JPH06263576A - 家庭園芸用肥料錠 - Google Patents

家庭園芸用肥料錠

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JPH06263576A
JPH06263576A JP5083759A JP8375993A JPH06263576A JP H06263576 A JPH06263576 A JP H06263576A JP 5083759 A JP5083759 A JP 5083759A JP 8375993 A JP8375993 A JP 8375993A JP H06263576 A JPH06263576 A JP H06263576A
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tablets
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water
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JP5083759A
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Kenichi Ueki
健一 上木
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Abstract

(57)【要約】 【目的】主として家庭園芸の観葉植物の栽培における、
灌水施肥法のための肥料分含有水の作成や、水栽培の水
中に仕込んで肥料成分を徐放する、錠剤型家庭園芸用肥
料とその製造法。 【構成】この発明の肥料成分は肥料十大要素など公知の
もののほか、微量元素を含有する天然鉱石粉末と硫酸カ
ルシウムを担体として粗塊を作成する。この粗塊を50
ミクロン以上の微粉末にする。その周囲に親カルシウム
性で且つ、親アルコール性の粘結剤を用いて被覆された
粒子を作成する。この肥効成分を含有し、中心となる粒
子を定量ずつ打圧製錠した各錠に、天然樹脂アルコール
溶液を含浸させた結果、中心粒子を蜂の子とする蜂の巣
状の立体的防水壁が構成された錠剤が出来る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は主として家庭におい
て、長期観賞期間の観葉植物の水栽培や家庭園芸の鉢植
栽培に施用する追加肥料的効用の肥料で、施用の効率
化、簡便化のため錠剤化したものである。これにより一
回の施用により花葉の色勢を賦活する効果を呈する活性
化成分を、長期に渡り安定に放出する。
【0002】
【従来の技術】家庭園芸用としては、透明アンプルや透
水性樹脂袋(特公平3−2837)の園芸用肥料の施用
量認知など、取扱いの簡便化のための発明がある。また
粒状化の発明(特公平3−27512)があるが農業用
のものである。施肥費用が考慮されなければならないの
で、その量や回数を適正化するための発明がある。一度
に全量を施用すると作物に吸収されるほか、土中深く沈
積して変質の結果酸素を消費し土壌の活力を失わせるの
で、徐放性とするため被覆剤が必要ということは家庭用
と軌を一にする。その被覆材の主成分がアルキド樹脂
(特公平3−39037)メラミン樹脂(平3−464
30)と指定したものがある。また肥料成分において、
従来有名なリン酸カリに代えて更に緩効性成分としてケ
イ酸カリ(特公平3−14797)を主成分としたもの
がある。特殊な成分で、クエン酸を主成分とした植物生
長促進剤(特開平4−46104)水溶性ビタミンK
を誘導体とした生育活性化剤(平開平4−46103)
のものがある。成型製品において、栽培の各期間に必要
な成分を放出するように多層化したベレット(特公平3
−64085)(実施は内外二層である)がある。造粒
剤において、尿素を主成分とする(特公平3−4503
8)、担体として平凡なタルク、クレー、石膏、ベント
ナイトなどを用いているが、結合補助剤として高級アル
カン化マロン酸ナトリウムの如きカルボニルを指定した
(特公平4−69302)、界面活性剤を用い、粉の圧
縮造粒性向上を図った(特公平3−27512)、亜麻
