JPH06263594A - ダイヤモンド結晶、ダイヤモンド結晶膜、ダイヤモンド発光素子およびそれらの形成方法 - Google Patents
ダイヤモンド結晶、ダイヤモンド結晶膜、ダイヤモンド発光素子およびそれらの形成方法Info
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- JPH06263594A JPH06263594A JP5419593A JP5419593A JPH06263594A JP H06263594 A JPH06263594 A JP H06263594A JP 5419593 A JP5419593 A JP 5419593A JP 5419593 A JP5419593 A JP 5419593A JP H06263594 A JPH06263594 A JP H06263594A
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- diamond crystal
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 ダイヤモンド結晶形成時の基体温度を400
〜900℃とすることによって形成される結晶を{11
1}面配向性とし、選択堆積法等によって結晶核の発生
密度を制御しながら、CVD法、燃焼炎法などの方法を
用いて平板ダイヤモンド結晶を形成し、その結晶を成
長、合体および膜状成長させることによって、ダイヤモ
ンド多結晶膜とし、その結晶膜を用いてダイヤモンド発
光素子を製造する。 【効果】 本発明の方法で形成される配向性の高い平板
ダイヤモンド結晶を、成長、合体および膜状成長させて
得られるダイヤモンド結晶膜を用いて、輝度の低下ある
いは素子破壊などの劣化を起こしにくい、耐久性の優れ
たダイヤモンド発光素子を製造することができる。
〜900℃とすることによって形成される結晶を{11
1}面配向性とし、選択堆積法等によって結晶核の発生
密度を制御しながら、CVD法、燃焼炎法などの方法を
用いて平板ダイヤモンド結晶を形成し、その結晶を成
長、合体および膜状成長させることによって、ダイヤモ
ンド多結晶膜とし、その結晶膜を用いてダイヤモンド発
光素子を製造する。 【効果】 本発明の方法で形成される配向性の高い平板
ダイヤモンド結晶を、成長、合体および膜状成長させて
得られるダイヤモンド結晶膜を用いて、輝度の低下ある
いは素子破壊などの劣化を起こしにくい、耐久性の優れ
たダイヤモンド発光素子を製造することができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、結晶配向性を有するダ
イヤモンド結晶の形成方法およびその結晶から成るダイ
ヤモンド結晶膜を発光層とするダイヤモンド発光素子に
関する。
イヤモンド結晶の形成方法およびその結晶から成るダイ
ヤモンド結晶膜を発光層とするダイヤモンド発光素子に
関する。
【0002】
【従来の技術】ダイヤモンドは、大きなバンドギャップ
(5.5eV)、大きなキャリア移動度(電子1800
cm2/V・S、正孔1600cm2/V・S)、大きな
熱伝導度(20W/cm・K)、高い硬度、優れた耐摩
耗性などの、他の材料では得られない種々の特性を有し
ている。
(5.5eV)、大きなキャリア移動度(電子1800
cm2/V・S、正孔1600cm2/V・S)、大きな
熱伝導度(20W/cm・K)、高い硬度、優れた耐摩
耗性などの、他の材料では得られない種々の特性を有し
ている。
【0003】このため近年、気相からのダイヤモンド合
成、特に化学的気相析出法(CVD法)の研究が進んで
いる。
成、特に化学的気相析出法(CVD法)の研究が進んで
いる。
【0004】従来、CVD法で基体上に形成されるダイ
ヤモンドには以下のようなものがあった。
ヤモンドには以下のようなものがあった。
【0005】(1)天然または人工ダイヤモンド結晶を
基体とし、その上へのホモエピタキシャル成長あるいは
ダイヤモンド結晶に近い結晶構造を持つ立方晶窒化ホウ
素(c−BN)へのヘテロエピタキシャル成長により得
られるダイヤモンド結晶。これらの方法で得られたダイ
ヤモンド結晶膜はともに、下地基体とエピタキシャル関
係を持ち、非常に平滑性の高い単結晶膜である。
基体とし、その上へのホモエピタキシャル成長あるいは
ダイヤモンド結晶に近い結晶構造を持つ立方晶窒化ホウ
素(c−BN)へのヘテロエピタキシャル成長により得
られるダイヤモンド結晶。これらの方法で得られたダイ
ヤモンド結晶膜はともに、下地基体とエピタキシャル関
係を持ち、非常に平滑性の高い単結晶膜である。
【0006】(2)シリコン基板、モリブデン、タング
ステン、タンタルなどの高融点基板、石英基板などを基
体とし、一般的な合成条件で形成されるダイヤモンド結
晶。このような合成法の場合、核発生密度を向上させる
ためダイヤモンド砥粒を用いた傷つけ処理を行なうのが
普通である。このダイヤモンド砥粒を用いた傷つけ処理
については、飯島らによって既報であり(第4回ダイヤ
モンドシンポジウム講演予稿集、p115,平成3
年)、その報告によれば、傷つけ処理によってダイヤモ
ンド微粒子が基板表面に埋め込まれ、それがダイヤモン
ド結晶発生の核となる。このようなダイヤモンド微粒子
を核とした場合、気相合成法で成長するダイヤモンド結
晶は、核発生密度により以下のような形態で析出する。
i)核発生密度が低い場合、ダイヤモンド結晶は粒状ま
たはランダムな方位で析出する。ii)核発生密度が高い
場合、ダイヤモンド結晶は、凹凸の大きな多結晶状に析
出する。このとき、一般的には配向性のないダイヤモン
ド多結晶膜となるが、合成条件次第で{100}配向あ
るいは{110}配向することが知られている。
ステン、タンタルなどの高融点基板、石英基板などを基
体とし、一般的な合成条件で形成されるダイヤモンド結
晶。このような合成法の場合、核発生密度を向上させる
ためダイヤモンド砥粒を用いた傷つけ処理を行なうのが
普通である。このダイヤモンド砥粒を用いた傷つけ処理
については、飯島らによって既報であり(第4回ダイヤ
モンドシンポジウム講演予稿集、p115,平成3
年)、その報告によれば、傷つけ処理によってダイヤモ
ンド微粒子が基板表面に埋め込まれ、それがダイヤモン
ド結晶発生の核となる。このようなダイヤモンド微粒子
を核とした場合、気相合成法で成長するダイヤモンド結
晶は、核発生密度により以下のような形態で析出する。
i)核発生密度が低い場合、ダイヤモンド結晶は粒状ま
たはランダムな方位で析出する。ii)核発生密度が高い
場合、ダイヤモンド結晶は、凹凸の大きな多結晶状に析
出する。このとき、一般的には配向性のないダイヤモン
ド多結晶膜となるが、合成条件次第で{100}配向あ
るいは{110}配向することが知られている。
【0007】(3)特開平2−160695に記載の方
法によれば、基体として銅単結晶基板を用いることによ
り、その基板と同じ結晶方位を有するダイヤモンド結晶
を形成することができる。
法によれば、基体として銅単結晶基板を用いることによ
り、その基板と同じ結晶方位を有するダイヤモンド結晶
を形成することができる。
【0008】さらに、このような気相合成ダイヤモンド
結晶膜を発光層として用いる発光素子が研究されてい
る。その例として、電界発光素子(以下、EL素子と呼
ぶ)は、例えば本発明者らのジャパニーズ・ジャーナル
・オブ・アプライド・フィジクス誌28巻10号L18
48〜L1850ページ(1989年)の2重絶縁層構
造のEL素子やショットキー型の発光ダイオード(西林
ら、第36回応用物理学会関連連合講演会予稿集、2a
−N−8,481ページ、1989年)などで報告され
ている。
結晶膜を発光層として用いる発光素子が研究されてい
る。その例として、電界発光素子(以下、EL素子と呼
ぶ)は、例えば本発明者らのジャパニーズ・ジャーナル
・オブ・アプライド・フィジクス誌28巻10号L18
48〜L1850ページ(1989年)の2重絶縁層構
造のEL素子やショットキー型の発光ダイオード(西林
ら、第36回応用物理学会関連連合講演会予稿集、2a
−N−8,481ページ、1989年)などで報告され
ている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例で形成されるダイヤモンドあるいはダイヤモンド発
光素子には以下のような問題点があった。
来例で形成されるダイヤモンドあるいはダイヤモンド発
光素子には以下のような問題点があった。
【0010】先ず、ダイヤモンド結晶の形成について
は、 (1)ダイヤモンド結晶あるいは立方晶窒化ホウ素への
ヘテロエピタキシャル成長で得られる単結晶膜は、平滑
で結晶性も良好であるが、基体が非常に高価であるため
実用的ではない。
は、 (1)ダイヤモンド結晶あるいは立方晶窒化ホウ素への
ヘテロエピタキシャル成長で得られる単結晶膜は、平滑
で結晶性も良好であるが、基体が非常に高価であるため
実用的ではない。
【0011】(2)シリコン、高融点金属または石英基
体への通常条件下でのダイヤモンド形成では、 i)核発生密度が低い場合、単結晶粒子が形成される
が、析出の方位がランダムである。 ii)核発生密度が高い場合、結晶は凹凸の大きい無配
向の多結晶膜として得られるのが普通である。結晶配向
性の膜が得られる場合でも、{110}配向膜は凹凸が
大きく、また{100}配向膜は、その表面が基体に対
してほぼ平行で、また平滑性も良好な領域が認められる
ものの、膜厚が非常に大きい場合(数十μm以上)でな
ければ配向性を生じない。
体への通常条件下でのダイヤモンド形成では、 i)核発生密度が低い場合、単結晶粒子が形成される
が、析出の方位がランダムである。 ii)核発生密度が高い場合、結晶は凹凸の大きい無配
向の多結晶膜として得られるのが普通である。結晶配向
性の膜が得られる場合でも、{110}配向膜は凹凸が
大きく、また{100}配向膜は、その表面が基体に対
してほぼ平行で、また平滑性も良好な領域が認められる
ものの、膜厚が非常に大きい場合(数十μm以上)でな
ければ配向性を生じない。
【0012】(3)銅単結晶基板上に形成されたダイヤ
モンド結晶は、基板とエピタキシャル関係を持って析出
するが、粒子状の形態を有し、さらにこれらの粒子が合
体して膜状成長したものも、凹凸の大きな膜となってし
まう。
モンド結晶は、基板とエピタキシャル関係を持って析出
するが、粒子状の形態を有し、さらにこれらの粒子が合
体して膜状成長したものも、凹凸の大きな膜となってし
まう。
【0013】次に、ダイヤモンド発光素子の場合である
が、ショットキー型発光ダイオードは、ダイヤモンド結
晶単結晶基板(高圧合成品)上へのホモエピタキシャル
膜を用いるためコストが高く実用的ではない。また、本
発明者らの報告したEL素子は通常のシリコンウエハー
上へ形成した多結晶ダイヤモンド膜を用いるため、量産
化によるコスト低下が可能ではある。しかしながらこの
EL素子は、図10に示すように、発光層である多結晶
ダイヤモンド層104を絶縁層102、103および1
05が上下から挟み込む構造になっているため、通常の
合成条件で合成したダイヤモンド多結晶膜を発光層とし
て用いると、粒界で電子の移動が阻害され、さらに粒界
に存在するアモルファスカーボンまたはグラファイト相
により電流の漏れ(リーク)を生じ、輝度の低下を生じ
る場合がある。また、粒界部で絶縁破壊を生じる場合が
あるなど、耐久性悪化の原因となる現象も生じる。
が、ショットキー型発光ダイオードは、ダイヤモンド結
晶単結晶基板(高圧合成品)上へのホモエピタキシャル
膜を用いるためコストが高く実用的ではない。また、本
発明者らの報告したEL素子は通常のシリコンウエハー
上へ形成した多結晶ダイヤモンド膜を用いるため、量産
化によるコスト低下が可能ではある。しかしながらこの
EL素子は、図10に示すように、発光層である多結晶
ダイヤモンド層104を絶縁層102、103および1
05が上下から挟み込む構造になっているため、通常の
合成条件で合成したダイヤモンド多結晶膜を発光層とし
て用いると、粒界で電子の移動が阻害され、さらに粒界
に存在するアモルファスカーボンまたはグラファイト相
により電流の漏れ(リーク)を生じ、輝度の低下を生じ
る場合がある。また、粒界部で絶縁破壊を生じる場合が
あるなど、耐久性悪化の原因となる現象も生じる。
【0014】本発明は、上記従来技術の問題点を解決
し、発光輝度および耐久性の優れた電界発光素子を得る
