし、提案されている該注射器は構造が複雑であ
るため、組立が困難であると共に、操作が困難であっ
た。
て用の注射器では、使用直後より注射針の切断までの間
は、注射針で手等を傷つけないように細心の注意を傾け
て該注射器を取り扱う必要があったため、この取り扱い
の作業は手間がかかるものであった。また、従来の使い
捨て用の注射器では、廃棄処分前に行う注射針の切断作
業が、手間がかかる作業であった。また、使用直後に注
射針を該注射器のシリンジ内に挿入させることにより、
使用直後より安全性を維持し、かつ注射針の切断作業を
省くことのできる使い捨て用の注射器が提案されてい
る。しかし、提案されている該注射器は構造が複雑であ
るため、組立が困難であると共に、操作が困難であっ
た。
【0004】本発明は、上記事情に鑑み、使い捨て用の
注射器において、使用直後より廃棄処分までの作業を安
全で、かつ手間をかけない作業とせしめ、組立及び、操
作を容易にせしめ得る、注射器用のハブ及び、該ハブの
接続構造及び、該ハブを用いた注射器及び、該注射器の
組立方法を提供することを目的としている。
注射器において、使用直後より廃棄処分までの作業を安
全で、かつ手間をかけない作業とせしめ、組立及び、操
作を容易にせしめ得る、注射器用のハブ及び、該ハブの
接続構造及び、該ハブを用いた注射器及び、該注射器の
組立方法を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】即ち、本発明のうち第一
の発明は、ピストン(29)が摺動自在に装着されたシ
リンジ本体(2)を有し、該シリンジ本体(2)の先端
に、注射針導入穴(8a)を介して筒状に形成されたハ
ブ挿着穴(4b)を形成し、該ハブ挿着穴(4b)に対
して着脱自在に挿着される注射器用のハブ(9)におい
て、前記ハブ(9)は、前記ハブ挿着穴(4b)に挿入
され、また該ハブ挿着穴(4b)から前記シリンジ本体
(2)内に引き抜き得る筒状のハブ本体(90)を有
し、前記ハブ本体(90)の外周部に、シ−ル部(10
e、57、61)を、前記ハブ挿着穴(4b)の内面と
係合し得るように、環状に形成し、前記ハブ本体(9
0)の前記シ−ル部(10e、57、61)以外の部分
の外径を、前記ハブ挿着穴(4b)の対応する部分の内
径よりも小なる形に形成し、前記ハブ本体(90)の一
端(11a)に、注射針(26)を挿入し得る針挿入孔
(12)を、前記ハブ本体(90)の軸心方向に設け、
前記ハブ本体(90)に、流通孔(19)を、前記針挿
入孔(12)と前記シリンジ本体(2)内とを軸心方向
に連通し得る形で設け、前記ハブ本体(90)の他端
(10b)に、ハブ側係合手段(20)を、前記ピスト
ン(29)と係合自在に設けて構成した。また、本発明
のうち第二の発明は、第一の発明のハブ(9)を、シ−
ル部(10e)を溝の形で形成して構成した。また、本
発明のうち第三の発明は、第一の発明のハブ(9)を、
シ−ル部(57、61)を突条の形で形成して構成し
た。また、本発明のうち第四の発明は、先端に注射針導
入穴(8a)を介してハブ挿着穴(4b)が形成された
シリンジ本体(2)を有するシリンジ(100)に対し
て、注射器用ハブ(9)を着脱自在に接続したハブ
(9)の接続構造において、前記ハブ挿着穴(4b)に
第一の発明のハブ(9)のハブ本体(90)を、前記ハ
ブ挿着穴(4b)に挿入され、また該ハブ挿着穴(4
b)から前記シリンジ本体(2)内に引き抜き得ように
る着脱自在に挿入装着し、前記ハブ挿着穴(4b)の内
周面(7a)にハブシ−ル部(7d、59、7a)を環
状に設けると共に、前記ハブ本体(90)のシ−ル部
(10e、57、61)を該ハブシール部(7d、5
9、7a)に対して所定の接触圧力(Fbc、Fc)で
接触係合させた形で設け、前記ハブシ−ル部(7d、5
9、7a)以外のハブ挿着穴(4b)の内周面(7a)
と、前記ハブ本体(90)の外周面(10i)との間
に、間隙(49)を形成して構成した。また、本発明の
うち第五の発明は、先端に注射針導入穴(8a)を介し
てハブ挿着穴(4b)が形成されたシリンジ本体(2)
を有するシリンジ(100)に対して、注射器用ハブ
(9)を着脱自在に接続したハブ(9)の接続構造にお
いて、前記ハブ挿着穴(4b)に第二の発明のハブ
(9)のハブ本体(90)を、前記ハブ挿着穴(4b)
に挿入され、また該ハブ挿着穴(4b)から前記シリン
ジ本体(2)内に引き抜き得ようにる着脱自在に挿入装
着し、前記ハブ挿着穴(4b)の内周面(7a)に突条
が環状に形成された形のハブシ−ル部(7d)を設ける
と共に、前記ハブ本体(90)のシ−ル部(10e)を
該ハブシール部(7d)に対して所定の接触圧力(Fb
c、Fc)で接触係合させた形で設け、前記ハブシ−ル
部(7d)以外のハブ挿着穴(4b)の内周面(7a)
と、前記ハブ本体(90)の外周面(10i)との間
に、間隙(49)を形成して構成した。また、本発明の
うち第六の発明は、先端に注射針導入穴(8a)を介し
てハブ挿着穴(4b)が形成されたシリンジ本体(2)
を有するシリンジ(100)に対して、注射器用ハブ
(9)を着脱自在に接続したハブ(9)の接続構造にお
いて、前記ハブ挿着穴(4b)に第三の発明のハブ
(9)のハブ本体(90)を、前記ハブ挿着穴(4b)
に挿入され、また該ハブ挿着穴(4b)から前記シリン
ジ本体(2)内に引き抜き得ようにる着脱自在に挿入装
着し、前記ハブ挿着穴(4b)の内周面(7a)に溝が
環状に形成された形のハブシ−ル部(59)を設けると
共に、前記ハブ本体(90)のシ−ル部(57)を該ハ
ブシール部(59)に対して所定の接触圧力(Fbc、
Fc)で接触係合させた形で設け、前記ハブシ−ル部
(59)以外のハブ挿着穴(4b)の内周面(7a)
と、前記ハブ本体(90)の外周面(10i)との間
に、間隙(49)を形成して構成した。また、本発明の
うち第七の発明は、第五又は第六の発明によるハブ
(9)の接続構造において、前記シール部(10e、5
7)の幅と前記ハブシール部(7d、59)の幅が相違
するようにして構成した。また、本発明のうち第八の発
明は、先端に注射針導入穴(8a)を介してハブ挿着穴
(8a)が形成されたシリンジ本体(2)を有するシリ
ンジ(100)に対して、注射器用ハブ(9)を着脱自
在に接続したハブ(9)の接続構造において、前記ハブ
挿着穴(4b)に第三の発明のハブ(9)のハブ本体
(90)を、前記ハブ挿着穴(4b)に挿入され、また
該ハブ挿着穴(4b)から前記シリンジ本体(2)内に
引き抜き得ようにる着脱自在に挿入装着し、前記ハブ挿
着穴(4b)の内周面(7a)と同一の面上にハブシー
ル部(7a)を設けると共に、前記ハブ本体(90)の
シ−ル部(57、61)を該ハブシール部(7a)に対
して所定の接触圧力(Fbc、Fc)で接触係合させた
形で設け、前記ハブシ−ル部(7a)以外のハブ挿着穴
(4b)の内周面(7a)と、前記ハブ本体(90)の
外周面(10i)との間に、間隙(49)を形成して構
成した。また、本発明のうち第九の発明は、第四又は第
五又は第六又は第八の発明のハブ(9)の接続構造にお
いて、前記ハブ本体(90)を前記注射針導入穴(4
a)側から前記ハブ挿着穴(4a)に対して挿着し得る
ようにして構成した。また、本発明のうち第十の発明
は、第四又は第五又は第六又は第八の発明のハブ(9)
の接続構造において、前記シリンジ本体(2)の注射針
導入穴(4b)の周囲に1個以上のスリット(50)を
形成して構成した。また、本発明のうち第十一の発明
は、第四の発明の接続構造をなすシリンジ(100)及
びハブ(9)を有し、前記シリンジ本体(2)に、該シ
リンジ本体(2)の内部(2a)を軸方向に閉塞する形
のピストン(29)を、前記シリンジ本体(2)に対し
て軸方向に移動自在に設け、前記ピストン(29)に、
前記ハブ(9)のハブ側係合手段(20)と係合し得る
ピストン側係合手段(36)を、前記ハブ側係合手段
(20)に対向する形で設け、前記ハブ(9)の針挿入
孔(12)に、注射針(26)を設けて構成した。ま
た、本発明のうち第十二の発明は、第五の発明の接続構
造をなすシリンジ(100)及びハブ(9)を有し、前
記シリンジ本体(2)に、該シリンジ本体(2)の内部
(2a)を軸方向に閉塞する形のピストン(29)を、
前記シリンジ本体(2)に対して軸方向に移動自在に設
け、前記ピストン(29)に、前記ハブ(9)のハブ側
係合手段(20)と係合し得るピストン側係合手段(3
6)を、前記ハブ側係合手段(20)に対向する形で設
け、前記ハブの針挿入孔(12)に、注射針(26)を
設けて構成した。また、本発明のうち第十三の発明は、
第六の発明の接続構造をなすシリンジ(100)及びハ
ブ(9)を有し、前記シリンジ本体(2)に、該シリン
ジ本体(2)の内部(2a)を軸方向に閉塞する形のピ
ストン(29)を、前記シリンジ本体(2)に対して軸
方向に移動自在に設け、前記ピストン(29)に、前記
ハブ(9)のハブ側係合手段(20)と係合し得るピス
トン側係合手段(36)を、前記ハブ側係合手段(2
0)に対向する形で設け、前記ハブ(9)の針挿入孔
(12)に、注射針(26)を設けて構成した。また、
本発明のうち第十四の発明は、第八の発明の接続構造を
なすシリンジ(100)及びハブ(9)を有し、前記シ
リンジ本体(2)に、該シリンジ本体(2)の内部(2
a)を軸方向に閉塞する形のピストン(29)を、前記
シリンジ本体(2)に対して軸方向に移動自在に設け、
前記ピストン(29)に、前記ハブ(9)のハブ側係合
手段(20)と係合し得るピストン側係合手段(36)
を、前記ハブ側係合手段(20)に対向する形で設け、
前記ハブの針挿入孔(12)に、注射針(26)を設け
て構成した。また、本発明のうち第十五の発明は、第十
二又は第十三の発明の注射器(1)において、前記シー
ル部(10e、57)の幅と前記ハブシール部(7d、
59)の幅が相違するようにして構成した。また、本発
明のうち第十六の発明は、第十一又は第十二又は第十三
又は第十四の発明の注射器(1)において、前記ピスト
ン(29)はピストン本体(30)が操作部(32)と
薬液押圧部(33)の間で折取り自在に構成された。ま
た、本発明のうち第十七の発明は、第十六の発明の注射
器(1)において、前記シリンジ本体(2)にピストン
ストッパ(3b)を、前記ピストン(29)の薬液押圧
部(33)が前記シリンジ本体(2)から抜け出さない
ように形成して構成した。また、本発明のうち第十八の
発明は、第十六の発明の注射器(1)において、前記ピ
ストン(29)のピストン本体(30)には折取り用切
欠き(31)が形成されている。また、本発明のうち第
十九の発明は、第十七の発明の注射器(1)において、
前記ピストン(29)のピストン本体(30)には折取
り用切欠き(31)が形成されている。また、本発明の
うち第二十の発明は、第十九の発明の注射器(1)にお
いて、前記切り欠き(31)は、前記ピストン(29)
が前記ピストンストッパ(3b)に当接した際に、前記
シリンジ本体(2)の端部(3a)に位置し得るように
形成された。また、本発明のうち第二十一の発明は、第
十一又は第十二又は第十三又は第十四の発明の注射器
(1)を組立る際、ハブ(9)を、前記シリンジ本体
(2)のピストン(29)装着側より前記ハブ挿着穴
(4b)に対して挿入し、前記ハブ(9)を、該ハブ
(9)のシ−ル部(10e、57、61)と前記ハブ挿
着部(4b)のハブシ−ル部(7d、59、7a)とを
互いに弾性的に係合させる形で設置し、前記シリンジ
(100)に、ピストン(29)を挿入して構成した。
また、本発明のうち第二十二の発明は、第十一又は第十
二又は第十三又は第十四の発明の注射器(1)を組立る
際、前記シリンジ(100)に、ピストン(29)を挿
入し、ハブ(9)を、前記シリンジ本体(2)の注射針
導入穴(8a)側より前記ハブ挿着穴(4b)に対して
挿入し、前記ハブ(9)を、該ハブ(9)のシ−ル部
(10e、57、61)と前記ハブ挿着部(4b)のハ
ブシ−ル部(7d、59、7a)とを互いに弾性的に係
合させる形で設置し、前記ハブ(9)の針挿入孔(1
2)に、注射針(26)を挿入接続して構成した。ま
た、本発明のうち第二十三の発明は、第十一又は第十二
又は第十三又は第十四の発明の注射器(1)を組立る
際、前記シリンジ(100)に、ピストン(29)を挿
入し、注射針(26)の装着された状態のハブ(9)
を、前記シリンジ本体(2)の注射針導入穴(8a)側
より前記ハブ挿着穴(4b)に対して挿入し、前記ハブ
(9)を、該ハブ(9)のシ−ル部(10e、57、6
1)と前記ハブ挿着部(4b)のハブシ−ル部(7d、
59、7a)とを互いに弾性的に係合させる形で設置し
て構成した。また、本発明のうち第二十四の発明は、第
十一又は第十二又は第十三又は第十四の発明の注射器
(1)を組立る際、前記シリンジ本体(2)の注射針導
入穴(8a)の周囲に1個以上のスリット(50)を形
成しておき、前記シリンジ(100)に、ピストン(2
9)を挿入し、注射針(26)の装着された状態のハブ
(9)を、前記シリンジ本体(2)の注射針導入穴(8
a)側より前記ハブ挿着穴(4b)に対して挿入し、前
記ハブ(9)を、該ハブ(9)のシ−ル部(10e、5
7、61)と前記ハブ挿着部(4b)のハブシ−ル部
(7d、59、7a)とを互いに弾性的に係合させる形
で設置して構成した。また、本発明のうち第二十五の発
明は、第十一又は第十二又は第十三又は第十四の発明の
注射器(1)を組立る際、前記シリンジ本体(2)の注
射針導入穴(8a)の周囲に1個以上のスリット(5
0)を形成しておき、前記シリンジ(100)に、ピス
トン(29)を挿入し、ハブ(9)を、前記シリンジ本
体(2)の注射針導入穴(8a)側より前記ハブ挿着穴
(4b)に対して挿入し、前記ハブ(9)を、該ハブ
(9)のシ−ル部(10e、57、61)と前記ハブ挿
着部(4b)のハブシ−ル部(7d、59、7a)とを
互いに弾性的に係合させる形で設置し、前記ハブ(9)
の針挿入孔(12)に、注射針(26)を挿入接続して
構成した。なお、( )内の番号等は、図面における対
応する要素を示す、便宜的なものであり、従って、本記
述は図面上の記載に限定拘束されるものではない。以下
の作用の欄についても同様である。
の発明は、ピストン(29)が摺動自在に装着されたシ
リンジ本体(2)を有し、該シリンジ本体(2)の先端
に、注射針導入穴(8a)を介して筒状に形成されたハ
ブ挿着穴(4b)を形成し、該ハブ挿着穴(4b)に対
して着脱自在に挿着される注射器用のハブ(9)におい
て、前記ハブ(9)は、前記ハブ挿着穴(4b)に挿入
され、また該ハブ挿着穴(4b)から前記シリンジ本体
(2)内に引き抜き得る筒状のハブ本体(90)を有
し、前記ハブ本体(90)の外周部に、シ−ル部(10
e、57、61)を、前記ハブ挿着穴(4b)の内面と
係合し得るように、環状に形成し、前記ハブ本体(9
0)の前記シ−ル部(10e、57、61)以外の部分
の外径を、前記ハブ挿着穴(4b)の対応する部分の内
径よりも小なる形に形成し、前記ハブ本体(90)の一
端(11a)に、注射針(26)を挿入し得る針挿入孔
(12)を、前記ハブ本体(90)の軸心方向に設け、
前記ハブ本体(90)に、流通孔(19)を、前記針挿
入孔(12)と前記シリンジ本体(2)内とを軸心方向
に連通し得る形で設け、前記ハブ本体(90)の他端
(10b)に、ハブ側係合手段(20)を、前記ピスト
ン(29)と係合自在に設けて構成した。また、本発明
のうち第二の発明は、第一の発明のハブ(9)を、シ−
ル部(10e)を溝の形で形成して構成した。また、本
発明のうち第三の発明は、第一の発明のハブ(9)を、
シ−ル部(57、61)を突条の形で形成して構成し
た。また、本発明のうち第四の発明は、先端に注射針導
入穴(8a)を介してハブ挿着穴(4b)が形成された
シリンジ本体(2)を有するシリンジ(100)に対し
て、注射器用ハブ(9)を着脱自在に接続したハブ
(9)の接続構造において、前記ハブ挿着穴(4b)に
第一の発明のハブ(9)のハブ本体(90)を、前記ハ
ブ挿着穴(4b)に挿入され、また該ハブ挿着穴(4
b)から前記シリンジ本体(2)内に引き抜き得ように
る着脱自在に挿入装着し、前記ハブ挿着穴(4b)の内
周面(7a)にハブシ−ル部(7d、59、7a)を環
状に設けると共に、前記ハブ本体(90)のシ−ル部
(10e、57、61)を該ハブシール部(7d、5
9、7a)に対して所定の接触圧力(Fbc、Fc)で
接触係合させた形で設け、前記ハブシ−ル部(7d、5
9、7a)以外のハブ挿着穴(4b)の内周面(7a)
と、前記ハブ本体(90)の外周面(10i)との間
に、間隙(49)を形成して構成した。また、本発明の
うち第五の発明は、先端に注射針導入穴(8a)を介し
てハブ挿着穴(4b)が形成されたシリンジ本体(2)
を有するシリンジ(100)に対して、注射器用ハブ
(9)を着脱自在に接続したハブ(9)の接続構造にお
いて、前記ハブ挿着穴(4b)に第二の発明のハブ
(9)のハブ本体(90)を、前記ハブ挿着穴(4b)
に挿入され、また該ハブ挿着穴(4b)から前記シリン
ジ本体(2)内に引き抜き得ようにる着脱自在に挿入装
着し、前記ハブ挿着穴(4b)の内周面(7a)に突条
が環状に形成された形のハブシ−ル部(7d)を設ける
と共に、前記ハブ本体(90)のシ−ル部(10e)を
該ハブシール部(7d)に対して所定の接触圧力(Fb
c、Fc)で接触係合させた形で設け、前記ハブシ−ル
部(7d)以外のハブ挿着穴(4b)の内周面(7a)
と、前記ハブ本体(90)の外周面(10i)との間
に、間隙(49)を形成して構成した。また、本発明の
うち第六の発明は、先端に注射針導入穴(8a)を介し
てハブ挿着穴(4b)が形成されたシリンジ本体(2)
を有するシリンジ(100)に対して、注射器用ハブ
(9)を着脱自在に接続したハブ(9)の接続構造にお
いて、前記ハブ挿着穴(4b)に第三の発明のハブ
(9)のハブ本体(90)を、前記ハブ挿着穴(4b)
に挿入され、また該ハブ挿着穴(4b)から前記シリン
ジ本体(2)内に引き抜き得ようにる着脱自在に挿入装
着し、前記ハブ挿着穴(4b)の内周面(7a)に溝が
環状に形成された形のハブシ−ル部(59)を設けると
共に、前記ハブ本体(90)のシ−ル部(57)を該ハ
ブシール部(59)に対して所定の接触圧力(Fbc、
Fc)で接触係合させた形で設け、前記ハブシ−ル部
(59)以外のハブ挿着穴(4b)の内周面(7a)
と、前記ハブ本体(90)の外周面(10i)との間
に、間隙(49)を形成して構成した。また、本発明の
うち第七の発明は、第五又は第六の発明によるハブ
(9)の接続構造において、前記シール部(10e、5
7)の幅と前記ハブシール部(7d、59)の幅が相違
するようにして構成した。また、本発明のうち第八の発
明は、先端に注射針導入穴(8a)を介してハブ挿着穴
(8a)が形成されたシリンジ本体(2)を有するシリ
ンジ(100)に対して、注射器用ハブ(9)を着脱自
在に接続したハブ(9)の接続構造において、前記ハブ
挿着穴(4b)に第三の発明のハブ(9)のハブ本体
(90)を、前記ハブ挿着穴(4b)に挿入され、また
該ハブ挿着穴(4b)から前記シリンジ本体(2)内に
引き抜き得ようにる着脱自在に挿入装着し、前記ハブ挿
着穴(4b)の内周面(7a)と同一の面上にハブシー
ル部(7a)を設けると共に、前記ハブ本体(90)の
シ−ル部(57、61)を該ハブシール部(7a)に対
して所定の接触圧力(Fbc、Fc)で接触係合させた
形で設け、前記ハブシ−ル部(7a)以外のハブ挿着穴
(4b)の内周面(7a)と、前記ハブ本体(90)の
外周面(10i)との間に、間隙(49)を形成して構
成した。また、本発明のうち第九の発明は、第四又は第
五又は第六又は第八の発明のハブ(9)の接続構造にお
いて、前記ハブ本体(90)を前記注射針導入穴(4
a)側から前記ハブ挿着穴(4a)に対して挿着し得る
ようにして構成した。また、本発明のうち第十の発明
は、第四又は第五又は第六又は第八の発明のハブ(9)
の接続構造において、前記シリンジ本体(2)の注射針
導入穴(4b)の周囲に1個以上のスリット(50)を
形成して構成した。また、本発明のうち第十一の発明
は、第四の発明の接続構造をなすシリンジ(100)及
びハブ(9)を有し、前記シリンジ本体(2)に、該シ
リンジ本体(2)の内部(2a)を軸方向に閉塞する形
のピストン(29)を、前記シリンジ本体(2)に対し
て軸方向に移動自在に設け、前記ピストン(29)に、
前記ハブ(9)のハブ側係合手段(20)と係合し得る
ピストン側係合手段(36)を、前記ハブ側係合手段
(20)に対向する形で設け、前記ハブ(9)の針挿入
孔(12)に、注射針(26)を設けて構成した。ま
た、本発明のうち第十二の発明は、第五の発明の接続構
造をなすシリンジ(100)及びハブ(9)を有し、前
記シリンジ本体(2)に、該シリンジ本体(2)の内部
(2a)を軸方向に閉塞する形のピストン(29)を、
前記シリンジ本体(2)に対して軸方向に移動自在に設
け、前記ピストン(29)に、前記ハブ(9)のハブ側
係合手段(20)と係合し得るピストン側係合手段(3
6)を、前記ハブ側係合手段(20)に対向する形で設
け、前記ハブの針挿入孔(12)に、注射針(26)を
設けて構成した。また、本発明のうち第十三の発明は、
第六の発明の接続構造をなすシリンジ(100)及びハ
ブ(9)を有し、前記シリンジ本体(2)に、該シリン
ジ本体(2)の内部(2a)を軸方向に閉塞する形のピ
ストン(29)を、前記シリンジ本体(2)に対して軸
方向に移動自在に設け、前記ピストン(29)に、前記
ハブ(9)のハブ側係合手段(20)と係合し得るピス
トン側係合手段(36)を、前記ハブ側係合手段(2
0)に対向する形で設け、前記ハブ(9)の針挿入孔
(12)に、注射針(26)を設けて構成した。また、
本発明のうち第十四の発明は、第八の発明の接続構造を
なすシリンジ(100)及びハブ(9)を有し、前記シ
リンジ本体(2)に、該シリンジ本体(2)の内部(2
a)を軸方向に閉塞する形のピストン(29)を、前記
シリンジ本体(2)に対して軸方向に移動自在に設け、
前記ピストン(29)に、前記ハブ(9)のハブ側係合
手段(20)と係合し得るピストン側係合手段(36)
を、前記ハブ側係合手段(20)に対向する形で設け、
前記ハブの針挿入孔(12)に、注射針(26)を設け
て構成した。また、本発明のうち第十五の発明は、第十
二又は第十三の発明の注射器(1)において、前記シー
ル部(10e、57)の幅と前記ハブシール部(7d、
59)の幅が相違するようにして構成した。また、本発
明のうち第十六の発明は、第十一又は第十二又は第十三
又は第十四の発明の注射器(1)において、前記ピスト
ン(29)はピストン本体(30)が操作部(32)と
薬液押圧部(33)の間で折取り自在に構成された。ま
た、本発明のうち第十七の発明は、第十六の発明の注射
器(1)において、前記シリンジ本体(2)にピストン
ストッパ(3b)を、前記ピストン(29)の薬液押圧
部(33)が前記シリンジ本体(2)から抜け出さない
ように形成して構成した。また、本発明のうち第十八の
発明は、第十六の発明の注射器(1)において、前記ピ
ストン(29)のピストン本体(30)には折取り用切
欠き(31)が形成されている。また、本発明のうち第
十九の発明は、第十七の発明の注射器(1)において、
前記ピストン(29)のピストン本体(30)には折取
り用切欠き(31)が形成されている。また、本発明の
うち第二十の発明は、第十九の発明の注射器(1)にお
いて、前記切り欠き(31)は、前記ピストン(29)
が前記ピストンストッパ(3b)に当接した際に、前記
シリンジ本体(2)の端部(3a)に位置し得るように
形成された。また、本発明のうち第二十一の発明は、第
十一又は第十二又は第十三又は第十四の発明の注射器
(1)を組立る際、ハブ(9)を、前記シリンジ本体
(2)のピストン(29)装着側より前記ハブ挿着穴
(4b)に対して挿入し、前記ハブ(9)を、該ハブ
(9)のシ−ル部(10e、57、61)と前記ハブ挿
着部(4b)のハブシ−ル部(7d、59、7a)とを
互いに弾性的に係合させる形で設置し、前記シリンジ
(100)に、ピストン(29)を挿入して構成した。
また、本発明のうち第二十二の発明は、第十一又は第十
二又は第十三又は第十四の発明の注射器(1)を組立る
際、前記シリンジ(100)に、ピストン(29)を挿
入し、ハブ(9)を、前記シリンジ本体(2)の注射針
導入穴(8a)側より前記ハブ挿着穴(4b)に対して
挿入し、前記ハブ(9)を、該ハブ(9)のシ−ル部
(10e、57、61)と前記ハブ挿着部(4b)のハ
ブシ−ル部(7d、59、7a)とを互いに弾性的に係
合させる形で設置し、前記ハブ(9)の針挿入孔(1
2)に、注射針(26)を挿入接続して構成した。ま
た、本発明のうち第二十三の発明は、第十一又は第十二
又は第十三又は第十四の発明の注射器(1)を組立る
際、前記シリンジ(100)に、ピストン(29)を挿
入し、注射針(26)の装着された状態のハブ(9)
を、前記シリンジ本体(2)の注射針導入穴(8a)側
より前記ハブ挿着穴(4b)に対して挿入し、前記ハブ
(9)を、該ハブ(9)のシ−ル部(10e、57、6
1)と前記ハブ挿着部(4b)のハブシ−ル部(7d、
59、7a)とを互いに弾性的に係合させる形で設置し
て構成した。また、本発明のうち第二十四の発明は、第
十一又は第十二又は第十三又は第十四の発明の注射器
(1)を組立る際、前記シリンジ本体(2)の注射針導
入穴(8a)の周囲に1個以上のスリット(50)を形
成しておき、前記シリンジ(100)に、ピストン(2
9)を挿入し、注射針(26)の装着された状態のハブ
(9)を、前記シリンジ本体(2)の注射針導入穴(8
a)側より前記ハブ挿着穴(4b)に対して挿入し、前
記ハブ(9)を、該ハブ(9)のシ−ル部(10e、5
7、61)と前記ハブ挿着部(4b)のハブシ−ル部
(7d、59、7a)とを互いに弾性的に係合させる形
で設置して構成した。また、本発明のうち第二十五の発
明は、第十一又は第十二又は第十三又は第十四の発明の
注射器(1)を組立る際、前記シリンジ本体(2)の注
射針導入穴(8a)の周囲に1個以上のスリット(5
0)を形成しておき、前記シリンジ(100)に、ピス
トン(29)を挿入し、ハブ(9)を、前記シリンジ本
体(2)の注射針導入穴(8a)側より前記ハブ挿着穴
(4b)に対して挿入し、前記ハブ(9)を、該ハブ
(9)のシ−ル部(10e、57、61)と前記ハブ挿
着部(4b)のハブシ−ル部(7d、59、7a)とを
互いに弾性的に係合させる形で設置し、前記ハブ(9)
の針挿入孔(12)に、注射針(26)を挿入接続して
構成した。なお、( )内の番号等は、図面における対
応する要素を示す、便宜的なものであり、従って、本記
述は図面上の記載に限定拘束されるものではない。以下
の作用の欄についても同様である。
【0005】
【作用】上記した構成により本発明のうち第一乃至第三
の発明によるハブ(9)は、シ−ル部(10e、57、
61)においてのみ、ハブ挿着穴(4b)の内面側と接
触係合する。また、本発明のうち第四乃至第六及び、第
八の発明による接続構造では、ハブ挿着穴(4b)とハ
ブ(9)とは、ハブシ−ル部(7d、59、7a)とシ
−ル部(10e、57、61)との間においてのみ接触
係合し、ハブシ−ル部(7d、59、7a)とシ−ル部
(10e、57、61)との間は所定の接触圧力により
シ−ルされる。また、本発明のうち第七の発明による接
続構造では、第四乃至第六及び、第八の発明による接続
構造と同様に作用すると共に、更にハブシ−ル部(7
d、59)とシ−ル部(10e、57)との間が2ヵ所
における点接触のシ−ルとなる。また、本発明のうち第
九の発明による接続構造では、第四乃至第六及び、第八
の発明による接続構造と同様に作用すると共に、更に組
立の際、シリンジ本体(2)の内部(2a)を介さな
い。また、本発明のうち第十の発明による接続構造で
は、第四乃至第六及び、第八の発明による接続構造と同
様に作用すると共に、更に組立の際、スリット(50)
により分割されたシリンジ本体(2)の注射針導入穴
(8a)の周囲が、注射針導入穴(8a)の径を広げる
形で膨張する。また、本発明のうち第十一乃至第十四の
発明による注射器(1)は、使用中に、ハブ挿着穴(4
b)とハブ(9)とが、ハブシ−ル部(7d、59、7
a)とシ−ル部(10e、57、61)との間において
シ−ル状態を維持した形で接触係合し、使用後に、ピス
トン(29)の軸方向の操作により、該ピストン(2
9)とハブ(9)とを係合させて、ハブ(9)及び、注
射針(26)をシリンジ本体(2)の内部(2a)に挿
入格納させる。また、本発明のうち第十五の発明による
注射器(1)は、第十一乃至第十四の発明による注射器
(1)と同様に作用すると共に、更にハブシ−ル部(7
d、59)とシ−ル部(10e、57)との間が2ヵ所
における点接触のシ−ルとなる。また、本発明のうち第
十六の発明による注射器(1)は、第十一乃至第十四の
発明による注射器(1)と同様に作用すると共に、更に
ハブ(9)及び、注射針(26)の挿入格納後、ピスト
ン(29)を2つに分離する。また、本発明のうち第十
七の発明による注射器(1)は、第十六の発明による注
射器(1)と同様に作用すると共に、更にピストンスト
ッパ(3b)によりピストン(29)の移動が停止され
る。また、本発明のうち第十八の発明による注射器
(1)は、第十六の発明による注射器(1)と同様に作
用すると共に、更に折り取りの際の曲げ応力が切欠き
(31)に加わる。また、本発明のうち第十九の発明に
よる注射器(1)は、第十七の発明による注射器(1)
と同様に作用すると共に、更にピストンストッパ(3
b)とシリンジ本体(2)の端部(3a)が支点となっ