仁油を添加した(特公平3−43234)など造粒成型
の目的での発明がある。これ等に共通していることは、
施肥の効率化であるが、大規模な農業用のもので家庭用
のものでない。
【0003】
【発明の解決しようとする課題】近時の都会では、庭の
スペースに乏しくまたは高層住宅化して、いわゆる鉢植
園芸となり、家庭における花卉には土を用いず水苔やプ
ラスチック片を用いる場合もある(1989、鉢物園芸
研究会 鉢物園芸 所載の品種毎に集計した結果全数で
34%、観葉植物では69%である。以下同様)。これ
らに対して施肥の姿は灌水に添加した液体肥料となる
(56〜70%)。さらに土を用いない場合のうち観葉
植物において、水栽培は69%である。このことは土壌
に施用する従来型農薬が不適当であると言えるのであ
る。新規スタイルの第一としては、水耕液中に沈めて、
数ケ月間、濃過ぎず、切れず肥料成分を徐々に放出し続
け、且つ液の浄化殺菌に役立つ効用を持ち、他面取り扱
い便利、清潔のため錠剤化することが液肥より望まし
い。第二のスタイルは、灌水添加である。これはこの錠
剤を一夜浸漬した置き水を以て行うことである。このこ
とは液体肥料の原液から調合を誤って濃厚過ぎたと言う
誤りを防止する妥当な方法である。
【0004】
【問題を解決するための手段】肥料成分として、窒素、
燐、カリ(NPK)など常法の三大肥科のほか微量元素
も含んで考慮選択した元素類の担体として無機質粉体と
してカルシウム系を中心とした合成粉体のまわりに、難
溶性粘結被覆剤を以てコーティングした状態の粒で、宛
も濡れた砂が握れば形を成す如き状態から、少量宛とり
出して丸めた、所謂顆粒を集めて錠剤に打圧成型する
(この機械は製薬における常法によって行うから顆粒お
よび錠剤の寸法、打圧力などは市販製錠機の仕様によ
る)。成型後、天然産樹脂セラックを浸透させる。この
結果、肥料成分を内包しながら粘結物質によって被覆さ
れた粒体は相互に粘結された形となって、さらに打圧製
錠されて繁密となっているが、それらの間隙にセラック
を浸透させて、蜂の巣の状態に立体的に防水壁を構成す
る。この蜂の巣状の獲得がこの発明の主眼である。
【0005】
【作用】中心粒子の核となる担体となる無機質粉体には
自己結晶性の硫酸カルシウム粉末を主として、稀元素を
含有する天然鉱石粉とNPK肥料元素の水溶液を混和し
硫酸カルシウムの結晶化や分子間引力によって固化した
粗塊を製薬グラインダーで粒子化したものが、ここにい
う中心粒子である。この上に難溶性皮膜を張る工程とし
て、次段のミキサー工程において糖分、カルボン酸塩と
成型を補助する乳化剤を中心粒子粉体と充分に混和す
る。ここに糖はカルシウムと化合して難溶化する(近世
化学通論)。乳化剤は水、アルコールに可溶で、成型補
助剤と共に無機質の中心粒子の表面を濡らし皮膜を発達
させる。乳化剤は次工程での油脂との親和性を持つこと
で防水膜が中心粒子の表面を覆うことが出来るようにす
る。存分混和した後、出来上がった中心粒子間の粘着剤
ともなる硬化天然油脂のアルコール溶液を噴霧すると全
体は練り物状となる。これを顆粒機のスクリーンを通し
て平均径約0.8mmの粒状のものとする。この粒々を
定量毎に打圧する製錠機によって定寸法の錠剤の形にし
て乾燥する。これまでの機械工程は製薬の常法によって
いる。最後に防水と硬膜化のため天然産樹脂のアルコー
ル溶液を噴霧する。アルコールは油脂との親和性によ
り、錠剤内部で粒々間の油脂に沿って浸透し、立体的に
防水壁を完成する。この結果、この錠剤は中心粒子がし
ょ糖系防水層と油脂系防水層とで被覆された顆粒の集積
体を蜂の子として、その周りに天然産樹脂で被せた蜂の
巣である。この錠剤を水中に浸漬し使用すると、最外壁
の天然産樹脂が数時間で破壊して顆粒のコーティング層
が水に接して、弱い箇所から浸水し、内部の中心粒子の
肥効成分が吸出される。次の顆粒のコーティングが破壊
するまでには同等の時間がかかり、放出は間けつ的とな
り、最後の放出までの時間は長くなる。顆粒は錠剤一面
に分布しているから、ランダムに各部分で放出するの
で、錠剤全体として、または複数箇を通じてみれば休止
することがない。再言すれば、無機質の表面に易溶性の
