JPH06262864A - 熱転写シート - Google Patents
熱転写シートInfo
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- JPH06262864A JPH06262864A JP5080302A JP8030293A JPH06262864A JP H06262864 A JPH06262864 A JP H06262864A JP 5080302 A JP5080302 A JP 5080302A JP 8030293 A JP8030293 A JP 8030293A JP H06262864 A JPH06262864 A JP H06262864A
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- JP
- Japan
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- dye
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- substituted
- sheet
- layer
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 他物品に対する耐汚染性に優れ、高濃度且つ
鮮明で更に諸堅牢性に優れた記録画像を形成することが
出来る熱転写シートを提供すること。 【構成】 基材シート及び該基材シートの一方の面に形
成された染料層からなり、該染料層に包含される染料
が、下記式(1)及び/又は(2)で表される染料であ
ることを特徴とする熱転写シート。 【化1】
鮮明で更に諸堅牢性に優れた記録画像を形成することが
出来る熱転写シートを提供すること。 【構成】 基材シート及び該基材シートの一方の面に形
成された染料層からなり、該染料層に包含される染料
が、下記式(1)及び/又は(2)で表される染料であ
ることを特徴とする熱転写シート。 【化1】
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、熱転写シートに関し、
更に詳しくは他物品に対する耐汚染性に優れ、高濃度且
つ鮮明で更に諸堅牢性に優れた記録画像を形成すること
が出来る熱転写シートの提供を目的とする。
更に詳しくは他物品に対する耐汚染性に優れ、高濃度且
つ鮮明で更に諸堅牢性に優れた記録画像を形成すること
が出来る熱転写シートの提供を目的とする。
【0002】
【従来の技術】従来、種々の昇華型熱転写方法が公知で
あり、近年では、記録方法の進歩により、サーマルヘッ
ド等を用いて、高速度で、例えば、ポリエステルシート
や紙に染料受容層を設けた熱転写受像シートを使用し、
これらの熱転写受像シートに繊細な文字や図形或いはフ
ルカラーの写真像等を形成することが出来る。
あり、近年では、記録方法の進歩により、サーマルヘッ
ド等を用いて、高速度で、例えば、ポリエステルシート
や紙に染料受容層を設けた熱転写受像シートを使用し、
これらの熱転写受像シートに繊細な文字や図形或いはフ
ルカラーの写真像等を形成することが出来る。
【0003】
【発明が解決しようとしている問題点】上記従来技術に
おいて、サーマルヘッドによる熱転写時の加熱時間は極
めて短時間であることから、熱転写シートに使用される
染料は優れた昇華性、即ち熱移行性、発色性及び鮮明性
が要求される。これらの要求に対して種々の染料が提案
されているが、熱移行性、発色濃度及び鮮明性等に優れ
た染料は、一般に比較的分子量の低い染料であり、これ
らの染料を使用して熱転写シートを形成すると、熱転写
シートの染料層中の染料が動き易く、従って熱転写シー
トの保存中に染料が染料層の表面に移行し、該移行した
染料が他物品に触れると、他物品を汚染するという問題
がある。
おいて、サーマルヘッドによる熱転写時の加熱時間は極
めて短時間であることから、熱転写シートに使用される
染料は優れた昇華性、即ち熱移行性、発色性及び鮮明性
が要求される。これらの要求に対して種々の染料が提案
されているが、熱移行性、発色濃度及び鮮明性等に優れ
た染料は、一般に比較的分子量の低い染料であり、これ
らの染料を使用して熱転写シートを形成すると、熱転写
シートの染料層中の染料が動き易く、従って熱転写シー
トの保存中に染料が染料層の表面に移行し、該移行した
染料が他物品に触れると、他物品を汚染するという問題
がある。
【0004】この様な問題点を解決する方法としては、
比較的分子量の高い染料、例えば、染料の基本骨格の他
に芳香環等を導入した染料を使用することが提案されて
いるが、これらの比較的高分子量の染料の場合には、耐
汚染性の問題は低いものの、メチルエチルケトンやトル
エン或はそれらの混合物に対する溶解度が低く、従って
染料層を形成したとしても染料層中に溶解して存在して
いる染料濃度が低く、高濃度で鮮明な画像が形成されな
いという問題がある。従って、本発明の目的は、他物品
に対する耐汚染性に優れ、高濃度且つ鮮明で更に諸堅牢
性に優れた記録画像を形成することが出来る熱転写シー
トを提供することである。
比較的分子量の高い染料、例えば、染料の基本骨格の他
に芳香環等を導入した染料を使用することが提案されて
いるが、これらの比較的高分子量の染料の場合には、耐
汚染性の問題は低いものの、メチルエチルケトンやトル
エン或はそれらの混合物に対する溶解度が低く、従って
染料層を形成したとしても染料層中に溶解して存在して
いる染料濃度が低く、高濃度で鮮明な画像が形成されな
いという問題がある。従って、本発明の目的は、他物品
に対する耐汚染性に優れ、高濃度且つ鮮明で更に諸堅牢
性に優れた記録画像を形成することが出来る熱転写シー
トを提供することである。
【0005】
【問題点を解決する為の手段】上記目的は以下の本発明
によって達成される。即ち、本発明は、基材シート及び
該基材シートの一方の面に形成された染料層からなり、