ために鋭意検討した結果なされたものである。
し、発光輝度および耐久性の優れた電界発光素子を得る
ために鋭意検討した結果なされたものである。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明は、(a)気相合
成法を用いて基体上へダイヤモンド結晶を析出させるダ
イヤモンド結晶形成方法において、少なくともダイヤモ
ンド結晶の核発生初期に基体温度を調節することによっ
て、{111}面配向性または{100}面配向性を有
するダイヤモンド結晶を選択的に形成する方法、(b)
基体温度400〜900℃という{111}面配向性ダ
イヤモンド結晶形成条件下に、選択堆積法によりダイヤ
モンド結晶の核発生密度を制御し、かつ原料ガスの組成
を制御しながら、高さ/長さの値が1/4ないし1/1
000でありしかもその上面が基体面と0ないし10度
の角をなし実質的に平板形状を有する平板ダイヤモンド
結晶を形成し、それを成長、合体さらに膜状成長させる
ことによりダイヤモンド結晶膜を形成する方法、ならび
に(c)そのダイヤモンド結晶膜を用いるダイヤモンド
発光素子およびその形成方法を提供する。
成法を用いて基体上へダイヤモンド結晶を析出させるダ
イヤモンド結晶形成方法において、少なくともダイヤモ
ンド結晶の核発生初期に基体温度を調節することによっ
て、{111}面配向性または{100}面配向性を有
するダイヤモンド結晶を選択的に形成する方法、(b)
基体温度400〜900℃という{111}面配向性ダ
イヤモンド結晶形成条件下に、選択堆積法によりダイヤ
モンド結晶の核発生密度を制御し、かつ原料ガスの組成
を制御しながら、高さ/長さの値が1/4ないし1/1
000でありしかもその上面が基体面と0ないし10度
の角をなし実質的に平板形状を有する平板ダイヤモンド
結晶を形成し、それを成長、合体さらに膜状成長させる
ことによりダイヤモンド結晶膜を形成する方法、ならび
に(c)そのダイヤモンド結晶膜を用いるダイヤモンド
発光素子およびその形成方法を提供する。
【0016】以下、本発明について詳細に説明する。
【0017】本発明者らは、ダイヤモンド結晶の気相合
成法及び析出するダイヤモンド結晶の配向性について詳
細な検討を加えた結果、結晶成長初期における基体温度
がダイヤモンド結晶の配向性に大きな影響を及ぼすこと
を見いだした。ここで、配向性を有する結晶とは、基体
表面に対して特定の結晶方位が平行に形成されている結
晶を言う。例えば、一般的に気相合成ダイヤモンド結晶
は、{100}面および{111}面よりなる6−8面
体粒子形状を有しているが、その中で、{100}面ま
たは{111}面が基体表面に平行に形成されているも
のは配向性を有する結晶である。
成法及び析出するダイヤモンド結晶の配向性について詳
細な検討を加えた結果、結晶成長初期における基体温度
がダイヤモンド結晶の配向性に大きな影響を及ぼすこと
を見いだした。ここで、配向性を有する結晶とは、基体
表面に対して特定の結晶方位が平行に形成されている結
晶を言う。例えば、一般的に気相合成ダイヤモンド結晶
は、{100}面および{111}面よりなる6−8面
体粒子形状を有しているが、その中で、{100}面ま
たは{111}面が基体表面に平行に形成されているも
のは配向性を有する結晶である。
【0018】この結晶配向性は、ダイヤモンド核形成初
期の基体温度によって決まる。すなわち、基体温度が4
00〜900℃の場合は{111}面配向のダイヤモン
ド結晶となり、1100〜1400℃の場合は{10
0}面配向の結晶が成長する。400℃以下でも{11
1}面配向性ダイヤモンド結晶が形成される場合もある
が、核発生数および結晶成長速度が小さいため、その温
度条件は実用的なダイヤモンド結晶形成条件とは言えな
い。また、900〜1100℃の基体温度では、ダイヤ
モンド結晶の配向成長は観察されず、結晶の成長方向は
ランダムとなる。また、1400℃より高い温度では、
ダイヤモンド結晶の成長は阻害され、主としてグラファ
イト結晶が析出するようになる。
期の基体温度によって決まる。すなわち、基体温度が4
00〜900℃の場合は{111}面配向のダイヤモン
ド結晶となり、1100〜1400℃の場合は{10
0}面配向の結晶が成長する。400℃以下でも{11
1}面配向性ダイヤモンド結晶が形成される場合もある
が、核発生数および結晶成長速度が小さいため、その温
度条件は実用的なダイヤモンド結晶形成条件とは言えな
い。また、900〜1100℃の基体温度では、ダイヤ
モンド結晶の配向成長は観察されず、結晶の成長方向は
ランダムとなる。また、1400℃より高い温度では、
ダイヤモンド結晶の成長は阻害され、主としてグラファ
イト結晶が析出するようになる。
【0019】このような現象が生じる理由として、析出
ダイヤモンド結晶のモルフォロジー(形態)の基体温度
依存性が挙げられる。気相合成法で析出するダイヤモン
ド結晶のモルフォロジーは、基体温度上昇に伴って図1
(A)から(C)のように変化する。図1(A)は、基
体温度400〜900℃で形成される8面体結晶で、全
て{111}面より成っている。また、700〜110
0℃の温度では、図1(B)に示すような6−8面体結
晶が析出する。この結晶粒子においては、3角形の面が
{111}面、4角形の面が{100}面である。さら
に、1100〜1400℃においては、図1(C)に示
すような、全て4角形の{100}面よりなる6面体ダ
イヤモンド結晶が析出する。このような配向性を生じる
機構の詳細は不明であるが、結晶核発生時においてその
基体温度に優勢な結晶面が基体表面と平行となるように
析出するためと考えられる。
ダイヤモンド結晶のモルフォロジー(形態)の基体温度
依存性が挙げられる。気相合成法で析出するダイヤモン
ド結晶のモルフォロジーは、基体温度上昇に伴って図1
(A)から(C)のように変化する。図1(A)は、基
体温度400〜900℃で形成される8面体結晶で、全
て{111}面より成っている。また、700〜110
0℃の温度では、図1(B)に示すような6−8面体結
晶が析出する。この結晶粒子においては、3角形の面が
{111}面、4角形の面が{100}面である。さら
に、1100〜1400℃においては、図1(C)に示
すような、全て4角形の{100}面よりなる6面体ダ
イヤモンド結晶が析出する。このような配向性を生じる
機構の詳細は不明であるが、結晶核発生時においてその
基体温度に優勢な結晶面が基体表面と平行となるように
析出するためと考えられる。
【0020】このような配向成長は、CVD法、燃焼炎
法などの高品質のダイヤモンド結晶を形成する方法によ
ってのみ可能である。その理由は明確ではないが、ダイ
ヤモンド結晶と共にアモルファス炭素等が析出する形成
方法(結晶性の悪いダイヤモンド結晶の形成方法)で
は、析出したアモルファス炭素がダイヤモンド結晶核の
配向成長を阻害するためと考えられる。
法などの高品質のダイヤモンド結晶を形成する方法によ
ってのみ可能である。その理由は明確ではないが、ダイ
ヤモンド結晶と共にアモルファス炭素等が析出する形成
方法(結晶性の悪いダイヤモンド結晶の形成方法)で
は、析出したアモルファス炭素がダイヤモンド結晶核の
配向成長を阻害するためと考えられる。
【0021】CVD法には、熱フィラメントCVD法、
マイクロ波CVD法、有磁場マイクロ波CVD法、直流
プラズマCVD法、RFプラズマCVD法などがある。
CVD法に用いる原料ガス中の炭素源ガスとしては、メ
タン、エタン、エチレン、アセチレンなどの炭化水素ガ
ス、アルコール、アセトンなどの常温で液体の有機化合
物、一酸化炭素またはハロゲン化炭素などを用いること
ができる。さらに、適宜、水素、酸素、塩素、フッ素原
子を含むガスを添加することもできる。
マイクロ波CVD法、有磁場マイクロ波CVD法、直流
プラズマCVD法、RFプラズマCVD法などがある。
CVD法に用いる原料ガス中の炭素源ガスとしては、メ
タン、エタン、エチレン、アセチレンなどの炭化水素ガ
ス、アルコール、アセトンなどの常温で液体の有機化合
物、一酸化炭素またはハロゲン化炭素などを用いること
ができる。さらに、適宜、水素、酸素、塩素、フッ素原
子を含むガスを添加することもできる。
【0022】(1)CVD法による配向成長ダイヤモン
ド結晶の形成 原料ガスは、組成式中に少なくとも水素、炭素および酸
素を含んでいることが必要で、1つの原料ガスの組成式
中にこれらの元素が全て含まれていてもよく、あるいは
これらのいずれかの元素を組成式中に含むガスを複数組
み合わせてもよい。この場合、その原料ガス中の炭素源
濃度は10%以下とする必要がある。ここで言う炭素源
濃度は、(炭素源ガス流量)×(炭素源ガス組成式中の
炭素原子数)/(全原料ガス流量)×100の計算式で
得られる。炭素源ガス中の炭素原子数は、たとえばメタ
ン(CH4 )なら1、プロパン(C3H8)なら3、アセ
トン(CH3COCH3 )なら3となる。この炭素源濃
度を10%以下とする理由は、ダイヤモンド結晶の過飽
和度を抑え、アモルファス炭素の成長を抑制するためで
ある。炭素源濃度に対する下限は特にないが、0.01
%以下ではダイヤモンド結晶の実用的な形成速度が得ら
れない場合がある。
ド結晶の形成 原料ガスは、組成式中に少なくとも水素、炭素および酸
素を含んでいることが必要で、1つの原料ガスの組成式
中にこれらの元素が全て含まれていてもよく、あるいは
これらのいずれかの元素を組成式中に含むガスを複数組
み合わせてもよい。この場合、その原料ガス中の炭素源
濃度は10%以下とする必要がある。ここで言う炭素源
濃度は、(炭素源ガス流量)×(炭素源ガス組成式中の
炭素原子数)/(全原料ガス流量)×100の計算式で
得られる。炭素源ガス中の炭素原子数は、たとえばメタ
ン(CH4 )なら1、プロパン(C3H8)なら3、アセ
トン(CH3COCH3 )なら3となる。この炭素源濃
度を10%以下とする理由は、ダイヤモンド結晶の過飽
和度を抑え、アモルファス炭素の成長を抑制するためで
ある。炭素源濃度に対する下限は特にないが、0.01
%以下ではダイヤモンド結晶の実用的な形成速度が得ら
れない場合がある。
【0023】さらに、CVD法においては、原料ガス中
の酸素原子数と炭素原子数の比(O/C)を0.2≦O
/C≦1.2、望ましくは0.5≦O/C≦1.1とす
る。0.2未満では酸素添加の効果がなく、配向成長ダ
イヤモンド結晶の生成が見られない。また1.2を越え
ると酸素のエッチング効果で実用上使用可能なダイヤモ
ンド形成速度を得ることができない。また、0.5≦O
/C≦1.2、望ましくは0.7≦O/C≦1.1とす
ることにより、後述する平板ダイヤモンド結晶が形成さ
れる。上記O/C値を調節するには、例えば、O2 、H
2O、N2Oなどの酸素添加ガスを原料ガス中に添加する
ことができる。
の酸素原子数と炭素原子数の比(O/C)を0.2≦O
/C≦1.2、望ましくは0.5≦O/C≦1.1とす
る。0.2未満では酸素添加の効果がなく、配向成長ダ
イヤモンド結晶の生成が見られない。また1.2を越え
ると酸素のエッチング効果で実用上使用可能なダイヤモ
ンド形成速度を得ることができない。また、0.5≦O
/C≦1.2、望ましくは0.7≦O/C≦1.1とす
ることにより、後述する平板ダイヤモンド結晶が形成さ
れる。上記O/C値を調節するには、例えば、O2 、H
2O、N2Oなどの酸素添加ガスを原料ガス中に添加する
ことができる。
【0024】(2)燃焼炎法による配向成長ダイヤモン
ド結晶の形成 燃焼炎法では、酸素−アセチレン炎を用いるが、その主
たる原料ガス中の酸素とアセチレンとのモル比の値は、
0.85≦O2/C2H2≦1.0となるように、好まし
くは、0.90≦O2/C2H2≦0.99とすること
で、再現性よく、比較的高い成長速度(数十μm/h
r:横方向の成長速度)で配向成長ダイヤモンドを形成
することができる。また、0.9≦O2/C2H2≦1.
0、望ましくは0.95≦O2/C2H2≦0.99とす
ることで後述する平板ダイヤモンド結晶が形成される。
ド結晶の形成 燃焼炎法では、酸素−アセチレン炎を用いるが、その主
たる原料ガス中の酸素とアセチレンとのモル比の値は、
0.85≦O2/C2H2≦1.0となるように、好まし
くは、0.90≦O2/C2H2≦0.99とすること
で、再現性よく、比較的高い成長速度(数十μm/h
r:横方向の成長速度)で配向成長ダイヤモンドを形成
することができる。また、0.9≦O2/C2H2≦1.
