JPH06262332A - 型締機用の油圧回路 - Google Patents
型締機用の油圧回路Info
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- JPH06262332A JPH06262332A JP27447893A JP27447893A JPH06262332A JP H06262332 A JPH06262332 A JP H06262332A JP 27447893 A JP27447893 A JP 27447893A JP 27447893 A JP27447893 A JP 27447893A JP H06262332 A JPH06262332 A JP H06262332A
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Landscapes
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 型締シリンダの型締力を迅速、かつスムーズ
に解除して、アルミニウム高圧鋳造機による鋳造製品の
生産性を良くする。 【構成】 型締シリンダ55の型締側に作動油を供給す
るメータインロジック弁3aのスプリング室に連通する
パイロット管路8の電磁切換弁8aよりも型締側に、第
2パイロット管路9から伝達されるメータインロジック
弁3aの出口側の油圧と電磁切換弁8aのスプリング室
側の油圧とのうち、高圧側の油圧をスプリング室に伝達
するシャトル弁8cを設ければ、メータインロジック弁
3aに逆止弁機能が付与され、型締力の付与に際しては
型締側に作動油が供給されると共に、型締側の圧力が油
圧ポンプP2 の吐出圧と同圧になるとスプリング力で閉
弁する一方、型締力の解除に際しては既に閉弁状態にあ
るので、メータインロジック弁3aの閉弁に長時間を要
せず、かつ衝撃も生じることがない。
に解除して、アルミニウム高圧鋳造機による鋳造製品の
生産性を良くする。 【構成】 型締シリンダ55の型締側に作動油を供給す
るメータインロジック弁3aのスプリング室に連通する
パイロット管路8の電磁切換弁8aよりも型締側に、第
2パイロット管路9から伝達されるメータインロジック
弁3aの出口側の油圧と電磁切換弁8aのスプリング室
側の油圧とのうち、高圧側の油圧をスプリング室に伝達
するシャトル弁8cを設ければ、メータインロジック弁
3aに逆止弁機能が付与され、型締力の付与に際しては
型締側に作動油が供給されると共に、型締側の圧力が油
圧ポンプP2 の吐出圧と同圧になるとスプリング力で閉
弁する一方、型締力の解除に際しては既に閉弁状態にあ
るので、メータインロジック弁3aの閉弁に長時間を要
せず、かつ衝撃も生じることがない。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、締結機の型締シリンダ
がリターンスプリング式、複動式の如何を問わず、素早
く、かつスムーズに型締力を解除し、また、複動式の型
締シリンダでは、無負荷状態にある型締シリンダを、低
コストで、かつ油圧ポンプからの少ない作動油の供給量
で高速で伸長作動させることを可能ならしめるようにし
た射出成形機やアルミニウム高圧鋳造機等の型締機用の
油圧回路に関する。
がリターンスプリング式、複動式の如何を問わず、素早
く、かつスムーズに型締力を解除し、また、複動式の型
締シリンダでは、無負荷状態にある型締シリンダを、低
コストで、かつ油圧ポンプからの少ない作動油の供給量
で高速で伸長作動させることを可能ならしめるようにし
た射出成形機やアルミニウム高圧鋳造機等の型締機用の
油圧回路に関する。
【0002】
【従来の技術】型締機であるアルミニウム高圧鋳造機を
例として、これを、その一部切欠正面図の図5を参照し
ながら説明すると、ベッド51に立設された昇降シリン
ダ58のロッド58aの同期伸縮によりスライド54が
コラム52に案内されて昇降され、ベースプレート56
がスライド54と共に下降して、鋳型(図示省略)寸法
に対してプリセットされたストッパ(図示省略)に当接
させて軽く型締めする。そして、ベースプレート56の
上のハーフナット57を継合し、ベースプレート56の
下側のスライド54の上に設けた型締シリンダ55で型
締めを行うことによりアルミニウムの高圧鋳造が行われ
る。このアルミニウム高圧鋳造機において、最上位位置
に横架されてなるものはトッププレート53であり、ベ
ッド51の上に固定されてなるものは下型(図示省略)
が取付けられるボルスタ59であり、ベッド51の下方
位置に設けられてなるものは、射出プランジャ60aを
介して鋳造用のアルミニウムを射出する射出シリンダ6
0である。なお、型締シリンダ55には、油圧で伸長作
動し、リターンスプリングで縮小作動するリターンスプ
リング式と、油圧で伸長・縮小作動する複動式との2種
類がある。
例として、これを、その一部切欠正面図の図5を参照し
ながら説明すると、ベッド51に立設された昇降シリン
ダ58のロッド58aの同期伸縮によりスライド54が
コラム52に案内されて昇降され、ベースプレート56
がスライド54と共に下降して、鋳型(図示省略)寸法
に対してプリセットされたストッパ(図示省略)に当接
させて軽く型締めする。そして、ベースプレート56の
上のハーフナット57を継合し、ベースプレート56の
下側のスライド54の上に設けた型締シリンダ55で型
締めを行うことによりアルミニウムの高圧鋳造が行われ
る。このアルミニウム高圧鋳造機において、最上位位置
に横架されてなるものはトッププレート53であり、ベ
ッド51の上に固定されてなるものは下型(図示省略)
が取付けられるボルスタ59であり、ベッド51の下方
位置に設けられてなるものは、射出プランジャ60aを
介して鋳造用のアルミニウムを射出する射出シリンダ6
0である。なお、型締シリンダ55には、油圧で伸長作
動し、リターンスプリングで縮小作動するリターンスプ
リング式と、油圧で伸長・縮小作動する複動式との2種
類がある。
【0003】リターンスプリング式の型締シリンダ55
は、その油圧回路図の図6に示すような油圧回路によっ
て作動される。油圧回路(第1従来例)は、吐出圧が1
90kgf/cm2 の第1油圧ポンプP1 には、下流側
に作動油を通す向きの逆止弁C1 を備えた第1吐出管路
1が、また吐出圧が210kgf/cm2 の第2油圧ポ
ンプP2 には、下流側に作動油を通す向きに逆止弁C2
を備えた第2吐出管路2が接続されている。これら両管
路1,2は逆止弁C1 ,C2 の上流側で連通すると共
に、分岐作動油供給管路4を通して図外の他のアクチュ
エータに作動油を供給する一方、メータインロジック弁
3aを備えた作動油供給管路3を介して4つの型締シリ
ンダ55の型締側に作動油を供給するようになってい
る。また、第1油圧ポンプP1 の吐出圧力が190kg
f/cm2 を越えると、作動油は第1吐出管路1の第1
油圧ポンプP1 と逆止弁C1 との間で分岐し、かつアン
ロード弁5aが介装された第1戻し管路5を通して作動
油タンクT0 に戻されるように構成されている。一方、
電磁弁6bでアンロードされる210kgf/cm2 の
リリーフ弁6aが介装された第2戻し管路6が、第2吐
出管路2の逆止弁C2 と、第1吐出管路1の合流部との
間で分岐して第1戻し管路5のアンロード弁5aの下流
側に連通している。さらに、メータアウトロジック弁7
aが介装された作動油排出管路7が前記作動油供給管路
3のメータインロジック弁3aと型締シリンダ55との
間で分岐すると共に、作動油タンクT0 に連通してい
る。前記両ロジック弁3a、7aには、ポートPに第2
吐出管路2が連通し、ポートTが作動油排出管路7に連
通すると共に、ポートAがメータインロジック弁3a
に、またポートBがメータアウトロジック弁7aに連通
し、作動油を給排する4ポート2位置の遠隔操作式切換
弁である電磁切換弁8aを備えたパイロット管路8が配
設され、電磁切換弁8aで切換えられた作動油が絞り8
bを介して給排されることにより、これらロジック弁3
a,7aが開閉操作されるように構成されている。ポン
プ駆動モータMの駆動時には、電磁弁6bでアンロード
されるが、他は常にオンロードされている。従って、ど
のアクチュエータも作動させないときにはリリーフ弁6
aは210kgf/cm2 でリリーフしている。省エネ
ルギーのために、油圧ポンプを常時最大負荷で作動させ
る代わりに、例えばアキュムレータに蓄圧して、アクチ
ュエータ作動時に蓄圧した作動油を使用するようにし、
蓄圧後は油圧ポンプをアンロードする回路や、可変容量
ポンプを使用して圧力により作動油の吐出量を変更する
ようにした回路もある。
は、その油圧回路図の図6に示すような油圧回路によっ
て作動される。油圧回路(第1従来例)は、吐出圧が1
