JPH06264284A - 配線基板の形成方法 - Google Patents
配線基板の形成方法Info
- Publication number
- JPH06264284A JPH06264284A JP5396693A JP5396693A JPH06264284A JP H06264284 A JPH06264284 A JP H06264284A JP 5396693 A JP5396693 A JP 5396693A JP 5396693 A JP5396693 A JP 5396693A JP H06264284 A JPH06264284 A JP H06264284A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- nickel
- plating
- phosphorus
- film
- plating film
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K1/00—Printed circuits
- H05K1/02—Details
- H05K1/09—Use of materials for the conductive, e.g. metallic pattern
- H05K1/092—Dispersed materials, e.g. conductive pastes or inks
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K3/00—Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
- H05K3/22—Secondary treatment of printed circuits
- H05K3/24—Reinforcing of the conductive pattern
Landscapes
- Electroplating Methods And Accessories (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 1次ニッケルめっきの後に熱処理を行い、そ
の後に2次ニッケルめっきを行う方法において、2次ニ
ッケルめっきに無電解ニッケル−リンめっきを用い、リ
ン含有量とめっき膜厚を規定することにより、はんだ等
のロウ付けにおける接合強度、ぬれ性の低下のない配線
基板の形成方法を提供すること。 【構成】 セラミック配線基板上に形成されたタングス
テンまたはモリブデンから成る配線パターン上と、接続
パッド上に無電解ニッケル−ボロンめっき膜を形成し、
熱処理を行った後、ニッケル−リンめっき膜を形成して
構成した。
の後に2次ニッケルめっきを行う方法において、2次ニ
ッケルめっきに無電解ニッケル−リンめっきを用い、リ
ン含有量とめっき膜厚を規定することにより、はんだ等
のロウ付けにおける接合強度、ぬれ性の低下のない配線
基板の形成方法を提供すること。 【構成】 セラミック配線基板上に形成されたタングス
テンまたはモリブデンから成る配線パターン上と、接続
パッド上に無電解ニッケル−ボロンめっき膜を形成し、
熱処理を行った後、ニッケル−リンめっき膜を形成して
構成した。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、タングステン、モリブ
デン等の高融点金属により形成された配線パターン上
に、はんだ等のロウ付け性を付与するために、ニッケル
−ボロンめっき、熱処理、ニッケル−リンめっきの順で
ニッケルめっき膜を形成する配線基板の形成方法に関す
る。
デン等の高融点金属により形成された配線パターン上
に、はんだ等のロウ付け性を付与するために、ニッケル
−ボロンめっき、熱処理、ニッケル−リンめっきの順で
ニッケルめっき膜を形成する配線基板の形成方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】セラミック配線板の配線材料に用いられ
ているタングステン、モリブデン等の高融点金属は極め
て酸化しやすいため、そのままの状態でははんだ付け等
のロウ付けを行うことは困難である。そこで、タングス
テン、モリブデンの上にニッケルめっきを施す方法が一
般に行われている。タングステン、モリブデンとニッケ
ルとはめっきしたままの状態では十分な接合強度が得ら
れないため、600℃以上の温度で熱処理を行い、両者