0、望ましくは0.95≦O2/C2H2≦0.99とす
ることで後述する平板ダイヤモンド結晶が形成される。
【0025】本発明で用いられる基体には、1)シリコ
ン単結晶基体、2)石英基体、3)タングステン、モリ
ブデン、タンタルなどの高融点金属、4)超硬合金、
5)セラミックス基体、6)鉄、銅、ニッケルなどの金
属単体、などがある。
ン単結晶基体、2)石英基体、3)タングステン、モリ
ブデン、タンタルなどの高融点金属、4)超硬合金、
5)セラミックス基体、6)鉄、銅、ニッケルなどの金
属単体、などがある。
【0026】このうち、例えば銅単結晶基体または銅単
結晶膜を被覆した基体を用いた場合、平板ダイヤモンド
結晶の形成数および形成確率が良好であり、その結晶か
ら形成されるダイヤモンド結晶膜は平滑な表面を有する
ことがわかった。
結晶膜を被覆した基体を用いた場合、平板ダイヤモンド
結晶の形成数および形成確率が良好であり、その結晶か
ら形成されるダイヤモンド結晶膜は平滑な表面を有する
ことがわかった。
【0027】この理由としては、銅単結晶および銅単結
晶薄膜は、格子定数が0.3615nmで、ダイヤモン
ド結晶と近いために核発生が生じやすく、さらに格子の
ミスマッチが小さいため、結晶性も良好なためであると
考えられる。
晶薄膜は、格子定数が0.3615nmで、ダイヤモン
ド結晶と近いために核発生が生じやすく、さらに格子の
ミスマッチが小さいため、結晶性も良好なためであると
考えられる。
【0028】なお、銅単結晶の製造は、例えば、アルミ
ナ、酸化マグネシウム、スピネル、マイカ、シリコン、
ゲルマニウム、塩化ナトリウム、ガリウムひ素、インジ
ウムなどの種々の単結晶基体上に公知の真空蒸着法、ス
パッタ法などで行うことができる。
ナ、酸化マグネシウム、スピネル、マイカ、シリコン、
ゲルマニウム、塩化ナトリウム、ガリウムひ素、インジ
ウムなどの種々の単結晶基体上に公知の真空蒸着法、ス
パッタ法などで行うことができる。
【0029】次に、本発明の配向成長ダイヤモンド結晶
形成方法を用いて、平板形状を有する平板ダイヤモンド
結晶を形成し、さらにその平板ダイヤモンド結晶を成
長、合体および膜状成長させてダイヤモンド結晶膜を形
成することができる。ここで、平板ダイヤモンド結晶と
は基体面に垂直な方向の長さ(高さ)の基体面に平行な
方向の長さ(横幅)の比の値が、1/4ないし1/100
0であり、かつ結晶上面が基体面と10度以下の角をな
し実質的に両面が平行である結晶を言う。
形成方法を用いて、平板形状を有する平板ダイヤモンド
結晶を形成し、さらにその平板ダイヤモンド結晶を成
長、合体および膜状成長させてダイヤモンド結晶膜を形
成することができる。ここで、平板ダイヤモンド結晶と
は基体面に垂直な方向の長さ(高さ)の基体面に平行な
方向の長さ(横幅)の比の値が、1/4ないし1/100
0であり、かつ結晶上面が基体面と10度以下の角をな
し実質的に両面が平行である結晶を言う。
【0030】この平板ダイヤモンド結晶の模式的断面図
を図2に示し、図3には比較として従来法で得られる粒
子状ダイヤモンド結晶の断面図を示した。これらの図
中、21および33は基体で、その上面にダイヤモンド
結晶22または34が形成されている。平板ダイヤモン
ド結晶22においては、高さ(h)と横幅(L)との比
はの値(h/L)は、一般的には1/4.5以下、好ま
しくは1/5〜1/1000である。また、結晶上面2
2aは{111}面であり、その面が基体面21aとな
す角θは0〜10度であり、両者は実質的に平行であ
る。それに対して従来例の粒子状ダイヤモンド結晶34
の場合、h/Lの値は1/3以上、一般的には1/2以
上となり、θは一般的にはランダムとなる。
を図2に示し、図3には比較として従来法で得られる粒
子状ダイヤモンド結晶の断面図を示した。これらの図
中、21および33は基体で、その上面にダイヤモンド
結晶22または34が形成されている。平板ダイヤモン
ド結晶22においては、高さ(h)と横幅(L)との比
はの値(h/L)は、一般的には1/4.5以下、好ま
しくは1/5〜1/1000である。また、結晶上面2
2aは{111}面であり、その面が基体面21aとな
す角θは0〜10度であり、両者は実質的に平行であ
る。それに対して従来例の粒子状ダイヤモンド結晶34
の場合、h/Lの値は1/3以上、一般的には1/2以
上となり、θは一般的にはランダムとなる。
【0031】上記平板ダイヤモンド結晶は、単結晶ある
いは平板中に双晶面が形成された双晶結晶であるが、平
板ダイヤモンド結晶には、上面に平行に双晶面が形成さ
れているものが多い。これは、双晶面の形成により凹入
角が形成され、凹入角効果と呼ばれる効果により、凹入
角のある方向に結晶の成長が促進されやすく、形成され
るダイヤモンド結晶が平板形となるためであると考えら
れる。なお、上面に平行に形成される双晶面は1つとは
限らず、2個以上の場合もある。
いは平板中に双晶面が形成された双晶結晶であるが、平
板ダイヤモンド結晶には、上面に平行に双晶面が形成さ
れているものが多い。これは、双晶面の形成により凹入
角が形成され、凹入角効果と呼ばれる効果により、凹入
角のある方向に結晶の成長が促進されやすく、形成され
るダイヤモンド結晶が平板形となるためであると考えら
れる。なお、上面に平行に形成される双晶面は1つとは
限らず、2個以上の場合もある。
【0032】このような平板ダイヤモンド結晶から形成
されたダイヤモンド結晶膜は、ダイヤモンド粒子同士の
高さが比較的揃った配向成長ダイヤモンドが成長合体し
てできたものであることから、膜の凹凸が小さく、例え
ば最大表面粗さが200nm以下の平滑性の高い膜であ
る。
されたダイヤモンド結晶膜は、ダイヤモンド粒子同士の
高さが比較的揃った配向成長ダイヤモンドが成長合体し
てできたものであることから、膜の凹凸が小さく、例え
ば最大表面粗さが200nm以下の平滑性の高い膜であ
る。
【0033】配向成長ダイヤモンド結晶および配向成長
ダイヤモンド結晶を成長合体させたダイヤモンド結晶膜
は、特にヒートシンク(脱熱材)として好適である。ダ
イヤモンド結晶は、常温で物質中最大の熱伝導率[20
00W/(m・K)]を有しており、前記配向成長ダイ
ヤモンド結晶上またはそのダイヤモンド結晶膜上に種々
の半導体装置、例えば、マイクロ波発信器、レーザーダ
イオードなどを作成または装着することにより、半導体
装置の放熱効果を大幅に向上させることができる。
ダイヤモンド結晶を成長合体させたダイヤモンド結晶膜
は、特にヒートシンク(脱熱材)として好適である。ダ
イヤモンド結晶は、常温で物質中最大の熱伝導率[20
00W/(m・K)]を有しており、前記配向成長ダイ
ヤモンド結晶上またはそのダイヤモンド結晶膜上に種々
の半導体装置、例えば、マイクロ波発信器、レーザーダ
イオードなどを作成または装着することにより、半導体
装置の放熱効果を大幅に向上させることができる。
【0034】また、自然界では原子量12の12Cと原子
量13の13Cの2つの同位体がそれぞれ98.9%およ
び1.1%の割合で存在している。上述したダイヤモン
ド結晶の熱伝導率は、このような同位体比を有する「自
然界の炭素」を用いた場合であるが、原子量12の12C
の割合を増すことにより、さらに熱伝導率を向上させる
ことができる。例えば、13Cの割合を0.1%程度まで
下げることにより、熱伝導率は3000W/(m・K)
まで向上する。本発明のダイヤモンド結晶においても、
同位体純度の高い炭素原料を用いることにより、さらに
熱伝導率の高いヒートシンクを作製することができる。
量13の13Cの2つの同位体がそれぞれ98.9%およ
び1.1%の割合で存在している。上述したダイヤモン
ド結晶の熱伝導率は、このような同位体比を有する「自
然界の炭素」を用いた場合であるが、原子量12の12C
の割合を増すことにより、さらに熱伝導率を向上させる
ことができる。例えば、13Cの割合を0.1%程度まで
下げることにより、熱伝導率は3000W/(m・K)
まで向上する。本発明のダイヤモンド結晶においても、
同位体純度の高い炭素原料を用いることにより、さらに
熱伝導率の高いヒートシンクを作製することができる。
【0035】本発明の平板ダイヤモンド結晶は、比較的
核発生密度が小さい場合に形成される。例えば、プラズ
マCVD法、フィラメントCVD法などのCVD法によ
り結晶形成する場合、核発生密度が2×106個/mm2
以下の場合のみ、平板ダイヤモンド結晶が形成される。
この理由の詳細は不明であるが、高さ方向の結晶成長を
抑制するために十分な量のエッチングガス(水素ラジカ
ルまたはOHラジカル)が必要であり、また横方向の成
長を促進させるため、側面にも十分な量のダイヤモンド
形成に関与する活性種(CHxラジカル種など)が到達
することが必要であるためと考えられる。
核発生密度が小さい場合に形成される。例えば、プラズ
マCVD法、フィラメントCVD法などのCVD法によ
り結晶形成する場合、核発生密度が2×106個/mm2
以下の場合のみ、平板ダイヤモンド結晶が形成される。
この理由の詳細は不明であるが、高さ方向の結晶成長を
抑制するために十分な量のエッチングガス(水素ラジカ
ルまたはOHラジカル)が必要であり、また横方向の成
長を促進させるため、側面にも十分な量のダイヤモンド
形成に関与する活性種(CHxラジカル種など)が到達
することが必要であるためと考えられる。
【0036】これに対して、前述の燃焼炎法の場合は、
1×105個/mm2以下、好ましくは1×102〜1×
105個/mm2とする。燃焼炎法において、CVD法の
場合に比べて核発生密度をこのように低くする必要があ
るのは、燃焼炎法では熱フィラメントCVD法あるいは
マイクロ波CVD法に比べて平板ダイヤモンド結晶の横
方向の成長速度が10倍以上大きい(数十μm/hr)
ためである。
1×105個/mm2以下、好ましくは1×102〜1×
105個/mm2とする。燃焼炎法において、CVD法の
場合に比べて核発生密度をこのように低くする必要があ
るのは、燃焼炎法では熱フィラメントCVD法あるいは
マイクロ波CVD法に比べて平板ダイヤモンド結晶の横
方向の成長速度が10倍以上大きい(数十μm/hr)
ためである。
【0037】換言すれば、平板ダイヤモンド結晶を得る
ためには、各結晶間の間隔を十分に開ける必要があると
いうことである。必要な間隔は形成条件によって異なり
得るため一概に言えないが、形成する平板ダイヤモンド
結晶の横幅程度である(横幅が10μmであれば10μ
m間隔とする)。
ためには、各結晶間の間隔を十分に開ける必要があると
いうことである。必要な間隔は形成条件によって異なり
得るため一概に言えないが、形成する平板ダイヤモンド
結晶の横幅程度である(横幅が10μmであれば10μ
m間隔とする)。
【0038】このような結晶間隔の調節は、例えば本発
明者らの特開平2−30697号公報に基づくダイヤモ
ンド結晶の選択堆積法によって所望の部位のみにダイヤ
モンド結晶を形成することによって行うことができる。
さらに、この公報の記載に基づいて核発生サイトを10
μm2 以下と十分に小さくすることにより、単一核より
なるダイヤモンド結晶を形成することもできる。ただ
し、燃焼炎法において単一核より成るダイヤモンド結晶
を形成する場合は、その他の合成法より核発生密度が小
さく、核発生サイトを10μm2 とすると析出抜けを生
じやすいため、核発生サイトを100μm2以下10μ
m2 以上、望ましくは25μm2から80μm2とする。
明者らの特開平2−30697号公報に基づくダイヤモ
ンド結晶の選択堆積法によって所望の部位のみにダイヤ
モンド結晶を形成することによって行うことができる。
さらに、この公報の記載に基づいて核発生サイトを10
μm2 以下と十分に小さくすることにより、単一核より
なるダイヤモンド結晶を形成することもできる。ただ
し、燃焼炎法において単一核より成るダイヤモンド結晶
を形成する場合は、その他の合成法より核発生密度が小
さく、核発生サイトを10μm2 とすると析出抜けを生
じやすいため、核発生サイトを100μm2以下10μ
m2 以上、望ましくは25μm2から80μm2とする。
【0039】ダイヤモンドの選択堆積法は、上記特開平
2−30697号公報の方法に限定されるものではない
が、その公報に記載の方法によれば、基体表面に傷つけ
処理を施した後、基体にパターン状マスクを形成し、エ
ッチング処理を行い、次にマスクを除去することによっ
て基体表面に傷つけ処理した部位をパターン状に形成す
る。なお、基体にパターン状にマスクを施し、次にマス
クを除去することにより傷つけ処理部位をパターン状に
形成することもできる。さらに、基体表面に傷つけ処理
を施した後、耐熱性材料によるパターン状のマスクを行
い、傷つけ処理した部位を基体表面にパターン状に形成
することもできる。ダイヤモンド砥粒を用いる傷つけ処
理の方法は、特定の方法に限定されるものではなく、例
えばダイヤモンド砥粒を用いた研磨、超音波処理、サン
ドブラストなどの方法を挙げることができる。
2−30697号公報の方法に限定されるものではない
が、その公報に記載の方法によれば、基体表面に傷つけ
処理を施した後、基体にパターン状マスクを形成し、エ
ッチング処理を行い、次にマスクを除去することによっ
て基体表面に傷つけ処理した部位をパターン状に形成す
る。なお、基体にパターン状にマスクを施し、次にマス
クを除去することにより傷つけ処理部位をパターン状に
形成することもできる。さらに、基体表面に傷つけ処理
を施した後、耐熱性材料によるパターン状のマスクを行
い、傷つけ処理した部位を基体表面にパターン状に形成
することもできる。ダイヤモンド砥粒を用いる傷つけ処
理の方法は、特定の方法に限定されるものではなく、例
えばダイヤモンド砥粒を用いた研磨、超音波処理、サン
ドブラストなどの方法を挙げることができる。
【0040】基体上にダイヤモンド砥粒を用いて傷つけ
処理した部位をパターン状に形成することによってダイ
ヤモンド結晶の選択的堆積を行う方法の一例を、図4の
A〜Fの模式図に従って説明する。
処理した部位をパターン状に形成することによってダイ
ヤモンド結晶の選択的堆積を行う方法の一例を、図4の
A〜Fの模式図に従って説明する。
【0041】先ず、基体41の表面にダイヤモンド砥粒
を用いて均一に傷つけ処理を施し(図4A)、この基体
表面にマスク42を形成する(図4B)。このマスクの
材料としてはどのようなものでも構わないが、例えばフ
ォトリソグラフィー法(光描画法)を用いてパターン状
に形成したレジストなどがある。次にマスク42を施し
た基体をエッチングすることにより、傷つけ処理した部
位をパターン状に形成する(図4C)。
を用いて均一に傷つけ処理を施し(図4A)、この基体
表面にマスク42を形成する(図4B)。このマスクの
材料としてはどのようなものでも構わないが、例えばフ
ォトリソグラフィー法(光描画法)を用いてパターン状
に形成したレジストなどがある。次にマスク42を施し
た基体をエッチングすることにより、傷つけ処理した部
位をパターン状に形成する(図4C)。
【0042】この場合、エッチングはドライエッチング
とウエットエッチングのいずれでも良い。ウエットエッ
チングには、例えばフッ酸、硝酸混液によるエッチング
などをあげることができる。またドライエッチングに
は、プラズマエッチング、イオンビームエッチングなど
を挙げることができる。プラズマエッチングのエッチン
グガスとしては、Ar,He,Neなどの希ガス、酸
素、フッ素、水素、CF4などのガスも使用できる。エ
ッチング深さは10nm以上、好ましくは50〜100
0nm、最も好ましくは80〜200nm程度である。
