JPH06262133A - つや消し化粧材 - Google Patents

つや消し化粧材

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JPH06262133A
JPH06262133A JP7500493A JP7500493A JPH06262133A JP H06262133 A JPH06262133 A JP H06262133A JP 7500493 A JP7500493 A JP 7500493A JP 7500493 A JP7500493 A JP 7500493A JP H06262133 A JPH06262133 A JP H06262133A
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JP
Japan
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decorative material
matte
refractive index
coating
ionizing radiation
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Application number
JP7500493A
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English (en)
Inventor
Kazuhiro Takahashi
一弘 高橋
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Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 透明性、防眩性に優れたつや消し化粧材を提
供する。 【構成】 化粧材の絵柄層2に、屈折率がn1 である透
明合成樹脂ビーズと、屈折率がn2 であり、そして、n
1 ≒n2 である透明電離放射線硬化型樹脂組成物との組
成物からなる塗布液より、硬化して、製膜した表面に微
小凹凸模様があるつや消し層3とより構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、建材用化粧シート、更
に詳しくは、化粧表面に透明性、防眩性に優れた、つや
消し化粧シートに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、化粧材の表面保護には、硬度があ
り耐擦過性に優れた、電離放射線硬化型樹脂組成物から
なる塗膜が使用されていた。また、この塗膜のつやを消
すためには、体質顔料、無定形シリカ等を配合してい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の、つや消し化粧
材にあっては、耐擦過性の要求度が極めて高いため、強
光沢ではあるが、硬度のある電離放射線硬化型樹脂に艶
消し剤として、体質顔料、無定形シリカを含む樹脂組成
物からなる塗膜を化粧シートの上に設けて、構成してい
た。この無定形シリカは、化粧材の表面に、充分な防眩
性を付与するためには、シリカが樹脂100重量部に対
し2重量部以上の割合で配合することが必要とされ、こ
のように大量の無機物が配合された塗膜では、防眩性は
優れるが、透明性に欠けるために化粧材の絵柄が不鮮明
になるという問題があった。
【0004】本発明は、防眩性に優れると同時に透明性
の低下もなく、化粧材の絵柄が鮮明にみえる、つや消し
化粧シートの提供を目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、化粧材の片面に屈折率がn1 である透明合成樹脂
のビーズと、屈折率がn2 である透明電離放射線硬化型
樹脂との組成物とからなる塗布液より硬化し、製膜した
表面が微小凹凸模様をもつ、つや消し層であり、そして
屈折率が、n1 ≒n2 であり、電離放射線硬化型樹脂樹
脂組成物には、粒径0.5μm以下のシリカビーズを
0.01〜0.1%含ませることにより、塗布液の分離
を防止したものである。
【0006】化粧材は、公知の基材であるシート、フイ
ルム、板、成形品等にに装飾性を施したもので、その材
料には次のものが挙げられる。薄葉紙、クラフト紙、塩
化ビニル等のゾルコート紙等の紙加工シート、 ポリエ
チレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、
ポリカーボネート、ポリアミド、ポリイミド、硬質塩化
ビニル、軟質塩化ビニル、ポリエチレン、ポリプロピレ
ン、エチレン・アクリル酸共重合物、エチレン・酢酸ビ
ニル共重合物、エチレン・エチルアクリレート共重合
物、ポリメチルペンテン、ポリメチルメタクリレート、
ポリブチラール、トリアセチルセルロース、ジアセチル
セルロース、ポリウレタン等から形成する、透明、ある
いは、着色のプラスチックシート、木材単板、合板、石
膏ボード等のボード類がある。好ましくは、貼合適性を
もつ可塑剤が樹脂100部に対して25〜40部を含む
塩化ビニルシートである。
【0007】基材に施す化粧は、従来より行われている
方法が採られ、例えば、 グラビア印刷、グラビアオフセット印刷、フレキソ
印刷、平版印刷等による輪転印刷や、枚葉印刷による絵
柄、あるいは、ロールコーティング、グラビアコーティ