の界面にタングステン−ニッケル化合物またはモリブデ
ン−ニッケル化合物を形成して接合させている。ニッケ
ルめっき方法としては、配線パターンが電気的に孤立し
ているため、電気めっきの適用は難しく、無電解めっき
が用いられている。
ているタングステン、モリブデン等の高融点金属は極め
て酸化しやすいため、そのままの状態でははんだ付け等
のロウ付けを行うことは困難である。そこで、タングス
テン、モリブデンの上にニッケルめっきを施す方法が一
般に行われている。タングステン、モリブデンとニッケ
ルとはめっきしたままの状態では十分な接合強度が得ら
れないため、600℃以上の温度で熱処理を行い、両者
の界面にタングステン−ニッケル化合物またはモリブデ
ン−ニッケル化合物を形成して接合させている。ニッケ
ルめっき方法としては、配線パターンが電気的に孤立し
ているため、電気めっきの適用は難しく、無電解めっき
が用いられている。
【0003】無電解ニッケルめっきにはニッケル−リ
ン、ニッケル−ボロンの2種類があり、いずれもめっき
後は微結晶ではんだ等のロウ付け性に優れている。しか
し、300℃以上の温度で熱処理をすると結晶化が進
み、ニッケル−リン化合物、ニッケル−ボロン化合物が
生成し、はんだ付け等のロウ付け性が低下する欠点があ
る。そのため、熱処理後に再びニッケルめっきを施す方
法が用いられている。その例としては、特開昭60−1
97894号公報に記載の技術がある。
ン、ニッケル−ボロンの2種類があり、いずれもめっき
後は微結晶ではんだ等のロウ付け性に優れている。しか
し、300℃以上の温度で熱処理をすると結晶化が進
み、ニッケル−リン化合物、ニッケル−ボロン化合物が
生成し、はんだ付け等のロウ付け性が低下する欠点があ
る。そのため、熱処理後に再びニッケルめっきを施す方
法が用いられている。その例としては、特開昭60−1
97894号公報に記載の技術がある。
【0004】前掲特開昭60−197894号公報に
は、1次ニッケルめっきを0.3〜1.0μmの厚さに
形成し、800〜1200℃で熱処理した後、所定の厚
さの2次ニッケルめっきを行う方法が記載され、めっき
膜と下地とで剥離の生じない大きな接合が得られる等の
効果が記載されている。
は、1次ニッケルめっきを0.3〜1.0μmの厚さに
形成し、800〜1200℃で熱処理した後、所定の厚
さの2次ニッケルめっきを行う方法が記載され、めっき
膜と下地とで剥離の生じない大きな接合が得られる等の
効果が記載されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前掲特開昭6
0−197894号公報に記載の方法では、2次ニッケ
ルめっきを無電解ニッケル−リンめっきとした時、その
中のリン含有量が多すぎた場合や、めっき厚が厚すぎた
場合には、はんだ付け等のロウ付けにおいてリンの濃縮
による接合強度が低下する欠点がある。また、めっき厚
が薄すぎると、はんだ等のぬれ性が低下する欠点があ
る。
0−197894号公報に記載の方法では、2次ニッケ
ルめっきを無電解ニッケル−リンめっきとした時、その
中のリン含有量が多すぎた場合や、めっき厚が厚すぎた
場合には、はんだ付け等のロウ付けにおいてリンの濃縮
による接合強度が低下する欠点がある。また、めっき厚
が薄すぎると、はんだ等のぬれ性が低下する欠点があ
る。
【0006】本発明の目的は、1次ニッケルめっきの後
に熱処理を行い、その後に2次ニッケルめっきを行う方
法において、2次ニッケルめっきに無電解ニッケル−リ
ンめっきを用い、リン含有量とめっき膜厚を規定するこ
とにより、はんだ等のロウ付けにおける接合強度、ぬれ
性の低下のない配線基板の形成方法を提供することにあ
る。
に熱処理を行い、その後に2次ニッケルめっきを行う方
法において、2次ニッケルめっきに無電解ニッケル−リ
ンめっきを用い、リン含有量とめっき膜厚を規定するこ
とにより、はんだ等のロウ付けにおける接合強度、ぬれ
性の低下のない配線基板の形成方法を提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明は1次ニッケルめっきを熱処理した後に行う
2次ニッケルめっきに、析出力の強いニッケル−リンめ
っきを用いることにより、高い接合強度を得るととも
に、リン含有率6%以下とし、かつめっき膜を0.3〜
2μmとすることにより、はんだ、金−スズ等のロウ付
け時の接合界面へのリンの濃縮による接合強度の低下を
防止し、さらに十分なはんだぬれ性を確保したものであ