とウエットエッチングのいずれでも良い。ウエットエッ
チングには、例えばフッ酸、硝酸混液によるエッチング
などをあげることができる。またドライエッチングに
は、プラズマエッチング、イオンビームエッチングなど
を挙げることができる。プラズマエッチングのエッチン
グガスとしては、Ar,He,Neなどの希ガス、酸
素、フッ素、水素、CF4などのガスも使用できる。エ
ッチング深さは10nm以上、好ましくは50〜100
0nm、最も好ましくは80〜200nm程度である。
【0043】次に、マスク42を除去し(図4D)、気
相合成法を用いて平板ダイヤモンドを形成すると、傷つ
け処理を施した部位のみに選択的に平板ダイヤモンド結
晶43が形成される(図4E)。さらに、この結晶を成
長、合体及び膜状成長させることにより、ダイヤモンド
結晶膜とする(図4F)。
相合成法を用いて平板ダイヤモンドを形成すると、傷つ
け処理を施した部位のみに選択的に平板ダイヤモンド結
晶43が形成される(図4E)。さらに、この結晶を成
長、合体及び膜状成長させることにより、ダイヤモンド
結晶膜とする(図4F)。
【0044】さらに、本発明の平板ダイヤモンド結晶お
よび平板ダイヤモンド結晶の成長合体したダイヤモンド
結晶膜を用いたダイヤモンド発光素子及びその形成方法
について詳述する。
よび平板ダイヤモンド結晶の成長合体したダイヤモンド
結晶膜を用いたダイヤモンド発光素子及びその形成方法
について詳述する。
【0045】図10により前述した2重絶縁構造のEL
素子には、作製サンプルあるいは作製条件によって素子
寿命の著しく低いもの(数十分の寿命)が見られること
がある。本発明者らがこの耐久性の低いサンプルについ
て、素子破壊の原因を詳細に調査した結果、以下のこと
が判明した。 1)素子破壊の原因は、主としてダイヤモンド発光層の
粒界部分で生じた絶縁破壊によるものである。 2)この絶縁破壊は、多結晶ダイヤモンド表面の凹凸の
ため、電界の印加が不均一であったために起こる。 3)この絶縁破壊を生じるサンプルは、主としてダイヤ
モンド発光層を結晶性の悪い条件で作製した場合に多く
見られる。
素子には、作製サンプルあるいは作製条件によって素子
寿命の著しく低いもの(数十分の寿命)が見られること
がある。本発明者らがこの耐久性の低いサンプルについ
て、素子破壊の原因を詳細に調査した結果、以下のこと
が判明した。 1)素子破壊の原因は、主としてダイヤモンド発光層の
粒界部分で生じた絶縁破壊によるものである。 2)この絶縁破壊は、多結晶ダイヤモンド表面の凹凸の
ため、電界の印加が不均一であったために起こる。 3)この絶縁破壊を生じるサンプルは、主としてダイヤ
モンド発光層を結晶性の悪い条件で作製した場合に多く
見られる。
【0046】このような現象の主発生原因は、ダイヤモ
ンド発光層の粒界中に存在するアモルファスカーボン相
またはグラファイト相の存在であると考えられる。ダイ
ヤモンド結晶は、非常に高い絶縁耐性(>数メガ/c
m)を有するが、アモルファスカーボンはそれより2〜
3桁低い値を示し、グラファイト相は伝導体である。こ
れらの非ダイヤモンド相は、主にダイヤモンド結晶粒界
に多く存在し、これが電圧印加時に絶縁破壊を起こすも
のと考えられる。また、ダイヤモンド多結晶膜の表面の
凹凸が電圧印加を不均一にし、粒界部に電界集中が起こ
り、絶縁破壊が進むものと考えられる。
ンド発光層の粒界中に存在するアモルファスカーボン相
またはグラファイト相の存在であると考えられる。ダイ
ヤモンド結晶は、非常に高い絶縁耐性(>数メガ/c
m)を有するが、アモルファスカーボンはそれより2〜
3桁低い値を示し、グラファイト相は伝導体である。こ
れらの非ダイヤモンド相は、主にダイヤモンド結晶粒界
に多く存在し、これが電圧印加時に絶縁破壊を起こすも
のと考えられる。また、ダイヤモンド多結晶膜の表面の
凹凸が電圧印加を不均一にし、粒界部に電界集中が起こ
り、絶縁破壊が進むものと考えられる。
【0047】このような問題は、本発明の平板ダイヤモ
ンド結晶および平板ダイヤモンド結晶の成長合体したダ
イヤモンド結晶膜では生じないと考えられる。そこで、
この平板ダイヤモンド結晶および平板ダイヤモンド結晶
の成長合体したダイヤモンド結晶膜を用いて素子製造を
行った。本発明の発光素子には、前述のダイヤモンド発
光層上に絶縁層を形成した電界発光素子型、ショットキ
ー接合を用いた発光ダイオード、さらにp−n接合を用
いた発光ダイオードがある。
ンド結晶および平板ダイヤモンド結晶の成長合体したダ
イヤモンド結晶膜では生じないと考えられる。そこで、
この平板ダイヤモンド結晶および平板ダイヤモンド結晶
の成長合体したダイヤモンド結晶膜を用いて素子製造を
行った。本発明の発光素子には、前述のダイヤモンド発
光層上に絶縁層を形成した電界発光素子型、ショットキ
ー接合を用いた発光ダイオード、さらにp−n接合を用
いた発光ダイオードがある。
【0048】図7および8は本発明の発光素子の実施態
様の模式的断面図である。図7の素子は電界発光素子で
あり、図8の素子はショットキー接合型発光ダイオード
であり、図中71および81は基体(石英、ガラス、ア
ルミナなど透明基板を用いることもできる)、73およ
び82は本発明の平板ダイヤモンド結晶すなわちダイヤ
モンド発光層である。
様の模式的断面図である。図7の素子は電界発光素子で
あり、図8の素子はショットキー接合型発光ダイオード
であり、図中71および81は基体(石英、ガラス、ア
ルミナなど透明基板を用いることもできる)、73およ
び82は本発明の平板ダイヤモンド結晶すなわちダイヤ
モンド発光層である。
【0049】図7中の72は絶縁層であり、その材料と
しては、可視領域で透明で、絶縁性が高くかつ誘電率の
大きいものが適している。そのような材料の例として
は、SiO2、Y2O3、HfO2、Si3N4、AlO2、
Ta2O5、PbTiO3、BaTa2O6、SrTiO3、
などの誘電体がある。これらの材料を用いて、真空蒸着
法、イオンプレーティング法、スパッタ法、スプレー
法、CVD法などにより、50〜500nm程度の膜厚
で絶縁層を形成する。
しては、可視領域で透明で、絶縁性が高くかつ誘電率の
大きいものが適している。そのような材料の例として
は、SiO2、Y2O3、HfO2、Si3N4、AlO2、
Ta2O5、PbTiO3、BaTa2O6、SrTiO3、
などの誘電体がある。これらの材料を用いて、真空蒸着
法、イオンプレーティング法、スパッタ法、スプレー
法、CVD法などにより、50〜500nm程度の膜厚
で絶縁層を形成する。
【0050】図7の74は電極であり、金属あるいは半
導体、さらには透明導電膜などをそれに用いることがで
きる。これらの電極も前述の絶縁層の形成方法のいずれ
かにより、50〜200nm程度の厚さで形成される。
この電極74は、ダイヤモンド発光層73上に2カ所、
相互に重ならないように形成する。この電極74間に、
直流または交流、あるいは直流に交流を重ねた電圧を印
加することにより、ダイヤモンド発光層73の内部で発
光を生じさせる。
導体、さらには透明導電膜などをそれに用いることがで
きる。これらの電極も前述の絶縁層の形成方法のいずれ
かにより、50〜200nm程度の厚さで形成される。
この電極74は、ダイヤモンド発光層73上に2カ所、
相互に重ならないように形成する。この電極74間に、
直流または交流、あるいは直流に交流を重ねた電圧を印
加することにより、ダイヤモンド発光層73の内部で発
光を生じさせる。
【0051】電界発光素子においては、ダイヤモンド結
晶中に発光中心となる微量の元素を添加することによ
り、発光中心固有の発光色を得ることができる。この発
光中心の材料としては、短波長(青から紫色または紫外
線領域)側では、Be,Te,As,Au,Mg,P,
Sb,Si,Ta,CuおよびN、長波長(赤色から赤
外線領域)側では、Tl,Ba,Li,Cd,In,R
a,S,Sr,Ti,Zn,,Ca,Ce,Co,C
r,Fe,Ga,K,Mn,Nb,Os,Pb,Rb,
Rh,Sc,Th,V,WおよびY、あるいはこれらの
中間波長領域としては、Ag,Be,Bi,Cu,G
e,Hg,Pt,Re,Zr,Al,Ir,Ni,R
u,Sn,TbおよびOが挙げられる。また、これらの
元素のハロゲン化物、硫化物あるいは酸化物でも良い。
晶中に発光中心となる微量の元素を添加することによ
り、発光中心固有の発光色を得ることができる。この発
光中心の材料としては、短波長(青から紫色または紫外
線領域)側では、Be,Te,As,Au,Mg,P,
Sb,Si,Ta,CuおよびN、長波長(赤色から赤
外線領域)側では、Tl,Ba,Li,Cd,In,R
a,S,Sr,Ti,Zn,,Ca,Ce,Co,C
r,Fe,Ga,K,Mn,Nb,Os,Pb,Rb,
Rh,Sc,Th,V,WおよびY、あるいはこれらの
中間波長領域としては、Ag,Be,Bi,Cu,G
e,Hg,Pt,Re,Zr,Al,Ir,Ni,R
u,Sn,TbおよびOが挙げられる。また、これらの
元素のハロゲン化物、硫化物あるいは酸化物でも良い。
【0052】これらの微量元素の添加方法としては、原
料ガス中にこれらの微量元素含有ガスを添加する方法お
よびイオン注入法などがある。また、特に微量元素を添
加しなくとも、結晶中のごく微量の転位・欠陥などによ
り、例えば430nm付近の発光が観測される。
料ガス中にこれらの微量元素含有ガスを添加する方法お
よびイオン注入法などがある。また、特に微量元素を添
加しなくとも、結晶中のごく微量の転位・欠陥などによ
り、例えば430nm付近の発光が観測される。
【0053】また図8において、83はショットキー接
合電極、84はオーミック接合電極である。これらに用
いられる電極材料は、ダイヤモンド結晶の表面状態(表
面の清浄度および吸着種)によって異なるが、一般的に
はp型ダイヤモンド結晶の場合、仕事関数の大きな材料
はオーミック接合電極、小さい材料はショットキー接合
電極に用いる。また、n型ダイヤモンド結晶の場合、仕
事関数の小さな材料はオーミック接合電極、大きな材料
はショットキー接合電極に用いる。このオーミック接合
電極とショットキー接合電極を、ダイヤモンド結晶膜8
2上で相互に重ならないように形成する。このオーミッ
ク接合電極とショットキー接合電極との間に、85の直
流電源から順方向に電圧を印加することにより、ショッ
トキー接合電極83付近で発光が生じる。ここで言う順
方向の電圧印加とは、ダイヤモンド結晶膜82がp型半
導体の場合、オーミック接合電極が正電圧、ショットキ
ー接合電極が負電圧となり、n型ダイヤモンド結晶の場
合、オーミック接合電極が負電圧、ショットキー接合電
極が正電圧となるように印加することを言う。
合電極、84はオーミック接合電極である。これらに用
いられる電極材料は、ダイヤモンド結晶の表面状態(表
面の清浄度および吸着種)によって異なるが、一般的に
はp型ダイヤモンド結晶の場合、仕事関数の大きな材料
はオーミック接合電極、小さい材料はショットキー接合
電極に用いる。また、n型ダイヤモンド結晶の場合、仕
事関数の小さな材料はオーミック接合電極、大きな材料
はショットキー接合電極に用いる。このオーミック接合
電極とショットキー接合電極を、ダイヤモンド結晶膜8
2上で相互に重ならないように形成する。このオーミッ
ク接合電極とショットキー接合電極との間に、85の直
流電源から順方向に電圧を印加することにより、ショッ
トキー接合電極83付近で発光が生じる。ここで言う順
方向の電圧印加とは、ダイヤモンド結晶膜82がp型半
導体の場合、オーミック接合電極が正電圧、ショットキ
ー接合電極が負電圧となり、n型ダイヤモンド結晶の場
合、オーミック接合電極が負電圧、ショットキー接合電
極が正電圧となるように印加することを言う。
【0054】また、本発明の発光素子は、pn接合発光
ダイオード型でも良い。
ダイオード型でも良い。
【0055】p型半導体の製造方法としては、原料ガス
中へのジボラン(B2H6)、三フッ化ホウ素(BF3)
などの添加、炭素源として常温で液状の有機化合物(ア
ルコール、アセトン、エーテルなど)を用いる場合には
ほう酸(H3BO3)などを添加することによって、ダイ
ヤモンド結晶中にホウ素を入れる方法がある。
中へのジボラン(B2H6)、三フッ化ホウ素(BF3)
などの添加、炭素源として常温で液状の有機化合物(ア
ルコール、アセトン、エーテルなど)を用いる場合には
ほう酸(H3BO3)などを添加することによって、ダイ
ヤモンド結晶中にホウ素を入れる方法がある。
【0056】n型半導体の製造方法としては、原料ガス
中へのフォスフィン(PH3 )の添加、あるいは固体ま
たは液体のリチウムまたはリチウム化合物の適当な温度
での加熱・蒸発によってダイヤモンド結晶中にリン、リ
チウムなどを含有させる方法などがある。さらに、炭素
源として常温で液体の有機化合物(アルコール、アセト
ン、エーテルなど)を用いる場合にはその有機化合物中
へのりん酸、リチウムまたはリチウム化合物の添加など
による、ダイヤモンド結晶中への上記元素の導入を行う
ことができる。
中へのフォスフィン(PH3 )の添加、あるいは固体ま
たは液体のリチウムまたはリチウム化合物の適当な温度
での加熱・蒸発によってダイヤモンド結晶中にリン、リ
チウムなどを含有させる方法などがある。さらに、炭素
源として常温で液体の有機化合物(アルコール、アセト
ン、エーテルなど)を用いる場合にはその有機化合物中
へのりん酸、リチウムまたはリチウム化合物の添加など
による、ダイヤモンド結晶中への上記元素の導入を行う
ことができる。
【0057】このような方法でpn接合を形成し、p型
ダイヤモンド層とn型ダイヤモンド層との間に電圧を印
加すると、接合界面付近で発光が生じる。
ダイヤモンド層とn型ダイヤモンド層との間に電圧を印
加すると、接合界面付近で発光が生じる。
【0058】
【実施例】次に、本発明を実施例によって具体的に説明
する。
する。
【0059】<実施例1>配向成長ダイヤモンド結晶の
合成を図5に示した酸素ーアセチレン炎バーナーによる
燃焼炎法を用いて行った。図中、51はバーナー、52
は基体、53は内炎、54は外炎、55は基体ホルダー
で、この基体ホルダーを水冷することにより基体を冷却
する。
合成を図5に示した酸素ーアセチレン炎バーナーによる
燃焼炎法を用いて行った。図中、51はバーナー、52
は基体、53は内炎、54は外炎、55は基体ホルダー
で、この基体ホルダーを水冷することにより基体を冷却
する。
【0060】基体52としてはSi単結晶基板(1cm
角、{100}面、p型半導体)を用いた。ガス流量は
アセチレン:1.5リットル/min,酸素:1.3リ
ットル/minとし、基板温度は650℃、合成時間は
30分とした。このようにして得られたダイヤモンド結
晶を走査型電子顕微鏡観察したところ、6角形の{11
1}面が基板に対して平行に配向した平均粒子径10μ
mの単結晶ダイヤモンド粒子であることがわかった。さ
らに、X線回折法を用いて結晶配向性を調べたところ、
強い{111}面配向性を有していることがわかった。
角、{100}面、p型半導体)を用いた。ガス流量は
アセチレン:1.5リットル/min,酸素:1.3リ
ットル/minとし、基板温度は650℃、合成時間は
30分とした。このようにして得られたダイヤモンド結
晶を走査型電子顕微鏡観察したところ、6角形の{11
1}面が基板に対して平行に配向した平均粒子径10μ
mの単結晶ダイヤモンド粒子であることがわかった。さ
らに、X線回折法を用いて結晶配向性を調べたところ、
強い{111}面配向性を有していることがわかった。
【0061】<実施例2>実施例1と同様の燃焼炎法に
よりダイヤモンド結晶の合成を行った。基体としては溶