90kgf/cm2 の第1油圧ポンプP1 には、下流側
に作動油を通す向きの逆止弁C1 を備えた第1吐出管路
1が、また吐出圧が210kgf/cm2 の第2油圧ポ
ンプP2 には、下流側に作動油を通す向きに逆止弁C2
を備えた第2吐出管路2が接続されている。これら両管
路1,2は逆止弁C1 ,C2 の上流側で連通すると共
に、分岐作動油供給管路4を通して図外の他のアクチュ
エータに作動油を供給する一方、メータインロジック弁
3aを備えた作動油供給管路3を介して4つの型締シリ
ンダ55の型締側に作動油を供給するようになってい
る。また、第1油圧ポンプP1 の吐出圧力が190kg
f/cm2 を越えると、作動油は第1吐出管路1の第1
油圧ポンプP1 と逆止弁C1 との間で分岐し、かつアン
ロード弁5aが介装された第1戻し管路5を通して作動
油タンクT0 に戻されるように構成されている。一方、
電磁弁6bでアンロードされる210kgf/cm2 の
リリーフ弁6aが介装された第2戻し管路6が、第2吐
出管路2の逆止弁C2 と、第1吐出管路1の合流部との
間で分岐して第1戻し管路5のアンロード弁5aの下流
側に連通している。さらに、メータアウトロジック弁7
aが介装された作動油排出管路7が前記作動油供給管路
3のメータインロジック弁3aと型締シリンダ55との
間で分岐すると共に、作動油タンクT0 に連通してい
る。前記両ロジック弁3a、7aには、ポートPに第2
吐出管路2が連通し、ポートTが作動油排出管路7に連
通すると共に、ポートAがメータインロジック弁3a
に、またポートBがメータアウトロジック弁7aに連通
し、作動油を給排する4ポート2位置の遠隔操作式切換
弁である電磁切換弁8aを備えたパイロット管路8が配
設され、電磁切換弁8aで切換えられた作動油が絞り8
bを介して給排されることにより、これらロジック弁3
a,7aが開閉操作されるように構成されている。ポン
プ駆動モータMの駆動時には、電磁弁6bでアンロード
されるが、他は常にオンロードされている。従って、ど
のアクチュエータも作動させないときにはリリーフ弁6
aは210kgf/cm2 でリリーフしている。省エネ
ルギーのために、油圧ポンプを常時最大負荷で作動させ
る代わりに、例えばアキュムレータに蓄圧して、アクチ
ュエータ作動時に蓄圧した作動油を使用するようにし、
蓄圧後は油圧ポンプをアンロードする回路や、可変容量
ポンプを使用して圧力により作動油の吐出量を変更する
ようにした回路もある。
【0004】従って、電磁切換弁8aのソレノイドが励
磁されていないときには、作動油供給管路3が閉塞され
る一方、メータアウトロジック弁7aのスプリング室は
作動油タンクT0 に連通しているので作動油排出管路7
が連通している。そのため、型締シリンダ55と油圧ポ
ンプとは遮断されており、型締シリンダ55内の作動油
はリターンスプリングで押されて作動油タンクT0 に戻
されていて、型締シリンダ55のロッドは全縮状態にな
っている。そこで、前記電磁切換弁8aのソレノイドを
励磁すると、電磁切換弁8aが切換えられてポートPと
ポートBが、またポートAとポートTとが連通するの
で、メータインロジック弁3aのスプリング室の作動油
が作動油タンクT0 に戻されて作動油供給管路3が連通
し、メータアウトロジック弁7aのスプリング室に作動
油が導入されて作動油排出管路7が閉塞されるので、型
締シリンダ55が作動されて鋳型の加圧が行われる。
磁されていないときには、作動油供給管路3が閉塞され
る一方、メータアウトロジック弁7aのスプリング室は
作動油タンクT0 に連通しているので作動油排出管路7
が連通している。そのため、型締シリンダ55と油圧ポ
ンプとは遮断されており、型締シリンダ55内の作動油
はリターンスプリングで押されて作動油タンクT0 に戻
されていて、型締シリンダ55のロッドは全縮状態にな
っている。そこで、前記電磁切換弁8aのソレノイドを
励磁すると、電磁切換弁8aが切換えられてポートPと
ポートBが、またポートAとポートTとが連通するの
で、メータインロジック弁3aのスプリング室の作動油
が作動油タンクT0 に戻されて作動油供給管路3が連通
し、メータアウトロジック弁7aのスプリング室に作動
油が導入されて作動油排出管路7が閉塞されるので、型
締シリンダ55が作動されて鋳型の加圧が行われる。
【0005】次に、複動式の型締シリンダ55を作動す
る油圧回路(第2従来例)を、その油圧回路図の図7を
参照しながら、上記従来例と構成上相違する点について
だけ以下に説明すると、作動油供給管路3のメータイン
ロジック弁3aより上流側から、作動油を型締シリンダ
55の型緩側に供給する一方、型緩側から作動油を作動
油排出管路7に戻す排出側管路12aを備えると共に、
2位置の電磁切換弁13を備えた給排管路12が型締シ
リンダ55の型緩側に連通している。従って、型締シリ
ンダ55は、その型締側に作動油が供給されることによ
り伸長作動されるが、伸長作動に際して型緩側の作動油
は電磁切換弁13、排出側管路12a、作動油排出管路
7を経て作動油タンクに戻される。そして、型締作業の
終了により型締シリンダ55を縮小作動させるときに
は、ソレノイドの励磁により電磁切換弁13を切換え
て、作動油供給管路3から型緩側に作動油を供給すると
共に、型締側の作動油を作動油タンクに戻している。
る油圧回路(第2従来例)を、その油圧回路図の図7を
参照しながら、上記従来例と構成上相違する点について
だけ以下に説明すると、作動油供給管路3のメータイン
ロジック弁3aより上流側から、作動油を型締シリンダ
55の型緩側に供給する一方、型緩側から作動油を作動
油排出管路7に戻す排出側管路12aを備えると共に、
2位置の電磁切換弁13を備えた給排管路12が型締シ
リンダ55の型緩側に連通している。従って、型締シリ
ンダ55は、その型締側に作動油が供給されることによ
り伸長作動されるが、伸長作動に際して型緩側の作動油
は電磁切換弁13、排出側管路12a、作動油排出管路
7を経て作動油タンクに戻される。そして、型締作業の
終了により型締シリンダ55を縮小作動させるときに
は、ソレノイドの励磁により電磁切換弁13を切換え
て、作動油供給管路3から型緩側に作動油を供給すると
共に、型締側の作動油を作動油タンクに戻している。
【0006】また、その油圧回路図の図8に示す油圧回
路(第3従来例)のように、給排管路12に3位置の電
磁切換弁13を配設し、電磁切換弁13の切換えで型締
シリンダ55の型緩側に作動油を供給する複動回路と、
型緩側の作動油を型締側に循環させる再生回路とに自在
に切換えるものもある。より詳しくは、この電磁切換弁
13は、中立位置Nでは型締シリンダ55の型緩側を排
出側管路12aを介して作動油タンクに連通し、同図に
おける左側位置Lへの切換えでは作動油供給管路3を型
締シリンダ55の型緩側に連通し、同図における右側位
置Rへの切換えでは型締シリンダ55の型緩側がバイパ
ス管路14を介して作動油供給管路3に連通するもので
ある。さらに、型締シリンダ55の型締側に連通する管
路に、この電磁切換弁13に切換え制御信号を発する圧
力スイッチPSが設けられている。従って、型締めシリ
ンダ55を無負荷状態で伸長作動させる場合には、電磁
切換弁13が右側位置Rに切換えられ、型緩側の作動油
がバイパス管路14を介して型締側に流入する。一方、
型締シリンダ55を縮小作動させる場合には、電磁切換
弁13が左側位置Lに切換えられ、作動油供給管路3か
ら作動油が型緩側に供給され、型締側の作動油は作動油
排出管路7から作動油タンクに戻される。
路(第3従来例)のように、給排管路12に3位置の電
磁切換弁13を配設し、電磁切換弁13の切換えで型締
シリンダ55の型緩側に作動油を供給する複動回路と、
型緩側の作動油を型締側に循環させる再生回路とに自在
に切換えるものもある。より詳しくは、この電磁切換弁
13は、中立位置Nでは型締シリンダ55の型緩側を排
出側管路12aを介して作動油タンクに連通し、同図に
おける左側位置Lへの切換えでは作動油供給管路3を型
締シリンダ55の型緩側に連通し、同図における右側位
置Rへの切換えでは型締シリンダ55の型緩側がバイパ
ス管路14を介して作動油供給管路3に連通するもので
ある。さらに、型締シリンダ55の型締側に連通する管
路に、この電磁切換弁13に切換え制御信号を発する圧
力スイッチPSが設けられている。従って、型締めシリ
ンダ55を無負荷状態で伸長作動させる場合には、電磁
切換弁13が右側位置Rに切換えられ、型緩側の作動油
がバイパス管路14を介して型締側に流入する。一方、
型締シリンダ55を縮小作動させる場合には、電磁切換
弁13が左側位置Lに切換えられ、作動油供給管路3か
ら作動油が型緩側に供給され、型締側の作動油は作動油