該染料層に包含される染料が、下記式(1)及び/又は
(2)で表される染料であることを特徴とする熱転写シ
ートである。
によって達成される。即ち、本発明は、基材シート及び
該基材シートの一方の面に形成された染料層からなり、
該染料層に包含される染料が、下記式(1)及び/又は
(2)で表される染料であることを特徴とする熱転写シ
ートである。
【化2】
【0006】
【作用】前記式(1)及び(2)の染料は、一般式とし
ては特開平5−585号公報において公知の染料である
が、上記特開平5−585号公報に記載の一般式の中
で、上記特定の染料のみが、同一基本構造を有するにも
関わらず、他の染料に比較して優れた溶剤溶解性を有
し、熱転写シートに使用した場合、耐汚染性を維持しつ
つ、高濃度且つ鮮明で更に諸堅牢性に優れた記録画像を
熱転写受像シートに容易に与えることが出来ることを見
出した。
ては特開平5−585号公報において公知の染料である
が、上記特開平5−585号公報に記載の一般式の中
で、上記特定の染料のみが、同一基本構造を有するにも
関わらず、他の染料に比較して優れた溶剤溶解性を有
し、熱転写シートに使用した場合、耐汚染性を維持しつ
つ、高濃度且つ鮮明で更に諸堅牢性に優れた記録画像を
熱転写受像シートに容易に与えることが出来ることを見
出した。
【0007】
【好ましい実施態様】次に好ましい実施態様を挙げて本
発明を更に詳細に説明する。本発明で使用する上記式
(1)又は(2)の染料は、
発明を更に詳細に説明する。本発明で使用する上記式
(1)又は(2)の染料は、
【化3】 で表されるベンズ[cd]インドール−2−(1H)オ
ンの窒素原子に結合している水素原子をシクロヘキシル
プロピル基又は(3−メチル)フェノキシプロピル基で
置換した後、ジアシアノメチレンと脱水縮合させる方法
等、公知の方法で製造することが出来る。
ンの窒素原子に結合している水素原子をシクロヘキシル
プロピル基又は(3−メチル)フェノキシプロピル基で
置換した後、ジアシアノメチレンと脱水縮合させる方法
等、公知の方法で製造することが出来る。
【0008】本発明の熱転写シートは、上記式(1)及
び/又は(2)の染料を使用することを特徴とし、それ
以外の構成は従来公知の熱転写シートの構成と同様でよ
い。又、本発明では、色相調整の為に公知のイエロー染
料、マゼンタ染料、シアン染料を上記特定の染料に混合
してもよく、一般的には、ジアリールメタン系、トリア
リールメタン系、チアゾール系、メロシアニン等のメチ
ン系、インドアニリン、アセトフェノンアゾメチン、ピ
ラゾロアゾメチン、イミダゾルアゾメチン、イミダゾア
ゾメチン、ピリドンアゾメチンに代表されるアゾメチン
系、キサンチン系、オキサジン系、ジシアノスチレン、
トリシアノスチレンに代表されるシアノメチレン系、チ
アジン系、アジン系、アクリジン系、ベンゼンアゾ系、
ピリドンアゾ、チオフェンアゾ、イソチアゾールアゾ、
ピロールアゾ、ピラゾールアゾ、イミダゾールアゾ、チ
アジアゾールアゾ、トリアゾールアゾ、ジスアゾに代表
される複素環アゾ系、スピロジピラン系、インドリノス
ピロピラン系、フルオラン系、ローダミンラクタム系、
ナフトキノン系、アントラキノン系、キノフタロン系等
の染料が代表的であり、具体的には以下の様な染料が好
ましく用いられ得る。
び/又は(2)の染料を使用することを特徴とし、それ
以外の構成は従来公知の熱転写シートの構成と同様でよ
い。又、本発明では、色相調整の為に公知のイエロー染
料、マゼンタ染料、シアン染料を上記特定の染料に混合
してもよく、一般的には、ジアリールメタン系、トリア
リールメタン系、チアゾール系、メロシアニン等のメチ
ン系、インドアニリン、アセトフェノンアゾメチン、ピ
ラゾロアゾメチン、イミダゾルアゾメチン、イミダゾア
ゾメチン、ピリドンアゾメチンに代表されるアゾメチン
系、キサンチン系、オキサジン系、ジシアノスチレン、
トリシアノスチレンに代表されるシアノメチレン系、チ
アジン系、アジン系、アクリジン系、ベンゼンアゾ系、
ピリドンアゾ、チオフェンアゾ、イソチアゾールアゾ、
ピロールアゾ、ピラゾールアゾ、イミダゾールアゾ、チ
アジアゾールアゾ、トリアゾールアゾ、ジスアゾに代表
される複素環アゾ系、スピロジピラン系、インドリノス
ピロピラン系、フルオラン系、ローダミンラクタム系、
ナフトキノン系、アントラキノン系、キノフタロン系等
の染料が代表的であり、具体的には以下の様な染料が好
ましく用いられ得る。
【0009】C.I.(Color Index)イエ
ロー51、3、54、79、60、23、7、141、
201、231;C.I.ディスパースブルー24、5
6、14、301、334、165、19、72、8
7、287、154、26、354;C.I.ディスパ
ースレッド135、146、59、1、73、60、1
67;C.I.ディスパースバイオレット4、13、2
6、36、56、31、ディスパーズオレンジ149;
C.I.ソルベントバイオレット13;C.I.ソルベ
ントブラック3;C.I.ソルベントグリーン3;C.
I.ソルベントイエロー56、14、16、29;C.
I.ソルベントブルー70、35、63、36、50、
49、111、105、97、11;C.I.ソルベン
トレッド135、81、18、25、19、23、2
4、143、146、182等。
ロー51、3、54、79、60、23、7、141、
201、231;C.I.ディスパースブルー24、5
6、14、301、334、165、19、72、8
7、287、154、26、354;C.I.ディスパ
ースレッド135、146、59、1、73、60、1
67;C.I.ディスパースバイオレット4、13、2
6、36、56、31、ディスパーズオレンジ149;
C.I.ソルベントバイオレット13;C.I.ソルベ
ントブラック3;C.I.ソルベントグリーン3;C.
I.ソルベントイエロー56、14、16、29;C.