る。
め、本発明は1次ニッケルめっきを熱処理した後に行う
2次ニッケルめっきに、析出力の強いニッケル−リンめ
っきを用いることにより、高い接合強度を得るととも
に、リン含有率6%以下とし、かつめっき膜を0.3〜
2μmとすることにより、はんだ、金−スズ等のロウ付
け時の接合界面へのリンの濃縮による接合強度の低下を
防止し、さらに十分なはんだぬれ性を確保したものであ
る。
【0008】
【作用】2次ニッケルめっきに適用可能な無電解ニッケ
ルめっきには、ニッケル−リンめっきと、ニッケル−ボ
ロンめっきとがある。ニッケル−ボロンめっきは、ボロ
ン含有量が一般に0.3〜1.0%と低く、ニッケル純
度が高いため、はんだ等のロウ付け性に優れている。し
かし、めっきの析出力が小さいため、熱処理後の1次ニ
ッケルめっき膜上に確実に析出させることは困難であ
る。特に100μmオーダーの微小な接続パッドを数1
00個以上有する配線基板の場合には、ニッケル−ボロ
ンめっきの析出しないパッドが現われてしまう。その対
策としては、2次めっきの前にパラジウム溶液による活
性化を行う方法があり、これによりニッケル−ボロンめ
っきを確実に析出させることが可能である。しかし、こ
の方法では1次めっき膜とニッケル−ボロンめっき膜と
の間に活性化処理によるパラジウム層が存在するため、
両者の接合強度は極めて小さくなってしまう。
ルめっきには、ニッケル−リンめっきと、ニッケル−ボ
ロンめっきとがある。ニッケル−ボロンめっきは、ボロ
ン含有量が一般に0.3〜1.0%と低く、ニッケル純
度が高いため、はんだ等のロウ付け性に優れている。し
かし、めっきの析出力が小さいため、熱処理後の1次ニ
ッケルめっき膜上に確実に析出させることは困難であ
る。特に100μmオーダーの微小な接続パッドを数1
00個以上有する配線基板の場合には、ニッケル−ボロ
ンめっきの析出しないパッドが現われてしまう。その対
策としては、2次めっきの前にパラジウム溶液による活
性化を行う方法があり、これによりニッケル−ボロンめ
っきを確実に析出させることが可能である。しかし、こ
の方法では1次めっき膜とニッケル−ボロンめっき膜と
の間に活性化処理によるパラジウム層が存在するため、
両者の接合強度は極めて小さくなってしまう。
【0009】これに対して、ニッケル−リンめっきは析
出力が大きいため、前記のごとき微細な接続パッドを多
数有する配線基板においても、全ての接続パッドに確実
に析出させることが可能であり、1次ニッケル−ボロン
めっき膜との接合強度も大きな値が得られる。例えば、
直径0.5mmの銅線をはんだ付けして引っ張った時、ニ
ッケル−リンでは1kg以上の力で銅線が切れるのに対
し、ニッケル−ボロンでは0.1kg以下の力で1次めっ
きと2次めっきとの間で剥離してしまう。このように、
2次ニッケルめっきとしてはニッケル−リンめっきが適
している。
出力が大きいため、前記のごとき微細な接続パッドを多
数有する配線基板においても、全ての接続パッドに確実
に析出させることが可能であり、1次ニッケル−ボロン
めっき膜との接合強度も大きな値が得られる。例えば、
直径0.5mmの銅線をはんだ付けして引っ張った時、ニ
ッケル−リンでは1kg以上の力で銅線が切れるのに対
し、ニッケル−ボロンでは0.1kg以下の力で1次めっ
きと2次めっきとの間で剥離してしまう。このように、
2次ニッケルめっきとしてはニッケル−リンめっきが適
している。
【0010】ところが、ニッケル−リンめっき膜にはリ
ンが3〜12%含まれているため、ニッケル−リンめっ
き膜上にはんだ、金−スズ、金−ゲルマニウム、スズ−
銀などのロウ材を用いてロウ付けを行った時、ニッケル
−リンめっき膜中のリンが不純物として接合界面に濃縮
され、接合強度を低下させる。図1はニッケル−リンめ
っき膜中のリン含有率とはんだとの接合強度の関係を調
べた結果を示す図であり、接合強度はリン含有率6%以
上で著しく低下している。
ンが3〜12%含まれているため、ニッケル−リンめっ
き膜上にはんだ、金−スズ、金−ゲルマニウム、スズ−
銀などのロウ材を用いてロウ付けを行った時、ニッケル
−リンめっき膜中のリンが不純物として接合界面に濃縮
され、接合強度を低下させる。図1はニッケル−リンめ
っき膜中のリン含有率とはんだとの接合強度の関係を調
べた結果を示す図であり、接合強度はリン含有率6%以
上で著しく低下している。
【0011】また、ニッケル−リンめっき膜厚が厚くな
るほどロウ材中に拡散するリンの量も多くなるため、接
