JPH06264607A - 階段用幅木とその組付方法 - Google Patents

階段用幅木とその組付方法

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JPH06264607A
JPH06264607A JP5051606A JP5160693A JPH06264607A JP H06264607 A JPH06264607 A JP H06264607A JP 5051606 A JP5051606 A JP 5051606A JP 5160693 A JP5160693 A JP 5160693A JP H06264607 A JPH06264607 A JP H06264607A
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Yoshiharu Osada
義治 長田
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Misawa Homes Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 階段用幅木の現場加工をなくし、施工が簡単
になり、施工費を安くできるようにする。 【構成】 前端部を上面側が鋭角となる45゜のカット
面として、後端部も平行するカット面13とした段板用
幅木部材11の上面側と、上端部を前面側が鋭角となる
45゜のカット面として、下端部も平行するカット面1
7とした蹴込板用幅木部材15の前面側とを、可撓性を
有する面材19により接着結合してユニット化した階段
用幅木10を、段板1,5の前端部がその下方の蹴込板
9より前方に突出した階段に組み付ける。段板用幅木部
材11のカット面と蹴込板用幅木部材15のカット面と
を互いに合わせるように面材19を折り曲げ、段板1,
5の上面に沿って段板用幅木部材11を載せ、蹴込板9
の前面に沿って蹴込板用幅木部材15を当てると同時
に、この蹴込板用幅木部材15を段板1,5の側端部の
切欠部4,7に嵌め込んで固定していく。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、段板の側端部の上面に
沿って設ける幅木部材と蹴込板の側端部の前面に沿って
設ける幅木部材とをユニット化した階段用幅木と、その
階段用幅木の階段への組付方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】屋内の壁際に沿って設けた木製階段にお
いて、掃除機をかけると、掃除機の吸込口部材が壁面に
当たって、壁クロスに傷を付ける問題がある。このよう
な掃除機による壁面の傷は、段板から30mm程度上を
線状に残ってしまうため、段板の側端部の上面に沿っ
て、側板をなすささら桁に段板を固定する釘の頭隠しを
兼ねた幅木を取り付けて、階段際の壁クロスを掃除機か
ら保護するようにすることが行われる。また、その場
合、ささら桁に蹴込板を固定する釘の頭隠しと共に、デ
ザイン的に統一させる面からも、蹴込板の側端部の前面
に沿って幅木を取り付けている。
【0003】そして、従来は、階段の段板の側端部の上
面に沿って設ける幅木と蹴込板の側端部の前面に沿って
設ける幅木とを現場加工により別々に用意して、各々個
別に取り付けるようにしていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように従来は、段
板用の幅木と蹴込板用の幅木とを現場加工により別々に
用意して、各々個別に取り付けていたため、施工が面倒
であり、施工費が高くつく問題があった。
【0005】そこで、本発明の目的は、現場加工をなく
し、段板用および蹴込板用の幅木が1組のユニットとし
て一括的に取り付けられて、施工が簡単になり、施工費
を安くできる階段用幅木を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決すべく
本発明は、段板の側端部の上面に沿って設ける段板用幅
木部材と、蹴込板の側端部の前面に沿って設ける蹴込板
用幅木部材とからなる階段用幅木であって、前記段板用
幅木部材の前端部を上面側が鋭角となる45゜のカット
面とし、前記蹴込板用幅木部材の上端部を前面側が鋭角
となる45゜のカット面として、前記段板用幅木部材の
上面側と前記蹴込板用幅木部材の前面側を、可撓性を有
する面材により接着結合してユニット化した構成として
いる。