I.ソルベントブルー70、35、63、36、50、
49、111、105、97、11;C.I.ソルベン
トレッド135、81、18、25、19、23、2
4、143、146、182等。
【0010】更に具体的には、例えば、3,3´−ジエ
チルオキサチアシアニン・アイオダイド・アストラゾン
ピンクFG(バイエル社製、C.I.48015)、
2,2´・カルボシアニン(C.I.808)、アスト
ラフイロキシンFF(C.I.48070)、アストラ
ゾン・イエロー7GLL(C.I.ベーシックイエロー
21)、アイゼン・カチロンエロー3GLH(保土谷化
学製、C.I.48055)、アイゼン・カチロンレッ
ド6BH(C.I.48020)等の如きモノメチン
系、ジメチン系又はトリメチン系等のメチン(シアニ
ン)系塩基性染料類;オーラミン(C.I.655)等
の如きジフェニルメタン系塩基性染料類;マラカイト・
グリーン(C.I.42000)、ブリリアント・グリ
ーン(C.I.42040)、マジェンタ(C.I.4
2510)、メタル・バイオレット(C.I.4253
5)、クリスタル・バイオレット(C.I.4255
5)、メチル・グリーン(C.I.684)、ビクトリ
ア・ブルーB(C.I.44045)等のトリフェニル
メタン系塩基性染料;ピロニンG(C.I.739)、
ローダミンB(C.I.45170)、ローダミン6G
(C.I.45160)等のキサンテン系塩基性染料;
アクリジン・イエローG(C.I.785)、レオニン
AL(C.I.46075)、ベンゾフラビン(C.
I.791)、アフイン(C.I.46045)等のア
クリジン系塩基性染料;ニュートラル・レッド(C.
I.50040)、アストラゾン・ブルーBGE/x
125%(C.I.51005)、メチレン・ブルー
(C.I.52015)等のキノンイミン系塩基性染
料;その他第4級アンモニウム基を有するアントラキノ
ン系塩基性染料等の塩基性染料等が挙げられる。
チルオキサチアシアニン・アイオダイド・アストラゾン
ピンクFG(バイエル社製、C.I.48015)、
2,2´・カルボシアニン(C.I.808)、アスト
ラフイロキシンFF(C.I.48070)、アストラ
ゾン・イエロー7GLL(C.I.ベーシックイエロー
21)、アイゼン・カチロンエロー3GLH(保土谷化
学製、C.I.48055)、アイゼン・カチロンレッ
ド6BH(C.I.48020)等の如きモノメチン
系、ジメチン系又はトリメチン系等のメチン(シアニ
ン)系塩基性染料類;オーラミン(C.I.655)等
の如きジフェニルメタン系塩基性染料類;マラカイト・
グリーン(C.I.42000)、ブリリアント・グリ
ーン(C.I.42040)、マジェンタ(C.I.4
2510)、メタル・バイオレット(C.I.4253
5)、クリスタル・バイオレット(C.I.4255
5)、メチル・グリーン(C.I.684)、ビクトリ
ア・ブルーB(C.I.44045)等のトリフェニル
メタン系塩基性染料;ピロニンG(C.I.739)、
ローダミンB(C.I.45170)、ローダミン6G
(C.I.45160)等のキサンテン系塩基性染料;
アクリジン・イエローG(C.I.785)、レオニン
AL(C.I.46075)、ベンゾフラビン(C.
I.791)、アフイン(C.I.46045)等のア
クリジン系塩基性染料;ニュートラル・レッド(C.
I.50040)、アストラゾン・ブルーBGE/x
125%(C.I.51005)、メチレン・ブルー
(C.I.52015)等のキノンイミン系塩基性染
料;その他第4級アンモニウム基を有するアントラキノ
ン系塩基性染料等の塩基性染料等が挙げられる。
【0011】又、シアン染料として、カヤセットブルー
714(日本化薬製、ソルベントブルー63)、フォロ
ンブリリアントブルーS−R(サンド製、ディスパース
ブルー354)、ワクソリンAP−FW(ICI製、ソ
ルベントブルー36)、マゼンダ染料として、MS−R
EDG(三井東圧製、ディスパースレッド60)、マク
ロレックスレッドバイオレッドR(バイエル製、ディス
パースバイオレッド26)、イエロー染料として、フォ
ロンブリリアントイエローS−6GL(サンド製、ディ
スパースイエロー231)、マクロレックスイエロー6
G(バイエル製、ディスパースイエロー201)、更に
以下の構造式のものが挙げられる。
714(日本化薬製、ソルベントブルー63)、フォロ
ンブリリアントブルーS−R(サンド製、ディスパース
ブルー354)、ワクソリンAP−FW(ICI製、ソ
ルベントブルー36)、マゼンダ染料として、MS−R
EDG(三井東圧製、ディスパースレッド60)、マク
ロレックスレッドバイオレッドR(バイエル製、ディス
パースバイオレッド26)、イエロー染料として、フォ
ロンブリリアントイエローS−6GL(サンド製、ディ
スパースイエロー231)、マクロレックスイエロー6
G(バイエル製、ディスパースイエロー201)、更に
以下の構造式のものが挙げられる。
【0012】
【化4】
【0013】これらの染料は、そのままの形態で、或は
これらの染料をアルカリ処理した形態で用いることが出
来、又、これらの染料の対イオン交換体或はロイコ体も
用いることが出来る。常態では無色或は淡色であるロイ
コ染料等を使用する場合は、熱転写受像シートに顕色剤
に包含させておけばよい。又、特開昭59−78895
号、同60−28451号、同60−28453号、同
60−53564号、同61−148096号、同60
−239290号、同60−31565号、同60−3
0393号、同60−53565号、同60−2759
4号、同61−262191号、同60−152563
号、同61−244595号及び同62−196186
号及び国際公開WO92/05032に記載の昇華性イ
エロー染料、同60−223862号、同60−284