合強度は低下する。この関係を示すのが図2である。接
合強度は、膜厚2μmまではほぼ一定であるが、2μm
以上で低下している。
るほどロウ材中に拡散するリンの量も多くなるため、接
合強度は低下する。この関係を示すのが図2である。接
合強度は、膜厚2μmまではほぼ一定であるが、2μm
以上で低下している。
【0012】図3はニッケル−リンめっき膜のはんだぬ
れ性を、直径1.5mmのはんだディスクのぬれ広がり長
さとして調べた結果である。ぬれ広がり長さは、膜厚が
0.3μm以上あれば10mm以上の値が得られ、十分な
ぬれ性を有することを示している。
れ性を、直径1.5mmのはんだディスクのぬれ広がり長
さとして調べた結果である。ぬれ広がり長さは、膜厚が
0.3μm以上あれば10mm以上の値が得られ、十分な
ぬれ性を有することを示している。
【0013】以上のところから分かるように、ニッケル
−リンめっき膜はリン含有率6%以下、膜厚0.3〜2
μmが好ましい範囲である。なお、ニッケル−リンめっ
き膜の上に、さらに金めっきを0.05〜0.5μmの
厚さに形成することにより、はんだぬれ性はさらに改善
され、ニッケル−リンめっき膜厚0.1μmにおいて
も、10mm以上のはんだぬれ広がり長さが得られる。
−リンめっき膜はリン含有率6%以下、膜厚0.3〜2
μmが好ましい範囲である。なお、ニッケル−リンめっ
き膜の上に、さらに金めっきを0.05〜0.5μmの
厚さに形成することにより、はんだぬれ性はさらに改善
され、ニッケル−リンめっき膜厚0.1μmにおいて
も、10mm以上のはんだぬれ広がり長さが得られる。
【0014】1次ニッケルめっきとしては、ニッケル純
度が高いこと、したがって熱処理によるニッケル化合物
の生成量が少なく、それに伴うめっき膜応力の小さいニ
ッケル−ボロンめっきが適している。1次ニッケルめっ
きの膜厚は、1〜10μmが好ましく、1μm以下では
タングステンを完全にカバーできず、10μm以上では
応力が大きくなり、めっき膜クラック、接続パッド剥が
れの原因となる。
度が高いこと、したがって熱処理によるニッケル化合物
の生成量が少なく、それに伴うめっき膜応力の小さいニ
ッケル−ボロンめっきが適している。1次ニッケルめっ
きの膜厚は、1〜10μmが好ましく、1μm以下では
タングステンを完全にカバーできず、10μm以上では
応力が大きくなり、めっき膜クラック、接続パッド剥が
れの原因となる。
【0015】1次めっき後の熱処理は、650〜850
℃の温度が好ましく、650℃以下ではニッケルとタン
グステンとの化合物が十分生成されず、接合強度が得ら
れない。
℃の温度が好ましく、650℃以下ではニッケルとタン
グステンとの化合物が十分生成されず、接合強度が得ら
れない。
【0016】一方、850℃以上では前記化合物が不必
要に多く生成され、ニッケル−ボロンめっき膜厚を減少
させてしまう。熱処理の雰囲気はニッケル−ボロンめっ
き膜表面の酸化防止の点、および生産性の点から還元性
雰囲気が好ましく、例えば水素:窒素=2:1〜1:2
が適している。
要に多く生成され、ニッケル−ボロンめっき膜厚を減少
させてしまう。熱処理の雰囲気はニッケル−ボロンめっ
き膜表面の酸化防止の点、および生産性の点から還元性
雰囲気が好ましく、例えば水素:窒素=2:1〜1:2
が適している。
【0017】2次めっき後の前処理は、酸処理のみで十
分であり、例えば5〜10%硫酸または10〜50%塩
酸に室温で30秒〜3分程度の浸漬が適している。
分であり、例えば5〜10%硫酸または10〜50%塩
酸に室温で30秒〜3分程度の浸漬が適している。
【0018】
【実施例】以下、実施例に基づいて本発明を詳述する。
【0019】(実施例1〜3)アルミナまたはアルミナ
とシリカから成るセラミック基板に形成されたタングス
テン配線または接続パッド上に、無電解ニッケル−ボロ
ンめっき膜を3.5μmの厚さに形成し、その後水素:
窒素=1:1の還元雰囲気中で700℃で10分間熱処
理を行った。次に、10%硫酸を用いて25℃で1分間
前処理した後、水洗し、ニッケル−リンめっき膜を1μ
mの厚さに形成した。ニッケル−リンめっき液には、組
成の異なる3種類のめっき液を使用してリン含有率3、
4.5、6%めっき膜と、比較例として8%のめっき膜
を形成した。これらのめっき膜について、直径約0.3
mmのはんだボールを接続した時の剪断強度による接合強
度試験、直径1.5mmのはんだディスクによるはんだぬ