て折り取りの際の曲げ応力が支持される。また、本発明
のうち第二十の発明による注射器(1)は、第十九の発
明による注射器(1)と同様に作用すると共に、更に支
点である端部(3a)の位置の切欠き(31)に折り取
りの際の曲げ応力が加わる。また、本発明のうち第二十
一の発明による組立方法は、ハブ(9)の挿入装着をピ
ストン挿着側よりを行う。また、本発明のうち第二十二
の発明による組立方法は、ハブ(9)を、シリンジ本体
(2)の内部(2a)を介さずに、注射針導入穴(8
a)側より挿入装着する。また、本発明のうち第二十四
及び第二十五の発明による組立方法は、ハブ(9)の挿
入装着を、シリンジ本体(2)の内部(2a)を介さず
に、注射針導入穴(8a)側より行うと共に、スリット
(50)により分割されたシリンジ本体(2)の注射針
導入穴(8a)の周囲を、注射針導入穴(8a)の径を
広げる形で膨張させて行う。
の発明によるハブ(9)は、シ−ル部(10e、57、
61)においてのみ、ハブ挿着穴(4b)の内面側と接
触係合する。また、本発明のうち第四乃至第六及び、第
八の発明による接続構造では、ハブ挿着穴(4b)とハ
ブ(9)とは、ハブシ−ル部(7d、59、7a)とシ
−ル部(10e、57、61)との間においてのみ接触
係合し、ハブシ−ル部(7d、59、7a)とシ−ル部
(10e、57、61)との間は所定の接触圧力により
シ−ルされる。また、本発明のうち第七の発明による接
続構造では、第四乃至第六及び、第八の発明による接続
構造と同様に作用すると共に、更にハブシ−ル部(7
d、59)とシ−ル部(10e、57)との間が2ヵ所
における点接触のシ−ルとなる。また、本発明のうち第
九の発明による接続構造では、第四乃至第六及び、第八
の発明による接続構造と同様に作用すると共に、更に組
立の際、シリンジ本体(2)の内部(2a)を介さな
い。また、本発明のうち第十の発明による接続構造で
は、第四乃至第六及び、第八の発明による接続構造と同
様に作用すると共に、更に組立の際、スリット(50)
により分割されたシリンジ本体(2)の注射針導入穴
(8a)の周囲が、注射針導入穴(8a)の径を広げる
形で膨張する。また、本発明のうち第十一乃至第十四の
発明による注射器(1)は、使用中に、ハブ挿着穴(4
b)とハブ(9)とが、ハブシ−ル部(7d、59、7
a)とシ−ル部(10e、57、61)との間において
シ−ル状態を維持した形で接触係合し、使用後に、ピス
トン(29)の軸方向の操作により、該ピストン(2
9)とハブ(9)とを係合させて、ハブ(9)及び、注
射針(26)をシリンジ本体(2)の内部(2a)に挿
入格納させる。また、本発明のうち第十五の発明による
注射器(1)は、第十一乃至第十四の発明による注射器
(1)と同様に作用すると共に、更にハブシ−ル部(7
d、59)とシ−ル部(10e、57)との間が2ヵ所
における点接触のシ−ルとなる。また、本発明のうち第
十六の発明による注射器(1)は、第十一乃至第十四の
発明による注射器(1)と同様に作用すると共に、更に
ハブ(9)及び、注射針(26)の挿入格納後、ピスト
ン(29)を2つに分離する。また、本発明のうち第十
七の発明による注射器(1)は、第十六の発明による注
射器(1)と同様に作用すると共に、更にピストンスト
ッパ(3b)によりピストン(29)の移動が停止され
る。また、本発明のうち第十八の発明による注射器
(1)は、第十六の発明による注射器(1)と同様に作
用すると共に、更に折り取りの際の曲げ応力が切欠き
(31)に加わる。また、本発明のうち第十九の発明に
よる注射器(1)は、第十七の発明による注射器(1)
と同様に作用すると共に、更にピストンストッパ(3
b)とシリンジ本体(2)の端部(3a)が支点となっ
て折り取りの際の曲げ応力が支持される。また、本発明
のうち第二十の発明による注射器(1)は、第十九の発
明による注射器(1)と同様に作用すると共に、更に支
点である端部(3a)の位置の切欠き(31)に折り取
りの際の曲げ応力が加わる。また、本発明のうち第二十
一の発明による組立方法は、ハブ(9)の挿入装着をピ
ストン挿着側よりを行う。また、本発明のうち第二十二
の発明による組立方法は、ハブ(9)を、シリンジ本体
(2)の内部(2a)を介さずに、注射針導入穴(8
a)側より挿入装着する。また、本発明のうち第二十四
及び第二十五の発明による組立方法は、ハブ(9)の挿
入装着を、シリンジ本体(2)の内部(2a)を介さず
に、注射針導入穴(8a)側より行うと共に、スリット
(50)により分割されたシリンジ本体(2)の注射針
導入穴(8a)の周囲を、注射針導入穴(8a)の径を
広げる形で膨張させて行う。
【0006】
【実施例】図1は、本発明による注射器の一例を示した
模式断面図、図2は、図1に示す注射器のハブ付近にお
ける拡大断面図、図3は、図2に示すハブ挿着部付近の
自然状態の図、図4は、図2に示すハブ挿着部とハブと
の間の力学的関係を示した図、図5は、図1に示すハブ
とピストンの位置関係を示した図、図6は、図2に示す
ハブ挿着部に、ハブを挿着する工程を示した図、図7
は、図2に示すハブ挿着部に、ハブを挿着する工程を示
した図、図8は、図2に示すハブ挿着部とハブとの間の
力学的関係を示した図、図9は、図2に示すハブに、ピ
ストンを係合させる工程を示した図、図10は、図1に
示す注射器において、ピストンの折り取りを行っている
図、図11は、本発明による注射器のうち、シリンジに
スリットが設けられて構成された注射器の一例を示した
模式断面図、図12は、図11に示す注射器のハブ付近
における拡大断面図、図13は、図11に示すハブ挿着
部付近の自然状態の図、図14は、図13のI矢視図、
図15は、図12に示すハブ挿着部とハブとの間の力学
的関係を示した図、図16は、本発明による注射器のう
ち、ハブ側にシ−ルリブが形成され、ハブ挿入孔側にシ
−ル溝が形成された注射器の一例におけるハブ付近の拡
大断面図、図17は、本発明による注射器のうち、ハブ
側にシ−ルリブが形成され、ハブ挿入孔側のハブシ−ル
部がハブ挿入孔の内周面に一致する形の注射器の一例に
おけるハブ付近の拡大断面図、図18は、本発明による
注射器のうち、ハブ側にヒダ部が形成され、ハブ挿入孔
側のハブシ−ル部がハブ挿入孔の内周面に一致する形の
注射器の一例におけるハブ付近の拡大断面図である。
模式断面図、図2は、図1に示す注射器のハブ付近にお
ける拡大断面図、図3は、図2に示すハブ挿着部付近の
自然状態の図、図4は、図2に示すハブ挿着部とハブと
の間の力学的関係を示した図、図5は、図1に示すハブ
とピストンの位置関係を示した図、図6は、図2に示す
ハブ挿着部に、ハブを挿着する工程を示した図、図7
は、図2に示すハブ挿着部に、ハブを挿着する工程を示
した図、図8は、図2に示すハブ挿着部とハブとの間の
力学的関係を示した図、図9は、図2に示すハブに、ピ
ストンを係合させる工程を示した図、図10は、図1に
示す注射器において、ピストンの折り取りを行っている
図、図11は、本発明による注射器のうち、シリンジに
スリットが設けられて構成された注射器の一例を示した
模式断面図、図12は、図11に示す注射器のハブ付近
における拡大断面図、図13は、図11に示すハブ挿着
部付近の自然状態の図、図14は、図13のI矢視図、
図15は、図12に示すハブ挿着部とハブとの間の力学
的関係を示した図、図16は、本発明による注射器のう
ち、ハブ側にシ−ルリブが形成され、ハブ挿入孔側にシ
−ル溝が形成された注射器の一例におけるハブ付近の拡
大断面図、図17は、本発明による注射器のうち、ハブ
側にシ−ルリブが形成され、ハブ挿入孔側のハブシ−ル
部がハブ挿入孔の内周面に一致する形の注射器の一例に
おけるハブ付近の拡大断面図、図18は、本発明による
注射器のうち、ハブ側にヒダ部が形成され、ハブ挿入孔
側のハブシ−ル部がハブ挿入孔の内周面に一致する形の
注射器の一例におけるハブ付近の拡大断面図である。
【0007】本発明による注射器1は、図1に示すよう
に、樹脂製のシリンジ100を有しており、シリンジ1
00には、シリンジ本体2が設けられている(なお、図
1は注射器1の模式断面図であるが、便宜上、後述する
ピストン29の一部においては、断面でなく側面を示し
てある。)。また、シリンジ本体2には、円筒状に形成
された主円筒部3が設けられている。ここで、主円筒部
3の軸心方向即ち、軸心P1に平行な正逆両方向を図の
矢印A方向(即ち、図1の紙面左方向)及び、矢印B方
向(図1の紙面右方向)とする。主円筒部3の外周側に
は、該主円筒部3の矢印B側(図1の紙面右側)の開口
端部3a付近において、平板状の注射器支持部5が、該
主円筒部3に対してツバ状に設けられており、注射器支
持部5の両板面は、矢印A、B方向に垂直になってい
る。主円筒部3の内周面3c側には、前記開口端部3a
付近において、主円筒部3の軸心P1に向かう方向即
ち、図の矢印D方向に突起した係止リブ3bが、該内周
面3cに沿って円環状に形成されている。主円筒部3の
矢印A側(図1の紙面左側)には、漏斗形状のテ−パ部
6が、該主円筒部3に一体的に連続する形で形成されて
おり、テ−パ部6の矢印A、B方向に垂直な断面(即
ち、円形断面)における内径は、矢印A方向に向かって
収斂している。なお、主円筒部3の内部と、テ−パ部6
の内部とは、矢印A、B方向に連通しており、これら両
内部を合わせた空間をシリンジ本体2の内部空間2aと
する。
に、樹脂製のシリンジ100を有しており、シリンジ1
00には、シリンジ本体2が設けられている(なお、図
1は注射器1の模式断面図であるが、便宜上、後述する
ピストン29の一部においては、断面でなく側面を示し
てある。)。また、シリンジ本体2には、円筒状に形成
された主円筒部3が設けられている。ここで、主円筒部
3の軸心方向即ち、軸心P1に平行な正逆両方向を図の
矢印A方向(即ち、図1の紙面左方向)及び、矢印B方
向(図1の紙面右方向)とする。主円筒部3の外周側に
は、該主円筒部3の矢印B側(図1の紙面右側)の開口
端部3a付近において、平板状の注射器支持部5が、該
主円筒部3に対してツバ状に設けられており、注射器支
持部5の両板面は、矢印A、B方向に垂直になってい
る。主円筒部3の内周面3c側には、前記開口端部3a
付近において、主円筒部3の軸心P1に向かう方向即
ち、図の矢印D方向に突起した係止リブ3bが、該内周
面3cに沿って円環状に形成されている。主円筒部3の
矢印A側(図1の紙面左側)には、漏斗形状のテ−パ部
6が、該主円筒部3に一体的に連続する形で形成されて
おり、テ−パ部6の矢印A、B方向に垂直な断面(即
ち、円形断面)における内径は、矢印A方向に向かって
収斂している。なお、主円筒部3の内部と、テ−パ部6
の内部とは、矢印A、B方向に連通しており、これら両
内部を合わせた空間をシリンジ本体2の内部空間2aと
する。
【0008】テ−パ部6の矢印A側即ち、シリンジ本体
2の先端側には、図1及び、図2に示すように、ハブ挿
着部4が、該テ−パ部6に一体的に連続する形で形成さ
れており、ハブ挿着部4は弾性変形した形になってい
る。また、弾性変形したハブ挿着部4のハブ挿着孔4b
には、樹脂製で、かつシリンジ100よりも硬質のハブ
9が設けられている。ここで、弾性変形したハブ挿着部
4を説明するに当たって、まず、弾性変形していない自
然状態のハブ挿着部4及び、ハブ9を個々に説明する。
まず、弾性変形していないハブ挿着部4は、図3に示す
ように、小円筒部7を有しており、小円筒部7は、前記
テ−パ部6に一体的に連続する形で形成されている。つ
まり、ハブ挿着部4は、小円筒部7において、テ−パ部
6に一体的に連続して形成されている。小円筒部7は、
主円筒部3と同心状に形成されており、小円筒部7の内
径L1は、前記主円筒部3の内径よりも小さく形成され
ている(なお、小円筒部7の内径L1とは、該小円筒部
7の内径のうち、後述するハブ止リブ7dが形成されて
いない部分における内径を意味する。)。小円筒部7の
内周面7a側は、ハブ挿着孔4bとなっており、ハブ挿
着孔4bには、前記軸心P1に向かって突起したハブ止
リブ7dが形成されている。ハブ止リブ7dは、前記軸
心P1を中心とする円周に沿った形に、従って、円環状
に、小円筒部7の内周面7aに沿って形成されている。
また、小円筒部7の内径のうち該ハブ止リブ7dの先端
7eにおける内径は内径L3になっており、ハブ止リブ
7dの矢印A、B方向の幅は、幅L4となっている。な
お、ハブ止リブ7dの、前記軸心P1を含む平面による
断面(即ち、図3において示される断面)は円弧状にな
っている。また、小円筒部7には、該小円筒部7の外径
と等しい外径をもつ円板状に形成され、かつ表裏両壁面
が矢印A、B方向に垂直に形成された端壁8が設けられ
ており、端壁8は、該端壁8の矢印B側の壁面8bと、
小円筒部7の矢印A側の端部7bとが互いに接する形
で、小円筒部7と一体的に設けられている。端壁8に
は、該端壁8の表裏両壁面を矢印A、B方向に貫通する
形の円形の孔8aが、前記軸心P1を中心にして設けら
れている。なお、小円筒部7のうち、端部7bからハブ
止リブ7dまでは、矢印A、B方向に距離L2となって
おり、小円筒部7のうち該距離L2に対応した部分(即
ち、円筒状の部分)は、可伸長部7cとなっており、小
円筒部7の内部即ち、ハブ挿着孔4bの内部はハブ挿着
空間4aとなっている。弾性変形していない自然状態の
ハブ挿着部4は、以上のように構成されている。なお、
シリンジ100は、シリンジ本体2と注射器支持部5が
一体成型される形で構成されており、シリンジ本体2
は、主円筒部3、テ−パ部6、ハブ挿着部4が一体成型
される形で構成されている。
2の先端側には、図1及び、図2に示すように、ハブ挿
着部4が、該テ−パ部6に一体的に連続する形で形成さ
れており、ハブ挿着部4は弾性変形した形になってい
る。また、弾性変形したハブ挿着部4のハブ挿着孔4b
には、樹脂製で、かつシリンジ100よりも硬質のハブ
9が設けられている。ここで、弾性変形したハブ挿着部
4を説明するに当たって、まず、弾性変形していない自
然状態のハブ挿着部4及び、ハブ9を個々に説明する。
まず、弾性変形していないハブ挿着部4は、図3に示す
ように、小円筒部7を有しており、小円筒部7は、前記
テ−パ部6に一体的に連続する形で形成されている。つ
まり、ハブ挿着部4は、小円筒部7において、テ−パ部
6に一体的に連続して形成されている。小円筒部7は、
主円筒部3と同心状に形成されており、小円筒部7の内
径L1は、前記主円筒部3の内径よりも小さく形成され
ている(なお、小円筒部7の内径L1とは、該小円筒部
7の内径のうち、後述するハブ止リブ7dが形成されて
いない部分における内径を意味する。)。小円筒部7の
内周面7a側は、ハブ挿着孔4bとなっており、ハブ挿
着孔4bには、前記軸心P1に向かって突起したハブ止
リブ7dが形成されている。ハブ止リブ7dは、前記軸
心P1を中心とする円周に沿った形に、従って、円環状
に、小円筒部7の内周面7aに沿って形成されている。
また、小円筒部7の内径のうち該ハブ止リブ7dの先端
7eにおける内径は内径L3になっており、ハブ止リブ
7dの矢印A、B方向の幅は、幅L4となっている。な
お、ハブ止リブ7dの、前記軸心P1を含む平面による
断面(即ち、図3において示される断面)は円弧状にな
っている。また、小円筒部7には、該小円筒部7の外径
と等しい外径をもつ円板状に形成され、かつ表裏両壁面
が矢印A、B方向に垂直に形成された端壁8が設けられ
ており、端壁8は、該端壁8の矢印B側の壁面8bと、
小円筒部7の矢印A側の端部7bとが互いに接する形
で、小円筒部7と一体的に設けられている。端壁8に
は、該端壁8の表裏両壁面を矢印A、B方向に貫通する
形の円形の孔8aが、前記軸心P1を中心にして設けら
れている。なお、小円筒部7のうち、端部7bからハブ
止リブ7dまでは、矢印A、B方向に距離L2となって
おり、小円筒部7のうち該距離L2に対応した部分(即
ち、円筒状の部分)は、可伸長部7cとなっており、小
円筒部7の内部即ち、ハブ挿着孔4bの内部はハブ挿着
空間4aとなっている。弾性変形していない自然状態の
ハブ挿着部4は、以上のように構成されている。なお、
シリンジ100は、シリンジ本体2と注射器支持部5が
一体成型される形で構成されており、シリンジ本体2
は、主円筒部3、テ−パ部6、ハブ挿着部4が一体成型
される形で構成されている。
【0009】一方、ハブ9は、図2に示すように、ハブ
本体90を有しており、ハブ本体90には長手方向が前
記矢印A、B方向に平行で、前記軸心P1を軸心とした
円柱状の主円柱部10が設けられている。主円柱部10
の外径L1’は、自然状態の前記小円筒部7のハブ止リ
ブ7dがない部分での内径L1よりも小さく、かつ前記
小円筒部7のハブ止リブ7dの先端7eにおける内径L
3よりも大きく形成されている。主円柱部10の矢印A
側(図2の紙面左側)の端面10aにおける外周縁側及
び、主円柱部10の矢印B側(図2の紙面右側)の端面
10bにおける外周縁側の各隅角部には、それぞれテ−
パ状の面取り部10c、10dが形成されている。ま
た、主円柱部10の外周面10i側にはハブ止溝10e
が形成されており、ハブ止溝10eは、主円柱部10の
外周側に沿って円環状に形成されている。ハブ止溝10
eは、主円柱部10の前記端面10aから矢印B方向に
距離L2’の位置に形成されており、距離L2’は、前
記距離L2よりもやや大きくなっている。また、ハブ止
溝10eは外周面10iに、矢印A側及び、矢印B側の
円環状の開口端部10h、10hを形成しており、矢印
A、B方向における開口端部10h、10h間の幅L
4’は前記小円筒部7のハブ止リブ7dの幅L4よりも
狭くなっている。主円柱部10の前記端面10a側に
は、矢印A、B方向に伸延した形の小円柱部11が、該
主円柱部10と同心状で、かつ一体的に設けられてお
り、小円柱部11の外径は、主円柱部10の外径L1’
よりも小さく、かつ前記シリンジ本体2の小円筒部7の
端壁8に設けられた孔8aの内径よりもやや小さい。
本体90を有しており、ハブ本体90には長手方向が前
記矢印A、B方向に平行で、前記軸心P1を軸心とした
円柱状の主円柱部10が設けられている。主円柱部10
の外径L1’は、自然状態の前記小円筒部7のハブ止リ
ブ7dがない部分での内径L1よりも小さく、かつ前記
小円筒部7のハブ止リブ7dの先端7eにおける内径L
3よりも大きく形成されている。主円柱部10の矢印A
側(図2の紙面左側)の端面10aにおける外周縁側及
び、主円柱部10の矢印B側(図2の紙面右側)の端面
10bにおける外周縁側の各隅角部には、それぞれテ−
パ状の面取り部10c、10dが形成されている。ま
た、主円柱部10の外周面10i側にはハブ止溝10e
が形成されており、ハブ止溝10eは、主円柱部10の
外周側に沿って円環状に形成されている。ハブ止溝10
eは、主円柱部10の前記端面10aから矢印B方向に
距離L2’の位置に形成されており、距離L2’は、前
記距離L2よりもやや大きくなっている。また、ハブ止
溝10eは外周面10iに、矢印A側及び、矢印B側の
円環状の開口端部10h、10hを形成しており、矢印
A、B方向における開口端部10h、10h間の幅L
4’は前記小円筒部7のハブ止リブ7dの幅L4よりも
狭くなっている。主円柱部10の前記端面10a側に
は、矢印A、B方向に伸延した形の小円柱部11が、該
主円柱部10と同心状で、かつ一体的に設けられてお
り、小円柱部11の外径は、主円柱部10の外径L1’
よりも小さく、かつ前記シリンジ本体2の小円筒部7の
端壁8に設けられた孔8aの内径よりもやや小さい。
【0010】また、ハブ9には、図2に示すように、針
挿入孔12が設けられており、針挿入孔12は、第一テ
−パ孔13、第一円柱孔15、第二テ−パ孔16、第二
円柱孔17より構成されている。第一テ−パ孔13は、
ハブ9のうち小円柱部11の矢印A側(図2の紙面左
側)の端面11aに前記軸心P1を中心とした円形の開
口部13aを形成すると共に、該端面11aより矢印B
方向に向かって形成されており、第一テ−パ孔13の矢
印A、B方向に垂直な断面(即ち、前記軸心P1を中心
とした円形断面)の径は、矢印B方向に向かって収斂し
ている。ハブ9には、第一テ−パ孔13の矢印B側(図
2の紙面右側)において、該第一テ−パ孔13に連続し
た形で、前記軸心P1を中心とした円柱状の第一円柱孔
15が設けられている。更に、ハブ9には、第一円柱孔
15の矢印B側には、該第一円柱孔15に連続した形
で、第二テ−パ孔16が矢印B方向に設けられており、
第二テ−パ孔16の矢印A、B方向に垂直な断面(即
ち、前記軸心P1を中心とした円形断面)の径は、矢印
B方向に向かって収斂している。更に、ハブ9には、第
二テ−パ孔16の矢印B側において、該第二テ−パ孔1
6に連続した形で、前記軸心P1を中心とした円柱状の
第二円柱孔17が設けられており、第二円柱孔17の矢
印B側の端部17aは、前記主円柱部10内部に達して
いる。また、第二円柱孔17の端部17aは、矢印A、
B方向に垂直な壁面10fに接している。
挿入孔12が設けられており、針挿入孔12は、第一テ
−パ孔13、第一円柱孔15、第二テ−パ孔16、第二
円柱孔17より構成されている。第一テ−パ孔13は、
ハブ9のうち小円柱部11の矢印A側(図2の紙面左
側)の端面11aに前記軸心P1を中心とした円形の開
口部13aを形成すると共に、該端面11aより矢印B
方向に向かって形成されており、第一テ−パ孔13の矢
印A、B方向に垂直な断面(即ち、前記軸心P1を中心
とした円形断面)の径は、矢印B方向に向かって収斂し
ている。ハブ9には、第一テ−パ孔13の矢印B側(図
2の紙面右側)において、該第一テ−パ孔13に連続し
た形で、前記軸心P1を中心とした円柱状の第一円柱孔
15が設けられている。更に、ハブ9には、第一円柱孔
15の矢印B側には、該第一円柱孔15に連続した形
で、第二テ−パ孔16が矢印B方向に設けられており、
第二テ−パ孔16の矢印A、B方向に垂直な断面(即
ち、前記軸心P1を中心とした円形断面)の径は、矢印
B方向に向かって収斂している。更に、ハブ9には、第
二テ−パ孔16の矢印B側において、該第二テ−パ孔1
6に連続した形で、前記軸心P1を中心とした円柱状の
第二円柱孔17が設けられており、第二円柱孔17の矢
印B側の端部17aは、前記主円柱部10内部に達して
いる。また、第二円柱孔17の端部17aは、矢印A、
B方向に垂直な壁面10fに接している。
【0011】一方、ハブ9の主円柱部10には、前記針
挿入孔12の第二円柱孔17の矢印B側(図2の紙面右
側)に隣接する形で、流通孔19が設けられており、流
通孔19は、前記軸心P1を中心とし、第二円柱孔17
の径よりも径の小さな円柱状に設けられている。また、
流通孔19は、主円柱部10の前記壁面10fに円形の
開口部19aを形成する形で、前記針挿入孔12の第二
円柱孔17と連通して設けられている。更に、ハブ9の
主円柱部10には、前記流通孔19の矢印B側(図2の
紙面右側)に隣接する形で、ピストン係合孔20が設け
られており、ピストン係合孔20は、第一テ−パ孔2
1、円柱孔22、第二テ−パ孔23、第三テ−パ孔25
より構成されている。第一テ−パ孔21は、ハブ9の主
円柱部10において、前記流通孔19の矢印B側(図2
の紙面右側)に隣接する形で設けられている。第一テ−
パ孔21の矢印A、B方向に垂直な断面は、前記軸心P
1を中心とした円形断面となっており、第一テ−パ孔2
1の断面の径は矢印B方向に向かって拡大している。第
一テ−パ孔21の矢印A側の円形の端部21aの径は、
前記流通孔19の径よりも大きくなっており、従って、
端部21aは、矢印A、B方向に垂直な壁面10gに接
している。なお、該壁面10gには、前記流通孔19に
よる、円形の開口部19bが形成されており、第一テ−
パ孔21と流通孔19とは、該開口部19bを通して互
いに連通している。第一テ−パ孔21の矢印B側には、
該第一テ−パ孔21に連続した形で、前記軸心P1を中
心とした円柱状の円柱孔22が設けられており、円柱孔
22の矢印B側には、該円柱孔22に連続した形で、矢
印A、B方向に垂直な断面(即ち、前記軸心P1を中心
とした円形断面)の径が矢印B方向に向かって収斂した
形の第二テ−パ孔23が矢印B方向に設けられている。
第二テ−パ孔23の矢印B側には、該第二テ−パ孔23
に連続した形で、第三テ−パ孔25が矢印B方向に設け
られており、第三テ−パ孔25の矢印A、B方向に垂直
な断面(即ち、前記軸心P2を中心とした円形断面)の
径は、矢印B方向に向かって拡大している。よって、主
円柱部10のうち、第二テ−パ孔23に面した壁面23
bと、第三テ−パ孔25に面した壁面25aとによって
挾まれた部分は、第二テ−パ孔23と第三テ−パ孔25
との境界部23aを頂点とした形で軸心P1に向かって
突出した突出部25bを形成している。また、第三テ−
パ孔25の矢印B側は、ハブ9の主円柱部10の端面1
0bに円形の開口部25cを形成する形で外部に開口し
ている。
挿入孔12の第二円柱孔17の矢印B側(図2の紙面右
側)に隣接する形で、流通孔19が設けられており、流
通孔19は、前記軸心P1を中心とし、第二円柱孔17
の径よりも径の小さな円柱状に設けられている。また、
流通孔19は、主円柱部10の前記壁面10fに円形の
開口部19aを形成する形で、前記針挿入孔12の第二
円柱孔17と連通して設けられている。更に、ハブ9の
主円柱部10には、前記流通孔19の矢印B側(図2の
紙面右側)に隣接する形で、ピストン係合孔20が設け
られており、ピストン係合孔20は、第一テ−パ孔2
1、円柱孔22、第二テ−パ孔23、第三テ−パ孔25
より構成されている。第一テ−パ孔21は、ハブ9の主
円柱部10において、前記流通孔19の矢印B側(図2
の紙面右側)に隣接する形で設けられている。第一テ−
パ孔21の矢印A、B方向に垂直な断面は、前記軸心P
1を中心とした円形断面となっており、第一テ−パ孔2
1の断面の径は矢印B方向に向かって拡大している。第
一テ−パ孔21の矢印A側の円形の端部21aの径は、
前記流通孔19の径よりも大きくなっており、従って、
端部21aは、矢印A、B方向に垂直な壁面10gに接
している。なお、該壁面10gには、前記流通孔19に
よる、円形の開口部19bが形成されており、第一テ−
パ孔21と流通孔19とは、該開口部19bを通して互
いに連通している。第一テ−パ孔21の矢印B側には、
該第一テ−パ孔21に連続した形で、前記軸心P1を中
心とした円柱状の円柱孔22が設けられており、円柱孔
22の矢印B側には、該円柱孔22に連続した形で、矢
印A、B方向に垂直な断面(即ち、前記軸心P1を中心
とした円形断面)の径が矢印B方向に向かって収斂した
形の第二テ−パ孔23が矢印B方向に設けられている。
第二テ−パ孔23の矢印B側には、該第二テ−パ孔23
に連続した形で、第三テ−パ孔25が矢印B方向に設け
られており、第三テ−パ孔25の矢印A、B方向に垂直
な断面(即ち、前記軸心P2を中心とした円形断面)の
径は、矢印B方向に向かって拡大している。よって、主
円柱部10のうち、第二テ−パ孔23に面した壁面23
bと、第三テ−パ孔25に面した壁面25aとによって
挾まれた部分は、第二テ−パ孔23と第三テ−パ孔25
との境界部23aを頂点とした形で軸心P1に向かって
突出した突出部25bを形成している。また、第三テ−
パ孔25の矢印B側は、ハブ9の主円柱部10の端面1
0bに円形の開口部25cを形成する形で外部に開口し
ている。
【0012】自然状態のハブ挿着部4及び、ハブ9は以
上のように構成されており、ハブ挿着部4は次のように
弾性変形し、ハブ9は次のようにハブ挿着部4のハブ挿
着孔4bに設けられている。即ち、ハブ挿着部4は、図
2及び、図4に示すように、ハブ止リブ7d及び、小円
筒部7におけるハブ止リブ7d付近において、図の矢印
C方向即ち、軸心P1に対する遠心方向に膨張する形で
弾性変形していると共に、小円筒部7のうちの前記可伸
長部7cが矢印A、B方向に伸長する形で弾性変形して
いる。一方、ハブ9は、該ハブ9の主円柱部10をハブ
挿着部4のハブ挿着空間4aに挿入し、該ハブ9の小円
柱部11を端壁8の孔8aに貫通挿入させた形で設けら
れており、ハブ9は、該ハブ9の主円柱部10の端面1
0aを、端壁8の矢印B側(図2の紙面右側)の壁面8
bに密接させた形で設けられている(なお、端面10a
と壁面8bは、本実施例のように必ずしも密着している
必要は無く、多少の間隙が形成されていてもよい。)。
また、ハブ9は、小円筒部7のハブ止リブ7dの位置
と、該ハブ9のハブ止溝10eとの位置が、矢印A、B
方向において互いに整合された形で設けられている。つ
まり、小円筒部7の可伸長部7cは、小円筒部7の端部
7bからハブ止リブ7dの中心までの距離が、自然状態
における距離L2より伸長して距離L2’(即ち、ハブ
9における端面10aからハブ止溝10eの中心までの
距離L2’と等しい距離)になる形で矢印A、B方向に
伸長している。また、ハブ9は、ハブ止リブ7dが該ハ
ブ9に当接する形で設けられていると共に、該ハブ止リ
ブ7dの先端7e側が、該ハブ止リブ7dと整合対応し
た位置に存在するハブ止溝10eに、軸心P1に対する
向心方向(即ち、矢印C方向の逆方向)である図の矢印
D方向に、挿入する形で存在している。また、ハブ止リ
ブ7dの幅L4は、上述したように、ハブ止溝10eの
幅L4’よりも広いので、ハブ止リブ7dは、図4に示
すように、先端7eの矢印A側及び、矢印B側のシ−ル
部7g、7gにおいて、ハブ止溝10eの矢印A、B両
側の開口端部10h、10hと当接している。つまり、
ハブ挿着部4は、小円筒部7の内径のうちシ−ル部7g
における内径が、ハブ9の外径L1と略等しくなる形で
膨張している。また、ハブ9の主円柱部10の端面10
bは、ハブ挿着空間4aと前記内部空間2aとの境界付