排出管路7から作動油タンクに戻される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】第1乃至第3従来例の
場合、上記の通り、鋳造の終了後に型締力を解除するに
は、メータインロジック弁を開弁して型締シリンダへの
作動油の流入を遮断した後、型締シリンダの型締側の作
動油を作動油タンクに戻してロッドを縮小する必要があ
る。つまり、メータインロジック弁を閉弁するために、
遠隔操作切換弁を切換えてスプリング室の圧力を、例え
ば210kgf/cm2 に上昇させるが、スプリング室
内の圧力が210kgf/cm2 まで上昇するのに所定
の時間を要するのに加えて、弁開閉側の圧力が210k
gf/cm2 であるため、主としてスプリング力によっ
て閉弁され、全閉するのに秒単位の長時間を要するとい
う解決すべき課題があった。
場合、上記の通り、鋳造の終了後に型締力を解除するに
は、メータインロジック弁を開弁して型締シリンダへの
作動油の流入を遮断した後、型締シリンダの型締側の作
動油を作動油タンクに戻してロッドを縮小する必要があ
る。つまり、メータインロジック弁を閉弁するために、
遠隔操作切換弁を切換えてスプリング室の圧力を、例え
ば210kgf/cm2 に上昇させるが、スプリング室
内の圧力が210kgf/cm2 まで上昇するのに所定
の時間を要するのに加えて、弁開閉側の圧力が210k
gf/cm2 であるため、主としてスプリング力によっ
て閉弁され、全閉するのに秒単位の長時間を要するとい
う解決すべき課題があった。
【0008】さらに、このメータインロジック弁が閉じ
切る前に、メータアウトロジック弁が開き始めることに
なり、ある時間は油圧回路を介して油圧ポンプと作動油
タンクとが連通して作動油が流れる。そのため、油圧回
路内の圧力が低下し、メータインロジック弁が途中から
急激に開弁されて衝撃が発生するという解決すべき課題
もあった。勿論、両ロジック弁を個別の遠隔操作切換弁
で切換えるようにすれば衝撃の発生を防ぐことができる
が、サイクルタイムが長くなるという問題が派生するの
で生産性の向上にとって好ましくない。
切る前に、メータアウトロジック弁が開き始めることに
なり、ある時間は油圧回路を介して油圧ポンプと作動油
タンクとが連通して作動油が流れる。そのため、油圧回
路内の圧力が低下し、メータインロジック弁が途中から
急激に開弁されて衝撃が発生するという解決すべき課題
もあった。勿論、両ロジック弁を個別の遠隔操作切換弁
で切換えるようにすれば衝撃の発生を防ぐことができる
が、サイクルタイムが長くなるという問題が派生するの
で生産性の向上にとって好ましくない。
【0009】第2従来例では、型締シリンダが無負荷の
ときには、2つの油圧ポンプから吐出される作動油を合
流させ、合流した作動油を作動油供給管路から型締シリ
ンダの型締側に供給する。このようにして、型締シリン
ダの伸長作動速度を速めて型締作業時間の短縮を図って
いるが、型緩側の作動油は全て作動油タンクに戻される
ため、給排管路を大径にする必要があるのに加えて、油
圧ポンプの駆動に余分な動力が消費され不経済であると
いう解決すべき課題があった。
ときには、2つの油圧ポンプから吐出される作動油を合
流させ、合流した作動油を作動油供給管路から型締シリ
ンダの型締側に供給する。このようにして、型締シリン
ダの伸長作動速度を速めて型締作業時間の短縮を図って
いるが、型緩側の作動油は全て作動油タンクに戻される
ため、給排管路を大径にする必要があるのに加えて、油
圧ポンプの駆動に余分な動力が消費され不経済であると
いう解決すべき課題があった。
【0010】第3従来例では、前述の通り、再生回路へ
の切換えにより、型締シリンダの型緩側から型締側に作
動油が循環されるので、油圧ポンプの駆動力に関しては
有利になるが、再生回路と複動回路とに切換える3位置
の電磁切換弁の他に、この電磁切換弁を切換え作動させ
る圧力スイッチをも必要とするので、初期投資コストに
関して不利になるという解決すべき課題があった。
の切換えにより、型締シリンダの型緩側から型締側に作
動油が循環されるので、油圧ポンプの駆動力に関しては
有利になるが、再生回路と複動回路とに切換える3位置
の電磁切換弁の他に、この電磁切換弁を切換え作動させ
る圧力スイッチをも必要とするので、初期投資コストに
関して不利になるという解決すべき課題があった。
【0011】従って、本発明は、衝撃を生じることなく
スムーズに、しかも短時間に型締力の解除が行え、また
複動型のものでは無負荷状態にある型締シリンダを、低
コストで、かつ油圧ポンプからの少ない作動油の供給量
で型締シリンダを高速で伸長作動させることを可能なら
しめる型締機用の油圧回路の提供を目的とする。
スムーズに、しかも短時間に型締力の解除が行え、また
複動型のものでは無負荷状態にある型締シリンダを、低
コストで、かつ油圧ポンプからの少ない作動油の供給量
で型締シリンダを高速で伸長作動させることを可能なら
しめる型締機用の油圧回路の提供を目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は上記実情に鑑み
てなされたものであって、従って本発明の請求項1に係
る油圧回路の特徴とするところは、メータインロジック
弁を備えた作動油供給管路が複数の型締シリンダの型締
側に連通し、これら型締シリンダの型締側から作動油排
出管路が作動油タンクに連通し、前記メータインロジッ
ク弁を開閉制御する遠隔操作切換弁を介して、前記作動
油供給管路と作動油排出管路とを該メータインロジック
弁のスプリング室に連通させるパイロット管路を有する
型締機用の油圧回路において、前記パイロット管路の遠
隔操作切換弁とスプリング室との間に、前記メータイン
ロジック弁の出口側と前記遠隔操作切換弁の出口側の何
れか一方の高圧側をスプリング室に連通させるシャトル
弁を設けたところにある。
てなされたものであって、従って本発明の請求項1に係
る油圧回路の特徴とするところは、メータインロジック
弁を備えた作動油供給管路が複数の型締シリンダの型締
側に連通し、これら型締シリンダの型締側から作動油排
出管路が作動油タンクに連通し、前記メータインロジッ
ク弁を開閉制御する遠隔操作切換弁を介して、前記作動
油供給管路と作動油排出管路とを該メータインロジック
弁のスプリング室に連通させるパイロット管路を有する
型締機用の油圧回路において、前記パイロット管路の遠
隔操作切換弁とスプリング室との間に、前記メータイン
ロジック弁の出口側と前記遠隔操作切換弁の出口側の何
れか一方の高圧側をスプリング室に連通させるシャトル
弁を設けたところにある。
【0013】また、請求項2に係る油圧回路の特徴とす
るところは、メータインロジック弁を備えた作動油供給
管路が複数の型締シリンダの型締側に連通し、これら型
締シリンダの型締側から作動油排出管路が作動油タンク
に連通し、前記メータインロジック弁を開閉制御する遠
隔操作切換弁を介して、前記作動油供給管路と作動油排
出管路とを該メータインロジック弁のスプリング室に連
通させるパイロット管路を有し、前記作動油供給管路か
らこれら型締シリンダの型緩側に作動油を供給し、かつ
型緩側から作動油タンクに作動油を戻す給排管路が連通
する型締機用の油圧回路において、前記メータインロジ
ック弁の出口側と前記遠隔操作切換弁の出口側の何れか
一方の高圧側をスプリング室に連通させるシャトル弁を
設け、前記給排管路の作動油を戻す側に絞りを設けると
共に、該絞りと前記型締シリンダの型緩側との間の管路
部分から前記作動油供給管路に、該作動油供給管路側に
作動油を通す向きに逆止弁を設けたバイパス管路を連通
させたところにある。
るところは、メータインロジック弁を備えた作動油供給
管路が複数の型締シリンダの型締側に連通し、これら型
締シリンダの型締側から作動油排出管路が作動油タンク
に連通し、前記メータインロジック弁を開閉制御する遠
隔操作切換弁を介して、前記作動油供給管路と作動油排
出管路とを該メータインロジック弁のスプリング室に連
通させるパイロット管路を有し、前記作動油供給管路か
らこれら型締シリンダの型緩側に作動油を供給し、かつ
型緩側から作動油タンクに作動油を戻す給排管路が連通
する型締機用の油圧回路において、前記メータインロジ
ック弁の出口側と前記遠隔操作切換弁の出口側の何れか
一方の高圧側をスプリング室に連通させるシャトル弁を
設け、前記給排管路の作動油を戻す側に絞りを設けると
共に、該絞りと前記型締シリンダの型緩側との間の管路
部分から前記作動油供給管路に、該作動油供給管路側に
作動油を通す向きに逆止弁を設けたバイパス管路を連通
させたところにある。
【0014】また、請求項3に係る油圧回路の特徴とす
るところは、メータインロジック弁を備えた作動油供給
管路が複数の型締シリンダの型締側に連通し、これら型