れ広がり試験を行った。その結果は、表1に示すよう
に、はんだぬれ広がりはいずれも10mm以上の値が得ら
れ、十分なぬれ性が示されたが、接合強度はリン含有率
3、4.5、6%の膜では190g以上の値が得られた
が、8%の膜は83gと成り、リンの接合界面への濃縮
による強度の低下がみられた。
とシリカから成るセラミック基板に形成されたタングス
テン配線または接続パッド上に、無電解ニッケル−ボロ
ンめっき膜を3.5μmの厚さに形成し、その後水素:
窒素=1:1の還元雰囲気中で700℃で10分間熱処
理を行った。次に、10%硫酸を用いて25℃で1分間
前処理した後、水洗し、ニッケル−リンめっき膜を1μ
mの厚さに形成した。ニッケル−リンめっき液には、組
成の異なる3種類のめっき液を使用してリン含有率3、
4.5、6%めっき膜と、比較例として8%のめっき膜
を形成した。これらのめっき膜について、直径約0.3
mmのはんだボールを接続した時の剪断強度による接合強
度試験、直径1.5mmのはんだディスクによるはんだぬ
れ広がり試験を行った。その結果は、表1に示すよう
に、はんだぬれ広がりはいずれも10mm以上の値が得ら
れ、十分なぬれ性が示されたが、接合強度はリン含有率
3、4.5、6%の膜では190g以上の値が得られた
が、8%の膜は83gと成り、リンの接合界面への濃縮
による強度の低下がみられた。
【0020】
【表1】
【0021】(実施例4〜6)実施例1と同様に1次ニ
ッケル−ボロンめっき、熱処理を行った後、ニッケル−
リンめっき膜を0.3、1、2μmと変えて2次ニッケ
ルめっきを行い、接合強度、はんだぬれ広がりについて
調べた。リン含有率は約4.5%である。その結果、い
ずれの場合も接合強度200g以上、はんだぬれ広がり
10mm以上の値が得られた。しかし、比較例として行っ
た膜厚0.1μmでは接合強度は200g以上の値が得
られたが、はんだぬれ広がりは膜厚が小さすぎたため、
6.8mmと不十分な値であった。また、膜厚3μmでは
はんだぬれ広がりは13.1mmと良い値を示したが、接
合強度はリン濃縮の影響により89gと不十分な値であ
った。
ッケル−ボロンめっき、熱処理を行った後、ニッケル−
リンめっき膜を0.3、1、2μmと変えて2次ニッケ
ルめっきを行い、接合強度、はんだぬれ広がりについて
調べた。リン含有率は約4.5%である。その結果、い
ずれの場合も接合強度200g以上、はんだぬれ広がり
10mm以上の値が得られた。しかし、比較例として行っ
た膜厚0.1μmでは接合強度は200g以上の値が得
られたが、はんだぬれ広がりは膜厚が小さすぎたため、
6.8mmと不十分な値であった。また、膜厚3μmでは
はんだぬれ広がりは13.1mmと良い値を示したが、接
合強度はリン濃縮の影響により89gと不十分な値であ
った。
【0022】
【表2】
【0023】(実施例7〜9)実施例1と同様の方法で
2次ニッケル−リンめっきまで行った後、置換金めっき
液を用いて0.1μmの厚さに金めっき膜を形成した。
ニッケル−リンめっき膜厚は0.1、1、2μmとし、
比較例として0.05、3μmについても調べた。その
結果、ニッケル−リンめっき膜厚0.1μmにおいて
も、はんだぬれ広がりは10mm以上の良好な結果が得ら
れ、金めっきの効果が認められた。接合強度について
は、金めっきの効果は認められず、実施例4〜6と同様
の結果が得られた。
2次ニッケル−リンめっきまで行った後、置換金めっき
液を用いて0.1μmの厚さに金めっき膜を形成した。
ニッケル−リンめっき膜厚は0.1、1、2μmとし、
比較例として0.05、3μmについても調べた。その
結果、ニッケル−リンめっき膜厚0.1μmにおいて
も、はんだぬれ広がりは10mm以上の良好な結果が得ら
れ、金めっきの効果が認められた。接合強度について
は、金めっきの効果は認められず、実施例4〜6と同様
の結果が得られた。
【0024】
【表3】
【0025】
【発明の効果】以上説明した本発明によれば、2次ニッ
ケルめっきにニッケル−リンめっきを適用し、そのリン
含有率6%以下とし、かつめっき膜厚を0.3〜2μm
とすることにより、はんだ、金−スズ、金−ゲルマニウ
ム、スズ−銀等のロウ付けを行った時、ニッケル−リン
めっき膜から拡散したリンの濃縮による接合強度低下の
ない強力な接合を得ることができ、またはんだ等のロウ
材に対する極めて良好なぬれ性を得ることができるよう
になった。この結果、配線基板の接合歩留り、接合信頼
性を著しく向上させることができる。
