JPH06263105A - 粉粒体充填装置における擦り切り装置 - Google Patents

粉粒体充填装置における擦り切り装置

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JPH06263105A
JPH06263105A JP5241393A JP5241393A JPH06263105A JP H06263105 A JPH06263105 A JP H06263105A JP 5241393 A JP5241393 A JP 5241393A JP 5241393 A JP5241393 A JP 5241393A JP H06263105 A JPH06263105 A JP H06263105A
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JP
Japan
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powder
scraping
trough
container
levelling
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Withdrawn
Application number
JP5241393A
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English (en)
Inventor
Seiko Nakajima
誠行 中島
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Tsutsunaka Plastic Industry Co Ltd
Original Assignee
Tsutsunaka Plastic Industry Co Ltd
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Publication date
Application filed by Tsutsunaka Plastic Industry Co Ltd filed Critical Tsutsunaka Plastic Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 擦り切り装置は、導入端に擦り切り板(8) を
有しかつ少なくとも1つの出口(9) (10)を有する塵取り
形のトラフ(6) と、トラフに振動を与える加振機構(7)
と、出口の下方に設けられた回収ライン(15)とを具備し
た加振式のものである。 【効果】 成型品の厚み精度を向上させ、擦り切り後の
表面を平滑化し、成型品に柄を付ける時にも均一な柄が
得られ、生産ラインの速度アップが可能となり、かつ歩
留まりの著しい向上が望める。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば、熱可塑性樹
脂の加熱・加圧成形物を製造するために、同樹脂の粉
体、ビーズ、ペレット、これらの混合物など(これらを
粉粒体と総称する)を所要の成形容器内に充填する充填
装置に関し、より詳しくは、成形容器に常に一定量の充
填を行うために、成形容器からの充填物の盛り上り部分
や、充填物の凹凸表面を擦り切って、平坦表面を形成す
る、擦り切り装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、このような擦り切り装置として
は、ホッパからの粉体を振動フィーダーで平板状の成形
容器内に受け、同容器に振動を加えた後、図4および図
5に示すように、成形容器(51)の上辺に沿って設けられ
た丸棒(52)または傾斜平板(53)に対して該成形容器(51)
を移動させ、または逆に成形容器(51)を移動させ、成形
容器(5) からの充填物の盛り上り部分や、充填物の凹凸
表面(54)を擦り切って、平坦表面を形成していた(特開
昭62−168804号公報参照)
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような丸棒または平板のような擦り切り治具による擦り
切りでは下記の問題点があった。すなわち、 (1) 丸棒または平板で擦り切りを行うと、必ず擦り切
り治具の治具進行方向の前側に粉体が堆積し、粉体の溜
まりが生じる。溜まった粉体の一部は、擦り切り治具の
進行に伴って治具の押圧力により充填物内に押し込まれ
る。このことは、以下の(イ)(ロ)に示すような充填
密度のばらつきを招いた。
【0004】(イ)擦り切り開始部から同終了部にかけ
て粉体の溜まり量は増加するため(図4および図5参
照)、擦り切り終了部では同開始部に較べより多くの粉
体が容器内に押し込まれることになり、擦り切り終了部
の粉体密度は、同開始部のそれに較べて高くなる。
【0005】(ロ)粉体の溜まりは充填物の両側部より
幅中央部で多く発生し、そのため幅中央部では両側部よ
り充填密度が高くなる。
【0006】(イ)(ロ)の現象の結果、成形容器内に
充填された粉体は、擦り切り開始部から同終了部に行く
につれて、かつ両側部から幅中央部に行くにつれて、高
い充填密度を有する。そのため、このように不均一状に
充填された粉体を直接加熱・加圧して合成樹脂板を成形
すると、充填密度の高い部位では、厚みが大きくなって
しまう。すなわち、図6に示すように、得られた合成樹
脂板の擦り切り開始部に相当する端部(55)から同終了部
に相当する端部(56)に行くにつれて、厚みが増大し、ま
た、図7に示すように、合成樹脂板の両側部(57)から幅
中央部(58)に行くにつれて、厚みが増大する。
【0007】(2) 熱可塑性樹脂の粉体には必要により
可塑剤等が添加されることもあるが、粉体がべとついた
状態であると、丸棒や平板による擦り切りの場合、余分
な粉体の除去だけでなく、容器内に残すべき粉体までが
すり切り治具に引きづられ充填物の表面からえぐり取ら
れてしまうことがある。これが表面に充填むらを引き起
こしたり、成型品の表面肌を著しく低下させる。
【0008】(3) 異種、異形、異色の複数種からなる合
成樹脂または無機物の混合物を充填して成型品に柄を付
ける場合、擦り切りによって粉体の溜まりが発生する
と、粒径の大きい粉粒体や線状の粉粒体は、擦り切り治
具の移動に伴って粉粒体にせん断力がかかり、治具に引
きづられて表面に浮き上ってきたり、方向性を持った配
列となったりして混合充填物の表面状態が損なわれる。
つまり、擦り切り開始部では均一に分散している混合体
の表面状態が同終了部ではこれとは異なる柄となってし
まう。
【0009】(4) 擦り切りによる粉体の溜まりが発生
すると、上記(1) 〜(3) のような問題点があるため、粉
体の状態によって、成形容器への粉体の供給量は必要量
に対して不足なく、かつ該容器からできるだけ盛り上が
らないように、すなわち擦り切りに伴う粉体の溜まりが
できるだけ発生しないように、粉体供給量の調整を非常
にシビアに行う必要であり、これが生産性向上の妨げに
なる。
【0010】本発明は、上記従来技術の諸問題をすべて
解決することができる粉粒体充填装置における擦り切り