ング、フローコーティングによる単色の形成。そして、
その絵柄は、板目、柾目、杢目等の木目模様、石目模
様、布目模様、砂目等の天然物の模写をしたもの、文字
記号、抽象柄がある。 平行な直線群または、曲線群で形成する万線模様、木
目模様、石目模様、布目模様、砂目等の天然物の模写を
したもの、文字記号、抽象柄等の基材に設ける凹凸模様
層(特公平2ー63900号公報参照)の形成。 着色料を含ませることにより構成する単色の基材。 凹凸模様を施した化粧基材の全面に着色インキ又
は、塗料を塗布し、該塗布基材上を、ドクターブレー
ド、エァーナイフ、あるいは、スポンジ、布等を表面材
とするローラー等で拭き取り、凸部のインキ又は、塗料
を除去することにより、凹部に着色インキを充填して、
木目の導管部等の形成(特公昭58ー14312号公報
参照)する方法。 等の化粧方法が挙げられる。
【0008】電離放射線硬化型樹脂組成物に用いられる
塗膜形成樹脂は、分子中に重合性不飽和結合、または、
エポキシ基をもつプレポリマー、オリゴマー及び/又は
単量体を適宜に混合した組成物である。これらの樹脂系
としては、多官能ウレタンアクリレート、ポリエステル
アクリレート、エポキシアクリレート等のアクリレー
ト、シロキサン等のけい素樹脂、ポリエステル、エポキ
シ樹脂等が挙げられる。
【0009】前記のプレポリマー、オリゴマーの例とし
ては、不飽和ジカルボン酸と多価アルコールの縮合物等
の不飽和ポリエステル類、及び/又は、分子中に2個以
上のチオール基をもつポリオール化合物、例えば、トリ
メチロールプロパントリチオグリコレート、トリメチロ
ールプロパントリチオプロピオピレート、ペンタエリス
リトールテトラチオグリコール等がある。又、以上の化
合物を必要に応じて、単体もしくは2種以上の混合物と
して用いるが、樹脂組成物に通常の塗布適性をもたせる
ために、前記のプレポリマー又はオリゴマーを5重量%
以上、前記の単量体及び/又はポリオールを95%以下
とすることが好ましい。以上のような、1官能アクリレ
ート系単体としては、2−ヒドロキシアクリレート、2
−ヘキシルアクリレート、フエノキシエチルアクリレー
ト等が挙げられる。また、2官能アクリレート系単量体
としては、エチレングリコールジアクリレート、1,6
−ヘキサンジオールアクリレート等があり、更に、3官
能基以上のアクリレート系の単量体としてはトリメチロ
ールプロパントリアクリレート、ジペンタエリスリトー
ルヘキサアクリレート等が挙げられる。
【0010】なお、本発明で記載の電離放射線とは、電
磁波または荷電粒子線のうち分子を重合、架橋するエネ
ルギー量子をもつことを意味し、通常は紫外線、電子線
が用いられる。特に、紫外線で硬化する場合は、前記の
電離放射線硬化型樹脂組成物に光重合開始剤として、ア
セトフエノン類、ベンゾフエノン類、ミヒラベンゾイル
ベンゾエート、α−アミロキシムエステル、テトラメチ
ルメウラムモノサルフアイド、チオキサントン類、及び
/又は、光増感剤としてn−ブチルアミン、トリエチル
アミン、トリ−n−ブチルホスフイン等を混合して用い
る。
【0011】防眩性を付与する塗布液は、屈折率がn1
である透明合成樹脂のビーズと、屈折率がn2 である透
明電離放射線硬化型樹脂をバインダーとする組成物から
構成される。そして、n1 ≒n2 で、|n1 −n2 |≦
0.2であることが好ましい。また、合成樹脂ビーズ
は、球形状で、乱反射が少なく、透明であることはいう
までもない。そして、バインダー樹脂との間に気泡が残
らないように、ビーズの表面形状の凹凸が少ないものを
選定し、場合によっては塗布液の構成時に、脱泡作業を
行う。更に、上記の塗布液に含まれる合成樹脂ビーズの
沈降を防止する目的で、無定形シリカを0.01〜0.
1重量部含ませたものより構成される。塗布膜の表面粗
さRaが100μm以上になると、粒子が肉眼で識別す
ることができ、つや消しというよりは、もしろ、単なる
凹凸状の表面となる。したがって、表面のつや消し効果
が発揮できる合成樹脂ビーズ及び、無定形シリカの粒径
Ra≒1〜100μmである。電離放射線硬化型樹脂合
成樹脂ビーズの屈折率が限定される理由は、電離放射線
硬化型樹脂の屈折率は、1.40〜1.60が一般的で
ある。したがって、それに近い屈折率をもつ樹脂ビーズ
を選択すれば、塗膜の透明性が損なわれずに、防眩性を
付与することができる。次に、電離放射線硬化型樹脂の
屈折率に近い樹脂ビーズを表1に示す。
【0012】
【表1】
【0013】本発明の塗布液は、粒径が3〜8μmの樹
脂ビーズを、バインダー樹脂100重量部に対して2〜
10重量部、望ましくは3〜6重量部の割合で混合、分
散させたものである。この塗布液に含まれる樹脂ビーズ
は、保存あるいは塗布時に、分離、沈降し易い傾向があ
る。これを防ぐ目的で、粒径0.5μm以下のシリカを
沈降防止剤として加えることができる。シリカの添加
は、有機フイラーの沈降防止には有効ではあるが、透明
性を損なうことになる。塗膜の透明性を損なわずに、沈
降防止効果があるシリカの使用量は、バインダー樹脂1
00重量部に対して0.1重量部以下が好ましい。
【0014】更に、本発明の塗布膜面に、静電気に原因
する、粉塵付着による汚染を防止する目的で、帯電防止
剤として界面活性剤を含ませることもできる。使用する
界面活性剤は、非イオン界面活性剤であるグリセリン脂
肪酸エステル類、ソルビタン脂肪酸エステル類、ポリオ