融引き上げ法により合成された銅単結晶基体を、{11
1}面方向に切り出したものを用いた。ガス流量は、ア
セチレン:1.5リットル/min,酸素:1.4リッ
トル/minとし、基板温度は700℃、合成時間は3
0分とした。このようにして得られたダイヤモンド結晶
は、6角形の{111}面が基板に対して平行にエピタ
キシャル成長した平均粒子径15μmの平板ダイヤモン
ド粒子であった。
よりダイヤモンド結晶の合成を行った。基体としては溶
融引き上げ法により合成された銅単結晶基体を、{11
1}面方向に切り出したものを用いた。ガス流量は、ア
セチレン:1.5リットル/min,酸素:1.4リッ
トル/minとし、基板温度は700℃、合成時間は3
0分とした。このようにして得られたダイヤモンド結晶
は、6角形の{111}面が基板に対して平行にエピタ
キシャル成長した平均粒子径15μmの平板ダイヤモン
ド粒子であった。
【0062】<実施例3>図6に示す熱フィラメントC
VD法を用いてダイヤモンド結晶の合成を行った。図6
は、水素−エチルアルコールを原料ガスとする熱フィラ
メントCVD法の例を示す模式図である。60は石英反
応管、61は電気炉、62はタンタル製フィラメント、
63は基体、64は原料ガス導入口で、不図示のガスボ
ンベおよびアルコール気化装置、流量調整器、バルブな
どが接続されている。65はガス排気口で、不図示の圧
力調整用バルブおよび排気系(メカニカルブースターポ
ンプにロータリーポンプが接続されたもの)が接続され
ている。
VD法を用いてダイヤモンド結晶の合成を行った。図6
は、水素−エチルアルコールを原料ガスとする熱フィラ
メントCVD法の例を示す模式図である。60は石英反
応管、61は電気炉、62はタンタル製フィラメント、
63は基体、64は原料ガス導入口で、不図示のガスボ
ンベおよびアルコール気化装置、流量調整器、バルブな
どが接続されている。65はガス排気口で、不図示の圧
力調整用バルブおよび排気系(メカニカルブースターポ
ンプにロータリーポンプが接続されたもの)が接続され
ている。
【0063】基体としては、銅基板(φ25mm、厚さ
0.5mm、純度99.99%以上)を用いた。合成条
件としては、原料ガスおよび流量が水素:200ml/
min、エチルアルコール:2ml/minで、フィラ
メント温度:2000℃、基体温度:620℃、圧力:
1.3×104Pa、合成時間:4時間であった。 この
ようにして得られたダイヤモンド結晶を走査型電子顕微
鏡観察したところ、6角形の{111}面が基板に対し
て平行に配向した平均粒子径10μmの単結晶ダイヤモ
ンド粒子であることがわかった。さらに、X線回折法を
用いて結晶配向性を調べたところ、強い{111}面配
向性を有していることがわかった。
0.5mm、純度99.99%以上)を用いた。合成条
件としては、原料ガスおよび流量が水素:200ml/
min、エチルアルコール:2ml/minで、フィラ
メント温度:2000℃、基体温度:620℃、圧力:
1.3×104Pa、合成時間:4時間であった。 この
ようにして得られたダイヤモンド結晶を走査型電子顕微
鏡観察したところ、6角形の{111}面が基板に対し
て平行に配向した平均粒子径10μmの単結晶ダイヤモ
ンド粒子であることがわかった。さらに、X線回折法を
用いて結晶配向性を調べたところ、強い{111}面配
向性を有していることがわかった。
【0064】<実施例4>実施例3と同様の熱フィラメ
ントCVD法によりダイヤモンド結晶を合成した。 基
体としては、実施例2と同様の銅単結晶{111}面基
体を用いた。合成条件としては、原料ガスが水素:20
0ml/min、エチルアルコール:4ml/min
で、フィラメント温度:2000℃、基体温度:650
℃、圧力:1.3×104Pa、合成時間:3時間であ
った。 このようにして得られたダイヤモンド結晶は、
6角形の{111}面が基板に対して平行にエピタキシ
ャル成長した平均粒子径約12μmの平板ダイヤモンド
結晶であった。
ントCVD法によりダイヤモンド結晶を合成した。 基
体としては、実施例2と同様の銅単結晶{111}面基
体を用いた。合成条件としては、原料ガスが水素:20
0ml/min、エチルアルコール:4ml/min
で、フィラメント温度:2000℃、基体温度:650
℃、圧力:1.3×104Pa、合成時間:3時間であ
った。 このようにして得られたダイヤモンド結晶は、
6角形の{111}面が基板に対して平行にエピタキシ
ャル成長した平均粒子径約12μmの平板ダイヤモンド
結晶であった。
【0065】<実施例5〜12及び比較例1〜5>基体
ホルダー冷却水の量を調節することにより、基体温度を
350〜1500℃の範囲で変化させる以外は実施例1
と同様にしてダイヤモンド結晶を合成した。合成条件と
しては、アセチレン:1.5リットル/min,酸素:
1.4リットル/minとし、合成時間は30分とし
た。このようにして得られたダイヤモンド結晶のデータ
を表1に示す。なお表中、結晶配向性は、走査型電子顕
微鏡観察およびX線回折法測定により調べたものであ
る。
ホルダー冷却水の量を調節することにより、基体温度を
350〜1500℃の範囲で変化させる以外は実施例1
と同様にしてダイヤモンド結晶を合成した。合成条件と
しては、アセチレン:1.5リットル/min,酸素:
1.4リットル/minとし、合成時間は30分とし
た。このようにして得られたダイヤモンド結晶のデータ
を表1に示す。なお表中、結晶配向性は、走査型電子顕
微鏡観察およびX線回折法測定により調べたものであ
る。
【0066】
【表1】 表1中の実施例5〜8において{111}面配向性を有
するダイヤモンド結晶が観察された。また、比較例1に
おいては、ダイヤモンド結晶のX線ピークが明瞭には観
察されず、比較例2〜4においては、結晶配向性が観察
されなかった。さらに、実施例9〜12においては{1
00}面配向性を有するダイヤモンド結晶が観察され
た。また、比較例5においては、X線回折によればダイ
ヤモンド結晶のピークは観察されず、グラファイト結晶
のピークのみ観察された。
するダイヤモンド結晶が観察された。また、比較例1に
おいては、ダイヤモンド結晶のX線ピークが明瞭には観
察されず、比較例2〜4においては、結晶配向性が観察
されなかった。さらに、実施例9〜12においては{1
00}面配向性を有するダイヤモンド結晶が観察され
た。また、比較例5においては、X線回折によればダイ
ヤモンド結晶のピークは観察されず、グラファイト結晶
のピークのみ観察された。
【0067】<実施例13>実施例2と同様の燃焼炎法
により平板ダイヤモンド結晶を形成した。基体として、
酸化マグネシウム(MgO){111}面単結晶基体上
に真空蒸着法(真空度:1×10-5Pa、基体温度:8
00℃、蒸着原料:純度99.999%の銅結晶)を用
いて、銅単結晶薄膜を200nm形成したものを用い
た。合成条件としては、ガスおよび流量はアセチレン:
1.5リットル/min,酸素:1.45リットル/m
inとし、基板温度は620℃、合成時間は30分とし
た。このようにして得られたダイヤモンド結晶は、6角
形の{111}面が基板に対して平行にエピタキシャル
成長し、さらに高さと横幅の比が平均1:5で平均粒子
径約15μmの平板ダイヤモンド結晶であった。
により平板ダイヤモンド結晶を形成した。基体として、
酸化マグネシウム(MgO){111}面単結晶基体上
に真空蒸着法(真空度:1×10-5Pa、基体温度:8
00℃、蒸着原料:純度99.999%の銅結晶)を用
いて、銅単結晶薄膜を200nm形成したものを用い
た。合成条件としては、ガスおよび流量はアセチレン:
1.5リットル/min,酸素:1.45リットル/m
inとし、基板温度は620℃、合成時間は30分とし
た。このようにして得られたダイヤモンド結晶は、6角
形の{111}面が基板に対して平行にエピタキシャル
成長し、さらに高さと横幅の比が平均1:5で平均粒子
径約15μmの平板ダイヤモンド結晶であった。
【0068】<実施例14>合成時間を12時間とする
以外は、実施例3と同様の条件でダイヤモンド結晶合成
を行ったところ、ダイヤモンド多結晶膜が形成された。
このようにして得られたダイヤモンド多結晶膜を走査型
電子顕微鏡観察したところ、6角形の{111}面が基
板に対して平行に配向した膜厚約30μmのダイヤモン
ド多結晶膜であることがわかった。さらに、X線回折法
を用いて結晶配向性を調べたところ、強い{111}面
配向性を有していることがわかった。この配向成長膜の
最大表面粗さは、約150nmで、平滑性が良好であっ
た。
以外は、実施例3と同様の条件でダイヤモンド結晶合成
を行ったところ、ダイヤモンド多結晶膜が形成された。
このようにして得られたダイヤモンド多結晶膜を走査型
電子顕微鏡観察したところ、6角形の{111}面が基
板に対して平行に配向した膜厚約30μmのダイヤモン
ド多結晶膜であることがわかった。さらに、X線回折法
を用いて結晶配向性を調べたところ、強い{111}面
配向性を有していることがわかった。この配向成長膜の
最大表面粗さは、約150nmで、平滑性が良好であっ
た。
【0069】<実施例15>基体温度を1200℃とす
る以外は実施例14と同様の条件でダイヤモンド結晶形
成を行ったところ、ダイヤモンド多結晶膜が形成され
た。このようにして得られたダイヤモンド多結晶膜を走
査型電子顕微鏡観察したところ、4角形の{100}面
が基板に対して平行に配向した膜厚約50μmのダイヤ
モンド多結晶膜であることがわかった。さらに、X線回
折法を用いて結晶配向性を調べたところ、強い{10
0}面配向性を有していることがわかった。この配向成
長膜の最大表面粗さは約120nmで、平滑性が良好で
あった。
る以外は実施例14と同様の条件でダイヤモンド結晶形
成を行ったところ、ダイヤモンド多結晶膜が形成され
た。このようにして得られたダイヤモンド多結晶膜を走
査型電子顕微鏡観察したところ、4角形の{100}面
が基板に対して平行に配向した膜厚約50μmのダイヤ
モンド多結晶膜であることがわかった。さらに、X線回
折法を用いて結晶配向性を調べたところ、強い{10
0}面配向性を有していることがわかった。この配向成
長膜の最大表面粗さは約120nmで、平滑性が良好で
あった。
【0070】<実施例16>実施例13と同様の方法
で、酸化マグネシウム基体上に銅単結晶薄膜を形成し、
さらに、合成時間を2時間とする以外は実施例13と同
様にダイヤモンド結晶合成を行った。この時得られたダ
イヤモンド結晶を走査型電子顕微鏡観察したところ、平
坦性の良好な(最大面粗さ100nm以下)均一膜であ
ることがわかった。また、電子線回折法による評価によ
り、このダイヤモンド膜は下地の銅薄膜とエピタキシャ
ル関係にあることがわかった。このダイヤモンド膜の熱
伝導率を公知の熱伝導率測定法であるACカロリメトリ
ーにより測定したところ、約1910W/(m・K)と
非常に高い値であることがわかった。
で、酸化マグネシウム基体上に銅単結晶薄膜を形成し、
さらに、合成時間を2時間とする以外は実施例13と同
様にダイヤモンド結晶合成を行った。この時得られたダ
イヤモンド結晶を走査型電子顕微鏡観察したところ、平
坦性の良好な(最大面粗さ100nm以下)均一膜であ
ることがわかった。また、電子線回折法による評価によ
り、このダイヤモンド膜は下地の銅薄膜とエピタキシャ
ル関係にあることがわかった。このダイヤモンド膜の熱
伝導率を公知の熱伝導率測定法であるACカロリメトリ
ーにより測定したところ、約1910W/(m・K)と
非常に高い値であることがわかった。
【0071】<実施例17>アルミナc面({000
1}面)単結晶基体上に、実施例13と同様の真空蒸着
法で、銅単結晶薄膜を100nm形成した。この基体を
実施例4と同様な熱フィラメントCVD装置に設置し、
ダイヤモンド形成を行った。合成条件としては、原料ガ
スおよび流量が水素:200ml/min、エチルアル
コール:2ml/minで、フィラメント温度:205
0℃、基体温度:670℃、圧力:6.65×103P
a、合成時間:6時間であった。 このようにして得ら
れたダイヤモンド結晶を走査型電子顕微鏡観察したとこ
ろ、平坦性の良好な(最大面粗さ約80nm以下)均一
膜であることがわかった。また、電子線回折法による評
価により、このダイヤモンド膜は下地の銅薄膜とエピタ
キシャル関係にあることがわかった。このダイヤモンド
膜の熱伝導率をACカロリメトリーにより測定したとこ
ろ、約1900W/(m・K)と非常に高い値であるこ
とがわかった。
1}面)単結晶基体上に、実施例13と同様の真空蒸着
法で、銅単結晶薄膜を100nm形成した。この基体を
実施例4と同様な熱フィラメントCVD装置に設置し、
ダイヤモンド形成を行った。合成条件としては、原料ガ
スおよび流量が水素:200ml/min、エチルアル
コール:2ml/minで、フィラメント温度:205
0℃、基体温度:670℃、圧力:6.65×103P
a、合成時間:6時間であった。 このようにして得ら
れたダイヤモンド結晶を走査型電子顕微鏡観察したとこ
ろ、平坦性の良好な(最大面粗さ約80nm以下)均一
膜であることがわかった。また、電子線回折法による評
価により、このダイヤモンド膜は下地の銅薄膜とエピタ
キシャル関係にあることがわかった。このダイヤモンド
膜の熱伝導率をACカロリメトリーにより測定したとこ
ろ、約1900W/(m・K)と非常に高い値であるこ
とがわかった。
【0072】次に、合成時間を2時間とする以外は、上
記と同一の合成条件でサンプルを作製し、走査形電子顕
微鏡観察を行ったところ、{111}面が基体に平行に
形成された粒子径約7μmの平板ダイヤモンド結晶であ
ることがわかった。
記と同一の合成条件でサンプルを作製し、走査形電子顕
微鏡観察を行ったところ、{111}面が基体に平行に
形成された粒子径約7μmの平板ダイヤモンド結晶であ
ることがわかった。
【0073】<実施例18>スピネル(MgO・Al2
O3){111}面単結晶基体上に、実施例13と同様
の真空蒸着法で、銅単結晶薄膜を100nm形成した。
この基体を公知のマイクロ波プラズマCVD装置に設置
し、ダイヤモンド形成を行った。合成条件としては、原
料ガスおよび流量が水素:100ml/min、一酸化
炭素:5ml/minで、マイクロ波出力:500W、
基体温度:630℃、圧力:6.65×103Pa、合
成時間:12時間とした。 このようにして得られたダ
イヤモンド結晶を走査型電子顕微鏡観察したところ、平
坦性の良好な(最大面粗さ約80nm以下)均一膜であ
ることがわかった。また、電子線回折法による評価によ
り、このダイヤモンド膜は下地の銅薄膜とエピタキシャ
ル関係にあることがわかった。
O3){111}面単結晶基体上に、実施例13と同様
の真空蒸着法で、銅単結晶薄膜を100nm形成した。
この基体を公知のマイクロ波プラズマCVD装置に設置
し、ダイヤモンド形成を行った。合成条件としては、原
料ガスおよび流量が水素:100ml/min、一酸化
炭素:5ml/minで、マイクロ波出力:500W、
基体温度:630℃、圧力:6.65×103Pa、合
成時間:12時間とした。 このようにして得られたダ
イヤモンド結晶を走査型電子顕微鏡観察したところ、平
坦性の良好な(最大面粗さ約80nm以下)均一膜であ
ることがわかった。また、電子線回折法による評価によ
り、このダイヤモンド膜は下地の銅薄膜とエピタキシャ
ル関係にあることがわかった。
【0074】なお、合成時間を5時間とする以外は、上
記と同一の条件でサンプルを作製し、走査型電子顕微鏡
観察を行ったところ、得られたサンプルの結晶は、{1
11}面が基体に平行に形成された粒子径約5μmの平