52号、同60−31563号、同59−78896
号、同60−31564号、同60−30391号、同
61−227092号、同61−227091号、同6
0−30392号、同60−30394号、同60−1
31293号、同61−227093号、同60−15
9091号、同61−262190号、米国特許4,6
98,651号及び特願昭62−220793号、米国
特許5,079,365号に記載の昇華性マゼンダ染
料、特開昭59−78894号、同59−227490
号、同60−151098号、同59−227493
号、同61−244594号、同59−227948
号、同60−131292号、同60−172591
号、同60−151097号、同60−131294
号、同60−217266号、同60−31559号、
同60−53563号、同61−255897号、同6
0−239289号、同61−22993号、同61−
19396号、同61−268493号、同61−35
994号、同61−31467号、同61−14826
9号、同61−49893号、同61−57651号、
同60−239291号、同60−239292号、同
61−284489号、同62−191191号公報及
び特願昭62−176625、米国特許5,079,3
65号等の公報や明細書に記載の昇華性シアン染料も好
適に用いられる。
これらの染料をアルカリ処理した形態で用いることが出
来、又、これらの染料の対イオン交換体或はロイコ体も
用いることが出来る。常態では無色或は淡色であるロイ
コ染料等を使用する場合は、熱転写受像シートに顕色剤
に包含させておけばよい。又、特開昭59−78895
号、同60−28451号、同60−28453号、同
60−53564号、同61−148096号、同60
−239290号、同60−31565号、同60−3
0393号、同60−53565号、同60−2759
4号、同61−262191号、同60−152563
号、同61−244595号及び同62−196186
号及び国際公開WO92/05032に記載の昇華性イ
エロー染料、同60−223862号、同60−284
52号、同60−31563号、同59−78896
号、同60−31564号、同60−30391号、同
61−227092号、同61−227091号、同6
0−30392号、同60−30394号、同60−1
31293号、同61−227093号、同60−15
9091号、同61−262190号、米国特許4,6
98,651号及び特願昭62−220793号、米国
特許5,079,365号に記載の昇華性マゼンダ染
料、特開昭59−78894号、同59−227490
号、同60−151098号、同59−227493
号、同61−244594号、同59−227948
号、同60−131292号、同60−172591
号、同60−151097号、同60−131294
号、同60−217266号、同60−31559号、
同60−53563号、同61−255897号、同6
0−239289号、同61−22993号、同61−
19396号、同61−268493号、同61−35
994号、同61−31467号、同61−14826
9号、同61−49893号、同61−57651号、
同60−239291号、同60−239292号、同
61−284489号、同62−191191号公報及
び特願昭62−176625、米国特許5,079,3
65号等の公報や明細書に記載の昇華性シアン染料も好
適に用いられる。
【0014】その他の染料としては下記式で表される染
料が挙げられる。
料が挙げられる。
【化5】
【0015】
【化6】
【0016】
【化7】
【0017】
【化8】
【0018】
【化9】
【0019】上記一般式において、R、X及びYは下記
の置換基を表す。R1及びR2 置換又は非置換のアルキル基、置換又は非置換のシクロ
アルキル基又は置換又は非置換のアラルキル基。R3 置換又は非置換のアルキル基、置換又は非置換のアルコ
キシ基、置換又は非置換のアルキルカルボニルアミノ
基、置換又は非置換のアルキルスルホニルアミノ基、置
換又は非置換のアルキルアミノカルボニル基、置換又は
非置換のアルキルアミノスルホニル基又はハロゲン原
子。R4 置換又は非置換のアルコキシカルボニル基、置換又は非
置換のアルキルアミノカルボニル基、置換又は非置換の
アルコキシ基、置換又は非置換のアルキル基、置換又は
非置換のシクロアルキル基、複素環基又はハロゲン原
子。R5 置換又は非置換のアルキル基、置換又は非置換のアルコ
キシカルボニル基、置換又は非置換のアルキルアミノカ
ルボニル基、置換又は非置換のアルコキシ基、置換又は
非置換のアルキルアミノスルホニル基、置換又は非置換
のシクロアルキル基、シアノ基、ニトロ基、ハロゲン原
子又は水素原子。
の置換基を表す。R1及びR2 置換又は非置換のアルキル基、置換又は非置換のシクロ
アルキル基又は置換又は非置換のアラルキル基。R3 置換又は非置換のアルキル基、置換又は非置換のアルコ
キシ基、置換又は非置換のアルキルカルボニルアミノ
基、置換又は非置換のアルキルスルホニルアミノ基、置
換又は非置換のアルキルアミノカルボニル基、置換又は
非置換のアルキルアミノスルホニル基又はハロゲン原
子。R4 置換又は非置換のアルコキシカルボニル基、置換又は非
置換のアルキルアミノカルボニル基、置換又は非置換の
アルコキシ基、置換又は非置換のアルキル基、置換又は
非置換のシクロアルキル基、複素環基又はハロゲン原
子。R5 置換又は非置換のアルキル基、置換又は非置換のアルコ
キシカルボニル基、置換又は非置換のアルキルアミノカ
ルボニル基、置換又は非置換のアルコキシ基、置換又は
非置換のアルキルアミノスルホニル基、置換又は非置換
のシクロアルキル基、シアノ基、ニトロ基、ハロゲン原