装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の目的を
達成すべく工夫されたものであり、上記問題点の発生原
因が、成形容器から盛り上がった粉体の除去を丸棒や平
板のような擦り切り治具を用いて行う際に発生する粉体
の溜まりにあることに着目し、擦り切りが容器内に充填
された粉体に影響を及ぼさないようにするために、粉体
の溜まりを発生させずに粉体の擦り切りを行うことを指
向したものである。
【0012】すなわち、本発明による粉粒体充填装置に
おける擦り切り装置は、粉粒体充填装置の成型容器に充
填された粉粒体の擦り切り装置として、導入端に擦り切
り板を有しかつ少なくとも1つの出口を有する塵取り形
のトラフと、トラフに振動を与える加振機構と、出口の
下方に設けられた回収ラインとを具備した加振式擦り切
り装置を配置したことを特徴とするものである。
【0013】上記すり切り板は、好ましくは傾斜板で構
成されている。
【0014】上記出口は、好ましくは、トラフの左右両
側壁にそれぞれ設けられる。
【0015】トラフの内部には粉体を導入部から出口へ
導くガイド壁を設けることが好ましい。ガイド壁の代わ
りにガイド溝を設けてもよい。
【0016】加振機構としては、電磁式のもの、電動機
駆動式のものなどが適用できる。
【0017】塵取り形のトラフは成形容器の上縁レベル
に対して所要角度α(2〜15度)で傾斜状に設置され
ている。
【0018】
【作用】本発明によれば、加振式擦り切り装置を用いて
擦り切りを行うので、トラフ上に乗った粉粒体はトラフ
に与えられた振動によってトラフの上方へかき上げら
れ、順次トラフ出口から回収ラインへ搬出されていく。
そのため、擦り取りに伴って粉粒体の溜まりが発生する
ことがない。
【0019】よって、擦り切り開始部と同終了部または
成形容器の幅中央部と両側部とで、粉粒体充填密度のば
らつきがなく、かつ擦り切り時の表面状態を損なわず
に、充填密度が極めて均一な粉粒体の充填が可能とな
る。
【0020】
【実施例】以下、本発明をより具体的に説明するため、
本発明の実施例を示す。
【0021】図1は熱可塑性樹脂の加熱・加圧成形物を
製造する成型機の主要部を示すものである。熱可塑性樹
脂の粉体はフィーダホッパー(1) から横行フィーダ(2)
を経てチェーンコンベヤ(3) 上に位置する成形容器(4)
に供給される。粉体が充填された成形容器(4) はチェー
ンコンベヤ(3) およびローラコンベヤ(17)によって前方
図1中右方)へ移送される。
【0022】粉体が充填された成形容器(4) の移動方向
前方には本発明による加振式擦り切り装置(5) が設けら
れている。
【0023】加振式擦り切り装置(5) は、図2に示すよ
うに、導入端に擦り切り板(8) を有しかつ両側壁に出口
(9) (10)を有する塵取り形のトラフ(6) と、トラフ(6)
に振動を与える加振機構(7) と、出口(9) (10)の下方に
設けられた回収ライン(15)とより主として構成されてい
る。
【0024】擦り切り板(8) は傾斜板で構成され、トラ
フ(6) の導入用の開口端に突出状に連設されている。擦
り切り板(8) の先端レベルは成形容器(4) の上縁レベル
に合致している。塵取り形のトラフ(6) は成形容器(4)
の上縁レベルに対して所要角度α(10度)で傾斜状に
設置されている(図3参照)。
【0025】トラフ(6) の内部には粉体を導入部から出
口(9) (10)へ導くガイド壁(11)(12)が設けられている。
出口(9) (10)の外側にはそれぞれ流出路(13)(14)が突出
状に設けられている。加振装置(7) は電動機駆動式のも
のであって、図1に示すように、コイルバネ(18)とバイ
ブレート(16)を主たる構成要素とするものである。加振
装置(7) によってトラフ(6) に振幅300〜500μ
(最大1mm)、振動数60Hzの振動が、図3中の矢
印(A) の方向に与えられる。
【0026】出口(9) (10)の下方に設けられた溝型の回
収ライン(15)は、成形容器(4) の移動方向と直交する方
向に移動し、流出路(13)(14)から出た回収粉体をホッパ
ー(19)(20)を介して受取り、所要の位置へ送る。
【0027】上記構成の加振式擦り切り装置(5) におい
て、粉体が充填された成形容器(4)が速度5m/分で前
進して擦り切り装置(5) に達し、その下を通過すると
き、トラフ(6) の擦り切り板(8) によって粉体の盛り上
がり部分が擦り取られる。この擦り取り部分は、トラフ
(6) に与えられた振動によって傾斜状のトラフ(6) 内を
かき上げられ、ガイド壁(11)(12)によって左右の出口
(9) (10)へ導かれ、ここから流出路(13)(14)およびホッ
パー(19)(20)を経て回収ライン(15)へ流下し、これによ
って所要位置へ運ばれる。トラフ(6) 内における粉体の
移動速度は、加振装置(7) の電圧を変化させトラフ(6)
の振幅および振動数を調節することにより制御される。
【0028】この実施例は熱可塑性樹脂の粉体を対象と
したものであるが、ビーズ、ペレット、これらの混合物
など他の対象物についても、加振式擦り切り装置(5) の
設定条件の変更によりこれと同様の操作で、擦り取りを
行うことができる。
【0029】
【発明の効果】本発明の擦り取り装置によれば、擦り切
りに伴う粉粒体の溜まりが発生しないことから、次の効
果が得られる。
【0030】(1) 粉粒体を成形容器内に均一に充填で
きるため、充填された粉粒体を加熱、加圧により成形し
て得られる成型品の厚み精度を飛躍的に向上させること
ができる。
【0031】(2) 粉粒体がべとつきのような好ましか
らぬ性質をもっていても、成形容器からの盛り上がり部
分のみを支障なく擦り切ることができ、擦り切り後の表
面も平滑なものが得られる。
【0032】(3) 成型品に柄を付ける時に異種、異
形、異色なものからなる混合物を充填した場合でも、粒
子径が大きいものでも擦り切りによって粉粒体にせん断
力がかからないので、擦り取りに伴って表面に浮き上げ
られることがなく、均一な柄が得られる。
【0033】(4) (1) 〜(3) の結果、充填された粉粒
体には、擦り切りによる影響がないので、粉粒体の供給
量が不足しないように注意するだけでよく、充填量のシ
ビアな調整を行くてよい。したがって、生産ラインの速
度アップが可能となり、かつ歩留まりの著しい向上が望
める。
【図面の簡単な説明】
【図1】熱可塑性樹脂の加熱・加圧成形物を製造する成
型機の主要部を示す側面図である。
【図2】加振式擦り切り装置を示す斜視図である。
【図3】加振式擦り切り状態を示す側面図である。
【図4】従来の擦り取り治具による擦り取り状態を示す
側面図である。
【図5】従来の擦り取り治具による擦り取り状態を示す
側面図である。
【図6】従来の擦り取り治具による成型品の側面図であ
る。
【図7】従来の擦り取り治具による成型品の正面図であ
る。
【符号の説明】
4:成形容器 5:加振式擦り切り装置 6:トラフ 7:加振機構 8:擦り切り板 9,10:出口 11,12:ガイド板 15:回収ライン