締シリンダの型締側から作動油排出管路が作動油タンク
に連通し、前記メータインロジック弁を開閉制御する遠
隔操作切換弁を介して、前記作動油供給管路と作動油排
出管路とを該メータインロジック弁のスプリング室に連
通させるパイロット管路を有し、前記作動油供給管路か
らこれら型締シリンダの型緩側に作動油を供給し、かつ
型緩側から作動油タンクに作動油を戻す給排管路が連通
する型締機用の油圧回路において、前記メータインロジ
ック弁の出口側と前記遠隔操作切換弁の出口側の何れか
一方の高圧側をスプリング室に連通させるシャトル弁を
設け、前記給排管路に、スプリング室への作動油の供給
で開弁し、排出で閉弁するロジック弁を設け、該ロジッ
ク弁と前記型締シリンダの型緩側との間から絞りを備え
た排出側管路を作動油タンクに連通させ、前記ロジック
弁の作動油供給管路側から該ロジック弁のスプリング室
にロジック弁制御管路を連通させると共に、排出側管路
に設けた絞りよりも作動油タンク側の管路とロジック弁
制御管路とに前記型締シリンダの伸長作動時には両管路
を共に連通させ、縮小作動時には排出側管路を閉塞する
一方、スプリング室と作動油タンクとを連通させる切換
弁を設けたところにある。
るところは、メータインロジック弁を備えた作動油供給
管路が複数の型締シリンダの型締側に連通し、これら型
締シリンダの型締側から作動油排出管路が作動油タンク
に連通し、前記メータインロジック弁を開閉制御する遠
隔操作切換弁を介して、前記作動油供給管路と作動油排
出管路とを該メータインロジック弁のスプリング室に連
通させるパイロット管路を有し、前記作動油供給管路か
らこれら型締シリンダの型緩側に作動油を供給し、かつ
型緩側から作動油タンクに作動油を戻す給排管路が連通
する型締機用の油圧回路において、前記メータインロジ
ック弁の出口側と前記遠隔操作切換弁の出口側の何れか
一方の高圧側をスプリング室に連通させるシャトル弁を
設け、前記給排管路に、スプリング室への作動油の供給
で開弁し、排出で閉弁するロジック弁を設け、該ロジッ
ク弁と前記型締シリンダの型緩側との間から絞りを備え
た排出側管路を作動油タンクに連通させ、前記ロジック
弁の作動油供給管路側から該ロジック弁のスプリング室
にロジック弁制御管路を連通させると共に、排出側管路
に設けた絞りよりも作動油タンク側の管路とロジック弁
制御管路とに前記型締シリンダの伸長作動時には両管路
を共に連通させ、縮小作動時には排出側管路を閉塞する
一方、スプリング室と作動油タンクとを連通させる切換
弁を設けたところにある。
【0015】
【作用】本発明の請求項1乃至請求項3に係る油圧回路
によれば、油圧回路が型締め工程にあるときは、遠隔操
作切換弁が切換えられていてメータインロジック弁のス
プリング室と作動油タンクが連通し得る状態になるが、
メータインロジック弁の出口側と前記遠隔操作切換弁の
出口側の圧力のうち高圧側の圧力がシャトル弁で選択さ
れ、この場合にはメータインロジック弁の出口側の圧力
がスプリング室に供給されるので、メータインロジック
弁に逆止機能が付与され、メータインロジック弁を介し
て型締シリンダの型締側の圧力が次第に上昇し、上昇し
た圧力が圧力供給源から吐出される吐出圧と同圧になる
と、メータインロジック弁はスプリング力により完全に
閉弁される。次いで、型締力の解除のために遠隔操作切
換弁を逆に切換えると、型締シリンダの型締側の作動油
は作動油排出管路を介して作動油タンクに戻されるが、
メータインロジック弁は閉弁状態になるため閉弁したま
ま維持される。
によれば、油圧回路が型締め工程にあるときは、遠隔操
作切換弁が切換えられていてメータインロジック弁のス
プリング室と作動油タンクが連通し得る状態になるが、
メータインロジック弁の出口側と前記遠隔操作切換弁の
出口側の圧力のうち高圧側の圧力がシャトル弁で選択さ
れ、この場合にはメータインロジック弁の出口側の圧力
がスプリング室に供給されるので、メータインロジック
弁に逆止機能が付与され、メータインロジック弁を介し
て型締シリンダの型締側の圧力が次第に上昇し、上昇し
た圧力が圧力供給源から吐出される吐出圧と同圧になる
と、メータインロジック弁はスプリング力により完全に
閉弁される。次いで、型締力の解除のために遠隔操作切
換弁を逆に切換えると、型締シリンダの型締側の作動油
は作動油排出管路を介して作動油タンクに戻されるが、
メータインロジック弁は閉弁状態になるため閉弁したま
ま維持される。
【0016】また、請求項2に係る油圧回路によれば、
上記請求項1に係る作用に加えて、型締シリンダが無負
荷状態にあるときは、作動油供給管路から型締側に作動
油が供給されて型締シリンダが伸長作動し、型緩側の作
動油が給排管路から流出するが、型緩側から流出する作
動油が低圧であるため、絞りを通して作動油の一部が作
動油タンクに戻るものの残りの殆どは逆止弁を通り、バ
イパス管路を介して作動油供給管路に流入して型締シリ
ンダの型締側に供給される。そして、負荷が作用して型
締シリンダの伸長作動が停止されると、型緩側から作動
油が流出しなくなるので、逆止弁が閉じて作動油供給管
から供給される作動油の圧力が上昇し、上昇した作動油
の圧力が型締シリンダの型締側に作用する。
上記請求項1に係る作用に加えて、型締シリンダが無負
荷状態にあるときは、作動油供給管路から型締側に作動
油が供給されて型締シリンダが伸長作動し、型緩側の作
動油が給排管路から流出するが、型緩側から流出する作
動油が低圧であるため、絞りを通して作動油の一部が作
動油タンクに戻るものの残りの殆どは逆止弁を通り、バ
イパス管路を介して作動油供給管路に流入して型締シリ
ンダの型締側に供給される。そして、負荷が作用して型
締シリンダの伸長作動が停止されると、型緩側から作動
油が流出しなくなるので、逆止弁が閉じて作動油供給管
から供給される作動油の圧力が上昇し、上昇した作動油
の圧力が型締シリンダの型締側に作用する。
【0017】さらに、請求項3に係る油圧回路によれ
ば、上記請求項1に係る作用に加えて、型締シリンダが
無負荷状態にあるときは、作動油供給管路から型締側に
作動油が供給されて型締シリンダが伸長作動し、型緩側
の作動油が給排管路から流出するが、型緩側から流出す
る作動油が低圧であるため、絞りと切換弁とを介して作
動油の一部が作動油タンクに戻るものの残りの殆どはロ
ジック弁を介して作動油供給管路に流入して型締シリン
ダの型締側に供給される。そして、負荷が作用して型締
シリンダの伸長作動が停止して型緩側から作動油が流出
しなくなると、切換弁が切換えられ、スプリング室の作
動油が作動油タンクに排出されてロジック弁が閉弁され
るので、作動油供給管から供給される作動油の圧力が上
昇し、上昇した作動油の圧力が型締シリンダの型締側に
作用する。
ば、上記請求項1に係る作用に加えて、型締シリンダが
無負荷状態にあるときは、作動油供給管路から型締側に
作動油が供給されて型締シリンダが伸長作動し、型緩側
の作動油が給排管路から流出するが、型緩側から流出す
る作動油が低圧であるため、絞りと切換弁とを介して作
動油の一部が作動油タンクに戻るものの残りの殆どはロ
ジック弁を介して作動油供給管路に流入して型締シリン
ダの型締側に供給される。そして、負荷が作用して型締
シリンダの伸長作動が停止して型緩側から作動油が流出
しなくなると、切換弁が切換えられ、スプリング室の作
動油が作動油タンクに排出されてロジック弁が閉弁され
るので、作動油供給管から供給される作動油の圧力が上
昇し、上昇した作動油の圧力が型締シリンダの型締側に
作用する。
【0018】
【実施例】以下、請求項1に対応する本発明の第1実施
例に係る型締機用の油圧回路を、その油圧回路図の図1
を参照しながら、従来と同一のもの並びに同一機能を有
するものを同一符号を以て説明する。但し、高圧鋳造機
は、従来例の項において説明したものと同構成のため、
これについての説明は割愛する。即ち、この油圧回路
は、メータインロジック弁3aとメータアウトロジック
弁7aとを一つの遠隔操作切換弁である電磁切換弁8a
で制御するもので、詳しくは、吐出圧が190kgf/
cm2 の第1油圧ポンプP1 と、吐出圧が210kgf
/cm2 の第2油圧ポンプP2 とに、下流側に作動油を
流す向きに逆止弁C1 ,C2 を夫々備えた第1吐出管路
1と第2吐出管路2が接続されている。第2吐出管路2
は、分岐作動油供給管路4を通して図外の他のアクチュ
エータに作動油を供給する一方、メータインロジック弁
3aが介装され、4つの型締シリンダ55の型締側に連
通する作動油供給管路3に作動油を供給するように構成
されている。また、電磁開閉弁6bでアンロードされる
リリーフ弁6aを備えた戻し管路6が、第2吐出管路2
の逆止弁C2 と分岐作動油供給管路4との間で分岐して
作動油タンクT0 に連通しており、第2油圧ポンプP2