子又は水素原子。
【0020】R6 置換又は非置換のアルキル基、置換又は非置換のアリー
ル基、置換又は非置換のアミノ基、置換又は非置換のシ
クロアルキル基、シアノ基、ニトロ基又はハロゲン原
子。R7 置換又は非置換のアルキル基、置換又は非置換のアミノ
基、置換又は非置換のアルコキシ基、置換又は非置換の
アルコキシカルボニル基又はハロゲン原子。R8 置換又は非置換のアリール基、芳香族複素環基、シアノ
基、ニトロ基、ハロゲン原子又は他の電子吸引基。R9 CONHR10、SO2NHR10、NHCOR11、
NHSO2R11又はハロゲン原子。 R10 置換又は非置換のアルキル基、置換又は非置換のシクロ
アルキル基、置換又は非置換のアリール基又は置換又は
非置換の芳香族複素環基。
ル基、置換又は非置換のアミノ基、置換又は非置換のシ
クロアルキル基、シアノ基、ニトロ基又はハロゲン原
子。R7 置換又は非置換のアルキル基、置換又は非置換のアミノ
基、置換又は非置換のアルコキシ基、置換又は非置換の
アルコキシカルボニル基又はハロゲン原子。R8 置換又は非置換のアリール基、芳香族複素環基、シアノ
基、ニトロ基、ハロゲン原子又は他の電子吸引基。R9 CONHR10、SO2NHR10、NHCOR11、
NHSO2R11又はハロゲン原子。 R10 置換又は非置換のアルキル基、置換又は非置換のシクロ
アルキル基、置換又は非置換のアリール基又は置換又は
非置換の芳香族複素環基。
【0021】R11 置換又は非置換のアルキル基、置換又は非置換のシクロ
アルキル基、置換又は非置換のアミノ基、置換又は非置
換のアリール基、又は置換又は非置換の芳香族複素環
基。R12 置換又は非置換のアルキル基。R13 アミノ基又は水酸基。X ハロゲン原子。Y 置換又は非置換のアリール基、置換又は非置換の芳香族
複素環基。
アルキル基、置換又は非置換のアミノ基、置換又は非置
換のアリール基、又は置換又は非置換の芳香族複素環
基。R12 置換又は非置換のアルキル基。R13 アミノ基又は水酸基。X ハロゲン原子。Y 置換又は非置換のアリール基、置換又は非置換の芳香族
複素環基。
【0022】本発明の熱転写シートに使用する基材シー
トとしては、従来公知のある程度の耐熱性と強度を有す
るものであればいずれのものでもよく、例えば、0.5
〜50μm、好ましくは3〜10μm程度の厚さの紙、
各種加工紙、ポリエステルフイルム、ポリスチレンフイ
ルム、ポリプロピレンフイルム、ポリスルホンフイル
ム、ポリカーボネートフイルム、アラミドフイルム、ポ
リビニルアルコールフイルム、セロファン等であり、特
に好ましいものはポリエステルフイルムである。
トとしては、従来公知のある程度の耐熱性と強度を有す
るものであればいずれのものでもよく、例えば、0.5
〜50μm、好ましくは3〜10μm程度の厚さの紙、
各種加工紙、ポリエステルフイルム、ポリスチレンフイ
ルム、ポリプロピレンフイルム、ポリスルホンフイル
ム、ポリカーボネートフイルム、アラミドフイルム、ポ
リビニルアルコールフイルム、セロファン等であり、特
に好ましいものはポリエステルフイルムである。
【0023】上記の如き基材シートの表面に設ける染料
層は、前記染料を任意のバインダー樹脂で担持させた層
である。前記の染料を担持する為のバインダー樹脂とし
ては、従来公知のものがいずれも使用することが出来、
好ましいものを例示すれば、エチルセルロース、ヒドロ
キシエチルセルロース、エチルヒドロキシセルロース、
ヒドロキシプロピルセルロース、エチルヒドロキシエチ
ルセルロース、メチルセルロース、酢酸セルロース、酢
酪酸セルロース、酢酸プロピオン酸セルロース、硝酸セ
ルロース等のセルロース系樹脂、ポリビニルアルコー
ル、ポリ酢酸ビニル、ポリビニルブチラール、ポリビニ
ルアセトアセタール、ポリビニルピロリドン、ポリスチ
レン、ポリ塩化ビニル等のビニル系樹脂、ポリアクリロ
ニトリル、ポリアクリル酸エステル等のアクリル樹脂、
ポリアミド樹脂、ポリエステル樹脂、ポリカーボネート
樹脂、フェノキシ樹脂、フェノール樹脂、エポキシ樹
脂、エラストマー等が挙げられ、これらを混合又は共重
合して用いてもよい。更に各種の硬化剤を添加してもよ
い。これらの中で特にポリビニルブチラール及びポリビ
ニルアセタールが、耐熱性や染料の移行性等の点から好
ましいものである。本発明の熱転写シートの染料層は、
基本的には上記の材料から形成されるが、その他必要に
応じて従来公知と同様な各種の添加剤をも包含し得るも
のである。
層は、前記染料を任意のバインダー樹脂で担持させた層
である。前記の染料を担持する為のバインダー樹脂とし
ては、従来公知のものがいずれも使用することが出来、
好ましいものを例示すれば、エチルセルロース、ヒドロ
キシエチルセルロース、エチルヒドロキシセルロース、
ヒドロキシプロピルセルロース、エチルヒドロキシエチ
ルセルロース、メチルセルロース、酢酸セルロース、酢
酪酸セルロース、酢酸プロピオン酸セルロース、硝酸セ
ルロース等のセルロース系樹脂、ポリビニルアルコー
ル、ポリ酢酸ビニル、ポリビニルブチラール、ポリビニ
ルアセトアセタール、ポリビニルピロリドン、ポリスチ
レン、ポリ塩化ビニル等のビニル系樹脂、ポリアクリロ
ニトリル、ポリアクリル酸エステル等のアクリル樹脂、
ポリアミド樹脂、ポリエステル樹脂、ポリカーボネート
樹脂、フェノキシ樹脂、フェノール樹脂、エポキシ樹
脂、エラストマー等が挙げられ、これらを混合又は共重
合して用いてもよい。更に各種の硬化剤を添加してもよ
い。これらの中で特にポリビニルブチラール及びポリビ
ニルアセタールが、耐熱性や染料の移行性等の点から好
ましいものである。本発明の熱転写シートの染料層は、
基本的には上記の材料から形成されるが、その他必要に
応じて従来公知と同様な各種の添加剤をも包含し得るも