【0007】具体的には、前記段板用幅木部材の後端部
も前端部の前記カット面と平行するカット面として、前
記蹴込板用幅木部材の下端部も上端部の前記カット面と
平行するカット面としている。
【0008】なお、例えば、前記両幅木部材の芯材がウ
レタン系素材で、前記面材が軟性塩化ビニール系シート
材である。
【0009】そして、本発明は、前端部を上面側が鋭角
となる45゜のカット面とし、且つ後端部もこのカット
面と平行するカット面とした段板用幅木部材の上面側
と、上端部を前面側が鋭角となる45゜のカット面と
し、且つ下端部もこのカット面と平行するカット面とし
た蹴込板用幅木部材の前面側とを、可撓性を有する面材
により接着結合してユニット化してなる階段用幅木を、
段板の前端部がその下方の蹴込板より前方に突出してな
る階段に組み付ける階段用幅木の組付方法にも特徴を有
している。
【0010】即ち、前記段板用幅木部材の前端部の前記
カット面と前記蹴込板用幅木部材の上端部の前記カット
面とを互いに合わせるように前記面材を折り曲げ、前記
段板の側端部の上面に沿って前記段板用幅木部材を載
せ、前記蹴込板の側端部の前面に沿って前記蹴込板用幅
木部材を当てると同時に、前記段板の前端部の側端部に
形成した幅木嵌め込み用の切欠部に前記蹴込板用幅木部
材を嵌め込んで固定していく。
【0011】
【作用】段板用幅木部材と蹴込板用幅木部材とが可撓性
を有する面材により1組のユニットとなっているので、
段板用幅木部材の前端部と蹴込板用幅木部材の上端部の
互いに45゜のカット面同士を合わせるように面材を折
り曲げて、段板の側端部の上面に沿って段板用幅木部材
を載せる一方、蹴込板の側端部の前面に沿って蹴込板用
幅木部材を当てられる。
【0012】そして、同時に、この蹴込板用幅木部材を
段板前端部の側端部の切欠部に嵌め込んでいくことによ
って、階段用幅木を固定できる。
【0013】また、別ユニット同士の段板用幅木部材の
後端部と蹴込板用幅木部材の下端部の互いに45゜のカ
ット面同士を合わせて、隣接する階段用幅木同士も接続
できる。
【0014】なお、例えば、両幅木部材の芯材としてウ
レタン系素材を採用することで、量産性および加工容易
性に優れると共に、段板の切欠部への嵌め込みが幅木自
体の弾性変形により容易に行え、また、面材として軟性
塩化ビニール系シート材を採用することで、良好な可撓
性が得られる。
【0015】
【実施例】以下に、本発明に係る階段用幅木の実施例を
図1乃至図7に基づいて説明する。
【0016】図面は本発明を適用した一例としての木製
階段の構成例を示すもので、先ず、本発明に係る階段用
幅木の組み付けの仕方を示す図1において、1は下地段
板、5は化粧段板、9は蹴込板、10は本発明に係る階
段用幅木、11は段板用幅木部材、15は蹴込板用幅木
部材である。本発明を適用する木製階段は、その部品を
工場生産によりユニット化して木質パネル構法によるプ
レファブ家屋の建築現場に搬入され、壁パネルの立て込
みの際に同時に組み立てられるものである。
【0017】即ち、現場への搬入時には、所定段数の下
地段板1,1,1,…および蹴込板9,9,9,…を左
右の側板(ささら桁)間に接着および釘打ちにより組み
上げた所定のユニット状態となっており、仕上げの際に
化粧段板5,5,5,…および左右の階段用幅木10,
10,10,…を組み付けるようになっている。なお、
化粧段板5,5,5,…を取り付けずに、下地段板1,
1,1,…にカーペットを敷き込むようにしてもよい。
【0018】実施例において、合板からなる下地段板1
は、図6および図7にも示すように、前端部の段鼻部2
の下面側に沿って凹段部3を形成すると共に、段鼻部2
の左右両端に切欠部4,4を形成してなる。そして、こ
の下地段板1に被せるようにして組み付ける化粧段板5
は、図5にも示すように、前端部に前記段鼻部2が係合
する係合溝部6を形成すると共に、その前端部の左右両
端に切欠部7,7を形成してなる。この切欠部7,7は
前記切欠部4,4と対応する。
【0019】図4は本発明を適用した木製階段の取り合
い状態を示すもので、31は側板(ささら桁)、35は
調整材、40は壁パネル、41はその表裏の合板、42
は芯材である。化粧段板5を除いて、工場から現場に搬
入された階段ユニットは、図示のように、左右の側板
(ささら桁)31,31を調整材35,35を各々介し
て左右の壁パネル40,40に接着および釘打ちにより
固定される。また、調整材35,35の上方に生じる隙