の吐出圧はこれにより調圧される。さらに、メータアウ
トロジック弁7aを備えた作動油排出管路7が前記作動
油供給管路3のメータインロジック弁3aと型締シリン
ダ55との間で分岐すると共に作動油タンクT0 に連通
している。
例に係る型締機用の油圧回路を、その油圧回路図の図1
を参照しながら、従来と同一のもの並びに同一機能を有
するものを同一符号を以て説明する。但し、高圧鋳造機
は、従来例の項において説明したものと同構成のため、
これについての説明は割愛する。即ち、この油圧回路
は、メータインロジック弁3aとメータアウトロジック
弁7aとを一つの遠隔操作切換弁である電磁切換弁8a
で制御するもので、詳しくは、吐出圧が190kgf/
cm2 の第1油圧ポンプP1 と、吐出圧が210kgf
/cm2 の第2油圧ポンプP2 とに、下流側に作動油を
流す向きに逆止弁C1 ,C2 を夫々備えた第1吐出管路
1と第2吐出管路2が接続されている。第2吐出管路2
は、分岐作動油供給管路4を通して図外の他のアクチュ
エータに作動油を供給する一方、メータインロジック弁
3aが介装され、4つの型締シリンダ55の型締側に連
通する作動油供給管路3に作動油を供給するように構成
されている。また、電磁開閉弁6bでアンロードされる
リリーフ弁6aを備えた戻し管路6が、第2吐出管路2
の逆止弁C2 と分岐作動油供給管路4との間で分岐して
作動油タンクT0 に連通しており、第2油圧ポンプP2
の吐出圧はこれにより調圧される。さらに、メータアウ
トロジック弁7aを備えた作動油排出管路7が前記作動
油供給管路3のメータインロジック弁3aと型締シリン
ダ55との間で分岐すると共に作動油タンクT0 に連通
している。
【0019】前記メータインロジック弁3aとメータア
ウトロジック弁7aとは、ポートPに第2吐出管路2が
連通し、ポートTが作動油排出管路7に連通すると共
に、ポートAがメータインロジック弁3aに、またポー
トBがメータアウトロジック弁7aに連通して、作動油
を給排する4ポート2位置の電磁切換弁8aを備えたパ
イロット管路8が配設されているが、メータインロジッ
ク弁3aについては、このメータインロジック弁3aの
スプリング室に連通するパイロット管路8にシャトル弁
8cを設けると共に、このシャトル弁8cの一方に作動
油供給管路3のメータインロジック弁3aの出口側を第
2パイロット管路9で連通させ、シャトル弁8cにより
前記電磁切換弁8aのポートA側とメータインロジック
弁3aの出口側の何れか一方の高い圧力を択一的に選択
するようした。なお、これら両ロジック弁3a,7aの
スプリング室に連通するパイロット管路に設けられてな
るものは絞り8bである。
ウトロジック弁7aとは、ポートPに第2吐出管路2が
連通し、ポートTが作動油排出管路7に連通すると共
に、ポートAがメータインロジック弁3aに、またポー
トBがメータアウトロジック弁7aに連通して、作動油
を給排する4ポート2位置の電磁切換弁8aを備えたパ
イロット管路8が配設されているが、メータインロジッ
ク弁3aについては、このメータインロジック弁3aの
スプリング室に連通するパイロット管路8にシャトル弁
8cを設けると共に、このシャトル弁8cの一方に作動
油供給管路3のメータインロジック弁3aの出口側を第
2パイロット管路9で連通させ、シャトル弁8cにより
前記電磁切換弁8aのポートA側とメータインロジック
弁3aの出口側の何れか一方の高い圧力を択一的に選択
するようした。なお、これら両ロジック弁3a,7aの
スプリング室に連通するパイロット管路に設けられてな
るものは絞り8bである。
【0020】さらに、前記パイロット管路8に、電磁切
換弁8a側に作動油を流す向きに逆止弁C8 を設ける
他、このパイロット管路8の逆止弁C8 と前記第2パイ
ロット管路9とを、この第2パイロット管路9側に作動
油を流す向きに逆止弁C10を設けたバイパス管路10で
連通させた。つまり、これら逆止弁C8 ,C10は、両ロ
ジック弁3a、7aを作動させるパイロット圧を第2吐
出管路2と型締シリンダ55とから逆止弁C8 ,C10を
介して取出すものであって、第2吐出管路2側の圧力が
低下したとき、型締シリンダ55からの作動油の流出を
制御する両ロジック弁3a、7aを閉塞状態で保持する
ため、および、型締め作業中に電源がダウンしても型締
めを保持するたのものである。
換弁8a側に作動油を流す向きに逆止弁C8 を設ける
他、このパイロット管路8の逆止弁C8 と前記第2パイ
ロット管路9とを、この第2パイロット管路9側に作動
油を流す向きに逆止弁C10を設けたバイパス管路10で
連通させた。つまり、これら逆止弁C8 ,C10は、両ロ
ジック弁3a、7aを作動させるパイロット圧を第2吐
出管路2と型締シリンダ55とから逆止弁C8 ,C10を
介して取出すものであって、第2吐出管路2側の圧力が
低下したとき、型締シリンダ55からの作動油の流出を
制御する両ロジック弁3a、7aを閉塞状態で保持する
ため、および、型締め作業中に電源がダウンしても型締
めを保持するたのものである。
【0021】以下、上記油圧回路の作用態様を説明する
と、電磁切換弁8aのポートAがポートT0 に連通して
いてメータインロジック弁3aが開弁され、一方ポート
PからポートBを介してメータアウトロジック弁7aの
スプリング室に作動油が供給されてメータアウトロジッ
ク弁7aが閉弁されている。従って、第2油圧ポンプP
2 から吐出される作動油は、作動油供給管路3を経て型
締シリンダ55夫々の型締側に供給されて型締めが行わ
れるが、作動油供給管路3から第2パイロット管路9、
シャトル弁8cを介して型締シリンダ55に供給される
作動油の一部がメータインロジック弁3aのスプリング
室に流入するので、メータインロジック弁3aには逆止
弁の機能が付与される。そして、型締シリンダ55内の
作動油の圧力が第2油圧ポンプP2 の吐出圧と同圧にな
ると、メータインロジック弁3aはスプリング室のスプ
リングにより閉弁される。次いで、型締め解除のために
電磁切換弁8aのソレノイドの励磁を解除すると、電磁
切換弁8aのポートAとポートPが連通し、かつポート
BとポートTとが連通する。そのため、パイロット管路
8を介してメータインロジック弁3aのスプリング室に
作動油が供給されるが、メータインロジック弁3aは既
に閉弁状態にあるので、メータアウトロジック弁7aが
開弁するだけとなる。従って、型締力の解除のために電
磁切換弁8aを切換えた時点で、メータインロジック弁
3aは既に全閉されているので、従来のように、メータ
インロジック弁3aの閉弁に長時間を要しなくなると共
に、閉弁途中からの急激な遮断作動に基づく衝撃の発生
もなくなる。
と、電磁切換弁8aのポートAがポートT0 に連通して
いてメータインロジック弁3aが開弁され、一方ポート
PからポートBを介してメータアウトロジック弁7aの
スプリング室に作動油が供給されてメータアウトロジッ
ク弁7aが閉弁されている。従って、第2油圧ポンプP
2 から吐出される作動油は、作動油供給管路3を経て型
締シリンダ55夫々の型締側に供給されて型締めが行わ
れるが、作動油供給管路3から第2パイロット管路9、
シャトル弁8cを介して型締シリンダ55に供給される
作動油の一部がメータインロジック弁3aのスプリング
室に流入するので、メータインロジック弁3aには逆止
弁の機能が付与される。そして、型締シリンダ55内の
作動油の圧力が第2油圧ポンプP2 の吐出圧と同圧にな
ると、メータインロジック弁3aはスプリング室のスプ
リングにより閉弁される。次いで、型締め解除のために
電磁切換弁8aのソレノイドの励磁を解除すると、電磁
切換弁8aのポートAとポートPが連通し、かつポート
BとポートTとが連通する。そのため、パイロット管路
8を介してメータインロジック弁3aのスプリング室に
作動油が供給されるが、メータインロジック弁3aは既
に閉弁状態にあるので、メータアウトロジック弁7aが
開弁するだけとなる。従って、型締力の解除のために電
磁切換弁8aを切換えた時点で、メータインロジック弁
3aは既に全閉されているので、従来のように、メータ
インロジック弁3aの閉弁に長時間を要しなくなると共
に、閉弁途中からの急激な遮断作動に基づく衝撃の発生
もなくなる。
【0022】請求項1に対応する本発明の第2実施例に
係る型締機用の油圧回路を、その油圧回路図の図2を参
照しながら、上記実施例と構成上の相違する点について
だけ以下に説明すると、この油圧回路は、同図から良く
理解されるように、作動油排出管路7のメータアウトロ
ジック弁7aの入口側と出口側との間に、リリーフ弁1
1aを備えたリリーフ管路11を設けたものである。従
って、上記実施例に係る作用に加えて、リリーフ弁11
aのリリーフ圧を210kgf/cm2 以上に設定する