のである。
【0024】この様な染料層は、好ましくは適当な溶剤
中に前記の染料、バインダー樹脂その他の任意成分を加
えて各成分を溶解又は分散させて染料層形成用塗液又は
インキを調製し、これを上記の基材シート上に塗布及び
乾燥させて形成する。この様にして形成する染料層は、
0.2〜5.0μm、好ましくは0.4〜2.0μm程
度の厚さであり、又、染料層中の前記の染料は、染料層
の重量の5〜70重量%、好ましくは10〜60重量%
の量で存在するのが好適である。上記の如き本発明の熱
転写シートは、そのままで熱転写用として十分に有用で
あるが、更にその染料層表面に粘着防止層、即ち離型層
を設けてもよく、この様な層を設けることにより、熱転
写時における熱転写シートと熱転写受像シートの粘着を
防止し、更に高い熱転写温度を使用し、一層優れた濃度
の画像を形成することが出来る。
中に前記の染料、バインダー樹脂その他の任意成分を加
えて各成分を溶解又は分散させて染料層形成用塗液又は
インキを調製し、これを上記の基材シート上に塗布及び
乾燥させて形成する。この様にして形成する染料層は、
0.2〜5.0μm、好ましくは0.4〜2.0μm程
度の厚さであり、又、染料層中の前記の染料は、染料層
の重量の5〜70重量%、好ましくは10〜60重量%
の量で存在するのが好適である。上記の如き本発明の熱
転写シートは、そのままで熱転写用として十分に有用で
あるが、更にその染料層表面に粘着防止層、即ち離型層
を設けてもよく、この様な層を設けることにより、熱転
写時における熱転写シートと熱転写受像シートの粘着を
防止し、更に高い熱転写温度を使用し、一層優れた濃度
の画像を形成することが出来る。
【0025】この離型層としては、単に粘着防止性の無
機粉末を付着させたのみでも相当の効果を示し、更に、
例えば、シリコーンポリマー、アクリルポリマー、フッ
素化ポリマーの如き離型性に優れた樹脂から0.01〜
5μm、好ましくは0.05〜2μmの離型層を設ける
ことによって形成することが出来る。尚、上記の如き無
機粉体或いは離型性ポリマーは染料層中に包含させても
十分な効果を奏するものである。更に、この様な熱転写
シートの裏面に、サーマルヘッドの熱による悪影響を防
止する為に耐熱層を設けてもよい。以上の如き熱転写シ
ートを用いて、画像を形成する為に使用する熱転写受像
シートは、その記録面が前記の染料に対して染料受容性
を有するものであればいかなるものでもよく、又、染料
受容性を有しない紙、金属、ガラス、合成樹脂等である
場合には、その少なくとも一方の表面に染料受容層を形
成すればよい。
機粉末を付着させたのみでも相当の効果を示し、更に、
例えば、シリコーンポリマー、アクリルポリマー、フッ
素化ポリマーの如き離型性に優れた樹脂から0.01〜
5μm、好ましくは0.05〜2μmの離型層を設ける
ことによって形成することが出来る。尚、上記の如き無
機粉体或いは離型性ポリマーは染料層中に包含させても
十分な効果を奏するものである。更に、この様な熱転写
シートの裏面に、サーマルヘッドの熱による悪影響を防
止する為に耐熱層を設けてもよい。以上の如き熱転写シ
ートを用いて、画像を形成する為に使用する熱転写受像
シートは、その記録面が前記の染料に対して染料受容性
を有するものであればいかなるものでもよく、又、染料
受容性を有しない紙、金属、ガラス、合成樹脂等である
場合には、その少なくとも一方の表面に染料受容層を形
成すればよい。
【0026】染料受容層を形成しなくてもよい熱転写受
像シートとしては、例えば、ポリプロピレン等のポリオ
レフィン系樹脂、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン
等のハロゲン化ポリマー、ポリ酢酸ビニル、ポリアクリ
ルエステル等のビニルポリマー、ポリエチレンテレフタ
レート、ポリブチレンテレフタレート等のポリエステル
系樹脂、ポリスチレン系樹脂、ポリアミド系樹脂、エチ
レンやプロピレン等のオレフィンと他のビニルモノマー
との共重合体系樹脂、アイオノマー、セルロースジアセ
テート等のセルロース系樹脂、ポリカーボネート等から
なる繊維、織布、フイルム、シート、成形物等が挙げら
れる。特に好ましいものはポリエステルからなるシート
又はフイルム或いはポリエステル層を設けた加工紙であ
る。又、紙、金属、ガラスその他の非染着性の熱転写受
像シートであっても、その記録面に上記の如き染着性の
樹脂の溶液又は分散液を塗布及び乾燥させるか、或いは
それらの樹脂フイルムをラミネートすることにより、熱
転写受像シートとすることが出来る。
像シートとしては、例えば、ポリプロピレン等のポリオ
レフィン系樹脂、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン
等のハロゲン化ポリマー、ポリ酢酸ビニル、ポリアクリ
ルエステル等のビニルポリマー、ポリエチレンテレフタ
レート、ポリブチレンテレフタレート等のポリエステル
系樹脂、ポリスチレン系樹脂、ポリアミド系樹脂、エチ
レンやプロピレン等のオレフィンと他のビニルモノマー
との共重合体系樹脂、アイオノマー、セルロースジアセ
テート等のセルロース系樹脂、ポリカーボネート等から
なる繊維、織布、フイルム、シート、成形物等が挙げら
れる。特に好ましいものはポリエステルからなるシート
又はフイルム或いはポリエステル層を設けた加工紙であ
る。又、紙、金属、ガラスその他の非染着性の熱転写受
像シートであっても、その記録面に上記の如き染着性の
樹脂の溶液又は分散液を塗布及び乾燥させるか、或いは
それらの樹脂フイルムをラミネートすることにより、熱
転写受像シートとすることが出来る。
【0027】更に、上記の染着性のある熱転写受像シー
トであっても、その表面に更に染着性の良い樹脂から、
上記の紙の場合の如くして染料受容層を形成してもよ