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 粉粒体充填装置の成型容器に充填された
    粉粒体の擦り切り装置として、導入端に擦り切り板を有
    しかつ少なくとも1つの出口を有する塵取り形のトラフ
    と、トラフに振動を与える加振機構と、出口の下方に設
    けられた回収ラインとを具備した加振式擦り切り装置を
    配置したことを特徴とする、粉粒体充填装置における擦
    り切り装置。
JP5241393A 1993-03-12 1993-03-12 粉粒体充填装置における擦り切り装置 Withdrawn JPH06263105A (ja)

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JP5241393A JPH06263105A (ja) 1993-03-12 1993-03-12 粉粒体充填装置における擦り切り装置

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JP5241393A JPH06263105A (ja) 1993-03-12 1993-03-12 粉粒体充填装置における擦り切り装置

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JPH06263105A true JPH06263105A (ja) 1994-09-20

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ID=12914106

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JP5241393A Withdrawn JPH06263105A (ja) 1993-03-12 1993-03-12 粉粒体充填装置における擦り切り装置

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JP (1) JPH06263105A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002178104A (ja) * 2000-12-14 2002-06-25 Hitachi Metals Ltd 鋳物砂ならし装置
CN114038306A (zh) * 2021-11-22 2022-02-11 高婷婷 一种风景园林设计用的便利性沙盘装置

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Effective date: 20000530