キシエチレンアルキルフエニルエーテルやイオン性界面
活性剤であるアルキルスルホン酸塩、アルキルベンゼン
スルホン酸塩、アルキルナフタレンスルホン酸塩、アル
キルサルフエート、ポリオキシエチレンアルキルフオス
フエートがある。又、塗膜表面の耐擦傷性を改善するた
めに、フッ素系樹脂、ワックス、シリコーン樹脂等の滑
剤を加えることもある。
【0015】本発明における塗布液の塗布は、公知の各
種方法であるロールコート、グラビアコート、グラビア
リバースコート、エァナイフコート、ブレードコート等
の方法がある。
【0016】
【実施例】
(実施例 1)基材1として、厚さ0.15mmの着色塩化ビ
ニルシートに、グラビア輪転機で木目の絵柄層2を印刷
した化粧材10を作成した。この化粧材に、紫外線硬化
型である〔配合1〕の塗布液を、ロールコータを用い、
10μmの厚さで塗布し、5秒、80Wの紫外線を照射
し、塗布液を硬化し本発明のつや消し化粧材を構成し
た。 〔塗布液の配合 1〕 ・ポリカーボネートビーズ 平均粒径10μm 5重量部 ・ウレタンアクリレート オリゴマー 35重量部 ・ウレタンアクリレート モノマー 15重量部 ・無定形シリカ 0.1重量部 ・溶 剤 45重量部 ─────────────────────────────────── 計 100重量部
【0017】(実施例 2)基材1として、厚さ0.20mm
の着色塩化ビニルシートに、グラビア輪転機で木目模様
のボケ版(木目柄の導管部分を除いた木肌部の明るい
柄)を用いて、ビニール系樹脂をバインダーとするイン
キで、該シートより濃い色でボケ版による絵柄層21を
グラビア印刷した化粧材10を作成した。次に、温度1
50℃、線圧1トン、10m/min.の条件で、該木目の
導管部の柄をもつエンボス版を用いて、その印刷した絵
柄面と0.1mm の透明塩化ビニルシート4とを、加熱圧着
して貼合すると同時にエンボスを施した。このようにし
て形成した導管の凹部に、同系等の濃色(黒色系統)の
塗布液でシート凹部を含む表面を塗布し、ドクターブレ
ードにて凸部についた塗布液を除去し、凹部にのみ残す
ようにし、更に、凸部の塗布液をワイピングペーパーで
拭き取り、導管部に着色部5を形成した。このようにし
て得た、化粧材に、実施例1と同一の紫外線硬化型であ
る〔配合1〕の塗布液を、ロールコータを用い、10μm
の厚さで塗布し、5秒、80Wの紫外線を照射し、塗布
液を硬化して、本発明のつや消し化粧材を構成した。
【0018】〔比較例〕基材シートとして、厚さ0.15mm
の塩化ビニルシートに、グラビア輪転機で木目模様を印
刷した化粧シートを作成した。この化粧シートに、配合
2の紫外線硬化型である〔配合2〕の塗布液を、ロール
コータを用い、10μmの厚さで塗布し、5秒、80Wの
紫外線を照射し、塗布液を硬化し、比較例である従来品
であるつや消し化粧シートを構成した。 〔塗布液の配合2〕 ・無定形シリカ 10重量部 ・ウレタンアクリレート オリゴマー 35重量部 ・ウレタンアクリレート モノマー 15重量部 ・溶 剤 40重量部 ───────────────────────────────── 計 100重量部
【0019】このようにして構成したつや消し化粧シー
トの、表面特性及び光学特性を表2に記載する。
【表2】 拡散透過率、ヘイズ値及びグロス値でみられるように、
透明性、防眩性に優れた、つや消し化粧シートをでき
た。
【0020】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように、化粧材
の片面に屈折率がn1 である透明合成樹脂のビーズと、
屈折率がn2 である透明電離放射線硬化型樹脂との組成
物とからなる塗布液より硬化し、製膜した表面が微小凹
凸模様をもつ、つや消し層より構成されているので、化
粧表面の透明性、防眩性に優れたつや消し化粧シートを
提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】つや消し化粧材の基本断面図である。
【図2】実施例2の導管部に着色層を設けたつや消し化
粧材の断面図である。
【符号の説明】
10 化粧材 1 基材 11 着色塩化ビニルシート 2 絵柄層 21 ボケ版による絵柄層 3 電離放射線硬化型樹脂によるつや消し樹脂層 4 透明塩化ビニルシート 5 エンボスした導管部に設けた着色層

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 化粧材の片面に、屈折率がn1 である透
    明合成樹脂のビーズと、屈折率がn2 である透明電離放
    射線硬化型樹脂との組成物からなる塗布液より硬化し、
    製膜した表面が微小凹凸模様をもつつや消し層より構成
    されており、n1 ≒n2 であることを特徴とするつや消
    し化粧材。
  2. 【請求項2】 電離放射線硬化型樹脂樹脂組成物に、無
    定形シリカを0.01〜0.1重量%を含む塗布液より
    形成した、つや消し層より構成されことを特徴とする請
    求項1記載のつや消し化粧材
JP7500493A 1993-03-10 1993-03-10 つや消し化粧材 Pending JPH06262133A (ja)

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