い。この様にして形成する染料受容層は、単独の材料か
らでも、又、複数の材料から形成してもよく、更に所期
の目的を妨げない範囲で各種の添加剤を包含してもよい
のは当然である。この様な染料受容層は任意の厚さでよ
いが、一般的には3〜50μmの厚さである。又、この
様な染料受容層は連続被覆であるのが好ましいが、樹脂
エマルジョンや樹脂分散液を使用して、不連続の被覆と
して形成してもよい。この様な熱転写受像シートは基本
的には上記の如くで、そのままでも十分に使用すること
が出来るものであるが、上記熱転写受像シート又はその
染料受容層中に、粘着防止用の無機粉末を包含させるこ
とが出来、この様にすれば熱転写時の温度をより高めて
も熱転写シートと熱転写受像シートとの粘着を防止し
て、更に優れた熱転写を行うことが出来る。特に好まし
いのは、微粉末のシリカである。
トであっても、その表面に更に染着性の良い樹脂から、
上記の紙の場合の如くして染料受容層を形成してもよ
い。この様にして形成する染料受容層は、単独の材料か
らでも、又、複数の材料から形成してもよく、更に所期
の目的を妨げない範囲で各種の添加剤を包含してもよい
のは当然である。この様な染料受容層は任意の厚さでよ
いが、一般的には3〜50μmの厚さである。又、この
様な染料受容層は連続被覆であるのが好ましいが、樹脂
エマルジョンや樹脂分散液を使用して、不連続の被覆と
して形成してもよい。この様な熱転写受像シートは基本
的には上記の如くで、そのままでも十分に使用すること
が出来るものであるが、上記熱転写受像シート又はその
染料受容層中に、粘着防止用の無機粉末を包含させるこ
とが出来、この様にすれば熱転写時の温度をより高めて
も熱転写シートと熱転写受像シートとの粘着を防止し
て、更に優れた熱転写を行うことが出来る。特に好まし
いのは、微粉末のシリカである。
【0028】又、上記のシリカの如き無機粉末に代え
て、又は併用して、離型性の良好な前述の如き樹脂を添
加してもよい。特に好ましい離型性ポリマーは、シリコ
ーン化合物の硬化物、例えば、エポキシ変性シリコーン
オイルとアミノ変性シリコーンオイルからなる硬化物が
挙げられる。この様な離型剤は、染料受容層の重量の約
0.5〜30重量%を占める割合が良い。又、使用する
熱転写受像シートは、その染料受容層の表面に、上記の
如き無機粉体を付着させて粘着防止効果を高めてもよい
し、又、前述の如き離型性に優れた離型剤からなる層を
設けてもよい。この様な離型層は約0.01〜5μmの
厚さで十分な効果を発揮して、熱転写シートの染料受容
層との粘着を防止しつつ、一層染料受容性を向上させる
ことが出来る。
て、又は併用して、離型性の良好な前述の如き樹脂を添
加してもよい。特に好ましい離型性ポリマーは、シリコ
ーン化合物の硬化物、例えば、エポキシ変性シリコーン
オイルとアミノ変性シリコーンオイルからなる硬化物が
挙げられる。この様な離型剤は、染料受容層の重量の約
0.5〜30重量%を占める割合が良い。又、使用する
熱転写受像シートは、その染料受容層の表面に、上記の
如き無機粉体を付着させて粘着防止効果を高めてもよい
し、又、前述の如き離型性に優れた離型剤からなる層を
設けてもよい。この様な離型層は約0.01〜5μmの
厚さで十分な効果を発揮して、熱転写シートの染料受容
層との粘着を防止しつつ、一層染料受容性を向上させる
ことが出来る。
【0029】上記の如き本発明の熱転写シート及び上記
の如き被記録材を使用して熱転写を行う際に使用する熱
エネルギーの付与手段は、従来公知の付与手段がいずれ
も使用出来、例えば、サーマルプリンター(例えば、日
立製、ビデオプリンターVY−100)等の記録装置に
よって、記録時間をコントロールすることにより、5〜
100mJ/mm2程度の熱エネルギーを付与すること
によって所期の目的を十分に達成することが出来る。
の如き被記録材を使用して熱転写を行う際に使用する熱
エネルギーの付与手段は、従来公知の付与手段がいずれ
も使用出来、例えば、サーマルプリンター(例えば、日
立製、ビデオプリンターVY−100)等の記録装置に
よって、記録時間をコントロールすることにより、5〜
100mJ/mm2程度の熱エネルギーを付与すること
によって所期の目的を十分に達成することが出来る。
【実施例】次に実施例及び比較例を挙げて本発明を更に
具体的に説明する。尚、文中、部又は%とあるのは特に
断りの無い限り重量基準である。 実施例 下記組成の染料層形成用インキ組成物を調製し、背面に
耐熱処理を施した6μm厚のポリエチレンテレフタレー
トフイルムに、乾燥塗布量が1.0g/m2になる様に
塗布及び乾燥して本発明の熱転写シートを得た。 前記式(1)又は(2)の染料 3部 ポリビニルブチラール樹脂 4.5部 メチルエチルケトン 46.25部 トルエン 46.25部 但し、上記組成において染料が上記溶剤に不溶な場合に
は、溶媒としてDMF、ジオキサン、クロロホルム等を
適宜用いた。
具体的に説明する。尚、文中、部又は%とあるのは特に
断りの無い限り重量基準である。 実施例 下記組成の染料層形成用インキ組成物を調製し、背面に
耐熱処理を施した6μm厚のポリエチレンテレフタレー
トフイルムに、乾燥塗布量が1.0g/m2になる様に
塗布及び乾燥して本発明の熱転写シートを得た。 前記式(1)又は(2)の染料 3部 ポリビニルブチラール樹脂 4.5部 メチルエチルケトン 46.25部 トルエン 46.25部 但し、上記組成において染料が上記溶剤に不溶な場合に
は、溶媒としてDMF、ジオキサン、クロロホルム等を
適宜用いた。
【0030】比較例 実施例1の染料に代えて下記基本構造を有し、置換基R
が表1の染料を使用し、他は実施例1と同様にして比較
例の熱転写シートを作製した。
が表1の染料を使用し、他は実施例1と同様にして比較
例の熱転写シートを作製した。