近(即ち、小円筒部7の内部とテ−パ部6の内部との境
界付近)に位置している。なお、矢印C方向に膨張して
いる小円筒部7のハブ止リブ7d以外での内径は、少な
くとも自然状態における内径L1より大きく、ハブ9の
主円柱部10の外径L1’よりも大きい。よって、小円
筒部7の内周面7aは、ハブ止リブ7d以外では、ハブ
9の外周面10iと接触せず、内周面7aと外周面10
iとの間には隙間空間49が形成される。なお、ハブ9
はシリンジ100よりも硬い材質で構成されているた
め、シリンジ100に比べて弾性変形しにくく、また、
ハブ9は円柱状に形成された構造上、円筒状に形成され
たシリンジ本体2に比べて弾性変形しにくい。よって、
ハブ9の弾性変形は、シリンジ100に比べて小さい。
上のように構成されており、ハブ挿着部4は次のように
弾性変形し、ハブ9は次のようにハブ挿着部4のハブ挿
着孔4bに設けられている。即ち、ハブ挿着部4は、図
2及び、図4に示すように、ハブ止リブ7d及び、小円
筒部7におけるハブ止リブ7d付近において、図の矢印
C方向即ち、軸心P1に対する遠心方向に膨張する形で
弾性変形していると共に、小円筒部7のうちの前記可伸
長部7cが矢印A、B方向に伸長する形で弾性変形して
いる。一方、ハブ9は、該ハブ9の主円柱部10をハブ
挿着部4のハブ挿着空間4aに挿入し、該ハブ9の小円
柱部11を端壁8の孔8aに貫通挿入させた形で設けら
れており、ハブ9は、該ハブ9の主円柱部10の端面1
0aを、端壁8の矢印B側(図2の紙面右側)の壁面8
bに密接させた形で設けられている(なお、端面10a
と壁面8bは、本実施例のように必ずしも密着している
必要は無く、多少の間隙が形成されていてもよい。)。
また、ハブ9は、小円筒部7のハブ止リブ7dの位置
と、該ハブ9のハブ止溝10eとの位置が、矢印A、B
方向において互いに整合された形で設けられている。つ
まり、小円筒部7の可伸長部7cは、小円筒部7の端部
7bからハブ止リブ7dの中心までの距離が、自然状態
における距離L2より伸長して距離L2’(即ち、ハブ
9における端面10aからハブ止溝10eの中心までの
距離L2’と等しい距離)になる形で矢印A、B方向に
伸長している。また、ハブ9は、ハブ止リブ7dが該ハ
ブ9に当接する形で設けられていると共に、該ハブ止リ
ブ7dの先端7e側が、該ハブ止リブ7dと整合対応し
た位置に存在するハブ止溝10eに、軸心P1に対する
向心方向(即ち、矢印C方向の逆方向)である図の矢印
D方向に、挿入する形で存在している。また、ハブ止リ
ブ7dの幅L4は、上述したように、ハブ止溝10eの
幅L4’よりも広いので、ハブ止リブ7dは、図4に示
すように、先端7eの矢印A側及び、矢印B側のシ−ル
部7g、7gにおいて、ハブ止溝10eの矢印A、B両
側の開口端部10h、10hと当接している。つまり、
ハブ挿着部4は、小円筒部7の内径のうちシ−ル部7g
における内径が、ハブ9の外径L1と略等しくなる形で
膨張している。また、ハブ9の主円柱部10の端面10
bは、ハブ挿着空間4aと前記内部空間2aとの境界付
近(即ち、小円筒部7の内部とテ−パ部6の内部との境
界付近)に位置している。なお、矢印C方向に膨張して
いる小円筒部7のハブ止リブ7d以外での内径は、少な
くとも自然状態における内径L1より大きく、ハブ9の
主円柱部10の外径L1’よりも大きい。よって、小円
筒部7の内周面7aは、ハブ止リブ7d以外では、ハブ
9の外周面10iと接触せず、内周面7aと外周面10
iとの間には隙間空間49が形成される。なお、ハブ9
はシリンジ100よりも硬い材質で構成されているた
め、シリンジ100に比べて弾性変形しにくく、また、
ハブ9は円柱状に形成された構造上、円筒状に形成され
たシリンジ本体2に比べて弾性変形しにくい。よって、
ハブ9の弾性変形は、シリンジ100に比べて小さい。
【0013】ところで、小円筒部7の可伸長部7cは、
矢印A、B方向に弾性変形により伸長しているので、可
伸長部7cは、該可伸長部7cと一体的に設けられてい
る端壁8を介して、図4に示すように、ハブ9の主円筒
部10に、端面10aより矢印B方向の復元力Faを与
えている。従って、ハブ9の主円筒部10は、端面10
aにおいて、該復元力Faに対する反力Fa’を矢印A
方向に端壁8に対して与えている。また、可伸長部7c
は、該可伸長部7cと一体的に設けられているハブ止リ
ブ7dに、矢印A方向の復元力Fbを与えている。な
お、復元力Faと復元力Fbの大きさは等しい。また、
ハブ止リブ7d及び、ハブ止リブ7d付近は、矢印C方
向に弾性変形により膨張しているので、ハブ止リブ7d
には矢印D方向の復元力Fcが加えられている。つま
り、ハブ止リブ7dには、復元力Fb、Fcによる所定
の復元力Fbcが、軸心P1に向かう方向で、かつ矢印
A方向寄りの方向に作用しており、復元力Fbcによっ
て、ハブ9とハブ止リブ7dとの矢印A側及び、矢印B
側の当接箇所(即ち、矢印A側及び、矢印B側における
各開口端部10hと各シ−ル部7d)では、互いにシ−
ル圧Fd、Fd及び、シ−ル圧Fe、Feを加え合う形
で、従って、該当接箇所がシ−ルされる形で釣り合って
いる。よって、小円筒部7の端壁8の壁面8bとハブ9
の端面10aとの間及び、ハブ止リブ7dの矢印A側、
矢印B側の各シ−ル部7g、7gとハブ9の矢印A側、
矢印B側の各開口端部10h、10hとの間はシ−ルさ
れており、水密状態(或いは、気密状態)になっている
(なお、壁面8bとハブ9の端面10aとの間に間隙が
存在する場合には、復元力Fa、Fbがなくなり、ハブ
止リブ7dと開口端部10h、10hの間のみがシ−ル
されることになる。)。なお、復元力Fa、Fb、Fc
或いは、これら復元力Fa、Fb、Fcによる復元力F
bcは、ハブ挿入部4の材質或いは、小円筒部7の肉厚
或いは、ハブ止リブ7dとハブ止溝10eとの位置等に
よって、予め所望の大きさに設定できる。
矢印A、B方向に弾性変形により伸長しているので、可
伸長部7cは、該可伸長部7cと一体的に設けられてい
る端壁8を介して、図4に示すように、ハブ9の主円筒
部10に、端面10aより矢印B方向の復元力Faを与
えている。従って、ハブ9の主円筒部10は、端面10
aにおいて、該復元力Faに対する反力Fa’を矢印A
方向に端壁8に対して与えている。また、可伸長部7c
は、該可伸長部7cと一体的に設けられているハブ止リ
ブ7dに、矢印A方向の復元力Fbを与えている。な
お、復元力Faと復元力Fbの大きさは等しい。また、
ハブ止リブ7d及び、ハブ止リブ7d付近は、矢印C方
向に弾性変形により膨張しているので、ハブ止リブ7d
には矢印D方向の復元力Fcが加えられている。つま
り、ハブ止リブ7dには、復元力Fb、Fcによる所定
の復元力Fbcが、軸心P1に向かう方向で、かつ矢印
A方向寄りの方向に作用しており、復元力Fbcによっ
て、ハブ9とハブ止リブ7dとの矢印A側及び、矢印B
側の当接箇所(即ち、矢印A側及び、矢印B側における
各開口端部10hと各シ−ル部7d)では、互いにシ−
ル圧Fd、Fd及び、シ−ル圧Fe、Feを加え合う形
で、従って、該当接箇所がシ−ルされる形で釣り合って
いる。よって、小円筒部7の端壁8の壁面8bとハブ9
の端面10aとの間及び、ハブ止リブ7dの矢印A側、
矢印B側の各シ−ル部7g、7gとハブ9の矢印A側、
矢印B側の各開口端部10h、10hとの間はシ−ルさ
れており、水密状態(或いは、気密状態)になっている
(なお、壁面8bとハブ9の端面10aとの間に間隙が
存在する場合には、復元力Fa、Fbがなくなり、ハブ
止リブ7dと開口端部10h、10hの間のみがシ−ル
されることになる。)。なお、復元力Fa、Fb、Fc
或いは、これら復元力Fa、Fb、Fcによる復元力F
bcは、ハブ挿入部4の材質或いは、小円筒部7の肉厚
或いは、ハブ止リブ7dとハブ止溝10eとの位置等に
よって、予め所望の大きさに設定できる。
【0014】ハブ挿着部4は以上のように弾性変形し、
ハブ9は以上のようにハブ挿着部4に設けられている。
一方、ハブ9の針挿入孔12には、図1及び図2に示す
ように、注射針26が挿入されていおり、注射針26
は、先端26a側がシリンジ本体2の外部側に位置し、
後端部26b側より針挿入孔12に挿入されている。ま
た、注射針26の後端26bは、針挿入孔12の矢印B
側に形成された前記壁面10fに当接しており、注射針
26の先端26aから後端26b側に貫通されて設けら
れた媒体流通孔26cの、後端26bにおける開口部2
6dと、壁面10fに形成された前記流通孔19の開口
部19aとは互いに整合されている。つまり、媒体流通
孔26cと流通孔19とは、開口部26d、19aを介
して、矢印A、B方向に連通している。また、針挿入孔
12のうち、注射針26とハブ9との間の空間には、接
着剤27が充填され固結している。
ハブ9は以上のようにハブ挿着部4に設けられている。
一方、ハブ9の針挿入孔12には、図1及び図2に示す
ように、注射針26が挿入されていおり、注射針26
は、先端26a側がシリンジ本体2の外部側に位置し、
後端部26b側より針挿入孔12に挿入されている。ま
た、注射針26の後端26bは、針挿入孔12の矢印B
側に形成された前記壁面10fに当接しており、注射針
26の先端26aから後端26b側に貫通されて設けら
れた媒体流通孔26cの、後端26bにおける開口部2
6dと、壁面10fに形成された前記流通孔19の開口
部19aとは互いに整合されている。つまり、媒体流通
孔26cと流通孔19とは、開口部26d、19aを介
して、矢印A、B方向に連通している。また、針挿入孔
12のうち、注射針26とハブ9との間の空間には、接
着剤27が充填され固結している。
【0015】注射器1には、図1に示すように、ピスト
ン29が設けられている(なお、図1は、注射器1の模
式断面図であるが、ピストン29のうち、後述するピス
トン本体30、外押圧板32、内押圧板33について
は、便宜上、断面でなく側面を示している。)。ピスト
ン29は、矢印A、B方向に伸延した棒状のピストン本
体30を有しており、ピストン本体30は、矢印A、B
方向に偏長な長方形板状の2つの合同な平板部30a
が、断面が十字状を成す形で一体的に交差して設けられ
ている。平板部30aの板面の矢印A、B方向に垂直な
幅は、前記主円筒部3のうちの係止リブ3bにおける内
径に略等しく、ピストン本体30は、該ピストン本体3
0の矢印A側より、主円筒部3に、開口端部3aを通し
て挿入された形で設けられている。ピストン本体30の
各平板部30aには、矢印A側寄りにおいて、各平板部
30aの両側部30b、30bよりピストン本体の軸心
(即ち、軸心P1)方向に楔形の切欠き31が設けられ
ている。4ヵ所の切欠き31は、矢印A、B方向におい
て互いに整合した位置に設けられている。また、ピスト
ン本体30の矢印B側の端部側には、板面が矢印A、B
方向に垂直な円形板状の外押圧板32がピストン本体3
0と一体的に、かつ同心状に設けられており、外押圧板
32の径は、主円筒部3の内径よりも充分に大きく設け
られている。ピストン本体30の矢印A側の端部側に
は、図1及び、図5に示すように、板面が矢印A、B方
向に垂直な円形板状の内押圧板33がピストン本体30
と一体的に、かつ同心状に設けられており(従って、内
押圧板33は主円筒部3の内部に位置しており)、内押
圧板33の径は、前記主円筒部3の内径に略等しくなっ
ている(従って、内押圧板33の径は、主円筒部3のう
ちの係止リブ3bにおける内径よりも大きい。)。内押
圧板33には、図1及び、図5に示すように、矢印A側
にパッキン支持部35が設けられており、パッキン支持
部35には、矢印A、B方向に伸延した円柱状の円柱部
35aが、内押圧板33と同心状に設けられている。円
柱部35aの径は、内押圧板33の径よりも小さくなっ
ており、円柱部35aは、内押圧板33の矢印A側に、
内押圧板33と一体的に設けられている。円柱部35a
の矢印A側には、板面が矢印A、B方向に垂直な円形板
状の円板部35bが、円柱部35aと同心状に、かつ一
体的に設けられており、円板部35bの径は、円柱部3
5aより大きく内押圧板33より小さくなっている。更
に、円板部35bの矢印A側にはハブ係合部36が設け
られており、ハブ係合部36には、矢印A、B方向に伸
延した円柱状の円柱部36aが、円板部35bと同心状
に設けられている。円柱部36aの径は、円板部35b
の径よりも小さくなっており、円柱部36aは、円板部
35bの矢印A側に、円板部35bと一体的に設けられ
ている。円柱部36aの矢印A側には径が円柱部36a
より大きな半球状の挿入部36bが、球面36c側を矢
印A側に向ける形で円柱部36aと一体的に設けられて
いる。なお、円柱部36aの径は、前記ハブ9に設けら
れたピストン係合孔20の第二テ−パ孔23と第三テ−
パ孔25との境界部23aにおける内径に略等しくなっ
ており、挿入部36bの径は、前記ピストン係合孔20
の円柱孔22の内径よりも小さくなっている。一方、パ
ッキン支持部35には、可撓性のある樹脂からなるパッ
キン37が支持されて設けられており、パッキン37
は、矢印A、B方向に伸延した円柱部39と、該円柱部
39の矢印A側に連続する形の、該円柱部39と一体的
なテ−パ部40とによって構成されている。なお、テ−
パ部40の外径は、矢印A方向に向かって収斂してお
り、テ−パ部40の形状は、前記シリンジ本体2のテ−
パ部6の内部に自然状態で整合して挿入し得る形になっ
ている。パッキン37には、円柱部39の矢印B側の端
面39a側より矢印A方向に、前記パッキン支持部35
の円柱部35aと、径が同じで、かつ矢印A、B方向の
長さが同じ第一孔41が円柱部39と同心状に設けられ
ており、更に、パッキン37には、第一孔41の矢印A
側に連続して、前記パッキン支持部35の円板部35b
と、径が同じで、かつ矢印A、B方向の長さが同じ第二
孔42が円柱部39と同心状に設けられている。また、
パッキン37には、第二孔42の矢印A側に連続して、
前記ハブ係合部36の挿入部36bの矢印A、B方向に
垂直な断面による外径と径が同じで、かつ前記ハブ係合
部36の円柱部36aと矢印A、B方向の長さが同じ第
三孔43が円柱部39と同心状に設けられており、第三
孔43は、パッキン37のテ−パ部40側において矢印
A方向に開孔している。つまり、パッキン37は、第三
孔43にハブ係合部36の円柱部36aを貫通させ、第
二孔42にパッキン支持部35の円板部35bを挿入
し、第一孔41にパッキン支持部35の円柱部35aを
貫通させる形で、パッキン支持部35に係合して設けら
れている。なお、パッキン37のテ−パ部40が前記シ
リンジ本体2のテ−パ部6の内部に自然状態において整
合し挿入した状態では、図5に示すように、該パッキン
37を係合しているパッキン支持部35の矢印A側のハ
ブ係合部36の挿入部36bの球面36cが、前記ピス
トン係合孔20の第三テ−パ孔23に面した壁面23b
に接した状態になるように、パッキン37の形状が設定
されている。なお、パッキン37の円柱部39の径は、
前記内押圧板33と略同径になっているが、パッキン3
7の円柱部39の外周側には、該円柱部39の外周に沿
った形の円環状のヒダ45が、矢印A、B方向に並んで
二重に形成されている。従って、パッキン37のうち円
柱部39及び、ヒダ45は、軸心P1に向かう方向(即
ち、矢印D方向)に弾性変形による縮小をする形で、シ
リンジ本体2の主円筒部3に挿入している。つまり、パ
ッキン37の円柱部39及び、ヒダ45は、軸心にから
遠ざかる方向(即ち、矢印C方向)の力で主円筒部3の
内周面3cを押圧しており、パッキン37と主円筒部3
との間は、水封(或いは、気封)にシ−ルされている。
また、パッキン37の円柱部39は、パッキン37の第
一孔41及び、第二孔42側に、第一孔41及び、第二
孔42の径を縮小させようとする形の力を及ぼしている
ので、第一孔41及び、第二孔42に挿入された前記パ
ッキン支持部35とパッキン37との間は押圧密着され
ており、パッキン37とパッキン支持部35との間は、
水封(或いは、気封)にシ−ルされている。また、シリ
ンジ本体2の主円筒部3の内周面3cは滑らかに形成さ
れており、従って、パッキン37が挿着されたピストン
29は、主円筒部3の内部空間2aにおいて矢印A、B
方向に摺動移動自在になっている。
ン29が設けられている(なお、図1は、注射器1の模
式断面図であるが、ピストン29のうち、後述するピス
トン本体30、外押圧板32、内押圧板33について
は、便宜上、断面でなく側面を示している。)。ピスト
ン29は、矢印A、B方向に伸延した棒状のピストン本
体30を有しており、ピストン本体30は、矢印A、B
方向に偏長な長方形板状の2つの合同な平板部30a
が、断面が十字状を成す形で一体的に交差して設けられ
ている。平板部30aの板面の矢印A、B方向に垂直な
幅は、前記主円筒部3のうちの係止リブ3bにおける内
径に略等しく、ピストン本体30は、該ピストン本体3
0の矢印A側より、主円筒部3に、開口端部3aを通し
て挿入された形で設けられている。ピストン本体30の
各平板部30aには、矢印A側寄りにおいて、各平板部
30aの両側部30b、30bよりピストン本体の軸心
(即ち、軸心P1)方向に楔形の切欠き31が設けられ
ている。4ヵ所の切欠き31は、矢印A、B方向におい
て互いに整合した位置に設けられている。また、ピスト
ン本体30の矢印B側の端部側には、板面が矢印A、B
方向に垂直な円形板状の外押圧板32がピストン本体3
0と一体的に、かつ同心状に設けられており、外押圧板
32の径は、主円筒部3の内径よりも充分に大きく設け
られている。ピストン本体30の矢印A側の端部側に
は、図1及び、図5に示すように、板面が矢印A、B方
向に垂直な円形板状の内押圧板33がピストン本体30
と一体的に、かつ同心状に設けられており(従って、内
押圧板33は主円筒部3の内部に位置しており)、内押
圧板33の径は、前記主円筒部3の内径に略等しくなっ
ている(従って、内押圧板33の径は、主円筒部3のう
ちの係止リブ3bにおける内径よりも大きい。)。内押
圧板33には、図1及び、図5に示すように、矢印A側
にパッキン支持部35が設けられており、パッキン支持
部35には、矢印A、B方向に伸延した円柱状の円柱部
35aが、内押圧板33と同心状に設けられている。円
柱部35aの径は、内押圧板33の径よりも小さくなっ
ており、円柱部35aは、内押圧板33の矢印A側に、
内押圧板33と一体的に設けられている。円柱部35a
の矢印A側には、板面が矢印A、B方向に垂直な円形板
状の円板部35bが、円柱部35aと同心状に、かつ一
体的に設けられており、円板部35bの径は、円柱部3
5aより大きく内押圧板33より小さくなっている。更
に、円板部35bの矢印A側にはハブ係合部36が設け
られており、ハブ係合部36には、矢印A、B方向に伸
延した円柱状の円柱部36aが、円板部35bと同心状
に設けられている。円柱部36aの径は、円板部35b
の径よりも小さくなっており、円柱部36aは、円板部
35bの矢印A側に、円板部35bと一体的に設けられ
ている。円柱部36aの矢印A側には径が円柱部36a
より大きな半球状の挿入部36bが、球面36c側を矢
印A側に向ける形で円柱部36aと一体的に設けられて
いる。なお、円柱部36aの径は、前記ハブ9に設けら
れたピストン係合孔20の第二テ−パ孔23と第三テ−
パ孔25との境界部23aにおける内径に略等しくなっ
ており、挿入部36bの径は、前記ピストン係合孔20
の円柱孔22の内径よりも小さくなっている。一方、パ
ッキン支持部35には、可撓性のある樹脂からなるパッ
キン37が支持されて設けられており、パッキン37
は、矢印A、B方向に伸延した円柱部39と、該円柱部
39の矢印A側に連続する形の、該円柱部39と一体的
なテ−パ部40とによって構成されている。なお、テ−
パ部40の外径は、矢印A方向に向かって収斂してお
り、テ−パ部40の形状は、前記シリンジ本体2のテ−
パ部6の内部に自然状態で整合して挿入し得る形になっ
ている。パッキン37には、円柱部39の矢印B側の端
面39a側より矢印A方向に、前記パッキン支持部35
の円柱部35aと、径が同じで、かつ矢印A、B方向の
長さが同じ第一孔41が円柱部39と同心状に設けられ
ており、更に、パッキン37には、第一孔41の矢印A
側に連続して、前記パッキン支持部35の円板部35b
と、径が同じで、かつ矢印A、B方向の長さが同じ第二
孔42が円柱部39と同心状に設けられている。また、
パッキン37には、第二孔42の矢印A側に連続して、
前記ハブ係合部36の挿入部36bの矢印A、B方向に
垂直な断面による外径と径が同じで、かつ前記ハブ係合
部36の円柱部36aと矢印A、B方向の長さが同じ第
三孔43が円柱部39と同心状に設けられており、第三
孔43は、パッキン37のテ−パ部40側において矢印
A方向に開孔している。つまり、パッキン37は、第三
孔43にハブ係合部36の円柱部36aを貫通させ、第
二孔42にパッキン支持部35の円板部35bを挿入
し、第一孔41にパッキン支持部35の円柱部35aを
貫通させる形で、パッキン支持部35に係合して設けら
れている。なお、パッキン37のテ−パ部40が前記シ
リンジ本体2のテ−パ部6の内部に自然状態において整
合し挿入した状態では、図5に示すように、該パッキン
37を係合しているパッキン支持部35の矢印A側のハ
ブ係合部36の挿入部36bの球面36cが、前記ピス
トン係合孔20の第三テ−パ孔23に面した壁面23b
に接した状態になるように、パッキン37の形状が設定
されている。なお、パッキン37の円柱部39の径は、
前記内押圧板33と略同径になっているが、パッキン3
7の円柱部39の外周側には、該円柱部39の外周に沿
った形の円環状のヒダ45が、矢印A、B方向に並んで
二重に形成されている。従って、パッキン37のうち円
柱部39及び、ヒダ45は、軸心P1に向かう方向(即
ち、矢印D方向)に弾性変形による縮小をする形で、シ
リンジ本体2の主円筒部3に挿入している。つまり、パ
ッキン37の円柱部39及び、ヒダ45は、軸心にから
遠ざかる方向(即ち、矢印C方向)の力で主円筒部3の
内周面3cを押圧しており、パッキン37と主円筒部3
との間は、水封(或いは、気封)にシ−ルされている。
また、パッキン37の円柱部39は、パッキン37の第
一孔41及び、第二孔42側に、第一孔41及び、第二
孔42の径を縮小させようとする形の力を及ぼしている
ので、第一孔41及び、第二孔42に挿入された前記パ
ッキン支持部35とパッキン37との間は押圧密着され
ており、パッキン37とパッキン支持部35との間は、
水封(或いは、気封)にシ−ルされている。また、シリ
ンジ本体2の主円筒部3の内周面3cは滑らかに形成さ
れており、従って、パッキン37が挿着されたピストン
29は、主円筒部3の内部空間2aにおいて矢印A、B
方向に摺動移動自在になっている。
【0016】注射器1は、以上のように構成されてお
り、該注射器1を組立る際には、以下の手順で行う。即
ち、注射器1の構成部品であるシリンジ100、ハブ
9、注射針26、ピストン29、パッキン37を準備し
て、まず初めに、シリンジ100にハブ9を挿着する。
即ち、シリンジ本体2の開口端部3aより、ハブ9を、
該シリンジ本体2の内部空間2aに挿入する。挿入の
際、該ハブ9の小円柱部11側がシリンジ本体2の小円
筒部7側(図の矢印A側)に向く形で挿入する。続け
て、該ハブ9を、図6に示すように、更に図の矢印A側
に挿入して、該ハブ9を、シリンジ本体2の小円筒部7
の内部即ち、ハブ挿着空間4aに、該ハブ9の面取り部
10cが、該ハブ9の主円柱部10の外径L1’よりも
小さい内径を形成しているハブ止リブ7dに当接する位
置まで挿入する。なお、ハブ9の主円柱部10の外径L
1’及び、小円柱部11の外径(即ち、外径L1’より
も小さい外径)は、小円筒部7のうちハブ止リブ7dが
形成されていない部分の内径L1よりも小さいので、ハ
ブ9の面取り部10cが、内径L1’よりも小さい内径
L3を形成しているハブ止リブ7dに当接する位置まで
は、該ハブ9は、小円筒部7のハブ挿着空間4aにスム
−ズに挿入される。なお、ハブ9を、該ハブ9の面取り
部10cがハブ止リブ7dに当接する位置まで挿入する
途中で、該ハブ9の小円柱部11の矢印A側の端面11
aがハブ挿着部4の端壁8の矢印B側の壁面8bの位置
に到達する。しかし、端壁8の孔8aは、小円柱部11
と矢印A、B方向に対応した位置に存在し、かつその径
が小円柱部11の径よりも大なる径に形成されているの
で、小円柱部11の端面11aが端壁8の壁面8bに到
達する際には、該端面11aが孔8aに整合する形で到
達する。つまり、ハブ9を、該ハブ9の面取り部10c
がハブ止リブ7dに当接する位置まで挿入することによ
り、小円柱部11は、端壁8の孔8aに円滑に挿入され
る。面取り部10cがハブ止リブ7dに当接した後、図
6に示すように、ハブ9の矢印B側の端部10b側よ
り、該ハブ9に矢印A方向の力を加える。ハブ9に矢印
A方向の力を加えることによって、該ハブ9は、面取り
部10cとハブ止リブ7dとの当接箇所においてハブ止
リブ7dに対して、面取り部10cのテ−パ状の表面に
垂直な方向即ち、図の矢印K方向に作用力Mを与える。
作用力Mのうち、矢印A方向の成分の分力は、剪断或い
は、曲げ応力としてハブ止リブ7d内等で釣合い、作用
力Mのうち、矢印C方向の成分の分力は、ハブ止リブ7
dを介して小円筒部7を矢印C方向に押圧する。小円筒
部7は、構造上、矢印C方向の力に対して弾性変形しや
すく、従って、作用力Mのうち、矢印C方向の成分の分
力により、小円筒部7はハブ止リブ7d及び、ハブ止リ
ブ7d付近において、矢印C方向に膨張する。小円筒部
7のハブ止リブ7d及び、ハブ止リブ7d付近が矢印C
方向に膨張するので、小円筒部7のハブ止リブ7dにお
ける内径が広がり、内径の広がりに従って、矢印A方向
に押される力を受けているハブ9は矢印A方向に進む。
ハブ9が矢印A方向に進んだ位置においても、ハブ9
は、続けて面取り部10cにおいて、ハブ止リブ7dを
押圧し、ハブ止リブ7dを押圧する力の矢印C方向の成
分の分力によって、小円筒部7のハブ止リブ7d及び、
ハブ止リブ7d付近が矢印C方向に更に膨張する。よっ
て、小円筒部7のハブ止リブ7dにおける内径が更に広
がり、内径の広がりに従って、矢印A方向に押される力
を受けているハブ9は、更に矢印A方向に進む。なおも
続けて、ハブ9に矢印A方向の力を加えて、ハブ止リブ
7d及び、ハブ止リブ7d付近を更に、矢印C方向に膨
張させながら、ハブ9を矢印A方向に進める。そして、
ハブ止リブ7dが面取り部10cの最も矢印B側即ち、
主円柱部10の外周面10iにおいて、ハブ9と当接す
る位置まで、ハブ9を進める。ハブ止リブ7dが、主円
柱部10の外周面10iに当接する位置までハブ9が進
むことにより、ハブ止リブ7dと外周面10iとの当接
箇所では、図7に示すように、ハブ止リブ7d及び、ハ
ブ止リブ7d付近が、矢印D方向に復元しようとする復
元力がハブ止リブ7dを介して、主円柱部10に、外周
面10iにおいて加わる。よって、ハブ止リブ7dが、
主円柱部10の外周面10iに当接する位置において、
ハブ9に矢印A方向の力を加えて、該ハブ9を更に矢印
A方向に進めようとすると、この外周面10iにおいて
該ハブ9に加わる矢印D方向の力によって、ハブ9に
は、矢印B方向に摩擦力が働く。つまり、ハブ9に、該
摩擦力に抵抗しえる矢印A方向の力を加えつつ、該ハブ
9を更に矢印A方向に進める。ハブ9を更に矢印A方向
に進めて、ハブ9の主円柱部10の端面10aを、端壁
8の矢印B側の壁面8bに密着させるまで、ハブ9を進
める。密着させるまでハブ9を進めた後、更に、ハブ9
を矢印A方向に押圧する。押圧により、ハブ9は、該ハ
ブ9の矢印A側に密着している端壁8に矢印A方向の力
を与え、該力は端壁8と一体的に設けられている小円筒
部7の可伸長部7c(及び、その他のシリンジ本体2の
各部分)に伝達されるので、従って、可伸長部7cは、
矢印A、B方向に弾性変形により伸長する。更に押圧を
続けて可伸長部7cを伸長させて、端壁8の壁面8bと
ハブ止リブ7dとの間の矢印A、B方向の距離が、距離
L2から距離L2’になるまで押圧する。また、可伸長
部7cの伸長に伴って、ハブ止リブ7dは、ハブ9の外
周面10iに沿ってハブ9に対して相対的に矢印B側に
移動し、端壁8の壁面8aからハブ止リブ7dまでの距
離が距離L2’になることによって、ハブ止リブ7dの
位置と、ハブ9のハブ止溝10eの位置が互いに整合さ
れる。ハブ止リブ7d及び、ハブ止リブ7dの付近に
は、矢印D方向の復元力が働いているので、ハブ止リブ
7dの位置とハブ止溝10eの位置とが互いに整合され
ることにより、ハブ止リブ7dの先端7e側が、ハブ止
溝10eに矢印D方向に挿入する形で、ハブ止リブ7d
及び、ハブ止リブ7dの付近は、矢印D方向にやや復元
する(但し、自然状態までは復元しない。)。また、ハ
ブ止リブ7dの先端7e側が、ハブ止溝10eに矢印D
方向に挿入することにより、ハブ止リブ7dは、ハブ止
溝10eの矢印A、B両側の開口端部10h、10hに
当接する形で、ハブ9と係合する。なお、ハブ止リブ7
dのうち開口端部10h、10hに当接した箇所は、上
述したように、前記シ−ル部7g、7gになっている。
以上のように、シリンジ100に対するハブ9の挿着を
終了する。なお、上述したように、ハブ9は、該ハブ9
と小円筒部7との間で、各力が互いに釣り合った形で、
小円筒部7に固定されている。また、シリンジ100に
対するハブ9の挿着作業は、ハブ9を押圧して挿着すれ
ばよく、複雑な組立操作を伴わず容易である。
り、該注射器1を組立る際には、以下の手順で行う。即
ち、注射器1の構成部品であるシリンジ100、ハブ
9、注射針26、ピストン29、パッキン37を準備し