板ダイヤモンド結晶であった。
記と同一の条件でサンプルを作製し、走査型電子顕微鏡
観察を行ったところ、得られたサンプルの結晶は、{1
11}面が基体に平行に形成された粒子径約5μmの平
板ダイヤモンド結晶であった。
【0075】なお、上記ダイヤモンド膜の熱伝導率をA
Cカロリメトリーにより測定したところ、約1940W
/(m・K)と非常に高い値であることがわかった。
Cカロリメトリーにより測定したところ、約1940W
/(m・K)と非常に高い値であることがわかった。
【0076】<実施例19>本実施例では、図7に示す
ような電界発光素子を形成した。ダイヤモンド結晶の合
成は図5の燃焼炎法を用いて行った。基体は、石英基板
(25mmφ×0.5mmt )で、この基板を平均粒径
15μmのダイヤモンド粒子を分散させたアルコール中
に入れ、超音波振動を印加して傷つけ処理を施した。次
いで、この基板上に露光装置を用いて、直径2μmのP
MMA系レジストパターンを30μmピッチで形成し
た。この基板をアルゴンイオンビームエッチング装置を
用いて約100nmの深さにエッチングした。なお、そ
の際のエッチング条件は、加速電圧:1kV、エッチン
グ時間:8分間であった。次いで、有機溶媒を用いてレ
ジストを除去し、基体を図5の燃焼炎法装置に設置し
た。
ような電界発光素子を形成した。ダイヤモンド結晶の合
成は図5の燃焼炎法を用いて行った。基体は、石英基板
(25mmφ×0.5mmt )で、この基板を平均粒径
15μmのダイヤモンド粒子を分散させたアルコール中
に入れ、超音波振動を印加して傷つけ処理を施した。次
いで、この基板上に露光装置を用いて、直径2μmのP
MMA系レジストパターンを30μmピッチで形成し
た。この基板をアルゴンイオンビームエッチング装置を
用いて約100nmの深さにエッチングした。なお、そ
の際のエッチング条件は、加速電圧:1kV、エッチン
グ時間:8分間であった。次いで、有機溶媒を用いてレ
ジストを除去し、基体を図5の燃焼炎法装置に設置し
た。
【0077】ガスおよび流量はアセチレン:1.5リッ
トル/min,酸素:1.4リットル/minとし、基
板温度は650℃、合成時間は30分とした。このと
き、ダイヤモンド結晶は、傷つけ処理が残存している部
分(レジストを形成した部分)のみに選択的に形成され
た。また、このようにして得られたダイヤモンド結晶
は、6角形の{111}面が基板に対して平行に配向し
た平均粒子径約15μmの平板ダイヤモンド粒子であっ
た。
トル/min,酸素:1.4リットル/minとし、基
板温度は650℃、合成時間は30分とした。このと
き、ダイヤモンド結晶は、傷つけ処理が残存している部
分(レジストを形成した部分)のみに選択的に形成され
た。また、このようにして得られたダイヤモンド結晶
は、6角形の{111}面が基板に対して平行に配向し
た平均粒子径約15μmの平板ダイヤモンド粒子であっ
た。
【0078】次に、絶縁層72として、イオンプレーテ
ィング法により、酸化ハフニウム(HfO2)を200
nmの厚さで、基板およびダイヤモンド結晶73表面全
面に形成した。次に、ダイヤモンド結晶上にアルミニウ
ム電極74を2カ所、相互に重ならないように、約10
0nmの厚さに形成した。このアルミニウム電極74間
に1kHzの交流電圧を印加したところ、約100Vの
電圧印加で発光が確認され、この発光は波長430nm
にピークを有する青色発光であることがわかった。この
サンプルについて、100時間の耐久試験を行ったが、
輝度の低下、素子破壊などの劣化は認められず、良好な
耐久性を有していることがわかった。
ィング法により、酸化ハフニウム(HfO2)を200
nmの厚さで、基板およびダイヤモンド結晶73表面全
面に形成した。次に、ダイヤモンド結晶上にアルミニウ
ム電極74を2カ所、相互に重ならないように、約10
0nmの厚さに形成した。このアルミニウム電極74間
に1kHzの交流電圧を印加したところ、約100Vの
電圧印加で発光が確認され、この発光は波長430nm
にピークを有する青色発光であることがわかった。この
サンプルについて、100時間の耐久試験を行ったが、
輝度の低下、素子破壊などの劣化は認められず、良好な
耐久性を有していることがわかった。
【0079】<実施例20>本実施例では、ダイヤモン
ド結晶の合成は図6の熱フィラメントCVD装置を用い
て行った。基体としては実施例19と同様に前処理を施
した石英基体を用いた。ダイヤモンド結晶合成の条件と
しては、原料ガスおよび流量が水素:200ml/mi
n、エチルアルコール:2ml/minで、フィラメン
ト温度:2050℃、基体温度:680℃、圧力:1.
3×104 Pa、合成時間:5時間であった。
ド結晶の合成は図6の熱フィラメントCVD装置を用い
て行った。基体としては実施例19と同様に前処理を施
した石英基体を用いた。ダイヤモンド結晶合成の条件と
しては、原料ガスおよび流量が水素:200ml/mi
n、エチルアルコール:2ml/minで、フィラメン
ト温度:2050℃、基体温度:680℃、圧力:1.
3×104 Pa、合成時間:5時間であった。
【0080】このとき、ダイヤモンド結晶は、傷つけ処
理が残存している部分(レジストを形成した部分)のみ
に選択的に形成された。また、このようにして得られた
ダイヤモンド結晶は、6角形の{111}面が基板に対
して平行に配向した平均粒子径約18μmの平板ダイヤ
モンド粒子であった。
理が残存している部分(レジストを形成した部分)のみ
に選択的に形成された。また、このようにして得られた
ダイヤモンド結晶は、6角形の{111}面が基板に対
して平行に配向した平均粒子径約18μmの平板ダイヤ
モンド粒子であった。
【0081】次に、絶縁層72として、イオンプレーテ
ィング法により、酸化ハフニウム(HfO2 )を200
nmの厚さで、基板およびダイヤモンド結晶73表面全
面に形成した。次に、ダイヤモンド結晶上にアルミニウ
ム電極74を2カ所、相互に重ならないように、約10
0nmの厚さに形成した。このアルミニウム電極74間
に1kHzの交流電圧を印加したところ、約100Vの
電圧印加で発光が確認され、この発光は波長430nm
にピークを有する青色発光であることがわかった。この
サンプルについて、100時間の耐久試験を行ったが、
輝度の低下、素子破壊などの劣化は認められず、良好な
耐久性を有していることがわかった。
ィング法により、酸化ハフニウム(HfO2 )を200
nmの厚さで、基板およびダイヤモンド結晶73表面全
面に形成した。次に、ダイヤモンド結晶上にアルミニウ
ム電極74を2カ所、相互に重ならないように、約10
0nmの厚さに形成した。このアルミニウム電極74間
に1kHzの交流電圧を印加したところ、約100Vの
電圧印加で発光が確認され、この発光は波長430nm
にピークを有する青色発光であることがわかった。この
サンプルについて、100時間の耐久試験を行ったが、
輝度の低下、素子破壊などの劣化は認められず、良好な
耐久性を有していることがわかった。
【0082】<実施例21>本実施例においては、図8
に示すような、ショットキー型発光素子を形成した。ま
ず、実施例20と同様にして平板ダイヤモンド結晶膜を
合成した。次に、真空蒸着によりショットキー接合電極
83としてアルミニウムを、またオーミック接合電極8
4として金を、相互に重ならないように約150nmの
厚さに形成した。 このアルミニウム電極83と金電極
84の間に順方向(アルミニウム:マイナス、金:プラ
ス)に電圧を印加すると、約100Vの電圧印加でアル
ミニウム電極近傍から、440nm付近の波長の青色発
光が観測された。このサンプルについて100時間の耐
久試験を行ったが、輝度の低下、素子破壊などの劣化は
認められず、良好な耐久性を有していることがわかっ
た。
に示すような、ショットキー型発光素子を形成した。ま
ず、実施例20と同様にして平板ダイヤモンド結晶膜を
合成した。次に、真空蒸着によりショットキー接合電極
83としてアルミニウムを、またオーミック接合電極8
4として金を、相互に重ならないように約150nmの
厚さに形成した。 このアルミニウム電極83と金電極
84の間に順方向(アルミニウム:マイナス、金:プラ
ス)に電圧を印加すると、約100Vの電圧印加でアル
ミニウム電極近傍から、440nm付近の波長の青色発
光が観測された。このサンプルについて100時間の耐
久試験を行ったが、輝度の低下、素子破壊などの劣化は
認められず、良好な耐久性を有していることがわかっ
た。
【0083】<実施例22>まず、実施例19と同様に
して石英基体の前処理(パターンニングおよびエッチン
グ、さらにレジスト除去)を行った。
して石英基体の前処理(パターンニングおよびエッチン
グ、さらにレジスト除去)を行った。
【0084】次に、実施例20と同様の熱フィラメント
CVD法で、p型半導体ダイヤモンドを形成した。ま
ず、ほう酸(H3BO3)をホウ素と炭素の比(B/C)
が50ppm(=5×10-5)となるようにエチルアル
コールに溶かし、炭素原料とした。次に、原料ガスおよ
び流量が水素:200ml/min、エチルアルコー
ル:2ml/minで、フィラメント温度:2050
℃、基体温度:680℃、圧力:6.65×103 P
a、合成時間:6時間の合成条件で、p型ダイヤモンド
の合成を行った。
CVD法で、p型半導体ダイヤモンドを形成した。ま
ず、ほう酸(H3BO3)をホウ素と炭素の比(B/C)
が50ppm(=5×10-5)となるようにエチルアル
コールに溶かし、炭素原料とした。次に、原料ガスおよ
び流量が水素:200ml/min、エチルアルコー
ル:2ml/minで、フィラメント温度:2050
℃、基体温度:680℃、圧力:6.65×103 P
a、合成時間:6時間の合成条件で、p型ダイヤモンド
の合成を行った。
【0085】このとき、ダイヤモンド結晶は、傷つけ処
理が残存している部分(レジストを形成した部分)のみ
に選択的に形成された。また、このようにして得られた
ダイヤモンド結晶は、6角形の{111}面が基板に対
して平行に配向した平均粒子径約20μmの平板ダイヤ
モンド粒子であった。
理が残存している部分(レジストを形成した部分)のみ
に選択的に形成された。また、このようにして得られた
ダイヤモンド結晶は、6角形の{111}面が基板に対
して平行に配向した平均粒子径約20μmの平板ダイヤ
モンド粒子であった。
【0086】次に、真空蒸着によりショットキー接合電
極83としてアルミニウムを、またオーミック接合電極
84として金を、相互に重ならないように約150nm
の厚さに形成した。このアルミニウム電極83と金電極
84の間に順方向(アルミニウム:マイナス、金:プラ
ス)に電圧を印加すると、数十Vの電圧印加でアルミニ
ウム電極近傍から、430nm付近の波長の青色発光が
観測された。このサンプルについて100時間の耐久試
験を行ったが、輝度の低下、素子破壊などの劣化は認め
られず、良好な耐久性を有していることがわかった。
極83としてアルミニウムを、またオーミック接合電極
84として金を、相互に重ならないように約150nm
の厚さに形成した。このアルミニウム電極83と金電極
84の間に順方向(アルミニウム:マイナス、金:プラ
ス)に電圧を印加すると、数十Vの電圧印加でアルミニ
ウム電極近傍から、430nm付近の波長の青色発光が
観測された。このサンプルについて100時間の耐久試
験を行ったが、輝度の低下、素子破壊などの劣化は認め
られず、良好な耐久性を有していることがわかった。
【0087】<実施例23>本実施例では、図9に示す
ようなpn接合型発光ダイオードを形成した。図中、9
1は基体、92はp型半導体平板ダイヤモンド結晶、9
3はn型半導体ダイヤモンド層、94は電極である。
ようなpn接合型発光ダイオードを形成した。図中、9
1は基体、92はp型半導体平板ダイヤモンド結晶、9
3はn型半導体ダイヤモンド層、94は電極である。
【0088】先ず、実施例19と同様にして石英基体の
前処理(パターンニングおよびエチング、さらに洗浄)
を行った。次に、実施例22と同様にしてp型ダイヤモ
ンド結晶(平板ダイヤモンド)を形成し、この平板ダイ
ヤモンド結晶の半分の領域にSiO2膜(膜厚100n
m)をマスクとして形成した。
前処理(パターンニングおよびエチング、さらに洗浄)
を行った。次に、実施例22と同様にしてp型ダイヤモ
ンド結晶(平板ダイヤモンド)を形成し、この平板ダイ
ヤモンド結晶の半分の領域にSiO2膜(膜厚100n
m)をマスクとして形成した。
【0089】さらに、この平板ダイヤモンド結晶上に以
下の方法により、n型ダイヤモンド半導体層を形成し
た。
下の方法により、n型ダイヤモンド半導体層を形成し
た。
【0090】先ず、金属リチウムを、リチウムと炭素の
比(Li/C)が50ppmとなるようにエチルアルコ
ール中に溶解して炭素源とした。実施例20の熱フィラ
メントCVD装置とは別個のn型半導体層形成用の熱フ
ィラメントCVD装置に前記基体を設置し、次の条件で
n型半導体層を形成した。すなわち、原料ガスおよび流
量が水素:200ml/min、エチルアルコール:2
ml/minで、フィラメント温度:2050℃、基体
温度:680℃、圧力:6.65×103 Pa、合成時
間:1時間とした。このn型ダイヤモンド半導体層形成
により、平板ダイヤモンド結晶上のSiO2 膜形成部分
以外にn型半導体層が形成され、pn接合が形成され
た。
比(Li/C)が50ppmとなるようにエチルアルコ
ール中に溶解して炭素源とした。実施例20の熱フィラ
メントCVD装置とは別個のn型半導体層形成用の熱フ
ィラメントCVD装置に前記基体を設置し、次の条件で
n型半導体層を形成した。すなわち、原料ガスおよび流
量が水素:200ml/min、エチルアルコール:2
ml/minで、フィラメント温度:2050℃、基体
温度:680℃、圧力:6.65×103 Pa、合成時
間:1時間とした。このn型ダイヤモンド半導体層形成
により、平板ダイヤモンド結晶上のSiO2 膜形成部分
以外にn型半導体層が形成され、pn接合が形成され
た。
【0091】次に、SiO2 膜をフッ酸で除去した後、
p型ダイヤモンド結晶上には銀電極を、n型ダイヤモン
ド層上にはアルミ電極を、相互に重ならないようにそれ
ぞれ100nmの厚さに形成した。この後、電源95を
用いてp型ダイヤモンド結晶上の電極(銀)を陽極、n
型ダイヤモンド結晶上の電極(アルミ)を陰極として直
流電流を印加した。このとき、数Vから数十Vの電圧印
加でpn接合部より発光が確認され、その発光ピーク波
長は約430nmであった。このサンプルについて、1
00時間の耐久試験を行ったが、輝度の低下、素子破壊
などの劣化は認められず、良好な耐久性を有しているこ
とがわかった。
p型ダイヤモンド結晶上には銀電極を、n型ダイヤモン
ド層上にはアルミ電極を、相互に重ならないようにそれ
ぞれ100nmの厚さに形成した。この後、電源95を
用いてp型ダイヤモンド結晶上の電極(銀)を陽極、n
型ダイヤモンド結晶上の電極(アルミ)を陰極として直
流電流を印加した。このとき、数Vから数十Vの電圧印
加でpn接合部より発光が確認され、その発光ピーク波
長は約430nmであった。このサンプルについて、1
00時間の耐久試験を行ったが、輝度の低下、素子破壊
などの劣化は認められず、良好な耐久性を有しているこ
とがわかった。
【0092】<実施例24>本実施例では、平板ダイヤ
モンド結晶が成長、合体した膜を発光層とする電界発光
素子を形成した。
モンド結晶が成長、合体した膜を発光層とする電界発光
素子を形成した。
【0093】基体は、シリコン基板(25mmφ×0.