間には、耐火用の図示せぬ石膏ボードが貼られる。
【0020】そして、下地段板1への化粧段板5の嵌め
込み(段鼻部2の傾向溝部6への係合)および接着を次
々に行ってから、これら下地段板1および化粧段板5に
よる左右両端部の切欠部4,7,4,7の各々におい
て、本発明に係る階段用幅木10の組み付けを行う。本
発明に係る階段用幅木10は、段板用幅木部材11とそ
の前側の蹴込板用幅木部材15とを、可撓性を有する面
材19で接着結合することによりユニット化してなるも
のである。
【0021】即ち、図2に示すように、本発明の階段用
幅木10において、先ず、段板用幅木部材11は、その
前端部を上面側が鋭角となる45゜の角度によるカット
面12として、後端部もこれと平行するカット面13と
している。また、蹴込板用幅木部材15は、その上端部
を、前記段板用幅木部材11の前端部の前記カット面1
2と当接して直角となる(矢印および点線部参照)よう
前面側が鋭角となる45゜の角度によるカット面16と
して、下端部もこれと平行するカット面17としてい
る。
【0022】これら段板用幅木部材11および蹴込板用
幅木部材15は、例えば、芯材を弾力性を有するウレタ
ン系素材として、幅を20mm、高さ(または奥行き)
を40mm程度として、長さを予め製品となる階段に併
せて設定したものであり、内側面には面材14,18を
貼り付けてなる。そして、以上の段板用幅木部材14の
上面側と蹴込板用幅木部材15の前面側とを、例えば、
軟性塩化ビニール系シート材による可撓性を有する面材
19により接着結合することで、1組のユニットとして
いる。
【0023】なお、下地段板1および化粧段板5の切欠
部4,7,4,7については、その幅を、幅木部材1
1,15の幅よりも小さい19mmとしておき、例え
ば、奥行きを29mmとしておく。また、幅木部材1
1,15の内側面の面材14,18について、同様に軟
性塩化ビニール系シート材を採用してもよい。
【0024】次に、以上のユニット化した階段用幅木1
0の取り付けについて説明する。即ち、図1に示すよう
に、段板用幅木部材11の前端部のカット面12に蹴込
板用幅木部材15の後端部のカット面16が重なるよう
に、面材19により階段用幅木10を直角に折り曲げ
る。そして、化粧段板5の側端部の上面に沿って段板用
幅木部材11を載せると共に、その下方の蹴込板9の側
端部の前面に沿って蹴込板用幅木部材15を当て、同時
に、この蹴込板用幅木部材15の上部を、化粧段板5お
よび下地段板1の切欠部4,7に石膏ボードとの間で嵌
め込んでいく。
【0025】この切欠部4,7への嵌め込みは、蹴込板
用幅木部材15の芯材であるウレタン系素材の弾性変形
により容易に行われ、嵌め込み後は、素材の弾性変形の
反発力によって、ユニットによる階段用幅木10の固定
状態が得られる。このようにしてユニットによる階段用
幅木10を次々に組み付けていき、別ユニット同士の段
板用幅木部材11の後端部のカット面13と蹴込板用幅
木部材15の下端部のカット面17も順次重ね合わせ
る。これにより図3に示したように、組み付けが完了す
る。
【0026】なお、以上の実施例においては、段板の前
端部がその下方の蹴込板より前方に突出する階段とした
が、本発明の階段用幅木はそのような階段のみに限定さ
れるものではなく、段板の前端部をその下方の蹴込板と
面一とした階段に適用して、接着により固定するように
してもよい。また、本発明の階段用幅木を階段部品等に
対し必要に応じて接着してもよく、さらに、幅木部材お
よび面材の材質等も任意であり、その他、段板の構成を
含め具体的な細部構造等についても適宜に変更可能であ
ることは勿論である。
【0027】
【発明の効果】以上のように、本発明に係る階段用幅木
によれば、段板用幅木部材の上面側と蹴込板用幅木部材
の前面側とを可撓性を有する面材により接着結合して1
ユニットとした構成のため、請求項4記載のように、段
板用幅木部材の前端部と蹴込板用幅木部材の上端部の互
いに45゜のカット面同士を合わせるように面材を折り
曲げて、段板の側端部の上面に沿って段板用幅木部材を
載せる一方、蹴込板の側端部の前面に沿って蹴込板用幅
木部材を当てると同時に、この蹴込板用幅木部材を段板
前端部の側端部の切欠部に嵌め込んでいくことによっ
て、階段用幅木を固定することができる。
【0028】即ち、従来のような現場加工をなくして、
段板用幅木部材およびその下の蹴込板用幅木部材を1組
のユニットとして一括的に取り付けることができること