【化10】
【0031】
【表1】
【0032】次に、基材シートとして合成紙(王子油化
製、ユポFPG#150)を用い、この一方の面に下記
の組成の塗工液を乾燥時10.0g/m2 になる割合で
塗布し、100℃で30分間乾燥して熱転写受像シート
を得た。 ポリエステル樹脂(Vylon200、東洋紡製) 11.5部 塩化ビニル・酢酸ビニル共重合体(VYHH、UCC製) 5.0部 アミノ変性シリコーン(KF−393、信越化学工業製) 1.2部 エポキシ変性シリーコーン(X−22−343、信越化学工業製)1.2部 メチルエチルケトン/トルエン/シクロヘキサノン(重量比4:4:2) 102.0部
製、ユポFPG#150)を用い、この一方の面に下記
の組成の塗工液を乾燥時10.0g/m2 になる割合で
塗布し、100℃で30分間乾燥して熱転写受像シート
を得た。 ポリエステル樹脂(Vylon200、東洋紡製) 11.5部 塩化ビニル・酢酸ビニル共重合体(VYHH、UCC製) 5.0部 アミノ変性シリコーン(KF−393、信越化学工業製) 1.2部 エポキシ変性シリーコーン(X−22−343、信越化学工業製)1.2部 メチルエチルケトン/トルエン/シクロヘキサノン(重量比4:4:2) 102.0部
【0033】前記の本発明の熱転写シート及び比較例の
熱転写シートと、上記の熱転写受像シートとを、夫々の
染料層と染料受容面とを対向させて重ね合せ、熱転写シ
ートの裏面からヘッド印加電圧11V、印字時間16m
sec.の条件でサーマルヘッドで記録を行った。耐汚染性の評価方法 :上記の記録で得られた画像面と合
成紙(王子油化製、ユポFPG#150)とを重ね合わ
せ、荷重20g/cm2、60℃の状態で40時間経過
した後、合成紙の汚染具合を下記基準にて評価した。 ○……全く汚染しないか或は僅かに汚染する。 ×……著しく汚染する。画像濃度の評価方法 :上記記録で得られた画像の最大画
像濃度を米国のX−Rite社のデンシドメーターTR
−310で測定した。染料溶解度の評価方法 :調製した染料層形成用インキ組
成物を30℃で4時間放置した後、染料の析出が認めら
れたものを×、染料の析出がないものを○とした。
熱転写シートと、上記の熱転写受像シートとを、夫々の
染料層と染料受容面とを対向させて重ね合せ、熱転写シ
ートの裏面からヘッド印加電圧11V、印字時間16m
sec.の条件でサーマルヘッドで記録を行った。耐汚染性の評価方法 :上記の記録で得られた画像面と合
成紙(王子油化製、ユポFPG#150)とを重ね合わ
せ、荷重20g/cm2、60℃の状態で40時間経過
した後、合成紙の汚染具合を下記基準にて評価した。 ○……全く汚染しないか或は僅かに汚染する。 ×……著しく汚染する。画像濃度の評価方法 :上記記録で得られた画像の最大画
像濃度を米国のX−Rite社のデンシドメーターTR
−310で測定した。染料溶解度の評価方法 :調製した染料層形成用インキ組
成物を30℃で4時間放置した後、染料の析出が認めら
れたものを×、染料の析出がないものを○とした。
【0034】
【効果】以上の如き本発明によれば、前記式(1)及び
/又は(2)の染料は、一般式としては特開平5−58
5号公報において公知の染料であるが、上記特開平5−
585号公報に記載の一般式の中で、上記特定の染料の
みが、同一基本構造を有するにも関わらず、他の染料に
比較して優れた溶剤溶解性を有し、熱転写シートに使用
した場合、耐汚染性を維持しつつ、高濃度且つ鮮明で更
に諸堅牢性に優れた記録画像を熱転写受像シートに容易
に与えることが出来る。
/又は(2)の染料は、一般式としては特開平5−58
5号公報において公知の染料であるが、上記特開平5−
585号公報に記載の一般式の中で、上記特定の染料の
みが、同一基本構造を有するにも関わらず、他の染料に
比較して優れた溶剤溶解性を有し、熱転写シートに使用
した場合、耐汚染性を維持しつつ、高濃度且つ鮮明で更
に諸堅牢性に優れた記録画像を熱転写受像シートに容易
に与えることが出来る。
Claims (1)
- 【請求項1】 基材シート及び該基材シートの一方の面
に形成された染料層からなり、該染料層に包含される染
料が、下記式(1)及び/又は(2)で表される染料で
あることを特徴とする熱転写シート。 【化1】
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5080302A JPH06262864A (ja) | 1993-03-16 | 1993-03-16 | 熱転写シート |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5080302A JPH06262864A (ja) | 1993-03-16 | 1993-03-16 | 熱転写シート |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06262864A true JPH06262864A (ja) | 1994-09-20 |
Family
ID=13714485
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5080302A Pending JPH06262864A (ja) | 1993-03-16 | 1993-03-16 | 熱転写シート |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06262864A (ja) |
-
1993
- 1993-03-16 JP JP5080302A patent/JPH06262864A/ja active Pending
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