5mmt )で、表面に200nmのSiO2 膜を形成し
た。この基板を平均粒径15μmのダイヤモンド粒子を
分散させたアルコール中に入れ、超音波振動を印加して
傷つけ処理を施した。次いで、この基板上に露光装置を
用いて、直径2μmのPMMA系レジストパターンを2
5μmピッチで形成した。この基板をアルゴンイオンビ
ームエッチング装置を用いて約100nmの深さにエッ
チングした。なお、その際のエッチング条件は、加速電
圧:1kV、エッチング時間:8分間であった。次い
で、有機溶媒を用いてレジストを除去し、基体を公知の
マイクロ波プラズマCVD装置に設置した。
5mmt )で、表面に200nmのSiO2 膜を形成し
た。この基板を平均粒径15μmのダイヤモンド粒子を
分散させたアルコール中に入れ、超音波振動を印加して
傷つけ処理を施した。次いで、この基板上に露光装置を
用いて、直径2μmのPMMA系レジストパターンを2
5μmピッチで形成した。この基板をアルゴンイオンビ
ームエッチング装置を用いて約100nmの深さにエッ
チングした。なお、その際のエッチング条件は、加速電
圧:1kV、エッチング時間:8分間であった。次い
で、有機溶媒を用いてレジストを除去し、基体を公知の
マイクロ波プラズマCVD装置に設置した。
【0094】ダイヤモンド結晶の合成条件としては、原
料ガスおよび流量は水素:150ml/min、一酸化
炭素:10ml/minで、マイクロ波出力:500
W、基体温度:640℃、圧力:6.65×103 P
a、合成時間:12時間とした。
料ガスおよび流量は水素:150ml/min、一酸化
炭素:10ml/minで、マイクロ波出力:500
W、基体温度:640℃、圧力:6.65×103 P
a、合成時間:12時間とした。
【0095】このダイヤモンド合成により、平滑性の高
い均一膜が形成された。なお、合成時間を4時間とする
以外は同様な合成条件でサンプルを形成したところ、6
角形の{111}面が基板に対して平行に配向した平板
ダイヤモンド粒子の析出が観察された。
い均一膜が形成された。なお、合成時間を4時間とする
以外は同様な合成条件でサンプルを形成したところ、6
角形の{111}面が基板に対して平行に配向した平板
ダイヤモンド粒子の析出が観察された。
【0096】次に、絶縁層として、イオンプレーティン
グ法により、酸化ハフニウム(HfO2 )を200nm
の厚さで、ダイヤモンド結晶表面全面に形成した。次
に、透明導電膜(酸化スズ)を約100nmの厚さに形
成した。この透明導電膜と基体のシリコン結晶の間に1
kHzの交流電圧を印加したところ、約100Vの電圧
印加で発光が確認され、この発光は波長430nmにピ
ークを有する青色発光であることがわかった。このサン
プルについて、100時間の耐久試験を行ったが、輝度
の低下、素子破壊などの劣化は認められず、良好な耐久
性を有していることがわかった。
グ法により、酸化ハフニウム(HfO2 )を200nm
の厚さで、ダイヤモンド結晶表面全面に形成した。次
に、透明導電膜(酸化スズ)を約100nmの厚さに形
成した。この透明導電膜と基体のシリコン結晶の間に1
kHzの交流電圧を印加したところ、約100Vの電圧
印加で発光が確認され、この発光は波長430nmにピ
ークを有する青色発光であることがわかった。このサン
プルについて、100時間の耐久試験を行ったが、輝度
の低下、素子破壊などの劣化は認められず、良好な耐久
性を有していることがわかった。
【0097】<実施例25>本実施例では、平板ダイヤ
モンド結晶が成長、合体および膜状成長して得られた膜
を発光層とするショットキー形発光素子を形成した。
モンド結晶が成長、合体および膜状成長して得られた膜
を発光層とするショットキー形発光素子を形成した。
【0098】基体として、シリコン基板(25mmφ×
0.5mmt )を用い、その基板を平均粒径15μmの
ダイヤモンド粒子を分散させたアルコール中に入れ、超
音波振動を印加して傷つけ処理を施した。次いで、この
基板上に露光装置を用いて、直径2μmのPMMA系レ
ジストパターンを25μmピッチで形成した。この基板
をアルゴンイオンビームエッチング装置を用いて約10
0nmの深さにエッチングした。なお、その際のエッチ
ング条件は、加速電圧:1kV、エッチング時間:8分
間であった。次いで、有機溶媒を用いてレジストを除去
し、基体を公知のマイクロ波プラズマCVD装置に設置
した。
0.5mmt )を用い、その基板を平均粒径15μmの
ダイヤモンド粒子を分散させたアルコール中に入れ、超
音波振動を印加して傷つけ処理を施した。次いで、この
基板上に露光装置を用いて、直径2μmのPMMA系レ
ジストパターンを25μmピッチで形成した。この基板
をアルゴンイオンビームエッチング装置を用いて約10
0nmの深さにエッチングした。なお、その際のエッチ
ング条件は、加速電圧:1kV、エッチング時間:8分
間であった。次いで、有機溶媒を用いてレジストを除去
し、基体を公知のマイクロ波プラズマCVD装置に設置
した。
【0099】ダイヤモンド結晶の合成条件としては、原
料ガスおよび流量は水素:120ml/min、一酸化
炭素:10ml/min、ジボラン(B2H6、濃度10
0ppm、水素希釈):5ml/minで、マイクロ波
出力:500W、基体温度:640℃、圧力:4.0×
103Pa、合成時間:12時間とした。
料ガスおよび流量は水素:120ml/min、一酸化
炭素:10ml/min、ジボラン(B2H6、濃度10
0ppm、水素希釈):5ml/minで、マイクロ波
出力:500W、基体温度:640℃、圧力:4.0×
103Pa、合成時間:12時間とした。
【0100】このp型ダイヤモンド半導体合成により、
平滑性の高い均一膜が形成された。なお、合成時間を4
時間とする以外は同様な合成条件でサンプルを形成した
ところ、6角形の{111}面が基板に対して平行に配
向した平板ダイヤモンド粒子の析出が観察された。
平滑性の高い均一膜が形成された。なお、合成時間を4
時間とする以外は同様な合成条件でサンプルを形成した
ところ、6角形の{111}面が基板に対して平行に配
向した平板ダイヤモンド粒子の析出が観察された。
【0101】次に、真空蒸着によりショットキー接合電
極としてアルミニウムを、またオーミック接合電極とし
て金を、相互に重ならないように約150nmの厚さに
形成した。このアルミニウム電極と金電極の間に順方向
(アルミニウム:マイナス、金:プラス)に電圧を印加
すると、数十Vの電圧印加でアルミニウム電極近傍か
ら、430nm付近の波長の青色発光が観測された。こ
のサンプルについて100時間の耐久試験を行ったが、
輝度の低下、素子破壊などの劣化は認められず、良好な
耐久性を有していることがわかった。
極としてアルミニウムを、またオーミック接合電極とし
て金を、相互に重ならないように約150nmの厚さに
形成した。このアルミニウム電極と金電極の間に順方向
(アルミニウム:マイナス、金:プラス)に電圧を印加
すると、数十Vの電圧印加でアルミニウム電極近傍か
ら、430nm付近の波長の青色発光が観測された。こ
のサンプルについて100時間の耐久試験を行ったが、
輝度の低下、素子破壊などの劣化は認められず、良好な
耐久性を有していることがわかった。
【0102】<実施例26>本実施例では、平板ダイヤ
モンド結晶が成長、合体および膜状成長して形成された
ダイヤモンド薄膜を発光層とするpn接合発光ダイオー
ドを作製した。
モンド結晶が成長、合体および膜状成長して形成された
ダイヤモンド薄膜を発光層とするpn接合発光ダイオー
ドを作製した。
【0103】まず、実施例25と同様にしてシリコン基
体の前処理及びp型ダイヤモンド結晶膜の作製を行っ
た。
体の前処理及びp型ダイヤモンド結晶膜の作製を行っ
た。
【0104】次に、ダイヤモンド膜の一部に露光装置を
用いてレジストパターンを形成し、さらに公知の真空蒸
着法によりSiO2 膜を100nm形成し、その後レジ
ストパターンを除去することにより、ダイヤモンド膜の
一部にSiO2 膜を被覆した。
用いてレジストパターンを形成し、さらに公知の真空蒸
着法によりSiO2 膜を100nm形成し、その後レジ
ストパターンを除去することにより、ダイヤモンド膜の
一部にSiO2 膜を被覆した。
【0105】この基体をマイクロ波プラズマCVD装置
に設置し、原料ガスおよび流量が水素:100ml/m
in、リチウム含有アセトン(Li/C=100pp
m):2ml/minで、マイクロ波出力:500W、
基体温度:640℃、圧力:4.0×103 Pa、合成
時間:1時間の合成条件で、p型ダイヤモンド結晶上に
n型ダイヤモンド結晶を形成した。この時、SiO2 膜
を被覆した部分上にはダイヤモンド結晶は形成されなか
った。次に、基体フッ酸溶液で処理してSiO2膜を除
去した。
に設置し、原料ガスおよび流量が水素:100ml/m
in、リチウム含有アセトン(Li/C=100pp
m):2ml/minで、マイクロ波出力:500W、
基体温度:640℃、圧力:4.0×103 Pa、合成
時間:1時間の合成条件で、p型ダイヤモンド結晶上に
n型ダイヤモンド結晶を形成した。この時、SiO2 膜
を被覆した部分上にはダイヤモンド結晶は形成されなか
った。次に、基体フッ酸溶液で処理してSiO2膜を除
去した。
【0106】次に、公知の真空蒸着法を用いて、ダイヤ
モンド膜の一部に電極用に銀を蒸着した。その後、電源
を用いてp型ダイヤモンド結晶上の電極を陽極、n型ダ
イヤモンド結晶上の電極を陰極として直流電圧を印加し
たところ、数Vから数十Vの電圧印加で、pn接合部よ
り発光が確認され、その発光ピークは430nm付近で
あった。このサンプルについて100時間の耐久試験を
行ったが、輝度の低下、素子破壊などの劣化は認められ
ず、良好な耐久性を有していることがわかった。
モンド膜の一部に電極用に銀を蒸着した。その後、電源
を用いてp型ダイヤモンド結晶上の電極を陽極、n型ダ
イヤモンド結晶上の電極を陰極として直流電圧を印加し
たところ、数Vから数十Vの電圧印加で、pn接合部よ
り発光が確認され、その発光ピークは430nm付近で
あった。このサンプルについて100時間の耐久試験を
行ったが、輝度の低下、素子破壊などの劣化は認められ
ず、良好な耐久性を有していることがわかった。
【0107】<比較例6>基体としてシリコン基板(2
5mmφ×0.5mmt )を用い、その表面に200n
mのSiO2 膜を形成した。この基板を平均粒径15μ
mのダイヤモンド粒子を分散させたアルコール中に入
れ、超音波振動を印加して傷つけ処理を施した。次い
で、この基板上に露光装置を用いて、直径2μmのPM
MA系レジストパターンを25μmピッチで形成した。
この基板をアルゴンイオンビームエッチング装置を用い
て約100nmの深さにエッチングした。なお、その際
のエッチング条件は、加速電圧:1kV、エッチング時
間:8分間であった。次いで、有機溶媒を用いてレジス
トを除去し、基体を公知のマイクロ波プラズマCVD装
置に設置した。
5mmφ×0.5mmt )を用い、その表面に200n
mのSiO2 膜を形成した。この基板を平均粒径15μ
mのダイヤモンド粒子を分散させたアルコール中に入
れ、超音波振動を印加して傷つけ処理を施した。次い
で、この基板上に露光装置を用いて、直径2μmのPM
MA系レジストパターンを25μmピッチで形成した。
この基板をアルゴンイオンビームエッチング装置を用い
て約100nmの深さにエッチングした。なお、その際
のエッチング条件は、加速電圧:1kV、エッチング時
間:8分間であった。次いで、有機溶媒を用いてレジス
トを除去し、基体を公知のマイクロ波プラズマCVD装
置に設置した。
【0108】ダイヤモンド結晶の合成条件としては、原
料ガスおよび流量は水素:150ml/min、一酸化
炭素:20ml/minで、マイクロ波出力:700
W、基体温度:820℃、圧力:6.65×103 P
a、合成時間:10時間とした。
料ガスおよび流量は水素:150ml/min、一酸化
炭素:20ml/minで、マイクロ波出力:700
W、基体温度:820℃、圧力:6.65×103 P
a、合成時間:10時間とした。
【0109】この合成により、凹凸の大きい多結晶膜が
形成された。なお、合成時間を2時間とする以外は同様
の合成条件でサンプルを形成したところ、ランダムな方
位を有する粒子状ダイヤモンド結晶の析出が観察され
た。
形成された。なお、合成時間を2時間とする以外は同様
の合成条件でサンプルを形成したところ、ランダムな方
位を有する粒子状ダイヤモンド結晶の析出が観察され
た。
【0110】次に、絶縁層として、イオンプレーティン
グ法により、酸化ハフニウム(HfO2 )を200nm
の厚さで、ダイヤモンド結晶表面全面に形成した。次
に、透明導電膜(酸化スズ)を約100nmの厚さに形
成した。この透明導電膜と基体のシリコン結晶の間に1