て、まず初めに、シリンジ100にハブ9を挿着する。
即ち、シリンジ本体2の開口端部3aより、ハブ9を、
該シリンジ本体2の内部空間2aに挿入する。挿入の
際、該ハブ9の小円柱部11側がシリンジ本体2の小円
筒部7側(図の矢印A側)に向く形で挿入する。続け
て、該ハブ9を、図6に示すように、更に図の矢印A側
に挿入して、該ハブ9を、シリンジ本体2の小円筒部7
の内部即ち、ハブ挿着空間4aに、該ハブ9の面取り部
10cが、該ハブ9の主円柱部10の外径L1’よりも
小さい内径を形成しているハブ止リブ7dに当接する位
置まで挿入する。なお、ハブ9の主円柱部10の外径L
1’及び、小円柱部11の外径(即ち、外径L1’より
も小さい外径)は、小円筒部7のうちハブ止リブ7dが
形成されていない部分の内径L1よりも小さいので、ハ
ブ9の面取り部10cが、内径L1’よりも小さい内径
L3を形成しているハブ止リブ7dに当接する位置まで
は、該ハブ9は、小円筒部7のハブ挿着空間4aにスム
−ズに挿入される。なお、ハブ9を、該ハブ9の面取り
部10cがハブ止リブ7dに当接する位置まで挿入する
途中で、該ハブ9の小円柱部11の矢印A側の端面11
aがハブ挿着部4の端壁8の矢印B側の壁面8bの位置
に到達する。しかし、端壁8の孔8aは、小円柱部11
と矢印A、B方向に対応した位置に存在し、かつその径
が小円柱部11の径よりも大なる径に形成されているの
で、小円柱部11の端面11aが端壁8の壁面8bに到
達する際には、該端面11aが孔8aに整合する形で到
達する。つまり、ハブ9を、該ハブ9の面取り部10c
がハブ止リブ7dに当接する位置まで挿入することによ
り、小円柱部11は、端壁8の孔8aに円滑に挿入され
る。面取り部10cがハブ止リブ7dに当接した後、図
6に示すように、ハブ9の矢印B側の端部10b側よ
り、該ハブ9に矢印A方向の力を加える。ハブ9に矢印
A方向の力を加えることによって、該ハブ9は、面取り
部10cとハブ止リブ7dとの当接箇所においてハブ止
リブ7dに対して、面取り部10cのテ−パ状の表面に
垂直な方向即ち、図の矢印K方向に作用力Mを与える。
作用力Mのうち、矢印A方向の成分の分力は、剪断或い
は、曲げ応力としてハブ止リブ7d内等で釣合い、作用
力Mのうち、矢印C方向の成分の分力は、ハブ止リブ7
dを介して小円筒部7を矢印C方向に押圧する。小円筒
部7は、構造上、矢印C方向の力に対して弾性変形しや
すく、従って、作用力Mのうち、矢印C方向の成分の分
力により、小円筒部7はハブ止リブ7d及び、ハブ止リ
ブ7d付近において、矢印C方向に膨張する。小円筒部
7のハブ止リブ7d及び、ハブ止リブ7d付近が矢印C
方向に膨張するので、小円筒部7のハブ止リブ7dにお
ける内径が広がり、内径の広がりに従って、矢印A方向
に押される力を受けているハブ9は矢印A方向に進む。
ハブ9が矢印A方向に進んだ位置においても、ハブ9
は、続けて面取り部10cにおいて、ハブ止リブ7dを
押圧し、ハブ止リブ7dを押圧する力の矢印C方向の成
分の分力によって、小円筒部7のハブ止リブ7d及び、
ハブ止リブ7d付近が矢印C方向に更に膨張する。よっ
て、小円筒部7のハブ止リブ7dにおける内径が更に広
がり、内径の広がりに従って、矢印A方向に押される力
を受けているハブ9は、更に矢印A方向に進む。なおも
続けて、ハブ9に矢印A方向の力を加えて、ハブ止リブ
7d及び、ハブ止リブ7d付近を更に、矢印C方向に膨
張させながら、ハブ9を矢印A方向に進める。そして、
ハブ止リブ7dが面取り部10cの最も矢印B側即ち、
主円柱部10の外周面10iにおいて、ハブ9と当接す
る位置まで、ハブ9を進める。ハブ止リブ7dが、主円
柱部10の外周面10iに当接する位置までハブ9が進
むことにより、ハブ止リブ7dと外周面10iとの当接
箇所では、図7に示すように、ハブ止リブ7d及び、ハ
ブ止リブ7d付近が、矢印D方向に復元しようとする復
元力がハブ止リブ7dを介して、主円柱部10に、外周
面10iにおいて加わる。よって、ハブ止リブ7dが、
主円柱部10の外周面10iに当接する位置において、
ハブ9に矢印A方向の力を加えて、該ハブ9を更に矢印
A方向に進めようとすると、この外周面10iにおいて
該ハブ9に加わる矢印D方向の力によって、ハブ9に
は、矢印B方向に摩擦力が働く。つまり、ハブ9に、該
摩擦力に抵抗しえる矢印A方向の力を加えつつ、該ハブ
9を更に矢印A方向に進める。ハブ9を更に矢印A方向
に進めて、ハブ9の主円柱部10の端面10aを、端壁
8の矢印B側の壁面8bに密着させるまで、ハブ9を進
める。密着させるまでハブ9を進めた後、更に、ハブ9
を矢印A方向に押圧する。押圧により、ハブ9は、該ハ
ブ9の矢印A側に密着している端壁8に矢印A方向の力
を与え、該力は端壁8と一体的に設けられている小円筒
部7の可伸長部7c(及び、その他のシリンジ本体2の
各部分)に伝達されるので、従って、可伸長部7cは、
矢印A、B方向に弾性変形により伸長する。更に押圧を
続けて可伸長部7cを伸長させて、端壁8の壁面8bと
ハブ止リブ7dとの間の矢印A、B方向の距離が、距離
L2から距離L2’になるまで押圧する。また、可伸長
部7cの伸長に伴って、ハブ止リブ7dは、ハブ9の外
周面10iに沿ってハブ9に対して相対的に矢印B側に
移動し、端壁8の壁面8aからハブ止リブ7dまでの距
離が距離L2’になることによって、ハブ止リブ7dの
位置と、ハブ9のハブ止溝10eの位置が互いに整合さ
れる。ハブ止リブ7d及び、ハブ止リブ7dの付近に
は、矢印D方向の復元力が働いているので、ハブ止リブ
7dの位置とハブ止溝10eの位置とが互いに整合され
ることにより、ハブ止リブ7dの先端7e側が、ハブ止
溝10eに矢印D方向に挿入する形で、ハブ止リブ7d
及び、ハブ止リブ7dの付近は、矢印D方向にやや復元
する(但し、自然状態までは復元しない。)。また、ハ
ブ止リブ7dの先端7e側が、ハブ止溝10eに矢印D
方向に挿入することにより、ハブ止リブ7dは、ハブ止
溝10eの矢印A、B両側の開口端部10h、10hに
当接する形で、ハブ9と係合する。なお、ハブ止リブ7
dのうち開口端部10h、10hに当接した箇所は、上
述したように、前記シ−ル部7g、7gになっている。
以上のように、シリンジ100に対するハブ9の挿着を
終了する。なお、上述したように、ハブ9は、該ハブ9
と小円筒部7との間で、各力が互いに釣り合った形で、
小円筒部7に固定されている。また、シリンジ100に
対するハブ9の挿着作業は、ハブ9を押圧して挿着すれ
ばよく、複雑な組立操作を伴わず容易である。
【0017】次いで、ピストン29にパッキン37を挿
着する。まず、パッキン37の可撓性を利用して、該パ
ッキン37の第一孔41を、該第一孔41の径とパッキ
ン支持部35の円板部35bの径が等しくなる形に、手
等により広げる。次いで、ピストン29のうちハブ係合
部36側を、パッキン37の第一孔41側より矢印A方
向に挿入する。更につづけて、ハブ係合部36の挿入部
36bがパッキン37の第三孔43を矢印A方向に貫通
通過し、該挿入部36bがパッキン37のテ−パ部40
の矢印A側に突出する状態、従って、ハブ係合部36の
円柱部36aが、第三孔43に挿入され、パッキン支持
部35の円柱部35a及び、円板部35bが、それぞれ
広げられた第一孔41及び、第二孔42に挿入される状
態まで、ピストン29を挿入する。その後、第一孔41
を広げていた手等を放して、パッキン37を自然状態に
戻すことにより、パッキン37の挿着を完了させる。次
いで、パッキン37を挿着したピストン29を、シリン
ジ本体2に挿入する。ピストン29の挿入は、該ピスト
ン29のパッキン37が挿着されている側を、シリンジ
本体2の開口端部3a側からシリンジ本体2の内部空間
2aに挿入する形で行われる。ところで、自然状態にお
けるパッキン37の円柱部39及び、ヒダ45における
外径はシリンジ本体2の主円筒部3の内径よりも大きい
が、パッキン37の可撓性を利用してパッキン37の円
柱部39及び、ヒダ45の外径を縮小させることによっ
て、パッキン37は、シリンジ本体2の内部空間2aに
挿入され得る。つまり、パッキン37のテ−パ部40側
を開口端部3aに整合した後、ピストン29を矢印A方
向に押圧することによって、パッキン37は、シリンジ
本体2の内部空間2aに整合した形即ち、パッキン37
の円柱部39及び、ヒダ45の外径を縮小させる形でシ
リンジ本体2の内部空間2aに挿入される。なお、内押
圧板33の外径及び、ピストン本体30の平板部30a
の幅はシリンジ本体2の主円筒部3の内径に略等しい
(或いは、小さい)ので、内押圧板33及び、ピストン
本体30は、シリンジ本体2の内部空間2aにスム−ズ
に挿入される。なお、ピストン2を矢印A方向に挿入す
ることにより、パッキン37及び、内押圧板33は、主
円筒部3の係止リブ3bの位置を通過する。係止リブ3
bの位置を通過する際、パッキン37は、ピストン2を
矢印A方向に押圧する力に対する反力を係止リブ3bか
ら受けて、該反力により、更に円柱部39及び、ヒダ4
5の外径を、シリンジ本体2の主円筒部3の係止リブ3
bでの内径と等しく縮小させる形で通過する。また、パ
ッキン37に続いて内押圧板33が係止リブ3bの位置
を通過する際、外径が係止リブ3bの内径よりも大きい
内押圧板33の周囲側が、係止リブ3bに当接するが、
当接する際、ピストン29を矢印A方向に押圧する力
が、内押圧板33を介し、内押圧板33に当接した係止
リブ3bを介して、主円筒部3の係止リブ3b付近を矢
印C方向に弾性膨張させる。従って、内押圧板33が係
止リブ3bの位置を通過する際には、係止リブ3bにお
ける内径が広がる形で通過する。なお、通過の後、内押
圧板33は、係止リブ3bから離れるので、主円筒部3
を矢印C方向に膨張させる力がなくなり、主円筒部3の
係止リブ3b付近は矢印D方向に復元する。パッキン3
7及び、内押圧板33が、主円筒部3の係止リブ3bの
位置を通過した後、更に、ピストン29を矢印A方向に
挿入させ、パッキン37のテ−パ部40が、シリンジ本
体2のテ−パ部6の内部に整合し挿入する位置までピス
トン29を挿入させ、ピストン29の挿入を終える。な
お、パッキン37のテ−パ部40が、シリンジ本体2の
テ−パ部6の内部に整合し挿入した状態では、上述した
ように、ピストン29のハブ係合部36の挿入部36b
は、該挿入部36bの球面36c側が、前記ハブ9に設
けられたピストン係合孔20の第三テ−パ孔25に面し
た壁面25aに接する形で存在している。
着する。まず、パッキン37の可撓性を利用して、該パ
ッキン37の第一孔41を、該第一孔41の径とパッキ
ン支持部35の円板部35bの径が等しくなる形に、手
等により広げる。次いで、ピストン29のうちハブ係合
部36側を、パッキン37の第一孔41側より矢印A方
向に挿入する。更につづけて、ハブ係合部36の挿入部
36bがパッキン37の第三孔43を矢印A方向に貫通
通過し、該挿入部36bがパッキン37のテ−パ部40
の矢印A側に突出する状態、従って、ハブ係合部36の
円柱部36aが、第三孔43に挿入され、パッキン支持
部35の円柱部35a及び、円板部35bが、それぞれ
広げられた第一孔41及び、第二孔42に挿入される状
態まで、ピストン29を挿入する。その後、第一孔41
を広げていた手等を放して、パッキン37を自然状態に
戻すことにより、パッキン37の挿着を完了させる。次
いで、パッキン37を挿着したピストン29を、シリン
ジ本体2に挿入する。ピストン29の挿入は、該ピスト
ン29のパッキン37が挿着されている側を、シリンジ
本体2の開口端部3a側からシリンジ本体2の内部空間
2aに挿入する形で行われる。ところで、自然状態にお
けるパッキン37の円柱部39及び、ヒダ45における
外径はシリンジ本体2の主円筒部3の内径よりも大きい
が、パッキン37の可撓性を利用してパッキン37の円
柱部39及び、ヒダ45の外径を縮小させることによっ
て、パッキン37は、シリンジ本体2の内部空間2aに
挿入され得る。つまり、パッキン37のテ−パ部40側
を開口端部3aに整合した後、ピストン29を矢印A方
向に押圧することによって、パッキン37は、シリンジ
本体2の内部空間2aに整合した形即ち、パッキン37
の円柱部39及び、ヒダ45の外径を縮小させる形でシ
リンジ本体2の内部空間2aに挿入される。なお、内押
圧板33の外径及び、ピストン本体30の平板部30a
の幅はシリンジ本体2の主円筒部3の内径に略等しい
(或いは、小さい)ので、内押圧板33及び、ピストン
本体30は、シリンジ本体2の内部空間2aにスム−ズ
に挿入される。なお、ピストン2を矢印A方向に挿入す
ることにより、パッキン37及び、内押圧板33は、主
円筒部3の係止リブ3bの位置を通過する。係止リブ3
bの位置を通過する際、パッキン37は、ピストン2を
矢印A方向に押圧する力に対する反力を係止リブ3bか
ら受けて、該反力により、更に円柱部39及び、ヒダ4
5の外径を、シリンジ本体2の主円筒部3の係止リブ3
bでの内径と等しく縮小させる形で通過する。また、パ
ッキン37に続いて内押圧板33が係止リブ3bの位置
を通過する際、外径が係止リブ3bの内径よりも大きい
内押圧板33の周囲側が、係止リブ3bに当接するが、
当接する際、ピストン29を矢印A方向に押圧する力
が、内押圧板33を介し、内押圧板33に当接した係止
リブ3bを介して、主円筒部3の係止リブ3b付近を矢
印C方向に弾性膨張させる。従って、内押圧板33が係
止リブ3bの位置を通過する際には、係止リブ3bにお
ける内径が広がる形で通過する。なお、通過の後、内押
圧板33は、係止リブ3bから離れるので、主円筒部3
を矢印C方向に膨張させる力がなくなり、主円筒部3の
係止リブ3b付近は矢印D方向に復元する。パッキン3
7及び、内押圧板33が、主円筒部3の係止リブ3bの
位置を通過した後、更に、ピストン29を矢印A方向に
挿入させ、パッキン37のテ−パ部40が、シリンジ本
体2のテ−パ部6の内部に整合し挿入する位置までピス
トン29を挿入させ、ピストン29の挿入を終える。な
お、パッキン37のテ−パ部40が、シリンジ本体2の
テ−パ部6の内部に整合し挿入した状態では、上述した
ように、ピストン29のハブ係合部36の挿入部36b
は、該挿入部36bの球面36c側が、前記ハブ9に設
けられたピストン係合孔20の第三テ−パ孔25に面し
た壁面25aに接する形で存在している。
【0018】次いで、ハブ9の針挿入孔12に注射針2
6を挿入し接着する。つまり、注射針26を、図2に示
すように、該注射針26の後端26b側より、針挿入孔
12に矢印B方向に挿入し、該後端26bが、針挿入孔
12の奥のハブ9による壁面10fに当接するまで挿入
する。挿入の後、針挿入孔12におけるハブ9と注射針
26との間の隙間に接着剤27を充填して、該接着剤2
7を固結させ、ハブ9に対する注射針26の挿入接着が
完了する。なお、接着剤27を針挿入孔12に充填する
際、針挿入孔12に設けられた、第一テ−パ孔13、第
二テ−パ孔16によって、接着剤27が、針挿入孔12
の奥側(即ち、矢印B側)まで、途中に隙間を極力形成
せず、流動し得るようになっている。また、注射針26
の挿入接着完了をもって注射器1の組立てが完了する。
なお、注射器1の組立ては、上述のように、大部分の作
業(即ち、注射針26の挿入固定の作業を除いてた全て
の作業)が、押圧することによって行われるため、注射
器1の組立ては、複雑な作業を伴わず容易である。
6を挿入し接着する。つまり、注射針26を、図2に示
すように、該注射針26の後端26b側より、針挿入孔
12に矢印B方向に挿入し、該後端26bが、針挿入孔
12の奥のハブ9による壁面10fに当接するまで挿入
する。挿入の後、針挿入孔12におけるハブ9と注射針
26との間の隙間に接着剤27を充填して、該接着剤2
7を固結させ、ハブ9に対する注射針26の挿入接着が
完了する。なお、接着剤27を針挿入孔12に充填する
際、針挿入孔12に設けられた、第一テ−パ孔13、第
二テ−パ孔16によって、接着剤27が、針挿入孔12
の奥側(即ち、矢印B側)まで、途中に隙間を極力形成
せず、流動し得るようになっている。また、注射針26
の挿入接着完了をもって注射器1の組立てが完了する。
なお、注射器1の組立ては、上述のように、大部分の作
業(即ち、注射針26の挿入固定の作業を除いてた全て
の作業)が、押圧することによって行われるため、注射
器1の組立ては、複雑な作業を伴わず容易である。
【0019】以上のように構成され組立てられた注射器
1を使用し、使用の後、廃棄するには、次のように行
う。まず、組立られた注射器1に液状の注射媒体46を
充填する。注射媒体46の充填は、注射器1のシリンジ
本体2の主円筒部3を一方の手で掴み支持し、注射器1
の注射針26の先端26aを、図示しない薬ビンに入っ
ている注射媒体46の中に進入させ、次いで、他方の手
で、ピストン29の外押圧板32を掴み、該ピストン2
9をシリンジ本体2に対して矢印B方向に引っ張ること
によって行われる。ところで、シリンジ本体2の内部空
間2aのうち、パッキン37或いは、ハブ係合部36よ
りも矢印A側に存在する空間即ち、媒体保持空間47
は、注射針26の媒体流通孔26c及び、ハブ9の流通
孔19、ピストン係合孔20を通して注射針26の先端
26a側の外部即ち、図示しない薬ビンの中と矢印A、
B方向に連通している。また、ピストン29をシリンジ
本体2に対して矢印B方向に引っ張ることによって媒体
保持空間47は拡大し、従って、媒体保持空間47の空
気(或いは、注射媒体46)の圧力が低下しようとす
る。よって、媒体保持空間47と注射針26の先端26
a側の外部即ち、図示しない薬ビンの中との間で差圧が
生じ、該薬ビンの中の注射媒体46は、注射針26の媒
体流通孔26c及び、ハブ9の流通孔19、ピストン係
合孔20を通して媒体保持空間47に流入する。ピスト
ン29をシリンジ本体2に対して更に矢印B方向に引っ
張り、媒体保持空間47を更に拡大させて、該媒体保持
空間47に所定量の注射媒体46を流入させることによ
り、注射媒体46の充填が終了する(なお、注射媒体4
6を所定量よりやや多目に充填した後、注射器1を、注
射針26側を上に向ける形で支持し、ピストン29をシ
リンジ本体2に対して矢印A方向に押して、媒体保持空
間47中の空気或いは、余分な注射媒体46等を、注射
針26等を介して外部に排出させてもよい。)。
1を使用し、使用の後、廃棄するには、次のように行
う。まず、組立られた注射器1に液状の注射媒体46を
充填する。注射媒体46の充填は、注射器1のシリンジ
本体2の主円筒部3を一方の手で掴み支持し、注射器1
の注射針26の先端26aを、図示しない薬ビンに入っ
ている注射媒体46の中に進入させ、次いで、他方の手
で、ピストン29の外押圧板32を掴み、該ピストン2
9をシリンジ本体2に対して矢印B方向に引っ張ること
によって行われる。ところで、シリンジ本体2の内部空
間2aのうち、パッキン37或いは、ハブ係合部36よ
りも矢印A側に存在する空間即ち、媒体保持空間47
は、注射針26の媒体流通孔26c及び、ハブ9の流通
孔19、ピストン係合孔20を通して注射針26の先端
26a側の外部即ち、図示しない薬ビンの中と矢印A、
B方向に連通している。また、ピストン29をシリンジ
本体2に対して矢印B方向に引っ張ることによって媒体
保持空間47は拡大し、従って、媒体保持空間47の空
気(或いは、注射媒体46)の圧力が低下しようとす
る。よって、媒体保持空間47と注射針26の先端26
a側の外部即ち、図示しない薬ビンの中との間で差圧が
生じ、該薬ビンの中の注射媒体46は、注射針26の媒
体流通孔26c及び、ハブ9の流通孔19、ピストン係
合孔20を通して媒体保持空間47に流入する。ピスト
ン29をシリンジ本体2に対して更に矢印B方向に引っ
張り、媒体保持空間47を更に拡大させて、該媒体保持
空間47に所定量の注射媒体46を流入させることによ
り、注射媒体46の充填が終了する(なお、注射媒体4
6を所定量よりやや多目に充填した後、注射器1を、注
射針26側を上に向ける形で支持し、ピストン29をシ
リンジ本体2に対して矢印A方向に押して、媒体保持空
間47中の空気或いは、余分な注射媒体46等を、注射
針26等を介して外部に排出させてもよい。)。
【0020】なお、注射媒体46の充填の際、媒体保持
空間47と該媒体保持空間47の外部との間では、差圧
が生じており、従って、媒体保持空間47と該媒体保持
空間47の外部とを隔てているハブ9には、図4の二点
鎖線に示すように、矢印B方向の差圧力Naが作用す
る。しかし、予想される最大の差圧力Naに対しても、
矢印A側及び、矢印B側の各シ−ル部7gと各開口端部
10hの間で作用している、図4中二点鎖線で示すシ−
ル圧Fd及び、シ−ル圧Feが共に0或いはマイナスに
ならず、矢印A側及び、矢印B側の各シ−ル部7gと各
開口端部10hの間のシ−ルが外れない形で所定の前記
復元力Fbcが設定されている。よって、媒体保持空間
47の中の注射媒体46が、ハブ挿着部4のハブ挿着空
間4aに流入し、該ハブ挿着空間4aからハブ9と小円
筒部7との間の隙間空間49に流入するが、ハブ止リブ
7dの矢印矢印B側のシ−ル部7gとハブ9の矢印矢印
B側の開口端部10hとの間はシ−ルされているので、
注射媒体46は、矢印B側の該シ−ル部7gと該開口端
部10hとの間を通って、ハブ止リブ7dの矢印A側等
に漏洩することはない。また、矢印B側の該シ−ル部7
gと該開口端部10hとの間の1ヶ所だけでなく、矢印
A側の該シ−ル部7gと該開口端部10hとの間及び、
端壁8とハブ9の端面10aとの間もシ−ルされている
ことによって、注射媒体46の漏洩に対する安全性は極
力高められている。また、ハブ止リブ7dとハブ9間
は、シ−ル部7g、7g、開口端部10h、10hとの
点接触によるシ−ルであることから、シ−ル圧がシ−ル
部位に均等に作用し、信頼性が高い。
空間47と該媒体保持空間47の外部との間では、差圧
が生じており、従って、媒体保持空間47と該媒体保持
空間47の外部とを隔てているハブ9には、図4の二点
鎖線に示すように、矢印B方向の差圧力Naが作用す
る。しかし、予想される最大の差圧力Naに対しても、
矢印A側及び、矢印B側の各シ−ル部7gと各開口端部
10hの間で作用している、図4中二点鎖線で示すシ−
ル圧Fd及び、シ−ル圧Feが共に0或いはマイナスに
ならず、矢印A側及び、矢印B側の各シ−ル部7gと各
開口端部10hの間のシ−ルが外れない形で所定の前記
復元力Fbcが設定されている。よって、媒体保持空間
47の中の注射媒体46が、ハブ挿着部4のハブ挿着空
間4aに流入し、該ハブ挿着空間4aからハブ9と小円
筒部7との間の隙間空間49に流入するが、ハブ止リブ
7dの矢印矢印B側のシ−ル部7gとハブ9の矢印矢印
B側の開口端部10hとの間はシ−ルされているので、
注射媒体46は、矢印B側の該シ−ル部7gと該開口端
部10hとの間を通って、ハブ止リブ7dの矢印A側等
に漏洩することはない。また、矢印B側の該シ−ル部7
gと該開口端部10hとの間の1ヶ所だけでなく、矢印
A側の該シ−ル部7gと該開口端部10hとの間及び、
端壁8とハブ9の端面10aとの間もシ−ルされている
ことによって、注射媒体46の漏洩に対する安全性は極
力高められている。また、ハブ止リブ7dとハブ9間
は、シ−ル部7g、7g、開口端部10h、10hとの
点接触によるシ−ルであることから、シ−ル圧がシ−ル
部位に均等に作用し、信頼性が高い。
【0021】一方、パッキン37においては、上述した
ように、パッキン37の円柱部39及び、ヒダ45が、
矢印D方向に弾性変形による縮小をする形で、シリンジ
本体2の主円筒部3に挿入されている。つまり、パッキ
ン37の円柱部39及び、ヒダ45は、矢印C方向の力
で主円筒部3の内周面3cを押圧しており、パッキン3
7と主円筒部3との間は、水封(或いは、気封)にシ−
ルされている。つまり、媒体保持空間47の注射媒体4
6は、パッキン37と主円筒部3との間を通って、パッ
キン37の矢印B側の内部空間2a等に漏洩することは
ない。また、パッキン37の円柱部39及び、ヒダ45
が、矢印D方向に弾性変形による縮小をしているので、
該パッキン37の第一孔42、第二孔43に挿入してい
るピストン29のパッキン支持部35は、該パッキン3
7によって矢印D方向に押圧される。つまり、パッキン
37とパッキン支持部35との間は、互いに密着しシ−
ルされている。従って、媒体保持空間47の注射媒体4
6は、パッキン37の第三孔43までは流入し得るが、
更に第二孔42及び、第一孔41をパッキン37とパッ
キン支持部35との間を通って通過して、パッキン37
の矢印B側の内部空間2a等に漏洩することはない。
ように、パッキン37の円柱部39及び、ヒダ45が、
矢印D方向に弾性変形による縮小をする形で、シリンジ
本体2の主円筒部3に挿入されている。つまり、パッキ
ン37の円柱部39及び、ヒダ45は、矢印C方向の力
で主円筒部3の内周面3cを押圧しており、パッキン3
7と主円筒部3との間は、水封(或いは、気封)にシ−
ルされている。つまり、媒体保持空間47の注射媒体4
6は、パッキン37と主円筒部3との間を通って、パッ
キン37の矢印B側の内部空間2a等に漏洩することは
ない。また、パッキン37の円柱部39及び、ヒダ45
が、矢印D方向に弾性変形による縮小をしているので、
該パッキン37の第一孔42、第二孔43に挿入してい
るピストン29のパッキン支持部35は、該パッキン3
7によって矢印D方向に押圧される。つまり、パッキン
37とパッキン支持部35との間は、互いに密着しシ−
ルされている。従って、媒体保持空間47の注射媒体4
6は、パッキン37の第三孔43までは流入し得るが、
更に第二孔42及び、第一孔41をパッキン37とパッ
キン支持部35との間を通って通過して、パッキン37
の矢印B側の内部空間2a等に漏洩することはない。
【0022】注射媒体46の充填の後、注射器1の主円
筒部3を一方の手で掴みながら、該注射器1の注射針2
6を、患者の注射部位に突き刺す。
筒部3を一方の手で掴みながら、該注射器1の注射針2
6を、患者の注射部位に突き刺す。
【0023】次いで、注射器1のシリンジ本体2の主円
筒部3を一方の手の指と指で挾むと共に、挾んでいる指
と指で、注射器支持部5を、該注射器支持部5の矢印A
側の板面より矢印B方向に支持固定する。そして、主円
筒部3を挾んだ指の手と同じ手の他の指(親指)で、ピ
ストン29の外押圧板32を矢印A方向に押し、ピスト
ン29をシリンジ本体2に対して矢印A方向に駆動させ
る。ピストン29の駆動により、媒体保持空間47は容
積が縮小するので、媒体保持空間47中の注射媒体46
は加圧される。加圧により、媒体保持空間47と、注射
針26の先端26a側の外部即ち、患者の体内との間に
は圧力差が生じるので、媒体保持空間47の注射媒体4
6は、ハブ9のピストン係合孔20及び、流通孔19及
び、注射針26の媒体流通孔26cを介して患者の注射
部位における体内に流入する。
筒部3を一方の手の指と指で挾むと共に、挾んでいる指
と指で、注射器支持部5を、該注射器支持部5の矢印A
側の板面より矢印B方向に支持固定する。そして、主円
筒部3を挾んだ指の手と同じ手の他の指(親指)で、ピ
ストン29の外押圧板32を矢印A方向に押し、ピスト
ン29をシリンジ本体2に対して矢印A方向に駆動させ
る。ピストン29の駆動により、媒体保持空間47は容
積が縮小するので、媒体保持空間47中の注射媒体46
は加圧される。加圧により、媒体保持空間47と、注射
針26の先端26a側の外部即ち、患者の体内との間に
は圧力差が生じるので、媒体保持空間47の注射媒体4
6は、ハブ9のピストン係合孔20及び、流通孔19及
び、注射針26の媒体流通孔26cを介して患者の注射
部位における体内に流入する。
【0024】なお、上述のように、媒体保持空間47中
の注射媒体46が加圧され、注射媒体46に隣接してい
るハブ9の端面10b側より、該ハブ9には、注射媒体
46の圧力による作用力Saが、図8に示すように、矢
印A方向に加わる。しかし、予想される最大の作用力S
aに対しても、矢印A側及び、矢印B側の各シ−ル部7
gと各開口端部10hの間で作用しているシ−ル圧Fd
及び、シ−ル圧Feが共に0或いはマイナスにならず、
矢印A側及び、矢印B側の各シ−ル部7gと各開口端部
10hの間のシ−ルが外れない形で所定の前記復元力F
bcが設定されている。よって、端壁8とハブ9の端面
10aとの間及び、ハブ止リブ7dの矢印A側、矢印B
側の各シ−ル部7g、7gとハブ9の矢印A側、矢印B
側の各開口端部10h、10hとの間は引き続きシ−ル
されており、水密状態(或いは、気密状態)に維持され
ている。
の注射媒体46が加圧され、注射媒体46に隣接してい
るハブ9の端面10b側より、該ハブ9には、注射媒体
46の圧力による作用力Saが、図8に示すように、矢
印A方向に加わる。しかし、予想される最大の作用力S
aに対しても、矢印A側及び、矢印B側の各シ−ル部7
gと各開口端部10hの間で作用しているシ−ル圧Fd
及び、シ−ル圧Feが共に0或いはマイナスにならず、
矢印A側及び、矢印B側の各シ−ル部7gと各開口端部
10hの間のシ−ルが外れない形で所定の前記復元力F
bcが設定されている。よって、端壁8とハブ9の端面
10aとの間及び、ハブ止リブ7dの矢印A側、矢印B
側の各シ−ル部7g、7gとハブ9の矢印A側、矢印B
側の各開口端部10h、10hとの間は引き続きシ−ル
されており、水密状態(或いは、気密状態)に維持され
ている。
【0025】注射媒体46を所定の量まで患者の注射部
位における体内に流入させた後、従って、パッキン37
のテ−パ部40が、シリンジ本体2のテ−パ部6の内部
に整合して挿入し、ピストン29のハブ係合部36の挿
入部36bが、図5に示すように、ハブ9のピストン係