になり、従って、施工の簡素化を実現して、施工費を安
くすることができる。
【0029】そして、請求項2記載の階段用幅木によれ
ば、別ユニット同士の段板用幅木部材の後端部と蹴込板
用幅木部材の下端部の互いに45゜のカット面同士を合
わせるだけで、隣接する階段用幅木同士も簡単に接続す
ることができる。
【0030】なお、例えば、請求項3記載のように、両
幅木部材の芯材としてウレタン系素材を採用すれば、量
産性および加工容易性に優れると共に、段板の切欠部へ
の嵌め込みを幅木自体の弾性変形により容易に行うこと
ができ、また、面材として軟性塩化ビニール系シート材
を採用すれば、良好な可撓性を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した一例としての木製階段の構成
例を示すもので、本発明に係る階段用幅木の組み付けの
仕方を示す概略分解斜視図である。
【図2】本発明に係る階段用幅木の1ユニット状態を示
す単品斜視図である。
【図3】本発明による階段用幅木の納まり状態を示す概
略斜視図である。
【図4】本発明を適用した木製階段の取り合い状態を示
す要部の縦断正面図である。
【図5】化粧段板を示す単品斜視図である。
【図6】下地段板を示す分解斜視図である。
【図7】図6のA部の拡大図である。
【符号の説明】
1 下地段板 2 段鼻部 3 凹段部 4 切欠部 5 化粧段板 6 係合溝部 7 切欠部 9 蹴込板 10 階段用幅木 11 段板用幅木部材 12,13 カット面 15 蹴込板用幅木部材 16,17 カット面 19 面材 31 側板(ささら桁) 35 調整材 40 壁パネル

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 段板の側端部の上面に沿って設ける段板
    用幅木部材と、蹴込板の側端部の前面に沿って設ける蹴
    込板用幅木部材とからなる階段用幅木であって、 前記段板用幅木部材の前端部を上面側が鋭角となる45
    ゜のカット面とし、 前記蹴込板用幅木部材の上端部を前面側が鋭角となる4
    5゜のカット面として、 前記段板用幅木部材の上面側と前記蹴込板用幅木部材の
    前面側とを、可撓性を有する面材により接着結合してユ
    ニット化したことを特徴とする階段用幅木。
  2. 【請求項2】 前記段板用幅木部材の後端部も前端部の
    前記カット面と平行する45゜のカット面として、 前記蹴込板用幅木部材の下端部も上端部の前記カット面
    と平行するカット面としたことを特徴とする請求項1記
    載の階段用幅木。
  3. 【請求項3】 前記両幅木部材の芯材がウレタン系素材
    で、 前記面材が軟性塩化ビニール系シート材であることを特
    徴とする請求項1または2記載の階段用幅木。
  4. 【請求項4】 前端部を上面側が鋭角となる45゜のカ
    ット面とし、且つ後端部もこのカット面と平行するカッ
    ト面とした段板用幅木部材の上面側と、 上端部を前面側が鋭角となる45゜のカット面とし、且
    つ下端部もこのカット面と平行するカット面とした蹴込
    板用幅木部材の前面側とを、 可撓性を有する面材により接着結合してユニット化して
    なる階段用幅木を、 段板の前端部がその下方の蹴込板より前方に突出してな
    る階段に組み付ける階段用幅木の組付方法であって、 前記段板用幅木部材の前端部の前記カット面と前記蹴込
    板用幅木部材の上端部の前記カット面とを互いに合わせ
    るように前記面材を折り曲げ、 前記段板の側端部の上面に沿って前記段板用幅木部材を
    載せ、前記蹴込板の側端部の前面に沿って前記蹴込板用
    幅木部材を当てると同時に、 前記段板の前端部の側端部に形成した幅木嵌め込み用の
    切欠部に前記蹴込板用幅木部材を嵌め込んで固定してい
    くことを特徴とする階段用幅木の組付方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011246934A (ja) * 2010-05-26 2011-12-08 Panasonic Electric Works Co Ltd 階段巾木カバー
CN112223477A (zh) * 2020-10-12 2021-01-15 湖州南浔圣格木制品厂 基于木地板改制的木制线条生产工艺

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