kHzの交流電圧を印加したところ、約100Vの電圧
印加で発光が確認され、この発光は波長430nmにピ
ークを有する青色発光であることがわかった。このサン
プルについても耐久試験を行ったが、80時間で絶縁破
壊を起こし、使用不能となった。
グ法により、酸化ハフニウム(HfO2 )を200nm
の厚さで、ダイヤモンド結晶表面全面に形成した。次
に、透明導電膜(酸化スズ)を約100nmの厚さに形
成した。この透明導電膜と基体のシリコン結晶の間に1
kHzの交流電圧を印加したところ、約100Vの電圧
印加で発光が確認され、この発光は波長430nmにピ
ークを有する青色発光であることがわかった。このサン
プルについても耐久試験を行ったが、80時間で絶縁破
壊を起こし、使用不能となった。
【0111】
【発明の効果】本発明の方法で形成される配向性の高い
平板ダイヤモンド結晶を成長、合体および膜状成長させ
て得られるダイヤモンド結晶膜を用いて、輝度の低下あ
るいは素子破壊などの劣化を起こしにくい、耐久性の優
れたダイヤモンド発光素子を製造することができる。
平板ダイヤモンド結晶を成長、合体および膜状成長させ
て得られるダイヤモンド結晶膜を用いて、輝度の低下あ
るいは素子破壊などの劣化を起こしにくい、耐久性の優
れたダイヤモンド発光素子を製造することができる。
【図1】気相合成法で析出するダイヤモンド結晶のモル
フォロジーを示す図であり、Aは、全て{111}面か
らなる8面体結晶、Bは、{111}面と{100}面
からなる6−8面体結晶、Cは、全て{100}面から
なる6面体結晶、の図である。
フォロジーを示す図であり、Aは、全て{111}面か
らなる8面体結晶、Bは、{111}面と{100}面
からなる6−8面体結晶、Cは、全て{100}面から
なる6面体結晶、の図である。
【図2】本発明の平板ダイヤモンド結晶の模式的断面図
である。
である。
【図3】従来法で形成される粒子状ダイヤモンド結晶の
模式的断面図である。
模式的断面図である。
【図4】選択堆積法による本発明のダイヤモンド膜形成
の手順を示す図であり、Aは、傷つけ処理を施した基
体、Bは、Aの基体にパターン状マスクを施したもの、
Cは、Bの基体をエッチングしたもの、Dは、Cの基体
のマスクを除去したもの、Eは、Dの基体上に平板ダイ
ヤモンド結晶を選択的に堆積させたもの、Fは、Eの結
晶が成長、合体して多結晶膜となったもの、の図であ
る。
の手順を示す図であり、Aは、傷つけ処理を施した基
体、Bは、Aの基体にパターン状マスクを施したもの、
Cは、Bの基体をエッチングしたもの、Dは、Cの基体
のマスクを除去したもの、Eは、Dの基体上に平板ダイ
ヤモンド結晶を選択的に堆積させたもの、Fは、Eの結
晶が成長、合体して多結晶膜となったもの、の図であ
る。
【図5】燃焼炎法によるダイヤモンド結晶形成時の形成
部付近の模式的断面図である。
部付近の模式的断面図である。
【図6】熱フィラメント式CVD装置の模式的断面図で
ある。
ある。
【図7】電界発光素子の模式的断面図である。
【図8】ショットキー接合型発光ダイオードの模式的断
面図である。
面図である。
【図9】pn接合型発光ダイオードの模式的断面図であ
る。
る。
【図10】従来の電界発光素子の1例の模式的断面図で
ある。
ある。
21,33,41,52,63,71,81,91,1
01 基体 22,43 平板ダイヤモンド結晶 34 粒子状ダイヤモンド結晶 42 マスク 44 ダイヤモンド多結晶膜 51 バーナー 53 内炎 54 外炎 55 基体ホルダー 60 石英反応管 61 電気炉 62 フィラメント 64 原料ガス導入口 65 ガス排気口 72,102,103,105 絶縁層 73,82,92 ダイヤモンド結晶 74,94,106 電極 75,85,95,107 電源 83 ショットキー接合電極 84 オーミック接合電極 92 p型半導体平板ダイヤモンド結晶 93 n型半導体ダイヤモンド結晶 104 ダイヤモンド結晶層
01 基体 22,43 平板ダイヤモンド結晶 34 粒子状ダイヤモンド結晶 42 マスク 44 ダイヤモンド多結晶膜 51 バーナー 53 内炎 54 外炎 55 基体ホルダー 60 石英反応管 61 電気炉 62 フィラメント 64 原料ガス導入口 65 ガス排気口 72,102,103,105 絶縁層 73,82,92 ダイヤモンド結晶 74,94,106 電極 75,85,95,107 電源 83 ショットキー接合電極 84 オーミック接合電極 92 p型半導体平板ダイヤモンド結晶 93 n型半導体ダイヤモンド結晶 104 ダイヤモンド結晶層
Claims (16)
- 【請求項1】 気相合成法を用いて基体上へダイヤモン
ド結晶を析出させるダイヤモンド結晶形成方法におい
て、少なくともダイヤモンド結晶の核発生初期に基体温
度を400℃ないし900℃の範囲に調節して、該結晶
を{111}面配向性とすることを特徴とするダイヤモ
ンド結晶形成方法。 - 【請求項2】 気相合成法を用いて基体上へダイヤモン
ド結晶を析出させるダイヤモンド結晶形成方法におい
て、少なくともダイヤモンド結晶の核発生初期に基体温
度を1100℃ないし1400℃の範囲に調節して、該
結晶を{100}面配向性とすることを特徴とするダイ
ヤモンド結晶形成方法。 - 【請求項3】 請求項1に記載のダイヤモンド結晶形成
方法において、選択堆積法によりダイヤモンド結晶の核
発生密度を制御することにより、該ダイヤモンド結晶
を、基体面に垂直な方向の長さの基体面に平行な方向の
長さに対する比が1/4ないし1/1000でありしか
も該結晶が該基体面と0ないし10度の角をなし実質的
に平板形状を有する平板ダイヤモンド結晶とする、ダイ
ヤモンド結晶形成方法。 - 【請求項4】 気相合成法をCVD法とし、該合成法に
おける原料ガスの(a)炭素源濃度を10%以下とし、
(b)単位量当りの酸素原子数/炭素原子数の値を0.
2ないし1.2とする、請求項1または3に記載のダイ
ヤモンド結晶形成方法。 - 【請求項5】 気相合成法を燃焼炎法とし、該合成法に
おける原料ガスの酸素ガス/アセチレンの値を0.85
ないし1.0とする、請求項1または3に記載のダイヤ
モンド結晶形成方法。 - 【請求項6】 銅単結晶表面上にダイヤモンド結晶を析
出させる、請求項3、4または5に記載のダイヤモンド
結晶形成方法。 - 【請求項7】 気相合成法をCVD法とし、該合成法に
おける原料ガスの(a)炭素源濃度を10%以下とし
(b)単位量当りの酸素原子数/炭素原子数の値を0.
2ないし1.2とする、請求項2に記載のダイヤモンド
結晶形成方法。 - 【請求項8】 気相合成法を燃焼法とし、該合成法にお
ける原料ガスの酸素ガス/アセチレンの値を0.85な
いし1.0とする、請求項2に記載のダイヤモンド結晶
形成方法。 - 【請求項9】 請求項1、3、4、5または6に記載の
方法により形成されるダイヤモンド結晶。 - 【請求項10】 請求項2、7または8に記載の方法に
より形成されるダイヤモンド結晶。 - 【請求項11】 請求項3、4、5または6に記載の方
法によって形成される多数の平板ダイヤモンド結晶を成
長合体させ、さらに膜状成長させるダイヤモンド結晶膜
形成方法。 - 【請求項12】 請求項11に記載の方法によって形成
されるダイヤモンド結晶膜。 - 【請求項13】 ダイヤモンド結晶を発光層とするダイ
ヤモンド発光素子において、発光層を請求項3、4、5
または6に記載の方法によって形成されるダイヤモンド
結晶とするダイヤモンド発光素子。 - 【請求項14】 ダイヤモンド結晶を発光層とするダイ
ヤモンド発光素子形成方法において、発光層であるダイ
ヤモンド結晶の形成を請求項3、4、5または6に記載
の方法によって行なうダイヤモンド発光素子形成方法。 - 【請求項15】 ダイヤモンド結晶膜を発光層とするダ
イヤモンド発光素子において、発光層を請求項12に記
載のダイヤモンド結晶膜とするダイヤモンド発光素子。 - 【請求項16】 ダイヤモンド結晶膜を発光層とするダ
イヤモンド発光素子形成方法において、発光層であるダ
イヤモンド結晶膜の形成を請求項11に記載の方法によ
って行なうダイヤモンド発光素子形成方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5419593A JPH06263594A (ja) | 1993-03-15 | 1993-03-15 | ダイヤモンド結晶、ダイヤモンド結晶膜、ダイヤモンド発光素子およびそれらの形成方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5419593A JPH06263594A (ja) | 1993-03-15 | 1993-03-15 | ダイヤモンド結晶、ダイヤモンド結晶膜、ダイヤモンド発光素子およびそれらの形成方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06263594A true JPH06263594A (ja) | 1994-09-20 |
Family
ID=12963769
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5419593A Pending JPH06263594A (ja) | 1993-03-15 | 1993-03-15 | ダイヤモンド結晶、ダイヤモンド結晶膜、ダイヤモンド発光素子およびそれらの形成方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06263594A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2019123745A1 (ja) * | 2017-12-20 | 2019-06-27 | 国立研究開発法人産業技術総合研究所 | 単結晶ダイヤモンドおよびそれを用いた半導体素子 |
| JP2019112290A (ja) * | 2017-12-20 | 2019-07-11 | 国立研究開発法人産業技術総合研究所 | 単結晶ダイヤモンドおよびそれを用いた半導体素子 |
| JP2020522681A (ja) * | 2017-05-10 | 2020-07-30 | ザ ユニバーシティ オブ ブリストル | ダイヤモンド材料を含む放射線で駆動される装置、および放射線で駆動される装置のための電源 |
-
1993
- 1993-03-15 JP JP5419593A patent/JPH06263594A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2020522681A (ja) * | 2017-05-10 | 2020-07-30 | ザ ユニバーシティ オブ ブリストル | ダイヤモンド材料を含む放射線で駆動される装置、および放射線で駆動される装置のための電源 |
| US11798703B2 (en) | 2017-05-10 | 2023-10-24 | The University Of Bristol | Radiation powered devices comprising diamond material and electrical power sources for radiation powered devices |
| WO2019123745A1 (ja) * | 2017-12-20 | 2019-06-27 | 国立研究開発法人産業技術総合研究所 | 単結晶ダイヤモンドおよびそれを用いた半導体素子 |
| JP2019112290A (ja) * | 2017-12-20 | 2019-07-11 | 国立研究開発法人産業技術総合研究所 | 単結晶ダイヤモンドおよびそれを用いた半導体素子 |
| JP2020128328A (ja) * | 2017-12-20 | 2020-08-27 | 国立研究開発法人産業技術総合研究所 | 単結晶ダイヤモンドおよびそれを用いた半導体素子 |
| EP3730677A4 (en) * | 2017-12-20 | 2021-07-28 | National Institute Of Advanced Industrial Science And Technology | SINGLE CRYSTAL DIAMOND AND SEMICONDUCTOR ELEMENT WITH IT |
| US11355591B2 (en) | 2017-12-20 | 2022-06-07 | National Institute Of Advanced Industrial Science And Technology | Single crystal diamond and semiconductor element using same |
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