合孔20の第三テ−パ孔25に当接するまでピストン2
9を駆動させた後、注射器1を支持している手或いは、
指を介して、該注射器1全体を患者に対して矢印B方向
に引っ張り、注射針26を患者の注射部位から引き抜
く。注射針26を引き抜いた後、ピストン29とハブ9
とを互いに係合させる。即ち、ピストン29の外押圧板
32を指で、更に矢印A方向に押圧する。なお、注射媒
体46を体内に流入させる作業が完了した直後には、パ
ッキン37のテ−パ部40が、シリンジ本体2のテ−パ
部6の内部に整合して挿入しており、挿入部36bは第
三テ−パ孔25の内部に整合して挿入していた。よっ
て、ピストン29を駆動させて挿入部36bを第三テ−
パ孔25を矢印A方向に進入させるに従って、パッキン
37にも矢印A方向の力が作用する。パッキン37は、
テ−パ部6によって、矢印B方向に支持されているの
で、矢印A方向には移動できない。しかし、パッキン3
7は可撓性を有しており、パッキン37自体が弾性変形
により矢印A、B方向に縮小する形で留まり、挿入部3
6bのみが矢印A方向に移動する。また、押圧によって
ピストン29には、矢印A方向の力が加えられるので、
ハブ係合部36の挿入部36bには、図5に示すよう
に、矢印A方向の押圧力Tが加えられる。押圧力Tは、
挿入部36bと、第三テ−パ孔25に面したハブ9によ
る壁面25aとの当接の方向即ち、壁面25aに垂直な
方向である図の矢印W方向(即ち、軸心P1から遠ざか
る方向で、かつ矢印A方向寄りの方向)の分力Taとし
て、挿入部36bと壁面25aとの当接箇所において、
挿入部36bからハブ9に作用する。また、挿入部36
bと壁面25aとの当接箇所においては、分力Taの反
力Ta’が、矢印W方向と逆方向の矢印W’方向に、ハ
ブ9から挿入部36bに作用する。この分力Taによ
り、挿入部36bが壁面25aにおいて当接しているハ
ブ9の突出部25bは、突出部25bの頂点における径
即ち、境界部23aにおける径を拡大する形で矢印W方
向に弾性変形する。また、反力Ta’により、挿入部3
6bは、軸心P1に垂直な断面の径を縮小させる形で弾
性変形する。更に、ピストン29を矢印A方に押圧し、
該挿入部36bを第三テ−パ孔25において矢印A方向
に更に進入させる。即ち、挿入部36bが、該挿入部3
6bの径を縮小させると共に境界部23aの径を拡大さ
せる形で、該挿入部36bの径と該境界部23aの径の
大きさを一致させながら、境界部23aを矢印A方向に
通過するようにさせる。そして、挿入部36b全体が該
境界部23aを完全に通過した後、ピストン29の押圧
を終了する。なお、挿入部36b全体が該境界部23a
を完全に通過することにより、挿入部36bは、図5の
二点鎖線で示すように、第一テ−パ孔21、円柱孔2
2、第二テ−パ孔23によって形成される空間に整合す
る形で挿入する。また、挿入部36bの矢印B側に伸延
している円柱部36aは、境界部23aを矢印A、B方
向に貫通する形で存在している。つまり、ピストン29
とハブ9は互いに係合された。なお、挿入部36bに矢
印A方向の押圧力Tが作用することによって、ハブ9に
も矢印A方向の押圧力Tが作用する(なぜなら、押圧力
Tの分力Taの合力が押圧力Tであるから。)。しか
し、ハブ9は、ハブ挿着部4のハブ止リブ7d或いは、
端壁8の軸心P1に対して直角に形成された壁面8bを
介して、シリンジ本体2を支持する手により矢印B方向
に支持されており、従って、押圧力Tに対する矢印B方
向の反力をハブ止リブ7d或いは、端壁8より受ける。
つまり、ハブ9は、押圧力Tを受けても矢印A方向等に
殆ど移動せず、よって、ハブ9が端壁8の孔8aから矢
印A方向に抜け出ることはない。
位における体内に流入させた後、従って、パッキン37
のテ−パ部40が、シリンジ本体2のテ−パ部6の内部
に整合して挿入し、ピストン29のハブ係合部36の挿
入部36bが、図5に示すように、ハブ9のピストン係
合孔20の第三テ−パ孔25に当接するまでピストン2
9を駆動させた後、注射器1を支持している手或いは、
指を介して、該注射器1全体を患者に対して矢印B方向
に引っ張り、注射針26を患者の注射部位から引き抜
く。注射針26を引き抜いた後、ピストン29とハブ9
とを互いに係合させる。即ち、ピストン29の外押圧板
32を指で、更に矢印A方向に押圧する。なお、注射媒
体46を体内に流入させる作業が完了した直後には、パ
ッキン37のテ−パ部40が、シリンジ本体2のテ−パ
部6の内部に整合して挿入しており、挿入部36bは第
三テ−パ孔25の内部に整合して挿入していた。よっ
て、ピストン29を駆動させて挿入部36bを第三テ−
パ孔25を矢印A方向に進入させるに従って、パッキン
37にも矢印A方向の力が作用する。パッキン37は、
テ−パ部6によって、矢印B方向に支持されているの
で、矢印A方向には移動できない。しかし、パッキン3
7は可撓性を有しており、パッキン37自体が弾性変形
により矢印A、B方向に縮小する形で留まり、挿入部3
6bのみが矢印A方向に移動する。また、押圧によって
ピストン29には、矢印A方向の力が加えられるので、
ハブ係合部36の挿入部36bには、図5に示すよう
に、矢印A方向の押圧力Tが加えられる。押圧力Tは、
挿入部36bと、第三テ−パ孔25に面したハブ9によ
る壁面25aとの当接の方向即ち、壁面25aに垂直な
方向である図の矢印W方向(即ち、軸心P1から遠ざか
る方向で、かつ矢印A方向寄りの方向)の分力Taとし
て、挿入部36bと壁面25aとの当接箇所において、
挿入部36bからハブ9に作用する。また、挿入部36
bと壁面25aとの当接箇所においては、分力Taの反
力Ta’が、矢印W方向と逆方向の矢印W’方向に、ハ
ブ9から挿入部36bに作用する。この分力Taによ
り、挿入部36bが壁面25aにおいて当接しているハ
ブ9の突出部25bは、突出部25bの頂点における径
即ち、境界部23aにおける径を拡大する形で矢印W方
向に弾性変形する。また、反力Ta’により、挿入部3
6bは、軸心P1に垂直な断面の径を縮小させる形で弾
性変形する。更に、ピストン29を矢印A方に押圧し、
該挿入部36bを第三テ−パ孔25において矢印A方向
に更に進入させる。即ち、挿入部36bが、該挿入部3
6bの径を縮小させると共に境界部23aの径を拡大さ
せる形で、該挿入部36bの径と該境界部23aの径の
大きさを一致させながら、境界部23aを矢印A方向に
通過するようにさせる。そして、挿入部36b全体が該
境界部23aを完全に通過した後、ピストン29の押圧
を終了する。なお、挿入部36b全体が該境界部23a
を完全に通過することにより、挿入部36bは、図5の
二点鎖線で示すように、第一テ−パ孔21、円柱孔2
2、第二テ−パ孔23によって形成される空間に整合す
る形で挿入する。また、挿入部36bの矢印B側に伸延
している円柱部36aは、境界部23aを矢印A、B方
向に貫通する形で存在している。つまり、ピストン29
とハブ9は互いに係合された。なお、挿入部36bに矢
印A方向の押圧力Tが作用することによって、ハブ9に
も矢印A方向の押圧力Tが作用する(なぜなら、押圧力
Tの分力Taの合力が押圧力Tであるから。)。しか
し、ハブ9は、ハブ挿着部4のハブ止リブ7d或いは、
端壁8の軸心P1に対して直角に形成された壁面8bを
介して、シリンジ本体2を支持する手により矢印B方向
に支持されており、従って、押圧力Tに対する矢印B方
向の反力をハブ止リブ7d或いは、端壁8より受ける。
つまり、ハブ9は、押圧力Tを受けても矢印A方向等に
殆ど移動せず、よって、ハブ9が端壁8の孔8aから矢
印A方向に抜け出ることはない。
【0026】ピストン29とハブ9とを互いに係合させ
た後、シリンジ本体2の主円筒部3を一方の手で支持
し、他方の手で、外押圧板32をシリンジ本体2に対し
て矢印B方向に引く。外押圧板32を引くことによっ
て、ピストン29及び、ハブ係合部36の挿入部36b
には、図5の二点鎖線に示すように、、矢印B方向の作
用力Zが作用する。ところで、作用力Zは、挿入部36
bと、第二テ−パ孔23に面したハブ9による壁面23
bとの当接の方向即ち、壁面23bに垂直な方向である
図5の矢印V方向(即ち、軸心P1から遠ざかる方向
で、かつ矢印B方向寄りの方向)の分力Zaとして、挿
入部36bと壁面23bとの当接箇所において、挿入部
36bからハブ9に作用する。また、挿入部36bと壁
面23bとの当接箇所においては、分力Zaの反力Z
a’が、矢印V方向と逆方向の矢印V’方向に、ハブ9
から挿入部36bに作用する。なお、上述したように、
反力Za’は、挿入部36bを矢印V’方向に縮小させ
る力となるが、反力Za’は、挿入部36bを、境界部
23aの径を通過できるまで相対的に縮小させる力より
も小さい。また、挿入部36bに矢印B方向の作用力Z
が作用することによって、ハブ9にも矢印B方向の作用
力Zが作用する(なぜなら、作用力Zの分力Zaの合力
が作用力Zであるから。)。なお、ピストン29とハブ
9を係合させる際に、ハブ9がシリンジ本体2に対して
矢印A方向に移動して、ハブ9とハブ止リブ7dとの係
合が外れてた場合も、作用力Zにより、ハブ9がシリン
ジ本体2に対して矢印B方向に移動するので、ハブ9と
ハブ止リブ7dとは、再び、両者が係合した状態と同様
の位置に一旦戻る。また、作用力Zが働く際の、ハブ挿
着部4とハブ9との間の力学的関係は図示しないが、作
用力Zは差圧力Naと同じ方向に働く。また作用力Z
は、注射媒体46の充填の際に生じる差圧力Naと同じ
方向に働くが、作用力Zの大きさは、予想される最大の
差圧力Naよりも大きい。ところで、所定の前記復元力
Fbcは、予想される最大の差圧力Naに対しては十分
対抗し得る大きさで設定されているが、予想される最大
の差圧力Naよりも大きい作用力Zに対しては対抗し得
ない大きさに設定されている。即ち、作用力Zにより、
ハブ9が矢印A側の開口端部10hにおいて、ハブ止リ
ブ7dを矢印C方向に押圧移動させる。つまり、小円筒
部7のハブ止リブ7d及び、ハブ止リブ7d付近は、更
に矢印C方向に膨張変形する。また、ハブ止リブ7dが
矢印C方向に移動するのであるから、ハブ止リブ7dと
ハブ9との間のシ−ル(特に矢印B側において)は勿論
外れている。こうして、更に、作用力Zを加えつづけ、
小円筒部7のハブ止リブ7d及び、ハブ止リブ7d付近
を矢印C方向に更に膨張させる。一方、膨張により小円
筒部7のハブ止リブ7dにおける内径が広がり、該内径
の広がりに従って、矢印B方向に引かれる力を受けてい
るハブ9は、矢印B方向に進む。更に、作用力Zを加え
つづけ、ハブ9を、ハブ止リブ7dの先端7eが矢印A
側の開口端部10h即ち、主円柱部10の外周面10i
において、ハブ9と当接する位置まで進める。ハブ止リ
ブ7dが、主円柱部10の外周面10iに当接する位置
までハブ9が進んだ後、ハブ止リブ7dと外周面10i
との当接箇所において発生する矢印A方向の摩擦力に対
抗し得る力でピストン29を引っ張り、該ハブ9を更に
矢印B方向に進めて、ハブ9が完全に小円筒部7から矢
印B方向に抜け出るまで引っ張る。この際、ハブ9の主
円柱部10の外径L1’は、ハブ挿着孔4bの内径L1
よりも小なる径に形成されているので、ハブ9と小円筒
部7の接触はハブ止リブ7d部分を介してのみ行われる
こととなり、その引き抜き動作はハブ止リブ7dとハブ
止溝10eとの係合が外れた以降は、小さな力で容易に
行うことができる。更にピストン29を引っ張り、ハブ
9の矢印A側に固定挿入された注射針26が端壁8の孔
8aよりハブ挿着空間4aに矢印B方向に挿入し、更に
矢印B方向に主円筒部3の内部空間2aに挿入して、注
射針26の先端26aが完全に内部空間2a内に挿入す
る形で、ピストン29を矢印B方向に引っ張る。ピスト
ン29を更に引っ張り、図10に示すように、内押圧板
33が、シリンジ本体2の主円筒部3の係止リブ3bに
当接する位置まで引っ張ってピストン29を停止させ
る。なお、ピストン29の内押圧板33が係止リブ3b
によって係止されることにより、誤ってピストン29を
引きすぎ、ピストン29に係合されたハブ9に挿着され
た注射針26がシリンジ本体2外部に飛び出すことが防
止されており、注射針26で手等を傷つけ起こす二次感
染等の事故が防止されている。また、ピストン29の内
押圧板33が係止リブ3bによって係止された状態で
は、ピストン29のピストン本体30に形成された切欠
き31の位置が、図10に示すように、矢印AB方向に
おいて、シリンジ本体2の開口端部3aの位置に整合し
た状態になっている。次いで、シリンジ本体2を一方の
手で固定したまま、他方の手で、ピストン29を掴み、
図10に示すように、該ピストン29に矢印C方向の力
を与える。シリンジ本体2に対して、ピストン29に矢
印C方向の力が加えられることにより、ピストン本体3
0には、前記係止リブ3bとシリンジ本体2の開口端部
3aとを支点とする形で曲げ応力が加わり、ピストン本
体30において比較的曲げ応力に対して構造上弱く形成
されている切欠き31においてピストン本体30は折
れ、ピストン本体30は、切欠き31を境に矢印A側の
部分と矢印B側の部分とに分離される。なお、係止リブ
3bとシリンジ本体2の開口端部3aとを支点とするこ
とによって、テコの原理によりピストン本体30に曲げ
応力を効果的に加えることができる。また、切欠き31
の位置が開口端部3aの位置即ち、支点の位置に存在す
ることより、ピストン本体30に加わる曲げ応力は、切
欠き31の部分に効果的に加えられる。従って、ピスト
ン本体30の折り曲げ分離即ち、折取りが容易に行われ
る。次いで、これらの折取りされたシリンジ本体2側の
部分とピストン29の外押圧板32の部分とを廃棄処分
する。なお、注射針26は、完全にシリンジ本体2の内
部空間2aに残留したピストン29先端部に保持された
状態で挿入格納されているため、該注射針26によっ
て、手等を傷つけ、その傷口より二次感染する恐れはな
く、従って、廃棄処分が安全に行われる。また、ピスト
ン29が折り取りされることによって、折り取り後の注
射器1はかさばらず、よって、廃棄処分がスム−ズに行
える。以上のように、注射器1の使用及び、使用後の廃
棄処分を全て終了する。
た後、シリンジ本体2の主円筒部3を一方の手で支持
し、他方の手で、外押圧板32をシリンジ本体2に対し
て矢印B方向に引く。外押圧板32を引くことによっ
て、ピストン29及び、ハブ係合部36の挿入部36b
には、図5の二点鎖線に示すように、、矢印B方向の作
用力Zが作用する。ところで、作用力Zは、挿入部36
bと、第二テ−パ孔23に面したハブ9による壁面23
bとの当接の方向即ち、壁面23bに垂直な方向である
図5の矢印V方向(即ち、軸心P1から遠ざかる方向
で、かつ矢印B方向寄りの方向)の分力Zaとして、挿
入部36bと壁面23bとの当接箇所において、挿入部
36bからハブ9に作用する。また、挿入部36bと壁
面23bとの当接箇所においては、分力Zaの反力Z
a’が、矢印V方向と逆方向の矢印V’方向に、ハブ9
から挿入部36bに作用する。なお、上述したように、
反力Za’は、挿入部36bを矢印V’方向に縮小させ
る力となるが、反力Za’は、挿入部36bを、境界部
23aの径を通過できるまで相対的に縮小させる力より
も小さい。また、挿入部36bに矢印B方向の作用力Z
が作用することによって、ハブ9にも矢印B方向の作用
力Zが作用する(なぜなら、作用力Zの分力Zaの合力
が作用力Zであるから。)。なお、ピストン29とハブ
9を係合させる際に、ハブ9がシリンジ本体2に対して
矢印A方向に移動して、ハブ9とハブ止リブ7dとの係
合が外れてた場合も、作用力Zにより、ハブ9がシリン
ジ本体2に対して矢印B方向に移動するので、ハブ9と
ハブ止リブ7dとは、再び、両者が係合した状態と同様
の位置に一旦戻る。また、作用力Zが働く際の、ハブ挿
着部4とハブ9との間の力学的関係は図示しないが、作
用力Zは差圧力Naと同じ方向に働く。また作用力Z
は、注射媒体46の充填の際に生じる差圧力Naと同じ
方向に働くが、作用力Zの大きさは、予想される最大の
差圧力Naよりも大きい。ところで、所定の前記復元力
Fbcは、予想される最大の差圧力Naに対しては十分
対抗し得る大きさで設定されているが、予想される最大
の差圧力Naよりも大きい作用力Zに対しては対抗し得
ない大きさに設定されている。即ち、作用力Zにより、
ハブ9が矢印A側の開口端部10hにおいて、ハブ止リ
ブ7dを矢印C方向に押圧移動させる。つまり、小円筒
部7のハブ止リブ7d及び、ハブ止リブ7d付近は、更
に矢印C方向に膨張変形する。また、ハブ止リブ7dが
矢印C方向に移動するのであるから、ハブ止リブ7dと
ハブ9との間のシ−ル(特に矢印B側において)は勿論
外れている。こうして、更に、作用力Zを加えつづけ、
小円筒部7のハブ止リブ7d及び、ハブ止リブ7d付近
を矢印C方向に更に膨張させる。一方、膨張により小円
筒部7のハブ止リブ7dにおける内径が広がり、該内径
の広がりに従って、矢印B方向に引かれる力を受けてい
るハブ9は、矢印B方向に進む。更に、作用力Zを加え
つづけ、ハブ9を、ハブ止リブ7dの先端7eが矢印A
側の開口端部10h即ち、主円柱部10の外周面10i
において、ハブ9と当接する位置まで進める。ハブ止リ
ブ7dが、主円柱部10の外周面10iに当接する位置
までハブ9が進んだ後、ハブ止リブ7dと外周面10i
との当接箇所において発生する矢印A方向の摩擦力に対
抗し得る力でピストン29を引っ張り、該ハブ9を更に
矢印B方向に進めて、ハブ9が完全に小円筒部7から矢
印B方向に抜け出るまで引っ張る。この際、ハブ9の主
円柱部10の外径L1’は、ハブ挿着孔4bの内径L1
よりも小なる径に形成されているので、ハブ9と小円筒
部7の接触はハブ止リブ7d部分を介してのみ行われる
こととなり、その引き抜き動作はハブ止リブ7dとハブ
止溝10eとの係合が外れた以降は、小さな力で容易に
行うことができる。更にピストン29を引っ張り、ハブ
9の矢印A側に固定挿入された注射針26が端壁8の孔
8aよりハブ挿着空間4aに矢印B方向に挿入し、更に
矢印B方向に主円筒部3の内部空間2aに挿入して、注
射針26の先端26aが完全に内部空間2a内に挿入す
る形で、ピストン29を矢印B方向に引っ張る。ピスト
ン29を更に引っ張り、図10に示すように、内押圧板
33が、シリンジ本体2の主円筒部3の係止リブ3bに
当接する位置まで引っ張ってピストン29を停止させ
る。なお、ピストン29の内押圧板33が係止リブ3b
によって係止されることにより、誤ってピストン29を
引きすぎ、ピストン29に係合されたハブ9に挿着され
た注射針26がシリンジ本体2外部に飛び出すことが防
止されており、注射針26で手等を傷つけ起こす二次感
染等の事故が防止されている。また、ピストン29の内
押圧板33が係止リブ3bによって係止された状態で
は、ピストン29のピストン本体30に形成された切欠
き31の位置が、図10に示すように、矢印AB方向に
おいて、シリンジ本体2の開口端部3aの位置に整合し
た状態になっている。次いで、シリンジ本体2を一方の
手で固定したまま、他方の手で、ピストン29を掴み、
図10に示すように、該ピストン29に矢印C方向の力
を与える。シリンジ本体2に対して、ピストン29に矢
印C方向の力が加えられることにより、ピストン本体3
0には、前記係止リブ3bとシリンジ本体2の開口端部
3aとを支点とする形で曲げ応力が加わり、ピストン本
体30において比較的曲げ応力に対して構造上弱く形成
されている切欠き31においてピストン本体30は折
れ、ピストン本体30は、切欠き31を境に矢印A側の
部分と矢印B側の部分とに分離される。なお、係止リブ
3bとシリンジ本体2の開口端部3aとを支点とするこ
とによって、テコの原理によりピストン本体30に曲げ
応力を効果的に加えることができる。また、切欠き31
の位置が開口端部3aの位置即ち、支点の位置に存在す
ることより、ピストン本体30に加わる曲げ応力は、切
欠き31の部分に効果的に加えられる。従って、ピスト
ン本体30の折り曲げ分離即ち、折取りが容易に行われ
る。次いで、これらの折取りされたシリンジ本体2側の
部分とピストン29の外押圧板32の部分とを廃棄処分
する。なお、注射針26は、完全にシリンジ本体2の内
部空間2aに残留したピストン29先端部に保持された
状態で挿入格納されているため、該注射針26によっ
て、手等を傷つけ、その傷口より二次感染する恐れはな
く、従って、廃棄処分が安全に行われる。また、ピスト
ン29が折り取りされることによって、折り取り後の注
射器1はかさばらず、よって、廃棄処分がスム−ズに行
える。以上のように、注射器1の使用及び、使用後の廃
棄処分を全て終了する。
【0027】以上のように、注射器1のハブ9は、ハブ
挿着孔4bに挿入され、また該ハブ挿着孔4bからシリ
ンジ本体2の内部空間2aに引き抜き得る筒状のハブ本
体90を有しており、該ハブ本体90の外周部には、ハ
ブ止溝10eが、前記ハブ挿着孔4bの内面と係合し得
るように、環状に形成されている。ハブ本体90のハブ
止溝10e以外の部分の外径L1’は、前記ハブ挿着孔
4bの対応する部分の内径L1よりも小なる形に形成さ
れており、ハブ本体90の端部11aには、注射針26
を挿入し得る針挿入孔12が、該ハブ本体90の軸心P
1の方向に設けられている。また、ハブ本体90には、
流通孔19が、針挿入孔12と前記シリンジ本体2の内
部空間2aとを軸心P1の方向に連通し得る形で設けら
れており、ハブ本体90の端部には、ピストン係合孔2
0が、ピストン29と係合自在に設けられている。ま
た、ハブ9とシリンジ本体2との接続構造は、ハブ挿着
孔4bに前記ハブ9のハブ本体90が、ハブ挿着孔4b
に挿入され、また該ハブ挿着孔4bから前記シリンジ本
体2の内部空間2aに引き抜き得るように着脱自在に挿
入装着されており、ハブ挿着孔4bの内周面7aにハブ
止リブ7dが環状に設けられていると共に、前記ハブ本
体90のハブ止溝10eが該ハブ止リブ7dに対して所
定の復元力Fbcで接触係合された形で設けられてい
る。また、ハブ止リブ7d以外のハブ挿着孔4bの内周
面7aと、ハブ本体90の外周面10iとの間に、間隙
空間49が設けられている。なお、この間隙により、ハ
ブ9の内部空間2aへの引き抜きが極めて容易となる。
また、ハブ9とシリンジ本体2との接続構造は、ハブ止
溝10eの幅L4’とハブ止リブ7dの幅L4が相違す
るよう構成されている。また、注射器1は、前記接続構
造をなすシリンジ本体2及びハブ9を有しており、シリ
ンジ本体2の主円筒部3に、該主円筒部3の内部空間2
aを軸心P1の方向に閉塞する形のピストン29が、該
主円筒部3に対して軸心P1の方向に移動自在に設けら
れており。ピストン29には、前記ハブ9のピストン係
合孔20と係合し得るハブ係合部36が、ピストン係合
孔20に対向する形で設けられており、ハブ9の針挿入
孔12には、注射針26が設けられている。また、注射
器1のピストン29は、ピストン本体30が外押圧板3
2と内押圧板33の間で折取り自在に構成されている。
また、注射器1の主円筒部3には、係合リブ3bが、前
記ピストン29の内押圧板33が主円筒部3から抜け出
さないように形成されている。また、注射器1のピスト
ン29のピストン本体30には、切欠き31が形成され
ている。また、前記切欠き31は、ピストン29が係止
リブ3bに当接した際に、前記主円筒部3の開口端部3
aに位置し得るように形成されている。更に、注射器1
を組立る際には、ハブ9を、該ハブ9のハブ止溝10e
と前記ハブ挿着部4のハブ止リブ7dとを互いに弾性的
に係合させる形で設置し、前記シリンジ本体2に、ピス
トン29を挿入し、ハブ9の針挿入孔12に、注射針2
6を挿入接続する。なお、予めハブ9に注射針26を装
着した状態で、ハブ9及び注射針26を一体的にハブ挿
着部4に挿入装着することも当然可能である。
挿着孔4bに挿入され、また該ハブ挿着孔4bからシリ
ンジ本体2の内部空間2aに引き抜き得る筒状のハブ本
体90を有しており、該ハブ本体90の外周部には、ハ
ブ止溝10eが、前記ハブ挿着孔4bの内面と係合し得
るように、環状に形成されている。ハブ本体90のハブ
止溝10e以外の部分の外径L1’は、前記ハブ挿着孔
4bの対応する部分の内径L1よりも小なる形に形成さ
れており、ハブ本体90の端部11aには、注射針26
を挿入し得る針挿入孔12が、該ハブ本体90の軸心P
1の方向に設けられている。また、ハブ本体90には、
流通孔19が、針挿入孔12と前記シリンジ本体2の内
部空間2aとを軸心P1の方向に連通し得る形で設けら
れており、ハブ本体90の端部には、ピストン係合孔2
0が、ピストン29と係合自在に設けられている。ま
た、ハブ9とシリンジ本体2との接続構造は、ハブ挿着
孔4bに前記ハブ9のハブ本体90が、ハブ挿着孔4b
に挿入され、また該ハブ挿着孔4bから前記シリンジ本
体2の内部空間2aに引き抜き得るように着脱自在に挿
入装着されており、ハブ挿着孔4bの内周面7aにハブ
止リブ7dが環状に設けられていると共に、前記ハブ本
体90のハブ止溝10eが該ハブ止リブ7dに対して所
定の復元力Fbcで接触係合された形で設けられてい
る。また、ハブ止リブ7d以外のハブ挿着孔4bの内周
面7aと、ハブ本体90の外周面10iとの間に、間隙
空間49が設けられている。なお、この間隙により、ハ
ブ9の内部空間2aへの引き抜きが極めて容易となる。
また、ハブ9とシリンジ本体2との接続構造は、ハブ止
溝10eの幅L4’とハブ止リブ7dの幅L4が相違す
るよう構成されている。また、注射器1は、前記接続構
造をなすシリンジ本体2及びハブ9を有しており、シリ
ンジ本体2の主円筒部3に、該主円筒部3の内部空間2
aを軸心P1の方向に閉塞する形のピストン29が、該
主円筒部3に対して軸心P1の方向に移動自在に設けら
れており。ピストン29には、前記ハブ9のピストン係
合孔20と係合し得るハブ係合部36が、ピストン係合
孔20に対向する形で設けられており、ハブ9の針挿入
孔12には、注射針26が設けられている。また、注射
器1のピストン29は、ピストン本体30が外押圧板3
2と内押圧板33の間で折取り自在に構成されている。
また、注射器1の主円筒部3には、係合リブ3bが、前
記ピストン29の内押圧板33が主円筒部3から抜け出
さないように形成されている。また、注射器1のピスト
ン29のピストン本体30には、切欠き31が形成され
ている。また、前記切欠き31は、ピストン29が係止
リブ3bに当接した際に、前記主円筒部3の開口端部3
aに位置し得るように形成されている。更に、注射器1
を組立る際には、ハブ9を、該ハブ9のハブ止溝10e
と前記ハブ挿着部4のハブ止リブ7dとを互いに弾性的
に係合させる形で設置し、前記シリンジ本体2に、ピス
トン29を挿入し、ハブ9の針挿入孔12に、注射針2
6を挿入接続する。なお、予めハブ9に注射針26を装
着した状態で、ハブ9及び注射針26を一体的にハブ挿
着部4に挿入装着することも当然可能である。
【0028】また、注射器1を使用する際には、幅の違
うハブ止溝10eとハブ止リブ7dとが、互いに接する
箇所を2ヵ所において形成する。また、注射器1を使用
した後には、ピストン29の軸心P1の方向の操作によ
って、ハブ9とピストン29が、ピストン係合孔20と
ハブ係合部36とにおいて係合され、更に、ピストン2
9の軸心P1方向の操作によって、ハブ9及び、ハブ9
に装着された注射針26が、シリンジ本体2の内部空間
2aに挿入される。 また、ハブ9及び、ハブ9に装
着された注射針26が、シリンジ本体2の内部空間2a
に挿入された後、ピストン29の折取りを行う際、ピス
トン29が係止リブ3bと開口端部3aとにおいてシリ
ンジ本体2に支持されるので、テコの原理を働かせ得る
ように作用する。更に、注射器1を組立る際には、注射
器1のハブ9は、軸心P1方向に押圧して挿入する形で
ハブ挿着孔4bに装着される。
うハブ止溝10eとハブ止リブ7dとが、互いに接する
箇所を2ヵ所において形成する。また、注射器1を使用
した後には、ピストン29の軸心P1の方向の操作によ
って、ハブ9とピストン29が、ピストン係合孔20と
ハブ係合部36とにおいて係合され、更に、ピストン2
9の軸心P1方向の操作によって、ハブ9及び、ハブ9
に装着された注射針26が、シリンジ本体2の内部空間
2aに挿入される。 また、ハブ9及び、ハブ9に装
着された注射針26が、シリンジ本体2の内部空間2a
に挿入された後、ピストン29の折取りを行う際、ピス
トン29が係止リブ3bと開口端部3aとにおいてシリ
ンジ本体2に支持されるので、テコの原理を働かせ得る
ように作用する。更に、注射器1を組立る際には、注射
器1のハブ9は、軸心P1方向に押圧して挿入する形で
ハブ挿着孔4bに装着される。
【0029】よって、ハブ9及び、該ハブ9の接続構造
及び、該ハブ9を用いた注射器1では、所定の復元力F
bcを所望の大きさに設定することにより、注射器1を
使用している間は、ハブ挿着孔4bに対するハブ9の挿
着状態が維持されるようになっており、該挿着状態は、
ハブ止溝10eとハブ止リブ7dとが、2ヵ所において
接する形の2ヵ所のシ−ルになっている。つまり、注射
器1を使用している間は、ハブ9とシリンジ本体2との
間における水密性或いは、気密性が極力高められてい
る。
及び、該ハブ9を用いた注射器1では、所定の復元力F
bcを所望の大きさに設定することにより、注射器1を
使用している間は、ハブ挿着孔4bに対するハブ9の挿
着状態が維持されるようになっており、該挿着状態は、
ハブ止溝10eとハブ止リブ7dとが、2ヵ所において
接する形の2ヵ所のシ−ルになっている。つまり、注射
器1を使用している間は、ハブ9とシリンジ本体2との
間における水密性或いは、気密性が極力高められてい
る。
【0030】なお、注射器1は、該注射器1のハブ挿入