ケルめっきにニッケル−リンめっきを適用し、そのリン
含有率6%以下とし、かつめっき膜厚を0.3〜2μm
とすることにより、はんだ、金−スズ、金−ゲルマニウ
ム、スズ−銀等のロウ付けを行った時、ニッケル−リン
めっき膜から拡散したリンの濃縮による接合強度低下の
ない強力な接合を得ることができ、またはんだ等のロウ
材に対する極めて良好なぬれ性を得ることができるよう
になった。この結果、配線基板の接合歩留り、接合信頼
性を著しく向上させることができる。
【図1】リン含有率と、接合強度との関係を示す図であ
る。
る。
【図2】ニッケル−リンめっき膜厚と、接合強度との関
係を示す図である。
係を示す図である。
【図3】ニッケル−リンめっき膜厚と、はんだぬれ広が
りとの関係を示す図である。
りとの関係を示す図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 セラミック配線基板上に形成されたタン
グステンまたはモリブデンから成る配線パターン上と、
接続パッド上に無電解ニッケル−ボロンめっき膜を形成
し、熱処理を行った後、ニッケル−リンめっき膜を形成
したことを特徴とする配線基板の形成方法。 - 【請求項2】 前記ニッケル−リンめっき膜がリン含有
率6%以下で、かつめっき膜厚が0.3〜2μmである
ことを特徴とする請求項1記載の配線基板の形成方法。 - 【請求項3】 前記ニッケル−リンめっき膜上に、さら
に金めっき膜を0.05〜0.5μmの厚さに形成した
ことを特徴とする請求項1記載の配線基板の形成方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5396693A JPH06264284A (ja) | 1993-03-15 | 1993-03-15 | 配線基板の形成方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5396693A JPH06264284A (ja) | 1993-03-15 | 1993-03-15 | 配線基板の形成方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06264284A true JPH06264284A (ja) | 1994-09-20 |
Family
ID=12957416
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5396693A Pending JPH06264284A (ja) | 1993-03-15 | 1993-03-15 | 配線基板の形成方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06264284A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6259161B1 (en) | 1999-06-18 | 2001-07-10 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Circuit electrode connected to a pattern formed on an organic substrate and method of forming the same |
| EP1146143A1 (en) * | 2000-04-11 | 2001-10-17 | Toshiba Tec Kabushiki Kaisha | Process and apparatus for nickel plating and nickel-plated product |
| US6486551B1 (en) | 1998-01-28 | 2002-11-26 | Ngk Spark Plug Co., Ltd. | Wired board and method of producing the same |
| US7798389B2 (en) | 2002-02-15 | 2010-09-21 | Harima Chemicals, Inc. | Flux for soldering, soldering method, and printed circuit board |
-
1993