ことにより、メータインロジック弁3aとメータアウト
ロジック弁7aとの間、つまり型締シリンダ55内の作
動油が熱膨張しても、リリーフ弁11aから作動油がリ
リーフして作動油タンクT0 に戻るので、作動油の熱膨
張による異常圧の発生を防止することができる。
係る型締機用の油圧回路を、その油圧回路図の図2を参
照しながら、上記実施例と構成上の相違する点について
だけ以下に説明すると、この油圧回路は、同図から良く
理解されるように、作動油排出管路7のメータアウトロ
ジック弁7aの入口側と出口側との間に、リリーフ弁1
1aを備えたリリーフ管路11を設けたものである。従
って、上記実施例に係る作用に加えて、リリーフ弁11
aのリリーフ圧を210kgf/cm2 以上に設定する
ことにより、メータインロジック弁3aとメータアウト
ロジック弁7aとの間、つまり型締シリンダ55内の作
動油が熱膨張しても、リリーフ弁11aから作動油がリ
リーフして作動油タンクT0 に戻るので、作動油の熱膨
張による異常圧の発生を防止することができる。
【0023】請求項2に対応する本発明の第3実施例に
係る型締機用の油圧回路を、その油圧回路図の図3を参
照しながら、上記従来例と相違する点についてだけ以下
に説明すると、この油圧回路図は、同図から良く理解さ
れるように、複動式の型締シリンダ55を有する型締機
用のものである。より詳しくは、作動油供給管路3から
型締シリンダ55の型緩側に作動油を供給する作動油供
給管路部分と、作動油排出管路7に連通して型締側から
作動油を作動油タンクT0 に戻す排出側管路12aとか
らなる給排管路12を連通させ、中立位置における2位
置の電磁切換弁13の作動油タンクT0 に連通する側の
通路に絞り13aを内設し、この絞り13aと型締シリ
ンダ55の型締側との間の給排管路12の管路部分から
作動油供給管路3に、この作動油供給管路3側に作動油
を通す向きに逆止弁14aを設けたバイパス管路14を
連通させたものである。
係る型締機用の油圧回路を、その油圧回路図の図3を参
照しながら、上記従来例と相違する点についてだけ以下
に説明すると、この油圧回路図は、同図から良く理解さ
れるように、複動式の型締シリンダ55を有する型締機
用のものである。より詳しくは、作動油供給管路3から
型締シリンダ55の型緩側に作動油を供給する作動油供
給管路部分と、作動油排出管路7に連通して型締側から
作動油を作動油タンクT0 に戻す排出側管路12aとか
らなる給排管路12を連通させ、中立位置における2位
置の電磁切換弁13の作動油タンクT0 に連通する側の
通路に絞り13aを内設し、この絞り13aと型締シリ
ンダ55の型締側との間の給排管路12の管路部分から
作動油供給管路3に、この作動油供給管路3側に作動油
を通す向きに逆止弁14aを設けたバイパス管路14を
連通させたものである。
【0024】従って、上記実施例に係る作用に加えて、
型締めに際して、型締シリンダ55が無負荷のときに
は、メータアウトロジック弁7aが閉弁されていて、油
供給管路3から作動油が逆止機能が付与されているメー
タインロジック弁3aを経て型締シリンダ55の型締側
に供給される。このとき、給排管路12に設けた電磁切
換弁13は中立位置で、型締シリンダ55の型緩側から
電磁切換弁13、排出側管路12a、作動油排出管路7
を介して作動油タンクT0 に連通しているので、型締シ
リンダ55の型緩側の作動油は作動油タンクT0 に戻ろ
うとする。しかしながら、型締シリンダ55が無負荷状
態にあって型緩側から流出する作動油の圧力が低圧のた
め、絞り13aを通って作動油タンクT0 に戻る作動油
の油量は極く少量である。そのため、残りの殆どの作動
油は逆止弁14aを通りバイパス管路14を介して型締
シリンダ55の型締側に流入する。
型締めに際して、型締シリンダ55が無負荷のときに
は、メータアウトロジック弁7aが閉弁されていて、油
供給管路3から作動油が逆止機能が付与されているメー
タインロジック弁3aを経て型締シリンダ55の型締側
に供給される。このとき、給排管路12に設けた電磁切
換弁13は中立位置で、型締シリンダ55の型緩側から
電磁切換弁13、排出側管路12a、作動油排出管路7
を介して作動油タンクT0 に連通しているので、型締シ
リンダ55の型緩側の作動油は作動油タンクT0 に戻ろ
うとする。しかしながら、型締シリンダ55が無負荷状
態にあって型緩側から流出する作動油の圧力が低圧のた
め、絞り13aを通って作動油タンクT0 に戻る作動油
の油量は極く少量である。そのため、残りの殆どの作動
油は逆止弁14aを通りバイパス管路14を介して型締
シリンダ55の型締側に流入する。
【0025】従って、本実施例によれば、第2従来例の
ように第1油圧ポンプP1 と第2油圧ポンプP2 とから
吐出される作動油を合流させるまでもなく、また第3従
来例のように3位置の電磁切換弁や圧力スイッチを用い
るまでもなく、バイパス管路14と絞り13aだけで型
締シリンダ55の型締側に多量の作動油を供給して高速
で伸長作動させることができる。しかも、型締シリンダ
55の型緩側の作動油を全て作動油タンクT0 に戻す必
要がないので、排出側管路12aは従来に比較して小径
で良く、油圧回路に係るコストに関して有利になるとい
う効果がある。そして、型締シリンダ55がさらに伸長
作動されて伸長作動が停止すると、型緩側から作動油が
流出しなくなるので、逆止弁14aが閉じ、作動油供給
管路3を介して型締シリンダ55の型締側に供給される
作動油により鋳型に対して所定の型締力が付与されて型
締めが行われる。このようにして型締めが終了すると、
メータアウトロジック弁7aが開弁されて、型締シリン
ダ55の型締側の作動油が作動油排出管路7を介して作
動油タンクT0 に戻される一方、これと平行して電磁切
換弁13が切換えられ、作動油供給管路3から給排管路
12を介して作動油が型締シリンダ55の型緩側に供給
されるので、型締シリンダ55が縮小作動され、型締力
が解除されて一連の射出成形作業が終了する。
ように第1油圧ポンプP1 と第2油圧ポンプP2 とから
吐出される作動油を合流させるまでもなく、また第3従
来例のように3位置の電磁切換弁や圧力スイッチを用い
るまでもなく、バイパス管路14と絞り13aだけで型
締シリンダ55の型締側に多量の作動油を供給して高速
で伸長作動させることができる。しかも、型締シリンダ
55の型緩側の作動油を全て作動油タンクT0 に戻す必
要がないので、排出側管路12aは従来に比較して小径
で良く、油圧回路に係るコストに関して有利になるとい
う効果がある。そして、型締シリンダ55がさらに伸長
作動されて伸長作動が停止すると、型緩側から作動油が
流出しなくなるので、逆止弁14aが閉じ、作動油供給
管路3を介して型締シリンダ55の型締側に供給される
作動油により鋳型に対して所定の型締力が付与されて型
締めが行われる。このようにして型締めが終了すると、
メータアウトロジック弁7aが開弁されて、型締シリン
ダ55の型締側の作動油が作動油排出管路7を介して作
動油タンクT0 に戻される一方、これと平行して電磁切
換弁13が切換えられ、作動油供給管路3から給排管路
12を介して作動油が型締シリンダ55の型緩側に供給
されるので、型締シリンダ55が縮小作動され、型締力
が解除されて一連の射出成形作業が終了する。
【0026】請求項3に対応する本発明の第4実施例に
係るアルミニウム高圧鋳造機の油圧回路を、その油圧回
路図の図4を参照しながら、上記実施例と同一のものを
同一符号を用いて相違する点についてだけ説明すると、
この油圧回路が前記第3実施例と相違するところは、給
排管路12の構成の相違にある。より詳しくは、給排管
路12に、スプリング室15aへの作動油の供給で開弁
する一方、スプリング室15aからの作動油の排出で閉
弁するロジック弁15を介装する。また、このロジック
弁15と型締シリンダ55の型緩側との間から作動油タ
ンクT0 に、絞り16備えた排出側管路12aを連通さ
せ、このロジック弁15の上流側からスプリング室15
aにロジック弁制御管路17を連通させる。そして、排
出側管路12aの絞り16介装位置より作動油タンクT
0 側とロジック弁制御管路17とに型締シリンダ55の
伸長作動に際しては両管路12a,17を共に連通さ
せ、型締シリンダ55の縮小作動に際してはロジック弁
制御管路17を閉塞する一方、スプリング室15aと作
動油タンクT0 とを連通させる、電磁切換式であって、
2位置の切換弁18を設けたものである。なお、この実
施例では排出側管路12aが作動油タンクT0 に直接連
通しているが、上記実施例と同様に、排出側管路12a
は作動油排出管路7に連通する構成であっても良い。
係るアルミニウム高圧鋳造機の油圧回路を、その油圧回
路図の図4を参照しながら、上記実施例と同一のものを