部4に複数のスリット50を設けた形で構成されてもよ
い。即ち、スリット50を設けて構成した注射器1は、
図11に示すように、上述した第一番目の実施例におけ
るスリット50がない注射器1と同様に、シリンジ本体
2と注射器支持部5からなるシリンジ100を有してお
り、シリンジ本体2には、内周面3c側に係止リブ3b
が設けられた主円筒部3及び、テ−パ部6及び、ハブ挿
入部4が互いに一体的に設けられている。ところで、ス
リット50を設けて構成した注射器1では、ハブ挿入部
4は次のように構成されている。即ち、ハブ挿入部4
は、図13及び、図16に示すように、テ−パ部6に一
体的に設けられた小円筒部7と、該小円筒部7の端部7
b側において該小円筒部7と一体的に設けられた端壁8
を有しており、小円筒部7の内側はハブ挿入孔4bとな
っている。小円筒部7の内周面7a側即ち、ハブ挿入孔
4bの内周面7a側には、ハブ止リブ7dが、円環状に
設けられており、ハブ止リブ7dの断面は円弧状に形成
されている。なお、小円筒部7の外周面7h側には、補
強用リブ51が、小円筒部7を挾んでハブ止リブ7dと
対応した位置に、円環状に設けられている。端壁8に
は、矢印A、B方向に該端壁8を貫通した孔8aが設け
られているが、孔8aは、矢印A方向に内径が拡大する
テ−パ状に形成されている。端壁8には、軸心P1に対
して放射方向即ち、図の矢印C、D方向に伸延した3本
の第一スリット50aが形成されており、これら3本の
第一スリット50aは、互いに軸心P1を中心として1
20゜の等ピッチ間隔で形成されている。また、3本の
第一スリット50aは、端壁8に設けられた孔8aに収
束する形で、それぞれ該孔8aに連絡されている。一
方、小円筒部7には、矢印A、B方向に平行な3本の第
二スリット50bが形成されており、第二スリット50
bは、前記ハブ止リブ7d及び、前記補強用リブ51よ
りも矢印A側の位置で、前記ハブ止リブ7d及び、前記
補強用リブ51に到達しない形で形成されている。ま
た、3本の第二スリット50bは、3本の第一スリット
50aと対応した形で形成されており、3本の第二スリ
ット50bと3本の第一スリット50aとは、小円筒部
7と端壁8との境界部において、それぞれ対応したもの
どうしが連絡接続されて一体化している。また、互いに
連絡接続された第一スリット50aと第二スリット50
bとはスリット50となっており、3本のスリット50
が形成されたハブ挿入部4は、端壁8及び、小円筒部7
の矢印A側が3つのハブ挿入部片52に分割されてい
る。
部4に複数のスリット50を設けた形で構成されてもよ
い。即ち、スリット50を設けて構成した注射器1は、
図11に示すように、上述した第一番目の実施例におけ
るスリット50がない注射器1と同様に、シリンジ本体
2と注射器支持部5からなるシリンジ100を有してお
り、シリンジ本体2には、内周面3c側に係止リブ3b
が設けられた主円筒部3及び、テ−パ部6及び、ハブ挿
入部4が互いに一体的に設けられている。ところで、ス
リット50を設けて構成した注射器1では、ハブ挿入部
4は次のように構成されている。即ち、ハブ挿入部4
は、図13及び、図16に示すように、テ−パ部6に一
体的に設けられた小円筒部7と、該小円筒部7の端部7
b側において該小円筒部7と一体的に設けられた端壁8
を有しており、小円筒部7の内側はハブ挿入孔4bとな
っている。小円筒部7の内周面7a側即ち、ハブ挿入孔
4bの内周面7a側には、ハブ止リブ7dが、円環状に
設けられており、ハブ止リブ7dの断面は円弧状に形成
されている。なお、小円筒部7の外周面7h側には、補
強用リブ51が、小円筒部7を挾んでハブ止リブ7dと
対応した位置に、円環状に設けられている。端壁8に
は、矢印A、B方向に該端壁8を貫通した孔8aが設け
られているが、孔8aは、矢印A方向に内径が拡大する
テ−パ状に形成されている。端壁8には、軸心P1に対
して放射方向即ち、図の矢印C、D方向に伸延した3本
の第一スリット50aが形成されており、これら3本の
第一スリット50aは、互いに軸心P1を中心として1
20゜の等ピッチ間隔で形成されている。また、3本の
第一スリット50aは、端壁8に設けられた孔8aに収
束する形で、それぞれ該孔8aに連絡されている。一
方、小円筒部7には、矢印A、B方向に平行な3本の第
二スリット50bが形成されており、第二スリット50
bは、前記ハブ止リブ7d及び、前記補強用リブ51よ
りも矢印A側の位置で、前記ハブ止リブ7d及び、前記
補強用リブ51に到達しない形で形成されている。ま
た、3本の第二スリット50bは、3本の第一スリット
50aと対応した形で形成されており、3本の第二スリ
ット50bと3本の第一スリット50aとは、小円筒部
7と端壁8との境界部において、それぞれ対応したもの
どうしが連絡接続されて一体化している。また、互いに
連絡接続された第一スリット50aと第二スリット50
bとはスリット50となっており、3本のスリット50
が形成されたハブ挿入部4は、端壁8及び、小円筒部7
の矢印A側が3つのハブ挿入部片52に分割されてい
る。
【0031】スリット50を設けて構成した注射器1の
ハブ9は、図12に示すように、ハブ本体90を有して
おり、ハブ本体90には、前記小円筒部7の内径よりも
小さな外径をもつ主円柱部10が設けられている。主柱
筒部10の外周面10i側には、ハブ止溝10eが円環
状に設けられている。なお、ハブ止溝10eの矢印A、
B方向の幅は、ハブ止リブ7dの矢印A、B方向の幅よ
りも狭くなっている。主円柱部10の矢印A側には、小
円柱部11が設けられており、ハブ9には、該小円柱部
11の矢印A側の端面11aから矢印B方向に、第一テ
−パ孔13、第一円柱孔15、第二テ−パ孔16、第二
円柱孔17からなる針挿入孔12が設けられている。ま
た、ハブ9には、針挿入孔12の矢印B側に、該針挿入
孔12と矢印A、B方向に連通した流通孔19が設けら
れており、流通孔19の矢印B側に、該流通孔19と矢
印A、B方向に連通したピストン係合孔20が設けられ
ている。ピストン係合孔20は、第一テ−パ孔21、円
柱孔22、第二テ−パ孔23からなっており、ピストン
係合孔20は、流通孔19とハブ挿着孔4bの内部即
ち、ハブ挿着空間4aとを矢印A、B方向に連通してい
る。
ハブ9は、図12に示すように、ハブ本体90を有して
おり、ハブ本体90には、前記小円筒部7の内径よりも
小さな外径をもつ主円柱部10が設けられている。主柱
筒部10の外周面10i側には、ハブ止溝10eが円環
状に設けられている。なお、ハブ止溝10eの矢印A、
B方向の幅は、ハブ止リブ7dの矢印A、B方向の幅よ
りも狭くなっている。主円柱部10の矢印A側には、小
円柱部11が設けられており、ハブ9には、該小円柱部
11の矢印A側の端面11aから矢印B方向に、第一テ
−パ孔13、第一円柱孔15、第二テ−パ孔16、第二
円柱孔17からなる針挿入孔12が設けられている。ま
た、ハブ9には、針挿入孔12の矢印B側に、該針挿入
孔12と矢印A、B方向に連通した流通孔19が設けら
れており、流通孔19の矢印B側に、該流通孔19と矢
印A、B方向に連通したピストン係合孔20が設けられ
ている。ピストン係合孔20は、第一テ−パ孔21、円
柱孔22、第二テ−パ孔23からなっており、ピストン
係合孔20は、流通孔19とハブ挿着孔4bの内部即
ち、ハブ挿着空間4aとを矢印A、B方向に連通してい
る。
【0032】スリット50を設けて構成した注射器1の
ハブ挿着部4は、図14に示すように、ハブ挿着部4の
小円筒部7がハブ止リブ7d及び、ハブ止リブ7d付近
において矢印C方向に弾性膨張した形になっており、弾
性膨張したハブ挿着部4のハブ挿着孔4bに前記ハブ9
が挿着されている。ハブ9は、主円柱部10をハブ挿着
孔4bに挿入すると共に、小円柱部11を端壁8の孔8
aに挿入する形で挿着されており、主円柱部10の矢印
A側の端面10aと、端壁8の矢印B側の壁面8bと
は、互いに密接している。また、小円筒部7のハブ止リ
ブ7dと主円柱部10のハブ止溝10eとは、互いに整
合対応した位置に存在しており、従って、ハブ止リブ7
dの先端7eがハブ止溝10eに矢印D方向に挿入し、
ハブ止リブ7dの先端7eの両側のシ−ル部7g、7g
と、ハブ止溝10eの両側の開口端部10h、10hと
が互いにハブ9の外周に沿って線状に当接する形で、ハ
ブ止リブ7dとハブ9とが係合している。なお、ハブ挿
着孔4bに挿着されたハブ9の矢印B側の端面10bの
位置は、図11に示すように、矢印A、B方向における
小円筒部7の中間付近に存在している。
ハブ挿着部4は、図14に示すように、ハブ挿着部4の
小円筒部7がハブ止リブ7d及び、ハブ止リブ7d付近
において矢印C方向に弾性膨張した形になっており、弾
性膨張したハブ挿着部4のハブ挿着孔4bに前記ハブ9
が挿着されている。ハブ9は、主円柱部10をハブ挿着
孔4bに挿入すると共に、小円柱部11を端壁8の孔8
aに挿入する形で挿着されており、主円柱部10の矢印
A側の端面10aと、端壁8の矢印B側の壁面8bと
は、互いに密接している。また、小円筒部7のハブ止リ
ブ7dと主円柱部10のハブ止溝10eとは、互いに整
合対応した位置に存在しており、従って、ハブ止リブ7
dの先端7eがハブ止溝10eに矢印D方向に挿入し、
ハブ止リブ7dの先端7eの両側のシ−ル部7g、7g
と、ハブ止溝10eの両側の開口端部10h、10hと
が互いにハブ9の外周に沿って線状に当接する形で、ハ
ブ止リブ7dとハブ9とが係合している。なお、ハブ挿
着孔4bに挿着されたハブ9の矢印B側の端面10bの
位置は、図11に示すように、矢印A、B方向における
小円筒部7の中間付近に存在している。
【0033】ところで、ハブ止リブ7d及び、ハブ止リ
ブ7d付近は、矢印C方向に弾性変形により膨張してい
るので、ハブ止リブ7dには、図15に示すように、矢
印D方向の所定の復元力Fcが加えられている(なお、
小円筒部7は、矢印A、B方向には変形していないの
で、端壁8とハブ9との間或いは、ハブ止リブ7dとハ
ブ9との間では、第一番目の実施例で説明した復元力F
a、Fb等の復元力が作用していない。)。つまり、復
元力Fcによって、ハブ9とハブ止リブ7dとの矢印A
側及び、矢印B側の当接箇所(即ち、矢印A側及び、矢
印B側における各開口端部10hと各シ−ル部7d)で
は、互いにシ−ル圧Fd、Fd及び、シ−ル圧Fe、F
eを加え合う形で、従って、該当接箇所がシ−ルされる
形で釣り合っている。よって、ハブ止リブ7dの矢印A
側、矢印B側の各シ−ル部7g、7gとハブ9の矢印A
側、矢印B側の各開口端部10h、10hとの間は、図
15の断面において点接触する形でシ−ルされており、
図4と同様に高度の水密状態(或いは、気密状態)にな
っている。なお、復元力Fcは、ハブ挿入部4の材質或
いは、小円筒部7の肉厚或いは、ハブ止リブ7dとハブ
止溝10eとの位置等によって、予め所望の大きさに設
定できる。なお、小円筒部7を挾んでハブ止リブ7dと
対応した位置に設けられている補強用リブ51により、
小円筒部7においては、ハブ止リブ7d及び、ハブ止リ
ブ7d付近の剛性が高められており、所定の復元力Fc
が効率よく得られるようになっている。
ブ7d付近は、矢印C方向に弾性変形により膨張してい
るので、ハブ止リブ7dには、図15に示すように、矢
印D方向の所定の復元力Fcが加えられている(なお、
小円筒部7は、矢印A、B方向には変形していないの
で、端壁8とハブ9との間或いは、ハブ止リブ7dとハ
ブ9との間では、第一番目の実施例で説明した復元力F
a、Fb等の復元力が作用していない。)。つまり、復
元力Fcによって、ハブ9とハブ止リブ7dとの矢印A
側及び、矢印B側の当接箇所(即ち、矢印A側及び、矢
印B側における各開口端部10hと各シ−ル部7d)で
は、互いにシ−ル圧Fd、Fd及び、シ−ル圧Fe、F
eを加え合う形で、従って、該当接箇所がシ−ルされる
形で釣り合っている。よって、ハブ止リブ7dの矢印A
側、矢印B側の各シ−ル部7g、7gとハブ9の矢印A
側、矢印B側の各開口端部10h、10hとの間は、図
15の断面において点接触する形でシ−ルされており、
図4と同様に高度の水密状態(或いは、気密状態)にな
っている。なお、復元力Fcは、ハブ挿入部4の材質或
いは、小円筒部7の肉厚或いは、ハブ止リブ7dとハブ
止溝10eとの位置等によって、予め所望の大きさに設
定できる。なお、小円筒部7を挾んでハブ止リブ7dと
対応した位置に設けられている補強用リブ51により、
小円筒部7においては、ハブ止リブ7d及び、ハブ止リ
ブ7d付近の剛性が高められており、所定の復元力Fc
が効率よく得られるようになっている。
【0034】一方、スリット50を設けて構成した該注
射器1のハブ9には、図11及び、図12に示すよう
に、前記針挿入孔12において注射針26が挿入されて
おり、針挿入孔12におけるハブ9と注射針26との間
は、接着剤27が充填されて固結された形で接着されて
いる。
射器1のハブ9には、図11及び、図12に示すよう
に、前記針挿入孔12において注射針26が挿入されて
おり、針挿入孔12におけるハブ9と注射針26との間
は、接着剤27が充填されて固結された形で接着されて
いる。
【0035】スリット50を設けて構成した該注射器1
のピストン29は、図11に示すように、平板部30
a、30aが十字状に交差した形で形成された矢印A、
B方向に伸延した棒状のピストン本体30を有してお
り、ピストン本体30の平板部30a、30aには、各
両側部より切欠き31が計4ヵ所に形成されている。ピ
ストン本体30には、矢印B側に外押圧板32が設けら
れており、矢印A側に内押圧板33が設けられている。
内押圧板33の矢印A側には、パッキン支持部35が設
けられており、パッキン支持部35には、内押圧板33
と一体的に設けられた円柱部35aが設けられている。
円柱部35aの矢印A側には、前記ハブ挿着孔4bと等
しい外径をもつ挿入円柱部53が設けられており、挿入
円柱部53の矢印A側には、ハブ係合部36が設けられ
ている。ハブ係合部36には、挿入円柱部53と一体的
に設けられた円柱部36aが設けられており、円柱部3
6aの矢印A側には、半球状の挿入部36bが設けられ
ている。また、ピストン29には、外周部にヒダ45が
形成された円柱部39を有し、該円柱部39の先端側
(矢印A側)にテ−パ部40が形成された形のパッキン
37が設けられており、パッキン37には、円柱部39
側の端面39aからテ−パ部40に向かって、前記パッ
キン支持部35の円柱部35aの外径に等しい内径の第
一孔41が設けられている。パッキン37には、第一孔
41の矢印A側に連通連続した形で前記パッキン支持部
35の挿入円柱部53の外径に等しい内径の第二孔55
が設けられており、第二孔55はテ−パ部40側に開口
している。なお、第一孔41の矢印A、B方向の長さ
は、円柱部35aの矢印A、B方向の長さに等しく、第
二孔55の矢印A、B方向の長さは、挿入円柱部53の
矢印A、B方向の長さよりも短い。以上のように構成さ
れたパッキン37は、第一孔41にパッキン支持部35
の円柱部35aが挿入し、第二孔55にパッキン支持部
35の挿入円柱部53が挿入する形で、パッキン支持部
35に装着されている。また、パッキン37が装着され
たピストン29は、パッキン37を矢印A側に向ける形
でシリンジ本体2の主円筒部3に挿入されており、パッ
キン37のヒダ45及び、円柱部39は矢印D方向に弾
性縮小した形で挿入されている。なお、主円筒部3の内
周面3cは滑らかであり、ピストン29は、シリンジ本
体2内で摺動自在に挿入されている。
のピストン29は、図11に示すように、平板部30
a、30aが十字状に交差した形で形成された矢印A、
B方向に伸延した棒状のピストン本体30を有してお
り、ピストン本体30の平板部30a、30aには、各
両側部より切欠き31が計4ヵ所に形成されている。ピ
ストン本体30には、矢印B側に外押圧板32が設けら
れており、矢印A側に内押圧板33が設けられている。
内押圧板33の矢印A側には、パッキン支持部35が設
けられており、パッキン支持部35には、内押圧板33
と一体的に設けられた円柱部35aが設けられている。
円柱部35aの矢印A側には、前記ハブ挿着孔4bと等
しい外径をもつ挿入円柱部53が設けられており、挿入
円柱部53の矢印A側には、ハブ係合部36が設けられ
ている。ハブ係合部36には、挿入円柱部53と一体的
に設けられた円柱部36aが設けられており、円柱部3
6aの矢印A側には、半球状の挿入部36bが設けられ
ている。また、ピストン29には、外周部にヒダ45が
形成された円柱部39を有し、該円柱部39の先端側
(矢印A側)にテ−パ部40が形成された形のパッキン
37が設けられており、パッキン37には、円柱部39
側の端面39aからテ−パ部40に向かって、前記パッ
キン支持部35の円柱部35aの外径に等しい内径の第
一孔41が設けられている。パッキン37には、第一孔
41の矢印A側に連通連続した形で前記パッキン支持部
35の挿入円柱部53の外径に等しい内径の第二孔55
が設けられており、第二孔55はテ−パ部40側に開口
している。なお、第一孔41の矢印A、B方向の長さ
は、円柱部35aの矢印A、B方向の長さに等しく、第
二孔55の矢印A、B方向の長さは、挿入円柱部53の
矢印A、B方向の長さよりも短い。以上のように構成さ
れたパッキン37は、第一孔41にパッキン支持部35
の円柱部35aが挿入し、第二孔55にパッキン支持部
35の挿入円柱部53が挿入する形で、パッキン支持部
35に装着されている。また、パッキン37が装着され
たピストン29は、パッキン37を矢印A側に向ける形
でシリンジ本体2の主円筒部3に挿入されており、パッ
キン37のヒダ45及び、円柱部39は矢印D方向に弾
性縮小した形で挿入されている。なお、主円筒部3の内
周面3cは滑らかであり、ピストン29は、シリンジ本
体2内で摺動自在に挿入されている。
【0036】スリット50を設けて構成した注射器1は
以上のように構成されており、該注射器1の組立は次の
ように行う。即ち、まず、パッキン37の可撓性を利用
して該パッキン37の第一孔41を広げた後、ピストン
29のハブ係合部36側を、パッキン37の第一孔41
側より矢印A方向に挿入し、パッキン支持部35の円柱
部35aが第一孔41に挿入され、パッキン支持部35
の挿入円柱部53が第二孔42に挿入される状態まで、
図11に示すように、ピストン29を挿入する(なお、
挿入円柱部53は矢印B側の一部分みが、第二孔42に
挿入される。)。その後、第一孔41を広げていた手等
を放して、パッキン37を自然状態に戻すことにより、
パッキン37の挿着を完了させる。次いで、パッキン3
7を挿着したピストン29を、シリンジ本体2に挿入す
る。ピストン29の挿入は、該ピストン29のパッキン
37が挿着されている側を、シリンジ本体2の開口端部
3a側からシリンジ本体2の内部空間2aに挿入する形
で行い、ピストン29を矢印A方向に押圧することによ
って、パッキン37の円柱部39及び、ヒダ45の外径
を縮小させる形で行う。つまり、ピストン29を矢印A
方向に押圧して、パッキン37を縮小変形させながら、
ピストン29を主円筒部3に挿入し、パッキン37のテ
−パ部40が、シリンジ本体2のテ−パ部6の内部に整
合し挿入する位置までピストン29を挿入させ、ピスト
ン29の挿入を終える。なお、パッキン37のテ−パ部
40が、シリンジ本体2のテ−パ部6の内部に整合し挿
入した状態では、ピストン29のパッキン支持部35の
挿入円柱部53がハブ挿着部4のハブ挿着孔4b内に挿
入されている。
以上のように構成されており、該注射器1の組立は次の
ように行う。即ち、まず、パッキン37の可撓性を利用
して該パッキン37の第一孔41を広げた後、ピストン
29のハブ係合部36側を、パッキン37の第一孔41
側より矢印A方向に挿入し、パッキン支持部35の円柱
部35aが第一孔41に挿入され、パッキン支持部35
の挿入円柱部53が第二孔42に挿入される状態まで、
図11に示すように、ピストン29を挿入する(なお、
挿入円柱部53は矢印B側の一部分みが、第二孔42に
挿入される。)。その後、第一孔41を広げていた手等
を放して、パッキン37を自然状態に戻すことにより、
パッキン37の挿着を完了させる。次いで、パッキン3
7を挿着したピストン29を、シリンジ本体2に挿入す
る。ピストン29の挿入は、該ピストン29のパッキン
37が挿着されている側を、シリンジ本体2の開口端部
3a側からシリンジ本体2の内部空間2aに挿入する形
で行い、ピストン29を矢印A方向に押圧することによ
って、パッキン37の円柱部39及び、ヒダ45の外径
を縮小させる形で行う。つまり、ピストン29を矢印A
方向に押圧して、パッキン37を縮小変形させながら、
ピストン29を主円筒部3に挿入し、パッキン37のテ
−パ部40が、シリンジ本体2のテ−パ部6の内部に整
合し挿入する位置までピストン29を挿入させ、ピスト
ン29の挿入を終える。なお、パッキン37のテ−パ部
40が、シリンジ本体2のテ−パ部6の内部に整合し挿
入した状態では、ピストン29のパッキン支持部35の
挿入円柱部53がハブ挿着部4のハブ挿着孔4b内に挿
入されている。
【0037】次いで、ハブ挿着部4の端壁8の孔8a側
よりハブ9を、ハブ挿着孔4bに挿着する。即ち、ハブ
9を、該ハブ9の矢印B側の端面10bを、端壁8の孔
8aに整合させて、そのまま矢印B方向に該ハブ9を押
圧する。ところで、ハブ挿着部4の端壁8側には、上述
したように、3つの前記スリット50が設けられてお
り、ハブ挿着部4の端壁8側は3つのハブ挿着部片52
に分割されている。また、押圧することにより、該ハブ
9の面取り部10dと端壁8の孔8aに面したテ−パ状
の壁面56とが押圧して当接して、3つのハブ挿着部片
52には、これらハブ挿着部片52を矢印C方向に弾性
屈曲変形させようとする作用力が働く。ハブ挿着部片5
2は、構造上、小円筒部7のうちの分割されていない円
筒状の部分等に比べて、矢印C方向の作用力に対して矢
印C方向に弾性屈曲変形しやすく、よって、ハブ9を押
圧するに従って、ハブ挿着部片52は矢印C方向に弾性
屈曲変形し、孔8aの径が拡大される。ハブ9を更に押
圧して、ハブ挿着部片52を弾性屈曲変形させ、孔8a
の径をハブ9の主円柱部10の外径まで拡大させて、ハ
ブ9を主円柱部10より、ハブ挿着孔4bに挿入する。
ハブ9を更に押圧して、主円柱部10を完全にハブ挿着
孔4bに挿入し、ハブ9の主円柱部10の端面10a
を、端壁8の矢印B側の壁面8bに密接させる位置でハ
ブ9の押圧挿入を停止する。主円柱部10の端面10a
が、端壁8の壁面8bに密接した位置では、小円柱部1
1は、最小径が該小円柱部11の外径よりやや大きい孔
8aに貫通挿入している。なお、ハブ挿着部4のハブ止
リブ7dと、ハブ9のハブ止溝10eとは、上述したよ
うに、互いに整合対応した位置に存在しており、ハブ止
リブ7dのシ−ル部7g、7gと、ハブ止溝10eの開
口端部10h、10hによって互いに当接する形で係合
している。以上のように、シリンジ本体2に対するハブ
9の挿着を終了する。なお、上述したように、ハブ9
は、該ハブ9のハブ止溝10eと小円筒部7のハブ止リ
ブ7dとの間で、各力が互いに釣り合った形で、ハブ挿
着部4に固定されている。また、ハブ9は、前記ピスト
ン29の係合部36の挿入部36bが、該挿入部36b
の球面36c側を、該ハブ9に設けられたピストン係合
孔20の第三テ−パ孔25に面した壁面25aに接する
形で存在している。また、シリンジ本体2に対するハブ
9の挿着作業は、ハブ9を押圧して挿着すればよく、複
雑な組立操作を伴わず容易である。
よりハブ9を、ハブ挿着孔4bに挿着する。即ち、ハブ
9を、該ハブ9の矢印B側の端面10bを、端壁8の孔
8aに整合させて、そのまま矢印B方向に該ハブ9を押
圧する。ところで、ハブ挿着部4の端壁8側には、上述
したように、3つの前記スリット50が設けられてお
り、ハブ挿着部4の端壁8側は3つのハブ挿着部片52
に分割されている。また、押圧することにより、該ハブ
9の面取り部10dと端壁8の孔8aに面したテ−パ状
の壁面56とが押圧して当接して、3つのハブ挿着部片
52には、これらハブ挿着部片52を矢印C方向に弾性
屈曲変形させようとする作用力が働く。ハブ挿着部片5
2は、構造上、小円筒部7のうちの分割されていない円
筒状の部分等に比べて、矢印C方向の作用力に対して矢
印C方向に弾性屈曲変形しやすく、よって、ハブ9を押
圧するに従って、ハブ挿着部片52は矢印C方向に弾性
屈曲変形し、孔8aの径が拡大される。ハブ9を更に押
圧して、ハブ挿着部片52を弾性屈曲変形させ、孔8a
の径をハブ9の主円柱部10の外径まで拡大させて、ハ
ブ9を主円柱部10より、ハブ挿着孔4bに挿入する。
ハブ9を更に押圧して、主円柱部10を完全にハブ挿着
孔4bに挿入し、ハブ9の主円柱部10の端面10a
を、端壁8の矢印B側の壁面8bに密接させる位置でハ
ブ9の押圧挿入を停止する。主円柱部10の端面10a
が、端壁8の壁面8bに密接した位置では、小円柱部1
1は、最小径が該小円柱部11の外径よりやや大きい孔
8aに貫通挿入している。なお、ハブ挿着部4のハブ止
リブ7dと、ハブ9のハブ止溝10eとは、上述したよ
うに、互いに整合対応した位置に存在しており、ハブ止
リブ7dのシ−ル部7g、7gと、ハブ止溝10eの開
口端部10h、10hによって互いに当接する形で係合
している。以上のように、シリンジ本体2に対するハブ
9の挿着を終了する。なお、上述したように、ハブ9
は、該ハブ9のハブ止溝10eと小円筒部7のハブ止リ
ブ7dとの間で、各力が互いに釣り合った形で、ハブ挿
着部4に固定されている。また、ハブ9は、前記ピスト
ン29の係合部36の挿入部36bが、該挿入部36b
の球面36c側を、該ハブ9に設けられたピストン係合
孔20の第三テ−パ孔25に面した壁面25aに接する
形で存在している。また、シリンジ本体2に対するハブ
9の挿着作業は、ハブ9を押圧して挿着すればよく、複
雑な組立操作を伴わず容易である。
【0038】次いで、ハブ9の針挿入孔12に注射針2
6を挿入し接着する。つまり、注射針26を、図12に
示すように、該注射針26の後端26b側より、針挿入
孔12に矢印B方向に挿入し、該後端26bが、針挿入
孔12の奥のハブ9による壁面10fに当接するまで挿
入する。挿入の後、針挿入孔12におけるハブ9と注射
針26との間の隙間に接着剤27を充填して、該接着剤
27を固結させ、ハブ9に対する注射針26の挿入接着
が完了する。注射針26の挿入接着完了をもって、スリ
ット50が設けられて構成された該注射器1の組立てが
完了する。なお、注射針26を予めハブ9に装着した状
態で、該注射針26の装着されたハブ9をシリンジ本体
2に装着してもよい。また、スリット50が設けられて
構成された注射器1の組立ては、上述のように、大部分
の作業(即ち、注射針26の挿入固定の作業を除いてた
全ての作業)が、押圧することによって行われるため、
複雑な作業を伴わず容易である。更に、ハブ9は、ピス
トン29がシリンジ本体2に挿入された後に挿着される
ので、ハブ9の挿着作業に際して塵埃等が内部空間2a
に進入することは極力防止される。
6を挿入し接着する。つまり、注射針26を、図12に
示すように、該注射針26の後端26b側より、針挿入
孔12に矢印B方向に挿入し、該後端26bが、針挿入
孔12の奥のハブ9による壁面10fに当接するまで挿
入する。挿入の後、針挿入孔12におけるハブ9と注射
針26との間の隙間に接着剤27を充填して、該接着剤
27を固結させ、ハブ9に対する注射針26の挿入接着
が完了する。注射針26の挿入接着完了をもって、スリ
ット50が設けられて構成された該注射器1の組立てが
完了する。なお、注射針26を予めハブ9に装着した状
態で、該注射針26の装着されたハブ9をシリンジ本体
2に装着してもよい。また、スリット50が設けられて
構成された注射器1の組立ては、上述のように、大部分
の作業(即ち、注射針26の挿入固定の作業を除いてた
全ての作業)が、押圧することによって行われるため、
複雑な作業を伴わず容易である。更に、ハブ9は、ピス
トン29がシリンジ本体2に挿入された後に挿着される
ので、ハブ9の挿着作業に際して塵埃等が内部空間2a
に進入することは極力防止される。
【0039】スリット50が設けられて構成された注射
器1は、以上のように構成され、また以上のように組立
てられており、該注射器1を使用し、使用の後、廃棄す
るには、スリット50がない第1番目の実施例における
注射器1と略同様である。
器1は、以上のように構成され、また以上のように組立
てられており、該注射器1を使用し、使用の後、廃棄す
るには、スリット50がない第1番目の実施例における
注射器1と略同様である。
【0040】以上のように、スリット50を設けて構成
した注射器1においては、ハブ9とシリンジ本体2との
接続構造は、ハブ9のハブ本体90を、端壁8の孔8a
側からハブ挿着孔4bに対して挿着し得るようにして構
成されている。また、ハブ9とシリンジ本体2との接続
構造は、ハブ挿着部4の孔8aの周囲に3個のスリット
50を形成して構成されている。また、注射器1を組立
る際には、シリンジ本体2にピストン29を挿入し、ハ
ブ9を、端壁8の孔8a側より前記ハブ挿着孔4bに対
して挿入し、ハブ9を、該ハブ9のハブ止溝10eと前
記ハブ挿着部4のハブ止リブ7dとを互いに弾性的に係
合させる形で設置し、前記ハブ9の針挿入孔12に、注
射針26を挿入接続する(又は、注射針26の装着され
たハブ9をハブ挿着孔4bに挿入装着する。)。
した注射器1においては、ハブ9とシリンジ本体2との
接続構造は、ハブ9のハブ本体90を、端壁8の孔8a
側からハブ挿着孔4bに対して挿着し得るようにして構