- 1993-03-15 JP JP5396693A patent/JPH06264284A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6486551B1 (en) | 1998-01-28 | 2002-11-26 | Ngk Spark Plug Co., Ltd. | Wired board and method of producing the same |
| US6259161B1 (en) | 1999-06-18 | 2001-07-10 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Circuit electrode connected to a pattern formed on an organic substrate and method of forming the same |
| EP1146143A1 (en) * | 2000-04-11 | 2001-10-17 | Toshiba Tec Kabushiki Kaisha | Process and apparatus for nickel plating and nickel-plated product |
| US7798389B2 (en) | 2002-02-15 | 2010-09-21 | Harima Chemicals, Inc. | Flux for soldering, soldering method, and printed circuit board |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP2007123883A (ja) | プリント回路基板のメッキ層形成方法およびこれから製造されたプリント回路基板 | |
| KR100567611B1 (ko) | 무전해 도금에 의해 니켈 코팅된 표면에 사용되는 땜납 | |
| KR101689914B1 (ko) | 주석 및 주석 합금의 무전해 도금 방법 | |
| JP2003230980A (ja) | 無鉛ハンダ合金、ハンダボール及びハンダバンプを有する電子部材 | |
| US4096983A (en) | Bonding copper leads to gold film coatings on alumina ceramic substrate | |
| JP3482402B2 (ja) | 置換金メッキ液 | |
| JPH06264284A (ja) | 配線基板の形成方法 | |
| JPH08296050A (ja) | ホイスカー防止用スズメッキ浴、及びスズメッキのホイスカー防止方法 | |
| Ainsworth | Soft soldering gold coated surfaces: Techniques for making reliable joints | |
| JP3833829B2 (ja) | はんだ合金及び電子部品の実装方法 | |
| US20230203664A1 (en) | Wiring board and method for producing wiring board | |
| JP3470789B2 (ja) | 配線基板及びその製造方法 | |
| EP0697805A1 (en) | Printed circuit board manufacture utilizing electroless palladium | |
| JP3161815B2 (ja) | セラミックスと金属の接合用ロウ材及びその接合方法 | |
| JPS6242037B2 (ja) | ||
| JP2768448B2 (ja) | 半田バンプの形成方法 | |
| JP2003223945A (ja) | Au−Ge系ろう材付リードピン | |
| US5132185A (en) | Ceramic articles having heat-sealable metallic coatings | |
| JP3466498B2 (ja) | 配線基板及びその製造方法 | |
| JPS6314877B2 (ja) | ||
| JPH05222541A (ja) | 金めっき方法 | |
| JP2008042071A (ja) | 無電解めっき方法 | |
| JPH10163404A (ja) | Bga用入出力端子 | |
| JPS60200968A (ja) | 無電解めつき方法 | |
| JP3005202B2 (ja) | 電子部品をAu−Siでロウ付けするための配線基板及びその製造方法 |