同一符号を用いて相違する点についてだけ説明すると、
この油圧回路が前記第3実施例と相違するところは、給
排管路12の構成の相違にある。より詳しくは、給排管
路12に、スプリング室15aへの作動油の供給で開弁
する一方、スプリング室15aからの作動油の排出で閉
弁するロジック弁15を介装する。また、このロジック
弁15と型締シリンダ55の型緩側との間から作動油タ
ンクT0 に、絞り16備えた排出側管路12aを連通さ
せ、このロジック弁15の上流側からスプリング室15
aにロジック弁制御管路17を連通させる。そして、排
出側管路12aの絞り16介装位置より作動油タンクT
0 側とロジック弁制御管路17とに型締シリンダ55の
伸長作動に際しては両管路12a,17を共に連通さ
せ、型締シリンダ55の縮小作動に際してはロジック弁
制御管路17を閉塞する一方、スプリング室15aと作
動油タンクT0 とを連通させる、電磁切換式であって、
2位置の切換弁18を設けたものである。なお、この実
施例では排出側管路12aが作動油タンクT0 に直接連
通しているが、上記実施例と同様に、排出側管路12a
は作動油排出管路7に連通する構成であっても良い。
【0027】以下、作用態様を説明すると、型締めに際
して、型締シリンダ55が無負荷のときには、上記第3
実施例と同様に、型締めに際して、型締シリンダ55が
無負荷のときには、メータアウトロジック弁7aが閉弁
されていて、油供給管路3から作動油が逆止機能が付与
されているメータインロジック弁3aを経て型締シリン
ダ55の型締側に供給される。このとき、切換弁18は
中立位置にあって、型締シリンダ55の型緩側から切換
弁18、排出側管路11aを介して作動油タンクT0 へ
連通している。従って、型締シリンダ55の型緩側の作
動油は、絞り16を通って作動油タンクT0 に戻ろうと
する。ところが、型締シリンダ55が無負荷状態で、型
緩側から流出する作動油の圧力が低圧であるため作動油
タンクT 0 に戻る作動油の油量は極く少量で、残りの殆
どがロジック弁15を通り作動油供給管路3に流入し、
第2油圧ポンプP2 から吐出される作動油と合流して型
締シリンダ55の型締側に流入する。この場合、排出側
管路12aの径は、従来例のように、型締シリンダ55
の型緩側の作動油を全て作動油タンクT0 に戻す必要が
ないので小径で良く、またロジック弁制御管路17や排
出側管路11aでは少量の作動油を流すだけで良いの
で、切換弁16は大型にする必要がない。
して、型締シリンダ55が無負荷のときには、上記第3
実施例と同様に、型締めに際して、型締シリンダ55が
無負荷のときには、メータアウトロジック弁7aが閉弁
されていて、油供給管路3から作動油が逆止機能が付与
されているメータインロジック弁3aを経て型締シリン
ダ55の型締側に供給される。このとき、切換弁18は
中立位置にあって、型締シリンダ55の型緩側から切換
弁18、排出側管路11aを介して作動油タンクT0 へ
連通している。従って、型締シリンダ55の型緩側の作
動油は、絞り16を通って作動油タンクT0 に戻ろうと
する。ところが、型締シリンダ55が無負荷状態で、型
緩側から流出する作動油の圧力が低圧であるため作動油
タンクT 0 に戻る作動油の油量は極く少量で、残りの殆
どがロジック弁15を通り作動油供給管路3に流入し、
第2油圧ポンプP2 から吐出される作動油と合流して型
締シリンダ55の型締側に流入する。この場合、排出側
管路12aの径は、従来例のように、型締シリンダ55
の型緩側の作動油を全て作動油タンクT0 に戻す必要が
ないので小径で良く、またロジック弁制御管路17や排
出側管路11aでは少量の作動油を流すだけで良いの
で、切換弁16は大型にする必要がない。
【0028】本実施例によれば、第2従来例のように、
第1,第2油圧ポンプP1 ,P2 から吐出される作動油
を合流させるまでもなく、また第3従来例のように、3
位置の電磁切換弁や圧力スイッチを用いるまでもなく、
無負荷時に型締シリンダ55の型緩側から排出される作
動油を合流させて型締側に供給することにより型締シリ
ンダ55を高速で伸長作動させることができる。そし
て、型締シリンダ55がさらに伸長作動して伸長作動が
停止し、型締シリンダ55の型緩側から作動油が流出し
なくなると切換弁16が切換えられ、スプリング室15
aの作動油が作動油タンクT0 に排出されてロジック弁
15が閉弁されるので、作動油供給管路3から供給され
る作動油の圧力が上昇し、この上昇した作動油の圧力が
型締シリンダ55の型締側に作用するので、本実施例は
上記実施例と同効である。
第1,第2油圧ポンプP1 ,P2 から吐出される作動油
を合流させるまでもなく、また第3従来例のように、3
位置の電磁切換弁や圧力スイッチを用いるまでもなく、
無負荷時に型締シリンダ55の型緩側から排出される作
動油を合流させて型締側に供給することにより型締シリ
ンダ55を高速で伸長作動させることができる。そし
て、型締シリンダ55がさらに伸長作動して伸長作動が
停止し、型締シリンダ55の型緩側から作動油が流出し
なくなると切換弁16が切換えられ、スプリング室15
aの作動油が作動油タンクT0 に排出されてロジック弁
15が閉弁されるので、作動油供給管路3から供給され
る作動油の圧力が上昇し、この上昇した作動油の圧力が
型締シリンダ55の型締側に作用するので、本実施例は
上記実施例と同効である。
【0029】なお、以上では、アルミニウム高圧鋳造機
の油圧回路を例として説明したが、特にこれに限ること
なく、例えば、射出成形機等の油圧回路に対しても本発
明に係る技術的思想を適用することができるので、上記
実施例によって油圧回路の適用範囲が限定されるもので
はない。
の油圧回路を例として説明したが、特にこれに限ること
なく、例えば、射出成形機等の油圧回路に対しても本発
明に係る技術的思想を適用することができるので、上記
実施例によって油圧回路の適用範囲が限定されるもので
はない。
【0030】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の請求項1
乃至3に係る型締機用の油圧回路によれば、型締シリン
ダがスプリングリターン式の場合、複動式の場合の如何
を問わず、油圧回路が型締め工程にある場合には、メー
タインロジック弁の出口側と前記遠隔操作切換弁の出口
側との何れか一方の高圧側の圧力がシャトル弁で選択さ
れてスプリング室に供給されることによりメータインロ
ジック弁には逆止弁機能が付与され、遠隔操作切換弁を
切換えて、型締シリンダの型締側から作動油を作動油タ
ンクに戻す時点で、メータインロジック弁は既に閉弁さ
れているから、従来例のようにメータインロジック弁の
閉弁に際して長時間を要せず、また急激に閉弁されるこ
とがなく閉弁に際して衝撃が生じることもないので、型
締機の操作性の向上と生産性の向上とに対して多大な効
果がある。
乃至3に係る型締機用の油圧回路によれば、型締シリン
ダがスプリングリターン式の場合、複動式の場合の如何
を問わず、油圧回路が型締め工程にある場合には、メー
タインロジック弁の出口側と前記遠隔操作切換弁の出口
側との何れか一方の高圧側の圧力がシャトル弁で選択さ
れてスプリング室に供給されることによりメータインロ
ジック弁には逆止弁機能が付与され、遠隔操作切換弁を
切換えて、型締シリンダの型締側から作動油を作動油タ
ンクに戻す時点で、メータインロジック弁は既に閉弁さ
れているから、従来例のようにメータインロジック弁の
閉弁に際して長時間を要せず、また急激に閉弁されるこ
とがなく閉弁に際して衝撃が生じることもないので、型
締機の操作性の向上と生産性の向上とに対して多大な効
果がある。
【0031】本発明の請求項2に係る型締機用の油圧回
路によればバイパス管路を介して、請求項3に係る型締
機用の油圧回路によれば給排管路を介して、型緩側から
型締側に作動油が循環し、作動油供給管路から型締シリ
ンダの型締側に供給される作動油に合流するので、第2
従来例に比較して油圧ポンプから供給する作動油量が少
なくても型締シリンダを高速で伸長作動させることがで
き、しかも型締シリンダの型緩側の作動油を全て作動油
タンクに戻す必要がないので、排出側管路は従来に比較
して小径で良く、また第3従来例のように3位置の電磁
切換弁や圧力スイッチを用いる必要がないので、油圧回
路に係るコストに関して有利になる。
路によればバイパス管路を介して、請求項3に係る型締
機用の油圧回路によれば給排管路を介して、型緩側から
型締側に作動油が循環し、作動油供給管路から型締シリ
ンダの型締側に供給される作動油に合流するので、第2
従来例に比較して油圧ポンプから供給する作動油量が少
なくても型締シリンダを高速で伸長作動させることがで
き、しかも型締シリンダの型緩側の作動油を全て作動油