成されている。また、ハブ9とシリンジ本体2との接続
構造は、ハブ挿着部4の孔8aの周囲に3個のスリット
50を形成して構成されている。また、注射器1を組立
る際には、シリンジ本体2にピストン29を挿入し、ハ
ブ9を、端壁8の孔8a側より前記ハブ挿着孔4bに対
して挿入し、ハブ9を、該ハブ9のハブ止溝10eと前
記ハブ挿着部4のハブ止リブ7dとを互いに弾性的に係
合させる形で設置し、前記ハブ9の針挿入孔12に、注
射針26を挿入接続する(又は、注射針26の装着され
たハブ9をハブ挿着孔4bに挿入装着する。)。
【0041】よって、注射器1を組立る際には、注射器
1のハブ9は、孔8a側より軸心P1方向に押圧して挿
入する形でハブ挿着孔4bに挿着され、シリンジ本体2
の内部空間2aを通さずに挿着される。従って、シリン
ジ本体2の主円筒部3等は静電気等を極力帯びず、内部
空間2aは塵埃等の進入が極力防止される。
1のハブ9は、孔8a側より軸心P1方向に押圧して挿
入する形でハブ挿着孔4bに挿着され、シリンジ本体2
の内部空間2aを通さずに挿着される。従って、シリン
ジ本体2の主円筒部3等は静電気等を極力帯びず、内部
空間2aは塵埃等の進入が極力防止される。
【0042】なお、上述の第1番目、第2番目の実施例
で説明したハブ9は、何れもハブ9のシ−ル部を溝即
ち、ハブ止溝10eの形で構成した。しかし、ハブ9の
シ−ル部は、ハブ9のハブ本体90の外周面10i側に
環状に形成され、ハブ挿着孔4bの内面と係合し得る形
で形成されれば、どのように形成されていてもよく、従
って、図16或いは、図17或いは、図18に示すよう
に、ハブ9のシ−ル部を突条の形で形成することも可能
である。
で説明したハブ9は、何れもハブ9のシ−ル部を溝即
ち、ハブ止溝10eの形で構成した。しかし、ハブ9の
シ−ル部は、ハブ9のハブ本体90の外周面10i側に
環状に形成され、ハブ挿着孔4bの内面と係合し得る形
で形成されれば、どのように形成されていてもよく、従
って、図16或いは、図17或いは、図18に示すよう
に、ハブ9のシ−ル部を突条の形で形成することも可能
である。
【0043】まず、図16に示される実施例では、ハブ
挿着孔4bの内面に、環状のシ−ル溝59が設けられた
ハブ挿着孔4bに挿着されるハブ9を、ハブ9の主円柱
部10の外周面10i側に、環状に形成され、シ−ル溝
59の幅よりも広い幅をもったシ−ルリブ57を設けた
形で構成している(なお、ハブ挿着孔4bにはスリット
50が設けられていてもよい。)。従って、ハブ9のシ
リンジ本体2に対する接続構造は、ハブ挿着孔4bに、
ハブ9の主円柱部10が、ハブ挿着孔4bに挿入され、
また該ハブ挿着孔4bから主円筒部3内に引き抜き得る
ように着脱自在に挿入装着されており、主円柱部10の
シ−ルリブ57が、ハブ挿着孔4bのシ−ル溝59に対
して、所定のシ−ル圧で、前述した図16断面における
点接触によるシ−ル状態を維持した形で接触係合してい
る。また、シ−ル溝59以外のハブ挿着孔4bの内周面
7aと、主円筒部10との間には隙間空間49が形成さ
れている。
挿着孔4bの内面に、環状のシ−ル溝59が設けられた
ハブ挿着孔4bに挿着されるハブ9を、ハブ9の主円柱
部10の外周面10i側に、環状に形成され、シ−ル溝
59の幅よりも広い幅をもったシ−ルリブ57を設けた
形で構成している(なお、ハブ挿着孔4bにはスリット
50が設けられていてもよい。)。従って、ハブ9のシ
リンジ本体2に対する接続構造は、ハブ挿着孔4bに、
ハブ9の主円柱部10が、ハブ挿着孔4bに挿入され、
また該ハブ挿着孔4bから主円筒部3内に引き抜き得る
ように着脱自在に挿入装着されており、主円柱部10の
シ−ルリブ57が、ハブ挿着孔4bのシ−ル溝59に対
して、所定のシ−ル圧で、前述した図16断面における
点接触によるシ−ル状態を維持した形で接触係合してい
る。また、シ−ル溝59以外のハブ挿着孔4bの内周面
7aと、主円筒部10との間には隙間空間49が形成さ
れている。
【0044】また、図17に示される実施例では、ハブ
挿着孔4bの内周面7aにハブシ−ル部が内周面7aと
同一平面となる形で形成された、従って、ハブ挿着孔4
bの内面に溝や突条等がないハブ挿着孔4bに挿着され
るハブ9を、ハブ9の主円柱部10の外周面10i側
に、環状に、シ−ルリブ57を設けた形で構成している
(なお、ハブ挿着孔4bにはスリット50が設けられて
いてもよい。)。従って、ハブ9のシリンジ本体2に対
する接続構造は、ハブ挿着孔4bに、ハブ9の主円柱部
10が、ハブ挿着孔4bに挿入され、また該ハブ挿着孔
4bから主円筒部3内に引き抜き得るように着脱自在に
挿入装着されており、主円柱部10のシ−ルリブ57
が、ハブ挿着孔4bの内周面7aに対して、所定のシ−
ル圧で接触係合している。また、ハブ挿着孔4bの内周
面7aと、シ−ルリブ57以外の主円柱部10との間に
隙間空間49が形成されている。
挿着孔4bの内周面7aにハブシ−ル部が内周面7aと
同一平面となる形で形成された、従って、ハブ挿着孔4
bの内面に溝や突条等がないハブ挿着孔4bに挿着され
るハブ9を、ハブ9の主円柱部10の外周面10i側
に、環状に、シ−ルリブ57を設けた形で構成している
(なお、ハブ挿着孔4bにはスリット50が設けられて
いてもよい。)。従って、ハブ9のシリンジ本体2に対
する接続構造は、ハブ挿着孔4bに、ハブ9の主円柱部
10が、ハブ挿着孔4bに挿入され、また該ハブ挿着孔
4bから主円筒部3内に引き抜き得るように着脱自在に
挿入装着されており、主円柱部10のシ−ルリブ57
が、ハブ挿着孔4bの内周面7aに対して、所定のシ−
ル圧で接触係合している。また、ハブ挿着孔4bの内周
面7aと、シ−ルリブ57以外の主円柱部10との間に
隙間空間49が形成されている。
【0045】また、図18に示される実施例では、ハブ
挿着孔4bの内周面7aにハブシ−ル部が内周面7aと
同一平面となる形で形成された、従って、該ハブ挿着孔
4bの内面に溝や突条等がないハブ挿着孔4bに挿着さ
れるハブ9が、次のように構成されている。即ち、ハブ
9の主円柱部10は、主円柱部10の軸心P1方向のう
ち矢印B方向に外径が縮小するテ−パ状の複数個(図1
8では5個)の主円柱部片60によって仮想的に構成さ
れており、複数個の主円柱部片60は矢印A、B方向に
直列する形で一体的に形成されている。つまり、ハブ9
の主円柱部10の外周面10i側には、複数個の主円柱
部片60によって形成される突条形状の複数のヒダ部6
1が、環状に設けられている。従って、ハブ9の主円柱
部10は、ハブ挿着孔4bに挿着されることにより、主
円筒部10の複数のヒダ部61が、ハブ挿着孔4bの内
周面7aに対して、所定のシ−ル圧で接触係合してい
る。また、ハブ挿着孔4bの内周面7aと、複数のヒダ
部61以外の主円筒部10との間に隙間空間49が形成
されている。なお、主円柱部10は、端壁8の孔8aよ
り矢印B方向にハブ挿着孔4bに挿入するが、挿入の
際、ヒダ部61が矢印B方向にテ−パ状に形成されてい
ることから、ハブ9は円滑にハブ挿着孔4b内に挿入さ
れ得る。また、主円柱部10は、テ−パ状のヒダ部61
により容易にハブ挿着孔4bに挿入されるため、ハブ挿
着孔4bにスリット50が設けられたシリンジ本体2は
勿論、ハブ挿着孔4bにスリット50がないシリンジ本
体2にも適用できる。
挿着孔4bの内周面7aにハブシ−ル部が内周面7aと
同一平面となる形で形成された、従って、該ハブ挿着孔
4bの内面に溝や突条等がないハブ挿着孔4bに挿着さ
れるハブ9が、次のように構成されている。即ち、ハブ
9の主円柱部10は、主円柱部10の軸心P1方向のう
ち矢印B方向に外径が縮小するテ−パ状の複数個(図1
8では5個)の主円柱部片60によって仮想的に構成さ
れており、複数個の主円柱部片60は矢印A、B方向に
直列する形で一体的に形成されている。つまり、ハブ9
の主円柱部10の外周面10i側には、複数個の主円柱
部片60によって形成される突条形状の複数のヒダ部6
1が、環状に設けられている。従って、ハブ9の主円柱
部10は、ハブ挿着孔4bに挿着されることにより、主
円筒部10の複数のヒダ部61が、ハブ挿着孔4bの内
周面7aに対して、所定のシ−ル圧で接触係合してい
る。また、ハブ挿着孔4bの内周面7aと、複数のヒダ
部61以外の主円筒部10との間に隙間空間49が形成
されている。なお、主円柱部10は、端壁8の孔8aよ
り矢印B方向にハブ挿着孔4bに挿入するが、挿入の
際、ヒダ部61が矢印B方向にテ−パ状に形成されてい
ることから、ハブ9は円滑にハブ挿着孔4b内に挿入さ
れ得る。また、主円柱部10は、テ−パ状のヒダ部61
により容易にハブ挿着孔4bに挿入されるため、ハブ挿
着孔4bにスリット50が設けられたシリンジ本体2は
勿論、ハブ挿着孔4bにスリット50がないシリンジ本
体2にも適用できる。
【0046】なお、上述の実施例のうち、ハブ本体90
を端壁8の孔8a側よりハブ挿入孔4bに挿入して構成
した注射器1の組立て方法では、シリンジ本体2にピス
トン29を挿入し、シリンジ本体2にハブ9を挿着し、
ハブ9に注射針26を挿入接続して構成したが、該組立
て方法は、シリンジ本体2にピストン29を挿入した
後、予め注射針26が挿入接続されているハブ9を、該
シリンジ本体2に挿着して構成されてもよい。
を端壁8の孔8a側よりハブ挿入孔4bに挿入して構成
した注射器1の組立て方法では、シリンジ本体2にピス
トン29を挿入し、シリンジ本体2にハブ9を挿着し、
ハブ9に注射針26を挿入接続して構成したが、該組立
て方法は、シリンジ本体2にピストン29を挿入した
後、予め注射針26が挿入接続されているハブ9を、該
シリンジ本体2に挿着して構成されてもよい。
【発明の効果】以上説明したように、本発明のうち第一
の発明は、ピストン29等のピストンが摺動自在に装着
されたシリンジ本体2等のシリンジ本体を有し、該シリ
ンジ本体の先端に、孔8a等の注射針導入穴を介して筒
状に形成されたハブ挿着孔4b等のハブ挿着穴を形成
し、該ハブ挿着穴に対して着脱自在に挿着される注射器
用のハブ9等のハブにおいて、前記ハブは、前記ハブ挿
着穴に挿入され、また該ハブ挿着穴から前記シリンジ本
体内に引き抜き得る筒状のハブ本体90等のハブ本体を
有し、前記ハブ本体の外周部に、ハブ止溝10e或い
は、シ−ルリブ57或いは、ヒダ部61等のシ−ル部
を、前記ハブ挿着穴の内面と係合し得るように、環状に
形成し、前記ハブ本体の前記シ−ル部以外の部分の外径
を、前記ハブ挿着穴の対応する部分の内径よりも小なる
形に形成し、前記ハブ本体の端面11a等の一端に、注
射針26等の注射針を挿入し得る針挿入孔12等の針挿
入孔を、前記ハブ本体の軸心方向に設け、前記ハブ本体
に、流通孔19等の流通孔を、前記針挿入孔と前記シリ
ンジ本体内とを軸心方向に連通し得る形で設け、前記ハ
ブ本体の端面10b等の他端に、ピストン係合孔20等
のハブ側係合手段を、前記ピストンと係合自在に設けて
構成した。従って、ハブ本体の前記シ−ル部以外の部分
の外径を、前記ハブ挿着穴の対応する部分の内径よりも
小なる形に形成したので、ハブとハブ装着穴とはシール
部を介してのみ接触させることが可能となり、ハブ装着
穴に対して脱着が容易でしかも所定のシール性能を発揮
することの出来るハブを提供することが出来、組立てに
際したハブの設置動作及び、使用後の針の注射器内への
引き込み動作を円滑かつ容易に行なうことが可能とな
る。また、本発明のうち第二の発明は、第一の発明のハ
ブを、ハブ止溝10e等のシ−ル部を溝の形で形成して
構成したので、第一の発明の効果に加えて、ハブ外周部
に何らの突起も形成されることがないので、ハブのハブ
挿入穴に対する挿入設置がより容易となる。。また、本
発明のうち第三の発明は、第一の発明のハブを、シ−ル
リブ57或いは、ヒダ部61等のシ−ル部を突条の形で
形成して構成したので、第一の発明の効果に加えて、突
条の形状を各種用意することにより、ハブ側でハブのシ
ール性能をコントロールすることが可能となり、注射器
の用途に応じたハブの提供が可能となる。また、本発明
のうち第四の発明は、先端に孔8a等の注射針導入穴を
介してハブ挿着孔4b等のハブ挿着穴が形成されたシリ
ンジ本体2等のシリンジ本体を有するシリンジ100等
のシリンジに対して、注射器用ハブを着脱自在に接続し
たハブの接続構造において、前記ハブ挿着穴に第一の発
明のハブのハブ本体を、前記ハブ挿着穴に挿入され、ま
た該ハブ挿着穴から前記シリンジ本体内に引き抜き得よ
うにる着脱自在に挿入装着し、前記ハブ挿着穴の内周面
7a等の内周面にハブ止リブ7d或いは、シ−ル溝59
或いは、内周面7a等のハブシ−ル部を環状に設けると
共に、前記ハブ本体のハブ止溝10e或いは、シ−ルリ
ブ57或いは、ヒダ部61等のシ−ル部を該ハブシール
部に対して所定の復元力Fbc或いは、復元力Fc等の
所定の接触圧力で接触係合させた形で設け、前記ハブシ
−ル部以外のハブ挿着穴の内周面7a等の内周面と、前
記ハブ本体の外周面10i等の外周面との間に、隙間空
間49等の間隙を形成して構成したので、第一の発明の
効果に加えて、ハブとハブ装着穴内周面とは、シール部
及びハブシール部を介してのみ接触する形となり、ハブ
装着穴に対してハブの脱着を容易に行なうことが出来、
注射器の組立て作業を効率よく簡単に行なうことが出来
る。しかも、使用後の針の注射器内への引き込みに際し
ても、ハブと内周面との接触がシール部及びハブシール
部のみであることから、小さな引込み力でハブを注射器
内部に引き込むことが可能となり、使用後の注射器の廃
棄作業を円滑かつ容易に行なうことが可能となる。ま
た、本発明のうち第五の発明は、先端に孔8a等の注射
針導入穴を介してハブ挿着孔4b等のハブ挿着穴が形成
されたシリンジ本体2等のシリンジ本体を有するシリン
ジ100等のシリンジに対して、注射器用ハブを着脱自
在に接続したハブの接続構造において、前記ハブ挿着穴
に第二の発明のハブのハブ本体を、前記ハブ挿着穴に挿
入され、また該ハブ挿着穴から前記シリンジ本体内に引
き抜き得ようにる着脱自在に挿入装着し、前記ハブ挿着
穴の内周面7a等の内周面に突条が環状に形成された形
のハブ止リブ7d等のハブシ−ル部を設けると共に、前
記ハブ本体のハブ止溝10e等のシ−ル部を該ハブシー
ル部に対して所定の復元力Fbc或いは、復元力Fc等
の所定の接触圧力で接触係合させた形で設け、前記ハブ
シ−ル部以外のハブ挿着穴の内周面と、前記ハブ本体の
外周面10i等の外周面との間に、隙間空間49等の間
隙を形成して構成したので、第2の発明の効果に加え
て、第4の発明と同様の効果を発揮することが出来る。
また、本発明のうち第六の発明は、先端に孔8a等の注
射針導入穴を介してハブ挿着孔4b等のハブ挿着穴が形
成されたシリンジ本体2等のシリンジ本体を有するシリ
ンジ100等のシリンジに対して、注射器用ハブを着脱
自在に接続したハブの接続構造において、前記ハブ挿着
穴に第三の発明のハブのハブ本体を、前記ハブ挿着穴に
挿入され、また該ハブ挿着穴から前記シリンジ本体内に
引き抜き得ようにる着脱自在に挿入装着し、前記ハブ挿
着穴の内周面7a等の内周面に溝が環状に形成された形
のシ−ル溝59等のハブシ−ル部を設けると共に、前記
ハブ本体のシ−ルリブ57等のシ−ル部を該ハブシール
部に対して所定の復元力Fbc或いは、復元力Fc等の
所定の接触圧力で接触係合させた形で設け、前記ハブシ
−ル部以外のハブ挿着穴の内周面と、前記ハブ本体の外
周面10i等の外周面との間に、隙間空間49等の間隙
を形成して構成したので、第3の発明の効果に加えて、
第4の発明と同様の効果を発揮することが出来る。ま
た、本発明のうち第七の発明は、第五又は第六の発明に
よるハブの接続構造において、ハブ止溝10e或いは、
シ−ルリブ57等の前記シール部の幅とハブ止リブ7d
或いは、シ−ル溝59等の前記ハブシール部の幅が相違
するようにして構成したので、それぞれの発明の効果に
加えて、シール部とハブシール部が係合する際に、その
接触部位をハブの軸方向断面において点接触状態とする
ことが出来、面接触によるシールに比して高度のシール
性能を発揮させることが出来る。また、本発明のうち第
八の発明は、先端に孔8a等の注射針導入穴を介してハ
ブ挿着孔4b等のハブ挿着穴が形成されたシリンジ本体
2等のシリンジ本体を有するシリンジ100等のシリン
ジに対して、注射器用ハブを着脱自在に接続したハブの
接続構造において、前記ハブ挿着穴に第三の発明のハブ
のハブ本体を、前記ハブ挿着穴に挿入され、また該ハブ
挿着穴から前記シリンジ本体内に引き抜き得ようにる着
脱自在に挿入装着し、前記ハブ挿着穴の内周面7a等の
内周面と同一の面上に内周面7a等のハブシール部を設
けると共に、前記ハブ本体のシ−ルリブ57或いは、ヒ
ダ部61等のシ−ル部を該ハブシール部に対して所定の
復元力Fbc或いは、復元力Fc等の所定の接触圧力で
接触係合させた形で設け、前記ハブシ−ル部以外のハブ
挿着穴の内周面と、前記ハブ本体の外周面10i等の外
周面との間に、隙間空間49等の間隙を形成して構成し
たので、第3の発明の効果に加えて、第4の発明と同様
の効果を発揮することが出来る。また、本発明のうち第
九の発明は、第四又は第五又は第六又は第八の発明のハ
ブの接続構造において、前記ハブ本体を前記注射針導入
穴側から前記ハブ挿着穴に対して挿着し得るようにして
構成したので、それぞれの発明の効果に加えて、ハブ装
着時には、ピストンをシリンジ本体に装着した状態で行
なうことが可能となり、ハブ装着時に塵埃がシリンジ本
体内に侵入する可能性を低めることが出来、衛生的であ
る。また、本発明のうち第十の発明は、第四又は第五又
は第六又は第八の発明のハブの接続構造において、前記
シリンジ本体の注射針導入穴の周囲に1個以上のスリッ
ト50等のスリットを形成して構成したので、それぞれ
の発明の効果に加えて、当該スリットの弾性変形を利用
してハブをハブ装着穴側から容易に挿入装着することが
出来るばかりか、ハブ装着時には、ピストンをシリンジ
本体に装着した状態で行なうことが可能となり、ハブ装
着時に塵埃がシリンジ本体内に侵入する可能性を低める
ことが出来、衛生的である。また、本発明のうち第11
乃至第14の発明は、第4乃至第6及び第8の発明の接
続構造をなすシリンジ100等のシリンジ及びハブ9等
のハブを有し、前記シリンジ本体に、該シリンジ本体の
内部空間2a等の内部を軸方向に閉塞する形のピストン
29等のピストンを、前記シリンジ本体に対して軸方向
に移動自在に設け、前記ピストンに、前記ハブのピスト
ン係合孔20等のハブ側係合手段と係合し得るハブ係合
部36等のピストン側係合手段を、前記ハブ側係合手段
に対向する形で設け、前記ハブの針挿入孔12等の針挿
入孔に、注射針26等の注射針を設けて構成したので、
第4の発明の効果に加えて、使用後にハブをピストンの
ピストン側係合手段と係合させて、シリンジ内部に注射
針と共に引き抜くことが可能となり、通常の注射器を操
作する場合と同じピストンの押し引き動作のみで、使用
済みの注射針を容易にシリンジ内部に引き込むことが出
来、誰にでも操作が容易で誤操作の危険性がなく、安全
性が高い。また、本発明のうち第十五の発明は、第十二
又は第十三の発明の注射器において、前記シール部の幅
と前記ハブシール部の幅が相違するようにして構成した
ので、それぞれの発明の効果に加えて、シール部とハブ
シール部が係合する際に、その接触部位をハブの軸方向
断面において点接触状態とすることが出来、面接触によ
るシールに比して高度のシール性能を発揮させることが
出来る。また、本発明のうち第十六の発明は、第十一又
は第十二又は第十三又は第十四の発明の注射器におい
て、前記ピストンはピストン本体30等のピストン本体
が外押圧板32等の操作部と内押圧板33等の薬液押圧
部の間で折取り自在に構成したので、それぞれの発明の
効果に加えて、ピストンを折り取ることにより、以後注
射針をシリンジ内部に保持したピストン先端部をシリン
ジ内にピストン先端部に保持させた形で、外部から操作
不能な状態で、留置することが出来、以後の廃棄処理作
業に際した安全性が高い。また、本発明のうち第十七の
発明は、第十六の発明の注射器において、前記シリンジ
本体に係止リブ3b等のピストンストッパを、前記ピス
トンの内押圧板33等の薬液押圧部が前記シリンジ本体
から抜け出さないように形成して構成したので、第16
の発明の効果に加えて、注射針と共にピストンを移動さ
せる際に、不用意にピストンがシリンジ本体から抜け出
て、使用済みの注射針により、操作者を傷つけてしまう
ことが防止され、安全性が高い。また、本発明のうち第
十八及び十九の発明は、第十六及び17の発明の注射器
において、前記ピストンのピストン本体30等のピスト
ン本体には切欠き31等の折取り用切欠きが形成されて
いるので、それぞれの発明の効果に加えて、ピストンの
折り取り動作を該切り欠きを利用して容易に行なうこと
が出来る。また、本発明のうち第二十の発明は、第十九
の発明の注射器において、前記切り欠きは、前記ピスト
ンが前記ピストンストッパに当接した際に、前記シリン
ジ本体の開口端部3a等の端部に位置し得るように形成
したので、第19の発明の効果に加えて、ピストンをピ
ストンストッパに当たるまで引き、直ちに端部を利用し
てピストンを折り取ることが出来、注射針のシリンジ内
への収納及び留置動作を連続的に行なうことが出来、効
率的な注射及び廃棄作業を行なうことが出来る。また、
本発明のうち第二十一の発明は、第十一又は第十二又は
第十三又は第十四の発明の注射器を組立る際、ハブを、
前記シリンジ本体のピストン装着側より前記ハブ挿着穴
に対して挿入し、前記ハブを、該ハブのシ−ル部と前記
ハブ挿着部のハブシ−ル部とを互いに弾性的に係合させ
る形で設置し、前記シリンジに、ピストンを挿入し、前
記ハブの針挿入孔に、注射針を挿入接続して構成したの
で、それぞれに発明の効果に加えて、ハブをピストン装
着側から挿入する形で組み立てることが可能となる。ま
た、本発明のうち第二十二の発明は、第十一又は第十二
又は第十三又は第十四の発明の注射器を組立る際、前記
シリンジに、ピストンを挿入し、ハブを、前記シリンジ
本体の注射針導入穴側より前記ハブ挿着穴に対して挿入
し、前記ハブを、該ハブのシ−ル部と前記ハブ挿着部の
ハブシ−ル部とを互いに弾性的に係合させる形で設置
し、前記ハブの針挿入孔に、注射針を挿入接続して構成
したので、それぞれの効果に加えて、ハブ装着時には、
ピストンをシリンジ本体に装着した状態で行なうことが
可能となり、ハブ装着時に塵埃がシリンジ本体内に侵入
する可能性を低めることが出来、衛生的である。また、
本発明のうち第二十三の発明は、第十一又は第十二又は
第十三又は第十四の発明の注射器を組立る際、前記シリ
ンジに、ピストンを挿入し、注射針の装着された状態の
ハブを、前記シリンジ本体の注射針導入穴側より前記ハ
ブ挿着穴に対して挿入し、前記ハブを、該ハブのシ−ル
部と前記ハブ挿着部のハブシ−ル部とを互いに弾性的に
係合させる形で設置して構成したので、それぞれの効果
に加えて、ハブ装着時には、ピストンをシリンジ本体に
装着した状態で行なうことが可能となり、ハブ装着時に
塵埃がシリンジ本体内に侵入する可能性を低めることが
出来、衛生的である。また、ハブのハブ装着穴への装着
時には、既に注射針がハブに装着されているので、組立
て済みの状態のシリンジに対し注射針の装着という余分
な作業を行なうことを回避することが出来、組立て作業
を迅速に行なうことが出来る。また、本発明のうち第二
十四の発明は、第十一又は第十二又は第十三又は第十四
の発明の注射器を組立る際、前記シリンジ本体の注射針
導入穴の周囲に1個以上のスリットを形成しておき、前
記シリンジに、ピストンを挿入し、注射針の装着された
状態のハブを、前記シリンジ本体の注射針導入穴側より
前記ハブ挿着穴に対して挿入し、前記ハブを、該ハブの
シ−ル部と前記ハブ挿着部のハブシ−ル部とを互いに弾
性的に係合させる形で設置して構成したので、それぞれ
の効果に加えて、ハブ装着時には、ピストンをシリンジ
本体に装着した状態で行なうことが可能となり、ハブ装
着時に塵埃がシリンジ本体内に侵入する可能性を低める
ことが出来、衛生的である。また、ハブのハブ装着穴へ
の装着時には、既に注射針がハブに装着されているの
で、組立て済みの状態のシリンジに対し注射針の装着と
いう余分な作業を行なうことを回避することが出来、組
立て作業を迅速に行なうことが出来る。また、スリット
の弾性変形を利用してハブをハブ装着穴側から容易に挿
入装着することが出来るので、ハブの装着作業を迅速か
つ容易に行なうことができる。また、本発明のうち第二
十五の発明は、第十一又は第十二又は第十三又は第十四
の発明の注射器を組立る際、前記シリンジ本体の注射針
導入穴の周囲に1個以上のスリットを形成しておき、前
記シリンジに、ピストンを挿入し、ハブを、前記シリン
ジ本体の注射針導入穴側より前記ハブ挿着穴に対して挿
入し、前記ハブを、該ハブのシ−ル部と前記ハブ挿着部
のハブシ−ル部とを互いに弾性的に係合させる形で設置
し、前記ハブの針挿入孔に、注射針を挿入接続して構成
したので、それぞれの効果に加えて、ハブ装着時には、
ピストンをシリンジ本体に装着した状態で行なうことが
可能となり、ハブ装着時に塵埃がシリンジ本体内に侵入
する可能性を低めることが出来、衛生的である。また、
スリットの弾性変形を利用してハブをハブ装着穴側から
容易に挿入装着することが出来るので、ハブの装着作業
を迅速かつ容易に行なうことができる。
の発明は、ピストン29等のピストンが摺動自在に装着
されたシリンジ本体2等のシリンジ本体を有し、該シリ
ンジ本体の先端に、孔8a等の注射針導入穴を介して筒
状に形成されたハブ挿着孔4b等のハブ挿着穴を形成
し、該ハブ挿着穴に対して着脱自在に挿着される注射器
用のハブ9等のハブにおいて、前記ハブは、前記ハブ挿
着穴に挿入され、また該ハブ挿着穴から前記シリンジ本
体内に引き抜き得る筒状のハブ本体90等のハブ本体を
有し、前記ハブ本体の外周部に、ハブ止溝10e或い
は、シ−ルリブ57或いは、ヒダ部61等のシ−ル部
を、前記ハブ挿着穴の内面と係合し得るように、環状に
形成し、前記ハブ本体の前記シ−ル部以外の部分の外径
を、前記ハブ挿着穴の対応する部分の内径よりも小なる
形に形成し、前記ハブ本体の端面11a等の一端に、注
射針26等の注射針を挿入し得る針挿入孔12等の針挿
入孔を、前記ハブ本体の軸心方向に設け、前記ハブ本体
に、流通孔19等の流通孔を、前記針挿入孔と前記シリ
ンジ本体内とを軸心方向に連通し得る形で設け、前記ハ
ブ本体の端面10b等の他端に、ピストン係合孔20等
のハブ側係合手段を、前記ピストンと係合自在に設けて
構成した。従って、ハブ本体の前記シ−ル部以外の部分
の外径を、前記ハブ挿着穴の対応する部分の内径よりも
小なる形に形成したので、ハブとハブ装着穴とはシール
部を介してのみ接触させることが可能となり、ハブ装着
穴に対して脱着が容易でしかも所定のシール性能を発揮
することの出来るハブを提供することが出来、組立てに
際したハブの設置動作及び、使用後の針の注射器内への
引き込み動作を円滑かつ容易に行なうことが可能とな
る。また、本発明のうち第二の発明は、第一の発明のハ
ブを、ハブ止溝10e等のシ−ル部を溝の形で形成して
構成したので、第一の発明の効果に加えて、ハブ外周部
に何らの突起も形成されることがないので、ハブのハブ
挿入穴に対する挿入設置がより容易となる。。また、本
発明のうち第三の発明は、第一の発明のハブを、シ−ル
リブ57或いは、ヒダ部61等のシ−ル部を突条の形で
形成して構成したので、第一の発明の効果に加えて、突
条の形状を各種用意することにより、ハブ側でハブのシ
ール性能をコントロールすることが可能となり、注射器
の用途に応じたハブの提供が可能となる。また、本発明
のうち第四の発明は、先端に孔8a等の注射針導入穴を
介してハブ挿着孔4b等のハブ挿着穴が形成されたシリ
ンジ本体2等のシリンジ本体を有するシリンジ100等
のシリンジに対して、注射器用ハブを着脱自在に接続し
たハブの接続構造において、前記ハブ挿着穴に第一の発
明のハブのハブ本体を、前記ハブ挿着穴に挿入され、ま
た該ハブ挿着穴から前記シリンジ本体内に引き抜き得よ
うにる着脱自在に挿入装着し、前記ハブ挿着穴の内周面
7a等の内周面にハブ止リブ7d或いは、シ−ル溝59
或いは、内周面7a等のハブシ−ル部を環状に設けると
共に、前記ハブ本体のハブ止溝10e或いは、シ−ルリ
ブ57或いは、ヒダ部61等のシ−ル部を該ハブシール
部に対して所定の復元力Fbc或いは、復元力Fc等の
所定の接触圧力で接触係合させた形で設け、前記ハブシ
−ル部以外のハブ挿着穴の内周面7a等の内周面と、前
記ハブ本体の外周面10i等の外周面との間に、隙間空
間49等の間隙を形成して構成したので、第一の発明の
効果に加えて、ハブとハブ装着穴内周面とは、シール部
及びハブシール部を介してのみ接触する形となり、ハブ
装着穴に対してハブの脱着を容易に行なうことが出来、
注射器の組立て作業を効率よく簡単に行なうことが出来
る。しかも、使用後の針の注射器内への引き込みに際し
ても、ハブと内周面との接触がシール部及びハブシール
部のみであることから、小さな引込み力でハブを注射器
内部に引き込むことが可能となり、使用後の注射器の廃
棄作業を円滑かつ容易に行なうことが可能となる。ま
た、本発明のうち第五の発明は、先端に孔8a等の注射
針導入穴を介してハブ挿着孔4b等のハブ挿着穴が形成
されたシリンジ本体2等のシリンジ本体を有するシリン
ジ100等のシリンジに対して、注射器用ハブを着脱自
在に接続したハブの接続構造において、前記ハブ挿着穴
に第二の発明のハブのハブ本体を、前記ハブ挿着穴に挿
入され、また該ハブ挿着穴から前記シリンジ本体内に引
き抜き得ようにる着脱自在に挿入装着し、前記ハブ挿着
穴の内周面7a等の内周面に突条が環状に形成された形
のハブ止リブ7d等のハブシ−ル部を設けると共に、前