肥料成分を包蔵し乍ら、性質の異なる二層の防水膜を補
助剤を用いて張りつけたものを打圧集積して蜂の巣状に
防水壁を完成するという製造法により所望の錠剤を得た
のである。
【0006】
【実施例】中心粒子は内包する肥料の主成分NPK源と
して、りん酸2水素アンモニウムりん酸2水素カリウム
のほか、硫酸マグネシウムを選び、それぞれ同濃度の水
溶液とし、その混合水を用いて担体である硫酸カルシウ
ムを混練し石膏に結晶させる。このとき微量元素源とし
て天然鉱石粉を所要の程度で混和することがある。結晶
硬化した粗塊は製薬グラインダーにかけ、250メッシ
ュ程度の粉末とする。別途、粒結被覆剤として白糖、乳
化剤としてしょ糖脂肪酸エステル、成型補補助剤として
カルボン酸塩はフマル酸ナトリウムを選び、少量の水と
ともにミキサーで混練し、中心粒子となる粉末を徐々に
加え丁寧に混練し乍ら、アルコール溶液とした植物性硬
化油を噴霧し、出来た練物を次段の顆粒機に送り、その
スクリーンを通じて、顆粒化した粒々を定量毎に打圧す
る製錠機によって定寸法の錠剤とする。次に別の回転噴
霧機において、アルコール溶液としたセラックを噴霧に
よって錠剤に浸透させ、乾燥して完成品とする。この製
品の園芸農薬としての公的検査結果は次の通りである
が、標準に比し、50%以上も上回る好成績であった。
観察報告においても異常症状なく有害物質は認められな
いと言うことである。この検査は本錠を、”こまつな”
種子の鉢植に施用した発芽率と、生育状態に関するもの
である。この場合の肥効成分はN分 0.21%、P
分 1.92%、KO分0.59%及びMO分
0.13%と分析された。対照肥料として、リン酸2
水素アンモニウム、同カリウム及び硫酸マグネシウムを
用いて、N、P、KO及びMOが同等となる
ものである。標準調合として、N、P、KOが
25mg、50mg、25mgになる量の農薬を用い
た。以上の3種のグループによって検査比較された。第
一表は、施用試供品5gを基本とした倍数と相当成分量
を示す。第二表は生育状況で、播種の翌日に各鉢の20
粒が全部発芽している。その後4日と13日後の葉長、
生体重及び生体重指数が掲げられている。次に、この製
品の水中の徐放期間を推定するための崩壊試験の結果は
次の通りである。約3ヶ月の耐久性があった。水中のP
H測定において、水中に浸漬した時から1週間の水中の
PHの値は、単なる水道水と比較して最高1.4PH
程、酸性化の値を示した。
【0007】
【発明の効果】
(1)水耕試駿 (イ)120cc硝子容器で、所定濃度の10倍となる
水耕水に”わけぎ”の根部5cm以下のものの根のみを
浸し、保持し、窓辺に置いた。15日後、4倍に青葉が
伸び花芽も生じた。20日後、ねぎ花が開いた。これと
並行して、(ロ)市販の丸形品を浸したもの、(ハ)市
販の粉末形のものを浸したもので試行したが、(ロ)・
(ハ)共に重量比が1/2、長さが1/3にすぎない成
績であった。 (2)灌水試験 本錠70錠を1500ccの水道水に浸して、3〜4日
毎にとり出し、灌水に用いた。3ヶ月後現在、ポトスと
アジアンタスの植物用植木鉢に就いて、明るい艶のある
葉と、勢いのある緑葉を保持している。
【表1】
【表2】

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】公知の肥料十大元素等から適宜選択した肥
    料要素を、カルシウム系無機質の粉末を担体として形成
    する中心粒子の周囲をしょ糖系の固形皮膜と、脂肪酸エ
    ステルなどの乳化剤で包み、粒子間の結合剤として植物
    性油脂を用いた顕粒を集め、打圧成型した錠剤に天然樹
    脂セラックを滲透させ防水して成るところの、蜂の巣状
    多層被覆錠剤とその製造法に関する。
JP5083759A 1993-03-03 1993-03-03 家庭園芸用肥料錠 Pending JPH06263576A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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