タンクに戻す必要がないので、排出側管路は従来に比較
して小径で良く、また第3従来例のように3位置の電磁
切換弁や圧力スイッチを用いる必要がないので、油圧回
路に係るコストに関して有利になる。
【図1】本発明の第1実施例に係る型締機用の油圧回路
図である。
図である。
【図2】本発明の第2実施例に係る型締機用の油圧回路
図である。
図である。
【図3】本発明の第3実施例に係る型締機用の油圧回路
図である。
図である。
【図4】本発明の第4実施例に係る型締機用の油圧回路
図である。
図である。
【図5】従来例に係るアルミニウム高圧鋳造機の一部切
欠正面図である。
欠正面図である。
【図6】第1従来例に係る型締機用の油圧回路図であ
る。
る。
【図7】第2従来例に係る型締機用の油圧回路図であ
る。
る。
【図8】第3従来例に係る型締機用の油圧回路図であ
る。
る。
【符号の説明】 1…第1吐出管路、2…第2吐出管路、3作動油供給管
路、3a…メータインロジック弁、4…分岐作動油供給
管路、6…戻し管路、7…作動油排出管路、7a…メー
タアウトロジック弁、8…パイロット管路、8a…電磁
切換弁(遠隔操作切換弁)、8b…絞り、8c…シャト
ル弁、9…第2パイロット管路、10…バイパス管路、
11…リリーフ管路、11a…リリーフ弁、12…給排
管路、12a…排出側管路、13…電磁切換弁、13a
…絞り、14…バイパス管路、15…ロジック弁、15
a…スプリング室、16…絞り、17…ロジック弁制御
管路、18…切換弁、55…型締シリンダ、C1 ,
C2 ,C8 ,C10…逆止弁、M…ポンプ駆動モータ、P
1 ,P2 …油圧ポンプ、T0 …作動油タンク。
路、3a…メータインロジック弁、4…分岐作動油供給
管路、6…戻し管路、7…作動油排出管路、7a…メー
タアウトロジック弁、8…パイロット管路、8a…電磁
切換弁(遠隔操作切換弁)、8b…絞り、8c…シャト
ル弁、9…第2パイロット管路、10…バイパス管路、
11…リリーフ管路、11a…リリーフ弁、12…給排
管路、12a…排出側管路、13…電磁切換弁、13a
…絞り、14…バイパス管路、15…ロジック弁、15
a…スプリング室、16…絞り、17…ロジック弁制御
管路、18…切換弁、55…型締シリンダ、C1 ,
C2 ,C8 ,C10…逆止弁、M…ポンプ駆動モータ、P
1 ,P2 …油圧ポンプ、T0 …作動油タンク。
Claims (3)
- 【請求項1】 メータインロジック弁を備えた作動油供
給管路が複数の型締シリンダの型締側に連通し、これら
型締シリンダの型締側から作動油排出管路が作動油タン
クに連通し、前記メータインロジック弁を開閉制御する
遠隔操作切換弁を介して、前記作動油供給管路と作動油
排出管路とを該メータインロジック弁のスプリング室に
連通させるパイロット管路を有する型締機用の油圧回路
において、前記パイロット管路の遠隔操作切換弁とスプ
リング室との間に、前記メータインロジック弁の出口側
と前記遠隔操作切換弁の出口側の何れか一方の高圧側を
スプリング室に連通させるシャトル弁を設けたことを特
徴とする型締機用の油圧回路。 - 【請求項2】 メータインロジック弁を備えた作動油供
給管路が複数の型締シリンダの型締側に連通し、これら
型締シリンダの型締側から作動油排出管路が作動油タン
クに連通し、前記メータインロジック弁を開閉制御する
遠隔操作切換弁を介して、前記作動油供給管路と作動油
排出管路とを該メータインロジック弁のスプリング室に
連通させるパイロット管路を有し、前記作動油供給管路
からこれら型締シリンダの型緩側に作動油を供給し、か
つ型緩側から作動油タンクに作動油を戻す給排管路が連
通する型締機用の油圧回路において、前記メータインロ
ジック弁の出口側と前記遠隔操作切換弁の出口側の何れ
か一方の高圧側をスプリング室に連通させるシャトル弁
を設け、前記給排管路の作動油を戻す側に絞りを設ける
と共に、該絞りと前記型締シリンダの型緩側との間の管
路部分から前記作動油供給管路に、該作動油供給管路側
に作動油を通す向きに逆止弁を設けたバイパス管路を連
通させたことを特徴とする型締機用の油圧回路。 - 【請求項3】 メータインロジック弁を備えた作動油供
給管路が複数の型締シリンダの型締側に連通し、これら
型締シリンダの型締側から作動油排出管路が作動油タン
クに連通し、前記メータインロジック弁を開閉制御する
遠隔操作切換弁を介して、前記作動油供給管路と作動油
排出管路とを該メータインロジック弁のスプリング室に
連通させるパイロット管路を有し、前記作動油供給管路
からこれら型締シリンダの型緩側に作動油を供給し、か
つ型緩側から作動油タンクに作動油を戻す給排管路が連
通する型締機用の油圧回路において、前記メータインロ
ジック弁の出口側と前記遠隔操作切換弁の出口側の何れ
か一方の高圧側をスプリング室に連通させるシャトル弁
を設け、前記給排管路に、スプリング室への作動油の供
給で開弁し、排出で閉弁するロジック弁を設け、該ロジ
ック弁と前記型締シリンダの型緩側との間から絞りを備
えた排出側管路を作動油タンクに連通させ、前記ロジッ
ク弁の作動油供給管路側から該ロジック弁のスプリング
室にロジック弁制御管路を連通させると共に、排出側管
路に設けた絞りよりも作動油タンク側の管路とロジック
弁制御管路とに前記型締シリンダの伸長作動時には両管
路を共に連通させ、縮小作動時には排出側管路を閉塞す
る一方、スプリング室と作動油タンクとを連通させる切
換弁を設けたことを特徴とする型締機用の油圧回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27447893A JPH06262332A (ja) | 1993-01-12 | 1993-11-02 | 型締機用の油圧回路 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5-3303 | 1993-01-12 | ||
| JP330393 | 1993-01-12 | ||
| JP27447893A JPH06262332A (ja) | 1993-01-12 | 1993-11-02 | 型締機用の油圧回路 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06262332A true JPH06262332A (ja) | 1994-09-20 |
Family
ID=26336851
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27447893A Withdrawn JPH06262332A (ja) | 1993-01-12 | 1993-11-02 | 型締機用の油圧回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06262332A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2001047686A1 (fr) * | 1999-12-28 | 2001-07-05 | Ube Machinery Corporation, Ltd. | Dispositif de fermeture du moule, procede permettant d'augmenter et de diminuer la pression dans ce dispositif et procede de demoulage |
| JP2009257537A (ja) * | 2008-04-18 | 2009-11-05 | Toyota Motor Corp | ベルト式無段変速機及び変速機制御装置 |
| CN109501339A (zh) * | 2018-12-27 | 2019-03-22 | 油威力液压科技股份有限公司 | 双层轮胎硫化机加压油缸液压控制系统 |
| CN113944660A (zh) * | 2021-10-08 | 2022-01-18 | 桂林理工大学 | 一种液压拉伸机自动刹车装置、液压拉伸机及刹车方法 |
| CN114962363A (zh) * | 2022-07-11 | 2022-08-30 | 江苏科迈液压控制系统有限公司 | 一种多工况深孔勘探车集成化负载敏感比例电液控多路阀组 |
| CN115674608A (zh) * | 2023-01-03 | 2023-02-03 | 山西斯普瑞机械制造股份有限公司 | 一种硫化鞋机开合模自调专用阀 |
-
1993
- 1993-11-02 JP JP27447893A patent/JPH06262332A/ja not_active Withdrawn
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