記ハブ本体のハブ止溝10e等のシ−ル部を該ハブシー
ル部に対して所定の復元力Fbc或いは、復元力Fc等
の所定の接触圧力で接触係合させた形で設け、前記ハブ
シ−ル部以外のハブ挿着穴の内周面と、前記ハブ本体の
外周面10i等の外周面との間に、隙間空間49等の間
隙を形成して構成したので、第2の発明の効果に加え
て、第4の発明と同様の効果を発揮することが出来る。
また、本発明のうち第六の発明は、先端に孔8a等の注
射針導入穴を介してハブ挿着孔4b等のハブ挿着穴が形
成されたシリンジ本体2等のシリンジ本体を有するシリ
ンジ100等のシリンジに対して、注射器用ハブを着脱
自在に接続したハブの接続構造において、前記ハブ挿着
穴に第三の発明のハブのハブ本体を、前記ハブ挿着穴に
挿入され、また該ハブ挿着穴から前記シリンジ本体内に
引き抜き得ようにる着脱自在に挿入装着し、前記ハブ挿
着穴の内周面7a等の内周面に溝が環状に形成された形
のシ−ル溝59等のハブシ−ル部を設けると共に、前記
ハブ本体のシ−ルリブ57等のシ−ル部を該ハブシール
部に対して所定の復元力Fbc或いは、復元力Fc等の
所定の接触圧力で接触係合させた形で設け、前記ハブシ
−ル部以外のハブ挿着穴の内周面と、前記ハブ本体の外
周面10i等の外周面との間に、隙間空間49等の間隙
を形成して構成したので、第3の発明の効果に加えて、
第4の発明と同様の効果を発揮することが出来る。ま
た、本発明のうち第七の発明は、第五又は第六の発明に
よるハブの接続構造において、ハブ止溝10e或いは、
シ−ルリブ57等の前記シール部の幅とハブ止リブ7d
或いは、シ−ル溝59等の前記ハブシール部の幅が相違
するようにして構成したので、それぞれの発明の効果に
加えて、シール部とハブシール部が係合する際に、その
接触部位をハブの軸方向断面において点接触状態とする
ことが出来、面接触によるシールに比して高度のシール
性能を発揮させることが出来る。また、本発明のうち第
八の発明は、先端に孔8a等の注射針導入穴を介してハ
ブ挿着孔4b等のハブ挿着穴が形成されたシリンジ本体
2等のシリンジ本体を有するシリンジ100等のシリン
ジに対して、注射器用ハブを着脱自在に接続したハブの
接続構造において、前記ハブ挿着穴に第三の発明のハブ
のハブ本体を、前記ハブ挿着穴に挿入され、また該ハブ
挿着穴から前記シリンジ本体内に引き抜き得ようにる着
脱自在に挿入装着し、前記ハブ挿着穴の内周面7a等の
内周面と同一の面上に内周面7a等のハブシール部を設
けると共に、前記ハブ本体のシ−ルリブ57或いは、ヒ
ダ部61等のシ−ル部を該ハブシール部に対して所定の
復元力Fbc或いは、復元力Fc等の所定の接触圧力で
接触係合させた形で設け、前記ハブシ−ル部以外のハブ
挿着穴の内周面と、前記ハブ本体の外周面10i等の外
周面との間に、隙間空間49等の間隙を形成して構成し
たので、第3の発明の効果に加えて、第4の発明と同様
の効果を発揮することが出来る。また、本発明のうち第
九の発明は、第四又は第五又は第六又は第八の発明のハ
ブの接続構造において、前記ハブ本体を前記注射針導入
穴側から前記ハブ挿着穴に対して挿着し得るようにして
構成したので、それぞれの発明の効果に加えて、ハブ装
着時には、ピストンをシリンジ本体に装着した状態で行
なうことが可能となり、ハブ装着時に塵埃がシリンジ本
体内に侵入する可能性を低めることが出来、衛生的であ
る。また、本発明のうち第十の発明は、第四又は第五又
は第六又は第八の発明のハブの接続構造において、前記
シリンジ本体の注射針導入穴の周囲に1個以上のスリッ
ト50等のスリットを形成して構成したので、それぞれ
の発明の効果に加えて、当該スリットの弾性変形を利用
してハブをハブ装着穴側から容易に挿入装着することが
出来るばかりか、ハブ装着時には、ピストンをシリンジ
本体に装着した状態で行なうことが可能となり、ハブ装
着時に塵埃がシリンジ本体内に侵入する可能性を低める
ことが出来、衛生的である。また、本発明のうち第11
乃至第14の発明は、第4乃至第6及び第8の発明の接
続構造をなすシリンジ100等のシリンジ及びハブ9等
のハブを有し、前記シリンジ本体に、該シリンジ本体の
内部空間2a等の内部を軸方向に閉塞する形のピストン
29等のピストンを、前記シリンジ本体に対して軸方向
に移動自在に設け、前記ピストンに、前記ハブのピスト
ン係合孔20等のハブ側係合手段と係合し得るハブ係合
部36等のピストン側係合手段を、前記ハブ側係合手段
に対向する形で設け、前記ハブの針挿入孔12等の針挿
入孔に、注射針26等の注射針を設けて構成したので、
第4の発明の効果に加えて、使用後にハブをピストンの
ピストン側係合手段と係合させて、シリンジ内部に注射
針と共に引き抜くことが可能となり、通常の注射器を操
作する場合と同じピストンの押し引き動作のみで、使用
済みの注射針を容易にシリンジ内部に引き込むことが出
来、誰にでも操作が容易で誤操作の危険性がなく、安全
性が高い。また、本発明のうち第十五の発明は、第十二
又は第十三の発明の注射器において、前記シール部の幅
と前記ハブシール部の幅が相違するようにして構成した
ので、それぞれの発明の効果に加えて、シール部とハブ
シール部が係合する際に、その接触部位をハブの軸方向
断面において点接触状態とすることが出来、面接触によ
るシールに比して高度のシール性能を発揮させることが
出来る。また、本発明のうち第十六の発明は、第十一又
は第十二又は第十三又は第十四の発明の注射器におい
て、前記ピストンはピストン本体30等のピストン本体
が外押圧板32等の操作部と内押圧板33等の薬液押圧
部の間で折取り自在に構成したので、それぞれの発明の
効果に加えて、ピストンを折り取ることにより、以後注
射針をシリンジ内部に保持したピストン先端部をシリン
ジ内にピストン先端部に保持させた形で、外部から操作
不能な状態で、留置することが出来、以後の廃棄処理作
業に際した安全性が高い。また、本発明のうち第十七の
発明は、第十六の発明の注射器において、前記シリンジ
本体に係止リブ3b等のピストンストッパを、前記ピス
トンの内押圧板33等の薬液押圧部が前記シリンジ本体
から抜け出さないように形成して構成したので、第16
の発明の効果に加えて、注射針と共にピストンを移動さ
せる際に、不用意にピストンがシリンジ本体から抜け出
て、使用済みの注射針により、操作者を傷つけてしまう
ことが防止され、安全性が高い。また、本発明のうち第
十八及び十九の発明は、第十六及び17の発明の注射器
において、前記ピストンのピストン本体30等のピスト
ン本体には切欠き31等の折取り用切欠きが形成されて
いるので、それぞれの発明の効果に加えて、ピストンの
折り取り動作を該切り欠きを利用して容易に行なうこと
が出来る。また、本発明のうち第二十の発明は、第十九
の発明の注射器において、前記切り欠きは、前記ピスト
ンが前記ピストンストッパに当接した際に、前記シリン
ジ本体の開口端部3a等の端部に位置し得るように形成
したので、第19の発明の効果に加えて、ピストンをピ
ストンストッパに当たるまで引き、直ちに端部を利用し
てピストンを折り取ることが出来、注射針のシリンジ内
への収納及び留置動作を連続的に行なうことが出来、効
率的な注射及び廃棄作業を行なうことが出来る。また、
本発明のうち第二十一の発明は、第十一又は第十二又は
第十三又は第十四の発明の注射器を組立る際、ハブを、
前記シリンジ本体のピストン装着側より前記ハブ挿着穴
に対して挿入し、前記ハブを、該ハブのシ−ル部と前記
ハブ挿着部のハブシ−ル部とを互いに弾性的に係合させ
る形で設置し、前記シリンジに、ピストンを挿入し、前
記ハブの針挿入孔に、注射針を挿入接続して構成したの
で、それぞれに発明の効果に加えて、ハブをピストン装
着側から挿入する形で組み立てることが可能となる。ま
た、本発明のうち第二十二の発明は、第十一又は第十二
又は第十三又は第十四の発明の注射器を組立る際、前記
シリンジに、ピストンを挿入し、ハブを、前記シリンジ
本体の注射針導入穴側より前記ハブ挿着穴に対して挿入
し、前記ハブを、該ハブのシ−ル部と前記ハブ挿着部の
ハブシ−ル部とを互いに弾性的に係合させる形で設置
し、前記ハブの針挿入孔に、注射針を挿入接続して構成
したので、それぞれの効果に加えて、ハブ装着時には、
ピストンをシリンジ本体に装着した状態で行なうことが
可能となり、ハブ装着時に塵埃がシリンジ本体内に侵入
する可能性を低めることが出来、衛生的である。また、
本発明のうち第二十三の発明は、第十一又は第十二又は
第十三又は第十四の発明の注射器を組立る際、前記シリ
ンジに、ピストンを挿入し、注射針の装着された状態の
ハブを、前記シリンジ本体の注射針導入穴側より前記ハ
ブ挿着穴に対して挿入し、前記ハブを、該ハブのシ−ル
部と前記ハブ挿着部のハブシ−ル部とを互いに弾性的に
係合させる形で設置して構成したので、それぞれの効果
に加えて、ハブ装着時には、ピストンをシリンジ本体に
装着した状態で行なうことが可能となり、ハブ装着時に
塵埃がシリンジ本体内に侵入する可能性を低めることが
出来、衛生的である。また、ハブのハブ装着穴への装着
時には、既に注射針がハブに装着されているので、組立
て済みの状態のシリンジに対し注射針の装着という余分
な作業を行なうことを回避することが出来、組立て作業
を迅速に行なうことが出来る。また、本発明のうち第二
十四の発明は、第十一又は第十二又は第十三又は第十四
の発明の注射器を組立る際、前記シリンジ本体の注射針
導入穴の周囲に1個以上のスリットを形成しておき、前
記シリンジに、ピストンを挿入し、注射針の装着された
状態のハブを、前記シリンジ本体の注射針導入穴側より
前記ハブ挿着穴に対して挿入し、前記ハブを、該ハブの
シ−ル部と前記ハブ挿着部のハブシ−ル部とを互いに弾
性的に係合させる形で設置して構成したので、それぞれ
の効果に加えて、ハブ装着時には、ピストンをシリンジ
本体に装着した状態で行なうことが可能となり、ハブ装
着時に塵埃がシリンジ本体内に侵入する可能性を低める
ことが出来、衛生的である。また、ハブのハブ装着穴へ
の装着時には、既に注射針がハブに装着されているの
で、組立て済みの状態のシリンジに対し注射針の装着と
いう余分な作業を行なうことを回避することが出来、組
立て作業を迅速に行なうことが出来る。また、スリット
の弾性変形を利用してハブをハブ装着穴側から容易に挿
入装着することが出来るので、ハブの装着作業を迅速か
つ容易に行なうことができる。また、本発明のうち第二
十五の発明は、第十一又は第十二又は第十三又は第十四
の発明の注射器を組立る際、前記シリンジ本体の注射針
導入穴の周囲に1個以上のスリットを形成しておき、前
記シリンジに、ピストンを挿入し、ハブを、前記シリン
ジ本体の注射針導入穴側より前記ハブ挿着穴に対して挿
入し、前記ハブを、該ハブのシ−ル部と前記ハブ挿着部
のハブシ−ル部とを互いに弾性的に係合させる形で設置
し、前記ハブの針挿入孔に、注射針を挿入接続して構成
したので、それぞれの効果に加えて、ハブ装着時には、
ピストンをシリンジ本体に装着した状態で行なうことが
可能となり、ハブ装着時に塵埃がシリンジ本体内に侵入
する可能性を低めることが出来、衛生的である。また、
スリットの弾性変形を利用してハブをハブ装着穴側から
容易に挿入装着することが出来るので、ハブの装着作業
を迅速かつ容易に行なうことができる。
以下、本発明の実施例を図面に基づき説明する。
【図1】図1は、本発明による注射器の一例を示した模
式断面図である。
式断面図である。
【図2】図2は、図1に示す注射器のハブ付近における
拡大断面図である。
拡大断面図である。
【図3】図3は、図2に示すハブ挿着部付近の自然状態
の図である。
の図である。
【図4】図4は、図2に示すハブ挿着部とハブとの間の
力学的関係を示した図である。
力学的関係を示した図である。
【図5】図5は、図1に示すハブとピストンの位置関係
を示した図である。
を示した図である。
【図6】図6は、図2に示すハブ挿着部に、ハブを挿着
する工程を示した図である。
する工程を示した図である。
【図7】図7は、図2に示すハブ挿着部に、ハブを挿着
する工程を示した図である。
する工程を示した図である。
【図8】図8は、図2に示すハブ挿着部とハブとの間の
力学的関係を示した図である。
力学的関係を示した図である。
【図9】図9は、図2に示すハブに、ピストンを係合さ
せる工程を示した図である。
せる工程を示した図である。
【図10】図10は、図1に示す注射器において、ピス
トンの折り取りを行っている図である。
トンの折り取りを行っている図である。
【図11】図11は、本発明による注射器のうち、シリ
ンジにスリットが設けられて構成された注射器の一例を
示した模式断面図である。
ンジにスリットが設けられて構成された注射器の一例を
示した模式断面図である。
【図12】図12は、図11に示す注射器のハブ付近に
おける拡大断面図である。
おける拡大断面図である。
【図13】図13は、図11に示すハブ挿着部付近の自
然状態の図である。
然状態の図である。
【図14】図14は、図13のI矢視図である。
【図15】図15は、図12に示すハブ挿着部とハブと
の間の力学的関係を示した図である。
の間の力学的関係を示した図である。
【図16】図16は、本発明による注射器のうち、ハブ
側にシ−ルリブが形成され、ハブ挿入孔側にシ−ル溝が
形成された注射器の一例におけるハブ付近の拡大断面図
である。
側にシ−ルリブが形成され、ハブ挿入孔側にシ−ル溝が
形成された注射器の一例におけるハブ付近の拡大断面図
である。
【図17】図17は、本発明による注射器のうち、ハブ
側にシ−ルリブが形成され、ハブ挿入孔側のハブシ−ル
部がハブ挿入孔の内周面に一致する形の注射器の一例に
おけるハブ付近の拡大断面図である。
側にシ−ルリブが形成され、ハブ挿入孔側のハブシ−ル
部がハブ挿入孔の内周面に一致する形の注射器の一例に
おけるハブ付近の拡大断面図である。
【図18】図18は、本発明による注射器のうち、ハブ
側にヒダ部が形成され、ハブ挿入孔側のハブシ−ル部が
ハブ挿入孔の内周面に一致する形の注射器の一例におけ
るハブ付近の拡大断面図である。
側にヒダ部が形成され、ハブ挿入孔側のハブシ−ル部が
ハブ挿入孔の内周面に一致する形の注射器の一例におけ
るハブ付近の拡大断面図である。
1……注射器 2……シリンジ本体 2a……内部(内部空間) 3a……端部(開口端部) 3b……ピストンストッパ(係止リブ) 4b……ハブ挿入穴(ハブ挿入孔) 7a……内周面、或いは、シ−ル部(内周面) 7d……ハブ止リブ(ハブシ−ル部) 8a……注射針導入穴(孔) 9……ハブ 11a……一端(端面) 10b……他端(端面) 10e……シ−ル部(ハブ止溝) 10i……外周面 12……針挿入孔 19……流通孔 20……ハブ側係合手段(ピストン係合孔) 26……注射針 29……ピストン 30……ピストン本体 31……切欠き 32……操作部(外押圧板) 33……薬液押圧部(内押圧板) 36……ピストン側係合手段(ハブ係合部) 49……間隙(隙間空間) 50……スリット 57……シ−ル部(シ−ルリブ) 59……ハブシ−ル部(シ−ル溝) 61……シ−ル部(ヒダ部) 90……ハブ本体 100……シリンジ
Claims (25)
- 【請求項1】ピストンが摺動自在に装着されたシリンジ
本体を有し、該シリンジ本体の先端に、注射針導入穴を
介して筒状に形成されたハブ挿着穴を形成し、該ハブ挿
着穴に対して着脱自在に挿着される注射器用のハブにお
いて、 前記ハブは、前記ハブ挿着穴に挿入され、また該ハブ挿
着穴から前記シリンジ本体内に引き抜き得る筒状のハブ
本体を有し、 前記ハブ本体の外周部に、シ−ル部を、前記ハブ挿着穴
の内面と係合し得るように、環状に形成し、 前記ハブ本体の前記シ−ル部以外の部分の外径を、前記
ハブ挿着穴の対応する部分の内径よりも小なる形に形成
し、 前記ハブ本体の一端に、注射針を挿入し得る針挿入孔
を、前記ハブ本体の軸心方向に設け、 前記ハブ本体に、流通孔を、前記針挿入孔と前記シリン
ジ本体内とを軸心方向に連通し得る形で設け、 前記ハブ本体の他端に、ハブ側係合手段を、前記ピスト
ンと係合自在に設けて構成した注射器用のハブ。 - 【請求項2】シ−ル部を溝の形で形成して構成した請求
項1記載のハブ。 - 【請求項3】シ−ル部を突条の形で形成して構成した請
求項1記載のハブ。 - 【請求項4】先端に注射針導入穴を介してハブ挿着穴が
形成されたシリンジ本体を有するシリンジに対して、注
射器用ハブを着脱自在に接続したハブの接続構造におい
て、 前記ハブ挿着穴に請求項1記載のハブのハブ本体を、前
記ハブ挿着穴に挿入され、また該ハブ挿着穴から前記シ
リンジ本体内に引き抜き得ようにる着脱自在に挿入装着
し、 前記ハブ挿着穴の内周面にハブシ−ル部を環状に設ける
と共に、前記ハブ本体のシ−ル部を該ハブシール部に対
して所定の接触圧力で接触係合させた形で設け、 前記ハブシ−ル部以外のハブ挿着穴の内周面と、前記ハ
ブ本体の外周面との間に、間隙を形成して構成したハブ
の接続構造。 - 【請求項5】先端に注射針導入穴を介してハブ挿着穴が
形成されたシリンジ本体を有するシリンジに対して、注
射器用ハブを着脱自在に接続したハブの接続構造におい
て、 前記ハブ挿着穴に請求項2記載のハブのハブ本体を、前
記ハブ挿着穴に挿入され、また該ハブ挿着穴から前記シ
リンジ本体内に引き抜き得ようにる着脱自在に挿入装着
し、 前記ハブ挿着穴の内周面に突条が環状に形成された形の
ハブシ−ル部を設けると共に、前記ハブ本体のシ−ル部
を該ハブシール部に対して所定の接触圧力で接触係合さ
せた形で設け、 前記ハブシ−ル部以外のハブ挿着穴の内周面と、前記ハ
ブ本体の外周面との間に、間隙を形成して構成したハブ
の接続構造。 - 【請求項6】先端に注射針導入穴を介してハブ挿着穴が
形成されたシリンジ本体を有するシリンジに対して、注
射器用ハブを着脱自在に接続したハブの接続構造におい
て、 前記ハブ挿着穴に請求項3記載のハブのハブ本体を、前
記ハブ挿着穴に挿入され、また該ハブ挿着穴から前記シ
リンジ本体内に引き抜き得ようにる着脱自在に挿入装着
し、 前記ハブ挿着穴の内周面に溝が環状に形成された形のハ
ブシ−ル部を設けると共に、前記ハブ本体のシ−ル部を
該ハブシール部に対して所定の接触圧力で接触係合させ
た形で設け、 前記ハブシ−ル部以外のハブ挿着穴の内周面と、前記ハ
ブ本体の外周面との間に、間隙を形成して構成したハブ
の接続構造。 - 【請求項7】前記シール部の幅と前記ハブシール部の幅
が相違するようにして構成した請求項5又は6記載のハ
ブの接続構造。 - 【請求項8】先端に注射針導入穴を介してハブ挿着穴が
形成されたシリンジ本体を有するシリンジに対して、注
射器用ハブを着脱自在に接続したハブの接続構造におい
て、 前記ハブ挿着穴に請求項3記載のハブのハブ本体を、前
記ハブ挿着穴に挿入され、また該ハブ挿着穴から前記シ
リンジ本体内に引き抜き得ようにる着脱自在に挿入装着
し、 前記ハブ挿着穴の内周面と同一の面上にハブシール部を
設けると共に、前記ハブ本体のシ−ル部を該ハブシール
部に対して所定の接触圧力で接触係合させた形で設け、 前記ハブシ−ル部以外のハブ挿着穴の内周面と、前記ハ
ブ本体の外周面との間に、間隙を形成して構成したハブ
の接続構造。 - 【請求項9】前記ハブ本体を前記注射針導入穴側から前
記ハブ挿着穴に対して挿着し得るようにして構成した請
求項4又は5又は6又は8記載のハブの接続構造。 - 【請求項10】前記シリンジ本体の注射針導入穴の周囲
に1個以上のスリットを形成して構成した請求項4又は
5又は6又は8記載のハブの接続構造。 - 【請求項11】請求項4記載の接続構造をなすシリンジ
及びハブを有し、 前記シリンジ本体に、該シリンジ本体の内部を軸方向に
閉塞する形のピストンを、前記シリンジ本体に対して軸
方向に移動自在に設け、 前記ピストンに、前記ハブのハブ側係合手段と係合し得
るピストン側係合手段を、前記ハブ側係合手段に対向す
る形で設け、 前記ハブの針挿入孔に、注射針を設けて構成した注射
器。 - 【請求項12】請求項5記載の接続構造をなすシリンジ
及びハブを有し、 前記シリンジ本体に、該シリンジ本体の内部を軸方向に
閉塞する形のピストンを、前記シリンジ本体に対して軸
方向に移動自在に設け、 前記ピストンに、前記ハブのハブ側係合手段と係合し得
るピストン側係合手段を、前記ハブ側係合手段に対向す
る形で設け、 前記ハブの針挿入孔に、注射針を設けて構成した注射
器。 - 【請求項13】請求項6記載の接続構造をなすシリンジ
及びハブを有し、 前記シリンジ本体に、該シリンジ本体の内部を軸方向に
閉塞する形のピストンを、前記シリンジ本体に対して軸
方向に移動自在に設け、 前記ピストンに、前記ハブのハブ側係合手段と係合し得
るピストン側係合手段を、前記ハブ側係合手段に対向す
る形で設け、 前記ハブの針挿入孔に、注射針を設けて構成した注射
器。 - 【請求項14】請求項8記載の接続構造をなすシリンジ
及びハブを有し、 前記シリンジ本体に、該シリンジ本体の内部を軸方向に
閉塞する形のピストンを、前記シリンジ本体に対して軸
方向に移動自在に設け、 前記ピストンに、前記ハブのハブ側係合手段と係合し得
るピストン側係合手段を、前記ハブ側係合手段に対向す
る形で設け、 前記ハブの針挿入孔に、注射針を設けて構成した注射
器。 - 【請求項15】前記シール部の幅と前記ハブシール部の
幅が相違するようにして構成した請求項12又は13記
載の注射器。 - 【請求項16】前記ピストンはピストン本体が操作部と
薬液押圧部の間で折取り自在に構成された請求項第11
又12又は13又は14記載の注射器。 - 【請求項17】前記シリンジ本体にピストンストッパ
を、前記ピストンの薬液押圧部が前記シリンジ本体から
抜け出さないように形成して構成した請求項16記載の
注射器。 - 【請求項18】前記ピストンのピストン本体には折取り
用切欠きが形成されている請求項16記載の注射器。 - 【請求項19】前記ピストンのピストン本体には折取り
用切欠きが形成されている請求項17記載の注射器。 - 【請求項20】前記切り欠きは、前記ピストンが前記ピ
ストンストッパに当接した際に、前記シリンジ本体の端
部に位置し得るように形成された請求項19記載の注射
器。 - 【請求項21】請求項11又は12又は13又は14記
載の注射器を組立る際、 ハブを、前記シリンジ本体のピストン装着側より前記ハ
ブ挿着穴に対して挿入し、 前記ハブを、該ハブのシ−ル部と前記ハブ挿着部のハブ
シ−ル部とを互いに弾性的に係合させる形で設置し、 前記シリンジに、ピストンを挿入して構成した注射器の
組立方法。 - 【請求項22】請求項11又は12又は13又は14記
載の注射器を組立る際、 前記シリンジに、ピストンを挿入し、 ハブを、前記シリンジ本体の注射針導入穴側より前記ハ
ブ挿着穴に対して挿入し、 前記ハブを、該ハブのシ−ル部と前記ハブ挿着部のハブ
シ−ル部とを互いに弾性的に係合させる形で設置し、 前記ハブの針挿入孔に、注射針を挿入接続して構成した
注射器の組立方法。 - 【請求項23】請求項11又は12又は13又は14記
載の注射器を組立る際、 前記シリンジに、ピストンを挿入し、 注射針の装着された状態のハブを、前記シリンジ本体の
注射針導入穴側より前記ハブ挿着穴に対して挿入し、 前記ハブを、該ハブのシ−ル部と前記ハブ挿着部のハブ
シ−ル部とを互いに弾性的に係合させる形で設置して構
成した注射器の組立方法。 - 【請求項24】請求項11又は12又は13又は14記
載の注射器を組立る際、 前記シリンジ本体の注射針導入穴の周囲に1個以上のス
リットを形成しておき、 前記シリンジに、ピストンを挿入し、 注射針の装着された状態のハブを、前記シリンジ本体の
注射針導入穴側より前記ハブ挿着穴に対して挿入し、 前記ハブを、該ハブのシ−ル部と前記ハブ挿着部のハブ
シ−ル部とを互いに弾性的に係合させる形で設置して構
成した注射器の組立方法。 - 【請求項25】請求項11又は12又は13又は14記
載の注射器を組立る際、 前記シリンジ本体の注射針導入穴の周囲に1個以上のス
リットを形成しておき、 前記シリンジに、ピストンを挿入し、 ハブを、前記シリンジ本体の注射針導入穴側より前記ハ
ブ挿着穴に対して挿入し、 前記ハブを、該ハブのシ−ル部と前記ハブ挿着部のハブ
シ−ル部とを互いに弾性的に係合させる形で設置し、 前記ハブの針挿入孔に、注射針を挿入接続して構成した
注射器の組立方法。
Priority Applications (12)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5079184A JP2527703B2 (ja) | 1993-03-12 | 1993-03-12 | 注射器及び注射器の組立方法 |
| DK94103444T DK0620018T3 (da) | 1993-03-12 | 1994-03-07 | Sprøjte med tilbagetrækkelig nål |
| DE69419959T DE69419959T2 (de) | 1993-03-12 | 1994-03-07 | Spritze mit zurückziehbarer Nadel |
| ES94103444T ES2137274T3 (es) | 1993-03-12 | 1994-03-07 | Jeringuilla de aguja retractil. |
| EP94103444A EP0620018B1 (en) | 1993-03-12 | 1994-03-07 | Retractable needle syringe |
| CA002118609A CA2118609A1 (en) | 1993-03-12 | 1994-03-09 | Hub for syringe, connecting structure of hub, syringe, syringe assembly and method of assembling syringe assembly |
| AU57750/94A AU687771B2 (en) | 1993-03-12 | 1994-03-11 | Hub for syringe, connecting structure of hub, syringe, syringe assembly and method of assembling syringe assembly |
| KR1019940004927A KR940021085A (ko) | 1993-03-12 | 1994-03-12 | 주사기용 허브, 허브의 접속구조, 실린지, 주사기 및 주사기의 조립방법 |
| TW083108190A TW278043B (ja) | 1993-03-12 | 1994-09-06 | |
| US08/531,670 US5772687A (en) | 1993-03-12 | 1995-09-21 | Hub for syringe, connecting structure of hub, syringe, syringe assembly and method of assembling syringe assembly |
| US08/616,830 US5968020A (en) | 1993-03-12 | 1996-03-15 | Syringe assembly |
| US08/681,708 US5810782A (en) | 1993-03-12 | 1996-07-29 | Hub for syringe, connecting structure of hub, syringe, syringe assembly and method of assembling syringe assembly |
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|---|---|---|---|
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| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06261947A true JPH06261947A (ja) | 1994-09-20 |
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|---|---|
| JP (1) | JP2527703B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH06285167A (ja) * | 1993-04-06 | 1994-10-11 | Yoshikuni Saito | 注射器用のシリンジ |
| JPWO2018180566A1 (ja) * | 2017-03-31 | 2020-02-06 | テルモ株式会社 | 針付き外筒およびその製造方法 |
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| JPH0397468A (ja) * | 1989-06-15 | 1991-04-23 | Yong-Chul Bang | 安全注射器 |
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1993
- 1993-03-12 JP JP5079184A patent/JP2527703B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Also Published As
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|---|---|
| JP2527703B2 (ja) | 1996-08-28 |
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